JP3555503B2 - 対話的データベース情報提示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース情報提示システムに関し、特に、データベースに蓄積されたデータへ検索を行うとともに検索結果に対応する対話的アニメーション映像を提示することにより、ユーザのデータベースへの検索操作を支援するデータベース情報提示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
3次元コンピュータグラフィクス(CG)技術を用いたアニメーション映像をリアルタイムに生成し、アニメーション中に登場する物体の動きなどをユーザの入力操作に応じて変更することで、対話的アニメーションを実現することができる。対話的アニメーションの利用分野としては、ゲーム、フライト/ドライブシミュレーション、建築物などのウォークスルーシミュレーション、機械/人体/分子構造などの3次元構造物のビジュアル・プレゼンテーションなどがある。
【0003】
対話的アニメーションにおける登場物体の動作手順や動作タイミングや対話制御構造を「スクリプト」と呼ぶプログラム言語を使用して記述する方法がスクリプトアニメーションとして知られている。
【0004】
スクリプトアニメーションを記述する方式として、VRML(VirtualReality Modeling Language[VRML97,ISO/IEC14772−1:1997])が国際標準として規格化されている。
【0005】
VRMLでは、ユーザの操作(例えば登場物体へのマウスクリックや視点の移動操作など)による登場物体の動作の変更をスクリプトで記述する。作成したVRMLファイルは、「VRMLブラウザ」と呼ぶ専用の閲覧プログラムにより対話的アニメーションとして実行することができる。
【0006】
さらに、近年のネットワークの利用、特にインターネットの急速な発展に伴い、「WWW」(World Wide Web)と呼ばれる広域分散型の情報データベースが構築されるに至っている。WWWはハイパーテキスト構造で定義するデータベースであり、HTML(HyperText Markup Language)言語で記述したテキストファイル、画像データや音声データ、さらに前述のVRMLデータなど任意の形式のデータをノードとし、URL(Uniform Resource Locator)で表わされるリンク情報によりノードから他のノードへの参照関係を指定する。
【0007】
WWWではノードであるHTML文書はネットワーク接続された複数のサーバ計算機内に分散して蓄積し、ユーザは、リンクしたHTML文書をネットワーク経由で取得して、「WWWブラウザ」と呼ぶ閲覧プログラムを使用して表示させることができる。
【0008】
WWWブラウザで表示したHTML文書上には他の部分と区別できるようにリンク個所が強調表示されており、ユーザはリンク個所をマウスでクリックするなどの操作により、該リンクで参照された他のHTML文書をネットワーク経由で検索して表示させることができる。
【0009】
一方、データベースシステムへの情報の検索問合わせ手法に関しては、「SQL」(Structured Query Language)と呼ぶデータベース言語を利用して検索を行うことができる。SQL言語による検索を行うデータベースシステムとしてはリレーショナル・データベース(Relational Data Base,「RDB」という)が代表的である。
【0010】
RDBへの情報検索などの際には、ユーザはSQL条件式を作成するなどの作業により検索問い合わせの指定を行う。このため、ユーザはデータべースの検索条件(検索の対象や検索の範囲)を直感的に把握しながら設定することが難しいという問題がある。すなわち、一回のデータベース検索の実行の結果得られる情報は、例えばHTMLテキストまたは項目を列挙したテキストデータなどであり、ユーザが検索問い合わせの結果が意図したものであるかどうかを、把握・確認することは容易ではない、という問題がある。
【0011】
また、WWWなどハイパーテキスト型データベースの閲覧においては、ユーザはノード中に記述されたリンクをたどることにより目的のノードを検索する。このとき、ユーザはデータベース中での参照の移動を繰り返すため、いわゆる「迷子問題」と呼ばれる問題、すなわちユーザがハイパーテキスト中で現在の参照位置を把握することが困難になる、という問題を引き起こす。
【0012】
なお、データベースの現在状態を判定するためにデータ構造にアクセスし、そのデータベースに記憶された情報の論理的関係を図形的に表示する方式として、例えば特開平5−224907公報(特公平08−007676)等の記載が参照される。同公報には、データベースを直接操作するための図形的照会ソフトウェアを利用者に供するものであり、ユーザは、このグラフィックユーザインタフェースを介して、データベースの一部およびその論理的関係を選択および変更するために位置決め装置を使用することができる。これらの選択および変更は、基礎となるデータ構造に対する修正によって、その関係データベースに動的に適用され、ディスプレイに図形的に反映される。
【0013】
しかしながら、図形的表示は2次元であり、対話的アニメーションのうち3次元のアニメーションの作成を行なうことができない。
【0014】
また、検索したデータの属性に応じた表示図形の変更など、提示するアニメーションの内容を変更することによるデータの可視化などの表現を行うことはできない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のデータベース検索システムは下記記載の問題点を有している。
【0016】
