JP3540958B2

JP3540958B2 - Lip trainer

Info

Publication number: JP3540958B2
Application number: JP09241399A
Authority: JP
Inventors: 光石川; 弘之上原; 裕介川野; 洋一仲田
Original assignee: Pigeon Corp
Current assignee: Pigeon Corp
Priority date: 1999-03-31
Filing date: 1999-03-31
Publication date: 2004-07-07
Anticipated expiration: 2019-03-31
Also published as: JP2000279487A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乳幼児の哺乳のための動作である哺乳反射がしだいに消失する時期に、口唇の動きを適切に学習させるための口唇トレーナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
乳幼児に乳歯が生えはじめる前後の期間において、人の食生活の基本となる噛む動作を学習するために、従来から歯がためが使用されている。
このような歯がための一例として、図９に示すような構成のものが知られている。
【０００３】
図において、この歯がため１は、リング状の持ち手２と、このリング状の持ち手２に接続されたリング状の支軸３に取付けられた複数の噛むための部分４，４，４を備えている。
噛むための部分４は、支軸３に対して揺動可能に取付けられており、かつ噛むための部分４の表面には、凹凸が形成されている。
【０００４】
このような歯がため１においては、リング状の持ち手２を乳幼児が手にもって、複数の噛むための部分４，４，４のいずれかを口腔内に差し込んで、噛むことによって、噛む動作の訓練を行うようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、乳幼児においては、生後すぐから母乳を摂取するための哺乳動作を開始する。この哺乳動作は、反射行動であって、詳しくは、吸啜反射、探索反射、咬反射、諦出反射、口唇反射の５つの反射行動の組み合わせによりなりたっている。そして、これらの反射行動は、全て母乳を摂取するための行動に役立つものであり、哺乳運動とは異なる摂食動作である物を食べる運動には適さないものである。
このため、乳幼児の成長にともなって、摂食行動として、哺乳運動から離乳食などの普通の食事を行う時期に移行する際には、このような食事をとる上で適さない上述の反射行動は次第に失われる。
【０００６】
ここで、哺乳運動は、母親の乳首を口腔内の哺乳窩に挿入し、蠕動様の特殊な舌の動きを特徴とする摂食行動であって、離乳食を始めとする普通の食品の摂食行動とは大きくことなるものである。つまり、食品を口にいれて咀嚼し、飲み下す（嚥下）といった一連の摂食行動を行うためには、口腔内の食品を外に出さないためにも、その前提として、口唇を上手に閉じる練習を行う必要がある。摂食行動に際して、哺乳運動の反射が残っていると、このような摂食行動の前提となる口唇の動きに困難を生じるため、哺乳運動に適した反射運動は次第に消失するのである。
【０００７】
このため、反射による哺乳運動が消失の兆しを見せる生後３月頃からは、乳幼児は、指をしゃぶったり、タオルを口に入れるといった行動をとるようになり、このような反射行動の消失を促進する傾向が見られる。
しかしながら、指しゃぶりやタオルを口に入れる行為は、常に清潔な状態で行われるとは限らない等の理由により、一般に嫌われる傾向にある。このため、この時期には、乳幼児による上記指しゃぶり等の行為にかわるものとして、おしゃぶりや図９の歯がため１等が与えられてきた。
【０００８】
ところが、従来のおしゃぶりや歯がため１は、次のような点で、この時期の口唇の動きを訓練する上で必ずしも適切に機能するとは言えない。
先ず、通常のおしゃぶりは、良く知られているように、母親の乳首の形状にならって作られた人工乳首を主体とする製品である。このため、乳幼児の口腔内に差し入れられると、哺乳運動を起こさせてしまう。
また、人工乳首を口腔内に入れたときには、口唇にはさまれる部分が厚く、口唇を閉じて、液体を含む食品を外部にこぼすことを防止する行為を学習するのに適した形状を備えたものではない。
【０００９】
また、上述の歯がため１は、次の理由により、特にこの時期の乳幼児に適合する構造ではない。
まず、生後３月程度の乳幼児は、手の動きに関して制約がある。つまり、乳幼児は、誕生以前の胎児の状態では、母親の体内で手足を曲げて体をまるめた姿勢で長い期間を過ごしている。そして誕生後に次第に手足を伸ばす練習をしながら成長するが、この生後３月頃は、両手の肘を体側につけた状態でいることがおおく、脇を開いて手を持ち上げることが困難である。
【００１０】
この点、図９で示したような、歯がため１では、持ち手２と噛むための部分４とがほぼ同一平面上にあることから、噛むための部分４を口にいれるためには、乳幼児は、持ち手２を顔の前までもちあげなければならない。
また、実際上このような動作は、この時期の乳幼児には困難な動作であることから、乳幼児は、歯がため１の持ち手２を手に持って、体の前の低い位置に保持し、首を前屈させて、深くお辞儀をしたような姿勢を余儀なくされる。
このような姿勢は、摂食行動の前提となる手の動きやこれと連動して口唇の動きを訓練するめには、きわめて不自然で無理があり、正しい姿勢による口唇の動きのトレーニングを行うことはできなかった。
また、歯がため１は、もともと口唇を閉じる訓練を行うために考案されたものではないのではなく、むしろ歯が生えはじめた歯茎への刺激を目的としているものであり、この点においても上述のような訓練に適するものでない。
