JP3548236B2 - Ink jet recording apparatus and suction recovery method in ink jet recording apparatus - Google Patents
Ink jet recording apparatus and suction recovery method in ink jet recording apparatus Download PDFInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に記録ヘッドの吸引回復装置を有する記録装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置には、インクが空気に接する部分である吐出口やその近傍におけるインク水分蒸発によるインク増粘を防止したり、増粘したインクや発生した気泡を取り除くことによって、インク吐出を良好に保つための構成が種々備えられているのが一般的である。
【0003】
このため、この種のインクジェット記録装置においては、インク滴吐出を行わない非記録動作時等に、記録ヘッドの吐出口が設けられた面を密閉する(キャッピング)ことにより、吐出口からのインク水分蒸発を防ぐためのキャッピング機構が設けられている。
【0004】
また、より一層の安定なインク吐出を行うために、記録動作中などの定期的に所定の位置で記録ヘッドの全吐出口から、あるいは所望の吐出口からインク吐出を行うことにより、特に記録に関与しない吐出口のインクを更新するための、いわゆる“予備吐出”を行ったり、記録開始時や所望時間間隔毎等に吐出口及びその内部のインクを吸引することにより増粘したインク及び発生気泡を排出するためのインク吸引やインク加圧等が行われている。
【0005】
図6に従来のインクジェット記録装置の一例の主要部の構成を示す斜視図を示す;
図6において、21は、キャリッジ22に搭載したインクを噴射するノズル部を有する記録ヘッドと、インクを貯蔵するインクタンク及び供給路を有するインク供給部とを一体に構成したインクジェット記録カートリッジ(以下、単にカートリッジと称する)である。
【0006】
このカートリッジ21は、キャリッジ22に着脱自在に固定されており、BK(黒)インク記録専用、カラーインク記録専用カートリッジを交換しながら使用できる。キャリッジ22とカートリッジ21とは、不図示のコンタクトパッドにより電気的に接続されている。23は、カートリッジ21によるインク吐出を制御する電気基板、24は、その電気基板23とキャリッジ22とを接続するフレキシブルケーブルである。25は紙送りモータであり、この紙送りモータ25の駆動に応じて、記録紙Pは一対のローラ26により、図中矢印f方向に搬送される。27は、ローラ26と協動して記録紙Pを平坦に規制し、記録カートリッジ21に対する記録面を形成するローラである。
【0007】
28は、キャリッジ22に連結されたキャリッジ駆動用のベルト、29は、そのベルトを図中S方向に駆動するモータ、30は、キャリッジ22用の一対のガイドレールである。キャリッジ22は、モータ29の駆動に応じてガイドレール30に沿って図中S方向に移動し、記録面に対する記録を行うことができる。
【0008】
カートリッジ21は、キャリッジ22に搭載され、このキャリッジ22が記録紙Pに沿って図6中S方向にモータ29によって駆動される。記録紙Pは、紙送りモータ25の駆動に応じて、ローラ27により図中f方向に搬送される。これにより、記録ヘッド21による2次元走査が行われる。この時、記録ヘッド21は、制御部の制御により、インク液滴を飛翔させて記録紙Pに記録を行う。
【0009】
31は、記録カートリッジ21のホーム位置Hにおいて、記録カートリッジ21と対向してこの記録カートリッジ21の回復動作を行うための回復装置である。回復装置31には、前述の予備吐出時に吐出されたインク滴を捕集し、インク溜(不図示)へと導く予備吐出受け部311、記録ヘッドの吐出口面に付着したインク滴、紙粉等の異物を除去するためのワイピングブレード312、非記録動作時や吸引回復時に、記録ヘッドの吐出口面を密閉するためのキャップを有するキャッピング手段313が設けられている。
【0010】
ワイピングブレード312、キャッピング手段313は、カートリッジ21に対して進退自在に配設されており、所望のタイミングで吐出口面をワイピング、キャッピング可能である。また、キャッピング手段には、チューブ等を介して吸引用ポンプ(不図示)が連結されており、所望のタイミングでキャップ内に不圧を発生することが可能となっている。
【0011】
以上のような構成の回復装置における吸引回復動作のシーケンスの一例のフローチャートを図7に示す。吸引回復動作が指示されると、キャリッジ22は、ホームポジション(HP)に移動し(ステップS701)、キャッピング手段が吐出口面を覆いキャッピングが完了する(ステップS702)。次に、吸引用ポンプが作動してキャップ内に負圧が発生し、吐出口よりインクが吸引され吸引動作が行われ、所定時期に作動が停止し吸引動作が完了する(ステップS703)。
【0012】
次にキャッピング手段のキャップが吐出口面より離脱し、キャップ内が大気と連結される(ステップS704)。次に、再度吸引用ポンプが作動しポンプ、チューブ、キャップ内のインクを除去する(ステップS705)。次に、ワイピングブレードが吐出口面方向に前進し(ステップS706)、更にキャリッジ22がブレード方向に移動して吐出口面とワイピングブレードとが摺擦してワイピングが行われ、吐出口面に付着したインク等を除去する(ステップS707)。
【0013】
更に、キャリッジ22は同方向に移動を続け、吐出口が予備吐受け部に対向した位置に到達した時に予備吐出を実行し、ノズル内の不要インク、小気泡等を排出する(ステップS708)。このような一連の動作あるいはこれらの繰り返しによる吸引回復により、インクの吐出口への充填、インク流路内の泡や不要インクの除去、吐出口面の異物除去等が効果的に行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年の記録ヘッドにあっては、吐出口及びこれに連通する液路等を極めて微細かつ高密度に構成することができるようになり、これまでの吸引回復方法が効果的ではない場合が発生するようになってきた。
【0015】
図8に、以上のような場合の一例として、流路内のインクが複数部分に分断された様子を示す概略図を示す。図8(a)はカートリッジ21の構成概略図、図8(b)はカートリッジ21を吐出口列を含む面Vで切断したときの断面図であり、インクの充填状態を示す図である。
【0016】
