JP3547473B2 - 自動制御装置付き電極ボイラー - Google Patents

自動制御装置付き電極ボイラー Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばビル内の空気の湿度制御に用いられる自動制御装置付き電極ボイラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電極ボイラーとしては、例えばアメリカ合衆国特許第4347430号に電極に電流を与えて内部の水を沸騰蒸発させるものがすでに記載されている。ボイラー内の水が一定レベルまで沸騰蒸発すると、新たな水がほぼシリンダー状のボイラー容器に補給されて容器が再び水で充満する。そしてこの過程が繰り返される。その結果、水中の電解質の濃度が増大してやがてシリンダー充満度表示ピンでシリンダーに水が充満していることが示されたときに電流が望ましいレベルに達し、また水が該ピンに達したときに信号が生成される。その後、シリンダー内の水はまた沸騰蒸発する。その結果、水位が下がり、水中に浸されている電極の長さが減少し、したがって電極を通る電流も減少する。電流が望ましい電流値以下の該電流値の所定の割合まで低下すると、電流値が望ましい値に戻るまで新たな水がシリンダー内に入れられる。この沸騰/充満サイクルが繰り返されてシリンダーから望ましい量の蒸気が生成される。湿度を低くしたいときには、単純に最高湿度に比してシリンダー内の水の水位を下げればよい。しかし、時間の経過とともに水中の電解質分が増大し、徐々にシリンダー内の水位が下がった状態でも(蒸気の需要に対応して)所定の電流が電極を通るようになり、その結果効率が低下しまた電極が腐食する可能性が高くなる。アメリカ合衆国特許第4347430号に記載の自動制御装置では、この状態が沸騰/充満サイクルの周期が大きく短縮されることによって識別される。この周期が最高湿度とシリンダー充満時の値に比してあらかじめ定められた値まで下がると、新たな水が導入される前にシリンダーから水が流し出されて、シリンダー内の電解質分が減らされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
さて、沸騰/充満サイクルの周期は、多くの要因に左右される。沸騰蒸発中は、システムの状態が不安定なために誤った値が示され、その結果ボイラーの運転効率が低下するおそれがある。
【0004】
本発明の一つの目的は、費用効果の高い方法でこの問題を解決することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電極ボイラーは、水を入れる容器(11)と、容器(11)内に電流を流すために且つボイラー使用時に略垂直方向に延在するように容器内に設けられた電極(14および15)と、容器(11)に接続されて容器(11)の給水および排水を行なうことができる給水・排水手段(20−25)と、ボイラー使用時に容器(11)内で生成される蒸気を通すことができる容器(11)の出口手段(16)と、電極(14および15)を通る電流の値を示すために設けられた電極電流表示器(32)と、給水・排水手段(20−25)及び電極電流表示器(32)に接続された制御手段(40)とを含み、該制御手段(40)は、ボイラーからの水の沸騰蒸発によって電極電流に所定値の降下が生じたときに給水手段(20〜23)を開き、給水手段(20〜23)を通ってボイラー内に水が導入されることによって電極電流に所定値の増大が生じたときに給水手段(20〜23)を閉じるように構成されており、制御手段(40)には、給水手段(20〜23)が開いているときの電流増加率の測定値を出力する電流増加率測定手段(80)が設けられ、制御手段(40)は、電流増加率測定手段(80)が出力する電流の増加率の測定値に対応して、排水期間として、排水手段(23〜25)を開くように構成されている電極ボイラーにおいて、
前記制御手段(40)は比較手段(84)を有しており、該比較手段(84)は、電流増加率測定手段(80)が出力した電流増加率の連続する2つの測定値を比較し、
前記比較手段(40)は、連続する2つの測定値において、後の方の測定値が先の方の測定値よりも低い値となった際に、排水期間として、排水手段(23〜25)を開くように構成されていることを特徴としている(請求項1)。
【0006】
好ましくは、前記測定値は、電極電流における前記所定の増大が生じるのに要する時間である(請求項2)。
或いは、前記測定値は、給水手段(20〜23)が開いている際に、所定の時間に生じる電極電流の増加量としても良い(請求項3)。
或いは、前記測定値は給水手段(20〜23)が開いている際における電極電流の変化率であり、該変化率は時間の関数であっても良い(請求項4)。
