JP3539452B2 - Electronic program guide display control apparatus and method - Google Patents
Electronic program guide display control apparatus and method Download PDFInfo
- Publication number
- JP3539452B2 JP3539452B2 JP18526895A JP18526895A JP3539452B2 JP 3539452 B2 JP3539452 B2 JP 3539452B2 JP 18526895 A JP18526895 A JP 18526895A JP 18526895 A JP18526895 A JP 18526895A JP 3539452 B2 JP3539452 B2 JP 3539452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- data
- button switch
- program guide
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子番組ガイド表示制御装置および方法に関し、特に所定の番組を見ている状態において、その番組の画像をできるだけ遮ることなく、多くの番組の中から所望の番組を、迅速且つ確実に選択することができるようにした電子番組ガイド表示制御装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、放送衛星、通信衛星などの衛星を介して、テレビジョン信号をデジタル化して伝送し、各家庭においてこれを受信するシステムが普及しつつある。このシステムにおいては、例えば80近くのチャンネルを確保することが可能であるため、極めて多くの番組を放送することができる。
【0003】
このようなシステムにおいては、多くの番組の中から所望の番組を確実に選択することができるようにするため、電子番組ガイド(EPG:Electrical Program Guide)を伝送し、受信側においてこれを受信して表示し、この電子番組ガイドから所望の番組を選択することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のEPGシステムにおいては、所定の番組が表示されている状態において、電子番組ガイドをその上に重ねて表示するようにしているため、もとの番組の画像が遮られ、見にくくなる課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、視聴している番組の画像をできるだけ遮らないようにして、迅速且つ確実に、所望の番組を選択することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子番組ガイド表示制御装置は、番組の画像を表示させる番組表示制御手段と、番組を選択する電子番組ガイドを表示させる番組ガイド表示制御手段と、電子番組ガイドの表示位置を変更するとき操作される操作手段と、操作手段への操作に応じて、電子番組ガイドの表示位置を、電子番組ガイドが番組の字幕と重ならないように、予め決められた所定の表示位置に順次切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
切換手段は、操作手段への操作に応じて、電子番組ガイドの表示位置を、所定の表示位置の中の、画像の動きが最も少ない位置に変更することができる。
【0008】
電子番組ガイドは、帯状に配置された複数の番組を表す画像から構成されるようにすることができる。
【0009】
所定の表示位置は、画面の下部、上部、左側部または右側部であるようにすることができる。
本発明の電子番組ガイド表示制御方法は、番組の画像を表示させる番組表示制御ステップと、番組を選択する電子番組ガイドを表示させる番組ガイド表示制御ステップと、電子番組ガイドの表示位置を変更するとき操作される操作部への操作に応じて、電子番組ガイドの表示位置を、電子番組ガイドが番組の字幕と重ならないように、予め決められた所定の表示位置に順次切り換える切換ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の電子番組ガイド表示制御装置および方法においては、番組の画像が表示され、番組を選択する電子番組ガイドが表示され、電子番組ガイドの表示位置を変更するとき操作される操作部への操作に応じて、電子番組ガイドの表示位置が、電子番組ガイドが番組の字幕と重ならないように、予め決められた所定の表示位置に順次切り換えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を応用した送信装置の構成例を表している。この送信装置は、スイッチャ301を備え、このスイッチャ301には、例えば米国であれば、CNN、GAORA、朝日、STAR、TRY、MTV、スーパー、スポ、BBC、CSNI、グリーン(商標あるいはサービスマーク)などの各放送局、日本であれば、NHK、日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、WOWOW(商標あるいはサービスマーク)などの放送局から供給されるビデオデータとオーディオデータがデジタルデータとして入力される。
【0011】
あるいはまた、このスイッチャ301には、図示せぬデジタルビデオテープレコーダ(DVTR)より再生されたデジタルビデオ信号とオーディオ信号が入力されるようになされている。
【0012】
スイッチャ301は、番組送出制御装置308に制御され、入力されたビデオ信号とオーディオ信号のうち、所定の複数の放送チャンネル(但し、この場合、ビデオ信号とオーディオ信号を1つの放送チャンネルとして数えている)を選択し、プロモーションチャンネル生成装置302に出力する。
【0013】
また、スイッチャ301は、入力された信号から、所定の5個の放送チャンネルを選択し、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−1に出力する。同様に、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−2乃至303−7にも、所定の5放送チャンネル分の信号を選択し、出力する。
【0014】
さらにスイッチャ301より出力された所定のビデオ信号は、EPGデータ生成装置309が内蔵するJPEGエンコーダブロック310に供給されている。
【0015】
プロモーションチャンネル生成装置302は、入力された複数の放送チャンネルの信号のうち、所定の2つのチャンネルの信号を、それぞれ独立に処理する。
【0016】
また、このプロモーションチャンネル生成装置302には、EPGデータ生成装置309が番組送出制御装置308の制御の下に発生した伝送すべきアイコン、ステーションロゴ、カテゴリロゴなどのビットマップデータ(これらは、後述する図20のIRD2側に予め記憶しておくこともできる)が入力されている。プロモーションチャンネル生成装置302は、このビットマップデータをスイッチャ301より入力されるビデオ信号に重畳する。
【0017】
プロモーションチャンネル生成装置302は、処理したデータを、マルチプレクサ(MUX)304−1に出力する。なお、このプロモーションチャンネル生成装置302の詳細については、図2を参照して後述する。
【0018】
MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−1乃至303−7は、スイッチャ301より入力された、それぞれ5放送チャンネル分ずつのビデオ信号とオーディオ信号をエンコードできるように、5チャンネル分の(5台の)MPEGビデオ/オーディオエンコーダを内蔵している。MPEGビデオ/オーディオエンコーダ303−1乃至303−7は、入力されたビデオデータとオーディオデータをエンコードし、対応するマルチプレクサ304−2乃至304−8に出力する。
【0019】
EPGデータ生成装置309に内蔵されているJPEGビデオエンコーダブロック310は、スイッチャ301より入力されたビデオ信号の中から、番組送出制御装置308からの指令に対応して、所定の代表画面を選択し、その代表画面を縮小して小さい画面とし、さらに、その縮小画面のデータを圧縮して、第1のEPGデータ(EPG1)として、マルチプレクサ304−1乃至304−8に出力する。
【0020】
また、マルチプレクサ304−2乃至304−8には、EPGデータ生成装置309により生成された他のEPGデータ(EPG2)が供給されている。このEPG2は、比較的短い期間のテキストを中心とするEPGデータを含んでいる。また、マルチプレクサ304−1には、EPG2のEPGデータと、それより後の期間のテキストを中心とする第3のEPGデータ(EPG3)が供給されている。
【0021】
マルチプレクサ304−2乃至304−8とマルチプレクサ304−1は、これらのEPG1乃至EPG3、またはEPG1とEPG2を、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−1乃至303−7、あるいはプロモーションチャンネル生成装置302より入力されるビデオデータおよびオーディオデータと多重化し、デジタル変調回路305−2乃至305−8またはデジタル変調回路305−1に出力する。デジタル変調回路305−1乃至305−8は、入力されたデジタルデータを所定の方式(例えばQPSK方式)でデジタル変調する。これらのデジタル変調回路305−1乃至305−8の出力が、それぞれ衛星のトランスポンダ(後述する図12のトランスポンダ1乃至8)に対応して割り当てられる。
【0022】
合成回路306は、デジタル変調回路305−1乃至305−8の出力を合成し、アンテナ307を介して衛星に向けて伝送する。
【0023】
図2は、プロモーションチャンネル生成装置302の構成例を表している。スイッチャ301より出力された1つの放送チャンネルのデータは、単独画面生成装置332−1により、単独の画面として処理される。そして、その出力は、スーパーインポーザ333−1に入力され、EPGデータ生成装置309より供給されたデータが、スーパーインポーズされる。そして、スーパーインポーザ333−1の出力が、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−1に出力されている。
【0024】
同様に、スイッチャ301より出力された、残りの1放送チャンネル分のデータは、単独画面生成装置332−2により単独で処理された後、スーパーインポーザ333−2に入力され、EPGデータ生成装置309より入力されたデータがスーパーインポーズされる。スーパーインポーザ333−2より出力されたデータは、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−2に入力され、エンコードされるようになされている。
【0025】
なお、単独画面生成装置332−1,332−2に取り込まれた1チャンネル分ずつのオーディオデータは、MPEGビデオ/オーディオエンコーダ334−1,334−2でそれぞれエンコードされる。
【0026】
MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−1,334−2より出力されたデータは、マルチプレクサ335により多重化され、マルチプレクサ304−1に出力されるようになされている。
【0027】
このようにして、衛星を介して、各家庭に配置された受信装置(図20のIRD2)に向けて行われるデジタルビデオ放送の欧州規格が、欧州の放送事業者やメーカなどを中心に約150社が参加するプロジェクトDVB(DigitalVideo Broadcasting)によりまとめられたが、受信側においては、この規格に準じて、このようにして伝送されるEPGデータから電子番組ガイドの画面を生成し、モニタ装置に表示させることができる。
【0028】
次に、図1と図2に示した実施例の動作について説明する。スイッチャ301は、番組送出制御装置308に制御され、プロモーション用として放送すべき2チャンネル分の信号を選択し、プロモーションチャンネル生成装置302に出力する。
【0029】
スイッチャ301より出力された1つのチャンネルのデータは、単独画面生成装置332−1において、所定の処理が施された後、スーパーインポーザ333−1に入力される。この単独画面の番組は、例えば所定の番組を宣伝するために、その番組の一部を紹介するものである。図3は、このプロモーション番組の表示例を表している。
【0030】
スーパーインポーザ333−1は、このビデオデータに、EPGデータ生成装置309より入力されるデータをスーパーインポーズする。図3の表示例においては、左上に表示されている項目名としての「プロモーションチャンネル1 NHK」の文字、項目内容としての「番組紹介」の文字、および、この番組を実際に放送している放送局(ステーション)のロゴ(この実施例の場合、「NHK」)を重畳する(但し、ステーションロゴは、IRD2側に記憶されている場合は、重畳されない)。
【0031】
そして、スーパーインポーザ333−1の出力が、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−1に入力され、MPEG2方式でエンコードされる。
【0032】
スイッチャ301により選択された他の残りの1つのチャンネルの信号に対しても、単独画面生成装置332−2、スーパーインポーザ333−2およびMPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−2により、同様の処理が行われる。従って、単独画面で番組を紹介するプロモーションチャンネルが、この実施例の場合2つ生成されることになる。
【0033】
マルチプレクサ335は、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334−1,334−2より出力された2つの単独画面よりなるプロモーションチャンネルのデータを多重化し、マルチプレクサ304−1に出力する。
【0034】
マルチプレクサ304−1は、プロモーションチャンネル生成装置302より入力されたデータに、EPGデータ生成装置309より入力されたEPGデータEPG1乃至EPG3を多重化し、パケット化して出力する。デジタル変調回路305−1は、マルチプレクサ304−1より入力されたデータをデジタル変調する。このデジタル変調回路305−1より出力されたデータが、衛星のガイドトランスポンダ(図12のトランスポンダ1)に割り当てられる。
【0035】
一方、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−1は、スイッチャ301より入力された5放送チャンネル分のビデオデータとオーディオデータをエンコードして、マルチプレクサ304−2に出力する。マルチプレクサ304−2は、これらの5放送分のデータと、EPGデータ生成装置309より供給されるEPGデータEPG1,EPG2をパケット化し、多重化して、デジタル変調回路305−2に出力する。デジタル変調回路305−2は、マルチプレクサ304−2より入力されたデータをデジタル変調する。このデジタル変調回路305−2によりデジタル変調されたデータが、通常のトランスポンダのうちの第1のトランスポンダ(図12のトランスポンダ2)に割り当てられる。
【0036】
以下、同様にして、マルチプレクサ304−3乃至304−8が、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303−2乃至303−7によりエンコードされた、他の5個ずつの放送チャンネルのデータと、EPGデータEPG1,EPG2をパケット化して多重化し、対応するデジタル変調回路305−3乃至305−8に入力する。デジタル変調回路305−3乃至305−8は、入力されたデータをデジタル変調する。これらのデジタル変調回路305−3乃至305−8により変調されたデータ号が、残りの6個の通常のトランスポンダ(図12のトランスポンダ3乃至8)のそれぞれに割り当てられる。
【0037】
合成回路306は、デジタル変調回路305−1乃至305−8より出力されたデータを合成し、アンテナ307を介して衛星に向けて出力する。衛星は、このデータを8個のトランスポンダで処理し、各受信装置(IRD2)に向けて伝送する。
【0038】
ここで、EPGデータEPG1乃至EPG3について説明する。この実施例においては、後述するように、リモートコマンダ5の番組表ボタンスイッチ144(図24)を操作すると、モニタ装置4(図20)には、図4に示すように、通常の画面に、データストリームの画面が重畳表示される。このデータストリームは、図5と図6にそれぞれ示すように、タイトルバーと番組ウインドウにより構成されている。
【0039】
タイトルバーにおいては、図5に示すように、その最も左側に、番組のジャンルを象徴的に表すジャンルアイコンが表示されている。ジャンルアイコンの次には、その番組を放送している放送局のシンボルとしてのステーションロゴが表示されている。そして、ステーションロゴの次に、その番組のタイトルが表示される。
【0040】
また、番組ウインドウは、図6に示すように、この実施例の場合、5個の放送チャンネルの代表画面を縮小した静止画で構成されている。各縮小画面には、その番組の属するジャンルを象徴するジャンルアイコンが表示される。
【0041】
また、リモートコマンダ5のインフォボタンスイッチ145(図24)を操作すると、図7に示すように、番組をより詳細に説明するインフォ画面が表示されるようになされている。このインフォ画面の最も上部には、図4に示したデータストリームにおける場合と同様に、タイトルバーが表示される。
【0042】
タイトルバーの左下には、代表画面の静止画の縮小画面が表示され、その右側の上下には、この番組の放送日時と、この番組の出演者(人物)の氏名が、それぞれ表示される。そして、さらに、その下側には、この番組の内容を説明する内容説明文が表示される。
【0043】
このうち、EPG1は、図6に示す番組ウインドウを構成する静止画データであり、EPG2とEPG3は、番組のタイトル、放送日時、出演者、内容説明文などのデータであり、EPG2は、現在からより近い将来までの番組に関するものであり、EPG3は、EPG2により表されている番組より、遠い将来に放送される番組に関するものである。これらのEPG1乃至EPG3は、OSDとして表示される。
【0044】
また、図8乃至図10は、OSDとして、主にキャラクタ(文字)のみを処理し、表示可能な(静止画を処理することができない)受信装置(図29のIRD2)において表示される電子番組ガイドの表示例を表している。
【0045】