【００１１】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、自然な姿勢をたもって、摂食行動に必要とされる口唇の動きを訓練することができるようにした口唇トレーナーを提供すること目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項１の発明によれば、使用者がつかむための一方向に延びる把持部と、この把持部の一端に形成されており、使用者が口にくわえるのに適するように薄い縁部を備えた、くわえるための部分とを有しており、前記くわえるための部分は、その先端側が複数の延出部に分かれていて、これら延出部は、前記把持部の前記方向に沿って延びる仮想の中心線と交差する方向に沿って、前記仮想の中心線を基準として外側に突出するように放射状に延出していて、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、前記延出部の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ９０度から１５０度の範囲となるように形成されている口唇トレーナーにより、達成される。
【００１３】
請求項２の発明は、請求項１の構成において、前記把持部が前記一方向に延びるリング状であって、前記くわえるための部分は、その先端側が複数の延出部に分かれていて、これら延出部は、リング状の把持部の中央を通り前記一方向に沿って延びる仮想の中心線と交叉する方向に沿って、前記仮想の中心線を基準として外側に突出するように放射状に延出していて、前記把持部とくわえるための部分との交差位置と、前記延出部の先端部とを結ぶ線分の前記仮想の中心線に対してなす角度θがほぼ９０度から１５０度の範囲となるように形成されていることを特徴とする。
【００１４】
請求項３の発明は、請求項１または２のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、使用者の口唇によりくわえられたときに容易に変形する程度に柔軟な材料で形成されていることを特徴とする。
【００１５】
請求項３の構成によれば、請求項１または２のいずれかの作用に加えて、乳幼児はくわえるための部分の先端を口唇の間にはさむと、この先端部は口唇の間で、この口唇の形状にあわせて容易に変形するので、より適切に口唇を閉じることができる。さらに、乳幼児が肘をまげて、くわえるための部分を口唇に近づけた場合に、その位置が多少口唇からすれても、くわえるための部分が変形することで、口唇により捕捉しやすい。
【００１６】
請求項４の発明は、請求項１ないし３のいずれかの構成において、前記くわえるための部分が、その周縁部が上方にむかうように反ったドーム状に形成されていることを特徴とする。
【００１７】
請求項４の構成によれば、請求項１ないし３のいずれかの作用に加えて、乳幼児が把持部をもった時に、その位置が多少低い場合にも、大きく頭部を前屈させないで、くわえるための部分の先端を口腔内に差し入れることができる。
【００１８】
請求項５の発明は、請求項１、３、４のいずれかの構成において、前記把持部が、前記仮想の中心軸に沿った棒状に形成されていることを特徴とする。
【００１９】
請求項５の構成によれば、請求項１、３、４のいずれかの作用に加えて、手指の動きが十分ではない乳幼児にとって、きわめて扱いやすいものとなる。
【００２０】
請求項６の発明は、請求項１ないし５のいずれかの構成において、放射状に延出された前記複数の延出部には、それぞれ大きさの異なる突起部が形成されていることを特徴とする。
【００２１】
請求項７の発明は、請求項１ないし６の構成において、前記把持部の他端には、前記くわえるための部分とは異なる形状にされた別のくわえるための部分が設けられていることを特徴とする。
請求項８の発明は、請求項３の構成において、前記くわえるための部分の硬度が、３０度ないし７０度の範囲とされていることを特徴とする。
請求項９の発明は、請求項１ないし８のいずれかの構成において、前記くわえるための部分に、複数または多数の凸条が形成されていることを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【００２３】
図１は、本発明の第１の実施形態による口唇トレーナーを示す概略正面図であり、図２は、図１の口唇トレーナーを示す概略平面図、図３は、図１の口唇トレーナーを示す概略断面図である。
これらの図において、口唇トレーナー１０は、把持部である本体１１と、この本体１１の少なくとも一端部，この実施形態の場合、両端部にそれぞれ形成した第１のくわえるための部分１２と、第２のくわえるための部分１３とを有している。
【００２４】
本体１１は、軟質のラバー材料等にて形成されており、手に持って支持できる剛性と、感触の柔らかな素材が適していて、例えば、エラストマーやシリコン等で形成されている。
この本体１１は、例えば図示されているように真っ直ぐな棒状に形成され、乳幼児の小さな手により持ちやすい太さになる外径を備えている。
【００２５】
本体１１は、本実施形態の場合、上半分１１ｂと下半分１１ｃの２部材でなり、これらの部材は透明，もしくは半透明に形成され、それぞれの一端に第１のくわえるための部分１２と第２のくわえるための部分が一体に設けられている。本体１１の一部は、図１に示すように、上半分と下半分のそれぞれの一部が中空部１１ａ，１１ｄをそれぞれ備えている。この中空部１１ａ，１１ｄ内には、中間に太い部分１４ｃを有し、細い形状の両端部を有する接続部材１４の各端部１４ａと１４ｂがそれぞれ挿入されることにより、上半分と下半分とが接続固定されている。尚、上半分１１ｂと下半分１１ｃとは硬度が異なる材料で形成してもよい。
【００２６】
この接続部材１４は、ある程度剛性を備えた比較的硬い材質でなっており、口唇トレーナー１０全体を補強，支持する役割を果たす。
接続部材１４の中間部１４ｃは、拡径されて外部に露出するようになっており、支持構造を強固とするとともに、デザイン的にも美しい外観を構成するようになっている。
