JP3541065B2 - Fireproof coating method and structure of steel - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、建築物に使用される鋼材、特に鉄骨柱や鋼管柱の耐火被覆方法とその耐火被覆構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、鋼材、特に鉄骨柱、鋼管柱の外周面を耐火被覆する方法として、柱の
外周面を所定の大きさの板状の耐火材で外周に亘って被覆する乾式工法が採用
されている。
この乾式工法は、柱の外周面を形成する各外表面に、芯出し用の面を備えた
多数の取りつけ金具を溶接で固定し、さらにこの多数の芯出し面に板状の耐火
材を当接させて、耐火材の外表面からビス等によって当接部で固定したり、或
いは多数の芯出し面に柱の長手方向に帯状の鋼製下地材を当接させて、溶接で
金具に固定した後に、耐火材を同様な方法によって固定する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる工法にあっては、柱の外表面に板状の耐火材を直接取
り付けないため、施工効率の低下を招く。即ち、多数の取りつけ金具を柱の外
周面に固定するための溶接施工、及び耐火材に固定するための施工によって施
工工数の増加を余儀なくされ、さらに溶接施工にあっては、芯出しが要求され
るので熟練を有し、耐火材の固定にあっては、ビス等のめくら打ちを要するの
で困難な施工である。
さらに、特に帯状の鋼製下地材を装着する場合には、柱の外表面と耐火材の
間で必要以上の空間が占有され、その結果柱が太くなり、室内の有効床面積が
減少するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、施工を簡単に、且つその工数の
削減をしつつ、鋼材の外表面と耐火材の間に所望のスペース確保を可能にした
鋼材の耐火被覆方法及び耐火被覆構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本発明の第1の発明の耐火被覆方法及び耐火被覆構造にあっては、
鋼材の長手方向に沿って、所定の大きさの耐火性の面材を接着剤を介して鋼材の外表面の少なくとも1部に直接接着させ、前記鋼材の外周を前記耐火性の面
材で包囲しながら、前記外表面の全体を被覆する構成としてある。
又、前記接着剤は、塊状の接着剤であり、前記鋼材の外表面に、前記塊状の
接着剤を点付け盛り付けし、前記耐火性の面材を前記接着剤に押し当てながら
、前記面材の位置決めを調整するのが好ましい。
さらに、前記接着剤は、前記鋼材或いは前記耐火性の面材の少なくとも一方
に接着性を有し、前記鋼材の外周方向に隣合う面材同士をその目地部で固定さ
せるのがよい。このとき、前記接着剤は、石膏系であり、前記面材は、石膏ボ
ードからなるのがよい。
又、前記鋼材が、H型鋼である場合には、前記耐火性の面材は、少なくとも
互いに略直交する2面を有し、前記2面のうちの一方の面によって、前記H型
鋼の溝部を塞ぎながら他方の面を前記鋼材の外表面に接着させるのがよい。前
記面材は、断面がL形或いはC形であるのが好ましい。
【0005】
さらに又、前記鋼材が、円筒管の場合には、前記耐火性の面材は、複数の凹
部によって形成されたスダレ状をなし、該複数の凹部に耐火材を充填するのがよい。
上記目的を達成すべく、本発明の第2の発明の耐火被覆方法及び耐火被覆構造にあっては、
鋼材の外表面に、塊状の接着剤を点付け盛り付けし、鋼材の外周に複数の当接面を備えた帯状のスペーサを巻付けて固定し、各当接面に耐火性の面材が当接
するまで、前記耐火性の面材を前記塊状の接着剤に押し当てて、鋼材の外周を耐火性の面材で包囲しながら、外表面全体を被覆する構成としてある。
又、前記帯状のスペーサは、細長面と、該細長面の両縁に該細長面に対して
略垂直に延びる側面とを有し、該側面はそれぞれ、前記細長面の帯方向所定の位置に、対向する複数の切り込みを有し、前記切り込みは、前記細長面に対してそれぞれ所定の角度をなす2つの切り込み縁によって形成され、前記切り込む部の各々で前記2つの切り込み縁が突き合わさるまで、前記細長面を折り曲げることによって、前記細長面に複数の当接面を形成するのが好ましい。
【0006】
さらに又、前記側面の前記細長面からの高さをそれぞれ別個に設定して、前
記当接面の各々の前記鋼材からの間隔及び前記鋼材に対する傾斜角を調整する
のがよい。
このとき、前記鋼材が、円筒管からなる場合には、前記耐火性の面材は、複
