JP3522359B2 - 濁度測定装置 - Google Patents

濁度測定装置

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JP3522359B2
JP3522359B2 JP27231194A JP27231194A JP3522359B2 JP 3522359 B2 JP3522359 B2 JP 3522359B2 JP 27231194 A JP27231194 A JP 27231194A JP 27231194 A JP27231194 A JP 27231194A JP 3522359 B2 JP3522359 B2 JP 3522359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川採取水、工業用
水、飲食品用用水、排水などの液体の濁度を測定する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水の濁度を現場で比較的簡単に測定する
装置として、「公定法」に準拠する透視比濁用暗箱を利
用したもの(JIS K0101)が用いられている。
【0003】この測定に用いる濁度測定装置は、図10
に示すように、標準液を入れた比色管1aと被測定液を
入れた比色管1bとを暗箱2に並列状態で収容保持さ
せ、暗箱2の側面下部に形成した開口3より、光源4の
光を入射している。暗箱2の内部下方には支持板6が配
設され、頂板7には比色管1a、1bを暗箱2内に挿通
する一対の挿通孔8a、8bが形成され、支持板6に挿
通孔8a、8bに対応して比色管1a、1bが落ちない
程度の照射光を導入する孔9a、9bが設けられてい
る。10は光源4の外装ケース、11は開口3に対応す
る開口である。また暗箱2内下部には回動可能な反射板
5が配され、その一面5aは黒色、他面は白色となって
いて、濁度によって試験者により使い分けられる。前記
反射板5は、両比色管1a、1bの下方に位置してい
る。
【0004】上記濁度測定装置を用いることにより、光
源4の光を前記孔9a、9bを通して上方に導いて両比
色管1a、1b内を透過させ、両比色管1a、1b内の
液の濁度を上端から肉眼で比較して濁度を測定すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の濁度測定装
置においては濁度の判別精度は十分ではなく、優秀な熟
練者でも濁度(カオリン)0.7度程度まで判別するの
が限界であったが、より精度の高い測定が望まれるよう
になってきている。
【0006】濁度(カオリン)は、精製水1000ml
中に標準カオリンxmgを含むときの濁りに相当するも
のをx度とする、と水道法やJISによって定義付けら
れている。
【0007】上記従来の濁度測定装置を用いて、特に訓
練を受けていない人を試験者とする目視検査を行った
(反射板5の黒色面5aを図10に示すように上面とな
るように設定した。)ところ、図9の△で示す折れ線グ
ラフに示すように、濁度0.85までは試験者10人中
9人までが濁度判別を行うことができたが、濁度0.7
になると10人中2人しか判別できなかった。
【0008】透視比濁用暗箱を用いた測定装置において
も、測定精度の向上に対して障害となっている理由を解
消できれば、測定精度の向上を達成できるはずである。
しかしながら、その障害が何であるかは容易に判明しな
かったが、種々検討及び試行錯誤を重ねた結果、上記従
来例では、反射板5の上面5aが黒色であっても、光源
4の光がわずかながら反射板5にて反射し、その反射光
が両比色管1a、1bを通過して肉眼に入るようになっ
ているため、濁度測定に関与しない散乱光が多くなり、
目視検査に悪影響を与えていること、及び両比色管1
a、1bの濁りを目視するときに背景となる反射板5の
暗黒性が不十分であって、目視検査に悪影響を与えてい
ることが判明した。
【0009】本発明は、透視比濁用暗箱を用いた濁度測
定装置において、その測定精度を向上することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、標準液用比色管および被測定液用比色管と
箱と、比色管に照明光を与える光源とを備えた濁度測
定装置であって、暗箱は、上側に比色管保持室が、中間
に光源室が、下側に暗黒室がそれぞれ位置するように3
室に区画され、比色管保持室の頂板に標準液用比色管お
よび被測定液用比色管のそれぞれを挿通してこれら比色
管の頭部を支持する挿通孔を形成すると共に、比色管保
持室の底部に位置して光源室との境界をなす支持板に、
