JP3534843B2 - Transdermal patch - Google Patents

Transdermal patch

Info

Publication number
JP3534843B2
JP3534843B2 JP24151294A JP24151294A JP3534843B2 JP 3534843 B2 JP3534843 B2 JP 3534843B2 JP 24151294 A JP24151294 A JP 24151294A JP 24151294 A JP24151294 A JP 24151294A JP 3534843 B2 JP3534843 B2 JP 3534843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive adhesive
pressure
drug
meth
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24151294A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH08104624A (en
Inventor
広志 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP24151294A priority Critical patent/JP3534843B2/en
Publication of JPH08104624A publication Critical patent/JPH08104624A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3534843B2 publication Critical patent/JP3534843B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は経皮吸収貼付剤に関す
る。 【0002】 【従来の技術】経皮吸収貼付剤は、貼付剤の基剤や薬物
貯留層から皮膚へ薬物を分配、拡散し、血中へ移行させ
ることにより、薬物を体内へ吸収させている。しかしな
がら、持続的に投与する必要のある薬物、例えば、狭心
症等の発作を抑制する薬物やホルモン剤であっても、そ
の持続性をモニタリングする手段として血中濃度の測定
は注射等で血液をサンプリングする必要があり、投与さ
れている患者の負担は大きいものがある。 【0003】そこで、貼付時間をコントロールすること
で、安定した投与を行おうとする考えがあり、例えば、
経口避妊薬などでは曜日毎に色を変えたり、箱にカレン
ダーを付けたりする方法が行われている。しかし、これ
らは貼付時間のコントロールにすぎず、人によっては投
与量が多くなったり、少なくなったりすることがあっ
て、投与量のコントロールはできないとう問題点があっ
た。 【0004】また、胃薬等では胃中のpHによって放出
を変化させるような素材により、投与量を変化させてい
るものがあるが、あくまでもpHに依存する経口薬に限
定されるという問題点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、貼付中の薬物の残存量を肉眼でモニタリング可能な
経皮吸収貼付剤を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 【0007】本発明の経皮吸収貼付剤は、支持体上に酸
性又は塩基性の薬物ならびに薬物残存量の標識物質を含
有する粘着剤層が形成されている。 【0008】上記支持体としては、薬物が不透過性、あ
るいは難透過性であれば特に制限はなく、このような支
持体用素材としては、例えば、酢酸セルロース、エチル
セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レン、可塑化酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナイロ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化ポリ塩化ビ
ニル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィ
ルム:アルミニウムシート等が挙げられ、これらは単層
シートで用いられても、2種以上の積層体として用いら
れてもよい。また、上記アルミニウムシート以外の素材
は、織布又は不織布として使用されてもよい。 【0009】上記粘着剤層に用いられる粘着剤として
は、水に不溶性のものが好ましく、例えば、アクリル系
粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコン系粘着剤、ウレタン系
粘着剤が等が挙げられるが、特に、後述の(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシルを主成分とするアクリル系粘
着剤が好ましい。 【0010】上記アクリル系粘着剤としては、例えば、
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主体とする
(共)重合体が好適に使用され、(メタ)アクリル酸ア
ルキエステルと共重合可能な官能性モノマー、ビニル化
合物等との共重合体であってもよい。 【0011】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、アルキル基の炭素数が少なくなると凝集力は
向上するが粘着力が低下し、多くなると粘着力は向上す
るが凝集力が低下するので、炭素数1〜18のものが好
ましく、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチ
ル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イ
ソデシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アク
リル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が挙
げられ、これらは二種以上が併用されてもよい。 【0012】上記官能性モノマーとしては、水酸基を有
するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、アミ
ド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマーなど
が挙げられる。 【0013】上記水酸基を有するモノマーとしては、例
えば、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシアルキル等が好適に使用される。 【0014】また、上記カルボキシル基を有するモノマ
ーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸などのα,β
−不飽和カルボン酸;マレイン酸ブチルなどのマレイン
酸モノアルキルエステル;(無水)マレイン酸、フマル
酸、クロトン酸等が好適に使用される。 【0015】アミド基を有するモノマーとしては、例え
ば、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジエチ
ルアクリルアミドなどのアルキル(メタ)アクリルアミ
ド;ブトキシメチルアクリルアミド、エトキシメチルア
クリルアミドなどのアルキルエーテルメチロール(メ
タ)アクリルアミド;ジアセトンアクリルアミド等が好
適に使用される。 【0016】アミノ基を有するモノマーとしては、例え
ば、ジメチルアミノエチルアクリレート等が好適に使用
される。 【0017】上記ビニル化合物としては、酢酸ビニル、
スチレン、α−メチルスチレン、N−ビニル−2−ピロ
リドン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチレン、プ
ロピレン、ブタジエン等が挙げられ、これらが共重合さ
れてもよい。 【0018】上記アクリル系粘着剤には、必要に応じ
て、粘着付与剤、可塑剤等が添加されてもよい。 【0019】上記(メタ)アクリル酸アルキエステルを
主体とする(共)重合体は、通常、重合開始剤の存在下
で上述のモノマーを配合して溶液重合を行うことにより
調製される。溶液重合を行う場合は、所定量の各種モノ
マーに酢酸エチル又はその他の重合溶媒を加え、攪拌装
置及び冷却還流装置を備えた反応器中で、アゾビス系、
過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気中で7
0〜90℃に昇温し、8〜40時間反応させればよい。
また、モノマーは一括投入又は分割投入のいずれの方法
