JP3559292B2 - Piano handle switch device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はピアノハンドルスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からピアノハンドル操作により操作するピアノハンドルスイッチが知られている。従来のピアノハンドルスイッチは上下方向のモジュールが23mmであり、2個使用しようとすれば46mmとなり、NEMA規格で分類されたCタイプの規格(ヨーロッパ及びヨーロッパの旧植民地の規格)の埋め込みボックスにはサイズが大きすぎて取付けることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来例の問題点を解決することを目的とするものであって、その目的とするところは、2つのハンドルスイッチ機構部を備えながら上下方向の寸法を短くできてCタイプの埋め込みボックスにも対応できるようにするピアノハンドルスイッチ装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のピアノハンドルスイッチ装置は、単一のハウジングAに2個のスイッチ機構部Bを組み込んだ押釦スイッチ105のハウジングAの押釦132のある面側に設けた支持部に2個のピアノハンドル143を取付けたピアノハンドルスイッチを取付け枠40に取付け、取付け枠40を、NEMA規格において分類されるBSタイプの埋め込みボックス45に対応する第1の取付け部2とNEMA規格において分類されるCタイプの規格に適応した第2の取付け部とを有する配線器具プレート枠1に取付け、上記第1の取付け部2を、中央部が開口部4となった四角枠状をした配線器具プレート枠1の対向する辺にそれぞれ、BSタイプの埋め込みボックス45の開口縁に設けたねじ孔47に螺合したねじを緩めた状態で該ねじの頭部を入れることができる大径孔5と、該大径孔5に連通し大径孔5に入れたねじ47の軸部が嵌め込まれてねじ締めするための弧状孔6とで構成し、上記第2の取付け部を、配線器具プレート枠1の対応する辺の下面部にそれぞれ突部9を突設し、突部9の内面部側に凹部10を形成し、凹部10の底面部に内側に行くにしたがって背方となるように下り傾斜した傾斜面11を設け、傾斜面11に連通するように突部9に内外に連通する孔12を設け、傾斜面11に突部9に設けたねじ孔14を開口させ、孔にヘ字状をした取付け金具13の一片13aを差し込んで該一片13aに設けた挿入孔15に挿入したねじ16を上記ねじ孔14に螺合し、ねじ16を緩めることでねじ16の頭部が上記一片13aを押圧せず且つねじ13を締め付けることで頭部により一片13aを傾斜面11に押圧して他片13bを外方に突出させるように構成して成るものであって、このような構成を採用することで上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成したものである。
【0005】
【作用】
しかして、上記の構成の本発明によれば、ピアノハンドルを取付けた状態では、2個のピアノハンドルスイッチを備えた配線器具プレート枠を、第1の取付け部と第2の取付け部とを選択して使用することで、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格にも適応して取付けてBSタイプ、Cタイプのいずれにおいても2個のピアノハンドルスイッチとして利用でき、また、ピアノハンドルを取付けない状態では2個の押釦スイッチと同等の機能を有するものを第1の取付け部と第2の取付け部とを選択して使用することで、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格にも適応して取付けて2個の押釦スイッチとして利用でき、この結果、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格においても2個のピアノハンドルスイッチとして利用したり、あるいは2個の押釦スイッチとして利用したりできるものである。
【0006】
【実施例】
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。本実施例のピアノハンドル式スイッチは、図1乃至図5に示すように単一のハウジングAに2個のスイッチ機構部Bを組み込んだものである。単一のハウジングAは合成樹脂製のボディ105aとカバー105bとで形成されており、各々仕切り203、304により2つの室に仕切ってある。そして、カバー105bには、後述の取付け枠40の係止孔40aに着脱自在に取付け可能とするために、両端面に一対の係止爪111を夫々突設してあり、一方の係止爪111の背部には空間112を形成し、係止爪111が背方へ弾性的にたわむようにしてある。従って、取付け枠40の係止孔40aに係止爪111を係止させて押釦スイッチ105を着脱自在に取り付けることができるようにしてある。
【0007】
この押釦スイッチ105のボディ105a内の2つの室にはそれぞれ共通端子板115、端子板118、120、各端子板に対応した鎖錠ばね及び解除釦からなる速結端子が収納してある。ここで、端子板118には固定接点125aが固着してあり、端子板120にも固定接点125bが固着してある。
