JP3544741B2 - Engine idle speed control method - Google Patents

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JP3544741B2 JP08568595A JP8568595A JP3544741B2 JP 3544741 B2 JP3544741 B2 JP 3544741B2 JP 08568595 A JP08568595 A JP 08568595A JP 8568595 A JP8568595 A JP 8568595A JP 3544741 B2 JP3544741 B2 JP 3544741B2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アイドル運転時にフォグランプやワイパ等の電気負荷に電源が投入されたときに増加するオルタネータ発電負荷によるエンジン回転数の低下及び不安定化を防止するエンジンのアイドル回転数制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のアイドル回転数制御では、エンジン回転速度を低く抑えて、燃費向上、静粛性の向上を図る傾向にあるが、アイドル回転速度を低く抑えると、僅かな負荷の影響を受けても回転が不安定化しやすい。
【0003】
このエンジン回転の不安定化の要因として最も顕著なものは、オルタネータ発電負荷の増加である。アイドル運転中に電気負荷に電源が投入されるとバッテリが電圧降下するため、オルタネータ発電負荷が増加する。そして、これがエンジン負荷となってアイドル回転の低下、或いは不安定化を招く。
【0004】
バッテリ電源により駆動される電気負荷としては、点火コイル、インジェクタコイル、制御装置等のエンジンを駆動させるために必要な継続的電気負荷と、ヘッドランプ、リヤデフォッガ、ワイパモータ、エアコン等のように状況に応じて消費される状況的電気負荷とがある。アイドル回転数の不安定化は、状況的電気負荷に電源が投入されたとき、この負荷変動に対してフィードバック制御が追従できないために生じる。
【0005】
従来、このような過渡状況下でのアイドル回転数の低下、或いは不安定化を防止するために、例えば、特開平3−237241号公報では、状況的電気負荷に電源が投入されたとき、その動作信号を検出して、アイドル回転数制御(以下「ISC」)弁による通過空気量をステップ的に増加させて、エンジン出力を段階的に増加させることでアイドル回転数の低下を防止している。また、特公平4−32216号では、オルタネータの発電電圧(或いはバッテリ電圧)の所定時間内の変化量(ΔV)と、予め設定した判定値(β)とを比較し、変化量(ΔV)が判定値(β)よりも大きいときに上記状況的電気負荷に電源が投入されたと判断し、しかも、この変化量(ΔV)が前回の変化量よりも増加しているときに、ISC弁の通過空気量をステップ的に増加させる制御を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、状況的電気負荷は、ヘッドライトやリヤデフォッガ以外に、ブレーキランプ、ラジエータファン等、多数存在し、それらの全ての動作状態を検出することは、構成の複雑化、コストアップ等を考えれば実現性に乏しい。
【0007】
この点、後者のアイドル回転数制御では、バッテリの電圧量のみの変化を検出して状況的電気負荷に電源が投入されたかを検出するようにしているため、構成は比較的簡単であるが、バッテリ電圧は、通常時であっても、点火コイルやインジェクタ等の継続的電気負荷によって変動しているため、バッテリ電圧の変動から状況的電気負荷に電源が投入されたことを判断するのは極めて難しい。
【0008】
すなわち、図6(a)に示すようにバッテリ電圧VBが変化した際、図6(b)に示すように、バッテリ電圧VBの変化(変動量ΔV)を比較的長い周期で計測すれば、バッテリ電圧VBの変動が大きくなるため、その分、判定値(β)を上記継続的電気負荷の変動を許容可能な比較的大きな値に設定することはできるが、応答性が悪くなり、バッテリ電圧VBが同じようなパターンで電圧降下を生じた場合でも、同図(b),(c)に示すように、検出するタイミングによって変動量(ΔV)に相違が生じてしまい、検出ミスを生じる可能性がある。また、逆に、同図(d)に示すように検出周期を短くすれば、応答性は良くなるものの変動量(ΔV)が小さくなり、一般的電気負荷による電圧変動とを明確に識別することが困難になり、誤検出が生じやすい。
【0009】
このように、従来の制御方法では、バッテリ電圧VBの時間的変化量(ΔV)から状況的電気負荷の動作を高精度に検出することは困難であった。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、個々の状況的電気負荷の動作を逐一検出することなく、低コストで、バッテリの電圧降下時のオルタネータ発電負荷によって生じるアイドル回転数の低下、不安定化を的確に防止することのできるエンジンのアイドル回転数制御方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によるエンジンのアイドル回転数制御方法では、アイドル時のバッテリ電圧を所定時間毎に加重平均して平均バッテリ電圧を算出し、上記平均バッテリ電圧と最新のバッテリ電圧との差が予め設定し且つ継続的電気負荷の変動を許容可能な判定値を越えたとき状況的電気負荷に電源が投入されたと判断し、アイドル回転数制御弁による通過空気量を増加補正することを特徴とする。
