JP3525665B2 - 常装着型電話装置 - Google Patents
常装着型電話装置Info
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- JP3525665B2 JP3525665B2 JP00063497A JP63497A JP3525665B2 JP 3525665 B2 JP3525665 B2 JP 3525665B2 JP 00063497 A JP00063497 A JP 00063497A JP 63497 A JP63497 A JP 63497A JP 3525665 B2 JP3525665 B2 JP 3525665B2
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Description
話装置に係わり、特に、身体の微小な動きにより、電話
の送受信操作を行うことができる常装着型電話装置に関
する。
式のデジタル携帯電話器、あるいは、PHS方式のアナ
ログ携帯電話器が普及し、多数の人に広く使用されてい
る。
の使用にあたっては、ポケットや鞄から取り出す必要が
あり、使いたいと思ったときすぐに使い始めることがで
きなかった。
がなく、使いたいと思ったときすぐに使い始めることが
できる電話器として、常に身体に装着して使用する装着
型電話装置が注目されている。
来の装着型電話装置は、音声認識手段、あるいは、小さ
なボタンを備え、電話の送受信操作、即ち、かかってき
た電話を受ける、あるいは、電話をかけるための操作を
行っていた。
装着型電話装置においては、電話の送受信操作を行うた
めに、音声認識手段、あるいは、小さなボタンを備えて
いた。
声認識手段により電話番号の入力等の操作を行うことは
困難であるという問題点があった。
力等の操作を行うことは、操作性が悪化するという問題
点があった。
るためになされたものであり、本発明の目的は、常装着
型電話装置において、身体の微小な動きにより電話の送
受信操作を行うことが可能となる技術を提供することに
ある。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
スピーカーと、無線電話送受信装置とを具備する常装着
型電話装置であって、歯を噛み合わせた時に発生し、顎
の骨又は皮膚表面を伝わってきた加速度を検出する加速
度検出手段と、前記加速度検出手段から出力される検出
信号が、歯を噛み合わせた時に発生する特定の周波数成
分を含む場合にトリガ信号を出力するトリガ発生手段
と、前記トリガ発生手段から出力される時系列のトリガ
信号に基づき、電話の送受信を行うためのコマンドを出
力するコマンド生成手段とを具備することを特徴とす
る。
の周囲、顎の付け根、あるいは、頬に接するように配置
される。
手段から出力される時系列のトリガ信号に対応するコマ
ンド群を記録したコマンドテーブルを具備し、前記トリ
ガ発生手段から出力される時系列のトリガ信号が入力さ
れた時に、前記コマンドテーブルを参照して、電話の送
受信を行うためのコマンドを出力する。
を噛み合わせた時に発生し、顎の骨又は皮膚表面を伝わ
ってきた加速度を検出し、トリガ発生手段で、加速度検
出手段からの検出信号の中に、歯を噛み合わせた時に発
生する特定の周波数成分が含まれる場合にトリガ信号を
出力し、コマンド生成手段で、トリガ発生手段から出力
される時系列のトリガ信号に基づき、対応するコマンド
を出力し、時系列の歯の噛み合わせ動作により電話の送
受信操作を行うようにしたので、発声が困難である人混
みの中等でも、歯の微小な噛み合わせ動作だけで、電話
の送受信操作を行うことが可能となる。
話番号の入力等の操作を行う場合に比して、簡単に電話
番号の入力等の操作を行うことが可能となる。
施例を詳細に説明する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
一発明の実施の形態である腕輪型電話器の概略構成を示
す斜視図である。
腕の手首WRに巻かれた腕輪WBにマウントされてい
る。なお、同図において、HAは手であり、FT1〜F
T5は指、ANTはアンテナ、DPはディスプレイ、M
IC/SPはマイクおよびスピーカー、BTNはボタ
ン、SNは衝撃センサである。
の内部概略構成を示すブロック図である。
部には、衝撃センサSN、センサアンプSA、打鍵動作
検出用バンドパスフィルタBPF、コンパレータCM
P、コンパレータ用レベル設定機構CPL、トリガ発生
装置TRG、コード組み立て装置CAM、タイマー装置
TIM、コマンドテーブルCTBが内蔵される。
央処理装置MPU、マイクMIC、スピーカーSP、ア
ンテナANT、送受信器TRX、ボタンBTN、ディス
プレイDP、音声認識ユニットVRU、音声認識辞書V
RD、音声合成ユニットTTS、音声合成辞書TSDが
内蔵されている。また、電源供給の為のバッテリ等も内
蔵されている。
装着した状態での操作を前提としている。したがって、
通話状態では、腕輪型電話器TLはスピーカーホンとし
て動作する。
認識によって行なわれる。即ち、マイクMICから入力
された操作者の音声は、音声認識ユニットVRUによっ
て認識され、操作コマンドに変換される。音声認識用の
