JP3561295B2 - Work coupling device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のワークの重ねた板状部をプレス成形によって強固に結合しうる構成簡易なワークの結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図15に示すように、プレハブ工法の建築物に用いられる各種パネル体の枠組を、溝形鋼からなるワークw…から形成することが多々ある。このようなワークw、wの結合は、リベット、溶着の他、一般に「かしめ」と俗称される一種のプレス成形によって行われる。
【0003】
この「かしめ」型のワークの結合装置として、従来、特開昭62−77130号公報に記載された装置(以下従来例1という)、特公昭60−18259号公報に記載された装置(以下従来例2という)、特公昭61−53133号公報に記載された装置(以下従来例3という)などが挙げられる。
【0004】
従来例1は、図16に示すように、有底かつ円柱状の側壁を有する深絞り開口a3を設けたダイa2と、成型ラムのポンチ状の深絞り部a7とを具え、ダイa2上に重ねて載置された薄板w1、w1を、前記深絞り部a7によって深絞り開口a3内で深絞り、圧縮変形させて該薄板w1、w1を結合する装置である。
【0005】
又従来例2は、図17に示すように、ポンチb1と、このポンチb1により内部に2枚の金属薄板w2、w2を押出させて結合させる凹溝を形成するとともに結合された金属薄板w2、w2を取去ると回動して元の状態に復帰する可動型のダイス部分b2、b2とを具える。なお前記凹溝の底面をなすアンビルb3は静止した状態に留められる。
【0006】
又従来例3は、図18に示すように、ポンチc1と、可動型の分壁部c2…からなるダイスc3とを具え、ダイスc3上に載置された板材w3、w3をポンチc1の軸棒c4方向への圧入により結合するとともに、軸棒c4を圧縮スプリングによって突上げ、これによりダイスc3の各分壁部c2…を図中矢印で示す方向に拡開させて板材w3、w3を抜け出させる装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来例1は、前記深絞り開口a3の体積が不変であるため、最終加圧工程において薄板w1を形成する材料の逃げ場がなく、その圧縮変形のために多大のプレス力を要し、ダイa2に極めて大きな偏負荷が掛かるという問題点があり、しかも油逃がし用穴をダイa2に設けると該ダイa2の剛性が不足し、大きな偏負荷を確実に受けられないことがある。
【0008】
又従来例2は、その凹溝の体積がプレス工程において変化するため、プレス力の過度の増大は避けられるものの、ダイス部分b2…を可動型としているので、構成が複雑となり、コストを上昇させるとともに、耐久性の低下が懸念される。
【0009】
又従来例3も、可動型の分壁部c2…からなるダイスc3を用いているため、前記従来例2と同様の問題点がある。
【0010】
本発明は、弾性材により上に付勢されかつダイス穴の底面をなすダイス底金物を具えることによって、ダイス穴の体積を変化させることができ、プレス力の低減化を図りうるとともに、構成を簡略化して、コストを削減し、かつ耐久性を維持しうるワークの結合装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明のワークの結合装置は、複数のワークの重ねた板状部をポンチにより、ダイスの上面で開口するダイス穴に押込み、この板状部に、板面と直角にダイス穴内で凹む絞り部を形成しかつ前記ポンチが絞り部の底部をダイス穴の底面との間で挟圧することによるポンチ側のワークの拡径によってワーク間を結合するとともに、
前記ダイスは、上面で開口しかつ開口から下にのびる周壁を有する前記ダイス穴を設けたダイス本体と、前記ダイス穴の底面をなしダイス本体の前記ダイス穴に弾性材により上に付勢されて配置され下降可能かつ下降位置で停止するダイス底金物とからなる。
【0012】
【作用】
