JP3552022B2 - Guide rail suspension device for transport - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送用電車を案内するガイドレールを、天井側の所定高さに架設するために、H形鋼利用の断面エ字形梁材から吊り下げる吊下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の搬送用ガイドレールの吊下装置としては、実開平5−22246号公報に記載されるように、下端部がガイドレールに結合された吊下用コ字形ヨークの上端部を前記梁材の下側に当接させた状態で、当該吊下用コ字形ヨークを前記梁材の下側水平張出部両端に結合部材で結合する、吊下用コ字形ヨークを梁材下側に結合するタイプのものが一般的である。また、実公平5−40081号公報に記載されるように、前記吊下用コ字形ヨークの上端を前記梁材の片側に突出する上下一対の水平張出部間で垂直板部に結合部材で結合する、吊下用コ字形ヨークを梁材側面に結合するタイプのものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ガイドレールを片持ち状に吊り下げる吊下用コ字形ヨークは、強大な曲げ強度を必要とするものであるため、その梁材に結合される上端部も、十分な高さが必要なものである。しかして、前者の吊下用コ字形ヨークを梁材下側に結合するタイプの吊下装置では、高さの大きな吊下用コ字形ヨークの上端部が梁材の下側に配置されるため、この吊下用コ字形ヨークの下端部に結合されるガイドレールと当該吊下用コ字形ヨークの上端部との間に搬送用電車のトロリー走行空間を確保しようとすると、ガイドレールの床面上高さが低くなり、天井側空間の有効活用を図ることができない。また、後者の吊下用コ字形ヨークを梁材側面に結合するタイプの吊下装置では、梁材の垂直板部に対する結合孔加工が必須になり、梁材の長さ方向に吊下用コ字形ヨークの取り付け位置を自由に調整することができない。また、吊下用コ字形ヨークに働く全負荷を、当該吊下用コ字形ヨークと梁材の垂直板部とを結合するボルトで受けることになるので、大型のボルトを数多く使用しなければならず、取り付け作業にかかる負担が大きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送用ガイドレールの吊下装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送用電車を案内するガイドレール2をH形鋼利用の断面エ字形梁材1から吊り下げる吊下装置であって、吊下用コ字形ヨーク6と取付手段10とから成り、前記吊下用コ字形ヨーク6は、その下端部7が前記ガイドレール2に結合されて当該ガイドレール2を片持ち状に支持するもので、前記梁材1の片側に突出する上下一対の水平張出部1b,1c間に遊嵌してその下側水平張出部1c上に載置される上端部9を備え、前記取付手段10は、前記梁材1の下側に当接される当て材18と、この当て材18の一端部を前記吊下用コ字形ヨーク9に結合する第一結合部材19と、前記当て材18の他端部を、前記梁材1の吊下用コ字形ヨーク6のある側とは反対側に突出する下側水平張出部1aに結合する第二結合部材20とから成り、この第二結合部材20は、前記梁材1の下側水平張出部1a上に載置されるとともに外端下側に前記当て材18上に当接する当接部21aを備えた挟持板21と、この挟持板21を前記当接部21aと梁材1の下側水平張出部1aとの間で前記当て材18に結合する結合具22とから構成されている。
【0005】
なお、上記構成の本発明装置を実施するに際して、前記当て材18は、一対の並列アングル材23,24から構成し、前記第一結合部材19は、前記吊下用コ字形ヨーク6の左右両側に垂直板部25a,26aが固着された一対のL形材25,26と、各L形材25,26の水平板部25b,26bと前記並列アングル材23,24の水平板部23b,24bとを重ねて互いに結合するボルトナット28,29とから構成し、前記第二結合部材20は、前記梁材1の下側水平張出部1a上に載置されるとともに外端下側に前記並列アングル材23,24の水平板部23b,24b上に当接する当接部21aを備えた一つの挟持板21と、この挟持板21の左右2か所を前記当接部21aより内側で前記並列アングル材23,24の水平板部23b,24bに結合する2本のボルトナット30,31とから構成することができる。
【0006】
また、この場合、前記各並列アングル材23,24は、その垂直板部23a,24aで前記コ字形ヨーク6を挟むことができる長さを有するものとし、当該各並列アングル材23,24の垂直板部23a,24aと、この両垂直板部23a,24a間に挟まれた前記吊下用コ字形ヨーク6とを、ボルトナット32で結合することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、1は天井側に水平に架設された梁材であって、H形鋼を断面エ字形になる向きに使用している。2は吊り下げられるガイドレールであって、図示例では、上下一対の水平レール部3,4を垂直壁部5で連結した断面形状のものである。6は1枚の厚い鉄板から成る吊下用コ字形ヨークであり、その下端部7がガイドレールへの取付手段8によってガイドレール2に結合されるとともに、上端部9が梁材への取付手段10によって梁材1に結合され、ガイドレール2を梁材1の真下位置に片持ち状に吊り下げている。
【0008】
ガイドレールへの取付手段8は、図1、図2、及び図4に示すように、吊下用コ字形ヨーク下端部7の左右両側にリベット11により固着した左右一対のL形取付板12,13と、2枚の挟持板14,15とから成るものである。各L形取付板12,13は、それぞれ外向きに張り出す取付板部12a,13aを備えている。これら各取付板部12a,13aは、ガイドレール2の垂直壁部5の片側で上下各水平レール部3,4から互いに対向する向きに突設された突条部3a,4aと前記垂直壁部5との間に上下両端が係合するものである。2枚の挟持板14,15は、その上下両端がガイドレール2側の前記突条部3a,4aの外側に当接するように各L形取付板12,13の取付板部12a,13aの外側に当て付けられた状態で、それぞれ上下2本のボルト16,17により前記取付板部12a,13aに結合され、各取付板部12a,13aの上端と挟持板14,15の上端とでガイドレール2を支持している。
【0009】
梁材への取付手段10は、図1〜図3に示すように、前記梁材1の下側に当接される当て材18と、この当て材18の一端部を当該当て材18の上側で前記吊下用コ字形ヨーク6に結合する第一結合部材19と、前記当て材18の他端部を、前記梁材1の吊下用コ字形ヨーク6のある側とは反対側に突出する下側水平張出部1aに結合する第二結合部材20とから構成され、この第二結合部材20は、前記梁材1の下側水平張出部1a上に載置されるとともに外端下側に前記当て材18上に当接する当接部21aを備えた挟持板21と、この挟持板21を前記当接部21aと梁材1の下側水平張出部1aとの間で前記当て材18に結合する結合具22とから構成されている。
