JP3551581B2

JP3551581B2 - Metal halide lamp

Info

Publication number: JP3551581B2
Application number: JP28657995A
Authority: JP
Inventors: 俊一佐々木; 健治三村
Original assignee: Iwasaki Denki KK
Current assignee: Iwasaki Denki KK
Priority date: 1995-10-06
Filing date: 1995-10-06
Publication date: 2004-08-11
Anticipated expiration: 2015-10-06
Also published as: JPH09102299A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明はメタルハライドランプの改良に関し、ランプ内の始動器として非線形セラミックコンデンサと半導体スイッチとよりなる始動補助回路を用いたメタルハライドランプの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
非線形セラミックコンデンサを始動器として内蔵したメタルハライドランプにおいて、ランプ点灯中に、このコンデンサの特性を劣化させないように始動器の回路構成を改良した発明が特開平３−１１４２００号公報、特開平３−１１６６８７号公報として開示されている。
【０００３】
図６は、従来のランプ内の始動回路を有するメタルハライドランプの回路図であり、図中１１はメタルハライドランプ用発光管で両端に主電極１２ａ，１２ｂを封着し少なくとも一方の主電極１２ａに近接して補助電極１３を封着してなり、内部に始動補助ガスと共に金属ハロゲン化物を封入している。又、補助電極１３と対向する主電極１２ｂとの間には抵抗１４とバイメタルスイッチ１５を直列に接続した始動回路が設けられている。そして、発光管１１と並列に、非線形セラミックコンデンサ１６と半導体スイッチ１７との直列回路が第２のバイメタルスイッチ１８を介して接続されている。又、前記非線形セラミックコンデンサ１６と半導体スイッチ１７との直列回路に並列に抵抗１９（Ｒｃ）が、かつ半導体スイッチ１７と並列に抵抗２０（Ｒｓ）が接続されている。
【０００４】
そして、電源電圧を印加すると始動器によりパルス電圧が発生し、そのパルスは主電極１２ａと補助電極１３及び主電極１２ａと１２ｂとの間にかかる。
そして、まず主電極１２ａと補助電極１３との間にグロー放電が生じた後、主電極１２ａと１２ｂとの間にアーク放電が生じる。
このように、主電極１２ａと補助電極１３との間の狭いギャップから放電が始まるため、１ＫＶ程度の比較的低いパルス電圧で容易に始動することができる。
【０００５】
このように、従来の始動器内蔵型のメタルハライドランプは、始動補助回路として二つ以上の接点を有しており、バイメタルスイッチを二つ使用している。
ここで、始動補助回路に電気的接点を二つ以上設けるのは、次の理由による。
第１はランプ点灯中に補助電極に電位をかけないためである。これは補助電極と近接する主電極との間に電位差が生じると、発光管内の金属ハロゲン化物が分解して電極近傍の石英ガラスを腐蝕してしまうからである。
【０００６】
第２はランプ点灯中に非線形セラミックコンデンサに電位をかけないためである。これはランプ点灯中に非線形セラミックコンデンサに該素子のキュリー温度以上の高温状態で３〜５Ｖ以上の電位がかかると、同素子の特性が劣化して発生するパルス電圧が低下することとなる。
この主な原因はランプ点灯中に補助電極と主電極との間には約１５Ｖの電位がかかっており、この電気回路に非線形セラミックコンデンサを挿入すると、この電圧が該素子の両極間にかかることとなり、この電位により該素子の電極膜物質の主成分である銀が素子内に拡散して、非線形特性が劣化するためである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
又、特開平５−２９０９８５号として図７に示すような始動器内蔵型高圧ナトリウムランプが提案されている。
同ランプは、透光性アルミナ製の発光管２１に熱応動バイメタルスイッチ２２と非線形コンデンサ２３の直列回路からなる始動器を並列接続してなり、非線形コンデンサと並列に接続され、かつ前記始動器動作時に非線形コンデンサの温度をキュリー温度（約９０℃）まで加熱可能な加熱用抵抗体２４を、非線形コンデンサに接近して配置してなる。
【０００８】
前記構成により、非線形コンデンサを含む始動器とが動作しても発光管が点灯しない場合、始動器により高圧パルスが発生し続けることになるが、非線形コンデンサの自己発熱と共に、該コンデンサに接近して配置された加熱用抵抗体の発熱を受け、非線形コンデンサの温度は短時間でキュリー温度に達する。したがって、不点灯時における高圧パルスの発生を約５分程度の短時間で停止させることが可能となる。
このようにして、パルス停止機能付きの非線形コンデンサを内蔵した高圧ナトリウムランプが構成される。
一般に、高圧ナトリウムランプは硬質ガラスからなる外球内に発光管を保持しているが、この発光管の温度を高めてランプ特性を上げるために外球内を真空としている。
【０００９】
又、石英製発光管を硬質ガラス製外球内に保持したメタルハライドランプは、発光管の最冷部を上げ、又、発光物質の消失を防止するために外球内には窒素等の不活性ガスを封入している。
そこで、前記図６，７に示すような構成でパルス停止機能付きの非線形コンデンサを内蔵するメタルハライドランプを作成すると、不活性ガスにより加熱用抵抗体の熱が奪われてしまい、不点の際非線形コンデンサの熱を上昇させて発生するパルスを短時間に停止させることができないという問題がある。