図8は、全チャンネルの電子番組ガイド(全体番組表)を表しており、縦軸に放送局名が、横軸に時刻が表されており、その2つの軸で規定される位置に、その放送局で、その時刻に放送される番組のタイトルが表示されている。
【0046】
また、図9は、1つの放送局の電子番組ガイド(チャンネル番組表)の表示例を表している。この例においては、上から下に、その放送チャンネルで放送されている番組のタイトルと放送開始時刻が表示されている。
【0047】
図8に示す全体番組表と、図9に示すチャンネル番組表は、所望の番組を選択するのに最低限必要な情報(番組概略説明)である。これに対して、図10に示すように、所定の番組(あるいは、所定の放送局(放送チャンネル))の内容を解説する情報(番組詳細説明)は、番組を選択するのに、必ずしも必要としない情報であるが、番組を選択する上において、参考となる。そこで、この番組詳細説明も、EPGデータとして伝送される。
【0048】
この番組表(番組概略説明)と番組内容(番組詳細説明)の両方を、長時間分、各トランスポンダから伝送するようにすると、その分だけ、本来伝送すべきビデオデータとオーディオデータの伝送レートが悪化してしまうことになる。そこで、通常の番組のデータを伝送する伝送チャンネルの各トランスポンダ(マルチプレクサ304−2乃至304−8)には、EPGデータ生成装置309より、EPG2として、図11(A)に示すように、最大80放送チャンネル分(1トランスポンダにつき、10放送チャンネル分とし、1個の衛星には、8個のトランスポンダを割り当てるとすると、80放送チャンネルとなる。但し、図1の実施例の場合、37(=5×7+2)放送チャンネル分とされている)の24時間分の番組表データと、80放送チャンネル分(37放送チャンネル分)の現在(その時刻において)放送されている番組、およびその次の番組に関する番組内容データを伝送するようにする。
【0049】
これにより、各トランスポンダにおいて、本来伝送すべきビデオ信号とオーディオデータの伝送レートが悪化することを防止する。
【0050】
一方、プロモーションチャンネル生成装置302の伝送チャンネル(デジタル変調回路305−1に対応する伝送チャンネル)は、他の伝送チャンネル(デジタル変調回路305−2乃至305−8に対応する伝送チャンネル)において放送されている番組の紹介、放送の受信を奨励する番組、番組提供者の宣伝といったプロモーション的な番組を主に(優先的に)伝送するためのチャンネルとされている。このプロモーションチャンネルの情報を伝送するトランスポンダ(ガイドトランスポンダ)は、他の通常のトランスポンダと異なり、通常の番組は伝送したとしても、その数は少ないので、番組表データと番組内容データをより多く伝送することが可能である。
【0051】
そこで、このプロモーションチャンネルでは、EPGデータ生成装置309より、EPG3として、図11(B)に示すように、より長時間の番組表データと番組内容データを伝送するようにする。この実施例においては、番組表データは、150時間分のデータとされ、番組内容データは、70時間分のデータとされている。
【0052】
このため、図12に示すように、ガイドトランスポンダ(トランスポンダ1)においては、80放送チャンネルの各放送チャンネルの150時間分の番組表データと、80放送チャンネルの70時間分の番組内容データが伝送される。
【0053】
これに対して、通常のトランスポンダ(トランスポンダ2乃至トランスポンダ8)においては、80放送チャンネルの24時間分の番組表データと、現在の番組と次の番組までの80放送チャンネル分の番組内容データとが伝送される。
【0054】
なお、図11に示すように、静止画データ(データストリーム)は、番組選択のために必須のものであるので、番組表(番組概略説明)と同様に、通常のトランスポンダにおいては24時間分(EPG1−2)が伝送され、ガイドトランスポンダにおいては、150時間分(EPG1−2とEPG1−3)が伝送される。
【0055】
次に、EPGデータの詳細についてさらに説明する。EPGデータは、他の付随データと共に、サービス情報SI(Service Information)の一種として、DVBシステムにおいて伝送されるのであるが、このEPGデータから電子番組表を作成するのに必要なデータは、図13に示すデータである。
【0056】
サービス(放送チャンネル)を供給する供給者を特定するサービス供給者、サービスの名称を表すサービス名、サービスのタイプを表すサービス型(サービスタイプ)は、それぞれEPGデータ中のSDT(Service Description Table)に記述されている。このサービスタイプには、例えば、単独画面(promotion_service)であるか否かの区別を表す記述が行われる。
【0057】
番組名を表すタイトルは、EIT(Event Inforation Tabl)のShort Event Desciptorのevent_nameとして規定される。サブタイトル(型)は、EITのComponent Descriptorに記述される。
【0058】
現在日時は、TDT(Time and Date Table)にUTC_timeとして規定される。
【0059】
番組開始時刻は、EITのstart_timeとして記述される。番組時間長は、EITのdurationとして記述される。
【0060】
さらに、例えば、所定の年齢以上の者のみの視聴を許容するような場合において、その年齢を規定するパレンタル(ペアレンタル)レート(ParentalRate)は、EITのParental Rating Descriptorに記述される。
【0061】
映像モードは、EITのComponent Descriptorに記述され、提供言語は、PMTのISO639 language Descriptorに記述される。また、提供音声モードは、EITのComponent Descriptorに記述される。
【0062】
カテゴリは、EITのContent Descriptorに記述される。
【0063】
また、例えば図7で示した出演者や、図8、図9で示した全体番組表、チャンネル番組表などの番組概略説明は、EITのShort Event Descriptorに記述され、図7の内容説明文や、図10の番組詳細説明などの番組詳細説明は、EITのExtended Event Descriptorに記述される。
【0064】
さらに、図3を参照して説明した項目名(プロモーションチャンネル1 NHK)、項目内容(番組紹介)、およびステーションロゴ(NHK)(伝送する場合)などのプロモーション情報は、SDTのPromotion Descriptorに記述される。
【0065】
図14は、SDTの構成を表している。このSDTは、サービス名、サービス提供者などのシステム内のサービスについて記述するデータを含んでいる。なお図において、括弧内の数字はバイト数を表している。
【0066】
その先頭の10バイトは、ヘッダとされ、共通構造1(3)、トランスポートストリームID(transport_stream_id(2))、共通構造2(3)、およびオリジナルネットワークID(original_network_id(2))から構成されている。トランスポートストリームIDは、SDTが情報を与えるところのトランスポートストリーム(transport stream)を、同じデリバリシステム内で多重化されているその他のトランスポートストリームから識別するためのラベルを提供する。
【0067】
オリジナルネットワークIDは、デリバリシステムの生成元であるネットワークIDを識別するラベルである。
【0068】
ヘッダの次には、サービスデスクリプタループ(service descriptors loop)[0]乃至service descriptorsloop[N]が配置され、最後に、誤り訂正用のCRC_32(4)が配置されている。
【0069】
各サービスデスクリプタループには、service_id(2)、EIT_schedule_flag,EIT_pre/fol_flag,running_status,free_CA_modeが配置されている。
【0070】
service_idは、サービスを同じトランスポートストリーム内の他のサービスから識別するためのラベルを提供する。service_idは、対応するプログラムマップセクション(program_map_section)におけるプログラムナンバー(program_number)と同一である。
【0071】
EIT_schedule_flagは、自らのトランスポートストリーム内のEIT_schedule informationの有無を示す。
【0072】
EIT_present/following_flagは、自らのトランスポートストリーム内のEIT_present/following informationの有無を示す。
【0073】
running_statusは、サービスがまだ開始していないか、数分後に始まるのか(VCRの録画準備のため)、すでに始まっているのか、それともすでに開始しているのか、あるいは現在中断中であるのか、などを示す。
【0074】
free_CA_modeは、サービスが無料でアクセスできるのか、それともコンディショナルアクセス(conditional access)システムにより制御されているのかを表す。
【0075】
その次には、discriptor_loop_lengthが配置されている。これは、続くdescriptors全バイト長を示す。
【0076】
次のservice_descriptor[i]は、service_provider(サービス提供者)名と、service名をテキスト形式で、service_typeとともに供給する。
【0077】
次のcountry_availability_descriptor[i]は、許可国リスト、不許可国リストを表し、最大2回挿入が可能である。
【0078】
次には、descriptorsが配置され、ここに上述したpromotion descriptorなどが含まれる。
【0079】
図15は、EITの構成を表している。先頭の10バイトのヘッダには、共通構造1(3)、service_id(2)、共通構造2(3)、およびtransport_stream_id(2)が配置されている。
【0080】
その次には、original_network_id(2)が配置され、次に、last_table_id(1)が配置されている。このlast_table_id(1)は、最終(=最大)table_idを識別する。1つのテーブルのみが用いられている場合においては、そのテーブルのtable_idが設定される。table_idが連続値を取るとき、情報も日付順に保たれる。以下、event descriptors loop[0]乃至eventdescriptors loop[N]が配置され、最後に、CRC_32(4)が配置される。
【0081】
各event descriptorsには、記述するイベントの識別番号を提供するevent_id(2)が配置され、その次に、イベントの開始時刻をUTCとMJD表示するstart_time(5)が配置されている。このフィールドは、16ビットでMJDの16LSBを与え、続く24ビットで4−BITのBCDによる6桁分を表す。例えば、93/10/12 12:45:00は、0XC078124500と符号化される。
【0082】
その次のduration(3)は、イベント(番組)の継続時間を、時、分、秒で表している。
【0083】
次には、running_statusが配置され、さらに、free_CA_modeが配置されている。
【0084】
さらにその次には、descriptor_loop_length(1.5)が配置され、その次には、Short_event_descriptor[i](7+α)が配置されている。これは、イベント名とイベントの短い記述(番組表)をテキスト形式で提供する。
【0085】
次のExtended_event_descriptor[i](11+α)は、上述したShort event descriptorで提供されているものよりさらに詳細なイベント記述(番組内容)を提供する。
【0086】
さらに、audio_component_descriptor[i](6),video_component_descriptor[i](3),subtitle_component_descriptor[i](6)が記述されている。
【0087】
次のCA_identifier_descriptor[i](4)は、スクランブルされているか否か、課金などの限定受信が条件付けされているか否かなどを記述する。
【0088】
さらにその下に、その他のdescriptorsが記述されている。このdescriptorsには、図6に示した番組ウインドウのデータ(静止画データ)を記録するevent_still_image_descriptor[i]が配置される。
【0089】
図16は、このevent_still_image_descriptor[i]のフォーマット(静止画のフォーマット)を表している。同図に示すように、その先頭には、情報の種類が静止画データであることを表す8ビットのdescriptor_tagが配置され、その次には、このフォーマットで表される全体の長さを示す8ビットのdescriptor_lengthが配置される。
【0090】
descriptor_lengthの次には、8ビットのdescriptor_numberが配置され、さらにその次には、8ビットのlast_descriptor_numberが配置される。これらは、それぞれこのdescriptorの番号と、最後(最大)のdescriptorの番号を表している。
【0091】
そして、最後に、静止画の実質的な画像データとしてのimage_structureが配置される。このimage_structureは、8ビットのformat_identifier、32ビットのimage_sizeおよびimage_dataにより構成される。
【0092】
format_identifierは、image_dataのIDを表し、format_identifierが0x10の場合、image_dataは、白黒の2値の画像データとされる。format_identifierが0x11の場合、image_dataは、白黒の256階調の画像データとされ、0x12の場合、RGB、それぞれ8ビットの画像データとされ、0x20の場合、JPEGで圧縮された画像データとされる。従って、図1に示した実施例の場合、番組ウインドウを構成する縮小画面は、JPEG方式で圧縮された画像とされるため、format_identifierは、0x20とされる。
【0093】
なお、image_dataが2値の白黒の画像データとされる場合、その値が8ビットでは割り切れない値となることがある。この場合、ダミーデータがスタッフィング(Stuffing)される。
【0094】
image_sizeは、image_dataの大きさを表している。
【0095】
図17は、TDTの構成を表している。同図に示すように、TDTは、共通構造1(3)と、UTC_time(5)から構成されている。
【0096】
以上のテーブルの他、SIには、次の図18のPAT(Program Association Table)と、図19に示すPMT(Program Map Table)が含まれている。
【0097】
PATは、図18に示すように、共通構造1(3)、transport_stream_id(2)、共通構造2(3)の他、program_map_id_loop[0](4)乃至program_map_id_loop[N](4)により構成され、最後に、CRC_32(4)が配置されている。
【0098】
各program_map_id_loop[i](4)は、program_number[i](2)と、program_map_PID[i](2)(または、network_PID)で構成されている。
【0099】
program_numberは、対応するprogram_map_PIDが有効なプログラムを表している。これが、0x0000にセットされている場合には、次に参照するPIDが、network_PIDとなる。他のすべての場合、このフィールドの値は、ユーザ定義とされる。このフィールドは、PATの1バージョンでは、同じ値を2度以上取ることはない。例えば、program_numberは、放送チャンネル指定として用いられる。
【0100】
network_PIDは、NIT(Network Information Table)を含むtransport streamパケットのPIDを規定する。network_PIDの値は、ユーザ定義(DVPでは0x0010)されるが、他の目的のために予約されている値を取ることはできない。network_PIDの有無は、オプションである。
【0101】
program_map_PIDは、program_numberにより規定されるプログラムに対して有効なPMTを含むtransport streamパケットのPIDを規定する。1以上のprogram_map_PID割当のあるprogram_numberはない。program_map_PIDの値は、ユーザにより定義されるが、他の目的のために予約されている値を取ることはできない。
【0102】
PMTには、図19に示すように、共通構造1(3)、program_number(2)、共通構造2(3)、PCR_PID(1.375)からなる10バイトのヘッダが先頭に配置されている。PCR_PIDは、program_numberで規定されるプログラムに対して有効なPCRフィールドを含むtransport streamパケットのPIDを示す。privade streamに対して、プログラム定義と関連付けられたPCRがない場合には、このフィールドは、0x1FFFの値を取る。
【0103】
次には、program_info_length(1.5)が配置される。これは、このフィールドの直後に続くdescriptorのバイト数を規定する。
【0104】
その次のprogram info descriptorsは、CA_descriptor,Copyright_descriptor,Max_bitrate_descriptorなどが記述される。
【0105】
その次には、stream type loop[0](5+α)乃至stream type loop[N](5+α)と、CRC_32(4)が配置される。
【0106】
各stream type loopは、stream_type(1)、elementary_PID(2)を有している。stream_typeは、elementary_PIDで規定された値を取るPIDをもつパケットで運ばれるelementary stream、またはペイロードの型を規定する。stream_typeの値は、MPEG2にて規定されている。
【0107】