複数のワークの重ねた板状部を、ポンチによりダイスのダイス穴に押込み、この板状部に、板面と直角にダイス穴で凹む絞り部を形成したのち、前記ポンチがこの絞り部の底部をダイス穴の底面との間でさらに挟圧し、ポンチ側のワークの拡径によってワーク間を結合するとともに、前記ダイスは、上面で開口しかつ開口から下にのびる周壁を有する前記ダイス穴を設けたダイス本体と、ダイス穴の底面をなし弾性材により上に付勢されて配置される下降可能なダイス底金物とからなる。従って、前記絞り部の形成ののち、ポンチがこの絞り部の底部をダイス穴の底面との間で挟圧するときに、該底面をなすダイス底金物を弾性材の付勢に逆らって下降させてダイス穴の体積を増大させることができるため、ポンチ側のワーク材料をダイス穴の周壁に向かって拡径させるためのポンチのプレス力を、ダイス穴の体積が不変であるものに比して低減しうるとともに、深絞り(絞り部の形成)とポンチ側のワークの拡径、圧延との各工程における負荷を夫々ダイス本体とダイス底金物とで別々に受持たせるため、ダイス穴体積不変型に比べて構造的な偏負荷を減じることができ、ダイスのコンパクト化を図りうる。
【0013】
さらに拡径する従来の可動型のダイスに比べて、構成を簡略化でき、耐久性を向上しうるとともに、ダイス本体、ダイス底金物などの各パーツの負荷に見合った材質を選択して単純な形状でダイスを構成しうるため、コストの削減を図りうる。
【0014】
又ダイス全体に加わるプレス力を減じるため潤滑油を絞り部の形成に際して用いることができるが、この潤滑油の前記ダイス穴内での貯溜を防ぐために、油逃がし用穴をダイス底金物に設けることができ、又ダイス底金物の外周壁に溝をつけることによって油を逃がしてもよい。
【0015】
このように請求項1の発明によれば、構成の簡略化とプレス力の低減化とによって、耐久性の向上、コストの削減と、ダイスに掛かる負荷の軽減とを両立して達成できる。
【0016】
なお前記ダイス底金物は、弾性材により上に付勢されているため、この弾性材の反発力により、結合されたワークをダイス穴から手をかけずに取出しうるとともに、下降するダイス底金物によって、ワークの結合部での位置ズレを確実に防止しうる。
【0017】
又前記ダイス底金物に、切欠状の凹部をダイス穴の周壁に沿って設けたため、ポンチが前記絞り部の底部をダイス穴の底面との間で挟圧する際のポンチ側のワーク材料の前記凹部への迫出しを増大でき、結合強度を高めうる。
【0018】
さらにダイス底金物の前記凹部に硬質ゴムからなる弾性材を設けたため、下側のワーク材料の凹部への迫出しを該弾性材により抑制しつつポンチ側のワークの拡径、迫出しを十分に確保でき、迫出し圧力を適正化して結合強度を品質よく高いレベルで維持しうる。
【0019】
さらに請求項2の発明において、前記ダイス穴が、下方の大径部とダイス上面の開口付近の小径部とからなる段付状をなすときには、この大径部におけるポンチ側のワークの拡径、迫出しを小径部の径以下で確実に増大でき、ワーク間の結合強度を更に高めうる。
【0020】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1〜4において本発明のワークの結合装置1は、円柱状のポンチ2と、上面で開口するダイス穴4を設けたダイス3とを具える。
【0021】
又ワークWは、本実施例では図15に示すように、ウエブW1の上下縁からフランジW2、W3を張出した溝形鋼から形成されるとともに、このワークW、Wの端部で重ねる上、下のフランジW2、W2、W3、W3がなす各2枚の板状部A、A、B、Bを相互に結合するために、本発明のワークの結合装置1を用いている。
【0022】
なおワークの結合装置1は、本実施例では図13に示すように、基台20の一端部から立上がる下の支持台21上面と、この下の支持台21に下面が向き合いかつ前記基台20の他端部から立上がる本体部22に垂直なシリンダ23を介して取付けられる上の支持台24の下面とに夫々ポンチ2、2を同芯に配するとともに、前記本体部22側面に上下動可能に取付けられた上下の移動台25、26の前記ポンチ2、2と向き合う各面にダイス3、3を固着している。
【0023】
従って、2つのワークW、Wが直角をなす端部を図13、図14に示すように前記上下の移動台25、26に対してく字状に配し、かつ前記シリンダ23を作動させて上の支持台24を下降させることにより、上下一対の前記板状部A、B、A、Bを一挙に結合できる。
【0024】
又前記上下の移動台25、26は、前記ウエブW1の高さに応じて、先端にテーパ部27を設けた進退具の前記テーパ部27の進退によって上下動でき、かつワークW、Wを、シリンダ23の作動による上のポンチ2の下降により下のポンチ2に下の板状部A、Bを押圧する如く下降させる。
