JP3558531B2 - Powder molding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉末冶金等の分野において、圧縮方向に直交して貫通する横孔を有するような形態の圧粉体を成形するに際して好適な粉末成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような圧粉体を成形する方法としては、特開平4−327398号公報…(1)や特開平10−118795号公報…(2)に示されるように、横孔形成用の棒状部材をを予めダイにセットしてダイのキャビティに粉末を充填し、粉末を圧縮する方法が知られている。これら成形方法では、キャビティを横断する横ロッドの下方にも粉末が十分充填されて均一な充填密度が得られるように、棒状部材を回転させたり、下パンチを下降させて粉末を吸い込んだり、あるいはダイや下パンチを振動させたりしている。
【0003】
一方、実公昭51−46415号公報…(3)には、キャビティに充填した粉末に横孔形成用の棒状部材を貫通させてから圧粉体を圧縮する装置が開示されている。また、実公平2−16879号公報…(4)や実公平3−20071号公報…(5)には、キャビティに充填した粉末を圧縮してから、その圧粉体に横孔形成用の棒状部材を貫通させる装置が開示されている。すなわち、これらの場合はキャビティへの粉末の充填もしくは充填後の圧縮を終えてから横孔を形成しており、キャビティへの粉末の充填に関しては著しい問題は生じないといった点で、上記のような横孔形成用の棒状部材を粉末充填前に予めダイにセットする方法よりは有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報(1)〜(3)のように、横孔形成用の棒状部材が貫通された粉末を圧縮すると、この棒状部材はダイに挿入されているので圧縮の負荷を受け、変形もしくは折損したり、圧粉体の密度が上下方向に不均一になったりするおそれがあった。このような不具合は、粉末のニュートラルゾーンに棒状部材が的確に配されていれば回避されるであろうが、実際にはその制御が困難であり実用化の可能性は低いと想定される。そこで、上記公報(4)、(5)のように、粉末を圧縮した後の圧粉体に棒状部材を貫通させる技術の方が実用的ではあるが、この場合、粉末の圧縮は棒状部材から離れた位置で行い、この後に圧粉体を移動させて棒状部材を圧粉体に貫通させている。このため、横孔の形成位置すなわち圧粉体と棒状部材との相対的な位置関係を高精度に決定することが難しく、また、工程の増加も伴うので操業が繁雑化するといった問題があった。
【0005】
さらに、上記公報(3)〜(5)のように、粉末に棒状部材を貫通させた後はその部分の粉末が放出されるが、その放出された粉末に関しては、回収して再使用する旨の記載はあるものの、再使用のための具体的構成は開示されていない。
【0006】
したがって本発明は、粉末に貫通させた横孔形成用の棒状部材に圧縮時の負荷がかからず、かつ圧粉体の密度が均一化され、さらに工程の簡素化ならびに放出された粉末の再使用化を容易に図ることができる粉末成形装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の粉末成形装置は、ダイと、このダイ内に挿入され、粉末が充填されるキャビティをダイとともに形成する圧縮パンチと、ダイを圧縮パンチによる粉末の圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態に支持するダイ支持手段と、キャビティに粉末を充填する粉末充填手段と、先端部に周溝を有し、ダイに、圧縮方向と直交する方向に沿ってキャビティに対し進退自在に設けられ、その進出時に、キャビティに充填された粉末を貫通する横パンチと、この横パンチの周溝に係合する圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して横パンチに連結され、該横パンチを進退させるアクチュエータと、横パンチの進出によりキャビティから放出された粉末を受けるとともに粉末充填手段に導く粉末リターン経路とを備えることを特徴としている。
上記粉末成形装置によれば、きわめて好適に次の工程1〜5にしたがって粉末を圧粉体に成形していくことができる。
「工程1」ダイと、このダイ内に挿入される圧縮パンチとにより形成されるキャビティに、粉末充填手段により粉末を充填する。
「工程2」前記キャビティに充填した粉末に、前記圧縮パンチによる粉末の圧縮方向と直交する方向に横パンチを貫通させるとともに、この貫通操作でキャビティから放出された粉末を、ダイから前記粉末充填手段にわたって設けた粉末リターン経路に導く。
「工程3」前記ダイを、前記圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態として、圧縮パンチにより粉末を所定の成形圧力で圧縮して圧粉体を成形する。
「工程4」前記圧縮パンチによる粉末の圧縮操作を解除し、前記横パンチを前記圧粉体から抜く。
「工程5」前記ダイから前記圧粉体を取り出す。
【0008】
図1(a)〜(c)を参照して上記本発明の装置による粉末成形方法を具体的に説明する。同図で符合1はダイ、2、3は圧縮パンチを構成する上下のパンチである。まず、「工程1」では、図1(a)に示すように、ダイ1と下パンチ3とにより形成されるキャビティ1aに、粉末フィーダ等の図示せぬ粉末充填手段を用いて粉末Pを充填する。次いで、「工程2」では、図1(b)に示すように、水平方向にダイ1を貫通する横パンチ(横孔形成用の棒状部材)4を待機位置から進出させ、粉末Pに貫通させる。これにより粉末Pには横孔5が形成され、横パンチ4で打ち抜かれた粉末P1はダイ1に隣接して設けられたリターン室6内に放出される。粉末Pに対する横パンチ4の貫通速度を比較的速くすることにより、粉末Pに崩れが生じずシャープな横孔5を形成することができる。リターン室6内の粉末P1は、図示せぬ粉末リターンプッシャによって粉末充填手段に戻され、再使用される。
【0009】
次の「工程3」で、ダイ1を粉末Pの圧縮方向(上下方向)に任意に移動可能な浮動状態とするが、横パンチ4もダイ1と一体に浮動状態となる。この状態から、図1(c)に示すように上下のパンチ2、3により粉末Pを圧縮し、圧粉体P2とする。この際、横パンチ4の上下部分のいずれか一方に偏った負荷がかかろうとしても、ダイ1がその負荷方向に移動して緩衝される。このため、横パンチ4の変形あるいは折損が防止されるとともに、圧粉体の密度を均一化させることができる。次いで、「工程4」で上下のパンチ2、3による圧縮操作を解除してから、横パンチ4を後退させて圧粉体P2から引き抜く。圧縮操作を解除すると、圧粉体においては圧縮による応力が開放されてスプリングバッグが生じ、このため、横パンチ4を圧粉体P2から引き抜くことができる。この後、「工程5」で、下パンチ3により圧粉体P2をダイ1から上に押し出すなどして、圧粉体P2を取り出す。
【0010】
本発明の粉末成形装置による粉末成形方法においては、「工程1」でキャビティに粉末を充填した後、この粉末を、圧縮パンチにより、「工程3」での成形圧力よりも低い圧力で予備圧縮してもよい。この予備圧縮のときにも、ダイを粉末の圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態としておく。したがって、「工程2」では、このように予備圧縮された粉末に対して横パンチを貫通させることになり、したがって、粉末の崩れがより抑えられる。