上記固定接点125a,125bの間には導電板からなる開閉体124が回動自在に立設してある。この開閉体124は、共通端子板115から延出された支持片115a上に立設され、両端下部に設けた図示しない突部を各室の内側壁に形成されたV状凹部127に嵌め込んで、V状凹部127の下部を中心に回動自在となっている。そして、開閉体124の上部両面に設けてある可動接点129を回動に応じて固定接点125a,125bに接離して、共通接続端子部と、第1または第2の接続端子部との間を接続,切離を行う。
【0008】
上記開閉体124は、図示しないコイルスプリング、反転ハンドル131、押釦132、スライドカム133、復帰ばね137で構成された反転機構により反転駆動される。ここで、コイルスプリングは、下部が上記開閉体124の上縁に係止され、上部が反転ハンドル131に下方から突設してある筒部131a内に収められ、反転ハンドル131の回動に応じて開閉体124を反転駆動するものである。反転ハンドル131は、両側に設けた逆三角形状の軸131bをカバー105bの内壁に形成された図示しない軸受けに枢支して回動自在に取り付けられ、上部の両端にスライドカム133に掛合する掛合突起134を突設してある。押釦132はカバー105bに上下動自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね37により常時上方に付勢されている。スライドカム133は両端下面に上記反転ハンドル131の掛合突起134に摺動係合する掛合カム体138が形成され、押釦132の下面側において摺動自在に取り付けられ、内部に形成されたハ状の一対のばね片133aの間に押釦132の下面に形成している突起132aが挿入され、このばね片133aで復帰力を与えている。
【0009】
ピアノハンドル143は、枢支端側の下面から一対の回動片143aを垂設すると共に、押圧操作端側の下面から押釦スイッチ105からの抜け止め用の一対の抜止片143bを垂設してある。上記回動片143aはカバー105bに形成された支持部である凹部154に係合され、抜止片143bが空所112内に挿入され、抜止片143b側の押圧操作端側を押圧すると、回動片143a側を支点としてピアノタッチ式に回動する。そして、このピアノハンドル143の回動により押釦スイッチ105の押釦132を押圧操作する。そして、このピアノハンドル143は平面視略半円形状をしており、図12、図13に示す半円形状のピアノハンドル143をそれぞれ上記のようにカバー105bに1対取付けることで、2個の半円形状のピアノハンドル143の並設した外形形状が円状となるようになっている。
【0010】
上記のように単一のハウジングAに2個のスイッチ機構部Bを並設して設けた本発明のピアノハンドルは図10に示すような取付け枠40に図5乃至図8のように取付けられる。すなわち取付け枠40の係止孔40aにカバー105bに設けた係止爪111を係止することで取付けてある。取付け枠40には更に、後述の配線器具プレート枠1の配線器具係止部18に係止するための被係止部40bが設けてある。
【0011】
配線器具プレート枠1は図11、図16に示すように四角枠状をしており、中央部に四角の開口部4が形成してある。配線器具プレート枠1の4辺にはそれぞれの中央部にNEMA規格において分類されているBSタイプの埋め込みボックス(イギリス及び旧イギリスの植民地における埋め込みボックス)に対応する第1の取付け部2が設けてある。すなわち、大径孔5と、この大径孔5に一端部が連通した弧状孔6とで第1の取付け部2が形成してある。配線器具プレート枠1の四隅部にはそれぞれ木ねじ固定用孔7が設けてあり、配線器具プレート枠1の各辺の両端部付近にそれぞれプレートカバー係止孔8が設けてある。配線器具プレート枠1の対向する一対の辺の下面部にはそれぞれ突部9が突設してあり、この突部9の内面部側は上方から切欠してあって凹部10が形成してあり、この凹部10の底面部は内側に行くにしたがって背方となるように下り傾斜した傾斜面11となっており、傾斜面11の前方側端部に連続するように突部9に内外に連通するように孔12が設けてある。この傾斜面11にはねじ孔14が開口していて取付け金具取付け部3となっている。また、傾斜面11には突部9に設けたねじ孔14の端部が開口している。孔12にはへ字状をした取付け金具13の一片13aが差し込んであり、一片13aに設けた挿入孔15にねじ16を挿入し、ねじ16をねじ孔14に螺合してある。そして、ねじ16を緩めることでねじ16の頭部が一片13aを押圧せず、このため、取付け金具13の他辺13bは図6の実線に示すように外方に突出しないが、ねじ16を締め付けて頭部により一片13aを傾斜面11に押圧することで図6の破線に示すように先端に食い込み部17を有する他片13bが外方に突出して開くものである。そして、この取付け金具13はNEMA規格において分類されているCタイプの規格(すなわちヨーロッパ及び旧ヨーロッパの植民地における規格)に適応しており、これがCタイプに対応する第2の取付け部となっている。配線器具プレート枠1には更に配線器具係止部18が設けてある。更に上記突部9を突設した方の一対の辺には凹部10に対向してねじ操作用切り欠き部19が設けてある。
