JP3558030B2 - Device for removing press debris and method of operating the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス機械で被加工物を打ち抜いた際に発生するプレス抜きカスをプレス用金型から除去するプレス抜きカス除去装置およびその運転方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、金属板を加工して様々な形状の部品や製品を作製するにあたり、対となる金型の間に金属板を配置し、一方の金型を他方に押圧して前述の金属板の成形を行うプレス機械が利用されている。
【0003】
このようなプレス機械で打抜加工を行うには、例えば、図9(A)に示されるように、金型として雄型100 と雌型101 とに分割された金型を採用し、雄型100 が上昇している状態で、雌型101 に被加工物102 が図示しないロボットハンドおよび手作業等によりセットされる。ここで、被加工物102 をセットするにあたり、雌型101 の上面に設けられたガイド部材103 を利用して、被加工物102 の位置決めを行う。
【0004】
被加工物102 のセットが完了したら、雄型100 は、雌型101 に向かって下降を開始し、さらに、図9(B)に示されるように、雌型101 の内部に進入して、被加工物102 の周縁部分104 から中央部分105 を打ち抜くと、今度は、上昇を開始する。
【0005】
打ち抜かれた中央部分105 は、図9(C)に示されるように、下方に落下する一方、周縁部分104 は、雄型100 に係合したまま上昇し、ガイド部材103 に係合する。そして、雄型100 がさらに上昇すると、ガイド部材103 に係止され、周縁部分104 は、図9(D)に示されるように、雌型101 の上に落下する。
【0006】
この後、圧搾空気を周縁部分104 に吹き付けて、周縁部分104 を、図9(D)中後方へ排出する。ここで、中央部分105 は、製品となり、周縁部分104 は、プレス成形により発生するプレス抜きカスとなる。
【0007】
このようなプレス機械による打抜加工では、雄型100 および雌型101 が新品である場合、あるいは、刃先を研いだ直後の場合には、製品105 および抜きカス104 に発生するかえり(バリ)が小さいので、殆どの抜きカス104 が雌型101 に掛止されず、圧搾空気の吹き付けで抜きカス104 の除去が行える。
【0008】
しかし、雄型100 および雌型101 の刃先がなまると、製品105 および抜きカス104 に発生するかえり(バリ)が大きくなり、抜きカス104 のかえりが雌型101 に掛止され、圧搾空気の吹き付けでは、抜きカス104 の除去が行えず、打抜加工のたびに、抜きカス104 が雌型101 の内部に残ってしまう。
【0009】
そして、抜きカス104 を雌型101 の内部に残したまま、別の被加工物102 が雌型101 にセットされ、次の打抜加工が行われると、図10に示されるように、抜きカス104 に向かって被加工物102 が強い力で押圧されるので、製品105 に傷が付くうえ、雄型100 および雌型101 にも過大な力が加わるので、雄型100 および雌型101 が損傷することもある。
【0010】
このため、圧搾空気の吹き付けで抜きカス104 が除去できない場合には、打抜加工のたびに、プレス機械を停止し、停止状態で、作業員が手作業で抜きカス104 を除去している。
【0011】
なお、製品105 に付いた傷が小さい場合には、傷の修復作業が行えるが、傷が大きい場合には、当該製品105 は、不良品となってしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このように、作業員が手作業で抜きカスを除去したのでは、自動運転としても連続的に打抜加工が行えないので、打抜加工の効率が悪いという問題がある。
【0013】
また、手作業で抜きカスを除去したのでは、強大な力で雄型を押圧するプレス機械の雄型および雌型の間に手を入れるので危険であるという問題もある。
【0014】
ここで、刃先の劣化を防ぐために、金型の材質、表面処理および雄型および雌型のクリアランス等について、様々な研究を行ったが、抜きカスが雌型に残留することを解消するには至らなかった。
【0015】
また、圧搾空気の吹き付けで抜きカスが除去できなくなるたびに、刃を交換したり、研いだりしたのでは、やはり、打抜加工の効率改善は図れない。
【0016】
さらに、図11(A)に示されるように、製品105Aよりも一回り大きい被加工物102Aから打抜加工で製品105Aを加工すると、抜きカス104Aは、リング状の一体ものとなる。
【0017】
一方、角隅部のアールが形状が被加工物102Aよりも若干大きい被加工物102Bから、打抜加工で製品105Aと同じ形状の製品105Bを加工すると、抜きカス104Bは、複数の細片に分断されてしまう。
【0018】
このように、プレス打抜加工では、被加工物の形状が若干異なるだけでも、寸法や形状の異なる様々な抜きカスが発生する。
【0019】
このため、製品および被加工物の形状やパターンの相違により、抜きカスは、寸法および形状が異なる多種多様のものが発生するので、レーザーセンサ等の透過式および反射式の光学センサ技術、ならびに、画像処理技術を応用して、雌型内に残留する抜きカスを検出する検出手段の実現は困難である。
【0020】
しかも、検出手段が実現されても、検出のたびに手作業で抜きカスを取り除く作業を行うのでは意味がなく、雌型内に残った抜きカスを取り除くロボットハンドを実現しなければならないが、抜きカスの寸法や形状が多種多様であるので、前述のようなロボットハンドの実現は一層困難である。
【0021】
本発明の目的は、プレス成形により発生する抜きカスを安全かつ確実に除去することができ、プレス成形による打抜作業の効率を向上させるプレス抜きカス除去装置およびその運転方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明は、プレス用金型の雄型および雌型の一方を他方に向かって押圧するプレス機械で、被加工物を打ち抜いた際に発生するプレス抜きカスを前記プレス用金型から除去するプレス抜きカス除去装置であって、前記雄型および前記雌型が互いに離れている状態で、前記プレス抜きカスを除去するために、前記雄型および前記雌型の間に向かって往復駆動される除去スライダと、前記除去スライダを往復駆動する駆動手段と、前記プレス機械の動作に応じて前記除去スライダの除去動作を制御する制御手段と、前記除去スライダがストロークの始点に到着すると始点到着信号を前記制御手段へ出力する第1位置検出手段と、前記除去スライダがストロークの終点に到着すると終点到着信号を前記制御手段へ出力する第2位置検出手段とを備え、前記制御手段は、前記除去動作を開始させてから所定時間内に前記終点到着信号および前記始点到着信号の両方を受信しない場合には、前記除去スライダの除去動作を再度繰り返すものであることを特徴とする。
【0023】
このような本発明では、除去スライダを前進させれば、除去スライダが抜きカスに衝突して、当該抜きカスを金型の外部へ押し出すので、抜きカスのかえりが雌型に掛止されていても、抜きカスの除去が確実に行える。
そして、このような除去スライダの除去動作は、自動運転が可能なので、作業員が手作業で抜きカスを除去する必要がなくなり、プレス機械の自動運転による連続的な打抜加工が実現でき、打抜加工の効率が向上する。
そのうえ、手作業での抜きカス除去が不要になるので、プレス機械の内部に手を入れる作業が減り、プレス加工における危険を低減できる。