でもよい。 【0020】上記アゾビス系重合開始剤としては、2,
2−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'-
アゾビス(2,4−ジメチルバレリニトリル)等が挙げ
られ、過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ラウロイ
ル、過酸化ベンゾイル、ジ(tert−ブチル)パーオ
キサイド等が挙げられる。 【0021】上記ゴム系粘着剤はゴム弾性体を主体とす
るのが好ましく、ゴム弾性体としては、例えば、シス−
1,4−イソプレン(天然ゴム)、スチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合体、ポリイソプレン、ポリ
ブテン、ポリイソブチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等が挙げられる。 【0022】上記ゴム系粘着剤には、必要に応じて、テ
ルペン樹脂やロジン樹脂等の粘着付与剤、軟化剤、充填
剤、老化防止剤等が添加されてもよい。 【0023】上記シリコン系粘着剤としては、ポリジメ
チルシロキサン等を主成分とするものが好ましい。 【0024】本発明で使用される薬物としては、通常医
薬品として用いられている生理活性を有するものであっ
て、そのpKaが5以下、または9以上のものが好まし
く、例えば、アセチルサリチル酸、インドメタシン等の
解熱鎮痛・抗炎症薬;リドカイン等の局所麻酔剤等が挙
げられる。 【0025】上記薬物残存量の標識物質としては、ア
トシアニン化合物が用いられる。上記アントシアニン化
合物としては、ペラルゴニジン、デルフィニジン、シア
ニジン等が挙げられる。 【0026】 【0027】また、上記アントシアニン化合物は、通
常、中性で紫色を示すが、塩基性において青色を呈し、
酸性において赤色を呈する。従って、粘着剤層中に塩基
性(又は酸性)の薬物が含有されている間は、粘着剤層
の色は青色(又は赤色)を呈しているが、薬物の減少に
伴って色は変化し、薬物がなくなった時点で紫色とな
る。 【0028】上記標識物質の使用量は、少なくなると色
の変化が認識できず、多くなると薬効や人体に悪影響を
及ぼすおそれがあるので、粘着剤層100重量部に対し
て0.1〜10重量部に限定される。 【0029】上記粘着剤層には、必要に応じて、薬物の
吸収量を向上させる目的で、経皮吸収促進剤が添加され
てもよい。 【0030】本発明の経皮吸収貼付剤は、上記粘着剤
と、必要に応じて、薬物及びその他の添加剤を含有する
粘着剤組成物を、支持体上に塗工、乾燥して粘着剤層を
形成することにより得られる。支持体上に粘着剤層を形
成する方法としては、溶剤塗工法、ホットメルト塗工
法、電子線硬化法、エマルジョン塗工法等の従来公知の
粘着テ−プの製造方法が使用可能であるが、特に溶剤塗
工法が好ましい。 【0031】溶剤塗工法で粘着剤層を形成するには、例
えば、粘着剤を適当な溶剤で希釈し、これに薬物、必要
に応じて、経皮吸収促進剤、その他の添加剤を加えて均
一に混合し、得られた溶液を支持体に塗布、乾燥する。 【0032】また、シリコン樹脂などをコーティングし
た離型紙上に粘着剤組成物を塗布、乾燥して一旦粘着剤
層を形成した後、支持体上に転写、密着してもよい。こ
の場合、離型紙は粘着剤と共に転写し、使用時まで貼付
剤の粘着剤層を保護するために用いられてもよい。 【0033】上記粘着剤層の厚さは、使用目的によって
異なるが、薄くなると粘着力が低下すると共に薬物量が
不足し、厚くなると薬物の拡散が不十分となって有効に
利用されなくなるので、30〜200μmが好ましい。 【0034】 【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。アクリル系粘着剤の合成 アクリル酸2−エチルヘキシルとN−ビニル−2−ピロ
リドンとをモル比65:35で含有する混合液100重
量部及び酢酸エチル400重量部を攪拌装置および冷却
装置付きセパラブルフラスコに仕込み、攪拌及び窒素置
換しながら60℃に昇温した後、反応系中に過酸化ラウ
ロイル2重量部をシクロヘキサン100重量部に溶解し
た溶液を10分割し、その1をセパラブルフラスコへ添
加し重合を開始した。残部の9を反応開始後5時間目か
ら1時間間隔で添加し、添加終了後さらに19時間反応
を行い粘着剤を合成した。なお、粘度調節のため反応開
始後5時間ごとに酢酸エチルを50重量部ずつ5回添加
した。反応終了後に冷却し、固形分35重量%になるよ
うに酢酸エチルを添加し、アクリル系粘着剤溶液を調製
した。 【0035】(実施例1〜、比較例1〜3) 表1に示した所定量の粘着剤、薬物及び標識物質を混合
し、さらに酢酸エチルを固形分濃度が30重量%となる
ように加えて粘着剤組成物を得た。得られた粘着剤組成
物を、シリコン離型処理されたポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(厚さ40μm)上に塗布後、乾燥して厚
さ60μmの粘着剤層を形成した。次いで、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムとエチレン・酢酸ビニル共重
合体フィルムの積層体(厚さ50μm)を支持体とし、
そのエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルム側に粘着剤
層を転写、密着させ、経皮吸収貼付剤を得た。 【0036】上記実施例及び比較例で得られた経皮吸収
貼付剤を10cm×10cmのサイズに打ち抜き、健常
人男子の10名の胸部に貼付した後、薬物の血中濃度を
経時的に測定し、そのAUC(血液濃度下面積)を表1
に示した。尚、実施例の経皮吸収貼付剤については、色
が変色したと判断した時点で貼り替え、比較例の経皮吸
収貼付剤については、24時間毎に貼り替えながら、継
続して3日間投与した。 【0037】 【表1】【0038】 【発明の効果】本発明の経皮吸収貼付剤の構成は、上述
の通りであり、その粘着剤層に配合された薬物残存量の
標識物質によって、薬物の残存量が肉眼でモニタリング
できるので、薬物量が少なくなった時点でタイミングよ
く貼り替えることができ、常に安定した薬効を維持する
ことができる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a transdermal patch. [0002] Percutaneous absorption patches absorb the drug into the body by distributing, diffusing, and transferring the drug from the base of the patch and the drug reservoir layer to the skin and transferring it to the blood. . However, even for drugs that need to be administered continuously, for example, drugs or hormonal agents that suppress the attack of angina, etc. Must be sampled, and the burden on the patient being administered is large. [0003] Therefore, there is an idea that a stable administration can be performed by controlling the application time.