【0010】
前記吊下用コ字形ヨーク上端部9は、梁材1の片側に突出する上下一対の水平張出部1b,1c間に遊嵌するもので、下側水平張出部1c上に載置される下辺部9aを備えている。しかして前記当て材18は、垂直板部23a,24aの端部で前記吊下用コ字形ヨーク6を左右両側から挟む一対の並列アングル材23,24から成り、梁材への取付手段10の第一結合部材19は、前記吊下用コ字形ヨーク6の左右両側に垂直板部25a,26aがリベット27により固着された一対のL形材25,26と、各L形材25,26の水平板部25b,26bと前記並列アングル材23,24の水平板部23b,24bとを重ねて互いに結合するボルトナット28,29とから構成されている。
【0011】
図3に示すように、前記第二結合部材20の挟持板21は、当て材18を構成する前記並列アングル材23,24の両者間に跨がって被さる横巾を有するもので、各アングル材23,24に各別に当接する当接部21aを備え、当該挟持板21と当て材18とを結合する前記結合具22は、挟持板21の左右2か所を前記並列アングル材23,24の水平板部23b,24bに各別に結合する2本のボルトナット30,31から構成されている。
【0012】
上記構成の吊下装置を使用してガイドレール2を梁材1に吊り下げる作業方法の一例を説明すると、図1に示すように、梁材への取付手段10における第一結合部材19の左右一対のL形材25,26(水平板部25a,26a)が梁材1の片側に突出する下側水平張出部1cの側縁に当接するように、吊下用コ字形ヨーク6の上端部9を梁材1の片側に突出する上下一対の水平張出部1b,1c間に遊嵌させるとともに、その下辺部9aを下側水平張出部1c上に載置し、当て材18の並列アングル材23,24(水平板部23b,24b)の一端部を、前記L形材25,26の水平板部25a,26aの下側にそれぞれボルトナット28,29で締結することにより、梁材1の下側水平張出部1cを吊下用コ字形ヨーク上端部9の下辺部9aと並列アングル材23,24(水平板部23b,24b)の一端部との間に挟み付けて固定する。そして、並列アングル材23,24(水平板部23b,24b)の他端部上に当接部21aを当接させるように挟持板21を梁材1の他方の下側水平張出部1a上に載置し、梁材1の下側水平張出部1aの側縁に隣接する2本のボルトナット30,31により各アングル材23,24(水平板部23b,24b)と挟持板21とを締結することにより、梁材1の下側水平張出部1aを挟持板21と並列アングル材23,24(水平板部23b,24b)の他端部との間に挟み付けて固定する。
【0013】
なお、並列アングル材23,24は、その一端部を予めボルトナット28,29により吊下用コ字形ヨーク6側の左右一対のL形材25,26にゆるく取り付けておくかまたは、挟持板21とボルトナット30,31により梁材1の所定位置に予め仮止めしておくこともできる。
【0014】
以上のようにして梁材1に取り付けられた吊下用コ字形ヨーク6は、L形材25,26とボルトナット30,31とで梁材1を挟んでいる状態であるから、ボルトナット28〜31が仮に多少弛緩しても、梁材1の巾方向に移動することはなく、また、吊下用コ字形ヨーク上端部9の下辺部9aが梁材1のかそん水平張出部1c上に載置されているので、ボルトナット28〜31が仮に多少弛緩しても、吊下用コ字形ヨーク6が傾く恐れは殆どない。
【0015】
なお、図5に示すように、前記一対の並列アングル材23,24は、その垂直板部23a,23bの端部で前記コ字形ヨーク6の巾の中央付近を挟むことのできる長さを有するものとし、この各並列アングル材23,24の垂直板部23a,24aと、この両垂直板部23a,24a間に挟まれた前記吊下用コ字形ヨーク6とを、ボルトナット32で結合することができる。この場合、図示のように左右一対のL形材25,26の長さも長くして、当該L形材25,26の水平板部25a,26aと前記一対の並列アングル材23,24の水平板部23b,24bとの結合面積を増大させることが望ましい。
【0016】
【発明の効果】
以上のように実施し得る本発明の搬送用ガイドレールの吊下装置によれば、強度面から十分な高さが必要な吊下用コ字形ヨークの上端部を梁材の下側に配置するのではなく、当該梁材の下側には、梁材との間の摩擦力で吊下用コ字形ヨークを固定するだけで比較的細い(高さの小なる)鋼材などから構成できる当て材を配置するだけであるから、従来の吊下用コ字形ヨークを梁材下側に結合するタイプの吊下装置と比較して、ガイドレールと梁材との間に搬送用電車のトロリーの走行空間を確保しながら当該ガイドレールを梁材に接近配置することができる。従って、ガイドレールの床面上高さを高くして、天井側空間の有効活用を図ることができる。
【0017】
また、吊下用コ字形ヨークに働く全負荷を、当該吊下用コ字形ヨークの上端部から直接梁材の下側水平張出部上にかけることができ、前記当て材の一端部を吊下用コ字形ヨークに結合する第一結合部材や前記当て材の他端部を梁材の下側水平張出部に結合する第二結合部材などに大きな負荷をかけることがない。従って、従来の吊下用コ字形ヨークを梁材側面に結合するタイプの吊下装置と比較して、大型のボルトを数多く使用する必要がなくなり、取り付け作業にかかる負担を軽減し得る。
【0018】
さらに、前記当て材の一端部を吊下用コ字形ヨークに結合する第一結合部材や前記当て材の他端部を梁材の下側水平張出部に結合する第二結合部材などに使用されるボルトナットなどの締結具が仮に多少弛緩しても、吊下用コ字形ヨークの上端部が梁材の下側水平張出部上に載置されているので、当該吊下用コ字形ヨークが傾く恐れは少なく、安全性も高い。
【0019】
なお、請求項2に記載の構成によれば、吊下用コ字形ヨークを1枚の厚板から構成しても、当該吊下用コ字形ヨークを梁材の長さ方向に対し垂直に垂下する姿勢で安定良く吊り下げることができる。そしてこの場合、請求項3に記載の構成によれば、高荷重が掛かる状況においても一対の並列アングル材の広がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の使用状態を示す縦断正面図である。
【図2】同一部切り欠き側面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】変形例を示す使用状態での縦断正面図である。
【符号の説明】
1 梁材
1a〜1c 梁材の水平張出部
2 ガイドレール
6 吊下用コ字形ヨーク
8 ガイドレールへの取付手段
9 吊下用コ字形ヨークの上端部
10 梁材への取付手段
18 当て材
19 第一結合部材
20 第二結合部材
21 挟持板
21a 当て材への当接部
22 当て材と挟持板との結合具
23,24 並列アングル材
25,26 L形材
27 リベット
28〜32 ボルトナット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