【００２７】
第１のくわえるための部分１２は、本体１１の上半分１１ｂの図において上端から側方に突出して設けられており、好ましくは、柔軟な材料で形成されている。この場合、柔軟な材料は、例えばその硬度を３０度ないし７０程度（ＪＩＳ
Ｋ７２１５デュロメータ硬さ試験タイプＡによる）とし、特に好ましくは４０度程度とされている。
この第１のくわえるための部分１２の形状などの構成は、その上面図である図２と、一部断面図である図４に詳細に示されている。
第１のくわえるための部分１２は、本体１１の上半分１１ｂの端部から側方に延びるように形成されており、端部もしくは周縁部が上方に反った形状で、図４の断面においては、中央部が下に凸となったドーム状をなしている。
【００２８】
この第１のくわえるための部分１２は、図２に示すように、複数の，この場合放射状に４つの方向に向かって、それぞれ延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄを備えている。各延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄの少なくとも端部，例えば周縁部１２ｅは、その厚みを特に薄くなるようにされている。この厚みは、例えば０．５ｍｍ〜４ｍｍ程度であり、薄いほどよく、２ｍｍ以下であると好ましい。
これにより、乳幼児の口腔内に差し入れられた時に、口唇の間で挟まれた状態にて、特に口唇を閉じた状態を実現することができる。
そして、各延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄは柔らかい素材で形成されていることから、口唇の形状にあわせて、これに追従して変形し、口唇が上下で合わさり閉じることを妨げないようになっている。
【００２９】
各延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄの上面には、上に凸となった突起部１５がそれぞれ形成されており、各突起部１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄは、それぞれ半円状もしくはドーム状に形成されており、それぞれの外径がことなるようになっている。
これにより、乳幼児が各延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄを別々に口腔内に挿入したときに、ことなる感触を得ることができるようになっている。
【００３０】
第２のくわえるための部分１３は、本体１１の下半分１１ｃの図において下端から側方に突出するように形成されており、断面で見た時には、くわえるための部分１２と同様にほぼドーム状を呈している。
そして、図示されているように、第２のくわえるための部分１３も、その周縁部を周方向に分割して形成した複数の延出部を備えており、この実施形態の場合には、第２のくわえるための部分１３の各延出部は、第１のくわえるための部分１２の延出部１５よりも多数形成され、ひとつひとつの幅が狭くなるようになっている。そして、その端部は薄く形成されていることは第１のくわえるための部分１２の延出部１５の場合と同じである。
そして、第２のくわえるための部分１３の各延出部には突起部は形成されておらず、またその幅も異なることから、乳幼児が口腔内にいれてくわえた時には、第１のくわえるための部分１２の延出部１５とは異なる感触を得ることができる。
【００３１】
次に、第１及び第２のくわえるための部分１２，１３に共通した特徴について説明する。この特徴は、両者に共通であることから、第１のくわえるための部分１２について説明する。
図５は、この特徴を説明するための図で、口唇トレーナー１０の上部を拡大して示した半断面図である。
【００３２】
図において、把持部１１の縦方向の仮想の中心軸Ｃを想定し、把持部１１とくわえるための部分１２との交差位置として、この仮想の中心軸Ｃ上で、くわえるための部分１２の基端となる部分をＯとする。
一方、くわえるための部分１２のひとつの延出部１２ｄの先端部の位置をＱとする。
そして、上記Ｏ点とＱ点を結ぶ仮想の線分Ｓを想定し、上記把持部１１の仮想の中心線Ｃと線分Ｓとがなす角度をθとすると、このθは次の範囲に設定っされる。
【００３３】
すなわち、図５において、点Ｏを通る水平線Ｈと上記仮想の中心線Ｃとがなす角度θ１は９０度である。そして、水平線Ｈと線分Ｓとがなす角度θ２は、第１のくわえるための部分１２の先端が上方に傾斜する必要があることは上記のとおりである。
また、特に、本発明者等の実験によれば、乳幼児，特に、手の動きに制約があり、脇を十分に開くことが困難な月齢の乳幼児が把持部１１を手に持って、第１のくわえるための部分１２の先端を口腔内に差し入れる動作を行う場合には、このθ２の角度は、ほぼ０度以上で６０度以下であることが好ましい。
【００３４】
上記θ２が０度を下回ると、くわえるための部分１２の先端が下を向き、乳幼児の手が十分上に上がらないことから、その口腔内に差し入れることが困難となる。この理由により、くわえるための部分１２の先端は少なくとも図５において水平線Ｈよりも上を向いた傾斜になることが好ましいが、この場合においても、θ２が６０度を越えると、頭部を必要以上に前傾させる必要が生じて好ましいくない。したがって、上記θ２は、ほぼ０度以上で６０度以下であることが好ましく、そうすると、角度θは、ほぼ９０度から１５０度の範囲となるように設定されることが好ましい。
【００３５】
本実施形態は、以上のように構成されており、次にその作用を説明する。
図６は、本実施形態の口唇トレーナー１０を使用する状態を示す概略斜視図である。
図において、この口唇トレーナー１０は、次第に哺乳反射が消滅を始める時期に、口唇を閉じる訓練を行うのに適しており、この時期の乳幼児は脇を大きく開いて手を持ち上げることが困難である。
【００３６】