図8(a)において、211は、端部が各インク吐出口となっているノズルであり、内部には各インク吐出用の駆動手段が設けられている。212は、各ノズルに共通の液室(共通液室と呼ぶ)、213はインク流路であり、インクを充填している吸収体214と共通液室212とを連結している。
【0017】
図8(b)において、ベタ塗り部はインクが充填している状態を示しており、図においてインクは213a、213b、213c、213dの4つの領域に分断されている様子を示している。
【0018】
このようなインク充填状態のヘッドにおいては、印字の継続が不能であり吸引回復が必要である。図9に吸引開始時の状態図を示す。313は、前述のキャッピング手段であり、キャップ内に負圧P0 を発生させている。しかし、ノズル内および共通液室212内にインクが充填されているため、隣接する間隙の到達する負圧は、ノズル/共通液室内壁面とインクとの抵抗による圧損によってP0 より小さい負圧P1 となる。
【0019】
更に隣接した間隙には、インク領域213aと流路壁の抵抗による圧損によって、負圧P1 よりさらに小さい負圧P2 が到達するのみである。これを繰り返すことにより、インク供給部である吸収体214と流路との結合部の間隙に到達する負圧P4 はキャップ内負圧P0 よりも格段に小さいものとなってしまう。吸引が実行されるためには、この負圧P4 が吸収体のインク保持力を上回らなければならず、小さい場合には、従来の吸引回復動作をいくら繰り返してもインクは充填されない。
【0020】
従来、このようなインク充填不能状態を避けるためには、
▲1▼吸引負圧/吸引量を十分大きく設定する
▲2▼流路断面積を十分大きくして圧損を減らす
▲3▼流路長を十分短くして分断部分の数を減らす
等の考慮がなされていた。しかしながら、▲1▼の場合には、廃インクの増大、ポンプの大型化等の問題があり、また▲2▼の場合には、流路容積の増大による必要吸引量の増大により同様な問題があり、小型で低ランニングコストなインクジェット記録装置を構成する障害となっていた。また▲3▼の場合には、インク吸収体214及び供給路内のインクの流れによる振動がノズル内に影響を及ぼし、吐出不良を発生させ易くなるため高速に高品位な記録が行えないという問題が発生していた。
【0021】
さらに最近の傾向として、
A.記録解像度向上を目的としたノズル微細化、
B.インクの乾燥速度向上を目的としたインクの低表面張力化、
が著しく進行しており、A.の場合には圧損の増大、B.の場合には泡発生頻度の増大によりこのインク分断によるインク充填不能状態の問題は増す増す重要な問題となってきている。
【0022】
以上、述べてきたように、従来の吸引回復方法においては、インク分断によるインク充填不能状態を回避/解消しつつ、小型、低稼働コスト、高速,高品質,高解像度記録、高速定着化等を図ったインクジェット記録装置を構成することが不可能であった。
【0023】
本発明は、以上のような局面にかんがみてなされたもので、インク分断によるインク充填不能状態をなくして、上記諸特徴を有するインクジェット記録装置の構成及び吸引回復方法の提供を目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の技術的構成によって前記課題を解決できたものである。
(1)インク滴を吐出する複数の吐出口と該複数の吐出口にそれぞれ連通する複数の流路と該複数の流路に連通する共通液室とを有し画像記録を行うインク滴吐出手段と、このインク滴吐出手段内のインクを外部に吸引排出するキャップと吸引ポンプとを持つ吸引手段と、を有するインクジェット記録装置であって、前記インク滴吐出手段から非画像領域にインク滴を、該インク滴の体積の合計が前記複数の流路のすべての内容積以上で該内容積と前記共通液室の内容積との和程度となる様に吐出した後に前記吸引手段を動作させる吸引前予備吐出回復モードを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
(2)インク滴が吐出される非画像領域が、前記吸引手段が有するキャップ内であることを特徴とする前記(1)項に記載のインクジェット記録装置。
(3)前記インク滴吐出手段が複数の異なるインクを吐出するインク滴吐出手段の集合であり、前記吸引手段がこのインク滴吐出手段の集合を一体的にキャップして吸引することを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載のインクジェット記録装置。
(4)前記インク滴吐出手段を複数有し、該複数のインク滴吐出手段は、前記吸引手段を動作させて前記複数のインク滴吐出手段から吸引を行う前に、非画像領域にインク滴を吐出する吸引前予備吐出を行うインク滴吐出手段と、前記吸引前予備吐出を行わないインク滴吐出手段と、からなることを特徴とする前記(1)項ないし(3)項のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
(5)前記インク滴吐出手段は、インクを吐出する複数の吐出部と、対応する吐出部毎に設けられ、インクに熱による状態変化を生起させ該状態変化に基づいてインクを前記吐出部から吐出させて飛翔的液滴を形成する熱エネルギー発生手段と、を有することを特徴とする前記(1)項ないし(4)項のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
(6)インク滴を吐出する複数の吐出口と該複数の吐出口にそれぞれ連通する複数の流路と該複数の流路に連通する共通液室とを有し画像記録を行うインク滴吐出手段と、このインク滴吐出手段内のインクを外部に吸引排出するキャップと吸引ポンプとを持つ吸引手段と、を有するインクジェット記録装置の吸引回復方法であって、前記インク滴吐出手段から非画像領域にインク滴を、該インク滴の体積の合計が前記複数の流路のすべての内容積以上で該内容積と前記共通液室の内容積との和程度となる様に吐出した後に前記吸引手段を動作させることを特徴とするインクジェット記録装置の吸引回復方法。
(7)前記吸引手段が有するキャップ内にインク滴を吐出することを特徴とする前記(6)項に記載のインクジェット記録装置の吸引回復方法。
(8)前記インク滴吐出手段が複数の異なるインクを吐出するインク滴吐出手段の集合であり、前記吸引手段がこのインク滴吐出手段の集合を一体的にキャップして吸引することを特徴とする前記(6)項または(7)項に記載のインクジェット記録装置の吸引回復方法。
(9)前記インク滴吐出手段が複数設けられ、該複数のインク滴吐出手段のうちの一部のインク滴吐出手段のみから非画像領域にインク滴を吐出する工程と、次いで、前記吸引手段を動作させて前記複数のインク滴吐出手段から吸引を行う工程と、を含むことを特徴とする前記(6)項ないし(8)項のいずれかに記載のインクジェット記録装置の吸引回復方法。
【0025】
【作用】