第1の問題点は、ユーザがデータベースの検索結果とその属性を直観的に把握することが容易ではない、ということである。
【0017】
その理由は、データベースの検索結果は、通常、検索条件に適合する項目を列挙したテキストデータであり、項目の属性を数値またはテキストとして表現するために、ユーザが検索結果を直感的に把握することは難しい、ためである。
【0018】
第2の問題点は、ハイパーテキスト型のデータベースにおけるデータ間の階層構造を視覚的に把握することが難しい、ということである。
【0019】
その理由は、従来のハイパーテキスト型のデータベース検索においては、あるノードから参照可能なノードへのリンクがノードをブラウザで表示した画面の複数箇所に散在しており、また同時に参照可能なリンクが1階層分に限定されるために、直前に参照した階層や次に参照可能な階層についての情報をユーザが利用できないためである。
【0020】
したがって本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、データベースに格納されたデータ構造およびデータの属性を反映した対話的アニメーションの映像をユーザに提示することにより、検索ユーザのデータベースへの検索操作を支援するシステムを提供することにある。
【0021】
また本発明の他の目的は、データベースにおけるデータ間の階層構造を容易に把握可能とする、システムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明は、登場物体の形状と空間配置と動きと動作手順を定義するアニメーションデータに基づいて映像を生成および提示する対話的情報提示システムにおいて、ユーザの操作を取り込むユーザ入力手段と、前記ユーザ入力とユーザが行った登場物体の選択の結果と、前のデータベース検索結果とに基づいてデータベースへの検索条件を計算して出力する検索条件計算手段と、前記検索条件に基づいてデータベースへの検索問い合わせを行って得られた検索結果を出力するデータベース検索手段と、登場物体の形状情報および属性情報を格納して出力する物体形状格納手段と、前記検索結果を解析して検索結果の構成要素を抽出するとともに、あらかじめ定めた対応規則に基づいて前記構成要素に対応する登場物体名を計算して出力する形状属性計算手段と、前記登場物体名に対応する形状情報および属性情報により内部に格納したアニメーションデータを読み出して対応する形状情報および属性情報を更新した新規アニメーションデータを計算して出力するアニメーション計算手段と、前記ユーザ入力および前記アニメーションデータに基づいて対話的アニメーションの映像を生成して提示するとともにユーザが行った登場物体の選択結果を出力する映像提示手段とを備える。
【0023】
本発明において、検索条件計算手段は、ユーザ入力に基づきSQL式の入力編集を行うSQL式編集手段と、データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段と、前記検索結果と、ユーザが行った登場物体の選択結果とに基づいて新たなSQL式を計算して出力する新規検索条件計算手段とを備えて構成される。
【0024】
あるいは、本発明において、検索条件計算手段は、ユーザ入力に基づきリンク情報の入力編集を行うリンク情報入力手段と、ハイパーテキスト型データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段と、前記格納した検索結果と提示映像に対するユーザの登場物体の選択操作結果とに基づいて新たなリンク情報を計算して生成するリンク情報計算手段とを備えて構成される。
【0025】
本発明は、データベースに対して検索問合わせを行った結果に基づいて登場物体の動き及び属性情報を計算する動き計算手段と、前記動き及び属性情報に基づき格納したアニメーションデータを更新して出力するアニメーション計算手段とを備えた構成としてもよい。
【0026】
本発明は、外部データベースに対して検索問合わせを行った結果を表画面またはハイパーテキスト画像である検索結果画像として生成して提示する検索結果提示手段を備えた構成としてもよい。
【0027】
さらに本発明は、データベースに対して検索問合わせを行った結果に基づき生成した検索結果画像を登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする際の対応関係を計算してアニメーションデータを更新するテクスチャマップ手段と、前記アニメーションデータに基づき前記検索結果画像を対応する登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする映像提示手段とを備えた構成としてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明は、その好ましい実施の形態において、ユーザ入力手段(11)からのユーザ入力情報に基づき、データベースの検索条件として、検索式(SQL式)またはリンク位置情報(URL)を求め、前回又はそれ以前の検索結果と、映像提示手段(16)における登場物体のユーザの選択結果とに基づき、検索範囲の絞り込みを行なった検索条件を自動生成する検索条件計算手段(12)と、データベース検索手段(13)で検索された、データベース検索結果またはHTMLファイル等の検索結果を受け取り、予め定められた対応アルゴリズムに基づいて、検索結果項目に対応する登場物体の形状を選択する形状属性計算手段(14)と、選択した形状データを反映させた新たなアニメーションデータを自動生成するアニメーション計算手段(15)と、アニメーションデータを表示してユーザに提示するとともに、ユーザが登場物体を選択した結果を、検索条件計算手段(12)に対して通知する映像提示手段(16)を備える。