【0012】
【作 用】
本発明では、アイドル時のバッテリ電圧を所定時間毎にモニタして加重平均により所定一次遅れの平均バッテリ電圧を求め、この平均バッテリ電圧と最新のバッテリ電圧との差が予め設定し且つ継続的電気負荷の変動を許容可能な判定値を越えたとき、状況的電気負荷に電源が投入されたと判断し、アイドル回転数制御弁による通過空気量を増量補正してエンジン出力を増加させる。
【0013】
【実施例】
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施例を説明する。図5にはエンジンの全体概略図が示されている。
図5において、符号1はエンジンで、このエンジン1の吸気ポートに連通する吸気管2の下流端にインジェクタ3が臨まされている。この吸気管2の上流側の中途には、コレクタチャンバ4が介装され、その上流にスロットル弁5が介装され、更にその上流の空気取り入れ口にエアクリーナ6が介装されている。
【0014】
また、上記吸気管2にはスロットル弁5を迂回して、このスロットル弁5の上流と下流とを連通するエアーバイパス通路7が連通されており、このエアーバイパス通路7に、バイパス空気量の通過量を制御するISC弁8が介装されている。一方、上記コレクタチャンバ4には、吸気温度を検出する吸気温センサ9が臨まされていると共に、スロットル弁5下流の吸気管内圧力を検出する圧力センサ10が連通されている。
【0015】
また、上記エンジン1に形成した冷却水通路1aに、冷却水温を検出する水温センサ11が臨まされている。更に、図示しないカム軸に連設するカムロータ12に、このカムロータ12に形成した突起或いはスリットを検出して、後述の電子制御装置21へカムパルスを出力するカム角センサ13が対設されている。さらに、上記エンジン1の排気ポートに連通する排気管14には、図示しない触媒コンバータの上流に02センサ15が臨まされている。なお、上記電子制御装置21では、上記カムパルスの間隔時間からエンジン回転数NEを算出し、また02センサ15の出力信号から燃料噴射量を設定する際の補正項である空燃比フィードバック補正係数を算出する。
【0016】
符号16はオルタネータで、図示しないクランク軸に軸着されたクランクプーリ17にベルト18を介して連設されている。このオルタネータ16の発電電流は、図4に示すバッテリ19に充電され、電子制御装置21やインジェクタ3、点火コイル以外に、状況に応じて動作されるフォグランプやリヤデフォッガ、ワイパ等の状況的電気負荷20に通電される。
【0017】
上記電子制御装置21では、各種センサ及びスイッチ類の出力信号に基づいて燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回転数制御等、種々の制御を行う。図4に示すように、この電子制御装置21は、ROM22、RAM23、CPU24、及びI/Oインターフェース25がバスラインを介して互いに接続されるマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM22には、制御プログラムや各種データが記憶され、RAM23には、CPU24で求めた演算結果等が一時的に格納される。
【0018】
上記I/Oインターフェース25の入力側には、圧力センサ10、カム角センサ13、O2センサ15が接続されていると共に、A/Dコンバータ26を介して水温センサ11、吸気温センサ9が接続され、更にバッテリ19が接続されて、バッテリ電圧VBがモニタされる。また、出力側には、駆動回路27を介してISC弁8、インジェクタ3の各駆動用コイルが接続されている。
【0019】
更に、電子制御装置21には定電圧回路31が内蔵されており、この定電圧回路31は、ECUリレー32のリレー接点を介して上記バッテリ19に接続されており、ECUリレー32のリレーコイルがイグニッションスイッチ33を介して上記バッテリ19に接続されている。この定電圧回路31は、上記イグニッションスイッチ33がONされ、上記ECUリレー32の接点が閉となったとき、上記バッテリ19の電圧を安定化して電子制御装置21の各部に供給する。
【0020】
燃料噴射制御では、各センサ類の出力信号に基づいて燃料噴射量を求め、この燃料噴射量に対応するパルス幅を所定タイミングで駆動回路27を介してインジェクタ3へ出力し、インジェクタ3から所定に計量された燃料を噴射させる。また、アイドル回転数制御では、アイドル時のエンジン回転数と目標回転数との差に基づいてISC弁8に対する制御量を演算し、ISC弁8の弁開度を制御して、このISC弁8を通過するバイパス空気量を調整し、エンジン回転数が目標回転数に一致するようフィードバック制御する。また、バッテリ19の電圧をモニタし、状況的電気負荷20に電源が投入されたかを判断して、電源が投入されたと判断したときには、上記ISC弁8の弁開度を増加補正して、エンジン回転数の低下、或いは不安定化を防止する。
【0021】