【0011】
図2(a)〜(d)はその方法を図示しており、まず、「工程1」で、図2(a)に示すようにキャビティ1aに粉末Pを充填した後、図2(b)に示すように上下のパンチ2、3で粉末Pを予備圧縮する。次いで、「工程2」で横パンチ4を粉末Pに貫通させ(図2(c))、「工程3」で上下のパンチ2、3により粉末Pを所定の成形圧力で圧縮し、圧粉体P2とする(図2(d))。この後は、上記と同様にして圧粉体P2をダイ1から取り出す。
【0012】
予備圧縮で粉末にかける圧力は、横パンチの貫通により放出される粉末が圧粉体の状態になりにくく粉末化が容易なように、予備圧縮による粉末の密度が、見掛け密度の1.6倍以下の密度になるよう設定されていることが、放出された粉末を再使用する上で好ましい。例えば、見掛け密度が3.0g/cm3の鉄粉の場合は4.8g/cm3以下の圧力で、また、見掛け密度が2.5g/cm3の銅粉の場合は4.0g/cm3以下の圧力で、それぞれ予備圧縮することになる。本発明では、キャビティへの粉末充填から予備圧縮、横孔形成、本圧縮を、粉末を移動させることなく一連の動作で行うことができるので、工程の簡素化が図られる。
【0013】
ここで、本発明の粉末成形装置においては、横パンチの進退動作を、横パンチにガイドを介して連結されたアクチュエータで駆動する構成としている。ガイドは、粉末の圧縮方向に延びる切欠きを有し、この切欠きを、横パンチの先端部に設けられた周溝に係合することにより、横パンチはアクチュエータの動作に連動して進退する。ガイドの切欠きは圧 縮方向に延びているので、横パンチはアクチュエータに規制されず、このアクチュエータに対して圧縮方向に相対的に移動自在とされ、したがって横パンチはダイと一体に圧縮方向に移動可能となっている。
【0014】
上記粉末充填手段の具体例としては、ホッパ等から随時供給される粉末を貯留し、キャビティ上に進出することにより内部の粉末をキャビティに落下させて充填するような底無し箱状の粉末フィーダが挙げられる。また、粉末リターン経路の具体例としては、ダイから粉末充填手段わたって配管されたパイプやホース等が挙げられる。
【0015】
上記粉末成形装置では、横孔形成により放出された粉末を粉末充填手段に戻して再使用する構成としているが、これとは異なる粉末の再使用手段を備えた次の粉末成形装置も本発明としている。すなわち、その粉末成形装置は、ダイと、このダイ内に挿入され、粉末が充填されるキャビティをダイとともに形成する圧縮パンチと、ダイを圧縮パンチによる粉末の圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態に支持するダイ支持手段と、キャビティに粉末を充填する粉末充填手段と、先端部に周溝を有し、ダイに、圧縮方向と直交する方向に沿ってキャビティに対し進退自在に設けられ、その進出時に、キャビティに充填された粉末を貫通する横パンチと、この横パンチの周溝に係合する圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して横パンチに連結され、該横パンチを進退させるアクチュエータと、横パンチの進出によりキャビティから放出された粉末を受けるリターン室と、先端部に周溝を有し、ダイに、圧縮方向と直交する方向に沿ってリターン室に対し進退自在に設けられ、その進出時に、リターン室内の粉末をキャビティに押し込んで戻す粉末リターンプッシャと、この粉末リターンプッシャの周溝に係合する圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して粉末リターンプッシャに連結され、該粉末リターンプッシャを進退させるアクチュエータとを備えることを特徴としている。
上記粉末成形装置によれば、きわめて好適に次の工程1〜6にしたがって粉末を圧粉体に成形していくことができる。
「工程1」ダイと、このダイ内に挿入される圧縮パンチとにより形成されるキャビティに粉末を充填する。
「工程2」前記キャビティに充填した粉末に、前記圧縮パンチによる粉末の圧縮方向と直交する方向に横パンチを貫通させる。
「工程3」前記ダイを、前記圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態として、圧縮パンチにより粉末を所定圧力で圧縮して圧粉体を成形する。
「工程4」前記圧縮パンチによる粉末の圧縮操作を解除し、前記横パンチを前記圧粉体から抜く。
「工程5」前記ダイから前記圧粉体を取り出す。
「工程6」前記「工程2」において前記横パンチの粉末に対する貫通操作により前記キャビティから放出された粉末を、粉末リターンプッシャによってキャビティに戻す。
【0016】
この粉末成形装置では、横孔形成により放出された粉末を、「工程6」においてキャビティに直接戻し、次の成形でキャビティに充填される新たな粉末と混合させることにより再使用を図る点を特徴している。なお、本方法においても先の方法のように、「工程1」でキャビティに粉末を充填した後、この粉末を、圧縮パンチにより、「工程3」での成形圧力よりも低い圧力で予備圧縮してもよい点は全く同様である。
【0017】
この発明の粉末成形装置においては、先の発明の粉末成形装置と同様に横パンチ、ガイドおよびアクチュエータを備え、さらに、これらと同様の構成の粉末リターンプッシャ、ガイドおよびアクチュエータを備えている。すなわち、粉末リターンプッシャの進退動作がアクチュエータによってなされ、これらは、粉末リターンプッシャの先端部に設けられた周溝に、ガイドの切欠きが係合することにより、このガイドを介して互いに連結されている。ガイドの切欠きは圧縮方向に延びているので、粉末リターンプッシャはアクチュエ ータに規制されず、このアクチュエータに対して圧縮方向に相対的に移動自在とされ、したがって粉末リターンプッシャはダイと一体に圧縮方向に移動可能となっている。粉末リターンプッシャとガイドおよびアクチュエータは、先の発明の横パンチ、ガイドおよびアクチュエータと同一の構成で、しかも、キャビティを挟んで左右対称の状態に設けることができる。
【0018】
本装置によれば、横パンチにより放出される粉末は、一旦リターン室内に置かれ、粉末の圧縮、取り出しが行われた後、粉末リターンプッシャの動作によりキャビティに押し込まれて戻され、次の成形でキャビティに充填される新たな粉末と混合されることにより再使用される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(1)第1の実施形態
図3〜図6は、第1の実施形態に係る粉末成形装置により、粉末を圧縮して圧粉体を得る工程を示している。この場合の圧粉体は、例えば、図7(a)、(b)に示すような、粉末の圧縮方向(矢印B)に直交する横孔5が貫通形成されているものとされる。なお、図7(a)の圧粉体における圧縮方向に延びる縦孔7は横孔5とは連通しておらず、縦孔7は図3〜図6には図示しないコアロッドにより形成される。
【0020】
