【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ごみ容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、屋外に設置されるごみ容器として、実開平３−５５９０３号公報に記載されるように、蓋に容器本体とのロック機構を設けたごみ容器や、図８および図９に示すように、容器本体にロック機構を設けたごみ容器が知られている。
【０００３】
すなわち、ごみ容器１１は、容器本体１２と、容器本体１２の上方開口部を開閉自在に覆う蓋１３と、蓋１３を容器本体１２の上方開口部を塞いだ状態で固定するロック機構１４とを備えている。そして、ロック機構１４が設けられていることにより、ごみ容器１１が倒れても蓋１３が外れて容器本体１２内に収容されたごみが漏出しないようにしている。
【０００４】
ところで、蓋１３を開けてごみを容器本体１２に収容する場合、通常、蓋１３は容器本体１２やごみ容器１１近傍の壁などに沿わせて立て掛けたり、ロック機構１４に吊り下げるようにしている。
【０００５】
しかしながら、ごみ容器１１は、一般に、全体がプラスチックにより成形されており、軽量であるため、少しの風でも立て掛けた蓋１３が倒れたり、ロック機構１４から外れて地面に落ちる結果、地面が乾いている場合は、問題はないが、雨の後など地面が濡れている場合、蓋１３が泥で汚れてしまうという問題があった。
【０００６】
このため、出願人は、蓋を開放した際、蓋を容器本体に係合させて蓋が地面に落ちることなく保持することができるごみ容器を提案している。
【０００７】
まず、この出願人が提案しているごみ容器について、図４乃至図７に基づいて説明する。
【０００８】
このごみ容器１は、容器本体２と、蓋３と、二つのロック機構４から構成されている。
【０００９】
容器本体２は、上方に開口部２ａを有して断面略方形に形成され、この開口部２ａ周縁の対角位置には、それぞれ軸受部となる一対の補強リブ（ネスティングリブ）２１が設けられている。そして、この補強リブ２１には、後述する蓋３のスカート部３２の端縁が係合可能な係合凹部２１ａが形成されている。
【００１０】
蓋３は、容器本体２の開口部２ａを覆う蓋本体３１と、この蓋本体３１の周縁に連続して形成され、容器本体２の開口部２ａの外壁面を外側から囲繞するスカート部３２からなり、このスカート部３２には、補強リブ２１に形成された係合凹部２１ａに係合させる際の目印となる切欠部３２ａが形成されている（図７参照）。
【００１１】
ロック機構４は、図５および図６に示すように、断面略Ｌ字状のロック機構本体４１と、このロック機構本体４１の長辺部分４１ａの端部に設けられた係止爪４２からなり、ロック機構本体４１の短辺部分４１ｂが補強リブ２１，２１間に位置し、軸４３を介して補強リブ２１に回動自在に軸支されている。そして、ロック機構本体４１は、容器本体２の開口部２ａから離れる方向に回動させた際、短辺部分４１ｂの外側面が容器本体２の外壁面に当接し、長辺部分４１ａが略水平に支持されるようになっている。
【００１２】
このように構成したごみ容器１においては、蓋３によって容器本体２の開口部２ａを覆い、ロック機構本体４１を容器本体２の開口部２ａに近づくように回動させると、係止爪４２が蓋本体３１の周縁を係止し、蓋３が開口部２ａを覆った状態で固定されるようになっている。
【００１３】
一方、蓋３を開放した場合は、図５に示すように、ロック機構本体４１を容器本体２の開口部２ａから離れる方向に回動させて略水平にした後、蓋３の切欠部３２ａが設けられた部分を係合凹部２１ａに係合させることにより、スカート部３２の外壁面がロック機構本体４１の長辺部分４１ａに支持され、容器本体２の外壁面に沿うように、蓋３が立設状態で保持されるものである（図４および図６参照）。
【００１４】
この結果、蓋３を壁に立て掛けたり、ロック機構４に吊り下げる必要がなく、風などで簡単に蓋３が倒れたり、地面に落下することがないものである。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した先行発明のごみ容器においては、ロック機構本体の短辺部分を容器本体の外壁面に直接当接させることにより、ロック機構本体を略水平に支持することから、その回転中心はロック機構本体の肉厚によって自動的に決定される。したがって、ごみ容器が大型化すると、すなわち、蓋が大きくなると、充分な掛かり代を確保することができず、蓋を保持できない場合がある。また、蓋の重量が大きくなると、容器本体の肉厚が薄い場合には容器本体が陥没して撓むなどの欠点がある。
【００１６】
さらに、容器本体と蓋とは、輸送効率を考慮して別個に輸送され、あるいは、保管されることから、蓋のない状態では、ロック機構本体は、容器本体の開口部から離れる方向に回動して容器本体の外壁面に当接し、外方に張り出した状態となっている。このように外方に張り出したロック機構本体に外力が作用すると、例えば、容器本体が倒れて床面にロック機構本体が衝突すると、ロック機構本体が外れたり、また、輸送時などのロック機構本体の振動などで容器本体の表面に傷をつけるなどの問題がある。このため、ロック機構本体は、略垂直な状態で容器本体に粘着テープを介して止められているが、このような貼着作業は、１個ずつ手作業で行わなければならず、煩雑な作業を強いるものであった。