標準液用比色管および被測定液用比色管のそれぞれを支
持する支持孔を形成し、比色管保持室に標準液用比色管
および被測定液用比色管を並列状態に保持し、光源室と
暗黒室との境界をなす仕切板の前記各支持孔の直下位置
のそれぞれにホールを開設し、これらホールと暗黒室と
で暗黒ホール部を構成し、光源室の前記支持孔およびホ
ールが形成された位置から偏位した位置に光源が設けら
れていることを特徴とする。また本発明は上記目的を達
成するため、標準液用比色管および被測定液用比色管
と、暗箱と、比色管に照明光を与える光源とを備えた濁
度測定装置であって、暗箱は、上側に比色管保持室が、
下側に暗黒室が、比色管保持室の側方に光源室がそれぞ
れ位置するように3室に区画され、比色管保持室の頂板
に標準液用比色管および被測定液用比色管のそれぞれを
挿通してこれら比色管の頭部を支持する挿通孔を形成す
ると共に、比色管保持室の底部に位置して暗黒室との境
界をなす支持板に、標準液用比色管および被測定液用比
色管のそれぞれを支持する支持孔を形成し、比色管保持
室に標準液用比色管および被測定液用比色管を並列状態
に保持し、前記支持孔と暗黒室とで暗黒ホール部を構成
し、光源室に光源を設け、比色管保持室と光源室との境
界をなす隔壁に、標準液用比色管および被測定液用比色
管に光源の光を照射するための照明スリットを設けると
共に、照明スリットの上端部に、光源の光が標準液用比
色管および被測定液用比色管の上端に直接入射しないよ
うにするための遮光部材を配設したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、光源の光が比色管上端の目視
部に直接入射しないように比色管に照明が与えられてい
るので、従来例のように反射板で反射して光源の光が直
接肉眼に入ることによる測定精度の低下を解消できると
共に、比色管の下方に暗黒ホール部を配置しているの
で、暗く安定した背景上で両比色管内の液の濁度を比較
でき、より精度良く濁度を測定することができる。
【0012】この結果、本発明によると、図9の○で示
す折れ線グラフに示すように、特に訓練を受けていない
人を試験者とした場合でも、濁度0.03までは試験者
10人中9人までが濁度判別を行うことができ、著しい
測定精度の向上を図ることができた。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図3を参
照して説明する。
【0014】1aは微粒子カオリンが懸濁された標準液
を入れた標準液用比色管、1bは被測定液を入れた被測
定液用比色管であり、暗箱2内に並列状態で収容保持さ
れる。標準液は濁度標準物質としてカオリンを用いてお
り、0〜10度の範囲において1度間隔でかつ必要に応
じて0.1、ないし0.05度の間隔で準備されてい
る。測定は、これら標準液と被測定液の濁度を肉眼にて
比較して求める。
【0015】暗箱2は両比色管1a、1bを立設支持す
る立設部(内部が比色管保持室となっている。)21と
その下方に位置する土台部22とから構成されている。
これら立設部21と土台部22の内面はすべて黒色とし
てある。立設部21の頂部に位置する頂板7には、一対
の挿通孔8a、8bが形成されている。立設部21の底
部に位置して土台部22との境界をなす支持板6には、
前記挿通孔8a、8bに対向して比色管1a、1bが落
ちない程度の支持孔9a、9bが設けられている。土台
部22は、その背面22aが図1に示すように立設部2
1の背面21aに対して後方に突出するように形成され
ると共に、その底板12と前記支持板6との間に仕切板
13が設けられ、内部空間が上下に区分されている。土
台部22の上部空間は光源室Pとなっていて、その後端
部に螢光灯等の光源24が配されている。土台部22の
下部空間は暗黒室Qとなっていて、前記仕切板13に設
けた一対のホール25a、25b以外からは一切の光が
入らない構造となっている。前記ホール25a、25b
は、前記挿通孔8a、8b及び支持孔9a、9bの下方
に位置しており、これらホール25a、25bと前記暗
黒室Qとで暗黒ホール部を構成している。なお、本実施
例の各ホール25a、25bは比色管1a、1bの外径
より若干大の一辺を有する正方形に形成されているが、
これが円形等他の形状でもよく、またその大きさ、位置
は試験者が上方より比色管1a、1bを目視したとき
に、その背景に暗黒ホール部が、少なくとも比色管1
a、1bの濁度を精度よく判定するに寄与する程度の面
積を占めているように設定されていればよい。本実施例
におけるホール25a(25b)と比色管1a(1b)