図3〜図6において、符合11は基台となるボルスタ、12はボルスタ11のピット11aを覆ってボルスタ11上に固定されたベースプレートである。ボルスタ11のピット11a内には、油圧シリンダのピストン13によって上下動するヨークプレート14が配されている。ベースプレート12の上方には、ダイプレート15およびこのダイプレート15内に支持されたダイ1が配されている。ダイプレート15は、ベースプレート12を貫通して上下に延びる複数のガイドロッド16を介してヨークプレート14に連結されており、したがってダイ1およびダイプレート15はヨークプレート14と一体に上下動する。また、ベースプレート12上には、ダイ1とともにキャビティ1aを形成する下パンチ(圧縮パンチ)3が挿入され、さらにキャビティ1aの上方には、図5に示すように上パンチ(圧縮パンチ)2が配されている。
【0021】
符合17は、底無し箱状の粉末フィーダ(粉末充填手段)である。この粉末フィーダ17内には図示せぬホッパから粉末が随時供給され、粉末が貯留される。粉末フィーダ17は、ダイプレート15上におけるキャビティ1aの図3で右側が待機位置とされ、この待機位置からキャビティ1a上に前進することにより、内部の粉末をキャビティ1aに落下させて充填する。そして、待機位置に後退する過程で、その下端縁により粉末が擦り切られキャビティ1aへの粉末Pの充填量が一定とされる。
【0022】
ダイ1は、ダイプレート15内に形成されたシリンダ室18により、所定範囲の上下動が可能となっている。ダイ1は、ダイプレート15の下面に設けられた流体出入口18aから、シリンダ室18におけるダイ1の下方部分に流体(油、空気等)が供給されることにより、上下動可能な浮動状態に支持される。この場合、シリンダ室18と流体とにより、ダイ支持手段が構成される。シリンダ室18に供給された流体の圧力によりダイ1が上限まで上昇すると、ダイ1の上面はダイプレート15のそれと面一になる。
【0023】
ダイ1には、キャビティ1aを挟んで直線的に対向する2つの水平孔21、6が形成されており、一方(図3で左側)の水平孔21には、横パンチ4がキャビティ1aに対し進退自在に挿入されている。この横パンチ4は、ダイ1の側方に設けられたアクチュエータ4Aにより駆動され、もっとも進出すると、図4に示すように、キャビティ1aを横断し、かつ先端部が他方の水平孔(以下、リターン室と称する)6に挿入させられる。
【0024】
図8に示すように、横パンチ4のアクチュエータ4A側の端部には、周溝22aにより係合部22が形成され、この係合部22が、アクチュエータ4Aの先端部に設けられたガイド23内に係合されている。係合部22がガイド23内に係合され、周溝22aがガイド23に形成された上下に延びる切欠き23aを通ることにより、横パンチ4は、アクチュエータ4Aの動作に連動し、かつ、上下方向にはアクチュエータ4Aに規制されず移動自在である。したがって、横パンチ4はダイ1およびダイプレート15と一体に上下動可能となっている。
【0025】
図3に示すように、前記リターン室6には、ダイプレート15に挿入されたリターンパイプ(粉末リターン経路)24の一端が接続されている。このリターンパイプ24の材質は屈曲自在なフレキシブル素材であり、その他端は前記粉末フィーダ17に接続されている。後述するように、横パンチ4によりリターン室6に打ち抜かれた粉末P1(図4参照)は、後続の粉末により順次押され、リターンパイプ24を経て粉末フィーダ17に戻され、再使用される。
【0026】
次に、上記の第1の実施形態に係る粉末成形装置の動作を工程を追って説明する。なお、この工程は、自動制御装置等により連続的に繰り返し行うことが可能である。
「工程1」
図3に示すように、ダイプレート15のシリンダ室18に流体を供給することによりダイ1を上限まで上昇させ、横パンチ4を、その先端面がキャビティ1aを形成するダイ1の内周壁に一致する位置まで後退させる。さらに、横パンチ4がキャビティ1aの上下方向の中央、すなわち粉末Pの充填深さの中央(ニュートラルゾーン)に位置するようにダイプレート15を移動させ、これを初期状態として保持する。次いで、粉末フィーダ17を前進させてキャビティ1aに粉末Pを充填する。
【0027】
「工程2」
図4に示すように、アクチュエータ4Aにより、横パンチ4を進出させて粉末Pに貫通させ、横孔5を形成する。横パンチ4で打ち抜かれた粉末P1は、リターン室6に押し込まれる。
【0028】
「工程3」
図5に示すように、上パンチ2を下降させて粉末Pの圧縮を開始する。この圧縮操作では、圧縮される粉末Pとダイ1の内周壁との間に生じる摩擦力がしだいに増し、それにつれてダイ1はシリンダ室18の流体を圧縮しつつ下降する。これによって粉末Pは上下のパンチ2、3から均等な圧力を受けることになる。すなわち、横パンチ4の上部に上パンチ2による偏った負荷がかかることなく、その負荷が生じようとしてもダイ1が下降することにより緩衝される。このため、横パンチ4の変形あるいは折損が防止されるとともに、圧粉体の密度を均一化させることができる。
【0029】
「工程4」
所定の成形圧力をかけて粉末Pを圧縮し終えたら、上パンチ2を上昇させてダイ1から抜き、さらにダイプレート15を若干上昇させ、上下のパンチ2、3による圧縮操作を解除する。次いで、アクチュエータ4Aにより横パンチ4を後退させて圧粉体P2から引き抜く。上下のパンチ2、3による圧縮操作を解除すると、圧粉体P2においては圧縮による応力が開放されてスプリングバッグが生じ、このため、横パンチ4を圧粉体P2から引き抜くことができる。
【0030】
「工程5」
図6に示すように、ダイプレート15を下降させ、下パンチ3により圧粉体P2をダイ1から相対的に上に押し出し、その圧粉体P2を取り出す。
【0031】
上記「工程1」〜「工程5」を繰り返すことにより圧粉体P2を連続して得るが、その過程で、キャビティ1a内の粉末Pが横パンチ4により打ち抜かれてリターン室6に放出された粉末P1は、後続の粉末により順次押され、リターンパイプ24を経て粉末フィーダ17に戻され再使用される。
【0032】
(2)第2の実施形態
次に、図9〜図14を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
図9〜図14は、第2の実施形態に係る粉末成形装置により、上記第1の実施形態と同様の図7(a)、(b)に示すような圧粉体を成形する工程を示している。なお、これら図9〜図14で上記第1の実施形態で参照した図3〜図6と同一の構成要素には同一の符合を付し、その説明を省略する。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、粉末を再使用するための構成にあり、したがって、前記リターンパイプ24は設けられていない。
【0033】
さて、第2の実施形態においては、キャビティ1aを挟んで、前記横パンチ4およびアクチュエータ4Aと同様の、粉末リターンプッシャ(以下、プッシャと略称する)31およびアクチュエータ31Aが、略左右対称の状態で設けられている。すなわち、前記リターン室6にはプッシャ31が摺動自在に挿入され、このプッシャ31は、アクチュエータ31Aによりリターン室6内をキャビティ1aに対して進退するよう構成されている。プッシャ31とアクチュエータ31Aとの連結構造は、図8に示した横パンチ4とアクチュエータ4Aとの連結構造と同一である。