【0025】
なおワークの結合装置1は、1つのポンチ2とダイス3とを具えるものでもよく、例えば図15に示すように、ワークWのウエブW1がなす板状部Aにプレート状のワークの板状部Bを結合するために用いることが出来る。
【0026】
前記ダイス3は、図1に示すように、上面で開口しかつ開口から下にのびる周壁5を有するとともに下面の開口を受台30により閉じたダイス穴4を設けたダイス本体6と、前記ダイス穴4の底面4Aをなしかつこのダイス穴4下方に、前記受台30上面の凹部31に設置された弾性材7により上に付勢されて配置されるダイス底金物9とからなる。
【0027】
弾性材7としては、耐油性、耐クラック性、耐疲労性、耐摩耗性などを考慮してウレタンゴムを好適に採用しうる他、天然ゴム、NBR、SBR、BR、CR、アクリルゴムなど、又はそれらの混合又は積層物を採用しうる。
【0028】
なお前記受台30は、ダイス本体6に配設されたパッキン32によりダイス3を単体で取扱うときの抜け落ちが防止されるとともに、前記ダイス底金物9は、前記ダイス穴4の周壁5に沿って前記弾性材7の付勢に逆らって下降できる。
【0029】
又前記ダイス穴4は、ダイス本体6の上面でのこのダイス穴4の開口よりも大きい大径で連続する大径部10を下方に有することにより、この大径部10と、ダイス本体6の上面と整一する上面を有する断面台形状の張出し部34により形成されることによって上面の開口付近に位置し、本実施例では該開口をなす小径部11とからなる段付状を呈する。
【0030】
さらに前記ダイス底金物9の上面周縁は、前記張出し部34の下面に接しうる如く斜めに面取りされた斜面35を有する。
【0031】
複数、本例では2枚の前記板状部A、Bは、図1に示すように、前記ダイス本体6の上面に重ねて載置されるとともに、図2に示すように、前記ポンチ2により、前記ダイス穴4に押込まれて下側の板状部Bがダイス底金物9上面に当接し、この板状部A、Bに、板面と略直角にダイス穴4内で凹む絞り部12、12を形成する。
【0032】
さらにポンチ2が、該ポンチ2側の板状部Aに形成された前記絞り部12の上面をなす底部12Aをダイス穴4の底面4Aをなす前記ダイス底金物9の上面との間で挟圧すると、図3に示すように、ダイス底金物9は前記弾性材7の付勢に逆らって前記受台30上面に当接するまで下降しかつこの下降位置で停止する。このとき、ポンチ2側のワークWの板状部Aは、拡径して下側の板状部Bに食い込む膨出部17が形成され、これによって板状部A、Bは強固に結合される。なおダイス底金物9の下降に伴うダイス穴4の体積増大と、前記大径部10とは、板状部Aの圧延、拡径に際しての材料の逃げを助け、プレス力を軽減しうるとともに、板状部A、Bの相互の結合を確実化する。
【0033】
又結合された板状部A、Bは、ポンチ2の上昇と共に、図4に示すように、弾性材7の付勢によるダイス底金物9の上昇によって人手を介することなくダイス穴4から取出される。
【0034】
図5〜8に本発明の他の実施例を示す。
本例においてワークの結合装置1は、ダイス底金物9の上面周縁に、切欠状の凹部13を前記周壁5に沿って設けた点を除けば、図1〜4に示した実施例のものと略同じ構成を具える。
【0035】
又図5〜8は、夫々図1〜4に対応したワークW、Wの結合方法を示しており、その工程も同じなので詳細な説明は省略する。但し、本実施例では図7に示すように、ポンチ2が、前記絞り部12の底部12Aを、ダイス穴4の底面4Aをなすダイス底金物9の上面との間で挟圧した際、前記凹部13が、下側の板状部Bの逃げ場となり、ポンチ2側の板状部Aの拡径、迫出しを増大させて前記膨出部17の下側の板状部Bへの食い込みを大きくし、より強固なワークW、W間の結合を得られる効果を奏しうる。
【0036】
図9〜12に本発明の他の実施例を示す。
本例においてワークの結合装置1は、図5〜8に示した装置のダイス底金物9の前記切欠状の凹部13に、前記弾性材7として採用しうる硬質ゴムからなる弾性材14を設けた点を除けば、図5〜8の実施例と略同じ構成を具え、従ってその詳細な説明は省略する。
【0037】
なお前記弾性材14は、図10に示す板状部A、Bに絞り部12、12を形成する工程ではその形状が保持されるが、図11に示すように、この弾性材14は、絞り部12をポンチ2で更に押圧した際の下側の板状部Bの逃げ場となり、ポンチ2側の板状部Aの拡径による膨出部17を大きく下側の板状部Bに食い込ませ、これによりより強固な結合を得るとともに、図12に示すダイス底金物9の弾性材7による上昇の際の下側の板状部Bと弾性材14との間の離型性を良好とする。