数の凹部によって形成されたスダレ状をなし、該複数の凹部に耐火材を充填するのがよい。
上記目的を達成すべく、本発明の第3の発明の耐火被覆方法及び耐火被覆構造にあっては、
帯方向に沿って複数の当接面を備えた帯状のスペーサを鋼材の外周に巻付けて固定し、前記当接面の各々に前記耐火性の面材を当接させながら固定し、前記
鋼材の外周を前記耐火性の面材で包囲しながら、外表面全体を被覆する構成としてある。
又、前記帯状のスペーサは、細長面と、該細長面の両縁に該細長面に対して
略垂直に延びる側面とを有し、該側面はそれぞれ、前記細長面の帯方向所定の位置に、対向する複数の切り込みを有し、前記切り込みは、前記細長面に対してそれぞれ所定の角度をなす2つの切り込み縁によって形成され、前記切り込む部の各々で前記2つの切り込み縁が突き合わさるまで、前記細長面を折り曲げることによって、前記細長面に複数の当接面を形成するのが好ましい。
【0007】
さらに又、前記側面の前記細長面からの高さをそれぞれ別個に設定して、前
記当接面の各々の前記鋼材からの間隔及び前記鋼材に対する傾斜角を調整する
のがよい。前記帯状のスペーサは、通常、薄鋼板製が使用されるが石膏ボード
であってもよい。
このとき、前記鋼材は、円筒管からなる場合には、前記耐火性の面材は、複数の凹部によって形成されたスダレ状をなし、該複数の凹部に耐火材を充填するのが好ましい。
【0008】
【作用】
本発明の第1の発明によれば、
鋼材の長手方向に沿った、所定の大きさの耐火性の面材を接着材を介して鋼材の外表面の少なくとも一部に直接接着させ、鋼材の外周を耐火性の面材で包囲しながら、外表面全体を被覆することにより、鋼材と取付け金具等の介物及び面材と介物の間の取付け施工を省略することができ、さらに介物を削除することによって、鉄鋼材の外周面と面材との間に所望のスペースを確保し、特に鋼材自体に芯が出ている場合には、鋼材と面材との間のデッドスペースを除去することが可能になる。
本発明の第2の発明によれば、
鋼材の外周に巻き付けて固定された帯状のスペーサの各当接面に耐火性の面材が当接するまで、面材を鋼材の外表面に点付け盛り付けされた塊状の接着剤に押し当てることにより、塊状の接着剤を面材と鋼材の結合手段として、帯状のスペーサを面材の位置決め手段として用いることが可能になるので、帯状のスペーサと鋼材或いは面材との取付けは、少なくともスペーサが面材と鋼材の間に保持される程度に軽減されるので、施工効率をさらに上げることが可能になった。
【0009】
本発明の第3の発明によれば、
帯方向に沿って複数の当接面を備えた帯状のスペーサを鋼材の外周に巻き付けて固定することによって、各外表面毎に取付け金具を固定させる場合に較べ、単一部品で外周に亘って当接面を確保できるので、取付け施工が簡略化される。さらに、当接面の各々に耐火性の面材を当接させながら固定し、鋼材の外周を耐火性の面材で包囲しながら、外表面全体を被覆することによって、一度に複数の外表面の位置決め調整が可能になる。
【0010】
【実施例】
本発明の実施例を図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
第1実施例(図1乃至図2)
図1及び図2はそれぞれ、本発明の第1実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の斜視図及び断面図である。なお、図1では、明瞭性のために耐火性の面材14を一部省略して示す。
図1で参照番号10は、耐火被覆構造体で、耐火被覆構造体10は、H型鋼12と、H型鋼12の外表面16を外周に亘って被覆する耐火性の面材14と、耐火性の面材14をH型鋼12の外表面16に接着させる接着剤(図示せず)とから概略構成されている。
H型鋼12は、建築物に使用される一般的な鉄骨柱であり、対向した2つの外表面16と、桁15によって仕切られた2つの溝部18を有する。
耐火性の面材14は、断面がC形でH型鋼12の長手方向に沿って延びる所定の大きさを有し、対向する面をH型鋼12の外表面16に接着することにより、特に図2に示すように、溝部18を塞ぐようになっている。このときの該面材14同士が接する目地部20は、一般に、テープが貼られ、パテで平滑一体化する目地処理が施される。耐火性の面材14には、珪酸カルシウム板、スレート、繊維石膏板、石膏ボード(JIS A 6901−1994 のGB−R,GB−S,GB−F,GB−D、その他石膏を主体とする芯材を原紙で被覆した比重1.0 〜1.6 の硬質石膏板も含む)等が用いられ、その形状も平板や平板にV溝等を切削しL形及び/又はC形に簡単に加工できるものを使用するのが好ましい。