【0012】
図14、図15において20はプレートカバーであって上記配線器具プレート枠1の前面側に配置して配線器具プレート枠1を覆うようにして取付けられるものであり、ハンドル用の開口部21が設けてあり、開口部21は円状となっている。このプレートカバー20の背面部には上記した配線器具プレート枠1のプレートカバー係止孔8に係止自在とした係止脚部22が突設してある。
【0013】
しかして、本発明のピアノハンドルスイッチを取付けた取付け枠40は被係止部40bを配線器具プレート枠1に設けた配線器具係止部18のうち背方側の配線器具係止部18に係止して取付けられる。
上記のように配線器具プレート枠1にピアノハンドスイッチを組み込んた取付け枠40を取付けた状態で、Cタイプの規格の国において埋め込みボックスを用いない場合、Cタイプに対応する第2の取付け部である取付け金具13を用いて壁の凹部に取付け金具13を圧接して取付けるものである。すなわち、NEMA規格においてCタイプに分類される規格の国においては、Cタイプの規格の取付け金具13を取付け金具取付け部3に取付け、ねじ16を締め付けて頭部により一片13aを傾斜面11に押圧することで図6の破線に示すように先端に食い込み部17を有する他片13bを外方に突出して開き、他片13bの先端の食い込み部17を壁に設けた凹部の内壁に食い込ませて取付けるものである。また、BSタイプの規格の国において埋め込みボックスに上記配線器具プレート枠1を取付ける場合、第1の取付け部2を用いて取付けるものである。すなわち、図17に示すようなBSタイプの埋め込みボックス45を壁に埋め込み、この埋め込みボックス45に上記配線器具プレート枠1を第1の取付け部2を用いて取付けるものである。この場合、図17に示すように埋め込みボックス45の開口縁にねじ孔47を有する固定片46を設けてあり、ねじ孔47にねじを螺合しておき、ねじを緩めた状態でねじの頭部を大径孔5から入れ、弧状孔6をねじの軸部に嵌め込み、この状態でねじを締め付けることで取付けるものである。ちなみに図17においてイは75mm、ロは60.3mm、ハは75mmであり、また、ニは25mm、35mm、46mmの各サイズがある。
【0014】
そして、配線器具プレート枠1の表面側にはプレートカバー20が係止脚部22を配線器具プレート枠1のプレートカバー係止孔8に係止することで取付けられて、配線器具プレート枠1をプレートカバー20により覆う。この場合、開口部21に半円状のピアノハンドル143を2個並設したものが嵌め込まれる。
なお、埋め込みボックス45を用いることなく木ねじ固定用孔7から木ねじ等を挿入して壁に直接固定するようにしてもよい。
【0015】
ところで、配線器具プレート枠1にCタイプの規格に対応する取付け金具13を取付けることができるように突部9を設けて突部9間の距離(図16においてLで示す)が33.2mmとしたので、Aタイプにおけるピアノハンドルスイッチ(Aタイプの規格の国である日本のJIS規格のピアノハンドルスイッチ)の上下のモジュール寸法23mmのものを2個並べた場合には46mmとなって2個並べて取付けることができないが、本発明においては、上記のように単一のハウジングAに2個のスイッチ機構部Bを組み込んだ構成とすることでCタイプの規格に対応するように一対の取付け金具13を取付けるために一対の突部9を設けても、2つのスイッチ機構部Bを備えたピアノハンドルを取付けることができるようになったものである。尚、図16においてハッチングで示す部分が一対の突部9を設けた配線器具プレート枠1内における配線器具を取付けるための最大有効取付けエリアを示しており、このハッチングで囲ったエリアの外周線をMで示している。図7、図9における符号Mもこの最大有効取付けエリアの外周線を示している。
【0016】
次に、図18乃至図23に基づいてピアノハンドルスイッチの動作を簡単に説明する。なお、図18はピアノハンドル143を何等操作していない状態であり、図20はピアノハンドル143の押圧操作端を一杯に押した状態を示し、図19はその途中における動作状態を示し、図21はピアノハンドル143の押圧操作を解除してピアノハンドル143が復帰した状態を示し、図23はピアノハンドル143の押圧操作端を再度一杯に押した状態を示し、図22は図21と図23との途中における動作状態を示しており、図18は図23の状態でピアノハンドル143の押圧操作を解除してピアノハンドル143が復帰した状態を示している。いま、図18の状態でピアノハンドル143を操作したとすると、図19のようにピアノハンドル143の操作に伴って押釦132が復帰ばね37に抗して押し下げられ、押釦132の押し下げによりスライドカム133が下降する。そして、スライドカム133の図中右側の掛合カム体138が、反転ハンドル131の右側の掛合突起134に当たることにより、反転ハンドル131が回動される。このとき、反転ハンドル131の回動に伴ってスライドカム133が図中の右側にスライドしている。このようにして反転ハンドル131が反転回動されると、コイルスプリングが反転して開閉体124が反転し、可動接点129が一方の固定接点125bから開離して、他方の固定接点125aに接触する(図20参照)。この反転後、ピアノハンドル143の押し下げ力を解除すると、図21のように、復帰ばね37で押釦132が押し上げられ、このときピアノハンドル143が元の状態に戻る。そして、これと同時にスライドカム133もばね片133aのばね力で中央部に摺動復帰する。その後にもう1度図22に示すようにピアノハンドル143を操作した場合には、図23のように反転ハンドル131が上述の場合と逆方向に反転回動し、これにより可動接点129が固定接点125bに接触するように接点切換が行われ、ここでピアノハンドル143の押し下げ力を解除すると再び図18の状態に戻るものである。
