JP3509950B2 - A traveling dust remover equipped with a body levitation turning mechanism - Google Patents
A traveling dust remover equipped with a body levitation turning mechanismInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水力発電所の発電機用
水の取り入れ口等に配置されたスクリーンバーで捕捉さ
れた塵を掬い上げて除去する除塵機に関するものであ
る。更に詳しくは、走行用車輪を備えた走行式除塵機に
おいて、除塵機車体を浮上旋回させる機能を備え、車体
内に回収した塵を簡単に所定の場所に放出できるように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所等の発電機用水の取り入れ口
等には、流入する水に含まれている塵を捕捉するため
に、スクリーンバーが配置されている。そして、このス
クリーンバーに捕捉された塵を取り除くために除塵機が
使用される。除塵機としては、固定配置されたものの他
に、走行車輪を備えた走行式のものが知られている。
【0003】この走行式除塵機は、軌条あるいは無軌条
で走行して、任意の位置で停止できる形式、または、定
間隔走行する形式等がある。いずれの形式の走行式除塵
機においても、所定の位置で停止して、スクリーンバー
の表面に沿って、レーキを昇降させて、そこに捕捉され
ている塵を掬い上げて除去するようになっている。レー
キにより掬い上げた塵は、除塵機車体内に配置されてい
るバケット内に回収され、この底面を規定しているベル
トコンベアによって外部に排出できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除塵機においては次のような問題点がある。すなわち、
除塵機車体内のバケットの回収された塵は、ベルトコン
ベヤによって外部に排出できるようになっているが、ベ
ルトコンベヤによって塵を外部の目標とする場所に排出
することが困難な場合がある。例えば、排出場所の高さ
がベルトコンベアよりも高い場合、排出場所が、ベルト
コンベアによる塵の排出方向に無い場合には、人手によ
り、あるいは別の動力機械を用いて、塵の排出を行う必
要がでてしまう。
【0005】本発明の課題は、このような問題点を解消
するために、除塵機車体を浮上および旋回させて、希望
する高さ位置で、希望する方向に向けて塵を排出すこと
のできる走行式塵除機を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、走行用前輪および走行用後輪を備
え、用水路等に設置されているスクリーンバーに沿って
レーキを昇降して当該スクリーンに捕捉された塵を掬い
上げて除去する走行式除塵機において、次の構成を採用
することにより除塵機車体を浮上旋回できるようにして
いる。すなわち、走行用後輪によって支持されている第
1の架台と、車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用
前輪および旋回用後輪によって支持されていると共に、
当該旋回用後輪を含む部分がが前記第1の架台の上に乗
り上げている第2の架台と、前方側が走行用前輪によっ
て支持されていると共に、後方側が旋回用後輪によって
支持されている車体とを備えた構成を採用している。ま
た、車体を旋回用後輪の車軸線を中心として上下に旋回
させることにより、当該車体の前方側を、走行用前輪で
支持した状態および第2の架台で支持した浮上状態に切
り換える車体浮上機構と、この車体浮上機構に連動し
て、第2の架台を旋回用後輪の車軸線を中心として、車
体浮上機構による車体の旋回方向とは逆方向に旋回させ
ることにより、当該架台の前方側を、旋回用前輪で支持
した状態および車体で支持した浮上状態に切り換える旋
回用車輪浮上機構とを備えた構成を採用している。さら
には、車体浮上機構によって浮上状態になった車体を、
旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回中心として、車幅方
向に旋回させる旋回機構を備えた構成を採用している。
【0007】
【作用】通常の走行状態、あるいは塵の掬い上げ状態に
おいては、第1の架台、第2の架台、および除塵機車体
から構成されいている走行式除塵機は、走行用前輪およ
び後輪によって支持されている。すなわち、走行式除塵
機の前方側においては、車体に取り付けた走行用前輪が
着地し、第2の架台が車体に支持されて、旋回用前輪が
浮上した状態にある。後方側では、車体および第2の架
台を支持している第1の架台が、走行用後輪によって支
持されている。よって、走行用前輪および後輪の一方を
駆動することにより、走行式除塵機は走行可能である。
【0008】この状態において、車体浮上機構を用いて
車体の前方側を浮上させると、走行用前輪が浮上して、
車体の前方側が第2の架台によって支持された状態とな
る。この時、この浮上動作に連動して、旋回用車輪浮上
機構によって、第2の架台が下方向に旋回して、そこの
取付けられている旋回用前輪が着地した状態となる。し
たがって、この状態で、旋回機構を駆動すれば、第2の
架台は、その後側の旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回
中心として、横方向(車幅方向)に旋回させることがで
きる。ここで、車体浮上機構による車体の浮上高さを変
更することにより、旋回する車体の高さを変えることが
できる。また、旋回機構による旋回量を変更することに
より、車体の旋回位置を変えることができる。希望する
高さ位置で、しかも希望する方向に塵を排出することが
できる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。
【0010】(全体構成)図1および図2には、本発明
の実施例の全体構成を示してある。本例の走行式除塵機
1は、水力発電所の発電機用水の取り入れ口2に配置さ
れたスクリーンバー3に捕捉された塵を掬い上げて除去
するためのものである。
【0011】本例の除塵機1は走行式であり、前後にそ
れぞれ走行輪に取付けられた除塵機本体4と、スクリー
ンバー3から塵を掬い上げるためのレーキ(熊手装置)
5と、このレーキ5を支持して昇降等の動作をさせるた
めの支持機構6から基本的に構成されている。車体4に
は、掬い上げた塵を収納するためのバケット4aが配置
されている。この底の部分はコンベヤ4bにより規定さ
れており、ここに回収された塵を、コンベヤ4bによっ
て外部に排出できるようになっている。
【0012】(除塵機本体の構成)図3、4を参照し
て、本例における除塵機本体4の構成を説明する。
【0013】まず、図3(A)、(B)に示すように、
除塵機本体4は、第1の架台41と、第2の架台42
と、後端に運転席43Aを備えた箱型の車体43から基
本的に構成されている。第1の架台41は、その裏面に
おいて前後方向に間隔を開けて配置した2組の走行用後
輪44R、44Lおよび45R、45Lによって支持さ
れている。後側の輪45R、45Lの車軸451には、
減速機構452を介して、走行用モータ453から回転
が伝達されるようになっている。第2の架台42は、そ
の車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用前輪46
R、46Lおよび旋回用後輪47R、47Lによって支
持されている。この第2の架台42の後側の部分は、第
1の架台41の上面に乗り上げており、この乗り上げた
部分の後端が、旋回用後輪47R、47Lの車軸47A
に対して回転自在に連結されている。
【0014】一方、車体43は、その裏面において、前
後方向の中程より前側の位置から下方に向けて突出した
状態に支持ブラケット48aが取付けられ、この先端に
は左右一対の走行用前輪48R、48Lが回転自在に取
付けられている。この走行用前輪48R、48Lが位置
する第2の架台42の部分には、これに干渉しないよう
に開口42aが形成されている。この車体43の後方側
においては、その裏面に車軸支持ブラケット47aが両
側に取付けられ、これらに旋回用後輪47R、47Lが
