JP3543957B2 - ハンドオーバー処理方法、及びそのシステム。 - Google Patents

ハンドオーバー処理方法、及びそのシステム。 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、移動通信におけるハンドオーバー方法、及びそのシステムに関し、特に移動交換機を介して直接に移動体基地局制御装置間のパス接続を確立するハンドオーバー方法、及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来の移動体システムについて図7〜図9を用いて説明する。
【0003】
図7は第1の移動体システムのブロック図である。図8は第1の移動体システムの動作を説明する為の図である。図9は第2の移動体システムのブロック図である。
【0004】
まず、第1の移動体システムについて説明する。
【0005】
図7に示すが如く、移動体システムには、移動体交換機(MSC:Mobile Switching Controll)602に移動体基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)601,602が接続され、RNC601には移動体基地局(Node)604,605が接続され、RNC603にはNode606,607が接続されている。そして、通話中に移動体機端末(UE:User Equipment)がNode605のサービスエリアからNode606のサービスエリアに移動した場合、RNC601とRNC603との間でハンドオーバー処理を行う為、ITU−T Q.2630.1のプロトコルメッセージを用いて、RNC601とRNC603との間でパス確立をする。
【0006】
このパス確立を行う際、図8に示すが如く、まず、RNC601は、ALCAP(Access Link Capabilities Application Part)2用VC(Virtual Channel)を介して、パス確立を要求する為のAAL(ATM Adaptation Layer)2確立要求、仮想パスコネクション識別子(VPCI:Virtual Path Connection Identifier)、仮想チャネル識別子(VCI:Virtual Channel Identifier)、及びチャネル識別子(Channel IDentifier)の値を含んだフレームをMSC602に送信する。そして、RNC601からのフレームを受信したMSC602は、RNC601にAAL2確立応答を含んだフレームを送信してRNC601とMSC602とのパス確立を行う。更に、MSC602は、RNC601から受信したVPCI,VCI,CIDの値と一致するVPCI,VCI,CIDの値が割り振られたRNC603に、AAL2確立要求、VPCI,VCI、及びCIDの値を含んだフレームを送信し、このフレームを受信したRNC603は、AAL2確立応答を含んだフレームをMSC602に送信する。この様にして、RNC601とRNC603とのパス確立を行う。
【0007】
次に、第2の従来例について説明する。
【0008】
図9は第2の移動体システムのブロック図である。
【0009】
図9に示すが如く、第2の移動体システムは、MSC602を介さずRNC601とRNC603とを直接接続した構成のものである。このような構成を取ることで、RNC601は、ALCAP用VCを介して、RNC603に対するAAL2確立要求及びALL2確立応答の送受信を直接に行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1の移動体システムでは、RNC601とRNC603とのパス確立を行う為に、まず、RNC601とMSC602との間でパス確立処理を行い、更に、MSC602とRNC603とのパス確立処理を行う必要があり、RNC601とRNC603とのパスを確立するのに、2回のパス確立処理を行わなければならず、MSC602の処理能力が低下してしまう欠点があった。
【0011】
又、第2の移動体システムでは、RNCが増加する毎に、全RNC間で物理回線を用意する必要が生じてしまい、コスト面で問題があった。
【0012】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、RNCからパス確立の要求があった場合、MSCはRNCからのフレームに含まれているVPCI、VCI、及びCIDの値に対応するRNCを判別し、判別されたRNCに対してフレームを送信し、パス確立の要求を受けたRNCは、パス確立の応答を含んだフレームをパス確立の要求元のRNCにMSCを介して送信することによって、直接、RNC間のパス確立を行う技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、移動体通信における複数の移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するシステムを用いて、移動体基地局制御装置間のパス接続を行うハンドオーバー処理方法であって、
移動体基地局制御装置が、パス確立要求又はパス確立応答、パス確立要求先の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを移動体交換機に送信するステップと、
前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する移動体基地局制御装置を判別するステップと、
前記判別された移動体基地局制御装置に前記フレームを送信するステップと
を有することを特徴とするハンドオーバー処理方法によって解決される。
【0014】