次に、上記電子制御装置21によるアイドル回転数制御手順を、図1、図2に示すフローチャートに従って説明する。
【0022】
エンジン運転状態がアイドリングと判断されると、図2に示す40ms毎に起動するルーチンでは、バッテリ電圧VBを加重平均して平均バッテリ電圧VBAVEを算出する。すなわち、まずステップS1で、A/D変換されたバッテリ電圧VBと、前回のルーチン実行時に加重平均により算出した平均バッテリ電圧VBAVEとの差を求め、ステップS2で、この差(VB−VBAVE)を1/16倍する。
【0023】
そして、ステップS3で、上記ステップS2の計算結果を、前回のルーチン実行時に算出した平均バッテリ電圧VBAVEに加算し、その値を新たな平均バッテリ電圧VBAVEとしてRAM23に格納し、ルーチンを抜ける。
【0024】
その結果、バッテリ電圧VBは、上記加重平均化処理により、16×40msの一次遅れ処理がなされ、例えば、状況的電気負荷20に対して電源投入した瞬間にバッテリ電圧VBが一時的に急落するような状態においても、上記平均バッテリ電圧VBVEは、なまされてほとんど変化しない。また、バッテリ19の充電によりバッテリ電圧VBが徐々に上昇していく過程では、上記平均バッテリ電圧VBAVEも16×40msの時定数で徐々に上昇する。
【0025】
図1に示す5ms毎に起動するルーチンでは、バッテリ電圧VB等の条件から、エアーバイパス通路7を通過するバイパス空気量を増量するか否かを判断し、増量するときには、ISC弁8の弁開度を制御するON(開弁)デューティをスキップ制御する。なお、通常のアイドル運転時の上記ISC弁8に対するONデューティは、図示しないアイドル回転数制御ルーチンにおいて、制御モード別に設定される。この制御モードは、冷却水温、エンジン回転数に等に応じてオープンループ制御とクローズドループ制御とが選択される。
【0026】
以下、図3に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS11では、最新の平均バッテリ電圧VBAVEと最新のバッテリ電圧VBとの差(差電圧)DVBを求め、ステップS12で、上記バッテリ電圧VBが上記平均バッテリ電圧VBAVEに対して相対的に電圧降下しているかを判断する。そして、DVB<0のときは、電圧降下が生じていないと判断し、ステップS14へ分岐して、スキップ可能フラグFをセットした後、ルーチンを抜け、通常のアイドル回転数制御へ移行する。
【0027】
また、ヘッドライト、リヤデフォッガ、ブレーキランプ、ラジエータファン等の状況的電気負荷20に電源が投入されたことで、バッテリ電圧VBが降下し、上記ステップS12で、DVB≧0と判断されると、ステップS13へ進み、差電圧DVBを予め設定した判定値としてのスキップ判定電圧KDVBHとを比較し、差電圧DVBがスキップ判定電圧KDVBHよりも高いかを判断する。電圧降下が初期の段階では、図3に示すように、未だ、上記差電圧DVBが十分に上昇していないため、DVB<KDVBHであり、ステップS15へ分岐し、このステップS15で、上記差電圧DVBがスキップ可能判定電圧KDVBLよりも低いかを判断する。そして、DVB<KDVBLのときにはステップS14へ進み、DVB≧KDVBLのときにはそのままルーチンを抜け、通常のアイドル回転数制御へ移行する。上記状況的電気負荷20に電源が投入された直後では、DVB<KDVBLであるため、ステップS14へ進み、上記スキップ可能フラグFをセットした後、ルーチンを抜け、通常のアイドル回転数制御へ移行する。
【0028】
従って、上記ステップS13では、バッテリ19に電圧降下が生じても、DVB<KDVBHの間は、通常のアイドル回転数制御へそのまま移行するため、一時的に状況的電気負荷20に電源が投入されたような場合では、本ルーチンによりバイパス空気量が増量補正されることなく、制御ハンチングが防止される。
【0029】
そして、上記状況的電気負荷20に対する電源の投入により、上記差電圧DVBが次第に上昇し、やがて、DVB≧KDVBHとなると、ステップS13からステップS16へ進み、スキップ可能フラグFの値を参照する。DVB≧KDVBHとなった後の最初のルーチンでは、上記スキップ可能フラグFは、上記ステップS14で既にセットされているため、ステップS17で、このスキップ可能フラグFをクリアした後、ステップS18へ進み、ステップS18〜S20でエンジン運転条件を判断する。
【0030】
まず、ステップS18では、エンジン回転数NEと予め設定したスキップ判定回転数KNESKとを比較し、ステップS19では、エンジン始動後、少なくともKTAFSTA秒経過しているかを判断し、ステップS20では、アイドル回転数制御の制御モードがクローズドループかを判断する。そして、NE<KNESK、且つ始動後KTAFSTA秒経過、且つクローズドループ制御状態のとき、スキップ増量条件成立と判断して、ステップS21へ進み、ISC弁8の開度をスキップ制御する。
【0031】
一方、NE≧KNESK、或いは始動後KTAFSTA秒未満、或いは制御モードがオープンループのときは、そのままルーチンを抜け、通常のアイドル回転数制御へ移行する。なお、上記スキップ判定回転数KNESKは、例えばアイドル回転数が850rpmであり、回転数の上昇余裕分を50rpmとした場合には、900rpmに設定する等、採用するエンジンに応じて適宜設定する。
