JP3536170B2 - 補助テーブルを備えたイス - Google Patents

補助テーブルを備えたイス

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JP3536170B2
JP3536170B2 JP04594899A JP4594899A JP3536170B2 JP 3536170 B2 JP3536170 B2 JP 3536170B2 JP 04594899 A JP04594899 A JP 04594899A JP 4594899 A JP4594899 A JP 4594899A JP 3536170 B2 JP3536170 B2 JP 3536170B2
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legs
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浩二 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イス又はテーブル
に取付けられる補助テーブル、及び、当該補助テーブル
を備えたイスに関するものであり、特に、キャンプ用の
折り畳み式のイス又はテーブルに取付けて利用するのに
好適な補助テーブル及び補助テーブルを備えたイスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特に屋外での使用に適したキャン
プ用の折り畳み式のイスにおいて、補助テーブルを側部
に着脱可能に取り付けたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うに、上記従来の補助テーブル30は、単にイス31の
側部に取り付けて使用するものであり、補助テーブル3
0のイス31に対する位置を自由に変更することはでき
ず、使い勝手が良くないといった問題や、補助テーブル
用の脚32が邪魔であったり不安定であるという欠点が
あった。
【0004】上記の欠点を解消するために、補助テーブ
ルに脚32を別途設けないものにおいては、補助テーブ
ルの安定性に欠け、補助テーブル上に重量のあるもの
(鍋など)や落下すると故障・破損のおそれのある貴重
品(ビデオカメラなど)を置いて使用することができ
ず、不便であるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、補助テーブルの
使用位置を適宜変更することができて便利であるととも
に、補助テーブルに設けた脚によって補助テーブルの安
定性に優れ、しかも重量物や貴重品も安心して置くこと
ができる補助テーブル及び当該補助テーブルを備えたイ
スを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明は、「イスの側部に保持さ
れる補助テーブルを備えたイスであって、前記補助テー
ブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心として回動させ
て側方へ引き出すことができるように前記イスの側部に
対して一端部が取り付けられており、さらに、前記補助
テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動可能に保
持する回動支持部と、前記補助テーブルの他端部に設け
られ、当該補助テーブルの他端部を支える補助脚と、を
備え、前記補助テーブルは、前記回動支持部を中心とす
る回動を規制し、前記補助テーブルの略水平状態を保持
するための補助金具を備えていることを特徴とする補助
テーブルを備えたイス。」である。
【0007】従って、補助テーブルをイスの側方へ回動
操作することによって、イスの側部における補助テーブ
ルの使用位置を適宜変更でき、補助テーブルの使い勝手
が著しく向上する。また、補助テーブルは、回動支持部
によって略水平方向から略鉛直方向へと回動操作可能と
なっているため、補助テーブルの不使用時においては略
鉛直状態としてイスの側部に密着させて保持される。従
って、収納・運搬に際して大変便利である。
【0008】さらに、補助テーブルには補助脚が設けら
れており、床面又は地面によって補助テーブル上の荷重
が支えられる。従って、補助テーブル上に重量物や貴重
品を安心して置くことができる。さらに、補助テーブル
は、回動支持部を中心とする回動を規制し、補助テーブ
ルの略水平状態を保持するための補助金具を備えている
ことにより、補助テーブルが回動しすぎて水平状態を保
てなくなることが防止され補助テーブルの安定性が向上
する。
【0009】請求項2に記載の本発明は、「イスの側部
に保持される補助テーブルを備えたイスであって、前記
補助テーブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心として
