JP3561122B2 - Thermal storage floor heating unit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の床下から暖房を行う蓄熱式床暖房ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
床暖房装置は、床材の下にヒータ等の発熱体を配置して、室内を床下から暖房するものである。また、蓄熱式床暖房装置は、夜間に発熱体の熱を蓄熱材に蓄積させておき昼間に放熱させるようにした床暖房装置であり、夜間の割安な電力料金を利用してランニングコストの低減を図ることができるという利点を有する。
【0003】
上記蓄熱式床暖房装置には、コンクリート埋設施工方式や根太間施工方式、フリーアクセスフロア方式等の施工方式がある。このうちコンクリート埋設施工方式による蓄熱式床暖房装置の従来の構成例を図6及び図7に基づいて説明する。コンクリート埋設施工方式では、まず家屋等の床下の基礎となるコンクリートのスラブ13上に断熱材4を配置し、その上に帯状のシート材に包まれた蓄熱材5を多数並べて載置すると共に、これらの蓄熱材5の上にヒータ線6を蛇行させて敷設する。そして、ここにモルタル14を流し込むと共に図7に示すワイヤーメッシュ15を敷設して、ヒータ線6や蓄熱材5をこのモルタル14内に埋め込み固めた後に、床仕上げ材7を床張りすることにより施工を完成する。なお、コンクリート埋設施工方式は、根太間施工方式等の乾式工法に対して、このようにモルタル14を流し込むことから湿式工法と称される場合もある。
【0004】
上記蓄熱式床暖房装置は、ヒータ線6から発した熱を床仕上げ材7を介し直接室内に伝えると共に、下方の蓄熱材5に一旦蓄熱させることができる。従って、夜間にヒータ線6に通電を行い、この間に蓄熱材5に蓄熱させた熱を昼間徐々に床仕上げ材7を介して室内に放熱させることにより、夜間の割安な電力料金を利用することができる。また、断熱材4は、これらヒータ線6や蓄熱材5からの熱が下方のスラブ13に逃げるのを防止するためのものであり、これによって効率良く室内を暖房することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のコンクリート埋設施工方式による蓄熱式床暖房装置は、断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6を別個に搬入して現場で配置敷設しなければならないために、作業が煩雑になり現場施工性が悪くなるという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、発熱体と蓄熱材と断熱材をモルタル等のブロック内に予め埋め込んでおくことにより、現場での施工性を向上させることができる蓄熱式床暖房ユニットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1の蓄熱式床暖房ユニットは、上記課題を解決するために、補強板上に形成されたモルタル及び/又はコンクリートのブロックの内部に、断熱材とこの断熱材の上方に積層した蓄熱材及び発熱体とを埋め込み、前記モルタル及び/又は前記コンクリートのブロックの端部に、ユニット同士の接続を行い、温度センサのリード線を挿通するためのPF管を備えたコンクリートボックスを有することを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明によれば、発熱体と蓄熱材と断熱材がモルタル等のブロックの内部に埋め込まれるので、このブロックを現場に搬入し載置すると共に配線の接続を行うだけで施工を完了させることができる。補強板は、このモルタル等のブロックを補強して、輸送時等に割れ等が生じるのを防止するための底板である。
【0009】
また、請求項2の蓄熱式床暖房ユニットは、前記補強板が、モルタル及び/又はコンクリートのブロックの周囲を覆う側壁を周縁部から立設させた容器状であることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明によれば、補強板が容器状であるため、モルタル等をこの容器内に流し込んで固めることができ、モルタル等のブロックを形成するための型枠が不要となる。
【0011】
さらに、請求項3の蓄熱式床暖房ユニットは、前記補強板の側壁から内側に向けて突設した突起部材をモルタル及び/又はコンクリートのブロックの内部に嵌入させたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明によれば、側壁から突出した突起部材がモルタル等のブロックの内部に食い込み保持されることになるので、振動等を受けてこのブロックが補強板から剥離し抜け落ちるのを防止することができる。
【0013】
さらに、請求項4の蓄熱式床暖房ユニットは、モルタル及び/又はコンクリートのブロックの内部に、断熱材とこの断熱材の上方に積層した蓄熱材及び発熱体とを埋め込むと共に、このブロックの内部に補強材を埋め込み、更に、前記モルタル及び/又は前記コンクリートのブロックの端部に、ユニット同士の接続を行い、温度センサのリード線を挿通するためのPF管を備えたコンクリートボックスを有することを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明によれば、発熱体と蓄熱材と断熱材がモルタル等のブロックの内部に埋め込まれるので、このブロックを現場に搬入し載置すると共に配線の接続を行うだけで施工を完了させることができる。補強材は、このモルタル等のブロックを補強して、輸送時等に割れ等が生じるのを防止するために内部に埋め込まれる。
