JP3527896B2 - ボール矢スペースボウリング装置 - Google Patents

ボール矢スペースボウリング装置

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JP3527896B2 JP2001096632A JP2001096632A JP3527896B2 JP 3527896 B2 JP3527896 B2 JP 3527896B2 JP 2001096632 A JP2001096632 A JP 2001096632A JP 2001096632 A JP2001096632 A JP 2001096632A JP 3527896 B2 JP3527896 B2 JP 3527896B2
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    • F41WEAPONS
    • F41JTARGETS; TARGET RANGES; BULLET CATCHERS
    • F41J3/00Targets for arrows or darts, e.g. for sporting or amusement purposes
    • F41J3/0004Archery targets

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はボール矢スペース
ボウリング装置、詳しくは競技者が専用の弓から放った
ボール矢で、それぞれ距離が違う位置に高低差をつけて
配置された複数の標的ピンデッキの上の標柱を倒す、新
規なボウリング競技であるボール矢スペースボウリング
用のボール矢スペースボウリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボウリングは、古代エジプトを発祥とし
た古い歴史を誇るスポーツである。この競技は、国内で
知られるようなボールを転がして10本のピン(標柱)
を倒すテンピンボウリングのほか、世界中で12種類に
も及んでいる。このうち、標柱競技の主流であるテンピ
ンボウリングでは、多数本の楓角材、松角材をレーン幅
方向に寄せ合わせたレーンが用いられている。レーン表
面は水平研磨後にポリウレタン塗装が施され、さらに油
膜で保護されている。また、レーンには大型のピンセッ
ティング機、ボールリターン機および助走レーンが配備
されている。1960年代、ボールリターンやピンセッ
ティングの自動化で、このテンピンボウリングは、一時
期、急激に発展した。ところが、国内でもおよそ15年
程で衰退している。そこで、ボウリング業界では、近
年、スコアを自動的に表示する自動スコア表示装置を開
発した。しかしながら、競技の単調さに変化がないため
か、現実にはボウリング場の施設費、メンテナンス費が
高騰したのみで、今日もなかずとばずの現状が続いてい
る。
【0003】ところで、南方の民族が考案し、中国で改
良されて発達したクロスボウ(十字弓)が知られてい
る。このクロスボウは中国からローマへ移入され、その
後、ヨーロッパの各国を通し、世界中に広まった。スイ
スでは、伝説のウイリアムテル(Wilhelm Tell) がこど
もの頭上のリンゴを射抜いたものとして有名である。こ
のクロスボウは、わが国ではボウガンと呼ばれ、30年
程前にはアーチェリーにまさる命中率が人気となり、各
大学ではクロスボウのクラブが発足され、国際大会にも
たくさんの選手が派遣されるほど盛況であった。しかし
ながら、このクロスボウもボウリングと同じように、長
い衰退の期間が続いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
手段のテンピンボウリングにあっては、競技者のレーン
正面に並べられた10本のピンへ向かってボールを転が
す動作の繰り返しであった。そのため、競技の単調さが
抜けきれなかった。これにより、競技の抜本的な変革を
行わなければ、今後もボウリングの進歩改善は見込まれ
ず、世界的不振が続くことが懸念される。このことは、
クロスボウについても同様であった。すなわち、単なる
競技としての洋弓であればアーチェリーが普及してい
る。よって、クロスボウが巻き返せる可能性はほとんど
ない。また、数十メートルも離れた場所の的紙を射るこ
とから、望遠鏡などを使っても、矢を射った直後に正確