回動させて側方へ引き出すことができるように前記イス
の側部に対して一端部が取り付けられており、さらに、
前記補助テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動
可能に保持する回動支持部と、前記補助テーブルの他端
部に設けられ、当該補助テーブルの他端部を支える補助
脚と、を備え、前記補助テーブルの補助脚又は前記イス
の後脚は、ベルトを備えており、前記補助テーブルの補
助脚と前記イスの後脚とを締結状態とすることができる
ようになっていることを特徴とする補助テーブルを備え
たイス。」である。従って、補助テーブルをイスの側方
へ回動操作することによって、イスの側部における補助
テーブルの使用位置を適宜変更でき、補助テーブルの使
い勝手が著しく向上する。また、補助テーブルは、回動
支持部によって略水平方向から略鉛直方向へと回動操作
可能となっているため、補助テーブルの不使用時におい
ては略鉛直状態としてイスの側部に密着させて保持され
る。従って、収納・運搬に際して大変便利である。 さら
に、補助テーブルには補助脚が設けられており、床面又
は地面によって補助テーブル上の荷重が支えられる。従
って、補助テーブル上に重量物や貴重品を安心して置く
ことができる。さらに、補助テーブルの補助脚又はイス
の後脚は、ベルトを備えており、補助テーブルの補助脚
とイスの後脚とを締結状態とすることができるようにな
っていることにより、補助テーブルの不使用時におい
て、補助テーブルの補助脚とイスの後脚とをベルトにて
締結しておけば、イスのみの使用時や、イスを持ち運ぶ
際などにおいて補助脚が動いて邪魔になったり、ガタつ
いて不快感を与えたり、故障の原因となることが防止さ
れる。
【0010】請求項3に記載の本発明は、「イスの側部
に保持される補助テーブルを備えたイスであって、前記
補助テーブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心として
回動させて側方へ引き出すことができるように前記イス
の側部に対して一端部が取り付けられており、さらに、
前記補助テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動
可能に保持する回動支持部と、前記補助テーブルの他端
部に設けられ、当該補助テーブルの他端部を支える一本
の補助脚と、当該補助脚と前記イスの前脚とを回動自在
に連結する補強部材と、を備え、前記補助テーブルと前
記補助脚とが、当該補助脚と略直交する回転軸にて連結
され、前記補助テーブルの上面が略水平状態から略鉛直
状態へと回動可能となっていることを特徴とする補助テ
ーブルを備えたイス。」である。
【0011】従って、補助テーブルをイスの側方へ回動
操作することによって、イスの側部における補助テーブ
ルの使用位置を適宜変更でき、補助テーブルの使い勝手
が著しく向上する。また、補助テーブルは、回動支持部
によって略水平方向から略鉛直方向へと回動操作可能と
なっているため、補助テーブルの不使用時においては略
鉛直状態としてイスの側部に密着させて保持される。従
って、収納・運搬に際して大変便利である。
【0012】さらに、補助テーブルには一本の補助脚が
設けられており、床面又は地面によって補助テーブル上
の荷重が支えられる。従って、補助テーブル上に重量物
や貴重品を安心して置くことができるばかりか、補助脚
が一本であり、使用時に邪魔になることが少なく、しか
も全体を軽量なものとすることができる。
【0013】また、補助脚は補強部材によって支えられ
ているため、補助脚がふらつくことがなく、補助テーブ
ルの安定性と使い勝手がさらに向上する。
【0014】請求項4に記載の本発明は、「前記補助テ
ーブルは、回動支持部を中心とする回動を規制し、補助
テーブルの略水平状態を保持するための補助金具を備え
ていることを特徴とする請求項3記載の補助テーブルを
備えたイス。」である。
【0015】従って、補助テーブルが回動しすぎて水平
状態を保てなくなることが防止され補助テーブルの安定
性が向上する。
【0016】請求項5に記載の本発明は、「前記補助テ
ーブルの補助脚又はイスの後脚は、ベルトを備えてお
り、補助テーブルの補助脚とイスの後脚とを締結状態と
することができるようになっていることを特徴とする請
求項3又は4に記載の補助テーブルを備えたイス。」で
ある。
【0017】従って、補助テーブルの不使用時におい
て、補助テーブルの補助脚とイスの後脚とをベルトにて
締結しておけば、イスのみの使用時や、イスを持ち運ぶ
際などにおいて補助脚が動いて邪魔になったり、ガタつ
いて不快感を与えたり、故障の原因となることが防止さ
れる。
【0018】請求項6に記載の本発明は、「折り畳み可
能なイス又は主テーブルに取付けられる補助テーブルで
あって、前記補助テーブルの一端部に設けられ、当該補
助テーブルを略水平方向にて回動可能に保持するため