このため、肘を脇もしくは体側にほぼつけた状態で、図示されているように、口唇トレーナー１０の把持部１１を手に持つと、この把持部１１の上端部にて、第１のくわえるための部分１２は、手の位置よりも上方にて、側方に延びることになる。このため、乳幼児Ｉは口を開いた状態において、口腔内に第１のくわえるための部分１２を、頭部を極端に曲げるような無理な姿勢をとらずに、きわめて容易に差し入れることができる。
【００３７】
具体的には、上述したように、第１のくわえるための部分１２には、放射状に４つの方向に向かって、それぞれ延出部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄを備えている。このため、口腔内には、このいずれかの延出部が差し入れられる。この時、延出部の先端は上述したように、薄く形成されており、しかも第１のくわえるための部分１２は柔軟な材料にて形成されているから、乳幼児Ｉは次のような動作の練習が可能となる。
【００３８】
すなわち、先ず、口唇の間に上記延出をはさみこむことで、口唇を閉じて、ほとんど密閉することができる。これにより、哺乳運動の次に行う摂食動作としての例えば離乳食や液体食の摂取能力の前提となる口を閉じる動作を訓練することができる。
さらに、延出部は柔軟であることから、口唇を閉じた時に上の唇と下の唇の間で、口唇の形状に沿って、延出部は変形することができ、これによって、より完全に口唇を閉じる訓練が可能となる。
【００３９】
このため、乳幼児が通常指しゃぶりやタオルをくわえる行動をとろうとする時に、この口唇トレーナー１０を与えることによって、この時期に必要とされる口唇の動きを適切に訓練することができ、しかも指しゃぶり等において問題とされる非衛生な状態を回避することができる。
【００４０】
図７は、本発明の口唇トレーナーの第２の実施形態を示す概略断面図である。図において、第１の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図７に示す本体１１の上端部には、第１のくわえるための部分２２が一体に設けられている。この第１のくわえるための部分２２の構成は、第１の実施形態における第１のくわえるための部分１２とほぼ同じであるが、形状がことなる。
【００４１】
すなわち、第１のくわえるための部分２２は、全体として断面でみて下に凸となったドーム状であり、その外周部は、第１の実施形態の場合の延出部と同じで、全周にわたって、厚みを薄く形成している。
第１のくわえるための部分２２の上面は、凹状の内面となっており、この部分の平面図である図８に示すように、複数もしくは多数の凸条２２ａが形成されている。
この場合、凸条２２ａは、同心円状に多数形成されており、第１のくわえるための部分２２の周縁部を口腔内にいれた時に、第１の実施形態とはことなる感触を得ることできるようになっている。
【００４２】
また、本体１１の下端には、第２のくわえるための部分１３が設けられており、この構成は第１の実施形態と同じである。そして、これらの２つのくわえるための部分２２，２３に関しては、図５で説明したのと同じ構成となっている。
本実施形態は以上のように構成されており、第１の実施形態と同様の作用効果を発揮する。
【００４３】
本発明は、上述の実施形態に限定されない。例えばくわえるための部分は、第１及び第２の２つに限らず、多数形成してもよいし、ひとつだけ形成してもよい。
また、把持部は、各実施形態においては、棒状に形成されているが、これをリング状等のあるゆる握りやすい他の形状にしてもよい。そして、この場合は、図５の仮想の中心線Ｃは、把持部の中央を通るように想定されることになる。
また、本発明は、上述の各実施形態の各部分的構成を適宜組み合わせて構成することができる。
【００４４】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、自然な姿勢をたもって、摂食行動に必要とされる口唇の動きを訓練することができるようにした口唇トレーナーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による口唇トレーナーの第１の実施形態を示す概略正面図である。
【図２】図１の口唇トレーナーの概略平面図である。
【図３】図１の口唇トレーナーの概略断面図である。
【図４】図１の口唇トレーナーのくわえるための部分を拡大して示す概略断面図である。
【図５】図１の口唇トレーナーのくわえるための部分のを拡大して示す概略半断面図である。
【図６】図１の口唇トレーナーの使用状態を示す概略斜視図である。
【図７】本発明による口唇トレーナーの第２の実施形態を示す概略断面図である。
【図８】図５の口唇トレーナーの第１のくわえるための部分の概略上面図である。
【図９】従来の歯がための一例を示す正面図である。
【符号の説明】
１０，２０・・・口唇トレーナー、１１・・・本体（把持部）１２，２２・・・第１のくわえるための部分、１３・・・第２のくわえるための部分、１４・・・支持部材。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a lip trainer for appropriately learning the movement of a lip when the feeding reflex, which is an operation for feeding a baby, gradually disappears.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Teeth are conventionally used to learn the chewing movements that are fundamental to a person's eating habits before and after milk teeth begin to grow in infants.