との関係は、図3に示すようになっている。
【0016】前記ホール25a、25bの上縁周囲に
は、光源24からの光が暗黒室Qに入りにくいように、
遮光壁26a、26bを設けている。また前記光源24
は、光源室Pの後端部に偏位して設けられているため、
前記支持板6によってその照射方向が規制され、その光
が目視部Aには直接入射しないように構成されている。
【0017】光源24の光は、光源室Pで散乱するが、
その散乱光の一部が前記支持孔9a、9bを通して比色
管1a、1bに達し、比色管1a、1bを間接的に照明
する。
【0018】かくして光源24によって間接的に照明さ
れた両比色管1a、1b内の液を、その上方の目視部A
から目視することによって、標準液と被測定液の濁りの
程度の差を測定することができるが、光源24の光が直
接試験者の眼に入射せず、かつ比色管1a、1bの背景
に暗く安定した暗黒ホール部が存在することによって、
両比色管1a、1b内の液の濁度をより精度良く対比し
て測定することができる。
【0019】本実施例を用いて特に訓練を受けていない
人を試験者として濁度測定した結果を、図9の○で示す
折れ線グラフに示すが、このグラフより明らかなよう
に、濁度0.03までは試験者10人中9人までが濁度
判別を行うことができ、濁度0.02においても試験者
10人中5人までが濁度判別を行うことができた。
【0020】次に、本発明の第2実施例を図4、図5を
参照して説明する。この実施例の基本構成は第1実施例
と同様であるが、濁度測定と色度測定との両測定を行え
るように構成している点、1本の被測定液用比色管1b
と3本の標準液用比色管1aの計4本の比色管1a、1
bを同時に挿入して濁度測定を行えるように構成してい
る点、及び青色フィルター31を用いた濁度測定を行え
るように構成している点に第1実施例にない特徴を有し
ている。
【0021】暗箱2の立設部21の頂部に位置する頂板
7には4個の挿通孔8a、8b、8c、8dが形成さ
れ、これら挿通孔の全体の周囲を取り囲むように頂板7
上に遮光枠27が設けられている。この遮光枠27によ
って比色管1a、1b、…の上端部に外来光が入って測
定精度が低下するのを防いでいる。
【0022】暗箱2の立設部21と土台部22との境界
に位置する支持板6には、前記挿通孔8a、8b、8
c、8dに対向して比色管1a、1b、…が落ちない程
度の支持孔9a、9b、9c、9dが設けられている。
【0023】土台部22は、その背面22a及び正面2
2bのいずれもが、図4に示すように、立設部21の背
面21a及び正面21bに対し突出するように形成さ
れ、また土台部22の底面は開放されている。土台部2
2の中間高さ位置には仕切板13が設けられ、土台部2
2の内部空間を上下に区分している。土台部22の上部
空間は光源室Pとなっていて、その後端部に螢光灯等の
光源24が配されている。土台部22の下部空間は本装
置が置かれるテーブル等の支持台32で底面が塞がれた
暗黒室Qとなっていて、仕切板13に設けた長方形状の
ホール25c以外からは一切の光が入らない構造となっ
ている。前記ホール25cは、前記挿通孔8a、8b、
8c、8d及び支持孔9a、9b、9c、9dの下方に
位置しており、ホール25cと前記暗黒室Qとで、目視
時に4本の比色管1a、1b、…に対する共通の背景と
なる暗黒ホール部を構成している。
【0024】前記支持板6の下面には、青色フィルター
31を備えたスライドプレート30が装着され、青色フ
ィルター31が前記支持孔9a、9b、9c、9dの下
に対向位置した状態(図4に実線で示す)と、後方に退
避した状態(図4に仮想線で示す)との間で位置切換可
能に構成されている。
【0025】光源室Pの前端には開口33が設けられ、
この開口33を通して、白色反射板34を備えたスライ
ダー35が光源室P内に装着されている。このスライダ
ー35は白色反射板34が前記支持孔9a、9b、9
c、9dの直下位置にくる状態(図4に仮想線で示す)
と、前方に退避した状態(図4に実線で示す)との間で
位置切換可能に構成されている。
【0026】かくして本実施例の装置を用いて、濁度測
定を行うには、図4に実線で示すように、スライドプレ
ート30を挿し込み、青色フィルター31が各支持孔9
a、9b、9c、9dの直下に位置するようにすると共
に、スライダー35を手前に引いて各支持孔9a、9
b、9c、9dの下方に前記暗黒ホール部が背景として
存在するようにする。このとき、前記開口33はスライ
ダー35の白色反射板34に塞がれて外来光が光源室P