音声認識辞書VRDは不特定話者あるいは特定話者用で
ある。
からの情報の出力は、ディスプレイDPに表示される
が、音声合成ユニットTTSによって音声合成を行な
い、スピーカーSPから発声させても良い。
の操作を用いて電話番号の設定や各種の操作を行うこと
が可能である。
れかを用いて机や膝、(もう一方の手の)手首、大腿部
等でタイピングを行なうと、その衝撃が指及び手を通じ
て、手首に装着された衝撃センサSNに伝わり、衝撃セ
ンサSNで、その打鍵衝撃が検出される。
アンプSAで増幅され、センサアンプSAで増幅された
検出信号は、バンドパスフィルタBPFに送られ、指先
での打鍵時に特有な周波数成分のみが抽出される。この
バンドパスフィルタBPFにより、手の動き等のノイズ
による干渉を避け、衝撃センサSNが装着された腕の指
先による打鍵のみを捉えることができる。
パレータCMPによって閾値処理されて打鍵衝撃のみが
抽出され、トリガ生成装置TRGから打鍵タイミング信
号TYPとして出力される。ここで、コンパレータCM
Pの閾値は、コンパレータ用レベル設定機構CPLによ
り設定される。
ード組み立て装置CAMに送られ、コード組み立て装置
CAMは、タイマー装置TIMから送られるタイミング
クロックに基づいて時系列の打鍵タイミング信号TYP
を解析し、打鍵コマンドFCMを決定する。この打鍵コ
マンドFCMは、コマンドテーブルCTBの情報に基づ
いてコマンドCCMに変換され、中央処理装置MPUに
送られる。
腕の特定の複数の指あるいは全ての指を用いて打鍵が可
能であるので、指一本での打鍵に比べて、素早い入力が
可能となる。
装置CAMや、音声認識装置VRUを独立したものとし
ているが、中央処理装置MPUでこれらの処理を一括し
て行なうことも可能である。
ミング信号TYPから打鍵コマンドFCMへの変換方法
の一例を説明するための図である。
は、一回の打鍵に対して一度発生し、そのパルス幅Mは
一定である。また、T1及びT2は識別用時定数であ
る。
れかの指で打鍵が行なわれ、パルスが発生すると、パル
ス立ち上がりの時刻を基準として、T1時間内に次のパ
ルスが発生すると、「0」とみなし、基準時刻を0に戻
して次のパルスを待ち、また、T2時間内に次のパルス
が発生すると、「1」とみなし、基準時刻を0に戻して
次のパルスを待つ。そして、T2時間以内に次のパルス
が発生しない場合、パルス列解析を打ち切る。
に示す時系列の打鍵タイミング信号TYPは、それぞれ
「1」、「0,1」、「1,1」、「0,1,0,1,
1」の打鍵コマンドFCMに変換される。
ば、パルスの発生時間間隔を用いて、モールス符号のよ
うに「0」、「1」の列ができる。なお、モールス符号
と異なり、図3に示す変換方法では、最終符号は常に
「1」となる。
(「0」、「1」の列)FCMを、コマンドテーブルC
TBの参照によってコマンドCCMに変換する。
一定であるが、センサアンプSAで増幅された検出信号
の一部を用いて、指先での打鍵時における打鍵強度を検
出し、異なるパルス幅を与えることによって、打鍵の強
弱を用いて、より複雑なコマンドを発生させることがで
きる。
打鍵コマンドFCMと、それに対応するコマンドCCM
の一例を示す図である。
や、通常の咀嚼や会話等の動作による誤動作を避ける為
に、ある程度の長さが必要である。ただし、ダイヤルに
おける数字等、使用シチュエーションが明確であるもの
については、短い打鍵コマンドFCMを用いて、操作性
を向上させることも可能である。
おいては、指先による打鍵コマンドFCMの他にも、ボ
タンBTNを用いた入力も可能である。この場合、打鍵
による打鍵コマンドFCM入力と同じタイミングの入力
を用いることで、操作の習熟を容易にすることができ
る。
で、例えば、「1」ならば「オフフック/オンフック切
替え」等のように、短い打鍵コマンドFCMを別名定義
(alias)しておいても良い。
他の発明の実施の形態である耳かけ型電話器の概略構成
を示す斜視図である。
P/MICはイヤホンおよび骨導マイク、ANTはアン
テナ、BTNはボタン、SNは衝撃センサである。
Mの概略内部構成を示すブロック図である。
の内部には、衝撃センサSN、センサアンプSA、打鍵
動作検出用バンドパスフィルタBPF、コンパレータC
MR、コンパレータ用レベル設定機構CPL、トリガ発
生装置TRG、コード組み立て装置CAM、タイマー装
置TIM、コマンドテーブルCTBが内蔵されている。
央処理装置MPU、骨導マイクMIC、イヤホンEP、
アンテナANT、送受信器TRX、ボタンBTN、音声
認識ユニットVRU、音声認識辞書VRD、音声合成ユ
ニットTTS、音声合成辞書TSDが内蔵されている。
また、電源供給の為のバッテリ等も内蔵されている。
けた状態での使用を前提としている。したがって、通話
状態においては、操作者の声は骨導マイクMICで拾わ
れ、相手の声がイヤホンEPを通じて聞こえる。この骨
導マイクMICにより、騒音下でも安定して通話を行な
うことができる。なお、骨導マイクMICは、イヤホン
EPと一体型になっていても良い。
認識によって行なわれる。即ち、骨導マイクMICから
入力された操作者の音声は、音声認識ユニットVRUに
よって認識され、操作コマンドに変換される。