【0034】
次に、上記の第2の本発明に係る粉末成形装置の動作を工程を追って説明する。
「工程1」
図9に示すように、第1の実施形態で説明した初期状態とし、さらに、プッシャ31を、その先端面がダイ1の内周壁に一致する位置まで後退させ、この状態から、粉末フィーダ17によりキャビティ1aに粉末Pを充填する。次いで、図10に示すように、上パンチ2を下降させて粉末Pを予備圧縮する。予備圧縮は、予備圧縮による粉末Pの密度が、キャビティ1aに充填された粉末Pの見掛け密度の1.6倍以下の密度になるような圧力で行う。この予備圧縮でも、上記第1の実施形態における圧縮工程と同様に、粉末Pとダイ1の内周壁との間に生じる摩擦力によりダイ1はシリンダ室18の流体を圧縮しつつ下降し、その作用で粉末Pは上下のパンチ2、3から均等な圧力を受ける。
【0035】
「工程2」
図11に示すように、アクチュエータ31Aによりプッシャ31を後退させてから、横パンチ4を進出させて予備圧縮した粉末Pに貫通させ、横孔5を形成する。あるいは、プッシャ31の後退速度を横パンチ4の進出速度よりも速くすることにより、横パンチ4とプッシャ31をほぼ同時に作動させてもよい。横パンチ4で打ち抜かれた粉末P1は、リターン室6に押し込まれる。
【0036】
「工程3」
図12に示すように、上パンチ2を下降させて予備圧縮した粉末Pの圧縮(本圧縮)を開始し、圧粉体P2を成形する。この圧縮操作により、横パンチ4の変形あるいは折損が防止されるとともに、圧粉体P2の密度を均一化させることができるといった効果を、上記第1の実施形態と同様に得ることができる。
【0037】
「工程4」
所定の成形圧力をかけて粉末Pを圧縮し終えたら、上パンチ2を上昇させてダイ1から抜き、さらにダイプレート15を若干上昇させ、上下のパンチ2、3による粉末Pの圧縮操作を解除する。次いで、アクチュエータ4Aにより横パンチ4を後退させて圧粉体P2から引き抜く。
【0038】
「工程5」
図13に示すように、ダイプレート15を下降させ、下パンチ3により圧粉体P2をダイ1から相対的に上に押し出し、その圧粉体P2を取り出す。
【0039】
「工程6」
図14に示すように、アクチュエータ31Aによりプッシャ31をダイ1の内周壁に一致するまで前進させる。すると、リターン室6に放出された粉末P1はキャビティ1aに戻される。キャビティ1aに戻された粉末P1は、次の成形でキャビティ1aに充填される新たな粉末と混合されることにより再使用される。なお、プッシャ31でキャビティ1aに戻される粉末P1は、新たに充填される粉末と混合されればよいので、粉末フィーダ17が前進して新たな粉末がキャビティ1aに充填されている最中にプッシャ31を作動させてもよい。また、予備圧縮された粉末Pは、その密度が見掛け密度の1.6倍以下と適宜に低くされているので、プッシャ31によりリターン室6からキャビティ1aに送り込まれると容易に粉末化し、圧縮されたことによって次の成形体に影響を及ぼすことはない。
【0040】
(3)第3の実施形態
次に、図15〜図19を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。
図15〜図19は、第3の実施形態に係る粉末成形装置により、例えば、図7(c)に示すような圧粉体を成形する工程を示している。図7(c)の圧粉体は、長方形状の枠体であって、枠体内の角孔8はコアロッドにより形成され、さらに枠体には圧縮方向(矢印B)に直交して角孔8に連通する2つの横孔5が、互いに対向して貫通形成されている。
【0041】
図15〜図19において、符合11はボルスタ、12はボルスタ11のピット11aを覆ってボルスタ11上に固定されたベースプレート、14は油圧シリンダのピストン13によって上下動するヨークプレート、16はガイドロッドであり、これら構成要素は上記第1の実施形態と同様のものである。ベースプレート12の上方には、ダイプレート15と一体構造のダイ1が配されている。ベースプレート12上には、ダイ1とともにキャビティ1aを形成する円筒状の下パンチ3が挿入され、さらにキャビティ1aの上方には上パンチ2が配されている。下パンチ3の内部には、前記角孔8を形成するためのコアロッド41が摺動自在に挿入されている。
【0042】
このコアロッド41は、鍔部41bが形成された下端部が、ヨークプレート14上の中央に固定されたケース45内に収納されており、ベースプレート12を貫通して上端部が下パンチ3の内部に挿入されている。ケース45は、ケース本体45aおよびリング45bとからなり、コアロッド41の鍔部41bがリング45bに対し離接可能とされている。コアロッド41は、ヨークプレート14の上昇に伴いリング45bに持ち上げられて上昇し、ヨークプレート14の下降に伴いケース本体45aに押し付けられて下降する。また、鍔部41bがケース45内を上下動する範囲において、コアロッド41はヨークプレート14に対し相対的に上下動可能となっている。
【0043】
ダイプレート15は、ボルスタ11に立設された複数のガイドロッド42に沿って上下動可能となっている。このガイドロッド42と下パンチ3には、ダイ1をダイプレート15とともに上下動可能な浮動状態として支持するコイルスプリング(ダイ支持手段)42a、3aがそれぞれ巻装されている。ガイドロッド16の上端には、ダイプレート15に係合する上下のフランジ43a、43bが連結部43cを介して結合されてなるダンベル状のブロック43が固定されている。このブロック43は、連結部43cがダイプレート15を貫通し、上下のフランジ43a、43bがダイプレート15を挟む状態に組み込まれている。上下のフランジ43a、43b間は、一方のフランジ43a(43b)がダイプレート15に当たると、他方のフランジ43b(43a)がダイプレート15から十分離れるような間隔が確保されている。したがって、ブロック43は、ダイ1およびダイプレート15と相対的に上下動可能となっている。
【0044】
ダイ1およびダイプレート15は、ヨークプレート14の上昇に伴いブロック43の下フランジ43bに持ち上げられて支持される。図15はその状態を示しており、ここからヨークプレート14を下降させると、やがて、図17に示すように、下フランジ43bがダイプレート15から離れるとともに、ダイ1およびダイプレート15が各スプリング3a、42aによって上下動可能な浮動状態に支持される。さらにヨークプレート14が下降すると、図18に示すように、上フランジ43aが各スプリング3a、42aの弾発力に抗してダイプレート15を押し付け、ダイ1およびダイプレート15は下降する。
【0045】
ダイ1には、上記第2の実施形態と同様に、水平孔21およびリターン室6が形成されており、水平孔21にはアクチュエータ4Aにより駆動させられる横パンチ4が、また、リターン室6にはアクチュエータ31で駆動させられるプッシャ31Aが、それぞれ挿入されている。この場合、横パンチ4とアクチュエータ4A、プッシャ31とアクチュエータ31Aとは、相対的な上下動が不可能なように一体的に連結されている。各アクチュエータ4A、31Aは、ダイプレート15に固定されたカバー44に固定されており、ダイ1およびダイプレート15と一体に上下動が可能とされている。なお、前記コアロッド41には、横パンチ4の進出を許容する貫通孔41aが形成されている。また、本実施形態では、上記第1、第2の実施形態と同様の粉末フィーダ17が、カバー44上にセットされている。このカバー44およびダイ1の上面は、粉末フィーダ17の進退を妨げないよう互いに面一となっている。