【0007】
また、前記測定値は給水手段(20〜23)が開かれる度ごとに出力され、そして、抑制ラッチ(88)が制御手段(40)内に設けられ、該抑制ラッチは、所定の電極電流に到達した後、所定数の沸騰/充満サイクルが生じるまで、排水手段(23〜25)の開放を抑制するように構成しても良い(請求項5)。
ここで、前記「所定数」が15であるのが好ましい(請求項6)。
【0008】
前記測定値は、予め定められた数の最新の沸騰/充満サイクルから得られる平均値(rolling average)としても良い(請求項7)。
ここで、前記「予め定められた数」が5であるのが好ましい(請求項8)。
【0009】
前記測定値は式REF/FTで表わされ、該式において、REFは制御手段(40)に記憶される基準値であり、FTは沸騰/充満の1サイクル中に給水手段(20〜23)が開かれる給水時間であっても良い(請求項9)。
【0010】
ここで、REFが、所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、REF/FTが、始動時に所定の電流値に達した後のボイラー内の水の電解質分濃度を示していても良い(請求項10)。
【0011】
或いは、前記測定値が式CN=REF/FTRAであたえられ、該式において、REFは所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、CNは測定値であり、FTRAは給水時間の平均値(rolling average)であっても良い(請求項11)。
【0012】
または、前記測定値が式CN=REF/10(FTRA/ΔI)であたえられ、該式において、REFは所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、CNは測定値であり、ΔIは電極電流の所定値の降下および/または所定値の増大であって百分率で表現され、ボイラーが動的平衡状態で運転している間は、いかなる場合においても、前記所定値の増大は前記所定値の降下と実質的に等しくしても良い(請求項12)。
【0013】
ここで、前記所定値の降下および/または前記所定値の増大は、実質的に10%であるのが好ましい(請求項13)。
【0014】
前記測定値が所定の値に到達する前に前記測定値が減少した場合には、REFの値がリセットされるのが好ましい(請求項14)。
ここで、前記所定の値が実質的に1.5であるのが好ましい(請求項15)。
そして、リセットされたREFの新しい値は、式REFnew=10(REFinit−FTRA current)/CFであたえられ、該式において、REFnewは新しい基準値であり、REFinitはリセットされる以前の値であり、FTRA currentはFTRAの最新の値であり、CFは電極電流の設定値に従属する濃度の値であるのが好ましい(請求項16)。
ここで、CFの値が制御手段のメモリに記憶されている値の表によってあたえられるのが好ましい(請求項17)。
そして、CFは、ボイラーが水で充満しているときに電極電流が望ましい最大値の100%にセットされた運転状態では実質的に3の値をとり、電極電流が望ましい最大値の実質的に22%にセットされた運転状態では実質的に1.5の値をとり、これら2つの運転状態の間でCFの値は指数的に増加するのが好ましい(請求項18)。
【0015】
本発明の電極ボイラーの運転方法は、水を入れる容器(11)と、容器(11)内で水を通る電流を生じさせるために用いられ且つボイラー使用時に略垂直方向へ延在する電極と、容器(11)への給水および容器(11)からの排水を行なうことができるように容器(11)へ接続されている給水・排水手段(20〜25)と、ボイラー使用時に容器(11)内で生成される蒸気が通過する容器(11)の出口手段(16)と、電極(14および15)を通る電流の値を示すために設けられた電極電流表示器(32)と、給水・排水手段(20〜25)及び電極電流表示器(32)に接続された制御手段(40)、とから成る電極ボイラーの運転方法であって、
(a) ボイラーから水が沸騰蒸発することによって、電極電流に所定値の降下が生じたときに、給水手段(20〜23)を開かせる工程と、
(b) 給水手段(20〜23)を介してボイラー内に水が入れられることによって、電極電流に所定値の増大が生じたときに、給水手段(20〜23)を閉じさせる工程と、
(c) 給水手段(20〜23)が開いているときの電極電流の増加率に依存して、排水期間として、排水手段(23〜25)を開く工程、とを含む電極ボイラーの運転方法において、
給水手段(20〜23)が開いている際に、電流増加率の測定値が先に測定された測定値よりも低い値となったときに、排水手段(23〜25)を開く工程、を有することを特徴としている(請求項19)。