な得点を知ることはむずかしかった。しかも、このクロ
スボウには、用具に関する課題もあった。すなわち、弦
と弓との疲労破損が多発し、先端が尖った太矢(クォレ
ル)を高速で発射することから、競技には常に危険が伴
っていた。また、クロスボウは、アーチェリーに比べて
弓が小型で、弓本体となる台尻の上面に刻設された溝を
ガイドにして太矢が放たれるため、射った瞬間の心地よ
いかぶら矢の発射音が小さかった。このように、クロス
ボウは、安全性およびパフォーマンス性の観点からも、
スポーツ用具としての進歩、改善が望まれていた。
【0005】
【発明の目的】そこで、この発明は以下の目的を有して
いる。すなわち、標柱の左右へのコントロールだけでは
なく、上下と遠中近との3次元的なコントロールを必要
とし、よって従来の標柱ボウリングの単調さを解消する
ことができる。これにより、重いボールを転がす体力が
ない人でも、標柱競技の迫力と爽快感を安全かつ手軽に
味わえる。しかも、設備コストが廉価で、ボール矢を使
用した新規なボウリング競技を低コストで楽しめる。ピ
ンを倒した得点を自動的にカウントし、表示する。発射
されたボール矢を自動的に所定の位置に回収する。倒れ
た標柱を自動的に立ててセットする。体力がない人でも
取り扱いやすい重量であり、ボール矢の発射時に弦と接
触することで発生する指の損傷を防ぎ、しかも大きなか
ぶら矢の発射音をだして競技のパフォーマンス性を高め
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
、競技者が弓を使用し、矢尻にボールが固定されたボ
ール矢を発射する発射ステージと、この発射ステージか
らの距離が異なる位置に、それぞれ高低差を有して配置
された複数の標的ピンデッキとを備え、各標的ピンデッ
キは、それぞれ平面視して略ベース型のピンデッキ板
と、このピンデッキ板上に立設されるとともに、それぞ
れの高さが異なる複数本の標柱と、各ピンデッキ板の先
端の中央部と両側部とにそれぞれ突設され、先端に向か
って徐々に上方傾斜した3つの舌片とを有するととも
に、上記各標的ピンデッキに、中空体の上記複数本の標
柱と、ボールピンを1本と、ピンデッキ板に設けられた
3つの舌片とで、正面視して円形の標的となるように配
置したボール矢スペースボウリング装置である。
【0007】このボール矢スペースボウリング装置は、
屋内用でもよいし、屋外用でもよい。弓の種類は限定さ
れない。例えば、クロスボウ、アーチェリー(洋弓)、
和弓などが挙げられる。ただし、クロスボウの方が、弓
が小型で両手で弦を弦受に引っかけることができ、しか
も銃と同レベルの狙いやすさで標柱を倒すことができる
ので好ましい。したがって、クロスボウであれば、高齢
者などの体力がない人でも比較的簡単に使用することが
できる。ボール矢は、矢尻に標柱を倒すことが可能なボ
ールが固定された矢である。ボールの重さ、大きさ、
状は限定されない。標的ピンデッキの設置数は限定され
ない。例えば、2デッキでもよいし、3デッキ以上でも
よい。各標的ピンデッキは、発射ステージを起点とした
仮想直線上に配置してもよいし、発射ステージを中心に
して放射状に配置してもよい。
【0008】発射ステージと各標的ピンデッキとの距離
は限定されない。また、各標的ピンデッキの高さも限定
されない。例えば、標的ピンデッキが3つの場合では、
近距離の低位置に配置された第1の標的ピンデッキまで
の距離を8m、その高さを1mとし、中距離の中位置に
配置された第2の標的ピンデッキまでの距離を13m、
その高さを1.7mとし、遠距離の第3の標的ピンデッ
キまでの距離を18m、その高さを2.4mとすること
ができる。標柱の本数は限定されない。例えば、10本
でもよい。また、標柱の種類、各標的ピンデッキでの標
柱のセット本数は限定されない。さらに、各標的ピンデ
ッキにおける標柱の平面視した配列は限定されない。例
えば三角形状、ダイヤモンド形状でもよい。
【0009】請求項2に記載の発明は上記標柱は、平
面視して三角形状またはダイヤモンド形状に配列した請
求項1に記載のボール矢スペースボウリング装置であ
る。通常は、テンピンボウリングの場合と同じように、
平面視して正三角形に配置される。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記ピンデッキ