【0015】
さらに、請求項5の蓄熱式床暖房ユニットは、前記補強材が鉄筋であることを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明によれば、強い剛性とある程度の塑性を備えた鉄筋を用いて脆いモルタル等のブロックを確実に補強することができる。鉄筋は、複数本を平行に配置してもよいし、例えば互いに交差させて複数本を配置することもできる。
【0017】
さらに、請求項6の蓄熱式床暖房ユニットは、前記ブロックが、前記鉄筋を埋め込んだスラブからなる下層部と、モルタルからなる上層部とで構成され、前記断熱材と蓄熱材及び発熱体が、このモルタルからなる上層部に埋め込まれたことを特徴とする。
【0018】
請求項6の発明によれば、鉄筋を埋め込んだスラブによって下層部を形成することにより、ブロックの強度を確実に向上させることができる。
【0019】
さらに、請求項7の蓄熱式床暖房ユニットは、前記補強材がワイヤメッシュであることを特徴とする。
【0020】
請求項7の発明によれば、モルタル等のブロックの内部に網状のワイヤメッシュを埋め込むことにより、ブロックの割れ等を確実に防止することができる。
【0021】
なお、本発明は、積層する発熱体と蓄熱材の上下関係については特に限定しないが、通常は蓄熱材の上に発熱体を配置することが好ましい。また、この発熱体の上下に蓄熱材をそれぞれ挟み込むように配置してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0023】
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示すものであって、図1は蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図、図2は蓄熱式床暖房ユニットの平面図、図3は蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図である。なお、図6及び図7に示した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0024】
図6及び図7に示した従来例では、ヒータ線6や蓄熱材5等を配置敷設した床下にモルタル14を流し込むことによりコンクリート埋設施工方式の蓄熱式床暖房装置を構成していた。これに対して、本実施形態(請求項1に対応)の蓄熱式床暖房ユニット1は、予め鉄板2上にモルタルブロック3が成形され、このモルタルブロック3の内部に下方から順に断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6とを積層して埋め込んでいる。モルタルブロック3は、セメント等を砂と混ぜて水を加えて練ったモルタルをブロック状に固めたものである。また、鉄板2は、このモルタルブロック3を補強するための長方形状の補強板であり、これにより輸送時にモルタルブロック3に割れ等が生じるのを防止することができる。
【0025】
本実施形態の蓄熱式床暖房ユニット1を製造するには、まず、この鉄板2上に断熱材4と蓄熱材5を載置して、この上にヒータ線6を蛇行させて敷設する。図1では1組の断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6のみを配置敷設した場合について示すが、図2に示すように、複数組(図2では3組)の断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6を並べて配置敷設することもできる。次に、鉄板2の周囲を図示しない型枠で囲み、この型枠の内部にモルタルを流し込む。そして、このモルタルが固まってモルタルブロック3が形成されると、型枠を外して蓄熱式床暖房ユニット1を完成する。
【0026】
ヒータ線6は、抵抗線を例えばエチレンプロピレンゴム絶縁体で覆い耐熱ビニルシースで被覆したものであり、これを蛇行させて蓄熱材5上に敷設する。また、予めヒータ線6を蛇行させておき、適宜箇所を樹脂テープ等で止めたり、シート材等の間に挟み込んだ面状発熱体を蓄熱材5の上に敷設してもよい。また、このようなヒータ線6に代えて、PTC発熱体(正温度係数発熱体)による面状発熱体を用いることもできる。PTC発熱体は、スクリーン印刷等により形成した発熱層をPET(ポリエチレンテレフタレート)等のシート材の間に挟み込んで使用する。なお、ヒータ線6を用いる場合には、温度センサを用いた閉ループによる温度制御が必要となるが、PTC発熱体を用いる場合には、このPTC発熱体の自動温度制御機能により開ループによる温度制御が可能となる。また、電熱作用により発熱するこれらヒータ線6やPTC発熱体に代えて、誘導加熱等を用いた他の発熱体を用いることも可能である。
【0027】
蓄熱材5は、このヒータ線6が発した熱を一旦蓄積して徐々に時間をかけて放出するものであればよいので、単に熱容量が大きいだけのもの(顕熱のみを利用する蓄熱材)を用いることもできるが、潜熱を利用して温度上昇を伴わずに熱を蓄積できる潜熱型蓄熱材を用いる方が効率が良いため、ここでは融解熱を利用して熱を蓄積するパラフィン系のものを使用する。特に、本実施形態では、蓄熱状態でも液化せず固体状態を保つことができるパラフィン系の潜熱型蓄熱材を用いる。また、断熱材4は、これらヒータ線6や蓄熱材5から放出される熱が下方に逃げるのを防止するためのものであり、熱伝導性の低い空気を大量に含んだウレタンフォームやグラスウール等を用いるのが好ましい。
