JP3519268B2 - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JP3519268B2
JP3519268B2 JP08309898A JP8309898A JP3519268B2 JP 3519268 B2 JP3519268 B2 JP 3519268B2 JP 08309898 A JP08309898 A JP 08309898A JP 8309898 A JP8309898 A JP 8309898A JP 3519268 B2 JP3519268 B2 JP 3519268B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭,医療分
野等において視差数の多い多眼式3次元表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元表示装置としては左右眼に夫々の
視点からの画像( 以下、両眼視差画像と呼ぶ) を提示す
る二眼式が一般的である。二眼式では両眼視差から定ま
る輻輳角と表示像の焦点位置が異なるために生理的に不
自然さがあり、眼の疲労などが生じてしまう。従ってよ
り自然な立体視を実現するためには、より現実に近い立
体像を表示すれば良く、このために水平方向に100 程度
の視差数を実現する方法としてレーザ光を集束させた光
源を使う超多眼式が研究されており、リアルな立体画像
を実現している。しかし、集束化光源列をテレビとして
使用できるようにするためには画像装置のサイズをでき
るだけ小さくすることができず、また奥行き方向も半導
体レーザーの駆動回路などが存在するために大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の3次元表示装置
は、半導体レーザーを光源として使用するために集束化
光源列をテレビとして使用した画像装置のサイズをでき
るだけ小さくすることができず、また奥行き方向も半導
体レーザーの駆動回路などが存在するために大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、よりリアルなカラー表示及び多視点画像( 視差数
少なくとも2枚以上) 表示を行うことで立体表示の可能
な画像表示装置のサイズ、特に奥行を小さいことを特徴
とする立体表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の基板上にカソード電極を1次元或い
は2次元方向に配置した電界放出型のフィールドエミッ
ションカソード部と、このフィールドエミッションカソ
ード部上に形成されこのカソード部からの放出電子を制
御するゲート部と、前記第1の基板に対向する第2の基
板と、この第2の基板上に形成され前記フィールドエミ
ッションカソード部に対向するアノード電極および蛍光
体層と、前記蛍光体層で放出された光に指向性を持たせ
る光学素子とを具備することを特徴とする立体表示装置
を提供する事を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る立体表示装置にあっ
ては、100[μm] 以下で形成されたフィールドエミッシ
ョン素子を1 画素内に多数配列したフィールドエミッシ
ョン光源( 以下、FEDと呼ぶ) を有し、前記FEDか
ら画像信号に応じて変調された光をマイクロレンズ等の
光学系によって平行光とし、更に回折格子もしくはホロ
グラフィック光学素子( 以下、HOEと呼ぶ) によって
指向性のある光とすることで多視点画像を生成すること
を基本的構成とする。
【0007】本発明の第1の視点は、1画素内の微少領
域内にカソード電極及びゲート電極で構成された電界素
子を形成し、各電界素子が視差画像ドットとして機能を
満たすことで、1画素から少なくとも2つ以上の視差画
像、望ましくは100枚以上の視差画像を表示すること
を特徴とした立体表示装置。
【0008】本発明の第2の視点は、視差数を画像信号
の伝送能力もしくは表示装置での電気回路系またはカソ
ード電極線配線の時定数などによる書込み周期以上に必
要となる場合、少数の視差画像から前記視差画像と相関
のある補間視差画像を形成することを特徴とした立体表
示装置。
【0009】本発明の第3の視点は、水平方向に対しあ
まり多く必要としない垂直方向の視差画像に対しても表
示が可能となるように、視差画像ドットを1画素内にマ
トリックス状に配列することによって、上下左右方向に
対して立体感を表示できることを特徴とした立体表示装
置。
【0010】本発明の第4の視点は、単眼内に赤、緑、