【0016】
【実施例】
以下、添付の図面を参照して本発明にもとづいて作成される電極ボイラーの実施例を説明する。
【0017】
図1を参照して、電極ボイラーは、合成プラスチック材料で好適につくることのできる容器11を有するが、全体構造が安価なため、一面に湯垢などの固体物資が付着したときには分解して湯垢を除去するよりは捨てるかリサイクルするほうがよい構成となっている。成形された容器は、ボイラー内の電極14および15(点線で示す)を保持しまたその上端にそれぞれの電気接続部14a、15aを有するブッシュ12および13を含む。これら電極は、便宜上円筒状に図示されているが、特定のボイラー特性を得るためにロールまたは網目など他の構造のものとしてもよく、また任意ののぞましい形状のものとすることができる。図には、単相交流電源で使用するように二つの電極のみが示されているが、多相電源に接続するようにより多くの電極を配設することもできる。ボイラーは、任意ののぞましい形状および大きさのものとすることができるが、一つののぞましい形状としては、使用時に直立させればボイラー内の水量がボイラー内の水位に正比例するようになるシリンダーを挙げることができる。また適用範囲が広い好適な大きさとしては、約10リットルの水を収容しさらにその上に「沸騰用空間」を有するものが挙げられる。容器の上端には出口手段16たる一体成形のチューブが配設され、使用時には蒸気がここを通ってほぼ大気圧で空調システム内に排出される。ただし、ボイラーが蒸気を蒸気ホースまたはダクト内に排出し、そこを通って空気がファンで吹き出される場合には、蒸気の排出を必ずしも大気圧で行なう必要はない。
【0018】
水は、ろ過器18に通じる入口パイプ17を通ってボイラーに供給される。水は、ろ過器からさらに流量調節器19を通って流れる。流量調節器には、一般に市販されている自動流量または圧力調節装置を好適に使用することができる。水は、流量調節器19からさらにソレノイド21で作動する電気制御式送り弁20へ進む。水は、次にパイプ22を通って容器11の底に固定されたT字形部材23の一方のアームへ進む。T字形部材23の他方のアームは、出口を形成し、ソレノイド25で作動する第二の電気制御式弁24に接続されている。弁24を通る水は、排水パイプ26へ入る。電気制御式送り弁20、ソレノイド21、パイプ22及びT字形部材23は給水手段を構成し、T字形部材23、第二の電気制御式弁24及びソレノイド25は排水手段を構成する。
【0019】
容器11内には水が点線28で示す水位にあるときに「ボイラー充満」信号を発生するための水位検出電極27が含まれている。検出電極27は、水位検出手段29に接続されており、この手段自身は、電子制御手段40に接続されている。
【0020】
電極15は、電源回路網の中性線31に接続され、電極14は、電流検出装置32を経て電源の有効導線33に接続されている。電流検出装置には抵抗を用いてよく、この抵抗による電圧降下を検出するための手段が配設されるが、好ましくは変流器を使用する。
【0021】
図2は、電子制御手段40をより詳細に示す。電流検出装置32の出力は、第一および第二のRAMメモリ52および54の各読取り入力に接続されている。メモリには高電流基準値IHと低電流基準値ILがそれぞれ記憶されている。電流検出装置32の出力は、また計算器55の入力に接続されており、計算器は、以下で詳細に説明するように電流検出装置32から受け取る二つの電流値の間の実際のパーセントの差ΔIAを計算するものである。
【0022】
RAMメモリ52および54は、それぞれさらに手動調節が可能な基準電流メモリ56の出力に接続された他のセッティング入力を有する。さらに、RAMメモリ54は、基準電流変化メモリ58の出力に接続された他のセッティング入力を有する。
【0023】
水位検出手段29の出力は、抑制器60を介してRAMメモリ52および54のそれぞれのセッティング入力に接続されている。抑制器は、比較器62の出力に接続された抑制入力を有し、比較器自身は、メモリ52およびメモリ56に記憶されたそれぞれの時間の値を受け取るように接続されたそれぞれの入力を有する。
【0024】
電流検出装置32の出力は、また二つの比較器64および66のそれぞれの入力に接続され、これら二つの比較器は、それぞれIHとILのメモリ52および54の出力に接続された第二の入力を有する。比較器64および66の出力は、それぞれソレノイド21の閉および開入力ならびに計算器55のセッティング入力に接続されており、比較器55によって比較される二つの電流値は、ボイラーの容器11へ供給される水の最初と最後の値となる。
【0025】