elementary_stream−PIDは、関連するelementary streamや、データを運ぶtransport streamパケットのPIDを規定する。
【0108】
その次には、ES_info_lenght(1.5)が配置され、これは12ビットフィールドで、最初の2ビットは00であり、このフィールドの直後に続く関連するelementary streamのdescriptorのバイト数を規定する。
【0109】
その次に、ES info descriptors[N]が規定される。ここには、CA_descriptor、その他のdescriptorが記述される。
【0110】
図20は、本発明を応用したAV(Audio Video)システムの構成例を示している。この実施例の場合、AVシステム1は、図1の送信装置より伝送された電波を、パラボラアンテナ3で図示せぬ衛星(放送衛星または通信衛星)を介して受信した信号を復調するIRD(Integrated Receiver/Decoder)2と、モニタ装置4により構成されている。モニタ装置4とIRD2は、AVライン11とコントロールライン12により、相互に接続されている。
【0111】
IRD2に対しては、リモートコマンダ5により赤外線(IR:Infrared)信号により指令を入力することができるようになされている。即ち、リモートコマンダ5のボタンスイッチの所定のものを操作すると、それに対応する赤外線信号がIR発信部51から出射され、IRD2のIR受信部39(図23)に入射されるようになされている。
【0112】
図21は、図1のAVシステム1の電気的接続状態を表している。パラボラアンテナ3は、LNB(Low Noise Block downconverter)3aを有し、衛星からの信号を所定の周波数の信号に変換し、IRD2に供給している。IRD2は、その出力を、例えば、コンポジットビデオ信号線、オーディオL信号線、オーディオR信号線の3本の線により構成されるAVライン11を介してモニタ装置4に供給している。
【0113】
さらに、IRD2はAV機器制御信号送受信部2Aを、モニタ装置4はAV機器制御信号送受信部4Aを、それぞれ有している。これらは、ワイヤードSIRCS(Wired Sony Infrared Remote Control System)よりなるコントロールライン12により、相互に接続されている。
【0114】
図22は、IRD2の正面の構成例を表している。IRD2の左側には、電源ボタンスイッチ111が設けられている。この電源ボタンスイッチ111は、電源をオンまたはオフするとき操作される。電源がオンされたときLED112が点灯するようになされている。LED112の右側のLED113は、TV/DSS切換ボタンスイッチ123の操作により、DSSモードが設定されたとき点灯し、TVモードが設定されたとき消灯する。ここでDSS(Digital Satellite System)モードとは、上述した方式で衛星を介して伝送されてくる電波を受信するモードであり、TVモードとは、通常の地上波のテレビジョン放送を受信するモードである。
【0115】
LED114は、衛星を介して、このIRD2に対して、所定のメッセージが伝送されてきたとき、点灯するようになされている。ユーザがこのメッセージをモニタ装置4に出力し表示させ、これを確認したとき、LED114は消灯される。
【0116】
メニューボタンスイッチ121は、モニタ装置4にメニューを表示させるとき操作される。イグジットボタンスイッチ122は、OSD表示を消去するとき操作される。
【0117】
セレクトボタンスイッチ116の上下左右には、それぞれアップボタンスイッチ117、ダウンボタンスイッチ118、レフトボタンスイッチ119およびライトボタンスイッチ120が配置されている。これらのアップボタンスイッチ117、ダウンボタンスイッチ118、レフトボタンスイッチ119およびライトボタンスイッチ120は、カーソルを上下左右方向に移動するとき操作される。また、セレクトボタンスイッチ116は、選択を確定するとき(セレクトするとき)操作される。
【0118】
図23は、前述したDSSモードでの受信を行うためのIRD2の内部の構成例を示している。パラボラアンテナ3のLNB3aより出力されたRF信号は、フロントエンド20のチューナ21に供給され、復調される。チューナ21の出力は、QPSK復調回路22に供給され、QPSK復調される。QPSK復調回路22の出力は、エラー訂正回路23に供給され、エラーが検出、訂正され、必要に応じて補正される。
【0119】
CPU、ROMおよびRAM等からなるICカードにより構成されているCAM(Conditional Access Module)33には、暗号を解読するのに必要なキーが、解読プログラムとともに格納されている。衛星を介して送信される信号が暗号化されている場合、この暗号を解読するにはキーと解読処理が必要となる。そこで、カードリーダインタフェース32を介してCAM33からこのキーが読み出され、デマルチプレクサ24に供給される。デマルチプレクサ24は、このキーを利用して、暗号化された信号を解読する。
【0120】
尚、このCAM33には、暗号解読に必要なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納されている。
【0121】
デマルチプレクサ24は、フロントエンド20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受け、これをデータバッファメモリ(DRAM(DynamicRandom Access Memory)またはSRAM(StaticRandom Access Memory))35に一旦記憶させる。そして、適宜これを読み出し、解読したビデオ信号をMPEGビデオデコーダ25に供給し、解読したオーディオ信号をMPEGオーディオデコーダ26に供給する。
【0122】
MPEGビデオデコーダ25は、入力されたデジタルビデオ信号をDRAM25aに適宜記憶させ、MPEG方式により圧縮されているビデオ信号のデコード処理を実行する。デコードされたビデオ信号は、NTSCエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝度信号(Y)、クロマ信号(C)、およびコンポジット信号(V)に変換される。輝度信号とクロマ信号は、バッファアンプ28Y,28Cを介して、それぞれSビデオ信号として出力される。また、コンポジット信号は、バッファアンプ28Vを介して出力される。
【0123】
なお、このMPEGビデオデコーダ25としては、SGS−Thomson Microelectronics社のMPEG2復号化LSI(STi3500)を用いることができる。その概略は、例えば、日経BP社「日経エレクトロニクス」1994.3.14(no.603)第101頁乃至110頁に、Martin Bolton氏により紹介されている。
【0124】
また、MPEG2−Transportstreamに関しては、アスキー株式会社1994年8月1日発行の「最新MPEG教科書」第231頁乃至253頁に説明がなされている。
【0125】
MPEGオーディオデコーダ26は、デマルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信号をDRAM26aに適宜記憶させ、MPEG方式により圧縮されているオーディオ信号のデコード処理を実行する。デコードされたオーディオ信号は、D/A変換器30においてD/A変換され、左チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ31Lを介して出力され、右チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ31Rを介して出力される。
【0126】
RFモジュレータ41は、NTSCエンコーダ27が出力するコンポジット信号と、D/A変換器30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して出力する。また、このRFモジュレータ41は、TVモードが設定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーして、VCRや他のAV機器(いずれも図示せず)にそのまま出力する。
【0127】
この実施例の場合、これらのビデオ信号およびオーディオ信号が、モニタ装置4に供給されることになる。
【0128】
CPU(Central Processing Unit)29は、ROM37に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、チューナ21、QPSK復調回路22、エラー訂正回路23などを制御する。また、AV機器制御信号送受信部2Aを制御し、コントロールライン12を介して、他のAV機器(この実施例の場合、モニタ装置4)に所定のコントロール信号を出力し、また、他のAV機器からのコントロール信号を受信する。
【0129】
このCPU29に対しては、フロントパネル40の操作ボタンスイッチ(図22)を操作して、所定の指令を直接入力することができる。また、リモートコマンダ5(図24)を操作すると、そのIR発信部51より赤外線信号が出射され、この赤外線信号がIR受信部39により受光され、受光結果がCPU29に供給される。従って、リモートコマンダ5を操作することによっても、CPU29に所定の指令を入力することができる。
【0130】
また、デマルチプレクサ24は、フロントエンド20から供給されるMPEGビデオデータとオーディオデータ以外にEPGデータなどを取り込み、データバッファメモリ35のEPGエリア35Aに供給し、記憶させる。EPG情報は現在時刻から24時間後(EPG2とEPG1−2の場合)、または150時間後(EPG2,EPG3と、EPG1−2,EPG1−3の場合)までの各放送チャンネルの番組に関する情報(例えば、番組の静止画の他、チャンネル、放送時間、タイトル、カテゴリ等)を含んでいる。このEPG情報は、頻繁に伝送されてくるため、EPGエリア35Aには常に最新のEPGを保持することができる。
【0131】
EEPROM(Electrically Erasable Programable Read Only Memory)38には、電源オフ後も保持しておきたいデータ(例えばチューナ21の4週間分の受信履歴、電源オフの直前に受信していたチャンネル番号(ラストチャンネル))などが適宜記憶される。そして、例えば、電源がオンされたとき、ラストチャンネルと同一のチャンネルを再び受信させる。ラストチャンネルが記憶されていない場合においては、ROM37にデフォルトとして記憶されているチャンネルが受信される。
【0132】
また、CPU29は、スリープモードが設定されている場合、電源オフ時であっても、フロントエンド20、デマルチプレクサ24、データバッファメモリ35など、最低限の回路を動作状態とし、受信信号に含まれる時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に各回路に所定の動作をさせる制御なども実行する。例えば、外部のVCRと連動して、タイマ自動録画を実行する。
【0133】
さらに、CPU29は、所定のOSD(On−Screen Display)データを発生したいとき、MPEGビデオデコーダ25を制御する。MPEGビデオデコーダ25は、この制御に対応して所定のOSDデータを生成して、DRAM25aのOSDエリア25aA(図28)に書き込み、さらに読み出して、出力する。これにより、所定の文字、図形、画像など(例えば図3乃至図10において、通常の画面に重畳されている文字、ステーションロゴ、ジャンルアイコン、番組ウインドウの静止画)などを適宜モニタ装置4に出力し、表示させることができる。
【0134】
SRAM36はCPU29のワークメモリとして使用される。モデム34は、CPU29の制御の下に、電話回線を介してデータを授受する。
【0135】
図24は、リモートコマンダ5のボタンスイッチの構成例を表している。セレクトボタン(決定キー)スイッチ131は、リモートコマンダ5の上面に対して垂直方向に押下操作(セレクト操作)することができるようになされている。アップボタンスイッチ(上キー)135、ダウンボタンスイッチ(下キー)136、レフトボタンスイッチ(左キー)137、およびライトボタンスイッチ(右キー)138は、カーソルなどを上下左右に移動させるとき(方向操作するとき)操作される。メニューボタンスイッチ134は、モニタ装置4にメニュー画面を表示させるとき操作される。
【0136】
表示位置ボタンスイッチ159(操作手段)は、データストリームの表示位置を変更するとき操作されるようになされている。
【0137】
チャンネルアップダウンボタンスイッチ133は、受信する放送チャンネルの番号を、アップまたはダウンするとき操作される。ボリウムボタンスイッチ132は、ボリウムをアップまたはダウンさせるとき操作される。
【0138】
0乃至9の数字が表示されている数字ボタン(テンキー)スイッチ138は、表示されている数字を入力するとき操作される。選局ボタンスイッチ158は、数字ボタンスイッチ138の操作が完了したとき、数字入力終了と、その入力した数字がチャンネルを表すものであることを示す意味で、それに続いて操作される。プロモチャンネルボタンスイッチ157は、プロモーションチャンネルを選局するとき操作される。番組表ボタンスイッチ144は、図4に示すようなデータストリームを表示させるとき操作され、インフォボタンスイッチ145は、図7に示すようなインフォ画面を表示させるとき操作される。
【0139】
入力切換ボタンスイッチ154は、IRD2への入力を切り換えるとき操作される。消音ボタンスイッチ151を操作すると音声がミュートされ、再度操作すると、ミュートが解除される。テレビ電源ボタンスイッチ152と電源ボタンスイッチ153は、モニタ装置(テレビジョン受像機)4またはIRD2の電源をオンまたはオフするとき操作される。
【0140】
図25は、ボタンスイッチの他の配置例を表している。この実施例においては、セレクトボタンスイッチ131がアップボタンスイッチ135乃至ライトボタンスイッチ138の右下に配置されている。
【0141】
図26は、リモートコマンダ5の内部の構成例を表している。マイクロコンピュータ71を構成するCPU72は、ボタンスイッチマトリックス82を常時スキャンして、図24に示したリモートコマンダ5の、各種のボタンスイッチの操作を検知する。
【0142】
CPU72は、ROM73に記憶されているプログラムにしたがって、各種の処理を実行し、適宜必要なデータをRAM74に記憶させる。
【0143】
CPU72は、赤外線信号を出力するとき、LEDドライバ75を介して、LED76を駆動し、赤外線信号を出力させる。
【0144】
図27は、ビデオデータ、オーディオデータおよびSIデータ(EPGデータを含む)がパケット化され、伝送された後、IRD2で復調される様子を模式的に表している。送信側のエンコーダにおいては、図27に示すように、SIデータ、ビデオデータ、オーディオデータをパケット化し、衛星に搭載されている12.25GHz〜12.75GHzのBSS帯用高出力トランスポンダに対して伝送する。この場合、各トランスポンダに割り当てられている所定の周波数の信号に、複数(最大10個)のチャンネルのパケットを多重化して伝送する。すなわち、各トランスポンダは1つの搬送波(伝送チャンネル)で複数の放送チャンネルの信号を伝送することになる。したがって、例えばトランスポンダの数が23個あれば、最大230(=10×23)個の放送チャンネルのデータの伝送が可能となる。
【0145】
IRD2においては、フロントエンド20で所定の1つのトランスポンダに対応する1つの周波数の搬送波を受信し、これを復調する。これにより最大10個の放送チャンネル(実施例の場合、5個の放送チャンネル)のパケットデータが得られる。そして、デマルチプレクサ24は、この復調出力から得られる各パケットを、データバッファメモリ35に一旦記憶させて読み出す。EPGデータを含むSIパケットに関しては、ヘッダを除くデータ部分をEPGエリア35Aに記憶させる。ビデオパケットは、DRAM25aに記憶され、MPEGビデオデコーダ25においてデコード処理される。オーディオパケットは、DRAM26aに記憶され、MPEGオーディオデコーダ26においてデコード処理される。
【0146】
各トランスポンダにおいては、転送レートが同一になるようにスケジューリングを行う。各トランスポンダに割り当てられている1つの搬送波当りの伝送速度は、30Mbits/secである。
【0147】
例えばスポーツ番組のように、動きの激しい画像の場合、MPEGビデオデータは、多くのパケットを占有する。このため、このような番組が多くなると、1個のトランスポンダで伝送可能な番組の数は少なくなる。
【0148】
これに対して、ニュース番組のアナウンスの場面などのように、動きの少ない画像のMPEGビデオデータは、少ないパケットで伝送することができる。このため、このような番組が多い場合においては、1個のトランスポンダで伝送可能な番組の数は大きくなる。
【0149】
図28は、モニタ装置4に番組表の画面を表示するまでのデータの処理を、模式的に表している。
【0150】
CPU29は、デマルチプレクサ24に内蔵されているレジスタ24aに、フロントエンド20より入力されるデータの転送先を予め設定しておく。そしてフロントエンド20より供給されたデータは、データバッファメモリ35に一旦記憶された後、デマルチプレクサ24により読み出され、レジスタ24aに設定されている転送先に転送される。
【0151】
上述したように各パケットにはヘッダが付加されており、デマルチプレクサ24は、このヘッダを参照してMPEGビデオデータをMPEGビデオデコーダ25に供給し、MPEGオーディオデータをMPEGオーディオデコーダ26に転送する。またそのヘッダに含まれるPID(Packet ID)が、SDT,EITである場合においては、これらのEPGデータ(SIデータ)は、レジスタ24aに設定されているEPGエリア35Aの所定のアドレスに記憶される。
【0152】
なお、ヘッダはこの転送が完了したとき不要となるため、廃棄される。
【0153】
このようにして、例えば通常のトランスポンダ(プロモーションチャンネル用のガイドトランスポンダ以外のトランスポンダ)からの電波を受信しているとき、80(37)放送チャンネル分の現在時刻から24時間後までの縮小静止画データ、番組概略説明データ(番組表)、および現在の番組および次の番組の番組詳細説明(番組内容)をEPGエリア35Aに取り込むのであるが、このEPGデータは、通常のどのトランスポンダからも受信することが可能とされている。すなわち、通常のどのトランスポンダからも同一のEPGデータが伝送されてくる。
【0154】
