JP3521403B2 - スライド式回転ドア装置 - Google Patents

スライド式回転ドア装置

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JP3521403B2
JP3521403B2 JP2000367815A JP2000367815A JP3521403B2 JP 3521403 B2 JP3521403 B2 JP 3521403B2 JP 2000367815 A JP2000367815 A JP 2000367815A JP 2000367815 A JP2000367815 A JP 2000367815A JP 3521403 B2 JP3521403 B2 JP 3521403B2
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正 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ドアパネルの戸先
及び戸尻両端をラッチ錠で係止することによりガタ付な
く閉鎖状態を保持することができるスライド式回転ドア
装置の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】本願出願人は、先の特許出願において、
間口上部に上レールを設け、該上レールを移動するラン
ナーにはドアパネルを吊設し、間口の片側にはコ型をし
た枠体を旋回可能に取付けると共に、枠体の上下アーム
先端をドアパネルの上下端に軸を介して連結し、ドアパ
ネルの前記枠体と反対側の戸先側に設けられたハンドル
を操作することにより戸先側ラッチ錠並びに同戸先側ラ
ッチ錠に連結部材を介して連動する戸尻側ラッチ錠が解
錠してドアパネルが回転しながら移動して間口を開閉す
ることができるスライド式回転ドア装置における戸尻側
ラッチ錠として、円筒状の錠ケースとその内部を摺動す
る円筒状のピストン、同ピストンに廻り止めを施されて
スプリングに付勢されて左右方向に摺動するラッチボル
トとから構成され、ピストンの底板には円錐状の凹部が
形成され、中央には前記連結部材のネジ部が螺合する螺
孔が形成されているチューブラーラッチ錠を採用し、戸
先側ラッチ錠から延びる連結部材のネジ部をチューブラ
ーラッチ錠のピストン底板の螺孔に螺着させる手段とし
て、ラッチボルトを回転させて装着する方法を採用した
ものを提案した。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような戸先側ラッ
チ錠から延びる連結部材のネジ部をチューブラーラッチ
錠のピストン底板の螺孔に螺着させる方法としてのラッ
チボルトを回転させる手段では、連結部材がラッチボル
トと供回りしないことを前提とするもので、ドアパネル
の幅が狭い場合は一人の作業員が一方の手で連結部材の
頭部をペンチ等で挟み、他方の手でラッチボルトを回転
させることによって装着することができるが、ドアパネ
ルの幅が広い場合は手が届かないため、特殊な用具を使
用するか、少なくとも二人の作業員による共同作業を要
し、作業能率が低下するという問題点が生じた。 【0004】 【発明の目的】本発明は、上記問題点を解消し、合理的
に組み付け作業が行えるスライド式回転ドア装置を提供
することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係るスライド式
回転ドア装置は、間口上部に上レールを設け、該上レー
ルを移動するランナーにはドアパネルを吊設し、間口の
片側にはコ型をした枠体を旋回可能に取付けると共に、
枠体の上下アーム先端をドアパネルの上下端に軸を介し
て連結し、ドアパネルの前記枠体と反対側の戸先側に設
けられたハンドルを操作することにより戸先側ラッチ錠
並びに同戸先側ラッチ錠に連結部材を介して連動する戸
尻側ラッチ錠が解錠してドアパネルが回転しながら移動
して間口を開閉することができるスライド式回転ドア装
置において、前記戸尻側ラッチ錠は、円筒状の錠ケース
とその内部を摺動する円筒状のピストン、同ピストンに
廻り止めを施されてスプリングに付勢されて左右方向に
摺動するラッチボルトとから構成され、ピストンの底板
には円錐状の凹部が形成され、中央には前記連結部材の
ネジ部が螺合する螺孔が形成されているチューブラーラ
ッチ錠とし、連結部材を戸先端部から回転させることに
よって前記チューブラーラッチ錠のピストンの螺孔にネ
ジ部を螺着させて装着することを特徴とするものであ
る。 【0006】 【発明の作用】連結部材の頭部を六角レンチ等で回転さ