【0024】
また、このようにプレス抜きカス除去装置専用の駆動手段を設け、プレス機械とは別個に駆動できるようにすれば、プレス金型の種類や形状等に応じたプレス抜きカス除去装置を各種用意し、プレス加工する製品に応じて金型とともに交換できるようにしても、プレス機械の動力源と機械的な連結を行う必要がなくなり、交換作業が容易に行えるようになる。
【0025】
さらに、通常のプレス加工においては、除去スライダを一回衝突させただけでは、金型にこびりついた抜きカスの除去が行えなくとも、数回除去スライダを衝突させれば、抜きカスを除去できる場合が殆どであるので、前述のような制御手段を設ければ、抜きカスが金型にこびりつく可能性があっても、抜きカスの除去が確実に行え、自動運転しているプレス機械を停止させる必要がなく、連続的な打抜加工が可能となり、打抜加工の効率が一層向上する。
【0026】
ここで、除去スライダを駆動する駆動方式としては、歯車等によりプレス機械の動力を取り出し、この動力で除去スライダを駆動する受動式のもの、および、電動機やエアシリンダ装置等の駆動手段を備え、プレス機械が動作していなくと除去スライダを駆動できる能動式のものの両方が採用できる。
【0027】
以上のようなプレス抜きカス除去装置において、前記プレス抜きカスが残留する位置に向かって流体を吹き出す流体噴出口を設けることが好ましい。
【0028】
このような流体噴出口を設ければ、除去スライダの作動では除去しきれない細かい抜きカスが発生しても、当該抜きカスを除去でき、細かい抜きカスが金型に残留することによるプレス機械およびプレス抜きカス除去装置の動作不良が未然に防止される。
【0029】
この際、前記流体噴出口からは、空気が吹き出されることが望ましい。
【0030】
このように空気で抜きカスを除去すれば、空気は、プレス機械やプレス抜きカス除去装置等に悪影響を及ぼさないので、抜きカスを除去した後には放置することができ、油等の他の流体のように、抜きカスの除去に使用した後に回収する必要がなく、容易に取り扱うことができる。
【0033】
ここで、前記駆動手段は、圧搾空気で駆動されるエアシリンダ装置であることが望ましい。
【0034】
このような圧縮性流体である空気で駆動されるエアシリンダ装置で除去スライダを駆動すれば、除去スライダが抜きカスに衝突する際の衝撃を空気が吸収するうえ、抜きカスが金型にこびりついているために、除去スライダが途中で停止しても、過大な力がプレス抜きカス除去装置や金型に加わることがなく、プレス抜きカス除去装置および金型の損傷が防止されるようになる。
【0035】
この際、前記制御手段には、プレス動作一回における、前記除去動作の最大繰り返し回数が設定可能とされ、前記制御手段は、前記除去動作を再度繰り返すにあたり、前記除去動作を行った回数が前記最大繰り返し回数を超える場合には、当該除去動作を中止し、かつ、異常を報知するとともに、前記プレス機械を停止させるものであることが望ましい。
【0036】
プレス用の金型等に異常があるために、抜きカスが金型にこびりつく場合があり、この場合には、単に除去スライダを衝突させただけでは、抜きカスの除去が行えないうえ、プレス機械を停止させ、作業員が点検する必要がある。
【0037】
そこで、前述のような制御手段を設け、除去スライダを複数回衝突させても、抜きカスの除去が行えない場合には、金型等に異常があるとみなし、プレス機械の運転を停止すれば、異常のままでプレス機械の運転が継続されることがなく、金型やプレス機械の大きな損傷が未然に防止される。
【0038】
本発明の第2発明は、プレス用金型の雄型および雌型の一方を他方に向かって押圧するプレス機械で、被加工物の打ち抜いた際に発生するプレス抜きカスを前記プレス用金型から除去するプレス抜きカス除去装置の運転方法であって、前記雄型および前記雌型が互いに離れている状態で、前記プレス抜きカスを除去するために、前記雄型および前記雌型の間に向かって往復駆動される除去スライダと、前記プレス機械の動作に応じて前記除去スライダの除去動作を制御する制御手段と、前記除去スライダがストロークの始点に到着すると始点到着信号を前記制御手段へ出力する第1位置検出手段と、前記除去スライダがストロークの終点に到着すると終点到着信号を前記制御手段へ出力する第2位置検出手段とを備えたプレス抜きカス除去装置を用い、前記制御手段により、前記除去動作を開始させてから所定時間内に前記終点到着信号および前記始点到着信号の両方を受信しない場合には、前記除去スライダの除去動作を再度繰り返すことを特徴とする。
【0039】
このような方法の発明においても、前述したように、抜きカスのかえりが雌型に掛止されていても、抜きカスの除去が確実に行えるとともに、作業員が手作業で抜きカスを除去する必要がなくなり、プレス機械の自動運転による連続的な打抜加工が実現でき、打抜加工の効率が向上し、そのうえ、プレス機械の内部に手を入れる作業が減り、プレス加工における危険を低減できる。
さらに、抜きカスが金型にこびりつく可能性があっても、抜きカスの除去が確実に行え、自動運転しているプレス機械を停止させる必要がなく、連続的な打抜加工が可能となり、打抜加工の効率が一層向上する。
【0040】
この際、プレス抜きカス除去装置には、前記プレス抜きカスが残留する位置に向かって流体を吹き出す流体噴出口が設けられ、前記流体噴出口から前記流体を吹き出した後に、前記除去スライダを前記雄型および前記雌型の間に向かって前進させることが望ましい。
【0041】
このようにすれば、除去スライダの作動では除去しきれない細かい抜きカスが発生しても、流体噴出口から吹き出される流体で、細かい抜きカスを除去することができるうえ、除去スライダの作動に先だって、流体噴出口から吹き出される流体で、細かい抜きカスを除去するので、除去スライダの作動時には、除去スライダの動作不良の原因となる細かい抜きカスが金型に残留することがなく、除去スライダが確実に動作するようになり、様々な寸法や形状の抜きカスが発生しても、プレス抜きカス除去装置で確実に除去できるようになる。
【0042】
以上のようなプレス抜きカス除去装置の運転方法において、前記プレス抜きカス除去装置には、前記雄型の平断面形状に応じた内周縁部を有するとともに、前記被加工物のセットの際に当該被加工物を案内するガイド部材が、前記雌型と間隔をあけて設けられ、前記雄型が被加工物を打ち抜いた後、前記雄型を前記雌型から後退させる際に、当該雄型に食い付いたプレス抜きカスを前記ガイド部材に掛止して当該雄型から強制的に取り除くことが好ましい。
【0043】
このようにすれば、雄型にプレス抜きカスが食い付いても、当該プレス抜きカスは、雄型を雌型から後退させことにより、ガイド部材に掛止されて雄型から強制的に取り除かれ、ガイド部材と雌型との間に残留し、流体噴出口および除去スライダの動作により金型から確実に除去されるので、雄型に食い付くプレス抜きカスが発生しても、プレス抜きカス除去装置で確実に除去できるようになる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
【0045】
図1には、本実施形態に係るプレス機械1が示されている。このプレス機械1は、図中上下に配置されたクラウン2とベッド3とをコラム4で連結したものである。そして、クラウン2には、図示しないモータおよびクランク軸が内蔵されている。これらのモータおよびクランク軸は、コラム4に沿って移動可能に設けられたスライド5をベッド3に対して往復駆動するためのものである。
【0046】
このスライド5には、プレス打抜加工用の雄型6が二個取り付けられている。一方、ベッド3の上に設けられているボルスタ7には、スライド5の雄型6の各々に応じた位置に、プレス打抜加工用の雌型8が取り付けられている。これらの雌型8の各々には、プレス抜きカス除去装置10が一体化されている。