【0029】
本発明において、検索条件計算手段(12)は、図5を参照すると、ユーザ入力に基づき、SQL(Structured Query Language;構造化問い合わせ言語)式の入力編集を行うSQL式編集手段(1201)と、データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段(1202)と、検索結果格納手段(1202)に格納された検索結果と、映像提示手段(16)において提示映像に対してユーザが行った登場物体の選択結果操作とに基づいて新たなSQL式を生成して出力する検索条件計算手段(1203)と、を備えて構成される。
【0030】
また本発明において、検索条件計算手段は、図6を参照すると、ユーザ入力に基づきリンク情報の入力編集を行うリンク情報入力手段(1204)と、ハイパーテキスト型データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段(1205)と、検索結果格納手段(1205)に格納された検索結果と、映像は提示手段(16)において提示映像に対するユーザが行った登場物体の選択操作結果とに基づいて新たなリンク情報を計算して生成するリンク情報計算手段(1206)と、を備えて構成される。
【0031】
また本発明は、図2を参照すると、前記データベースに対して検索問合わせを行った検索結果に基づいて、登場物体の動き及び属性情報を求める動き計算手段(29)を備え、アニメーション計算手段(25)は、前記動き及び属性情報に基づき格納したアニメーションデータを更新して出力する。
【0032】
本発明は、図3を参照すると、前記データベースに対して検索問合わせを行った結果を、表画面またはハイパーテキスト画像である検索結果画像として生成して提示する検索結果提示手段(39)を備える。
【0033】
さらに本発明は、図4を参照すると、前記データベースに対して検索問合わせを行った結果に基づき生成した検索結果画像を登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする際の対応関係を計算してアニメーションデータを更新するテクスチャマップ手段(50)を備え、前記映像提示手段(46)が、前記アニメーションデータに基づき前記検索結果画像を対応する登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする構成とされる。
【0034】
【実施例】
本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の基本構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、ユーザ入力手段11と、検索条件計算手段12と、データベース検索手段13と、形状属性計算手段14と、アニメーション計算手段15と、映像提示手段16と、外部データベース17と、物体形状格納手段18と、を備えて構成されている。なお、以下では、対話的アニメーションとして3次元CGアニメーションを利用する場合を例に説明するが、2次元上で表現する対話的アニメーション、もしくは2次元の対話的コンテンツに対しても、本発明が適用できることは勿論である。
【0035】
ユーザ入力手段11は、ユーザが操作するマウス、キーボードなどの入力装置が出力するデータを取り込みユーザ入力1001として出力する。
【0036】
ユーザ入力1001には、ユーザがキーボード、マウス、3次元座標入力装置などを操作した結果得られたデータや、磁気テープ、磁気ディスク等の記憶装置にあらかじめ記録しておいたデータ、同一の計算機上で稼働する別のプログラムにより生成してメモリ上に格納したデータ、あるいは通信回線によって接続した他の計算機または映像生成装置との通信結果をメモリ上に格納したデータなどを用いることができる。
【0037】
検索条件計算手段12は、ユーザ入力1001によりユーザがテキスト編集などの編集操作を行って作成した外部データベース17への検索条件1002を出力する。あるいは、直前のデータベース検索結果を内部の記憶手段に格納しておき、映像提示手段16が出力する選択項目1006に基づいて、新たに検索条件1002を求めて出力する。
【0038】
選択項目1006は、映像提示手段16においてユーザが提示映像中から物体を選択した結果得られる選択物体の名称またはインデックス指定である。
【0039】
外部データベース17として関係データベース(RDB)に対してSQL式による問い合わせを行う場合の検索条件計算手段12の動作を説明する。
【0040】
一例として、外部データベース17であるRDBに、「価格」と「商品名」をレコード項目にもつ「商品カタログ」のデータベースを構築し、検索条件を、「商品カタログ」に登録された製品中から、特定の価格帯に属する商品名を検索するSQL式(SELECT文)を以下に示す。
【0041】
SELECT 価格,商品名
FROM 商品カタログ
WHERE 価格 BETWEEN 10000 AND 20000
【0042】
図5は、図1に示した本発明の一実施例における検索条件計算手段12の構成の一例を示すブロック図である。
【0043】
図5を参照すると、検索条件計算手段12は、SQL式編集手段1201と、直前検索結果格納手段1202と、新規検索条件計算手段1203とを備えて構成されている。
【0044】