【0011】
接着剤は、液状、塊状いずれでも良く、液状の接着剤には酢酸ビニール、PVA ・・etc.が挙げられ、塊状の接着剤には合成ゴム系、エポキシ系及び種々の添加剤や骨材を含む焼石膏と水とを混練して得られる石膏系接着剤(例えば、吉野石膏(株)製の商品名TRセメント、 UPハ゜テ、 GLホ゛ント゛ 、リブボンド・・・etc.) 等が挙げられる。
この場合、被覆するH型鋼12に芯が出ており、且つ外表面16が平滑である場合には、液状の接着剤を用いて、H型鋼12の外表面16に耐火性の面材14を直接押し付けて接着することにより、鋼材12と面材14との間のデッドスペースを除去することができる。又、H型鋼12に芯が出ていない、或いはH型鋼12と耐火性の面材14の間に電気配線等のために空間が必要な場合には、塊状の接着剤を用いて、外表面16に点付け盛りつけした接着剤に押し当てることにより、面材14の位置決めを調整することができる。
さらに、施工に際し、鋼材12と耐火性の面材14との間に、初期粘着力の小さい接着剤(特に、酢酸ビニールのエマルジョンタイプや塊状の石膏系接着剤等)を用いて、耐火性の面材14を鋼材12に当接するときは、耐火性の面材14が鋼材12に芯だし当接した時点で硬化するまで仮り押えするか、耐火性の面材14同志が接する目地部20をビスや速効性の接着剤又はこれを介してコーナービートで固定すれば、該接着剤の硬化後は、乾燥するのを待つことなく引き続き仕上げ工程に移れる。またこのように目地部20を固定するときは、塊状の接着剤は鋼材12と耐火性の面材14のそれぞれに固着することは勿論望ましいことであるが必ずしもその必要はなく、一方の素材に固着し接着剤の硬化体が浮かし部の空間にずり落ちなければよい。特に、乾燥硬化型である塊状の石膏系接着剤(例えば、吉野石膏(株)製の商品名TRセメント、 UPハ゜テ、 GLホ゛ント゛、リブボンド・・・etc.) を用い、耐火性の面材14に石膏ボードを使用するときがその例で、
該接着剤は石膏ボードを構成する表面の原紙に固着するのみで、硬化後の該接着剤の効能は浮かし部の空間を保持する働きが主となる。尚、鋼材12に付着しない石膏系接着剤を鋼材12の面にも付着固定させるには、例えば、変性アクリル樹脂エマルション等のプライマーを鋼材の面に塗布しておけばよい。
【0012】
因みに、耐火性の面材14は鋼材の耐火性等を向上させるために一層に限定されず同種(性能が違うものも含む)又は異種の面材14を複数枚以上積層することができる。例えば、鉄骨柱等の鋼材に厚さ18〜25mmのJIS A 6901に定める強化石膏ボード(GB−F)を1枚被覆すると建設省認定試験(昭和44年建設省告示第2999号別記第1に規定する耐火性能試験方法)に合格する1時間耐火構造となり、同様に2枚積層すると2時間耐火構造、さらに、3枚積層すると3時間耐火構造となる。
第2実施例(図3乃至図7)
図3及び図4はそれぞれ、本発明の第2実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造分解斜視図及び断面図であり、図5及び図6はそれぞれ、第2実施例に係わる石膏ボード製及び薄鋼製帯状のスペーサの斜視図、図7は、これらの帯状のスペーサを鋼材に巻き付けた状態を示す断面図である。
図3で、参照番号110は耐火被覆構造体で、耐火被覆構造体110は、鋼管柱112と、鋼管柱112の外表面116を外周に亘って被覆する耐火性の面材114と、耐火性の面材114を鋼管柱112の表面に接着させる塊状の接着剤150と、帯状のスペーサ160とから概略構成されている。
【0013】
鋼管柱112は、建築物に使用される一般的な鋼材で、断面が円形の中空体である。
耐火性の面材114は、複数の凹部180によって形成されたスダレ状をなし、この複数の凹部180には耐火性の低下を防止するために面材14と同じ材質の耐火材が充填されている。このスダレ状の形態によって、後に説明する帯状のスぺーサ160に密着できるようになっている。
塊状の接着剤150は、第1実施例と同様なもので、鋼管柱112の外表面116に点付け盛り付けされ、後に説明する帯状のスペーサ160の当接面170に耐火性の面材114が当接するまで、耐火性の面材114を塊状の接着剤150に押し当てて(特に、図4参照)、鋼管柱112の外表面116と面材114の間に所望のスペース、或いはそれによって面材114の位置決めを調整することができるようになっている。