車軸線47Aを中心として回転自在に取付けられてい
る。
【0015】次に、車体43と、第2の架台42の間に
は、車体の浮上機構および旋回用前輪の浮上機構が構成
されている。図3に示すように、第2の架台42には、
前後方向に向けて、ほぼ水平に浮上用駆動シリンダ40
1が配置され、その後端が架台42に取付けられてい
る。このシリンダ401の前側の作動ロッド402の先
端には、浮上駆動ローラ403が搭載された台車404
が連結されている。この台車404は、前後に1組づつ
の合計4個の回転自在な車輪405によって支持された
フレーム406を備えており、このフレーム406によ
って、ローラ403が左右に延びる回転軸を中心として
回転自在に支持されている。シリンダ401を駆動して
作動ロッド402を伸縮させることにより、台車404
は、前後に移動可能である。
【0016】ここで、台車404の車輪405が転動す
る第2の架台42の表面42bは、平坦な平面とされて
いる。これに対して、台車401のローラ403が転動
する車体43の裏面43bの形状は、下方に突出した台
形状断面となっている。したがって、台車401の移動
により、ローラ403は、裏面43bの平坦な頂面43
cから傾斜面43dに沿って転動する。
【0017】一方、車体43の裏面43bに隣接した位
置には、車体に取付けた支持ブラケット407によっ
て、L形のレバー408が、その折れ曲がり部分を中心
として旋回可能に支持されている。このレバー408に
おける下方に延びている腕の下端には、係合用ローラ4
09が回転自在に取付けられている。また、レバー40
8の水平方向に延びている腕の先端は、連結バー410
によって、第2の台車42に連結されている。ここで、
上記の台車401の後端には、このレバーの係合用ロー
ラ409に係合可能な係合板411が取付けられてい
る。
【0018】次に、図4も参照して、車体を横方向に旋
回させる旋回機構を説明する。車体43を横方向に旋回
させるための旋回中心420は、旋回用後輪47R、4
7Lの車幅方向の中心に配置した中心軸受け421によ
って規定されている。この中心軸受け421は、第1の
台車41の上面に固定されている。第1の台車41の上
面41aには、左右の旋回用後輪47R、47Lの移動
範囲に渡って円弧状の転動面が形成されている。
【0019】一方、第2の架台42の前側に取付けられ
ている旋回用前輪46R、46Lは、図3(A)から分
かるように、それらの車軸線の方向が上記の旋回中心4
20に向かうように配置されている。これらの旋回用前
輪のうち右側の前輪46Rは、駆動輪であり、旋回用モ
ータ422の回転が、減速機構を介して伝達されるよう
になっている。
【0020】(除塵機車体の浮上旋回動作)このように
構成された本例の走行式除塵機1における車体43の浮
上旋回動作を説明する。通常の状態においては、車体4
3は、前側が走行用前輪48R、48Lにより支持さ
れ、後ろ側が、旋回用後輪47R、47Lおよび第1の
台車41を介して、走行用後輪45R、45Lによって
支持されている。また、第2の架台は、地面から浮き上
がって車体43の裏面の側に支持されており、したがっ
て、旋回用前輪46R、46Lは浮上した状態にある。
【0021】車体の浮上旋回時には、この状態におい
て、浮上駆動用シリンダ401を駆動して、車体43と
第2の台車42の間に位置している台車404を前方に
押し出す。台車404が前方に押し出されると、そこに
搭載されている浮上駆動ローラ403は、車体裏面43
bの傾斜面43dから平坦面43cに向けて転動する。
この結果、車体43と第2の架台42が、旋回用後輪の
車軸線47Aを旋回中心として上下に押し広げられて、
第2の架台42の前端に配置されている旋回用前輪46
R,46Lが着地する。これとは逆に、走行用前輪48
が走行路面Gから浮上しする。この結果、車体43は、
台車404を介して第2の架台42上に支持された状態
になる。図3(B)はこの状態を示してある。
【0022】このように車体43を浮上させた後は、旋
回用モータ422を駆動して、旋回用前輪46Rを回転
させる。この結果、図3(A)に示すように、旋回中心
420を中心として、第2の架台およびこれに支持され
ている車体が横方向に旋回する。
【0023】このように浮上旋回させた後に、通常の状
態に戻す場合には、上記とは逆の動作が行われる。すな
わち、第2の架台42および車体43を、旋回中心42
0を中心として旋回させて、元の位置まで戻す。次に、
駆動シリンダ401を駆動して、台車404を後方に引
く。この結果、浮上していた車体43は降下して、その
走行用前輪48が着地する。ここで、台車404には係
合板411が取付けられており、台車が後退すると、こ
の係合板411がレバー408の係合ローラ409に当
たり、レバー408を後方に旋回させる。レバー408
の他端は連結バー410を介して第2の架台42に連結
されている。したがって、レバー408が後方に旋回す
ると、第2の架台42は引き上げられて、旋回用前輪4
6R、46Lが浮上した状態まで浮き上がる。この結
果、除塵機本体は、通常の走行状態に復帰する。
【0024】(レーキの支持機構)次に、図1、2を参
照して、本例の走行式除塵機1における他の部分の構造
を説明する。
【0025】本例のレーキ支持機構6は、一対の伸縮自
在な左右アーム11、12と、同じく一対の左右ワイヤ
ーロープ13、14とを備えている。左アーム11は、
その上端部分を形成しているアームガイド111と、こ
のアームガイド111の内部に装着され、この下端から
伸縮自在となっている上端アーム112と、このアーム
に対して下端から伸縮自在に装着されている中間アーム
113と、このアームに対して下端から伸縮自在に装着
されている先端アーム114から構成されており、この
先端アーム114の先端には、自在継ぎ手15を介し
て、レーキ7が連結されている。右アーム12も、同様
に、アームガイド121、上端アーム122、中間アー
ム123、先端アーム124から構成され、その先端に
は、自在継ぎ手16を介して、レーキ5が連結されてい
る。
【0026】左右のアーム11、12は、アーム揺動機
構7を介して、除塵機車体4の側に支持されている。こ
のアーム揺動機構7は、各アームのアームガイド11
1、121を支持しているスイングアーム71、72
と、これらのスイングアームの旋回中心を規定している
支点軸73と、スイングアームの他方の端に連結された
油圧シリンダ75、76とを備えている。支点軸73
は、車体4に形成されている支持壁4cの上端に固定支
持されている。また、シリンダ75、76も、この支持
壁4cの側面に形成した支持ブラケット4dの上に固定
支持されている。さらに、スイングアーム71、72の
上側の中程の位置と、アームガイドの上端部分とは、そ
れぞれ、連結ロッド77、78によって連結されてい
る。
【0027】一方、左右のワイヤロープ13、14は、
その下端が、それぞれレーキ5に連結され、左右のアー
ム11、12の内側の位置を、これらと略平行に配置さ
れている。各アームガイド111、112の下端部分の
内側の位置には、それぞれ、ロープガイドローラ81、
82が配置されており、これらのローラは、それぞれ、
ローラガイドアーム83、84の先端に回転自在の状態
で支持されている。各ワイヤロープ13、14は、これ
らのロープガイドローラ81、82に巻き掛けられて、
車体4の側に案内され、車体の支持壁41に設置したロ
ープ巻取り機構8を構成しているワイヤードラム85、
86に巻かれて、ここに連結された状態にある。
【0028】ロープ巻取り機構8は、ワイヤードラム8
5、86と、これらの回転駆動源である駆動モータ87
と、ここからの回転を減速してワイヤードラムに伝達す
るための減速機構88から構成されている。
【0029】ここで、各ローラガイドアーム83、84
は、車体4の支持壁41の上端に支持されている支点軸
73を中心として旋回可能となっている。これらのロー
ラガイドアーム83、84の後端側は、後述するよう
に、バランス機構9(図6参照)によって支持されてい
る。
【0030】また、本例においては、レーキ5は、これ
を開口姿勢および閉口姿勢に変更するためのワイヤーロ
ープ20に連結されている。このワイヤーロープ20
