JP3503985B2 - New triphenylene derivatives - Google Patents

New triphenylene derivatives

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JP3503985B2
JP3503985B2 JP06109494A JP6109494A JP3503985B2 JP 3503985 B2 JP3503985 B2 JP 3503985B2 JP 06109494 A JP06109494 A JP 06109494A JP 6109494 A JP6109494 A JP 6109494A JP 3503985 B2 JP3503985 B2 JP 3503985B2
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雅之 根来
正樹 岡崎
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は液晶材料として有用な新
規な化合物であるトリフェニレン誘導体に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、液晶表示素子はワードプロセッサ
ー、パーソナルコンピューター、テレビなどに広く用い
られるようになり、それに関連する素材、装置などの産
業活動が活発に行われている。液晶表示材料の根本をな
す素材である液晶化合物についても活発な開発研究が行
われ、数多くの化合物が開発されてきた。これらの化合
物は、表示素子に限らず種々の用途の開発に向け利用が
考えられている。従来からよく知られ、利用されている
棒状の液晶化合物に加え、最近では円盤状の液晶化合
物、いわゆるディスコティック液晶化合物が注目を浴び
るようになった。 【0003】ディスコティック液晶化合物として代表的
なものは、C.Destradeらの研究報告〔Mol. Cryst. Liq.
Cryst. 71巻、111頁(1981年)〕に記載され
ているように、例えばベンゼン誘導体、トリフェニレン
誘導体、トルキセン誘導体、フタロシアニン誘導体等が
挙げられ、一般的にこれらを分子の中心の母核とし、直
鎖のアルキル基やアルコキシ基、置換ベンゾイルオキシ
基等がその側鎖として放射状に置換された構造である。
なかでもトリフェニレン誘導体は、光学素子として利用
する上で好ましいモノドメイン性の液晶相であるディス
コティックネマティック相を形成し易く、魅力のある化
合物である。 【0004】ところで、液晶の代表的な構造である棒状
の化合物において知られているように、その構造の微妙
な違いで、形成される液晶相及び各相間の転移温度はし
ばしば著しく変化する。このことは、棒状液晶化合物に
限られることではなく、ディスコティック液晶化合物に
おいても同様である。必要とする液晶相、各相間の転移
温度は、目的とする素子によって異なる。従って、多種
多様な化合物を用意することにより初めて選択の幅を広
げることができ、種々の目的に対応することが可能にな
る。しかしながら、ディスコティック液晶化合物におい
ては、未だ多くの化合物が知られるには至っておらず、
このことは特に魅力のある化合物であるトリフェニレン
誘導体においても同じである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は液晶材料として有用な新規なトリフェニレン誘導体を
提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究を重
ねた結果、式(1)で表される化合物により本発明の目
的が達成できることを見出した。 一般式(I) 【0007】 【化2】 【0008】R1 およびR2 は同一でも異なってもよ
く、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基を表わす。Arはアリール基を表わす。Yは
酸素原子、硫黄原子を表わす。mは1〜5の整数を表わ
す。 【0009】以下に、一般式(I)について詳細に説明
する。R1 およびR2 は同一でも異なってもよく、それ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素
原子)、アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル)、アルコキシ基(例えば、メト
キシ、エトキシ、2−メトキシエトキシ)を表す。Ar
のアリール基は炭素数6〜46が好ましく、例えばフェ
ニル、ナフチルが挙げられる。Yは酸素原子、硫黄原子
を表す。mは1〜5の整数を表す。 【0010】一般式(I)で表わされる化合物のうち好
ましくは、下記一般式(II)で表わすことができる。 一般式(II) 【0011】 【化3】 【0012】R1 およびR2 は一般式(I)における各
々と同義である。R3 はハロゲン原子(例えば、塩素原
子、臭素原子)、アルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、t−ブチル、t−ア
ミル、t−オクチル)、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ、2−メトキシエトキシ)、シアノ基を表
す。Yは酸素原子、硫黄原子を表す。mは1〜5の整数
を表し、nは0または1〜5の整数を表す。nが2〜5
の時、複数のR3 は互いに同一でも異なってもよい。 【0013】R1 、R2 として好ましくは、水素原子、
アルキル基、アルコキシ基が挙げられ、より好ましく