【００１７】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、蓋の大きさが変化しても容器本体を損傷させることなくロック機構本体を略水平に支持することのできるごみ容器を提供するものである。
【００１８】
また、本発明は、蓋のない容器本体に対してロック機構本体を略垂直に支持することのできるごみ容器を提供するものである。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項１記載の発明は、上方に開口部を有するとともに、この開口部近傍の外壁面に対向してそれぞれ一対の軸受部が形成された容器本体と、この容器本体の開口部を覆う蓋本体および蓋本体の周縁に連続して形成され、容器本体の開口部外壁面を外側から囲繞するスカート部からなる蓋と、容器本体の軸受部に回動自在に軸支されたロック機構本体およびロック機構本体に形成され、容器本体の開口部を塞いだ蓋の周縁の一部を係止して蓋を閉鎖状態に固定する係止爪からなるロック機構とを備えたごみ容器において、少なくとも一方の軸受部は切り欠かれて略垂直な当接面および略水平な係合面が形成され、一方、ロック機構本体には、軸受部の当接面に当接可能な係合突起が設けられ、ロック機構本体を容器本体の開口部から離れる方向に回動させた際、ロック機構本体の係合突起と軸受部の当接面とが当接してロック機構本体を略水平状態に支持することを特徴とするものである。
【００２０】
また、請求項３記載の発明は、上方に開口部を有するとともに、この開口部近傍の外壁面に対向してそれぞれ一対の軸受部が形成された容器本体と、この容器本体の開口部を覆う蓋本体および蓋本体の周縁に連続して形成され、容器本体の開口部外壁面を外側から囲繞するスカート部からなる蓋と、容器本体の軸受部に回動自在に軸支されたロック機構本体およびロック機構本体に形成され、容器本体の開口部を塞いだ蓋の周縁の一部を係止して蓋を閉鎖状態に固定する係止爪からなるロック機構とを備えたごみ容器において、ロック機構本体には軸受部の前面に当接可能な係合突起が設けられ、ロック機構本体を容器本体の開口部方向に回動させた際、ロック機構本体の係合突起と軸受部の前面とが当接してロック機構本体を略垂直状態に支持することを特徴とするものである。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【００２２】
なお、図４乃至図７に示した先行発明のごみ容器の部材と同一の部材には、同一の符号を用いるものとする。
【００２３】
図１は、本発明のごみ容器１が示されており、このごみ容器１の容器本体２における補強リブ２１の前方下部は、切り欠かれて略垂直な当接面２１１と略水平な係合面２１２が形成されており、この係合面２１２の前端には、係止部２１２ａが下方に向けて突出して形成されている。
【００２４】
一方、ロック機構４におけるロック機構本体４１の短辺部分４１ｂの左右両端面には、係合突起４１１が外方に向けて突出して形成されており、この係合突起４１１は、前述した補強リブ２１の当接面２１１に当接できるようになっている。この当接状態では、ロック機構本体４１の長辺部分４１ａは、地面に対して５〜７°傾斜した略水平状態となるように設定されている。また、係合突起４１１の幅は、係合面２１２の長さよりも小さく設定され、係合突起４１１が補強リブ２１の当接面２１１に当接した場合、係止部２１２ａは係合突起４１１を越えて前方に位置しており、蓋３のスカート部３２が入り込むことができるようになっている。
【００２５】
さらに、係合突起４１１には、軸４３を中心とする円弧面４１１ａが形成されており、この円弧面の回転半径は、軸４３から係合面２１２の前端までの距離よりも若干小さく設定されている。したがって、ロック機構本体４１をその係合突起４１１と補強リブ２１の当接面２１１との当接状態から容器本体２の開口部２ａ方向に軸４３回りに回動させると、係合突起４１１は、円弧面４１１ａを介して補強リブ２１の係合面２１２の前端を強制的に乗り越えることができ、その際、補強リブ２１の前面に係合突起４１１の円弧面４１１ａが当接するようになっている。
【００２６】
したがって、容器本体２において、ロック機構本体４１の係合突起４１１と補強リブ２１の当接面２１１とが当接した状態では、ロック機構本体４１の長辺部分４１ａが若干上向きの略水平状態に支持されており、補強リブ２１の係合面２１２に形成された係止部２１２ａが係合突起４１１を越えて前方に位置している。ここで、蓋３のスカート部３２の端縁を係合面２１２に当ててその外周面をロック機構本体４１の長辺部分４１ａに支持させると、蓋３は立設状態で保持される。この際、蓋３のスカート部３２の端縁が係合面２１２の係止部２１２ａに係止され、蓋３が係合面２１２から離脱するのが防止されている。
【００２７】