以上のような本発明構成により、インク分断状態の解消に効果的な回復方法を持ったインクジェット記録装置が構成され、これにより小型、低ランニングコスト、高速高品高解像度記録、高速定着化を図ったインクジェット記録装置を提供し得る。
【0026】
【実施例】
以下に、本発明を複数の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0027】
(第1の実施例)
図1に、本発明に係る第1の実施例の吸引回復方法を説明する動作シーケンスフローチャートを示す。吸引回復動作が指示されると、吐出口が予備吐受け部に対向する位置までキャリッジ22(図6参照)が移動し(ステップS101)、予備吐受け部に予備吐出を行う(ステップS102)。
【0028】
次にキャリッジ22はホームポジション(HP)に移動(ステップS103)、キャッピング手段が吐出口面を覆いキャッピングが完了する(ステップS104)。次に、吸引用ポンプが作動しキャップ内に負圧が発生し、吐出口よりインクが吸引され吸引動作が行われ、所定時期に作動が停止し吸引動作が完了する(ステップS105)。次にキャッピング手段のキャップが吐出口面より離脱しキャップ内が大気と連結される(ステップS106)。
【0029】
次に、再度吸引用ポンプが作動しポンプ、チューブ、キャップ内のインクを除去する(ステップS107)。次に、ワイピングブレードが吐出口面方向に前進(ステップS108)、更にキャリッジがブレード方向に移動して吐出口面とワイピングブレードが摺擦してワイピングが行われ吐出口面に付着したインク等を除去する(ステップS109)。更に、キャリッジは同方向に移動を続け吐出口が予備吐受け部に対向した位置に到達した時に予備吐出を実行(ステップS110)し、ノズル内の不要インク、小気泡等を排出する。
【0030】
このように吸引前に予備吐出動作を行うと、前記従来例における図9に示したようなインク分断状態が発生している場合には、
(a)吐出口のインクメニスカスが破れて、インクタンクの負圧により共共通液室212内、流路内のインクの大部分がタンクに戻る(図2(a))
(b)排出されたインク滴体積分液室内のインクが減少し共通液室212内に大きな空隙が形成される(図2(b))
ことになる。次に吸引が行われると(a)の場合には、ノズル211/共通液室212における圧損がないため吸引負圧が流路内のインクに直接加わり、従来例よりも強い圧で引かれるためにインク分断状態は効果的に解消される。
【0031】
また(b)の場合には、吸引の初期時点でノズル近傍のインクは除去されその後は(a)の場合と同様に、吸引負圧が流路内のインクに直接加わり、従来例よりも強い圧で引かれるためにインク分断状態は効果的に解消される。このように何れの場合でも、吸引前に予備吐出を行った後に吸引を行う本発明の吸引法によれば従来の吸引法に比べて著しくインク分断状態の解消に効果がある。
【0032】
更に、この時行われる予備吐出数は、全予備吐出が不吐出なしに完全に実行されたとき、そのインク滴体積の合計が全ノズル内容積以上で全ノズル内容積と共通液室内容積の和程度であるように設定することが好ましい。これは、インク滴体積合計が全ノズル内容積より小さい場合、前述したインクメニスカスの破れを誘発する確率が極端に低くなるため、効果的な回復が行われず、またインク滴体積の合計が全ノズル容積と共通液室内容積の和より極端に多くなると、ノズル内にインクの無い状態でインク吐出駆動が行われ、発熱等により記録素子にダメージを与える確率が高くなるためである。
【0033】
(第2の実施例)
図3に、本発明に係る第2の実施例の吸引回復方法を説明する動作シーケンスフローチャートを示す。吸引回復動作が指示されると、キャリッジはホームポジション(HP)に移動し(ステップS301)、予備吐出を行った(ステップS302)後キャッピング手段が吐出口面を覆い、キャッピングが完了する(ステップS303)。次に、吸引用ポンプが作動しキャップ内に負圧が発生し吐出口よりインクが吸引され吸引動作が行われ、所定時期に作動が停止し吸引動作が完了する(ステップS304)。次にキャッピング手段のキャップが吐出口面より離脱しキャップ内が大気と連結される(ステップS305)。次に、再度吸引用ポンプが作動しポンプ、チューブ、キャップ内のインクを除去する(ステップS306)。
【0034】
次に、ワイピングブレードが吐出口面方向に前進(ステップS307)、更にキャリッジがブレード方向に移動して吐出口面とワイピングブレードが摺擦してワイピングが行われ吐出口面に付着したインク等を除去する(ステップS308)。更に、キャリッジは同方向に移動を続け吐出口が予備吐受け部に対向した位置に到達した時に予備吐出を実行し(ステップS309)、ノズル内の不要インク、小気泡等を排出する。
【0035】
このように吸引前にキャップ内に予備吐出を行うと、吸引時のキャップ内容積が予備吐されたインク滴の体積分減るため吸引初期容積が小さくなるためポンプに発生負圧(キャップ内負圧)が実効的に大きくなる。このため、前述第1実施例で説明した効果に、吸引負圧がアップした効果が加わり、更にインク分断状態解消の効果が高まる。
【0036】
(第3の実施例)
以下に、本発明を複数色のインクを吐出記録する手段を有するカートリッジ(多色一体カートリッジと称す)に適用した場合の第3の実施例について説明する。図4に多色一体カートリッジ(本図では2色一体カートリッジの図例を示す)のインク分断状態を示す概略図を示す。
【0037】
図4において、211A、Bは、端部がインク吐出口となっているノズルであり、内部にはインク吐出用の駆動手段が設けられている。212A、Bは各ノズルに共通の液室(共通液室と呼ぶ)、213A、Bはインク流路であり、インクを充填している吸収体214A、Bと、共通液室212A、Bとそれぞれ連結している。
【0038】
インク色Aのインクを吐出する記録手段211A、212A、213A、214A(以上を記録手段Aと称す)とインク色Bのインクを吐出する記録手段211B、212B、213B、214B(以上を記録手段Bと称す)は、隔壁により分離された状態でカートリッジ内に設けれられており、吐出口211A、Bが同一の吐出口面に開口している。
【0039】
図4において、ベタ塗り部はインクが充填している状態を示しており、図において、記録手段Aにはインク分断状態なく、記録手段Bにインク分断状態が発生している様子を示している。図4中、313は吸引用のキャッピング手段であり、吐出口211A、Bを含む吐出口面を一体に密閉しおり、記録手段A、Bを一体的に吸引回復する構成となっている。
【0040】
図4に示すようなインク充填状態の記録手段Bにおいては印字の継続が不能であり吸引回復が必要であるが、このような構成の一体吸引方法においては、インク分断状態のない記録手段Aインクを吸引し易く、吸引によるキャップ内負圧がインクAによって解消し始めるため、十分な負圧の大きさが記録手段Bに加わらず、記録手段Bのインク分断状態が全く解消できない状況が発生する。