次に図5及び図6を参照しながら、帯状のスペーサ160について説明すれば、帯状のスペーサ160は、細長面162と、該細長面162の両縁に該細長面162に対して略垂直に延びる側面164(片側のみ示す)とを有し、該側面164はそれぞれ、前記細長面162の帯方向所定の位置に、対向する複数の切り込み166を有し、切り込み166は、細長面162に対してそれぞれ所定の角度をなす2つの切り込み縁168によって形成され、切り込み部の各々で2つの切り込み縁168が突き合わさるまで、細長面162を折り曲げることによって、細長面162に複数の当接面170を形成する。図7に示すように、側面1
64の細長面162からの高さをそれぞれ別個に設定して、当接面170の各
々の鋼材112からの間隔及び鋼材112に対する傾斜角を調整するのがよい。鋼材112に巻き付けるスペーサ160の材質は問わず、好ましくは軽量であると扱い易い。そして、鋼材112に巻き付けるに際しては、例えば、鋼材112の形状或は仕上り形状(例えば、円筒、角柱)に合わせ、V溝等の切込みに沿って折り曲げながら巻き付け、図5の石膏ボード製スペーサにあっては、両端部を接着等することによって、図6の薄鋼製スペーサにあっては、スペーサ160の両端に設けた係合部172を嵌合させ締め付け、それぞれ無端スペーサを形成して鋼材112に取り付ける。なお、石膏ボード製スペーサにあっては、各切り込み部が外方に、即ち耐火性の面材に臨むように、図5の当接面170の反対側の面を当接面として鋼材112に巻き付けてもよい。又、鋼材112の形状に合せ、平板に設ける溝数やその間隔等を調整し望みの仕上形状に出来ることは勿論である。
【0014】
第3実施例(図8乃至図9)
図8及び図9はそれぞれ、第3実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の斜視図及び断面図である。
図8で、参照番号10は耐火被覆構造体で、耐火被覆構造体10は、矩形断面の鋼管柱212と、鋼管柱212の外表面216を外周に亘って被覆する耐火性の面材214と、鋼管柱212の外周に巻き付けられた、薄鋼板製の帯状のスペーサ260とから概略構成されている。
鋼管柱212、耐火性の面材214及び帯状のスペーサ260は、第1及び第2実施例に記載したものと同様であるのでその説明は省略し、本実施例の特徴
的な部分について説明すれば、鋼管柱212の外周を包囲する面材214にお
いて、鋼管柱212の外周に巻き付けられた薄鋼板製の帯状のスペーサ260
に4枚の面材214をビス280等で固定できるばかりでなく、外周方向に隣
合う面材214同士をその目地部220でビス280等により固定することに
より、帯状スペーサ260の4面の当接面270と面材214との固定は、4
面の外表面216(図には2面のみが示されている)に配置された当接部のう
ち一か所でよく、それによって施工効率を上げることが可能になる。
【0015】
なお、本発明は、鉄骨柱或いは鋼管柱だけでなく、鋼材からなる梁及び他の
建築物にも適用可能であることは明らかである。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明の第1の発明によれば、
鋼材の表面に接着剤を介して耐火性の面材を直接接着させることにより、施
工効率を上げつつ、鋼材の外表面と面材の間のデッドスペースを削減すること
が可能になった。
本発明の第2の発明によれば、鋼材の外周に巻き付けて固定された帯状のス
ペーサの当接面に面材が当接するまで、面材を鋼材の外表面に点付け盛り付け
された塊状の接着剤に押し当てることにより、帯状のスペーサを鋼材と面材と
の結合手段としてではなく、面材の位置決め手段として用いることが可能にな
り、その結果施工能率をさらに上げることが可能になった。
本発明の第3の発明によれば、帯状のスペーサを鋼材の外周に巻き付けて固
定し、スペーサの当接面に面材を当接させることにより、一度に複数の外表面
の芯出し調整が可能となり、それにより施工効率が上がり、それと同時に鋼材
の外表面と面材の間に所望のスペースを確保し、或いはそれによって、面材の
芯出しが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係わる石膏ボード製の帯状スペーサの斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係わる薄鋼板製の帯状スペーサの斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係わる帯状のスペーサを鋼材に巻き付けた状態を示す