【0032】
そして、ステップS21へ進むと、通常のアイドル回転数制御ルーチンで設定したONデューティDISCに空気量増加分相当のデューテイ比KDSKVBを加算し、ステップS22で、この加算した値が100%(全開)を越えているかを判断し、DISC+KDSKVB≧100%のときは、ステップS24へ進み、上記ONデューティDISCを100%にセットしてルーチンを抜ける。また、DISC+KDSKVB<100%のときは、ステップS23へ進み、上記ステップS21で加算した値を、新たなISC弁8に対するONデューティDISCとしてセットして、ルーチンを抜ける。上記デューテイ比KDSKVBは固定値であり、上記状況的電気負荷20の電圧ピーク値に対応して予め実験などから求めて設定したものである。
【0033】
そして、次回のルーチン起動時に、上記差電圧DVBがスキップ判定電圧KDVBHよりも高いとき、上記ステップS13からステップS16へ進むが、このとき、スキップ可能フラグFは上記ステップS17でクリアされているため、そのままルーチンを抜けて、通常のアイドル回転数制御へ移行する。その結果、アイドル回転数がフィードバック制御される。従って、上記ISC弁8の開度をスキップさせる制御は、上記差電圧DVBが上記スキップ判定電圧KDVBH以上の値を示したときの1回のみとなる。その結果、スキップ制御によるアイドル回転数の急上昇を未然に防止することができる。
【0034】
上記ステップS23で設定したONデューティDISCが所定タイミングでISC弁8に出力されると、ISC弁8によりバイパス空気量がデューティ比KDSKVB分だけ増量され、エンジン出力が上昇しオルタネータ16の発電負荷によるエンジン回転数の低下、或いは不安定化が抑制され、次いで、このアイドル回転数制御は、通常のフィードバック制御により一定状態に復帰される。そのとき、バッテリ電圧VBも次第に回復して、やがてDVB<KDVBLになると(図3参照)、ステップS13からステップS15を経てステップS14進み、上記スキップ可能フラグFをセットしてルーチンを抜け、通常のアイドル回転数制御へ移行する。
【0035】
このように、加重平均した平均バッテリ電圧VBAVEに対するバッテリ電圧VBの変化に基づいて状況的電気負荷20に電源が投入されたかを判断しているので、全ての電気負荷の出力信号を検出する必要がなく、コストの低減が図れる。また、バッテリ電圧VBの加重平均値と最新のバッテリ電圧VBとの差電圧DVBにより状況的電気負荷20に電源が投入されたかを判断しているため、定常時の電圧変動に対して、上記状況的電気負荷20に電源が投入されたときの電圧変動の比を大きく設定しても、誤判定が生じることはない。また、アイドル回転数の上限をスキップ判定回転数KNESKで制限しているため、ウィンカやワイパモータの間欠動作のような比較的速い周期で電気負荷がON/OFFを繰り返すような場合でも、エンジン回転数が必要以上に上昇することはない。
【0036】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、バッテリ電圧の加重平均と最新のバッテリ電圧との差に基づいて状況的電気負荷に電源が投入されたかを判断しているため、一時的な電圧降下の影響を受けず、状況的電気負荷に電源が投入されたかを判断するための判定値を比較的大きく設定しても誤判定を生じることなく実現できる。従って、バッテリ電圧降下時のオルタネータ発電負荷によって生じるアイドル回転数の低下、不安定化を早期に予測して的確に防止することができる。
【0037】
また、バッテリの電圧変動に基づいて状況的電気負荷に電源が投入されているかを判断しているため、全ての電気負荷の出力信号を逐一検出する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電圧降下時のONデューテイ設定ルーチンを示すフローチャート
【図2】平均バッテリ電圧を算出するルーチンを示すフローチャート
【図3】状況的電気負荷に電源を投入したときのバッテリ電圧、平均バッテリ電圧、差電圧、スキップ可能フラグの値を示すタイムチャート
【図4】電子制御系の回路構成図
【図5】エンジンの概略図
【図6】従来例に関し、電圧降下発生の検出状態を示すタイムチャート
【符号の説明】
5 スロットル弁
8 アイドル回転数制御弁
20 状況的電気負荷
DISC ONデューティ
DVB 差電圧
KDVBH スキップ判定電圧(予め設定した判定値)
VB バッテリ電圧
VBAVE 平均バッテリ電圧
[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an idle speed control method for an engine that prevents a decrease in engine speed and instability due to an alternator power generation load that increases when power is supplied to an electric load such as a fog lamp or a wiper during idling operation.