に、前記イス又は主テーブルに取付け固定される回動支
持部と、前記補助テーブルの他端部に設けられ、当該補
助テーブルの他端部を支える一本の補助脚と、を備え、
前記補助テーブルと回動支持部とが、略水平方向を向い
た回転軸にてさらに連結され、一方、前記補助テーブル
と前記補助脚とが、当該補助脚と略直交する回転軸にて
連結され、前記補助テーブルの上面が略水平状態から略
鉛直状態へと回動可能となっていることを特徴とする補
助テーブル。」である。
【0019】従って、補助テーブルをイス又は主テーブ
ルの側方へ回動操作することによって、イス又は主テー
ブルの側部における補助テーブルの位置を適宜変更で
き、補助テーブルの使い勝手が著しく向上する。また、
補助テーブルは、回動支持部によって略水平方向から略
鉛直方向へと回動操作可能となっているため、補助テー
ブルの不使用時においては、略鉛直状態としてからイス
又は主テーブルに密着させて保持される。従って、収納
・運搬に際して大変便利である。さらに、補助テーブル
には一本の補助脚が設けられており、床面又は地面によ
って補助テーブル上の荷重が支えられる。従って、補助
テーブル上に重量物や貴重品を安心して置くことができ
るばかりか、補助脚が一本であり、使用時に邪魔になる
ことが少なく、しかも全体を軽量なものとすることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の補助テーブルを具体化し
た、補助テーブルを備えたキャンプ用のイスの実施の形
態(一実施例)について図面に従って説明する。
【0021】本実施例のイス10は、軽量なアルミニウ
ム製の複数のパイプを組み合わせて設けられた折り畳み
式のイス10であって、図1〜図2に示すように、4本
の脚(2本の前脚及び2本の後脚)11〜14と、座面
15と、背もたれ部16と、肘掛け部17とを備えてい
る。
【0022】前記イス10は、その左側の側部に常時保
持される補助テーブル20を備えている。そして、前記
補助テーブル20は、前記イス10の前脚11の周辺部
を中心として回動させて側方へ(さらには前方へも)引
き出すことができるように前記イス10の左側部の前脚
11に対して一端部が取り付けられている。
【0023】前記イス10の細部についてさらに説明す
ると、前記脚11〜14は、その下部に、略U字状に折
り曲げ形成された左右一対のフレーム体18の下端部が
ビス(ネジまたはボルトとナットでもよい。)にて回動
可能に連結されている。そして、両フレーム体18は、
その略中央位置にて交差し、さらにビスにて互いに回動
可能に軸着されている。そして、互いに連結された前記
フレーム体18の上端部間に布が帳設されて前記座面1
5を構成している。
【0024】前記前後に向き合った各脚11〜14の下
端部内側間には、補強フレームFが固定されている。
【0025】前記各脚11〜14の上部には、板状の金
具18aの一端部が軸支され、その金具18aの他端部
がさらに前記フレーム体18に軸支されている。また、
前記前脚11,12の上端部は、後方へ折り曲げられて
前記肘掛け部17を構成している。前記後脚13,14
の上端部は座面15より上方まで延設され、その延長部
間に布が帳設されて前記背もたれ部16を構成してい
る。また、後脚13,14の上部には、前記肘掛け部1
7の後端部が固定されている。この肘掛け部17には、
発泡樹脂(ゴム)などからなる緩衝材17aが巻装され
ている。
【0026】前記補助テーブル20の細部についてさら
に説明すると、前記イス10の左側の前脚11の左側部
には、支柱部材21が上下一対の取付具19によって、
略鉛直方向の軸線を中心として回動可能に取り付けられ
ている。ここで、前記取付具19は、前記支柱部材21
の周囲を緩やかに保持する円筒状の軸受部19aと、当
該軸受部19aを前脚11に固定するビス19bとから
構成されている。
【0027】この支柱部材21は、その下端部がイス1
0の前脚11から遠ざかる方向へ略垂直に折り曲げら
れ、補強部材21aを構成するようになっている。さら
に、この支柱部材21の上端部には、補助テーブル20
の一端部が回動支持部22によって回動可能に取り付け
られている。
【0028】この回動支持部22は、図4(図1)に示
すように、四角い補助テーブル20の一端部を構成する
辺縁部の略中央部にて補助テーブル20と連結されてい
る。従って、前記補助テーブル20は、この回動支持部
22の回動により、補助テーブル20の全体を略水平方
向から略鉛直方向へと回動可能としている。
【0029】上記支柱部材21は、前記イス10の前脚
11の側部において略鉛直方向の自らの軸線を中心とし
て回動可能に取り付けられているため、当該支柱部材2
1に取り付けられた前記補助テーブル20は、図1に示
すように前記イス10の前脚11の周辺部を中心として
回動させて側方へ、さらには前方へも、引き出すことが