断面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例に係わる鋼材の耐火被覆構造体の断面図である。
【符号の説明】
10、110、210 耐火被覆構造体
12、112、212 鋼材
14、114、214 耐火性面材
150 接着剤
160、260 帯状スペーサ
162 細長面
164 側面
166 切り込み
168 切り込み縁
170、270 当接面[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a fireproof coating method for a steel material used for a building, in particular, a steel column or a steel pipe column, and a fireproof coating structure thereof.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, as a method of fire-resistant coating the outer peripheral surfaces of steel materials, particularly steel columns and steel pipe columns, a dry construction method of covering the outer peripheral surfaces of the columns with a plate-shaped refractory material of a predetermined size over the outer periphery has been adopted.
In this dry method, a large number of mounting brackets having a centering surface are fixed to each outer surface forming the outer peripheral surface of the pillar by welding, and a plate-like refractory material is applied to the large number of centering surfaces. Abut on the outer surface of the refractory material and fix it at the abutment with screws etc., or contact a strip-shaped steel base material in the longitudinal direction of the pillar with many centering surfaces and fix it to the metal fitting by welding Then, the refractory material is fixed by a similar method.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a construction method, since a plate-like refractory material is not directly attached to the outer surface of the column, the construction efficiency is reduced. In other words, welding work for fixing a large number of mounting brackets to the outer peripheral surface of the pillar and work for fixing it to the refractory material necessitate an increase in the number of work steps, and in welding work, centering is required. Therefore, it has a skill and it is difficult to fix the refractory material because it requires blinds such as screws.