しかも、ロック機構本体４１に蓋３を保持させる場合、補強リブ２１（当接面２１１）と係合突起４１１とが当接することにより、容器本体２に蓋３の負荷が直接作用することはなく、蓋３が大きくなっても容器本体２に影響を与えることはなく、また、蓋３の大きさに合わせて軸４３の位置を設定できることから、スカート部４３の充分な掛かり代を確保することができる。
【００２８】
一方、容器本体２を蓋３と別個に輸送する場合などにおいては、ロック機構本体４１を容器本体２の開口部２ａ側に立ち上げて回動させることにより、係合突起４１１は、円弧面４１１ａを介して補強リブ２１の係合面２１２前端を乗り越えることができ、その円弧面４１１が補強リブ２１の前面に当接する。この結果、ロック機構本体４１は、図３に示すように、略垂直状態に支持されてロック機構本体４１が側方に張り出すことはなく、ロック機構本体４１が側方に張り出すことに伴うロック機構本体４１の離脱やその振動などによる容器本体２の傷付きを防止することができるとともに、粘着テープによる貼着作業を解消することが可能となる。
【００２９】
このように、ロック機構本体４１を、係合突起４１１が補強リブ２１の当接面２１１に当接した略水平状態と、係合突起４１１が補強リブ２１の前面に当接した略垂直状態とに選択的に支持することができ、ロック機構本体４１を略水平状態に支持して蓋３を立設状態で保持することが可能となる他、ロック機構本体４１を略垂直状態に支持して輸送し、あるいは、保管することが可能となる。
【００３０】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項１記載の発明によれば、ごみ容器を構成する容器本体に形成された少なくとも一方の軸受部には、略垂直な当接面および略水平な係合面が形成され、容器本体に回動自在に軸支されたロック機構本体には、軸受部の当接面に当接可能な係合突起が設けられ、ロック機構本体を容器本体の開口部から離れる方向に回動させた際、ロック機構本体の係合突起と軸受部の当接面とが当接してロック機構本体を略水平状態に支持することにより、蓋の重量を直接容器本体が受けることがなく、蓋の大きさが変化しても容器本体を損傷させることなくロック機構本体を略水平に支持することができる。
【００３１】
また、請求項３記載の発明によれば、ごみ容器を構成する容器本体に回動自在に軸支されたロック機構本体には、容器本体に形成された軸受部の前面に当接可能な係合突起が設けられ、ロック機構本体を容器本体の開口部方向に回動させた際、ロック機構本体の係合突起と軸受部の前面とが当接してロック機構本体を略垂直状態に支持することにより、輸送時や保管時において、粘着テープによる貼着作業なしにロック機構本体が外方に張り出すことがなく、ロック機構本体が外方に張り出すことに伴うロック機構本体の離脱や容器本体の傷付きを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明のごみ容器の要部を示す斜視図である。
【図２】
図１のごみ容器の要部を示す正面図である。
【図３】
図１のごみ容器において、ロック機構本体を略垂直に支持した状態を示す要部の正面図である。
【図４】
先行発明のごみ容器において、蓋を開放させた状態を一部破断して示す正面図である。
【図５】
図４のごみ容器において、蓋を開放した場合のロック機構部分を示す斜視図である。
【図６】
図４のＡ部拡大図である。
【図７】
図４のごみ容器の蓋の部分斜視図である。
【図８】
従来のごみ容器を一部破断して示す正面図である。
【図９】
図８のごみ容器のロック機構に蓋を吊り下げた状態を一部破断して示す正面図である。
【符号の説明】
１ ごみ容器
２ 容器本体
２１ 軸受部（補強リブ）
２１１ 当接面
２１２ 係合面
２１２ａ 係止部
３ 蓋
３２ スカート部
４ ロック機構
４１ ロック機構本体
４１１ 係合突起
４２ 係止爪
４３ 軸[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a refuse container.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as described in Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 3-55903, as a garbage container installed outdoors, a garbage container having a lid provided with a lock mechanism with a container body, or as shown in FIGS. A garbage container provided with a lock mechanism in a container body is known.
[0003]