As an example of such a tooth, a configuration as shown in FIG. 9 is known.
[0003]
In the figure, the tooth accumulation 1 is a ring-shaped handle 2 and a plurality of biting portions 4, 4, 4 attached to a ring-shaped support shaft 3 connected to the ring-shaped handle 2. It has.
The biting portion 4 is swingably attached to the support shaft 3, and the surface of the biting portion 4 has irregularities.
[0004]
In the case of such a tooth pocket 1, the infant holds the ring-shaped handle 2 and inserts one of the plurality of biting portions 4, 4, 4 into the oral cavity and bites the bite, thereby performing a biting operation. The training is done.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, an infant starts a feeding operation for ingesting breast milk immediately after birth. This sucking action is a reflex action, and more specifically, is composed of a combination of five reflex actions of a suck reflex, a search reflex, a bite reflex, an abstinence reflex, and a lip reflex. These reflex behaviors are all useful for the action of ingesting breast milk, and are not suitable for the exercise of eating something that is a different eating behavior from the feeding exercise.
For this reason, as the baby grows up, as a feeding behavior, when shifting from a feeding exercise to a normal meal such as a baby food, the above-described reflex behavior that is not suitable for eating such a meal gradually becomes more and more. Lost.
[0006]
Here, nursing movement is a feeding behavior characterized by a special peristaltic movement of the tongue that inserts the mother's nipple into the nursing cavity in the oral cavity and eats normal foods such as baby food. Action is a big thing. In other words, in order to take a series of eating behaviors such as putting food in the mouth, chewing it, and swallowing (swallowing), it is necessary to practice closing the lips well as a prerequisite to keep the food in the mouth out Need to do. In feeding behavior, if the reflex of the feeding behavior remains, the movement of the lips, which is the premise of such feeding behavior, becomes difficult, so that the reflex motion suitable for the feeding motion gradually disappears.
[0007]
For this reason, from around the age of March when baby feeding by reflex shows signs of disappearance, infants take actions such as sucking fingers and putting towels in their mouths, promoting the disappearance of such reflex behavior. There is a tendency.
However, the act of sucking a finger or putting a towel into a mouth tends to be generally disliked because it is not always performed in a clean state. For this reason, at this time, pacifiers and the tooth trap of FIG. 9 have been given as an alternative to the act of sucking a finger or the like by an infant.
[0008]
However, the conventional pacifier and tooth swelling 1 do not always function properly in training the movement of the lips at this time in the following points.
First, as is well known, a normal pacifier is a product mainly composed of an artificial nipple made in the shape of a mother's nipple. For this reason, when it is inserted into the mouth of an infant, it causes a feeding movement.
In addition, when the artificial nipple is put into the mouth, the part between the lips is thick, and it has a shape suitable for learning the act of closing the lips and preventing spilling of food containing liquid to the outside Not something.
[0009]
Further, the above-mentioned tooth pocket 1 is not a structure particularly suitable for infants at this time for the following reasons.
First, infants about three months old have restrictions on hand movements. In other words, infants and infants spend a long period of time in a fetus state before birth with their mother's body bent and curled. After birth, they grow up by practicing stretching their limbs, but it is difficult to lift their hands with their elbows on their sides around March after birth.
[0010]
In this regard, as shown in FIG. 9, in the case of the tooth 1, since the handle 2 and the portion 4 for biting are substantially on the same plane, in order to put the portion 4 for biting into the mouth, The infant must lift the handle 2 to the front of the face.
In addition, since such an operation is actually a difficult operation for an infant at this time, the infant holds the handle 2 of the toothpick 1 in his hand and holds it in a low position in front of the body. , Bowing his head and forcing himself to bow.
Such a posture is extremely unnatural and unreasonable to train hand movements and lip movements that are prerequisites for eating behavior, and training lip movements in the correct posture is necessary. Could not.
In addition, Teeth Hatch 1 is not originally designed for training to close the lips, but rather aims to stimulate the gums where teeth have begun to grow. It is not suitable for such training.
[0011]
The present invention has been made in order to solve such a problem, and provides a lip trainer capable of training a lip movement required for eating behavior with a natural posture. That is the purpose.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a grip portion extending in one direction for gripping by a user, and is formed at one end of the grip portion, and is thin so as to be suitable for a user to hold a mouth. With an edge, it has a portion for holding, and the portion for holding is divided into a plurality of extending portions on the tip side, and these extending portions are in the direction of the grip portion. Along the direction intersecting with the virtual center line extending along, extending radially so as to protrude outward with respect to the virtual center line, the intersection position of the grip and the portion for holding, This is achieved by the lip trainer formed so that the angle θ formed by the line of the line connecting the leading end of the extension with the virtual center line is substantially in the range of 90 degrees to 150 degrees.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the grip portion has a ring shape extending in the one direction, and a portion for holding is divided into a plurality of extending portions on a tip side thereof. The extending portion extends radially so as to protrude outward with respect to the virtual center line along a direction intersecting with the virtual center line extending through the center of the ring-shaped grip portion and along the one direction. And the angle θ between the virtual center line of the line connecting the grip portion and the portion for holding and the tip of the extension portion is substantially 90 to 150 degrees. It is characterized in that it is formed to be in a range .