【0041】
特に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4色を記録する4色一体フルカラーカートリッジの場合には、
▲1▼C、M、Yインクは各色での色のにじみを防止するために乾燥速度の 速い低表面張力のインクを使用、
▲2▼BKは濃度を重視するため高表面張力のインクを使用し、インク滴体 積も大きくするためと吐出口をC、M、Yインクの吐出口よりも大き くする、
ような構成をとるため、C、M、Yインク記録手段でインク分断状態発生し易く、BKインクでは発生しない図4の状況が生じ易く、更に、吐出口の圧損がBKインク吐出手段の方が小さいため、BKインクが吸引され易く、Y、M、Cインクの分断状態は非常に解消されにくくなってしまう。
【0042】
図5に、このような4色一体カートリッジに本発明を適用した場合の吸引回復方法を説明する動作シーケンスフローチャートを示す;
吸引回復動作が指示されると、吐出口が予備吐受け部に対向する位置までキャリッジが移動し(ステップS501)、予備吐受け部にY、M、Cインクの記録手段により予備吐出を行う(ステップ502)。次にキャリッジはホームポジション(HP)に移動(ステップS503)、キャッピング手段が吐出口面を覆いキャッピングが完了する(ステップS504)。
【0043】
次に、吸引用ポンプが作動しキャップ内に負圧が発生し吐出口よりインクが吸引され吸引動作が行われ、所定時期に作動が停止し吸引動作が完了する(ステップS505)。次にキャッピング手段のキャップが吐出口面より離脱しキャップ内が大気と連結される(ステップS506)。次に、再度吸引用ポンプが作動しポンプ、チューブ、キャップ内のインクを除去する(ステップS507)。
【0044】
次に、ワイピングブレードが吐出口面方向に前進(ステップS508)、更にキャリッジがブレード方向に移動して吐出口面とワイピングブレードが摺擦してワイピングが行われ吐出口面に付着したインク等を除去する(ステップS509)。更に、キャリッジは同方向に移動を続け吐出口が予備吐受け部に対向した位置に到達した時にY、M、C、BKの記録手段による予備吐出を実行(ステップS510)し、ノズル内の不要インク、小気泡等を排出する。
【0045】
このように、吸引前にY、M、Cインクのみ予備吐出を行うと前記第1実施例で説明した効果により、インク分断状態の解消が効果的に行えるのに加えて、インク分断状態が起き難く、インク滴体積が大きいBKインクは予備吐出しないために、インク消費抑制の効果が高いという利点もある。
【0046】
(他の実施例)
前述の各実施例においては、吸引前予備吐出直後に吸引動作を行うように説明しているが、予備吐後に所定の待機時間を持たせた後吸引動作を行うようにしても良い。この様に待機時間を持たせると、インクがタンクに戻る時間を十分当て有ることが出来るため、流路内のインク分断状態が待機時間無しの時よりも少なくなる確率が高くなり吸引の効果をより高めることが可能となる。
【0047】
また、本発明は、前述の各実施例のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に含まれる構成/方法であれば、種々の変形構成/方法が含まれることはもちろんである。
【0048】
(本発明とその関連技術)
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも熱エネルギーを利用する方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
【0049】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書,同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0050】
記録ヘッドの構成としては、前記の各明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59年138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果は有効である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、
インク滴を吐出し画像記録を行うインク滴吐出手段と、該インク滴吐出手段内のインクを外部に吸引排出するキャップと吸引ポンプを持った吸引手段を有するインクジェット記録装置において、非画像領域にインク滴を吐出した後に吸引手段を動作させる吸引前予備吐出回復モードを設けることにより、インク分断状態の解消に効果的な回復方法を持ったインクジェット記録装置が構成され、よって小型、低ランニングコスト、高速高品高解像度記録、高速定着化を図ったインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の吸引回復動作シーケンスフローチャート
【図2】第1実施例のインクの充填状態説明図
【図3】第2実施例の吸引回復動作シーケンスフローチャート
【図4】第3実施例の多色一体カートリッジのインク分断状態説明図
【図5】第3実施例の吸引回復動作シーケンスフローチャート
【図6】従来装置の主要部構成斜視図
【図7】従来の吸引回復動作シーケンスの一例のフローチャート
【図8】カートリッジの構成概略図
【図9】吸引開始時の状態図
【符号の説明】
21 記録カートリッジ
22 キャリッジ
211A,211B ノズル
212A,212B 共通液室
313 キャッピング手段[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an ink jet printing apparatus, and more particularly to a printing apparatus having a print head suction recovery device.
[0002]
[Prior art]
Ink jet recording devices can improve ink ejection by preventing thickening of ink due to evaporation of water in the ink at or near the ejection port where the ink is in contact with air, and by removing thickened ink and generated bubbles. It is general that various configurations for maintaining are provided.