板の各舌片には、標柱を照らすランプがそれぞれ配設さ
れた請求項1または請求項2に記載のボール矢スペース
ボウリング装置である。
【0011】請求項4に記載の発明は、上記発射ステー
ジと上記標的ピンデッキとの間には、発射された上記ボ
ール矢を所定の位置に回収するリターン手段を設けた請
求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載のボール
矢スペースボウリング装置である。リターン手段の構成
は限定されない。例えば、ボール矢が滑り落ちる傾斜面
を有するシュートや、各種のコンベア装置(ベルトコン
ベアを含む)などが挙げられる。リターン手段は、すべ
ての標的ピンデッキの間に配置される。近方の標的ピン
デッキ(第1の標的ピンデッキ)と発射ステージとの間
に配置されるリターン手段は、その一端が標的ピンデッ
キの前方2mまでとする。また、発射ステージの付近に
は、例えばボール矢の発射方向と直交する方向に向かっ
て6mくらいの範囲に、芝生、枯山水、四季の花苑など
を配置してもよい。こうすれば、競技中に自然美も楽し
める。なお、発射ステージの近くに配置されるリターン
手段は、そのボール矢の回収方向が、ボール矢の発射方
向と直交する方向となる。その際、上記花苑などが配置
されていれば、その床下を通すことになる。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記標的ピンデ
ッキには、この標的ピンデッキ上に残った上記ボール矢
を上記リターン手段に落とす矢落とし手段と、倒れた上
記標柱を自動的に立てるピンセッティング手段が配設さ
れた請求項4に記載のボール矢スペースボウリング装置
である。
【0013】ピンデッキは、ロッドやアームを介して、
中空に保持されてもよい。また、架台の上に設置されて
もよい。ピンデッキの素材、形状、大きさなどは限定さ
れない。また、矢落とし手段の構成は限定されない。例
えば、ピンデッキを支持するアームを動かし、ピンデッ
キを傾斜させる傾斜落下タイプでもよい。さらに、ピン
デッキ上のボール矢をブラシやスクレーパなどにより掃
き落とす掃き落としタイプなどが挙げられる。ピンデッ
キと矢落とし手段は、すべての標的ピンデッキに配置さ
れる。ピンセッティング手段の構成は限定されない。例
えば、ピンデッキの裏面にウインチを取り付け、このウ
インチのドラムに巻回されたワイヤを、ピンデッキに穿
設されたワイヤ孔を介して、標柱の底部に連結したもの
でもよい。こうすれば、ウインチのドラムを回転してワ
イヤを巻き上げれば、倒れた標柱を起立させることがで
きる。クロスボウの好ましい重さは800〜1200g
である。1200gを超えると、重すぎて高齢者などの
体力がない人は使いにくい。また、護指板の形状、大き
さ、形成数、クロスボウ上での形成位置などは限定され
ない。例えば、台尻の中央上部の両側面に鍔形状のもの
を1対形成してもよい。発射音再生手段の構成、クロス
ボウ上での組み付け位置は、クロスボウを構えたとき、
耳に近いほどよい。また、例えば、かぶら矢の発射音を
出すスピーカをクロスボウの床尾に配置してもよい。
【0014】
【作用】この発明によれば、従来の標柱ボウリングの単
調さを解消することができる。すなわち、競技者が専用
の弓から放ったボール矢で、それぞれ距離が違う位置に
高低差をつけて三次元的に配置された各標的ピンデッキ
の標柱を所定の順序で倒す。したがって、このような標
柱競技を行うためのボール矢スペースボウリング装置に
あっては、各標的ピンデッキに立てられた複数本の標柱
を、ピンボウリング特有の快音を聞きながら倒すとい
う、ボール矢を使用した新規なボウリング競技を楽しむ
ことができる。よって、このボール矢スペースボウリン
グ装置によれば、重いボールを転がす体力がない人で
も、標柱競技の迫力と爽快感を安全かつ手軽に味わうこ
とができる。しかも、従来のテンピンボウリング装置の
ように、多数本の楓角材、松角材を寄せ合わせた巨額な
競技レーンを使わないので、設備コストが廉価になる。
これにより、ゲーム料金も低価格に設定することができ
る。
【0015】また、請求項4に記載の発明によれば、標
的ピンデッキに向かって発射されたボール矢は、リター
ン手段によって自動的に所定の位置に回収される。これ
により、従来のクロスボウの場合のように、例えば6矢
