JP3548942B2 - Frame synchronization circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフレーム同期回路に関し、特にディジタル多重信号の同期確立に用いられるフレーム同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフレーム同期回路の一例について説明する。図2は従来のフレーム同期回路の一例の構成図である。
【0003】
従来のフレーム同期回路の一例は、1ビット即ハンチング方式により、入力信号f1に挿入されているフレーム同期パタンのフレーム位相と、回路内で生成するフレーム同期パタンのフレーム位相とをフレーム同期パタンの多重化位置のみで比較するフレーム同期比較回路1と、その比較結果の一致を計数するYESパルスカウント回路201と不一致を計数するNOパルスカウント回路202とを有するパルス計数回路2と、その計数結果をもって、同期・非同期を判定し、フレーム同期比較回路1のハンチング動作を制御する制御信号を送出する判定回路4とで構成される。
【0004】
次に、このフレーム同期回路の動作について説明する。
【0005】
フレーム同期回路は、フレーム同期パタン周期を管理するタイミング監視カウンタ(不図示)を有し、タイミング監視カウンタで生成する位相のフレーム同期パタンと、入力信号f1をフレーム同期パタンの多重化位置のみで比較する。この比較結果の一致・不一致を計数し、その結果により同期状態,非同期状態を判定する。
【0006】
同期状態は、入力信号f1のフレーム位相と前記タイミング監視カウンタのフレーム位相とが、同期を確立している状態であることにより、前記補助信号が分離でき、主信号が伝達できる状態である。
【0007】
一方、非同期状態は、フレーム位相が確立されていない状態であることにより、補助信号が分離できず、主信号も伝達できない状態である。
【0008】
従って、信号伝達を実現するフレーム同期回路は、いち早く同期を確立し、同期状態を保持できる必要がある。
【0009】
図2によると、フレーム同期回路1は、前記タイミング監視カウンタによるフレーム同期パタンの発生及び入力信号との比較を行い、比較結果f2を生成する。
【0010】
パルス計数回路2は、比較結果f2を計数する。比較結果f2が一致の時はYESパルス計数回路201で計数し、比較結果f2が不一致の時はNOパルス計数回路202で計数する。YESパルス計数回路201及びNOパルス計数回路202は、各々の計数条件を満たした時、夫々計数結果f3,f4を出力する。
【0011】
判定回路4は、YES及びNOパルス計数回路201,202の計数結果f3,f4を入力とし、同期・非同期を示す判定結果f7を出力する。f3のパルスが入力された場合、f7は同期を示し、f4のパルスが入力された場合、f7は非同期を示す。よって、YES及びNOパルス計数回路201,202の計数条件により同期確立・同期の保持特性が決定される。
【0012】
以降に、YES及びNOパルス計数回路201,202の設定条件について詳細に説明する。
【0013】
1フレーム長Nfビット中のフレーム同期パタンのビット数をFsビット、YESパルス計数回路201の計数条件をNyビット連続一致検出、NOパルス計数回路202の計数条件をRnビット中Nnビット以上の不一致検出(Rn>>Nn)とする時、同期確立過程において、比較結果が不一致の時、1ビットシフトして比較を行う1ビット即ハンチング方式を有するフレーム同期回路の同期確立,同期保持期間の期待値は下記のように表される。
【0014】
同期確立時間の期待値E1は、
E1=((Pe1/(1−Pe1))・Nf/Fs・(Nf−1)+Nf+Ny・Nf/Fs)・1/Fr (時間) …(1)
で表される。
【0015】
同期保持時間の期待値E2は、
E2=Nn/Pe2・Nf/Fs・1/Fr (時間) …(2)
で表される
ここに、Pe1,Pe2は比較結果の誤り検出確率、Nfは1フレーム長、Nyは同期引き込みとなるYESの連続一致数、Nnは同期外れとなるNOの回数、Frはラジオクロック周波数、Fsは1フレーム長Nfビット中のフレーム同期パタンのビット数である。
【0016】
式(1)より、いち早く同期を確立するためには、期待値E1が小さければよい。すなわち、Nyのビット数を少なくすれば実現できることが分かる。
【0017】
ところで、フレーム同期回路では、信号伝達を早く行うために引き込み確立を早くする。従って、YES及びNOパルス計数回路201,202の設定条件で詳細を説明した通り、1フレーム長Nfビット中のフレーム同期パタンのビット数Fsよりも同期引き込みとなるYESの連続一致数Nyを小さく設定する。これにより、引き込み確立を早くできるが、このFs>Nyの設定での引き込み確立では、1フレーム同期パタンのビット数全てを監視しないため、疑似引き込みが生じる可能性がある。