【0017】
なお、ピアノハンドルスイッチには図3に示すように接点の切換や負荷のオン、オフ等を表示するためにネオンランプ200を設け、このネオンランプ200の光を図12に示すようにピアノハンドル143に設けた表示窓201から表示するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明にあっては、上述のように、単一のハウジングに2個のスイッチ機構部を組み込んだ押釦スイッチのハウジングの押釦のある面側に設けた支持部に2個のピアノハンドルを取付けたピアノハンドルスイッチを取付け枠に取付け、取付け枠を、NEMA規格において分類されるBSタイプの埋め込みボックスに対応する第1の取付け部とNEMA規格において分類されるCタイプの規格に適応した第2の取付け部とを有する配線器具プレート枠に取付け、上記第1の取付け部を、中央部が開口部となった四角枠状をした配線器具プレート枠の対向する辺にそれぞれ、BSタイプの埋め込みボックスの開口縁に設けたねじ孔に螺合したねじを緩めた状態で該ねじの頭部を入れることができる大径孔と、該大径孔に連通し大径孔に入れたねじの軸部が嵌め込まれてねじ締めするための弧状孔とで構成し、上記第2の取付け部を、配線器具プレート枠の対応する辺の下面部にそれぞれ突部を突設し、突部の内面部側に凹部を形成し、凹部の底面部に内側に行くにしたがって背方となるように下り傾斜した傾斜面を設け、傾斜面に連通するように突部に内外に連通する孔を設け、傾斜面に突部に設けたねじ孔を開口させ、孔にヘ字状をした取付け金具の一片を差し込んで該一片に設けた挿入孔に挿入したねじを上記ねじ孔に螺合し、ねじを緩めることでねじの頭部が上記一片を押圧せず且つねじを締め付けることで頭部により一片を傾斜面に押圧して他片を外方に突出させるように構成したので、ピアノハンドルを取付けた状態では、2個のピアノハンドルスイッチを備えた配線器具プレート枠を、第1の取付け部と第2の取付け部とを選択して使用することで、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格にも適応して取付けてBSタイプ、Cタイプのいずれにおいても2個のピアノハンドルスイッチとして利用でき、また、ピアノハンドルを取付けない状態では2個の押釦スイッチと同等の機能を有するものを第1の取付け部と第2の取付け部とを選択して使用することで、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格にも適応して取付けて2個の押釦スイッチとして利用でき、この結果、NEMA規格において分類されるBSタイプ、Cタイプのいずれの規格においても2個のピアノハンドルスイッチとして利用したり、あるいは2個の押釦スイッチとして利用したりできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピアノハンドルスイッチのピアノハンドルを省略した状態の平面図である。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の正面断面図である。
【図5】同上のピアノハンドルを取付けた状態の平面図である。
【図6】同上の配線器具プレート枠への取付け状態を示す概略側面図である。
【図7】同上の概略平面図である。
【図8】同上の概略正面図である。
【図9】同上の一対の突部とピアノハンドルとの位置関係を示す説明図である。
【図10】同上に用いる取付け枠を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は一部破断側面図である。
【図11】同上に用いる配線器具プレート枠を示し、(a)は平面図であり、(b)は一部破断正面図であり、(c)は一部破断側面図である。
【図12】同上に用いるピアノハンドルを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図13】同上に用いる他のピアノハンドルを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図14】同上に用いるプレートカバーを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面断面図であり、(c)は一部破断側面図である。
【図15】同上に用いる配線器具プレート枠とプレートカバーを示す斜視図である。
【図16】同上の一対の突部間の距離を示す説明図である。