は、水素原子、炭素数1〜15のアルキル基である。R
3 としては、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ
基、シアノ基が好ましく、より好ましくは、炭素数1〜
15のアルキル基(例えばt−アミル基)、ハロゲン原
子である。好ましいYとしては酸素原子が挙げられる。
mは1〜4が好ましく、より好ましくは2〜4の整数で
ある。nは1〜5が好ましく、より好ましくは2〜3の
整数である。 【0014】以下に、一般式(I)で表わされる本発明
の化合物の具体例を示すが、これによって本発明が限定
されることはない。具体例は、一般式(I)の置換基R
を具体的に示す。 【0015】 【化4】【0016】 【化5】 【0017】 【化6】【0018】 【化7】 【0019】 【化8】【0020】 【化9】 【0021】本発明の化合物の合成は、一般的に2,
3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニ
レンと酸塩化物とのエステル化により可能である。エス
テル化反応については、サンドラー、カロ(Sandler, K
aro)著、オーガニック ファンクショナル グループ
プレパレーションズ パート1(Organic Functional G
roup Preparations Part1) 10章、アカデミック プ
レス(Akademic press)1968年刊参照のこと。 【0022】反応に用いる塩基としては、ピリジン、ト
リエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどの3
級アミンから選ぶことができる。好ましい塩基として
は、ピリジンが挙げられる。反応に用いる溶媒として
は、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリ
ル、ピリジンなどの極性溶媒や、クロロホルム、ジクロ
ロメタンなどのハロゲン系溶媒から選ぶことができる。
好ましい溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリル、ピリジンが挙げられ、より好まし
くはピリジンが挙げられる。反応温度は、−80℃〜1
50℃の範囲から選ぶことができる。−10℃〜100
℃の範囲が好ましく、より好ましくは10℃〜50℃の
範囲である。 【0023】原料である、2,3,6,7,10,11
−ヘキサメトキシトリフェニレンの合成法は、Advanced
Material. 2 (1990)No. 2の40頁に記載されて
おり、本発明においては、その処方に準じて合成した。
また、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシ
トリフェニレンについては、同様に上記文献に記載され
ている2,3,6,7,10,11−ヘキサアセトキシ
トリフェニレンの合成法の途中で添加される無水酢酸を
入れずに後処理を行ない、同様の収率で目的物を得た。 【0024】 【実施例】以下、実施例をもって本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発
明の液晶化合物は、一般に下記の経路で合成した。すな
わち、ヘキサヒドロキシトリフェニレンの合成と酸塩化
物の合成及びそれらの縮合であり、本発明のTP−1の
合成経路を下記に例示する。 【0025】 【化10】 【0026】以下に、本発明の液晶化合物の合成方法
を、TP−1を例にとり具体的に説明する。 2,3,6,7,10,11−ヘキサメトキシトリフェ
ニレン(TP−A)の合成 氷冷した2リットルの三口フラスコに、150gの塩化
第二鉄と氷水135mlを入れ、完全に溶解した後、30
kgのベラトロールを添加した。メカニカルスターラーで
激しく攪拌しながら、濃硫酸490mlを徐々に添加し
た。12時間後、この反応混合物を3リットルの氷水中
に注ぎ、3時間後析出物を濾過し、TP−Aの粗結晶1
3g(43%)を得た。 【0027】2,3,6,7,10,11−ヘキサヒド
ロキシトリフェニレン(TP−B)の合成 TP−A 10.3gを50mlのジクロロメタンに懸濁
させ、三臭化ホウ素15.5mlを徐々に添加した。2時
間後、氷水500ml中に注ぎ、これを2.5リットルの
酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、セ
ライト濾過を行なった。溶媒を減圧濃縮後、濃縮物をア
セトニトリルとジクロロメタンの混合溶媒から再結晶
し、TP−Bを7.5g(92%)得た。 【0028】α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキ
シ)−酢酸(TP−1C)の合成 500mlの三口フラスコに、2,4−ジ−t−アミルフ
ェノール25g、α−ブロモ酢酸15g、炭酸カリウム
20g及びN,N−ジメチルアセトアミド100mlを入
れ、120℃で5時間攪拌した。冷却後、反応混合物を
水200mlに注ぎ、塩酸で酸性にした後、300mlの酢
酸エチルで抽出し、水100mlで2回洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、ろ過を行い溶媒を減圧留去
し、TP−1Cを24g(82%)得た。 【0029】2,3,6,7,10,11−ヘキサ(α
−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)−アセチルオ
キシ)トリフェニレン(TP−1)の合成 100mlの三口フラスコに、6.4gのTP−1Cと5