前記の課題は、移動体通信における第1の移動体基地局制御装置、第2の移動体基地局制御装置、及び移動体交換機とを有するシステムを用いて、移動体基地局制御装置間のパス接続を行うハンドオーバー処理方法であって、
第1の移動体基地局制御装置が、パス確立要求、第2の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを移動体交換機に送信するステップと、
前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する第2の移動体基地局制御装置を判別するステップと、
前記判別された第2の移動体基地局制御装置に前記フレームを送信するステップと、
第2の移動体基地局制御装置が、パス確立の要求に対する応答、第1の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを送信するステップと、
前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する第1の移動体基地局制御装置を判別するステップと、
前記判別された第1の移動体基地局制御装置に、前記パス確立の要求に対する応答、第1の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを送信するステップと
を有することを特徴とするハンドオーバー処理方法によって解決される。
【0015】
特に、前記ハンドオーバー処理方法は、
前記移動体交換機が、仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報の送信を全移動体基地局制御装置に要求するステップと、
前記全移動体基地局制御装置が、仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報を前記移動体交換機に送信するステップと、前記移動体基地局制御装置と、前記移動体基地局制御装置からの仮想パスコネクション識別子と、前記移動体基地局制御装置からの仮想チャネル識別子と、前記移動体基地局制御装置からのチャネル識別子とを関連付けて前記移動体交換機に記憶するステップと
を更に有することを特徴とする。
【0016】
前記の課題は、移動体通信における移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するハンドオーバーシステムであって、
前記移動体基地局制御装置は、
パス確立要求又はパス確立応答、仮想パスコネクション識別子、仮想チャネ
ル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを生成する手段と、
前記フレームの送信及び/又は受信を行う送・受信手段と、
を有し、
前記移動体交換機は、
前記移動体基地局制御装置からのフレームの送信及び/又は受信を行う送・
受信手段と、
前記移動体基地局制御装置と、前記仮想パスコネクション識別子と、仮想チャネル識別子と、チャネル識別子とが関連付けて記憶されている記憶手段と、前記送・受信手段で受信したフレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子と同一の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子が割り当てられている移動体基地局制御装置を前記記憶手段から検索し、前記検索された移動体基地
局制御装置に前記フレームを前記送・受信手段に送信させる制御手段と
を有することを特徴とするハンドオーバーシステムによって解決される。
【0017】
前記の課題は、移動体通信における移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するハンドオーバーシステムであって、
前記移動体交換機は、
前記移動体基地局制御装置からのフレームの送信及び/又は受信を行う
送・受信手段と、
前記移動体基地局制御装置と、前記仮想パスコネクション識別子と、仮想
チャネル識別子と、チャネル識別子とが関連付けて記憶されている記憶手段
と、
前記送・受信手段で受信したフレームに含まれている仮想パスコネクショ
ン識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子と同一の仮想パスコネ
クション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子が割り当てられ
ている移動体基地局制御装置を前記記憶手段から検索し、前記検索された移
動体基地局制御装置に前記フレームを前記送・受信手段に送信させる制御手
段と
を有することを特徴とするハンドオーバーシステムによって解決される。

【0018】
特に、前記制御手段は、
移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報を全移動体基地局制御装置に要求するように構成されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明により実施の形態について図1〜図6を用いて説明する。
【0020】
図1は移動体システムのブロック図である。
図1に示すが如く、通話中に移動端末装置6がNode12のサービスエリア内からNode31のサービスエリア内に移動した場合、引き続き通話を行う為には、移動体基地局制御装置1(RNC:Radio Network Controller)とRNC3との間でハンドオーバー処理を行う必要があり、その前処理としてRNC1とRNC3との間でパスの確立を行う必要が生じる。
【0021】
以下、本発明を実現する為の方法について説明する。
【0022】
まず、移動体システムの初期設定方法について説明する。
【0023】