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the configuration of any one of the first and second aspects, the portion for holding is formed of a material that is flexible enough to be easily deformed when held by a lip of a user. It is characterized by the following.
[0015]
According to the configuration of claim 3, in addition to the function of claim 1 or 2, when the infant inserts the tip of the portion for holding between the lips, the tip is located between the lips and the lip Because it is easily deformed according to the shape of the lip, the lips can be closed more appropriately. Furthermore, when the infant rolls his elbow and brings a portion to be held close to the lips, even if the position slightly moves away from the lips, the portion to be held is deformed, so that the lips are easily captured by the lips.
[0016]
A fourth aspect of the present invention is characterized in that, in the configuration of any one of the first to third aspects, the portion for holding is formed in a dome shape in which a peripheral edge portion is warped upward.
[0017]
According to the configuration of claim 4, in addition to the operation of any one of claims 1 to 3, when the infant has the grip, even if the position is slightly lower, the head is not greatly bent forward, The tip of the mouthpiece can be inserted into the oral cavity.
[0018]
According to a fifth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the grip portion is formed in a rod shape along the virtual center axis.
[0019]
According to the configuration of claim 5, in addition to the effect of any one of claims 1, 3, and 4, it becomes extremely easy to handle for an infant whose fingers are not sufficiently moved.
[0020]
According to a sixth aspect of the present invention, in the configuration according to any one of the first to fifth aspects, the plurality of radially extending projections are formed with projections having different sizes. I do.
[0021]
According to a seventh aspect of the present invention , in the configuration of the first to sixth aspects, the other end of the grip portion is provided with another grip portion having a different shape from the grip portion. Features.
According to an eighth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect, the hardness of the holding portion is in a range of 30 to 70 degrees.
According to a ninth aspect of the present invention, in the configuration of any one of the first to eighth aspects, a plurality or a large number of ridges are formed in the portion for holding.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
The embodiment described below is a preferred specific example of the present invention, and thus various technically preferable limitations are given. However, the scope of the present invention particularly limits the present invention in the following description. The embodiments are not limited to these embodiments unless otherwise described.
[0023]
FIG. 1 is a schematic front view showing a lip trainer according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a schematic plan view showing the lip trainer of FIG. 1, and FIG. 3 is a schematic showing the lip trainer of FIG. It is sectional drawing.
In these figures, the lip trainer 10 includes a main body 11 which is a gripping portion, a first grip portion 12 formed at at least one end of the main body 11, and both ends in this embodiment, And a portion 13 for holding.
[0024]
The main body 11 is formed of a soft rubber material or the like, and is suitably made of a material that has rigidity that can be held and supported by a hand and a soft touch, and is formed of, for example, an elastomer or silicon.
The main body 11 is formed, for example, in a straight rod shape as shown in the figure, and has an outer diameter that is thick enough to be easily held by a small hand of an infant.
[0025]
In the case of the present embodiment, the main body 11 is composed of two members, an upper half 11b and a lower half 11c. These members are formed to be transparent or translucent. The two holding parts are provided integrally. As shown in FIG. 1, a part of the main body 11 has hollow portions 11a and 11d, respectively, in the upper half and the lower half. In the hollow portions 11a and 11d, the end portions 14a and 14b of the connecting member 14 having a thin end portion having a thick portion 14c in the middle are respectively inserted, so that the upper half and the lower half are formed. Is fixedly connected. Note that the upper half 11b and the lower half 11c may be formed of materials having different hardnesses.
[0026]
The connecting member 14 is made of a relatively hard material having a certain degree of rigidity, and plays a role of reinforcing and supporting the entire lip trainer 10.
The intermediate portion 14c of the connecting member 14 is enlarged in diameter and is exposed to the outside, so that the supporting structure is strengthened and the appearance is beautiful in design.
[0027]
The first holding portion 12 is provided to project laterally from the upper end in the drawing of the upper half 11b of the main body 11, and is preferably formed of a flexible material. In this case, the soft material has a hardness of, for example, about 30 to 70 (JIS).
K7215 durometer hardness test type A), particularly preferably about 40 degrees.
The configuration such as the shape of the first grip portion 12 is shown in detail in FIG. 2 which is a top view and FIG. 4 which is a partial cross-sectional view.
The first holding portion 12 is formed so as to extend laterally from the end of the upper half 11b of the main body 11, and has a shape in which the end or the peripheral edge is warped upward. It has a dome shape with its central part convex downward.
[0028]
As shown in FIG. 2, the first holding portion 12 includes a plurality of, in this case, radially extending portions 12a, 12b, 12c, and 12d in four directions, respectively. At least the end of each of the extending portions 12a, 12b, 12c, 12d, for example, the peripheral portion 12e is made to be particularly thin. This thickness is, for example, about 0.5 mm to 4 mm, and the thinner the better, the better, and preferably 2 mm or less.