ユーザはテキストエディタなどのSQL式編集手段1201において、ユーザ入力1001よりSQL式を編集して作成し、SQL式編集手段1201から検索条件1002として出力する。あるいは、直前検索結果格納手段1202に、RDBから出力された直前の検索結果を格納し、映像提示手段16から出力される選択項目1006に基づいて、新たに検索条件を計算して生成してもよい。なお、直前の検索結果が存在しない場合には、デフォルトの検索条件をあらかじめ設定して使用することができる。
【0045】
例えば、RDBに対して上記の問い合わせを行った結果、以下のような項目を列挙したデータを検索結果として得ることができる。各項目の属性は最初の行にある“商品名:価格”である。
【0046】
商品名:価格
ソフトウェアA:14,800
ハードウェアE:12,000
ソフトウェアG:19,500
【0047】
検索条件計算手段12は、上記の検索結果を、直前の検索結果として、内部の記憶手段に記憶しておき、選択項目1006で与えられるインデックスと照合を行う。例えば、インデックス“002”がユーザ選択結果である場合、後述される、インデックスを付加した検索結果1003の中の、
“002:ハードウェアE:12,000”
の項目を、新規検索条件1002の生成のための検索範囲の制約条件として使用することができる。
【0048】
すなわち、この項目には、価格属性“12,000”が含まれているため、新規検索条件計算手段1203は、12,000円前後の価格の商品を検索するために、検索範囲をこの価格を含む限定した範囲とするSQL式を新たに計算して検索条件1002として出力することができる。
【0049】
以下に新たなSQL式の一例として、
「選択項目で指定した製品の価格(このばあい12,000円)に対してプラスマイナス1000円の範囲に納まる製品を検索する」という規則またはアルゴリズムを適用した例を示す。
【0050】
SELECT 価格,商品名
FROM 商品カタログ
WHERE 価格 BETWEEN 11000 AND 13000
【0051】
なお、SQL式の新規生成において、ユーザの選択した項目に含まれる属性を使用してもよい。例えば上記の例では、項目“002:ハードウェアE:12,000”には、商品名属性“ハードウェア”が含まれているため、RDB中からハードウェア製品だけを検索するようなSQL式を生成することもできる。この場合のSQL式の一例を以下に示す。
【0052】
SELECT 価格,商品名
FROM 商品カタログ
WHERE 商品名 “ハードウェア”
【0053】
データベース検索手段13は、検索条件計算手段12が設定した検索条件1002に基づき、外部データベース17に対して前述の手順で作成されたSQL問い合わせ1007を送信し、外部データベース17(RDB)から検索結果1003を得る。
【0054】
外部データベース17は、このシステムが稼動する同一マシン上に構築したものに限らず、ネットワーク接続された他の計算機上に構築したものであってもよい。
【0055】
検索問合わせ1007は、データベースが同一計算機上で稼動する場合は検索条件1002をそのまま使用できる。一方、データベースが他の計算機上に構築されている場合、検索問合わせ1007は、検索条件1002に対してネットワーク通信処理に必要なプロトコルを追加したものとして構成する。
【0056】
また、データベース検索手段13は、以降の処理の便宜のために、検索問合わせ1007によるデータベースの検索結果1008について、結果を構成する各項目を識別するために、ユニークなインデックス番号を付加し、インデックス付きの検索結果1003として出力する。以下に、インデックスを付加した検索結果1003の例を示す。
【0057】
インデックス:商品名:価格
001:ソフトウェアA:14,800
002:ハードウェアE:12,000
003:ソフトウェアG:19,500
【0058】
物体形状格納手段18は、内部に対話映像中に提示する登場物体の形状および属性データを複数格納しており、形状ファイル名1009で指定される形状データ1010を、形状属性計算手段14に対して出力する。形状データ1010の記述としては、一般にCAD設計ツールなどで使用されているデータ記述形式など、物体形状を、ポリゴンや自由曲面パッチの集合として記述するファイル形式を用いることができる。また、映像提示手段16として、VRMLブラウザを用いる場合には、VRML形式で、形状データ1010を記述する。
【0059】
以下、映像提示手段16としてVRMLブラウザを用い、形状及びアニメーションの記述に、VRML形式のデータを用いる場合を例として説明する。
【0060】
形状属性計算手段14は、データベース検索手段13によって得られた検索結果1003を解析して分類するとともに、あらかじめ定めた対応規則またはアルゴリズムに基づいて、各項目に対して、形状データを対応させる。そして、対応させた形状ファイル名1009を物体形状格納手段18に対して出力し、得られた形状データ1010に対して、インデックスを付加し、インデックスつきの形状データ1004を、アニメーション計算手段15に対して出力する。
【0061】
項目に対する形状データの対応関係は、あらかじめ対応規則または対応アルゴリズムにより求めておく。以下に示す例では、検索結果の項目の属性値に応じて項目に対応するVRML形状データファイル名(ファイル拡張子:wrl)を参照する場合の対応規則の一例を示す。
【0062】
項目:属性: 形状データファイル名
価格:10,000以上12,000未満: AA.wrl
価格:12,000以上14,000未満: BB.wrl
価格:14,000以上16,000未満: CC.wrl
価格:16,000以上: DD.wrl
【0063】
この対応規則を適用することにより、前述の検索結果では、
・インデックス001の項目(14,800円)に対しては形状CC.wrl、