That is, the garbage container 11 includes a container main body 12, a lid 13 that opens and closes the upper opening of the container main body 12, and a lock mechanism 14 that fixes the lid 13 with the upper opening of the container main body 12 closed. Have. The provision of the lock mechanism 14 prevents the garbage contained in the container main body 12 from leaking even when the garbage container 11 falls down and the lid 13 is removed.
[0004]
By the way, when the lid 13 is opened and the refuse is stored in the container main body 12, the lid 13 is usually leaned against the container main body 12 or a wall near the refuse container 11, or hung on the lock mechanism 14. .
[0005]
However, since the garbage container 11 is generally formed entirely of plastic and is lightweight, the lid 13 leaned against even a little wind can fall down or fall off the lock mechanism 14 and fall on the ground, so that the ground is dried up. When the ground is wet, such as after rain, there is a problem in that the lid 13 is contaminated with mud.
[0006]
For this reason, the applicant has proposed a garbage container in which the lid is engaged with the container body when the lid is opened, and the lid can be held without falling down to the ground.
[0007]
First, a waste container proposed by the present applicant will be described with reference to FIGS.
[0008]
The refuse container 1 includes a container body 2, a lid 3, and two lock mechanisms 4.
[0009]
The container body 2 has an opening 2a at the top and is formed in a substantially rectangular cross section, and a pair of reinforcing ribs (nesting ribs) 21 serving as bearings are provided at diagonal positions of the periphery of the opening 2a. ing. The reinforcing rib 21 is formed with an engagement recess 21a with which an edge of a skirt portion 32 of the lid 3 described later can be engaged.
[0010]
The lid 3 includes a lid body 31 that covers the opening 2a of the container body 2 and a skirt portion 32 that is formed continuously around the periphery of the lid body 31 and surrounds the outer wall surface of the opening 2a of the container body 2 from outside. The skirt portion 32 has a notch portion 32a serving as a mark when engaging with the engaging concave portion 21a formed on the reinforcing rib 21 (see FIG. 7).