ごと発射したのち、射場長の号令で安全確認の上、競技
者が揃ってボール矢の回収にレーンを往復する必要が無
くなり、競技の安全性が高まる。
【0016】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
発射されたボール矢が標的ピンデッキに残ったときに
は、矢落とし手段により、この残ったボール矢をリター
ン手段へ落とす。その結果、ピンデッキに残ったボール
矢も、自動的に回収することができる。また、ボール矢
があたって倒れた標柱は、ピンセッティング手段によっ
て自動的に起立させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。なお、説明の都合上、各標的ピンデ
ッキにおいて、発射ステージ方向を前方、それとは反対
方向を後方とする。図1は、この発明の一実施例に係る
ボール矢スペースボウリング装置の全体斜視図である。
図2は、この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の要部斜視図である。図3は、この発明の
一実施例に係るボール矢スペースボウリング装置の標的
ピンデッキの正面方向からの斜視図である。図4は、こ
の発明の一実施例に係るボール矢スペースボウリング装
置のピンセッティング手段を示す底面図である。図5
は、この発明の一実施例に係るボール矢スペースボウリ
ング装置の標的ピンデッキにおける使用状態の斜視図で
ある。図6は、この発明の一実施例に係るボール矢スペ
ースボウリング装置の発射ステージの斜視図である。図
7は、この発明の一実施例に係るボール矢スペースボウ
リング用の弓矢の斜視図である。
【0018】図1および図2において、10はこの発明
の一実施例に係るボール矢スペースボウリング装置(以
下、ボウリング装置)であり、このボウリング装置10
は、発射ステージSt上の競技者が、クロスボウ11を
使って発射したボール矢12で、近距離、中距離、遠距
離の3つの位置に低、中、高の高低差で配置された第1
〜第3の標的ピンデッキPd1,Pd2,Pd3上のピ
ンPを倒す、新規なボウリング競技を行なうための装置
である。以下、図1〜図7を参照して、このボウリング
装置10およびこれに用いるクロスボウ11、ボール矢
12を詳細に説明する。発射ステージStには発射台2
1が設置され、発射台21の長さ方向の一端部には、ボ
ール矢12の矢筒21aが形成されている。また、発射
ステージStの側面は、隣接するボウリング装置10用
の発射ステージStとの間を仕切る間仕切り板22が立
設されている。間仕切り板22には、後述する電磁セン
サにより検出された結果に基づき、図示しないパソコン
を使って得点を計算し、その結果を表示する液晶表示パ
ネル製のスコアボード23が取り付けられている。
【0019】各標的ピンデッキPd1,Pd2,Pd3
は、発射ステージStを起点にして一線上に配置されて
いる。発射ステージStから第1の標的ピンデッキPd
1までの距離は8m、発射ステージStから第2の標的
ピンデッキPd2までの距離は13m、発射ステージS
tから第3の標的ピンデッキPd3までの距離は18m
である。また、第1の標的ピンデッキPd1の高さは1
m、第2の標的ピンデッキPd2の高さは1.7m、第
3の標的ピンデッキPd3の高さは2.4mである。発
射ステージStから第3の標的ピンデッキPd3までの
間には、その下方位置にボール矢12を戻すリターン手
段30が設けられている。すなわち、発射ステージSt
付近から第2の標的ピンデッキPd2までの間にはベル
トコンベア31が設けられている。また、第2の標的ピ
ンデッキPd2から第3の標的ピンデッキPd3の間に
は、前方へ向かうほど徐々に下方へ傾斜したシュート3
2が設けられている。ベルトコンベア31の幅方向の両
側方には、側方へ外れたボール矢12を中央のベルトコ
ンベア31に流入させる1対の側部シュート31aがそ
れぞれ設けられている。一方、このシュート32の上端
には、第3の標的ピンデッキPd3の背後に配置され、
第3の標的ピンデッキPd3の上方へ逸れたボール矢1
2を受ける矢受けスクリーン33が垂直に立設されてい
る。なお、ベルトコンベア31の元側の端部には、ボー
ル矢12の搬送方向が、ベルトコンベア31のそれに対
して直交している回収コンベア34が設けられている。