青の3原色をほぼ同じに入射できるように、各色の画素
を最適に配列するもしくはHOEによって制御すること
を特徴とする。例えば、水平方向ストライプを用いた場
合は垂直方向にある視域角で拡散性を持つHOEを配置
することで上下方向に赤、緑、青の3原色が混色される
構成となる。また、垂直方向ストライプを用いた場合は
1画素内の視差画像ドットが垂直方向に多く配置される
が、指向性を持たせるHOEによって垂直方向の視差画
像ドットを水平方向に指向性を持たせることによって水
平方向視差画像として表示することができる。
【0011】本発明の第5の視点は、画像信号に応じ
て、もしくは観察者とパネルとの視距離に応じて、必要
な視差画像信号を求め、それ以外の視差画像については
補間して求めた視差画像信号に従って表示することによ
って、少ない画像データからよりリアルな表示を行うこ
とを特徴とした立体表示装置。また、実施例は、視差数
が多くなる場合においても信号として送られる視差画像
とは別に補間された視差画像を表示することによって擬
似的に視差画像数をおおくすることを目的とする。
【0012】また、実施例は、1 画素内に水平方向のみ
ならず垂直方向に視差画像を表示できるように視差画像
表示ドットをマトリックス状に配列することによって、
上下方向での立体もより自然に行うことを目的とする。
【0013】また、実施例は、単眼内に赤、緑、青の3
原色がほぼ同じに入射されるように画素配列を制御する
もしくはHOEで制御することを目的とする。また、実
施例は、視差画像間で相関の低い視差画像、例えば両眼
視差画像、については画像信号として表示装置側に入力
し、前記視差画像間に表示するべき相関の高い画像につ
いては、前記視差画像の補間視差画像として表示装置側
で生成して表示を行うことを目的とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照して説明する。 (実施例1)本実施例を図1に沿って説明する。
【0015】本発明の立体表示装置は、図1に示すよう
にFED10と、このFED10で照射される発光光を
平行光にするためのレンズ素子24、例えばマイクロレ
ンズ,シリンドリカルレンズ、とこの平行光に指向性を
持たせるためのHOE22、例えば回折格子,ホログラ
フィックとを中心に構成されている。
【0016】さらに、本実施例の特徴であるFED10
を中心に詳細に説明する。まず、絶縁性のガラス等の材
料からなる背面板21が配設されており、背面板21の
内面上には多数の微少冷陰極すなわちエミッタ電極28
が固定されている。エミッタ電極28はMo等の高融点
金属からなる導電性の基板から分離されて形成され、夫
々が視差画像ドットとして1画素内に多数配列される。
各エミッタ電極28を包囲するように、基板22上に形
成された絶縁膜を介してゲート電極29が配設される。
ゲート電極29はエミッタ電極28から電子を引出する
ための機能を有する。他方、蛍光体層25で発光した光
は透明電極層24を透過後、基板としての機能をも有す
る上述したレンズ素子23によって、夫々視差画像ドッ
トに対応して平行光となる。この場合、レンズ素子23
は発光光が平行光となるように焦点距離が調整されてい
る。次に夫々の平行光に指向性を持たせるためにHOE
22を通過させることになるが、隣接する視差画像ドッ
ト間では夫々の視差画像ドットの視差情報に対応してH
OEの回折格子縞間隔が決められている。26はカソー
ド電極を分離する絶縁膜である。
【0017】HOEの作製方法はどのようなものであっ
てもよいが、例えば1[μm]以下の間隔で描画可能な
EB(Electron-beam) 装置を用いることができる。また
はホログラフィ作製技術によって1μm以下の精度でホ
ログラフィック光学素子を作製してもよい。
【0018】次にこの実施例での立体表示装置で表示を
行う場合の視差画像数であるが、図3で説明する様に設
定することができる。図3で示した様に単眼40の瞳孔
直径をdとし、パネル41の縦をh横をwとする。観察
者が3hの位置でパネルを観察したとすると、 瞳孔に入
射する視域θは、数1
【0019】
【数1】 となる。このθ内にn枚の視差画像を表示し、一画素で
γの視域を持たせるとすると、一画素内の視差画像ドッ
ト数mは、数2
【0020】
【数2】 となり、例えば対角10インチのパネルを用いて、単眼
内の視差数nを2枚、視域γを45°とすると、視差画
像ドット数mは140となる。数1,数2より視域を広
げるまたはパネルサイズを大きくするに従って視差画像
ドット数が多く必要になることが分かる。
【0021】次に視差画像ドットのサイズについてであ
