JP3540135B2 - Hydraulic fluid reservoir for vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の外部作動機器の作動媒体となる作動液を貯留する車両用作動液リザーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術として例えば実開平4−124577号公報が挙げられる。以下、図4を参照して説明する。
【0003】
作動液リザーバは全体として1で示され、ハイドロブースタ30を備えたタンデムマスタシリンダ20に接続されている。作動液リザーバ1の本体2の内部空間は、タンデムマスタシリンダ20のプライマリ液圧室24に連絡可能なプライマリ側液室9と、タンデムマスタシリンダ20のセカンダリ液圧室25に連絡可能なセカンダリ側液室10と、作動液の液量に応じて上下移動可能なフロート11が配置されるフロート室8と、ハイドロブースタ30用のリザーバであるブースタ側液室14とから成っている。タンデムマスタシリンダ20は公知のように構成されており、シリンダ孔21に対して摺動自在にプライマリピストン22およびセカンダリピストン23が挿入され、ブレーキ操作時、これら両ピストン22、23の図中左方への移動により、プライマリ液圧室24およびセカンダリ液圧室25にそれぞれブレーキ液圧が発生するようになっている。
【0004】
フロート室8とプライマリ側液室9とは、フロート11の上下移動を案内する円筒状の案内部4および5とにより区画され、フロート室8とセカンダリ側液室10とは壁部6および7とにより区画されているが、これらは相互に連通可能となっている。また、プライマリ側液室9とブースタ側液室14とは壁部13とにより区画されているが、これらも相互に連通可能となっている。フロート11の下部には永久磁石12が設けられ、これと本体2の底部に取り付けられたリードスイッチ15とにより、公知の液面検知手段が構成される。ブースタ側液室14に蓄えられる作動液は、図示しないポンプ装置の吸引作用により供給ポート16を介してハイドロブースタ30に供給されると共に、ブレーキ弛め時にはハイドロブースタ30から戻りポート17を介してブースタ側液室14に戻される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の作動液リザーバ1では、ブースタ側液室14を他の液室に比べて容積が大きく、しかも、供給ポート16はブースタ側液室14の下部側壁の一部2aから外方へ突出するように形成されているので、ブースタ側液室14に蓄えられる作動液の量が少ないときに車両の急加速、急制動あるいは急旋回等を起こすと、作動液の液面傾斜によりブースタ側液室14内の作動液が移動して作動液の貯留状態が大きく変化し易い。すると、供給ポート16の液室14側の開口16aの上端部より低い位置に作動液の液面が位置してしまう可能性があり、これによりポンプ装置の吸引作用によって作動液のみならずエア(空気)をも吸引して配管経路中に気泡を生じさせてしまい、ハイドロブースタ30が正常に機能しなくなってしまう恐れがある。すなわち、ポンプ装置により吸引される作動液の液量はかなり多いので、供給ポート16の開口16aの近傍には十分な作動液が貯留されていなければならないが、従来の作動液リザーバ1では作動液の貯留状態を安定させることができない。
【0006】
さらに、ハイドロブースタ30に代わる外部作動機器として、図4を参照して説明すると、図示しないポンプ装置により液室14内の作動液を吸引し、その吐出圧をタンデムマスタシリンダ20のプライマリ液圧室24に供給すると共にセカンダリピストン23を駆動する自動ブレーキ制御用ブレーキシステムに適用する場合も同様に、ポンプ装置により吸引した作動液にエアが含まれていると、プライマリ液圧室24にもエアが侵入することになり、よって、このブレーキシステムの作動に支障を来すことになる。
【0007】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、作動液の貯留量が少なく、作動液の液面傾斜によりその貯留状態が変化したときでも、外部作動機器への配管経路にエアが侵入することを防止することができる車両用作動液リザーバを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、複数の外部作動機器の媒体となる作動液を注入する開口部と前記作動液を蓄える内部空間とを有する本体と、前記内部空間内に一対の仕切り壁により区画され、その内部に前記作動液の液量に応じて上下動する液面検知用のフロートを備えたフロート室と、このフロート室を境にして前記内部空間の一方側に区画され前記複数の外部作動機器の1つであるタンデムマスタシリンダのプライマリ液圧室に連絡可能な第1室と、前記フロート室を境にして前記第1室とは反対側に区画され前記タンデムマスタシリンダのセカンダリ液圧室に連絡可能な第2室と、前記複数の外部作動機器の残余の外部作動機器に前記作動液を供給するポートとを有する車両用作動液リザーバにおいて、前記フロート室の底部には、当該フロート室よりも容積が小さい供給室が形成されており、前記ポートは、前記供給室の底部に形成された連通孔を介して前記供給室に連通していることを特徴とする車両用作動液リザーバ、によって解決される。
【0009】
本発明は、残余の外部作動機器に作動液を供給するポートを供給室の底部に形成した連通孔を介してフロート室の底部に連通可能に形成することにより、上記残余の外部作動機器へのエアの侵入の防止を図っている。液面検出手段としてのフロートが配置されるフロート室は、車両に作用する加減速等により作動液の液面が傾斜したときでも作動液の移動が最小で、内部空間の中でも作動液の貯留状態が最も安定している領域である。したがって、このフロート室の底部と連通可能に上記ポートを形成することにより、作動液の貯留量が少ないときでも安定して作動液を供給することができ、特に、フロート室よりも容積的に小さな供給室底部の連通孔を介して当該ポートを供給室に連通させているので、上記残余の外部作動機器への配管経路にエアが侵入することを確実に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による車両用作動液リザーバについて図1〜図3を参照して説明する。