【0020】各標的ピンデッキPd1,Pd2,Pd3
には、平面視して略ベース型のピンデッキ板13がそれ
ぞれ配置されている。各標的ピンデッキPd1,Pd
2,Pd3の両側方には、1対の支持枠14,14がそ
れぞれ立設されている。これらの支持枠14,14の上
部には、ボール矢12が側方へ逸れないようにネット1
4aがそれぞれ張られている。各支持枠14,14の前
側の端部間には、ベルトコンベア31の幅方向に軸線方
向が向いたデッキ支持ロッド15が、両端の軸受を介し
て軸支されている。デッキ支持ロッド15の長さ方向の
中間部には、1対の固定片13aを介して、ピンデッキ
板13の前端部が固定されている。各ピンデッキ板13
には、それぞれ10本のピンPが、テンピンボウリング
と同じ三角形の並べ方で傾倒自在に起立されている(図
3、図5)。各ピンPは、プラスチック、竹またはアル
ミニウム製の中空棒で、セッティング時に正面視して円
形の標的となるようにピンPの高さを異ならせている。
このうち、最前列の1番ピンは、細長い金属棒の先端に
球体が固着されたボールピンP1である。各ピンP間の
間隔は、ボール矢12がボールピンP1の球体に命中し
た際、残りの9本のピンPが連鎖的に倒れる間隔に設定
されている。
【0021】また、各ピンデッキ板13の先端の中央部
と両側部とには、先端に向かって徐々に上方傾斜した3
つの舌片13bがそれぞれ突設されている。これは、本
来、紙製の矢の的に似た円形に近づけるために設けられ
たものである。なお、各舌片13bの中央部上には、1
0本のピンPを照らすランプRが配設されている。これ
らのピンデッキ板13の後部の一端部の裏面には、軸線
方向がピンデッキ板13の幅方向に延びた軸受13cが
固着されている。そして、各標的ピンデッキPd1,P
d2,Pd3において、ピンデッキ板13の軸受13c
側の支持枠14には、デッキ傾斜ロッド16(矢落とし
手段)がそれぞれ上下動自在に突設されている。それぞ
れのデッキ傾斜ロッド16の先端部は、対応する軸受1
3cに軸支されている。また、これらの軸受13c側の
支持枠14には、図示しない電動モータを駆動源として
デッキ傾斜ロッド16を上下動させるロッド昇降装置が
配設されている。したがって、ロッド昇降装置によりデ
ッキ傾斜ロッド16を上下動させることで、ピンデッキ
板13が、デッキ支持ロッド15を中心にして水平位置
から22度の下方傾斜位置まで垂直面内で回動する。
【0022】これらのピンデッキ板13の裏面には、倒
れたピンPを自動的に起立させるピンセッティング手段
17が配設されている(図4参照)。このピンセッティ
ング手段17は、小型の減速モータ18を駆動源として
いる。この減速モータ18の回転力を、ベルト式動力伝
達系19を介して、ピンデッキ板13の前部に離間配置
された平行な回転軸19a,19bに伝達させる。各回
転軸19a,19bには、その長さ方向へ所定間隔をあ
けて5個ずつ、合計10個のドラム20A…が軸支され
ている。各ドラム20Aには、ワイヤや釣糸Wが巻回さ
れている。また、これらの回転軸19a,19bの各ド
ラム20A…の一端面の近傍には、回転軸19aまたは
回転軸19bの各回転力を、対応するドラム20A…に
伝達する電磁円板がそれぞれ配設されている。各電磁円
板にドラム20A…が吸着されると、回転軸19aまた
は回転軸19bの回転力がこれらの吸着されたドラム2
0A…に伝達され、ドラム20A…が回転する。一方、
各電磁円板にドラム20A…が吸着されないと、回転軸
19aまたは回転軸19bの回転力はドラム20Aに伝
達されず、各ドラム20A…はフリー状態のままとな
る。ところで、ピンデッキ板13には、各ドラム20A
…との対向位置に、合計10のピン孔(図示せず)が穿
設されている。これらのピン孔を通して、各ドラム20
A…から導出されたワイヤや釣糸Wの先端が、対応する
1番ピンP1、2番ピンP〜10番ピンPの各底面に、
それぞれ連結されている。
【0023】ピンセッティング手段17は、以上のよう
な構成を有している。よって、ピンPをセットした後
は、まず各ドラム20A〜20Cの回転をフリー状態に
する。そして、ボール矢12が当たり、ピンPが倒れて
からは、各電磁円板に各ドラム20A…を吸着させ、回
転軸19aまたは回転軸19bの回転力をドラム20A
…に伝達し、ワイヤや釣糸Wを巻き取る。これにより、
