JP3536985B2 - 外科用把持兼保持鉗子 - Google Patents

外科用把持兼保持鉗子

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カール シュトルツ ゲーエムベーハー ウント コー
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、外科用把持兼保持鉗子に関するものであ
る。 外科用把持兼保持鉗子は、嘴部の間で対象物を把持し
保持するのに用いられる。このような対象物には例えば
ガーゼ綿球があり、この場合綿球鉗子と呼ばれる。数多
くの腹腔鏡処置において剥離綿球若しくは綿棒が必要と
される。それらを利用して組織液若しくは血液が除去さ
れる。主な利用分野は、綿球を嘴部の間に挟み込んで保
持して行われる本来の剥離技術にある。滑らせて剥離す
ることによって組織層は非外傷的に分離され、こうして
手術中に案内構造が調製される。こうした場合、綿球鉗
子は同時に剥離鉗子として働く。 このような把持兼保持鉗子内に挟み込まれる他の対象
物には例えば縫合を行うための針がある。 これらの対象物、つまり例えば綿球又は針は、機器介
助看護婦若しくは看護夫によって保持鉗子に挟み込まれ
て執刀医に手渡される。執刀医は保持鉗子を例えば綿球
と一緒にトロカール内に引き入れて剥離を行う。使用
後、保持鉗子はトロカールから引き出され、必要なら再
度ガーゼ綿球が挟み込まれる。外科縫合を行う場合にも
同じことが妥当する。 このような把持・保持・剥離鉗子がカール・シュトル
ツ有限合資会社、トュトリンゲン、ドイツ、のカタロ
グ”内視鏡外科、第2版、1/94、第4章、シートDG5、
剥離・把持鉗子”により公知である。 握り部を特定の旋回位置で相互に固定し、こうして嘴
部を特定の閉じ位置で固定することは、係止部を介して
実現される。この係止部は、両方の握り要素の一方に配
置される切込み付棒として構成されている。これらの切
込み内に係合することのできる適宜な突起が他方の握り
要素に設けられている。ばね又はレバーが握り要素を係
止状態若しくは固定状態で保持する。その際、数多くの
固定位置が可能である。 操作のとき、被保持対象物、例えば綿球を極力強固に
把持鉗子内に挟み込むよう試みられることが、このよう
な外科用把持兼保持鉗子を実際に利用して確認された。
可動握り要素が実際にレバーとして構成されており、レ
バー軸がヒンジ軸となり、このヒンジ軸で可動握り要素
は他方の握り要素に枢着されている。可動握り要素が被
摺動操作要素に結合されている箇所とヒンジ軸との距離
は、握り要素の外端に配置されて外科用把持兼保持鉗子
を掴む片手の指が挿入される把持輪とヒンジ軸との距離
よりもかなり短い。梃子比は約10:1である。即ち、片手
の閉じ力、約10kpが梃子作用によって10倍に、つまり約
100kpに強められる。 綿球を極力強固に把持鉗子内に挟み込むとの前記実務
に基づいて、梃子機構を介して強い力が嘴部に作用し、
その結果、嘴部が歪められ及び/又は機構が破損して、
綿球がもはや強固に保持されず、剥離時に失われてしま
うことがある。この場合、失われた綿球を体内で探して
再び掴まねばならない。ラック止め装置の態様の固定装
置はやはりこの保持圧の高い応力を受けており、そのた
め、不適切な操作によって係止部が外れて固定装置が解
除され、こうして嘴部が開く危険がある。 更に、柄の近位端で柄からほぼ直角に突出する握り要
素が執刀医の自由を著しく制限して、剥離のために柄か
ら固定握り部に移行する領域で鉗子が把持されること
が、実際に使用して確認された。横に突出する握り部は
剥離時に執刀医を妨げ又は邪魔する。両方の握り要素の
間を横に延びる係止部はこのような剥離操作のとき誤っ
て外れることがあり、その場合嘴部によって保持された
対象物、例えば綿球又は針が体内で失われることがあ
る。 DE−A−4216971が組織等を把持し保持するための2
つの嘴部を有する鉗子を示している。少なくとも一方の
嘴部は、把手で操作棒を軸方向で調整することによって
他方の嘴部に対して相対的に旋回可能である。嘴部及び
把手の閉じ位置は固定装置によって固定可能であり、鉗
子嘴部の閉じ力はさまざまな値に調整することができ
る。 EP−A−0688534に記載された外科用筒状柄付器具は
柄と、柄の末端に設けられる工具を移動させるための、
柄内で摺動可能に支承された摺動・引張棒とを備えてお
り、柄の他端に柄と同軸に握り部が配置されており、こ
の握り部内で把手は柄縦軸を横切って延びる回転軸の周
りを旋回可能に支承されており、把手の運動は伝動手段
を介して摺動・引張棒に伝達可能である。更に弾性係止
要素が設けられており、把手が出発位置から移動すると
きこの係止要素が係止部の脇を移動して係止部内に係合
し、これにより把手の逆移動を防止する。構造を簡素化
するために係止要素と係止部が回り止めを形成し、把手
の行程の最後に係止要素が係止部の脇を完全に通過し、
逆運動のとき係止部の裏面を通過して出発位置に達す
る。 EP−A−0512725により公知の医用器具では嘴部を開
閉する機構がばね力で付勢されて嘴部を閉じ方向に押す
ようになっている。ばねの力に抗して摺動させることの
できる操作要素によって嘴部の開きは制御することがで
きる。操作要素が解放されると、操作要素はばねによっ
て摺動され、嘴部はばねの力に応じて押し開かれる。 US−A−5431675により公知の医用器具用鎖錠機構で
はレバー機構が、回転可能な円板カムに結合されてい
る。カムに対するレバーの偏心配置と適宜なレバー関節
構成とによって嘴部はまったく特定の閉じ端位置に強制
的に移動させることができ、そこで嘴部の間にある部品
を特定の保持力で保持する。 US−A−5409478に示された医用器具の握りでは、横
に突出したレバーがこの握りに枢着されている。このレ
バーは他のレバーを介して、嘴部を移動させる操作要素
に結合されている。操作要素自体はばねの力を介して1
方向に押される。横に突出した枢着レバーは手の力で握