【0018】
疑似引き込みとは、入力信号f1に多重化されているフレーム同期パタンと類似した信号パタンが入力信号に含まれている場合に、その信号パタンを正規のフレーム同期パタンと判定し、同期を確立してしまうことである。
【0019】
以下にその例を挙げる。図5は入力信号とフレーム同期パタンビットとの関係を示す信号形式図である。
【0020】
例として、1ビット即ハンチング方式Fs=20の場合において、判定条件となるYES及びNOパルス計数回路201,202の設定条件を、YESパルス計数回路201にて10ビット連続一致(Ny=10)で同期を判定、NOパルス計数回路202にてRn=100(=5×Fs)中Nn=30ビット以上の不一致で非同期を判定する設定にされているとする。
【0021】
ここで、入力信号f1に、正規のフレーム位相と異なる位置で、フレーム同期パタンのF11〜F15が正規のフレーム同期パタンと異なり、それ以外のビットは、フレーム同期パタンと同一という特殊な固定パタンを含む信号が入力されたとする。
【0022】
この時、フレーム同期回路は、先ず、10ビット目までのビットにて10ビット連続一致を検出し、同期と判定してしまう。その後、11ビット目から15ビット目まで不一致を検出するが、5×Fsまでの間に25ビット(F11〜F15が5回)しか不一致を計数できないため、非同期と判定できず同期状態を保持し続ける。
【0023】
このように、いち早く同期を確立させるためのYES判定条件と入力信号の信号パターンの関係により、誤ったフレーム位相にも関わらず、同期状態を保持してしまう疑似引き込みが発生するという欠点があった。
【0024】
そこで、この疑似引き込みの発生を防ぐフレーム同期回路が特開平4−238435号公報に開示されている。図3はこの公報に開示されたフレーム同期回路の構成図、図4は同回路に含まれる判定回路の構成図である。
【0025】
このフレーム同期回路はフレーム同期回路本体301と判定回路302で構成される。
【0026】
フレーム同期回路本体301は、1ビット即ハンチング方式で、入力信号のフレーム位相と回路内で生成するフレーム位相のフレーム同期パタンとを多重化位置のみで比較し、フレーム同期誤りパルス303とフレーム同期位置信号304を送出する構成となっている。
【0027】
判定回路302は、フレーム同期パタンの多重化位置で各々の誤りパルスを送出する誤りパルス位置判定回路311と、その各々の誤りパルスを計数する誤りパルス計数回路312〜31n(nは正の整数)と、誤りパルスの計数回路312〜31nをリセットし計数範囲を設定するインターバル発生回路320で構成される。又、判定回路302によりフレーム同期回路本体301に対し制御信号321が出力される。
【0028】
フレーム同期回路本体301は、1ビット即ハンチング方式で入力信号に形成されているフレーム同期パタンと自分自身内で発生する同期信号との比較結果を、フレーム同期誤りパルス331とその誤りパルスの位置情報を示す誤りパルス位置信号332として判定回路302に送出する。
【0029】
判定回路302内での動作を説明する。誤りパルス位置判定回路311は、フレーム同期誤りパルス331と誤りパルス位置信号332とを入力し、フレーム同期パルスの位置に応じた誤り信号に変換し、各々の誤りパルス計数回路312〜31nに送出する。フレーム同期パルスがFsビットなら、誤りパルス計数回路312〜31nはFs個構成される。
【0030】
各々の誤りパルス計数回路312〜31nは、インターバル発生回路320の出力信号でリセットがかかり、このリセットを起点として誤りパルスを計数する。この計数値が設定した閾値を超えた場合に、各誤りパルス計数回路312〜31nはハンチング制御信号342〜34nを出力する。この各々のハンチング制御信号342〜34nは全て論理和され、フレーム同期回路本体301へ出力される。
【0031】
従って、Fs個の誤りパルス計数回路312〜31nのうち1個でも設定した閾値を超えたら、フレーム同期回路本体301にハンチング制御信号321が送出される。ハンチング制御信号321が送出されなければハンチング動作を停止し同期確立となり、送出されればハンチング動作を継続し同期するまで続けられる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本回路には、疑似引き込みの判定に時間を要し、引き込み確立時間がかかるという欠点がある。それについて下記に説明する。
【0033】