[0003]
For this reason, in this type of ink jet recording apparatus, at the time of non-recording operation in which ink droplets are not discharged, the surface of the recording head where the discharge ports are provided is sealed (capping), so that the ink A capping mechanism for preventing evaporation is provided.
[0004]
In addition, in order to perform more stable ink ejection, ink is ejected from all ejection ports of the recording head at predetermined positions periodically, such as during a recording operation, or from a desired ejection port. Ink and bubbles generated by performing so-called “preliminary ejection” to update ink at ejection ports that are not involved, or by sucking ink at ejection openings and inside the ink at the start of printing or at desired time intervals. Ink suction and ink pressurization for discharging ink are performed.
[0005]
FIG. 6 is a perspective view showing a configuration of a main part of an example of a conventional inkjet recording apparatus;
In FIG. 6,
[0006]
The
[0007]
[0008]
The
[0009]
Reference numeral 31 denotes a recovery device for performing a recovery operation of the
[0010]
The wiping blade 312 and the capping means 313 are disposed so as to be able to advance and retreat with respect to the
[0011]
FIG. 7 shows a flowchart of an example of a sequence of the suction recovery operation in the recovery device having the above-described configuration. When the suction recovery operation is instructed, the carriage 22 moves to the home position (HP) (Step S701), and the capping means covers the discharge port surface to complete the capping (Step S702). Next, the suction pump is operated to generate a negative pressure in the cap, the ink is sucked from the discharge port to perform a suction operation, and the operation is stopped at a predetermined time to complete the suction operation (step S703).
[0012]
Next, the cap of the capping unit is separated from the discharge port surface, and the inside of the cap is connected to the atmosphere (step S704). Next, the suction pump operates again to remove the ink in the pump, tube, and cap (step S705). Next, the wiping blade advances in the direction of the discharge port surface (step S706), and further, the carriage 22 moves in the blade direction, and the discharge port surface and the wiping blade rub against each other to perform wiping, and adhere to the discharge port surface. The removed ink and the like are removed (step S707).
[0013]
Further, the carriage 22 continues to move in the same direction, and performs preliminary ejection when the ejection port reaches a position facing the preliminary ejection receiving portion, and discharges unnecessary ink, small bubbles, and the like in the nozzles (step S708). By such a series of operations or the suction recovery by repetition of these operations, the filling of the ink into the ejection port, the removal of bubbles and unnecessary ink in the ink flow path, the removal of foreign matter on the ejection port surface, and the like are effectively performed.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent print heads, the discharge ports and the liquid paths communicating with the discharge ports can be configured extremely finely and with high density, and the conventional suction recovery method may not be effective. Is starting to happen.
[0015]
FIG. 8 is a schematic diagram showing a state in which the ink in the flow path is divided into a plurality of portions as an example of the above case. FIG. 8A is a schematic diagram of the configuration of the
[0016]
In FIG. 8A,
[0017]
FIG. 8B shows a state in which the solid-painted portion is filled with ink, and shows that the ink is divided into four
[0018]
In such an ink-filled head, printing cannot be continued and suction recovery is required. FIG. 9 shows a state diagram at the start of suction.
[0019]
Further, in the adjacent gap, a negative pressure P is generated due to a pressure loss due to the resistance of the
[0020]
Conventionally, in order to avoid such a state where ink cannot be filled,
(1) Set the suction negative pressure / suction amount sufficiently large
(2) Reduce the pressure loss by making the flow path cross-sectional area large enough
(3) Shorten the flow path length sufficiently to reduce the number of divided parts
And so on. However, in the case of (1), there are problems such as an increase in waste ink and an increase in the size of a pump, and in the case of (2), a similar problem occurs due to an increase in the required suction amount due to an increase in the flow channel volume. This has been an obstacle to configuring an ink jet recording apparatus that is small and has low running cost. Further, in the case of (3), the vibration caused by the flow of ink in the
[0021]
More recently,
A. Nozzle miniaturization for improving recording resolution,
B. Lowering the surface tension of the ink to improve the drying speed of the ink,
Has progressed remarkably, and A. In the case of, the pressure loss increases, and B. In the case of (1), the problem of the ink filling failure due to the ink separation is becoming more and more important due to the increase in the frequency of bubble generation.
[0022]
As described above, according to the conventional suction recovery method, it is possible to avoid / eliminate a state in which ink cannot be filled due to ink breakage, and reduce the size, operating cost, high speed, high quality, high resolution recording, and high speed fixing. It was impossible to construct the ink jet recording apparatus as intended.
[0023]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above situation, and has as its object to provide a configuration of an ink jet recording apparatus having the above-described features and a suction recovery method by eliminating an ink filling failure due to ink division.
[0024]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has solved the above problem by the following technical configuration.
(1) An ink droplet ejecting means for recording an image having a plurality of ejection ports for ejecting ink droplets, a plurality of flow paths respectively communicating with the plurality of ejection ports, and a common liquid chamber communicating with the plurality of flow paths. And a suction unit having a cap and a suction pump for suctioning and discharging the ink in the ink droplet discharge unit to the outside, and an ink jet recording apparatus, wherein the ink droplet discharge unit discharges ink droplets to a non-image area, The total volume of the ink droplets is equal to or greater than all the internal volumes of the plurality of flow paths And the sum of the internal volume and the internal volume of the common liquid chamber An ink jet recording apparatus having a pre-suction pre-ejection recovery mode in which the suction means is operated after the ink is ejected so as to achieve the following.
(2) The ink jet recording apparatus according to the above (1), wherein the non-image area where the ink droplets are ejected is inside the cap of the suction unit.
(3) The ink droplet ejection means is a set of ink droplet ejection means for ejecting a plurality of different inks, and the suction means integrally caps and suctions the set of ink droplet ejection means. The inkjet recording apparatus according to the above (1) or (2).
(4) A plurality of the ink droplet ejection units are provided, and the plurality of ink droplet ejection units apply ink droplets to a non-image area before operating the suction unit to perform suction from the plurality of ink droplet ejection units. 4. The method according to any one of (1) to (3), further comprising: an ink droplet discharging unit that performs preliminary discharge before suction, and an ink droplet discharging unit that does not perform preliminary discharge before suction. Inkjet recording device.