りに当接させることができ、その際に操作要素は第2レ
バーを介してばねの力に抗して移動される。枢着レバー
の開放時にこのレバーを再び拡開させる係止部はその際
に通過される。 US−A−5383895により把持鉗子として構成された外
科用器具が公知であり、嘴部開閉のために設けられてい
るその操作要素はばねの力に抗して往復動することがで
きる。ばねの力が操作要素を付勢して、嘴部が閉じ方向
に押されるようにする。 US−A−5211655により公知の医用鉗子は、まったく
特定の位置で嘴部を固定することのできる固定装置を備
えている。 本発明の課題は、一層確実な操作を可能とし、特に、
保持力を過大に加えることによる被把持部分の破損を不
可能とする外科用把持兼保持鉗子を提供することであ
る。 本発明によればこの課題は、柄と柄の遠位端に配置さ
れる少なくとも2つの嘴部と柄の近位端に配置される握
りとこの握りに作用結合されて嘴部を開閉する機構とを
有し、この機構がばね力で付勢されて嘴部を閉じ方向に
押し、握りでの操作によって機構がばね力に抗して嘴部
を開くように移動可能であり、更に嘴部を特定位置で固
定させる固定装置を有し、剛性リンク装置として構成さ
れて機構内に係合する装置が設けられており、この装置
によって嘴部が強制的に特定の閉じ端位置に移動可能で
あり、この閉じ端位置で嘴部が嘴部の間に受容された対
象物に所定の保持力を加え、装置がストッパを有し、加
わる力が強まってもこのストッパが閉じ端位置の通過を
阻止し、固定装置が嘴部をこの閉じ端位置で固定するよ
うになった外科用把持兼保持鉗子によって解決される。 剛性リンク装置として構成される装置が設けられ、こ
の装置によって嘴部が強制的に特定の閉じ端位置に移動
可能であることによって、閉じ端位置を越える未制御な
運動は排除される。これにより、嘴部相互の過度な押圧
による破損は排除される。こうして、例えばガーゼ綿球
が嘴部の間での過度な挟み付けによって破損し又は幾つ
かの部分に分断されてしまうことも排除することができ
る。これは付加的になお有利には、閉じ端位置のとき嘴
部の間で受容された対象物に所定の保持力を加えるよう
に装置が構成されていることによって改善される。本発
明による鉗子でガーゼ綿球を掴むと、綿球はまったく特
定の保持力で保持され、この保持力は一定で把持操作の
とき綿球が体内で失われることのないようにするのに十
分であり、他方で綿球が過度な保持力で破損することの
ないことも確保されており、剥離のときガーゼ綿球が幾
つかの部分にばらされ又は失われることは排除されてい
る。 加えられる力が強まった場合でも閉じ端位置の通過を
阻止するストッパを装置が有することによって、特別強
力に掴む場合でも嘴部が閉じ端位置を越えて移動するこ
とがないことは確保されている。これらの過度な力は、
適切に安定的に又は堅牢に構成することのできる装置の
ストッパによって吸収され、機器がごく細い場合にそれ
に合わせて薄くされる敏感な嘴部制御機構の部品によっ
て吸収する必要はない。従ってこの装置は”静的力制限
器”として働く。 嘴部が丁度閉じ端位置で固定されるように固定装置が
構成されていることによって、操作性が容易となり、動
作信頼性が高まる。ラック係止部を備えた前記鉗子では
実際数多くの固定の可能性が設けられていた。いまや1
つの特定の固定の可能性が、つまり嘴部が閉じ端位置に
達したときの固定の可能性が設けられている。つまり、
嘴部のどの閉じ位置で固定装置が固定されるのかを操作
者が決定する必要はもはやなく、これは閉じ端位置で限
定的に起きる。機械的固定装置が大抵の場合代表的”固
定音”と結び付いているので、いまや端位置に達し、こ
れ以上握りに力を加える必要のないことを操作者は知る
ことになる。嘴部を特定の閉じ端位置に移動させる装置
の制御機構はさまざまに構成することができる。この制
御機構は嘴部に結合されており、嘴部を限定的に閉じ端
位置へと移動させる。 閉じ角範囲の第1部分内で対象物を受容して、所定の
保持力を加える前に保持するために、装置は適切に設計
された機構に結合されている。従って、本発明の作用原
理は下記の2つの作用範囲の連続から生じる。 機構の作用範囲: ばね力による対象物の受容と保持。即ち、装置の作用
範囲に進入するまで”予備保持力”を加えて機構を軸方
向に移動させる。 装置の作用範囲: 所定の保持力を加えて固定する。 外科用把持兼保持鉗子の操作中の力の制限は嘴部に再
現可能な保持力を生成し、このことが製品責任の観点か
ら有利に働く。 本発明の特に好ましい1構成では、握りが柄軸内に縦
に延設された握りとして構成されており、機構と装置が
この握り内に収容されている。 この措置がもたらす顕著な利点として、握り全体が柄
軸に沿って延びていることから、特別人間工学的に構成
された握りが得られる。この構成の場合、操作時、例え
ば剥離操作のとき執刀医の邪魔になる横に突出する鋏状
握り要素はもはや存在していない。それ故にこの鉗子は
概略棒状の人間工学的握りで把持することができ、これ
により外科用把持兼保持鉗子は操作し易く、確実な操作
で掴んで操作することができる。 本発明の他の1構成では、握りの部分が柄軸の周りを
回転可能であり、この部分が装置の一部であり、握りの
回転運動によって嘴部が閉じ端位置に移動可能であるよ
うに装置は構成されている。 この措置の利点として、装置とこの装置によって生成
される嘴部閉じ運動は鋏状可動握り部分の旋回によって
ではなく、可動握り部分の単純な回転運動によって実現
される。 本発明の他の1構成では、握り内にクリスガイドが構
成されており、このクリスガイドを介して握りの回転可
能部分の回転運動が機構の操作要素の軸方向摺動運動に
変換可能であり、操作要素が嘴部に結合されている。 この措置の利点として、機械的に単純で頑丈な手段に
よって握りの回転可能部分の回転運動は嘴部を閉じるた
めの操作要素の軸方向摺動運動に変換される。 本発明の他の1構成では、操作要素はばねの力に抗す
る方向で柄軸に沿って摺動可能であり、この方向に沿っ