For birth control pills and the like, a method of changing the color for each day of the week or attaching a calendar to the box is used. However, these are merely control of the application time, and the dose may increase or decrease depending on the person, and there is a problem that the dose cannot be controlled. [0004] In addition, some stomach drugs and the like vary the dose depending on the material whose release is changed by the pH in the stomach. However, there is a problem that oral drugs are limited to pH-dependent oral drugs. Was. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned drawbacks, and an object of the present invention is to provide a transdermal system capable of visually monitoring the remaining amount of a drug during application. It is to provide an absorption patch. In the transdermal patch of the present invention, a pressure-sensitive adhesive layer containing an acidic or basic drug and a remaining amount of a labeling substance on the support is formed on a support. Have been. The support is not particularly limited as long as the drug is impermeable or hardly permeable. Examples of such a support material include cellulose acetate, ethyl cellulose, polyethylene terephthalate, polypropylene, and plastic. Resin films such as vinylated vinyl acetate-vinyl chloride copolymer, nylon, ethylene-vinyl acetate copolymer, plasticized polyvinyl chloride, polyurethane, polyvinylidene chloride, etc .: aluminum sheets, etc., which are used as single-layer sheets Or may be used as a laminate of two or more types. In addition, materials other than the aluminum sheet may be used as a woven fabric or a nonwoven fabric. The pressure-sensitive adhesive used in the pressure-sensitive adhesive layer is preferably water-insoluble, and examples thereof include an acrylic pressure-sensitive adhesive, a rubber-based pressure-sensitive adhesive, a silicon-based pressure-sensitive adhesive, and a urethane-based pressure-sensitive adhesive. In particular, an acrylic pressure-sensitive adhesive mainly containing 2-ethylhexyl (meth) acrylate described below is preferable. As the acrylic pressure-sensitive adhesive, for example,
(Co) polymers containing alkyl (meth) acrylate as a main component are preferably used, and even copolymers of a functional monomer copolymerizable with an alkyl (meth) acrylate, a vinyl compound, etc. Good. As the alkyl (meth) acrylate, when the number of carbon atoms in the alkyl group is small, the cohesive strength is improved but the cohesive strength is reduced. When the number is large, the cohesive strength is improved but the cohesive strength is reduced. Those of the formulas 1 to 18 are preferred, for example, methyl (meth) acrylate, (meth)
Ethyl acrylate, butyl (meth) acrylate, isobutyl (meth) acrylate, hexyl (meth) acrylate, 2-ethylhexyl (meth) acrylate, (meth)
Octyl acrylate, isooctyl (meth) acrylate, decyl (meth) acrylate, isodecyl (meth) acrylate, dodecyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, stearyl (meth) acrylate, and the like. Two or more of these may be used in combination. Examples of the functional monomer include a monomer having a hydroxyl group, a monomer having a carboxyl group, a monomer having an amide group, and a monomer having an amino group. Examples of the monomer having a hydroxyl group include 2-hydroxyethyl (meth) acrylate,
Hydroxyalkyl (meth) acrylate such as hydroxypropyl (meth) acrylate is preferably used. Examples of the monomer having a carboxyl group include α, β such as (meth) acrylic acid.
-Unsaturated carboxylic acids; monoalkyl esters of maleic acid such as butyl maleate; (anhydride) maleic acid, fumaric acid, crotonic acid and the like are preferably used. Examples of the monomer having an amide group include alkyl (meth) acrylamide such as acrylamide, dimethylacrylamide and diethylacrylamide; alkyl ether methylol (meth) acrylamide such as butoxymethylacrylamide and ethoxymethylacrylamide; and diacetone acrylamide. It is preferably used. As the monomer having an amino group, for example, dimethylaminoethyl acrylate is preferably used. As the vinyl compound, vinyl acetate,