るが、パネルの仕様をVGA(640×3×480画素
数)とすると、画素のサイズは縦300[ μm] ×横1
00μmとなる。この領域内に140視差画像ドットを
形成する場合、視差画像ドットのサイズは15μm角程
度で良い。この場合水平方向の視差画像を画素内に縦2
0個,横7個配列していることになる。
【0022】縦方向の視差画像を設けることも同様にし
て行えるが、縦方向の視差画像数は横方向に比べ通常1
/20程度で良い。このように表示装置または表示方式
に応じて縦と横の視差画像数を設定することができる。
上述した実施例によって以下の効果を奏する事ができ
る。
【0023】即ち、視差数の多い立体表示を行うことが
できるため、単眼内に1枚より多い視差像(この場合2
枚が完全に単眼内に入らなくても1枚目と2枚目の一部
でもよい)入射することができるため、よりリアルな立
体視が可能となる。また、頭部を移動させた時に生じる
視差画像間での飛び現象(flipping)が生じないため、運
動視差も満足することができる。
【0024】また、視差画像が多い場合に表示系への視
差画像を間引いて伝送し、表示処理系で間の視差画像を
補間することにより、画像データ量を削減することがで
きる。
【0025】また、左右方向の立体感のみならず上下方
向の立体感を表示することができるため、頭部の傾きが
生じた場合においても立体感を損なわずに表示すること
ができる。この場合、上下方向の視差画像数は左右方向
の視差画像数に比べ少なくて済むため、データ量の大幅
な増加にはつながらない。
【0026】また、多視差画像を有する赤、青、緑の3
原色が単眼内に合成されて入射されるため、自然なカラ
ー表示が可能となる。また、画像信号に応じて視差画像
数もしくは視差画像データを変換して表示を行うことに
よって、データ量を削減することができる。例えば画面
内一部に2次元画像を表示する場合においては2次元デ
ータについては視差画像データを共通とすることができ
る、また、平面画像の重ね合せを表示する場合などにお
いても視差画像数を削減することができる。
【0027】さらに、光源に半導体レーザーを使用した
場合に比べて、FEDを使用しているために表示装置全
体の構成をコンパクトにすることができる。 (実施例2)この実施例2を図2で説明する。この実施
例2が実施例1と異なる点は、FED10の画素数を2
次元配列するのではなく、1次元配列してスキャンナー
31、32でHOE33上に2次元画像を投影した点で
ある。その他の構成は実施例1と同様である。特に、ス
キャンナー32は回転しており、 HOE33上に画像
を走査する様になっている。図2では、3つの画像を表
示しているように表現しているが、実際はVGAに対応
した複数の画像を表示している。
【0028】この場合にも、実施例1と同様に光源にF
EDを使用しているため表示装置全体の構成をコンパク
トにすることができると言う効果を奏する。その外の効
果についても実施例1と同様の効果を得ることができ
る。
【0029】(実施例3)この実施例3が実施例1と異
なるのは、新たに補間手段を設けた点に有る。つまり、
実施例3は視差画像数が多い場合に視差画像間での相関
を取り、相関の多い視差画像間については画像数を間引
いて処理し、表示系に伝送する。表示系では前記間引か
れた視差画像に応じて間の視差画像を補間して補間視差
画像を形成するのである。
【0030】表示原理を図4(a)、4(b)、4
(c)沿って説明する。この場合の補間手段であるが、
例えば対象物50をカメラ51のレンズの中心が視差方
向の直線上に並ぶように多視差画像52を撮影し、各視
差画像を重ねるように撮影順に並べるEPI(Epipolar
-Plane Image)54を用いる。この場合一枚の視差画像
は横をX軸、縦をY軸とし、撮影順に並べた視差画像方
向をZ軸とする直行座標系であらわすと、図4(b)図
示の様に対応点は直線上に並ぶ。これは視差画像間に差
が少ないため、線形性を有していることを示している。
このように直線の集まりで示される為、近景の陰に隠れ
てしまった遠景( 以下、この現象をオクルージョンと呼
ぶ) においても、近景,遠景に関わらず直線の式で表わ
せる。そのため、ある対応点についてのZ座標を見た場
合においても図4( c) 図示のように相関性が高い。そ
こで画像情報が大きく変わる境界点b,cにおいては外
部からの画像情報を用い、相関性の高いab間,bc
間,cd間については、aとbの画像情報に相関のある
画像情報、bとcの画像情報に相関のある画像情報、c
とdの画像情報に相関のある画像情報を、夫々補間によ
って求め入力する。