【0028】
上記構成の蓄熱式床暖房ユニット1は、家屋等の床下の基礎となるコンクリートのスラブ上に所定個数を並べて載置し配線の接続を行う。そして、必要に応じてさらにこの上からモルタルを流し込んで固めることにより施工を行う。従って、この蓄熱式床暖房ユニット1は、ヒータ線6と蓄熱材5と断熱材4がモルタル14のブロックによって一体化された状態で現場に搬入されスラブ上に設置するだけで施工が完了するので、工事の手間を大幅に軽減することができる。なお、床下のスラブは、各蓄熱式床暖房ユニット1を載置支持するための周縁部のみを露出させ、これ以外の部分に断熱材を埋め込んでおくことにより、断熱効果をさらに高めるようにすることもできる。このようにして設置した蓄熱式床暖房ユニット1の上方には、図6に示した従来例と同様に、床仕上げ材7が床張りされる。
【0029】
また、上記各蓄熱式床暖房ユニット1は、図2に示すように、モルタルブロック3の一端部の両側にそれぞれコンクリートボックス3aを形成しておき、隣接する蓄熱式床暖房ユニット1同士の配線をこのコンクリートボックス3a内で接続するようにしている。各モルタルブロック3の両側のコンクリートボックス3aの間には、予めヒータ線6の配線用のケーブル8が埋め込まれると共に、温度センサ用のリード線を通すためのPF管9も埋め込まれている。従って、隣接する蓄熱式床暖房ユニット1のケーブル8同士を順次コンクリートボックス3a内で接続し、最後にこのケーブル8を電源に接続することにより、各ヒータ線6をパラレルに接続することができる。また、各蓄熱式床暖房ユニット1の温度センサからのリード線も順次PF管9を通して温度制御装置に接続することができる。
【0030】
上記蓄熱式床暖房ユニット1は、従来と同様に、ヒータ線6からの熱をモルタル14と床仕上げ材7を介して室内に伝えることにより床暖房を行う。また、夜間にヒータ線6に通電を行うことにより蓄熱材5に蓄熱させ、この蓄熱材5からの熱を終日にわたって室内に放出させることにより、割安な電力料金を利用することもできる。
【0031】
なお、上記実施形態では、補強板として平板状の鉄板2を用いたが、図3に示すように、この鉄板2の周縁部に側壁2aを立設して容器状とすることもできる(請求項2に対応)。このように側壁2aを設けると、型枠を用いることなくモルタルを流し込んでモルタルブロック3を形成することができる。しかも、モルタルブロック3は、この側壁2aによって周囲も保護されるので、輸送時に乱暴な扱いを受けても割れ等が生じるようなおそれがなくなる。また、この側壁2aには、内側に向けて突起部材10を突設してもよい(請求項3に対応)。この場合、側壁2a内にモルタルを流し込んでモルタルブロック3を形成すると、この内部に突起部材10が嵌入することになり、これによってモルタルブロック3が鉄板2や側壁2aから剥離するのを防止することができる。
【0032】
なお、上記第1実施形態では、補強板として鉄板2を用いた場合について説明したが、ある程度の剛性を有する板材であれば、このような鉄材に限らず、他の金属板又は木製の板材等を用いることもできる。また、この補強板の形状も長方形状には限定されない。さらに、上記第1実施形態では、断熱材4を鉄板2上に直接載置した場合について示したが、この鉄板2の上方にある程度浮かせてモルタルブロック3の内部に完全に埋め込むことも可能である。
【0033】
図4〜図5は本発明の第2実施形態を示すものであって、図4は蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図、図5は蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図である。なお、図1〜図3に示した第1実施形態と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記して説明を省略する。
【0034】
本実施形態(請求項4に対応)の蓄熱式床暖房ユニット1は、モルタルブロック3の内部に、第1実施形態と同様の断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6を下方から順に積層して埋め込んだものである。そして、このモルタルブロック3は、底部に鉄板2を配置する代わりに、内部に補強材として鉄筋11を埋め込んでいる(請求項5に対応)。
【0035】
本実施形態の蓄熱式床暖房ユニット1を製造するには、まず、容器状の型枠内の底部にのみモルタルを流し込んで固める。次に、この上に断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6を配置敷設すると共に、その周囲に鉄筋11を配置する。そして、容器状の型枠内にモルタルを追加して流し込み固めることによりモルタルブロック3を完成する。すると、これら断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6が積層された状態でモルタルブロック3の内部に完全に埋め込まれると共に、補強材の鉄筋11も埋め込まれる。なお、これら断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6と鉄筋11を予め支持材を用いて型枠の底部から浮かせて支持しておけば、モルタルを1度に流し込むことができるようになる。