【0047】
なお、プレス機械1は、雄型6を雌型8に向かって押圧することで、雌型8にセットした被加工物を打ち抜くように設定されている。
【0048】
また、一方のコラム4には、スライド5が下死点位置に達したことを検出するためのロータリーカム式リミットスイッチ等の下死点位置検出装置9が設けられている。
【0049】
図2および図3には、本発明に基づくプレス抜きカス除去装置10が拡大されて示されている。
【0050】
図2および図3において、カス除去装置10は、雄型6および雌型8が互いに離れている状態で、プレス抜きカスを除去するために、雄型6および雌型8の間に向かって往復駆動される除去スライダ11と、この除去スライダ11を摺動可能に支持する鞘部12と、除去スライダ11を駆動する駆動手段であるエアシリンダ装置13とを有するものとなっている。なお、雌型8には、ボルスタ7に固定するための基盤8Aが取り付けられている。
【0051】
このうち、鞘部12は、除去スライダ11の裏側の面を案内する底面部材14と、除去スライダ11の両端面を案内する一対の側面部材15と、除去スライダ11の端縁に沿った表側の面を案内する一対の表面部材16とを備えたものとなっている。
【0052】
鞘部12の側面部材15は、底面部材14および表面部材16よりも雌型8側へ長く延びる被固定部15A を備えている。
【0053】
雌型8の上方には、被加工物のセットの際に、被加工物を案内する一対のガイド部材17が雌型8とは間隔をあけて設けられている。これらのガイド部材17は、雄型6の平断面形状に応じた内周縁部17A を有したものである。これらの内周縁部17A は、互いに対向して配置されている。このようなガイド部材17により、被加工物を打ち抜いた際に、雄型6にリング状のプレス抜きカスが食い付いても、雄型6の上昇により、ガイド部材17に抜きカスが掛止され、雄型6から抜きカスが取り除かれるようになっている。なお、雄型6からが取り除かれた抜きカスは、ガイド部材17と雌型8との間に残留するようになっている。
【0054】
カス除去装置10は、その鞘部12に設けられた被固定部15A がガイド部材17および雌型8との間に介装された状態で、これらのガイド部材17および雌型8とともに基盤8Aに固定されている。
【0055】
除去スライダ11は、長方形状の摺動部11A に、後方へ延びる細長い柄状の連結部11B を設けた羽子板状の部材である。
【0056】
細長い連結部11B の先端には、エアシリンダ装置13のピストンロッド1 3A の先端が連結されている。
【0057】
また、摺動部11A の雌型8側の端縁部分の図中下面には、鞘部12の底面部材14との間に隙間が設けられている。この隙間は、抜きカスが残留する位置に向かって吹き出される流体としての空気を吹き出す流体噴出口20となっている。
【0058】
エアシリンダ装置13は、図3に示されるように、雌型8側の端部に設けられた空気供給口21に圧搾空気を供給すると、ピストンロッド13A が前進する方向にピストン22が駆動され、空気供給口21とは反対側の空気供給口23に圧搾空気を供給すると、ピストンロッド13 A が後退する方向にピストン22が駆動される複動式のものである。
【0059】
除去スライダ11は、エアシリンダ装置13の進退により、所定ストロークの始点および終点の間を往復するようになっている。すなわち、ピストンロッド13A の後退により、雌型8の上に覆い被される位置Aまで前進可能とされ、また、ピストンロッド13A の前進により、元の位置Bまで後退可能とされている。
【0060】
ここで、位置Bが前述の所定ストロークの始点となっており、位置Aが所定ストロークの終点となっている。
【0061】
エアシリンダ装置13には、ピストン22の位置を検出する第1位置検出センサ31および第2位置検出センサ32が設けられている。
【0062】
ここで、ピストン22は、除去スライダ11がストロークの始点である位置Bに到着すると、その位置が位置検出センサ31に検知され、除去スライダ11がストロークの終点である位置Aに到着すると、その位置が位置検出センサ32に検知されるようになっている。
【0063】
ここにおいて、位置検出センサ31は、除去スライダ11がストロークの始点に到着すると始点到着信号を後述する制御装置33へ出力する第1位置検出手段となっている。一方、位置検出センサ32は、除去スライダ11がストロークの終点に到着すると終点到着信号を後述する制御装置33へ出力する第2位置検出手段となっている。
【0064】
制御装置33は、デジタルシーケンサ等を利用して構成され、プレス機械1の動作に応じて除去スライダ11の除去動作を制御する制御手段となっている。
【0065】
具体的に説明すると、プレス機械1の制御装置から、プレス機械1が運転中である旨の運転信号、および、下死点位置検出装置9からスライド5が下死点位置に達したことを示すスライダタイミング信号を受信し、制御用の電磁弁34, 35の開閉を行うものである。
【0066】
また、制御装置33は、安全のために、除去スライダ11が始点Bに戻ると、プレス機械1の制御装置へ運転可能信号を出力するとともに、除去スライダ11による除去動作が所定の時間内に完了しない場合には、プレス機械1の制御装置へ停止信号を出力するようになっている。
【0067】
ここで、電磁弁34は、圧搾空気供給用の電磁弁である。このうち、電磁弁34A は、エアシリンダ装置13の空気供給口21および流体噴出口20に圧搾空気を供給するためのものである。電磁弁34B は、エアシリンダ装置13の空気供給口23に圧搾空気を供給するためのものである。
【0068】
なお、電磁弁34A が設けられている配管36は、空気供給口23および流体噴出口20のそれぞれへ延びる分岐部36A, 36Bを備えている。このうち、分岐部36A には、エアシリンダ装置13の空気供給口23に供給された圧搾空気が流体噴出口20から排出されないように、逆止弁37が設けられている。
【0069】
電磁弁35は、圧搾空気排出用の電磁弁である。このうち、電磁弁35A は、エアシリンダ装置13の空気供給口23から圧搾空気を排出するためのものである。電磁弁35B は、エアシリンダ装置13の空気供給口21から圧搾空気を排出するものである。
【0070】
これらの電磁弁34,35は、電磁弁34A および電磁弁35A が、開動作で、除去スライダ11を前進させるA系の電磁弁に設定され、電磁弁34B および電磁弁35B が、開動作で、除去スライダ11を後退させるB系の電磁弁に設定されている。
【0071】
以下に、本実施形態の制御装置33について、フローチャートを参照しながら説明する。
【0072】
まず、制御装置33を起動したら、制御装置33に対して、プレス動作一回における、除去スライダ11による除去動作の最大繰り返し回数Nmax の設定を行ってから、プレス機械1の運転を開始する。
【0073】
制御装置33は、起動されると、図4に示されるように、まず、ステップS101で除去動作の繰り返し回数nをリセットし、nの値を「0」に設定する。そして、ステップS102で、スライド5換言すれば雄型6が下死点に達して、スライダタイミング信号が送られてくるまで待機し、雄型6が下死点に達し、スライダタイミング信号が送られてくると、ステップS200から開始される除去動作サブルーチンへ進む。
【0074】
除去動作サブルーチンでは、図5に示されるように、ステップS200において、除去動作に要する時間を計測するタイマーの時間tの値を「0」にリセットしてから、当該タイマーをスタートさせ、ステップS201へ進む。