は、図に示すように、左右のワイヤーロープ13、14
の中心に位置しており、その下端がレーキ5の中心に連
結されている。また、このワイヤーロープ20は、上端
側において、ロープガイドローラ21に巻き掛けられ
て、車体4の側に案内され、上記の左右の巻取りドラム
85、86の中間位置に同軸状に配置された巻取りドラ
ム22に巻き取られ、ここに連結されている。この巻取
りドラム22は、左右のドラム85、86と一体となっ
て回転する。
【0031】ロープガイドローラ21は、支持アーム2
3の先端に回転自在の状態で支持されており、この支持
アーム23は、左右のロープガイドアーム83、84の
旋回中心を規定している支点軸73を中心に旋回可能の
状態となっている。しかるに、この支持アーム23の後
端は、駆動シリンダ24に連結されており、この駆動シ
リンダ24によって、支点軸73を中心として旋回可能
である。支持アーム23が旋回すると、それに伴って、
先端側に支持されているロープガイドローラ21が上下
に揺動して、ここに巻き掛けれらているロープ20を上
下に移動させることになる。このロープ20の上下動に
よって、レーキ5の姿勢が、開口姿勢から閉口姿勢、あ
るいはその逆に切り換わる。
【0032】次に、図5を参照して、本例の除塵機1に
おけるレーキ5の部分の構造を説明する。レーキ5は、
各アーム11、12の下端に連結されたL型の支持アー
ム51、52によって、支持されている。これらの支持
アーム51、52の先端には、支点軸53を中心とし
て、レーキを構成している湾曲した側面形状の本体枠5
4が回転自在に支持されている。この本体枠54の先端
側の部分には、支点軸55を中心として、レーキの鋤刃
56が回転自在に支持されている。ここで、本体枠54
は、図5(A)に示す状態から、支点軸53を中心とし
て矢印Aの方向には、それ以上回転しないように、回り
止め機構(図示せず)が配置されている。同様に、鋤刃
56も、支点軸55を中心として矢印Aの方向にはそれ
以上回転しないように回り止め機構(図示せず)が配置
されている。
【0033】ここで、左右のロープ13、14および中
央のロープ20は、支持アーム51、52の間に支持さ
れているロープガイドローラ57の下側に巻き掛けら
れ、これによってレーキ先端側に案内されている。そし
て、レーキの鋤刃56の支点軸55の上方位置を迂回し
て、その下端部分58に連結されてている。
【0034】この構成のレーキ5は、3本のロープ1
3、14、20によって吊り下げられているので、これ
らの張力によって、レーキを構成している本体枠54お
よび鋤刃56は、図5(A)に示す状態に保持される。
この状態では、鋤刃56が、スクリーンバー3に対し
て、斜め上方に傾斜し、本体枠54はスクリーンバー3
に対してほぼ直角な姿勢となっている。この状態のレー
キ5をスクリーンバー3に沿って上昇させれば、スクリ
ーン3の表面から塵を掬い上げることができる。したが
って、この状態がレーキ5の「閉口姿勢」である。
【0035】ここで、図5(B)に示すように、中央の
ロープ20の下端部分は、左右のロープ13、14と同
様にレーキ5に対して連結されていると共に、レーキ5
の姿勢を変更可能なリンク機構30にも連結されてい
る。このリンク機構30は連結金具31を備え、この上
端がロープ20に連結されている。連結金具31の下端
は回転自在に第1のリンク32に連結され、第1のリン
ク32の下端は、回転自在に、第2のリンク33に連結
されている。この第2のリンク33の他方の端は二股に
分岐しており、分岐した一方の端は回転自在に、レーキ
の本体枠54に連結され、他方の端は、第4のリンク3
4の先端に回転自在に連結されている。この第4のリン
ク34の他端は、レーキの鋤刃56におけるロープ連結
位置58に対して回転自在に連結されている。
【0036】このように構成した本例においては、左右
のロープ13、14をそのままに保持して、中央のロー
プ20のみを引き上げると、リンク機構30の働きによ
り、まず、鋤刃56が、その支点軸55を中心として矢
印B方向に強制的に回転させれらる。鋤刃56のB方向
への回転量は、不図示の回り止め機構によって規制さ
れ、図5(C)で示すように、レーキの本体枠54と平
行な状態で止まる。この状態から、更にロープ20が引
き上げられると、リンク機構30の働きにより、本体枠
54および鋤刃56は、一体となって、本体枠先端の支
点軸53を中心として矢印B方向に旋回する。この結
果、図5(C)において想像線で示すように、スクリー
ン3に対して略平行に立った姿勢となる。この姿勢のレ
ーキ5を引き上げても、スクリーン上の塵を掬い上げる
ことができない。また、図5(A)に示す開口状態のレ
ーキ5の上に溜まっている掬い上げた塵は、図5(C)
に示す姿勢にすることにより放出される。したがって、
この姿勢がレーキの「開口姿勢」である。
【0037】次に、図6を参照して、バランス機構9の
構造を説明する。バランス機構は左右に形成されている
が、同一構成であるので、アーム12の側のバランス機
構を説明する。本例のバランス機構9は、車体4の支持
壁4Cの側面に取り付けたブラケット91によって回転
自在に支持されているガイドローラ92と、これの下側
を通して巻き掛けられた連結部材93とを備えている。
連結部材93の一方の端は、連結金具94によって、ス
イングアーム72の下面に連結されている。連結部材9
3の他方の端は、連結金具95によって、支持アーム8
4の下面に連結されている。これらの連結位置は、支点
軸73よりも後方側とされている。
【0038】各アーム72、84は、その先端側に下方
に向かう力が常時作用している。したがって、支点軸7
3を中心として矢印Cの方向に旋回する旋回力が作用し
ている。本例では、バランス機構9によって、支点軸7
3よりも後方側の位置において、一方のアームの旋回力
によって、他方のアームの旋回力を抑制する方向に力を
作用させている。したがって、相互の旋回力により、相
互のアームに作用する力の平衡状態が形成される。よっ
て、力学的に安定した構成を実現できる。
【0039】(塵の掬い上げ、および排出動作)このよ
うに構成した本例の走行式除塵機1の塵の掬い上げ動
作、および掬い上げて車体内のバケットに回収した塵を
外部へ排出する動作を説明する。
【0040】除塵機1は、初期状態において、3本のロ
ープ13、14、20を巻き取ることにより、アーム1
1、12の先端のレーキ5を引き上げた状態としてあ
る。この状態で、除塵機1をスクリーンバー3の所定の
位置まで移動して停止させ、しかる後に、ロープ13、
14、20を繰り出す。これにより、アーム11、12
が伸びて、その先端のレーキ5がスクリーンバー3に沿
って降下する。ここで、スクリーンバー3と、レーキ5
の間隔を調整したい場合には、スイングアーム71、7
2を所定の角度だけ旋回すればよい。この動作に応じ
て、アーム11、12が揺動して、その先端に連結され
ているレーキ5が、スクリーンバー3に対して接近、あ
るいは離れる方向に移動する。この状態を、図2におい
て想像線で示してある。したがって、本例では、レーキ
5を任意の位置で昇降させることができ、また、任意の
開口幅で、塵を掬うことができる。
【0041】また、中央のロープ20を支持アーム23
によって引き上げると、図5において説明したように、
レーキ5を、開口姿勢から閉口姿勢に切り換えることが
できる。ロープ20の引上げ量を調整することにより、
これらの姿勢の間の姿勢にもすることができる。したが
って、図2において想像線Dで示すように、塵を掬い上
げたレーキ5を上端まで移動した後、閉口姿勢に切り換
えることにより、レーキ5に捕捉されている塵を、簡単
に、バケット45内に放出することができる。また、レ
ーキ5の昇降が円滑に出来ない場合等においても、開口
姿勢から閉口姿勢に切り換えることにより、レーキの昇
降を速やかに行うことができる。
【0042】レーキによって掬い上げられた塵は、バケ
ット4a内に回収される。バケットの底面はコンベヤ4
bによって規定されており、コンベアを駆動することに
より、外部に排出できる。本例では、上記のように、車
体43を浮上させて、横方向に旋回することができる。
したがって、塵の排出位置に応じた高さに車体43を浮
上させ、この状態で排出位置にコンベヤが向かう状態ま
で横方向に旋回させれば、バケット内の塵を、希望する