【0036】
上記構成の蓄熱式床暖房ユニット1は、第1実施形態のものと同様に、スラブ上に所定個数を並べて載置するだけでよいので、現場施工性を向上させることができる。しかも、モルタルブロック3の内部には、鉄筋11が埋め込まれるので、鉄板2を使用しなくても十分な強度を得ることができる。
【0037】
なお、上記第2実施形態では、蓄熱式床暖房ユニット1をモルタルブロック3のみで形成したが、図5に示すように、スラブからなるスラブブロック12を下層部とし、この上にモルタルブロック3の上層部を形成することもできる(請求項6に対応)。この場合、鉄筋11は、スラブブロック12の内部に埋め込み、断熱材4と蓄熱材5とヒータ線6は、モルタルブロック3の内部に埋め込む。このようにすれば、モルタルブロック3が、鉄筋11によって補強されたコンクリートのスラブブロック12によって保護されるので、輸送時の乱暴な取り扱いにも十分に耐えることができるようになる。
【0038】
また、上記第2実施形態では、補強材として鉄筋11を用いた場合について説明したが、これに代えて又はこれと共にワイヤメッシュ等の任意の補強材を用いることができる(請求項7に対応)。
【0039】
さらに、上記第1と第2の実施形態では、蓄熱材5の上にヒータ線6等の発熱体を敷設する場合について説明したが、これら発熱体と蓄熱材5の上下関係は特に限定されず、この発熱体の上下両側に蓄熱材5をそれぞれ配置するようにしてもよい。
【0040】
さらに、上記第1と第2の実施形態で用いたモルタルブロック3は、セメント等に混ぜる砂に小石等を加えてコンクリートによるブロックとすることもできる。例えば、図4と図5に示したモルタルブロック3をコンクリートのブロックに代えると、ほぼ同様の構成となる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の蓄熱式床暖房ユニットによれば、発熱体と蓄熱材と断熱材がモルタル等のブロックの内部に埋め込まれるので、このブロックを現場に搬入し載置等を行うだけで施工を完了させることができ、現場施工性の向上を図ることができる。また、このブロックは、補強板の上に形成されたり、補強材が埋め込まれるので、輸送時等に割れ等が生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱式床暖房ユニットの平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱式床暖房ユニットの構成を示す縦断面正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すものであって、蓄熱式床暖房ユニットの他の構成を示す縦断面正面図である。
【図6】従来例を示すものであって、蓄熱式床暖房装置を設置した家屋の床の断面を示す斜視図である。
【図7】従来例を示すものであって、コンクリート埋設施工方式の蓄熱式床暖房装置の構成例を示す縦断面正面図である。
【符号の説明】
1 蓄熱式床暖房ユニット
2 鉄板
2a 側壁
3 モルタルブロック
4 断熱材
5 蓄熱材
6 ヒータ線
10 突起部材
11 鉄筋
12 スラブブロック[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a regenerative floor heating unit that heats a building from under the floor.
[0002]
[Prior art]
A floor heating device arranges a heating element such as a heater below a floor material to heat the room from under the floor. In addition, the regenerative floor heating system is a floor heating system that stores heat of the heating element in the heat storage material at night and radiates the heat during the day. This has the advantage that it can be achieved.
[0003]
The above-mentioned regenerative floor heating devices include construction methods such as a concrete burial construction method, a joist construction method, and a free access floor method. Among them, a conventional configuration example of a regenerative floor heating device using a concrete burying construction method will be described with reference to FIGS. In the concrete burying construction method, first, a