As described in Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. H5-222246, this type of a guide rail suspension device of the type described above uses an upper end of a hanging U-shaped yoke having a lower end coupled to a guide rail. The lower U-shaped yoke is connected to both ends of the lower horizontal overhang of the beam by connecting members, and the lower U-shaped yoke is connected to the lower side of the beam. That type is common. Further, as described in Japanese Utility Model Publication No. 5-40801, the upper end of the hanging U-shaped yoke is connected to a vertical plate portion by a connecting member between a pair of upper and lower horizontal protrusions projecting to one side of the beam member. There is also known a type in which a hanging U-shaped yoke to be connected is connected to a side surface of a beam material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the hanging U-shaped yoke for hanging the guide rail in a cantilever manner requires a large bending strength, the upper end connected to the beam also needs to have a sufficient height. is there. However, in the suspension device of the type in which the former U-shaped yoke is connected to the lower side of the beam, the upper end of the larger U-shaped yoke for suspension is arranged below the beam. When trying to secure the trolley traveling space of the transport train between the guide rail coupled to the lower end of the hanging U-shaped yoke and the upper end of the hanging U-shaped yoke, The height of the ceiling is low, and the ceiling space cannot be used effectively. Also, in the latter type of suspension device in which the suspension U-shaped yoke is coupled to the side of the beam, it is necessary to form a connection hole in a vertical plate portion of the beam, and the suspension is formed in the length direction of the beam. The mounting position of the character yoke cannot be freely adjusted. In addition, since the entire load acting on the hanging U-shaped yoke is received by the bolts that connect the hanging U-shaped yoke and the vertical plate portion of the beam, a large number of large bolts must be used. And the burden on the mounting work increases.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention is to provide a transport guide rail suspension device that can solve the conventional problems as described above. As shown, this is a suspension device for suspending a guide rail 2 for guiding a transport train from an
[0005]
In carrying out the apparatus of the present invention having the above configuration, the
[0006]
In this case, each of the
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0008]
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, a pair of left and right L-
[0009]
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0010]
The
[0011]
As shown in FIG. 3, the holding
[0012]
An example of a method of suspending the guide rail 2 on the
[0013]
One end of each of the
[0014]
Since the hanging
[0015]
As shown in FIG. 5, the pair of
[0016]