場所に排出できる。
【0043】また、本例においては、車体43と第2の
架台42の間に配置した台車404を前後に移動するこ
とのにより、これらの浮上動作を行うようにしている。
すなわち、本例では、車体の浮上機構と架台42の前側
の旋回用前輪の浮上機構とを、台車404およびその駆
動シリンダ401を中心に構成される簡単な機構によっ
て実現できると利点がある。
【0044】さらには、本例では、車体43を浮上させ
るための旋回中心である旋回用後輪の車軸線47A上
に、横方向の旋回中心420を位置させてある。このよ
うに上下、左右の旋回中心を規定してあるので、走行式
除塵機が傾斜地などにおいて傾斜した姿勢となっていて
も、また、車体の浮上にもかかわらず旋回動作を支障無
く円滑に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走行式除
塵機は、塵回収部であるバケットを備えた車体を浮上さ
せて、車幅方向に旋回できる構成を備えている。したが
って、車体内に回収した塵を、希望する方向に位置して
いる排出場所に排出することができる。また、排出場所
の高さ、方向が異なる場合でも、車体の浮上位置、車幅
方向の旋回量を変更することにより、希望する排出場所
に対して車体の塵排出口を向けることができる。さらに
は、本発明では、車体を浮上させるための旋回用後輪の
車軸線上の位置に、車体を車幅方向に旋回させるための
旋回中心を位置させている。したがって、走行式除塵機
が傾斜地において傾斜した姿勢となっていても、また、
車体の浮上にもかかわらず車体の旋回動作を支障なく円
滑に行うことができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a generator for a hydroelectric power plant.
Captured by a screen bar placed at the water intake, etc.
Related to a dust remover that scoops up and removes dust
You. More specifically, a traveling dust remover equipped with traveling wheels
In addition, it has a function to levitate and turn the dust remover body,
Dust collected inside can be easily discharged to the designated place
About what you did. 2. Description of the Related Art Water intake for generators of hydroelectric power plants and the like
Etc. to capture dust contained in the incoming water
, A screen bar is arranged. And this
A dust remover is used to remove dust trapped in the clean bar.
used. Dust removers other than those that are fixedly arranged
In addition, a traveling type equipped with traveling wheels is known. [0003] This traveling type dust remover has a rail or a railless rail.
Or stop at any position.
There is a type of running at intervals. Any type of traveling dust removal
Machine, stop at a predetermined position and
Raise and lower the rake along the surface of the
Scoop up dust that is removed. Leh
The dust that has been scooped up by the
The bell that collects in the bucket
It can be discharged to the outside by a conveyor
You. [0004] However, the conventional
The dust remover has the following problems. That is,
The collected dust in the bucket inside the dust remover body is
It is possible to discharge to the outside by the carrier.
Dust is discharged to the external target location by the belt conveyor
Can be difficult to do. For example, the height of the discharge location
If the discharge location is higher than the belt conveyor,
If it is not in the direction of dust discharge by the conveyor,
Or use another power machine to discharge the dust.
I need it. An object of the present invention is to solve such problems.
Lift and swivel the dust remover body to
Dust in the desired direction at a height
It is an object of the present invention to propose a traveling type dust remover capable of performing the following. [0006] The present invention has been made to solve the above-mentioned problems.
For this purpose, the present invention includes a front traveling wheel and a rear traveling wheel.
Along the screen bar installed in irrigation canals, etc.
Raise and lower the rake and scoop the dust caught on the screen
The following configuration is adopted for the traveling dust remover that lifts and removes
So that the body of the dust remover can be lifted and turned.
I have. That is, the second wheel supported by the rear wheels
1 frame, and the front and rear sides of the vehicle are for turning
While being supported by front wheels and turning rear wheels,
The part including the turning rear wheel rides on the first gantry.
The second base is raised and the front wheels are
And the rear side is turned by the turning rear wheel.