【図17】同上に用いるBSタイプの埋め込みボックスを示し、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。
【図18】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【図19】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【図20】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【図21】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【図22】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【図23】同上のピアノハンドルスイッチの動作説明図である。
【符号の説明】
A ハウジング
B スイッチ機構部 [0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a piano handle switch device .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a piano handle switch operated by a piano handle operation is known. The conventional piano handle switch has a vertical module of 23 mm, and if it uses two, it will be 46 mm, and it will be embedded in a C type standard (Europe and the former colonial European standard) classified by NEMA standard. Was too large to fit.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the conventional example, and the object of the present invention is to provide a C-type device that can reduce the vertical dimension while having two handle switch mechanisms. It is an object of the present invention to provide a piano handle switch device which can be used in an embedded box.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to the piano handle switch device of the present invention, two
[0005]
[Action]
According to the present invention having the above configuration, when the piano handle is mounted, the wiring device plate frame having two piano handle switches is selected from the first mounting portion and the second mounting portion. By using it, it can be used as two piano handle switches in both BS type and C type by installing it in conformity with any of BS type and C type classified in NEMA standard. In the state where the piano handle is not mounted, by using the one having the same function as two push button switches by selecting the first mounting part and the second mounting part, the BS type classified in the NEMA standard, It can be used as two pushbutton switches by mounting in conformity with any standard of C type, and as a result, BS type classified in NEMA standard, Or use as a two piano handle switch even in the type of any of the standard, or those that can or use as a two push button switches.
