JP3520709B2 - ネットワークアドレス検索方式 - Google Patents

ネットワークアドレス検索方式

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JP3520709B2
JP3520709B2 JP05910397A JP5910397A JP3520709B2 JP 3520709 B2 JP3520709 B2 JP 3520709B2 JP 05910397 A JP05910397 A JP 05910397A JP 5910397 A JP5910397 A JP 5910397A JP 3520709 B2 JP3520709 B2 JP 3520709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークの
中継装置内やネットワークに接続された端末内でのネッ
トワークのアドレスの検索におけるネットワークアドレ
ス検索方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報通信網システムは、多数の端末や中
継装置を相互接続した網である。図11は情報通信網シ
ステムを表し、図において1は広域網、11と12と1
3は中継装置、21から24は端末である。中継装置1
3のインタフェースAは中継装置11と接続され、イン
タフェースBは中継装置12と接続され、インタフェー
スCは端末24と接続され、インタフェースDは広域網
1と接続されている。端末と端末の通信においては、通
信相手端末を識別するためにアドレスを用いる。端末
は、通信相手端末のアドレスに関連した情報をアドレス
を用いて検索し、検索した情報の利用により動作を決定
する。また、中継装置は中継処理、特に中継データの方
路決定のためにアドレスに関連した情報を通信端末のア
ドレスを用いて検索する。これらのアドレス検索では、
検索を高速化しデータの転送遅延を少なくしなければな
らない。
【0003】端末や中継装置は、アドレスにアドレスマ
スクを掛けて生成したアドレスに関連した情報を保持し
ている。これによりアドレスマスクを掛ける以前の複数
のアドレスに関連した情報を複数保持していないので保
持する情報量を少なくする。アドレスマスクは、アドレ
スの下位に位置する数ビットをマスクすることにより用
いられる。アドレス検索では、ある一つのアドレスの検
索においてマスクするビット長ごとに複数の検索結果が
存在するが、マスクしていないビット長の大きい検索結
果から選択する方法を採用しており、この方法をアドレ
スマスクのロンゲストマッチと呼ぶ。アドレス検索では
アドレスマスクのロンゲストマッチに対応した検索を高
速化しなければならない。
【0004】図12は、例えば中継装置13で受信デー
タを送出するインタフェースを決定するために用いるル
ーティングテーブルである。図12において宛先ネット
ワークが26.0.0.0でアドレスマスクが255.
0.0.0の該当する宛先アドレス26.0.0.0〜
26.255.255.255へのデータは、送信イン
タフェースAから回線に送信される。宛先ネットワーク
が133.141.76.0でアドレスマスクが25
5.255.252.0の該当する宛先アドレス13
3.141.76.0〜133.141.79.255
へのデータは、送信インタフェースAから回線に送信さ
れる。
【0005】宛先ネットワークが133.141.7
7.0でアドレスマスクが255.255.255.0
の該当する宛先アドレス133.141.77.0〜1
33.141.77.255へのデータは、送信インタ
フェースBから回線に送信される。宛先ネットワークが
133.141.77.59でアドレスマスクが25
5.255.255.255の該当する宛先アドレス1
33.141.77.59へのデータは、送信インタフ
ェースCから回線に送信される。そして全アドレスは、
送信インタフェースDから回線に送信される。
【0006】中継装置13においてインタフェースDか
ら宛先アドレス133.141.77.59宛へのデー
タを受信した場合、中継装置13は中継のために受信し
たデータを送信するインタフェースを決定しなければな
らない。133.141.77.59は、送信インタフ
ェースAと送信インタフェースBと送信インタフェース
Cへのそれぞれの宛先アドレスの条件を満たしている
が、アドレスマスクのロンゲストマッチによりアドレス
マスクの一番長い255.255.255.255のイ
ンタフェースCにデータを送信する。
【0007】図13は例えば特開昭62−91038号
公報に示された従来のネットワークアドレス検索方式で
用いられていたポインタテーブルであり、図において、
ポインタテーブルはテーブルポインタ”0”からテーブ
ルポインタ”63”から構成され、個々のパス制御テー
ブルは別のパス制御テーブルを指す次テーブルポインタ
とIPアドレスとIPアドレスマスクと送信インタフェ
ースとパス制御テーブルへの連結があるかないかを示す
シノニムポインタから構成される。
【0008】次に動作について説明する。本従来例で
は、IPアドレスのハッシュ値を取りポインタテーブル
の検索のための索引とする。すなわち、多数のパス制御
テーブルを配列するに当たり、各パス制御テーブルのI
Pアドレスのハッシュ値を取る。今仮にハッシュ値の演
算方法をIPアドレスの32ビットを8ビットごとに区
切り、区切った4つの数字の加算の最下位6ビットをハ
ッシュ値とする。パス制御テーブルのIPアドレスを2
6.0.0.0、IPアドレスマスクを255.0.
0.0であるとすると、ハッシュ値は26+0+0+0
=26の最下位6ビットである26となる。従って図1
3に示すポインタテーブルのテーブルポインタ”26”
に、上記パス制御テーブルを指すように設定する。パス
制御テーブルのIPアドレスを133.141.76.
0、IPアドレスマスクを255.255.252.0
であるとすると、ハッシュ値は133+141+76+
0=350の最下位6ビットである30となる。従って
図13に示すポインタテーブルのテーブルポインタ”3
0”に、上記パス制御テーブルを指すように設定する。
【0009】パス制御テーブルのIPアドレスを13
3.141.77.0、IPアドレスマスクを255.
255.255.0であるとすると、ハッシュ値は13
3+141+77+0=351の最下位6ビットである
31となる。従って図13に示すポインタテーブルのテ
ーブルポインタ”31”に、上記パス制御テーブルを指
すように設定する。パス制御テーブルのIPアドレスを
133.141.77.59、IPアドレスマスクを2
55.255.255.255であるとすると、ハッシ
ュ値は133+141+77+59=410の最下位6
ビットである26となる。従って図13に示すポインタ
テーブルのテーブルポインタ”26”には、IPアドレ
スを26.0.0.0、IPアドレスマスクを255.
0.0.0のパス制御テーブルが設定されているので、
IPアドレスを26.0.0.0、IPアドレスマスク
を255.0.0.0のパス制御テーブルの次テーブル
ポインタに上記パス制御テーブルを指すように設定す
る。
【0010】同様に全てのパス制御テーブルについて同
様な処理を施して対応するテーブルポインタの位置に予
め配置しておく。即ち、テーブルポインタ”0”の位置
には、IPアドレスのハッシュ値が0となるパス制御テ
ーブルを並べる。この様にパス制御テーブルを並べる場
合、当然ある同一テーブルポインタの位置に複数個のパ
ス制御テーブルが並ぶことになる。従って図13に示す
様に、ポインタテーブル”26”のテーブルポインタ”
26”の位置に例えば二つのパス制御テーブルがある場
合には、テーブルポインタ”26”にはIPアドレス2
6.0.0.0のパス制御テーブルを指すように設定
し、IPアドレス26.0.0.0のパス制御テーブル
内の次テーブルポインタにはIPアドレス133.14
1.77.59のパス制御テーブルを指すように設定
し、IPアドレス26.0.0.0のパス制御テーブル
内のシノニムポインタにはIPアドレス133.14
1.77.59のパス制御テーブルへの連結を示す”
1”を設定する。IPアドレス133.141.77.
59のパス制御テーブル内のシノニムポインタには連結
が無いことを示す”0”を設定する。テーブルポインタ
によっては該当するハッシュ値のパス制御テーブルが無
いこともあり、該当するパス制御テーブルが無いことを
示す特定の値、例えば「0」をテーブルポインタに設定
する。
【0011】図13に示す例では、テーブルポインタ”
30”の指す位置には唯一のIPアドレス133.14
1.76.0のパス制御テーブルがある。シノニムポイ
ンタには”0”が設定され連結がないことを明示する。
同様にテーブルポインタ”31”の指す位置には、IP
アドレス133.141.77.0のパス制御テーブル
がある。IPアドレスの検索では、IPアドレスマスク
のロンゲストマッチにより、長いIPアドレスマスク値
でマスクしたIPアドレスより順番に検索し一致する制
御ブロックを検索する。
【0012】IPアドレス133.141.78.11
1の検索を例にとると、最初の検索ではIPアドレスマ
スク255.255.255.255でマスクしたIP
アドレス133.141.78.111を検索し、13
3+141+78+111=463の下位6ビットであ
るハッシュ値15によりポインタテーブルのテーブルポ
インタ”15”を読み出すが該当するパス制御テーブル
は設定されていないので、次の検索ではIPアドレスマ
スク255.255.255.254に対応したIPア
ドレス133.141.78.110を検索し、一致す
るパス制御テーブルが無いので、次の検索ではIPアド
レスマスク255.255.255.252でマスクし
たIPアドレス133.141.78.108を検索す
る。これらの検索は、マスク長を1ビットづつ小さくし
てIPアドレス133.141.78.111をIPア
ドレスマスク255.255.252.0でマスクした
IPアドレス133.141.76.0まで続けられ
る。IPアドレスマスク255.255.252.0で
マスクしたIPアドレス133.141.76.0の検
索で該当するパス制御テーブルを検出し、送信インタフ
ェースAの情報を得て検索を終了する。
【0013】個々のIPアドレスの検索では、IPアド
レスのハッシュ値を演算しポインタテーブルの該当する
テーブルポインタの指す位置のパス制御テーブル内のI
PアドレスとIPアドレスマスクを比較し一致すれば検
索は終了する。比較した結果が一致しない場合、連結す
る次のパス制御テーブルを検索し、連結する最後の制御
テーブルまで続けられる。
【0014】IPアドレス133.141.77.59
の検索を例にとると、最初の検索ではIPアドレスマス
ク255.255.255.255でマスクしたIPア
ドレス133.141.77.59を検索し、133+
141+77+59=410の下位6ビットであるハッ
シュ値26によりポインタテーブルのテーブルポイン
タ”26”を読み出し、該当するパス制御テーブルには
IPアドレス26.0.0.0のアドレスがあるのでI
Pアドレス26.0.0.0のパス制御テーブルのシノ
ニムポインタが”1”であるので次テーブルポインタの
指すIPアドレス133.141.77.59パス制御
テーブルを読み出し、IPアドレスマスク255.25
5.255.255でマスクしたIPアドレス133.
141.77.59の検索で該当するパス制御テーブル
を検出し、送信インタフェースCの情報を得て検索を終
了する。
【0015】IPアドレスの検索で一致するパス制御テ
ーブルを検出した場合は、中継装置は検出したパス制御
テーブルの送信インタフェースから回線に中継データを
送信する。IPアドレスの検索で一致するパス制御テー
ブルが無い場合は、未登録の結果を得る。この場合、送
信インタフェースDから回線に中継データを送信する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワークア
ドレス検索方式は以上のように構成されているので、I
Pアドレスから算出するハッシュ値が多数一致した場
合、連結する制御テーブルの数はハッシュ値が一致した
IPアドレスの数だけ増えることになり、未登録の検索
結果を得るには連結している最後の制御テーブルまで検
索しなければ検索を終了しないため検索回数が増えるな
どの問題があった。また、IPアドレスマスクのロンゲ
ストマッチによる検索では、長いIPアドレスマスク値
でマスクしたIPアドレスより順番に検索していくため
未登録の検索結果を得るには、全てのIPアドレスマス
ク値でマスクしたIPアドレスで検索をしなければなら
ないため検索回数が増えるなどの問題があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アドレスの検索を高速化できる
ネットワークアドレス検索方式を得ることを目的とす
る。また、アドレスの検索とアドレスにマスクを施した
検索を同時に行え、アドレスの検索を高速化できるネッ
トワークアドレス検索方式を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるネッ
トワークアドレス検索方式は、ネットワークの中継装置
内やネットワークに接続された端末内でのネットワーク
アドレスに対応する情報(以下アドレス情報)を登録
し、検索するネットワークアドレス検索方式において、
上記ネットワークアドレスを複数のアドレスに分割し、
この分割したアドレス(以下、分割アドレスと称す)対
応に、検索終了か継続かを識別する情報と、継続なら次
に下位の分割アドレスに対応する制御テーブルを指すテ
ーブルポインタを有する制御テーブルを設け、アドレス
マスクを用いて指定する複数のネットワークアドレスに
対応して同じアドレス情報を登録する際、上記複数のネ
ットワークアドレスを分割した、上位の分割アドレスが
同一で下位の分割アドレスが互いに異なっていても登録
するアドレス情報が同じなら、上位の分割アドレスに対
応して検索終了とアドレス情報を制御テーブルに登録
し、下位の分割アドレスの制御テーブルに登録しようと
するアドレス情報が登録ずみのアドレス情報と異なるな
ら、検索継続と下位の分割アドレスに対応する制御テー
ブルを指すテーブルポインタとを上位の分割アドレスに
対応する制御テーブルに登録することを繰り返し、最下
位の分割アドレスに達したならその分割アドレスに対応
する制御テーブルに検索終了とアドレス情報を登録し、
検索するネットワークアドレスに対し上位の分割アドレ
スに対応する制御テーブルに検索終了が登録されている
なら、その分割アドレスに対応するアドレス情報を得
て、検索継続が登録されているなら、次のテーブルポイ
ンタから次に下位の分割アドレスに対応する制御テーブ
ルを求め、順次検索終了まで上記を繰り返すことによっ
てアドレス情報を検索するものである。
【0019】第2の発明に係わるネットワークアドレス
検索方式は、ネットワークの中継装置内やネットワーク
に接続された端末内でのネットワークアドレスに対応す
る処理エントリアドレスを登録し、検索するネットワー
クアドレス検索方式において、上記ネットワークアドレ
スを複数のアドレスに分割し、この分割したアドレス
(以下、分割アドレスと称す)対応に、処理エントリア
ドレスと次に下位の分割アドレスに対応する制御テーブ
ルを指すテーブルポインタとを有する制御テーブルを設
け、アドレスマスクを用いて指定する複数のネットワー
クアドレスに対応する処理エントリアドレスを登録する
際、上記複数のネットワークアドレスを分割した、上位
の分割アドレスが同一で下位の分割アドレスに関係なく
上記処理エントリアドレスが同じなら、上位分割アドレ
スに対応する処理エントリアドレスを制御テーブルに登
録し、下位分割アドレスによって処理エントリアドレス
が異なるなら、下位の分割アドレスに対応する制御テー
ブルを指すテーブルポインタと検索を継続する検索関数
を上位の分割アドレスに対応する制御テーブルに登録
し、検索するネットワークアドレスに対し上位の分割ア
ドレスに対応する制御テーブルに処理エントリアドレス
が登録されているなら、その分割アドレスに対応する処
理エントリアドレスに制御を渡し、検索を継続する検索
関数のエントリアドレスが登録されているなら、次のテ
ーブルポインタから次に下位の分割アドレスに対応する
制御テーブルを求め、順次検索終了まで上記を繰り返す
ことによって処理エントリアドレスを検索するものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.ネットワーク構成が図11で、中継装置
13におけるルーチングテーブルが図12の例をもと
に、図1を用いて本実施の形態を説明する。図1はアド
レス制御テーブルで、IPアドレスに対する送信インタ
フェースを記憶するものである。31は第1制御テーブ
ルで、A000からA255までの索引となる分割アド
レスと検索終了/継続フラグと次テーブルポインタと中
継データ送信先を決定する送信インタフェースから構成
される。32は第2制御テーブルで、B000からB2
55までの索引となる分割アドレスと検索終了/継続フ
ラグと次テーブルポインタと中継データ送信先を決定す
る送信インタフェースから構成される。33は第3制御
テーブルで、C000からC255までの索引となる分
割アドレスと検索終了/継続フラグと次テーブルポイン
タと中継データ送信先を決定する送信インタフェースか
ら構成される。34は第4制御テーブルでD000から
D255までの索引となる分割アドレスと検索終了/継
続フラグと次テーブルポインタと中継データ送信先を決
定する送信インタフェースから構成される。なお、アド
レス制御テーブルは第1制御テーブル31、第2制御テ
ーブル32、第3制御テーブル33および第4制御テー
ブル34から構成される。
【0021】次に動作について説明する。図2、図3は
この発明によるネットワークアドレス検索方式の処理手
順を示す図である。本実施の形態では、32ビットのI
Pアドレスを8ビットごと4つに分割し、その4つの数
字を”.”で区切り、それぞれ10進数に変換して表す
ことにより4段の制御テーブルを作成する。検索終了/
継続フラグは、検索が終了したことを表す時に”0”を
設定し、検索が次の制御テーブルに続く時に”1”を設
定する。検索終了/継続フラグに検索終了を表す”0”
が設定されている場合、検索終了/継続フラグと対を成
す送信インタフェースには、中継データを送信するイン
タフェース名が設定される。検索終了/継続フラグが検
索続行を表す”1”が設定されている場合、検索終了/
継続フラグと対を成す次テーブルポインタに検索すべき
制御テーブルへのポインタが設定される。
【0022】IPアドレス133.141.77.59
をロングマッチのためのIPアドレスマスク255.2
55.255.255でマスクしたIPアドレス13
3.141.77.59とそれに対応する送信インタフ
ェースCを、アドレス制御テーブルに登録する例を説明
する。第1制御テーブル31のアドレスA133の検索
終了/継続フラグ312には、検索続行を表す”1”を
設定し、検索終了/継続フラグ312と対を成す次テー
ブルポインタ313には、第2制御テーブル32を指す
ポインタとしてB000を設定する。第2制御テーブル
32のアドレスB141の検索終了フラグ322には、
検索続行を表す”1”を設定し、検索終了/継続フラグ
322と対を成す次テーブルポインタ323には、第3
制御テーブル33を指すポインタとしてC000を設定
する。第3制御テーブル33のアドレスC077の検索
終了/継続フラグ332には、検索続行を表す”1”を
設定し、検索終了/継続フラグ332と対を成す次テー
ブルポインタ333には、第4制御テーブル34を指す
ポインタとしてD000を設定する。第4制御テーブル
34のアドレスD059の検索終了/継続フラグ342
には検索終了を表す”0”を設定し、検索終了/継続フ
ラグ342と対を成す送信インタフェースにはCを設定
する。
【0023】次に、IPアドレス133.141.7
7.59が登録されている状態において、IPアドレス
マスク255.255.255.0でマスクするとIP
アドレス133.141.77.0になるIPアドレス
すべて、ただし、登録済みのIPアドレス133.14
1.77.59を除く、即ち133.141.77.0
〜133.141.77.255のIPアドレスに対応
して送信インタフェースBをアドレス制御テーブルに登
録する例を説明する。第1制御テーブル31、第2制御
テーブル32および第3制御テーブル33への登録方法
については、IPアドレス133.141.77.59
の登録と同じである。第4制御テーブル34のアドレス
D059の検索終了/継続フラグ342は既に設定され
ているのでアドレスD059以外のアドレスD000〜
D058とD060〜D255の検索終了/継続フラグ
342には検索終了を表す”0”を設定し、検索終了/
継続フラグ342と対を成す送信インタフェースにはB
を設定する。
【0024】また、上記IPアドレスが登録されている
状態において、IPアドレスマスク255.255.2
52.0でマスクするとIPアドレス133.141.
76.0になるIPアドレスすべて、ただし、IPアド
レス133.141.77.0〜133.141.7
7.255を除く、即ち133.141.76.0〜1
33.141.76.255と133.141.78.
0〜133.141.79.255のIPアドレスに対
応して送信インタフェースAをアドレス制御テーブルに
登録する例を説明する。第1制御テーブル31と第2制
御テーブル32の設定については、IPアドレス13
3.141.77.59を設定する例と同じである。第
3制御テーブル33のアドレスC077の検索終了/継
続フラグ332は既に設定されているのでアドレスC0
76とC078とC079の検索終了/継続フラグ33
2には検索終了を表す”0”を設定し、検索終了/継続
フラグ332と対を成す送信インタフェースにはAを設
定する。
【0025】また、上記IPアドレスが登録されている
状態において、IPアドレスマスク255.0.0.0
でマスクするとIPアドレス26.0.0.0になるI
Pアドレスすべて、即ち26.0.0.0〜26.25
5.255.255のIPアドレスに対応して送信イン
タフェースAをアドレス制御テーブルに登録する例を説
明する。第1制御テーブル31のアドレスA026の検
索終了/継続フラグ312には検索終了を表す”0”を
設定し、検索終了/継続フラグ312と対を成す送信イ
ンタフェースにはAを設定する。
【0026】制御テーブルへのIPアドレスの登録で
は、IPアドレスとIPアドレスマスクにより第1制御
テーブル31から登録を行う。第2制御テーブル32、
第3制御テーブル33および第4制御テーブル34は、
次テーブルポインタの設定値により複数存在することに
なる。未登録のIPアドレスに対応する検索終了/継続
フラグには検索終了を表す”0”を設定し、検索終了/
継続フラグと対を成す送信インタフェースにはDを設定
する。なお、76、78、79に対応して第4の制御テ
ーブルを持たなくてもよい。
【0027】次に検索処理方法について、IPアドレス
133.141.77.59を検索し、送信インタフェ
ースを求める例を図2と図3により説明する。検索する
IPアドレスの先頭の8ビットの133を選択し(図2
のステップ52)、第1制御テーブル31のアドレスA
133の検索終了/継続フラグ312を読み出す(ステ
ップ53)。検索終了/継続フラグ312には検索続行
を表す”1”が設定されている(ステップ54)。次テー
ブルポインタ313を読み出し第2制御テーブル32の
ポインタB000を読み出す(ステップ57)。検索する
IPアドレスの2番目の8ビットの141を選択し(ス
テップ58)、B000が指す第2制御テーブル32の
アドレスB141の検索終了/継続フラグ322を読み
出す(ステップ59)。検索終了/継続フラグ322には
検索続行を表す”1”が設定されている(ステップ6
0)。
【0028】次テーブルポインタ323を読み出し第3
制御テーブル33のポインタC000を読み出す(ステ
ップ63)。検索するIPアドレスの3番目の8ビット
の77を選択し(図3のステップ66)、C000が指す
第3制御テーブル33のアドレスC077の検索終了/
継続フラグ332を読み出す(ステップ67)。検索終了
/継続フラグ332には検索続行を表す”1”が設定さ
れている(ステップ68)。次テーブルポインタ333を
読み出し第4制御テーブル34のポインタD000を読
み出す(ステップ71)。検索するIPアドレスの4番目
の8ビットの59を選択し(ステップ72)、D000が
指す第4制御テーブル34のアドレスD059の検索終
了/継続フラグ342を読み出す(ステップ73)。検索
終了/継続フラグ342には検索終了を表す”0”が設
定されている(ステップ74)。送信インタフェースCを
読み出し(ステップ75)検索を終了する。
【0029】次に、IPアドレス133.141.7
8.111を検索し、送信インタフェースを求める例を
図2と図3により説明する。検索するIPアドレスの先
頭の8ビットの133を選択し(ステップ52)、第1制
御テーブル31のアドレスA133の検索終了/継続フ
ラグ312を読み出す(ステップ53)。検索終了/継続
フラグ312には検索続行を表す”1”が設定されてい
る(ステップ54)。次テーブルポインタ313を読み出
し第2制御テーブル32のポインタB000を読み出す
(ステップ57)。
【0030】検索するIPアドレスの2番目の8ビット
の141を選択し(ステップ58)、B000が指す第2
制御テーブル32のアドレスB141の検索終了/継続
フラグ322を読み出す(ステップ59)。検索終了/継
続フラグ322には検索続行を表す”1”が設定されて
いる(ステップ60)。次テーブルポインタ322を読み
出し第3制御テーブル33のポインタC000を読み出
す(ステップ63)。検索するIPアドレスの3番目の8
ビットの78を選択し(ステップ66)、C000が指す
第3制御テーブル33のアドレスC078の検索終了/
継続フラグ332を読み出す(ステップ67)。検索終了
/継続フラグ332には検索終了を表す”0”が設定さ
れている(ステップ68)。送信インタフェースAを読み
出し(ステップ69)検索を終了する。
【0031】また上記例では、IPアドレスについての
場合について述べたがIPX(Internet Packet Exchan
ge)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレ
スや電話番号であってもよい。以上のようにこの発明に
よれば検索するアドレスを複数のビットごとにn個の数
に分割し、分割したアドレスの数の索引により対応した
制御テーブルを検索し、分割したアドレスの次の数に対
応した制御テーブルのアドレスを得るようにしたのでネ
ットワークアドレスを高速に検索できる。
【0032】更にこの発明によれば分割したアドレスの
m番目の数の索引により第m制御テーブルを検索し、読
み出した値により検索終了を検出することにしたのでネ
ットワークアドレスを高速に検索できる。
【0033】実施の形態2.実施の形態1と同様に、ネ
ットワーク構成が図11で、中継装置13におけるルー
チングテーブルが図12の例をもとに、図4を用いて本
実施の形態を説明する。図4において、第1制御テーブ
ルはA000からA255までの索引となるアドレスと
処理エントリアドレスと次テーブルポインタから構成さ
れる。第2制御テーブルはB000からB255までの
索引となるアドレスと処理エントリアドレスと次テーブ
ルポインタから構成される。第3制御テーブルはC00
0からC255までの索引となるアドレスと処理エント
リアドレスと次テーブルポインタから構成される。第4
制御テーブルはD000からD255までの索引となる
アドレスと処理エントリアドレスと次テーブルポインタ
から構成される。
【0034】次に、図5、図6、図7、図8、図9、図
10はこの発明によるネットワークアドレス検索方式の
処理手順を示す図であり、図5は第1制御テーブル検索
関数、図6は第2制御テーブル検索関数、図7は第3制
御テーブル検索関数、図8は第4制御テーブル検索関
数、図9はデータをインタフェースAへ送信するA送信
関数とデータをインタフェースBへ送信するB送信関
数、図10はデータをインタフェースCへ送信するC送
信関数とデータをインタフェースDへ送信するD送信関
数である。本実施の形態では、IPアドレスの32ビッ
トを8ビットごとに分割し、区切った4つの数字により
4段の制御テーブルを作成する。処理エントリアドレス
は、該当するアドレスの処理関数を指すポインタであ
る。
【0035】第1制御テーブル41内の処理エントリア
ドレス412が第2制御テーブル検索関数を指した場合
に、処理エントリアドレス412と対を成す次テーブル
ポインタ413は、第2制御テーブル検索関数の引数と
して処理される第2制御テーブル42のアドレスを指す
ポインタである。第2制御テーブル42内の処理エント
リアドレス422が第3制御テーブル検索関数を指した
場合に、処理エントリアドレス422と対を成す次テー
ブルポインタ423は、第3制御テーブル検索関数の引
数として処理される第3制御テーブル43のアドレスを
指すポインタである。第3制御テーブル43内の処理エ
ントリアドレス432が第4制御テーブル検索関数を指
した場合に、処理エントリアドレス432と対を成す次
テーブルポインタ433は、第4制御テーブル検索関数
の引数として処理される第4制御テーブルのアドレスを
指すポインタである。第4制御テーブル44内の処理エ
ントリアドレスは、インタフェースA〜Dへデータを送
信するA〜D送信関数を指すポインタが設定されてい
る。
【0036】IPアドレス133.141.77.59
でIPアドレスマスク255.255.255.255
でマスクしたIPアドレス133.141.77.59
をアドレス制御テーブルに登録する例について説明す
る。第1制御テーブル41のアドレスA133の処理エ
ントリアドレス412には、第2制御テーブル検索関数
のポインタを設定する。処理エントリアドレス412と
対を成す次テーブルポインタ413には、第2制御テー
ブル42を指すポインタを設定する。第2制御テーブル
42のアドレスB141の処理エントリアドレス422
には、第3制御テーブル検索関数のポインタを設定す
る。処理エントリアドレス422と対を成す次テーブル
ポインタ423には、第3制御テーブル43を指すポイ
ンタを設定する。第3制御テーブル43のアドレスC0
77の処理エントリアドレス432には、第4制御テー
ブル検索関数のポインタを設定する。処理エントリアド
レス432と対を成す次テーブルポインタ433には、
第4制御テーブルを指すポインタを設定する。第4制御
テーブル44のアドレスD059の処理エントリアドレ
ス442にはインタフェースCへデータを送信するC送
信関数を指すポインタを設定する。
【0037】IPアドレス133.141.77.59
をIPアドレスマスク255.255.255.0でマ
スクしたIPアドレス133.141.77.0をアド
レス制御テーブルに登録する例について説明する。IP
アドレスマスク255.255.255.0でマスクし
たIPアドレス133.141.77.0には、マスク
する前のIPアドレス133.141.77.0〜13
3.141.77.255のIPアドレスが該当する。
しかし、IPアドレス133.141.77.59につ
いては、ロンゲストマッチにより既に設定されている。
第1制御テーブル41と第2制御テーブル42と第3制
御テーブル43の設定については、IPアドレス13
3.141.77.59の設定例と同じである。第4制
御テーブル44のアドレスD059の処理エントリアド
レス442は既に設定されているのでアドレスD059
以外のアドレスD000〜D058とD060〜D25
5の処理エントリアドレス442にはインタフェースB
へデータを送信するB送信関数を指すポインタを設定す
る。
【0038】IPアドレス133.141.77.59
でIPアドレスマスク255.255.252.0でマ
スクしたIPアドレス133.141.76.0をアド
レス制御テーブルに登録する例について説明する。IP
アドレスマスク255.255.252.0でマスクし
たIPアドレス133.141.76.0には、マスク
する前のIPアドレス133.141.76.0〜13
3.141.79.255のIPアドレスが該当する。
しかし、IPアドレス133.141.77.0〜13
3.141.77.255については、ロンゲストマッ
チにより既に設定されている。第1制御テーブル41と
第2制御テーブル42の設定については、IPアドレス
133.141.77.59を登録する例と同じであ
る。第3制御テーブル43のアドレスC077の処理エ
ントリアドレス432は既に設定されているのでアドレ
スC076とC078とC079の処理エントリアドレ
ス432にはインタフェースAへデータを送信するA送
信関数を指すポインタを設定する。
【0039】IPアドレスマスク255.0.0.0で
マスクしたIPアドレス26.0.0.0をアドレス制
御テーブルに登録する例について説明する。IPアドレ
スマスク255.0.0.0でマスクしたIPアドレス
26.0.0.0には、マスクする前のIPアドレス2
6.0.0.0〜26.255.255.255のIP
アドレスが該当する。第1制御テーブルのアドレスA0
26の処理エントリアドレス412にはインタフェース
Aへデータを送信するA送信関数を指すポインタを設定
する。
【0040】アドレス制御テーブルへIPアドレスを登
録するには、IPアドレスとIPアドレスマスクにより
第1制御テーブル41から設定を行う。第2制御テーブ
ル42と第3制御テーブル43と第4制御テーブル44
は、検索を続行するかどうかにより複数存在することに
なる。IPアドレスが未登録のアドレスに対応する処理
エントリアドレスにはインタフェースDへデータを送信
するD送信関数を指すポインタを設定する。
【0041】次に検索処理方法について、IPアドレス
133.141.77.59を検索する例に説明する。
検索するIPアドレスの先頭の8ビットの133を選択
し(ステッフ゜82)、第1制御テーブル41のアドレスA13
3の処理エントリアドレス412を読み出す(ステップ
83)。読み出した処理エントリアドレス412には、
第2制御テーブル検索関数のポインタが設定されている
ので引数として次テーブルポインタB000を用いて第
2制御テーブル検索関数の処理を実行する(ステップ8
4)。検索するIPアドレスの2番目の8ビットの14
1を選択し(ステップ87)、第2制御テーブル42のア
ドレスB141の処理エントリアドレス422を読み出
す(ステップ88)。読み出した処理エントリアドレス4
22には、第3制御テーブル検索関数のポインタが設定
されているので引数として次テーブルポインタC000
を用いて第3制御テーブル検索関数の処理を実行する
(ステップ89)。検索するIPアドレスの3番目の8ビ
ットの77を選択し(ステップ92)、第3制御テーブル
43のアドレスC077の処理エントリアドレス432
を読み出す(ステップ93)。読み出した処理エントリア
ドレス432には、第4制御テーブル検索関数のポイン
タが設定されているので引数として次テーブルポインタ
D000を用いて第4制御テーブル検索関数の処理を実
行する(ステップ94)。検索するIPアドレスの4番目
の8ビットの59を選択し(ステップ97)、第4制御テ
ーブル44のアドレスD059の処理エントリアドレス
442を読み出す(ステップ98)。読み出した処理エン
トリアドレス442には、C送信関数が登録がされてい
る。C送信関数を実行し(ステップ99)、インタフェー
スCへデータを送信し(ステップ108)検索処理を終了
する(ステップ109)。
【0042】IPアドレス133.141.78.11
1を検索する例について説明する。検索するIPアドレ
スの先頭の8ビットの133を選択し(ステップ82)、
第1制御テーブル41のアドレスA133の処理エント
リアドレス412を読み出す(ステップ83)。読み出し
た処理エントリアドレス412には、第2制御テーブル
検索関数のポインタが設定されているので引数として次
テーブルポインタB000を用いて第2制御テーブル検
索関数の処理を実行する(ステップ84)。検索するIP
アドレスの2番目の8ビットの141を選択し(ステッ
プ87)、第2制御テーブル42のアドレスB141処
理エントリアドレス422を読み出す(ステップ88)。
【0043】読み出した処理エントリアドレス422に
は、第3制御テーブル検索関数のポインタが設定されて
いるので引数として次テーブルポインタC000を用い
て第3制御テーブル検索関数の処理を実行する(ステッ
プ89)。検索するIPアドレスの3番目の8ビットの
78を選択し(ステップ92)、第3制御テーブル43の
アドレスC078処理エントリアドレス432を読み出
す(ステップ93)。読み出した処理エントリアドレス4
32には、A送信関数が登録されている。A送信関数を
実行し(ステップ94)、インタフェースAへデータを送
信し(ステップ102)検索処理を終了する(ステップ1
03) 。
【0044】また上記例では、IPアドレスについての
場合について述べたがIPX(Internet Packet Exchan
ge)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレ
スや電話番号であってもよい
【0045】またこの発明によれば検索するネットワー
クまたは端末のアドレスを複数のビットごとにn個の数
に分割し、分割したアドレスを制御テーブルのアドレス
に対応ずけて制御テーブルの内容を読みだすのでネット
ワークアドレスを高速に検索できる。また、分割したア
ドレスのm番目の数の索引により第m制御テーブルを検
索し、第m制御テーブルから処理エントリアドレスを読
み出し、読み出した処理関数を実行し、実行した処理関
数が検索するアドレスに関する処理を決定するのでネッ
トワークアドレスを高速に検索できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアドレス制御
テーブルを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による処理手順を示
す構成図(1/2)である。
【図3】 この発明の実施の形態1による処理手順を示
す構成図(2/2)である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるアドレス制御
テーブルを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による処理手順を示
す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による処理手順を示
す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による処理手順を示
す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による処理手順を示
す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態2による処理手順を示
す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態2による処理手順を
示す構成図である。
【図11】 従来の情報通信網システムを示す構成図で
ある。
【図12】 ルーティングテーブルの一例を示す図であ
る。
【図13】 従来のアドレス制御テーブルを示す構成図
である。
【符号の説明】
1 広域網 11〜13 中継装置 21〜24 端末 31、41 第1制御テーブル 32、42 第2制御テーブル 33、43 第3制御テーブル 34、44 第4制御テーブル 311、321、331、341 分割アドレス 312、322、332、342 検索終了/継続フラ
グ 313、323、333、343 次テーブルポインタ 314、324、334、344 送信インタフェース 411、421、431、441 分割アドレス 412、422、432、442 処理エントリアドレ
ス 413、423、433、443 次テーブルポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 晃 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−32613(JP,A) 特開 平5−22297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 - 12/66 G06F 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上のネットワークアドレスを含む
    アドレスマスクによりマスクされたネットワークアドレ
    に対応する情報を登録し、検索するネットワークアド
    レス検索方式において、上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    として、 上記マスクされたネットワークアドレス所定
    のビット単位の複数のアドレスに分割し、この分割した
    アドレス(以下、分割アドレスと称す)対応に、検索終
    了か継続かを識別する情報と、継続なら次に下位の分割
    アドレスに対応する制御テーブルを指すテーブルポイン
    タと、検索終了なら送信すべきインタフェースを示す送
    信インタフェース情報とを有する制御テーブルを設け、 上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    を上記制御テーブルに登録する際、上記アドレスマスク
    のかかる最下位の分割アドレスでなければ、当該制御テ
    ーブルにおいて、検索継続と下位の分割アドレスに対応
    する制御テーブルを指すテーブルポインタとを登録し、
    上記アドレスマスクのかかる最下位の分割アドレスであ
    れば、当該制御テーブルにおいて、検索終了と送信すべ
    きインタフェースを示す送信インタフェース情報とを登
    録し、 上記分割アドレスのうち上位の分割アドレスに対応する
    制御テーブルから検索し、当該制御テーブルに検索継続
    が登録されていればテーブルポインタから下位の分割ア
    ドレスに対応する制御テーブルを得て、当該制御テーブ
    ルに検索終了が登録されていれば上記マスクされたネッ
    トワークアドレスに対応する送信インタフェースを得て
    ネットワークアドレス検索を行うことを特徴とするネッ
    トワークアドレス検索方式。
  2. 【請求項2】 1つ以上のネットワークアドレスを含む
    アドレスマスクによりマスクされたネットワークアドレ
    に対応する情報を登録し、検索するネットワークアド
    レス検索方式において、上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    として、 上記マスクされたネットワークアドレス所定
    のビット単位の複数のアドレスに分割し、この分割した
    アドレス(以下、分割アドレスと称す)対応に、次に
    すべき関数を指すポインタである処理エントリアドレ
    スと、次に下位の分割アドレスに対応する制御テーブル
    を指すテーブルポインタとを有する制御テーブルを設
    け、 上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    を上記制御テーブルに登録する際、上記アドレスマスク
    のかかる最下位の分割アドレスでなければ、当該制御テ
    ーブルにおいて、処理エントリアドレスとしての下位の
    分割アドレスに対応する制御テーブルを検索する検索関
    数と、下位の分割アドレスに対応する制御テーブルを指
    すテーブルポインタとを登録し、上記アドレスマスクの
    かかる最下位の分割アドレスであれば、当該制御テーブ
    ルにおいて、処理エントリアドレスとしての所定の送信
    インタフェースに送信する送信関数を登録し、 上記分割アドレスのうち上位の分割アドレスに対応する
    制御テーブルから検索し、当該制御テーブルに処理エン
    トリアドレスとして上記検索関数が登録されていれば
    テーブルポインタから下位の分割アドレスに対応する
    制御テーブルを得て、当該制御テーブルに処理エントリ
    アドレスとして上記送信関数が登録されていれば上記
    スクされたネットワークアドレスに対応する送信インタ
    フェースを得てネットワークアドレス検索を行うことを
    特徴とするネットワークアドレス検索方式。
  3. 【請求項3】 上記マスクされたネットワークアドレス
    に対応する情報を上記制御テーブルに登録する際、当該
    マスクされたネットワークアドレス対応する情報が当
    該制御テーブルに登録済みであれば、長いアドレスマス
    クを持つネットワークアドレスに対応する情報を優先し
    て登録することを特徴とする請求項1または2に記載の
    ネットワークアドレス検索方式。
  4. 【請求項4】 1つ以上のネットワークアドレスを含む
    アドレスマスクによりマスクされたネットワークアドレ
    に対応する情報を登録し、検索するネットワークアド
    レス検索装置において、上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    として、 上記マスクされたネットワークアドレス所定
    のビット単位の複数のアドレスに分割し、この分割した
    アドレス(以下、分割アドレスと称す)対応に、次に
    すべき関数を指すポインタである処理エントリアドレ
    スと、次に下位の分割アドレスに対応する制御テーブル
    を指すテーブルポインタとを有する制御テーブルと、 上記マスクされたネットワークアドレスに対応する情報
    を上記制御テーブルに登録する際、前記アドレスマスク
    のかかる最下位の分割アドレスでなければ、当該制御テ
    ーブルにおいて、処理エントリアドレスとしての下位の
    分割アドレスに対応する制御テーブルを検索する検索関
    数と、下位の分割アドレスに対応する制御テーブルを指
    すテーブルポインタとを登録し、前記アドレスマスクの
    かかる最下位の分割アドレスであれば、当該制御テーブ
    ルにおいて、処理エントリアドレスとしての所定の送信
    インタフェースに送信する送信関数を登録する登録手段
    と、 上記分割アドレスのうち上位の分割アドレスに対応する
    制御テーブルから検索し、当該制御テーブルに処理エン
    トリアドレスとして上記検索関数が登録されていれば
    テーブルポインタから下位の分割アドレスに対応する
    制御テーブルを得て、当該制御テーブルに処理エントリ
    アドレスとして上記送信関数が登録されていれば上記
    スクされたネットワークアドレスに対応する送信インタ
    フェースを得てネットワークアドレス検索を行う検索手
    段とを備えることを特徴とするネットワークアドレス検
    索装置。
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