Examples thereof include styrene, α-methylstyrene, N-vinyl-2-pyrrolidone, vinyl chloride, acrylonitrile, ethylene, propylene, and butadiene, which may be copolymerized. If necessary, a tackifier, a plasticizer, etc. may be added to the acrylic pressure-sensitive adhesive. The (co) polymer mainly composed of the (meth) acrylic acid alkyl ester is usually prepared by blending the above monomers in the presence of a polymerization initiator and performing solution polymerization. When performing solution polymerization, ethyl acetate or other polymerization solvents are added to a predetermined amount of various monomers, and an azobis-based
7 in a nitrogen atmosphere in the presence of a polymerization initiator such as a peroxide
What is necessary is just to raise temperature to 0-90 degreeC, and to make it react for 8 to 40 hours.
Further, the monomer may be charged in a lump or divided. The azobis-based polymerization initiator includes 2,2
2-azobis-iso-butyronitrile, 1,1′-azobis (cyclohexane-1-carbonitrile), 2,2′-
Examples include azobis (2,4-dimethylvalerinitrile), and examples of the peroxide-based polymerization initiator include lauroyl peroxide, benzoyl peroxide, and di (tert-butyl) peroxide. The rubber-based pressure-sensitive adhesive is preferably mainly composed of a rubber elastic body.
Examples thereof include 1,4-isoprene (natural rubber), styrene-isoprene-styrene block copolymer, polyisoprene, polybutene, polyisobutylene, and ethylene-vinyl acetate copolymer. If necessary, a tackifier such as a terpene resin or a rosin resin, a softener, a filler, an antioxidant, and the like may be added to the rubber-based pressure-sensitive adhesive. As the silicone-based pressure-sensitive adhesive, one containing polydimethylsiloxane or the like as a main component is preferable. The drug used in the present invention is a drug having a physiological activity which is usually used as a drug, and preferably has a pKa of 5 or less, or 9 or more. Examples thereof include acetylsalicylic acid and indomethacin. Antipyretic analgesic / anti-inflammatory drugs; local anesthetics such as lidocaine. [0025] As the labeling substance of the drug residual amount A down <br/> Toshianin compound. Examples of the anthocyanin compound include pelargonidin, delphinidin, cyanidin and the like. The above-mentioned anthocyanin compound usually shows a neutral and purple color, but shows a blue color when it is basic,
It is red in acidity. Therefore, while a basic (or acidic) drug is contained in the pressure-sensitive adhesive layer, the color of the pressure-sensitive adhesive layer is blue (or red), but the color changes with a decrease in the drug. When the drug is gone, it turns purple. If the amount of the labeling substance used is small, the change in color cannot be recognized, and if the amount is large, there is a possibility that the medicine effect or the human body may be adversely affected. Department. If necessary, a transdermal absorption enhancer may be added to the pressure-sensitive adhesive layer for the purpose of improving the amount of drug absorbed. The transdermal patch of the present invention comprises a pressure-sensitive adhesive composition containing the above-mentioned pressure-sensitive adhesive and, if necessary, a drug and other additives, coated on a support and dried. It is obtained by forming a layer. As a method for forming the pressure-sensitive adhesive layer on the support, a conventionally known method for producing a pressure-sensitive adhesive tape such as a solvent coating method, a hot melt coating method, an electron beam curing method, and an emulsion coating method can be used. Particularly, a solvent coating method is preferable. To form the pressure-sensitive adhesive layer by the solvent coating method, for example, the pressure-sensitive adhesive is diluted with an appropriate solvent, and a drug, and if necessary, a transdermal absorption enhancer and other additives are added. After mixing uniformly, the