先ず、本回路にも従来例の入力信号と同一の入力信号が、入力されたとする。判定回路302内のインターバルを1フレーム長Nfビット以上のRn(=5×Nf)に設定し、各誤りパルス計数回路312〜31n(この場合は、Fs個ある)の計数値に対する閾値をNn=5ビットとする。この時、5×Nfまでの間に、F11〜F15番目の誤りパルス計数回路が、各々5ビットずつ計数し、疑似引き込みを検出し、再度引き込み動作に戻る。
【0034】
ここで問題なのは、本回路の誤りパルス計数回路312〜31nは、1フレーム長Nfビット中のフレーム同期パタンのビット数Fs分構成されていて、各誤り計数回路は1フレームに1回しか計数しないということである。従って、上記の条件で疑似引き込みの判定を行うのに、最低でも5フレームは監視しなくてはならない(閾値が5ビットのため、最初のフレームから5フレームまで連続で不一致として考えて5フレーム必要)。
【0035】
その後、再度引き込み過程に戻り、正規引き込みを行ったとしても、既に5フレーム分の時間を要している。このように疑似引き込み判定までに時間を要し、ついては正規引き込みの確立までに時間を要することとなる。
【0036】
そこで本発明の目的は、正規引き込みの確立までに要する時間を短縮することができ、しかも疑似引き込みを検出することができるフレーム同期回路を提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を鑑み、本発明のフレーム同期回路は、受信したディジタル多重信号より受信フレーム同期パタンを検出し、この受信フレーム同期パタンを自局に設けた基準フレーム同期パタンと1ビット単位で比較することにより、フレーム同期を確立させるフレーム同期回路であって、
前記受信フレーム同期パタンを構成する複数ビットデータと前記基準フレーム同期パタンを構成する複数ビットデータの対応するビットデータ同士を比較し、第一の設定数以上の連続したビットデータ一致が検出された場合に同期状態を示す計数結果を出力し、nフレーム分(nは2以上の実数)の前記基準フレーム同期パタンと前記受信フレーム同期パタン同士を比較した結果、第二の設定数以上の通算ビットデータ不一致が検出された場合に非同期状態を示す計数結果を出力する一致/不一致計数手段により構成される比較手段と、前記比較手段より出力された計数結果により同期状態/非同期状態を判定する判定手段と、前記同期状態を示す計数結果が出力された後、前記基準フレーム同期パタンと前記受信フレーム同期パタンを比較し、前記第一の設定数より大きい第三の設定数以上のビットデータ一致が検出された場合には引き続き同期状態を示す計数結果を出力し、前記第三の設定数未満のビットデータ一致しか検出されなかった場合には非同期状態を示す計数結果を出力する疑似引込み手段を備えたことを特徴としている。
【0038】
また、本発明のフレーム同期回路の第二構成例は、上述の構成に加えさらに、前記第三の設定数が前記第二の設定数未満の値に設定されることを特徴としている。
【0039】
また、本発明のフレーム同期回路の第三構成例は、上述の第一もしくは第二の構成に加えてさらに、前記第三の設定数未満のビットデータ一致しか検出されなかった場合に示される計数結果が、mフレーム(1≦m<n)以内の範囲で出力されることを特徴としている。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係るフレーム同期回路の最良の実施の形態の構成図である。なお、従来例(図2)と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
【0041】
本発明のフレーム同期回路は、従来の構成(図2)の判定回路4の前段に疑似引き込み判定回路3を設け、その出力の疑似引き込み計数結果f5とNO計数結果f4を論理和回路5にて論理合成を行い、計数結果f6を判定回路4に入力するようにした構成である。論理和回路5は、f5またはf4のパルスが入力されるとそのパルスをf6に出力する。
【0042】
従来例(図2)で説明した回路,信号は同様の動作をする。
【0043】
疑似引き込み判定回路3は、YESパルス計数回路201と同一機能を有し、比較結果f2の一致を計数する。
【0044】
本回路3は、YESパルス計数回路201の計数結果により同期と判定されたフレーム同期パタンが、正規フレーム位相かどうかを判定するために設ける回路で、判定結果f7が同期状態と判定した直後から一定の間(例えば一度)Fsビット以上の通算一致を計数する。
【0045】
これにより、従来例で生じるF11〜F15の5ビットの誤りを検出し、f5にパルスを検出する。計数結果f5は、論理和回路5で計数結果f4と論理和を取られ、判定回路4に計数結果f6が入力される。判定回路4で疑似引き込みと判定した場合、判定結果f7パルスにより非同期状態になり、再び同期確立過程になる。