倒れたすべてのピンPは起立する。また、10本のピン
Pの各底面には円形の鉄片が固着されている。一方、各
ピンデッキ板13の10個のピン孔の周辺には、それぞ
れ図示しない電磁センサ(標柱検出手段)が配設されて
いる。これにより、この鉄片が電磁センサに接触したり
離れたりすることで、ピンPが倒れたかどうかを検出す
ることができる。
【0024】次に、図7を参照して、クロスボウ11お
よびボール矢12を詳細に説明する。クロスボウ11
は、弓本体となる台尻11Aを有している。台尻11A
の上面には、その長さ方向に沿って、ボール矢12の発
射溝11aが刻設されている。また、台尻11Aの元部
にはグリップ11bが連結されている。このグリップ1
1bから一体的に床尾11cが後方へ延び、床尾11c
の上端部には、ボール矢12の発射時に、あらかじめ録
音されたかぶら矢の発射音を再生する発射音再生手段の
スピーカ11dが取り付けられている。この発射音再生
手段の本体部分は、グリップ11bに内蔵されて引鉄に
連動している。台尻11Aの前端部には、弓部11eの
長さ方向の中間部が堅固に固定されている。弓部11e
の両端間には弦11fが張られている。また、台尻11
Aの長さ方向の中間部の上部の両側には、ボール矢12
の発射時に高速で移動する弦11fから指を保護する1
対の護指板11gが突設されている。グリップ11aの
上端部には、引鉄11hが取り付けられている。また、
台尻11Aの後端面には、安全装置のレバー11iが突
設されている。このクロスボウ11によって発射される
ボール矢12は、その矢尻に雨滴形の軽量ボールが固定
されている。
【0025】次に、図1〜図7を参照して、このボウリ
ング装置10を用いたボール矢スペースボウリングの競
技方法を説明する。まず、競技者は、発射ステージSt
において、両手を使って弦11fを台尻11Aの後端部
に取り付けられた弦受に引っかけ、その後、矢筒21a
から抜いたボール矢12を、クロスボウ11の発射溝1
1aに挿入してセットする。それから、競技者は発射台
21に腰を接して立射のねらいを定める。そして、近距
離の第1の標的ピンデッキPd1のピンP、中距離の第
2の標的ピンデッキPd2のピンP、そして遠距離の第
3の標的ピンデッキPd3のピンPへと順に5矢ずつ発
射し、ストライク10点、5ピンは5点、1ピンは1
点、ミスは0点とし、スコアボード23に表示される。
すなわち、各標的ピンデッキPd1〜Pd3のピンデッ
キ板13上において、各ピンPの底面の鉄片がピンデッ
キ板13に埋め込まれた各電磁センサから離れること
で、ピンPが倒れたことを検出する。その検出結果は、
図示しないパソコンへ送られ、ここで得点が計算され、
その結果がスコアボード23の液晶表示パネルに表示さ
れる。ストライクの場合には、スコアボード23に設け
られたランプが点滅する。
【0026】その後、図示しないロッド昇降装置により
デッキ傾斜ロッド16を下方へ移動させる。これによ
り、ピンデッキ板13がデッキ支持ロッド15を中心に
して水平位置から22度の下方傾斜位置まで垂直面内で
回動する。その結果、例えばピンデッキ板13上に残っ
たボール矢12が、ピンデッキ板13から下方のリター
ン手段30の上に落ちる。具体的には、第1の標的ピン
デッキPd1および第2の標的ピンデッキPd2にあっ
ては、ボール矢12はベルトコンベア31の上に落下す
る。また第3の標的ピンデッキPd3にあっては、シュ
ート32の上に落下し、そのまま斜面に沿ってベルトコ
ンベア31の先端部上まで滑り落とされる。第3の標的
ピンデッキPd3を越えたボール矢12は、矢受けスク
リーン33に当たってシュート32上に落ちる。ベルト
コンベア31の元側の端部から落下したボール矢12
は、払い出しコンベア34を介して一括して回収され
る。倒れたピンPは、ピンセッティング手段17の減速
モータ18の出力軸を回転させることで、ベルト式動力
伝達系19を介して、1対の回転軸19a,19bが回
転する。これにより、ドラム20A,20B,20Cが
それぞれ回転してワイヤや釣糸Wが引っ張られ、1〜1
0番までの各ピンPが自動的に起立される。
【0027】このように、ボウリング装置10を利用し
たボール矢スペースボウリングでは、競技者がクロスボ
ウ11で放ったボール矢12により、それぞれ距離が違
う位置に高低差をつけて三次元的に配置された各標的ピ