【0075】
ステップS201では、除去スライダ11がストロークの終点に到着したことを示すフラグJと、除去スライダ11がストロークの始点に到着したことを示すフラグKとを「0」にリセットし、ステップS201に進み、A系の電磁弁34A, 35Aを開き、B系の電磁弁34B, 35B を閉じ、除去スライダ11を前進させる。
【0076】
次のステップS203では、除去スライダ11が前進するのに要すると見なされる時間T1 が経過するまで待機し、タイマーの時間tが時間T1 を超過したら、ステップS204において、第2位置検出センサ32が終点到着信号を出力されたか否かを確認する。
【0077】
ここで、第2位置検出センサ32からの終点到着信号の出力があったことを確認すると、次のステップS205で、フラグJの値を「1」に設定してから、ステップS206に進む。
【0078】
一方、第2位置検出センサ32からの終点到着信号の出力がなかったことを確認すると、ステップS205をスキップし、フラグJの値を「0」のままにして、ステップS206に進む。
【0079】
ステップS206では、A系の電磁弁34A, 35Aを閉じ、B系の電磁弁34B, 35B を開き、除去スライダ11を後退させる。
【0080】
そして、ステップS207で、除去スライダ11が往復するのに要すると見なされる時間T2 が経過するまで待機し、タイマーの時間tが時間T2 を超過したら、ステップS208において、第1位置検出センサ31が始点到着信号を出力されたか否かを確認する。
【0081】
ここで、第1位置検出センサ31からの始点到着信号の出力があったことを確認すると、次のステップS209で、フラグKの値を「1」に設定してから、ステップS210に進む。
【0082】
一方、第1位置検出センサ31からの始点到着信号の出力がなかったことを確認すると、ステップS209をスキップし、フラグKの値を「0」のままにして、ステップS210に進む。
【0083】
次のステップS210では、A系およびB系の両方の電磁弁を閉じ、除去スライダ11を停止させ、除去動作を一旦止め、図4に示されるように、ステップS300から始まる異常検出サブルーチンを開始する。
【0084】
異常検出サブルーチンでは、図6に示されるように、ステップS300において、フラグJ,Kの値が両方とも「1」であるか否か確認する。
【0085】
フラグJ,Kの値が両方とも「1」の場合は、除去動作が所期の通りに行われ、抜きカスが正常に除去されたものと見なせるので、図4に示されるように、ステップS400から始まる運転継続判定サブルーチンを開始する。
【0086】
図6に戻って、フラグJ,Kの値が一方でも「1」でない場合は、除去動作が所期の通りに行われず、抜きカスが未だ残っていると考えられるので、ステップS311で、除去動作の繰り返し回数nが最大回数Nmax を超えていないことを確認した後、次のステップS311で、繰り返し回数nに1を加え、ステップS200に進み、除去動作サブルーチンを再度行う。
【0087】
ここで、ステップS311で、除去動作の繰り返し回数nが最大回数Nmax を超えていることが確認された場合には、除去スライダ11を複数回衝突させても、抜きカスの除去が行えないことから、金型等に異常があると考えられるので、ステップS320で、異常警報音を発生させ、さらに、ステップS321で、プレス機械1の制御装置へ停止信号を送出し、プレス機械1の運転を停止させる。
【0088】
この後、ステップS322において、金型等の異常が修復され、手動によりリセット信号が入力されるまで待機し、リセット信号が入力されると、ステップS400から始まる運転継続判定サブルーチンを開始する。
【0089】
運転継続判定サブルーチンでは、図7に示されるように、ステップS400において、プレス機械1が運転を継続しているか否かを確認し、プレス機械1が停止している場合には、それ以上除去動作を行う必要がないので、図4に示されるように、動作を終了させる。
【0090】
図7に戻って、プレス機械1が運転を継続している場合には、次のプレス動作で発生する抜きカスを除去する必要があるので、ステップS401において、除去スライダ11がストロークの始点に到着していることを確認した上で、プレス機械1の制御装置へ運転可能信号を出力した後、ステップS101に進み、新たな除去動作を開始する。
【0091】
次に、本実施形態に係るプレス抜きカス除去装置10の動作を説明する。
【0092】
まず、ロボットハンド等の供材手段により雌型8に被加工物40が自動的にセットされると、図8(A)に示されるように、雄型6が加工を開始する。そして、図8(B)に示されるように、雄型6が被加工物40から製品41を打ち抜くと、抜きカス42が発生する。そして、下死点に到達すると、雄型6は、上昇を開始し、製品41は、下方に落下する。
【0093】
ここで、雄型6が被加工物40を打ち抜いた際に、雄型6にリング状のプレス抜きカス42が食い付いても、図8(C)に示されるように、抜きカス42は、雄型6が上昇すると、ガイド部材17に掛止され、雄型6から強制的に取り除かれて、ガイド部材17と雌型8との間に残留する。
【0094】
また、雄型6が下死点を通過すると、図8(D)に示されるように、プレス抜きカス除去装置10が動作を開始し、雌型8の上に残留している抜きカス42に向かって流体噴出口20から圧搾空気が吹き出される。これにより、かえりの小さい抜きカス42は、図中左側に排出され、雌型8の上から排除される。
【0095】
一方、かえりが比較的大きい抜きカス42は、圧搾空気の吹き付けだけでは排出されず、雌型8の上に残留する場合があるので、図8(E)に示されるように、除去スライダ11が前進して、雌型8の上から抜きカス42を排除する。
【0096】
この際、除去スライダ11を一回衝突させても、抜きカス42の除去が行えないことがあるので、最大繰り返し回数Nmax を超えない範囲で、除去スライダ11による除去動作を繰り返し行い、図8(F)に示されるように、抜きカス42を雌型8から完全に除去し、以上でプレス加工一回当たりの除去作業を完了する。
【0097】
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
【0098】
すなわち、雄型6および雌型8の間に向かって往復駆動される除去スライダ11を設け、前進させた除去スライダ11を抜きカス42に衝突させて、抜きカス42を雌型8の外へ押し出して除去するようにしたので、抜きカス42のかえりが大きく、雌型8に掛止されていても、抜きカス42を確実に除去することができる。
【0099】
そして、除去スライダ11の除去動作を自動運転させたので、作業員が手作業で抜きカスを除去する必要がなくなり、プレス機械1を自動運転させて連続的に打抜加工を行うことができ、打抜加工の効率を向上できる。
【0100】
そのうえ、手作業での抜きカス42の除去が不要になるので、プレス機械1の内部に手を入れる作業が減り、プレス加工における危険を低減できる。
【0101】
また、抜きカス42が残留する位置に向かって流体を吹き出す流体噴出口20を設け、この流体噴出口20でも抜きカス42を除去するようにしたので、除去スライダ11の作動では除去しきれない細かい抜きカスが発生しても、当該抜きカスを除去することができるうえ、細かい抜きカスが雌型8に残留することによるプレス機械1の動作不良、および、プレス抜きカス除去装置10の動作不良の両方を未然に防止することができる。
【0102】