【0046】
次に、上記第3の実施形態の粉末成形装置の動作を工程を追って説明する。
「工程1」
図15に示すように、横パンチ4およびプッシャ31を、その先端面がダイ1の内周壁に一致する位置まで後退させるとともに、ヨークプレート14を上昇させてダイプレート15をブロック43の下フランジ43bで支持し、横パンチ4がキャビティ1aに対してニュートラルゾーンに位置する初期状態を保持する。この初期状態で、コアロッド41の貫通孔41aは横パンチ4の進出軌道に一致するようになっている。ここから、まず粉末フィーダ17を前進させてキャビティ1aに粉末Pを充填する。
【0047】
「工程2」
図16に示すように、プッシャ31を後退させてから、横パンチ4を進出させてキャビティ1a内の粉末Pに貫通させ、横孔5を形成する。あるいは、プッシャ31の後退速度を横パンチ4の進出速度よりも速くすることにより、横パンチ4とプッシャ31をほぼ同時に作動させてもよい。横パンチ4で打ち抜かれた粉末P1は、リターン室6に押し込まれる。
【0048】
「工程3」
図17に示すように、ダイプレート15に対するブロック43の係合が外れ、各スプリング3a、42aによってダイ1およびダイプレート15が浮動状態に支持されるまでヨークプレート14を下降させてから、上パンチ2を下降させて粉末Pの圧縮を開始する。この圧縮操作では、粉末Pとダイ1の内周壁との間に生じる摩擦力がしだいに増し、それにつれてダイ1およびダイプレート15は各スプリング3a、42aを圧縮しつつ下降する。これによって粉末Pは上下のパンチ2、3から均等な圧力を受けることになり、横パンチ4の変形あるいは折損の防止ならびに圧粉体の密度の均一化といった効果を、上記第1、第2の実施形態と同様に得ることができる。
【0049】
「工程4」
所定の成形圧力をかけて粉末Pを圧縮し終えたら、上パンチ2を上昇させてダイ1から抜き、さらにダイプレート15を若干上昇させ、上下のパンチ2、3による粉末Pの圧縮操作を解除する。次いで、横パンチ4を後退させて圧粉体P2から引き抜く。
【0050】
「工程5」
図18に示すように、ダイ1およびダイプレート15を下降させ、下パンチ3により圧粉体P2をダイ1から相対的に上に押し出し、その圧粉体P2を取り出す。
【0051】
「工程6」
図19に示すように、アクチュエータ31Aによりプッシャ31をダイ1の内周壁に一致するまで前進させ、リターン室6に放出された粉末P1をキャビティ1aに戻し、再使用に充てる。この動作は、粉末フィーダ17が前進して新たな粉末がキャビティ1aに充填されている最中に行ってもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダイを浮動状態として横孔形成用の横パンチが貫通された粉末を圧縮し、さらに、横パンチにより放出された粉末を粉末充填手段に戻すか、もしくは直接キャビティに戻すことにより、横パンチに圧縮時の負荷がかからず、かつ圧粉体の密度が均一化され、さらに工程の簡素化ならびに放出された粉末の再使用化を容易に図ることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉末成形装置による粉末成形方法の一工程例を(a)〜(c)の順にしたがって概念的に示す断面図である。
【図2】本発明の粉末成形装置による粉末成形方法の他の工程例を(a)〜(d)の順にしたがって概念的に示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程1を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程2を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程3を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程5を示す断面図である。
【図7】(a)、(b)は本発明の第1、第2の実施形態を適用して成形される圧粉体の斜視図、(c)は本発明の第3の実施形態を適用して成形される圧粉体の斜視図である。
【図8】本発明の第1、第2の実施形態の粉末成形装置における横パンチとアクチュエータの連結構造を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程1(粉末充填)を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程1(粉末予備圧縮)を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程2を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程3を示す断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程5を示す断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程6を示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程1を示す断面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程2を示す断面図である。
【図17】本発明の第3の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程3を示す断面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程5を示す断面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態の粉末成形装置による粉末成形方法の工程6を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ダイ、1a…キャビティ、2…上パンチ(圧縮パンチ)、
3…下パンチ(圧縮パンチ)、3a…スプリング(ダイ支持手段)、
4A,31A…アクチュエータ、4…横パンチ、6…リターン室、
17…粉末フィーダ(粉末充填手段)、18…シリンダ室(ダイ支持手段)、
22a…周溝、23…ガイド、23a、切欠き、
24…リターンパイプ(粉末リターン経路)、
31…粉末リターンプッシャ、P…粉末、
P1…放出された粉末、P2…圧粉体。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the field of powder metallurgy and the like, the present invention is suitable for forming a green compact having a shape having a horizontal hole penetrating perpendicularly to the compression direction.FormRelated to the position.