(5) The ink droplet ejection means is provided for each of a plurality of ejection units for ejecting ink and a corresponding ejection unit, and causes a state change due to heat in the ink to cause the ink to be discharged from the ejection unit based on the state change. The ink jet recording apparatus according to any one of the above items (1) to (4), further comprising: thermal energy generating means for forming a flying droplet by discharging.
(6) An ink droplet ejecting means for recording an image having a plurality of ejection ports for ejecting ink droplets, a plurality of flow paths respectively communicating with the plurality of ejection ports, and a common liquid chamber communicating with the plurality of flow paths. And a suction unit having a cap and a suction pump for sucking and discharging the ink in the ink droplet discharging unit to the outside, and a suction recovery method for an ink jet recording apparatus, wherein the ink droplet discharging unit transfers the ink from the ink droplet discharging unit to a non-image area. When the sum of the volumes of the ink droplets is equal to or greater than all the internal volumes of the plurality of flow paths, And the sum of the internal volume and the internal volume of the common liquid chamber A suction recovery method for an ink jet recording apparatus, wherein the suction means is operated after the ink is discharged.
(7) The suction recovery method for an ink jet recording apparatus according to the above (6), wherein the ink droplets are ejected into a cap of the suction means.
(8) The ink droplet ejection means is a set of ink droplet ejection means for ejecting a plurality of different inks, and the suction means integrally caps and sucks the set of ink droplet ejection means. The suction recovery method for an ink jet recording apparatus according to the above mode (6) or (7).
(9) a step in which a plurality of the ink droplet discharging means are provided, and a step of discharging ink droplets to a non-image area from only some of the plurality of ink droplet discharging means; Operating the apparatus to perform suction from the plurality of ink droplet ejection units, wherein the suction recovery method of the inkjet recording apparatus according to any one of the above modes (6) to (8), comprises:
[0025]
[Action]
With the configuration of the present invention as described above, an ink jet recording apparatus having a recovery method effective for eliminating the ink separation state is configured, thereby achieving compactness, low running cost, high speed, high quality, high resolution recording, and high speed fixing. Can be provided.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on a plurality of examples.
[0027]
(First embodiment)
FIG. 1 is an operation sequence flowchart illustrating a suction recovery method according to the first embodiment of the present invention. When the suction recovery operation is instructed, the carriage 22 (see FIG. 6) moves to a position where the ejection port faces the preliminary ejection receiving unit (Step S101), and performs preliminary ejection to the preliminary ejection receiving unit (Step S102).
[0028]
Next, the carriage 22 moves to the home position (HP) (Step S103), and the capping means covers the discharge port surface to complete the capping (Step S104). Next, the suction pump is operated, a negative pressure is generated in the cap, ink is sucked from the discharge port, and a suction operation is performed. At a predetermined time, the operation is stopped and the suction operation is completed (step S105). Next, the cap of the capping means is detached from the discharge port surface, and the inside of the cap is connected to the atmosphere (step S106).
[0029]
Next, the suction pump operates again to remove the ink in the pump, tube, and cap (step S107). Next, the wiping blade advances in the direction of the discharge port surface (step S108), and further, the carriage moves in the blade direction, and the discharge port surface and the wiping blade slide and wiping is performed. It is removed (step S109). Further, the carriage continues to move in the same direction and performs preliminary ejection when the ejection port reaches a position facing the preliminary ejection receiving portion (step S110), and discharges unnecessary ink, small bubbles, and the like in the nozzles.
[0030]
When the preliminary ejection operation is performed before the suction as described above, when the ink divided state as shown in FIG.
(A) The ink meniscus of the discharge port is broken, and most of the ink in the
(B) The amount of the discharged ink droplets in the volume integrating liquid chamber decreases, and a large gap is formed in the common liquid chamber 212 (FIG. 2B).
Will be. Next, when suction is performed, in the case of (a), since there is no pressure loss in the
[0031]
In the case of (b), the ink near the nozzle is removed at the initial stage of the suction, and thereafter, as in the case of (a), the suction negative pressure is directly applied to the ink in the flow path, and is stronger than the conventional example. Because of the pressure, the ink break state is effectively eliminated. As described above, in any case, according to the suction method of the present invention in which the preliminary ejection is performed before the suction and then the suction is performed, the ink separation state is remarkably effective as compared with the conventional suction method.
[0032]
Furthermore, the number of preliminary discharges performed at this time is such that when all the preliminary discharges are completely executed without non-discharge, the sum of the ink droplet volumes is equal to or greater than the total nozzle internal volume and the sum of the total nozzle internal volume and the common liquid chamber volume. It is preferable that the setting is made to be about the same. This is because if the total volume of the ink droplets is smaller than the total volume in all the nozzles, the probability of inducing the above-described ink meniscus breakage becomes extremely low, so that effective recovery is not performed. If the volume is extremely larger than the sum of the volume and the volume of the common liquid chamber, the ink ejection drive is performed in a state where there is no ink in the nozzle, and the probability of damaging the recording element due to heat generation or the like increases.
[0033]
(Second embodiment)
FIG. 3 is an operation sequence flowchart illustrating a suction recovery method according to the second embodiment of the present invention. When the suction recovery operation is instructed, the carriage moves to the home position (HP) (step S301), performs preliminary ejection (step S302), and thereafter, capping means covers the ejection port surface, and capping is completed (step S303). ). Next, the suction pump is operated, a negative pressure is generated in the cap, ink is sucked from the discharge port, and a suction operation is performed. At a predetermined time, the operation is stopped and the suction operation is completed (step S304). Next, the cap of the capping unit is separated from the discharge port surface, and the inside of the cap is connected to the atmosphere (step S305). Next, the suction pump operates again to remove the ink in the pump, tube, and cap (step S306).