できるようになっている。
【0030】前記補助テーブル20の他端部には、当該
補助テーブル20の他端部を床面又は地面にて支えるこ
とができる補助脚23が回転軸24を介して取り付けら
れている。ここで、前記補助テーブル20と前記補助脚
23とは、当該補助脚23と略直交する方向を向いた前
記回転軸24にて連結されている。また、この回転軸2
4は、図4(図1)に示すように、四角い補助テーブル
20の他端部を構成する辺縁部の略中央部にて補助テー
ブル20と連結されている。
【0031】従って、前記補助テーブル20は、前記回
動支持部22と、前記回転軸24の回動により、補助脚
23を相対回動させながら補助テーブル20の全体を略
水平方向から略鉛直方向へと回動可能としている。
【0032】前記補助脚23の下部と、前記補強部材2
1aの端部とは、ビスにて互いに固定されており、補助
脚23は前脚11の周辺部の支柱部材21を中心として
補助テーブル20と一体的に回動自在となっている。
【0033】さらに、前記補助テーブル20は、回動支
持部22を中心とする回動を規制して補助テーブル20
の略水平状態を保持するための補助金具25を備えてい
る。この補助金具25は、2枚の板材を回動可能に連結
することによって設けられており、図2及び図5に示す
ように、補助テーブル20の左右の端部と、支柱部材2
1の上部又は補助脚23の上部とを連結している。
【0034】前記補助テーブル20の補助脚23は、ベ
ルト26を備えており、補助テーブル20の補助脚23
とイス10の後脚13とを、ベルト26の両面に設けた
面ファスナー27にて締結状態とすることができる。前
記補助テーブル20の引き出された状態においては、前
記ベルト26を補助脚23に巻き付けて面ファスナー2
7にて固定しておく。このベルト26は、イスの後脚1
3に取り付けて実施してもよい。
【0035】上記のように構成された補助テーブルを備
えた折り畳み可能なイス10を使用する際には、まず、
左側の脚11,13と、右側の脚12,14とを引き離
すようにするとともに、左右のフレーム体18の上端部
を引き離すようにしてイス10の座面15を使用可能な
状態とする(図3に示す状態)。
【0036】次に、イス10の後脚13と補助テーブル
20の補助脚23とを締結状態としているベルト26の
面ファスナー27を外し(図4に示す状態)、補助脚2
3をイス10の側方へ回動するとともに、ベルト26を
補助脚23の周囲に巻き付けて面ファスナー27にて締
結しておく。
【0037】この状態で、補助テーブル20を鉛直方向
を向いた状態から水平方向を向いた状態へと回動させ
る。そして、補助金具25によって補助テーブル20の
水平状態が維持される(図2に示す状態)。
【0038】この実施例のイス10においては、支柱部
材21を中心として補助テーブル20を約180度回動
させることができる(図1に示す状態から前後に約90
度それぞれ回動できる)。特に、補助テーブル20の長
辺の長さは、前脚11と後脚13の内側の間隔よりも若
干短く設定されており、補助テーブル20を水平状態と
して肘掛け部17の下方(座面15の上方)まで補助テ
ーブル20を回動させることができる。即ち、図1に示
す状態から補助テーブル20を後方へ90度回動させ
て、補助テーブル20の約半分が座面15上方に配置さ
れる状態で使用することもできる。
【0039】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、図6に示すように主テーブルTの脚1に対して
補助テーブル20の一端部を水平方向及び鉛直方向に回
動可能に取り付け、さらに、その補助テーブル20の他
端部を床面又は地面にて支える補助脚2を取り付けて実
施してもよい。
【0040】この場合、前記補助テーブル20の一端部
には、当該補助テーブル20を略水平方向にて回動可能
に保持するために、前記イス又は主テーブルに取付け固
定される回動支持部3を設ける。そして、前記補助テー
ブル20と回動支持部3とを略水平方向を向いた回転軸
(図示しない)にてさらに連結し、一方、前記補助テー
ブル20と前記補助脚2とを当該補助脚2と略直交する
回転軸(図示しない)にて連結し、前記補助テーブル2
0の上面が略水平状態から略鉛直状態へと回動可能とす
ることが望ましい。
【0041】また、本発明は、本実施例における背もた
れ部16又は肘掛け部17を省略して実施したり、支柱
部材21を省略して直接前脚11に補助テーブル20の
一端部を取り付けるようにして実施してもよい。
【0042】さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で、補助テーブル20をイス10又は主テーブルTに対
して着脱自在に取り付けたり、補助テーブル20の補助
脚2,23を取り外し可能として実施してもよい(ねじ
込み式又は嵌合させてロックするようにするなど、従来