・インデックス002の項目(12,000円)に対しては形状BB.wrl、
・インデックス003の項目に対して(19,500円)は形状DD.wrlが、それぞれ対応する。
【0064】
この結果、形状属性計算手段14は、インデックスつき形状データとして、
「“001”+形状ファイルCC.wrl」、
「“002”+形状ファイルBB.wrl」、
「“003”+形状ファイルDD.wrl」
の3個の形状データ1004を出力する。
【0065】
アニメーション計算手段15は、あらかじめ内部の記憶手段に格納されているアニメーションデータに対して、インデックス付き形状データ1004を対応させ、新たなアニメーションデータを生成して映像提示手段16に出力する。
【0066】
アニメーションデータは、登場物体の形状及びシーン又は空間中における配置を指定し、さらに各登場物体の移動または変形などの時間経過に伴う変化を記述したデータであり、市販のアニメーションツールで使用する出力ファイルやVRML形式データなどを使用できる。
【0067】
図8に、VRML形式のアニメーションデータの一例を示す。VRML形式データでは、登場物体の形状、及び空間配置をツリー型の階層構造データとして記述する。登場物体の形状は、ファイル中に直接記述するほか、外部ファイルとして作成しておき、これを参照してもよい。登場物体の空間配置(並行移動、回転、スケーリング)はアニメーション指定することができる。アニメーションはキーフレームアニメーションとして記述し、キー値の指定には、「Interpolator」(インタポレータ)ノードなどの専用のノードを使用する。
【0068】
図8では、キー値は並行移動アニメーションを格納する「PositionInterpolator」(ポジションインタポレータ)ノードにより指定している。
【0069】
アニメーション計算手段15は、VRML形式のアニメーションデータに記述された形状データファイル名をインデックス付き形状データ1004により書き換えることで、新たなアニメーションデータを生成し、アニメーションデータ1005として出力する。
【0070】
例えば図8において、登場物体の形状は、「Shape」(シェイプ)ノード中の「geometry」(ジオメトリ)フィールドに指定されており(#は注釈行を示す)、アニメーション計算手段15は、形状データ1004の指定に応じて該当する「geometry」フィールドの内容を書き換えて新たなファイルを作成し、アニメーションデータ1005として出力する。
【0071】
アニメーションデータ中に書き換え対象となる形状データが存在する場合には、インデックスつき形状データ1004のインデックスにより対応を定めることができる。
【0072】
例えば書き換え対象の形状ファイルのノード名にインデックスを付加させたり、アニメーションデータ中の順番や、あるいはインデックス番号をコメントとして付加するなどの方法により、書き換え対象となる形状データとインデックスつき形状ファイル1004との対応を定めることができる。
【0073】
映像提示手段16は、アニメーションデータ1005に記述された物体形状を3次元空間に配置して、各物体の動きを逐次描画してアニメーション映像を生成して提示する。
【0074】
図7は、映像提示手段16が提示するアニメーション映像の一例を示す図である。画像の描画には、視点、光源、アクタの空間中の位置と形状および表面の属性に基づいて、座標変換、クリッピング、輝度計算、透視投影計算、シェーディング、隠面消去処理などの一連の3次元コンピュータグラフィクス技術による画像生成処理を行う。
【0075】
また、映像提示手段16は、対話的動作を実現するために、ユーザ入力1001を常時監視し、ユーザが映像中の物体をマウスクリックするなどして、次回検索対象の指定を行った場合、クリックされた物体の名称またはインデックスを選択項目1006として検索条件計算手段12に対して通知する。
【0076】
この機能は、VRMLブラウザにおいては、ブラウザプログラムと外部プログラムとの連携機能を用いて実現することができる。例えば、ユーザによる登場物体のマウスクリック操作を常に監視し、操作が行われた際に対象となる物体のインデックスを選択項目1006としてVRMLの「Script」ノードを経由して外部プログラムである検索条件計算手段12に対して出力させることができる。
【0077】
図7を参照して説明すると、VRMLブラウザの提示するアニメーション映像の画面1213には、登場物体1207と1208と1209が空間配置されて表示されており、それぞれあらかじめ指定した動きデータに基づく移動を行うことで、ユーザにアニメーションを提示している。
【0078】
ユーザはマウスポインタ1210を操作し、登場物体1207から1209のうちのいずれか一つをクリックすることで、次の検索対象への制約条件を指定する。
【0079】
映像提示手段16は、ユーザがクリックした登場物体のインデックスを調べ、選択項目1006として出力する。
【0080】
また、映像提示手段16は、選択操作の履歴を内部で記録して管理することにより、操作履歴における任意の時点に遡る操作を再現するためのアンドゥ/リドゥ(UNDO/REDO)機能を提供することもできる。
【0081】
図7における、操作ボタン1211及び1212は、それぞれアンドゥおよびリドゥ操作に使用するボタンであり、ユーザは、それぞれをクリックすることにより、履歴上の操作を再現することができる。
【0082】
これらのボタンは、特にシーン中の登場物体として作成して使用することにより、視覚的に効果的な映像として提供することが可能となる。なお、これらの操作を行う際には、映像提示手段16は、選択項目1006にアンドゥまたはリドゥ操作を表す特別のインデックス番号を指定し、同時に検索条件計算手段12においても過去の検索条件の履歴を記録しておき、アンドゥまたはリドゥ操作の際には対応する検索条件を出力する。