【００１０】
本発明は前記に鑑みてなされたもので、内蔵型始動器として少なくとも非線形セラミックコンデンサよりなる始動補助回路を有するメタルハライドランプが不点の際発生するパルスを短時間で停止させることができ、安全性が高く、安定器等の損傷が生じることがなく、寿命特性が良好なメタルハライドランプを提供することを目的とする。
又、始動電圧が高いランプを比較的低いパルス電圧により起動させることができ、ランプ始動特性を改善することができ、製造の際の歩留りも良く、長寿命で始動が容易かつ確実なメタルハライドランプを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明は、石英管の端部に一対の主電極と、少なくとも一方の主電極に近接して補助電極を封着し、内部に始動補助ガスと共に金属ハロゲン化物を封入してなる発光管と、非線形セラミックコンデンサと半導体スィツチとを直列に接続した始動補助回路とを、不活性ガスを封入し、一端に口金を固定してなる外球内に収納してなり、前記始動補助回路は前記発光管の一方の主電極と当該主電極に近接する補助電極との間に接続し、かつ前記始動補助回路の動作時に非線形コンデンサの温度をキュリー温度まで加熱可能な加熱用抵抗体を該非線形コンデンサと並列に接続してなり、ランプ不点時に前記始動補助回路より発生するパルス電圧を短時間で停止させるために、前記非線形コンデンサの表面を前記加熱用抵抗体に対向させて前記加熱用抵抗体よりも口金側の上方に配置すると共に前記円板状の非線形コンデンサの両面の中央部から垂直方向に突出してなる端子部と前記加熱用抵抗体とのなす角度を±３０°の範囲として口金を上向きにして点灯するように構成してなる。
【００１２】
【作用】
前記構成により、不活性ガス雰囲気の外球内における非線形コンデンサと加熱用抵抗体との配置個所及びそれに伴う非線形コンデンサの温度の経時変化を確認して外球内の最適な範囲に設置することにより、不点の際の発生パルス電圧を約５分程度の短時間で停止させることが可能となる。又、非線形コンデンサにより高いパルス電圧が印加され、ランプの始動が容易、かつ確実となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づき説明する。
図１は本発明に係わるメタルハライドランプの回路構成図であり、図中Ｅは、メタルハライドランプ用発光管で石英ガラス管の両端に主電極Ｍ_１，Ｍ_２を封着し、少なくとも一方の主電極Ｍ_１に近接して補助電極Ｓを封着してなり、内部に始動補助ガスと共に水銀及びスカンジウム、ナトリウム等の金属ハロゲン化物が封入されている。
又、補助電極Ｓと対向する主電極Ｍ_２との間には始動補助抵抗５とバイメタルスイッチ６とを直列に接続した始動補助回路が設けられおり、かつ発光管Ｅと並列に、非線形セラミックコンデンサ１と半導体スイッチ３との直列回路が接続されている。
さらに、前記非線形セラミックコンデンサ１と半導体スイッチ３との直列回路と並列に加熱用抵抗器２（以下Ｒｃ抵抗という）が接続され、かつ半導体スイッチ３と並列に抵抗器４（以下Ｒｓ抵抗という）が接続されている。
【００１４】
そして、電源電圧を印加すると始動補助回路によりパルス電圧が発生し、そのパルスは主電極Ｍ_１と補助電極Ｓ及び主電極Ｍ_１とＭ_２との間にかかる。そして、まず主電極Ｍ_１と補助電極Ｓとの間にグロー放電が生じた後、主電極Ｍ_１とＭ_２との間にアーク放電が生じる。
このように、主電極Ｍ_１と補助電極Ｓとの間の狭いギャップから放電が始まるため、１ＫＶ程度の比較的低いパルス電圧で容易に始動することができる。
ここで、加熱用抵抗器２はランプ点灯中に非線形セラミックコンデンサ１にかかる電圧を低下させ、又、該コンデンサが約９０℃のキュリー温度を超える際に発生する焦電流を流して、その特性の劣化を防止するため、更にランプ不点時に抵抗が発熱しこの熱を前記コンデンサに伝導して、パルスを停止するための抵抗として機能する。
又、抵抗器４は発生するパルス電圧の位相を揃えるための抵抗として機能する。
【００１５】
【実施例】
次に、具体的な実施例について説明する。
図１に示す回路構成を外球を想定した窒素ガス雰囲気中の容器内に保持し、４００Ｗの水銀灯用安定器を介して、１８０Ｖ，５０Ｈｚの交流電圧を印加した場合の非線形セラミックコンデンサ（ＦＥＣ）の表面温度の経時変化を常温（２５℃）での変化を測定した。
この結果を図３に示す。
【００１６】
ここで、非線形セラミックコンデンサは円板状の直径１６ｍｍ、厚み０．７ｍｍのチタン酸バリウムを主体とする強誘電体セラミック基板の両面に直径１５ｍｍの金属電極膜を形成し、基板の両面中央部よりピン状の端子部を突出して構成している。又、加熱用抵抗器（Ｒｃ抵抗）はリード付の２２ｋΩ（１／４Ｗ定格）のカーボン皮膜抵抗よりなる。
そして、ＦＥＣは図２に示すように、Ｒｃ抵抗の上側、横側及び下側に配置して測定した。
又、ＦＥＣの配置は図４に示す外球内に配置する場合と同様に、Ｒｃ抵抗から３ｍｍの間隔をおいて配置し、かつＲｃ抵抗は発光管の両端の主電極を結ぶ線に対して垂直となるように配置した。
【００１７】
図３から明らかなように、ＦＥＣをＲｃ抵抗の上側に配置することにより、約９０℃以上のキュリー温度以上に達するのに５分以内で可能なことが認められ、この温度を効率的に上昇させることができる。
【００１８】
次に、図５のランプ模式図に示すように、Ｒｃ抵抗に対するＦＥＣの端子部の取付け角度について説明する。
図５に示すＲｃ抵抗の長手方向とＦＥＣの一方の端子部とのなす角度を左右１５〜６０°（±１５〜６０°）の範囲に設定して、パルス電圧の停止時間を測定した。この結果を表１に示す。
【００１９】
【表１】