[0006]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings. As shown in FIGS. 1 to 5, the switch of the piano handle type according to this embodiment has two switch mechanisms B incorporated in a single housing A. The single housing A is formed of a
[0007]
Each of the two chambers in the
An open /
[0008]
The opening /
[0009]
The
[0010]
As described above, the piano handle of the present invention in which two switch mechanisms B are provided side by side in a single housing A is mounted on a
[0011]
The wiring
[0012]
14 and 15,
[0013]
Thus, the mounting
When the mounting
[0014]
Then, a
Note that a wood screw or the like may be inserted from the wood
[0015]
By the way, the
[0016]
Next, the operation of the piano handle switch will be briefly described with reference to FIGS. FIG. 18 shows a state in which the
[0017]
As shown in FIG. 3, the piano handle switch is provided with a
[0018]
【The invention's effect】
According to the present invention, as described above, two piano handles are mounted on the support provided on the surface of the housing of the push button switch where the two switch mechanisms are incorporated in the single housing. A piano handle switch is mounted on a mounting frame, and the mounting frame is mounted on a first mounting portion corresponding to a BS type embedded box classified in the NEMA standard and a second mounting adapted to a C type standard classified in the NEMA standard. And mounting the first mounting portion on the opposing sides of a rectangular frame-shaped wiring device plate frame having an opening at the center, respectively, with the openings of BS type embedded boxes. A large-diameter hole into which the head of the screw can be inserted in a state where the screw screwed into the screw hole provided on the edge is loosened; An arc-shaped hole into which the shaft portion is fitted and screwed in, and wherein the second mounting portion has a projecting portion projecting from a lower surface of a corresponding side of the wiring device plate frame, and an inner surface of the projecting portion. A concave portion is formed on the side of the concave portion, an inclined surface that is inclined downward toward the inside as it goes inward is provided on the bottom portion of the concave portion, and a hole that communicates inside and outside the protrusion is provided so as to communicate with the inclined surface, Open the screw hole provided in the protrusion on the inclined surface, insert a piece of mounting bracket in the shape of a letter into the hole, screw the screw inserted into the insertion hole provided in the one piece into the above screw hole, screw the screw By loosening, the head of the screw did not press the one piece, and by tightening the screw, the head pressed one piece against the inclined surface and the other piece protruded outward, so the piano handle was attached. In the state, a wiring fixture with two piano handle switches By selecting and using the first mounting portion and the second mounting portion, the port frame can be mounted in conformity with any of the BS type and the C type classified in the NEMA standard and the BS type. , C type can be used as two piano handle switches, and when the piano handle is not attached, a switch having the same function as the two push button switches is provided with a first attachment portion and a second attachment portion. By selecting and using these, it is possible to use it as two pushbutton switches by mounting in conformity with any of the BS type and the C type classified according to the NEMA standard, and as a result, classified according to the NEMA standard Used as two piano handle switches or as two push button switches in both BS type and C type standards You can do it.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a piano handle switch according to the present invention with a piano handle omitted.
FIG. 2 is a side sectional view of the same.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is a front sectional view of the same.
FIG. 5 is a plan view showing a state where the piano handle is attached.
FIG. 6 is a schematic side view showing a state of attachment to the wiring instrument plate frame of the above.
FIG. 7 is a schematic plan view of the same.
FIG. 8 is a schematic front view of the same.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a positional relationship between a pair of projections and a piano handle of the above.
FIGS. 10A and 10B show a mounting frame used in the embodiment, in which FIG. 10A is a plan view, FIG. 10B is a front view, and FIG. 10C is a partially cutaway side view.
FIGS. 11A and 11B show a wiring device plate frame used in the above, wherein FIG. 11A is a plan view, FIG. 11B is a partially cutaway front view, and FIG. 11C is a partially cutaway side view.
FIGS. 12A and 12B show a piano handle used in the embodiment, in which FIG. 12A is a plan view and FIG. 12B is a front view.
FIGS. 13A and 13B show another piano handle used in the embodiment, in which FIG. 13A is a plan view and FIG. 13B is a front view.
14A and 14B show a plate cover used in the above, wherein FIG. 14A is a plan view, FIG. 14B is a front sectional view, and FIG. 14C is a partially cutaway side view.
FIG. 15 is a perspective view showing a wiring device plate frame and a plate cover used in the above.
FIG. 16 is an explanatory diagram showing a distance between a pair of protrusions of the above.