[0002]
[Prior art]
As a method of forming the green compact as described above, as shown in JP-A-4-327398 (1) and JP-A-10-118795 (2), a rod-like member for forming a horizontal hole is used. A method is known in which the is set in a die in advance, the powder is filled in the die cavity, and the powder is compressed. In these molding methods, the rod-shaped member is rotated, the lower punch is lowered to suck in the powder so that the powder is sufficiently filled below the transverse rod crossing the cavity, and a uniform packing density is obtained, or The die or lower punch is vibrated.
[0003]
On the other hand, Japanese Utility Model Publication No. 51-46415 (3) discloses an apparatus for compressing a green compact after passing a rod-shaped member for forming a horizontal hole through powder filled in a cavity. Also, in Japanese Utility Model Publication No. 2-16879 (4) and Japanese Utility Model Publication No. 3-20071 (5), the powder filled in the cavity is compressed, and then the green compact is formed into a rod shape for forming a horizontal hole. An apparatus for penetrating a member is disclosed. That is, in these cases, the side holes are formed after the powder is filled into the cavity or the compression after the filling is finished, and there is no significant problem with respect to the filling of the powder into the cavity. This is more advantageous than a method in which a rod-shaped member for forming a horizontal hole is previously set on a die before powder filling.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described in the above publications (1) to (3), when the powder penetrated by the rod-shaped member for forming the horizontal hole is compressed, the rod-shaped member is inserted into the die and thus receives a compression load, and is deformed or There was a risk of breakage or the density of the green compact becoming uneven in the vertical direction. Such a problem will be avoided if the rod-like member is properly arranged in the neutral zone of the powder, but in reality, it is difficult to control and the possibility of practical use is assumed to be low. Therefore, as disclosed in the above publications (4) and (5), the technique of passing the rod-shaped member through the green compact after compressing the powder is more practical. In this case, the compression of the powder is performed from the rod-shaped member. It is carried out at a remote position, and thereafter, the green compact is moved so that the rod-shaped member penetrates the green compact. For this reason, it is difficult to determine the formation position of the horizontal hole, that is, the relative positional relationship between the green compact and the rod-like member with high accuracy, and there is a problem that the operation becomes complicated because the process is increased. .
[0005]
Further, as described in the above publications (3) to (5), after the rod-shaped member is passed through the powder, the powder of the portion is released, but the released powder is recovered and reused. However, a specific configuration for reuse is not disclosed.
[0006]
Therefore, the present invention does not apply a load during compression to the rod-shaped member for forming a horizontal hole penetrating the powder, makes the density of the green compact uniform, further simplifies the process, and recycles the discharged powder. Powder composition that can be easily usedFormIt is intended to provide a device.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Powder molding of the present inventionThe apparatus includes a die, a compression punch that is inserted into the die and forms a cavity filled with powder together with the die, and a die support that supports the die in a floating state that can be arbitrarily moved in the direction of powder compression by the compression punch. Means, powder filling means for filling the cavity with powder, a circumferential groove at the tip, and provided on the die so as to be able to advance and retreat with respect to the cavity along a direction orthogonal to the compression direction. A transverse punch that penetrates the filled powder, an actuator that is connected to the transverse punch via a guide having a notch extending in the compression direction and that engages with a circumferential groove of the transverse punch, and advances and retracts the transverse punch; And a powder return path for receiving the powder discharged from the cavity by the advancement of the lead and leading to the powder filling means.
According to the powder molding apparatus, it is very suitable.The powder is formed into a green compact according to the following steps 1-5.Can.
"
“
[Step 3] The die is placed in a floating state in which the die can be arbitrarily moved in the compression direction, and the green compact is formed by compressing the powder at a predetermined forming pressure by a compression punch.
[Step 4] The operation of compressing the powder by the compression punch is released, and the lateral punch is removed from the green compact.
[Step 5] The green compact is removed from the die.
[0008]
Referring to FIGS. 1 (a)-(c)Powder molding by the apparatus of the present inventionThe method will be specifically described. In the figure,
[0009]
In the next “
[0010]
Of the present inventionBy powder molding equipmentIn the powder molding method, after the cavity is filled with the powder in “
[0011]
FIGS. 2A to 2D illustrate the method. First, in “
[0012]
The pressure applied to the powder in the pre-compression is 1.6 times the apparent density of the powder so that the powder released by the penetration of the horizontal punch does not easily become a green compact and is easily pulverized. The density is preferably set to the following density in order to reuse the discharged powder. For example, the apparent density is 3.0 g / cm3In the case of iron powder of 4.8 g / cm3Under the following pressure, the apparent density is 2.5 g / cm.3In the case of copper powder of 4.0 g / cm3Each of the following pressures is preliminarily compressed. In the present invention, since the powder filling into the cavity, the preliminary compression, the horizontal hole formation, and the main compression can be performed by a series of operations without moving the powder, the process can be simplified.