【００２０】
表１から明らかなように、Ｒｃ抵抗に対するＦＥＣの端子部の取付け角度を±３０°に規定することにより、パルス電圧を５分以内の短時間に停止することができる。
【００２１】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係わるメタルハライドランプは少なくとも非線形セラミックコンデンサからなる始動補助回路を有するメタルハライドランプが不点の際に発生するパルスを短時間で停止させることができ、安全性が高く寿命特性が良好なランプを得ることができる。
又、始動電圧が高いランプを比較的低いパルス電圧により起動させることができ、ランプの始動を容易かつ確実とすることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わるメタルハライドランプの回路構成を示す図である。
【図２】Ｒｃ抵抗のＦＥＣに対する取付け位置を示す説明図である。
【図３】ＦＥＣの温度の経時変化を示す図である。
【図４】同じくランプ上向き点灯の場合のＲｃ抵抗とＦＥＣの取付け位置を示す要部説明図である。
【図５】同じくランプ上向き点灯の場合のＲｃ抵抗とＦＥＣの端子部のなす角度を説明するための模式図である。
【図６】従来のメタルハライドランプの回路構成を示す説明図である。
【図７】先に本発明者が提案した高圧ナトリウムランプの回路構成を示す説明図である。
【符号の説明】
Ｅメタルハライドランプ用発光管
Ｍ_１，Ｍ_２主電極
Ｓ補助電極
１非線形セラミックコンデンサ（ＦＥＣ）
２加熱用抵抗器（Ｒｃ）
３半導体スイッチ
４抵抗器（Ｒｓ）
５始動補助抵抗
６バイメタルスイッチ[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an improvement in a metal halide lamp, and more particularly to an improvement in a metal halide lamp using a starting auxiliary circuit including a non-linear ceramic capacitor and a semiconductor switch as a starter in the lamp.
[0002]
[Prior art]
In a metal halide lamp having a built-in non-linear ceramic capacitor as a starter, the invention in which the circuit configuration of the starter is improved so as not to deteriorate the characteristics of the capacitor during lamp operation is disclosed in JP-A-3-114200 and JP-A-3-116687. It is disclosed as an official gazette.
[0003]
FIG. 6 is a circuit diagram of a conventional metal halide lamp having a starting circuit in a lamp. In the figure, reference numeral 11 denotes an arc tube for a metal halide lamp, in which