この際、流体噴出口20から空気を吹き出すようにしたので、抜きカスの除去を流体で行っても、空気が機械やプレス抜きカス除去装置等に何ら悪影響を及ぼさず、抜きカスを除去した後には、使用した空気を放置することができ、油等の他の流体のように、抜きカスの除去に使用した後に回収する必要がなく、流体噴出口20から噴出される流体の取り扱いを容易にできる。
【0103】
しかも、除去スライダ11の作動に先だって、流体噴出口20から吹き出される空気で、除去スライダ11では除去できない、細かいプレス抜きカスを除去するので、除去スライダ11の作動時には、除去スライダ11の動作不良の原因となる細かい抜きカスが雌型8に残留することがなく、除去スライダ11が確実に動作するようになり、様々な寸法や形状の抜きカスが発生しても、プレス抜きカス除去装置10で確実に除去することができる。
【0104】
また、プレス抜きカス除去装置10を駆動するために、専用のエアシリンダ装置13を設け、プレス機械1とは別個に駆動できるようにしたので、種類や形状等が異なる雄型および雌型を各種用意するとともに、これらの金型に対応してプレス抜きカス除去装置10を各種用意し、プレス加工する製品に応じて、金型とともにプレス抜きカス除去装置10を交換できるようにしても、プレス機械1の動力源と機械的な連結を行う必要がないことから、プレス抜きカス除去装置10の交換作業を容易に行うことができる。
【0105】
さらに、プレス抜きカス除去装置10を駆動する駆動手段として、圧縮性流体である空気で駆動されるエアシリンダ装置13を採用したので、除去スライダ11が抜きカス42に衝突する際の衝撃を空気が吸収するうえ、抜きカス42が雌型8にこびりついているために、除去スライダ11が途中で停止しても、過大な力がプレス抜きカス除去装置10や雌型8に加わることがなく、プレス抜きカス除去装置10および雌型8の損傷を未然に防止できる。
【0106】
また、プレス機械1の動作に応じて除去スライダ11の除去動作を制御する制御装置33と、除去スライダ11がストロークの終点Aおよび始点Bに到着したことを検出する出力する第1位置検出センサ31および第2位置検出センサ32とを設け、制御装置33により、除去動作の開始から所定時間内に終点到着信号および始点到着信号の両方を受信しない場合には、除去スライダ11の除去動作を再度繰り返すように制御するようにしたので、通常のプレス加工において、除去スライダ11を一回衝突させただけでは、雌型8にこびりついた抜きカス42を除去できないことがあっても、数回除去スライダ11を衝突させることで、抜きカス42を確実に除去でき、自動運転しているプレス機械1を停止させる必要がなく、連続的に打抜加工を行うことができ、打抜加工の効率を一層向上することができる。
【0107】
さらに、制御装置33に対し、プレス動作一回当たりにおける、除去動作の最大繰り返し回数Nmax を設定し、除去動作を再度繰り返すにあたり、除去動作を繰り返した回数が最大繰り返し回数Nmax を超える場合に、当該除去動作を中止し、かつ、異常を報知するとともに、プレス機械1を停止させるようにしたので、プレス用の金型等に異常が原因で、抜きカス42が雌型8にこびりつき、単に除去スライダ11を衝突させただけでは、抜きカス42を除去できない状況である可能性が高いことが検知可能となり、この検知により、プレス機械を停止させるとともに、異常警報音を発生し、作業員に点検が開始されるようになり、異常のままでプレス機械1の運転が継続されることがなく、金型やプレス機械1の大きな損傷を未然に防止できる。
【0108】
また、雄型6の平断面形状に応じた内周縁部17A を有するとともに、被加工物40のセットの際に、被加工物40を案内するガイド部材17を、雌型8と間隔をあけて設け、雄型6が被加工物40を打ち抜いた後、雄型6を雌型8から後退させる際に、雄型6に食い付いたプレス抜きカス42をガイド部材17に掛止して雄型6から強制的に取り除き、雌型8とガイド部材17との間に残留させるようにしたので、雄型6に食い付くプレス抜きカス42が発生しても、当該プレス抜きカス42をプレス抜きカス除去装置11で確実に除去することができる。
【0109】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能である。
【0110】
例えば、除去スライダを駆動する駆動手段としては、エアシリンダ装置に限らず、油圧で駆動される油圧シリンダ装置や、電力で駆動する電動機でもよく、しかも、プレス抜きカス除去装置に設けられた専用のものに限らず、プレス機械から取り出された動力で駆動する受動式のものでもよい。
【0111】
また、流体噴出口から吹き出される流体としては、空気に限らず、窒素ガス等の不活性ガスや、潤滑油等の油でもよいが、空気を採用すれば、前記実施形態のような効果が得られる。
【0112】
さらに、プレス抜きカス除去装置としては、流体噴出口を有するものに限らず、流体噴出口を省略したものでもよいが、流体噴出口を設ければ、前記実施形態のような効果が得られる。
【0113】
また、被加工物としては、金属板等の金属製のものに限らず、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の合成樹脂でもよく、被加工物の具体的な材質は、実施にあたり適宜選択すればよい。
【0114】
【発明の効果】
上述のように本発明のプレス抜きカス除去装置によれば、プレス成形により発生する抜きカスを安全かつ確実に除去することができ、プレス成形による打抜作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の一形態の全体を示す正面図である。
【図2】前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】前記実施形態の要部を示す断面である。
【図4】前記実施形態の制御手段の動作を示すフローチャートである。
【図5】図4の除去動作サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図4の異常検出サブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図4の運転継続判定サブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】前記実施形態の動作を説明するための図である。
【図9】従来例のプレス加工を説明するための図ある。
【図10】従来例のプレス加工における課題を説明するための図ある。
【図11】一般的なプレス加工における被加工物を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プレス機械
6 雄型
8 雌型
10 プレス抜きカス除去装置
11 除去スライダ
13 駆動手段としてのエアシリンダ装置
17 ガイド部材
17A 内周縁部
20 流体噴出口
31 第1位置検出手段としての第1位置検出センサ
32 第2位置検出手段としての第2位置検出センサ
33 制御手段としての制御装置
42 プレス抜きカス[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Background Art]
Conventionally, in processing a metal plate to produce parts and products of various shapes, a metal plate is arranged between a pair of dies, and one of the dies is pressed against the other to form the metal plate. A press machine for forming is used.