[0002]
[Prior art]
In recent idle speed control, there is a tendency to improve the fuel efficiency and quietness by keeping the engine speed low, but if the idle speed is kept low, the engine will not rotate even under the influence of a slight load. Easy to stabilize.
[0003]
The most prominent factor of the engine rotation instability is an increase in alternator power generation load. When power is supplied to the electric load during the idling operation, the voltage of the battery drops, and the alternator power generation load increases. Then, this becomes the engine load, which causes a decrease in idling rotation or instability.
[0004]
The electric loads driven by the battery power supply include continuous electric loads required to drive the engine such as an ignition coil, an injector coil, and a control device, and situations such as a headlamp, a rear defogger, a wiper motor, and an air conditioner. There is a situational electrical load that is consumed accordingly. The instability of the idle speed is caused by the fact that when power is supplied to the situational electric load, the feedback control cannot follow the load fluctuation.
[0005]
Conventionally, in order to prevent a decrease in idling speed or instability under such a transient situation, for example, in Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 3-237241, when power is supplied to a situational electric load, By detecting an operation signal and increasing the amount of air passing through an idle speed control (hereinafter, “ISC”) valve in a stepwise manner, the engine output is increased in a stepwise manner, thereby preventing the idle speed from decreasing. . In Japanese Patent Publication No. 4-32216, the change amount (ΔV) of the alternator generated voltage (or battery voltage) within a predetermined time is compared with a predetermined determination value (β), and the change amount (ΔV) is determined. When it is larger than the determination value (β), it is determined that power has been supplied to the situational electric load, and when this variation (ΔV) has increased from the previous variation, the passage of the ISC valve Control is performed to increase the amount of air in a stepwise manner.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in addition to headlights and rear defoggers, there are many situational electrical loads, such as brake lamps and radiator fans. Poor feasibility.
[0007]
In this regard, in the latter idle speed control, the change in only the voltage of the battery is detected to detect whether the power is supplied to the situational electric load, so the configuration is relatively simple. Since the battery voltage fluctuates even under normal conditions due to continuous electric loads such as ignition coils and injectors, it is extremely difficult to judge from the fluctuations in the battery voltage that power has been supplied to the situational electric load. difficult.
[0008]
That is, when the battery voltage VB changes as shown in FIG. 6A, the change (variation ΔV) of the battery voltage VB is measured at a relatively long cycle as shown in FIG. Since the fluctuation of voltage VB is large, the determination value (β) can be set to a relatively large value that allows the continuous fluctuation of the electric load, but the response becomes poor and the battery voltage VB becomes low. In the case where the voltage drop occurs in the same pattern, the variation (ΔV) may differ depending on the detection timing as shown in FIGS. There is. Conversely, if the detection cycle is shortened as shown in FIG. 4D, the response is improved, but the fluctuation amount (ΔV) is reduced, and the voltage fluctuation due to the general electric load can be clearly distinguished. , And erroneous detection is likely to occur.
[0009]
As described above, in the conventional control method, it is difficult to detect the situational operation of the electric load with high accuracy from the temporal change (ΔV) of the battery voltage VB.
[0010]
The present invention has been made in view of the above circumstances, without detecting the operation of each situational electric load one by one, at a low cost, a reduction in idle speed caused by alternator power generation load at the time of battery voltage drop, It is an object of the present invention to provide an idle speed control method for an engine that can appropriately prevent instability.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The engine idle speed control method according to the present invention, the battery voltage during idle weighted average of every predetermined time to calculate the average battery voltage, the difference between the average battery voltage and the latest battery voltage, preset In addition, when the fluctuation of the continuous electric load exceeds a permissible determination value, it is determined that the power is turned on to the situational electric load, and the amount of passing air by the idle speed control valve is increased and corrected.