main electrodes

12a and 12b are sealed at both ends to be close to at least one main electrode 12a. Then, the auxiliary electrode 13 is sealed, and a metal halide is sealed inside the auxiliary electrode 13 together with the starting auxiliary gas. Further, between the auxiliary electrode 13 and the opposing main electrode 12b, a starting circuit in which a resistor 14 and a bimetal switch 15 are connected in series is provided. A series circuit of a nonlinear ceramic capacitor 16 and a semiconductor switch 17 is connected via a second bimetal switch 18 in parallel with the arc tube 11. A resistor 19 (Rc) is connected in parallel with the series circuit of the nonlinear ceramic capacitor 16 and the semiconductor switch 17, and a resistor 20 (Rs) is connected in parallel with the semiconductor switch 17.
[0004]
When the power supply voltage is applied, a pulse voltage is generated by the starter, and the pulse is applied between the main electrode 12a and the auxiliary electrode 13, and between the

main electrodes

12a and 12b.
Then, after a glow discharge occurs between the main electrode 12a and the auxiliary electrode 13, an arc discharge occurs between the

main electrodes

12a and 12b.
As described above, since the discharge starts from the narrow gap between the main electrode 12a and the auxiliary electrode 13, it can be easily started with a relatively low pulse voltage of about 1 KV.
[0005]
As described above, the conventional metal halide lamp with a built-in starter has two or more contacts as a starting auxiliary circuit and uses two bimetal switches.
Here, the starting auxiliary circuit is provided with two or more electrical contacts for the following reason.
The first reason is that no potential is applied to the auxiliary electrode while the lamp is lit. This is because if a potential difference occurs between the auxiliary electrode and the adjacent main electrode, the metal halide in the arc tube decomposes and corrodes the quartz glass near the electrode.
[0006]
Second, no potential is applied to the non-linear ceramic capacitor during lamp operation. This means that if a potential of 3 to 5 V or more is applied to the non-linear ceramic capacitor at a temperature higher than the Curie temperature of the element during lamp operation, the characteristics of the element are deteriorated and the generated pulse voltage is reduced.
The main reason for this is that a potential of about 15 V is applied between the auxiliary electrode and the main electrode during the operation of the lamp. If a non-linear ceramic capacitor is inserted into this electric circuit, this voltage will be applied between the two electrodes of the element. This is because silver, which is a main component of the electrode film material of the element, diffuses into the element due to this potential, and the nonlinear characteristics are degraded.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-290985 has proposed a high pressure sodium lamp with a built-in starter as shown in FIG.
The lamp comprises an arc tube 21 made of translucent alumina and a starter comprising a series circuit of a thermally responsive bimetal switch 22 and a non-linear capacitor 23 connected in parallel to each other. The starter is connected in parallel with the non-linear capacitor. A heating resistor 24 that can sometimes heat the temperature of the nonlinear capacitor to the Curie temperature (about 90 ° C.) is arranged close to the nonlinear capacitor.
[0008]
According to the above configuration, when the arc tube does not light even when the starter including the nonlinear capacitor operates, the high voltage pulse is continuously generated by the starter. The temperature of the nonlinear capacitor reaches the Curie temperature in a short time due to the heat generated by the arranged heating resistor. Therefore, it is possible to stop the generation of the high-voltage pulse at the time of non-lighting in a short time of about 5 minutes.
Thus, a high-pressure sodium lamp having a built-in non-linear capacitor having a pulse stop function is formed.
In general, a high-pressure sodium lamp holds an arc tube in an outer bulb made of hard glass, but the interior of the outer bulb is evacuated in order to increase the temperature of the arc tube and improve lamp characteristics.
[0009]
In addition, metal halide lamps that hold a quartz arc tube in a hard glass outer bulb raises the coldest part of the arc tube, and also has inert gas such as nitrogen inside the outer bulb to prevent the luminous substance from disappearing. Gas is enclosed.
Therefore, when a metal halide lamp having a built-in non-linear capacitor with a pulse stop function having a configuration as shown in FIGS. 6 and 7 is manufactured, the heat of the heating resistor is deprived of the inert gas by an inert gas. There is a problem that the pulse generated by increasing the heat of the capacitor cannot be stopped in a short time.
[0010]
The present invention has been made in view of the above, and it is possible to stop a pulse generated when a metal halide lamp having at least a starting auxiliary circuit composed of a non-linear ceramic capacitor as a built-in starter is out of order, in a short time. It is an object of the present invention to provide a metal halide lamp which has a high life, does not cause damage to a ballast and the like, and has a good life characteristic.