【The invention's effect】
According to the transport guide rail suspension device of the present invention that can be implemented as described above, the upper end of the suspension U-shaped yoke that requires a sufficient height from the strength side is disposed below the beam. Rather, on the lower side of the beam material, it is possible to form a relatively thin (small height) steel material or the like by simply fixing the hanging U-shaped yoke by frictional force with the beam material. The trolley of the transport train between the guide rail and the beam, compared to the conventional suspension device in which the U-shaped yoke for suspension is connected to the lower side of the beam. The guide rail can be arranged close to the beam while securing space. Therefore, it is possible to increase the height of the guide rail above the floor surface, and to effectively utilize the space on the ceiling side.
[0017]
Further, the entire load acting on the hanging U-shaped yoke can be applied directly from the upper end of the hanging U-shaped yoke to the lower horizontal overhanging portion of the beam member, and one end of the backing material is hung. A large load is not applied to the first connecting member connected to the lower U-shaped yoke or the second connecting member connecting the other end of the patch to the lower horizontal overhang of the beam. Therefore, as compared with the conventional suspension device in which the U-shaped suspension yoke is connected to the side surface of the beam member, it is not necessary to use many large bolts, and the burden on the mounting operation can be reduced.
[0018]
Furthermore, it is used as a first coupling member for coupling one end of the patch to a hanging U-shaped yoke or a second coupling member for coupling the other end of the patch to the lower horizontal overhang of the beam. Even if the fasteners such as bolts and nuts are loosened somewhat, the upper end of the hanging U-shaped yoke is placed on the lower horizontal overhang of the beam material, so that the hanging U-shaped The yoke is unlikely to tilt and the safety is high.
[0019]
According to the second aspect of the present invention, even if the hanging U-shaped yoke is formed of a single thick plate, the hanging U-shaped yoke hangs vertically to the longitudinal direction of the beam. It can be hung in a stable posture. In this case, according to the configuration of the third aspect, it is possible to prevent the pair of parallel angle members from spreading even in a situation where a high load is applied.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical sectional front view showing a use state of a device of the present invention.
FIG. 2 is a cutaway side view of the same part.
FIG. 3 is a view taken in the direction of arrow A in FIG. 1;
FIG. 4 is a sectional view taken along line BB of FIG. 1;
FIG. 5 is a longitudinal sectional front view in a use state showing a modification.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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