【0038】
【発明の効果】
叙上の如く本発明のワークの結合装置は、複数のワークの重ねた板状部を、ポンチによりダイスのダイス穴に押込み、この板状部に、板面と直角にダイス穴で凹む絞り部を形成したのち、前記ポンチがこの絞り部の底部をダイス穴の底面との間でさらに挟圧し、ポンチ側のワークの拡径によってワーク間を結合するとともに、前記ダイスは、上面で開口しかつ開口から下にのびる周壁を有する前記ダイス穴を設けたダイス本体と、ダイス穴の底面をなし弾性材により上に付勢されて配置される下降可能なダイス底金物とからなる。従って、前記絞り部の形成ののち、ポンチがこの絞り部の底部をダイス穴の底面との間で挟圧するときに、該底面をなすダイス底金物を弾性材の付勢に逆らって下降させてダイス穴の体積を増大させることができるため、ポンチ側のワーク材料をダイス穴の周壁に向かって拡径させるためのポンチのプレス力を、ダイス穴の体積が不変であるものに比して低減しうるとともに、深絞り(絞り部の形成)とポンチ側のワークの拡径、圧延との各工程における負荷を夫々ダイス本体とダイス底金物とで別々に受持たせるため、ダイス穴体積不変型に比べて構造的な偏負荷を減じることができ、ダイスのコンパクト化を図りうる。
【0039】
さらに拡径する従来の可動型のダイスに比べて、構成を簡略化でき、耐久性の向上を図りうるとともに、ダイス本体、ダイス底金物などの各パーツの負荷に見合った材質を選択して単純な形状でダイスを構成しうるため、コストを低減しうる。
【0040】
又ダイス全体に加わるプレス力を減じるため潤滑油を絞り部の形成に際して用いることができるが、この潤滑油の前記ダイス穴内での貯溜を防ぐために、油逃がし用穴をダイス底金物に設けることができ、又ダイス底金物の外周壁に溝をつけることによって油を逃がしてもよい。
【0041】
このように請求項1の発明によれば、構成の簡略化とプレス力の低減化とによって、耐久性の向上、コストの削減と、ダイスに掛かる負荷の軽減とを両立して達成できる。
【0042】
なお前記ダイス底金物は、弾性材により上に付勢されているため、この弾性材の反発力により、結合されたワークをダイス穴から手をかけずに取出しうるとともに、下降するダイス底金物によって、ワークの結合部での位置ズレを確実に防止しうる。
【0043】
又前記ダイス底金物に、切欠状の凹部をダイス穴の周壁に沿って設けたため、ポンチが前記絞り部の底部をダイス穴の底面との間で挟圧する際のポンチ側のワーク材料の前記凹部への迫出しを増大でき、結合強度を高めうる。
【0044】
又ダイス底金物の前記凹部に硬質ゴムからなる弾性材を設けたため、下側のワーク材料の凹部への迫出しを該弾性材により抑制しつつポンチ側のワークの拡径、迫出しを十分に確保でき、迫出し圧力を適正化して結合強度を品質よく高いレベルで維持しうる。
【0045】
さらに請求項2の発明において、前記ダイス穴が、下方の大径部とダイス上面の開口付近の小径部とからなる段付状をなすときには、この大径部におけるポンチ側のワークの拡径、迫出しを小径部の径以下で確実に増大でき、ワーク間の結合強度を更に高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】絞り部を形成した状態を示す断面図である。
【図3】ポンチ側のワークを拡径させた状態を示す断面図である。
【図4】ワークの取出し状態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】その絞り部を形成した状態を示す断面図である。
【図7】そのポンチ側のワークを拡径させた状態を示す断面図である。
【図8】そのワークの取出し状態を示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図10】その絞り部を形成した状態を示す断面図である。
【図11】そのポンチ側のワークを拡径させた状態を示す断面図である。
【図12】そのワークの取出し状態を示す断面図である。
【図13】ワークの結合装置を例示する側面図である。
【図14】ワークの配置状態を示す部分平面図である。
【図15】ワークを例示する部分斜視図である。
【図16】従来の技術を説明するための断面図である。