【0083】
以上説明した各手段の一連の動作により、ユーザの操作に基づきデータベースの検索を行い、かつ検索結果を再びユーザにアニメーションとして提示することを繰り返すデータベース情報映像提示装置を構成することができる。
【0084】
本発明の第2の実施例について説明する。図6は、本発明の第2の実施例における検索条件計算手段12の構成を示すブロック図である。なお、本発明の第2の実施例において基本構成は、図1に示した前記実施例と同様とされ、検索条件計算手段12の構成のみが前記実施例の構成と相違している。
【0085】
図6を参照すると、検索条件計算手段12は、リンク情報入力手段1204と、ハイパーテキスト格納手段1205と、リンク情報計算手段1206とを備えて構成されている。
【0086】
図1を参照すると、本発明の第2の実施例において、データベース検索手段13は、WWWなどのハイパーテキストデータベースを検索対象とし、URLなどのリンク情報を検索条件1002として用い、HTMLファイルなどのハイパーテキスト文書を検索結果1003として扱う。ユーザは、ユーザ入力手段1001においてURLを直接入力するか、あるいは映像提示手段16における登場物体の選択指定を行うことにより直前の検索結果に基づき新規にリンク情報を計算して指定する。
【0087】
再び図6を参照すると、ユーザはテキストエディタなどのリンク情報入力手段1204において、ユーザ入力1001のキーボード入力によりURLを編集して作成し、検索条件1002として出力する。あるいは、直前検索結果格納手段1205に直前の検索の結果得られたHTMLファイルを格納しておき、リンク情報計算手段1206において映像提示手段16が出力する選択操作1006に基づいて新たに検索条件を計算して生成してもよい。なお、直前の検索結果が存在しない場合には、デフォルトの検索条件をあらかじめ設定して使用する。
【0088】
本発明の第2の実施例において、検索条件計算手段12は、データベース検索手段13に対する直前の検索操作結果のHTMLファイルを直前検索結果格納手段1205に格納しておき、格納されたHTMLファイルに含まれるURLに対して先頭から順にインデックス番号を割り当てて管理する。
【0089】
リンク情報計算手段1206は、項目選択1006のインデックスに対応するURLを格納したHTMLファイル中から、割り当てたインデックス番号に基づき検索し、得られたURLを検索条件1002として出力する。
【0090】
データベース検索手段13は、検索条件1002のURLに基づきWWWサーバに対してHTMLファイルの検索を行い、得られたHTMLファイルを検索結果1003として出力する。
【0091】
形状属性計算手段14は、検索結果1003のHTMLテキスト中に含まれるキーワードまたはURLを検索し、キーワードまたはURLに対応する形状データをインデックスを付加して形状データ1004として出力する。
【0092】
本発明の第3の実施例について説明する。図2は、本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、本発明の第3の実施例は、図1に示した前記実施例の構成に、動き計算手段29をさらに備えている。この動き計算手段29は、検索結果2003の表形式データあるいはHTMLファイル中のあらかじめ指定されたパラメータや属性に基づきアニメーション中の登場物体の動きデータまたは物体形状の色輝度や表面反射属性などの属性値を計算して生成し、インデックス番号を付加して動きデータ2011として出力する。
【0093】
例えば検索結果2003の項目の中の数値(金額や商品コードなど)やHTMLファイルの更新頻度や更新の時間的な間隔やプライオリティなど、任意のパラメータに応じて、登場物体の動きを大小にスケーリングしたり、あるいは動作時間を可変にすることができる。この結果、ユーザに対して検索結果のもつさまざまなパラメータに対応して視覚的に訴えるアニメーション映像を提示することができる。特に、重要度が高いと思われるパラメータの変化に対しては、例えば登場物体に対して明るい赤色の表面属性値を与え、激しい動きデータを与えるなどにより、特にユーザに対して注意を喚起することが可能となる。
【0094】
アニメーション計算手段25は、形状データ2004に基づき、アニメーションデータ中の形状物体指定を変更するとともに、動きデータ2011に基づきインデックスで指定された登場物体の動きデータを変更してアニメーションデータ2005を出力する。
【0095】
本発明の第4の実施例について図面を参照して説明する。図3は、本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、本発明の第4の実施例は、図1に示した前記実施例の構成に検索結果提示手段39をさらに備えている。検索結果提示手段39は、検索結果3003を表形式画像またはHTMLページ画像などの2次元画像として可視化して提示する。この結果、ユーザは、データベースに対する検索操作を、対話的アニメーション映像に対する操作によって行うことができるとともに、検索結果を、直接、最適な表示形態によって、閲覧することができる。
【0096】
例えば検索結果3003が外部データベース37を検索して得られる表形式データである場合には、表全体あるいは表中の任意の部分をあらかじめ定めた任意のアルゴリズムにより抜き出した部分表データを可視化した画像を、映像提示手段3005の提示する映像とは別にユーザに対して提示する。表データの可視化の手法には、例えば表データの表示画面をそのまま表示する方法や、表データを構成する項目と属性(数値)を棒グラフや円グラフなどのより視覚的に把握しやすい画像として表現する方法がある。