ンデッキPd1〜Pd3のピンPを倒すため、従来の標
柱ボウリングの単調さを解消することができる。しか
も、重いボウリングボールを転がす体力がない人でも、
標柱競技の迫力と爽快感を安全かつ手軽に味わうことが
できる。実際に高齢者が試験ゲームを行なったところ、
体力や気力が衰えがちな高齢者にとって、無理な力を使
わず、集中力を高めて照準を1番ピンP1に合わせ、静
かに引鉄11hを引くという一連の動作と、その命中時
の解放感を伴う感動は、クレー射撃にも匹敵し、心療、
療育学者の推奨も得られている。 また、従来のテンピ
ンボウリング装置のように、高価な競技レーンを使わな
いので、設備コストが廉価になる。その結果、ゲーム料
金も低価格に設定することができる。また、電磁センサ
を使用して各標的ピンデッキPd1〜Pd3で倒れたピ
ンPを検出し、その結果に基づき、競技者の得点をスコ
アボード23に瞬時に表示するので、ピンPを倒した得
点を自動的にカウントし、すぐに競技者に示すことがで
きる。
【0028】さらに、各標的ピンデッキPd1〜Pd3
に向かって発射されたボール矢12は、リターン手段3
0によって自動的に所定の位置に回収される。そのた
め、従来のクロスボウの場合のように、競技中、射線を
出る危険を完全に防止することができる。そして、デッ
キ傾斜ロッド16を上下動させ、ピンデッキ板13上の
ボール矢12をリターン手段30へ落とすので、このピ
ンデッキ板13に残ったボール矢12も、自動的に回収
することができる。続いて、ピンセッティング手段17
を用いて、ボール矢12により倒れたピンPを自動的に
立てることができる。また、使用するクロスボウ11の
重さが1200g以下と軽量であるので、例えば老人や
女性などの体力がない人でも楽に競技を行なうことがで
きる。また、クロスボウ11に1対の護指板11gを設
けたので、ボール矢12の発射時に高速で引き戻される
弦11fと接触し、指を傷めるおそれがまったくない。
そして、ボール矢12の発射時に、スピーカ11dか
ら、あらかじめ発射音再生手段に録音されたかぶら矢の
発射音を再生するので、ボール矢スペースボウリングの
パフォーマンス性を高めることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、高齢化の時代にあっ
て、高齢者の9割を占める元気な人々および日常軽いス
ポーツを欲する主婦等にとっての暮らしの中のスポー
ツ、とりわけ気力が衰えがちな高齢者にとっては精神面
を改善することが可能なスポーツである、楽しくて時代
に適合した新規なボール矢スペースボウリングを行なう
ことができる。すなわち、このボール矢スペースボウリ
ング装置を利用したボール矢スペースボウリングでは、
競技者が弓で放ったボール矢により、それぞれ距離が違
う位置に高低差をつけて三次元的に配置された各標的ピ
ンデッキの標柱を倒すため、従来の標柱ボウリングの単
調さを解消することができる。しかも、重いボールを転
がす体力がない人でも、標柱競技の迫力と爽快感を安全
かつ手軽に味わうことができる。また、従来のテンピン
ボウリング装置のように、高価な競技レーンを使わない
ので、設備コストが廉価になる。その結果、ゲーム料金
も低価格に設定することができる。
【0030】また、請求項4に記載の発明によれば、標
的ピンデッキに向かって発射されたボール矢は、リター
ン手段によって自動的に回収されるので、従来のクロス
ボウの場合のように、射線から外れる危険を完全に防止
することができる。
【0031】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
矢落とし手段によってピンデッキ上のボール矢をリター
ン手段へ落とすので、このピンデッキに残ったボール矢
も、自動的に回収することができる。また、ピンセッテ
ィング手段を用いて、ボール矢があたって倒れた標柱を
自動的に立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の全体斜視図である。
【図2】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の要部斜視図である。
【図3】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の標的ピンデッキの正面方向からの斜視図