[0012]
[Operation]
In the present invention, an average battery voltage of a predetermined first order delay the weighted average by monitoring the battery voltage during idling at predetermined time intervals, the difference between the average battery voltage and the latest battery voltage, preset and continued When the variation of the dynamic electric load exceeds an allowable determination value, it is determined that the power is turned on to the circumstance electric load, and the amount of passing air by the idle speed control valve is increased and the engine output is increased.
[0013]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 5 shows an overall schematic diagram of the engine.
In FIG. 5, reference numeral 1 denotes an engine, and an injector 3 faces a downstream end of an intake pipe 2 communicating with an intake port of the engine 1. A collector chamber 4 is interposed in the middle of the upstream side of the intake pipe 2, a throttle valve 5 is interposed upstream of the collector chamber 4, and an air cleaner 6 is interposed at an air intake port upstream of the collector chamber 4.
[0014]
An air bypass passage 7 is connected to the intake pipe 2 so as to bypass the throttle valve 5 and communicate upstream and downstream of the throttle valve 5. An ISC valve 8 for controlling the amount is interposed. On the other hand, the collector chamber 4 is provided with an intake air temperature sensor 9 for detecting an intake air temperature, and is connected to a pressure sensor 10 for detecting an intake pipe pressure downstream of the throttle valve 5.
[0015]
A coolant temperature sensor 11 for detecting a coolant temperature is provided in a coolant passage 1 a formed in the engine 1. Further, a cam angle sensor 13 that detects a protrusion or a slit formed on the cam rotor 12 and outputs a cam pulse to an electronic control unit 21 described later is provided opposite to the cam rotor 12 connected to a cam shaft (not shown). Further, a 02 sensor 15 faces the exhaust pipe 14 communicating with the exhaust port of the engine 1 upstream of a catalytic converter (not shown). The electronic control unit 21 calculates the engine speed NE from the interval time between the cam pulses, and calculates the air-fuel ratio feedback correction coefficient as a correction term when setting the fuel injection amount from the output signal of the 02 sensor 15. I do.
[0016]
Reference numeral 16 denotes an alternator, which is connected via a belt 18 to a crank pulley 17 mounted on a crankshaft (not shown). The electric current generated by the alternator 16 is charged in the battery 19 shown in FIG. 20 is energized.
[0017]
The electronic control unit 21 performs various controls such as fuel injection control, ignition timing control, and idle speed control based on output signals of various sensors and switches. As shown in FIG. 4, the electronic control device 21 mainly includes a microcomputer in which a ROM 22, a RAM 23, a CPU 24, and an I / O interface 25 are connected to each other via a bus line. A control program and various data are stored, and a calculation result obtained by the CPU 24 and the like are temporarily stored in the RAM 23.
[0018]
A pressure sensor 10, a cam angle sensor 13, and an O2 sensor 15 are connected to the input side of the I / O interface 25, and a water temperature sensor 11 and an intake air temperature sensor 9 are connected via an A / D converter 26. Further, the battery 19 is connected, and the battery voltage VB is monitored. The output side is connected to respective drive coils of the ISC valve 8 and the injector 3 via a drive circuit 27.
[0019]
Further, the electronic control unit 21 has a built-in constant voltage circuit 31. The constant voltage circuit 31 is connected to the battery 19 via a relay contact of an ECU relay 32. The battery 19 is connected via an ignition switch 33. When the ignition switch 33 is turned on and the contact point of the ECU relay 32 is closed, the constant voltage circuit 31 stabilizes the voltage of the battery 19 and supplies the voltage to each section of the electronic control device 21.
[0020]
In the fuel injection control, the fuel injection amount is obtained based on the output signals of the sensors, and a pulse width corresponding to the fuel injection amount is output to the injector 3 via the drive circuit 27 at a predetermined timing, and the fuel injection amount is determined by the injector 3 to a predetermined value. Inject the metered fuel. In the idle speed control, the control amount for the ISC valve 8 is calculated based on the difference between the engine speed during idling and the target speed, and the valve opening of the ISC valve 8 is controlled. The amount of bypass air passing through is adjusted, and feedback control is performed so that the engine speed matches the target speed. Further, the voltage of the battery 19 is monitored, and it is determined whether or not the power is supplied to the situational electric load 20. When it is determined that the power is supplied, the valve opening of the ISC valve 8 is increased and corrected, and Prevents reduction in rotation speed or instability.
[0021]
Next, the procedure for controlling the idle speed by the electronic control unit 21 will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS.