mlの塩化チオニルを入れ、2時間加熱還流した。反応終
了後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。これに、
0.7gのTP−Bと20mlのピリジンを添加し、40
℃で4時間攪拌した。減圧下、過剰のピリジンを留去
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製
しTP−1を3.15g(80%)得た。 【0030】TP−1の同定データ IR(cm-1) :2960、2925、2875、1795、1770、1620、
1600、1500、1480、1460、1420、1400、1380、1360、12
95、1250、1220、1200、1150、1120、1100、1090、101
0、920 、890 、810 、780 【0031】TP−3、TP−8、TP−11、TP−
31もTP−1と同様の処方で合成した。以下にそれぞ
れの合成方法を具体的に示す。 【0032】TP−3の合成 α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)−ブタン酸
(TP−3C)の合成500mlの三口フラスコに、2,
4−ジ−t−アミルフェノール25g、4−ブロモブタ
ン酸18g、炭酸カリウム20g及びN,N−ジメチル
アセトアミド100mlを入れ、120℃で5時間攪拌し
た。冷却後、反応混合物を水200mlに注ぎ、塩酸で酸
性にした後、300mlの酢酸エチルで抽出し、水100
mlで2回洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ
過を行い溶媒を減圧留去し、TP−3Cを25g(80
%)得た。 【0033】2,3,6,7,10,11−ヘキサ(γ
−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)−ブタノイル
オキシ)トリフェニレン(TP−3)の合成 100mlの三口フラスコに、6.4gのTP−3Cと5
mlの塩化チオニルを入れ、2時間加熱還流した。反応終
了後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。これに、
0.7gのTP−Bと20mlのピリジンを添加し、40
℃で4時間攪拌した。減圧下、過剰のピリジンを留去
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製
しTP−3を3.2g(75%)得た。 【0034】TP−3の同定データ IR(cm-1) :2960、2950、2900、2875、1765、1620、
1600、1500、1475、1460、1450、1420、1400、1380、13
60、1295、1245、1220、1200、1150、1120、1100、105
0、1000、960 、920 、895 、810 、780 、750 、670
、650 【0035】TP−8の合成 γ−(4−t−アミル−2−クロロフェノキシ)−ブタ
ン酸(TP−8C)の合成 500mlの三口フラスコに、4−t−アミル−2−クロ
ロフェノール20g、4−ブロモブタン酸18g、炭酸
カリウム20g及びN,N−ジメチルアセトアミド10
0mlを入れ、120℃で5時間攪拌した。冷却後、反応
混合物を水200mlに注ぎ、塩酸で酸性にした後、30
0mlの酢酸エチルで抽出し、水100mlで2回洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過を行い溶媒を
減圧留去し、TP−8Cを24.2g(78%)得た。 【0036】2,3,6,7,10,11−ヘキサ(γ
−(4−t−アミル−2−クロロフェノキシ)−ブタノ
イルオキシ)トリフェニレン(TP−8)の合成 100mlの三口フラスコに、6.4gのTP−8Cと5
mlの塩化チオニルを入れ、2時間加熱還流した。反応終
了後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。これに、
0.7gのTP−Bと20mlのピリジンを添加し、40
℃で4時間攪拌した。減圧下、過剰のピリジンを留去
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製
しTP−8を2.67g(78%)得た。 【0037】TP−8の同定データ IR(cm-1) :2960、2955、2880、1765、1680、1620、
1600、1510、1495、1475、1440、1420、1380、1360、12
90、1260、1220、1200、1140、1120、1090、1060、104
0、880 、810 、780 、720 【0038】TP−11の合成 α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)−プロピオ
ン酸(TP−11C)の合成 500mlの三口フラスコに、2,4−ジ−t−アミルフ
ェノール25g、2−ブロモプロピオン酸15.3g、
炭酸カリウム20g及びN,N−ジメチルアセトアミド
100mlを入れ、120℃で5時間攪拌した。冷却後、
反応混合物を水200mlに注ぎ、塩酸で酸性にした後、
300mlの酢酸エチルで抽出し、水100mlで2回洗浄
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過を行い溶媒
を減圧留去し、TP−11Cを26g(85%)得た。 【0039】2,3,6,7,10,11−ヘキサ(α