【0031】図5は具体的な装置構造を示したものであ
る。図5( a) 図示の様にFEDパネル60をゲート電
極駆動回路61及びカソード電極駆動回路62で駆動す
る様な全体構成になっている。この様なFEDのパネル
構成を用いて、夫々のカソード電極線64はカソード電
極駆動回路62に接続し、ゲート電極線63はゲート電
極駆動回路61にそれぞれ接続する様になっている。隣
接カソード電極線64間は例えば抵抗成分65によって
電気的に接続されている。この場合、この抵抗成分65
に電界効果トランジスタを用いることで夫々の抵抗成分
を可変とすることもできる。次にカソード電極駆動回路
62内は、夫々のカソード電極線64に対応するスイッ
チング素子66を介して、データラッチ部67と接続さ
れている。データラッチ部67へは画像信号S1がシフ
トレジスタ部68を介して視差画像信号S2が入力され
る。セレクト部69は画像信号が入力されたカソード電
極線63に対応するスイッチング素子66を選択する。
【0032】図5(b)ではスイッチング素子SW1と
SW8が選択されており、その間のカソード電極線63
へは抵抗成分によって分圧された電圧が印加された状態
を示している。
【0033】また、以上の実施例では、図5では抵抗成
分によって分圧する方式を説明したが、容量成分によっ
て分圧することによって、電流の直流成分を軽減できる
ので、消費電力を削減できる。また、相関を取って間引
かれた画像信号がカソード電極駆動回路に入力されてい
てもよいし、カソード電極内に相関を取る処理部を具備
ることもできる。
【0034】(実施例4)実施例4は、図6で示す様に
1画素71内にマトリックス状に配列された視差画像ド
ット72を有することによって、左右方向に1列に視差
画像ドット72を形成することなく、マトリックス内の
上下方向にも左右方向に視差画像ドット72を形成し、
HOEによって前記視差画像ドット72を所望の領域へ
指向性を持たせることができる。図6では左右方向にの
み視差画像ドット72を形成した場合を示しており、視
差画像ドット72分の左右方向視差73が形成されてい
る。これにより、1画素71の大きさを長手方向に形成
することができるため、パネルサイズを所望の大きさに
設計することができる。その他の効果は実施例1と同様
の効果を得ることができる。
【0035】(実施例5)実施例5は赤(R)、青
(B)、緑(G)の画素を有し、夫々に対応した視差画
像ドットが観察者の単眼内に同時にもしくは短期間t(
頭部もしくは眼球運動によって瞳孔が移動する期間でな
おかつフリッカとして視認されない期間、すなわち25
ms以下) に入射することができるようにする。頭部の運
動もしくは眼球運動による移動距離は瞳孔径よりも大き
いため、単眼内に入射する場合を考えればよい。
【0036】図7に水平方向ストライプを用いた場合の
視差画像合成図を図8に垂直方向ストライプを用いた場
合の視差画像合成図をそれぞれ示しており、視差画像は
それぞれHOEによって混色が行われるように指向性を
持たせている。実施例1から5について共通であるが、
パネルと視点間の距離を変えることによって視差画像サ
イズは変わるものとする。これによりパネル近傍で観察
した場合とパネルから離れた位置から観察した場合とで
は単眼内に入る視差数が異なってくるが、立体視という
点からもパネル近傍で観察した場合はより立体感が表現
でき、パネルから離れるに従って視差数は減るが両眼視
差が保証される領域内では立体視が満足される。同様に
カラー表示においてもパネルから離れたところで観察す
ることで混色は容易となるが、観察位置とパネル間距離
がパネル高の1倍以上の領域において単眼内で混色が行
われるものとする。以上で説明した実施例5の変形例と
して、 垂直方向ストライプ、水平方向ストライプ以外
にデルタ配列等が考えられる。その構造上の特徴につい
て図9に沿って説明する。
【0037】水平方向ストライプにおいては例えば図9
で示す様にカソード電極線105を水平方向に配置し、
ゲート電極線104を垂直方向に配置する構造とし、1
画素内に100個のカソード電極(P1〜P100)を
有する表示方式において、各カソード電極線に20個の
視差画像ずつ配置するものとする。この場合、カソード
電極駆動回路内のラッチ回路(L1〜L5)へは相関の
高い画像がそれぞれ入力されることになる。よって、例
えば基本となる視差画像情報と近傍の視差画像ドット用
の差分信号を伝送する方式が容易にできる。例えば、ラ
ッチ回路L1についてはP1用視差画像情報とP20用
視差画像情報を伝送し、その間の視差画像ドット(P2
〜P19)の視差画像情報はP1用視差画像情報とP2