[0022]
When it is determined that the engine operation state is idling, in a routine started every 40 ms shown in FIG. 2, the battery voltage VB is weighted and averaged to calculate the average battery voltage VBAVE. That is, first, in step S1, the difference between the A / D-converted battery voltage VB and the average battery voltage VBAVE calculated by the weighted average at the time of execution of the previous routine is obtained, and in step S2, this difference (VB-VBAVE) is calculated. 1/16 times.
[0023]
Then, in step S3, the calculation result of step S2 is added to the average battery voltage VBAVE calculated in the previous execution of the routine, the value is stored in the RAM 23 as a new average battery voltage VBAVE, and the routine exits.
[0024]
As a result, the battery voltage VB undergoes a primary delay process of 16 × 40 ms by the weighted averaging process. For example, the battery voltage VB temporarily drops suddenly at the moment when the power is turned on to the situational electric load 20. Even in such a state, the average battery voltage VBVE hardly changes. In the process of gradually increasing the battery voltage VB by charging the battery 19, the average battery voltage VBAVE also gradually increases with a time constant of 16 × 40 ms.
[0025]
In the routine started every 5 ms shown in FIG. 1, it is determined whether or not the amount of bypass air passing through the air bypass passage 7 should be increased from conditions such as the battery voltage VB. When the amount is increased, the valve of the ISC valve 8 is opened. The ON (valve opening) duty for controlling the degree is skip-controlled. The ON duty for the ISC valve 8 during normal idle operation is set for each control mode in an idle speed control routine (not shown). In this control mode, open-loop control or closed-loop control is selected according to the cooling water temperature, the engine speed, and the like.
[0026]
Hereinafter, description will be made with reference to a time chart shown in FIG.
First, in step S11, a difference (difference voltage) DVB between the latest average battery voltage VBAVE and the latest battery voltage VB is determined. In step S12, the battery voltage VB is set to a voltage relative to the average battery voltage VBAVE. Determine if it is descending. If DVB <0, it is determined that no voltage drop has occurred, and the flow branches to step S14 to set the skippable flag F, and then exits from the routine to shift to normal idle speed control.
[0027]
Further, when the power is supplied to the status electric load 20 such as the headlight, the rear defogger, the brake lamp, and the radiator fan, the battery voltage VB drops. When it is determined that DVB ≧ 0 in the above step S12, Proceeding to step S13, the difference voltage DVB is compared with a skip determination voltage KDVBH as a preset determination value, and it is determined whether the difference voltage DVB is higher than the skip determination voltage KDVBH. At the initial stage of the voltage drop, as shown in FIG. 3, the difference voltage DVB has not yet sufficiently increased, so that DVB <KDVBH, and the flow branches to step S15. It is determined whether DVB is lower than skippability determination voltage KDVBL. When DVB <KDVBL, the routine proceeds to step S14, and when DVB ≧ KDVBL, the routine exits from the routine and shifts to normal idle speed control. Immediately after the power is turned on to the situational electric load 20, since DVB <KDVBL, the process proceeds to step S14, sets the skip enable flag F, exits the routine, and shifts to the normal idle speed control. .
[0028]
Therefore, in step S13, even if a voltage drop occurs in the battery 19, during DVB <KDVBH, the process directly shifts to the normal idle speed control. In such a case, control hunting is prevented without increasing the bypass air amount by this routine.
[0029]
Then, when the power supply to the situational electric load 20 is turned on, the difference voltage DVB gradually increases. When DVB ≧ KDVBH, the process proceeds from step S13 to step S16, and the value of the skippable flag F is referred to. In the first routine after DVB ≧ KDVBH, the skippable flag F has already been set in step S14. Thus, in step S17, the skippable flag F is cleared, and the process proceeds to step S18. In steps S18 to S20, the engine operating conditions are determined.
[0030]
First, in step S18, the engine speed NE is compared with a preset skip determination speed KNESK. In step S19, it is determined whether at least KTAFSTA seconds have elapsed since the engine was started, and in step S20, the idle speed was determined. It is determined whether the control mode of the control is a closed loop. Then, when NE <KNESK, KTAFSTA seconds have elapsed after the start, and in the closed loop control state, it is determined that the skip increasing condition is satisfied, and the routine proceeds to step S21, where the opening of the ISC valve 8 is skip-controlled.
[0031]
On the other hand, if NE ≧ KNESK, or less than KTAFSTA seconds after starting, or if the control mode is an open loop, the process directly exits the routine and shifts to normal idle speed control. The above-described skip determination rotational speed KNESK is appropriately set according to the engine to be adopted, for example, when the idling rotational speed is 850 rpm and the margin for increasing the rotational speed is 50 rpm, the rotational speed is set to 900 rpm.