【0046】
この疑似引き込み判定回路の計数範囲は、YESパルスカウント回路計数範囲<疑似引き込み判定回路計数範囲<NOパルスカウント回路計数範囲の関係で、計数範囲はf7が同期状態と判定した直後から最低でも1フレーム同期パタン以上の間、一致を計数する回路である。
【0047】
又、計数値に対する閾値についても、疑似引き込み状態の特徴として、固定的に不一致を出力することが挙げられるため、上記関係と同様に閾値も設定し、判定することでNOパルスカウント回路202のみでは判定できなかった疑似引き込みを判定でき、かつ早く疑似引き込みを判定できる。
【0048】
例えば、従来例(図2)と同様の入力信号f1、即ち、フレーム同期パタンビットF1〜F10及びF16〜F20は正規のフレーム同期パタンであるがフレーム同期パタンビットF11〜F15が正規のフレーム同期パタンと異なる信号、が入力された場合について説明する。
【0049】
YESパルスカウント回路201及びNOパルスカウント回路202の判定条件も従来例(図2)の場合の同様とする。
【0050】
この時、擬似引き込み判定回路3の設定条件を50ビット(2.5×Fs)中40ビット以下の一致で非同期を判定、すなわち、同期と判定されるには41ビット以上の一致が計数されることを条件とするように設定されているものとする。
【0051】
この場合、入力信号f1は全20ビットのフレーム同期パタンビット中の15ビット(フレーム同期パタンビットF1〜F10及びF16〜F20)が一致であるから、50ビット(2.5×Fs)計数するうちの最初の20ビット(1フレーム長Nfにおけるフレーム同期パタンのビット数Fs)では15ビットが一致となり、続く2回目の20ビットでもそのうちの15ビットが一致となり、続く3番目の10ビット(この場合は0.5×Fsとなるため20×0.5=10(ビット)となる。)では10ビット(即ち、フレーム同期パタンビットF1〜F10)が一致となる。
【0052】
この一致の合計は15+15+10=40となる。従って、一致数が41ビット以上計数されず、判定回路4は非同期と判定し、再び同期確立過程となる。
【0053】
このように、本発明によれば引き込みから疑似引き込み判定し、再度引き込みに至まで3.5フレーム(10ビット連続一致分+疑似判定の50ビット分)で済むことになる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、判定手段にて一致判定がなされた後に第3の計数手段にて一致の回数が再度計数され、この第3の計数手段における計数値が閾値(この場合の閾値は第1の計数手段での閾値より高く設定される)以上となった場合は判定手段により再度同期と判定されるが、計数値が閾値未満となった場合は非同期と判定されるようフレーム同期回路を構成したため、疑似同期パタンを検出することができる。また、第1の閾値はフレーム同期パタンを構成するビット数未満の値に設定することが可能であるため、正規引き込みの確立までに要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本発明に係るフレーム同期回路の最良の実施の形態の構成図である。
【図2】従来のフレーム同期回路の一例の構成図である。
【図3】特開平4−238435号公報に開示されたフレーム同期回路の構成図である。
【図4】同回路に含まれる判定回路の構成図である。
【図5】入力信号とフレーム同期パタンビットとの関係を示す信号形式図である。
【符号の説明】
1 フレーム同期比較回路
2 パルス計数回路
3 疑似引き込み判定回路
4 判定回路
5 論理和回路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a frame synchronization circuit, and more particularly to a frame synchronization circuit used for establishing synchronization of a digital multiplex signal.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional frame synchronization circuit will be described. FIG. 2 is a configuration diagram of an example of a conventional frame synchronization circuit.