Furthermore, especially when a strip-shaped steel base material is installed, more space is occupied than necessary between the outer surface of the pillar and the refractory material, and as a result, the pillar becomes thicker and the effective floor area in the room decreases. There's a problem.
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a refractory coating method for a steel material capable of securing a desired space between the outer surface of the steel material and the refractory material while simplifying the construction and reducing the number of steps. And a refractory coating structure.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the fire-resistant coating method and the fire-resistant coating structure of the first invention of the present invention,
Along with the longitudinal direction of the steel material, a refractory face material of a predetermined size is directly bonded to at least a part of the outer surface of the steel material via an adhesive, and an outer periphery of the steel material is surrounded by the fire resistant face material. Meanwhile, the entire outer surface is covered.
Further, the adhesive is a massive adhesive, and the massive adhesive is spotted on the outer surface of the steel material, and the fire resistant face material is pressed against the adhesive while the face material is pressed. Is preferably adjusted.
Further, it is preferable that the adhesive has an adhesive property to at least one of the steel material and the fire-resistant face material, and to fix face materials adjacent in the outer peripheral direction of the steel material at joints. At this time, the adhesive is a gypsum-based material, and the face material is preferably made of a gypsum board.
Further, when the steel material is an H-shaped steel, the refractory face material has at least two surfaces that are substantially orthogonal to each other, and one of the two surfaces defines the groove of the H-shaped steel. The other surface is preferably adhered to the outer surface of the steel material while closing. The face material preferably has an L-shaped or C-shaped cross section.
[0005]
Further, when the steel material is a cylindrical tube, the refractory face material is preferably formed in the form of a sump formed by a plurality of recesses, and the plurality of recesses are preferably filled with a refractory material.
In order to achieve the above object, in the fire-resistant coating method and the fire-resistant coating structure of the second invention of the present invention,
A massive adhesive is spotted on the outer surface of the steel material, and a band-shaped spacer having a plurality of contact surfaces is wound around the steel material and fixed, and a fire-resistant face material is applied to each contact surface. Until they come into contact with each other, the fire-resistant face material is pressed against the massive adhesive to cover the entire outer surface while surrounding the outer periphery of the steel material with the fire-resistant face material.
The strip-shaped spacer has an elongated surface and side surfaces extending substantially perpendicular to the elongated surface on both edges of the elongated surface, and the side surfaces are respectively located at predetermined positions in the strip direction of the elongated surface. Having a plurality of opposing cuts, wherein the cuts are formed by two cut edges each forming a predetermined angle with respect to the elongated surface, and until the two cut edges meet at each of the cut portions. Preferably, a plurality of contact surfaces are formed on the elongated surface by bending the elongated surface.
[0006]
Further, it is preferable that the height of the side surface from the elongated surface is separately set, and the interval between the contact surfaces from the steel material and the inclination angle with respect to the steel material are adjusted.
At this time, when the steel material is formed of a cylindrical tube, the fire-resistant face material is preferably formed in the form of a sump formed by a plurality of recesses, and the plurality of recesses are preferably filled with a refractory material.
In order to achieve the above object, in the fire-resistant coating method and the fire-resistant coating structure of the third invention of the present invention,
A belt-shaped spacer having a plurality of contact surfaces is wound around the outer circumference of the steel material along the band direction and fixed, and the fire-resistant face material is fixed to each of the contact surfaces while being in contact with the steel material. Is configured to cover the entire outer surface while surrounding the outer periphery with the fire-resistant face material.