RNC間でパス確立の要求が発生した場合に、直接RNC間でパス確立の処理を行うことができるように、RNC間にパス確立の為のVP(Virtual Path)を用意し、この用意したVPが、どのように各RNCに割り当てられているか知る為に、移動体交換機(MSC:Mobile SwitchingControll)とRNCとの間で固定パス(PVP:PermanentVirtual Path)接続を行う。そして、MSCは、PVP接続によって全RNCに割り当てられているVPCI,VCI、及びCIDの値を取得し、取得したVPCI,VCI、及びCIDの値とRNCとを関連付けて記憶したパス対応データベースを作成する。
【0024】
次に、RNC間のパス確立の方法について説明する。
【0025】
図2は本実施の形態を説明する為の図である。図3はRNC1とRNC3とのパス確立の動作を説明する為の図である。
【0026】
通話中に移動端末装置6がNode12のサービスエリアからNode31のサービスエリアに移動した場合、RNC1とRNC3との間でハンドオーバー処理を行う為、RNC間で半固定パス(PVC:Permanent Virtual Channel)接続を行う。以下具体的に説明する。
【0027】
RNC1は、図2及び図3に示すが如く、ALCAP(Access Link Capabilities Application Part)2用VC(Virtual Channel)を介して、パス確立を要求する為のAAL(ATM Adaptation Layer)2確立要求、RNC3に割り当てられているVPCI,VCI、及びCIDの値を含んだフレームをMSC2に送信する。MSC2は、RNC1から送信されたフレームに含まれているVPCI,VCI、及びCIDの値と同一のVPCI,VCI、及びCIDの値が割り当てられているRNCを自装置のパス対応デーベースから検索し、検索されたRNCにフレームを送信する。そして、フレームを受信したRNCは、AAL2確立要求元のRNCに対して、AAL2確立応答、AAL2確立要求元のRNCのVPCI、VCI、及びCIDを含んだフレームを返送し、RNC間のパスを確立する。
【0028】
上述の方法を実現する装置について説明する。
【0029】
図4は本発明のブロック図である。図5はパス対応データベースを説明する為の図である。
【0030】
図4中、101,301はRNC1,3の送受信部である。送受信部101,301は、RNC間のパスを確立する為のAAL2確立要求、パス確立要求先のRNCのVPCI,VCI、及びCIDの値を含んだフレームを送受信し、又は、AAL2確立要求に応答するAAL2確立応答、パス確立要求元のRNCのVPCI,VCI及びCIDの値を含んだフレームを送受信するものである。
【0031】
102,302はRNC1,3の制御部である。制御部102,302は、引き続き通話ができるようするハンドオーバー処理を行う為、RNC間のパス確立処理を制御するものである。例えば、図1に示すが如く、移動端末装置6が通話中にNode12のサービスエリアからNode31のサービスエリアに移動した場合、RNC1の制御部102は、RNC間のパスを確立する為のAAL2確立要求、RNC3に割り当てられている”VPCI=1,VCI=4,CID=5”を含んだフレームを送受信部101に送信させる。一方、RNC3の制御部302は、MSC2を介して送信されたフレームを送受信部302に受信させ、AAL2確立要求に対するAAL2確立応答、RNC1に割り当てられている”VPCI=1,VCI=2,CID=3”を含んだフレームを送受信部301に送信させる。そして、RNC1の制御部102は、RNC2を介して、RNC3からのフレームを受信するとRNC1とRNC2との間でパスが確立されたと判断する。
【0032】
201,202はMSC2の送受信部である。送受信部201,202は、制御部204の指示に従って、RNC1,3からのフレームを送受信するものである。
【0033】
203はMEM(記憶装置)である。MEM203は、パス対応データベースを記憶しているものである。パス対応データベースは、図5に示すが如く、1レコードが、RNC、このRNCと自装置(MSC)とがいずれの物理回線に接続されているかを示すVPCI、VCI、及びCIDフィールドからなる。例えば、図4中、RNC1は、”VPCI=1,VCI=2,CID=3”に接続されており、RNC3は、”VPCI=1,VCI=4,CID=5”に接続されている。
【0034】
204はMSC2の制御部である。制御部204は、移動体システムの初期設定時に自装置に接続されている全RNCが、いずれのVPCI,VCI、及びCIDの値に割り当てられているかを知る為に、PVP接続を行ってVPCI,VCI、及びCIDの値を取得する。そして、制御部204は、各RNCからのVPCI,VCI、及びCIDの値をMEM203のパス対応データベースに記憶させる。例えば、制御部203が、送受信部201を介し、RNC1に対してPVP接続を行うと、RNC1は、”VPCI=1,VCI=2,CID=3”の値を返送する。そして、制御部204は、MEM201のパス対応データベースに、RNC1と”VPCI=1,VCI=2、CID=3”とを関連付けて記憶させる。更に、制御部204は、送信されてくるフレームからVPCI,VCI、及CIDの値を抽出し、抽出したVPCI,VCI、及びCIDの値と一致するRNCをMEM203のパス対応データベースから検索し、検索されてRNCに対してフレームを送信する。例えば、RNC1からRNC3にAAL2確立要求があった場合、RNC1は、AAL2確立要求、RNC3に割り当てられている”VPCI=1,VCI=4,CID=5”を含んだフレームをMSC2に送信し、MSC2は、図5に示すが如く、受信したフレームから”VPCI=1,VCI=4,CID=5”を抽出し、抽出した”VPCI=1,VCI=4,CID=5”と一致するRNC3をMEM203のパス対応データベースから検索し、検索されたRNC3にRNC1からのフレームを送信する。