せるだけでネジ部をチューブラーラッチ錠のピストンの
螺孔に簡単に螺着させることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明ドア装置の実施の形態を図
面について具体的に説明する。 【0008】図1は、本発明装置の正面図、図2は、図
1のA−A線における横断平面図、図3は、同正面図、
図4は、図3の要部拡大正面図、図5は、ラッチ錠の取
付状態を表わす横断平面図、図6は、同縦断正面図、図
7は、本発明装置の戸尻側ラッチ錠の拡大縦断正面図で
ある。 【0009】1はドアパネル、2はトイレブース等の開
口部に嵌めこまれた建具枠であって、ドアパネル1は建
具枠2の上部枠21に設けられた上レール22を移動す
るランナー3に吊設され、上レールに沿って移動できる
ようになっている。 【0010】上記建具枠2の一方の縦枠23側に上下に
アーム41、42を取り付けた回転軸43とから成るコ
字型の枠体4が上下の軸4a、軸4aによって旋回可能
に取付けられている。 【0011】ドアパネル1は、上下端に設けられた軸1
1、12枠体4の上下アーム41、42の先端に形成さ
れた長孔41a、42bに遊嵌され、枠体4の動きとは
関わりなく軸11、12を支点として旋回できるように
なっている。 【0012】5は、ドアパネル1の縦枠24側に取り付
けられた戸先側ラッチ錠であって、ドア内外のハンドル
6、6の一方向の回転によりハブが回転してラッチボル
ト51が後退する平成3年実用新案出願公開第1141
09号に記載されるような従来公知のケースラッチ錠
で、縦枠24に設けられたストライキにラッチボルト5
1が係合して仮施錠されるようになっている。 【0013】7は、ドアパネル1の枠体4側に取り付け
られた戸尻側ラッチ錠であって、その構造は、図7で明
らかなように円筒状の錠ケース7aとその内部を摺動す
る円筒状のピストン7b、同ピストン7bに廻り止めを
施されてスプリング7cに付勢されて左右方向に摺動す
るラッチ71とから構成され、ピストン7bの底板には
円錐台状の凹部7b1が形成され、中央には後述する連
結ロッドのネジ部が螺合する螺孔が形成されており、枠
体4に設けられたストライキにラッチボルト71が係合
して仮施錠されるようになっており、後述するカムと連
結バーによって戸先側ラッチ錠5に連動して解錠するよ
うになっている。 【0014】8は、戸先側ラッチ錠5を操作するハンド
ル6の回転に連動するカムであって、錠ケースを挟む二
枚の板とこれを繋ぐ連結片8aとで構成されており、こ
の連結片8aに形成された長孔に連結部材たる両端にネ
ジ部を形成した連結ロッド10の端部が貫通され、他端
のネジ部10aが前記戸尻側ラッチ錠7のピストン7b
の螺孔に螺合するようになっている。 【0015】次に、本発明装置の取付け方法並びに具体
的用法を説明する。 【0016】先ず、ドアパネル1の戸尻側端面に形成さ
れた戸尻側ラッチ錠7の掘り込み孔側からドアパネル1
の中空部に向けてラッチ錠7を差し込んでネジで戸尻側
端面に取り付けておく。 【0017】次に、カム8の連結片8aに連結ロッド1
0の端部をそのネジ部に螺合する二個のナットで挟むよ
うにして取り付け、カム8の角孔81と戸先側ラッチ錠
5のハブの角孔と一致させてダミーの角軸を通してカム
8を戸先側ラッチ錠5に分離しないように取り付け、ド
アパネル1の戸先側端面に形成された戸先側ラッチ錠5
の掘り込み孔側からドアパネル1の中空部に向けて連結
ロッド10の自由端を差し入れ、戸先側ラッチ錠5を化
粧板5aを外した状態で差し入れるのであるが、このと
き、連結ロッド10のネジ部10aがラッチ錠7の錠ケ
ースの底板から内部に侵入し、ピストン7bの底板の円
錐台状の凹部7b1に当接してその凹部の傾斜面の作用
によって中央の螺孔と一致するように移動している。 【0018】前記戸先側ラッチ錠5の前板5bにはボッ
クスレンチBの先端部より径の大きな孔5cを穿ってあ
り、その孔5cからボックスレンチRの先端部を差し入
れ、連結ロッド10の頭部を回転させると、連結ロッド
10のネジ部10aはピストン7bの螺孔に螺合し、戸
先側ラッチ錠5と戸尻側ラッチ錠7が連結ロッド10を
介して連結されたことになる。 【0019】連結ロッド10を回転させる回数を調節し
て取り付け状態が最適となるようにした後、前板5bを
嵌めて戸先側ラッチ錠5をドアパネルの戸先側端面にネ
ジにて取り付ける。 【0020】次いで、戸先側において、前記戸先側ラッ
チ錠5のダミーの角軸の嵌まった角孔部分に外側ハンド
ル6の角軸61を一致させてその儘押し込んでやれば、
ダミーの角軸は内側に押し出され、ハンドル6の角軸6