た摺動が嘴部の最大開き位置への開きを可能とする。 この措置がもたらす操作上の顕著な利点として、例え
ばガーゼ綿球を嘴部の間に導入するために嘴部を開くに
は操作要素をばねの力に抗して柄内で軸方向に多少摺動
させねばならないだけである。これは、操作要素を近位
側で握りから多少突出させ、この突出領域を親指で押し
てばねの力に抗して操作要素を摺動させることによって
簡単に行うことができる。最大に開いた嘴部の間に対象
物、例えばガーゼ綿球が入れられたのち、操作要素が開
放され、ばねが操作要素を逆方向に摺動させ、嘴部が閉
じ方向に移動され、嘴部の間で把持された対象物には、
対象物がもはや鉗子から落下しないようにするのに少な
くとも十分な一定の保持力が既に加わる。次に装置が操
作され、この装置によって嘴部は限定的に閉じ端位置に
移動される。2つの部分ステップへのこの分割は特に操
作し易く、第1ステップでは嘴部を最大に開いて嘴部の
間で対象物、例えばガーゼ綿球の精確な位置決めを可能
とし、次に第2ステップでは閉じ端位置において装置を
介して限定的保持力が加えられる。 本発明の他の1構成では、操作要素がクリス体に結合
されており、握りの回転可能部分に付属したクリス内に
このクリス体が係合する。 この措置の利点として、構造の単純な部材と僅かな部
材数とによって部材の間に非確動式結合が形成され、こ
の結合は握りの回転運動を操作要素の適宜な直線運動
に、若しくはこの場合嘴部の閉じ運動に変換する。機械
的に単純に構成されたこのような部材は簡単に浄化若し
くは滅菌することもでき、そのことから易操作性と動作
信頼性が一層向上する。 本発明の他の1構成では、クリスが握りの中空円筒形
回転可能部分として構成されて、クリス体を取り囲む。 この措置の利点として、中空円筒幾何学によって、鉗
子がごく細い構造の場合でも、過度に加えられた回転力
も十分に吸収することのできる構造が設けられている。 本発明の他の1構成では、クリス体が、直径上で向き
合って半径方向に突出する2つのピンを有し、クリスの
軸方向に上昇する周方向溝内にこれらのピンが係合す
る。 二重クリスガイドのこの対称配置は、変形を生じるこ
となく、クリスに加わる過度に強い力を均一に分布させ
ることもできる特別確実良好なクリスガイドを実現す
る。 本発明の他の1構成では、各上昇溝が軸方向に延びる
部分を有する。 この措置の利点として、第1運動区間内で嘴部を最大
に拡開して対象物を嘴部の間に挿入することができるよ
うにするために、軸方向に延びる部分にわたってクリス
体は操作要素と共に軸方向に摺動することができる。操
作要素の解放後、嘴部はばねの力に基づいて”予備保持
力”で閉じ位置に移動する。軸方向に延びるこの部分に
次に軸方向で上昇する溝部分が続いており、嘴部を閉じ
端位置に旋回させるための装置の運動経過はこれらの部
分を介して制御される。 本発明の他の1構成では、各溝が端部分を有し、この
端部分が上昇部分に対して軸方向で多少下降している。 この措置の利点として、溝によって案内されるピンは
軸方向最大運動行程を越えたのち下降部分のアンダカッ
トの方式で動かされる。嘴部を開くためにピンは、嘴部
によって保持された対象物の抵抗から出発して嘴部及び
操作要素を介してクリスに作用するクリスの力に抗し
て、まず下降部分の最深点から曲線極大を越えて移動し
なければならず、このために特定の力を加える必要があ
る。嘴部が自然に開くような復帰モーメントが上昇溝の
幾何学のみによって加えられることは、こうして排除さ
れている。つまり、溝の下降端部分は閉じ端位置におけ
る嘴部の固定を既に実現する。 本発明の他の1構成では、溝の端部分の密閉端がスト
ッパとなる。 この措置の利点として、継続回転、つまり過回転を阻
止するストッパが構造の特に単純な手段によって形成さ
れる。過大な力な溝の密閉端からクリスを介して排出し
若しくは分布させることができ、これらの力が嘴部に作
用することはない。 本発明の他の1構成では、クリス体のピスがストッパ
に達したとき固定装置が自動的に閉じるように、固定装
置は固定握り部分と回転可能部分との間で作用する。 この措置がもたらす特別の操作上の利点として、丁度
ピンがストッパに達したときに固定装置が閉じ、こうし
て精確に希望する位置で、即ちこの場合閉じ端位置で嘴
部は固定される。 それ故にこれは特別操作し易い。というのも、単に操
作者が抵抗を感じるまで、つまりクリス体のピンが溝端
に達し、丁度この位置で固定装置が自動的に閉じるま
で、可動握り部分は回されねばならないだけであるから
である。これは例えば代表的”固定音”によって確認す
ることができ、これにより操作者は閉じ端位置に達した
ことを知ることになる。 本発明の他の1構成では、固定装置は軸方向に延びる
ばね押棒を有し、回転可能握り部分がその閉じ端位置に
あるときこの棒は軸方向で阻止的に移動可能であり、固
定握り部分と回転可能握り部分との間の相対回転を阻止
する。 この措置の構造上の利点として、固定装置は機械的に
単純な手段によって実現することができ、棒はやはり、
過度な回転力を握り全体にわたって分布させ、導出させ
るのに寄与することができる。 本発明の他の1構成では、棒が摺動要素に結合されて
おり、この摺動要素は外側から移動させることができ、
但し握りの外輪郭に適合されている。 この措置は、一方で、外部からの接近可能性を介して
固定装置を簡単に外すことができる利点を有する。固定
装置が握りの外輪郭に適合されていることによって、操
作時にこの固定装置が誤って外れることが排除されてお
り、こうして動作信頼性がかなり向上している。 本発明の他の1構成では、握りが、柄に剛結合されて
これと同軸な円筒形部分を有し、この部分に中空円筒形
回転可能部分が嵌着されており、回転可能部分と固定部
分は着脱可能な安全装置を介して軸方向引抜きに備えて
安全にされている。 この措置の利点として、構造の単純な措置によって握
りは組付け、若しくは例えば浄化・滅菌を目的に再び取
り外すことができる。 本発明の他の1構成では、回転可能部分にキャップが