[0003]
One example of a conventional frame synchronization circuit multiplexes the frame phase of the frame synchronization pattern inserted into the input signal f1 and the frame phase of the frame synchronization pattern generated in the circuit by a one-bit immediate hunting method. And a
[0004]
Next, the operation of the frame synchronization circuit will be described.
[0005]
The frame synchronization circuit has a timing monitoring counter (not shown) for managing the frame synchronization pattern period, and compares the frame synchronization pattern of the phase generated by the timing monitoring counter with the input signal f1 only at the multiplexing position of the frame synchronization pattern. I do. The coincidence / non-coincidence of the comparison result is counted, and the synchronous state and the asynchronous state are determined based on the result.
[0006]
The synchronization state is a state in which the auxiliary signal can be separated and the main signal can be transmitted because the frame phase of the input signal f1 and the frame phase of the timing monitoring counter are in synchronization.
[0007]
On the other hand, the asynchronous state is a state in which the auxiliary signal cannot be separated and the main signal cannot be transmitted because the frame phase is not established.
[0008]
Therefore, a frame synchronization circuit that realizes signal transmission needs to be able to quickly establish synchronization and maintain the synchronization state.
[0009]
According to FIG. 2, the
[0010]
The
[0011]
The
[0012]
Hereinafter, the setting conditions of the YES and NO
[0013]
The number of bits of the frame synchronization pattern in one frame length Nf bits is Fs bit, the counting condition of YES
[0014]
The expected value E1 of the synchronization establishment time is
E1 = ((Pe1 / (1-Pe1)) · Nf / Fs · (Nf−1) + Nf + Ny · Nf / Fs) · 1 / Fr (time) (1)
It is represented by
[0015]
The expected value E2 of the synchronization holding time is
E2 = Nn / Pe2 · Nf / Fs · 1 / Fr (time) (2)
Where Pe1 and Pe2 are error detection probabilities of the comparison result, Nf is one frame length, Ny is the number of consecutive matches of YES for pull-in, Nn is the number of NOs for loss of synchronization, and Fr is the radio clock. The frequency Fs is the number of bits of the frame synchronization pattern in one frame length Nf bits.
[0016]
From equation (1), in order to quickly establish synchronization, the expected value E1 only needs to be small. In other words, it can be seen that this can be realized by reducing the number of bits of Ny.
[0017]
By the way, in the frame synchronization circuit, pull-in is quickly established in order to perform signal transmission quickly. Therefore, as described in detail in the setting conditions of the YES and NO
[0018]
The pseudo pull-in means that when a signal pattern similar to the frame synchronization pattern multiplexed in the input signal f1 is included in the input signal, the signal pattern is determined to be a normal frame synchronization pattern, and synchronization is established. It is to be.
[0019]
The following is an example. FIG. 5 is a signal format diagram showing a relationship between an input signal and a frame synchronization pattern bit.
[0020]
As an example, in the case where the 1-bit immediate hunting method Fs = 20, the setting conditions of the YES and NO
[0021]
Here, the input signal f1 has a special fixed pattern in which the frame synchronization patterns F11 to F15 are different from the normal frame synchronization pattern at positions different from the normal frame phase, and the other bits are the same as the frame synchronization pattern. It is assumed that a signal including the input is input.
[0022]
At this time, the frame synchronization circuit first detects a 10-bit consecutive match in the bits up to the 10th bit, and determines that synchronization has been achieved. Thereafter, a mismatch is detected from the 11th bit to the 15th bit. However, since only 25 bits (5 times from F11 to F15) can be counted as a mismatch up to 5 × Fs, it cannot be determined that the data is asynchronous, and the synchronous state is maintained. to continue.
[0023]
As described above, there is a drawback that a pseudo pull-in that maintains a synchronization state occurs despite an incorrect frame phase due to a relationship between a YES determination condition for quickly establishing synchronization and a signal pattern of an input signal. .