[0013]
Here, in the powder molding apparatus of this invention, it is set as the structure which drives the advance / retreat operation | movement of a horizontal punch with the actuator connected with the horizontal punch through the guide. The guide has a notch extending in the powder compression direction. By engaging this notch with a circumferential groove provided at the tip of the lateral punch, the lateral punch advances and retracts in conjunction with the operation of the actuator. . Guide notch is pressure Since it extends in the contraction direction, the lateral punch is not restricted by the actuator, and is movable relative to the actuator in the compression direction, so that the lateral punch is movable in the compression direction integrally with the die. .
[0014]
As a specific example of the powder filling means, there is a bottomless box-shaped powder feeder that stores powder supplied as needed from a hopper or the like and drops the internal powder into the cavity by filling the cavity and filling it. It is done. Further, specific examples of the powder return path include a pipe and a hose piped from the die to the powder filling means.
[0015]
Above powder compositionFormIn this configuration, the powder released by the formation of the horizontal hole is returned to the powder filling means and reused. However, the next powder composition having a different powder reuse means is used.FormThis is also the present invention. That is, its powder moldingapparatusIsA die, a compression punch that is inserted into the die and forms a cavity filled with powder together with the die, and a die support means that supports the die in a floating state that is arbitrarily movable in the direction of powder compression by the compression punch, A powder filling means for filling the cavity with powder, a peripheral groove at the tip, and provided on the die so as to be able to advance and retreat with respect to the cavity along a direction perpendicular to the compression direction. An actuator that is connected to the horizontal punch through a horizontal punch that penetrates the powder, and a guide having a notch extending in the compression direction that engages with a circumferential groove of the horizontal punch, and that advances and retracts the horizontal punch, A return chamber that receives the powder discharged from the cavity, and a peripheral groove at the tip, and is set on the die so that it can move forward and backward along the direction perpendicular to the compression direction. At the time of its advancement, it is connected to the powder return pusher via a powder return pusher that pushes the powder in the return chamber back into the cavity and a guide extending in the compression direction that engages with the peripheral groove of the powder return pusher. And an actuator for moving the powder return pusher back and forth.
According to the powder molding apparatus, it is very suitable.Next steps 1-6Thus, the powder can be formed into a green compact.
"
[Step 2] A transverse punch is passed through the powder filled in the cavity in a direction perpendicular to the direction of powder compression by the compression punch.
[Step 3] The die is placed in a floating state that can be arbitrarily moved in the compression direction, and the powder is compressed at a predetermined pressure by a compression punch to form a green compact.
[Step 4] The operation of compressing the powder by the compression punch is released, and the lateral punch is removed from the green compact.
[Step 5] The green compact is removed from the die.
“
[0016]
This powder molding equipmentThen, it is characterized in that the powder released by the formation of the lateral hole is directly returned to the cavity in “
[0017]
The powder molding apparatus according to the present invention includes a horizontal punch, a guide, and an actuator as in the powder molding apparatus according to the previous invention, and further includes a powder return pusher, a guide, and an actuator having the same configuration as these. In other words, the advancing / retreating operation of the powder return pusher is performed by an actuator, and these are connected to each other through this guide by engaging the notch of the guide with a circumferential groove provided at the tip of the powder return pusher. Yes. Since the notch in the guide extends in the compression direction, the powder return pusher is The powder return pusher can be moved integrally with the die in the compression direction. The powder return pusher, the guide, and the actuator have the same configuration as the lateral punch, guide, and actuator of the previous invention, and can be provided in a symmetric state across the cavity.
[0018]
According to this apparatus, the powder discharged by the horizontal punch is once placed in the return chamber, and after the powder is compressed and taken out, it is pushed back into the cavity by the operation of the powder return pusher, and the next molding is performed. And then reused by mixing with new powder filling the cavity.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(1) First embodiment
3 to 6 show a process of obtaining a green compact by compressing a powder by the powder molding apparatus according to the first embodiment. In the green compact in this case, for example, as shown in FIGS. 7A and 7B, a
[0020]
3 to 6,
[0021]
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 8, at the end of the
[0025]
As shown in FIG. 3, the
[0026]
Next, the operation of the powder molding apparatus according to the first embodimentCraftI will explain it later. This process can be repeated continuously by an automatic control device or the like.
"
As shown in FIG. 3, by supplying fluid to the
[0027]
"
As shown in FIG. 4, the
[0028]
"
As shown in FIG. 5, the
[0029]
"
When the powder P has been compressed by applying a predetermined molding pressure, the
[0030]
"
As shown in FIG. 6, the
[0031]
The green compact P2 is continuously obtained by repeating the above "
[0032]
(2) Second embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
9 to 14 show a process of forming a green compact as shown in FIGS. 7A and 7B, similar to the first embodiment, by the powder molding apparatus according to the second embodiment. ing. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as FIGS. 3-6 referred in the said 1st Embodiment in these FIGS. 9-14, and the description is abbreviate | omitted. The second embodiment is different from the first embodiment in the configuration for reusing powder, and thus the
[0033]
In the second embodiment, a powder return pusher similar to the
[0034]
Next, the operation of the powder molding apparatus according to the second aspect of the present inventionCraftI will explain it later.
"
As shown in FIG. 9, the initial state described in the first embodiment is set, and the
[0035]
"
As shown in FIG. 11, the
[0036]
"
As shown in FIG. 12, the
[0037]
"
When the powder P has been compressed by applying a predetermined molding pressure, the
[0038]
"
As shown in FIG. 13, the
[0039]
"
As shown in FIG. 14, the
[0040]
(3) Third embodiment
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIGS. 15-19 has shown the process which shape | molds a green compact as shown, for example in FIG.7 (c) with the powder shaping | molding apparatus which concerns on 3rd Embodiment. The green compact in FIG. 7 (c) is a rectangular frame, and the
[0041]
15 to 19,
[0042]
The
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
As in the second embodiment, the
[0046]
Next, the operation of the powder molding apparatus of the third embodimentCraftI will explain it later.