[0003]
In order to perform punching with such a press machine, for example, as shown in FIG. 9A, a mold divided into a
[0004]
When the setting of the
[0005]
The stamped
[0006]
Thereafter, compressed air is blown to the
[0007]
In the punching process using such a press machine, when the
[0008]
However, when the cutting edges of the
[0009]
Then, another
[0010]
For this reason, when the
[0011]
If the scratches on the
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, if the worker removes the scrap manually, the punching cannot be performed continuously even in the automatic operation, so that there is a problem that the efficiency of the punching is low.
[0013]
In addition, there is also a problem that removing the scrap manually by hand removes a hand between the male mold and the female mold of the press machine that presses the male mold with a large force, which is dangerous.
[0014]
Here, in order to prevent deterioration of the cutting edge, various studies were conducted on the material of the mold, surface treatment, and clearance of the male and female molds. Did not reach.
[0015]
Further, if the blades are replaced or sharpened every time the scraps cannot be removed by blowing the compressed air, the efficiency of the punching process cannot be improved.
[0016]
Further, as shown in FIG. 11A, when the
[0017]
On the other hand, when a
[0018]
As described above, in press stamping, various scraps having different dimensions and shapes are generated even when the shape of the workpiece is slightly different.
[0019]
For this reason, due to the difference in the shape and pattern of the product and the workpiece, various kinds of scraps having different dimensions and shapes are generated, so that transmission type and reflection type optical sensor technology such as a laser sensor, and, It is difficult to realize a detecting means for detecting a scum remaining in the female mold by applying the image processing technology.
[0020]
Moreover, even if the detection means is realized, it is meaningless to manually remove the scraps every time the detection is performed, and a robot hand for removing the scraps remaining in the female mold must be realized. Since the size and shape of the scrap are various, it is more difficult to realize the robot hand as described above.
[0021]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a press scrap removing device and a method of operating the same, which can remove the scrap generated by press forming safely and reliably and improve the efficiency of a punching operation by press forming. .
[0022]
[Means for Solving the Problems]
A first invention of the present invention is a press machine that presses one of a male mold and a female mold of a pressing mold toward the other, and removes a press scrap generated when a workpiece is punched out by using the pressing mold. A press scrap removing device for removing the press scrap from the male mold and the female mold in a state where the male mold and the female mold are separated from each other. Driven removal sliderDrive means for reciprocatingly driving the removal slider; control means for controlling the removal operation of the removal slider according to the operation of the press machine; and controlling the start point arrival signal when the removal slider arrives at the start point of the stroke. First position detection means for outputting to the control means, and second position detection means for outputting an end point arrival signal to the control means when the removal slider reaches the end point of the stroke, wherein the control means starts the removal operation. If both the end point arrival signal and the start point arrival signal are not received within a predetermined time after the operation, the removal operation of the removal slider is repeated again.It is characterized by the following.
[0023]
In the present invention, if the removal slider is advanced, the removal slider collides with the scrap and pushes the scrap to the outside of the mold, so that the burr of the scrap is locked on the female mold. Also, the removal of the scrap can be reliably performed.
And since the removal operation of such a removal slider can be performed automatically, it is not necessary for an operator to remove the scrap manually, and continuous punching by automatic operation of the press machine can be realized. The efficiency of blanking is improved.
In addition, since it is not necessary to remove the scrap manually, there is less work to enter the inside of the press machine, and the danger in press working can be reduced.
[0024]
Also,In this way, if a driving means dedicated to the press scrap removing device is provided so that it can be driven separately from the press machine, various press scrap removing devices corresponding to the type and shape of the press die are prepared, and the press is prepared. Even if it can be replaced together with the die according to the product to be processed, there is no need to mechanically connect to the power source of the press machine, and the replacement operation can be easily performed.
[0025]
further,In normal press working, even if the removal slider collides once, it is not possible to remove the scraps stuck to the mold, but if the removal slider collides several times, the scraps can be removed in most cases. Therefore, if the control means as described above is provided, even if there is a possibility that the scraps may stick to the mold, the scraps can be reliably removed, and it is necessary to stop the automatically operated press machine. In addition, continuous punching becomes possible, and the efficiency of punching is further improved.
[0026]
Here, as a drive system for driving the removal slider, a power of a press machine is taken out by a gear or the like, and a passive type that drives the removal slider with this power, and a drive unit such as an electric motor or an air cylinder device are provided. Both an active type that can drive the removal slider when the press machine is not operating can be employed.
[0027]
In the above-described press scrap removing device, it is preferable to provide a fluid ejection port for blowing fluid toward a position where the press scrap remains.
[0028]
By providing such a fluid ejection port, even if fine scraps that cannot be completely removed by the operation of the removing slider are generated, the scraps can be removed, and the press machine and the press machine by which the fine scraps remain in the mold are provided. An operation failure of the press scrap removing device is prevented beforehand.
[0029]
At this time, it is desirable that air is blown from the fluid ejection port.
[0030]
If the scrap is removed by air in this manner, the air does not adversely affect the press machine or the press scrap removing device, and thus can be left after removing the scrap and other fluids such as oil. As described above, there is no need to collect after use for removing the scraps, and it is easy to handle.