[0032]
In step S21, the duty ratio KDSKVB corresponding to the increased air amount is added to the ON duty DISC set in the normal idle speed control routine. In step S22, the added value becomes 100% (fully open). It is determined whether or not it exceeds, and if DISC + KDSKVB ≧ 100%, the process proceeds to step S24, where the ON duty DISC is set to 100%, and the routine exits. If DISC + KDSKVB <100%, the routine proceeds to step S23, where the value added in step S21 is set as the ON duty DISC for the new ISC valve 8, and the routine exits. The duty ratio KDSKVB is a fixed value, and is set in advance by an experiment or the like corresponding to the voltage peak value of the situational electric load 20.
[0033]
When the difference voltage DVB is higher than the skip determination voltage KDVBH at the next startup of the routine, the process proceeds from step S13 to step S16. At this time, since the skip enable flag F has been cleared in step S17, The process directly exits the routine and shifts to normal idle speed control. As a result, the idle speed is feedback-controlled. Therefore, the control for skipping the opening of the ISC valve 8 is performed only once when the difference voltage DVB indicates a value equal to or higher than the skip determination voltage KDVBH. As a result, it is possible to prevent a sudden increase in the idle speed due to the skip control.
[0034]
When the ON duty DISC set in step S23 is output to the ISC valve 8 at a predetermined timing, the bypass air amount is increased by the duty ratio KDSKVB by the ISC valve 8, the engine output rises, and the engine output increases due to the power generation load of the alternator 16. The reduction or instability of the rotation speed is suppressed, and then this idle speed control is returned to a constant state by normal feedback control. At that time, the battery voltage VB also gradually recovers, and when DVB <KDVBL soon (see FIG. 3), the process proceeds from step S13 to step S14 via step S15, sets the skip enable flag F, and exits the routine. Shift to idle speed control.
[0035]
As described above, since it is determined whether or not power has been supplied to the contextual electric load 20 based on a change in the battery voltage VB with respect to the weighted average battery voltage VBAVE, it is necessary to detect output signals of all electric loads. Cost can be reduced. Further, since it is determined whether or not the power is supplied to the situational electric load 20 based on the difference voltage DVB between the weighted average value of the battery voltage VB and the latest battery voltage VB, Even if the ratio of the voltage fluctuation when the electric load 20 is turned on is set to a large value, no erroneous determination occurs. In addition, since the upper limit of the idle speed is limited by the skip determination speed KNESK, even when the electric load repeats ON / OFF at a relatively fast cycle such as an intermittent operation of a blinker or a wiper motor, the engine speed is not changed. Will not rise unnecessarily.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is determined whether or not power has been supplied to the situational electric load based on the difference between the weighted average of the battery voltage and the latest battery voltage. And can be realized without erroneous determination even if a relatively large determination value for determining whether power is supplied to the situational electric load is set. Therefore, it is possible to accurately predict and prevent the reduction and instability of the idle speed caused by the alternator power generation load when the battery voltage drops.
[0037]
Further, since it is determined whether or not power is supplied to the situational electric load based on the voltage fluctuation of the battery, it is not necessary to detect the output signals of all the electric loads one by one, and the cost can be reduced. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing an ON duty setting routine at the time of voltage drop. FIG. 2 is a flowchart showing a routine for calculating an average battery voltage. FIG. 3 is a battery voltage and an average battery voltage when power is turned on to a situational electric load. , Difference voltage, and time chart showing values of skippable flags. FIG. 4 is a circuit diagram of an electronic control system. FIG. 5 is a schematic diagram of an engine. FIG. 6 is a time chart showing a state of detection of occurrence of a voltage drop in a conventional example. [Explanation of symbols]
5 Throttle valve 8 Idle speed control valve 20 Situational electric load DISC ON duty DVB Difference voltage KDVBH Skip judgment voltage (predetermined judgment value)
VB Battery voltage VBAVE Average battery voltage

Claims (1)

アイドル時のバッテリ電圧を所定時間毎に加重平均して平均バッテリ電圧を算出し、上記平均バッテリ電圧と最新のバッテリ電圧との差が予め設定し且つ継続的電気負荷の変動を許容可能な判定値を越えたとき状況的電気負荷に電源が投入されたと判断し、アイドル回転数制御弁による通過空気量を増加補正することを特徴とするエンジンのアイドル回転数制御方法。An average battery voltage is calculated by performing a weighted average of the battery voltage at the time of idling at predetermined time intervals , and a difference between the average battery voltage and the latest battery voltage is set in advance and a determination is made that a continuous change in the electric load is allowable. An idle speed control method for an engine, characterized in that it is determined that power has been supplied to a situational electric load when the value exceeds the value, and the amount of air passing through the idle speed control valve is increased and corrected.
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