0用視差画像情報の中間調とすることもできる。また、
EPI情報に基づき画像情報が大きく変わる視差画像ド
ットの情報を伝送し、その間は補間画像情報とすること
でデータ量を大幅に削減できる。
【0038】次に垂直方向ストライプは図5(b)で説
明した様にカソード電極線64間に分圧のための抵抗成
分65、もしくは容量成分を持たせることで視差画像ド
ット間の補間が行える。
【0039】デルタ配列については視差画像単位での混
色となる為、色ずれが視認され難くできる。この実施例
4においても、実施例1と同様の効果を有する事は言う
までもない。
【0040】(実施例6)実施例6を図10に沿って説
明する。実施例6は相関のある画像信号については視差
画像データを間引いて表示を行う表示方式について、例
えば図10(a)図示のように、表示領域110内に2
次元画像112と3次元画像111を同時に表示する場
合において、2次元画像については1画素内の視差画像
データを同じとし、3次元画像については異なる視差画
像データを伝送する。この場合2次元画像を表示する領
域については、1画素内の第1の視差画像ドットのデー
タを転送後は1画素内で同じデータを用いることができ
るため、データ転送を停止することができる。また、2
次元画像については見る方向に関わらず画像が同一とな
るため、情報の共有化が行える。また、図10(b)図
示のようにウィンドウ内に2枚以上の2次元画像を表示
し、夫々が3次元空間内で重なることなく並列に表示
し、且つ夫々の奥行間が異なる場合において、異なる視
差画像数を手前にあるものは奥にあるものより多くす
る、特にエッジ部において多くする、ことによって奥行
間は維持したまま2次元像を並列に表示することができ
る。但しこの場合エッジ部が複数に割れてみえない範囲
で行うものとする。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、よりリアルなカラー表
示及び多視点画像( 視差数少なくとも2枚以上) 表示を
行うことで立体表示が可能となり、且つ画像表示装置サ
イズ、特に奥行を小さいことを特徴とする立体表示装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る立体表示装置の構成概
略図
【図2】本発明の実施例2を説明する図
【図3】本発明の実施例1の多視差立体表示装置を説明
する図
【図4】本発明の実施例3に係る立体表示装置のEPI
方式を示す図
【図5】本発明の実施例3のFED部にかかるアレイ構
成図
【図6】本発明の実施例4の立体表示装置の1画素内の
各視差画像ドットが対応する表示領域を示す構成図
【図7】本発明の実施例5の立体表示装置の水平方向ス
トライプ方式を示す図
【図8】本発明の実施例5の垂直方向ストライプ方式を
示す図
【図9】本発明の実施例5ののアレイ構成を示す図
【図10】本発明の実施例6にかかる表示方法を説明す
る図
【符号の説明】
10 FED 22 HOE 23 レンズ素子 24 レンズ素子 25 蛍光体層 26 導電性の基板 28 エミッタ電極 29 ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 3/22 G09G 3/22 E H04N 13/04 H04N 13/04 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/22 H04N 13/04 H01J 31/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板上にカソード電極を1次元或い
    は2次元方向に配置した電解放出型のフィールドエミッ
    ションカソード部と、 このフィールドエミッションカソード部上に形成され、
    このカソード部からの放出電子を制御するゲート部と、 前記第1の基板に対向する第2の基板と、 この第2の基板上に形成され前記フィールドエミッショ
    ンカソード部に対向するアノード電極および蛍光体層
    と、前記蛍光体層で放出された光を平行光にする第1の光学
    素子と、 前記第1の光学素子を透過した 光に指向性を持たせる第
    2の光学素子と、 を備える立体表示装置。
  2. 【請求項2】前記第1の光学素子はマイクロレンズであ
    る、請求項1記載の立体表示装置。
  3. 【請求項3】前記第1の光学素子はシリンドリカルレン
    ズである、請求項1記載の立体表示装置。
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