カウンタ68の開始および終了入力は、それぞれ比較器64および66の出力に接続され、カウンタの入力は、クロック70の出力に接続され、カウンタは、ソレノイド21が弁20を開けたときから弁20を閉じたときまでにクロック70から受け取ったパルスを計数する構成となっている。カウンタ68は、計数の最初に開始信号を受け取る度ごとにリセットされ、終了信号を受け取る度ごとにその出力から信号を送出する。したがって、カウンタ68とクロック70は、ボイラーの容器11への給水時間の尺度とするためのタイマーを構成する。
【0026】
カウンタ68の出力は、メモリ72の入力に接続され、メモリ自身は、平均回路74に接続される出力を有する。この平均回路は、メモリ72がカウンタ68から受け取った最後の五つのカウントの輪転平均値(FTRA)を示す信号をその出力に供給する。メモリ72の出力は、また基準メモリ76に接続されているが、この基準メモリは、比較器62からセッティング信号を受け取るとメモリ72がカウンタ68から受け取ったカウントの最初の値(REF)を記憶する。
【0027】
電源増加率測定手段たる計算器80は、ΔIA計算器55、平均回路74、および基準メモリ76からの出力を受け取るように接続されている。計算器80は、下の式であたえられるボイラーの容器11内の水中の電解質濃度の値を示す信号をその出力に供給するものである。
REF/10(FTRA/ΔIa
【0028】
計算器80からの出力は、さらに他のRAMメモリ82の入力および比較器84へ送られる。比較器は、計算器80から直接くる信号と計算器80から送出される信号を処理した値を示すメモリ82からの信号を比較するように接続されている。比較器84は、計算器80からの信号がRAMメモリ82からの信号より低い場合にはその出力から出力信号を送出する。
【0029】
遅延スイッチ86は、抑制器88を介して比較器84の出力に接続されたトリガー入力を有する。トリガーされると、遅延スイッチ86は、所定の期間その出力から排水弁たる電気制御式弁24のソレノイド25の開放入力へ信号を送出する。ソレノイド25の閉鎖入力も、否定器90を介して遅延スイッチ86の出力に接続されており、ソレノイド25の閉鎖入力が遅延期間の終了時に信号を受け取る構成となっている。抑制器88と否定器90の出力は、それぞれ電極14および15へ調節可能な電力を供給するように接続された電力調節器92のオンおよびオフ入力に接続されている。
【0030】
カウンタ94のセッティング入力は、比較器62の出力に接続されている。カウンタ94の主出力は、比較器62の出力に接続され、カウンタ94のリセット入力は、抑制器88の出力に接続されている。RAMメモリ96は、所定の数好ましくは15を記憶するが、この数は手動で調節可能である。カウンタ94およびメモリ96のそれぞれの出力は、否定器100を介して抑制器88に接続された比較器98のそれぞれの入力に接続され、カウンタ94の計数がメモリ96に記憶された値に達するまで抑制器が遅延スイッチ86に接続された比較器84からの信号を抑制する構成となっている。
【0031】
制御手段40の各種構成部分を正しくプログラムされたマイクロプロセッサーの部品とすることができることも理解されよう。
【0032】
以下、図3〜6のグラフおよび図1および図2の装置と回路を参照して、制御手段40によるボイラーの制御について説明する。
【0033】
始動時には、メモリ52に記憶された値IHが手動調節の可能なメモリ56によってセットされ、メモリ54に記憶された値ILがメモリ56および58に記憶されたメモリ値の組み合わせによってセットされ、ILは、IHよりΔIパーセント好ましくは10%だけ低く定めされている。
【0034】
最初電極を通る電流はゼロであり、検出装置32からの出力もメモリ54に記録された値ILよりずっと低いゼロである。比較器66は、検出装置32からの信号がメモリ54からの信号より低い値を表わす間は信号を供給する構成となっているので、この状態では比較器66からの信号がソレノイド21の開放入力へ送出される。これにより、容器11内に水が供給される。
【0035】
容器11内の水位が水位検出電極27に達すると、水位検出手段29から信号が抑制器60を介してメモリ52および54のそれぞれのセッティング入力へ送出される。これによってこれらのメモリ内に記憶されている値がそれぞれ一時的に(a)差し当たり検出装置32から送出された値および(b)それよりメモリ58内に記憶されているΔIの値で表わされるパーセントだけ低い値にリセットされる。その結果、メモリ54からの出力が検出装置32からの出力より低くなり、比較器66は信号を送出しなくなる。ただし、比較器64が受け取る信号は互いに等しくなり、また比較器64はそれが検出装置32から受け取る値がメモリ52から受け取る値に等しいかまたはそれより大きいときに信号を送出する構成となっているので、比較器66からはソレノイド21の閉鎖入力へ信号が送出される。