[0004]
The above-mentioned regenerative floor heating device can directly transfer the heat generated from the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned conventional heat storage type floor heating apparatus using the concrete burying method requires complicated work because the
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances, and by previously embedding a heating element, a heat storage material, and a heat insulating material in a block of mortar or the like, a heat storage type that can improve workability on site. It aims to provide a floor heating unit.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
That is, in order to solve the above-mentioned problem, the regenerative floor heating unit according to the first aspect has a heat insulating material laminated inside a mortar and / or concrete block formed on a reinforcing plate and above the heat insulating material. embeds a heat storage material and the heat generating element, on an end portion of the mortar and / or the concrete blocks, makes a connection between the units, the concrete boxes with PF tube for inserting the lead wires of the temperature sensor It is characterized by having .
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the heating element, the heat storage material, and the heat insulating material are embedded in the block such as the mortar, so that the block is carried in to the site and mounted, and the connection is completed only by connecting the wiring. Can be done. The reinforcing plate is a bottom plate for reinforcing this block of mortar or the like to prevent cracks or the like from occurring during transportation or the like.
[0009]
Further, the regenerative floor heating unit according to
[0010]
According to the second aspect of the present invention, since the reinforcing plate is in the shape of a container, mortar or the like can be poured into the container and solidified, and a mold for forming a block of the mortar or the like is not required.
[0011]
Further, the regenerative floor heating unit according to
[0012]
According to the third aspect of the present invention, since the projecting member projecting from the side wall is bitten and held inside the block of mortar or the like, it is possible to prevent the block from peeling off and falling off from the reinforcing plate due to vibration or the like. be able to.