固定式に取付けられている。 この措置の利点として、実際クリスとして働いて溝領
域で穿孔された回転可能部分はキャップによって外部に
対して密閉されており、こうして汚れが入り込むことは
ない。このキャップは、回転運動を人間工学的に操作し
易い形で行うことができる適切な人間工学的外輪郭、例
えば握りくぼみ等を有することができる。 本発明の他の1構成では、横断面形状がそれぞれほぼ
半卵形である2つの把持する嘴部が設けられており、閉
じた嘴部はほぼ卵形を成す。 この措置の利点として、部材がごく細い場合に閉じ力
を変形なしに加えるために好ましい幾何学が得られるだ
けでなく、嘴部を閉じると、優れた剥離を可能とする幾
何学が帰結し、こうして鉗子は剥離鉗子として利用可能
である。 本発明の他の1構成では、一方の嘴部は軸方向に延び
るV形溝を有し、他方の嘴部はこのV形溝内に係合可能
な歯を有する。 この措置の利点として、嘴部によって保持された対象
物、例えばガーゼ綿球に剥離時に作用する半径方向力と
軸方向力は、使用中に対象物の逸失を防止するために歯
を介して嘴部によって吸収される。軸方向V形溝によっ
て横荷重が吸収され、このV形溝内に係合する他方の嘴
部の歯は軸方向荷重を吸収するのに役立つ。 選択的1構成では、装置が、握りに枢着された少なく
とも1つのレバーを有し、このレバーの一端が嘴部開閉
機構に係合しており、嘴部の開き位置のときレバーの他
端が横に旋回進出しており、この他端は嘴部を閉じ端位
置Dに移動させるために握りに旋回接近可能である。 この選択案では、閉じ端位置への限定的運動が少なく
とも1つのレバーによって実行され、回転可能握り部分
による解決策とは対照的にこれがもたらす利点として、
レバー幾何学の適切な構成によって所要の保持力は操作
者が簡単に加えることができる。 本発明の他の1構成では、閉じ端位置Dのとき前記少
なくとも1つのレバーが縦長握りに沿って延びている。 この措置の利点として、レバーは閉じ端位置において
握りから嵩高に突出することがなく、執刀医の運動・操
作の自由を邪魔しない。 本発明の他の1構成では、握り内に縦溝が穿設されて
おり、嘴部の閉じ端位置のときこの縦溝内に前記少なく
とも1つのレバーはぴったりと収容可能であり、その際
に握りの輪郭から張り出さない。 この構成では、当接されたレバーが握りの外輪郭に完
全に密着し、嘴部の閉じ端位置で操作するときレバーに
よる障害は何ら存在しない。 本発明の他の1構成では、直径上で向き合う2つのレ
バーが設けられている。 この措置の利点として、嘴部を閉じ端位置へと移動さ
せるための力は両方のレバーによって対称に開閉機構に
作用し、そのため、片側で作用する力で鉗子が曲がる危
険は排除されている。 本発明の他の1構成では、固定装置が摺動スリーブと
して構成されており、握りにレバーが旋回接近するとこ
の摺動スリーブはレバー上に摺動可能であり、旋回進出
を阻止する。 この措置の利点として、閉じ端位置での固定は構造が
単純で簡単に操作可能な部材によって実行される。 本発明の他の1構成では、閉じ端位置で摺動スリーブ
は球係止部を介して固定されている。 この措置の利点として、レバーの旋回進出を阻止する
摺動スリーブは球係止部によってまったく特定の位置で
なお付加的に固定される。 本発明の他の1構成では、嘴部を開閉する機構が、柄
内を軸方向に摺動可能な操作要素を有し、レバーの旋回
運動が操作要素の軸方向摺動運動に変換可能であるよう
にこの操作要素はレバーの一端に結合されている。 レバーをこのようにトグルレバーとして構成すること
で、機械的に単純で頑丈な措置を介してレバーの旋回運
動は柄内での操作要素の軸方向摺動運動に変換すること
ができる。 前記特徴及び以下になお説明する特徴は記載した組合
せにおいてだけでなく、本発明の枠から逸脱することな
く他の組合せや単独でも勿論適用可能である。 選択した実施例を基に添付図面に関連して以下に本発
明を詳しく説明する。 図1は、嘴部を最大に開いた外科用把持兼保持鉗子の
側面図であり、装置は”開き”位置にある。 図2は、嘴部が対象物、この場合ガーゼ綿球を既に一
定の予備保持力で保持している中間位置における図1と
同様の側面図である。 図3は、嘴部が閉じ端位置に移動した状態の図1、図
2と同様の側面図である。 図4は、嘴部が閉じている位置における図3の装置の
握りの縦断面図である。 図5は、図1の装置の握りを一部分解して示す要部側
面図であり、嘴部の4つの位置A、B、C、Dが示唆さ
れている。 図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、回転可能握り要素の回転角に依存した力/行
程線図である。 図9は、レバーが横に旋回進出可能となった他の実施
例を図4の断面図と同様に示す断面図である。 図1〜図3に示す外科用把持兼保持鉗子はその全体に
符号10が付けられている。 鉗子10が縦長円筒形柄12を有し、柄の遠位端に2つの
嘴部14、16が配置されている。柄軸内にそれに沿って延
設されるほぼ棒状の握り18が柄12の近位端に配置されて
いる。 特に図4の断面図から明らかとなるように、嘴部14、
16を移動させる機構20が握り18内に収容されている。 この機構20が棒状操作要素22を有し、この操作要素は
柄12内に挿通されて、遠位端で、このような鉗子におい
てそれ自体知られているここには図示しないトグルリン
グを介して両方の嘴部14、16に結合されている。操作要
素22は近位端で握り18の末端から多少張り出しており、
操作要素22の端領域に押圧子スリーブ24が嵌着されてい
る。 この押圧子スリーブ24が片側押圧子26を有し、押圧子
スリーブ24は柄12の方向で握り18内を内部フランジ94を
越えるまで延設されている。 押圧子26内に調整ねじ28が配置されており、この調整
ねじが操作要素22のねじに螺着されている。調整ねじ28
によって押圧子スリーブ24と操作要素22との間の相対摺