A configuration including a supported vehicle body is employed. Ma
Turn the vehicle up and down around the axle of the rear wheel for turning
By doing so, the front side of the vehicle body is
Switch to the supported state and the floating state supported by the second stand.
The levitation mechanism to be replaced and the levitation mechanism
And the second mount is moved around the axle line of the rear wheel for turning.
Turn in the opposite direction to the turning direction of the body by the body levitation mechanism
The front side of the gantry is supported by the turning front wheel
To switch between the suspended state and the floating state supported by the car body
A configuration having a repurposed wheel levitation mechanism is adopted. Further
In the, the body that has been levitated by the body levitation mechanism,
With the position on the axle line of the turning rear wheel as the turning center, the vehicle width direction
A structure having a turning mechanism for turning in the opposite direction is employed. [0007] In the normal running state, or in the dust scooping state
, A first frame, a second frame, and a dust remover body
The traveling type dust remover, consisting of
And are supported by the rear wheels. In other words, traveling dust removal
On the front side of the aircraft, the front wheels for running
After landing, the second gantry is supported by the vehicle body, and the turning front wheel is
In a state of ascent. On the rear side, the vehicle body and the second
The first gantry supporting the platform is supported by the rear wheels for traveling.
Is held. Therefore, one of the front and rear wheels
By driving, the traveling dust remover can travel. In this state, using the vehicle body levitation mechanism
When the front side of the vehicle body is levitated, the front wheels for traveling rise,
The front side of the vehicle body is supported by the second gantry.
You. At this time, the wheel for turning is lifted in conjunction with this floating operation.
The mechanism causes the second gantry to pivot downward,
The mounted front wheel for turning is landed. I
Therefore, if the turning mechanism is driven in this state, the second
The gantry pivots at the rear axle position of the rear turning wheel.
As a center, it can be turned sideways (vehicle width direction)
Wear. Here, change the flying height of the vehicle body by the vehicle levitation mechanism.
Can change the height of the turning car body.
it can. In addition, to change the amount of turning by the turning mechanism
Thus, the turning position of the vehicle body can be changed. Hope
Dust can be discharged at the height and in the desired direction
it can. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
explain. (Overall Configuration) FIGS. 1 and 2 show the present invention.
1 shows the overall configuration of the embodiment. Traveling dust remover of this example
1 is located in the generator water intake 2 of the hydroelectric power plant
Scoop up and remove the dust trapped on the screen bar 3
It is for doing. The dust remover 1 of this embodiment is of a traveling type,
A dust remover body 4 attached to each running wheel, and a screen
Rake (rake device) to scoop up dust from member 3
5 and support the rake 5 to perform operations such as lifting and lowering.
It is basically composed of a supporting mechanism 6. On the body 4
Has a bucket 4a for storing the scooped dust
Have been. This bottom part is defined by the conveyor 4b.
The dust collected here is collected by the conveyor 4b.
Can be discharged to the outside. (Structure of the dust remover body) Referring to FIGS.
The configuration of the dust remover main body 4 in this example will be described. First, as shown in FIGS. 3A and 3B,
The dust remover main body 4 includes a first mount 41 and a second mount 42.
And a box-shaped vehicle body 43 having a driver's seat 43A at the rear end.
It is basically configured. The first gantry 41
After the two sets of running, spaced apart in the front-rear direction
Supported by wheels 44R, 44L and 45R, 45L
Have been. On the axle 451 of the rear wheels 45R and 45L,
Rotated from the traveling motor 453 via the speed reduction mechanism 452
Is transmitted. The second mount 42 is
The front and rear sides of the vehicle body are front turning wheels 46, respectively.
R, 46L and turning rear wheels 47R, 47L.
Is held. The rear portion of the second base 42 is
I was riding on the upper surface of one of the pedestals 41
The rear end of the part is the axle 47A of the turning rear wheels 47R, 47L.
Are rotatably connected to the On the other hand, the vehicle body 43 has
Protruded downward from the front position from the middle of the rear direction
The support bracket 48a is attached in this state, and
The pair of left and right running front wheels 48R and 48L are rotatably
It is attached. These running front wheels 48R and 48L are located
So that it does not interfere with the second frame 42
Has an opening 42a. The rear side of the vehicle body 43
, The axle support bracket 47a
And the rear wheels 47R and 47L for turning
It is mounted so that it can rotate around the axle line 47A.
You. Next, between the vehicle body 43 and the second gantry 42
Consists of a levitation mechanism for the body and a levitation mechanism for the front wheels for turning.
Have been. As shown in FIG. 3, the second mount 42 includes
Floating drive cylinder 40 substantially horizontally in the front-rear direction
1 and the rear end thereof is attached to the gantry 42.
You. The tip of the operating rod 402 on the front side of the cylinder 401
At the end, a carriage 404 on which a floating drive roller 403 is mounted
Are connected. This cart 404 is one set before and after
Supported by a total of four rotatable wheels 405
A frame 406 is provided.
Therefore, the roller 403 is centered on a rotation shaft extending left and right.
It is rotatably supported. By driving the cylinder 401
By expanding and contracting the operating rod 402, the carriage 404
Can be moved back and forth. Here, the wheels 405 of the carriage 404 roll.
The surface 42b of the second gantry 42 is flat and flat.
I have. On the other hand, the roller 403 of the carriage 401 rolls
The shape of the rear surface 43b of the vehicle body 43 is
It has a shape cross section. Therefore, the movement of the carriage 401
As a result, the roller 403 moves to the flat top surface 43
Rolling from c along the inclined surface 43d. On the other hand, a position adjacent to the rear surface 43b of the vehicle body 43
The support bracket 407 attached to the vehicle body
The L-shaped lever 408 is centered around the bent part.
It is supported so as to be able to turn. To this lever 408
The lower end of the arm extending downward is provided with an engaging roller 4.
09 is rotatably mounted. Also, lever 40
8 are connected to the connecting bar 410 at the tip of the horizontally extending arm.
Is connected to the second carriage 42. here,
At the rear end of the carriage 401, an engaging row for this lever is provided.
An engagement plate 411 that can be engaged with the
You. Next, referring also to FIG.
The turning mechanism for turning will be described. Turn the vehicle body 43 sideways
The turning center 420 for turning is provided by turning rear wheels 47R, 4R.
The center bearing 421 arranged at the center in the vehicle width direction of 7L
It is prescribed. This center bearing 421 is
It is fixed to the upper surface of the carriage 41. On the first carriage 41
Movement of the left and right turning rear wheels 47R, 47L on the surface 41a.
An arc-shaped rolling surface is formed over the range. On the other hand, it is attached to the front side of the second
The turning front wheels 46R and 46L are separated from FIG.
As described above, the directions of the axles are aligned with the turning center 4 described above.
It is arranged to face 20. Before these turns
The right front wheel 46R of the wheels is a driving wheel, and is a turning model.
The rotation of the motor 422 is transmitted via the speed reduction mechanism.