これに対して、ガイドトランスポンダからの電波を受信しているとき(プロモーションチャンネルを受信しているとき)、80(37)チャンネル分の現在時刻から150時間後までの縮小静止画データ、番組概略説明データ、および70時間後までの番組詳細説明データが取り込まれる。
【0155】
CPU29は、この全EPGテーブル240から所定の表示領域250の放送チャンネル(例えば図4の例においては、5個の放送チャンネル、図8の例においては、15個の放送チャンネル)の所定の範囲の時間(図4の例においては、現在時刻、図8の例においては、現在時刻から約4時間後までの時間)の番組のデータをEPGエリア35Aから読み出し、DRAM25aのOSDエリア25aAに、ビットマップデータとして書き込ませる。そして、MPEGビデオデコーダ25がOSDエリア25aAのビットマップデータを読み出して、モニタ装置4に出力することで、モニタ装置4に、縮小静止画(図4)、全体番組表(図8)などのEPGを表示させることができる。
【0156】
MPEGビデオデコーダ25は、JPEG方式で圧縮された画像データもデコード処理することができる。但し、その画面の大きさは通常の大きさのものとして処理する。そこでCPU29は、デコードされた静止画データを取り込み、縮小画面の大きさに変換した後、そのデータを再びMPEGビデオデコーダ25に出力し、そのOSD機能を利用して、縮小画面として表示させる。
【0157】
OSDデータとして文字などを表示する場合、EPGエリア35Aに記憶されている文字データは圧縮されているため、辞書を使って元に戻す処理を行う。このためROM37には、圧縮コード変換辞書が記憶されている。
【0158】
ROM37にはまた、文字コードとフォントのビットマップデータの格納位置との対応表(アドレス変換テーブル)が記憶されている。この変換テーブルを参照することで、所定の文字コードに対応するビットマップデータを読み出し、OSDエリア25aAに書き込むことができる。勿論ROM37には、このビットマップデータ自体も所定のアドレスに記憶されている。
【0159】
さらにLogo(ロゴ)データを伝送しない場合、ROM37には、Logo(ロゴ)を表示するためのLogoデータ(カテゴリロゴ、ステーションロゴを含む各種のロゴデータ)が記憶されているとともに、Logo IDと、そのIDに対応するLogoデータ(ビットマップデータ)を呼び出すためのアドレスの変換テーブルが記憶されている。Logo IDが判ったとき、そのIDに対応するアドレスに記憶されているLogoデータを読み出し、OSDエリア25aAに書き込むことにより、各番組のカテゴリを表すLogoなどをモニタ装置4に表示することができるようになされている。すなわち、ロゴデータは伝送されてくる場合は、図2のスーパーインポーザ333−1乃至333−4によりスーパーインポーズされ、送信側から伝送されてくるが、伝送されてこないようにした場合は、そのIDが伝送され、IDに対応するビットマップデータをROM37から読み出すようにする。
【0160】
以上のようにして、モニタ装置4に通常の番組を受信表示している状態において、リモートコマンダ5の番組表ボタンスイッチ144を操作すると、モニタ装置4の表示画面には、図4に示すように、5個の縮小画面からなるデータストリームが表示される。このデータストリーム中の所定の縮小画面には、カーソルが表示される。レフトボタンスイッチ137またはライトボタンスイッチ138を操作することで、このカーソルを左右に移動させることができる。カーソルが移動された縮小画面においては、画面全体をより見易くするために、ジャンルアイコンが消去される。そして、タイトルバーには、カーソルが位置する番組のジャンルアイコン、ステーションロゴ、およびタイトルが表示される。
【0161】
使用者が、さらにセレクトボタンスイッチ131を操作すると、CPU29は、そのときカーソルが位置する番組を受信するように、チューナ21を制御する。これにより、モニタ装置4には、選択指定した番組の画像が大きく(通常の大きさで)表示される。
【0162】
一方、図4に示すように、データストリームが表示されている状態において、リモートコマンダ5のインフォボタンスイッチ145を操作すると、そのときカーソルが位置する番組のより詳細な情報(インフォ画面)が、図7に示すように表示される。すなわち、ジャンルアイコン、ステーションロゴ、およびタイトルが、タイトルバーに表示されるとともに、静止画が、図4における場合よりは大きく表示される。さらに、この番組の放送日時、出演者、内容説明文などが表示される。使用者は、この表示を見て、その番組の内容の概略を把握することができる。
【0163】
使用者が、図7に示すようなインフォ画面が表示されている状態において、セレクトボタンスイッチ131を操作すると、その番組が受信され、表示される。
【0164】
以上は、IRD2が静止画像を処理する機能を有する場合の動作であるが、例えば、IRD2が図29に示すように構成されている場合(静止画を処理する機能を有しておらず、主に文字(キャラクタ)のみを処理する機能を有している場合)、リモートコマンダ5の番組表ボタンスイッチ144を操作すると、モニタ装置4には、図8に示すような全体番組表が文字で表示される。アップボタンスイッチ135乃至ライトボタンスイッチ138を操作して、カーソルを図8に表示されている全体番組表の所定の放送チャンネル上に移動し、セレクトボタンスイッチ131を操作すると、モニタ装置4には、図9に示すように、その放送チャンネルの番組表が表示される。
【0165】
図8に示すような全体番組表が表示されている状態において、カーソルを所定の現在の番組上に移動させ、セレクトボタンスイッチ131を操作すると、CPU29はチューナ21を制御し、その番組を受信させる。
【0166】
図30は、リモートコマンダ5の各種のボタンスイッチを操作した場合における処理例を表している。ステップS1において、数字ボタンスイッチ138と選局ボタンスイッチ158が操作されたか否か、ステップS2において、番組表ボタンスイッチ144が操作されたか否か、またステップS3において、インフォボタンスイッチ145が操作されたか否かが判定される。さらに、ステップS4において、アップボタンスイッチ135乃至ライトボタンスイッチ138が操作されたか否か、ステップS5において、セレクトボタンスイッチ131が操作されたか否か、そして、ステップS6において、プロモチャンネルボタンスイッチ157が操作されたか否かが判定される。さらに、ステップS7においては、表示位置ボタンスイッチ159が操作されたか否か、ステップS8においては、その他のボタンスイッチが操作されたか否かが判定される。
【0167】
ステップS1において、数字ボタンスイッチ138と、それに続いて選局ボタンスイッチ158が操作されたと判定された場合、ステップS9に進み、その数字に対応するチャンネルを選局する処理が実行される。すなわち、CPU29は、チューナ21を制御し、入力された数字に対応する番号のチャンネルを受信させる。
【0168】
ステップS2において、番組表ボタンスイッチ144が操作されたと判定された場合、ステップS10に進み、番組表処理が実行される。この番組表処理の詳細については、図31を参照して後述する。
【0169】
ステップS3において、インフォボタンスイッチ145が操作されたと判定された場合においては、ステップS11に進み、インフォ画面表示処理が実行される。このインフォ画面表示処理の詳細については図33を参照して後述する。
【0170】
ステップS4において、アップボタンスイッチ135乃至ライトボタンスイッチ138のいずれかが操作されたと判定された場合、ステップS12に進み、その操作に対応する方向にカーソルを移動する処理が実行される。
【0171】
ステップS5において、セレクトボタンスイッチ131が操作されたと判定された場合、ステップS13に進み、そのときカーソルが位置する状態に対応する選択処理が実行される。
【0172】
ステップS6において、プロモチャンネルボタンスイッチ157が操作されたと判定された場合、ステップS14に進み、プロモーションチャンネルを選択する処理が実行される。すなわち、CPU29は、チューナ21を制御し、プロモーションチャンネルを受信させる。
【0173】
ステップS7において、表示位置ボタンスイッチ159が操作されたと判定された場合、ステップS15に進み、データストリームの表示位置変更処理が実行される。このデータストリームの表示位置変更処理については、図34を参照して後述する。
【0174】
ステップS8において、その他のボタンスイッチが操作されたと判定された場合、ステップS15に進み、その操作されたボタンスイッチに対応する処理が実行される。
【0175】
次に、図31を参照して、ステップS9の番組表処理の詳細について説明する。
【0176】
最初に、ステップS21において、データストリームが、現在表示中であるか否かが判定される。データストリームが表示中でなければ、ステップS22に進み、データストリーム表示処理が実行される。すなわち、CPU29は、MPEGビデオデコーダ25を制御し、図4に示すようなデータストリームのOSDデータを発生させ、モニタ装置4に出力し、表示させる。
【0177】
ステップS23においては、表示位置ボタンスイッチ159が操作されたか否かが判定され、操作されたと判定された場合、ステップS30に進み、データストリームの表示位置変更処理が実行される。このデータストリームの表示位置変更処理については、図34を参照して後述する。
【0178】
次に、ステップS24乃至S28において、リモートコマンダ5のレフトボタンスイッチ137またはライトボタンスイッチ138が操作されたか否か、アップボタンスイッチ135またはダウンボタンスイッチ136が操作されたか否か、セレクトボタンスイッチ131が操作されたか否か、インフォボタンスイッチ145が操作されたか否か、または、番組表ボタンスイッチ144が操作されたか否かが、それぞれ判定される。
【0179】
ステップS24において、レフトボタンスイッチ137またはライトボタンスイッチ138が操作されたと判定された場合、ステップS31に進み、カーソルを移動する処理が実行される。
【0180】
すなわち、CPU29(静止画表示制御手段)は、データストリームを表示するとき、図32に示すように、各放送チャンネルで放送される番組の代表画面を縮小した静止画をジャンル毎に表示させる。そして、所定のジャンルの静止画上にカーソルを表示させる。使用者は、ジャンルを選択するとき、レフトボタンスイッチ137またはライトボタンスイッチ138を操作することで、カーソルを左方向または右方向に移動させる。カーソルは、これらのボタンスイッチを1回操作する毎に、1つ左側または1つ右側の静止画上に移動される。
【0181】
カーソルが左端または右端の静止画上に位置する状態において、さらにカーソルを左方向または右方向に移動する操作がなされたとき、静止画は、右方向または左方向に1つずつスクロールされる。
【0182】
すなわち、例えば、ジャンルBの番組1上にカーソルが位置する状態において、レフトボタンスイッチ137が操作され、カーソルをさらに左方向に移動する指令が入力されると、ジャンルBの番組1の静止画は、1つ右側に移動表示される。ジャンルCの番組4の静止画も1つ右側に移動表示される。以下、同様に、各静止画は、1つずつ右側に移動表示され、ジャンルEの番組9が、右端の静止画として表示される。そして、それまで右端に表示されていたジャンルFの番組11の静止画は消去される。左端の、それまでジャンルBの番組1の静止画が表示されていた位置には、ジャンルAの静止画が新たに表示される。
【0183】
同様に、図32の右端のジャンルFの番組11の静止画上にカーソルが位置する状態において、ライトボタンスイッチ138が操作されると、ジャンルFの番組11の静止画は、1つ左側に移動表示され、以下、ジャンルEの番組9、ジャンルDの番組6、ジャンルCの番組4の各静止画も、順次左側に移動表示される。そして、左端のジャンルBの番組1の静止画は消去され、右端の位置には、ジャンルGの静止画が新たに表示されることになる。
【0184】
このように、カーソルが所定のジャンルの静止画上に移動されると、タイトルバーの表示も、その都度書き換えられる。すなわち、タイトルバーには、そのときカーソルが位置する番組のジャンルアイコン、ステーションロゴ、およびタイトルが表示される。
【0185】
また、カーソルが位置する静止画上においては、ジャンルアイコンが消去される。その番組のジャンルアイコンは、タイトルバーに表示されているので、使用者は、その番組のジャンルをそのジャンルアイコンから認識することができる。また、静止画上からジャンルアイコンを消去することで、静止画がより見やすくなり、番組の確認が容易となる。
【0186】
さらに、この実施例のように、カーソルで指定された番組のタイトルだけをタイトルバーに表示するのではなく、各静止画に対応する位置に、それぞれの番組のタイトルを表示させるようにすることも可能である。しかしながら、そのようにすると、データストリームの表示領域がそれだけ大きくなり、本来、受信表示している番組の画像の隠される範囲がそれだけ大きくなる。そこで、この実施例に示すように、カーソルで指定された番組のタイトルだけをタイトルバーに表示するようにするのが好ましい。
【0187】
ステップS25において、アップボタンスイッチ135またはダウンボタンスイッチ136が操作されたと判定された場合、ステップS32に進み、そのジャンルの静止画を下方向または上方向にスクロールする処理が実行される。
【0188】
例えば、図32に示す実施例においては、ジャンルBとして、番組1乃至番組3の3つの番組が、ジャンルCとして、番組4および番組5の2つの番組が、ジャンルDとして、番組6乃至番組8の3つの番組が、ジャンルEとして、番組9および番組10の2つの番組が、そしてジャンルFとして、番組11の1つの番組が、それぞれ取り込まれている。データストリームとして、ジャンルB乃至ジャンルFの番組の静止画が表示されるとき、番組1、番組4、番組6、番組9および番組11の静止画が表示されることになる。
【0189】
ジャンルDの番組6の静止画上にカーソルが位置する状態において、アップボタンスイッチ135が操作されると、番組6の静止画が消去され、番組8の静止画が表示される。アップボタンスイッチ135をさらに操作すると、番組8の静止画に代え、番組7の静止画が表示され、さらにアップボタンスイッチ135が操作されると、番組7の静止画に代え、番組6の静止画が表示される。
【0190】
逆に、番組6の静止画が表示されている状態において、ダウンボタンスイッチ136を操作すると、番組6の静止画に代え、番組7の静止画が表示され、さらに操作が行われると、番組7の静止画に代え、番組8の静止画が表示され、さらに操作されると、番組8の静止画に代え、番組6の静止画が表示される。
【0191】
このように、所定のジャンル内において、静止画がスクロールされる場合においても、タイトルバーの表示は、そのとき表示されている番組のものに書き換えられる(この場合、ジャンルが同一であるから、実質的にはステーションロゴとタイトルが書き換えられる)。
【0192】
ステップS26において、セレクトボタンスイッチ131が操作されたと判定された場合、ステップS33に進み、そのときカーソルで指定されている番組を放送している放送チャンネルを選択する処理が実行されるとともに、データストリームを消去する処理が実行される。すなわち、CPU29は、チューナ21を制御し、そのときカーソルが位置する静止画の番組を受信表示させる。また、MPEGビデオデコーダ25を制御し、データストリームの表示を中止させる。これにより、使用者は、所望の番組を選択し、モニタ装置4でこれを視聴することができる。
【0193】
ステップS27において、インフォボタンスイッチ145が操作されたと判定された場合、ステップS34に進み、データストリームを消去する処理が実行される。ステップS34でデータストリームを消去する処理が実行された後、ステップS35において、インフォ画面表示処理が実行される。このインフォ画面表示処理については、図33を参照して後述する。
【0194】
ステップS28において、番組表ボタンスイッチ144が操作されていないと判定された場合においては、ステップS23に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、表示位置ボタンスイッチ159、レフトボタンスイッチ135、ライトボタンスイッチ138、アップボタンスイッチ135またはダウンボタンスイッチ136、セレクトボタンスイッチ131、インフォボタンスイッチ145、番組表ボタンスイッチ144のいずれかが操作されるまで待機する。
【0195】
ステップS28において、番組表ボタンスイッチ144が操作されたと判定された場合、すなわち、データストリーム表示中に番組表ボタンスイッチ144が再度操作された場合、ステップS29に進み、CPU29は、データストリームを消去する処理を実行する。ステップS21において、データストリームがすでに表示されていると判定された場合においても同様である。
【0196】
次に、図33のフローチャートを参照して、図30のステップS10および図31のステップS35におけるインフォ画面表示処理の詳細について説明する。
【0197】
最初に、ステップS41において、インフォ画面が、すでに表示されているか否かが判定される。このインフォ画面表示処理は、インフォボタンスイッチ145が操作されたとき開始されるので、すでにインフォ画面が表示されている場合においては、ステップS46に進み、そのインフォ画面を消去する処理が実行される。
【0198】
ステップS41において、インフォ画面がまだ表示されていないと判定された場合においては、ステップS42に進み、インフォ画面を表示する処理が実行される。すなわち、CPU29は、MPEGビデオデコーダ25を制御し、図7に示すようなインフォ画面のOSDデータを発生させ、モニタ装置4に出力し、表示させる。インフォ画面ボタンスイッチ145が通常の番組を視聴している状態において操作された場合(図30のステップS10における処理の場合)においては、そのとき視聴している番組のインフォ画面が表示される。これに対して、例えば図32に示すようなデータストリーム表示中にインフォボタンスイッチ140が操作された場合(図31のステップS35における処理の場合)においては、そのときデータストリーム中において、カーソルで指定されている番組のインフォ画面が表示される。
【0199】
例えば、図32に示すように、ジャンルDの静止画上にカーソルが位置する状態において、インフォボタンスイッチ145が操作された場合においては、その番組の放送日時、出演者などの人物情報、および内容説明文が静止画とともに表示される。また、このインフォ画面には、データストリームにおける場合と同一のタイトルバーが表示される。このタイトルバーの表示内容をデータストリーム中における場合と同一とすることで、インフォ画面で選択した番組が、それまでデータストリームで選択していた番組と同一の番組であることを使用者に印象づけることができる。