The strip-shaped spacer has an elongated surface and side surfaces extending substantially perpendicular to the elongated surface on both edges of the elongated surface, and the side surfaces are respectively located at predetermined positions in the strip direction of the elongated surface. Having a plurality of opposing cuts, wherein the cuts are formed by two cut edges each forming a predetermined angle with respect to the elongated surface, and until the two cut edges meet at each of the cut portions. Preferably, a plurality of contact surfaces are formed on the elongated surface by bending the elongated surface.
[0007]
Further, it is preferable that the height of the side surface from the elongated surface is separately set, and the interval between the contact surfaces from the steel material and the inclination angle with respect to the steel material are adjusted. The strip-shaped spacer is usually made of a thin steel plate, but may be a gypsum board.
At this time, when the steel material is formed of a cylindrical tube, it is preferable that the refractory face material is formed in a slender shape formed by a plurality of recesses, and the plurality of recesses are filled with the refractory material.
[0008]
[Action]
According to the first aspect of the present invention,
Along with the longitudinal direction of the steel material, a fire-resistant face material of a predetermined size is directly bonded to at least a part of the outer surface of the steel material via an adhesive, and the outer periphery of the steel material is surrounded by the fire-resistant face material. By covering the entire outer surface, it is possible to omit the mounting work between the steel material and the intermediary such as the mounting bracket and between the face material and the intermediary, and by further removing the intermediary, the outer peripheral surface of the steel material A desired space is secured between the steel material and the face material, and particularly when the steel material itself has a core, it is possible to eliminate a dead space between the steel material and the face material.
According to the second aspect of the present invention,
By pressing the face material against a massive adhesive spotted on the outer surface of the steel material until the refractory face material comes into contact with each abutment surface of the strip spacer wound and fixed around the steel material Since it is possible to use the massive adhesive as a means for connecting the face material and the steel material and the band-shaped spacer as the means for positioning the face material, the attachment of the strip-shaped spacer to the steel material or the face material requires at least the spacer being a surface material. Since it is reduced to the extent that it is held between the material and the steel material, the construction efficiency can be further improved.
[0009]
According to the third aspect of the present invention,
By winding a band-shaped spacer having a plurality of contact surfaces along the band direction around the outer periphery of the steel material and fixing the same, the mounting bracket is fixed to each outer surface. Since the abutment surface can be secured, installation work is simplified. Further, by fixing a fire-resistant face material to each of the contact surfaces while abutting the same, and covering the entire outer surface while surrounding the outer periphery of the steel material with the fire-resistant face material, a plurality of outer surfaces can be simultaneously formed. Can be adjusted.
[0010]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
First Embodiment (FIGS. 1 and 2)
FIG. 1 and FIG. 2 are a perspective view and a sectional view, respectively, of a refractory coating structure made of steel according to a first embodiment of the present invention. In FIG. 1, the fire-
In FIG. 1,
The H-
The
[0011]
The adhesive may be liquid or lump, and the liquid adhesive may be vinyl acetate, PVA, etc. Gypsum-based adhesives obtained by kneading calcined gypsum containing synthetic rubber-based, epoxy-based and various additives and aggregates and water (for example, manufactured by Yoshino Gypsum Co., Ltd.) TR Cement, UP Heart, GL Font, Rib Bond... Etc.).
In this case, if the H-shaped
Further, at the time of construction, an adhesive having a small initial adhesive strength (particularly, an emulsion type of vinyl acetate, a massive gypsum-based adhesive, or the like) is used between the
The adhesive only adheres to the base paper on the surface constituting the gypsum board, and the effect of the adhesive after curing is mainly to maintain the space of the floating portion. In order to fix the gypsum-based adhesive that does not adhere to the
[0012]
Incidentally, the fire-
Second embodiment (FIGS. 3 to 7)
FIGS. 3 and 4 are an exploded perspective view and a sectional view, respectively, of a fire-resistant coating structure made of steel according to a second embodiment of the present invention, and FIGS. 5 and 6 are made of a gypsum board and a thin plate according to the second embodiment, respectively. FIG. 7 is a perspective view of a steel strip spacer, and FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state in which these strip spacers are wound around a steel material.