[0011]
As shown in FIGS. 5 and 6, the lock mechanism 4 includes a lock mechanism main body 41 having a substantially L-shaped cross section and a locking claw 42 provided at an end of a long side portion 41 a of the lock mechanism main body 41. The short side portion 41 b of the lock mechanism main body 41 is located between the reinforcing ribs 21 and 21, and is rotatably supported by the reinforcing rib 21 via the shaft 43. When the lock mechanism main body 41 is rotated in a direction away from the opening 2a of the container main body 2, the outer side surface of the short side portion 41b contacts the outer wall surface of the container main body 2, and the long side portion 41a is substantially horizontal. Is to be supported.
[0012]
In the garbage container 1 configured as described above, when the lid 3 covers the opening 2a of the container main body 2 and the lock mechanism main body 41 is rotated so as to approach the opening 2a of the container main body 2, the locking claw 42 is turned on. The peripheral edge of the lid main body 31 is locked, and the lid 3 is fixed while covering the opening 2a.
[0013]
On the other hand, when the lid 3 is opened, as shown in FIG. 5, the lock mechanism main body 41 is turned in a direction away from the opening 2 a of the container main body 2 to be substantially horizontal, and then the notch 32 a of the lid 3 is By engaging the provided portion with the engagement concave portion 21a, the outer wall surface of the skirt portion 32 is supported by the long side portion 41a of the lock mechanism main body 41, and the lid 3 is moved along the outer wall surface of the container main body 2. It is held upright (see FIGS. 4 and 6).
[0014]
As a result, there is no need to lean the lid 3 on a wall or hang it on the lock mechanism 4, and the lid 3 does not easily fall down or fall to the ground due to wind or the like.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-described refuse container of the prior invention, the lock mechanism main body is supported substantially horizontally by directly contacting the short side portion of the lock mechanism main body with the outer wall surface of the container main body. It is automatically determined by the thickness of the mechanism body. Therefore, when the size of the garbage container is increased, that is, when the lid is large, a sufficient allowance for the garbage cannot be secured and the lid may not be held. Further, when the weight of the lid is large, there is a disadvantage that the container body is depressed and bent when the thickness of the container body is thin.
[0016]
Furthermore, since the container body and the lid are separately transported or stored in consideration of transportation efficiency, in a state without the lid, the lock mechanism body rotates in a direction away from the opening of the container body. Then, it comes into contact with the outer wall surface of the container body and is in a state of projecting outward. When an external force acts on the lock mechanism body that protrudes outward as described above, for example, when the container body falls down and the lock mechanism body collides with the floor surface, the lock mechanism body comes off, or the lock mechanism body during transportation or the like. There is a problem that the surface of the container body is damaged due to vibration of the container. For this reason, the lock mechanism main body is fixed to the container main body via an adhesive tape in a substantially vertical state, but such a sticking operation must be performed manually one by one, which is a complicated operation. Was imposed.
[0017]
The present invention has been made in view of such a problem, and provides a refuse container capable of supporting the lock mechanism main body substantially horizontally without damaging the container main body even when the size of the lid changes. Things.
[0018]
The present invention also provides a refuse container capable of supporting a lock mechanism main body substantially vertically with respect to a container main body without a lid.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to claim 1 of the present invention has an opening above, and a pair of bearings are formed opposite to the outer wall near the opening. A lid comprising a container body, a lid body covering the opening of the container body, and a skirt portion formed continuously from a periphery of the lid body and surrounding an outer wall surface of the opening of the container body from outside; and a bearing portion of the container body A lock mechanism body rotatably supported on the lock mechanism body and a locking claw that locks a part of the peripheral edge of the lid that closes the opening of the container body and locks the lid in a closed state. In a waste container provided with a lock mechanism, at least one of the bearing portions is cut out to form a substantially vertical contact surface and a substantially horizontal engagement surface, while the lock mechanism body has a contact portion of the bearing portion. An engagement projection that can be brought into contact with the contact surface is provided, When the lock mechanism body is rotated in a direction away from the opening of the container body, the engagement protrusion of the lock mechanism body and the contact surface of the bearing portion contact to support the lock mechanism body in a substantially horizontal state. It is characterized by the following.