−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)−プロパノイ
ルオキシ)トリフェニレン(TP−11)の合成 100mlの三口フラスコに、6.4gのTP−11Cと
5mlの塩化チオニルを入れ、2時間加熱還流した。反応
終了後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。これ
に、0.7gのTP−Bと20mlのピリジンを添加し、
40℃で4時間攪拌した。減圧下、過剰のピリジンを留
去後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精
製しTP−11を3.12g(76%)得た。 【0040】TP−11の同定データ IR(cm-1) :2960、2930、2850、1790、1770、1620、
1600、1500、1475、1460、1410、1400、1380、1360、12
95、1250、1220、1200、1150、1130、1100、1090、101
0、920 、890 、810 、770 【0041】TP−31の合成 α−(4−t−アミルフェノキシ)−酢酸(TP−31
C)の合成 500mlの三口フラスコに、4−t−アミルフェノール
17g、α−ブロモ酢酸15g、炭酸カリウム20g及
びN,N−ジメチルアセトアミド100mlを入れ、12
0℃で5時間攪拌した。冷却後、反応混合物を水200
mlに注ぎ、塩酸で酸性にした後、300mlの酢酸エチル
で抽出し、水100mlで2回洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、ろ過を行い溶媒を減圧留去し、TP−
31Cを19.6g(88%)得た。 【0042】2,3,6,7,10,11−ヘキサ(α
−(4−t−アミルフェノキシ)−アセチルオキシ)ト
リフェニレン(TP−31)の合成 100mlの三口フラスコに、6.4gのTP−31Cと
5mlの塩化チオニルを入れ、2時間加熱還流した。反応
終了後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。これ
に、0.7gのTP−Bと20mlのピリジンを添加し、
40℃で4時間攪拌した。減圧下、過剰のピリジンを留
去後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精
製しTP−31を2.49g(80%)得た。 【0043】TP−31の同定データ IR(cm-1) :2960、2955、2880、1765、1690、1625、
1605、1520、1495、1480、1435、1420、1375、1360、12
90、1260、1220、1195、1140、1110、1080、1050、103
0、880 、810 、780 、740 【0044】参考として、TP−3とTP−8の結晶の
DSC及び偏光顕微鏡観察による相転位温度を示す。 TP−3の相転位温度 結晶相−115℃−液晶相−150℃−等方性液体 TP−8の相転位温度 結晶相−110℃−液晶相−122℃−等方性液体 【0045】 【発明の効果】以上のように、本発明により提供される
新規なトリフェニレン誘導体は、液晶性を示すという特
徴があることがわかった。従って、本発明の化合物は新
規な液晶材料として有用である。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a novel compound useful as a liquid crystal material, a triphenylene derivative. In recent years, liquid crystal display devices have been widely used in word processors, personal computers, televisions, and the like, and industrial activities such as related materials and devices have been actively carried out. Active development research has also been conducted on liquid crystal compounds, which are fundamental materials of liquid crystal display materials, and many compounds have been developed. These compounds are considered to be used not only for display devices but also for various applications. In addition to rod-shaped liquid crystal compounds that have been well known and used, discotic liquid crystal compounds, so-called discotic liquid crystal compounds, have recently attracted attention. A typical discotic liquid crystal compound is described in a research report by C. Destrade et al. [Mol. Cryst. Liq.