In addition, a lamp having a high starting voltage can be started by a relatively low pulse voltage, the lamp starting characteristics can be improved, the yield at the time of production is good, and a long life, easy starting and reliable metal halide lamp can be provided. The purpose is to provide.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a pair of main electrodes at the end of a quartz tube, an auxiliary electrode sealed in proximity to at least one of the main electrodes, and an arc tube in which a metal halide is sealed together with a starting auxiliary gas inside, A starting auxiliary circuit in which a non-linear ceramic capacitor and a semiconductor switch are connected in series is housed in an outer bulb having an inert gas sealed therein and a base fixed to one end, and the starting auxiliary circuit is provided with the arc tube. A heating resistor connected between one of the main electrodes and an auxiliary electrode adjacent to the main electrode, and capable of heating the temperature of the nonlinear capacitor to the Curie temperature during the operation of the starting auxiliary circuit, is connected in parallel with the nonlinear capacitor. In order to stop the pulse voltage generated from the start-up assist circuit in a short time when the lamp is not in a point of contact, the surface of the nonlinear capacitor is opposed to the heating resistor, and The angle between the terminal part, which is disposed above the base of the antibody and on the side of the disk-shaped nonlinear capacitor and protrudes vertically from the center of both sides of the non-linear capacitor, and the heating resistor, is set within a range of ± 30 °. Is turned on and turned on.
[0012]
[Action]
With the above configuration, by confirming the time-dependent change of the location of the non-linear capacitor and the heating resistor in the outer sphere of the inert gas atmosphere and the temperature change of the non-linear capacitor associated therewith, by installing the non-linear capacitor in the optimum range in the outer sphere. The pulse voltage generated in the event of a failure can be stopped in a short time of about 5 minutes. Also, a high pulse voltage is applied by the non-linear capacitor, and the starting of the lamp is easy and reliable.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a circuit configuration diagram of a metal halide lamp according to the present invention. In FIG. 1, reference numeral E denotes an arc tube for a metal halide lamp, in which main electrodes M ₁ and M ₂ are sealed at both ends of a quartz glass tube, and at least one of the main electrodes is provided. close to the M ₁ becomes to seal the auxiliary electrode S, mercury and scandium, metal halides such as sodium are sealed with starting aid gas therein.
Further, the auxiliary start-up auxiliary circuit connected in series are provided between the starting aid resistor 5 bimetal switch 6 between the electrodes S and the opposite major electrode M _2, and in parallel with the arc tube E, nonlinear ceramic capacitor 1 and a semiconductor switch 3 are connected in series.
Further, a heating resistor 2 (hereinafter referred to as Rc resistor) is connected in parallel with the series circuit of the nonlinear ceramic capacitor 1 and the semiconductor switch 3, and a resistor 4 (hereinafter referred to as Rs resistor) is connected in parallel with the semiconductor switch 3. It is connected.
[0014]
When the power supply voltage is applied, a pulse voltage is generated by the starting auxiliary circuit, and the pulse is applied between the main electrode M ₁ and the auxiliary electrode S and between the main electrodes M ₁ and M ₂ . After the glow discharge between the first main electrode M ₁ and the auxiliary electrode S occurs, arcing between the main electrodes M ₁ and M ₂ occurs.
Thus, the main electrodes M ₁ and for discharge starts from a narrow gap between the auxiliary electrode S, it is possible to easily start with a relatively low pulse voltage of about 1 KV.
Here, the heating resistor 2 reduces the voltage applied to the non-linear ceramic capacitor 1 while the lamp is lit, and flows a pyroelectric current generated when the capacitor exceeds the Curie temperature of about 90 ° C. In order to prevent the deterioration, the resistor further generates heat when the lamp is not at a point and conducts this heat to the capacitor to function as a resistor for stopping the pulse.
The resistor 4 functions as a resistor for aligning the phases of the generated pulse voltages.
[0015]
【Example】
Next, specific examples will be described.
A non-linear ceramic capacitor (FEC) in which the circuit configuration shown in FIG. 1 is held in a container in a nitrogen gas atmosphere assuming an outer sphere and an AC voltage of 180 V and 50 Hz is applied through a 400 W mercury lamp ballast. Of the surface temperature over time was measured at room temperature (25 ° C.).
The result is shown in FIG.
[0016]
Here, the non-linear ceramic capacitor has a disk-shaped ferroelectric ceramic substrate mainly composed of barium titanate having a diameter of 16 mm and a thickness of 0.7 mm, and a metal electrode film having a diameter of 15 mm is formed on both surfaces thereof. The pin-shaped terminal portion is configured to protrude. The heating resistor (Rc resistor) is a 22 kΩ (1/4 W rated) carbon film resistor with a lead.
Then, as shown in FIG. 2, the FEC was measured by being arranged on the upper side, the side side, and the lower side of the Rc resistance.
Also, the FEC is arranged at a distance of 3 mm from the Rc resistance, as in the case of being arranged in the outer sphere shown in FIG. 4, and the Rc resistance is set with respect to the line connecting the main electrodes at both ends of the arc tube. It was arranged to be vertical.
[0017]
As can be seen from FIG. 3, it was found that by arranging the FEC above the Rc resistor, it was possible within 5 minutes to reach a Curie temperature of about 90 ° C. or more, and this temperature was efficiently increased. Can be done.
[0018]
Next, as shown in the schematic diagram of the lamp in FIG. 5, the mounting angle of the terminal of the FEC with respect to the Rc resistance will be described.
The stop time of the pulse voltage was measured by setting the angle between the longitudinal direction of the Rc resistor and one terminal of the FEC shown in FIG. 5 in the range of 15 to 60 ° (± 15 to 60 °). Table 1 shows the results.
[0019]
[Table 1]