【図17】従来の技術を説明するための断面図である。
【図18】従来の技術を説明するための断面図である。
【符号の説明】
2 ポンチ
3 ダイス
4 ダイス穴
5 周壁
6 ダイス本体
7 弾性材
9 ダイス底金物
10 大径部
11 小径部
12 絞り部
13 凹部
14 弾性材
A、B 板状部
W ワーク[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a work combining apparatus having a simple configuration that can firmly combine a plurality of stacked plate-shaped parts by press molding.
[0002]
[Prior art]
For example, as shown in FIG. 15, a frame of various panel bodies used for a prefabricated building is often formed from a work w made of a channel steel. Such joining of the workpieces w, w is performed by rivet, welding, or a kind of press molding generally called "caulking".
[0003]
Conventionally, as an apparatus for joining the "caulking" type work, an apparatus described in Japanese Patent Application Laid-Open No. Sho 62-77130 (hereinafter referred to as Conventional Example 1) and an apparatus described in Japanese Patent Publication No. 60-18259 (hereinafter referred to as Conventional Example). Example 2) and an apparatus described in Japanese Patent Publication No. 61-53133 (hereinafter referred to as Conventional Example 3).
[0004]
Conventional example 1, as shown in FIG. 16, includes a die a2 provided with a deep drawing opening a3 having a bottomed and cylindrical side wall, and a punch-shaped deep drawing part a7 of a molding ram. This is a device in which the stacked thin plates w1 and w1 are deep-drawn in the deep-drawing opening a3 by the deep-drawing portion a7 and are compression-deformed to join the thin plates w1 and w1.
[0005]
As shown in FIG. 17, the conventional example 2 forms a punch b1 and a concave groove for extruding and joining two metal thin plates w2 and w2 therein by the punch b1, and the joined metal thin plates w2, It has movable die parts b2, b2 that rotate and return to the original state when w2 is removed. Note that the anvil b3 forming the bottom surface of the concave groove is kept stationary.