Cryst. 71, 111 (1981)], for example, benzene derivatives, triphenylene derivatives, truxene derivatives, phthalocyanine derivatives and the like. It has a structure in which a linear alkyl group, alkoxy group, substituted benzoyloxy group, or the like is radially substituted as a side chain.
Above all, a triphenylene derivative is an attractive compound that easily forms a discotic nematic phase, which is a monodomain liquid crystal phase preferable for use as an optical element. By the way, as is known for a rod-like compound which is a typical structure of a liquid crystal, a delicate difference in the structure often changes a liquid crystal phase to be formed and a transition temperature between the phases. This is not limited to the rod-shaped liquid crystal compound, but the same applies to the discotic liquid crystal compound. The required liquid crystal phase and the transition temperature between the phases differ depending on the target device. Therefore, the selection range can be expanded only by preparing various kinds of compounds, and it is possible to meet various purposes. However, many discotic liquid crystal compounds have not yet been known,
This is the same for the triphenylene derivative, which is a particularly attractive compound. Accordingly, an object of the present invention is to provide a novel triphenylene derivative useful as a liquid crystal material. As a result of intensive studies, the present inventors have found that the object of the present invention can be achieved by the compound represented by the formula (1). General formula (I) R 1 and R 2 may be the same or different and each represents a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group or an alkoxy group. Ar represents an aryl group. Y represents an oxygen atom or a sulfur atom. m represents an integer of 1 to 5. Hereinafter, the general formula (I) will be described in detail. R 1 and R 2 may be the same or different and each represents a hydrogen atom, a halogen atom (eg, chlorine atom, bromine atom), an alkyl group (eg, methyl, ethyl, propyl, butyl, pentyl), an alkoxy group (eg, Methoxy, ethoxy, 2-methoxyethoxy). Ar
The aryl group has preferably 6 to 46 carbon atoms, and examples thereof include phenyl and naphthyl. Y represents an oxygen atom or a sulfur atom. m represents an integer of 1 to 5. Among the compounds represented by the general formula (I), those represented by the following general formula (II) are preferable. General formula (II) R 1 and R 2 have the same meanings as in formula (I). R 3 is a halogen atom (eg, chlorine atom, bromine atom), an alkyl group (eg, methyl, ethyl, propyl, butyl, pentyl, t-butyl, t-amyl, t-octyl), an alkoxy group (eg, methoxy, Ethoxy, 2-methoxyethoxy) and a cyano group. Y represents an oxygen atom or a sulfur atom. m represents an integer of 1 to 5; n represents 0 or an integer of 1 to 5; n is 2-5
At this time, a plurality of R 3 may be the same or different from each other. R 1 and R 2 are preferably a hydrogen atom,
Examples thereof include an alkyl group and an alkoxy group, and more preferably a hydrogen atom and an alkyl group having 1 to 15 carbon atoms. R
As 3 , an alkyl group, a halogen atom, an alkoxy group, and a cyano group are preferable, and more preferably, a group having 1 to 1 carbon atoms.
15 alkyl groups (for example, a t-amyl group) and a halogen atom. Preferred Y includes an oxygen atom.
m is preferably an integer of 1 to 4, more preferably an integer of 2 to 4. n is preferably 1 to 5, more preferably an integer of 2 to 3. Hereinafter, specific examples of the compound of the present invention represented by the general formula (I) are shown, but the present invention is not limited thereto. Specific examples include the substituent R of the general formula (I)
Is specifically shown. Embedded image Embedded image Embedded image Embedded image Embedded image Embedded image The synthesis of the compounds of the present invention generally involves
This is possible by esterification of 3,6,7,10,11-hexahydroxytriphenylene with an acid chloride. For the esterification reaction, see Sandler, K.
aro), Organic Functional Group
Preparations Part 1 (Organic Functional G
roup Preparations Part1) See Chapter 10, Academic press, 1968. The base used in the reaction includes pyridine, triethylamine, diisopropylethylamine and the like.