Thus, when the lip is inserted into the mouth of the infant, it is possible to realize a state in which the lip is particularly closed while being sandwiched between the lips.
And since each extension part 12a, 12b, 12c, 12d is formed of a soft material, it is deformed according to the shape of the lip and follows the lip so as not to prevent the lips from closing and closing together. It has become.
[0029]
On the upper surface of each of the extending portions 12a, 12b, 12c, and 12d, an upwardly protruding projection 15 is formed, and each of the projections 15a, 15b, 15c, and 15d has a semicircular shape or a dome shape. The outer diameters are different from each other.
Thereby, when the infant inserts each extension part 12a, 12b, 12c, 12d separately into the oral cavity, different feelings can be obtained.
[0030]
The second holding portion 13 is formed so as to protrude laterally from the lower end in the drawing of the lower half 11c of the main body 11, and has a substantially dome-like shape when viewed in cross section, like the holding portion 12. Is presented.
As shown in the figure, the second holding portion 13 also includes a plurality of extending portions formed by dividing the peripheral edge portion in the circumferential direction. Each of the extension portions of the second holding portion 13 is formed in a larger number than the extension portion 15 of the first holding portion 12, so that each of the extension portions becomes narrower. The end portion is formed to be thin as in the case of the extension portion 15 of the first holding portion 12.
Since the projections are not formed on each extension of the second holding portion 13 and have different widths, the first holding is performed when the baby is put into the mouth and held. A feeling different from that of the extending portion 15 of the portion 12 can be obtained.
[0031]
Next, the features common to the first and second grip portions 12, 13 will be described. Since this feature is common to both, only the first holding portion 12 will be described.
FIG. 5 is a diagram for explaining this feature, and is a half-sectional view showing an enlarged upper portion of the lip trainer 10.
[0032]
In the figure, assuming a virtual central axis C in the vertical direction of the gripper 11, the intersection of the gripper 11 and the portion 12 for holding is defined as the base of the portion 12 for gripping on the virtual center axis C. The end portion is designated as O.
On the other hand, the position of the tip of one extension 12d of the portion 12 to be held is defined as Q.
Assuming an imaginary line segment S connecting the points O and Q, and assuming that the angle between the imaginary center line C of the gripper 11 and the line segment S is θ, this θ is set in the following range. It is done.
[0033]
That is, in FIG. 5, the angle θ1 between the horizontal line H passing through the point O and the virtual center line C is 90 degrees. As described above, the angle θ2 formed by the horizontal line H and the line segment S requires that the tip of the first grip portion 12 be inclined upward.
According to the experiments of the present inventors, in particular, infants, especially infants of the age who have limited hand movements and have difficulty opening their sides sufficiently, hold the grip 11 in their hands, When an operation of inserting the tip of the holding portion 12 into the oral cavity is performed, it is preferable that the angle θ2 be approximately 0 ° or more and 60 ° or less.
[0034]
When the angle θ2 is less than 0 degrees, the tip of the holding portion 12 faces downward, and the hand of the infant does not rise sufficiently, so that it is difficult to insert the hand into the mouth. For this reason, it is preferable that the tip of the holding portion 12 be inclined at least above the horizontal line H in FIG. 5, but also in this case, if θ2 exceeds 60 degrees, the head becomes unnecessarily necessary. It is not preferable because it is necessary to lean forward. Therefore, it is preferable that the above-mentioned θ2 is not less than approximately 0 ° and not more than 60 °, and in this case, it is preferable that the angle θ is set to be approximately in the range of 90 ° to 150 °.
[0035]
The present embodiment is configured as described above, and its operation will be described next.
FIG. 6 is a schematic perspective view showing a state in which the lip trainer 10 of the present embodiment is used.
In the figure, the lip trainer 10 is suitable for performing training to close the lips when the feeding reflex gradually begins to disappear, and it is difficult for infants at this time to lift their hands with their arms wide open.
[0036]
For this reason, when the grip 11 of the lip trainer 10 is held in the hand as shown in the figure with the elbow almost attached to the side or the body side, the first grip is formed at the upper end of the grip 11. Portion 12 extends laterally above the position of the hand. For this reason, the infant I can very easily insert the first holding portion 12 into the oral cavity without opening the mouth without taking an excessive posture such as bending the head extremely. .
[0037]
More specifically, as described above, the first holding portion 12 includes the extending portions 12a, 12b, 12c, and 12d in four directions in a radial manner. For this reason, any one of these extensions is inserted into the oral cavity. At this time, as described above, the distal end of the extension portion is formed thin, and the first holding portion 12 is formed of a flexible material. Practice becomes possible.
[0038]
That is, first, the lips can be closed and almost sealed by inserting the extension between the lips. Accordingly, it is possible to train a mouth closing operation which is a premise of the ability to ingest a baby food or a liquid food, for example, as a feeding operation performed after the breastfeeding exercise.
Furthermore, because the extension is flexible, the extension can be deformed between the upper lip and the lower lip along the shape of the lip when the lip is closed, thereby providing a more complete Training to close the lips is possible.