[0006]
Also, as shown in FIG. 18, the conventional example 3 includes a punch c1 and a die c3 having movable partition walls c2..., And the plate members w3 and w3 placed on the die c3 are connected to the axis of the punch c1. While being joined by press-fitting in the direction of the rod c4, the shaft rod c4 is pushed up by a compression spring, thereby expanding the partition walls c2... Of the die c3 in the direction indicated by the arrow in the drawing and exiting the plate members w3, w3. Device.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional example 1, since the volume of the deep drawing opening a3 is invariable, there is no escape place for the material forming the thin plate w1 in the final pressing step, and a large pressing force is required for its compression deformation, and the die There is a problem that an extremely large unbalanced load is applied to a2. Further, if an oil escape hole is provided in the die a2, the rigidity of the die a2 is insufficient, and a large unbalanced load may not be reliably received.
[0008]
In the conventional example 2, the volume of the groove changes in the pressing step, so that an excessive increase in the pressing force can be avoided. However, since the dies b2 are of a movable type, the configuration becomes complicated and the cost increases. At the same time, there is a concern that the durability may decrease.
[0009]
The third conventional example also has the same problems as the second conventional example because the dice c3 including the movable partition walls c2... Is used.
[0010]
The present invention can change the volume of the die hole by providing a die bottom hardware which is urged upward by the elastic material and forms the bottom surface of the die hole, and can reduce the pressing force, and can be configured. The object of the present invention is to provide a work coupling device that can simplify the above, reduce costs and maintain durability.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a work joining apparatus of the present invention is characterized in that a stacked plate-like portion of a plurality of works is pressed by a punch into a die hole opened on an upper surface of a die, and the plate-like portion is perpendicular to the plate surface. Forming a constricted portion recessed in the die hole and coupling the works by expanding the work on the punch side by clamping the bottom of the constricted portion with the bottom surface of the die hole,
The die has a die body provided with the die hole having a peripheral wall that is open at the upper surface and extends downward from the opening, and is formed on a bottom surface of the die hole and urged upward by the elastic material into the die hole of the die body. And a die bottom metal which is arranged and can be lowered and stopped at the lowered position.
[0012]
[Action]
A plate-shaped portion in which a plurality of workpieces are overlapped is pressed into a die hole of a die by a punch, and a narrowed portion is formed in the plate-shaped portion, the hollow being formed by the die hole at right angles to the plate surface. Is further clamped between the bottom surface of the die hole and the work is joined by expanding the diameter of the work on the punch side, and the die is provided with the die hole having a peripheral wall which is open on the upper surface and extends downward from the opening. And a lowerable die bottom metal which forms a bottom surface of the die hole and is urged upward by an elastic material to be disposed. Therefore, after the formation of the constricted portion, when the punch presses the bottom of the constricted portion with the bottom surface of the die hole, the die bottom metal forming the bottom surface is lowered against the urging of the elastic material. Since the volume of the die hole can be increased, the pressing force of the punch for expanding the diameter of the work material on the punch side toward the peripheral wall of the die hole is reduced compared to the case where the volume of the die hole is unchanged In addition, the die body and the die bottom metal can bear the load in each step of deep drawing (formation of the drawn portion), diameter expansion of the work on the punch side, and rolling, respectively, so that the die hole volume invariable type is used. In this case, the structural unbalanced load can be reduced, and the size of the die can be reduced.
[0013]
Compared to conventional movable dies that expand the diameter, the structure can be simplified, durability can be improved, and materials that match the load of each part such as the die body, die bottom hardware etc. are selected and simple Since the dice can be formed in the shape, the cost can be reduced.
[0014]
Further, lubricating oil can be used in forming the narrowed portion in order to reduce the pressing force applied to the entire die, but in order to prevent accumulation of the lubricating oil in the die hole, an oil escape hole is provided in the die bottom metal part. Alternatively, the oil may be released by forming a groove in the outer peripheral wall of the die bottom hardware.