It can be selected from secondary amines. Preferred bases include pyridine. The solvent used in the reaction can be selected from polar solvents such as N, N-dimethylacetamide, N, N-dimethylformamide, dimethylsulfoxide, acetonitrile, pyridine and the like, and halogen solvents such as chloroform and dichloromethane.
Preferred solvents include N, N-dimethylformamide, acetonitrile, pyridine, and more preferably pyridine. The reaction temperature is from -80 ° C to 1
It can be selected from the range of 50 ° C. -10 ° C to 100
C. is preferred, more preferably in the range of 10C to 50C. 2,3,6,7,10,11
-The synthesis method of hexamethoxytriphenylene is advanced
It is described on page 40 of Material. 2 (1990) No. 2, and in the present invention, was synthesized according to the formulation.
In addition, 2,3,6,7,10,11-hexahydroxytriphenylene was similarly used during the synthesis of 2,3,6,7,10,11-hexaacetoxytriphenylene described in the above document. Post-treatment was carried out without adding acetic anhydride to be added, and the target product was obtained in the same yield. The present invention will be described in detail below with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples. The liquid crystal compound of the present invention was generally synthesized by the following route. That is, the synthesis of hexahydroxytriphenylene, the synthesis of acid chlorides and their condensation, and the synthesis route of TP-1 of the present invention is exemplified below. Embedded image Hereinafter, the method for synthesizing the liquid crystal compound of the present invention will be specifically described using TP-1 as an example. Synthesis of 2,3,6,7,10,11-hexamethoxytriphenylene (TP-A) 150 g of ferric chloride and 135 ml of ice water were put into an ice-cooled 2 liter three-necked flask and completely dissolved. 30
kg of veratrol was added. While vigorously stirring with a mechanical stirrer, 490 ml of concentrated sulfuric acid was gradually added. After 12 hours, the reaction mixture was poured into 3 liters of ice water, and after 3 hours, the precipitate was filtered and crude TP-A crystals 1
3 g (43%) were obtained. Synthesis of 2,3,6,7,10,11-hexahydroxytriphenylene (TP-B) 10.3 g of TP-A was suspended in 50 ml of dichloromethane, and 15.5 ml of boron tribromide was gradually added. Was added. Two hours later, the mixture was poured into 500 ml of ice water, extracted with 2.5 l of ethyl acetate, dried over anhydrous sodium sulfate, and filtered through celite. After the solvent was concentrated under reduced pressure, the concentrate was recrystallized from a mixed solvent of acetonitrile and dichloromethane to obtain 7.5 g (92%) of TP-B. Synthesis of α- (2,4-di-t-amylphenoxy) -acetic acid (TP-1C) In a 500 ml three-necked flask, 25 g of 2,4-di-t-amylphenol, 15 g of α-bromoacetic acid, 20 g of potassium carbonate and 100 ml of N, N-dimethylacetamide were added and stirred at 120 ° C. for 5 hours. After cooling, the reaction mixture was poured into 200 ml of water, acidified with hydrochloric acid, extracted with 300 ml of ethyl acetate and washed twice with 100 ml of water. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the mixture was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 24 g (82%) of TP-1C. 2,3,6,7,10,11-hexa (α
Synthesis of-(2,4-di-t-amylphenoxy) -acetyloxy) triphenylene (TP-1) In a 100 ml three-necked flask, 6.4 g of TP-1C and 5
Then, the mixture was heated under reflux for 2 hours. After completion of the reaction, excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure. to this,
0.7 g TP-B and 20 ml pyridine are added and
Stirred at C for 4 hours. After removing excess pyridine under reduced pressure, the residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 3.15 g (80%) of TP-1. Identification data IR (cm -1 ) of TP-1: 2960, 2925, 2875, 1795, 1770, 1620,
1600, 1500, 1480, 1460, 1420, 1400, 1380, 1360, 12
95, 1250, 1220, 1200, 1150, 1120, 1100, 1090, 101
0, 920, 890, 810, 780 TP-3, TP-8, TP-11, TP-
31 was also synthesized by the same formulation as TP-1. Hereinafter, the respective synthesis methods will be specifically described. Synthesis of TP-3 Synthesis of α- (2,4-di-t-amylphenoxy) -butanoic acid (TP-3C)
25 g of 4-di-t-amylphenol, 18 g of 4-bromobutanoic acid, 20 g of potassium carbonate and 100 ml of N, N-dimethylacetamide were added and stirred at 120 ° C. for 5 hours. After cooling, the reaction mixture was poured into 200 ml of water, acidified with hydrochloric acid, and extracted with 300 ml of ethyl acetate.