【0036】
この段階で、電極14および15を通る電流によって生成される熱は水を沸騰させ、そのため水位が下がり、その結果電極14および15を通る電流も低下する。したがって、電流はやがてメモリ54内に差し当たってセットされた値ILに達し、そこで比較器66からソレノイド21へ弁を開く開放信号が送られ、ボイラーの容器11へ水が供給される。以上の手順が繰り返されると、ボイラーの容器11内の電解質の濃度が増大し、その結果検出電極27がボイラーの容器11が水で充満していることを示す度ごとに電流が増加する。
【0037】
やがて、メモリ52内に一時的に記憶されている値IHがメモリ56内に記憶されている値Iに達し、そこで比較器62から信号が送出される。これによって抑制器60がオンにされ、検出手段29からメモリ52および54へはそれ以上セッティング信号が送られなくなり、その後はこれらのメモリに記憶される値がそれぞれメモリ56に記憶された値とそこからメモリ58に記憶されたパーセントΔIだけ減らされた値にセットされる。
【0038】
その後、比較器64および66によってソレノイド21が作動し、電流が値ILまで低下する度に送り弁20が開かれ、また高いほうの電流値IHに達する度ごとに送り弁20が閉じられる。連続する各給水期間の間では、電極を通る電流によって水が容器11から沸騰蒸発する。電解質の濃度は増加を続けるため、ボイラーの運転の進行に応じてあたえられる電流値に対する水位は下がることになる。
【0039】
図3は、時間による水位の変化を示すグラフである。始動時から時間t1までは電解質の濃度が増加してボイラーが水で充満したときののぞましい電流レベルに達する。その後は、連続する沸騰/充満サイクルの連続する各給水期間および蒸発期間ごとに水位が上昇しまた下降するが、平均水位は水中の電解質濃度の増加に比例して低下する。
【0040】
図4は、時間による濃度の増加を示すグラフである。このグラフの濃度値は、ボイラーが水で充満した状態でのぞましい電流に達する始動期間の終わりでの容器内の水の濃度値を単位として示されている。
【0041】
濃度は時間に正比例して増加を続けることが予想されるかもしれない。しかし、実験ではその通りとはならず、実際には濃度値のピークが時間t2にきてその後極小値(bottoms-out)を示しさらにまたピークに達するというようにピークと谷を繰り返す。
【0042】
図2に示す制御手段40は、濃度が最初のピークを示す時間t2またはその直後に排水が行なわれるようにする構成となっている。これは、計算器80が送出する信号の値が直前の値より低くなったときにそれを検出して行なわれるが、始動期間またはその後の排水の後の最初の15回の比較は抑制器88の機能によって無視されるている。したがって、濃度のピーク時がくるとただちに排水が行なわれる。
【0043】
図5のグラフは、結果として生じる時間による電極電流の変化を示すものである。0からt1までの期間は始動期間である。t1からt2までの期間は15の完全な沸騰/充満サイクルの期間で、この間は抑制器88が計算器80からの信号が遅延スイッチ86に達するのを妨げる。時間t3は濃度がピークを示すときで、ここで排水が行なわれ電極14および15への電流がオフにされる。t3からt4までの期間は始動後の0−t1の期間に相当する。
【0044】
排水が適当でない場合には遅延スイッチ86の周期を調節するための付加的な回路を配設してもよいであろう。
【0045】
メモリ76に記憶されているREF値によって計算器80が1.5より小さい濃度値を示すときにピークが現われる場合には、下の式にもとづいてメモリ76内に記憶されたREF値をリセットするための回路(図示せず)を配設することもできる。
REFnew = 10(REFinit − RA)/CNT
ただし、REFnew はメモリ76に記憶されるREFの新しい値、REFinitはメモリ76に記憶されていた当初の値、RAは濃度について前に示した式の10(FTRA/ΔIa)であたえられまた計算器55および平均回路74で示される調整された輪転平均であり、CNTは「比較表」であたえられる濃度の値で図6のグラフに示されるような値をとる。図6のグラフは、濃度に対して指数的に増加する%電流を示している。この電流は、のぞましい最大電流の20%の電流値まで濃度の減少する値とともに漸近的に減少しまた電流がのぞましい最大電流の100%にセットされている場合には3の値まで増加するため、のぞましい最大電流の20%よりやや大きいのぞましい電流位置での濃度値が1.5となる。この点に関しては、蒸気の需要が減少した場合には、これによってメモリ56にセットされるIの値をのぞましい最大電流に比してより低い値までさげることが可能となることが理解されよう。