[0015]
As described above, according to the first aspect of the invention, the simplification of the configuration and the reduction of the pressing force can achieve both the improvement of the durability, the reduction of the cost, and the reduction of the load on the die.
[0016]
Since the die bottom metal is urged upward by the elastic material, the resilient force of the elastic material allows the joined work to be taken out of the die hole without hand, and the die bottom metal descending. In addition, it is possible to surely prevent the displacement at the joint portion of the work.
[0017]
Also the die bottom hardware, since a notch-like recess is provided along the peripheral wall of the die holes, the punch-side workpiece material when sandwiched and pressed bottom of the punch is the narrowed portion between the bottom surface of the die hole Protrusion into the recess can be increased, and the bonding strength can be increased.
[0018]
Further, since the elastic material made of hard rubber is provided in the concave portion of the die bottom metal, the diameter of the punch-side work can be sufficiently increased and reduced while suppressing the lower work material from projecting into the concave portion by the elastic material. It is possible to maintain the bonding strength at a high level with good quality by optimizing the unloading pressure .
[0019]
Further, in the invention according to
[0020]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
In FIGS. 1 to 4, the
[0021]
In this embodiment, as shown in FIG. 15, the work W is formed of a channel steel in which flanges W2 and W3 are extended from upper and lower edges of the web W1, and is overlapped at the ends of the works W and W. The
[0022]
In this embodiment, as shown in FIG. 13, the
[0023]
Therefore, the ends of the two workpieces W, W forming a right angle are arranged in a V-shape with respect to the upper and lower movable tables 25, 26 as shown in FIGS. By lowering the support table 24, the pair of upper and lower plate-like portions A, B, A, and B can be connected at once.
[0024]
The upper and lower movable tables 25 and 26 can move up and down by the advancing and retreating of the
[0025]
The
[0026]
As shown in FIG. 1, the
[0027]
As the
[0028]
The
[0029]
In addition, the
[0030]
Further, a peripheral edge of an upper surface of the die
[0031]
As shown in FIG. 1, a plurality of, in this example, two plate-shaped portions A and B are placed on the upper surface of the
[0032]
Further, the
[0033]
As shown in FIG. 4, the joined plate-like portions A and B are taken out of the
[0034]
5 to 8 show another embodiment of the present invention.
In the present embodiment, the
[0035]
FIGS. 5 to 8 show the joining methods of the workpieces W and W corresponding to FIGS. 1 to 4, respectively. However, in this embodiment, as shown in FIG. 7, when the
[0036]
9 to 12 show another embodiment of the present invention.
In the present embodiment, the
[0037]
The shape of the
[0038]
【The invention's effect】
As described above, the work joining apparatus of the present invention is configured such that a plate-shaped portion in which a plurality of works are stacked is pressed into a die hole of a die by a punch, and a drawing portion which is recessed in the plate-shaped portion by a die hole at right angles to the plate surface. After forming the punch, the punch further presses the bottom of the narrowed portion between the bottom of the die hole and the work by joining the work by expanding the diameter of the work on the punch side, and the die is opened at the upper surface and A die main body having the die hole having a peripheral wall extending downward from the opening, and a lowerable die bottom metal which forms a bottom surface of the die hole and is urged upward by an elastic material and arranged. Therefore, after the formation of the constricted portion, when the punch presses the bottom of the constricted portion with the bottom surface of the die hole, the die bottom metal forming the bottom surface is lowered against the urging of the elastic material. Since the volume of the die hole can be increased, the pressing force of the punch for expanding the diameter of the work material on the punch side toward the peripheral wall of the die hole is reduced compared to the case where the volume of the die hole is unchanged In addition, the die body and the die bottom metal can bear the load in each step of deep drawing (formation of the drawn portion), diameter expansion of the work on the punch side, and rolling, respectively, so that the die hole volume invariable type is used. In this case, the structural unbalanced load can be reduced, and the size of the die can be reduced.