Washed twice with ml. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the mixture was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure.
%)Obtained. 2,3,6,7,10,11-hexa (γ
Synthesis of-(2,4-di-t-amylphenoxy) -butanoyloxy) triphenylene (TP-3) In a 100 ml three-necked flask, 6.4 g of TP-3C and 5
Then, the mixture was heated under reflux for 2 hours. After completion of the reaction, excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure. to this,
0.7 g TP-B and 20 ml pyridine are added and
Stirred at C for 4 hours. After removing excess pyridine under reduced pressure, the residue was purified using silica gel column chromatography to obtain 3.2 g (75%) of TP-3. TP-3 identification data IR (cm -1 ): 2960, 2950, 2900, 2875, 1765, 1620,
1600, 1500, 1475, 1460, 1450, 1420, 1400, 1380, 13
60, 1295, 1245, 1220, 1200, 1150, 1120, 1100, 105
0, 1000, 960, 920, 895, 810, 780, 750, 670
Synthesis of TP-8 Synthesis of γ- (4-t-amyl-2-chlorophenoxy) -butanoic acid (TP-8C) In a 500 ml three-necked flask, 4-t-amyl-2-chlorophenol was added. 20 g, 4-bromobutanoic acid 18 g, potassium carbonate 20 g and N, N-dimethylacetamide 10
0 ml was added and the mixture was stirred at 120 ° C. for 5 hours. After cooling, the reaction mixture was poured into 200 ml of water and acidified with hydrochloric acid.
Extracted with 0 ml of ethyl acetate and washed twice with 100 ml of water. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the mixture was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 24.2 g (78%) of TP-8C. 2,3,6,7,10,11-hexa (γ
Synthesis of-(4-t-amyl-2-chlorophenoxy) -butanoyloxy) triphenylene (TP-8) In a 100 ml three-necked flask, 6.4 g of TP-8C and 5
Then, the mixture was heated under reflux for 2 hours. After completion of the reaction, excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure. to this,
0.7 g TP-B and 20 ml pyridine are added and
Stirred at C for 4 hours. After removing excess pyridine under reduced pressure, the residue was purified using silica gel column chromatography to obtain 2.67 g (78%) of TP-8. TP-8 identification data IR (cm -1 ): 2960, 2955, 2880, 1765, 1680, 1620,
1600, 1510, 1495, 1475, 1440, 1420, 1380, 1360, 12
90, 1260, 1220, 1200, 1140, 1120, 1090, 1060, 104
0, 880, 810, 780, 720 Synthesis of TP-11 Synthesis of α- (2,4-di-t-amylphenoxy) -propionic acid (TP-11C) -Di-t-amylphenol 25 g, 2-bromopropionic acid 15.3 g,
20 g of potassium carbonate and 100 ml of N, N-dimethylacetamide were added and stirred at 120 ° C. for 5 hours. After cooling,
The reaction mixture was poured into 200 ml of water and acidified with hydrochloric acid.