動位置は一定範囲内で調整可能、視認可能である。 操作要素22にその遠位端の方からクリス体34が、操作
要素22の環状フランジ32に当接するまで嵌着されてい
る。 クリス体34が円錐形部分36を有し、この円錐形部分は
近位側で円筒形部分38となって延長されている。クリス
体34の円筒形部分38の外径は、柄12に剛結合された外被
40の円筒形端部分の内法内径にほぼ一致するものであ
る。 円筒形部分38の遠位端と外被40の内面の段差41との間
の距離は、押圧子26に対する圧力と操作要素22の適切な
行程とによって嘴部の開きが可能となるように設計され
ている。 クリス体34の円筒形部分38から、直径上で向き合わせ
て2つの半径方向に突出するピン42、43が突出してい
る。 ピン42,43は、外被40の円筒形端部分に嵌着されたク
リス44内に係合する。 クリス44の側面図は図5から読み取ることができる。 クリス44が遠位側に環状フランジ46を有し、この環状
フランジが外被40の外面の肩部に坐着する。近位側にク
リス44が中空円筒形部分48を有し、この部分は外被40の
円筒形端部分の外面に嵌着されている。 クリス44の中空円筒形部分48内に、直径上で向き合わ
せて2つの溝50、51が穿設されている。この溝50若しく
は51内にクリス体34のピン42若しくは43が係合する。こ
のため、対応する開口部が外被40に設けられている。溝
50(及び対応する回転対称な溝51)が軸方向部分52を有
し、この部分内にクリス体34のピン42が係合する。軸方
向部分52はクリス44の環状フランジ46の方向で開口して
いる。これにより、一方で、クリス体34を操作要素22に
取付けたのちクリス44を近位側からクリス体に嵌着する
ことが可能となり、更には、操作要素22とクリス体34と
からなる組立体を軸方向で軸方向部分52に沿って移動さ
せることが可能となる。 溝50の軸方向部分52の近位端に、近位側で上昇する周
方向部分54が続いている。この上昇部分54は、遠位側で
下降する周方向端部分56となって成端しており、後者の
密閉端がストッパ58となる。 軸方向部分52から近位側で上昇する周方向部分54への
移行部は、調整ねじ28を介した調整の可能性と、これに
よって引き起こされる押圧子スリーブ24と操作要素22と
の間の相対摺動位置の変化を、そして嘴部によって保持
されるべき対象物のさまざまな抵抗力も、吸収すること
ができるように造形されている。このさまざまな抵抗力
は予備保持力を加えるときに嘴部のさまざまな部分開き
角をもたらすことがある。 図1〜図4に見られるような適宜な人間工学的構成を
有して溝を閉鎖するキャップ60が、図5に見られるよう
なクリス44にぴったりと嵌着される。キャップ60はクリ
ス44に非確動式に強固に坐着し、キャップ60とクリス44
とからなる組立体は握り18の回転可能部分62を形成す
る。 図1〜図3、図5からわかるように、外被40内に固定
装置64が設けられている。 この固定装置64は軸方向に延びる棒66を有し、この棒
はばね68の力によって、近位側でクリス44の方向に移動
するように付勢されている。棒66は、外被40内の凹部72
内に配置される摺動要素70に結合されている。摺動要素
70の輪郭は外被から張り出さないようなものであり、そ
れにもかかわらず外側から指で掴んで操作し、つまり摺
動させることができる。固定装置64は、棒66の先端が環
状フランジ46の環状正面を向くように配置されている。 図6の断面図からわかるように環状フランジ46に袋穴
74が設けられており、この袋穴に棒66は進入することが
できる。これは図5に示した回転位置で起き、以下にな
お詳しく説明するようにこの位置が閉じ端位置Dに一致
する。 図5に見られるようなこの固定位置のときクリス44と
外被40との間で相対回転はもはや可能でない。 図5、図6から更に読み取れるように、クリス44の環
状フランジ46の領域内に周方向に延びる安全装置76が配
置されており、この安全装置はクリス44が外被40から軸
方向で滑り落ちるのを防止する。 安全装置76がロッカ78を有し、ロッカは一端に係止ピ
ン80を備えている。この係止ピン80は外被40の外面に設
けられた周方向凹部内に係合し、こうして柄軸の周りで
クリス44と外被40との間の相対回転を可能とし、但し軸
方向で滑り落ちるのを阻止する。周方向凹部の長さは握
り18の回転時に閉じ端位置が達成されるように設計され
ている。 ロッカ78は係止ピン80とは反対の側に押釦82を有す
る。この押釦82を押すことによって係止ピン80が外れ、
クリス44は例えば浄化・滅菌を目的に外被40から近位側
に引き出すことができる。 図4に示すような最終組立状態のとき外被40のフラン
ジ94と操作要素42に嵌着されたクリス体34との間にコイ
ルばね92が設けられており、このコイルばねは操作要素
22とクリス体34とからなる組立体が近位側に押されるよ
うに予荷重を受けている。図4に示す位置のとき嘴部1
4、16はばね92の力で閉じられている。 鉗子10は、図1に矢印27で示したように握り18を片手
で掴み、親指で押圧子26を押して操作される。握り18の
回転可能部分は、装置が”開”いている位置、即ちピン
42が溝50の軸方向部分52内にある位置にある。これによ
り操作要素22はばね92の力に抗して遠位端方向に摺動さ
れ、嘴部14、16は最大に、例えば約50゜の開き角に拡開
される。 この押込運動はクリス体34が外被40の内面に設けられ
た段差41若しくはストッパに突接することによって制限
される。この開き位置が図1若しくは図5では符号Aと
されている。ピン42は図4の位置から溝50の軸方向部分
52に沿って摺動して、図5に位置Aから出発した矢印で
示した位置に達している。この位置においていまや対象
物、例えばガーゼ材からなる綿球90は、嘴部14、16の間
に移すことができる。嘴部14に少なくとも1つの歯84が
設けられており、図7の断面図からも明らかとなるよう
にこの歯は他方の嘴部16の対応する凹み86内に係合する