に入射しないようにしているが、必ずしもこのように構
成することは必要でなく、外来光が光源室Pに入射して
も、暗黒ホール部の暗黒性が保たれるように構成すれば
よい。
【0027】4個の挿通孔8a、8b、8c、8dには
1本の被測定液用比色管1bと濁度の異なる3本の標準
液用比色管1a、…との計4本の比色管が挿入支持さ
れ、第1実施例の場合と同様にして濁度測定が行われ
る。本実施例では、濁度の異なる3本の標準液用比色管
1a、…と被測定液用比色管1bとの対比を一挙に行う
ことができるので、能率的に濁度測定を行うことができ
る。
【0028】また本実施例では青色フィルター31を用
いて、波長380〜500nmの光だけが透過して比色
管1a、1b、…が照明されるようにしているので、よ
り精度の良い濁度測定が行える。すなわち、波長の短い
青色光を用いると、粒子径が0.5〜30μmの範囲
で、平均粒径が2μm程度のカオリンや濁りの原因物質
に対して透過効率が良いために濁度識別に適し、濁度測
定感度及び精度を向上することができる。これは、入射
光の電場が微粒子に作用して双極子モーメントを誘起す
るとして錯乱強度を求めたレイリー理論からも裏付けら
れる。レイリー理論によると濁度τは下記のように表さ
れ、波長の4乗に反比例することから波長依存性が極め
て高いことが理解できる。
【0029】τ=8π3 2 C/3ε0 2λ0 4 ここで、a :分子分極率 C :単位体積中の分子数 ε0 :真空誘電率 λ0 :真空中の波長 なお本実施例の装置を用いて、色度測定を行う際には、
図4に仮想線で示すように、スライドプレート30を引
き出し青色フィルター31を支持孔9a、9b、9c、
9dから退避させる一方、スライダー35を挿し込み各
支持孔9a、9b、9c、9dの下方に白色反射板34
を位置させ、光源24の光が比色管1a、1b、…に向
け反射するようにし、各比色管1a、1b、…の背景色
が白色となるようにすればよい。
【0030】次に、本発明の第3実施例を図6〜図8を
参照して説明する。この実施例の基本構成は第1実施例
と同様であるが、光源室Pを暗箱2の側方部に配し、暗
箱2の立設部21に立設された比色管1a、1bを側方
から照明している点に、第1実施例にない特徴を有して
いる。
【0031】暗箱2の立設部21の頂板7には、一対の
挿通孔8a、8bが形成され、その下方に位置する支持
板6には一対の支持孔9a、9bが形成されて、標準液
用比色管1a及び被測定液用比色管1bを支持する構成
は第1実施例と共通している。支持板6とこの下方に位
置する暗箱2の底板12との間には暗黒室Qが形成され
ていて、この暗黒室Qと前記支持孔9a、9bとによっ
て暗黒ホール部を構成している。
【0032】前記立設部21の側方には、光源箱15が
形成され、そこに両比色管1a、1bに対応する一対の
螢光灯等からなる光源24a、24bが比色管1a、1
bと平行に配されている。暗箱2の立設部21と光源箱
15とを仕切る隔壁17には、比色管1a、1bのほぼ
下半分に光源24a、24bの光を直接照射するための
一対の照明スリット14a、14bが設けられている。
また各照明スリット14a、14bの上端部には、光源
24a、24bの光が比色管1a、1bの上端の目視部
Aに直接入射しないように、遮光部材16a、16bが
配設されている。
【0033】かくして本実施例によれば、光源24a、
24bの光が比色管1a、1bを横断する照明条件によ
って、濁度測定を行うことができる。この実施例におい
ても、第1実施例と同様、光源24a、24bの光が直
接試験者の眼に入射せず、かつ比色管1a、1bの背景
に暗く安定した暗黒ホール部が存在することによって、
濁度測定を精度良く行うことができる。その上、比色管
1a、1bに対し側方から照明する効果が加わり、濁度
測定の精度をより一層向上させることができる。
【0034】本発明は上記実施例に示すほか、種々の態
様に構成することができる。例えば、第1実施例に第2
実施例の特徴点である青色フィルター31の使用や、色
度測定可能な構造、遮光枠27の設置についての構成を
組み合わせることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、濁度測定の判別精度を
大幅に向上させることができる濁度測定装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断側面図。
【図2】その一部切欠斜視図。
【図3】第1実施例における比色管と暗黒ホール部との
関係を示す図。
【図4】本発明の第2実施例を示す縦断側面図。