定話者あるいは特定話者用である。操作コマンドに対す
る出力情報は、音声合成ユニットTTSによって音声合
成を行ない、イヤホンEPを通して操作者にフィードバ
ックされる。
歯の噛み合わせを用いて操作を行なうことが可能であ
る。
わせの衝撃が、顎の骨あるいは皮膚表面を通じて、耳の
周囲等に装着された衝撃センサSNに伝わり、その打鍵
衝撃が衝撃センサSNで検出される。
ンサアンプSAで増幅され、センサアンプSAで増幅さ
れた検出信号は、バンドパスフィルタBPFに送られ、
歯の噛み合わせ動作に特有な周波数成分のみが抽出され
る。このバンドパスフィルタBPFの使用により、口や
首の動き等のノイズによる干渉を避け、歯の噛み合わせ
動作のみを捉えることが可能となる。
コンパレータCMPによって閾値処理されて、噛み合わ
せ動作のみが抽出され、トリガ生成装置TRGによって
噛み合わせタイミング信号TYPとして出力される。
組み立て装置CAMに送られ、コード組み立て装置CA
Mは、タイマー装置TIMから送られるタイミングクロ
ックに基づいて、時系列の噛み合わせタイミング信号T
YPを解析し、時系列の噛み合わせコマンドFCMを決
定する。
は、コマンドテーブルCTBの情報に基づいてコマンド
CCMに変換され、中央処理装置MPUに送られる。
は、コード組み立て装置CAMや、音声認識ユニットV
RUを独立したものとしているが、中央処理装置MPU
でこれらの処理を一括して行なわせることも可能であ
る。
わせに特有の周波数成分のみを抽出することで衝撃セン
サSNを省略することも可能である。
も、時系列の噛み合わせタイミング信号TYPから時系
列の噛み合わせコマンドFCMへの変換方法としては、
前記実施の形態と同じく、前記図3に示す時系列の打鍵
コマンドFCMの組み立て手法を採用することができ
る。
合わせコマンドFCMと、それに対応するコマンドCC
Mは、前記実施の形態と同じく、前記図4に示す組み合
わせを用いることが可能である。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
人混みの中等でも、指先の動きだけで、電話の送受信操
作、即ち、かかってきた電話を受ける、あるいは、電話
をかけるための操作を行うことが可能となる。
人混みの中等でも、歯の微小な噛み合わせ動作だけで、
電話の送受信操作、即ち、かかってきた電話を受ける、
あるいは、電話をかけるための操作を行うことが可能と
なる。
り電話番号の入力等の操作を行う場合に比して、簡単に
電話番号の入力等の操作を行うことが可能となる。
器の概略構成を示す斜視図である。
構成を示すブロック図である。
TYPから打鍵コマンドFCMへの変換方法の一例を説
明するための図である。
ドFCMと、それに対応するコマンドCCMの一例を示
す図である。
電話器の概略構成を示す斜視図である。
部構成を示すブロック図である。
手、FT1〜FT5…指、SN…衝撃センサ、SA…セ
ンサアンプ、BPF…バンドパスフィルタ、CMP…コ
ンパレータ、CPL…コンパレータ用レベル設定機構、
TRG…トリガ発生装置、CAM…コード組み立て装
置、TIM…タイマー装置、CTB…コマンドテーブ
ル、MPU…中央処理装置、MIC…マイク、SP…ス
ピーカー、ANT…アンテナ、TRX…送受信器、BT
N…ボタン、DP…ディスプレイ、VRU…音声認識ユ
ニット、VRD…音声認識辞書、TTS…音声合成ユニ
ット、TSD…音声合成辞書、EM…耳かけ型電話器、
MIC…骨導マイク、EP…イヤホン。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作者の耳の部分に装着され、マイク
と、スピーカーと、無線電話送受信装置とを具備する常
装着型電話装置であって、 歯を噛み合わせた時に発生し、顎の骨又は皮膚表面を伝
わってきた加速度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、歯を噛
み合わせた時に発生する特定の周波数成分を含む場合に
トリガ信号を出力するトリガ発生手段と、 前記トリガ発生手段から出力される時系列のトリガ信号
に基づき、電話の送受信を行うためのコマンドを出力す
るコマンド生成手段とを具備することを特徴とする常装
着型電話装置。 - 【請求項2】 前記加速度検出手段は、操作者の耳穴、
耳の周囲、顎の付け根、あるいは、頬に接するように装
着されることを特徴とする請求項1に記載の常装着型電
話装置。 - 【請求項3】 前記コマンド生成手段は、前記トリガ発
生手段から出力される時系列のトリガ信号に対応するコ
マンド群を記録したコマンドテーブルを具備し、前記ト
リガ発生手段から出力される時系列のトリガ信号が入力
された時に、前記コマンドテーブルを参照して、電話の
送受信を行うためのコマンドを出力することを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の常装着型電話装置。
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-
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