[0034]
Next, the wiping blade moves forward in the direction of the ejection port surface (step S307), and further, the carriage moves in the blade direction, and the ejection port surface and the wiping blade rub against each other, and wiping is performed. It is removed (step S308). Further, the carriage continues to move in the same direction and executes a preliminary ejection when the ejection port reaches a position facing the preliminary ejection receiving portion (step S309), and discharges unnecessary ink, small bubbles, and the like in the nozzles.
[0035]
If the preliminary ejection is performed in the cap before the suction as described above, the volume in the cap at the time of the suction is reduced by the volume of the pre-discharged ink droplet, and the initial suction volume is reduced. ) Is effectively increased. Therefore, the effect of increasing the suction negative pressure is added to the effect described in the first embodiment, and the effect of eliminating the ink divided state is further enhanced.
[0036]
(Third embodiment)
Hereinafter, a description will be given of a third embodiment in which the present invention is applied to a cartridge (referred to as a multi-color integrated cartridge) having means for discharging and recording ink of a plurality of colors. FIG. 4 is a schematic diagram showing the ink separation state of the multicolor integrated cartridge (in this drawing, an example of a two-color integrated cartridge is shown).
[0037]
In FIG. 4,
[0038]
Recording means 211A, 212A, 213A, 214A for discharging ink of ink color A (the above is referred to as recording means A) and recording means 211B, 212B, 213B, 214B for discharging ink of ink color B (the above is recording means B) ) Are provided in the cartridge in a state where they are separated by a partition, and the
[0039]
In FIG. 4, the solid-painted portion shows a state in which ink is filled, and FIG. 4 shows a state in which the recording unit A has no ink division state and the recording unit B has an ink division state. . In FIG. 4,
[0040]
In the recording means B in the ink filled state as shown in FIG. 4, printing cannot be continued and suction recovery is required. However, in the integrated suction method having such a configuration, the recording means A having no ink division state Is easily sucked, and the negative pressure in the cap due to the suction starts to be eliminated by the ink A, so that a sufficient magnitude of the negative pressure is not applied to the recording means B, and a situation occurs in which the ink divided state of the recording means B cannot be eliminated at all. .
[0041]
In particular, in the case of a four-color integrated full-color cartridge that records four colors of cyan (C), magenta (M), yellow (Y), and black (BK),
(1) C, M, and Y inks use low surface tension inks that dry quickly to prevent color bleeding in each color.
(2) BK uses high surface tension ink for emphasizing density, and makes the ejection port larger than the C, M, and Y ink ejection ports to increase the ink droplet volume.
With such a configuration, the ink separation state is likely to occur in the C, M, and Y ink recording means, and the situation shown in FIG. 4, which does not occur in the BK ink, is likely to occur. Since it is small, the BK ink is easily sucked, and the divided state of the Y, M, and C inks is very difficult to be eliminated.
[0042]
FIG. 5 shows an operation sequence flowchart illustrating a suction recovery method when the present invention is applied to such a four-color integrated cartridge;
When the suction recovery operation is instructed, the carriage moves to a position where the ejection port faces the preliminary ejection receiving portion (step S501), and the preliminary ejection is performed by the Y, M, and C ink recording means on the preliminary ejection receiving portion (step S501). Step 502). Next, the carriage moves to the home position (HP) (Step S503), and the capping means covers the discharge port surface to complete the capping (Step S504).
[0043]
Next, the suction pump is operated, a negative pressure is generated in the cap, ink is sucked from the discharge port, and a suction operation is performed. At a predetermined time, the operation is stopped and the suction operation is completed (step S505). Next, the cap of the capping unit is separated from the discharge port surface, and the inside of the cap is connected to the atmosphere (step S506). Next, the suction pump operates again to remove the ink in the pump, tube, and cap (step S507).
[0044]
Next, the wiping blade advances in the direction of the discharge port surface (step S508), and further, the carriage moves in the blade direction, and the discharge port surface and the wiping blade rub against each other to perform wiping. It is removed (step S509). Further, the carriage continues to move in the same direction, and when the ejection port reaches a position facing the preliminary ejection receiving portion, preliminary ejection is performed by the Y, M, C, and BK recording means (step S510), and unnecessary nozzles inside the nozzles are unnecessary. Discharges ink, small bubbles, etc.
[0045]
As described above, if the preliminary ejection of only the Y, M, and C inks is performed before the suction, the ink divided state can be effectively eliminated by the effect described in the first embodiment. Since BK ink, which is difficult and has a large ink droplet volume, is not preliminarily ejected, there is an advantage that the effect of suppressing ink consumption is high.
[0046]
(Other embodiments)
In each of the above-described embodiments, the suction operation is performed immediately after the preliminary discharge before the suction. However, the suction operation may be performed after a predetermined standby time is provided after the preliminary discharge. When the waiting time is provided in this manner, a sufficient time for the ink to return to the tank can be provided, so that the probability of the ink divided state in the flow path being smaller than when there is no waiting time is increased, and the effect of suction is improved. It is possible to further increase.
[0047]
Further, the present invention is not limited to only the above-described embodiments, and needless to say, various modified configurations / methods are included as long as the configurations / methods are included in the claims.
[0048]
(The present invention and related technologies)
The present invention brings about an excellent effect particularly in a recording head and a recording apparatus using a thermal energy among ink jet recording methods.
[0049]
Regarding the representative configuration and principle, it is preferable to use the basic principle disclosed in, for example, US Pat. Nos. 4,723,129 and 4,740,796. This method can be applied to both the so-called on-demand type and the continuous type. In particular, in the case of the on-demand type, it is arranged corresponding to a sheet or a liquid path holding a liquid (ink). By applying at least one drive signal corresponding to recording information and giving a rapid temperature rise exceeding nucleate boiling to the electrothermal transducer, heat energy is generated in the electrothermal transducer, and a recording head is generated. This is effective because it is possible to form a bubble in the liquid (ink) by one-to-one correspondence with the drive signal as a result of film boiling on the heat acting surface. The liquid (ink) is ejected through the ejection opening by the growth and contraction of the bubble to form at least one droplet. When the drive signal is formed into a pulse shape, the growth and shrinkage of the bubble are performed immediately and appropriately, so that the ejection of the liquid (ink) having particularly excellent responsiveness can be achieved, which is more preferable. As the pulse-shaped drive signal, those described in US Pat. Nos. 4,463,359 and 4,345,262 are suitable. Further, if the conditions described in U.S. Pat. No. 4,313,124 relating to the temperature rise rate of the heat acting surface are adopted, more excellent recording can be performed.