【0011】
本実施の形態による作動液リザーバは全体として31で示され、外部作動機器の1つであるタンデムマスタシリンダの2つのボス部51および52に接続されている。本体32の内部空間は一対の仕切り壁37aおよび37bにより主として3つの室に区画される。すなわち、これら一対の仕切り壁37a、37bとの間に区画されるフロート室38と、フロート室38を境にして内部空間の一方側に区画されタンデムマスタシリンダのプライマリ液圧室に接続孔49を介して連絡可能な第1室としてのプライマリ側液室39と、フロート室38を境にして内部空間の反対側に区画されタンデムマスタシリンダのセカンダリ液圧室に接続孔50を介して連絡可能な第2室としてのセカンダリ側液室40とが形成されている。なお、符号41はプライマリ側液室39内に形成される壁部の1つである(図3参照)。
【0012】
フロート室38には、作動液の液量に応じて上下移動可能なフロート42が配置され、フロート室38の底部から上方に延びる案内部45によりその移動が案内される。フロート42の下部には永久磁石43が備えられ、これと対向するように本体32の底部外方のスイッチ装着部54にリードスイッチ44が装着され、これら永久磁石43とリードスイッチ44とにより公知の液面検知手段が構成される。すなわち、永久磁石43がリードスイッチ44に向かって所定位置まで接近したときに永久磁石43からの磁力によりリードスイッチ44が作動し、外部へ液量不足を警告するように構成されている。なお、フロート42の上限位置は、本体32の開口部33の下方に配置されたフィルタ36の底部により規制され、また、開口部33は、円板状のシール部材34を介してキャップ35が取り付けられることにより覆われている。
【0013】
フロート室38の底部には、上記スイッチ装着部54に隣接して、フロート室38に比べて容積が小さい供給室48が形成されている。供給室48の底部は、プライマリ側液室39の底部39aおよびセカンダリ側液室40の底部40aとほぼ同一の高さ位置にある。そこで本実施の形態では、タンデムマスタシリンダとは別の外部作動機器を自動ブレーキ制御用ブレーキシステムにおけるポンプ装置とし、このポンプ装置に作動液を供給するためのポート46を供給室46の底部に設けている。上記ポンプ装置は、ポート46を介して吸引した作動液をタンデムマスタシリンダのプライマリ液圧室に向けて加圧送出すると共に、この加圧した作動液によりセカンダリピストンを駆動し、もって所定の車輪にブレーキ力を作用させるためのものであり、また、上記プライマリ液圧室を介して本体32の内部空間すなわちプライマリ側液室39に作動液を戻すブレーキシステム構成が採られている。
【0014】
ポート46は、図3に示すようにスイッチ装着部54の設置部分に対してオフセットされて形成され、また、スイッチ装着部54のリードスイッチ挿入口52aとは反対側に突出形成される。ポート46の内部は、連通孔47を介して供給室48と連通している(図2参照)。
【0015】
以上のように構成することにより、本実施の形態によれば、車両に作用する加減速等による作動液の移動が最小で本体32の内部空間の中でも作動液の貯留状態が最も安定しているフロート室38の底部に連通可能に、自動ブレーキ制御用ブレーキシステムにおけるポンプ装置に作動液を供給するポート46を設けたので、作動液の貯留量が少ないときに車両の急加速、急制動あるいは急旋回等によって液面が瞬間的に大きく傾斜することがあっても、ポート46の開口すなわち連通孔47よりも低い位置に液面が到達することはない。よって、配管経路にエアを侵入させることなく安定して作動液を供給することができ、自動ブレーキ制御用ブレーキシステムを常に正常に機能させることができる。
【0016】
特に本実施の形態では、フロート室38の底部より低い位置に供給室48を設け、更にこの底部に形成した連通孔47を介して作動液をポート46に連通させるようにしているので、フロート室38の内部からポート46の内部までに十分な液量を確保させておくことができる。
【0017】
また、本実施の形態によれば、ポート46をスイッチ装着部54の設置部分に対してオフセットして形成し、更にスイッチ装着部54のリードスイッチ挿入口52aとは反対側に突出形成するようにしているので、リードスイッチ44の取付作業に支障を来すこともない。
【0018】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0019】
例えば以上の実施の形態では、残余の外部作動機器として自動ブレーキ制御用ブレーキシステムにおけるポンプ装置を例にとって説明したが、これに代えて従来と同様、ハイドロブースタに圧液を供給するためのポンプ装置に適用してもよい。この場合、ハイドロブースタから作動液を戻すための戻りポートを、例えばフロート室38に連通させるように形成すればよい。
【0020】
また、以上の実施の形態では、外部作動機器としてタンデムマスタシリンダおよび自動ブレーキ制御用システムにおけるポンプ装置の2つの機器に対して作動液を供給する作動液リザーバ31として説明したが、ポート46の排出端部から配管を分岐させ、一方には自動ブレーキ制御用システムにおけるポンプ装置、他方にはハイドロブースタ用のポンプ装置に対して、それぞれ作動液を供給するように構成することもできる。
【0021】
以上述べたように、本発明の車両用作動液リザーバによれば、車両に作用する加減速等による作動液の移動が最小で、本体の内部空間の中でも作動液の貯留状態が最も安定しているフロート室の底部に当該フロート室よりも容積が小さい供給室を形成し、この供給室の底部に形成した連通孔を介して、残余の外部作動機器に作動液を供給するポートを上記供給室に連通させているので、作動液の貯留量が少ないときに車両の急加速、急制動あるいは急旋回等によって液面が瞬間的に大きく傾斜することがあっても、配管経路にエアを侵入させることなく安定して作動液を供給することができ、当該外部作動機器を常に正常に機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車両用作動液リザーバの全体を示す断面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向の断面図である。