【0035】
続いて、上記構成のおける動作について説明する。
【0036】
まず、MSCの初期設定について説明する。
【0037】
自装置に接続されている全RNCが、いずれのVPCI,VCI、及びCIDの値に設定されているか否かを知る為に、MSCの制御部は、送受信部を介して、全RNCに対してPVP接続要求を行う。そして、PVP接続要求を受けた全RNCの制御部は、送受信部を介して、PVP接続応答、VPCI、VCI、及びCIDの値と含んだフレームをMSCに送信する。例えば、制御部204が送受信部201を介して、RNC1に対してPVP接続要求を行うと、PVP接続要求を受けた制御部102は、送受信部101を介して、PVP接続応答、”VPI=1,VCI=2,CID=3”を含んだフレームを送信する。更に、MSCの制御部は、受信したフレームからVPI,VCI、及びCIDの値を抽出し、抽出したVPCI,VCI、及びCIDの値をMEMのパス対応データベースに記憶さする。
【0038】
次に、RNC間のパス接続の動作について説明する。
【0039】
図6はRNC間のパス接続における動作のフローチャートである。
【0040】
図1に示すが如く、通話中に移動端末装置6がNode12のサービスエリアからNode31のサービスエリアに移動した場合、引き続き通話ができるようにするハンドオーバー処理を行う為、制御部102は、AALL2確立要求、RNC3のVPCI,VCI、及びCIDの値を含んだフレームを送受信部101に送信する。そして、送受信部101は、ALCAP用VCを介して、フレームをMSC2に送信する(Step401)。
【0041】
RNC1からのフレームを受信した制御部204は、フレームに含まれているVPCI,VCI、及びCIDの値を抽出する(Step402)。
【0042】
制御部204は、MEM203のパス対応データベースから、抽出したVPCI,VCI、及びCIDの値と一致するVPCI,VCI、及びCIDの値が割り当てられているRNCを検索する。例えば、抽出したVPCI,VCI、及びCIDの値が、” VPCI=1,VCI=4,CID=5”である場合、図4に示すが如く、MEM203のパス対応データベースからRNC3が検索される(Step403)。
【0043】
制御部204は、RNC1からのフレームをRNC3に送信するよう送受信部202を制御し、送受信部202は、ALCAP用VCを介して、フレームをRNC3に送信する(Step404)。
【0044】
MSC2からのフレームを受信した制御部302は、RNC1からのAAL2確立要求に応答する為に、AAL2確立応答、RNC1のVPCI,VCI、及びCIDの値を含んだフレームを送受信部301に送信し、送受信部301は、ALCAP用VCを介して、フレームをMSC2に送信する(Step405)。
【0045】
RNC3からのフレームを受信した制御部204は、フレームに含まれているVPCI,VCI、及びCIDの値を抽出する(Step406)。
【0046】
制御部204は、MEM203のパス対応データベースから、抽出したVPCI,VCI、及びCIDと一致するVPCI,VCI、及びCIDの値が割り当てられているRNCを検索する。例えば、抽出したVPCI,VCI、及びCIDの値が、” VPCI=1,VCI=2,CID=3”である場合、図4に示すが如く、MEM203のパス対応データベースからRNC1が検索される(Step407)。
【0047】
MSC2の制御部204は、送受信部201に、RNC3からのフレームをRNC1に送信するよう制御し、送受信部201は、ALCAP用VCを介して、フレームをRNC1に送信する(Step408)。
【0048】
尚、本実施の形態では、RNC間のパス接続としてPVC接続方式について説明したが、RNC間のパス接続をPVP接続方式で行うことも可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、RNC間で直接にパス接続ができ、MSCの処理能力の向上及び伝送路のコスト削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体システムのブロック図である。
【図2】本実施の形態を説明する為の図である。
【図3】RNC1とRNC3とのパス確立の動作を説明する為の図である。
【図4】本発明のブロック図である。
【図5】パス対応データベースを説明する為の図である。
【図6】RNC間のパス接続における動作のフローチャートである。
【図7】第1の移動体システムのブロック図である。
【図8】第1の移動体システムの動作を説明する為の図である。
【図9】第2の移動体システムのブロック図である。
【符号の説明】
1,2 RNC
3 MSC
11,12,31,32 Node
6 移動端末装置

Claims (6)

  1. 移動体通信における複数の移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するシステムを用いて、移動体基地局制御装置間のパス接続を行うハンドオーバー処理方法であって、
    移動体基地局制御装置が、パス確立要求又はパス確立応答、パス確立要求先の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを移動体交換機に送信するステップと、
    前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する移動体基地局制御装置を判別するステップと、