Extracted with 300 ml of ethyl acetate and washed twice with 100 ml of water. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the mixture was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 26 g (85%) of TP-11C. 2,3,6,7,10,11-hexa (α
Synthesis of-(2,4-di-t-amylphenoxy) -propanoyloxy) triphenylene (TP-11) In a 100 ml three-necked flask, 6.4 g of TP-11C and 5 ml of thionyl chloride were added and heated for 2 hours. Refluxed. After completion of the reaction, excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure. To this, 0.7 g of TP-B and 20 ml of pyridine were added,
The mixture was stirred at 40 ° C for 4 hours. After removing excess pyridine under reduced pressure, the residue was purified using silica gel column chromatography to obtain 3.12 g (76%) of TP-11. Identification data IR (cm -1 ) of TP-11: 2960, 2930, 2850, 1790, 1770, 1620,
1600, 1500, 1475, 1460, 1410, 1400, 1380, 1360, 12
95, 1250, 1220, 1200, 1150, 1130, 1100, 1090, 101
0,920,890,810,770 Synthesis of TP-31 α- (4-t-amylphenoxy) -acetic acid (TP-31
In a 500 ml three-necked flask, 17 g of 4-t-amylphenol, 15 g of α-bromoacetic acid, 20 g of potassium carbonate and 100 ml of N, N-dimethylacetamide were placed.
Stirred at 0 ° C. for 5 hours. After cooling, the reaction mixture is
After pouring the mixture into acid and acidifying with hydrochloric acid, the mixture was extracted with 300 ml of ethyl acetate and washed twice with 100 ml of water. After drying over anhydrous magnesium sulfate, filtration was performed, and the solvent was distilled off under reduced pressure.
19.6 g (88%) of 31C was obtained. 2,3,6,7,10,11-hexa (α
Synthesis of-(4-t-amylphenoxy) -acetyloxy) triphenylene (TP-31) In a 100 ml three-necked flask, 6.4 g of TP-31C and 5 ml of thionyl chloride were placed, and heated under reflux for 2 hours. After completion of the reaction, excess thionyl chloride was distilled off under reduced pressure. To this, 0.7 g of TP-B and 20 ml of pyridine were added,
The mixture was stirred at 40 ° C for 4 hours. After removing excess pyridine under reduced pressure, the residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 2.49 g (80%) of TP-31. Identification data IR (cm -1 ) of TP-31: 2960, 2955, 2880, 1765, 1690, 1625,
1605, 1520, 1495, 1480, 1435, 1420, 1375, 1360, 12
90, 1260, 1220, 1195, 1140, 1110, 1080, 1050, 103
0, 880, 810, 780, 740 For reference, the phase transition temperatures of crystals of TP-3 and TP-8 by DSC and observation with a polarizing microscope are shown. TP-3 phase transition temperature crystalline phase-115 ° C.-liquid crystal phase-150 ° C.-isotropic liquid Phase transition temperature crystal phase of TP-8-110 ° C.-liquid crystal phase-122 ° C.-isotropic liquid As described above, it has been found that the novel triphenylene derivative provided by the present invention has a characteristic of exhibiting liquid crystallinity. Therefore, the compound of the present invention is useful as a novel liquid crystal material.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−258170(JP,A) 特開 平7−258167(JP,A) 特表 平9−505312(JP,A) 特表 平9−502164(JP,A) 特表 平8−511512(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 69/712 CA(STN) REGISTRY(STN)────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (56) References JP-A-7-258170 (JP, A) JP-A-7-258167 (JP, A) Table 9-9505312 (JP, A) Table 9- 502164 (JP, A) Special Table Hei 8-511512 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) C07C 69/712 CA (STN) REGISTRY (STN)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(I)で表される化合物。 一般式(I) 【化1】 1 およびR2 は同一でも異なってもよく、それぞれ水
素原子、ハロゲン原子、アルキル基およびアルコキシ基
を表わす。Arはアリール基を表わす。Yは酸素原子、
硫黄原子を表わす。mは1〜5の整数を表わす。
(57) [Claim 1] A compound represented by the following general formula (I). General formula (I) R 1 and R 2 may be the same or different and each represent a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group or an alkoxy group. Ar represents an aryl group. Y is an oxygen atom,
Represents a sulfur atom. m represents an integer of 1 to 5.
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