[0020]
The invention according to a third aspect of the present invention provides a container body having an upper opening, and a pair of bearings formed opposite to an outer wall near the opening, and covers the opening of the container body. A lid formed continuously with the lid body and a peripheral edge of the lid body, the lid comprising a skirt portion surrounding the outer wall surface of the opening of the container body from the outside, and a lock mechanism body rotatably supported by a bearing portion of the container body. And a lock mechanism formed of a lock mechanism main body, the lock mechanism comprising a locking claw that locks a part of a peripheral edge of the lid that closes an opening of the container main body and fixes the lid in a closed state. The mechanism main body is provided with an engagement protrusion that can be brought into contact with the front surface of the bearing portion, and when the lock mechanism body is rotated in the direction of the opening of the container body, the engagement protrusion of the lock mechanism main body and the front surface of the bearing portion are provided. Abuts the lock mechanism body in a substantially vertical state. It is characterized in that lifting.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0022]
The same members as those of the waste container of the prior invention shown in FIGS. 4 to 7 are denoted by the same reference numerals.
[0023]
FIG. 1 shows a refuse container 1 of the present invention. A lower front portion of a reinforcing rib 21 in a container body 2 of the refuse container 1 is cut out and substantially horizontally engaged with a substantially vertical contact surface 211. A surface 212 is formed, and a locking portion 212a is formed at a front end of the engagement surface 212 so as to protrude downward.
[0024]
On the other hand, on both left and right end surfaces of the short side portion 41b of the lock mechanism main body 41 of the lock mechanism 4, engagement projections 411 are formed so as to protrude outward. 21 can be brought into contact with the contact surface 211. In this contact state, the long side portion 41a of the lock mechanism main body 41 is set to be in a substantially horizontal state inclined at 5 to 7 degrees with respect to the ground. Further, the width of the engagement protrusion 411 is set to be smaller than the length of the engagement surface 212, and when the engagement protrusion 411 contacts the contact surface 211 of the reinforcing rib 21, the locking portion 212 a And the skirt portion 32 of the lid 3 can enter.
[0025]
Further, the engagement protrusion 411 is formed with an arc surface 411 a centering on the shaft 43, and the radius of rotation of this arc surface is set to be slightly smaller than the distance from the shaft 43 to the front end of the engagement surface 212. ing. Therefore, when the lock mechanism main body 41 is rotated around the axis 43 in the direction of the opening 2a of the container main body 2 from the state of contact between the engagement protrusion 411 and the contact surface 211 of the reinforcing rib 21, the engagement protrusion 411 becomes , The front end of the engaging surface 212 of the reinforcing rib 21 can be forcibly passed through the arc surface 411a. At this time, the arc surface 411a of the engaging projection 411 comes into contact with the front surface of the reinforcing rib 21. I have.
[0026]
Therefore, in the container main body 2, in a state where the engagement protrusion 411 of the lock mechanism main body 41 and the contact surface 211 of the reinforcing rib 21 are in contact with each other, the long side portion 41 a of the lock mechanism main body 41 is slightly upward and is in a substantially horizontal state. The engaging portion 212a formed on the engaging surface 212 of the reinforcing rib 21 is supported and located forward beyond the engaging protrusion 411. Here, when the edge of the skirt portion 32 of the lid 3 is brought into contact with the engagement surface 212 and its outer peripheral surface is supported by the long side portion 41a of the lock mechanism main body 41, the lid 3 is held upright. At this time, the edge of the skirt portion 32 of the lid 3 is locked by the locking portion 212a of the engagement surface 212, and the lid 3 is prevented from being detached from the engagement surface 212.