[0024]
Therefore, a frame synchronization circuit for preventing the occurrence of the pseudo pull-in is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 4-238435. FIG. 3 is a configuration diagram of a frame synchronization circuit disclosed in this publication, and FIG. 4 is a configuration diagram of a determination circuit included in the circuit.
[0025]
This frame synchronization circuit includes a frame synchronization circuit
[0026]
The frame
[0027]
The
[0028]
The frame synchronization circuit
[0029]
The operation in the
[0030]
Each of the error
[0031]
Therefore, if at least one of the Fs error
[0032]
[Problems to be solved by the invention]
However, this circuit has a drawback that it takes time to determine the pseudo pull-in and it takes a long time to establish the pull-in. This will be described below.
[0033]
First, it is assumed that the same input signal as that of the conventional example is input to this circuit. The interval in the
[0034]
The problem here is that the error
[0035]
After that, the process returns to the pull-in process again, and even if the normal pull-in is performed, the time for five frames has already been required. As described above, it takes time until the pseudo pull-in determination is made, and it takes time to establish the normal pull-in.
[0036]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a frame synchronization circuit which can reduce the time required for establishing a normal pull-in and can detect a pseudo pull-in.
[0037]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the frame synchronization circuit of the present invention detects a reception frame synchronization pattern from a received digital multiplexed signal , and compares the reception frame synchronization pattern with a reference frame synchronization pattern provided in its own station on a bit-by-bit basis . Thus, a frame synchronization circuit for establishing frame synchronization,
Comparing the corresponding bit data of the plurality of bit data constituting the received frame synchronization pattern with the corresponding plurality of bit data constituting the reference frame synchronization pattern, and detecting a continuous bit data match of a first set number or more. And a comparison result between the reference frame synchronization pattern for n frames (where n is a real number of 2 or more) and the reception frame synchronization patterns, and as a result, the total bit data of a second set number or more is output. A comparing unit configured to output a count result indicating an asynchronous state when a mismatch is detected; a comparing unit configured to output a count result indicating an asynchronous state; and a determining unit configured to determine a synchronous state / asynchronous state based on the count result output from the comparing unit. Comparing the reference frame synchronization pattern with the reception frame synchronization pattern after the counting result indicating the synchronization state is output. If a bit data match equal to or greater than a third set number greater than the first set number is detected, a count result indicating the synchronization state is continuously output, and only bit data matches less than the third set number are detected. A pseudo-pull-in means for outputting a count result indicating an asynchronous state when not performed is provided.
[0038]
Further, the second configuration example of the frame synchronization circuit according to the present invention is characterized in that, in addition to the above-described configuration, the third set number is set to a value smaller than the second set number.
[0039]
Further, in the third configuration example of the frame synchronization circuit of the present invention, in addition to the above-described first or second configuration, a counter shown when only bit data matching less than the third set number is detected. The result is output within a range of m frames (1 ≦ m <n).
[0040]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a configuration diagram of a preferred embodiment of a frame synchronization circuit according to the present invention. The same components as those in the conventional example (FIG. 2) are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0041]
In the frame synchronization circuit according to the present invention, a pseudo pull-in
[0042]
The circuits and signals described in the conventional example (FIG. 2) operate similarly.
[0043]
The pseudo pull-in
[0044]
This
[0045]
Thus, a 5-bit error of F11 to F15 occurring in the conventional example is detected, and a pulse is detected at f5. The count result f5 is ORed with the count result f4 by the
[0046]
The counting range of the pseudo pull-in determination circuit is as follows: YES pulse count circuit count range <pseudo pull-in determination circuit count range <NO pulse count circuit count range. This is a circuit that counts coincidence during the synchronization pattern or more.
[0047]
Also, as for the threshold value for the count value, a feature of the pseudo-pull-in state is that a mismatch is output fixedly. It is possible to determine a pseudo pull-in that could not be determined, and to quickly determine a pseudo pull-in.
[0048]
For example, the input signal f1 similar to the conventional example (FIG. 2), that is, the frame synchronization pattern bits F1 to F10 and F16 to F20 are regular frame synchronization patterns, but the frame synchronization pattern bits F11 to F15 are regular frame synchronization patterns. The case where a signal different from the above is input will be described.