【0046】
当該技術分野に通常に習熟した人には、説明し図示したボイラーに対して本発明の範囲から逸脱することなくさまざまな修正および変更を行なうことができることは容易に明らかであろう。例えば、電極電流をのぞましい値に戻すために給水時間を測定する代わりに、制御手段40を修正してボイラーの容器11への給水中の所定の期間の電流の増加を測定し、この増加を用いてボイラーの容器11内の水の中の電解質の濃度を示すことも可能である。
【0047】
ボイラーの容器11内に冷水が入れられた場合には電極の電力を高めて水を沸騰温度に戻すまでに要する時間を短縮するための手段(図示せず)を配設することもできる。したがって、電流が連続するバーストとして供給される電極のバースト放電が用いられる場合には、ボイラーの容器11に冷水が入れられたときバーストの長さを増やすかまたはバースト間の時間を短縮するかして電力を高めるようにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の部分立面部分ブロック回路図である。
【図2】第1図に示した回路の制御手段のブロック回路図である。
【図3】時間による水位の変化を示すグラフである。
【図4】時間による濃度の増加を示すグラフである。
【図5】時間による電極電流の変化を示すグラフである。
【図6】濃度に対して増加する%電流を示すグラフである。
【符号の説明】
11:容器、
14,15:電極、
16:出口手段、
17:入口パイプ、
18:ろ過器、
19:流量調節器、
20:電気制御式送り弁、
21,25:ソレノイド、
22:パイプ、
23:T字形部材、
24:電気制御式弁、
26:排水パイプ、
27:水位検出電極、
29:水位検出手段、
32:電流検出装置、
40:電子制御手段、
52,54,82,96:RAMメモリ、
55:計算器、
56:基準電流メモリ、
58:基準電流変化メモリ、
60,88:抑制器、
62,64,66,84,98:比較器、
68:カウンタ、
70:クロック、
72:メモリ、
74:平均回路、
76:基準メモリ、
80:計算器、
86:遅延スイッチ、
90,100:否定器、
92:電力調節器、
94:カウンタ。

Claims (19)

  1. 水を入れる容器(11)と、容器(11)内に電流を流すために且つボイラー使用時に略垂直方向に延在するように容器内に設けられた電極(14および15)と、容器(11)に接続されて容器(11)の給水および排水を行なうことができる給水・排水手段(20−25)と、ボイラー使用時に容器(11)内で生成される蒸気を通すことができる容器(11)の出口手段(16)と、電極(14および15)を通る電流の値を示すために設けられた電極電流表示器(32)と、給水・排水手段(20−25)及び電極電流表示器(32)に接続された制御手段(40)とを含み、該制御手段(40)は、ボイラーからの水の沸騰蒸発によって電極電流に所定値の降下が生じたときに給水手段(20〜23)を開き、給水手段(20〜23)を通ってボイラー内に水が導入されることによって電極電流に所定値の増大が生じたときに給水手段(20〜23)を閉じるように構成されており、制御手段(40)には、給水手段(20〜23)が開いているときの電流増加率の測定値を出力する電流増加率測定手段(80)が設けられ、制御手段(40)は、電流増加率測定手段(80)が出力する電流の増加率の測定値に対応して、排水期間として、排水手段(23〜25)を開くように構成されている電極ボイラーにおいて、
    前記制御手段(40)は比較手段(84)を有しており、該比較手段(84)は、電流増加率測定手段(80)が出力した電流増加率の連続する2つの測定値を比較し、
    前記比較手段(40)は、連続する2つの測定値において、後の方の測定値が先の方の測定値よりも低い値となった際に、排水期間として、排水手段(23〜25)を開くように構成されていることを特徴とする電極ボイラー。
  2. 前記測定値が、電極電流における前記所定の増大が生じるのに要する時間である請求項1の電極ボイラー。
  3. 前記測定値が、給水手段(20〜23)が開いている際に、所
    定の時間に生じる電極電流の増加量である請求項1の電極ボイラー。
  4. 前記測定値が給水手段(20〜23)が開いている際における電極電流の変化率であり、該変化率は時間の関数である請求項1の電極ボイラー。
  5. 前記測定値は給水手段(20〜23)が開かれる度ごとに出力され、そして、抑制ラッチ(88)が制御手段(40)内に設けられ、該抑制ラッチは、所定の電極電流に到達した後、所定数の沸騰/充満サイクルが生じるまで、排水手段(23〜25)の開放を抑制するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項の電極ボイラー。