[0033]
Here, it is preferable that the driving means is an air cylinder device driven by compressed air.
[0034]
If the removal slider is driven by an air cylinder device driven by such a compressible fluid, the air absorbs the impact when the removal slider collides with the scrap, and the scrap is stuck to the mold. Therefore, even if the removal slider stops halfway, no excessive force is applied to the press scrap removing device and the mold, and damage to the press scrap removing device and the mold is prevented.
[0035]
At this time, the control unit can set the maximum number of repetitions of the removing operation in one press operation, and the control unit sets the number of times of performing the removing operation to repeat the removing operation again. If the maximum number of repetitions is exceeded, it is desirable that the removing operation be stopped, an abnormality be reported, and the press machine be stopped.
[0036]
There is a case where the scrap is stuck to the mold due to an abnormality in the press mold and the like. In this case, the scrap is not removed simply by colliding the removal slider, and the press machine is not used. Must be stopped and inspected by workers.
[0037]
Therefore, if the control means as described above is provided and the removal slider cannot be removed even if the removal slider collides a plurality of times, it is considered that there is an abnormality in the mold or the like, and the operation of the press machine is stopped. In addition, the operation of the press machine is not continued in an abnormal state, and large damage to the mold and the press machine is prevented.
[0038]
A second invention of the present invention is a press machine that presses one of a male mold and a female mold of a press mold toward the other, and removes a press scrap generated when a workpiece is punched out by the press mold. It is a method of operating a press scrap removing device for removing from the, the male mold and the female mold are separated from each other, in order to remove the press scrap, between the male mold and the female mold. A removing slider that is reciprocated toward the control unit; a control unit that controls a removing operation of the removing slider according to an operation of the press machine; and a start point arrival signal output to the control unit when the removing slider reaches a starting point of a stroke. And a second position detecting means for outputting an end point arrival signal to the control means when the removal slider reaches the end point of the stroke. When the control means does not receive both the end point arrival signal and the start point arrival signal within a predetermined time after starting the removal operation, the removal operation of the removal slider is repeated again. And
[0039]
In the invention of such a method, as described above, even if the burr of the scrap is hung on the female mold, the scrap can be reliably removed, and the worker manually removes the scrap. This eliminates the need for continuous punching by automatic operation of the press machine, improving the efficiency of the punching process, and also reduces the work required to enter the inside of the press machine, reducing the danger in press working. .
Furthermore, even if there is a possibility that the scraps may stick to the mold, the scraps can be reliably removed, and there is no need to stop the automatically operating press machine, enabling continuous punching. The efficiency of blanking is further improved.
[0040]
On this occasion,The press scrap removing device is provided with a fluid ejection port for ejecting fluid toward a position where the press scrap remains, and after ejecting the fluid from the fluid ejection port, the removal slider is connected to the male mold and the male mold. Move forward between female moldsIt is desirable.
[0041]
In this way, even if fine scraps that cannot be completely removed by the operation of the removal slider are generated, the fine scraps can be removed by the fluid blown out from the fluid ejection port. Prior to removing the fine scraps with the fluid blown out from the fluid ejection port, no fine scraps that cause malfunction of the removing slider remain in the mold during operation of the removing slider. Can reliably operate, and even if scraps of various sizes and shapes are generated, they can be reliably removed by the press scrap removing device.
[0042]
In the operation method of the above-described press scrap removing device, the press scrap removing device has an inner peripheral edge portion corresponding to the male cross-sectional shape, and is used when setting the workpiece. A guide member for guiding the workpiece is provided at an interval from the female mold, and after the male mold punches out the workpiece, when the male mold is retracted from the female mold, It is preferable that the biting press scrap is hung on the guide member and is forcibly removed from the male mold.
[0043]
According to this configuration, even if the press scum bites into the male mold, the press scum is hooked on the guide member and is forcibly removed from the male mold by retracting the male mold from the female mold. , Remains between the guide member and the female die and is reliably removed from the die by the operation of the fluid ejection port and the removal slider. The device can be reliably removed.
[0044]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0045]
FIG. 1 shows a
[0046]
Two male dies 6 for press punching are attached to the
[0047]
The
[0048]
In addition, one
[0049]
FIG. 2 and FIG. 3 show an enlarged view of the press
[0050]
In FIGS. 2 and 3, the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
Above the
[0054]
In the state where the fixed
[0055]
The removing
[0056]
The tip of the
[0057]
In addition, a gap is provided between the sliding
[0058]
As shown in FIG. 3, when the compressed air is supplied to the
[0059]
The
[0060]
Here, the position B is the start point of the above-mentioned predetermined stroke, and the position A is the end point of the predetermined stroke.
[0061]
The
[0062]
Here, when the
[0063]
Here, the
[0064]
The
[0065]
More specifically, the control device of the
[0066]
When the
[0067]
Here, the electromagnetic valve 34 is an electromagnetic valve for supplying compressed air. The electromagnetic valve 34A is for supplying compressed air to the
[0068]
The
[0069]
The solenoid valve 35 is a solenoid valve for discharging compressed air. The solenoid valve 35A is for discharging compressed air from the
[0070]
These solenoid valves 34 and 35 are set as A-system solenoid valves for moving the
[0071]
Hereinafter, the
[0072]
First, when the
[0073]
When the
[0074]
In the removing operation subroutine, as shown in FIG. 5, in step S200, the value of the time t of the timer for measuring the time required for the removing operation is reset to “0”, and then the timer is started, and the process proceeds to step S201. move on.
[0075]
In step S201, a flag J indicating that the
[0076]
In the next step S203, the control waits until the time T1 considered necessary for the
[0077]
Here, when it is confirmed that the end point arrival signal has been output from the second
[0078]
On the other hand, when it is confirmed that the end point arrival signal has not been output from the second
[0079]
In step S206, the A-system solenoid valves 34A and 35A are closed, the B-system solenoid valves 34B and 35B are opened, and the
[0080]
Then, in step S207, the process waits until the time T2 considered necessary for the
[0081]
Here, when it is confirmed that the start point arrival signal has been output from the first
[0082]
On the other hand, if it is confirmed that the start point arrival signal has not been output from the first
[0083]
In the next step S210, both the A-system and B-system solenoid valves are closed, the
[0084]
In the abnormality detection subroutine, as shown in FIG. 6, in step S300, it is determined whether or not both the values of the flags J and K are "1".
[0085]
When both the values of the flags J and K are “1”, the removing operation is performed as expected, and it can be considered that the scrap is normally removed, and therefore, as shown in FIG. Starts the operation continuation determination subroutine starting from.