[0049]
The determination conditions of the YES
[0050]
At this time, the setting condition of the pseudo pull-in
[0051]
In this case, since the input signal f1 matches 15 bits (frame synchronization pattern bits F1 to F10 and F16 to F20) of the frame synchronization pattern bits of the total of 20 bits, 50 bits (2.5 × Fs) are counted. In the first 20 bits (the number of bits Fs of the frame synchronization pattern in one frame length Nf), 15 bits match, 15 bits of the second 20 bits match, and the third 10 bits (in this case, Is 0.5 × Fs, so that 20 × 0.5 = 10 (bits).) 10 bits (that is, frame synchronization pattern bits F1 to F10) match.
[0052]
The sum of this match is 15 + 15 + 10 = 40 . Accordingly, the number of matches is not counted for 41 bits or more, and the
[0053]
As described above, according to the present invention, pseudo pull-in determination is performed from pull-in, and it takes only 3.5 frames (10-bit continuous coincidence + 50-bit pseudo determination) until pull-in is performed again.
[0054]
【The invention's effect】
According to the present invention, the number of matches is counted again by the third counting means after the matching determination is made by the determining means, and the count value of the third counting means is set to the threshold value (the threshold value in this case is the first value). When the count value is less than the threshold value, the frame synchronization circuit is configured to be determined as asynchronous when the count value is less than the threshold value. Therefore, a pseudo synchronization pattern can be detected. Further, since the first threshold can be set to a value less than the number of bits constituting the frame synchronization pattern, the time required for establishing the normal pull-in can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a frame synchronization circuit according to a preferred embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a configuration diagram of an example of a conventional frame synchronization circuit.
FIG. 3 is a configuration diagram of a frame synchronization circuit disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-238435.
FIG. 4 is a configuration diagram of a determination circuit included in the circuit.
FIG. 5 is a signal format diagram showing a relationship between an input signal and a frame synchronization pattern bit.
[Explanation of symbols]
1 frame
Claims (3)
前記受信フレーム同期パタンを構成する複数ビットデータと前記基準フレーム同期パタンを構成する複数ビットデータの対応するビットデータ同士を比較し、第一の設定数以上の連続したビットデータ一致が検出された場合に同期状態を示す計数結果を出力し、nフレーム分(nは2以上の実数)の前記基準フレーム同期パタンと前記受信フレーム同期パタン同士を比較した結果、第二の設定数以上の通算ビットデータ不一致が検出された場合に非同期状態を示す計数結果を出力する一致/不一致計数手段により構成される比較手段と
前記比較手段より出力された計数結果により同期状態/非同期状態を判定する判定手段と、
前記同期状態を示す計数結果が出力された後、前記基準フレーム同期パタンと前記受信フレーム同期パタンを比較し、前記第一の設定数より大きい第三の設定数以上のビットデータ一致が検出された場合には引き続き同期状態を示す計数結果を出力し、前記第三の設定数未満のビットデータ一致しか検出されなかった場合には非同期状態を示す計数結果を出力する疑似引込み手段を備えたことを特徴とするフレーム同期回路。 A frame synchronization circuit for detecting a reception frame synchronization pattern from a received digital multiplexed signal and comparing the reception frame synchronization pattern with a reference frame synchronization pattern provided in the own station on a bit-by-bit basis, thereby establishing frame synchronization. ,
Comparing the corresponding bit data of the plurality of bit data constituting the received frame synchronization pattern with the corresponding plurality of bit data constituting the reference frame synchronization pattern, and detecting a continuous bit data match of a first set number or more. And a comparison result between the reference frame synchronization pattern for n frames (where n is a real number of 2 or more) and the reception frame synchronization patterns, and as a result, the total bit data of a second set number or more is output. Comparing means constituted by a coincidence / mismatch counting means for outputting a count result indicating an asynchronous state when a mismatch is detected;
Determining means for determining a synchronous state / asynchronous state based on the counting result output from the comparing means;
After the counting result indicating the synchronization state is output, the reference frame synchronization pattern and the reception frame synchronization pattern are compared, and a bit data match of a third set number or more larger than the first set number is detected. In this case, pseudo-pull-in means for continuously outputting a count result indicating a synchronous state, and outputting a count result indicating an asynchronous state when only bit data matching less than the third set number is detected, is provided. Characteristic frame synchronization circuit.
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