17A and 17B show a BS type embedding box used in the embodiment, wherein FIG. 17A is a plan view and FIG. 17B is a cross-sectional view.
FIG. 18 is an operation explanatory view of the piano handle switch of the above.
FIG. 19 is an explanatory diagram of the operation of the piano handle switch of the above.
FIG. 20 is an explanatory diagram of the operation of the piano handle switch of the above.
FIG. 21 is an explanatory diagram of the operation of the piano handle switch of the above.
FIG. 22 is a diagram illustrating the operation of the above piano handle switch.
FIG. 23 is a diagram illustrating the operation of the piano handle switch of the above.
[Explanation of symbols]
A housing B switch mechanism
Claims (1)
上記第1の取付け部を、中央部が開口部となった四角枠状をした配線器具プレート枠の対向する辺にそれぞれ、BSタイプの埋め込みボックスの開口縁に設けたねじ孔に螺合したねじを緩めた状態で該ねじの頭部を入れることができる大径孔と、該大径孔に連通し大径孔に入れたねじの軸部が嵌め込まれてねじ締めするための弧状孔とで構成し、
上記第2の取付け部を、配線器具プレート枠の対応する辺の下面部にそれぞれ突部を突設し、突部の内面部側に凹部を形成し、凹部の底面部に内側に行くにしたがって背方となるように下り傾斜した傾斜面を設け、傾斜面に連通するように突部に内外に連通する孔を設け、傾斜面に突部に設けたねじ孔を開口させ、孔にヘ字状をした取付け金具の一片を差し込んで該一片に設けた挿入孔に挿入したねじを上記ねじ孔に螺合し、ねじを緩めることでねじの頭部が上記一片を押圧せず且つねじを締め付けることで頭部により一片を傾斜面に押圧して他片を外方に突出させるように構成し
て成ることを特徴とするピアノハンドルスイッチ装置。A piano handle switch in which two piano handles are attached to a support portion provided on the side of the push button switch where the push button is provided in a single housing and in which two switch mechanisms are incorporated, is attached to a mounting frame. Mounting on a wiring device plate frame having a first mounting portion corresponding to a BS type embedded box classified in NEMA standard and a second mounting portion adapted to C type standard classified in NEMA standard ,
A screw in which the first mounting portion is screwed into a screw hole provided at an opening edge of a BS type embedding box on each of opposing sides of a rectangular wiring frame plate frame having an opening at the center. A large-diameter hole into which the head of the screw can be inserted in a loosened state, and an arc-shaped hole for communicating with the large-diameter hole and inserting the shaft of the screw into the large-diameter hole to tighten the screw. Make up,
The second mounting portion is provided with a protrusion on the lower surface of the corresponding side of the wiring device plate frame, a recess is formed on the inner surface side of the protrusion, and the lower portion of the recess goes inward at the bottom. Provide a slope inclined downward so as to be on the back, provide a hole communicating with the inside and outside of the protrusion so as to communicate with the slope, open a screw hole provided in the protrusion on the slope, and make a hole in the hole Inserting a piece of mounting bracket in the shape of a letter, screwing the screw inserted into the insertion hole provided in the piece into the screw hole, loosening the screw so that the head of the screw does not press the piece and tightens the screw A piano handle switch device characterized in that one part is pressed against the inclined surface by the head and the other part is projected outward .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28830292A JP3559292B2 (en) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | Piano handle switch device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28830292A JP3559292B2 (en) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | Piano handle switch device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06139874A JPH06139874A (en) | 1994-05-20 |
JP3559292B2 true JP3559292B2 (en) | 2004-08-25 |
Family
ID=17728414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28830292A Expired - Lifetime JP3559292B2 (en) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | Piano handle switch device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3559292B2 (en) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0220240U (en) * | 1988-07-26 | 1990-02-09 | ||
JPH0414715A (en) * | 1990-05-02 | 1992-01-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Piano handle-type switch |
JPH04104414A (en) * | 1990-08-21 | 1992-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | Pushbutton switch |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28830292A patent/JP3559292B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06139874A (en) | 1994-05-20 |
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