resulting solution is applied to a support and dried. Alternatively, the pressure-sensitive adhesive composition may be applied to release paper coated with a silicone resin or the like, dried to form a pressure-sensitive adhesive layer, and then transferred and adhered to a support. In this case, the release paper may be transferred together with the pressure-sensitive adhesive and used to protect the pressure-sensitive adhesive layer of the patch until use. The thickness of the pressure-sensitive adhesive layer varies depending on the purpose of use. However, when the pressure-sensitive adhesive layer is thin, the adhesive force is reduced and the amount of the drug is insufficient. When the thickness is large, the diffusion of the drug becomes insufficient and the drug is not effectively used. 30 to 200 μm is preferred. Next, an embodiment of the present invention will be described. Synthesis of Acrylic Adhesive 100 parts by weight of a mixed solution containing 2-ethylhexyl acrylate and N-vinyl-2-pyrrolidone at a molar ratio of 65:35 and 400 parts by weight of ethyl acetate were separable flasks equipped with a stirrer and a cooling device. After heating to 60 ° C. while stirring and purging with nitrogen, a solution obtained by dissolving 2 parts by weight of lauroyl peroxide in 100 parts by weight of cyclohexane was divided into 10 parts in a reaction system, and 1 was added to a separable flask. The polymerization was started. The remaining 9 was added at one-hour intervals from the fifth hour after the start of the reaction, and after the addition was completed, the reaction was further performed for 19 hours to synthesize an adhesive. In order to adjust the viscosity, 50 parts by weight of ethyl acetate was added 5 times every 5 hours after the start of the reaction. After completion of the reaction, the mixture was cooled, and ethyl acetate was added so as to have a solid content of 35% by weight to prepare an acrylic pressure-sensitive adhesive solution. (Examples 1 to 3 , Comparative Examples 1 to 3) A predetermined amount of an adhesive, a drug and a labeling substance shown in Table 1 were mixed, and ethyl acetate was further added so that the solid content concentration became 30% by weight. In addition, a pressure-sensitive adhesive composition was obtained. The obtained pressure-sensitive adhesive composition was applied on a polyethylene terephthalate film (thickness: 40 μm) that had been subjected to a silicone release treatment, and then dried to form a pressure-sensitive adhesive layer having a thickness of 60 μm. Next, a laminate (thickness: 50 μm) of a polyethylene terephthalate film and an ethylene / vinyl acetate copolymer film was used as a support,
The pressure-sensitive adhesive layer was transferred and adhered to the ethylene / vinyl acetate copolymer film side to obtain a transdermal patch. The transdermal patches obtained in the above Examples and Comparative Examples were punched out into a size of 10 cm × 10 cm, and applied to the chests of 10 healthy males, and the blood concentration of the drug was measured over time. Table 1 shows the AUC (area under blood concentration).
It was shown to. In addition, the percutaneous absorption patch of the example was replaced when it was judged that the color changed, and the percutaneous absorption patch of the comparative example was continuously administered for 3 days while being replaced every 24 hours. did. [Table 1] The constitution of the transdermal patch of the present invention is as described above, and the remaining amount of the drug is visually monitored by the labeling substance of the remaining amount of the drug incorporated in the adhesive layer. Since it is possible, when the amount of the drug is reduced, it can be replaced with a good timing, and a stable drug effect can always be maintained.