In FIG. 3,
[0013]
The
The fire-
The
Next, the strip-shaped
The heights of the 64
[0014]
Third Embodiment (FIGS. 8 and 9)
8 and 9 are a perspective view and a cross-sectional view, respectively, of a steel fire-resistant covering structure according to the third embodiment.
In FIG. 8,
The
Not only can the four
Only one of the abutments located on the
[0015]
It is clear that the present invention is applicable not only to steel columns or steel pipe columns, but also to steel beams and other buildings.
[0016]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, according to the first aspect of the present invention,
By directly bonding the refractory face material to the surface of the steel material via an adhesive, it became possible to reduce the dead space between the outer surface of the steel material and the face material while increasing the construction efficiency.
According to the second aspect of the present invention, a block-like material in which the face material is spotted on the outer surface of the steel material until the face material contacts the contact surface of the belt-shaped spacer fixed by being wound around the outer periphery of the steel material. By pressing against the adhesive, it became possible to use the strip-shaped spacer as a means for positioning the face material, not as a means for joining the steel material and the face material, and as a result, it was possible to further improve the construction efficiency .
According to the third aspect of the present invention, the belt-shaped spacer is wound around the outer periphery of the steel material and fixed, and the face material is brought into contact with the contact surface of the spacer, so that the centering of a plurality of outer surfaces can be adjusted at once. This makes it possible to increase the construction efficiency and at the same time secure a desired space between the outer surface of the steel material and the face material, or to center the face material.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a steel fire-resistant covering structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a steel fire-resistant covering structure according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a steel fire-resistant covering structure according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a steel fire-resistant covering structure according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a gypsum board strip spacer according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of a strip spacer made of a thin steel sheet according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating a state in which a belt-shaped spacer according to a second embodiment of the present invention is wound around a steel material.
FIG. 8 is a perspective view of a steel fire-resistant covering structure according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a steel fire-resistant covering structure according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10, 110, 210
Claims (3)
前記鋼材の外周を前記耐火性の面材で包囲しながら、前記外表面の全体を
被覆するに際し、
前記接着剤は、前記鋼材或いは前記耐火性の面材の少なくとも一方に接着性を有する、塊状の乾燥硬化型接着剤であり、
前記鋼材の外表面に、前記塊状の接着剤を点付け盛り付けし、
前記鋼材の外表面の芯出し状況に応じて、前記耐火性の面材を前記接着剤に押し当てながら、前記面材の位置決めを調整し、
前記鋼材の外周方向に隣合う面材同士をその目地部で固定させながら前記接着剤を乾燥硬化させることにより、前記耐火性の面材と前記鋼材の外表面との間の浮かし部の空間を保持させる、ことを特徴とする鋼材の耐火被覆方法。Along the longitudinal direction of the steel material, a refractory face material of a predetermined size is directly bonded to at least a part of the outer surface of the steel material via an adhesive,
In covering the entire outer surface while surrounding the outer periphery of the steel material with the fire-resistant face material,
The adhesive has an adhesive property to at least one of the steel material and the fire-resistant face material, and is a massive dry-curable adhesive,
On the outer surface of the steel material, spot the lumpy adhesive and put it up,
According to the centering situation of the outer surface of the steel material, while pressing the refractory face material against the adhesive, adjust the positioning of the face material,
By drying and curing the adhesive while fixing the surface materials adjacent in the outer peripheral direction of the steel material at the joints, the space of the floating portion between the fire-resistant surface material and the outer surface of the steel material is reduced. A fire-resistant coating method for a steel material, characterized in that the method comprises holding .
前記面材は、石膏ボードからなる
ことを特徴とする請求項2に記載の鋼材の耐火被覆方法。The adhesive is a gypsum-based adhesive,
The method according to claim 2, wherein the face material is made of a gypsum board.
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