【図3】同車両用作動液リザーバの底面図である。
【図4】従来の車両用作動液リザーバの全体を示す断面図である。
【符号の説明】
31 作動液リザーバ
32 本体
33 開口部
37a 仕切り壁
37b 仕切り壁
38 フロート室
39 プライマリ側液室(第1室)
40 セカンダリ側液室(第2室)
42 フロート
43 永久磁石
44 リードスイッチ
46 ポート
47 連通孔
48 供給室
54 スイッチ装着部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle hydraulic fluid reservoir that stores a hydraulic fluid serving as a working medium of a plurality of external operating devices.
[0002]
[Prior art]
For example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-124577 discloses this type of conventional technology. Hereinafter, description will be made with reference to FIG.
[0003]
The hydraulic fluid reservoir is generally indicated by 1 and is connected to a
[0004]
The float chamber 8 and the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional hydraulic fluid reservoir 1 described above, the capacity of the booster-
[0006]
Further, as an external operating device that replaces the
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and prevents air from entering a piping route to an external operating device even when the amount of stored hydraulic fluid is small and its storage state changes due to a level inclination of the hydraulic fluid. An object of the present invention is to provide a working fluid reservoir for a vehicle that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above problems are solved by a main body having an opening for injecting a working fluid serving as a medium of a plurality of external working devices and an internal space for storing the working fluid, and a pair of partition walls in the internal space, A float chamber provided with a float for liquid level detection that moves up and down in accordance with the amount of the hydraulic fluid, and one of the plurality of external operating devices partitioned on one side of the internal space with the float chamber as a boundary. A first chamber that can communicate with the primary hydraulic chamber of the tandem master cylinder, and a second chamber that is partitioned on the opposite side of the first chamber from the float chamber and can communicate with the secondary hydraulic chamber of the tandem master cylinder. such a second chamber, in the vehicle hydraulic fluid reservoir having a port for supplying the hydraulic fluid to an external operation device of the residual of the plurality of external actuation device, the bottom of the float chamber, the float chamber Also formed the small volume supply chamber, said port, the hydraulic fluid reservoir, a vehicle, characterized in that in communication with the supply chamber through a communication hole formed in the bottom of the feed chamber Will be resolved.