公知の脚取り付け方法を用いればよい。)。
【0043】また、ベルト26を省略したり、ベルトの
代わりに紐、ゴムバンド又はフックなどを用いたり、フ
レーム体18、脚11〜14又は補助テーブル20など
の各部の形状、寸法、取り付け位置、取り付け方法、数
量、材質等を適宜変更して実施してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1などに記
載の本発明の補助テーブル又は補助テーブルを備えたイ
スにおいては、補助テーブルをイス又は主テーブルの側
方へ回動操作することによって、補助テーブルの使用位
置を適宜変更でき、補助テーブルの使い勝手が著しく向
上する。また、補助テーブルは、回動支持部によって略
水平方向から略鉛直方向へと回動操作可能となっている
ため、補助テーブルの不使用時に略鉛直状態とすること
ができ、収納・運搬に際して大変便利である。さらに、
補助テーブルが回動しすぎて水平状態を保てなくなるこ
とが防止され、補助テーブルの安定性非常に優れたもの
となる。
【0045】さらに、請求項2に記載の本発明の補助テ
ーブルを備えたイスにおいては、補助テーブルをイス又
は主テーブルの側方へ回動操作することによって、補助
テーブルの使用位置を適宜変更でき、補助テーブルの使
い勝手が著しく向上する。また、補助テーブルは、回動
支持部によって略水平方向から略鉛直方向へと回動操作
可能となっているため、補助テーブルの不使用時に略鉛
直状態とすることができ、収納・運搬に際して大変便利
である。さらに、補助テーブルの不使用時において、補
助テーブルの補助脚とイスの後脚とをベルトにて締結し
ておけば、イスのみの使用時や、イスを持ち運ぶ際など
において補助脚が動いて邪魔になったり、ガタついて不
快感を与えたり、故障の原因となることを防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
【0046】さらに、請求項3に記載の補助テーブルを
備えたイスにおいては、補助テーブルには一本の補助脚
のみが設けられており、床面又は地面によって補助テー
ブル上の荷重を支えることができる。従って、補助テー
ブル上に重量物や貴重品を安心して置くことができるば
かりか、補助脚が一本であり、使用時に邪魔になること
が少なく、しかも全体を軽量なものとすることができ
る。また、補助脚は補強部材によって支えられているた
め、補助脚がふらつくことがなく、補助テーブルの安定
性と使い勝手がさらに向上する。
【0047】請求項に記載の補助テーブルを備えたイ
スにおいては、請求項3記載の補助テーブルを備えたイ
スの奏する効果に加えて、補助テーブルが回動しすぎて
水平状態を保てなくなることが防止され、補助テーブル
の安定性非常に優れたものとなる。
【0048】請求項に記載の補助テーブルを備えたイ
スにおいては、請求項3又は4に記載の補助テーブルを
備えたイスの奏する効果に加えて、補助テーブルの不使
用時において、補助テーブルの補助脚とイスの後脚とを
ベルトにて締結しておけば、イスのみの使用時や、イス
を持ち運ぶ際などにおいて補助脚が動いて邪魔になった
り、ガタついて不快感を与えたり、故障の原因となるこ
とを防止することができるという優れた効果を奏する。
【0049】請求項に記載の補助テーブルにおいて
は、補助テーブルをイス又は主テーブルの側方へ回動操
作することによって、イス又は主テーブルの側部におけ
る補助テーブルの位置を適宜変更でき、補助テーブルの
使い勝手が著しく向上する。また、補助テーブルは、回
動支持部によって略水平方向から略鉛直方向へと回動操
作可能となっているため、補助テーブルの不使用時にお
いては、略鉛直状態としてからイス又は主テーブルに密
着させて保持することができ、収納・運搬に際して大変
便利である。
【0050】さらに、補助テーブルには一本の補助脚の
みが設けられており、床面又は地面によって補助テーブ
ル上の荷重が支えられる。従って、補助テーブル上に重
量物や貴重品を安心して置くことができるばかりか、補
助脚が一本であり、使用時に邪魔になることが少なく、
しかも全体を軽量なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の補助テーブルを備えたイスの平面
図。
【図2】 本発明の補助テーブルを備えたイスの正面
図。
【図3】 本発明の補助テーブルを収納した状態を示す
イスの正面図。
【図4】 本発明の補助テーブルを収納した状態を示す
イスの左側面図。
【図5】 本発明の補助テーブルの使用状態を示すイス
の左側面図。
【図6】 本発明の補助テーブルを備えたテーブルの斜
視図。
【図7】 従来の補助テーブルを取り付けたテーブルの
斜視図。
【符号の説明】