ことができる。 綿球90が嘴部14、16の間に運ばれたのち押圧子26は解
放され、予荷重を受けたばね92は操作要素22とクリス体
34とからなる組立体を近位端方向に摺動させ、これによ
り嘴部14、16は図5にBを付けた位置に達するまで多少
閉じられる。この部分的に閉じた位置において綿球90は
嘴部14、16の間で捕捉されており、ばね92の力に基づい
て予備保持力で保持される。 ピン42はいまや溝50の軸方向部分52に沿って、図5に
位置Bから出発した矢印で示した位置へと移動してい
る。この位置のときピン42は溝50の上昇部分54の初端に
も位置する。軸方向部分52から溝50の軸方向で上昇する
周方向部分54への移行領域は、押圧子スリーブ24と操作
要素22との間の相対摺動位置の変化を、そして嘴部によ
って保持されるべき対象物のさまざまな抵抗力も、吸収
することができるように構成されている。このさまざま
な抵抗力は予備保持力を加えるときに嘴部のさまざまな
部分開き角をもたらすことがある。キャップ60とクリス
44とからなる組立体が握り18の回転可能部分62を形成
し、この組立体はいまや、図2から図3への移行から明
らかとなるように柄軸の周りを回される。 その際、ピン42はまず溝50の上昇部分54に沿って移動
し、次に下降端部分56内に移動して、ストッパ58に達す
ることになる。 図5に符号Cで示した中間位置のときピン42は上昇部
分54から下降部分56への移行部に丁度達している。この
状態のとき操作要素22はクリス体34と共に、嘴部によっ
て保持された対象物の抵抗力に抗して近位側に最大移動
している。引き続きこの組立体は再び僅かに遠位端方向
に移動して戻り、最後に閉じ端位置Dが達成される。 協働する部材であるクリス44、クリス体34及びこれに
結合された操作要素22は、嘴部14、16を強制的に特定の
閉じ端位置Dへと移動させるため剛性リンク装置として
働く装置30を形成する。 図5に見られ、図3にも見られるこの閉じ端位置Dに
おいて綿球90は所定の力によって嘴部14、16の間で保持
される。 図7の断面図からわかるように嘴部14、16はそれぞれ
半卵形88若しくは89の横断面形状を有する。そのことか
ら、閉じ端位置Dで嘴部が閉じると全体でほぼ卵形の外
輪郭が帰結し、この外輪郭は嘴部14、16を閉じて剥離を
行うことを可能とする。 閉じ端位置Dにおいてクリス44はその袋穴74が固定装
置64の棒66の前にくるように回されており、いまやばね
68は棒66を袋穴に押し込んで固定装置64を閉じる。いま
や鉗子10は例えばトロカールを介して体内に導入するこ
とができ、適切な剥離操作を実行することができる。 トロカールから引き出したのち摺動要素70によって棒
66はばね68の力に抗して移動され、固定装置64が外され
る。引き続き回転可能部分62が前記方向とは逆に回さ
れ、これにより嘴部14、16が部分的に再び開かれ、つま
り図2に示した位置が再び達成されている。引き続き押
圧子26が押されて嘴部14、16が最大に拡開され、綿球90
は取り出すことができ、例えば他の新しいものに取り替
えることができる。 図8に示した線図は操作要素22の力f若しくは行程H
と握り18の回転可能部分62の回転角との関係を示す。操
作要素22のごく小さな行程に基づいて、適切なトルクで
比較的扁平な曲線勾配が得られ、即ち、力を受けた比較
的均一な回転運動が起き、この回転運動はストッパに到
達後に阻止されている。固定装置64の摺動要素70の摺動
は、回転可能部分62が正しい位置に回されて、いまや嘴
部14、16が希望する保持力を受けていることを操作者に
示唆する。回転可能部分62に他の力が作用しても嘴部1
4、16のそれ以上の運動は起きない。加えられた力は引
き続き握り18に導出される。この位置は”閉じ”位置若
しくは”オン”位置に相当する。これらの位置は例え
ば”オン”、”オフ”の単語で握りに表示することがで
きる。 図4の符号95、96はフランジ94の洗浄穴、若しくはク
リス体の円錐形部分36の洗浄穴であり、内部空間全体を
浄化のために洗浄することができる。このため柄12に側
部突出接続管98が設けられており、この接続管を介して
洗浄液又は浄化液を供給し、握り内に浄化孔95、96を介
して通すことができる。 図9に示す他の実施例では、鉗子100が握り104の領域
でのみ示してある。 この鉗子100も遠位端に2つの嘴部を有し、これらの
嘴部が柄102に取付けられている。 柄102内に延設される操作要素122は前記と同様に片側
に押圧子スリーブ120を備えている。 外被106の内方に突出したフランジ128と押圧子スリー
ブ120の適宜な外側環状フランジ126との間にばね124が
延設されている。 柄102に剛結合された外被106内で、外被106に穿設さ
れた2つの縦溝138若しくは140内に直径上で向き合せて
2つのレバー111、112が配置されている。レバー111若
しくは112はそれぞれ軸113若しくは114の周りを旋回可
能である。軸113、114の向こう側の各レバー111、112の
2つの短いレバーアームはトグル115若しくは116として
構成されて、押圧子スリーブ120の外面の対応する凹部1
17若しくは118内に係合する。 図9の断面図には実線で両方のレバー111、112が旋回
進入位置若しくは当接位置で示してあり、この位置は先
に説明した嘴部の閉じ端位置Dに一致する。この位置で
レバー111、112を固定するために、レバーに各1つの段
差129、130が設けられており、図9の断面図に示したよ
うに摺動スリーブ108の態様の固定装置107をこの段差に
嵌着することができる。摺動スリーブ108は半径方向内
方に突出するピン109を備えており、このピンは外被106
の外面に設けられる対応する凹部110内に受容されてい
る。凹部110が摺動スリーブ108の軸方向摺動行程を制限
する。 図9の断面図に示した阻止的摺動位置のとき摺動スリ
ーブ108は付加的に球係止部132を介して安全にされてい
る。ピン109にほぼ直径上で向き合う袋穴に受容された