【0200】
次に、ステップS43において、アップボタンスイッチ135またはダウンボタンスイッチ136が操作されたか否かが判定され、操作されたと判定された場合、ステップS47に進み、インフォ画面(図7)の内容説明文をスクロールする処理が実行される。内容説明文がスクロールするほど存在しない場合においては、このスクロール処理は、実質的に行われないことになる。
【0201】
ステップS43において、アップボタンスイッチ135またはダウンボタンスイッチ136が操作されていないと判定された場合においては、ステップS44に進み、セレクトボタンスイッチ131が操作されたか否かが判定される。セレクトボタンスイッチ131が操作されたと判定された場合、ステップS48に進み、そのインフォ画面で表示されている番組の選局処理が実行される。すなわち、CPU29は、チューナ21を制御し、そのインフォ画面で表示されている番組を受信させる。
【0202】
ステップS45において、インフォボタンスイッチ145が操作されていないと判定された場合においては、ステップS43に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、アップボタンスイッチ135、ダウンボタンスイッチ136、セレクトボタンスイッチ131、インフォボタンスイッチ145のいずれかが操作されるまで待機する。
【0203】
ステップS45において、インフォボタンスイッチ145が操作されたと判定された場合においては、ステップS46に進み、いま表示しているインフォ画面を消去する処理が実行される。
【0204】
次に、図34を参照して、データストリームの表示位置変更処理について説明する。最初に、ステップS51において、次の表示位置を選択する処理が実行される。すなわち、図35に示すように、この実施例の場合、表示位置ボタンスイッチ159を操作する毎に、データストリームの表示位置が、画面の下部(図35(A))、上部(図35(B))、左側部(図35(C))、右側部(図35(D))、自動(図35(E))のいずれかに、順次切り替えられるようになされている。ステップS51では、この切り換え順序に従って、このいずれかの表示位置が選択される。
【0205】
次に、ステップS52に進み、現在、字幕放送受信モードであるか否かが判定される。CPU29は、字幕放送の受信が指令されているとき、MPEGビデオデコーダ25に内蔵されている字幕放送用のデコーダを制御し、受信したデータから字幕放送データを分離し、モニタ装置4に出力表示させるようになされている。この字幕は、図36に示すように、例えば、画面の下部に表示されるようになされている。
【0206】
そこで、ステップS52において、現在、字幕放送受信モードが設定されていると判定された場合、ステップS53に進み、ステップS51で選択されたデータストリームの次の表示位置が、字幕放送表示位置(この実施例の場合、画面の下部)と重なるか否かが判定される。次のデータストリームの表示位置が字幕放送表示位置と重なる場合においては、ステップS51に戻り、次の順番の表示位置が選択される。これにより、字幕放送表示部にデータストリームが表示され、静止画、あるいは字幕が見にくくなるようなことが防止される。
【0207】
ステップS52において、現在、字幕放送受信モードではないと判定された場合、ステップS53の判定処理はスキップされ、ステップS54に進む。
【0208】
ステップS54においては、ステップS51で選択されたデータストリームの次の表示位置が自動であるか否かが判定される。自動である場合においては、ステップS55に進み、動き検出処理が実行される。
【0209】
すなわち、CPU29は、MPEGビデオデコーダ25を制御し、図35(A)乃至(D)に示す、画面の下部、上部、左側部または右側部の各領域における画像の動きを検出する。そして、ステップS56において、この4つの領域の中から、最も動きの少ない領域を選択する。次に、ステップS57に進み、ステップS56で選択した、動きが最小の領域にデータストリームを表示させる。動きが大きい領域には、それだけ注目される画像が表示されていることが多いので、そのような領域にデータストリームを表示することを禁止することで、元から表示されている番組の画像が遮られ、その興味が損なわれるようなことが最小限に抑制されるようになされている。
【0210】
ステップS54において、表示位置が自動ではないと判定された場合、ステップS55,S56の処理はスキップされる。従って、字幕放送受信モードであれば、4つの領域のうちの字幕放送表示部以外の指定した任意の領域に、また、字幕放送受信モードでない場合においては、4つの領域のうちの指定した任意の領域に、それぞれデータストリームが表示される。
【0211】
以上のようなジャンル毎に区分したデータストリームの表示ができるように、CPU29は、図37のフローチャートに示すようにして、データバッファメモリ35のEPGエリア35Aに対して、各放送チャンネルの静止画を書き込む処理を実行する。
【0212】
すなわち、最初にステップS61において、変数iに1を初期設定し、ステップS62で、所望のジャンルを選択する。例えば、映画のジャンルを選択する。次にステップS63に進み、所望の放送チャンネルを選択する。例えば、第1チャンネルを選択する。次にステップS64で、第i番目(いまの場合、第1番目)の静止画を取り込む処理を実行する。すなわち、第1チャンネルで現在放送されている番組が映画であれば、その番組の静止画が取り込まれ、EPGエリア35Aに書き込まれる。
【0213】
次に、ステップS65に進み、すべての放送チャンネルについて、同様の選択を行ったか否かが判定され、いまの場合、まだ1つの放送チャンネルについての選択を行っただけであるので、ステップS63に戻り、次の放送チャンネルの選択を行う。すなわち、第2チャンネルを選択する。そして、ステップS64に進み、第2チャンネルにおいて、いま放送されている番組が映画であれば、映画のジャンルの第2番目の静止画としてこれが取り込まれる。いま放送されている番組が映画でなければ、ジャンルが異なるため、その静止画はここでは取り込まれない。
【0214】
以上の処理が、すべての放送チャンネルについて、同様に行われる。すなわち、例えば、放送チャンネルの数が80個ある場合においては、第1チャンネルから第80チャンネルまでの現在放送されている番組が検索され、その番組が映画であれば、これが順次取り込まれる。
【0215】
ステップS65において、すべての放送チャンネルの検索が終了したと判定された場合、ステップS66に進み、すべてのジャンルについての検索を行ったか否かが判定される。いまの場合、映画についての検索を行っただけなので、ステップS62に戻り、次のジャンル、例えば音楽を選択する。そして、ステップS63において、第1チャンネルが再び選択され、ステップS64で、第1チャンネルでいま放送されている番組が音楽番組であれば、これが取り込まれ、音楽番組でなければ、取り込まれない。
【0216】
次に、ステップS65からステップS63に進み、第2チャンネルを選択し、第2チャンネルでいま放送されている番組が音楽の番組であれば、これが取り込まれる。
【0217】
以上のような処理が繰り返されて、ステップS65で、音楽の番組についての検索が第1チャンネルから第80チャンネルまで完了したと判定された場合、ステップS66からステップS62に進み、例えばスポーツのジャンルが選択され、スポーツの番組について、同様の検索処理が実行される。
【0218】
以上のようにして、映画、音楽、スポーツ、ドラマ、バラエティー&スペシャル、ドキュメンタリー、カルチャー&ホビー、アニメーション&ファミリー、ニュース、天気、番組ガイド、情報、ショッピング、ゲーム、カラオケ、アダルト、その他といったような、予め区分されているすべてのジャンルについて、現在放送されている番組の検索が完了したと、ステップS66において判定された場合、ステップS67に進み、変数iが最大値(すなわち、EPGとして伝送されてくる現在より後に放送される番組すべてについての検索が完了した)か否かが判定される。現在時刻より後に放送される番組の静止画がまだ残っている場合においては、ステップS67からステップS68に進み、変数iを1だけインクリメントして、ステップS62以降の処理を実行する。すなわち、現在時刻において放送されている番組の次に放送される番組について同様の検索が行われる。
【0219】
そして、ステップS67において、EPGとして伝送されてくる将来の番組のすべてについての検索が完了したと判定されるまで、同様の処理が繰り返し実行される。
【0220】
このようにして、EPGとしての静止画が、ジャンル毎に区分され、各ジャンルにおいて、現在放送されている番組からチャンネル順に配置され、さらにより遅い時刻に放送される番組も、順次その後に、チャンネル順に配列され、図38に示すように記憶される。そして、そのうちの所定の範囲のものがOSDエリア25aAに書き込まれ、そこから読み出されて、データストリームとして表示される。
【0221】
図39と図40は、これらの映画、音楽、スポーツ、ドラマ、バラエティー&スペシャル、ドキュメンタリー、カルチャー&ホビー、アニメーション&ファミリー、ニュース、天気、番組ガイド、情報、ショッピング、ゲーム、カラオケ、アダルト、その他といったジャンルのジャンルアイコンと、NHK総合テレビ、NHK教育テレビ、日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、WOWOWのステーションロゴの表示例を表している。なお、これらのアイコンおよびロゴは、説明の便宜のために用意されたものであり、必ずしも実際の放送において用いられているものではない。
【0222】
なお、以上の実施例においては、ジャンルを基準にして、各静止画を区分するようにしたが、チャンネルを基準にして区分し、表示することも可能である。この場合、CPU29は、図41のフローチャートに示すような処理により、EPGエリア35Aに、静止画データを書き込む処理を実行する。
【0223】
最初に、ステップS71において、変数iに1を初期設定し、ステップS72で、最初の放送チャンネル(第1チャンネル)を選択する。次に、ステップS73で、第i番目(いまの場合、第1番目)の静止画を取り込む処理を実行する。すなわち、第1チャンネルの現在放送されている番組の静止画を取り込む処理を実行する。
【0224】
次に、ステップS74に進み、すべての放送チャンネルについての検索を終了したか否かを判定し、すべての放送チャンネルについての検索を終了していなければ、ステップS72に戻り、第2のチャンネルを選択し、ステップS73において、第2のチャンネルの現在放送されている番組の静止画を取り込む処理を実行する。
【0225】
以下、同様の処理を繰り返し、ステップS74において、すべての放送チャンネルの検索が完了したと判定された場合、ステップS75に進み、変数iがMAXに等しくなったか否かを判定する。すなわち、EPGとして伝送されてくる番組のうち、現在時刻から将来放送される番組のすべてについての検索が終了したか否かを判定する。すべての番組を検索していなければ、ステップS76に進み、変数iを1だけインクリメントして、ステップS72に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
【0226】
このようにして、現在時刻の次に放送される番組が、チャンネル毎に順次取り込まれる。そして、ステップS75において、EPGとして伝送されてくるすべての番組についての検索が終了したと判定されるまで、同様の処理が繰り返し実行される。
【0227】
これにより、EPGエリア35Aには、図42に示すように、静止画が、チャンネル毎に区分され、各チャンネルにおいて、時刻順に静止画がまとめて記憶される。そして、そのうちの所定の範囲のものが読み出され、データストリームとして表示される。
【0228】
以上の実施例においては、データストリームの静止画中にジャンルアイコンを表示するようにしたが、特に、図42に示すように、放送チャンネル毎に静止画を表示する場合においては、ステーションロゴを静止画に重畳表示するようにすることもできる。あるいはまた、図38または図42に示すように静止画を表示する場合において、ジャンルアイコンとステーションロゴの両方を重畳表示するようにしてもよい。
【0229】
また、各種の指令は、リモートコマンダ5を操作することにより入力するようにしたが、IRD2の正面に設けられているボタンスイッチなどを直接操作して指令を入力するようにすることも可能である。また、リモートコマンダ5やIRD2の正面に設けられている操作部には、ジョイスティックのようなポインティングデバイスを用いることも可能である。
【0230】
以上、本発明をIRD2に応用した場合を例として説明したが、このIRDは実質的にモニタ装置4(テレビジョン受像機)に内蔵させることも可能である。また、本発明は、ケーブルテレビジョンシステムのセットトップボックス、VCR、パーソナルコンピュータなどにおいても適用することが可能である。
【0231】
【発明の効果】
本発明によれば、電子番組ガイドの表示位置を、字幕と重ならないように、迅速且つ確実に切り換えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した送信装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のプロモーションチャンネル生成装置302の構成例を示すブロック図である。
【図3】プロモーションチャンネルの表示例を示す図である。
【図4】データストリームの表示例を示す図である。
【図5】タイトルバーの構成を示す図である。
【図6】番組ウインドウの構成を示す図である。
【図7】インフォ画面の表示例を示す図である。
【図8】全体番組表の表示例を示す図である。
【図9】チャンネル番組表の表示例を示す図である。
【図10】番組詳細説明(番組内容)の表示例を示す図である。
【図11】番組表と番組内容の範囲を説明する図である。
【図12】トランスポンダにおけるEPG情報の伝送を説明する図である。
【図13】EGPデータを説明する図である。
【図14】SDTの構成を説明する図である。
【図15】EITの構成を説明する図である。
【図16】静止画のフォーマットを示す図である。
【図17】TDTの構成を説明する図である。
【図18】PATの構成を説明する図である。
【図19】PMTの構成を説明する図である。
【図20】本発明を応用したAVシステムの構成例を示す斜視図である。
【図21】図20のAVシステムの電気的接続状態を示すブロック図である。
【図22】図20のIRD2の正面の構成例を示す正面図である。
【図23】図20のIRD2の内部の構成例を示すブロック図である。
【図24】図20のリモートコマンダ5の上面の構成例を示す平面図である。
【図25】リモートコマンダ5のボタンスイッチの他の配列状態を示す図である。
【図26】図24のリモートコマンダ5の内部の構成例を示すブロック図である。
【図27】送信側のエンコーダにおける処理とその出力を受信するIRD2の処理の概略を説明する図である。
【図28】図23のEPGエリア35Aに記憶されるEPGデータを説明する図である。
【図29】IRD2の他の構成例を示すブロック図である。
【図30】リモートコマンダの処理例を示すフローチャートである。
【図31】図30のステップS9における番組表処理の詳細を示すフローチャートである。
【図32】図31のステップS31,S32における動作を説明する図である。
【図33】図30のステップS11および図31のステップS35におけるインフォ画面表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図34】図30のステップS15と図31のステップS30におけるデータストリームの表示位置変更処理を説明するフローチャートである。
【図35】データストリームの表示位置の変更の順番を説明する図である。
【図36】字幕放送表示部を説明する図である。
【図37】静止画書き込み処理を説明するフローチャートである。
【図38】図37の処理の結果を表す図である。
【図39】ジャンルアイコンの例を示す図である。
【図40】ステーションロゴの例を示す図である。
【図41】静止画を書き込む他の処理例を示すフローチャートである。
【図42】図41の書き込み処理の結果を示す図である。
【符号の説明】
1 AVシステム
2 IRD
3 パラボラアンテナ
4 モニタ装置
5 リモートコマンダ
21 チューナ
23 エラー訂正回路
24 デマルチプレクサ
25 MPEGビデオデコーダ
25a DRAM
26 MPEGオーディオデコーダ
26a DRAM
29 CPU
35 データバッファメモリ
35A EPGエリア
36 SRAM
37 ROM
38 EEPROM
39 IR受信部
131 セレクトボタンスイッチ
144 番組表ボタンスイッチ
145 インフォボタンスイッチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic program guide display control apparatus and method, and more particularly, to quickly and reliably select a desired program from among many programs while observing an image of the program while viewing the program. The present invention relates to an electronic program guide display control device and method which can be selected.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Recently, systems for digitizing and transmitting television signals via satellites such as broadcast satellites and communication satellites and receiving the signals at homes have become widespread. In this system, for example, nearly 80 channels can be secured, so that an extremely large number of programs can be broadcast.