【0097】
また、検索結果3003がHTMLテキストとして得られる場合には、WWWブラウザを使用して表示する閲覧画面をそのままユーザに対して提示する。
【0098】
これらの検索結果の提示のためには、検索結果提示手段39は、例えば一般に表計算ソフトとして知られるソフトウェアや、WWWブラウザなどを外部プログラムとして起動させて提示を行ってもよい。
【0099】
本発明の第5の実施例について説明する。図4は、本発明の第5の実施例の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、本発明の第5の実施例は、図3に示した前記実施例の構成に、テクスチャマップ手段50をさらに備えている。このテクスチャマップ手段50は、検索結果提示手段49が生成した検索結果画像4011について、形状属選択手段44が選択した形状データ4004に対するテクスチャ画像としてマッピングを行う。形状データ4004と検索結果4011はインデックスにより対応付けが行われる。
【0100】
形状データ表面に対するテクスチャ画像の貼り付けは、形状データ表面を構成するポリゴンまたはパッチの頂点におけるテクスチャ座標系(U,V)の座標値を計算することで定まる。
【0101】
テクスチャ座標系(U,V)の座標値を計算するアルゴリズムとして、形状を取り囲む仮想的な基本形状(球、直方体、円筒など)を設定し、テクスチャ画像上のUV座標系からこれら基本形状への対応関係と、さらに基本形状と形状データのポリゴン頂点との対応関係とを設定し、これら2つの対応関係から最終的な形状データ表面ポリゴン頂点におけるテクスチャUV座標を自動的に決定する方法を用いることができる。
【0102】
また、形状データを作成する時点において、あらかじめ表面に貼り付けるテクスチャ画像のUV座標を頂点ごとに設定しておくよういしてもよい。この場合、形状ファイル中の各頂点データに対して対応するUV座標を併記しておく。なお、形状表面に対するテクスチャ画像の貼り付け方法については、例えば特開平7−057118号公報等の記載が参照される。
【0103】
テクスチャマップ手段50は、形状データ4004に対して検索結果画像4011を貼り付けたテクスチャつき形状データ4012をアニメーション計算手段45に対して出力する。
【0104】
映像提示手段46は、対話的アニメーションの映像をレンダリングして表示する際に、テクスチャ付き形状データに対して、テクスチャマッピング処理を行って映像を生成する。
【0105】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、対話的アニメーション映像を用いて検索対象を指定することができるため、データベース検索操作を容易化する、という効果を奏する。その理由は、本発明においては、データベースに格納されている情報について、データの構造を検索し、ユーザが理解しやすいように、3次元または2次元の対話的アニメーションを作成する手段を備えたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第5の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例における検索条件計算手段の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例における検索条件計算手段の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例における映像提示手段の生成する対話型アニメーションの映像の画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施例におて用いるアニメーションデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 ユーザ入力手段
12、22、32、42 検索条件計算手段
13、23、33、43 データベース検索手段
14、24、34、44 形状属性計算手段
15、25、35、45 アニメーション計算手段
16、26、36、46 映像提示手段
17、27、37、47 外部データベース
18、28、38、48 物体形状格納手段
29 動き計算手段
39、49 検索結果提示手段
50 テクスチャマップ手段
1001、2001、3001、4001 ユーザ入力
1002、2002、3002、4002 検索条件
1003、2003、3003、4003 インデックスつき検索結果
1004、2004、3004、4004 インデックスつき形状データ
1005、2005、3005、4005 アニメーションデータ
1006、2006、3006、4006 選択項目
1007、2007、3007、4007 検索問合わせ
1008、2008、3008、4008 検索結果
1009、2009、3009、4009 形状ファイル名
1010、2010、3010、4010 形状データ
2011 動きデータ
4011 検索結果画面
4012 テクスチャつき形状データ
1201 SQL式編集手段
1202 直前検索結果格納手段
1203 新規検索条件計算手段
1204 リンク情報入力手段
1205 直前検索結果格納手段
1206 リンク情報計算手段
1207、1208、1209 登場物体
1210 マウスポインタ
1211 アンドゥボタン
1212 リドゥボタン
1213 提示映像画面

Claims (7)