ばね134が半径方向外側で球133に静置されている。ばね
134は摺動スリーブ108の内面に設けられる対応する凹部
136内に球133を押し込む。 摺動スリーブ108が球係止部132の阻止力を克服して遠
位側に摺動されると、摺動スリーブ108はレバー111若し
くは112の段差129若しくは130から進出し、レバーは当
該軸113若しくは114の周りを外方に旋回することができ
る。 このような位置が図9に破線で示唆してある。この位
置のときトグル115、116は押圧子スリーブ120をやはり
遠位側に移動させており、これにより嘴部は開いてい
る。押圧子スリーブ120を更に押すことによって嘴部は
場合によってはなお更に開くことができ、こうしてレバ
ー111、112も更に拡開される。 こうしてレバー111、112と押圧子スリーブ120とから
なる組立体は、嘴部を前記閉じ端位置Dへと強制的、限
定的に移動させるための剛性リンク装置として働く装置
105を形成する。 このためにレバー111、112は図9に破線で示した位置
から、矢印141若しくは142で示したように内方に旋回さ
れる。その際、押圧子スリーブ120と操作要素122とから
なる組立体は矢印143で示したように近位側に移動す
る。 この行程区間は装置105に作用の前記第2区間に相当
する。レバー111、112が外被106に完全に当接されてい
ると、摺動スリーブ108はその段差129若しくは130上に
摺動し、こうして旋回進出を阻止する。 各縦溝138若しくは140の底144若しくは145がストッパ
となり、レバー111、112はこれを越えてそれ以上内方に
移動することはできない。 図9の実施でも、ここには図示しない側部接続管を介
して内部空間も浄化液で洗浄することができるようにす
るために、ここには図示しない対応する洗浄穴が設けら
れている。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−154235(JP,A) 米国特許4174715(US,A) 米国特許5383895(US,A) 米国特許5354313(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/00 - 18/28

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄(12、102)と柄(12、102)の遠位端に
    配置される少なくとも2つの嘴部(14、16)と柄(12、
    102)の近位端に配置される握り(18、104)とこの握り
    (18、104)に作用結合されて嘴部(14、16)を開閉す
    る機構(20)とを有し、この機構(20)がばね力で付勢
    されて嘴部(14、16)を閉じ方向に押し、握り(18、10
    4)での操作によって機構がばね力に抗して嘴部(14、1
    6)を開くように移動可能であり、更に嘴部(14、16)
    を特定位置で固定させる固定装置(64、107)を有し、
    剛性リンク装置として構成されて機構(20)内に係合す
    る装置(30、105)が設けられており、この装置によっ
    て嘴部(14、16)が強制的に特定の閉じ端位置(D)に
    移動可能であり、この閉じ端位置で嘴部が嘴部の間に受
    容された対象物(90)に所定の保持力を加え、装置(3
    0、105)がストッパ(58、144、145)を有し、加わる力
    が強まってもこのストッパが閉じ端位置(D)の通過を
    阻止し、固定装置(64、107)が嘴部(14、16)をこの
    閉じ端位置(D)で固定するようになった外科用把持兼
    保持鉗子。
  2. 【請求項2】握り(18、104)が、柄軸内にそれに沿っ
    て延設された握り(18、104)として構成されており、
    機構(20)と装置(30、105)がこの握り(18、104)内
    に収容されていることを特徴とする、請求の範囲1記載
    の外科用把持兼保持鉗子。
  3. 【請求項3】握り(18)の部分(62)が柄軸の周りを回
    転可能であり、この部分(62)が装置(30)の一部であ
    り、握り(18)の部分(62)の回転運動によって嘴部
    (14,16)が閉じ端位置(D)に移動可能であるように
    装置(30)は構成されていることを特徴とする、請求の
    範囲2記載の外科用把持兼保持鉗子。
  4. 【請求項4】握り(18)内にクリスガイド(34、44)が
    構成されており、このクリスガイドを介して握り(18)
    の回転可能部分(62)の回転運動が機構(20)の操作要
    素(22)の軸方向摺動運動に変換可能であり、操作要素
    (22)が嘴部(14、16)に結合されていることを特徴と
    する、請求の範囲3記載の外科用把持兼保持鉗子。
  5. 【請求項5】操作要素(22)がばね(92)の力に抗する
    方向で柄(12)に沿って摺動可能であり、この方向に沿
    った摺動が嘴部(14,16)の最大開き位置(A)までの
    開きを可能とすることを特徴とする、請求の範囲4記載
    の外科用把持兼保持鉗子。
  6. 【請求項6】操作要素(22)がクリス体(34)に結合さ
    れており、握り(18)の回転可能部分(62)に付属した
    クリス(44)内にこのクリス体が係合することを特徴と
    する、請求の範囲4又は5記載の外科用把持兼保持鉗
    子。
  7. 【請求項7】クリス(44)が握りの中空円筒形回転可能
    部分(62)として構成されて、クリス体(34)を取り囲
    むことを特徴とする、請求の範囲6記載の外科用把持兼
    保持鉗子。
  8. 【請求項8】クリス体(34)が、直径上で向き合って半
    径方向に突出する2つのピン(42、43)を有し、クリス
    (44)の軸方向で上昇する周方向溝(50、51)内にこれ