[0086]
Returning to FIG. 6, if the values of the flags J and K are not “1” on one side, the removal operation is not performed as expected, and it is considered that a scrap remains, so that the removal is performed in step S311. After confirming that the number of repetitions n of the operation does not exceed the maximum number Nmax, in the next step S311, 1 is added to the number of repetitions n, the process proceeds to step S200, and the removing operation subroutine is performed again.
[0087]
Here, in step S311, if it is confirmed that the number of repetitions n of the removing operation exceeds the maximum number Nmax, it is not possible to remove the scraps even if the removing
[0088]
Thereafter, in step S322, the abnormality of the mold or the like is repaired, and the process waits until a reset signal is manually input. When the reset signal is input, an operation continuation determination subroutine starting from step S400 is started.
[0089]
In the operation continuation determination subroutine, as shown in FIG. 7, in step S400, it is checked whether or not the
[0090]
Returning to FIG. 7, if the
[0091]
Next, the operation of the press
[0092]
First, when the
[0093]
Here, even when the male die 6 punches the
[0094]
When the
[0095]
On the other hand, the
[0096]
At this time, even if the
[0097]
According to the above-described embodiment, the following effects can be obtained.
[0098]
That is, the
[0099]
Since the removing operation of the removing
[0100]
In addition, since it is not necessary to remove the
[0101]
Further, since the
[0102]
At this time, since air is blown out from the
[0103]
In addition, prior to the operation of the
[0104]
In addition, a dedicated
[0105]
Further, since the
[0106]
Further, a
[0107]
Further, a maximum number of repetitions Nmax of the removing operation per press operation is set for the
[0108]
In addition, the
[0109]
As described above, the present invention has been described with reference to the preferred embodiments. However, the present invention is not limited to the embodiments, and various improvements and design changes can be made without departing from the gist of the present invention. .
[0110]
For example, the driving means for driving the removing slider is not limited to the air cylinder device, but may be a hydraulic cylinder device driven by hydraulic pressure or an electric motor driven by electric power. Not limited to this, a passive type driven by power taken out of a press machine may be used.
[0111]
Further, the fluid blown out from the fluid ejection port is not limited to air, but may be an inert gas such as nitrogen gas or oil such as lubricating oil. can get.
[0112]
Further, the press scrap removing device is not limited to a device having a fluid ejection port, and may be a device in which the fluid ejection port is omitted. However, if the fluid ejection port is provided, the effect as in the above embodiment can be obtained.
[0113]
The workpiece is not limited to a metal material such as a metal plate, but may be a synthetic resin such as a thermoplastic resin or a thermosetting resin, and the specific material of the workpiece is appropriately selected upon implementation. Just fine.
[0114]
【The invention's effect】
As described above, according to the press blank removal device of the present invention, blanks generated by press forming can be removed safely and reliably, and the efficiency of punching work by press forming can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an entire embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of the embodiment.
FIG. 3 is a cross section showing a main part of the embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing an operation of a control unit of the embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing a removing operation subroutine of FIG. 4;
FIG. 6 is a flowchart showing an abnormality detection subroutine of FIG. 4;
FIG. 7 is a flowchart showing an operation continuation determination subroutine of FIG. 4;
FIG. 8 is a diagram for explaining the operation of the embodiment.
FIG. 9 is a view for explaining press working of a conventional example.
FIG. 10 is a diagram for explaining a problem in press working of a conventional example.
FIG. 11 is a plan view showing a workpiece in a general press working.
[Explanation of symbols]
1 Press machine
6 Male type
8 Female type
10 Press removal debris removal device
11 Removal slider
13 Air cylinder device as drive means
17 Guide member
17A Inner circumference
20 fluid outlet
31 First position detection sensor as first position detection means
32 Second position detection sensor as second position detection means
33 Control device as control means
42 Press scum
Claims (9)
前記雄型および前記雌型が互いに離れている状態で、前記プレス抜きカスを除去するために、前記雄型および前記雌型の間に向かって往復駆動される除去スライダと、
前記除去スライダを往復駆動する駆動手段と、
前記プレス機械の動作に応じて前記除去スライダの除去動作を制御する制御手段と、
前記除去スライダがストロークの始点に到着すると始点到着信号を前記制御手段へ出力する第1位置検出手段と、
前記除去スライダがストロークの終点に到着すると終点到着信号を前記制御手段へ出力する第2位置検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記除去動作を開始させてから所定時間内に前記終点到着信号および前記始点到着信号の両方を受信しない場合には、前記除去スライダの除去動作を再度繰り返すものであることを特徴とするプレス抜きカス除去装置。A press machine for pressing one of a male mold and a female mold of a pressing mold toward the other, and a press scrap removing device for removing press scrap generated from punching a workpiece from the press mold. And
With the male mold and the female mold being separated from each other, a removing slider that is reciprocally driven between the male mold and the female mold to remove the press scrap ,
Driving means for reciprocatingly driving the removal slider;
Control means for controlling the removal operation of the removal slider according to the operation of the press machine,
First position detection means for outputting a start point arrival signal to the control means when the removal slider reaches a start point of a stroke;
A second position detection unit that outputs an end point arrival signal to the control unit when the removal slider reaches the end point of the stroke,
The control unit repeats the removal operation of the removal slider again when the control unit does not receive both the end point arrival signal and the start point arrival signal within a predetermined time after starting the removal operation. Press removal scrap removing device.
前記雄型および前記雌型が互いに離れている状態で、前記プレス抜きカスを除去するために、前記雄型および前記雌型の間に向かって往復駆動される除去スライダと、前記プレス機械の動作に応じて前記除去スライダの除去動作を制御する制御手段と、前記除去スライダがストロークの始点に到着すると始点到着信号を前記制御手段へ出力する第1位置検出手段と、前記除去スライダがストロークの終点に到着すると終点到着信号を前記制御手段へ出力する第2位置検出手段とを備えたプレス抜きカス除去装置を用い、
前記制御手段により、前記除去動作を開始させてから所定時間内に前記終点到着信号および前記始点到着信号の両方を受信しない場合には、前記除去スライダの除去動作を再度繰り返すことを特徴とするプレス抜きカス除去装置の運転方法。A press machine for pressing one of a male mold and a female mold of a press mold toward the other, and a press scrap remover for removing press scrap generated from punching of a workpiece from the press mold. Driving method,
Wherein in a state in which male and the female are separated from each other, in order to remove the press scrap, and removing the slider reciprocatingly driven toward between the male and the female, the operation of the press machine Control means for controlling the removal operation of the removal slider according to the following: first position detection means for outputting a start point arrival signal to the control means when the removal slider arrives at the start point of the stroke; And a second position detecting means for outputting an end point arrival signal to the control means when the machine arrives at
If the control means does not receive both the end point arrival signal and the start point arrival signal within a predetermined time after starting the removing operation, the removing operation of the removing slider is repeated again. Operation method of the scrap removal device .
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