It has become. (Levitating and Swinging Operation of Dust Remover Body)
Floating of the vehicle body 43 in the constructed traveling type dust remover 1 of this example
The upward turning operation will be described. In a normal state, the vehicle body 4
3 has a front side supported by running front wheels 48R and 48L.
The rear side includes turning rear wheels 47R, 47L and the first
With the rear wheels 45R and 45L for traveling through the carriage 41
Supported. In addition, the 2nd stand rises from the ground
Therefore, it is supported on the back side of the vehicle body 43, and accordingly
Thus, the turning front wheels 46R and 46L are in a floating state. When the vehicle turns up and down, it is in this state.
By driving the flying drive cylinder 401,
The cart 404 located between the second carts 42 is moved forward.
Extrude. When the bogie 404 is pushed forward,
The mounted levitation drive roller 403 is mounted on the rear surface 43 of the vehicle.
The roller b rolls from the inclined surface 43d toward the flat surface 43c.
As a result, the vehicle body 43 and the second gantry 42
It is pushed up and down with the axle line 47A as the turning center,
A turning front wheel 46 arranged at the front end of the second mount 42
R, 46L lands. Conversely, the front wheels 48 for traveling
Rises from the traveling road surface G. As a result, the vehicle body 43
State supported on second gantry 42 via carriage 404
become. FIG. 3B shows this state. After the vehicle body 43 is levitated,
Drive the rotation motor 422 to rotate the turning front wheel 46R.
Let it. As a result, as shown in FIG.
420 and a second frame and
Vehicle turns sideways. After the levitation swing, the normal state
When returning to the state, the operation opposite to the above is performed. sand
That is, the second gantry 42 and the vehicle body 43 are
Turn around 0 and return to the original position. next,
By driving the drive cylinder 401, the carriage 404 is pulled backward.
Good. As a result, the body 43 that has floated down descends,
The running front wheel 48 lands. Here, the truck 404 is
Plywood 411 is attached, and when the bogie moves backward,
The engaging plate 411 of the lever contacts the engaging roller 409 of the lever 408.
Or pivot the lever 408 backward. Lever 408
Is connected to the second base 42 via the connection bar 410
Have been. Therefore, the lever 408 pivots backward.
Then, the second gantry 42 is raised and the turning front wheel 4
6R and 46L float up to the floating state. This result
As a result, the main body of the dust remover returns to the normal running state. (Rake support mechanism) Next, referring to FIGS.
In comparison, the structure of other parts in the traveling type dust remover 1 of the present embodiment
Will be described. The rake support mechanism 6 of the present embodiment has a pair of
Existing left and right arms 11, 12 and a pair of left and right wires
Ropes 13 and 14. The left arm 11
An arm guide 111 forming the upper end thereof;
Is mounted inside the arm guide 111 of
Upper and lower arms 112 that are extendable and contractible
Intermediate arm attached to the lower end of the arm
113 and attachable to this arm from the lower end
This is composed of a tip arm 114 which is
The distal end of the distal end arm 114 is connected via a universal joint 15
And the rake 7 is connected. The same applies to the right arm 12
Arm guide 121, upper end arm 122, middle arm
The arm 123 and the tip arm 124
Is connected to the rake 5 via a universal joint 16.
You. The left and right arms 11 and 12 are arm swingers.
It is supported on the side of the dust remover body 4 via the structure 7. This
The arm swing mechanism 7 has an arm guide 11 for each arm.
Swing arms 71, 72 supporting 1, 121
And defines the center of rotation of these swing arms.
The fulcrum shaft 73 is connected to the other end of the swing arm.
Hydraulic cylinders 75 and 76 are provided. Fulcrum shaft 73
Is fixed to the upper end of a support wall 4c formed on the vehicle body 4.
Is held. Also, the cylinders 75 and 76
Fixed on a support bracket 4d formed on the side of the wall 4c
Supported. Further, the swing arms 71 and 72
The upper middle position and the upper end of the arm guide
Connected by connecting rods 77 and 78, respectively.
You. On the other hand, the left and right wire ropes 13 and 14 are
The lower ends are connected to the rake 5 respectively,
The positions inside the cameras 11 and 12 are arranged substantially in parallel with these.
Have been. The lower end of each arm guide 111, 112
The rope guide rollers 81,
82 are arranged, and these rollers are respectively
A state where the roller guide arms 83 and 84 are rotatable at the distal ends.
Supported by. Each wire rope 13 and 14
Wrapped around these rope guide rollers 81, 82,
The vehicle is guided to the side of the vehicle body 4 and installed on the support wall 41 of the vehicle body.
A wire drum 85 constituting the loop winding mechanism 8,
86 and is connected here. The rope winding mechanism 8 includes a wire drum 8
5, 86, and a drive motor 87 as a rotary drive source thereof.
And the rotation from here is reduced and transmitted to the wire drum.
, And a speed reduction mechanism 88 for performing the operation. Here, each roller guide arm 83, 84
Is a fulcrum shaft supported at the upper end of the support wall 41 of the vehicle body 4
It is possible to turn around 73. These rows
The rear end sides of the guide arms 83 and 84 are
Supported by a balance mechanism 9 (see FIG. 6).
You. In this example, the rake 5
Wire to change the opening position and closing position
Connected to the loop 20. This wire rope 20
Are wire ropes 13 and 14 on the left and right as shown in the figure.
And the lower end is connected to the center of the rake 5.
Is tied. The wire rope 20 has an upper end
Side, is wound around the rope guide roller 21
And is guided to the side of the vehicle body 4 and the left and right winding drums
Take-up drums coaxially arranged at an intermediate position between 85 and 86
And is connected thereto. This winding
The drum 22 is integrated with the left and right drums 85 and 86.
Rotate. The rope guide roller 21 is connected to the support arm 2
3 is rotatably supported at the tip thereof.
The arm 23 is connected to the left and right rope guide arms 83 and 84.
It is possible to turn around the fulcrum shaft 73 that defines the turning center.
It is in a state. However, after this support arm 23
The end is connected to a drive cylinder 24, which is
It is possible to turn around the fulcrum shaft 73 by the Linda 24
It is. When the support arm 23 pivots,
The rope guide roller 21 supported on the tip side moves up and down
Swing the rope 20 wrapped around here
Will be moved down. The vertical movement of this rope 20
Therefore, the position of the rake 5 changes from the opening position to the closing position,
Or vice versa. Next, referring to FIG. 5, the dust remover 1 of the present embodiment will be described.
The structure of the part of the rake 5 will be described. Rake 5
L-shaped support arm connected to the lower end of each arm 11, 12
Are supported by the memories 51 and 52. These support
At the ends of the arms 51 and 52, a fulcrum shaft 53 is centered.
And the main body frame 5 having a curved side shape forming the rake.