  6. 前記所定数が15である請求項5の電極ボイラー。
  7. 前記測定値は、予め定められた数の最新の沸騰/充満サイクルから得られる平均値である請求項1〜6のいずれか1項の電極ボイラー。
  8. 前記予め定められた数が5である請求項7の電極ボイラー。
  9. 前記測定値が式REF/FTで表わされ、該式において、REFは制御手段(40)に記憶される基準値であり、FTは沸騰/充満の1サイクル中に給水手段(20〜23)が開かれる給水時間である請求項1〜8のいずれか1項の電極ボイラー。
  10. REFが、所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、REF/FTが、始動時に所定の電流値に達した後のボイラー内の水の電解質分濃度を示している請求項9の電極ボイラー。
  11. 前記測定値が式CN=REF/FTRAであたえられ、該式において、REFは所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、CNは測定値であり、FTRAは給水時間の平均値である請求項1〜8のいずれか1項の電極ボイラー。
  12. 前記測定値が式CN=REF/10(FTRA/ΔI)であたえられ、該式において、REFは所定の電極電流に達した後のボイラーの運転開始時の給水時間における基準値であり、CNは測定値であり、ΔIは電極電流の所定値の降下および/または所定値の増大であって百分率で表現され、ボイラーが動的平衡状態で運転している間は、いかなる場合においても、前記所定値の増大は前記所定値の降下と実質的に等しい請求項1〜8のいずれか1項の電極ボイラー。
  13. 前記所定値の降下および/または前記所定値の増大は、実質的に10%である請求項12の電極ボイラー。
  14. 前記測定値が所定の値に到達する前に前記測定値が減少した場合には、REFの値がリセットされる請求項9〜13のいずれか1項の電極ボイラー。
  15. 前記所定の値が実質的に1.5である請求項14の電極ボイラー。
  16. リセットされたREFの新しい値は、式REFnew=10(REFinit−FTRA current)/CFであたえられ、該式において、REFnewは新しい基準値であり、REFinitはリセットされる以前の値であり、FTRA currentはFTRAの最新の値であり、CFは電極電流の設定値に従属する濃度の値である請求項14または15のいずれかの電極ボイラー。
  17. CFの値が制御手段のメモリに記憶されている値の表によってあたえられる請求項16の電極ボイラー。
  18. CFは、ボイラーが水で充満しているときに電極電流が望ましい最大値の100%にセットされた運転状態では実質的に3の値をとり、電極電流が望ましい最大値の実質的に22%にセットされた運転状態では実質的に1.5の値をとり、これら2つの運転状態の間でCFの値は指数的に増加する請求項16または17のいずれかの電極ボイラー。
  19. 水を入れる容器(11)と、容器(11)内で水を通る電流を生じさせるために用いられ且つボイラー使用時に略垂直方向へ延在する電極と、容器(11)への給水および容器(11)からの排水を行なうことができるように容器(11)へ接続されている給水・排水手段(20〜25)と、ボイラー使用時に容器(11)内で生成される蒸気が通過する容器(11)の出口手段(16)と、電極(14および15)を通る電流の値を示すために設けられた電極電流表示器(32)と、給水・排水手段(20〜25)及び電極電流表示器(32)に接続された制御手段(40)、とから成る電極ボイラーの運転方法であって、
    (a) ボイラーから水が沸騰蒸発することによって、電極電流に所定値の降下が生じたときに、給水手段(20〜23)を開かせる工程と、
    (b) 給水手段(20〜23)を介してボイラー内に水が入れられることによって、電極電流に所定値の増大が生じたときに、給水手段(20〜23)を閉じさせる工程と、
    (c) 給水手段(20〜23)が開いているときの電極電流の増加率に依存して、排水期間として、排水手段(23〜25)を開く工程、とを含む電極ボイラーの運転方法において、
    給水手段(20〜23)が開いている際に、電流増加率の測定値が先に測定された測定値よりも低い値となったときに、排水手段(23〜25)を開く工程、を有することを特徴とする電極ボイラーの運転方法。
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