[0020]
As is clear from Table 1, the pulse voltage can be stopped in a short time of 5 minutes or less by defining the mounting angle of the terminal portion of the FEC with respect to the Rc resistor at ± 30 °.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, the metal halide lamp according to the present invention can stop the pulse generated when the metal halide lamp having at least the starting auxiliary circuit composed of the non-linear ceramic capacitor is not in a short time, has high safety and has a long life characteristic. But a good lamp can be obtained.
In addition, there is an advantage that the lamp having a high starting voltage can be started by a relatively low pulse voltage, and the starting of the lamp can be easily and reliably performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a circuit configuration of a metal halide lamp according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a mounting position of an Rc resistor with respect to an FEC.
FIG. 3 is a diagram showing a change over time in the temperature of FEC.
FIG. 4 is an explanatory view of a main part showing the mounting positions of the Rc resistor and the FEC when the lamp is lit upward;
FIG. 5 is a schematic diagram for explaining an angle between an Rc resistor and a terminal portion of an FEC when the lamp is lit upward;
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a circuit configuration of a conventional metal halide lamp.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a circuit configuration of a high-pressure sodium lamp proposed by the present inventors.
[Explanation of symbols]
E Arc tube M ₁ , M ₂ for metal halide lamp Main electrode S Auxiliary electrode 1 Non-linear ceramic capacitor (FEC)
2 Heating resistor (Rc)
3 Semiconductor switch 4 Resistor (Rs)
5 Start-up auxiliary resistance 6 Bimetal switch

Claims

A pair of main electrodes at the end of the quartz tube, an auxiliary electrode sealed in proximity to at least one of the main electrodes, and an arc tube in which a metal halide is sealed together with a starting auxiliary gas inside; a nonlinear ceramic capacitor; A starting assist circuit in which a semiconductor switch is connected in series and a metal halide lamp in which an inert gas is sealed and housed in an outer bulb having a base fixed to one end, wherein the starting assist circuit is provided for the arc tube. A heating resistor connected between one main electrode and an auxiliary electrode adjacent to the main electrode, and capable of heating the temperature of the non-linear capacitor to the Curie temperature during the operation of the starting auxiliary circuit, in parallel with the non-linear capacitor. In order to stop the pulse voltage generated by the start-up auxiliary circuit in a short time when the lamp is not at a point, the surface of the non-linear capacitor is connected to the heating resistor. ± an angle from the central portion of the double-sided and the heating resistor and the terminal portion formed by projecting the vertical direction of the disc-shaped nonlinear capacitors with the so disposed above the mouthpiece side of the heating resistor body A metal halide lamp which is turned on with the base facing upward, which is selected within a range of 30 °.