  1. 登場物体の形状と空間配置と動きと動作手順とを定義するアニメーションデータに基づいて、映像を生成及び提示する対話的情報提示システムにおいて、
    ユーザの入力を取り込むユーザ入力手段と、
    前記ユーザ入力と、前記ユーザが行った登場物体の選択の結果と、すでに行われたデータベース検索結果とに基づいて、データベースへの検索条件を自動生成する検索条件計算手段と、
    前記生成された検索条件に基づき前記データベースへの検索問い合わせを行った結果得られた検索結果を出力するデータベース検索手段と、
    登場物体の形状情報および属性情報を格納する物体形状格納手段と、
    前記検索結果を解析して前記検索結果の構成要素を抽出するとともに、予め定められた対応規則に基づいて、前記構成要素に対応する登場物体名を求める形状属性計算手段と、
    前記登場物体名に対応する形状情報及び属性情報により、記憶手段に予め格納されたアニメーションデータを読み出し、対応する形状情報および属性情報を更新したアニメーションデータを出力するアニメーション計算手段と、
    前記ユーザ入力と前記アニメーションデータとに基づいて、対話的アニメーションの映像を生成して提示するとともに、前記ユーザが行った登場物体の選択結果を出力する映像提示手段と、
    前記データベースに対して検索問合わせを行った検索結果に基づいて、登場物体の動き及び属性情報を求める動き計算手段と、
    を備え、
    前記アニメーション計算手段は、前記動き及び属性情報に基づき、前記記憶手段に格納されているアニメーションデータを更新して出力する、ことを特徴とする対話的データベース情報提示システム。
  2. 前記検索条件計算手段が、前記ユーザ入力に基づき、SQL(Structured Query Language;構造化問い合わせ言語)式の入力編集を行うSQL式編集手段と、
    前記データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段と、
    前記検索結果格納手段に格納された前回の検索結果と、前記映像提示手段における前記提示映像に対するユーザの登場物体の選択結果操作とに基づいて新たなSQL式を生成して出力する新規検索条件計算手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の対話的データベース情報提示システム。
  3. 前記検索条件計算手段が、前記ユーザ入力に基づきリンク情報の入力編集を行うリンク情報入力手段と、
    ハイパーテキスト型データベースへの検索結果を格納する検索結果格納手段と、
    前記検索結果格納手段に格納された検索結果又はデフォルト値と、前記映像提示手段における提示映像に対するユーザの登場物体の選択操作結果に基づいて新たなリンク情報を計算して生成するリンク情報計算手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の対話的データベース情報提示システム。
  4. 前記データベースに対して検索問合わせを行った結果を、表画面またはハイパーテキスト画像である検索結果画像として生成して提示する検索結果提示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の対話的データベース情報提示システム。
  5. 前記データベースに対して検索問合わせを行った結果に基づき生成した検索結果画像を登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする際の対応関係を計算してアニメーションデータを更新するテクスチャマップ手段を備え、
    前記映像提示手段が、前記アニメーションデータに基づき前記検索結果画像を対応する登場物体の形状表面にテクスチャマッピングする、ことを特徴とする請求項に記載の対話的データベース情報提示システム。
  6. 前記データベース検索手段が、データベース検索結果について、検索結果を構成する各項目をユニークなインデックス番号を付与してインデックス付きの検索結果として出力し、
    前記形状属性計算手段が、前記データベース検索手段によって得られた検索結果を解析して分類するとともに、あらかじめ定められた対応規則に基づいて、各項目に対して、形状データを対応させ、得られた形状データに対してインデックスを付加し、インデックスつきの形状データを前記アニメーション計算手段に対して出力することを特徴とする請求項1記載の対話的データベース情報提示システム
  7. ユーザ入力情報に基づき、検索式又はリンク情報よりなる検索条件を生成するか、もしくは、過去の検索結果と、表示手段に提示された表示物のユーザの選択結果とに基づき検索条件をあらたに自動生成する第1の手段と、
    前記生成された検索条件によるデータベースを検索する第2の手段と、
    データベース検索結果について、予め定められた対応規則に基づき、物体形状情報を予め格納した記憶手段から検索結果項目に対応する表示物の形状を取得する第3の手段と、
    前記形状を反映させた2次元又は3次元のアニメーションデータを生成する第4の手段と、
    前記生成されたアニメーションデータを表示物として表示するとともに、前記表示物のユーザの選択結果を前記第1の手段に対して通知する第5の手段と、
    を備え、
    前記2次元又は3次元のアニメーションデータは、前記データベースに格納されたデータの構造及び属性を反映し前記属性に応じて動的に生成される、ことを特徴とするデータベース検索装置。
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