4 is rotatably supported. The tip of this body frame 54
On the side part, the rake plow blade around the fulcrum shaft 55
56 is rotatably supported. Here, the body frame 54
From the state shown in FIG.
In the direction of arrow A so that it does not rotate any further.
A stop mechanism (not shown) is provided. Similarly, a plow blade
56 also moves in the direction of arrow A about the fulcrum shaft 55.
A detent mechanism (not shown) is arranged to prevent rotation
Have been. Here, the left and right ropes 13, 14 and the middle
The central rope 20 is supported between the support arms 51, 52.
Wrapped around the lower side of the rope guide roller 57
As a result, it is guided to the rake tip side. Soshi
To bypass the position above the fulcrum shaft 55 of the rake plow blade 56
And is connected to the lower end portion 58. The rake 5 of this configuration has three ropes 1
Because it is hung by 3, 14, 20
Due to these tensions, the body frame 54 and the
The plow blade 56 is held in the state shown in FIG.
In this state, the plow blade 56
And the main body frame 54 is inclined obliquely upward.
Is almost at right angles to. In this state
If the key 5 is raised along the screen bar 3,
Dust can be scooped from the surface of the blade 3. But
Thus, this state is the “closed position” of the rake 5. Here, as shown in FIG.
The lower end of the rope 20 is the same as the left and right ropes 13 and 14.
Connected to rake 5 as well as rake 5
Is also connected to the link mechanism 30 that can change the posture of the
You. The link mechanism 30 includes a connection fitting 31.
The end is connected to the rope 20. Lower end of connection fitting 31
Is rotatably connected to the first link 32, and the first link
The lower end of the link 32 is rotatably connected to the second link 33.
Have been. The other end of the second link 33 is forked.
It is branched, and one end of the branch is rotatable,
And the other end is connected to the fourth link 3
4 is rotatably connected to the tip. This fourth phosphorus
The other end of the rope 34 is connected to a rope by a rake plow blade 56.
It is rotatably connected to the position 58. In this embodiment configured as described above, the left and right
Holding the ropes 13 and 14 of the
When only the lock 20 is lifted,
First, the plow blade 56 is moved around its fulcrum shaft 55 by an arrow.
Forcibly rotated in the direction of mark B. B direction of the plow blade 56
Rotation is regulated by a rotation stop mechanism (not shown).
As shown in FIG. 5 (C),
Stop in a state of running. From this state, the rope 20 is further pulled.
When lifted up, the body frame is
The plow blade 54 and the plow blade 56 are integrally formed to support the front end of the body frame.
It turns around the point axis 53 in the direction of arrow B. This result
As a result, as shown by the imaginary line in FIG.
It is in a posture standing almost in parallel with the button 3. This posture
Scoop up the dust on the screen even if you lift
I can't. The opening state shown in FIG.
Fig. 5 (C)
It is released when the posture shown in Fig. 4 is taken. Therefore,
This attitude is the “opening attitude” of the rake. Next, referring to FIG.
The structure will be described. Balance mechanism is formed on the left and right
Have the same configuration, so that the balance machine on the arm 12 side
The structure will be described. The balance mechanism 9 of this example supports the vehicle body 4.
Rotated by bracket 91 attached to the side of wall 4C
A guide roller 92 freely supported and a lower side of the guide roller 92
And a connecting member 93 wound therethrough.
One end of the connecting member 93 is connected to the
It is connected to the lower surface of the inking arm 72. Connecting member 9
The other end of the support arm 8 is connected to the support arm 8 by a connection fitting 95.
4 is connected to the lower surface. These connection positions are
It is on the rear side of the shaft 73. Each of the arms 72 and 84 has a downward
The force toward is always acting. Therefore, the fulcrum shaft 7
A turning force that turns in the direction of arrow C around 3 acts.
ing. In this example, the fulcrum shaft 7 is
At a position on the rear side of 3, the turning force of one arm
The force in the direction to suppress the turning force of the other arm.
Is working. Therefore, mutual turning force causes
An equilibrium of forces acting on each other is formed. Yo
Therefore, a mechanically stable configuration can be realized. (Dust scooping and discharging operation)
Dust scooping motion of the traveling dust remover 1 of this example configured as described above.
Dust collected and collected in a bucket inside the vehicle
The operation of discharging to the outside will be described. In the initial state, the dust remover 1 has three
By winding the loops 13, 14, 20
With the rake 5 at the tip of 1, 12 raised,
You. In this state, the dust remover 1 is
Move to the position and stop, and then rope 13,
Repeat steps 14 and 20. Thereby, the arms 11, 12
Is extended, and the rake 5 at the tip of the
Descend. Here, screen bar 3 and rake 5
If you want to adjust the distance between the swing arms 71 and 7
2 may be turned by a predetermined angle. According to this behavior
Then, the arms 11 and 12 swing and are connected to the tips thereof.
Rake 5 approaching screen bar 3
Or move away. This state is shown in FIG.
Are shown in imaginary lines. Therefore, in this example,
5 can be raised and lowered at any position, and
With the opening width, dust can be scooped. Further, the center rope 20 is connected to the support arm 23.
And as described in FIG. 5,
Switching the rake 5 from the open position to the closed position
it can. By adjusting the amount of pulling of the rope 20,
Postures between these postures can also be used. But
Therefore, as shown by an imaginary line D in FIG.
After moving the rake 5 to the upper end, switch to the closed position
The dust that is trapped in the rake 5
Can be discharged into the bucket 45. Also,
Even if the elevator 5 cannot be moved up and down smoothly,
Raise the rake by switching from the closed position to the closed position.
The descent can be performed quickly. The dust scooped up by the rake
Is collected in the slot 4a. The bottom of the bucket is conveyor 4
b to drive the conveyor
It can be discharged to the outside. In this example, as described above,
The body 43 can be lifted up and swiveled in the lateral direction.
Therefore, the vehicle body 43 is floated at a height corresponding to the dust discharge position.
And in this state, the conveyor moves to the discharge position.
If you turn in the horizontal direction, dust in the bucket
Can be discharged to the place. In this embodiment, the vehicle body 43 and the second
The carriage 404 arranged between the pedestals 42 can be moved back and forth.
Therefore, these floating operations are performed.
That is, in this example, the levitation mechanism of the vehicle body and the front side of the gantry 42
The bogie 404 and its drive
With a simple mechanism composed of the dynamic cylinder 401,
There is an advantage if it can be realized. Further, in this embodiment, the vehicle body 43 is raised
On the axle line 47A of the turning rear wheel that is the turning center for
, The center of rotation 420 in the horizontal direction is located. This
As the upper, lower, left and right turning centers are specified,
The dust remover is in an inclined position on slopes
Also, there is no hindrance to turning movement despite the body lifting
It can be done smoothly. As described above, the traveling type filter according to the present invention can be used.
The dust machine lifts the vehicle body equipped with a bucket
In addition, the vehicle can be turned in the vehicle width direction. But
Place the collected dust in the vehicle in the desired direction.