[0039]
For this reason, by giving this lip trainer 10 when an infant usually takes the action of sucking a finger or putting on a towel, it is possible to appropriately train the lip movement required at this time, and furthermore, to suck a finger. It is possible to avoid an unsanitary condition which is a problem in the above.
[0040]
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view showing a second embodiment of the lip trainer of the present invention. In the figure, the portions denoted by the same reference numerals as those in the first embodiment have the same configuration, and thus the duplicate description will be omitted, and the description will focus on the differences.
The upper portion of the main body 11 shown in FIG. 7 is integrally provided with a first holding portion 22. The configuration of the first grip portion 22 is substantially the same as the first grip portion 12 in the first embodiment, but the shape is different.
[0041]
That is, the first mouth portion 22 has a dome shape that is convex downward as a whole when viewed in cross section, and its outer peripheral portion is the same as the extended portion in the first embodiment. Over a small thickness.
The upper surface of the first holding portion 22 is a concave inner surface. As shown in FIG. 8 which is a plan view of this portion, a plurality of or a large number of ridges 22a are formed.
In this case, a large number of the ridges 22a are formed concentrically, and when the peripheral portion of the first holding portion 22 is inserted into the oral cavity, a feeling different from that of the first embodiment can be obtained. It has become.
[0042]
Further, at the lower end of the main body 11, a second holding portion 13 is provided, and this configuration is the same as that of the first embodiment. And these two parts 22 and 23 for holding have the same configuration as that described in FIG.
The present embodiment is configured as described above, and exhibits the same functions and effects as the first embodiment.
[0043]
The invention is not limited to the embodiments described above. For example, the portion to be held is not limited to the first and second portions, and may be formed in a large number or only one.
Further, in each embodiment, the grip portion is formed in a rod shape, but may be formed in any other shape such as a ring shape that is easy to grasp. In this case, the virtual center line C in FIG. 5 is assumed to pass through the center of the grip.
Further, the present invention can be configured by appropriately combining the respective partial configurations of the above-described embodiments.
[0044]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a lip trainer capable of training a lip movement required for eating behavior with a natural posture.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view showing a first embodiment of a lip trainer according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view of the lip trainer of FIG.
FIG. 3 is a schematic sectional view of the lip trainer of FIG. 1;
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view showing, on an enlarged scale, a portion for holding the lip trainer of FIG. 1;
FIG. 5 is a schematic half-sectional view showing, on an enlarged scale, a portion for holding the lip trainer of FIG. 1;
FIG. 6 is a schematic perspective view showing a use state of the lip trainer of FIG. 1;
FIG. 7 is a schematic sectional view showing a second embodiment of the lip trainer according to the present invention.
FIG. 8 is a schematic top view of a first mouthpiece of the lip trainer of FIG. 5;
FIG. 9 is a front view showing an example of a conventional toothbrush.
[Explanation of symbols]
10, 20 ... lip trainer, 11 ... body (gripping part) 12, 22 ... first holding part, 13 ... second holding part, 14 ... support member .

Claims

A grip portion extending in one direction for a user to grip,
A grip portion formed at one end of the grip portion and having a thin edge suitable for the user to hold the mouth,
The part for holding is
The tip side is divided into a plurality of extending portions, and these extending portions are located outside the virtual center line along a direction intersecting with a virtual center line extending along the direction of the grip portion. Extending radially to protrude into
The angle θ between the virtual center line of the line connecting the grip portion and the portion to be held and the tip of the extension portion is approximately in the range of 90 degrees to 150 degrees. A lip trainer, characterized in that it is formed in a lip trainer.

The grip portion is a ring shape extending in the one direction, and the holding portion is divided into a plurality of extending portions on the tip side, and these extending portions pass through the center of the ring-shaped grip portion. Along a direction intersecting with the virtual center line extending along the one direction, the projection extends radially so as to protrude outward with reference to the virtual center line, and includes a portion for holding and the grip portion. The angle θ formed with respect to the imaginary center line of the line connecting the intersection position and the tip of the extension portion is formed to be in a range of approximately 90 degrees to 150 degrees. The lip trainer according to claim 1.

The lip trainer according to claim 1, wherein the holding portion is formed of a material that is flexible enough to be easily deformed when held by a lip of a user. .

The lip trainer according to any one of claims 1 to 3, wherein the portion for holding is formed in a dome shape in which a peripheral edge thereof is warped upward.

5. The lip trainer according to claim 1, wherein the grip is formed in a rod shape along the virtual center axis. 6.

The lip trainer according to any one of claims 1 to 5, wherein protrusions having different sizes are formed on the plurality of radially extending extensions .

The lip according to any one of claims 1 to 6 , wherein another grip portion having a shape different from that of the grip portion is provided at the other end of the grip portion. trainer.

4. The lip trainer according to claim 3, wherein the hardness of the holding portion is in a range of 30 degrees to 70 degrees.

The lip trainer according to any one of claims 1 to 8 , wherein a plurality of or a plurality of ridges are formed in the portion for holding.