である。
【図4】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置のピンセッティング手段を示す底面図であ
る。
【図5】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の標的ピンデッキにおける使用状態の斜視
図である。
【図6】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング装置の発射ステージの斜視図である。
【図7】この発明の一実施例に係るボール矢スペースボ
ウリング用の弓矢の斜視図である。
【符号の説明】
10 ボール矢スペースボウリング装置、11 クロス
ボウ、11d スピーカ(発射音再生手段)、11f
弦、11g 護指板、12 ボール矢、12a ボー
ル、14 支持枠、14a ネット、16 デッキ傾斜
ロッド(矢落とし手段)、17 ピンセッティング手
段、23 スコアボード(スコア表示手段)、30 リ
ターン手段、P,P1 ピン(標柱)、Pd1 第1の
標的ピンデッキ、Pd2 第2の標的ピンデッキ、Pd
3 第3の標的ピンデッキ、St 発射ステージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−31746(JP,A) 特開 平8−224360(JP,A) 特開 平11−226163(JP,A) 特開2000−339(JP,A) 実公 平6−15661(JP,Y2) 実公 昭52−25272(JP,Y1) 白石雅俊著,「ボウリングの歴史」西 洋のボウリング,ボウリングを始める人 のために,日本,株式会社池田書店発 行,1971年 5月20日,第24版,P. 150−151 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63D 3/00 A63D 5/04 A63D 5/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競技者が弓を使用し、矢尻にボールが固
    定されたボール矢を発射する発射ステージと、 この発射ステージからの距離が異なる位置に、それぞれ
    高低差を有して配置された複数の標的ピンデッキとを備
    え、 各標的ピンデッキは、それぞれ平面視して略ベース型の
    ピンデッキ板と、このピンデッキ板上に立設されるとと
    もに、それぞれの高さが異なる複数本の標柱と、各ピン
    デッキ板の先端の中央部と両側部とにそれぞれ突設さ
    れ、先端に向かって徐々に上方傾斜した3つの舌片と
    有するとともに、 上記各標的ピンデッキに、中空体の上記複数本の標柱
    と、ボールピンを1本と、ピンデッキ板に設けられた3
    つの舌片とで、正面視して円形の標的となるように配置
    した ボール矢スペースボウリング装置。
  2. 【請求項2】 上記標柱は、平面視して三角形状または
    ダイヤモンド形状に配列した請求項1に記載のボール矢
    スペースボウリング装置。
  3. 【請求項3】 上記ピンデッキ板の各舌片には、標柱
    照らすランプがそれぞれ配設された請求項1または請求
    項2に記載のボール矢スペースボウリング装置。
  4. 【請求項4】 上記発射ステージと上記標的ピンデッキ
    との間には、発射された上記ボール矢を所定の位置に回
    収するリターン手段を設けた請求項1〜請求項3のうち
    のいずれか1項に記載のボール矢スペースボウリング装
    置。
  5. 【請求項5】 上記標的ピンデッキには、この標的ピン
    デッキ上に残った上記ボール矢を上記リターン手段に落
    とす矢落とし手段と、倒れた上記標柱を自動的に立てる
    ピンセッティング手段が配設された請求項4に記載のボ
    ール矢スペースボウリング装置。
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白石雅俊著,「ボウリングの歴史」西洋のボウリング,ボウリングを始める人のために,日本,株式会社池田書店発行,1971年 5月20日,第24版,P.150−151

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