[0027]
In addition, when the lid 3 is held by the lock mechanism main body 41, the load of the lid 3 does not directly act on the container main body 2 because the reinforcing rib 21 (the contact surface 211) and the engagement protrusion 411 abut. Since the size of the lid 3 does not affect the container body 2 and the position of the shaft 43 can be set according to the size of the lid 3, it is necessary to secure a sufficient allowance for the skirt portion 43. Can be.
[0028]
On the other hand, when the container main body 2 is transported separately from the lid 3, for example, the locking projection 41 is raised to the opening 2 a side of the container main body 2 and rotated, so that the engagement protrusion 411 becomes the arc surface 411 a. Can be passed over the front end of the engaging surface 212 of the reinforcing rib 21, and the arc surface 411 abuts on the front surface of the reinforcing rib 21. As a result, as shown in FIG. 3, the lock mechanism main body 41 is supported in a substantially vertical state, and the lock mechanism main body 41 does not protrude to the side. It is possible to prevent the container main body 2 from being damaged due to the detachment of the lock mechanism main body 41 or its vibration, and it is possible to eliminate the sticking operation using the adhesive tape.
[0029]
As described above, the lock mechanism main body 41 is set in a substantially horizontal state in which the engagement protrusion 411 is in contact with the contact surface 211 of the reinforcement rib 21 and a substantially vertical state in which the engagement protrusion 411 is in contact with the front surface of the reinforcement rib 21. In addition to supporting the lock mechanism main body 41 in a substantially horizontal state and holding the lid 3 in an upright state, the lock mechanism main body 41 is supported in a substantially vertical state. It can be transported or stored.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, a substantially vertical contact surface and a substantially horizontal engagement surface are provided on at least one of the bearing portions formed on the container main body constituting the refuse container. The locking mechanism body, which is formed and rotatably supported by the container body, is provided with an engagement protrusion that can abut on the abutting surface of the bearing portion, and moves the locking mechanism body away from the opening of the container body. When the container is rotated, the engagement protrusion of the lock mechanism body and the contact surface of the bearing portion abut against each other to support the lock mechanism body in a substantially horizontal state, so that the weight of the lid can be directly received by the container body. In addition, even if the size of the lid changes, the lock mechanism main body can be supported substantially horizontally without damaging the container main body.
[0031]
According to the third aspect of the present invention, the lock mechanism main body rotatably supported by the container main body constituting the garbage container can be brought into contact with a front surface of a bearing portion formed on the container main body. A mating projection is provided, and when the lock mechanism main body is rotated in the direction of the opening of the container main body, the engagement protrusion of the lock mechanism main body and the front surface of the bearing portion abut to support the lock mechanism main body in a substantially vertical state. By this, during transportation or storage, the lock mechanism main body does not protrude outward without sticking work with the adhesive tape, and the lock mechanism main body protrudes outward and detachment of the lock mechanism main body or container Damage to the main body can be reliably prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG.
It is a perspective view which shows the principal part of the refuse container of this invention.
FIG. 2
It is a front view which shows the principal part of the garbage container of FIG.
FIG. 3
FIG. 2 is a front view of a main part showing a state in which the lock mechanism main body is supported substantially vertically in the trash container of FIG. 1.
FIG. 4
It is a front view which shows the state which opened the lid | cover in the refuse container of a prior invention in a partially broken view.
FIG. 5
FIG. 5 is a perspective view showing a lock mechanism portion when the lid is opened in the garbage container of FIG. 4.
FIG. 6
It is the A section enlarged view of FIG.
FIG. 7
FIG. 5 is a partial perspective view of a lid of the trash container of FIG. 4.
FIG. 8
It is a front view which shows the conventional garbage container partially broken.
FIG. 9
FIG. 9 is a front view, partially broken away, showing a state in which a lid is hung on the lock mechanism of the garbage container in FIG. 8.
[Explanation of symbols]
1 Garbage container 2 Container body 21 Bearing (reinforcing rib)
211 Contact surface 212 Engagement surface 212a Engagement part 3 Lid 32 Skirt part 4 Lock mechanism 41 Lock mechanism main body 411 Engagement projection 42 Engagement claw 43 Shaft