[0003]
In such a system, an electronic program guide (EPG: Electronic Program Guide) is transmitted so that a desired program can be selected from a large number of programs without fail. It is proposed to display a desired program from the electronic program guide.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional EPG system, when a predetermined program is displayed, the electronic program guide is displayed on the electronic program guide, so that the image of the original program is interrupted and the program is difficult to see. was there.
[0005]
The present invention has been made in view of such a situation, and aims to make it possible to quickly and reliably select a desired program by minimizing the image of a program being viewed. is there.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The electronic program guide display control device of the present invention includes: a program display control means for displaying an image of a program; a program guide display control means for displaying an electronic program guide for selecting a program; and a method for changing a display position of the electronic program guide. Operating means to be operated, and switching means for sequentially switching the display position of the electronic program guide to a predetermined display position in accordance with an operation on the operating means so that the electronic program guide does not overlap the caption of the program. And characterized in that:
[0007]
The switching means can change the display position of the electronic program guide to a position in the predetermined display position where the movement of the image is the least in response to an operation on the operation means.
[0008]
The electronic program guide may be composed of images representing a plurality of programs arranged in a band.
[0009]
The predetermined display position may be a lower portion, an upper portion, a left side portion, or a right side portion of the screen.
The electronic program guide display control method of the present invention includes a program display control step of displaying an image of a program, a program guide display control step of displaying an electronic program guide for selecting a program, and changing a display position of the electronic program guide. A switching step of sequentially switching a display position of the electronic program guide to a predetermined display position so that the electronic program guide does not overlap with subtitles of the program in accordance with an operation performed on the operated operation unit. It is characterized.
In the electronic program guide display control device and method according to the present invention, an image of a program is displayed, an electronic program guide for selecting a program is displayed, and an operation on an operation unit operated when changing the display position of the electronic program guide is performed. , The display position of the electronic program guide is sequentially switched to a predetermined display position so that the electronic program guide does not overlap the caption of the program.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a configuration example of a transmission device to which the present invention is applied. The transmitting apparatus includes a
[0011]
Alternatively, a digital video signal and an audio signal reproduced by a digital video tape recorder (DVTR) (not shown) are input to the
[0012]
The
[0013]
Further, the
[0014]
Further, a predetermined video signal output from the
[0015]
The promotion channel generating
[0016]
The promotion
[0017]
The promotion
[0018]
The MPEG video / audio encoder blocks 303-1 to 303-7 encode five channels (five units) of MPEG so as to encode video signals and audio signals of five broadcast channels each input from the
[0019]
The JPEG
[0020]
Further, other EPG data (EPG2) generated by the EPG
[0021]
The multiplexers 304-2 to 304-8 and the multiplexer 304-1 receive these EPG1 to EPG3 or EPG1 and EPG2 from the MPEG video / audio encoder blocks 303-1 to 303-7 or the promotion
[0022]
The combining
[0023]
FIG. 2 illustrates a configuration example of the promotion
[0024]
Similarly, the data for the remaining one broadcast channel output from the
[0025]
The audio data for each channel taken into the single screen generation devices 332-1 and 332-2 are encoded by the MPEG video / audio encoders 334-1 and 334-2, respectively.
[0026]
The data output from the MPEG video / audio encoder blocks 334-1 and 334-2 are multiplexed by the multiplexer 335 and output to the multiplexer 304-1.
[0027]
In this way, the European standard of digital video broadcasting performed to the receiving device (IRD2 in FIG. 20) located in each home via a satellite is set to about 150, mainly by European broadcasters and manufacturers. It was compiled by a project DVB (Digital Video Broadcasting) in which the company participates. On the receiving side, a screen of an electronic program guide is generated from the EPG data transmitted in this way according to this standard and displayed on a monitor device. Can be done.
[0028]
Next, the operation of the embodiment shown in FIGS. 1 and 2 will be described. The
[0029]
The data of one channel output from the
[0030]
The superimposer 333-1 superimposes the data input from the
[0031]
Then, the output of the superimposer 333-1 is input to the MPEG video / audio encoder block 334-1 and encoded by the MPEG2 system.
[0032]
Similar processing is performed on the signal of the other remaining one channel selected by the
[0033]
The multiplexer 335 multiplexes the data of the promotion channel composed of two independent screens output from the MPEG video / audio encoder blocks 334-1 and 334-2, and outputs the multiplexed data to the multiplexer 304-1.
[0034]
The multiplexer 304-1 multiplexes the EPG data EPG1 to EPG3 input from the EPG
[0035]
On the other hand, the MPEG video / audio encoder block 303-1 encodes video data and audio data for five broadcast channels input from the
[0036]
In the same manner, the multiplexers 304-3 to 304-8 similarly transmit the data of the other five broadcast channels encoded by the MPEG video / audio encoder blocks 303-2 to 303-7 and the EPG data EPG1, EPG2 is packetized and multiplexed, and input to corresponding digital modulation circuits 305-3 to 305-8. The digital modulation circuits 305-3 to 305-8 digitally modulate the input data. The data signals modulated by the digital modulation circuits 305-3 to 305-8 are assigned to the remaining six normal transponders (
[0037]
The combining
[0038]
Here, the EPG data EPG1 to EPG3 will be described. In this embodiment, as will be described later, when the program guide button switch 144 (FIG. 24) of the
[0039]
In the title bar, as shown in FIG. 5, a genre icon that symbolically represents the genre of the program is displayed on the leftmost side. Next to the genre icon, a station logo is displayed as a symbol of a broadcasting station broadcasting the program. Then, the title of the program is displayed next to the station logo.
[0040]
Further, as shown in FIG. 6, in the case of this embodiment, the program window is composed of still images obtained by reducing representative screens of five broadcast channels. On each reduced screen, a genre icon representing the genre to which the program belongs is displayed.
[0041]
When the info button switch 145 (FIG. 24) of the
[0042]
In the lower left of the title bar, a reduced screen of the still image of the representative screen is displayed, and on the upper and lower right sides, the broadcast date and time of this program and the names of the performers (persons) of this program are displayed. Further, below the content, a content description describing the content of the program is displayed.
[0043]
Among them, EPG1 is still image data constituting the program window shown in FIG. 6, EPG2 and EPG3 are data such as a program title, broadcast date and time, performers, description, and the like. EPG3 is for programs that will be broadcast in the distant future than the program represented by EPG2. These EPG1 to EPG3 are displayed as OSD.
[0044]
FIGS. 8 to 10 show an electronic program displayed on a receiving device (IRD2 in FIG. 29) capable of processing only characters (characters) and displaying (cannot process still images) as an OSD. 7 shows a display example of a guide.
[0045]
FIG. 8 shows an electronic program guide (entire program guide) for all channels, in which the vertical axis represents the name of a broadcasting station, the horizontal axis represents time, and the position is defined by the two axes. At the broadcast station, the title of the program broadcast at that time is displayed.
[0046]
FIG. 9 shows a display example of an electronic program guide (channel program guide) of one broadcasting station. In this example, the title and the broadcast start time of the program being broadcast on the broadcast channel are displayed from top to bottom.
[0047]
The entire program table shown in FIG. 8 and the channel program table shown in FIG. 9 are the minimum information (program outline description) required to select a desired program. On the other hand, as shown in FIG. 10, information (detailed program description) describing the contents of a predetermined program (or a predetermined broadcast station (broadcast channel)) is not always necessary for selecting a program. This information is not used, but is helpful in selecting a program. Therefore, the detailed program description is also transmitted as EPG data.
[0048]
If both the program guide (program description) and the program contents (program description) are transmitted from each transponder for a long time, the transmission rates of video data and audio data that should be transmitted are correspondingly increased. It will get worse. Therefore, as shown in FIG. 11A, the EPG
[0049]
This prevents each transponder from deteriorating the transmission rate of the video signal and audio data to be transmitted.
[0050]
On the other hand, the transmission channel (the transmission channel corresponding to the digital modulation circuit 305-1) of the promotion
[0051]
Therefore, in this promotion channel, the EPG
[0052]
Therefore, as shown in FIG. 12, the guide transponder (transponder 1) transmits program guide data of 150 hours of each broadcast channel of 80 broadcast channels and program content data of 70 hours of 80 broadcast channels. You.
[0053]
On the other hand, in a normal transponder (
[0054]
Note that, as shown in FIG. 11, still image data (data stream) is indispensable for program selection, and therefore, like a program guide (program outline description), a normal transponder requires 24 hours ( EPG1-2) is transmitted, and 150 hours (EPG1-2 and EPG1-3) are transmitted in the guide transponder.
[0055]
Next, details of the EPG data will be further described. The EPG data is transmitted together with other accompanying data as a kind of service information SI (Service Information) in the DVB system. Data necessary for creating an electronic program guide from the EPG data is shown in FIG. The data shown in FIG.
[0056]
A service provider that specifies a provider that supplies a service (broadcast channel), a service name that indicates a service name, and a service type that indicates a service type (service type) are respectively described in an SDT (Service Description Table) in the EPG data. It has been described. In this service type, for example, a description indicating whether it is a single screen (promotion_service) or not is provided.
[0057]
The title indicating the program name is defined as an event_name of the Short Event Descriptor of the EIT (Event Information Tabl). The subtitle (type) is described in the EIT's Component Descriptor.
[0058]
The current date and time is defined as UTC_time in a TDT (Time and Date Table).
[0059]
The program start time is described as start_time of the EIT. The program time length is described as an EIT duration.
[0060]
Further, for example, in a case where viewing by only a person of a predetermined age or more is permitted, a parental (parental) rate (ParentalRate) defining the age is described in a Parent Rating Descriptor of the EIT.
[0061]
The video mode is described in EIT's Component Descriptor, and the provided language is described in PMT's ISO639 language Descriptor. Further, the provided audio mode is described in the EIT's Component Descriptor.
[0062]
The category is described in the Content Descriptor of the EIT.
[0063]
Further, for example, the performers shown in FIG. 7 and the general program descriptions such as the entire program table and the channel program table shown in FIGS. 8 and 9 are described in the Short Event Descriptor of the EIT. The detailed program description such as the detailed program description of FIG. 10 is described in the Extended Event Descriptor of the EIT.
[0064]
Further, the promotion information such as the item name (
[0065]
FIG. 14 shows a configuration of the SDT. The SDT includes data describing a service in the system such as a service name and a service provider. In the figure, the numbers in parentheses indicate the number of bytes.
[0066]
The first 10 bytes are used as a header and include a common structure 1 (3), a transport stream ID (transport_stream_id (2)), a common structure 2 (3), and an original network ID (original_network_id (2)). I have. The transport stream ID provides a label to identify the transport stream from which the SDT provides information from other transport streams multiplexed in the same delivery system.
[0067]
The original network ID is a label that identifies the network ID that is the source of the delivery system.
[0068]
After the header, service descriptor loops [0] to service descriptors loop [N] are arranged, and finally, a CRC_32 (4) for error correction is arranged.
[0069]
In each service descriptor loop, service_id (2), EIT_schedule_flag, EIT_pre / fol_flag, running_status, and free_CA_mode are arranged.
[0070]
service_id provides a label to identify the service from other services in the same transport stream. The service_id is the same as the program number (program_number) in the corresponding program map section (program_map_section).
[0071]
EIT_schedule_flag indicates whether or not EIT_schedule information is present in its own transport stream.