[0009]
According to the present invention, by forming a port for supplying the working fluid to the remaining external operating device through a communication hole formed in the bottom of the supply chamber so as to be able to communicate with the bottom of the float chamber, the remaining external operating device can be connected to the remaining external operating device. The air is prevented from entering. The float chamber in which the float serving as the liquid level detecting means is disposed has a minimum movement of the hydraulic fluid even when the liquid level of the hydraulic fluid is tilted due to acceleration or deceleration acting on the vehicle, and the state of storing the hydraulic fluid even in the internal space. Is the most stable area. Therefore, by forming the port so as to be able to communicate with the bottom of the float chamber, it is possible to stably supply the hydraulic fluid even when the storage amount of the hydraulic fluid is small, and in particular, the hydraulic fluid is smaller in volume than the float chamber. Since the port communicates with the supply chamber through the communication hole at the bottom of the supply chamber, it is possible to reliably prevent air from entering the piping path to the remaining external operation device.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a hydraulic fluid reservoir for a vehicle according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
The hydraulic fluid reservoir according to the present embodiment is indicated as a whole by 31 and is connected to two
[0012]
A
[0013]
At the bottom of the
[0014]
As shown in FIG. 3, the
[0015]
With the above configuration, according to the present embodiment, the movement of the hydraulic fluid due to acceleration or deceleration acting on the vehicle is minimized, and the state of storing the hydraulic fluid is the most stable in the internal space of the
[0016]
Particularly, in the present embodiment, the
[0017]
Further, according to the present embodiment, the
[0018]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is, of course, not limited thereto, and various modifications can be made based on the technical idea of the present invention.
[0019]
For example, in the above-described embodiment, the pump device in the automatic brake control brake system has been described as an example of the remaining external operating device. However, instead of the pump device, a pump device for supplying a hydraulic fluid to the hydro booster as in the related art. May be applied. In this case, a return port for returning the hydraulic fluid from the hydro booster may be formed, for example, so as to communicate with the
[0020]
In the above embodiment, the
[0021]
As described above, according to the hydraulic fluid reservoir for a vehicle of the present invention, the movement of the hydraulic fluid due to acceleration or deceleration acting on the vehicle is minimized, and the state of storing the hydraulic fluid is the most stable in the internal space of the main body. A supply chamber having a smaller volume than that of the float chamber is formed at the bottom of the float chamber, and a port for supplying hydraulic fluid to the remaining external operating equipment is connected to the supply chamber through a communication hole formed at the bottom of the supply chamber. since communicated to, rapid acceleration of the vehicle when a small amount of stored hydraulic fluid, the liquid level by sudden braking or sudden turning or the like even be momentarily increased inclination, to penetrate the air in the pipe path The working fluid can be supplied stably without the need for the working fluid, and the external working device can always function normally.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an entire vehicle hydraulic fluid reservoir according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line [2]-[2] in FIG.
FIG. 3 is a bottom view of the hydraulic fluid reservoir for the vehicle.
FIG. 4 is a sectional view showing the whole of a conventional hydraulic fluid reservoir for a vehicle.
[Explanation of symbols]
31
40 Secondary side liquid chamber (second chamber)
42
47 Communication hole
48
Claims (5)
前記フロート室の底部には、当該フロート室よりも容積が小さい供給室が形成されており、前記ポートは、前記供給室の底部に形成された連通孔を介して前記供給室に連通していることを特徴とする車両用作動液リザーバ。A main body having an opening for injecting a working fluid serving as a medium for a plurality of external working devices and an internal space for storing the working fluid, and a compartment partitioned by the pair of partition walls in the internal space, and the inside of the A float chamber provided with a float for liquid level detection that moves up and down in accordance with the amount of liquid; and a tandem master partitioned on one side of the internal space by the float chamber and being one of the plurality of external operating devices. A first chamber communicable with a primary hydraulic chamber of the cylinder, and a second chamber partitioned on the opposite side of the float chamber from the first chamber and communicable with a secondary hydraulic chamber of the tandem master cylinder. A hydraulic fluid reservoir for a vehicle having a port for supplying the hydraulic fluid to the remaining external operating devices of the plurality of external operating devices,
A supply chamber having a smaller volume than the float chamber is formed at the bottom of the float chamber, and the port communicates with the supply chamber through a communication hole formed at the bottom of the supply chamber. A hydraulic fluid reservoir for a vehicle.
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