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】支持体上に、酸性又は塩基性の薬物ならび
に薬物残存量の標識物質としてアントシアニン化合物を
含有する粘着剤層が形成された経皮吸収貼付剤であっ
て、該粘着剤層100重量部に対してアントシアニン化
合物が0.1〜10重量%配合されていることを特徴と
する経皮吸収貼付剤。
(57) on to the Claims 1] support, acidic or basic drug and drug residual amount of labeling substance to percutaneous absorption adhesive layer containing formed a A anthocyanin compound a patch transdermal patch, characterized in that a anthocyanin compound is 0.1 to 10% by weight compounded with respect to adhesive layer 100 weight parts.
JP24151294A 1994-10-05 1994-10-05 Transdermal patch Expired - Fee Related JP3534843B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24151294A JP3534843B2 (en) 1994-10-05 1994-10-05 Transdermal patch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24151294A JP3534843B2 (en) 1994-10-05 1994-10-05 Transdermal patch

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08104624A JPH08104624A (en) 1996-04-23
JP3534843B2 true JP3534843B2 (en) 2004-06-07

Family

ID=17075447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24151294A Expired - Fee Related JP3534843B2 (en) 1994-10-05 1994-10-05 Transdermal patch

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534843B2 (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1112177A (en) 1997-06-25 1999-01-19 Teikoku Seiyaku Co Ltd Stable aspirin-containing preparation for external use

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08104624A (en) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040039356A1 (en) Compositions for external preparations
JPH02202813A (en) Percutaneous absorbing preparation
JP4799783B2 (en) Elastic patch
CA2041330C (en) Percutaneously absorbable eperisone or tolperisone preparation
JPH10265371A (en) Transcutaneous absorption plaster
JPH0429927A (en) Plaster
JPH07116023B2 (en) Patch using polyurethane film as support
JP3534843B2 (en) Transdermal patch
JPH07233050A (en) Application agent for external use
JP3554573B2 (en) Aspirin-containing transdermal preparation
JPH10265372A (en) Plaster
JPH1045571A (en) Plaster
JPH10306023A (en) Percutaneously absorbable preparation and its production
JPH09176604A (en) Self-adhesive composition and patch prepared by using the same
JPS6066759A (en) Pharmaceutical preparation
JPH11209269A (en) Cataplasm for external use
JP3676567B2 (en) Medical adhesive composition and medical patch
JPH09278651A (en) Percutaneous strap
JP3525225B2 (en) Eperisone or tolperisone transdermal absorption tape or patch, and method for producing the same
JP3192765B2 (en) Tape preparation
JPS62240614A (en) Plaster
JPH101432A (en) Plaster
JPH06172164A (en) Plaster
JPH08104627A (en) Sleepiness avoiding application agent
JPH1045579A (en) Plaster

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040310

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees