JP3520054B2 - 音声認識装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

音声認識装置、コンピュータプログラム及び記録媒体

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JP3520054B2 JP2001101806A JP2001101806A JP3520054B2 JP 3520054 B2 JP3520054 B2 JP 3520054B2 JP 2001101806 A JP2001101806 A JP 2001101806A JP 2001101806 A JP2001101806 A JP 2001101806A JP 3520054 B2 JP3520054 B2 JP 3520054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム同期でリ
アルタイムに音声を認識する技術に関し、特に音声認識
の精度を維持しながら、認識に利用する尤度の記憶領域
を削減し得る音声認識装置、このような音声認識をコン
ピュータで実現するためのコンピュータプログラム、及
び音声認識のコンピュータプログラムが記録されている
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】音声認識処理は、音声分析、尤度演算、
マッチング等の処理要素に大別される。音声認識に、例
えば隠れマルコフモデル( HMM: Hidden Markov Model
)の手法を利用する場合、ユーザが単語の読みをかな
で入力して認識辞書に登録しておき、認識時には、これ
らのかなの音節を表現するHMM を接続した単語モデルを
作成する。HMM は、「状態」と、「状態」間の遷移を規
定するアークにより表現される。図3は、例えば1つの
単語モデルが1音節を表現する場合の単語モデル(単語
HMM )の一例を示す図である。
【0003】フレーム同期(リアルタイム)で音声認識
を行うには高速なCPU が要求されるため、装置に搭載す
るCPU の処理能力によっては、音声認識処理のうち処理
に長時間を要する尤度演算とマッチング処理とを分離す
ることが効率的である。即ち、音声分析及び尤度演算の
処理と、マッチング処理との2段階に分けて2つのCPU
で処理を分割する。音声認識処理を2段階に分割した場
合、尤度を先に求めて例えばテーブル形式で記憶してお
き、このテーブルを参照してビタビ・アルゴリズム(Vi
terbi Algorithm )、トレリス(Trellis )演算等によ
りマッチング処理を行うことになる。
【0004】上述の単語モデルを用いて音声認識処理を
2段階に分けて行う場合の手順の概略を、図4に示す概
念図に基づいて説明する。認識対象の音声の入力波形に
対して、例えば20〜30msといった短い区間(フレーム)
毎に音響分析を行って十数次元の特徴ベクトルを求め、
求めた特徴量に対する、HMM の各状態のフレーム対数尤
度を求め、求めた対数尤度を尤度テーブル内の対応する
フレーム番号領域に記憶する。この処理を音声信号の入
力波形の全てのフレームに対して行う。
【0005】次に、単語HMM と尤度テーブルとの間でビ
タビ・デコーディングを行うことによりマッチング処理
を実現する。図5は、従来の音声認識における尤度テー
ブルを用いた、単語「あか」のマッチング処理の概念図
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、マッチ
ング処理のために、各フレームの音響分析結果の特徴量
に対する、各状態の尤度を前述のような尤度テーブルに
記憶する場合、尤度テーブルのメモリ占有量が膨大にな
り、CPU の処理効率が低下する。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、各フレームの音響分析結果の
特徴量に対する、各状態の尤度を全部記憶するのではな
く、尤度が相対的に高い上位B個の尤度と、特に不特定
話者の音声を認識する場合にはゼロと設定するより何ら
かの値が設定されている方が認識精度を向上させること
が実験結果から明らかであることから、B位より下の全
ての状態に共通の尤度として、例えば(B+n)位の尤
度、又は(B+n)個の尤度の平均値とだけを記憶する
ことにより、音声認識の精度を維持しながらも、音声認
識処理の後段でマッチング処理を行うまで尤度を記憶し
ておく領域のメモリ占有量を可及的に削減して効率的な
メモリの使用を可能にする音声認識装置、音声認識をコ
ンピュータで実現するためのコンピュータプログラム、
このようなコンピュータプログラムが記録されている記
録媒体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明の音声認識装置
は、認識対象の音声信号を、所定期間を1フレームとす
るフレーム毎に音響分析して該音声信号の特徴量を算出
する手段と、各フレームの音響分析結果の特徴量に対す
る、A個のモデルに含まれるC個の状態又はアークのそ
れぞれの特徴量の尤度を算出する手段と、各フレームの
C個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上位B個(ここ
でC>B)の尤度を記憶し、又各フレームの第(B+
n)位(ここでnは自然数)の尤度を、該各フレームの
第(B+1)位以下の順位に共通の尤度として記憶する
手段と、記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【0010】第発明の音声認識装置は、認識対象の音
声信号を、所定期間を1フレームとするフレーム毎に音
響分析して該音声信号の特徴量を算出する手段と、各フ
レームの音響分析結果の特徴量に対する、A個のモデル
に含まれるC個の状態又はアークのそれぞれの特徴量の
尤度を算出する手段と、各フレームのC個の尤度のう
ち、尤度が相対的に高い上位B個(ここでC>B)の尤
度を記憶し、又各フレームの(B+n)個(ここでnは
自然数)の尤度の平均値を、該各フレームの第(B+
1)位以下の順位に共通の尤度として記憶する手段と、
記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】第発明のコンピュータプログラムは、コ
ンピュータを、認識対象の音声信号を、所定期間を1フ
レームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の特
徴量を算出する手段、各フレームの音響分析結果の特徴
量に対する、A個のモデルに含まれるC個の状態又はア
ークのそれぞれの特徴量の尤度を算出する手段、各フレ
ームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上位B個
(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレームの
(B+n)位(ここでnは自然数)の尤度を、該各フレ
ームの第(B+1)位以下の順位に共通の尤度として記
憶する手段、及び記憶した尤度に基づいて認識対象の音
声を認識する手段として機能させることを特徴とする。
【0012】
【0013】第の発明のコンピュータプログラムは、
コンピュータを、認識対象の音声信号を、所定期間を1
フレームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の
特徴量を算出する手段、各フレームの音響分析結果の特
徴量に対する、A個のモデルに含まれるC個の状態又は
アークのそれぞれの特徴量の尤度を算出する手段、各フ
レームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上位B
個(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレームの
(B+n)個(ここでnは自然数)の尤度の平均値を、
該各フレームの第(B+1)位以下の順位に共通の尤度
として記憶する手段、及び記憶した尤度に基づいて認識
対象の音声を認識する手段として機能させることを特徴
とする。
【0014】第発明の記録媒体は、コンピュータに音
声認識させるコンピュータプログラムが記録されてお
り、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体におい
て、コンピュータに、認識対象の音声信号を、所定期間
を1フレームとするフレーム毎に音響分析して該音声信
号の特徴量を算出させるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、各フレームの音響分析結果の特徴量に対す
る、A個のモデルに含まれるC個の状態又はアークのそ
れぞれの特徴量の尤度を算出させるプログラムコード手
段と、コンピュータに、各フレームのC個の尤度のう
ち、尤度が相対的に高い上位B個(ここでC>B)の尤
度を記憶させ、又各フレームの第(B+n)位(ここで
nは自然数)の尤度を、該各フレームの第(B+1)位
以下の順位に共通の尤度として記憶させるプログラムコ
ード手段と、コンピュータに、記憶した尤度に基づいて
認識対象の音声を認識させるプログラムコード手段とを
含むコンピュータプログラムが記録されていることを特
徴とする。第6発明の記録媒体は、コンピュータに音声
認識させるコンピュータプログラムが記録されており、
コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、
コンピュータに、認識対象の音声信号を、所定期間を1
フレームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の
特徴量を算出させるプログラムコード手段と、コンピュ
ータに、各フレームの音響分析結果の特徴量に対する、
A個のモデルに含まれるC個の状態又はアークのそれぞ
れの特徴量の尤度を算出させるプログラムコード手段
と、コンピュータに、各フレームのC個の尤度のうち、
尤度が相対的に高い上位B個(ここでC>B)の尤度を
記憶させ、又各フレームの(B+n)個(ここでnは自
然数)の尤度の平均値を、該各フレームの第(B+1)
位以下の順位に共通の尤度として記憶させるプログラム
コード手段と、コンピュータに、記憶した尤度に基づい
て認識対象の音声を認識させるプログラムコード手段と
を含むコンピュータプログラムが記録されていることを
特徴とする。
【0015】本発明では、認識対象の音声信号を、所定
期間を1フレームとするフレーム毎に音響分析して音声
信号の特徴量を算出し、各フレームの音響分析結果の特
徴量に対する、A個のモデルに含まれるC個の状態又は
アークのそれぞれの特徴量の尤度を算出し、各フレーム
の音響分析結果の特徴量に対する、C個の尤度を全部記
憶するのではなく、尤度が相対的に高い上位B個の尤度
と、特に不特定話者の音声を認識する場合にはゼロと設
定するより何らかの値が設定されている方が認識精度を
向上させることが実験結果から明らかであることから、
各フレームの第B位の尤度より低い値の尤度を、B位よ
り下の全ての状態に共通の尤度として記憶する。
【0016】従って、音声認識の精度を維持しながら
も、音声認識処理の後段でマッチング処理を行うまで尤
度を記憶しておく領域のメモリ占有量を可及的に削減し
て効率的なメモリの使用を可能にする。
【0017】また本発明では、前述の各フレームの第B
位の尤度より低い値の尤度として、(B+n)位の尤
度、又は(B+n)個の尤度の平均値を共通の尤度とし