[0039]
Compared to the conventional movable die, which has a larger diameter, the structure can be simplified and the durability can be improved.In addition, the material can be selected simply according to the load of each part such as the die body and die bottom hardware. Since the dice can be formed in various shapes, the cost can be reduced.
[0040]
Further, lubricating oil can be used in forming the narrowed portion in order to reduce the pressing force applied to the entire die, but in order to prevent accumulation of the lubricating oil in the die hole, an oil escape hole is provided in the die bottom metal part. Alternatively, the oil may be released by forming a groove in the outer peripheral wall of the die bottom hardware.
[0041]
As described above, according to the first aspect of the invention, the simplification of the configuration and the reduction of the pressing force can achieve both the improvement of the durability, the reduction of the cost, and the reduction of the load on the die.
[0042]
Since the die bottom metal is urged upward by the elastic material, the resilient force of the elastic material allows the joined work to be taken out of the die hole without hand, and the die bottom metal descending. In addition, it is possible to surely prevent the displacement at the joint portion of the work.
[0043]
Also the die bottom hardware, since a notch-like recess is provided along the peripheral wall of the die holes, the punch-side workpiece material when sandwiched and pressed bottom of the punch is the narrowed portion between the bottom surface of the die hole Protrusion into the recess can be increased, and the bonding strength can be increased.
[0044]
In addition, since the elastic material made of hard rubber is provided in the concave portion of the die bottom metal, it is possible to sufficiently expand the diameter of the punch-side workpiece while suppressing the projection of the lower work material to the concave portion by the elastic material. It is possible to maintain the bonding strength at a high level with good quality by optimizing the unloading pressure .
[0045]
Further, in the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state in which a throttle section is formed.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state where the diameter of the work on the punch side is enlarged.
FIG. 4 is a sectional view showing a state in which a work is taken out.
FIG. 5 is a sectional view showing another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which the aperture portion is formed.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state where the work on the punch side is expanded in diameter.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which the work is taken out.
FIG. 9 is a sectional view showing still another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a state in which the narrowed portion is formed.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state where the work on the punch side is expanded in diameter.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a state in which the work is taken out.
FIG. 13 is a side view illustrating a work joining device.
FIG. 14 is a partial plan view showing an arrangement state of a work.
FIG. 15 is a partial perspective view illustrating a work.
FIG. 16 is a cross-sectional view for explaining a conventional technique.
FIG. 17 is a cross-sectional view for explaining a conventional technique.
FIG. 18 is a cross-sectional view for explaining a conventional technique.
[Explanation of symbols]
Claims (2)
前記ダイスは、上面で開口しかつ開口から下にのびる周壁を有する前記ダイス穴を設けたダイス本体と、前記ダイス穴の底面をなしダイス本体の前記ダイス穴に弾性材により上に付勢されて配置され下降可能かつ下降位置で停止するダイス底金物とからなり、
前記ダイス底金物は、切欠状の凹部を前記周壁に沿って設け、かつ該切欠状の凹部に硬質ゴムからなる弾性材を設けたことを特徴とするワークの結合装置。A stacked plate-like portion of a plurality of workpieces is pressed by a punch into a die hole opened on the upper surface of the die, and a narrowed portion is formed in the plate-shaped portion at right angles to the plate surface in the die hole. While the bottom of the die is pressed between the bottom of the die hole and the work on the punch side, the work is joined by expanding the diameter of the work.
The die has a die body provided with the die hole having a peripheral wall that is open at the upper surface and extends downward from the opening, and is formed on a bottom surface of the die hole and urged upward by the elastic material into the die hole of the die body. Ri Do from the die bottom hardware stop at arranged lowerable and lowered positions,
The die bottom hardware is notched like recesses the provided along the peripheral wall, and coupling device of a work you characterized in that an elastic member made of hard rubber in notch-like recess.
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