[0013]
Further, the heat storage type floor heating unit according to claim 4 embeds a heat insulating material and a heat storage material and a heating element laminated above the heat insulating material inside a mortar and / or concrete block, and also inside the block. It embeds the reinforcing member, further, an end portion of the mortar and / or the concrete blocks, makes a connection between the units, to have the concrete boxes with PF tube for inserting the lead wires of the temperature sensor It is characterized by.
[0014]
According to the fourth aspect of the present invention, since the heating element, the heat storage material, and the heat insulating material are embedded in the block such as the mortar, the construction is completed only by carrying the block to the site and mounting it and connecting the wiring. Can be done. A reinforcing material is embedded inside the mortar or the like to reinforce the block and prevent cracks or the like from occurring during transportation or the like.
[0015]
Furthermore, the regenerative floor heating unit according to
[0016]
According to the invention of
[0017]
Further, in the regenerative floor heating unit according to
[0018]
According to the invention of
[0019]
Further, the regenerative floor heating unit according to
[0020]
According to the invention of
[0021]
In the present invention, the vertical relationship between the stacked heat generating elements and the heat storage material is not particularly limited, but it is usually preferable to arrange the heat generating elements on the heat storage material. Further, the heat storage material may be arranged above and below the heating element so as to sandwich the heat storage material.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
1 to 3 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a longitudinal sectional front view showing a configuration of a regenerative floor heating unit. FIG. 2 is a plan view of a regenerative floor heating unit. 3 is a longitudinal sectional front view showing another configuration of the regenerative floor heating unit. Components having the same functions as those of the conventional example shown in FIGS. 6 and 7 are denoted by the same reference numerals.
[0024]
In the conventional example shown in FIGS. 6 and 7, the
[0025]
In order to manufacture the regenerative
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
In the regenerative
[0029]
In addition, as shown in FIG. 2, each of the regenerative
[0030]
The regenerative
[0031]
In the above-described embodiment, the
[0032]
In the first embodiment, the case where the
[0033]
4 and 5 show a second embodiment of the present invention. FIG. 4 is a longitudinal sectional front view showing the configuration of a regenerative floor heating unit, and FIG. 5 shows another configuration of a regenerative floor heating unit. It is a longitudinal section front view shown. It should be noted that components having the same functions as those of the first embodiment shown in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0034]
The regenerative
[0035]
In order to manufacture the regenerative
[0036]
Similar to the first embodiment, the regenerative
[0037]
In the second embodiment, the regenerative
[0038]
In the second embodiment, the case where the reinforcing
[0039]
Further, in the first and second embodiments, the case where the heating element such as the
[0040]
Further, the
[0041]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the regenerative floor heating unit of the present invention, since the heating element, the heat storage material, and the heat insulating material are embedded in the block such as mortar, the block is transported to the site and mounted. The construction can be completed only by performing the above operations, and the on-site workability can be improved. Further, since this block is formed on a reinforcing plate or a reinforcing material is embedded therein, it is possible to prevent cracks or the like from occurring during transportation or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1, showing an embodiment of the present invention, is a longitudinal sectional front view showing a configuration of a regenerative floor heating unit.
FIG. 2, showing an embodiment of the present invention, is a plan view of a regenerative floor heating unit.
FIG. 3, showing an embodiment of the present invention, is a longitudinal sectional front view showing another configuration of the regenerative floor heating unit.
FIG. 4, showing an embodiment of the present invention, is a longitudinal sectional front view showing a configuration of a regenerative floor heating unit.
FIG. 5, showing an embodiment of the present invention, is a longitudinal sectional front view showing another configuration of the regenerative floor heating unit.
FIG. 6 is a perspective view showing a conventional example, showing a cross section of a floor of a house in which a regenerative floor heating device is installed.
FIG. 7 is a longitudinal sectional front view showing a conventional example and showing a configuration example of a regenerative floor heating device of a concrete burying construction system.
[Explanation of symbols]
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