"
As shown in FIG. 15, the
[0047]
"
As shown in FIG. 16, after the
[0048]
"
As shown in FIG. 17, the
[0049]
"
When the powder P has been compressed by applying a predetermined molding pressure, the
[0050]
"
As shown in FIG. 18, the
[0051]
"
As shown in FIG. 19, the
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the die is floated to compress the powder penetrated by the horizontal punch for forming the horizontal hole, and the powder released by the horizontal punch is returned to the powder filling means, Alternatively, by returning directly to the cavity, the horizontal punch is not loaded during compression, the density of the green compact is made uniform, the process is simplified, and the released powder can be easily reused. There is an effect that can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 of the present inventionBy powder molding equipmentIt is sectional drawing which shows one process example of a powder shaping | molding method notionally in order of (a)-(c).
FIG. 2 of the present inventionBy powder molding equipmentIt is sectional drawing which shows notionally other process examples according to the order of (a)-(d) in the powder molding method.
FIG. 3 is a cross-sectional
FIG. 4 is a cross-sectional
FIG. 5 is a cross-sectional
FIG. 6 is a cross-sectional
FIGS. 7A and 7B are perspective views of a green compact molded by applying the first and second embodiments of the present invention, and FIG. 7C shows a third embodiment of the present invention. It is a perspective view of the green compact applied and shape | molded.
FIG. 8 is a perspective view showing a connecting structure of a horizontal punch and an actuator in the powder molding apparatus according to the first and second embodiments of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing step 1 (powder filling) of the powder molding method using the powder molding apparatus according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing step 1 (powder pre-compression) of a powder molding method using a powder molding apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional
FIG. 12 is a cross-sectional
FIG. 13 is a cross-sectional
FIG. 14 is a cross-sectional
FIG. 15 is a cross-sectional
FIG. 16 is a cross-sectional
FIG. 17 is a cross-sectional
FIG. 18 is a cross-sectional
FIG. 19 is a cross-sectional
[Explanation of symbols]
1 ... Die, 1a ... Cavity, 2 ... Upper punch (compression punch),
3 ... Lower punch (compression punch), 3a ... Spring (die support means),
4A, 31A ... Actuator,4 ... Horizontal punch, 6 ... Return chamber,
17 ... Powder feeder (powder filling means), 18 ... Cylinder chamber (die support means),
22a ... circumferential groove, 23 ... guide, 23a, notch,
24 ... Return pipe(powderEnd return route),
31 ... powder return pushCatcher,P ... powder,
P1 ... discharged powder, P2 ... green compact.
Claims (2)
このダイ内に挿入され、粉末が充填されるキャビティをダイとともに形成する圧縮パンチと、
前記ダイを前記圧縮パンチによる粉末の圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態に支持するダイ支持手段と、
前記キャビティに粉末を充填する粉末充填手段と、
先端部に周溝を有し、前記ダイに、前記圧縮方向と直交する方向に沿って前記キャビティに対し進退自在に設けられ、その進出時に、キャビティに充填された粉末を貫通する横パンチと、
この横パンチの前記周溝に係合する前記圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して横パンチに連結され、該横パンチを進退させるアクチュエータと、
前記横パンチの進出によりキャビティから放出された粉末を受けるとともに前記粉末充填手段に導く粉末リターン経路とを備えることを特徴とする粉末成形装置。Die,
A compression punch that is inserted into the die and forms a cavity filled with powder together with the die;
Die support means for supporting the die in a floating state that is arbitrarily movable in the direction of powder compression by the compression punch;
Powder filling means for filling the cavity with powder;
A transverse punch that has a circumferential groove at the tip, is provided in the die so as to be able to advance and retreat with respect to the cavity along a direction perpendicular to the compression direction, and penetrates the powder filled in the cavity at the time of advancement,
An actuator connected to the horizontal punch via a guide having a notch extending in the compression direction and engaged with the circumferential groove of the horizontal punch, and advances and retracts the horizontal punch;
Powder molding device, characterized in that it comprises a powder return path leading to the powder filling means with receiving the powder released from the cavity by advancing the transverse punch.
このダイ内に挿入され、粉末が充填されるキャビティをダイとともに形成する圧縮パンチと、
前記ダイを前記圧縮パンチによる粉末の圧縮方向に任意に移動可能な浮動状態に支持するダイ支持手段と、
前記キャビティに粉末を充填する粉末充填手段と、
先端部に周溝を有し、前記ダイに、前記圧縮方向と直交する方向に沿って前記キャビティに対し進退自在に設けられ、その進出時に、キャビティに充填された粉末を貫通する横パンチと、
この横パンチの前記周溝に係合する前記圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して横パンチに連結され、該横パンチを進退させるアクチュエータと、
前記横パンチの進出によりキャビティから放出された粉末を受けるリターン室と、
先端部に周溝を有し、前記ダイに、前記圧縮方向と直交する方向に沿って前記リターン室に対し進退自在に設けられ、その進出時に、リターン室内の粉末を前記キャビティに押し込んで戻す粉末リターンプッシャと、
この粉末リターンプッシャの前記周溝に係合する前記圧縮方向に延びる切欠きを有するガイドを介して粉末リターンプッシャに連結され、該粉末リターンプッシャを進退させるアクチュエータとを備えることを特徴とする粉末成形装置。Die,
A compression punch that is inserted into the die and forms a cavity filled with powder together with the die;
Die support means for supporting the die in a floating state that is arbitrarily movable in the direction of powder compression by the compression punch;
Powder filling means for filling the cavity with powder;
A transverse punch that has a circumferential groove at the tip, is provided in the die so as to be able to advance and retreat with respect to the cavity along a direction perpendicular to the compression direction, and penetrates the powder filled in the cavity at the time of advancement,
An actuator connected to the horizontal punch via a guide having a notch extending in the compression direction and engaged with the circumferential groove of the horizontal punch, and advances and retracts the horizontal punch;
A return chamber for receiving the powder released from the cavity by the advancement of the lateral punch,
A powder having a circumferential groove at the tip, which is provided on the die so as to be able to advance and retreat with respect to the return chamber along a direction orthogonal to the compression direction, and at the time of advancement, the powder in the return chamber is pushed back into the cavity and returned. A return pusher ,
A powder molding comprising: an actuator connected to the powder return pusher via a guide having a notch extending in the compression direction and engaged with the circumferential groove of the powder return pusher, and moving the powder return pusher back and forth. apparatus.
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