JP3503574B2 - 異常脈拍警報バンド - Google Patents

異常脈拍警報バンド

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JP3503574B2
JP3503574B2 JP2000159134A JP2000159134A JP3503574B2 JP 3503574 B2 JP3503574 B2 JP 3503574B2 JP 2000159134 A JP2000159134 A JP 2000159134A JP 2000159134 A JP2000159134 A JP 2000159134A JP 3503574 B2 JP3503574 B2 JP 3503574B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機及び無線式緊
急通報機、その他無線監視装置等が患者に対して電波障
害が発生するため使用が禁止されている病院、介護施
設、在宅患者宅等で全く電波が発生しない異常脈拍警報
バンドを患者の24時間安全監視目的に提供するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】入院患者、介護施設患者、在宅介護患者
等を24時間安全監視を行う装置については、すでに色
々な方法で多種多様の監視機器等が開発されているわけ
である。しかし従来から使用されている患者監視機器の
全てが高価なものばかりで一般には使用されていないの
が実態となっている。比較的簡単で安価な無線式監視通
報機及びPHS、携帯電話機応用の監視機器等が開発さ
れているが、これら全ての機器が患者に対して電波障害
発生の危険性があるため、全面使用禁止となっているも
のである。その後において患者を安全に、しかも安価な
経費で一般が使用できる24時間監視機器等は開発され
ていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】24時間患者監視装置
が完備されている病院、介護施設等において患者を監視
することは比較的容易なことである。しかし退院患者、
在宅患者、独居老人等の自宅に住む患者を24時間監視
する場合は機械的にも技術的にも大変難しいことが予想
される。自宅に暮らす患者にしても何時身体に不調が生
じるかは自分にも分からないわけである。新しい発想で
患者本人の異常脈拍発生を簡単な腹部装着センサーバン
ドで検出し、その場で患者に危険注意警報を行うことを
考案したものである。せめて自宅に住む患者が安心して
暮らせるように異常脈拍が発生したら自動的に警報が鳴
って患者に注意が与えられる簡単な健康管理警報機器の
開発を行うことが本発明の課題であると考えたものであ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】心臓鼓動に伴って発生す
る心電信号を人体腹部に装着したゴムバンドの内側左右
2点に電子センサーの付設を行う方法で実験の結果、正
確ではないが人体に苦痛を与えることなく検出すること
ができたものである。更に腹部バンド中央部に脱着自在
な構造で付設したセンサー受信機においてもリチウム電
池を介してセンサー検出を行った心拍数を自動的に演算
して受信機モニターにデジタル表示を行うと同時に異常
脈拍が検出された場合、直ちに警報ブザーが鳴ってその
場で患者に危険脈拍通報を行う装置の開発にも実験の結
果、成功したものである。 【0005】人体の異常脈拍数設定判断については患者
の病状及び年齢差によって異なるものであるが特定の患
者以外は平常時毎分50回以下103回以上の脈拍数を
異常脈拍と判断することができるようである。しかし異
常脈拍警報機の場合は飽くまでも警報機であって警報を
受けた患者が速やかに異常脈拍の状況を家族、ホームヘ
ルパー、医師等に報告して注意を促すことが最も重要な
患者安全の手段である。 【0006】腹部バンド装着位置と常時呼吸運動してい
る腹部センサー接触の問題点であるが実験で男女共、へ
そを中心にバンドが下部へ5cm以上のずれが生じた場
合、脈拍検出反応が不正確になることが判明した。特に
バンドの下部ずれに至っては全く反応しなくなることが
確認できたため、下部ずれに対しては修正警報が必要で
あることも同時に確認できたものである。 【0007】長時間、腹部バンド装着の問題点である
が、確かにバンドによるアレルギー反応の起る患者もい
るものと思われる。しかし理論的には従来のゴム付パン
ツ着用と同等の条件で皮膚血行不良による、かゆみ、た
だれ等が生じるわけである。しかしこれ等の症状はバン
ドのしめつけ強度を調節する方法で、ある程度解消でき
ることも分かっているものである。 【0008】腹部装着バンド中央部に脱着自在にして付
設を行った受信機の目的は異常脈拍警報が発報した場
合、患者が直ぐ受信機を手に取ると同時に保留表示され
た異常脈拍数が容易に確認できるように考案されたもの
である。 【0009】常時呼吸運動が行われている腹部装着セン
サーバンドは完全に皮膚密着されていないため常時、微
動するものである。そのため正確な脈拍測定機としては
使用できないが2分以内の脈拍検出誤作動を正常とみな
す方法を用いることで異常脈拍警報機として使用するこ
とには特別問題はないものと考えられる。しかし念のた
め2分を越える誤作動及び脈拍停止等が続いた場合には
必ず危険警報を発報させることが重要である。 【0010】 【作用】医療用脈拍測定機については各メーカーで製品
開発が行われ、すでに市販されているものである。その
正確な脈拍検出センサーには指先用センサー、手首用セ
ンサー、耳たぶ用センサー、胸部用センサー等が多く使
用されている。しかしこれ等全てのセンサーは皮膚に密
着固定して使用するのが使用条件となっている。その理
由は短時間で正確な心拍数を検出を行う目的のためであ
る。本発明、腹部装着センサーバンドの特徴はセンサー
を直接皮膚に密着固定させず使用できることから血行流
動を妨げず、長時間の使用が苦痛なくできるという特殊
な作用の働いていることが認められるものである。 【0011】 【実施例】異常脈拍警報バンド試作品を約2ヶ月間使用
した結果、リチウム電池交換以外、特別な問題は生じな
かったものである。使用期間中、バンド下部ずれ警報は
再々発報したがバンド修正は簡単にできることが確認で
きた。その他実験で階段を上下往復する方法で故意に異
常脈拍警報を発報させ受信機を手にとって保留されたデ
ジタル数字を容易に確認することも立証できたのであ
る。 【0012】 【発明の効果】人体に異常が生じると必ず脈拍にも異常
が生じることは周知のとおりである。更に異常脈拍発生
に危険が生じることは医学的にも認められていることで
ある。患者の突然異常脈拍発生を検出すれば患者自身、
身体の異常を早期検知することができるわけである。睡
眠中であっても食事中であっても、また散歩中であって
も異常脈拍発生を早期に知ることで多くの患者達が突然
の危険から救われるのと、又異常脈拍警報機を常時携帯
することで患者は毎日安心して暮らせるという大きな安
心を得るものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】腹部装着センサーバンド全体斜視図 【図2】受信機、バンド脱着構造説明斜視図 【符号の説明】 (1)マジックエンドレス (2)平ゴムバンド (3)電子センサー (4)モニター表示板 (5)受信機本体 (6)通電樹脂材ベース (7)電子センサー (8)脱着用バネスイッチ (9)受信機収納ケーシング (10)モニター表示板 (11)警報ブザー (12)保留解除スイッチ (13)脱着用スイッチ板 (14)電池挿入口

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 心臓鼓動に伴って発生する心電信号を腹
    部装着ゴムバンド内側に付設した左右2点の電子センサ
    ーで検出を行い、検出した心電信号を更に腹部装着バン
    ド中央部に脱着自在にして付設してなる受信機で受信を
    行うと同時に心拍数を自動的に演算して受信機モニター
    板に脈拍数をデジタル表示を行い、特に平常時において
    異常脈拍とみられる毎分50回以下103回以上の脈拍
    数が検知された場合、自動的に警報ブザーが断続的に発
    報する方法で患者自身に異常脈拍警報を行うことを特徴
    とした異常脈拍警報バンド。
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