    前記判別された移動体基地局制御装置に前記フレームを送信するステップと
    を有することを特徴とするハンドオーバー処理方法。
  2. 移動体通信における第1の移動体基地局制御装置、第2の移動体基地局制御装置、及び移動体交換機とを有するシステムを用いて、移動体基地局制御装置間のパス接続を行うハンドオーバー処理方法であって、
    第1の移動体基地局制御装置が、パス確立要求、第2の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを移動体交換機に送信するステップと、
    前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する第2の移動体基地局制御装置を判別するステップと、
    前記判別された第2の移動体基地局制御装置に前記フレームを送信するステップと、
    第2の移動体基地局制御装置が、パス確立の要求に対する応答、第1の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを送信するステップと、
    前記移動体交換機が、前記フレームに含まれている仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子に基づいて、前記フレームを送信する第1の移動体基地局制御装置を判別するステップと、
    前記判別された第1の移動体基地局制御装置に、前記パス確立の要求に対する応答、第1の移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを送信するステップと
    を有することを特徴とするハンドオーバー処理方法。
  3. 前記ハンドオーバー処理方法は、
    前記移動体交換機が、仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報の送信を全移動体基地局制御装置に要求するステップと、
    前記全移動体基地局制御装置が、仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報を前記移動体交換機に送信するステップと、
    前記移動体基地局制御装置と、前記移動体基地局制御装置からの仮想パスコネクション識別子と、前記移動体基地局制御装置からの仮想チャネル識別子と、前記移動体基地局制御装置からのチャネル識別子とを関連付けて前記移動体交換機に記憶するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハンドオーバー処理方法。
  4. 移動体通信における移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するハンドオーバーシステムであって、
    前記移動体基地局制御装置は、
    パス確立要求又はパス確立応答、仮想パスコネクション識別子、仮想チャ
    ネル識別子、及びチャネル識別子を含むフレームを生成する手段と、
    前記フレームの送信及び/又は受信を行う送・受信手段と、
    を有し、
    前記移動体交換機は、
    前記移動体基地局制御装置からのフレームの送信及び/又は受信を行う
    送・受信手段と、
    前記移動体基地局制御装置と、前記仮想パスコネクション識別子と、仮想
    チャネル識別子と、チャネル識別子とが関連付けて記憶されている記憶手段
    と、
    前記送・受信手段で受信したフレームに含まれている仮想パスコネクショ
    ン識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子と同一の仮想パスコネ
    クション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子が割り当てられ
    ている移動体基地局制御装置を前記記憶手段から検索し、前記検索された移
    動体基地局制御装置に前記フレームを前記送・受信手段に送信させる制御手
    段と
    を有することを特徴とするハンドオーバーシステム。
  5. 移動体通信における移動体基地局制御装置及び移動体交換機を有するハンドオーバーシステムであって、
    前記移動体交換機は、
    前記移動体基地局制御装置からのフレームの送信及び/又は受信を行う
    送・受信手段と、
    前記移動体基地局制御装置と、前記仮想パスコネクション識別子と、仮想
    チャネル識別子と、チャネル識別子とが関連付けて記憶されている記憶手段
    と、
    前記送・受信手段で受信したフレームに含まれている仮想パスコネクショ
    ン識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子と同一の仮想パスコネ
    クション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子が割り当てられ
    ている移動体基地局制御装置を前記記憶手段から検索し、前記検索された移
    動体基地局制御装置に前記フレームを前記送・受信手段に送信させる制御手
    段と
    を有することを特徴とするハンドオーバーシステム。
  6. 前記制御手段は、
    移動体基地局制御装置の仮想パスコネクション識別子、仮想チャネル識別子、及びチャネル識別子の情報を全移動体基地局制御装置に要求するように構成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のハンドオーバーシステム。
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