[0072]
EIT_present / following_flag indicates the presence / absence of EIT_present / following information in its own transport stream.
[0073]
The running_status indicates whether the service has not yet started, will start a few minutes later (to prepare for VCR recording), has already started, has already started, or is currently suspended, and so on. Show.
[0074]
free_CA_mode indicates whether the service can be accessed free of charge or controlled by a conditional access system.
[0075]
Next to this, descriptor_loop_length is arranged. This indicates the total length of the following descriptors.
[0076]
The next service_descriptor [i] supplies the service_provider (service provider) name and the service name in text format along with the service_type.
[0077]
The next country_availability_descriptor [i] indicates a permitted country list and a non-permitted country list, and can be inserted up to twice.
[0078]
Next, "descriptors" are arranged, and include the above-mentioned promotion descriptors and the like.
[0079]
FIG. 15 shows a configuration of the EIT. A common structure 1 (3), service_id (2), common structure 2 (3), and transport_stream_id (2) are arranged in the header of the first 10 bytes.
[0080]
Next, original_network_id (2) is arranged, and next, last_table_id (1) is arranged. This last_table_id (1) identifies the final (= maximum) table_id. When only one table is used, table_id of the table is set. When table_id takes a continuous value, the information is also kept in chronological order. Hereinafter, event descriptors loop [0] to event descriptors loop [N] are arranged, and finally, CRC_32 (4) is arranged.
[0081]
In each event descriptors, an event_id (2) for providing an identification number of an event to be described is arranged, followed by a start_time (5) for displaying the start time of the event in UTC and MJD. This field gives 16 LSBs of MJD in 16 bits, and the next 24 bits represent 6 digits of 4-bit BCD. For example, 93/10/12 12:45:00 is encoded as 0XC078124500.
[0082]
The next duration (3) represents the duration of the event (program) in hours, minutes, and seconds.
[0083]
Next, running_status is arranged, and further, free_CA_mode is arranged.
[0084]
Next, descriptor_loop_length (1.5) is arranged, followed by Short_event_descriptor [i] (7 + α). It provides the event name and a short description of the event (program listing) in text format.
[0085]
The following Extended_event_descriptor [i] (11 + α) provides a more detailed event description (program content) than that provided by the above-mentioned Short event descriptor.
[0086]
Furthermore, audio_component_descriptor [i] (6), video_component_descriptor [i] (3), and subtitle_component_descriptor [i] (6) are described.
[0087]
The next CA_identifier_descriptor [i] (4) describes whether or not scrambling is performed and whether conditional access such as charging is conditioned.
[0088]
Further below that, other descriptors are described. In the descriptors, an event_still_image_descriptor [i] for recording data (still image data) of the program window shown in FIG. 6 is arranged.
[0089]
FIG. 16 shows the format of this event_still_image_descriptor [i] (still image format). As shown in the figure, an 8-bit descriptor_tag indicating that the type of information is still image data is arranged at the head of the information, followed by 8 indicating the entire length represented by this format. Descriptor_length of bits is arranged.
[0090]
An 8-bit descriptor_number is arranged after the descriptor_length, and an 8-bit last_descriptor_number is arranged after the descriptor_length. These represent the number of this descriptor and the number of the last (maximum) descriptor, respectively.
[0091]
Finally, image_structure as substantial image data of a still image is arranged. This image_structure is composed of 8-bit format_identifier, 32-bit image_size and image_data.
[0092]
The format_identifier indicates the ID of the image_data, and when the format_identifier is 0x10, the image_data is monochrome image data. If the format_identifier is 0x11, the image_data is monochrome image data of 256 tones. If the format_identifier is 0x12, the image data is RGB 8-bit image data. If the format_identifier is 0x20, the image data is JPEG-compressed image data. Therefore, in the case of the embodiment shown in FIG. 1, since the reduced screen constituting the program window is an image compressed by the JPEG method, the format_identifier is set to 0x20.
[0093]
If image_data is binary black and white image data, the value may not be divisible by 8 bits. In this case, the dummy data is stuffed.
[0094]
“image_size” indicates the size of “image_data”.
[0095]
FIG. 17 shows a configuration of the TDT. As shown in the figure, the TDT includes a common structure 1 (3) and UTC_time (5).
[0096]
In addition to the above tables, the SI includes a PAT (Program Association Table) shown in FIG. 18 and a PMT (Program Map Table) shown in FIG.
[0097]
As shown in FIG. 18, the PAT includes a common structure 1 (3), a transport_stream_id (2), a common structure 2 (3), and program_map_id_loop [0] (4) to program_map_id_loop [N] (4). Finally, CRC_32 (4) is arranged.
[0098]
Each program_map_id_loop [i] (4) is composed of program_number [i] (2) and program_map_PID [i] (2) (or network_PID).
[0099]
The program_number indicates a program for which the corresponding program_map_PID is valid. If this is set to 0x0000, the next referenced PID will be the network_PID. In all other cases, the value of this field is user defined. This field never takes the same value more than once in one version of PAT. For example, program_number is used as a broadcast channel designation.
[0100]
The network_PID defines a PID of a transport stream packet including a NIT (Network Information Table). The value of network_PID is user defined (0x0010 in DVP), but cannot take a value reserved for other purposes. The presence or absence of network_PID is optional.
[0101]
The program_map_PID specifies a PID of a transport stream packet including a PMT valid for a program specified by the program_number. No program_number has one or more program_map_PID assignments. The value of program_map_PID is defined by the user, but cannot take a value reserved for other purposes.
[0102]
In the PMT, as shown in FIG. 19, a 10-byte header including a common structure 1 (3), a program_number (2), a common structure 2 (3), and a PCR_PID (1.375) is arranged at the top. The PCR_PID indicates a PID of a transport stream packet including a PCR field valid for a program specified by the program_number. If there is no PCR associated with the program definition for the private stream, this field takes the value of 0x1FFF.
[0103]
Next, program_info_length (1.5) is arranged. This defines the number of bytes of the descriptor immediately following this field.
[0104]
The next program info descriptors describes CA_descriptor, Copyright_descriptor, Max_bitrate_descriptor, and the like.
[0105]
Then, stream type loop [0] (5 + α) to stream type loop [N] (5 + α) and CRC_32 (4) are arranged.
[0106]
Each stream type loop has a stream_type (1) and an elementary_PID (2). The stream_type specifies an elementary stream carried by a packet having a PID having a value specified by elementary_PID or a type of a payload. The value of stream_type is defined by MPEG2.
[0107]
The elementary_stream-PID defines the associated elementary stream and the PID of a transport stream packet carrying data.
[0108]
Next, ES_info_length (1.5) is placed, which is a 12-bit field, the first two bits of which are 00, defining the number of bytes in the descriptor of the associated elementary stream immediately following this field.
[0109]
Next, ES info descriptors [N] are defined. Here, CA_descriptor and other descriptors are described.
[0110]
FIG. 20 shows a configuration example of an AV (Audio Video) system to which the present invention is applied. In the case of this embodiment, the
[0111]
The
[0112]
FIG. 21 shows an electrical connection state of the
[0113]
Further, the
[0114]
FIG. 22 illustrates a configuration example of the front of the
[0115]
The
[0116]
The menu button switch 121 is operated when a menu is displayed on the
[0117]
An up button switch 117, a down button switch 118, a left button switch 119, and a right button switch 120 are arranged on the upper, lower, left and right sides of the select button switch 116, respectively. These up button switch 117, down button switch 118, left button switch 119, and right button switch 120 are operated when the cursor is moved in the up, down, left, and right directions. The select button switch 116 is operated when finalizing the selection (when selecting).
[0118]
FIG. 23 shows an example of the internal configuration of the
[0119]
In a CAM (Conditional Access Module) 33 composed of an IC card composed of a CPU, a ROM, a RAM, and the like, a key necessary for decrypting a code is stored together with a decryption program. If the signal transmitted via the satellite is encrypted, a key and a decryption process are required to decrypt the code. Then, this key is read from the
[0120]
The
[0121]
The
[0122]
The
[0123]
Note that, as the
[0124]
Further, MPEG2-Transportstream is described in “Latest MPEG Textbook”, pp. 231 to 253, published by ASCII Corporation on August 1, 1994.
[0125]
The
[0126]
The
[0127]
In the case of this embodiment, these video signals and audio signals are supplied to the
[0128]
A CPU (Central Processing Unit) 29 executes various processes according to a program stored in the
[0129]
A predetermined command can be directly input to the
[0130]
Further, the
[0131]
In an EEPROM (Electrically Erasable Programmable Read Only Memory) 38, data to be retained even after the power is turned off (for example, the reception history of the
[0132]
When the sleep mode is set, the
[0133]
Further, the
[0134]
The
[0135]
FIG. 24 illustrates a configuration example of a button switch of the
[0136]
The display position button switch 159 (operation means) is operated when changing the display position of the data stream.
[0137]
The channel up / down
[0138]
The numeric button (numerical key)
[0139]
The input
[0140]
FIG. 25 shows another example of the arrangement of the button switches. In this embodiment, the
[0141]
FIG. 26 illustrates an example of the internal configuration of the
[0142]
The
[0143]
When outputting the infrared signal, the
[0144]
FIG. 27 schematically shows how video data, audio data, and SI data (including EPG data) are packetized, transmitted, and then demodulated by IRD2. As shown in FIG. 27, the transmission-side encoder packetizes the SI data, video data, and audio data and transmits them to a high-power transponder for the BSS band of 12.25 GHz to 12.75 GHz mounted on a satellite. I do. In this case, a packet of a predetermined frequency assigned to each transponder is multiplexed with packets of a plurality of (up to 10) channels and transmitted. That is, each transponder transmits signals of a plurality of broadcast channels on one carrier (transmission channel). Therefore, for example, if the number of transponders is 23, data of a maximum of 230 (= 10 × 23) broadcast channels can be transmitted.
[0145]
In the
[0146]
Each transponder performs scheduling so that the transfer rates are the same. The transmission rate per carrier assigned to each transponder is 30 Mbits / sec.
[0147]
For fast-moving images, such as sports programs, MPEG video data occupies many packets. Therefore, when such programs increase, the number of programs that can be transmitted by one transponder decreases.
[0148]
On the other hand, MPEG video data of an image with little motion, such as a scene of a news program announcement, can be transmitted with a small number of packets. Therefore, when there are many such programs, the number of programs that can be transmitted by one transponder increases.
[0149]
FIG. 28 schematically illustrates data processing until the screen of the program guide is displayed on the
[0150]
The
[0151]
As described above, the header is added to each packet, and the
[0152]
Note that the header becomes unnecessary when this transfer is completed, and is therefore discarded.
[0153]
In this way, for example, when receiving a radio wave from a normal transponder (a transponder other than the guide transponder for the promotion channel), the reduced still image data from the current time of the 80 (37) broadcast channel to 24 hours later , The program outline explanation data (program table), and the program details explanation (program contents) of the current program and the next program are taken into the
[0154]
On the other hand, when the radio wave from the guide transponder is received (when the promotion channel is received), the reduced still image data from the current time of 80 (37) channels to 150 hours later, the outline of the program Data and detailed program description data up to 70 hours later are captured.
[0155]
The
[0156]
The
[0157]
When characters or the like are displayed as OSD data, since the character data stored in the
[0158]
The
[0159]
Further, when the logo (logo) data is not transmitted, the
[0160]
As described above, when the program
[0161]
When the user further operates the
[0162]
On the other hand, as shown in FIG. 4, when the
[0163]
When the user operates the
[0164]
The above is the operation in the case where the
[0165]
When the cursor is moved to a predetermined current program and the
[0166]
FIG. 30 shows a processing example when various button switches of the
[0167]
If it is determined in step S1 that the
[0168]
If it is determined in step S2 that the program
[0169]
If it is determined in step S3 that the
[0170]
If it is determined in step S4 that one of the up
[0171]
If it is determined in step S5 that the
[0172]
If it is determined in step S6 that the promo
[0173]
If it is determined in step S7 that the display
[0174]
If it is determined in step S8 that another button switch has been operated, the process proceeds to step S15, and processing corresponding to the operated button switch is executed.
[0175]
Next, details of the program guide processing in step S9 will be described with reference to FIG.
[0176]
First, in step S21, it is determined whether the data stream is currently being displayed. If the data stream is not being displayed, the process proceeds to step S22, where a data stream display process is executed. That is, the
[0177]
In step S23, it is determined whether or not the display
[0178]
Next, in steps S24 to S28, whether the
[0179]
If it is determined in step S24 that the
[0180]
That is, when displaying a data stream, the CPU 29 (still image display control means) displays a still image in which a representative screen of a program broadcast on each broadcast channel is reduced for each genre, as shown in FIG. Then, a cursor is displayed on a still image of a predetermined genre. When selecting a genre, the user operates the
[0181]
In the state where the cursor is positioned on the leftmost or rightmost still image, when a further operation of moving the cursor leftward or rightward is performed, the still images are scrolled one by one rightward or leftward.
[0182]
That is, for example, when the
[0183]
Similarly, when the
[0184]
As described above, when the cursor is moved over a still image of a predetermined genre, the display of the title bar is rewritten each time. That is, the title bar displays the genre icon, station logo, and title of the program where the cursor is located at that time.
[0185]
The genre icon is deleted on the still image where the cursor is located. Since the genre icon of the program is displayed on the title bar, the user can recognize the genre of the program from the genre icon. Further, by deleting the genre icon from the still image, the still image can be more easily viewed and the program can be easily confirmed.
[0186]
Further, instead of displaying only the title of the program specified by the cursor on the title bar as in this embodiment, the title of each program may be displayed at a position corresponding to each still image. It is possible. However, in such a case, the display area of the data stream becomes larger, and the range in which the image of the program being received and displayed is originally hidden becomes larger. Therefore, as shown in this embodiment, it is preferable to display only the title of the program designated by the cursor on the title bar.
[0187]
If it is determined in step S25 that the up
[0188]
For example, in the embodiment shown in FIG. 32, three programs of
[0189]
When the up
[0190]
Conversely, when the
[0191]
As described above, even when a still image is scrolled within a predetermined genre, the display of the title bar is rewritten to that of the currently displayed program (in this case, since the genre is the same, the title bar is substantially In general, the station logo and title are rewritten).