1はハブの角孔を貫通するから、簡単に取り付けること
ができるものである。 【0021】カム8の回転によりカム8に枢支連結され
る連結バー10が図面左方向に移動し、連結ロッド10
に引かれてラッチ錠7のラッチボルト71が後退して戸
尻側の仮施錠を解く。 【0022】ハンドル6をその侭押すと、ドアパネル1
はランナー3の軸部を支点として反時計方向に旋回しよ
うとするから、軸11、12によって連結される枠体4
のアーム41、42は時計方向に旋回し、回転軸43は
時計方向に回転する。 【0023】ドアパネル1はアーム41、42に連結さ
れている関係上、ランナー3の軸部を支点として旋回で
きない状態になったとき、ドアパネル1をそのまま枠体
4方向に押してやると、ドアパネル1を吊っているラン
ナー3が上レール22に案内されて走行し、ドアパネル
1は旋回しながら全体が縦枠23側に寄ってきて開口部
が全開する。この動作は従来のスライド式回転ドア装置
の動作と全く同じであるので、詳細な記述は省略する。 【0024】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係るスライド
式回転ドア装置によれば、戸先と戸尻の二点をラッチ錠
で係止し、ドアパネルが回転しながら移動して間口を開
閉することができるスライド式回転ドア装置において、
戸尻側ラッチ錠は、円筒状の錠ケースとその内部を摺動
する円筒状のピストン、同ピストンに廻り止めを施され
てスプリングに付勢されて左右方向に摺動するラッチボ
ルトとから構成され、ピストンの底板には円錐状の凹部
が形成され、中央には前記連結部材のネジ部が螺合する
螺孔が形成されているチューブラーラッチ錠とし、連結
部材を戸先端部から回転させることによって前記チュー
ブラーラッチ錠のピストンの螺孔にネジ部を螺着させて
装着するようにしたものであるから、戸先側ラッチ錠の
前板の孔からボックスレンチ等の工具を差し入れて連結
部材の頭部を回転させるだけで簡単にチューブラーラッ
チ錠のピストンの螺孔に螺着させることができ、特殊な
用具を使用することなく一人の作業員でスライド式回転
ドア装置を組み付けることができるようになったもの
で、作業能率の向上並びに合理的な組み付け作業が行え
るに至ったものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明装置の正面図である。 【図2】図1のA−A線における横断平面図である。 【図3】同正面図である。 【図4】図3の要部拡大正面図である。 【図5】ラッチ錠の取付状態を表わす横断平面図であ
る。 【図6】同縦断正面図である。 【図7】本発明装置の戸尻側ラッチ錠の拡大縦断正面図
である。 【符号の説明】 1 ドアパネル 2 建具枠 3 ランナー 4 枠体 43 回転軸 5 戸先側ラッチ錠 6 ハンドル 7 戸尻側ラッチ錠 8 カム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 9/02 E05C 9/04 E05C 9/06 E05C 9/18 E05C 9/20 E05B 15/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 間口上部に上レールを設け、該上レール
    を移動するランナーにはドアパネルを吊設し、間口の片
    側にはコ型をした枠体を旋回可能に取付けると共に、枠
    体の上下アーム先端をドアパネルの上下端に軸を介して
    連結し、ドアパネルの前記枠体と反対側の戸先側に設け
    られたハンドルを操作することにより戸先側ラッチ錠並
    びに同戸先側ラッチ錠に連結部材を介して連動する戸尻
    側ラッチ錠が解錠してドアパネルが回転しながら移動し
    て間口を開閉することができるスライド式回転ドア装置
    において、前記戸尻側ラッチ錠は、円筒状の錠ケースと
    その内部を摺動する円筒状のピストン、同ピストンに廻
    り止めを施されてスプリングに付勢されて左右方向に摺
    動するラッチボルトとから構成され、ピストンの底板に
    は円錐状の凹部が形成され、中央には前記連結部材のネ
    ジ部が螺合する螺孔が形成されているチューブラーラッ
    チ錠とし、連結部材を戸先端部から回転させることによ
    って前記チューブラーラッチ錠のピストンの螺孔にネジ
    部を螺着させて装着することを特徴とするスライド式回
    転ドア装置。
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