1 脚 2 補助脚 3 回動支持部 10 イス 11 前脚 12 前脚 13 後脚 14 後脚 15 座面 16 背もたれ部 17 肘掛け部 17a 緩衝材 18 フレーム体 18a 金具 19 取付具 19a 軸受部 19b ビス 20 補助テーブル 21 支柱部材 21a 補強部材 22 回動支持部 23 補助脚 24 回転軸 25 補助金具 26 ベルト 27 面ファスナー F 補強フレーム T 主テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 4/00 - 4/28 A47C 7/62 - 7/68 A47C 9/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イスの側部に保持される補助テーブルを備
    えたイスであって、 前記補助テーブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心と
    して回動させて側方へ引き出すことができるように前記
    イスの側部に対して一端部が取り付けられており、さら
    に、 前記補助テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動
    可能に保持する回動支持部と、 前記補助テーブルの他端部に設けられ、当該補助テーブ
    ルの他端部を支える補助脚と、 を備え 前記補助テーブルは、前記回動支持部を中心とする回動
    を規制し、前記補助テーブルの略水平状態を保持するた
    めの補助金具を備え ていることを特徴とする補助テーブ
    ルを備えたイス。
  2. 【請求項2】イスの側部に保持される補助テーブルを備
    えたイスであって、 前記補助テーブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心と
    して回動させて側方へ引き出すことができるように前記
    イスの側部に対して一端部が取り付けられており、さら
    に、 前記補助テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動
    可能に保持する回動支持部と、 前記補助テーブルの他端部に設けられ、当該補助テーブ
    ルの他端部を支える補助脚と、を備え、 前記補助テーブルの補助脚又は前記イスの後脚は、ベル
    トを備えており、前記補助テーブルの補助脚と前記イス
    の後脚とを締結状態とすることができるように なってい
    ることを特徴とする補助テーブルを備えたイス。
  3. 【請求項3】イスの側部に保持される補助テーブルを備
    えたイスであって、 前記補助テーブルは、前記イスの前脚の周辺部を中心と
    して回動させて側方へ引き出すことができるように前記
    イスの側部に対して一端部が取り付けられており、さら
    に、 前記補助テーブルを略水平方向から略鉛直方向へと回動
    可能に保持する回動支持部と、 前記補助テーブルの他端部に設けられ、当該補助テーブ
    ルの他端部を支える一本の補助脚と、 当該補助脚と前記イスの前脚とを回動自在に連結する補
    強部材と、 を備え、 前記補助テーブルと前記補助脚とが、当該補助脚と略直
    交する回転軸にて連結され、前記補助テーブルの上面が
    略水平状態から略鉛直状態へと回動可能となっているこ
    とを特徴とする補助テーブルを備えたイス。
  4. 【請求項4】補助テーブルは、回動支持部を中心とする
    回動を規制し、補助テーブルの略水平状態を保持するた
    めの補助金具を備えていることを特徴とする請求項3記
    載の補助テーブルを備えたイス。
  5. 【請求項5】補助テーブルの補助脚又はイスの後脚は、
    ベルトを備えており、補助テーブルの補助脚とイスの後
    脚とを締結状態とすることができるようになっているこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の補助テーブルを
    備えたイス。
  6. 【請求項6】折り畳み可能なイス又は主テーブルに取付
    けられる補助テーブルであって、 前記補助テーブルの一端部に設けられ、当該補助テーブ
    ルを略水平方向にて回動可能に保持するために、前記イ
    ス又は主テーブルに取付け固定される回動支持部と、 前記補助テーブルの他端部に設けられ、当該補助テーブ
    ルの他端部を支える一本の補助脚と、 を備え、 前記補助テーブルと回動支持部とが、略水平方向を向い
    た回転軸にてさらに連 結され、一方、前記補助テーブル
    と前記補助脚とが、当該補助脚と略直交する回転軸にて
    連結され、前記補助テーブルの上面が略水平状態から略
    鉛直状態へと回動可能となっていることを特徴とする補
    助テーブル。
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