て記憶する。
【0018】従って、上位B個の尤度より必ず低い尤度
が記憶される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の音声認識装置のブ
ロック図である。音声分析部10は、入力された認識対象
の音声信号の波形に対して、例えば20〜30msといった短
い区間(フレーム)毎にフレーム同期(リアルタイム)
で音響分析を行って十数次元の特徴ベクトルを求める。
【0020】尤度演算部20は、音声分析部10が求めた特
徴量に対する、HMM の各状態(図3参照)のフレーム対
数尤度を求め、求めた対数尤度が、例えば300 状態分あ
る場合でも、従来では300 状態全てに対する対数尤度を
記憶したが、全ての対数尤度ではなく、上位25個の対数
尤度と、音声認識の実験結果から高い認識精度が保証さ
れることが経験的に知られている順位、例えば第40位の
対数尤度(フロアリング値)との合計26個の尤度を尤度
テーブル100 内の対応するフレーム番号領域に記憶す
る。ここで、第40位の対数尤度は、尤度テーブル100 に
記憶されていない第26位以下の状態の共通の尤度とし
て、後段のマッチング処理において使用する。
【0021】なお、フロアリング値として、上述のよう
に実際に求めた第40位の対数尤度を記憶する代わりに、
第1位〜第40位までの尤度の平均値をフロアリング値と
して記憶してもよい。
【0022】また、フロアリング値として、上述のよう
に実際に求めた第40位の対数尤度を記憶する代わりに、
例えば第1位の対数尤度に所定の係数を乗じた値をフロ
アリング値として記憶してもよい。この場合、フロアリ
ング値は、尤度テーブル100に記憶している最下位(上
述の例では第25位)の対数尤度より絶対値が大きくなる
ように条件を設ける必要がある。
【0023】音声分析部10及び尤度演算部20は、以上の
処理を音声信号の入力波形の全てのフレーム(例えば最
大128 フレーム)に対して行う。
【0024】マッチング処理部30は、認識辞書200 を基
に作成した単語HMM と尤度テーブル100 に記憶されてい
る対数尤度との間でビタビ・デコーディングを行うこと
によりマッチング処理を実現する。図2は、本発明の音
声認識装置による、尤度テーブルを用いた、単語「あ
か」のマッチング処理の概念図である。
【0025】次に、本発明の音声認識装置による音声分
析及び尤度演算の手順の一例を、数式を導入して具体的
に説明する。
【0026】
【数1】
【0027】確率密度関数がガウス分布として与えら
れ、出力成分が互いに独立である場合、
【0028】
【数2】
【0029】以上のような音声認識のコンピュータプロ
グラムはコンピュータにプレインストールして提供する
ことも、またCD-ROM、MO等の可搬型記録媒体で提供する
ことも可能である。さらに回線経由で提供することも可
能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明では、各フレーム
の音響分析結果の特徴量に対する、各状態の尤度を全部
記憶するのではなく、尤度が相対的に高い上位B個の尤
度と、特に不特定話者の音声を認識する場合にはゼロと
設定するより何らかの値が設定されている方が認識精度
を向上させることが実験結果から明らかであることか
ら、B位より下の全ての状態に共通の尤度として、例え
ば(B+n)位の尤度、又は(B+n)個の尤度の平均
値とだけを記憶するので、音声認識の精度を維持しなが
らも、音声認識処理の後段でマッチング処理を行うまで
尤度を記憶しておく領域のメモリ占有量を可及的に削減
して効率的なメモリの使用を可能にするという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声認識装置のブロック図である。
【図2】本発明の音声認識装置による、尤度テーブルを
用いた、単語「あか」のマッチング処理の概念図であ
る。
【図3】1つの単語モデルが1音節を表現する場合の単
語モデル(単語HMM )の一例を示す図である。
【図4】単語モデルを用いて音声認識処理を2段階に分
けて行う場合の手順の概略を示す概念図である。
【図5】従来の音声認識における尤度テーブルを用い
た、単語「あか」のマッチング処理の概念図である。
【符号の説明】
10 音声分析部 20 尤度演算部 30 マッチング処理部 100 尤度テーブル 200 認識辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 15/00 - 15/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認識対象の音声信号を、所定期間を1フ
    レームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の特
    徴量を算出する手段と、 各フレームの音響分析結果の特徴量に対する、A個のモ
    デルに含まれるC個の状態又はアークのそれぞれの特徴
    量の尤度を算出する手段と、 各フレームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上
    位B個(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレーム
    第(B+n)位(ここでnは自然数)の尤度を、該各
    フレームの第(B+1)位以下の順位に共通の尤度とし
    て記憶する手段と、 記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識する手段
    とを備えたことを特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】 認識対象の音声信号を、所定期間を1フ
    レームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の特
    徴量を算出する手段と、 各フレームの音響分析結果の特徴量に対する、A個のモ
    デルに含まれるC個の状態又はアークのそれぞれの特徴
    量の尤度を算出する手段と、 各フレームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上
    位B個(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレーム
    (B+n)個(ここでnは自然数)の尤度の平均値
    を、該各フレームの第(B+1)位以下の順位に共通の
    尤度として記憶する手段と、 記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識する手段
    とを備えたことを特徴とする音声認識装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータを、 認識対象の音声信号を、所定期間を1フレームとするフ
    レーム毎に音響分析して該音声信号の特徴量を算出する
    手段、 各フレームの音響分析結果の特徴量に対する、A個のモ
    デルに含まれるC個の状態又はアークのそれぞれの特徴
    量の尤度を算出する手段、 各フレームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上
    位B個(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレーム
    第(B+n)位(ここでnは自然数)の尤度を、該各
    フレームの第(B+1)位以下の順位に共通の尤度とし
    て記憶する手段、及び 記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識する手段
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、 認識対象の音声信号を、所定期間を1フレームとするフ
    レーム毎に音響分析して該音声信号の特徴量を算出する
    手段、 各フレームの音響分析結果の特徴量に対する、A個のモ
    デルに含まれるC個の状態又はアークのそれぞれの特徴
    量の尤度を算出する手段、 各フレームのC個の尤度のうち、尤度が相対的に高い上
    位B個(ここでC>B)の尤度を記憶し、又各フレーム
    (B+n)個(ここでnは自然数)の尤度の平均値
    を、該各フレームの第(B+1)位以下の順位に共通の
    尤度として記憶する手段、及び 記憶した尤度に基づいて認識対象の音声を認識する手段
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 コンピュータに音声認識させるコンピュ
    ータプログラムが記録されており、コンピュータでの読
    み取りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、認識対象の音声信号を、所定期間を1
    フレームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の
    特徴量を算出させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、各フレームの音響分析結果の特徴量に
    対する、A個のモデルに含まれるC個の状態又はアーク
    のそれぞれの特徴量の尤度を算出させるプログラムコー
    ド手段と、 コンピュータに、各フレームのC個の尤度のうち、尤度
    が相対的に高い上位B個(ここでC>B)の尤度を記憶
    させ、又各フレームの第(B+n)位(ここでnは自然
    数)の尤度を、該各フレームの第(B+1)位以下の順
    位に共通の尤度として記憶させるプログラムコード手段
    と、 コンピュータに、記憶した尤度に基づいて認識対象の音
    声を認識させるプログラムコード手段とを含むコンピュ
    ータプログラムが記録されていることを特徴とする記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに音声認識させるコンピュ
    ータプログラムが記録されており、コンピュータでの読
    み取りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、認識対象の音声信号を、所定期間を1
    フレームとするフレーム毎に音響分析して該音声信号の
    特徴量を算出させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、各フレームの音響分析結果の特徴量に
    対する、A個のモデルに含まれるC個の状態又はアーク
    のそれぞれの特徴量の尤度を算出させるプログラムコー
    ド手段と、 コンピュータに、各フレームのC個の尤度のうち、尤度
    が相対的に高い上位B個(ここでC>B)の尤度を記憶
    させ、又各フレームの(B+n)個(ここでnは自然
    数)の尤度の平均値を、該各フレームの第(B+1)位
    以下の順位に共通の尤度として記憶させるプログラムコ
    ード手段と、 コンピュータに、記憶した尤度に基づいて認識対象の音
    声を認識させるプログラムコード手段とを含むコンピュ
    ータプログラムが記録されていることを特徴とする記録
    媒体。
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