【図5】その一部切欠分解斜視図。
【図6】本発明の第3実施例を示す縦断側面図。
【図7】その横断平面図。
【図8】その一部切欠斜視図。
【図9】本発明と従来例とを比較して、その濁度判別測
定結果を示すグラフ。
【図10】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1a、1b 比色管 2 暗箱 6 支持板 9a、9b 支持孔 13 仕切板 16a、16b 遮光部材 24、24a、24b 光源 25a、25b、25c ホール Q 暗黒室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−194297(JP,A) 特開 昭53−87283(JP,A) 日本工業規格 工業用水試験方法,日 本,1992年 1月31日,p15−16,(引 用非特許0101830) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/61 G01N 21/75 - 21/83 G01J 3/00 - 3/52 PATOLIS

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準液用比色管および被測定液用比色管
    、暗箱と、比色管に照明光を与える光源とを備えた濁
    度測定装置であって、 暗箱は、上側に比色管保持室が、中間に光源室が、下側
    に暗黒室がそれぞれ位置するように3室に区画され、 比色管保持室の頂板に標準液用比色管および被測定液用
    比色管のそれぞれを挿通してこれら比色管の頭部を支持
    する挿通孔を形成すると共に、比色管保持室の底部に位
    置して光源室との境界をなす支持板に、標準液用比色管
    および被測定液用比色管のそれぞれを支持する支持孔を
    形成し、比色管保持室に標準液用比色管および被測定液
    用比色管を並列状態に保持し、 光源室と暗黒室との境界をなす仕切板の前記各支持孔の
    直下位置のそれぞれにホールを開設し、これらホールと
    暗黒室とで暗黒ホール部を構成し、 光源室の前記支持孔およびホールが形成された位置から
    偏位した位置に光源が設けられている ことを特徴とする
    濁度測定装置。
  2. 【請求項2】 光源室に別途設けられた開口を通して白
    色反射板を備えたスライダーが光源室に装着され、スラ
    イダーは、白色反射板が前記支持孔の直下位置にくる第
    1の状態と前方に退避した第2の状態との間で位置切換
    可能に構成され、スライダーが第2の状態にあるとき、
    前記ホールが開放されると共に、前記開口が前記白色反
    射板で塞がれて外来光が光源室に入射しないように構成
    されている請求項1記載の濁度測定装置。
  3. 【請求項3】 標準液用比色管および被測定液用比色管
    と、暗箱と、比色管に照明光を与える光源とを備えた濁
    度測定装置であって、 暗箱は、上側に比色管保持室が、下側に暗黒室が、比色
    管保持室の側方に光源室がそれぞれ位置するように3室
    に区画され、 比色管保持室の頂板に標準液用比色管および被測定液用
    比色管のそれぞれを挿通してこれら比色管の頭部を支持
    する挿通孔を形成すると共に、比色管保持室の底部に位
    置して暗黒室との境界をなす支持板に、標準液用比色管
    および被測定液用比色管のそれぞれを支持する支持孔を
    形成し、比色管保持室に標準液用比色管および被測定液
    用比色管を並列状態に保持し、 前記支持孔と暗黒室とで暗黒ホール部を構成し、 光源室に光源を設け、 比色管保持室と光源室との境界をなす隔壁に、標準液用
    比色管および被測定液用比色管に光源の光を照射するた
    めの照明スリットを設けると共に、照明スリットの上端
    部に、光源の光が標準液用比色管および被測定液用比色
    管の上端に直接入射しないようにするための遮光部材を
    配設したことを特徴とする濁度測定装置。
JP27231194A 1994-11-07 1994-11-07 濁度測定装置 Expired - Lifetime JP3522359B2 (ja)

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日本工業規格 工業用水試験方法,日本,1992年 1月31日,p15−16,(引用非特許0101830)

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