    らのピンがそれぞれ係合することを特徴とする、請求の
    範囲6又は7記載の外科用把持兼保持鉗子。
  9. 【請求項9】各上昇溝(50、51)が軸方向に延びる部分
    (52)を有することを特徴とする、請求の範囲8記載の
    外科用把持兼保持鉗子。
  10. 【請求項10】各溝(50、51)が端部分(56)を有し、
    この端部分が上昇部分(54)に対して軸方向で多少下降
    していることを特徴とする、請求の範囲8又は9記載の
    外科用把持兼保持鉗子。
  11. 【請求項11】溝(50)の端部分(56)の密閉端がスト
    ッパ(58)となることを特徴とする、請求の範囲10記載
    の外科用把持兼保持鉗子。
  12. 【請求項12】クリス体(34)のピン(42、43)がスト
    ッパ(58)に達したとき固定装置(64)が自動的に閉じ
    るように、固定装置(64)が握り(18)の固定握り部分
    (40)と回転可能部分(62)との間で働くことを特徴と
    する、請求の範囲11記載の外科用把持兼保持鉗子。
  13. 【請求項13】固定装置(64)が軸方向に延びるばね押
    棒(66)を有し、回転可能握り部分(62)がその閉じ端
    位置(D)にあるときにこの棒が軸方向で阻止的に移動
    可能であり、固定握り部分(40)と回転可能握り部分
    (62)との間の相対回転を阻止することを特徴とする、
    請求の範囲12記載の外科用把持兼保持鉗子。
  14. 【請求項14】棒(66)が摺動要素(70)に結合されて
    おり、この摺動要素は外側から移動させることができ、
    但し握り(18)の外輪郭に適合されていることを特徴と
    する、請求の範囲13記載の外科用把持兼保持鉗子。
  15. 【請求項15】握り(18)が、柄(12)に剛結合され、
    これと同軸な固定部分(40)を有し、この固定部分に中
    空円筒形回転可能部分(62)が装着されており、回転可
    能部分(62)と固定部分(40)が着脱可能な安全装置
    (76)を介して軸方向引抜きに備えて安全にされている
    ことを特徴とする、請求の範囲1〜14のいずれか1項記
    載の外科用把持兼保持鉗子。
  16. 【請求項16】回転可能部分(62)にキャップ(60)が
    固定式に取付けられていることを特徴とする、請求の範
    囲15記載の外科用把持兼保持鉗子。
  17. 【請求項17】横断面形状がそれぞれほぼ半卵形(88、
    89)である2つの把持する嘴部(14、16)が設けられて
    おり、閉じた嘴部(14、16)がほぼ卵形を成すことを特
    徴とする、請求の範囲1〜16のいずれか1項記載の外科
    用把持兼保持鉗子。
  18. 【請求項18】一方の嘴部(16)が軸方向に延びるV形
    溝(86)を有し、他方の嘴部(14)がこのV形溝(86)
    内に係合可能な歯(84)を有することを特徴とする、請
    求の範囲17記載の外科用把持兼保持鉗子。
  19. 【請求項19】装置(105)が、握り(104)に枢着され
    た少なくとも1つのレバー(111、112)を有し、このレ
    バーの一端(115、116)が開閉機構(20)に係合してお
    り、嘴部(14、16)の開き位置のときレバーの他端が横
    に旋回進出しており、この他端が嘴部(14、16)を閉じ
    端位置(D)に移動させるために握り(104)に旋回接
    近可能であることを特徴とする、請求の範囲1又は2記
    載の外科用把持兼保持鉗子。
  20. 【請求項20】閉じ端位置(D)のとき前記少なくとも
    1つのレバー(111、112)が縦長握り(104)に沿って
    延びることを特徴とする、請求の範囲19記載の外科用把
    持兼保持鉗子。
  21. 【請求項21】握り(104)内に縦溝(138、140)が穿
    設されており、嘴部(14、16)の閉じ端位置(D)のと
    きこの縦溝内にレバー(111、112)がぴったりと収容可
    能であり、その際に握り(104)の輪郭から張り出さな
    いことを特徴とする、請求の範囲20記載の外科用把持兼
    保持鉗子。
  22. 【請求項22】握り(104)の横断面の直径方向に向き
    合う2つのレバー(111、112)が設けられていることを
    特徴とする、請求の範囲19〜21のいずれか1項記載の外
    科用把持兼保持鉗子。
  23. 【請求項23】固定装置(107)が摺動スリーブ(108)
    として構成されており、握り(104)にレバー(111、11
    2)が旋回接近するとこの摺動スリーブがレバー上に摺
    動可能であり、旋回進出を阻止することを特徴とする、
    請求の範囲19〜22のいずれか1項記載の外科用把持兼保
    持鉗子。
  24. 【請求項24】嘴部(14、16)の閉じ端位置(D)で摺
    動スリーブ(108)が球係止部(132)を介して固定され
    ていることを特徴とする、請求の範囲23記載の外科用把
    持兼保持鉗子。
  25. 【請求項25】嘴部(14、16)を開閉する機構が、柄
    (102)内を軸方向に摺動可能な操作要素(122)を有
    し、レバー端(115、116)の旋回運動が操作要素(12
    2)の軸方向摺動運動に変換可能であるようにこの操作
    要素はレバー(111、112)の一端(115、116)に結合さ
    れていることを特徴とする、請求の範囲19〜24のいずれ
    か1項記載の外科用把持兼保持鉗子。
JP50932499A 1997-07-22 1998-07-21 外科用把持兼保持鉗子 Expired - Fee Related JP3536985B2 (ja)

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