[0050]
As a configuration of the recording head, in addition to a combination configuration (a linear liquid flow path or a right-angle liquid flow path) of a discharge port, a liquid path, and an electrothermal converter as disclosed in the above-mentioned specifications, A configuration using U.S. Pat. No. 4,558,333 and U.S. Pat. No. 4,459,600, which disclose a configuration in which a is bent, is also included in the present invention. In addition, Japanese Unexamined Patent Publication No. 123670/1984 discloses a configuration in which a common slit is used as a discharge portion of an electrothermal transducer for a plurality of electrothermal transducers, and an aperture for absorbing a pressure wave of thermal energy is provided. The effect of the present invention is also effective when the configuration is based on Japanese Patent Application Laid-Open No. 138461/1984, which discloses a configuration corresponding to the discharge unit.
[0051]
【The invention's effect】
According to the present invention as described above,
In an ink jet recording apparatus having an ink droplet discharging means for discharging an ink droplet to perform image recording, and a suction means having a cap and a suction pump for sucking and discharging the ink in the ink droplet discharging means to the outside, the ink is formed in a non-image area. By providing a pre-suction pre-ejection recovery mode in which the suction means is operated after ejecting the droplet, an ink jet recording apparatus having an effective recovery method for eliminating the ink divided state is configured, and therefore, is small in size, low running cost, and high speed. Provided is an inkjet recording apparatus which achieves high-quality, high-resolution recording and high-speed fixing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart of a suction recovery operation sequence according to a first embodiment.
FIG. 2 is an explanatory view of an ink filling state of the first embodiment.
FIG. 3 is a flowchart of a suction recovery operation sequence according to a second embodiment.
FIG. 4 is an explanatory view of a multi-color integrated cartridge according to a third embodiment in which ink is divided.
FIG. 5 is a flowchart of a suction recovery operation sequence according to a third embodiment.
FIG. 6 is a perspective view of a main part configuration of a conventional device.
FIG. 7 is a flowchart of an example of a conventional suction recovery operation sequence;
FIG. 8 is a schematic configuration diagram of a cartridge.
FIG. 9 is a state diagram at the start of suction.
[Explanation of symbols]
21 Recording cartridge
22 carriage
211A, 211B nozzle
212A, 212B Common liquid chamber
313 Capping means
Claims (9)
前記インク滴吐出手段から非画像領域にインク滴を、該インク滴の体積の合計が前記複数の流路のすべての内容積以上で該内容積と前記共通液室の内容積との和程度となる様に吐出した後に前記吸引手段を動作させる吸引前予備吐出回復モードを有することを特徴とするインクジェット記録装置。An ink droplet ejecting means for recording an image having a plurality of ejection ports for ejecting ink droplets, a plurality of flow paths respectively communicating with the plurality of ejection ports, and a common liquid chamber communicating with the plurality of flow paths, An ink jet recording apparatus having a suction unit having a cap and a suction pump for suctioning and discharging the ink in the ink droplet ejection unit to the outside,
Ink droplets from the ink droplet ejection means to the non-image area, the sum of the volumes of the ink droplets is equal to or greater than all the internal volumes of the plurality of flow paths and the sum of the internal volume and the internal volume of the common liquid chamber. An ink jet recording apparatus having a pre-suction pre-ejection recovery mode in which the suction means is operated after ejection is performed.
該複数のインク滴吐出手段は、前記吸引手段を動作させて前記複数のインク滴吐出手段から吸引を行う前に、非画像領域にインク滴を吐出する吸引前予備吐出を行うインク滴吐出手段と、前記吸引前予備吐出を行わないインク滴吐出手段と、からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。Having a plurality of the ink droplet ejection means,
The plurality of ink droplet ejection means, before operating the suction means to perform suction from the plurality of ink droplet ejection means, perform an ink droplet ejection means for performing pre-suction preliminary ejection of ejecting ink droplets to a non-image area; 4. The ink jet recording apparatus according to claim 1, further comprising: an ink droplet discharging unit that does not perform the preliminary discharge before suction.
前記インク滴吐出手段から非画像領域にインク滴を、該インク滴の体積の合計が前記複数の流路のすべての内容積以上で該内容積と前記共通液室の内容積との和程度となる様に吐出した後に前記吸引手段を動作させることを特徴とするインクジェット記録装置の吸引回復方法。An ink droplet ejecting means for recording an image having a plurality of ejection ports for ejecting ink droplets, a plurality of flow paths respectively communicating with the plurality of ejection ports, and a common liquid chamber communicating with the plurality of flow paths, A suction recovery method for an ink jet recording apparatus, comprising: a suction unit having a suction pump and a cap that suctions and discharges ink in an ink droplet ejection unit to the outside,
Ink droplets from the ink droplet ejection means to the non-image area, the sum of the volumes of the ink droplets is equal to or greater than all the internal volumes of the plurality of flow paths and the sum of the internal volume and the internal volume of the common liquid chamber. A suction recovery method for the ink jet recording apparatus, wherein the suction means is operated after the ink is discharged.
該複数のインク滴吐出手段のうちの一部のインク滴吐出手段のみから非画像領域にインク滴を吐出する工程と、
次いで、前記吸引手段を動作させて前記複数のインク滴吐出手段から吸引を行う工程と、
を含むことを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のインクジェット記録装置の吸引回復方法。A plurality of the ink droplet ejection means are provided,
A step of discharging ink droplets to the non-image area only from a part of the plurality of ink droplet discharging means,
Next, operating the suction unit to perform suction from the plurality of ink droplet ejection units,
The suction recovery method for an ink jet recording apparatus according to any one of claims 6 to 8, further comprising:
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