Can be discharged to the discharge location where it is located. Also, the discharge location
Height and vehicle width, even if the height and direction of the vehicle are different
By changing the turning amount in the direction, the desired discharge location
The dust outlet of the vehicle body can be directed to the vehicle. further
According to the present invention, the turning rear wheel for lifting the vehicle body is
To turn the vehicle body in the vehicle width direction at a position on the axle line.
The turning center is located. Therefore, a traveling dust remover
Is in an inclined position on a slope,
A circle that does not hinder the turning motion of the vehicle body despite the rising of the vehicle body
It can be done smoothly.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である走行式除塵機の構
成を示す概略正面図である。
【図2】図1の除塵機の概略側面図である。
【図3】図1の除塵機における車体の浮上機構および旋
回機構を説明するための図であり、(A)はその概略平
面図、(B)はその概略側面図である。
【図4】図1の除塵機における車体の旋回中心を規定す
る部分の構成を示す図であり、(A)はその概略平面
図、(B)はその概略正面図、(C)はその概略側面図
である。
【図5】図1の除塵機のレーキの姿勢変更のための機構
を示す図であり、(A)はレーキが開口姿勢にある状態
を示す説明図、(B)はレーキの姿勢を変更するための
リンク機構の部分を示す説明図、(C)はレーキが閉口
姿勢に切り換わる状態を示す説明図である。
【図6】図1の除塵機のバランス機構を示す概略側面図
である。
【符号の説明】
1・・・除塵機
3・・・スクリーンバー
4・・・車体
4a・・・バケット
4b・・・コンベヤ
5・・・レーキ
6・・・支持機構
7・・・アーム揺動機構
11、12・・・昇降用ロープ
13、14・・・伸縮自在なアーム
20・・・姿勢変更用ロープ
41・・・第1の架台
42・・・第2の架台
43・・・車体
43b・・・平坦面
43c・・・傾斜面
44R、44L、45R、45L・・・走行用後輪
46R、46L・・・旋回用前輪
47A・・・車軸線(上下方向の旋回中心)
47R、47L・・・旋回用後輪
48R、48L・・・走行用前輪
401・・・旋回用駆動シリンダ
404・・・台車
403・・・旋回駆動ローラ
420・・・横方向の旋回中心BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic front view showing a configuration of a traveling dust remover according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic side view of the dust remover of FIG. 3A and 3B are views for explaining a levitation mechanism and a turning mechanism of a vehicle body in the dust remover of FIG. 1, wherein FIG. 3A is a schematic plan view and FIG. 3B is a schematic side view. 4A and 4B are diagrams showing a configuration of a portion defining a turning center of a vehicle body in the dust remover of FIG. 1, wherein FIG. 4A is a schematic plan view, FIG. 4B is a schematic front view, and FIG. It is a side view. 5A and 5B are diagrams illustrating a mechanism for changing the position of the rake of the dust remover in FIG. 1, wherein FIG. 5A is a diagram illustrating a state in which the rake is in an open position, and FIG. (C) is an explanatory view showing a state in which the rake is switched to a closing position. FIG. 6 is a schematic side view showing a balance mechanism of the dust remover of FIG. 1; [Description of Signs] 1 ... Dust remover 3 ... Screen bar 4 ... Car body 4a ... Bucket 4b ... Conveyor 5 ... Rake 6 ... Support mechanism 7 ... Arm swing Mechanisms 11 and 12 Lifting ropes 13 and 14 Telescopic arm 20 Flexible posture changing rope 41 First gantry 42 Second gantry 43 Vehicle body 43b ... flat surface 43c ... inclined surfaces 44R, 44L, 45R, 45L ... running rear wheels 46R, 46L ... turning front wheels 47A ... axle axis (vertical turning center) 47R, 47L ··· Rear wheel for turning 48R, 48L ··· Front wheel for traveling 401 ··· Drive cylinder for turning 404 ··· Truck 403 ··· Rotating drive roller 420 ··· Center of turning in the lateral direction
Claims (1)
水路等に設置されているスクリーンバーに沿ってレーキ
を昇降して当該スクリーンに捕捉された塵を掬い上げて
除去する走行式除塵機において、 前記走行用後輪によって支持されている第1の架台と、 車体前方側および後方側がそれぞれ旋回用前輪および旋
回用後輪によって支持されていると共に、当該旋回用後
輪を含む部分が前記第1の架台の上に乗り上げている第
2の架台と、 前方側が前記走行用前輪によって支持されていると共
に、後方側が前記旋回用後輪によって支持されている車
体と、 前記車体を前記旋回用後輪の車軸線を中心として上下に
旋回させることにより、当該車体の前方側を、前記走行
用前輪で支持した状態および前記第2の架台で支持した
浮上状態に切り換える車体浮上機構と、 前記車体浮上機構に連動して、前記第2の架台を前記旋
回用後輪の車軸線を中心として、前記車体浮上機構によ
る車体の旋回方向とは逆方向に旋回させることにより、
当該架台の前方側を、前記旋回用前輪で支持した状態お
よび前記車体で支持した浮上状態に切り換える旋回用車
輪浮上機構と、 前記車体浮上機構によって浮上状態になった車体を、前
記旋回用後輪の車軸線上の位置を旋回中心として、車幅
方向に旋回させる旋回機構と、 を有することを特徴とする走行用除塵機。(57) [Claims] [Claim 1] It has a front wheel for running and a rear wheel for running, and raises and lowers a rake along a screen bar installed in an irrigation channel or the like to remove dust captured by the screen. In a traveling dust remover that scoops up and removes, a first gantry supported by the traveling rear wheel, and a vehicle front side and a rear side are supported by a turning front wheel and a turning rear wheel, respectively. A second frame on which a portion including a turning rear wheel rides on the first frame; a front side supported by the running front wheel; and a rear side supported by the turning rear wheel. A vehicle body, by turning the vehicle body up and down about the axle axis of the turning rear wheel, so that the front side of the vehicle body is supported by the traveling front wheels and supported by the second gantry; A vehicle body levitation mechanism that switches to a floating state, and the second gantry is linked to the vehicle body levitation mechanism in a direction opposite to a turning direction of the vehicle body by the vehicle body levitation mechanism around an axle axis of the turning rear wheel. By turning to
A turning wheel levitation mechanism for switching a front side of the gantry between a state supported by the turning front wheel and a floating state supported by the vehicle body; and And a turning mechanism for turning the vehicle in the vehicle width direction around a position on the axle line of the vehicle as a turning center.
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JP22726894A JP3509950B2 (en) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | A traveling dust remover equipped with a body levitation turning mechanism |
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JPH0868038A JPH0868038A (en) | 1996-03-12 |
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- 1994-08-29 JP JP22726894A patent/JP3509950B2/en not_active Expired - Fee Related
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