[0192]
If it is determined in step S26 that the
[0193]
If it is determined in step S27 that the
[0194]
If it is determined in step S28 that the program
[0195]
If it is determined in step S28 that the program
[0196]
Next, details of the information screen display processing in step S10 of FIG. 30 and step S35 of FIG. 31 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0197]
First, in step S41, it is determined whether or not the information screen has already been displayed. Since the info screen display process is started when the
[0198]
If it is determined in step S41 that the information screen has not been displayed yet, the process proceeds to step S42, and processing for displaying the information screen is executed. That is, the
[0199]
For example, as shown in FIG. 32, when the
[0200]
Next, in step S43, it is determined whether or not the up
[0201]
If it is determined in step S43 that the up
[0202]
If it is determined in step S45 that the
[0203]
If it is determined in step S45 that the
[0204]
Next, the display position change processing of the data stream will be described with reference to FIG. First, in step S51, processing for selecting the next display position is executed. That is, as shown in FIG. 35, in this embodiment, every time the display
[0205]
Next, the process proceeds to step S52, where it is determined whether or not the current mode is the subtitle broadcast receiving mode. When receiving the subtitle broadcast, the
[0206]
Therefore, in step S52, when it is determined that the subtitle broadcast reception mode is currently set, the process proceeds to step S53, and the next display position of the data stream selected in step S51 is the subtitle broadcast display position (this In the case of the example, it is determined whether it overlaps with the lower part of the screen). If the display position of the next data stream overlaps the subtitle broadcast display position, the process returns to step S51, and the next display position is selected. This prevents the data stream from being displayed on the subtitle broadcast display unit and making it difficult to view a still image or subtitles.
[0207]
If it is determined in step S52 that the current mode is not the subtitle broadcast reception mode, the determination process in step S53 is skipped, and the process proceeds to step S54.
[0208]
In step S54, it is determined whether the next display position of the data stream selected in step S51 is automatic. If it is automatic, the process proceeds to step S55, where a motion detection process is executed.
[0209]
That is, the
[0210]
If it is determined in step S54 that the display position is not automatic, the processing in steps S55 and S56 is skipped. Therefore, in the closed-caption broadcast receiving mode, the specified area other than the closed-caption broadcast display section is specified in the four areas, and when the closed-caption broadcast receiving mode is not set, the specified optional one of the four areas is selected. The data stream is displayed in each area.
[0211]
As shown in the flowchart of FIG. 37, the
[0212]
That is, first, in step S61, the variable i is initially set to 1, and in step S62, a desired genre is selected. For example, a movie genre is selected. Next, proceeding to step S63, a desired broadcast channel is selected. For example, the first channel is selected. Next, in step S64, a process of capturing the i-th (in this case, the first) still image is executed. That is, if the program currently being broadcast on the first channel is a movie, a still image of the program is captured and written to the
[0213]
Next, the process proceeds to step S65, where it is determined whether or not the same selection has been made for all the broadcast channels. In this case, only one broadcast channel has been selected, so the process returns to step S63. , To select the next broadcast channel. That is, the second channel is selected. Then, proceeding to step S64, if the program currently being broadcast on the second channel is a movie, this is taken in as the second still image of the movie genre. If the program being broadcast is not a movie, the still image is not taken in here because the genre is different.
[0214]
The above processing is similarly performed for all broadcast channels. That is, for example, when the number of broadcast channels is 80, programs currently being broadcast from the first channel to the 80th channel are searched, and if the program is a movie, these are sequentially loaded.
[0215]
If it is determined in step S65 that the search for all broadcast channels has been completed, the process proceeds to step S66, where it is determined whether the search for all genres has been performed. In this case, since only a search for a movie has been performed, the process returns to step S62 to select the next genre, for example, music. Then, in step S63, the first channel is selected again. In step S64, if the program currently being broadcast on the first channel is a music program, this is taken in. If not, it is not taken in.
[0216]
Next, the process proceeds from step S65 to step S63, where the second channel is selected. If the program currently being broadcast on the second channel is a music program, this is fetched.
[0217]
The above processing is repeated, and when it is determined in step S65 that the search for the music program has been completed from the first channel to the 80th channel, the process proceeds from step S66 to step S62. A similar search process is executed for the selected sports program.
[0218]
In this way, movies, music, sports, dramas, variety and specials, documentaries, culture and hobbies, animations and families, news, weather, program guides, information, shopping, games, karaoke, adults, etc. If it is determined in step S66 that the search for the program currently being broadcast has been completed for all genres that have been classified in advance, the process proceeds to step S67, where the variable i is transmitted to the maximum value (that is, transmitted as an EPG). It is determined whether or not the search has been completed for all programs broadcast after the current time). If there is still a still image of the program broadcast after the current time, the process proceeds from step S67 to step S68, in which the variable i is incremented by 1 and the processing after step S62 is executed. That is, a similar search is performed for the program broadcast next to the program broadcast at the current time.
[0219]
Then, in step S67, the same processing is repeatedly executed until it is determined that the search for all future programs transmitted as the EPG has been completed.
[0220]
In this way, the still images as the EPG are classified by genre, and in each genre, the programs that are currently being broadcast are arranged in the order of the channels, and the programs that are broadcast at a later time are also sequentially placed in the channels. They are arranged in order and stored as shown in FIG. Then, a predetermined range of the data is written to the OSD area 25aA, read out therefrom, and displayed as a data stream.
[0221]
FIGS. 39 and 40 show these movies, music, sports, dramas, variety & specials, documentaries, culture & hobbies, animation & family, news, weather, program guides, information, shopping, games, karaoke, adults, etc. A genre icon of the genre and a display example of station logos of NHK General TV, NHK Educational TV, Nippon Television, TBS Television, Fuji Television, TV Asahi, TV Tokyo, and WOWOW are shown. Note that these icons and logos are provided for convenience of explanation, and are not necessarily used in actual broadcasting.
[0222]
In the above embodiment, each still image is classified based on the genre. However, the still images can be classified and displayed based on the channel. In this case, the
[0223]
First, in step S71, the variable i is initially set to 1, and in step S72, the first broadcast channel (first channel) is selected. Next, in step S73, a process of capturing the i-th (in this case, the first) still image is executed. That is, a process of capturing a still image of a currently broadcast program of the first channel is executed.
[0224]
Next, the process proceeds to step S74, where it is determined whether or not the search for all broadcast channels has been completed. If the search for all broadcast channels has not been completed, the process returns to step S72 to select the second channel. Then, in step S73, a process of capturing a still image of the currently broadcasted program of the second channel is executed.
[0225]
Hereinafter, the same processing is repeated. If it is determined in step S74 that the search for all broadcast channels has been completed, the process proceeds to step S75 to determine whether the variable i has become equal to MAX. That is, it is determined whether or not the search for all programs broadcasted from the current time in the future transmitted from the EPG has been completed. If all the programs have not been searched, the process proceeds to step S76, the variable i is incremented by 1, and the process returns to step S72 to repeatedly execute the same processing.
[0226]
In this way, programs broadcast next to the current time are sequentially captured for each channel. Then, in step S75, the same processing is repeatedly executed until it is determined that the search for all programs transmitted as the EPG has been completed.
[0227]
As a result, in the
[0228]
In the above embodiment, the genre icon is displayed in the still image of the data stream. In particular, as shown in FIG. 42, when the still image is displayed for each broadcast channel, the station logo is displayed in the still image. It can be superimposed on the image. Alternatively, when a still image is displayed as shown in FIG. 38 or FIG. 42, both the genre icon and the station logo may be displayed in a superimposed manner.
[0229]
Although various commands are input by operating the
[0230]
As described above, the case where the present invention is applied to the
[0231]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to switch the display position of an electronic program guide quickly and reliably so that it may not overlap with a subtitle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a transmission device to which the present invention has been applied.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of a promotion
FIG. 3 is a diagram showing a display example of a promotion channel.
FIG. 4 is a diagram illustrating a display example of a data stream.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of a title bar.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a program window.
FIG. 7 is a diagram showing a display example of an information screen.
FIG. 8 is a diagram showing a display example of an entire program table.
FIG. 9 is a diagram showing a display example of a channel program guide.
FIG. 10 is a diagram showing a display example of a detailed program description (program contents).
FIG. 11 is a diagram illustrating a program table and a range of program contents.
FIG. 12 is a diagram illustrating transmission of EPG information in a transponder.
FIG. 13 is a diagram illustrating EGP data.
FIG. 14 is a diagram illustrating the configuration of an SDT.
FIG. 15 is a diagram illustrating the configuration of an EIT.
FIG. 16 is a diagram showing a format of a still image.
FIG. 17 is a diagram illustrating the configuration of a TDT.
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of a PAT.
FIG. 19 is a diagram illustrating a configuration of a PMT.
FIG. 20 is a perspective view showing a configuration example of an AV system to which the present invention is applied.
FIG. 21 is a block diagram showing an electrical connection state of the AV system of FIG. 20;
FIG. 22 is a front view showing a configuration example of the front of the
FIG. 23 is a block diagram showing an example of the internal configuration of an
24 is a plan view showing a configuration example of the upper surface of the
FIG. 25 is a diagram showing another arrangement state of the button switches of the
FIG. 26 is a block diagram showing an example of the internal configuration of the
FIG. 27 is a diagram schematically illustrating a process in an encoder on a transmission side and a process of an
FIG. 28 is a diagram illustrating EPG data stored in an
FIG. 29 is a block diagram illustrating another configuration example of the IRD2.
FIG. 30 is a flowchart illustrating a processing example of a remote commander.
FIG. 31 is a flowchart showing details of a program table process in step S9 of FIG. 30.
FIG. 32 is a diagram for explaining operations in steps S31 and S32 of FIG. 31;
FIG. 33 is a flowchart showing details of an information screen display process in step S11 of FIG. 30 and step S35 of FIG. 31.
FIG. 34 is a flowchart illustrating a data stream display position change process in step S15 of FIG. 30 and step S30 of FIG. 31;
FIG. 35 is a diagram illustrating the order of changing the display position of a data stream.
FIG. 36 is a diagram illustrating a subtitle broadcast display unit.
FIG. 37 is a flowchart illustrating still image writing processing.
FIG. 38 is a diagram illustrating a result of the processing in FIG. 37;
FIG. 39 is a diagram illustrating an example of a genre icon.
FIG. 40 is a diagram showing an example of a station logo.
FIG. 41 is a flowchart illustrating another processing example of writing a still image.
FIG. 42 is a diagram showing a result of the write processing of FIG. 41;
[Explanation of symbols]
1 AV system
2 IRD
3 parabolic antenna
4 Monitor device
5 Remote Commander
21 Tuner
23 Error Correction Circuit
24 Demultiplexer
25 MPEG video decoder
25a DRAM
26 MPEG audio decoder
26a DRAM
29 CPU
35 Data buffer memory
35A EPG area
36 SRAM
37 ROM
38 EEPROM
39 IR receiver
131 Select button switch
144 Program guide button switch
145 info button switch
Claims (5)
番組を選択する電子番組ガイドを表示させる番組ガイド表示制御手段と、 Program guide display control means for displaying an electronic program guide for selecting a program,
前記電子番組ガイドの表示位置を変更するとき操作される操作手段と、 Operating means operated when changing the display position of the electronic program guide;
前記操作手段への操作に応じて、前記電子番組ガイドの表示位置を、前記電子番組ガイドが前記番組の字幕と重ならないように、予め決められた所定の表示位置に順次切り換える切換手段と Switching means for sequentially switching a display position of the electronic program guide to a predetermined display position in accordance with an operation on the operation means so that the electronic program guide does not overlap with subtitles of the program;
を備えることを特徴とする電子番組ガイド表示制御装置。 An electronic program guide display control device comprising:
ことを特徴とする請求項1に記載の電子番組ガイド表示制御装置。 The electronic program guide display control device according to claim 1, wherein:
ことを特徴とする請求項1に記載の電子番組ガイド表示制御装置。The electronic program guide display control device according to claim 1 , wherein the electronic program guide is composed of images representing a plurality of programs arranged in a belt shape.
ことを特徴とする請求項1に記載の電子番組ガイド表示制御装置。The electronic program guide display control device according to claim 1, wherein the predetermined display position is one of a lower portion, an upper portion, a left portion, and a right portion of the screen .
番組を選択する電子番組ガイドを表示させる番組ガイド表示制御ステップと、 A program guide display control step of displaying an electronic program guide for selecting a program;
前記電子番組ガイドの表示位置を変更するとき操作される操作部への操作に応じて、前記電子番組ガイドの表示位置を、前記電子番組ガイドが前記番組の字幕と重ならないように、予め決められた所定の表示位置に順次切り換える切換ステップと The display position of the electronic program guide is determined in advance according to the operation on the operation unit operated when changing the display position of the electronic program guide so that the electronic program guide does not overlap with the caption of the program. A switching step for sequentially switching to a predetermined display position
を含むことを特徴とする電子番組ガイド表示制御方法。 An electronic program guide display control method, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18526895A JP3539452B2 (en) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | Electronic program guide display control apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18526895A JP3539452B2 (en) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | Electronic program guide display control apparatus and method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937169A JPH0937169A (en) | 1997-02-07 |
JP3539452B2 true JP3539452B2 (en) | 2004-07-07 |
Family
ID=16167861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18526895A Expired - Fee Related JP3539452B2 (en) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | Electronic program guide display control apparatus and method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3539452B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19843919B4 (en) * | 1998-09-24 | 2004-07-22 | Infineon Technologies Ag | Method for superimposing sub-pictures in a main picture |
JP4228542B2 (en) | 1998-11-30 | 2009-02-25 | ソニー株式会社 | Information providing apparatus and information providing method |
US7206029B2 (en) * | 2000-12-15 | 2007-04-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Picture-in-picture repositioning and/or resizing based on video content analysis |
JP2005242204A (en) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method and device for information display |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18526895A patent/JP3539452B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0937169A (en) | 1997-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3539454B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3572595B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3698273B2 (en) | Electronic program guide transmission apparatus and method, electronic program guide reception apparatus and method, and electronic program guide transmission / reception system and method | |
JP3536948B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JPH08289281A (en) | Electronic program guide transmitter and method, shopping image transmitter and method, electronic program guide receiver and method and electronic shopping device and method | |
JP3586923B2 (en) | Electronic program guide transmitting apparatus and method, and electronic program guide receiving apparatus and method | |
JP3539453B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3509827B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JPH08289201A (en) | Device and method for transmitting electronic program guide, device and method for receiving electronic program guide and electronic program guide display method | |
JP3587217B2 (en) | Electronic program guide transmission apparatus and method, and electronic program guide transmission system | |
JP3646887B2 (en) | Electronic program guide transmission apparatus and method, and electronic program guide reception apparatus and method | |
JP4341644B2 (en) | Display control apparatus and method | |
JP3587218B2 (en) | Electronic program guide receiving apparatus and method | |
JP3539452B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3562051B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3539451B2 (en) | Electronic program guide apparatus and method | |
JP3541903B2 (en) | Electronic program guide display control apparatus and method | |
JP3662295B2 (en) | Electronic program guide transmission apparatus and method, and electronic program guide reception apparatus and method | |
JP3922583B2 (en) | Display control apparatus and method | |
JP3603288B2 (en) | Operation control apparatus and method | |
JP3951304B2 (en) | Display control apparatus and method | |
JP3951303B2 (en) | Display control apparatus and method | |
JP3951305B2 (en) | Display control apparatus and method | |
JP4364073B2 (en) | Electronic program guide transmission apparatus and method | |
JP3922582B2 (en) | Display control apparatus and method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040316 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |