JP3502069B2 - 教育システム用サーバおよび教育システム - Google Patents

教育システム用サーバおよび教育システム

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JP3502069B2
JP3502069B2 JP2001207692A JP2001207692A JP3502069B2 JP 3502069 B2 JP3502069 B2 JP 3502069B2 JP 2001207692 A JP2001207692 A JP 2001207692A JP 2001207692 A JP2001207692 A JP 2001207692A JP 3502069 B2 JP3502069 B2 JP 3502069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、教育システム用サ
ーバおよび教育システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット網を利用して、教
育を受けることが行われている。インターネット網に接
続されたサーバには所定の問題が記憶されており、教育
を受ける生徒は、インターネット網に接続されたパーソ
ナルコンピュータからサーバにアクセスし、サーバから
問題をダウンロードして解答し、正解かどうかを知るこ
とができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、予め用意された問題を解答するものであるた
め、教えられる内容が限られるという課題があった。ま
た、楽しみながら教育を受ける要素が少なく、面白味に
欠けていた。さらに、利用者はインターネット網を介し
て一方的に教育を受けるだけであり、教育を行う立場に
なることができず、この点でも面白味に欠けるものとな
っていた。本発明は、上記課題にかんがみてなされたも
ので、複数の人の間でスムーズに教育を行ったり教育を
受けたりし合うことができ、教えられる内容を拡げるこ
とができるとともに、楽しんで教育を受けることが可能
教育システム用サーバおよび教育システムの提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、各種情報を操作入力可能
であるとともに各種情報を出力可能な複数の端末を接続
したネットワークに接続され、各端末を使用する複数の
利用者に対して当該各端末から教育のカリキュラムを表
すデータを出力させ、同複数の利用者の間で教育を行っ
たり教育を受けたりし合うことを可能にさせる教育シス
テム用サーバであって、上記教育のカリキュラムを表す
データを記憶したカリキュラム記憶領域から同カリキュ
ラムを表すデータを取得して上記複数の端末に出力する
カリキュラム出力手段と、上記利用者を上記カリキュラ
ム出力手段にて出力されたデータに対応するカリキュラ
ムの先生とするか生徒とするかの設定入力を上記複数の
端末から受け付け、受け付けた設定入力に対応するとと
もに同利用者を当該カリキュラムの先生として登録して
いるか生徒として登録しているかを表すデータを主体記
憶領域に記憶する主体取得手段と、上記カリキュラムの
先生として登録された利用者に使用される端末から当該
カリキュラムに対応する問題についての操作入力を受け
付け、操作入力に応じた問題を当該カリキュラムの生徒
として登録された利用者に使用される端末に出力する問
題出力手段と、上記カリキュラムの生徒として登録され
た利用者に使用される端末から上記問題に対する解答に
ついての操作入力を受け付け、操作入力に応じた解答を
当該カリキュラムの先生として登録された利用者に使用
される端末に出力する解答出力手段と、上記複数の利用
者のそれぞれに対応して設けられるとともに同利用者に
持たせるポイントを表す数値化されたポイント情報をポ
イント情報記憶領域に記憶するポイント情報記憶手段
と、上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記憶さ
せる際、上記カリキュラムの先生として登録された利用
者に対応したポイント情報を変化させるとともに、当該
変化に関連させて当該カリキュラムと同じカリキュラム
の生徒として登録された利用者に対応したポイント情報
を変化させるポイント情報変化手段とを具備する構成と
してある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、カリキュラム出力手段は、上記教育のカ
リキュラムを表すデータを記憶したカリキュラム記憶領
域から同カリキュラム を表すデータを取得して上記複数
の端末に出力する。主体取得手段は、上記利用者を上記
カリキュラム出力手段にて出力されたデータに対応する
カリキュラムの先生とするか生徒とするかの設定入力を
上記複数の端末から受け付け、受け付けた設定入力に対
応するとともに同利用者を当該カリキュラムの先生とし
て登録しているか生徒として登録しているかを表すデー
タを主体記憶領域に記憶する。問題出力手段は、上記カ
リキュラムの先生として登録された利用者に使用される
端末から当該カリキュラムに対応する問題についての操
作入力を受け付け、操作入力に応じた問題を当該カリキ
ュラムの生徒として登録された利用者に使用される端末
に出力する。解答出力手段は、上記カリキュラムの生徒
として登録された利用者に使用される端末から上記問題
に対する解答についての操作入力を受け付け、操作入力
に応じた解答を当該カリキュラムの先生として登録され
た利用者に使用される端末に出力する。ここで、同複数
の利用者のそれぞれに対応して同利用者に持たせるポイ
ントを表す数値化されたポイント情報が設けられてお
り、ポイント情報記憶手段は同ポイント情報を記憶す
る。そして、ポイント情報変化手段は、ポイント情報記
憶手段にポイント情報を記憶させる際、上記カリキュラ
ムの先生として登録された利用者に対応したポイント情
報を変化させるとともに、当該変化に関連させて当該カ
リキュラムと同じカリキュラムの生徒として登録された
利用者に対応したポイント情報を変化させる。
【0006】すなわち、教育システムの利用者は、 問題
について操作入力することにより他の利用者に教育をす
ることができるとともに、出力される問題を入手して問
題に対する解答について操作入力することにより他の利
用者から教育を受けることができる。したがって、利用
者間でスムーズに教育を行ったり教育を受けたりし合う
ことが可能になるとともに、予め用意されていない問題
に対して解答することができ、教えられる内容を拡げる
ことが可能となる。また、ポイント情報は利用者に対応
して設けられ、上記カリキュラムの先生として登録され
た利用者に対応したポイント情報と、当該カリキュラム
と同じカリキュラムの生徒として登録された利用者に対
応したポイント情報と、が関連して変化するので、利用
者は同ポイント情報を参考にすることにより問題を出す
か問題に対して解答するかを決めたりすることができ、
楽しんで教育を受けることができる。このように、本発
明によると、複数の人の間でスムーズに教育を行ったり
教育を受けたりし合うことができ、教えられる内容を拡
げることが可能であるとともに、楽しんで教育を受ける
ことが可能となる。
【0007】また、利用者は、先生となった場合には生
徒に問題を出すことができ、生徒となった場合には先生
に問題に対して解答することができる。そして、ポイン
ト情報を参考にすることにより生徒になるか先生になる
かを決めたりすることができる。
【0008】さらに、先生となった利用者はカリキュラ
ムに従って問題を操作入力して生徒となった利用者に出
すことができるので、利便性が向上する。なお、問題記
憶領域に問題を記憶させておく場合、問題をカリキュラ
ムに従って分類して問題記憶領域に記憶させておき、先
生とされた利用者からカリキュラムに従った問題の選択
入力を受け付ける構成としてもよい。
【0009】さらに、ネットワークに接続された端末を
介して広範囲かつ多くの人との間で教育したり教育を受
けたりすることができる。
【0010】さらに、生徒とされた利用者は対応して設
けられた端末から問題を知ることができ、先生とされた
利用者は対応して設けられた端末から解答を知ることが
できる。
【0011】 ポイント情報記憶手段が記憶するポイント
情報は様々なデータ形式が可能であり、数値データのみ
であってもよいし、文字情報であってもよい。
【0012】ポイント情報変化手段も様々な構成が可能
である。例えば、問題や解答の操作入力毎にポイント情
報を変化させてもよいし、特定の操作入力が行われたと
きにポイント情報を変化させてもよいし、問題や解答の
出力に対応させてポイント情報を変化させてもよいし、
操作入力に関係なく自動的にポイント情報を変化させる
ようにしてもよい。上記利用者に対応したポイント情報
と他の利用者に対応したポイント情報とを関連させて同
ポイント情報を変化させる構成も様々可能である。例え
ば、問題に対する解答について操作入力した利用者に対
応したポイント情報の一部を当該問題について操作入力
した利用者に対応したポイント情報にそのまま加えても
よいし、増減等させて加えてもよい。また、ポイント情
報を変化させる内容についての操作入力に応じてポイン
ト情報を変化させてもよいし、問題や解答の内容に対応
させてポイント情報を変化させてもよい。
【0013】また、先生としての評価について取得する
ようにしてもよく、その構成の一例として、請求項2に
かかる発明は、上記請求項1に記載の教育システム用サ
ーバにおいて、上記ポイント情報変化手段は、上記カリ
キュラムの授業を行う先生の数と当該カリキュラムと同
じカリキュラムの授業を受ける生徒の数とのいずれかま
たは組み合わせを上記主体記憶領域に記憶されたデータ
から取得するとともに当該先生を評価するポイントを表
す数値化された評価ポイント情報を当該先生の数と生徒
の数とのいずれかまたは組み合わせから算出する評価ポ
イント取得手段を有し、上記ポイント情報記憶手段にポ
イント情報を記憶させる際、同評価ポイント情報を用い
て、同カリキュラムの先生として登録された利用者に対
応したポイント情報と当該カリキュラムと同じカリキュ
ラムの生徒として登録された利用者に対応したポイント
情報とを関連させて変化させる構成としてある。すなわ
ち、評価ポイント取得手段は、上記カリキュラムの授業
を行う先生の数と当該カリキュラムと同じカリキュラム
の授業を受ける生徒の数とのいずれかまたは組み合わせ
を上記主体記憶領域に記憶されたデータから取得すると
ともに、当該先生を評価するポイントを表す数値化され
た評価ポイント情報を当該先生の数と生徒の数とのいず
れかまたは組み合わせから算出する。ポイント情報変化
手段は、上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記
憶させる際、同評価ポイント情報を用いて、同カリキュ
ラムの先生として登録された利用者に対応したポイント
情報と当該カリキュラムと同じカリキュラムの生徒とし
て登録された利用者に対応したポイント情報とを関連さ
せて変化させる。したがって、利用者は、評価ポイント
情報から先生としての評価を知ることができる。なお、
評価ポイント情報を取得するのは様々な構成が可能であ
り、利用者から評価ポイント情報についての操作入力に
より取得してもよいし、解答内容と評価ポイント情報と
を対応させた所定の変換テーブルから評価ポイント情報
を読み出すことにより取得してもよい。
【0014】むろん、端末は、上記ポイント情報や評価
ポイント情報等を出力してもよい。
【0015】また、複数の科目のカリキュラムが用意さ
れていてもよく、その構成の一例として、請求項3にか
かる発明は、上記請求項1に記載の教育システム用サー
バにおいて、上記教育のカリキュラムを表すデータは、
複数の科目に区分された教育のカリキュラムを表すデー
タとされ、上記カリキュラム出力手段は、上記カリキュ
ラム記憶領域から上記複数の科目に区分された教育のカ
リキュラムを表すデータを取得して上記複数の端末に出
力し、上記主体取得手段は、上記利用者を上記カリキュ
ラム出力手段にて出力されたデータに対応する科目の先
生とするか生徒とするかの設定入力を上記複数の端末か
ら受け付け、受け付けた設定入力に対応するとともに上
記科目別に同利用者を同科目の先生として登録している
か生徒として登録しているかを表すデータを上記主体記
憶領域に記憶し、上記問題出力手段は、上記科目別に、
同科目の先生として登録された利用者に使用される端末
から当該科目に対応する問題についての操作入力を受け
付け、操作入力に応じた問題を当該科目の生徒として登
録された利用者に使用される端末に出力し、上記解答出
力手段は、上記科目別に、同科目の生徒として登録され
た利用者に使用される端末から上記問題に対する解答に
ついての操作入力を受け付け、操作入力に応じた解答を
当該科目の先生として登録された利用者に使用される端
末に出力し、上記ポイント情報変化手段は、上記科目別
に授業を行う先生の数と当該授業が行われる科目の授業
を受ける生徒の数とのいずれかまたは組み合わせを上記
主体記憶領域に記憶されたデータから取得するとともに
当該先生を評価するポイントを表す数値化された評価ポ
イント情報を当該先生の数と生徒の数とのいずれかまた
は組み合わせから算出する評価ポイント取得手段を有
し、上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記憶さ
せる際、上記科目別に、上記算出された評価ポイント情
報を用いて、先生として登録された利用者に対応したポ
イント情報と当該先生により授業が行われた科目の授業
を受けた生徒として登録された利用者に対応したポイン
ト情報とを関連させて変化させる構成としてある。すな
わち、評価ポイント情報は、科目に対応する先生とされ
た利用者の数と、同科目に対応する生徒とされた利用者
の数と、のいずれかまたは組み合わせに応じて増減す
る。したがって、科目に対応する先生や生徒の数に応じ
てポイント情報の増減量が変わるので、評価ポイント情
報を利用者間で授受して教育を受ける楽しみを増大させ
ることができる。ここで、カリキュラムの科目には様々
なものを採用することができる。例えば、各国語であっ
てもよいし、小学校で授業が行われる算数や理科等であ
ってもよいし、趣味の講座として設けられる生け花や編
み物等であってもよい。
【0016】さらに、請求項4にかかる発明は、上記請
求項3に記載の教育システム用サーバにおいて、上記評
価ポイント取得手段は、上記評価ポイント情報を算出す
る上記科目の授業を行う先生の数が少ないほど上記数値
化された評価ポイント情報を大きくする構成としてあ
る。
【0017】さらに、請求項5にかかる発明は、上記請
求項3に記載の教育システム用サーバにおいて、上記評
価ポイント取得手段は、上記評価ポイント情報を算出す
る上記科目の授業を受ける生徒の数が少ないほど上記数
値化された評価ポイント情報を小さくする構成としてあ
る。
【0018】さらに、複数の科目を利用した構成の一例
として、請求項6にかかる発明は、上記請求項3〜請求
項5のいずれかに記載の教育システム用サーバにおい
て、上記主体取得手段は、第一の上記利用者に使用され
る端末から授業を行いたい上記科目と同授業を行いたい
時間帯についての操作入力を受け付けて同科目を表すデ
ータと同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領域に記
憶する第一の時間帯取得手段と、第二の上記利用者に使
用される端末から授業を受けたい上記科目と同授業を受
けたい時間帯についての操作入力を受け付けて同科目を
表すデータと同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領
域に記憶する第二の時間帯取得手段とを有し、上記問題
出力手段は、上記第一および第二の時間帯取得手段にて
記憶された科目を表すデータと時間帯を表すデータとが
一致したときに、当該科目の先生として登録された利用
者に使用される端末から当該科目に対応する問題につい
ての操作入力を受け付け、操作入力に応じた問題を当該
科目の生徒として登録された利用者に使用される端末に
出力し、上記解答出力手段は、上記第一および第二の時
間帯取得手段にて記憶された科目を表すデータと時間帯
を表すデータとが一致したときに、当該科目の生徒とし
て登録された利用者に使用される端末から上記問題に対
する解答についての操作入力を受け付け、操作入力に応
じた解答を当該科目の先生として登録された利用者に使
用される端末に出力する構成としてある。すなわち、第
一の時間帯取得手段は、第一の利用者に使用される端末
から授業を行いたい上記科目と同授業を行いたい時間帯
についての操作入力を受け付けて、同科目を表すデータ
と同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領域に記憶す
る。第二の時間帯取得手段は、第二の利用者に使用され
る端末から授業を受けたい上記科目と同授業を受けたい
時間帯についての操作入力を受け付けて、同科目を表す
データと同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領域に
記憶する。そして、問題出力手段は、上記第一および第
二の時間帯取得手 段にて記憶された科目を表すデータと
時間帯を表すデータとが一致したときに、当該科目の先
生として登録された利用者に使用される端末から当該科
目に対応する問題についての操作入力を受け付け、操作
入力に応じた問題を当該科目の生徒として登録された利
用者に使用される端末に出力する。解答出力手段は、上
記第一および第二の時間帯取得手段にて記憶された科目
を表すデータと時間帯を表すデータとが一致したとき
に、当該科目の生徒として登録された利用者に使用され
る端末から上記問題に対する解答についての操作入力を
受け付け、操作入力に応じた解答を当該科目の先生とし
て登録された利用者に使用される端末に出力する。する
と、複数の利用者の希望が一致したときに、先生と生徒
になることができる。ここで、時間帯には、同じ日の開
始時刻から終了時刻のみならず、複数日にまたがる開始
時刻から終了時刻であってもよい。また、日付を含めた
開始時刻から終了時刻であってもよい。なお、上記科目
と時間帯を書き込む掲示板手段を設け、書き込まれた掲
示板を表示可能とすると、利用者は掲示板を見ることに
より先生になったり生徒になったりすることができる。
【0019】さらに、評価ポイント情報を利用して、上
利用者に対応したポイント情報と他の利用者に対応し
たポイント情報とを関連させて同ポイント情報を変化さ
せる構成の一例として、請求項7にかかる発明は、上記
請求項2〜請求項6のいずれかに記載の教育システム用
サーバにおいて、上記ポイント情報変化手段は、上記生
徒として登録された利用者に対応する数値化されたポイ
ント情報を上記ポイント情報記憶領域から取得して当該
ポイント情報から上記数値化された評価ポイント情報を
差し引いて変化させたポイント情報を上記ポイント情報
記憶手段に記憶させるとともに、上記先生として登録さ
れた利用者に対応する数値化されたポイント情報を上記
ポイント情報記憶領域から取得して当該ポイント情報に
上記数値化された評価ポイント情報を加算して変化させ
たポイント情報を上記ポイント情報記憶手段に記憶させ
構成としてある。すなわち、生徒とされた利用者に対
応するポイント情報からは評価ポイント情報が差し引か
れ、先生とされた利用者に対応するポイント情報には評
価ポイント情報が加算される。したがって、先生となっ
利用者は数値化された評価ポイント情報を集めること
ができるとともに、集めた評価ポイント情報をもとにし
て生徒となって他の利用者から教育を受けることができ
る。言い換えると、評価ポイント情報を利用者間で授受
することにより、他の利用者に教育を行ったり、他の
用者から教育を受けたりすることが可能となる。
【0020】上述したポイント情報はポイント情報記憶
手段にて記憶されているため、外部からポイント情報を
読み出して利用することが可能である。また、変化した
ポイント情報を通知するようにしてもよく、その構成の
一例として、請求項8にかかる発明は、上記請求項2〜
請求項7のいずれかに記載の教育システム用サーバにお
いて、上記ポイント情報変化手段にて変化されたポイン
ト情報を上記端末に出力するポイント情報出力手段が設
けられている構成としてある。すなわち、利用者は、容
易にポイント情報を知ることができる。なお、ポイント
情報出力手段は様々な構成が可能であり、例えば、所定
のディスプレイにポイント情報を表示する構成としても
よいし、音声出力器から音声を出力する構成としてもよ
い。
【0021】また、利用者が得た評価ポイント情報を通
知してもよく、その構成の一例として、請求項9にかか
る発明は、上記請求項8に記載の教育システム用サーバ
において、上記主体取得手段は、上記利用者に使用され
る端末から名前の操作入力を受け付け、操作入力に対応
する同利用者の名前を表すデータを取得し、上記ポイン
ト情報記憶手段は、上記利用者の名前を表すデータを上
記ポイント情報に対応させて上記ポイント情報記憶領域
に記憶し、上記ポイント情報出力手段は、上記利用者別
に上記評価ポイント情報を合計して合計ポイントを算出
し、同合計ポイントの大きさの順に上記利用者の名前を
表すデータを上記端末 に出力する構成としてある。すな
わち、利用者別に評価ポイント情報が合計された合計ポ
イントが算出され、同合計ポイントの大きさの順に利用
者の名前が出力される。したがって、いわゆる評価ポイ
ント情報のランキングとして、得た評価ポイント情報の
順に利用者の名前が出力され、教育システムを利用する
楽しみを増すことができる。
【0022】むろん、ポイント情報自体のランキングを
出力するようにしてもよい。その構成の一例として、請
求項10にかかる発明は、上記請求項8に記載の教育シ
ステム用サーバにおいて、上記主体取得手段は、上記利
用者に使用される端末から名前の操作入力を受け付け、
操作入力に対応する同利用者の名前を表すデータを取得
し、上記ポイント情報記憶手段は、上記利用者の名前を
表すデータを上記ポイント情報に対応させて上記ポイン
ト情報記憶領域に記憶し、上記ポイント情報出力手段
は、上記ポイント情報の大きさの順に上記利用者の名前
を表すデータを上記端末に出力する構成としてある。す
なわち、いわゆるポイント情報ランキングとして、ポイ
ント情報の大きさの順に利用者の名前が出力される。
【0023】また、所定の問題が用意されていてもよ
く、その構成の一例として、請求項11にかかる発明
は、上記請求項2〜請求項10のいずれかに記載の教育
システム用サーバにおいて、上記問題は、所定の問題記
憶領域に記憶されており、上記問題出力手段は、上記先
生として登録された利用者に使用される端末から上記問
題記憶領域に記憶された問題の選択入力を受け付け、選
択入力された問題を上記生徒として登録された利用者に
使用される端末に出力する構成としてある。すなわち、
先生となった利用者は問題記憶領域に記憶された問題を
選択して生徒となった利用者に出すことができるので、
利便性が向上する。
【0024】さらに、先生とされた利用者から問題に付
随した情報を生徒とされた利用者に出力してもよい。そ
の構成の一例として、請求項12にかかる発明は、上記
請求項11に記載の教育システム用サーバにおいて、上
記問題出力手段は、上記先生として登録された利用者に
使用される端末から上記問題に対応するヒントの操作入
力を受け付け、操作入力されたヒントを上記生徒として
登録された利用者に使用される端末に出力する構成とし
てある。すなわち、先生となった利用者は問題に対応す
るヒントを操作入力することにより、生徒となった利用
にヒントを出すことができる。
【0025】一方、問題に対する解答が用意されていて
もよく、その構成の一例として、請求項13にかかる発
明は、上記請求項11または請求項12に記載の教育シ
ステム用サーバにおいて、上記問題記憶領域は、上記問
題に対応する解答を記憶しており、上記解答出力手段に
て操作入力を受け付けた解答と上記問題記憶領域に記憶
された解答との対比について判定し、判定結果を上記端
末に出力する解答判定結果出力手段が設けられている
成としてある。すなわち、生徒とされた利用者から操作
入力された解答と問題記憶領域に記憶された解答との対
比について判定されるので、問題に対する解答の判定結
果を知ることができる。
【0026】また、上記判定結果を利用した構成の一例
として、請求項14にかかる発明は、上記請求項1に記
載の教育システム用サーバにおいて、上記カリキュラム
に対応する複数の問題と当該複数の問題のそれぞれに対
応する複数の解答が所定の問題記憶領域に記憶されてお
り、上記問題出力手段は、上記先生として登録された利
用者に使用される端末から上記問題記憶領域に記憶され
た問題の選択入力を受け付け、選択入力された問題を上
記生徒として登録された利用者に使用される端末に出力
し、上記解答出力手段にて操作入力を受け付けた解答と
上記問題記憶領域に記憶された解答との対比について上
記問題別に判定し、判定結果を上記端末に出力する解答
判定結果出力手段が設けられ、上記ポイント情報変化手
段は、上記解答出力手段にて上記端末から操作入力を受
け付けた解答の正解数を上記判定結果から算出するとと
もに上記カリキュラムの先生を評価するポイントを表す
数値化され た評価ポイント情報を同正解数から算出する
評価ポイント取得手段を有し、上記ポイント情報記憶手
段にポイント情報を記憶させる際、同評価ポイント情報
を用いて、同カリキュラムの先生として登録された利用
者に対応したポイント情報と当該カリキュラムと同じカ
リキュラムの生徒として登録された利用者に対応したポ
イント情報とを関連させて変化させる構成としてある。
すなわち、生徒となった利用者の解答内容に応じて先生
となった利用者に対応するポイント情報が変わるので、
ポイント情報を意識させることにより先生となった利用
は教え方が真剣となる。
【0027】さらに、選択形式の問題が用意されていて
もよく、その構成の一例として、請求項15にかかる発
明は、上記請求項11〜請求項14のいずれかに記載の
教育システム用サーバにおいて、上記問題記憶領域に記
憶された問題は、複数の選択肢を有しており、上記問題
出力手段は、上記先生として登録された利用者に使用さ
れる端末から上記選択肢の絞り込みについての設定入力
を受け付け、絞り込まれた選択肢を上記生徒として登録
された利用者に使用される端末に出力し、上記解答出力
手段は、上記生徒として登録された利用者に使用される
端末から上記絞り込まれた選択肢の選択入力を受け付
け、選択入力された選択肢を上記先生として登録された
利用者に使用される端末に出力する構成としてある。す
なわち、先生となった利用者は問題の選択肢を絞り込ん
で生徒となった利用者に出し、生徒となった利用者は絞
り込まれた選択肢から解答を選択する。したがって、先
生とされた利用者による選択肢の絞り込みが解答内容に
反映されるので、教育を受ける楽しみを増すことができ
る。ここで、生徒となった利用者の解答内容を先生とな
った利用者に対応するポイント情報に反映させる場合、
選択肢の絞り込みがよくないと解答内容がよくならず、
判定結果もよくならないので、先生となった利用者は教
え方が真剣となる。
【0028】ところで、ポイント情報の増減量を変える
には、上記請求項2のように構成する以外にも可能であ
る。その一例として、請求項16にかかる発明は、上記
請求項2〜請求項15のいずれかに記載の教育システム
用サーバにおいて、上記ポイント情報変化手段は、上記
問題出力手段にて上記端末に上記問題を出力してから上
記解答出力手段にて上記端末に同問題に対する解答を出
力するまでの時間に応じて上記数値化された評価ポイン
ト情報を増減させる構成としてある。すなわち、評価ポ
イント情報は、問題出力手段が問題を出力してから解答
出力手段が同問題に対する解答を出力するまでの時間に
応じて増減する。したがって、問題を解答する時間に応
じてポイント情報の増減量が変わる。例えば、解答する
時間が少ないほど数値化された評価ポイント情報を大き
くするようにすると、ポイント情報を意識させることに
より先生となった利用者は生徒となった利用者にできる
だけ早く解答させるように教えることになるので、教育
を受ける楽しみを増すことができる。
【0029】なお、生徒とされた利用者から操作入力に
より数値化された評価ポイント情報を取得する場合、先
生としての評価に相当する評価ポイント情報を操作入力
しないことも想定される。そこで、請求項17にかかる
発明は、上記請求項2〜請求項16のいずれかに記載の
教育システム用サーバにおいて、上記ポイント情報変化
手段は、上記利用者別に、同利用者の授業の受講回数
と、当該利用者が生徒として登録された場合に上記数値
化された評価ポイント情報が当該利用者に対応した数値
化されたポイント情報よりも大きくなった回数とされた
滞納回数と、を対応させて所定の記憶領域に記憶させ、
上記問題出力手段は、上記カリキュラムの生徒として登
録された利用者の上記受講回数と滞納回数とに基づいて
当該カリキュラムの授業が成立か否かを判断し、授業成
立と判断した場合のみ、当該カリキュラムの先生として
登録された利用者に使用される端末から当該カリキュラ
ムに対応する問題についての操作入力を受け付け、操作
入力に応じた問題を当該カリキュラムの生徒として登録
された利用者に使用される端末に出力し、上記解答出力
手段は、上記授業成立と判断した場合のみ、当該授業成
立と判断したカリキュラムの生徒として登録された利用
者に使用される端末から上記問題に対する解答について
の操作入力を受け付け、操作入力に 応じた解答を当該カ
リキュラムの先生として登録された利用者に使用される
端末に出力する構成としてある。すなわち、上記問題出
力手段は、上記カリキュラムの授業が成立か否かを判断
し、授業成立と判断した場合のみ、当該カリキュラムの
先生として登録された利用者に使用される端末から当該
カリキュラムに対応する問題についての操作入力を受け
付け、操作入力に応じた問題を当該カリキュラムの生徒
として登録された利用者に使用される端末に出力し、上
記解答出力手段は、上記授業成立と判断した場合のみ、
当該授業成立と判断したカリキュラムの生徒として登録
された利用者に使用される端末から上記問題に対する解
答についての操作入力を受け付け、操作入力に応じた解
答を当該カリキュラムの先生として登録された利用者に
使用される端末に出力するので、例えば、十分な評価ポ
イント情報が取得されない利用者は生徒とされないこと
になる。
【0030】ところで、先生とされた利用者と生徒とさ
れた利用者との間で問題を出したり解答したりする際に
好適な構成の一例として、請求項18にかかる発明は、
上記請求項1〜請求項17のいずれかに記載の教育シス
テム用サーバにおいて、上記問題出力手段は、上記問題
に関するキャラクタを記憶したキャラクタ記憶領域から
同問題に対応するキャラクタを取得して上記生徒として
登録された利用者に使用される端末に出力し、上記解答
出力手段は、上記問題出力手段にて出力されるキャラク
タの動作についての操作入力を当該端末から受け付け、
操作入力された動作に応じて同キャラクタを動作させて
上記先生として登録された利用者に使用される端末に出
力する構成としてある。すなわち、問題出力手段は、上
記問題に関するキャラクタを記憶したキャラクタ記憶領
域から同問題に対応するキャラクタを取得して上記生徒
として登録された利用者に使用される端末に出力する。
解答出力手段は、上記問題出力手段にて出力されるキャ
ラクタの動作についての操作入力を当該端末から受け付
け、操作入力された動作に応じて同キャラクタを動作さ
せて上記先生として登録された利用者に使用される端末
に出力する。したがって、キャラクタの動作を通じて問
題を出したり解答したりすることができる。
【0031】また、問題を出したり解答したりする以外
にも利用者間で情報交換することができると好適であ
る。そこで、請求項19にかかる発明は、上記請求項1
〜請求項18のいずれかに記載の教育システム用サーバ
において、上記先生および生徒として登録された利用者
に使用される端末から会話についての操作入力を受け付
け、操作入力された会話を同先生および生徒として登録
された利用者に使用される端末に出力する会話出力手段
が設けられている構成としてある。すなわち、先生およ
び生徒となった利用者は、会話についての操作入力を行
ってコンピュータから出力させることができる。したが
って、いわゆるチャットのように、先生および生徒とな
った利用者との間で直接会話することができるので、利
便性が向上する。
【0032】さらに、よい教育を受けたとき等にその教
育をした先生から再び教育を受けたいこともあり得る。
そこで、上記請求項1〜請求項19のいずれかに記載の
教育プログラムにおいて、上記利用者から同利用者の名
刺についての操作入力を受け付け、操作入力された名刺
を記憶する名刺記憶手段と、上記名刺記憶手段にて記憶
された名刺から、上記生徒の先生とされた利用者に対応
する名刺を取得し、取得した名刺を同生徒とされた利用
者に対応させて記憶する取得名刺記憶手段と、上記生徒
とされた利用者から上記取得名刺記憶手段にて記憶され
た名刺の選択入力を受け付け、選択入力された名刺に対
応する上記利用者が上記主体取得手段にて先生として取
得されているかどうかを検索し、検索結果を同生徒とさ
れた利用者に対して出力する先生検索手段とが設けられ
ている構成としてもよい。すなわち、取得名刺記憶手段
は、名刺記憶手段にて記憶された利用者の名刺から生徒
の先生とされた利用者に対応する名刺を取得し、取得し
た名刺を同生徒とされた利用者に対応させて記憶する。
また、先生検索手段は、生徒とされた利用者から記憶さ
れている先生とされた利用者に対応する名刺の選択入力
を受け付け、選択入力された名刺に対応する利用者が主
体取得手段にて先生として取得されているかどうかを検
索し、検索結果を同生徒 とされた利用者に対して出力す
る。したがって、生徒となる利用者は取得した名刺の先
生を検索することができ、利便性が向上する。
【0033】ところで、本発明を実施するうえで、プロ
グラムのデータを記録媒体に記録し、この記録媒体を流
通させる場合もある。そして、記録媒体からデータを適
宜コンピュータに読み込むことが考えられるが、この記
録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし、光磁気記録
媒体であってもよく、今後開発されるいかなる記録媒体
においても全く同様に考えることができる。また、一部
がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現さ
れる場合においても本発明の思想において全く異なるも
のではなく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に
応じて適宜読み込む形態のものも含まれる。さらに、一
次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問
う余地なく同等である。
【0034】また、コンピュータを含んだ実体のあるシ
ステムとしても適用可能である。すなわち、そのシステ
ムとしても有効であり、請求項20にかかる発明におい
ても、基本的には同様の作用となる。請求項2〜請求項
19に記載された構成についても、当該システムに対応
させることが可能である。むろん、このようなシステム
は単独で実施される場合もあるし、あるシステムに組み
込まれた状態で他のシステムとともに実施されることも
あるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態
様を含むものである。
【0035】さらに、プログラムが機能に対応した所定
の手順に従って処理を進めていくうえで、その根底には
その手順に発明が存在するということは当然である。し
たがって、本発明は方法としても適用可能であり、基
的には同様の作用となる。すなわち、その方法としても
有効であり、請求項2〜請求項22に記載された構成を
当該方法に対応させることが可能であることはいうまで
もない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、20にか
かる発明によれば、ネットワークに接続された端末を介
して広範囲かつ多く複数の人の間でスムーズに教育を行
ったり教育を受けたりし合うことができ、教えられる内
容を拡げることが可能であるとともに、ポイント情報を
参考にすることにより生徒になるか先生になるかを決め
たりすることができ、楽しんで教育を受けることが可能
教育システム用サーバを提供することができる。
た、先生となった利用者はカリキュラムに従って問題を
操作入力して生徒となった利用者に出すことができるの
で、利便性を向上させることができる。さらに、生徒お
よび先生とされた利用者は対応して設けられた端末から
問題や解答を知ることができる。また、請求項2、21
にかかる発明によれば、評価ポイント情報から先生とし
ての評価を知ることができるので、教育を受ける楽しみ
を増すことができる。さらに、請求項3、22にかかる
発明によれば、評価ポイント情報から先生としての評価
を知ることができるので、教育を受ける楽しみを増すこ
とができるとともに、科目に対応する先生や生徒の数に
応じてポイント情報の増減量が変わるので、評価ポイン
ト情報を利用者間で授受して教育を受ける楽しみを増す
ことができる。さらに、請求項4にかかる発明によれ
ば、先生となる人が少ない科目の先生となった場合には
評価ポイントを多く得ることが可能となり、評価ポイン
ト情報を利用者間で授受して教育を受ける楽しみを増す
ことができる。さらに、請求項5にかかる発明によれ
ば、評価ポイント情報を利用者間で授受して教育を受け
る楽しみを増すことができる。さらに、請求項6にかか
る発明によれば、複数の利用者の希望が一致したときに
先生と生徒になることができるので、利便性を向上させ
ることができる。さらに、請求項7にかかる発明によれ
ば、評価ポイント情報を利用者間で授受することによ
り、他の利用者に教育を行ったり、他の利用者から教育
を受けたりすることが可能となるので、教育を受ける楽
しみを増すことができる。
【0037】さらに、請求項8にかかる発明によれば、
容易にポイント情報を知ることが可能となる。さらに、
請求項9にかかる発明によれば、得た評価ポイント情報
の順に利用者の名前が出力されるので、教育システムを
利用する楽しみを増すことができる。さらに、請求項1
0にかかる発明によれば、ポイント情報の大きさの順に
利用者の名前が出力されるので、教育システムを利用す
る楽しみを増すことができる。さらに、請求項11にか
かる発明によれば、先生となった利用者は問題記憶領域
に記憶された問題を選択して生徒となった利用者に出力
することができるので、利便性を向上させることができ
る。さらに、請求項12にかかる発明によれば、先生と
なった利用者は生徒となった利用者にヒントを出すこと
ができるので、利便性を向上させることができる。さら
に、請求項13にかかる発明によれば、問題に対する解
答の判定結果を知ることができるので、利便性を向上さ
せることができる。
【0038】さらに、請求項14にかかる発明によれ
ば、ポイント情報を意識させることにより先生となった
利用者は教え方が真剣となる。さらに、請求項15にか
かる発明によれば、問題記憶領域に記憶する問題の構成
の一例を提供することができるとともに、先生とされた
利用者による選択肢の絞り込みが解答内容に反映される
ので、教育を受ける楽しみを増すことができる。さら
に、請求項16にかかる発明によれば、問題を解答する
時間に応じてポイント情報の増減量を変えることができ
るので、教育を受ける楽しみを増すことができる。さら
に、請求項17にかかる発明によれば、利便性を向上さ
せることができる。
【0039】さらに、請求項18にかかる発明によれ
ば、キャラクタの動作を通じて問題を出したり解答した
りすることができるので、教育システムを利用する楽し
みを増すことができる。さらに、請求項19にかかる発
明によれば、先生および生徒となった利用者との間で直
接会話することができるので、利便性を向上させること
ができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、下記の順序に従って本発明
の実施形態を説明する。 (1)教育システムのハードウェア構成の概略: (2)教育プログラムの概略構成: (3)各種データの構成: (4)教育プログラムの動作の概略: (5)情報入力処理の動作: (6)主体取得処理の動作: (7)問題解答出力処理の動作: (8)ポイント出力処理の動作: (9)第二の実施形態: (10)第三の実施形態: (11)第四の実施形態: (12)第五の実施形態: (13)第六の実施形態: (14)第七の実施形態: (15)第八の実施形態:
【0041】(1)教育システムのハードウェア構成の
概略: 図1は、本発明の第一の実施形態にかかる教育プログラ
ムを実現させる教育システム100を概略構成図により
示している。本教育システム100は、ネットワーク上
のコンピュータにて実現されるようになっている。図に
おいて、ネットワークであるインターネット網10に
は、コンピュータを構成するサーバ20と複数の端末で
あるパーソナルコンピュータ(PC)30が接続されて
いる。すなわち、サーバ20、複数のPC30の間のデ
ータ通信は全てインターネット網10を介して行われ
る。本教育システム100の利用者は、本発明の主体と
なってPC30から各種情報を操作入力可能であり、操
作入力した情報を他の利用者が使用するPC30に対し
て出力可能である。そして、利用者は先生となるか生徒
となるかを選択することができ、生徒となった主体に教
育したり先生となった主体から教育を受けたりすること
が可能である。また、主体はそれぞれ増減する数値化さ
れたポイントを持って、他の主体とポイントの授受を行
う。
【0042】図2は、サーバ20のハードウェア構成の
概略を示している。図において、バス21に、CPU2
2、ROM23、RAM24、ハードディスク25、通
信インターフェイス(通信I/F)26、タイマ回路2
7、等が接続されている。ハードディスク25には、P
C30と連携して本発明の各種機能を実現させるプログ
ラムや、各種データが記憶されている。通信I/F26
は、インターネット網10に接続されている。そして、
ROM23やハードディスク25に記憶された所定のプ
ログラムに従ってCPU22がサーバ20全体を集中的
に制御する構成となっている。
【0043】PC30は、汎用的なパーソナルコンピュ
ータを採用可能であり、デスクトップ型であってもよい
し、ノート型であってもよいし、持ち運びの可能な携帯
端末であってもよい。例えば、PC30がデスクトップ
型である場合のハードウェア構成は、図3に示すように
なる。すなわち、バス31に、CPU32、ROM3
3、RAM34、ハードディスク35、通信I/F3
6、入力I/F37、CRTI/F38、図示しないア
ンプ、等が接続されている。入力I/F37には、キー
ボード37aとマウス37bが接続されている。CRT
I/F38にはディスプレイ38aが接続され、アンプ
にはスピーカが接続されている。通信I/F36は、イ
ンターネット網10に接続されている。ハードディスク
35には、キーボード37a等から操作入力を受け付け
たり各種データを表示したり等するためのオペレーティ
ングシステムやアプリケーションプログラム等が格納さ
れており、これらのプログラムは本発明の各種機能の一
部を実現させる。そして、インターネット網10を介し
て各種情報の送受信を行いながら、CPU32がPC3
0全体を集中的に制御する。なお、PC30において各
種情報をサーバ20に送出したり、各種情報をサーバ2
0から入手したりする際には所定のパスワードの入力が
必要となるようにし、サーバ20においてパスワードを
判別したうえでサーバ20へのアクセスを許可する構成
としてもよい。
【0044】以上のようなネットワークのハードウェア
構成およびサーバや端末のハードウェア構成は特別な仕
様である必要はなく、一般的なハードウェアによって実
現可能である。また、PC30の代わりに、所定のパー
ソナルコンピュータ等をローカルサーバにしたLAN
(Local Area Network)を使用して
もよい。この場合には、同LAN内の複数のパーソナル
コンピュータ等からインターネット網10にアクセスす
ることができる。
【0045】なお、記録媒体として上記ハードディスク
25,35を用いるのも一例に過ぎない。例えば、フレ
キシブルディスクやCD−ROMを用いてもよい。この
他、不揮発性メモリなどを利用することも可能である
し、通信回線に接続されたモデムを設けて外部のファイ
ルサーバにアクセスしてダウンロードする構成とするこ
とも可能である。後者の場合、通信回線が伝送媒体とな
って本発明が利用されることになる。むろん、記憶媒体
をコンピュータの回路基板に直接組み込んだ構成として
もよい。
【0046】(2)教育プログラムの概略構成: 図4と図5は、本発明の各種機能を実現させる教育プロ
グラムPの概略構成を示したクレーム対応図である。図
において、本教育プログラムPは、主体取得機能P1、
カリキュラム出力機能P2、教育情報出力機能P3、解
答判定結果出力機能P4、ポイント情報出力機能P5、
ポイント情報記憶機能P6、ポイント情報変化機能P
7、会話出力機能P8、名刺記憶機能P9、取得名刺記
憶機能P10、先生検索機能P11を備えている。本実
施形態では教育を受ける楽しみをできるだけ増加させる
ために種々の機能P1〜P11を設けているが、このう
ち本発明の基本骨格となるのは教育情報出力機能P3と
ポイント情報記憶機能P6とポイント情報変化機能P7
である。そして、機能P1〜P11は、サーバのハード
ディスク25に設けられた各種記憶領域に適宜アクセス
しながら教育プログラムPを実現させる。
【0047】本教育プログラムPが実現させる動作の概
略は、以下の通りである。主体取得機能P1は、主体か
ら先生または生徒の設定入力を受け付け、同主体を先生
とするか生徒とするかを取得して、ハードディスク25
内の主体記憶領域に記憶する。すなわち、主体は、設定
入力により教育システム100に先生として登録した
り、生徒として登録したりすることができる。カリキュ
ラム出力機能P2は、カリキュラム記憶領域から複数の
科目に区分された教育のカリキュラムを取得して主体に
対して出力する。したがって、主体はPC30にて表示
されるカリキュラムを見て、先生となるか生徒となるか
を選択することができる。
【0048】教育情報出力機能P3は、上記カリキュラ
ムに対応する問題および同問題に対する解答についての
操作入力を主体から受け付け、操作入力に応じて同問題
および解答に関する教育情報を主体に対して出力する。
ここで、教育情報出力機能P3は、問題出力機能と解答
出力機能とを有している。問題出力機能は、適宜、問題
記憶領域やキャラクタ記憶領域等にアクセスしながら、
先生とされた主体から問題や同問題のヒントについての
操作入力を受け付け、操作入力に応じて問題やヒントを
生徒とされた主体に対して出力する。一方、解答出力機
能は、適宜、問題記憶領域等にアクセスしながら、生徒
とされた主体から問題に対する解答についての操作入力
を受け付け、操作入力に応じて解答を先生とされた主体
に対して出力する。なお、以下の説明では、先生とされ
た主体のことを単に先生と呼び、生徒とされた主体のこ
とを単に生徒と呼ぶことにする。
【0049】解答判定結果出力機能P4は、解答出力機
能にて操作入力された解答と問題記憶領域に記憶された
解答との対比について判定し、判定結果を出力する。ポ
イント情報記憶機能P6は、上記教育情報に関するポイ
ント情報をポイント情報記憶領域に記憶する。ポイント
情報は、複数の主体に対応して設けられており、本実施
形態では数値化されている。以下、数値化されたポイン
ト情報を単にポイントと呼ぶことにし、主体に対応した
ポイントを単に主体のポイントと呼ぶことにする。
【0050】ポイント情報変化機能P7は、ポイント情
報記憶機能P6にポイントを記憶させる際、先生のポイ
ントと生徒のポイントとを関連させて同ポイントを変化
させる。ポイント情報変化機能P7は、先生の評価に関
する評価ポイント情報を取得する評価ポイント取得機能
を有し、取得された評価ポイント情報を先生や生徒のポ
イントに反映させる。本実施形態では、生徒から数値化
された評価ポイント情報についての操作入力を受け付
け、生徒から先生に評価ポイント情報をあげるようにし
ている。以下、数値化された評価ポイント情報を単に評
価ポイントと呼ぶことにする。また、ポイント情報変化
機能P7は、解答判定結果出力機能P4にて出力される
解答の判定結果や、科目に対応した先生と生徒の数や、
生徒の解答時間に応じて評価ポイントを増減させること
もできる。ポイント情報出力機能P5は、ポイント情報
変化機能P7に変化されたポイントや、集めた評価ポイ
ントの合計を主体に対して出力する。
【0051】会話出力機能P8は、先生と生徒の間でコ
ンピュータを介して直接会話を行うことを可能にさせ
る。会話は、問題や解答についての質問や意見等であっ
てもよいし、先生と生徒とが再度会うために必要な情報
を交換するものであってもよく、様々な内容とすること
が可能である。また、名刺記憶機能P9にて、名刺につ
いての操作入力を行い、名刺記憶領域に名刺を記憶させ
ることもできる。取得名刺記憶機能P10は、生徒の先
生となった主体の名刺を名刺記憶領域から取得し、この
生徒に対応させて取得名刺記憶領域に記憶する。そし
て、先生検索機能P11は、取得名刺記憶領域に記憶さ
れた名刺の主体が先生として登録されているかどうかを
検索し、検索結果を生徒に対して出力する。
【0052】(3)各種データの構成: 次に、ハードディスク25の各記憶領域に記憶される各
種データの構造を説明する。カリキュラム記憶領域は、
図6に示すように、カリキュラム一覧表D1を記憶して
いる。カリキュラム一覧表D1は、複数の科目に区分さ
れたカリキュラムを格納したものであり、「科目」毎に
「定員」を格納している。図のカリキュラム一覧表D1
は各国語の授業を行うためのカリキュラムを格納してお
り、「科目」には英語(初級〜上級)、日本語(初級〜
上級)、等がある。むろん、カリキュラムの科目には様
々なものを採用することができるし、英語の授業を所定
のテーマで10回連続して行う設定であれば、英語(1
回目)、英語(2回目)、・・・と、各回を異なる科目
としてもよい。また、「定員」を設ける構成も一例に過
ぎず、「科目」だけの一覧をカリキュラム一覧表として
もよい。
【0053】主体記憶領域は、図7に示すように、主体
一覧表D2を記憶している。主体一覧表D2には、「ユ
ーザ識別データ」、「名前」、「登録」、「科目」、
「時間帯」、「入力日時」の項目に区分されてデータが
格納されている。なお、主体一覧表D2は日付毎に設け
られている。「ユーザ識別データ」は、教育システム1
00の利用者毎に異なるデータとされており、本教育プ
ログラムPにて利用者に付与するものである。このユー
ザ識別データは、主体を識別するために使用されるもの
であり、他の主体には知らされないようになっている。
本実施形態では、PC30からサーバ20にデータを送
出する際にユーザ識別データを主体を識別する情報とし
て使用するとともに、各種データを別の処理に引き渡す
際にも同ユーザ識別データを主体を識別する情報として
使用している。「名前」は、利用者がPC30のキーボ
ード37a等にて操作入力可能であり、本名であっても
よいし、ペンネームや絵柄等であってもよい。したがっ
て、異なる主体が同じ名前を使用する場合もありうる。
「登録」には、主体が先生とされた場合には「先生」、
生徒とされた場合には「生徒」が格納される。本発明
は、主体が同時に先生と生徒になってもよいため、例え
ば、図のユーザ識別データ「aaaa」の主体のように
英語(初級)の先生になるのと同時に日本語(中級)の
生徒となってもよい。また、同時に複数の先生や複数の
生徒になってもよい。「科目」には、先生から操作入力
された授業を行いたい科目、または、生徒から操作入力
された授業を受けたい科目が格納される。また、「時間
帯」には、先生から操作入力された授業を行いたい時間
帯、または、生徒から操作入力された授業を受けたい時
間帯が格納される。なお、図の「時間帯」には、開始時
刻と終了時刻が格納されているが、日付も同時に格納し
てもよい。「入力日時」には、登録が行われたときの日
時が格納される。
【0054】問題記憶領域は、図8に示すように、問題
解答データD3を記憶している。問題解答データD3は
科目別に設けられており、図の問題解答データD3は英
語(初級)に対応する問題と解答に関するデータの例で
ある。問題解答データD3は複数の問題を有しており、
各問題には問題文D31とともに複数の選択肢D32と
解答D33が含まれている。なお、選択肢D32には番
号が付けられており、解答D33にはその番号が格納さ
れている。また、主体は問題や解答をキーボード37a
から操作入力することが可能であり、操作入力された問
題や解答が問題記憶領域に記憶されるようになってい
る。キャラクタ記憶領域は、図示していないが、上記問
題解答データD3の各問題に対応して、同問題に関する
キャラクタを記憶している。同キャラクタは、主体を表
現するための絵柄もあれば、問題の対象物を表現するた
めの絵柄もある。主体はキャラクタを動作させる操作入
力を行うことが可能であり、キャラクタの動作を通じて
問題を出したり解答したりすることができるようになっ
ている。
【0055】ポイント情報記憶領域は、図9に示すよう
に、ポイント一覧表D4を記憶している。ポイント一覧
表D4には、「ユーザ識別データ」、「名前」、「ポイ
ント」、「合計ポイント」の項目に区分されてデータが
格納されている。「ユーザ識別データ」、「名前」に
は、主体一覧表D2に含まれるデータが格納される。本
実施形態では、すべての主体にポイントを付与してお
り、ポイント一覧表D4にはすべての主体に対応してポ
イント等が格納されるようになっている。「ポイント」
には、主体のポイントが格納される。主体が本教育シス
テム100を初めて利用するとき、所定のポイント(例
えば、5000ポイント)が付与され、ポイント情報記
憶機能P6により、ポイント一覧表D4にユーザ識別デ
ータや名前等と対応させて追加されるようになってい
る。初期のポイントは、教育システム100を初めて利
用する際に同システムの管理者に現金を支払って購入す
るようにしてもよい。「合計ポイント」には、所定の期
間に得た評価ポイントの合計が格納される。本実施形態
では、1か月間に得た評価ポイントを「合計ポイント」
に格納するものとし、月が変わるときに図示しないフロ
ーにて「合計ポイント」に0を格納するものとする。
「ポイント」や「合計ポイント」は、「名前」とともに
いわゆるランキングとしてPC30にて表示されるよう
になっている。
【0056】名刺記憶領域は、図10に示すように、名
刺一覧表D5を記憶している。名刺一覧表D5には、
「ユーザ識別データ」、「名前」、「メールアドレ
ス」、「電話番号」、「住所」、等の項目に区分されて
データが格納されている。そして、名刺一覧表D5には
すべての主体に対応してデータが格納されるようになっ
ている。なお、名刺一覧表D5に格納されるデータは主
体からの操作入力の内容であり、電話番号等が他の主体
に知られたくない場合には対応するデータが格納されな
いこともある。取得名刺記憶領域は、図11に示すよう
に、取得名刺一覧表D6を記憶している。取得名刺一覧
表D6には、「ユーザ識別データ」、「名前」、「取得
した名刺」の項目に区分されてデータが格納されてい
る。この取得名刺一覧表D6にもすべての主体に対応し
てデータが格納されるようになっている。なお、「取得
した名刺」には、名刺を受け取った他の主体に対応した
ユーザ識別データが格納される。なお、ハードディスク
25に上述した各種記憶領域を設けているのは、各種デ
ータD1〜D6等を便宜上区分して記憶するである。し
たがって、それぞれの記憶領域に対応してハードディス
クを設ける必要はない。また、各種データD1〜D6の
構造も一例に過ぎず、データD1〜D6に分けて管理す
るのも一例に過ぎない。例えば、問題解答データD3の
代わりに問題データと解答データを分けて管理してもよ
いし、主体一覧表D2とポイント一覧表D4とを一緒に
管理してもよい。
【0057】(4)教育プログラムの動作の概略: 図12は、上述した各種機能を実現させる教育プログラ
ムPによる処理の全体構造を示すフローチャートであ
る。マウス37b等にて教育プログラムPの実行を開始
させる操作入力が行われると、教育システム100は、
まず、利用者の操作入力による情報入力処理を行い(ス
テップS105)、操作入力が行われたPC30に対し
て図13に示すメニュー画面を表示する(ステップS1
10)。その後、メニュー画面に表示されたボタン41
a〜41dのマウス37bによるクリック操作(以下、
クリックとのみ記載する。)に応じた処理を行う。
【0058】ステップS115では、先生/生徒登録ボ
タン41aがクリックされたかどうかを判断する。先生
/生徒登録ボタン41aがクリックされた場合には先生
または生徒として登録する主体取得処理を行い(ステッ
プS120)、同ボタン41aがクリックされていない
場合にはステップS125に進む。ステップS125で
は、問題/解答出力ボタン41bがクリックされたかど
うかを判断する。問題/解答出力ボタン41bがクリッ
クされた場合には問題や解答を出力する等の処理を行う
問題解答出力処理を行う(ステップS130)。そし
て、自らのポイントや、ポイントのランキングを表示す
るポイント出力処理を行い(ステップS135)、ステ
ップS145に進む。一方、ステップS125で同ボタ
ン41bがクリックされていない場合には、ポイント出
力ボタン41cがクリックされたかどうかを判断する
(ステップS140)。ポイント出力ボタン41cがク
リックされた場合にはステップS135のポイント出力
処理を行い、ステップS145に進む。同ボタン41c
がクリックされていない場合には、ステップS135を
行わずにステップS145に進む。ステップS145で
は、終了ボタン41dがクリックされたかどうかを判断
し、終了ボタン41dがクリックされた場合には本フロ
ーを終了する。同ボタン41dがクリックされていない
場合には、繰り返しステップS110〜S145の処理
を行う。
【0059】(5)情報入力処理の動作: 以下、各ステップの処理を、適宜、表示画面例等を示し
ながら詳細に説明する。なお、一部のフローでは表示画
面例をフロー中に記載している。図14は、ステップS
105の情報入力処理を示すフローチャートである。本
フローでは、初めて教育システム100を利用する際の
ユーザ登録を行ったり、名刺を登録したり、名刺の内容
を修正したりする。まず、操作入力が行われたPC30
のディスプレイ38aに図示しないユーザ登録画面を表
示する(ステップS202)。より具体的に説明する
と、サーバ20は操作入力が行われたPC30からの開
始要求に応じてハードディスク25に記憶された所定の
ユーザ登録画面のデータをインターネット網10を介し
て同PC30に出力し、このPC30が例えばブラウザ
の処理により同ユーザ登録画面をディスプレイ38aに
表示することになる。以下、サーバ20とPC30との
間でインターネット網10を介してデータの入出力を行
う処理が繰り返し行われることになるが、この入出力の
処理についての記載を省略することにする。
【0060】次に、ユーザ登録を行うかどうかを判断す
る(ステップS204)。ユーザ登録画面にはユーザ登
録ボタンが設けられており、このユーザ登録ボタンがク
リックされるとステップS206に進んで所定のユーザ
登録処理を行う。ステップS206では、利用者毎に異
なるユーザ識別データを付与する。このユーザ識別デー
タは、各種データ処理に用いられるが、他の利用者には
通知されないようになっている。その後、ステップS2
10に進んで名刺に関する情報を操作入力する処理を行
う。ステップS202で表示されるユーザ登録画面には
ユーザ名とユーザ識別データを操作入力する入力欄が設
けられており、ユーザ名とユーザ識別データが正確に操
作入力されるとステップS204ではユーザ登録しない
と判断してステップS208に進む。ステップS208
では、名刺記憶領域に記憶されている名刺を修正するか
どうかを選択させる旨の表示を行ったうえで、操作入力
に応じて名刺を修正するかどうかを判断する。名刺を修
正する場合にはステップS210に進み、修正しない場
合には本フローを終了する。
【0061】ステップS210では、名刺記憶領域に記
憶されている名刺一覧表D5を読み出し、ユーザ識別デ
ータに基づいて利用者に対応するデータを検索し、フロ
ー中に示したような名刺入力画面を表示する。同画面に
は、名前の入力欄、メールアドレスの入力欄、電話番号
の入力欄、住所の入力欄、資格の入力欄、等が設けられ
ている。図示していないが、名刺を縦書きにするか横書
きにするかを設定する入力欄や、名刺の色や模様を設定
する入力欄も設けられている。なお、名刺に関する情報
として取得した趣味や特技等を含め、これらの項目に対
応する入力欄を名刺入力画面に設けてもよい。名前の入
力欄には、本名を入力してもよいし、ニックネーム等を
入力してもよい。情報を開示したく項目については、入
力欄を空欄とすることも可能である。この場合、再び本
フローが行われる場合にステップS210で空欄とされ
た入力欄に名刺に関する情報を入力可能である。
【0062】その後、入力欄に操作入力された内容に基
づいて名刺を表示する(ステップS212)。その一例
を図15に示している。次に、表示内容の名刺を記憶す
るかどうかを判断する(ステップS214)。ステップ
S214の判断処理は、例えば、OKボタンやキャンセ
ルボタンを表示してOKボタンがクリックされるかキャ
ンセルボタンがクリックされるかに応じて行うことがで
きる。条件成立の場合は、名刺入力画面に入力された各
種情報をユーザ識別データに対応させて名刺一覧表D5
に格納し、名刺記憶領域に記憶させて(ステップS21
6)、本フローを終了する。一方、条件不成立の場合
は、再びステップS210〜S214の処理を行い、名
刺に関する情報を修正する処理を行う。このように、ス
テップS210〜S216の処理は、主体から名刺につ
いての操作入力を受け付けて名刺を記憶する名刺記憶機
能P9をコンピュータに実現させる。
【0063】(6)主体取得処理の動作: 情報入力処理が終了すると、メニュー表示画面を表示
し、ボタン41a〜41dのクリック操作を受け付け
る。図16は、先生/生徒登録ボタン41aがクリック
された場合に実行されるステップS120の主体取得処
理をフローチャートにより示している。まず、カリキュ
ラム記憶領域に記憶されているカリキュラム一覧表D1
を取得し(ステップS252)、その内容をカリキュラ
ムとして情報入力処理が行われたPC30のディスプレ
イ38aに表示する(ステップS254)。すると、同
ディスプレイ38aには図6で示したカリキュラム一覧
表D1とほぼ同じフォーマット、すなわち、科目と定員
とが対応して一覧表とされたカリキュラムが表示され
る。このように、ステップS252〜S254は、カリ
キュラム記憶領域から教育のカリキュラムを出力するカ
リキュラム出力機能P2を実現させる。ステップS25
6以下の処理は、主体から先生または生徒の設定入力を
受け付け、同主体を先生とするか生徒とするかを取得す
る主体取得機能P1をコンピュータに実現させるもので
ある。ステップS256では、先生/生徒選択欄を表示
する。フロー中に示したように、先生/生徒選択欄では
「先生になる」、「生徒になる」、「終了」のいずれか
をマウス37bにて選択可能である。ステップS258
では、選択入力に応じて処理を分岐させる。
【0064】先生/生徒選択欄にて「先生になる」が選
択入力されると、ステップS260に進み、授業を行い
たい科目の選択入力を受け付けて取得する。この選択入
力は、表示されているカリキュラム中の科目をクリック
することにより行うことができる。すると、図17に示
すように時間帯入力欄42aが設けられた時間帯入力画
面を表示して、授業を行いたい時間帯の操作入力を受け
付けて取得する(ステップS262)。時間帯入力欄4
2aでは、キーボード37aにて日付入力欄42bに操
作入力可能であり、マウス37bにて時刻選択欄42c
の時間帯を選択可能である。図の例では1時間毎に区切
られた時間帯から選択入力を行うようになっているが、
よりきめ細やかに時間帯を操作入力させるようにしても
よい。その後、ユーザ識別データに対応させて、名刺一
覧表D5の名前、「先生」、操作入力された科目と時間
帯、タイマ回路27にて計時された日時を対応する日付
の主体一覧表D2に格納し、主体一覧表D2ごと科目と
時間帯を主体記憶領域に記憶する(ステップS26
4)。そして、再びステップS252〜S258の処理
を行い、先生/生徒選択欄への選択入力に応じて処理を
分岐させる。すなわち、ステップS260〜S264の
処理は、先生となりたい第一の主体から操作入力を受け
付けることにより授業を行いたい科目と同授業を行いた
い時間帯を記憶する第一の時間帯取得機能を実現させ
る。
【0065】一方、先生/生徒選択欄にて「生徒にな
る」が選択入力されると、ステップS266に進み、先
生を検索するかどうかを判断する。この処理は、例え
ば、先生を検索するかどうかを選択させる旨を記載した
図示しない選択欄を表示し、マウス37bによる選択入
力に応じて処理を分岐させることにより行うことができ
る。先生を検索する場合には、ステップS268の先生
検索処理を行った後、ステップS270に進む。先生を
検索しない場合には、先生検索処理を行わずにステップ
S270に進む。
【0066】図18は、ステップS268で行われる先
生検索処理をフローチャートにより示している。まず、
取得名刺記憶領域から取得名刺一覧表D6を取得し(ス
テップS302)、生徒として登録しようとしている主
体に対応する名刺を名刺記憶領域の名刺一覧表D5から
取得する(ステップS304)。より具体的に説明する
と、利用者が操作するPC30からは主体に対応するユ
ーザ識別データが送出されているので、一旦、このユー
ザ識別データに対応するデータを図11で示した取得名
刺一覧表D6から取得する処理を行う。そして、同デー
タには取得した名刺に対応するユーザ識別データが格納
されているので、名刺一覧表D5から同ユーザ識別デー
タに対応する名刺に関するデータを取得する処理を行
う。
【0067】次に、取得した名刺を図15で示した名刺
と同様のフォーマットで一覧表示し(ステップS30
6)、表示された名刺をクリックする操作を受け付ける
等により表示された名刺の選択入力を受け付けて取得す
る(ステップS308)。さらに、主体記憶領域から主
体一覧表D2を取得し、この主体一覧表D2から選択さ
れた名刺の主体に対応し、かつ、先生として登録されて
いるデータを取得する(ステップS310)。そして、
データを取得したかどうかを判断する(ステップS31
2)。データを取得した場合には、検索結果である取得
したデータを一覧表示して(ステップS314)、ステ
ップS318に進む。一方、データを取得していない場
合には、先生として登録されていない旨を検索結果とし
て表示し(ステップS316)、ステップS318に進
む。
【0068】ステップS318では、先生を検索する処
理を終了するかどうかを判断する。ステップS318の
判断処理は、例えば、OKボタンやキャンセルボタンを
表示してボタン操作に応じて行うことができる。条件成
立の場合は本フローを終了し、条件不成立の場合は再び
ステップS302〜S318の処理を行って先生を検索
する処理を行う。例えば、ユーザ識別データ「bbb
b」の主体が先生を検索するとき、図7、図10、図1
1の例では、ステップS304にて、ユーザ識別データ
「bbbb」に対応する取得名刺一覧表D6のデータD
61の取得した名刺「aaaa,eeee,・・・」を
ユーザ識別データとする名刺に関するデータD51,D
52を名刺一覧表D5から取得する。ここで、検索する
先生としてユーザ識別データ「aaaa」の主体が選択
入力されたとき、主体一覧表D2では科目「英語(初
級)」に対応するデータD21がユーザ識別データ「a
aaa」の主体に対応し、かつ、登録が「先生」である
ので、主体一覧表D2からデータD21を取得し、ステ
ップS314にて同データD21の内容を表示する。
【0069】すなわち、生徒となる主体は取得した名刺
の先生を検索することができ、便利である。なお、授業
を受けたい主体が先生と登録されていないときには、先
生の名刺に含まれるメールアドレス等で別途連絡をと
り、先生となるようにお願いすることが可能である。こ
のように、ステップS302〜S318の処理は、生徒
とされた主体から生徒別に記憶されている名刺の選択入
力を受け付け、選択入力された名刺に対応する主体が先
生として取得されているかどうかを検索し、検索結果を
出力する先生検索機能P11を実現させる。
【0070】先生検索処理が終了すると、図16のステ
ップS270にて、授業を受けたい科目の選択入力を受
け付けて取得する。この選択入力もステップS260と
同様に表示されているカリキュラム中の科目をクリック
することにより行うことができる。すると、図17と同
様の時間帯入力欄を表示して、授業を受けたい時間帯の
操作入力を受け付けて取得する(ステップS272)。
その後、ユーザ識別データに対応させて、名刺一覧表D
5の名前、「生徒」、操作入力された科目と時間帯、タ
イマ回路27にて計時された日時を対応する日付の主体
一覧表D2に格納し、主体一覧表D2ごと科目と時間帯
を主体記憶領域に記憶する(ステップS274)。そし
て、再びステップS252〜S258の処理を行う。す
なわち、ステップS266〜S274の処理は、生徒と
なりたい第二の主体から操作入力を受け付けることによ
り授業を受けたい科目と同授業を受けたい時間帯を記憶
する第二の時間帯取得機能を実現させる。なお、ステッ
プS256にて先生/生徒選択欄が表示されていると
き、「終了」が選択入力されると、本フローを終了す
る。
【0071】(7)問題解答出力処理の動作: 上記主体取得処理が終了すると、メニュー表示画面を表
示し、再びボタン41a〜41dのクリック操作を受け
付ける。そして、問題/解答出力ボタン41bがクリッ
クされると、図12のステップS125にて条件成立と
なり、ステップS130の問題解答出力処理を行う。図
19は、この問題解答出力処理をフローチャートにより
示している。本フローは、問題や解答を出力し、主体の
持つポイントを変化させる等の処理を行う。まず、主体
から科目と時間帯の選択入力を受け付けて科目と時間帯
を取得する(ステップS402)。この処理は、例え
ば、主体一覧表D2から主体のユーザ識別データに対応
するデータを取得して一覧表示し、表示された科目への
クリック操作を受け付けることにより行うことができ
る。
【0072】次に、同じ科目、時間帯で授業相手がいる
かどうかを判断する(ステップS404)。この判断を
行うには様々な処理が可能である。例えば、主体一覧表
D2においてステップS402で選択入力された科目と
時間帯に対応する登録が「先生」と「生徒」のいずれか
一方しかいないとき、授業相手がいないことになり、条
件不成立となる。また、「先生」として登録された科目
と時間帯が選択入力されたとき、同じ科目と時間帯の
「先生」よりも「生徒」のほうが少ない場合、主体一覧
表D2の入力日時の早い順に授業相手が割り当てられ
る。そして、授業相手のいない「先生」となったとき、
条件不成立となる。さらに、「生徒」として登録された
科目と時間帯が選択入力されたとき、同じ科目と時間帯
の「先生」の数よりも「生徒」にカリキュラム一覧表D
1の定員を乗じた数のほうが多くなる場合もある。この
とき、授業相手のいない「生徒」であれば条件不成立と
なる。図7の例では、ユーザ識別データ「aaaa」の
主体が科目「英語(初級)」、時間帯「10:00−1
1:00」を選択入力したとき、登録は「先生」である
ので、主体一覧表D2から科目と時間帯が同じで登録が
「生徒」であるデータD22,D23が検索されること
になる。ここで、「英語(初級)」定員はカリキュラム
一覧表D1により「4人」であるので、条件成立とな
る。
【0073】ステップS404で条件不成立の場合、授
業が成り立たないので、授業相手がいない旨を表示して
(ステップS406)、本フローを終了する。一方、条
件成立の場合、上述した手順にて授業相手を決定して主
体を先生または生徒として取得し、取得された先生と生
徒とが操作入力を行うPC30から授業相手を表示する
(ステップS408)。すなわち、ステップS402〜
S408の処理は、主体記憶領域に記憶された科目と時
間帯とが一致したときに先生となりたい第一の主体を先
生として取得し、生徒となりたい第二の主体を生徒とし
て取得する主体取得機能P1を実現させる。そして、先
生と生徒は、カリキュラムを通じて出会うことができ
る。
【0074】その後、科目と時間帯の選択入力を行った
主体が先生であるか生徒であるかに応じて処理を分岐さ
せる(ステップS410)。先生である場合、後述する
問題出力処理(ステップS412)、名刺取得処理(ス
テップS414)、ポイント変化処理(ステップS41
6)を順に行い、本フローを終了する。一方、生徒であ
る場合、後述する解答出力処理(ステップS418)、
名刺取得処理(ステップS420)、ポイント変化処理
(ステップS422)を順に行い、本フローを終了す
る。すなわち、ステップS412〜S416の処理は先
生に対して行われる処理であり、ステップSS418〜
S422の処理は生徒に対して行われる処理となる。な
お、授業相手となった複数の主体に対するステップS4
12〜S416の処理とステップSS418〜S422
の処理とは、マルチタスクにより並列して行われる。
【0075】図20はステップS412で行われる問題
出力処理をフローチャートにより示しており、図21は
ステップS418で行われる解答出力処理をフローチャ
ートにより示している。これらのフローは並列して行わ
れるようになっている。問題出力処理では、まず、先生
が使用するPC30(以下、先生のPCという。)にて
問題出力形式選択画面を表示し、問題の出力形式の選択
入力を受け付けて取得する(ステップS502)。問題
出力形式選択画面には、フロー中に示したように、「問
題文入力」と「問題選択」が表示され、これらのいずれ
かをマウス37bにて選択入力可能である。また、「問
題選択」が選択入力された場合には、さらに「そのまま
出力」、「2択に絞って出力」、「キャラクタ使用」、
等が選択入力可能となる。問題出力形式選択画面には送
出ボタンも設けられており、この送出ボタンがクリック
されると選択入力された出力形式を生徒に対して行われ
る解答出力処理に引き渡す処理を行う(ステップS50
4)。解答出力処理では、生徒が使用するPC30(以
下、生徒のPCという)にて同出力形式を問題出力形式
表示画面として表示する(ステップS552)。例え
ば、先生側の問題出力形式選択画面にて「問題選択」の
「2択に絞って出力」が選択入力されているとき、生徒
側の問題出力形式表示画面にて「問題を2択に絞って出
力します。」と表示する。また、問題出力形式表示画面
にはOKボタンが設けられており、このOKボタンがク
リックされるまで継続して問題出力形式表示画面を表示
する(ステップS554)。
【0076】このように、問題の出力形式の決定権は先
生にあるが、生徒が問題の出力形式の希望を持っている
ことがある。また、先生も生徒の希望を取り入れて教育
を行いたい場合もある。そこで、問題出力形式選択画面
や問題出力形式表示画面にチャットボタンを設けてあ
り、先生と生徒のPCに図示しないチャット欄を表示し
て別途会話のやりとりを行うことが可能となっている。
生徒のPCにてOKボタンがクリックされると、ステッ
プS554にて条件成立となり、問題出力形式別に解答
出力処理を行い(ステップS556)、本フローを終了
する。一方、問題出力処理ではステップS506にて上
記OKボタンのクリック操作を読み込み、OKボタンが
押された旨を表示する。そして、問題の出力形式を確定
するかどうかを判断する(ステップS508)。この判
断処理は、例えば、確定ボタンを表示して同確定ボタン
がクリックされたかどうかに応じて行うことができる。
確定しない場合には、再びステップS502〜S508
の処理を行う。確定する場合には、問題の出力形式をハ
ードディスク25に記憶し(ステップS510)、問題
出力形式別に問題出力処理を行い(ステップS51
2)、本フローを終了する。
【0077】図22はステップS512で行われる問題
出力形式別問題出力処理をフローチャートにより示して
おり、図23はステップS556で行われる問題出力形
式別解答出力処理をフローチャートにより示している。
これらのフローは、上記問題出力形式選択画面にて「問
題文入力」が選択されたときに並列して行われるように
なっている。これらの処理が行われるとき、先生は問題
文を操作入力し、生徒が問題文に対して解答を文章で操
作入力することになる。
【0078】先生のPCでは、まず、図24に示す初期
画面を表示する(ステップS602)。図の例は、「A
AAA」先生の授業を二人の生徒が受ける場合の表示画
面例である。図において、先生が問題文を操作入力する
ための問題入力欄43a、生徒からの解答を表示するた
めの解答表示欄43b,43cが横に並ぶように区切ら
れて設けられている。同解答表示欄は、生徒の数に対応
して設けられる。また、画面の下部には、チャット欄4
3dが設けられている。問題入力欄43aの下部には、
問題文入力ボタンやチャットボタン等の各種ボタン43
eが配置されている。一方、生徒のPCでは、まず、図
25に示す初期画面を表示する(ステップS652)。
図の例は、生徒名「BBBB」の生徒のPCにて表示さ
れる表示画面例を示している。図において、先生が操作
入力する問題文を表示するための問題表示欄44a、生
徒が解答を操作入力するための解答入力欄44bが横に
並ぶように区切られて設けられている。ここで、生徒が
複数いても、他の生徒の解答は表示されないようになっ
ている。また、同画面の下部にもチャット欄44cが設
けられている。解答入力欄44bの下部には、解答入力
ボタンやチャットボタン等の各種ボタン44dが配置さ
れている。
【0079】ここで、両画面に表示されるチャットボタ
ンをクリックすると、チャット欄43d,44cへの操
作入力が可能となる。図26は、チャットボタンがクリ
ックされたときに実行されるチャット出力処理をフロー
チャートにより示している。なお、本フローは、チャッ
トボタンをクリックした主体のPCにてチャット欄への
操作入力を可能とするものである。問題出力形式別の問
題出力処理や解答出力処理が行われているとき、チャッ
トボタンが表示され続けるので、その間は実行可能とな
っている。図において、まず、チャットボタンをクリッ
クした主体のPCのチャット欄にチャット終了ボタンを
表示し(ステップS702)、同主体から会話の操作入
力を受け付けて取得する(ステップS704)。次に、
授業に参加している主体のPCに取得した会話を表示す
る(ステップS706)。すると、授業に参加している
先生と生徒すべてのPCにて会話が表示され、会話内容
を共有することができる。すなわち、先生と生徒との間
で直接会話することができるので、便利である。その
後、チャット終了ボタンがクリックされたかどうかによ
り、チャットを終了するか否かを判断する(ステップS
708)。チャットを終了しないときには再びステップ
S704〜S708の処理を行い、チャットを終了する
ときにはチャット終了ボタンを画面から消して本フロー
を終了する。このように、チャット出力処理により、先
生および生徒とされた主体から会話についての操作入力
を受け付け、操作入力された会話を同先生および生徒と
された主体に対して出力する会話出力機能P8が実現さ
れる。
【0080】ステップS602で初期画面を表示した
後、先生のPCにて問題文入力ボタンがクリックされる
までステップS604の判断処理を繰り返す。問題文入
力ボタンがクリックされると、問題文入力ボタンを消し
て問題入力欄43aに送信ボタンを表示し(ステップS
606)、問題入力欄43aにてカリキュラムの科目に
対応する問題文についての操作入力を受け付ける(ステ
ップS608)。次に、送信ボタンがクリックされたか
どうかを判断し(ステップS610)、クリックされて
いないときにはステップS608に戻り継続して問題文
の操作入力を受け付ける。送信ボタンがクリックされる
と、操作入力を受け付けた問題文を解答出力処理に引き
渡す(ステップS612)。このとき、操作入力した問
題文は問題入力欄43aに表示された状態となってい
る。解答出力処理では、問題文を入手して生徒のPCに
て問題表示欄44aに表示する(ステップS654)。
すなわち、先生から操作入力を受け付けた問題が生徒に
対して出力されることになる。なお、ステップS654
では、問題文を表示した時刻をタイマ回路27から読み
出してハードディスク25に記憶する処理も行う。次
に、解答入力ボタンがクリックされるまでステップS6
56の判断処理を繰り返す。解答入力ボタンがクリック
されると、解答入力ボタンを消して送信ボタンを表示し
(ステップS658)、解答入力欄44bにて解答の文
章の操作入力を受け付ける(ステップS660)。そし
て、送信ボタンがクリックされたかどうかを判断し(ス
テップS662)、クリックされていないときにはステ
ップS660に戻り継続して解答の操作入力を受け付け
る。送信ボタンがクリックされると、操作入力を受け付
けた解答を問題出力処理に引き渡すとともに、解答を引
き渡した時刻をタイマ回路27から読み出してハードデ
ィスク25に記憶する(ステップS664)。なお、解
答を引き渡した時刻は、問題に対する解答を出力した時
刻に相当する。
【0081】問題出力処理では、生徒からの解答を入手
し、先生のPCにて解答した生徒に対応する解答表示欄
に表示する(ステップS614)。すなわち、生徒から
操作入力を受け付けた解答が先生に対して出力されるこ
とになる。ステップS614では、問題入力欄43aに
ヒント入力ボタンと次ボタンを表示する処理も行う。次
に、クリックされたボタンの種類に応じて処理を分岐さ
せる(ステップS616)。ヒント入力ボタンがクリッ
クされた場合には、後述するヒント出力処理を行い(ス
テップS618)、ステップS614に戻って生徒から
の解答を待つ。一方、次ボタンがクリックされた場合に
は、タイマ回路27の計時が主体一覧表D2に格納され
た時間帯の終了時刻になったかどうかを判断する(ステ
ップS620)。終了時刻になっていない場合には、問
題入力欄43aに再び問題文入力ボタンを表示して(ス
テップS622)、ステップS604〜S620の処理
を行う。終了時刻になった場合には、授業時間終了の旨
を作成して先生のPCに表示し(ステップS624)、
本フローを終了する。
【0082】図27は、ステップS618で行われるヒ
ント出力処理をフローチャートにより示している。本フ
ローでは、先生から問題に対応するヒントの操作入力を
受け付け、操作入力されたヒントを生徒に対して出力す
る処理を行う。図において、まず、ヒント入力ボタンを
クリックした先生のPCの問題入力欄43aに送信ボタ
ンを表示し(ステップS752)、同先生からヒントの
操作入力を受け付けて取得する(ステップS754)。
次に、送信ボタンがクリックされたかどうかを判断し
(ステップS756)、送信ボタンがクリックされるま
でステップS754にてヒントの操作入力を受け付け
る。送信ボタンがクリックされると、取得したヒントを
解答出力処理に引き渡し(ステップS758)、本フロ
ーを終了する。一方、解答出力処理では、ステップS6
66にて先生によるボタンのクリック操作を読み込み、
ヒント入力ボタンがクリックされたかどうかを判断す
る。条件成立の場合、問題出力処理から入力された先生
からのヒントを生徒のPCに表示するとともに、解答入
力欄44bに再び解答入力ボタンを表示する(ステップ
S668)。その後、ステップS656に戻り、解答の
操作入力を受け付けて引き渡す処理を行う。このよう
に、先生から生徒にヒントを出すことができるので、本
教育システム100は便利である。
【0083】ステップS666にて次ボタンがクリック
されたと判断した場合、条件不成立となり、ステップS
670に進んで授業時間が終了であるかどうかを判断す
る(ステップS670)。上記ステップS620にて終
了時刻と判断した場合に条件成立となり、ステップS6
24で作成した授業時間終了の旨を生徒のPCに表示し
て(ステップS674)、本フローを終了する。一方、
授業時間が終了でない場合、解答入力欄44bに再び解
答入力ボタンを表示して(ステップS672)、ステッ
プS654〜S670の処理を行う。
【0084】以上説明したように、図22で示した問題
出力処理は、解答出力処理の一部と連携して、先生から
問題についての操作入力を受け付けるとともに操作入力
に応じて問題を生徒に対して出力する問題出力機能を実
現させる。また、図23で示した解答出力処理は、問題
出力処理の一部と連携して、生徒から問題に対する解答
についての操作入力を受け付けるとともに操作入力に応
じて解答を先生に対して出力する解答出力機能を実現さ
せる。言い換えると、上記問題出力処理と解答出力処理
は、主体から問題および同問題に対する解答についての
操作入力を受け付け、操作入力に応じて同問題および解
答に関する教育情報を主体に対して出力する教育情報出
力機能P3を実現させる。ここで、主体は先生になるか
生徒になるかを選択することができるので、複数の主体
の間でスムーズに教育を行ったり教育を受けたりし合う
ことが可能となる。
【0085】なお、教育情報出力機能P3による問題出
力形式別の問題出力処理や解答出力処理は、様々なフロ
ーにより行うことができる。図28は、ステップS51
2で行われる別の問題出力形式別問題出力処理をフロー
チャートにより示しており、図29はステップS556
で行われる別の問題出力形式別解答出力処理をフローチ
ャートにより示している。なお、ボタンのクリック操作
の判断やボタンの表示等、一部の処理については記載を
省略している。これらのフローは、上記問題出力形式選
択画面にて「問題選択」の「2択に絞って出力」が選択
されたときに並列して行われるようになっている。ま
た、これらのフローは生徒に選択肢を選択させる処理を
行うため、生徒により選択された選択肢が正解であるか
どうかを表示する処理も行う。
【0086】先生のPCでは、まず、図24と同様の初
期画面を表示する(ステップS802)。ここで、問題
入力欄の下部には、問題入力ボタンやチャットボタン等
が表示されるようになっている。一方、生徒のPCで
は、図25と同様の初期画面を表示する(ステップS8
52)。解答入力欄の下部には、解答入力ボタンやチャ
ットボタン等が表示される。問題出力処理のステップS
802で初期画面を表示した後、フロー中の記載は省略
しているが、問題入力ボタンがクリックされると問題入
力ボタンを消して問題入力欄に送信ボタンを表示し、こ
の問題入力欄にて問題の選択入力を受け付ける(ステッ
プS804)。図8を用いてより具体的に説明すると、
問題記憶領域から授業科目に対応する問題解答データD
3を取得し、同問題解答データD3の問題文D31を一
覧表示し、問題文D31をクリックする操作入力を受け
付けて問題文D31のいずれかを取得する処理を行う。
【0087】その後、問題解答データD3から取得した
問題文D31に対応する選択肢D32を取得し、図30
に示す問題表示画面45にて問題文D31と選択肢D3
2を表示し、選択肢を絞り込む設定入力を受け付ける
(ステップS806)。むろん、解答D33について
は、問題表示画面に表示されない。選択肢を一覧表示し
た選択肢表示欄45aには選択肢(図では5肢)に対応
してチェックボックス45bが設けられており、先生は
マウス37bにてチェックボックス45bに所定数のチ
ェック(図では2箇所)を付け、画面下部に設けられた
OKボタン45cをクリックすることにより選択肢を絞
り込むことが可能である。本実施形態では、5択の問題
を2択の問題に絞る操作を行うことになる。ステップS
806終了後、絞り込んだ選択肢を問題文とともに解答
出力処理に引き渡す(ステップS808)。このとき、
絞り込んだ選択肢を含む問題は問題入力欄に表示された
状態としている。
【0088】解答出力処理では、問題を入手して生徒の
PCの問題表示欄44aに図31に示す解答選択欄46
として表示するとともに、問題を表示した時刻を記憶す
る(ステップS854)。そして、絞り込まれた選択肢
の操作入力を受け付ける(ステップS856)。解答選
択欄46には、絞り込まれた二つの選択肢が表示される
とともに、「わかりません」という項目も表示される。
そして、絞り込まれた選択肢と「わかりません」に対応
して通し番号46aとラジオボタン46bが設けられて
おり、これらのラジオボタン46bのいずれかをマウス
37bにて選択可能となっている。したがって、先生が
選択肢を絞り込む際に正解を削除してしまった場合等の
ように絞り込まれた選択肢から正解を選択することがで
きないと思ったとき、生徒は「わかりません」を選択す
ることが可能である。その後、問題表示欄44aに下部
に表示される送信ボタンがクリックされると、選択入力
を受け付けた解答を問題出力処理に引き渡すとともに、
解答を引き渡した時刻、すなわち、問題に対する解答を
出力した時刻を記憶する(ステップS858)。
【0089】問題出力処理では、生徒からの解答を入手
し、先生のPCにて解答した生徒に対応する解答表示欄
に表示する(ステップS810)。その際、問題入力欄
にヒント入力ボタンと次ボタンを表示する。次に、先生
によりクリックされたボタンの種類に応じて処理を分岐
させる(ステップS812)。ヒント入力ボタンがクリ
ックされた場合には、図27で示したヒント出力処理を
行い(ステップS814)、ステップS810に戻って
生徒からの解答を待つ。一方、次ボタンがクリックされ
た場合には、解答出力処理にて解答の判定結果が出力さ
れるので、この判定結果を表示し(ステップS81
6)、所定の出題回数(例えば、20題)になったかど
うかを判断する(ステップS818)。所定の出題回数
になっていない場合には、問題入力欄に再び問題入力ボ
タンを表示して、ステップS804に戻る。所定の出題
回数になった場合には、出題終了の旨を作成して先生の
PCに表示し(ステップS820)、本フローを終了す
る。
【0090】一方、解答出力処理では、ステップS86
0にて先生によるボタンのクリック操作を読み込み、ヒ
ント入力ボタンがクリックされたかどうかを判断する。
条件成立の場合、問題出力処理から入力された先生から
のヒントを生徒のPCに表示する処理を行い(ステップ
S862)、ステップS856に戻る。先生が次ボタン
をクリックしたときにはステップS860にて条件不成
立となり、ステップS864に進んで、選択入力された
解答と問題記憶領域の問題解答データD3に格納された
解答とを対比し、判定結果を作成して、ハードディスク
25に記憶する(ステップS864)。判定結果を作成
する処理は、例えば、問題解答データD3から先生によ
り選択された問題に対応する解答D33の番号を取得
し、この番号に対応する選択肢D32の文字を取得し、
この文字とステップS856にて選択入力された選択肢
の文字とを対比することにより行うことができる。そし
て、文字が一致したときには「当たり」という文字デー
タ等を判定結果とし、一致していないときには「はず
れ」という文字データ等を判定結果とする。その後、作
成した判定結果を対応する生徒のPCにて表示する(ス
テップS866)。すると、同PCでは、例えば、「当
たり」または「はずれ」が表示されることになる。な
お、この判定結果は問題出力処理に引き渡され、ステッ
プS816にて先生のPCにて判定結果が表示されるこ
とになる。すなわち、解答出力処理のステップS864
〜S866と問題出力処理のステップS816の処理
は、操作入力された解答と問題記憶領域に記憶された解
答との対比について判定し、判定結果を出力する解答判
定結果出力機能P4を実現させる。
【0091】ステップS866終了後は、所定の出題回
数になったかどうかを判断する(ステップS868)。
上記ステップS818にて所定の出題回数になったと判
断した場合に条件成立となり、ステップS820で作成
した出題終了の旨を生徒のPCに表示して(ステップS
870)、本フローを終了する。一方、所定の出題回数
になっていない場合、解答入力欄に再び解答入力ボタン
を表示して、ステップS854に戻る。このように、図
28と図29で示したフローの処理により、先生による
選択肢の絞り込みが生徒の解答内容に反映されることに
なるが、後述するように判定結果が先生のポイントに反
映されるので、先生は自然と教え方が真剣となる。した
がって、教育を受ける楽しみが増すことになる。
【0092】また、教育情報出力機能P3による問題出
力形式別の問題出力処理や解答出力処理として、図32
と図33に示すフローチャートによる処理を採用しても
よい。これらのフローは、上記問題出力形式選択画面に
て「問題選択」の「キャラクタ使用」が選択されたとき
に並列して行われるようになっている。まず、先生のP
Cでは図24と同様の初期画面を表示し(ステップS9
02)、生徒のPCでは図25と同様の初期画面を表示
する(ステップS952)。問題出力処理にて初期画面
を表示した後、問題入力欄にて問題の選択入力を受け付
ける(ステップS904)。図8の例では、問題記憶領
域から授業科目に対応する問題解答データD3を取得
し、同問題解答データD3の問題文D31を一覧表示
し、クリック操作を受け付けて問題解答データD3中の
問題のいずれかを取得する処理を行う。
【0093】その後、取得した問題に対応するキャラク
タをキャラクタ記憶領域から取得し、取得したキャラク
タを表示して、キャラクタの選択入力を受け付ける(ス
テップS906)。図34は、キャラクタの選択入力を
受け付けるキャラクタ選択画面47を示している。画面
には選択入力された問題に関する複数のキャラクタ47
aが表示されており、先生はキャラクタ47aをクリッ
クして画面下部に設けられたOKボタン47bをクリッ
クすることにより、問題に使用するキャラクタを選択す
ることが可能である。なお、本フローには示していない
が、主体を表示するキャラクタを選択入力させるように
してもよい。ステップS906終了後は、問題文と選択
入力されたキャラクタとから図35に示すような問題表
示画面を作成し、先生のPCにて表示する(ステップS
908)。画面には、問題文とともに、先生を表すキャ
ラクタ48a、生徒を表すキャラクタ48b,48c
(図の例では、二人)、先生により選択入力された選択
肢を意味する各種解答キャラクタ48d、チャットボタ
ン48e等が表示される。
【0094】解答出力処理では、ステップS908で作
成された問題表示画面を入手して生徒のPCに表示する
とともに、問題表示画面を表示した時刻を記憶する(ス
テップS954)。すなわち、図35で示した問題表示
画面は先生と生徒の双方のPCにて表示されることにな
り、同画面を先生と生徒とで共有しながら授業を行うこ
とになる。なお、生徒のPCでは、チャットボタン48
eの近くに動作終了ボタンも表示する。次に、生徒を表
すキャラクタの動作についての操作入力を受け付ける
(ステップS956)。この処理は、解答する生徒に対
応するキャラクタ(キャラクタ48bまたはキャラクタ
48c)をマウス37bによるドラッグ操作を受け付け
ることにより行うことができる。同キャラクタの動作は
問題出力処理にも引き渡され、問題表示画面48に表示
されるようになっている。なお、生徒を表すキャラクタ
の手の位置が解答キャラクタ48dの位置に合わせられ
ると、同解答キャラクタ48dを解答として取得する。
そして、生徒により動作終了ボタンがクリックされたか
どうかを判断する(ステップS958)。条件不成立の
場合は、ステップS956にて繰り返しキャラクタの動
作について操作入力を受け付ける。一方、条件成立の場
合は、選択された解答を問題出力処理に引き渡すととも
に、解答を引き渡した時刻、すなわち、問題に対する解
答を出力した時刻を記憶する(ステップS960)。
【0095】問題出力処理では、生徒を表すキャラクタ
の動作を表示し(ステップS910)、動作終了かどう
かを判断する(ステップS912)。この判断処理は、
いずれかの生徒が画面上の動作終了ボタンをクリックし
たかどうかにより行うことができる。条件不成立の場合
は、繰り返しステップS910の処理を行う。条件成立
となった場合、問題表示画面48にヒント入力ボタンと
次ボタンを表示し、先生によりクリックされたボタンの
種類に応じて処理を分岐させる(ステップS914)。
ヒント入力ボタンがクリックされた場合には、後述する
ヒント出力処理(その2)を行い(ステップS91
6)、ステップS910に戻って生徒を表すキャラクタ
の動作を表示する。一方、次ボタンがクリックされた場
合には、解答出力処理にて解答の判定結果が出力される
ので、この判定結果を表示し(ステップS918)、所
定の出題回数になったかどうかを判断する(ステップS
920)。条件不成立の場合にはステップS904に戻
り、条件成立の場合には、出題終了の旨を作成して先生
のPCに表示し(ステップS922)、本フローを終了
する。
【0096】図36は、ステップS916で行われるヒ
ント出力処理(その2)をフローチャートにより示して
いる。先生のPCにてヒント入力ボタンがクリックされ
ると、まず、問題表示画面48に送信ボタンを表示し
(ステップS1002)、同先生からヒントの操作入力
を受け付けて取得する(ステップS1004)。次に、
送信ボタンがクリックされたかどうかを判断し(ステッ
プS1006)、送信ボタンがクリックされるまでステ
ップS1004にてヒントの操作入力を受け付ける。送
信ボタンがクリックされると、取得したヒントに基づい
て吹き出し表示データを作成する(ステップS100
8)。この吹き出し表示データは、問題表示画面48に
おいて先生を表すキャラクタ48aの近くに吹き出し4
8fとして表示させるデータである。そして、先生のP
Cにて吹き出し48fを表示するとともに、吹き出し表
示データを解答出力処理に引き渡し(ステップS101
0)、本フローを終了する。一方、解答出力処理では、
ステップS962にて先生によるボタンのクリック操作
を読み込み、ヒント入力ボタンがクリックされたかどう
かを判断する。条件成立の場合、問題出力処理から入力
された吹き出し表示データに基づいて生徒のPCにて吹
き出し48fを表示し(ステップS964)、ステップ
S956に戻る。このように、先生から生徒にヒントを
出す際、画面上で先生がヒントを喋っているように表示
することができるので、現実味の大きいシステムが構築
されることになる。
【0097】先生が次ボタンをクリックしたときにはス
テップS962にて条件不成立となり、ステップS96
6に進んで、図29のステップS864〜S870と同
様の処理を行う。ステップS966では、選択された解
答と問題記憶領域の問題解答データD3に格納された解
答とを対比し、判定結果を作成して、ハードディスク2
5に記憶する。その後、作成した判定結果を対応する生
徒のPCにて表示する(ステップS968)。この判定
結果は問題出力処理に引き渡され、ステップS918に
て先生のPCにて判定結果が表示されることになる。ス
テップS968終了後は、所定の出題回数になったかど
うかを判断する(ステップS970)。上記ステップS
920にて所定の出題回数になったと判断した場合に条
件成立となり、ステップS922で作成した出題終了の
旨を生徒のPCに表示して(ステップS972)、本フ
ローを終了する。一方、所定の出題回数になっていない
場合、解答入力欄に再び解答入力ボタンを表示して、ス
テップS954に戻る。
【0098】このように、図32で示した問題出力処理
は、解答出力処理の一部と連携して、キャラクタ記憶領
域から同問題に対応するキャラクタを取得して上記生徒
とされた主体に対して出力する問題出力機能を実現させ
る。また、図33で示した解答出力処理は、問題出力処
理の一部と連携して、同キャラクタの動作についての操
作入力を受け付け、操作入力された動作に応じて同キャ
ラクタを動作させて先生に対して出力する解答出力機能
を実現させる。その結果、キャラクタの動作を通じて問
題を出したり解答したりすることができ、授業を行う楽
しみを増すことができる。
【0099】図19に戻って、問題出力処理や解答出力
処理が終了すると、先生から名刺をいただいたり、先生
と名刺交換したりする名刺取得処理を行う。図37は生
徒側の名刺取得処理をフローチャートにより示してお
り、図38は先生側の名刺取得処理をフローチャートに
より示している。生徒側の名刺取得処理では、まず、名
刺取得画面を表示する(ステップS1102)。フロー
中に記載した表示画面例のように、本実施形態では、
「名刺をいただく」、「名刺交換」、「いただかない」
のいずれかをマウス37bにて選択入力可能である。ス
テップS1104では、選択入力に応じて処理を分岐す
る。「いただかない」が選択入力された場合、名刺の授
受を行わずに、本フローを終了する。「名刺をいただ
く」が選択入力された場合、名刺をいただきたい旨を作
成して先生側の名刺取得処理に引き渡し(ステップS1
106)、ステップS1110に進む。一方、「名刺交
換」が選択入力された場合、名刺交換したい旨を作成し
て先生側の名刺取得処理に引き渡し(ステップS110
8)、ステップS1110に進む。なお、フローには示
していないが、取得した先生の名刺を選択して削除する
処理も行うようにしてもよい。
【0100】先生側の名刺取得処理では、上記ステップ
S1104にて選択入力された内容に応じて処理を分岐
させる(ステップS1152)。「いただかない」が選
択入力された場合、本フローを終了する。「名刺をいた
だく」が選択入力された場合、入力された名刺をいただ
きたい旨を表示する(ステップS1154)。その際、
画面にOKボタンと拒否ボタンを表示する。そして、ク
リックされたボタンの種類に応じて処理を分岐させる
(ステップS1156)。OKボタンがクリックされた
場合、本フローを終了する。拒否ボタンがクリックされ
た場合、拒否の旨を作成して生徒側の処理に引き渡し
(ステップS1158)、本フローを終了する。「名刺
交換」が選択入力された場合、入力された名刺交換した
い旨を表示する(ステップS1160)。その際、画面
にOKボタンと拒否ボタンを表示し、クリックされたボ
タンの種類に応じて処理を分岐させる(ステップS11
62)。OKボタンがクリックされた場合、後述するス
テップS1164〜S1168の処理を行って本フロー
を終了する。拒否ボタンがクリックされた場合、拒否の
旨を作成して生徒側の処理に引き渡し(ステップS11
58)、本フローを終了する。
【0101】生徒側の名刺取得処理では、上記ステップ
S1156またはステップS1162でクリックされた
ボタンを読み込み、処理を分岐させる(ステップS11
10)。OKボタンがクリックされていた場合、名刺記
憶領域から図10で示した名刺一覧表D5を読み出し、
先生に対応する名刺に関するデータを取得する(ステッ
プS1112)。例えば、先生のユーザ識別データが
「aaaa」のとき、名刺一覧表D5からデータD51
を取得することになる。次に、取得した先生の名刺を図
15で示したフォーマットで生徒のPCにて表示する
(ステップS1114)。そして、取得した先生の名刺
を生徒に対応させて図11で示した取得名刺一覧表D6
に追加し、取得名刺記憶領域に記憶して(ステップS1
116)、本フローを終了する。例えば、ユーザ識別デ
ータ「bbbb」の生徒がユーザ識別データ「aaa
a」の先生の名刺を取得したとき、図11のデータD6
1の「取得した名刺」に「aaaa」を追加することに
なる。一方、ステップS1110にて条件不成立の場
合、拒否ボタンがクリックされていることになるので、
入力された拒否の旨を表示し(ステップS1118)、
本フローを終了する。すなわち、生徒側の名刺取得処理
は、先生側の名刺取得処理の一部と連携して、記憶され
た名刺から、生徒の先生に対応する名刺を取得し、取得
した名刺を同生徒に対応させて記憶する取得名刺記憶機
能P10を実現させる。
【0102】なお、ステップS1104にて「名刺交
換」が選択入力された場合、先生側の名刺取得処理にて
生徒の名刺を取得する処理を行う。すなわち、ステップ
S1164にて、名刺記憶領域から名刺一覧表D5を読
み出し、生徒に対応する名刺に関するデータを取得する
(ステップS1164)。次に、取得した生徒の名刺を
先生のPCにて表示する(ステップS1166)。そし
て、取得した生徒の名刺を先生に対応させて取得名刺一
覧表D6に追加し、取得名刺記憶領域に記憶して(ステ
ップS1168)、本フローを終了する。このように、
授業終了時に、生徒が授業内容を参考としながら希望に
より先生から名刺をいただいたり、先生と名刺交換した
りすることができるので、本教育システム100は便利
である。
【0103】図19に戻って、名刺取得処理が終了する
と、生徒から先生に評価ポイントをあげるポイント変化
処理を行う。この評価ポイントは先生を評価するポイン
トでもあり、先生としての評価の指標ともなる。図39
と図40は生徒側のポイント変化処理をフローチャート
により示しており、図41は先生側のポイント変化処理
をフローチャートにより示している。生徒側のポイント
変化処理では、まず、生徒が授業を受けた科目の先生と
生徒それぞれの総数を取得する(ステップS120
2)。ここで、先生と生徒のそれぞれの総数は、図7で
示した主体一覧表D2から授業を受けた科目と同じ科目
のデータを取得し、「先生」が登録されたデータの総数
と「生徒」が登録されたデータの総数とを求めることに
より行うことができる。なお、主体一覧表D2は日付別
に主体記憶領域に記憶されているため、所定期間、例え
ば、1か月すべての主体一覧表D2から先生と生徒の総
数を求めてもよい。
【0104】次に、評価ポイントを算出するためのパラ
メータX1に、求めた生徒数を先生数で除した値を代入
する(ステップS1204)。例えば、同じ科目に生徒
100人、先生50人が登録されているとき、パラメー
タX1は100/50=2となる。先生となる人が少な
い科目において生徒100人、先生2人が登録されてい
るとき、パラメータX1は100/2=50となる。す
なわち、パラメータX1は、同じ科目の先生数と生徒数
に応じて増減する。後述するように、パラメータX1が
大きくなるほど生徒から先生にあげる評価ポイントが大
きくなるため、先生となる人が少ない科目の先生となっ
た場合には評価ポイントを多く得ることが可能となる。
なお、上述した例では、同じ科目の先生数と生徒数の双
方をパラメータX1の演算に用いているが、いずれか一
方のみを使用してパラメータX1を演算してもよい。先
生数のみを用いる場合、例えば、所定の定数を先生数で
除した値をパラメータX1に代入することができる。ま
た、生徒数のみを用いる場合、例えば、生徒数を所定の
定数で除した値をパラメータX1に代入することができ
る。
【0105】また、生徒の解答時間も評価ポイントに反
映させるようにしている。ステップS1206では、生
徒の合計の解答時間を算出する。解答出力処理では、問
題毎に問題を表示した問題出力時刻(すなわち、問題を
生徒に対して出力した時刻)と解答を問題出力処理に引
き渡した解答出力時刻(すなわち、解答を先生に対して
出力した時刻)とを記憶しているので、各問題のそれぞ
れについて解答出力時刻から問題出力時刻を差し引いた
時間を算出し、合計すればよい。次に、別のパラメータ
X2に、授業時間を算出した解答時間で除した値を代入
する(ステップS1208)。授業時間は、主体一覧表
D2から授業を受けた科目の時間帯を取得し、終了時刻
から開始時刻を差し引いて求めることができる。例え
ば、授業時間が60分であり、解答時間が30分であっ
たとき、パラメータX2は60/30=2となる。解答
時間が10分で済んだときには、パラメータX2は60
/10=6となる。すなわち、パラメータX2は、生徒
の解答時間に応じて増減する。パラメータX2が大きく
なるほど評価ポイントが大きくなるため、生徒の解答時
間が少ないほど先生は評価ポイントを多く得ることが可
能となる。
【0106】さらに、生徒の解答の判定結果も評価ポイ
ントに反映させるようにしている。ここで、先生が問題
文を操作入力して生徒に出す場合、ハードディスク25
には正解が記憶されておらず、解答の判定結果は作成さ
れない。そこで、ステップS1210にて、問題の出力
形式が「問題選択」であったどうかを判断する。問題の
出力形式が「問題文入力」であった場合、条件不成立と
なり、ステップS1212にて別のパラメータX3に0
を代入してステップS1218に進む。ステップS12
10で条件成立の場合、解答出力処理にて作成されて記
憶された判定結果を読み出し、同判定結果から正解数を
算出する(ステップS1214)。各問題について「当
たり」または「はずれ」が記憶されているので、例え
ば、「当たり」の数を求めることにより正解数を算出す
ることができる。次に、別のパラメータX3に、正解数
を問題数で除して所定の定数を乗じた値を代入する(ス
テップS1216)。例えば、所定の定数を30とし
て、問題が20題あり、正解数が10であるとき、パラ
メータX3は(10/20)×30=15となる。全問
正解であるときは、パラメータX3は(20/20)×
30=30となる。すなわち、パラメータX3は、生徒
の正解数に応じて増減する。パラメータX3が大きくな
るほど評価ポイントが大きくなるため、生徒の正解数が
多いほど先生は評価ポイントを多く得ることが可能とな
る。
【0107】その後、算出したパラメータX1〜X3を
合計し、小数点以下を四捨五入して計算ポイントとする
(ステップS1218)。ここで、計算ポイントは原則
として必ず先生に渡されるポイントであり、生徒は同計
算ポイントを参照して追加する評価ポイントを決めるこ
とになる。そこで、ステップS1220では、計算ポイ
ントを生徒が持っているポイントとともに表示する。生
徒のポイントは、ポイント情報記憶領域に記憶されてい
るポイント一覧表D4から生徒のユーザ識別データに対
応するポイントを読み出すことにより取得される。そし
て、画面に入力欄を表示し、計算ポイントに追加する評
価ポイントの操作入力を受け付けて取得する(図40の
ステップS1232)。すなわち、生徒は、授業内容に
応じて先生にあげる評価ポイントを増減させることがで
きる。なお、本実施形態の場合、入力欄には0〜50の
整数が操作入力可能となっている。むろん、このような
制限は様々に設定可能であるし、制限を設けない設定も
可能である。
【0108】ステップS1232終了後、計算ポイント
に追加する評価ポイントを加えることにより、評価ポイ
ントを算出する(ステップS1234)。ここで、算出
した評価ポイントが生徒のポイントよりも大きくなって
しまうこともありうる。そこで、算出した評価ポイント
が生徒のポイントより大きいかどうかを判断し(ステッ
プS1236)、条件成立の場合はポイント一覧表D4
に格納されている生徒に対応したポイントを評価ポイン
トとする(ステップS1238)。すなわち、ステップ
S1202〜S1238の処理は、先生の評価に関する
評価ポイント情報を取得する評価ポイント取得機能を実
現させることになる。なお、本実施形態では、計算ポイ
ントを算出してから追加する評価ポイントの操作入力を
受け付けているが、追加する評価ポイントの操作入力を
受け付けてから計算ポイントを算出して評価ポイントを
求めてもよい。また、評価ポイントには、本教育システ
ム100の使用態様に応じて、自動的に計算される要素
と生徒の操作入力による要素のいずれか一方の要素のみ
を取り入れるようにしてもよい。また、評価ポイントを
自動的に計算する際にも、上記パラメータX1〜X3の
いずれか一つのみを使用するようにしてもよいし、上述
した演算とは異なる演算を用いてもよい。その後、生徒
のポイントから算出した評価ポイントを差し引く(ステ
ップS1240)。次に、変化させた生徒のポイントを
ポイント一覧表D4に格納してポイント情報記憶領域に
記憶する(ステップS1242)。そして、同評価ポイ
ントを先生側のポイント変化処理に引き渡し(ステップ
S1244)、本フローを終了する。
【0109】先生側のポイント変化処理では、まず、生
徒の名前とともに入力された評価ポイントを表示する
(ステップS1252)。生徒が複数いる場合は、生徒
それぞれについて評価ポイントを一覧表示する。評価ポ
イントを入手した際、評価ポイントには生徒のユーザ識
別データが付加されており、このユーザ識別データに対
応する生徒の名前を主体一覧表D2から取得して表示す
るとともに、同名前の横に評価ポイントを表示する。次
に、ポイント一覧表D4から先生のユーザ識別データに
対応するポイントを取得し、すべての評価ポイントを同
ポイントに加算する(ステップS1254)。そして、
変化させた先生のポイントをポイント一覧表D4に格納
して、ポイント情報記憶領域に記憶する(ステップS1
256)。例えば、ユーザ識別データ「bbbb」、
「dddd」の生徒からそれぞれ評価ポイント「4
0」、「80」が入力されたとき、評価ポイントの合計
は「120」である。この時点で、ポイント一覧表D4
における生徒に対応するポイントは、ユーザ識別データ
「bbbb」の生徒について「40」、ユーザ識別デー
タ「dddd」の生徒について「80」が差し引かれて
いる。ここで、先生のユーザ識別データが「aaaa」
であるとき、図9のポイント一覧表D4における先生に
対応するポイント「9657」に「120」を加算した
「9777」をポイント一覧表D4のポイントに格納す
ることになる。
【0110】その後、ポイント一覧表D4から先生のユ
ーザ識別データに対応する合計ポイントを取得し、すべ
ての評価ポイントを同合計ポイントに加算する(ステッ
プS1258)。そして、変化させた先生の合計ポイン
トをポイント一覧表D4に格納して、ポイント情報記憶
領域に記憶し(ステップS1260)、本フローを終了
する。例えば、生徒の評価ポイントの合計が「120」
であり、先生のユーザ識別データが「aaaa」である
とき、図9のポイント一覧表D4における先生に対応す
る合計ポイント「3216」に「120」を加算した
「3336」をポイント一覧表D4の合計ポイントに格
納することになる。
【0111】このように、図39〜図41に示したフロ
ーの処理のうち、ステップS1242、S1256、S
1260の処理は、複数の主体に対応して設けられると
ともに教育情報に関するポイント情報を記憶するポイン
ト情報記憶機能P6を実現させる。そして、残りのフロ
ーの処理は、ポイント情報記憶機能P6にポイント情報
を記憶させる際、ある主体のポイント情報と他の主体の
ポイント情報とを関連させて同ポイント情報を変化させ
るポイント情報変化機能P7を実現させる。本実施形態
では、生徒から先生に評価ポイントをあげることにより
双方のポイント情報を関連させて変化させているので、
先生は評価ポイントを集めることができるとともに、集
めた評価ポイントをもとにして生徒となって他の主体か
ら教育を受けることができ、教育を受ける楽しみを増す
ことができる。この評価ポイントは、生徒の操作入力に
基づくとともに、同じ科目の先生数や生徒数に応じて増
減したり、生徒の解答時間に応じて増減したり、生徒の
正解数に応じて増減したりするので、この点でも教育を
受ける楽しみが増すことになる。
【0112】(8)ポイント出力処理の動作: ポイント変化処理が終了すると、図19の処理を終了
し、図12に戻ってステップS135のポイント出力処
理を行う。このポイント出力処理は、ステップS110
にて表示されるメニュー画面のポイント出力ボタン41
cがクリックされたときにも実行される。図42は、ス
テップS135で行われるポイント出力処理をフローチ
ャートにより示している。図において、まず、ポイント
情報記憶領域からポイント一覧表D4を取得する(ステ
ップS1302)。次に、同ポイント一覧表D4から、
PC30を使用している主体に対応するポイントと合計
ポイントを取得し、同主体に対応するPC30にてポイ
ント表示画面を表示する(ステップS1304)。な
お、フロー中にポイント表示画面の例を示している。例
えば、PC30を使用している主体のユーザ識別データ
が「bbbb」であるとき、図9のポイント一覧表D4
からは、ポイント「3717」、合計ポイント「0」を
取得して表示することになる。
【0113】ポイント表示画面を表示する際、画面下部
に図示しない合計ポイントボタン、ポイントボタン、終
了ボタンを表示する。そして、クリックされたボタンの
種類に応じて処理を分岐させる(ステップS130
6)。合計ポイントボタンがクリックされた場合、ステ
ップS1308に進み、主体別に評価ポイントを合計し
た合計ポイントの大きさの順に主体の名前を出力する処
理を行う。ステップS1308では、取得しているポイ
ント一覧表D4に格納された各データD41〜D44を
合計ポイントの大きい順にデータを並べ替える。図9の
例において仮に主体が4人であるとすると、データD4
1、D43、D44、D42の順に並べ替えることにな
る。次に、並べ替えた順に順位を付与し(ステップS1
310)、図43に示すように、順位、合計ポイント、
名前を順にランキングとしてランキング表示欄49aに
一覧表示する(ステップS1312)。また、PC30
を使用する主体に対応する順位、合計ポイントもランキ
ング表示欄49aの下側に設けられた合計ポイント表示
欄49bに表示する(ステップS1314)。したがっ
て、評価ポイントのランキングとして評価ポイントの順
に主体の名前が出力され、授業に参加する楽しみを増す
ことができる。画面下部にはOKボタン49cが設けら
れており、同ボタン49cがクリックされると、ステッ
プS1304に戻り、再び主体に対応するポイント等を
表示してボタンの選択入力を受け付ける。
【0114】ステップS1306にて、ポイントボタン
がクリックされた場合、ステップS1316に進み、ポ
イントの大きさの順に主体の名前を出力する処理を行
う。ステップS1316では、取得しているポイント一
覧表D4に格納された各データD41〜D44をポイン
トの大きい順にデータを並べ替える。図9の例では、デ
ータD41、D43、D42、D44の順に並べ替える
ことになる。次に、並べ替えた順に順位を付与し(ステ
ップS1318)、図43と同様の画面にて、順位、ポ
イント、名前を順にランキング表示欄に一覧表示すると
ともに(ステップS1320)、PC30を使用する主
体に対応する順位、合計ポイントも表示する(ステップ
S1322)。したがって、ポイントのランキングとし
てポイントの順に主体の名前が出力され、この点でも授
業に参加する楽しみが増す。その後、画面下部に設けら
れたOKボタンがクリックされると、ステップS130
4に戻る。なお、ステップS1306にて終了ボタンが
クリックされた場合には、本フローを終了する。このよ
うに、上記ポイント出力処理は、図41のステップS1
258の処理とともに、ポイント情報変化機能P7にて
変化されたポイント情報を出力するポイント情報出力機
能P5を実現させる。
【0115】以上説明したように、本発明によると、主
体となる本教育システム100の利用者は、問題につい
て操作入力することにより他の利用者に教育をすること
ができるとともに、他の利用者から出される問題を入手
して問題に対する解答について操作入力しながら教育を
受けることができる。したがって、利用者間でスムーズ
に教育を行ったり教育を受けたりし合うことができ、予
め用意されていない問題に対して解答することができ、
教えられる内容を拡げることが可能となる。また、教育
システム100に記憶された問題を使用して教育を行う
場合でも、自らの意思により選択肢を絞ったり別途ヒン
トを出したりすることができるので、変化に富んだ教育
を行うことができる。さらに、ポイント情報は利用者に
対応して設けられ、他の利用者に対応したポイント情報
と関連して変化するので、利用者は同ポイント情報を参
考にして問題を出すか問題に対して解答するかを決めた
りすることができ、楽しんで教育を受けることができ
る。
【0116】(9)第二の実施形態: ところで、上述したポイント変化処理において、生徒の
ポイントと先生のポイントを関連させて変化させる際、
生徒のポイントを先生にあげるように変化させる処理を
行う以外にも様々な処理が可能である。例えば、生徒の
ポイントから差し引いた評価ポイントに定数を乗じる
等、所定の演算を行った後に先生のポイントに加算する
処理を行ってもよい。また、生徒のポイントを変化させ
ず、先生のポイントのみ変化させる処理を行ってもよ
い。さらに、数値化されたポイントの代わりに文字情報
やキャラクタを表示させる画像情報からなるポイント情
報を用いてもよい。この場合、例えば、生徒のポイント
情報に含まれる文字情報や画像情報の一部を先生にあげ
る処理を行うことにより、先生と生徒の間でポイント情
報の授受を行うことができる。なお、授業の最後にポイ
ントを変化させるのも一例に過ぎず、授業の途中でポイ
ントを変化させる処理を行ってもよい。また、1回の授
業で何回もポイントを変化させてもよい。
【0117】さらに、授業の途中で用事等ができてしま
い、授業を継続することができなくなることも想定され
る。そこで、図44、図45に示すようなフローを設け
てもよい。図44は第二の実施形態にかかる教育プログ
ラムPが実現させる解答出力処理の一部をフローチャー
トにより示しており、図45は同教育プログラムPが実
現させるポイント情報処理(その2)の一部をフローチ
ャートにより示している。これらのフローは、生徒が授
業の途中で抜け出すことを可能にさせるものである。そ
して、生徒が授業を抜け出すときに生徒から先生にポイ
ントをあげるようになっている。なお、図44のフロー
は図23の解答出力処理(問題文入力)のフローの代わ
りに行われるものであり、図45のフローは図39〜図
41のフローの代わりに行われるものであるが、同じ処
理が行われるステップでは同じ符号を付している。ま
た、図44の処理が行われる前提として、図25の生徒
側の初期画面における解答入力欄44bには、途中退場
ボタンが設けられているものとする。
【0118】図44において、ステップS652,S6
54では第一の実施形態と同じく、図25に示した初期
画面を表示し、問題表示欄44aに問題文を表示する等
の処理を行う。その後、途中退場ボタンがクリック操作
されたかどうかを判断する(ステップS682)。途中
退場ボタンがクリック操作されていない場合、図23の
ステップS656〜S674と同じく、解答を出力する
処理を行う。途中退場ボタンがクリック操作された場
合、ステップS684にて途中退場用の生徒側のポイン
ト変化処理(その2)を行い、本フローを終了する。な
お、ステップS684が行われたときには、既に生徒か
ら先生へポイントをあげる処理が行われているので、図
19の問題解答出力処理に戻ったときにステップS41
6,S422のポイント変化処理を行わないようにして
いる。
【0119】ステップS684の生徒側のポイント変化
処理(その2)は、図45の左側に示されている。ま
ず、図39のステップS1202〜S1216と同じ
く、パラメータX1〜X3を算出する。そして、ステッ
プS1218の代わりに、パラメータX1〜X3の合計
の1.5倍を計算ポイントとすることにしている(ステ
ップS1262)。授業の途中で抜け出すのは生徒の都
合であるため、先生に自動的に引き渡される計算ポイン
トを大きくしたものである。むろん、教育システムの適
用場面に応じて計算ポイントを決定すればよい。その後
は、図39、図40のステップS1220〜S1244
と同じく、評価ポイントを算出して先生側のポイント変
化処理(その2)に引き渡す処理を行い、本フローを終
了する。
【0120】このとき、割り込み処理により、図45の
右側に示した先生側のポイント変化処理(その2)を開
始する。すなわち、先生が授業を行っている最中にポイ
ントの授受が行われることになる。同処理の基本的な構
成は図41のポイント変化処理と同じであり、生徒の名
前とともに入力された評価ポイントを表示し、先生のポ
イントにその評価ポイントを加算してポイントを記憶
し、先生の合計ポイントに同評価ポイントを加算して合
計ポイントを記憶して(ステップS1252〜S126
0)、本フローを終了する。すると、割り込み処理によ
る先生側のポイント変化処理(その2)が終了し、先生
は引き続き授業を行うことができる。このように、図4
4と図45のフローにより、生徒が授業の途中で抜け出
すことができるようになるので、利便性を向上させるこ
とができる。なお、図29の解答出力処理(選択肢絞り
込み)や図33の解答出力処理(キャラクタ使用)にお
いても、上記ステップS682〜S684と同様の処理
を付加することにより、生徒は授業の途中で抜け出すこ
とが可能である。
【0121】(10)第三の実施形態: また、先生が授業を途中でやめることを可能にさせても
よい。この場合、例えば、図22の問題出力処理におけ
るステップS602にて初期画面を表示した後にボタン
操作等に応じて授業を中止するかどうかを判断するよう
にし、授業を中止する場合には即座に問題出力処理を終
了するようにすればよい。その際、先生にペナルティー
を与える意味で、先生から生徒に所定のポイントを引き
渡す処理を行ってもよい。さらに、授業開始時に予め一
定のポイントを生徒から先生に引き渡すように教育シス
テムを構成する場合もあり得る。この場合、先生が授業
を途中でやめるときにはポイントが生徒に返却されると
好適である。図46は、第三の実施形態にかかる教育プ
ログラムPが実現させる問題出力処理の一部をフローチ
ャートにより示している。本フローは、図22の問題出
力処理(問題文入力)のフローの代わりに行われるもの
であり、同じ処理が行われるステップでは同じ符号を付
している。また、図24の先生側の初期画面における問
題入力欄43aには授業中止ボタンが設けられているも
のとする。
【0122】図において、まず、生徒から所定の前払い
ポイント(例えば、50ポイント)を取得する(ステッ
プS632)。この前払いポイントは、授業開始時に生
徒から先生に引き渡される一定のポイントである。実際
には、生徒側の解答出力処理にて生徒のポイントから前
払いポイントを差し引いてポイントを記憶し、先生側の
問題出力処理にて先生のポイントにすべての生徒の前払
いポイントを加算してポイントを記憶することになる。
ここで、生徒のポイントが前払いポイントよりも少ない
ときには、その生徒に授業を受けさせないよう、生徒側
の解答出力処理を終了させる処理を行ってもよい。その
後、ステップS602では第一の実施形態と同じく、図
24に示した初期画面を表示する。そして、授業終了ボ
タンがクリック操作されたかどうかを判断する(ステッ
プS634)。条件不成立の場合、図22のステップS
604〜S624と同じく、問題文を出力する処理を行
う。条件成立の場合、生徒から取得した前払いポイント
を返還し(ステップS636)本フローを終了する。実
際には、先生側の問題出力処理にて先生のポイントにす
べての生徒の前払いポイントを差し引いてポイントを記
憶し、生徒側の解答出力処理にて生徒のポイントから前
払いポイントを加算してポイントを記憶することにな
る。なお、ステップS636が行われたときには、図1
9の問題解答出力処理に戻ったときにステップS41
6,S422のポイント変化処理を行わないようにして
いる。このように、図46のフローにより、先生が授業
を途中でやめることができるようになるので、利便性を
向上させることができる。
【0123】(11)第四の実施形態: ところで、授業後にポイントを授受することにすると、
評価ポイントを渡さない生徒が出てくることも想定され
る。このような生徒は先生や他の生徒に迷惑をかけるこ
とになるので、授業参加を拒否することができると好適
である。例えば、図47に示すように、名刺一覧表D1
5に、授業の受講回数と、ポイント変化処理にて評価ポ
イントを引き渡さなかった滞納回数を格納し、受講回数
と滞納回数に基づいて生徒としての主体の評価を算出し
て先生に知らせるようにしてもよい。なお、滞納回数
は、上記ステップS1232にて追加する評価ポイント
として0を操作入力した回数としてもよい。図48は、
第四の実施形態にかかる教育プログラムPが実現させる
問題解答出力処理の一部をフローチャートにより示して
いる。本フローは、図19の問題解答出力処理のフロー
の代わりに行われるものである。
【0124】まず、図19のステップS402〜S41
0と同じく、授業相手を決定、表示し、主体が先生であ
るか生徒であるかに応じて処理を分岐させる。主体が先
生である場合、図47の名刺一覧表D15から授業相手
の生徒に対応する受講回数と滞納回数を取得する(ステ
ップS432)。次に、受講回数と滞納回数に基づい
て、授業相手の生徒のランクを算出し、表示する(ステ
ップS434)。例えば、受講回数に対する滞納回数の
割合をパーセント単位で算出し、生徒のランクとするこ
とができる。また、この割合が0%のときに「ランクA
AA」、1%未満のときに「ランクAA」、50%以上
のときに「ランクE」、等と文字情報に変換して表示し
てもよい。例えば、ユーザ識別データ「eeee」の主
体のランクは、63/86=0.73であり、「ランク
E」となる。すなわち、同主体は、評価ポイントをほと
んど滞納してしまういわゆる「ブラック生徒」であるこ
とになる。
【0125】ステップS436では、授業相手の生徒か
ら授業参加を拒否する生徒の選択入力を受け付け、取得
する。そして、授業参加を拒否した生徒を除いて授業相
手の生徒がいるかどうかを判断する(ステップS43
8)。授業相手の生徒がいる場合、図19のステップS
412〜S416と同じく、問題出力処理、名刺取得処
理、ポイント変化処理を行い、本フローを終了する。一
方、授業相手の生徒がいない場合、本フローを終了す
る。その結果、授業は行われないことになる。なお、主
体が生徒である場合、ステップS410からステップS
440に進み、授業に参加することができるかどうかを
判断する。すなわち、先生がステップS436にて授業
参加を拒否する選択入力をした生徒に該当するときには
ステップS440にて条件不成立となり、本フローを終
了する。この場合、授業は行われないことになる。一
方、ステップS440にて条件成立の場合は、図19の
ステップS418〜S422と同じく、解答出力処理、
名刺取得処理、ポイント変化処理を行い、本フローを終
了する。このように、先生が主体の生徒としての評価を
知って生徒の授業参加を拒否するかどうかを選択するこ
とができるので、利便性を向上させることができる。な
お、先生から見た生徒の評価を名刺一覧表D15に格納
するようにしておき、上記ステップS434にて先生か
ら見た生徒の評価を表示するようにしてもよい。この場
合、同評価を参考にして、生徒の授業参加を拒否するか
どうかを決めることが可能となる。
【0126】(12)第五の実施形態: また、評価ポイントの滞納回数の割合が大きい生徒は、
自動的に授業参加が拒否されるようにしてもよい。図4
9は、第五の実施形態にかかる教育プログラムPが実現
させる問題解答出力処理の一部をフローチャートにより
示している。まず、図19のステップS402〜S40
4と同じく、主体から科目と時間帯を取得し、同じ科
目、時間帯で授業相手がいるかどうかを判断する。授業
相手がいる場合、名刺一覧表から主体に対応する受講回
数と滞納回数を取得し(ステップS442)、受講回数
と滞納回数に基づいて、主体の生徒としてのランクを算
出する(ステップS444)。
【0127】そして、生徒としてのランクが「ランク
E」、すなわち、滞納割合が50%以上かどうかを判断
する(ステップS446)。「ランクE」でなければ、
他の主体が「ランクE」であることにより授業が不成立
となるかどうかを判断し(ステップS448)、授業不
成立の場合にステップS406に進み、授業成立の場合
に図19のステップS408〜S422と同じ処理を行
う。一方、「ランクE」である場合、ステップS406
に進み、相手がいない旨を表示した後、本フローを終了
する。すなわち、主体が「ブラック生徒」である場合に
は、自動的に授業への参加が拒否されることになる。
ろん、ステップS446では様々な判断基準を採用する
ことができ、この判断基準を操作入力により設定可能と
してもよい。
【0128】(13)第六の実施形態: さらに、主体別に「ブラック生徒」をブラックリストに
登録し、登録した「ブラック生徒」については自分の授
業への参加が自動的に拒否されるようにしてもよい。そ
のため、例えば、図50に示すように、取得名刺一覧表
D16に「ブラック生徒」を格納するようにしてもよ
い。同取得名刺一覧表D16では、主体のユーザ識別デ
ータに対応させて「ブラック生徒」のユーザ識別データ
が格納されるようになっている。「ブラック生徒」を登
録するには、例えば、授業終了時に行われる先生側のポ
イント変化処理において、「ブラック生徒」として登録
するかどうかの操作入力を受け付け、登録する場合に
「ブラック生徒」として登録する主体のPC30から送
出されたユーザ識別データを取得し、取得名刺一覧表D
16に同ユーザ識別データを先生のユーザ識別データに
対応させて格納すればよい。また、別途生徒を検索する
処理を設け、取得名刺一覧表D16に格納された取得名
刺から「ブラック生徒」として登録する名刺の選択入力
を受け付け、選択入力された名刺に対応するユーザ識別
データを先生のユーザ識別データに対応させて格納して
もよい。
【0129】そして、図51に示す処理を行い、先生に
対する「ブラック生徒」の授業参加を自動的に拒否す
る。まず、図19のステップS402〜S404と同じ
く、主体から科目と時間帯を取得し、同じ科目、時間帯
で授業相手がいるかどうかを判断する。授業相手がいる
場合、主体一覧表D2の「登録」が先生である主体に対
応する「ブラック生徒」を、取得名刺一覧表D16から
取得する(ステップS452)。実際には、「ブラック
生徒」のユーザ識別データを取得することになる。次
に、授業に参加しようとしている主体が登録された「ブ
ラック生徒」であるかどうかを判断する(ステップS4
54)。PC30からは主体のユーザ識別データが送出
されているので、このユーザ識別データが取得名刺一覧
表D16から取得した「ブラック生徒」のユーザ識別デ
ータと一致するかどうかを判断すればよい。一致しない
場合には先生にとっての「ブラック生徒」ではないの
で、ステップS456に進む。ここで、他の主体が「ブ
ラック生徒」であることにより授業が不成立となるかど
うかを判断し、授業不成立の場合にステップS406に
進み、授業成立の場合に図19のステップS408〜S
422と同じ処理を行う。一方、ステップS454で先
生にとっての「ブラック生徒」と判断した場合、ステッ
プS406に進み、相手がいない旨を表示した後、本フ
ローを終了する。すなわち、主体が「ブラック生徒」で
ある場合には、自動的に授業への参加が拒否されること
になる。このように、ステップS452〜S456の処
理により、登録した「ブラック生徒」については自分の
授業への参加を自動的に拒否することができるので、利
便性が向上する。
【0130】(14)第七の実施形態: なお、上述した各実施形態ではサーバと複数のPCとを
インターネット網を介して接続して教育システムを構成
したが、インターネット網の代わりにLAN等で接続し
て教育システムを構成してもよいし、1台のコンピュー
タに複数組のディスプレイとキーボードとマウスを接続
して教育システムを構成してもよい。その際、教育シス
テムの構成に応じて教育プログラムのフローを構築すれ
ばよい。また、教育プログラムのフローも様々に構築可
能である。例えば、問題出力処理と解答出力処理とを並
列して行わないフローとすることもできる。図52は、
第七の実施形態にかかる教育プログラムPが実現させる
問題解答出力処理の一部をフローチャートにより示して
いる。本フローは、図19に示した問題解答出力処理の
代わりに行われるものであるが、上記ステップS402
〜S408と同様の処理を行った後にステップS140
2が実行されるようになっている。
【0131】ステップS1402では、図24または図
25で示したような初期画面を表示する。次に、先生か
ら問題についての操作入力を受け付けて取得し(ステッ
プS1404)、操作入力に応じて問題を生徒に対して
出力し、生徒のPCにて表示する(ステップS140
6)。ここで、操作入力された問題文をそのまま生徒に
対して出力してもよいし、ハードディスク等に記憶され
た問題から選択入力された問題を生徒に対して出力して
もよい。すなわち、ステップS1404〜S1406の
処理は、問題出力機能を実現させる。その後、生徒から
問題に対する解答についての操作入力を受け付けて取得
し(ステップS1408)、操作入力に応じて解答を生
徒に対して出力し、先生のPCにて表示する(ステップ
S1410)。ここでも、操作入力された解答そのまま
先生に対して出力してもよいし、記録媒体に記憶された
選択肢から選択入力された解答を先生に対して出力して
もよい。すなわち、ステップS1408〜S1410の
処理は、解答出力機能を実現させる。
【0132】そして、終了ボタンがクリックされたかど
うか等により、終了するかどうかを判断する(ステップ
S1412)。終了しない場合は、教育情報出力機能P
3によるステップS1404〜S1412の処理を繰り
返す。終了する場合は、適宜、図示しない名刺取得処理
等を行い、ポイント情報変化機能P7により生徒のポイ
ントと先生のポイントを関連させて変化させ(ステップ
S1414)、本フローを終了する。ステップS141
4では、生徒から評価ポイントを受け付けて取得したり
自動的に評価ポイントを取得したりして、生徒のポイン
トから評価ポイントを差し引き、先生のポイントに加算
する。このように、問題出力処理と解答出力処理とを並
列して行わなくても、問題解答出力処理を行うことが可
能である。
【0133】(15)第八の実施形態: さらに、先生が生徒に授業を行う概念から外れるような
場合にも教育システムを構成することが可能である。図
53は、第八の実施形態にかかる教育プログラムPが実
現させる処理の概略をフローチャートにより示してい
る。本実施形態では、主体を先生や生徒として登録せ
ず、他の主体に教えたり他の主体から教えられたりする
仲間として処理を行っている。まず、図24で示したチ
ャット欄43dのように複数の主体から会話を操作入力
可能な初期画面を表示する(ステップS1502)。次
に、会話入力用のボタンがクリックされる等により、同
操作をした主体から問題および同問題に対する解答につ
いての操作入力を受け付けて取得する(ステップS15
04)。そして、操作入力に応じて問題や解答に関する
教育情報を会話に参加している主体に対して出力する
(ステップS1506)。すなわち、ステップS150
4〜S1506の処理は、教育情報出力機能を実現させ
る。
【0134】その後、ポイント情報変化機能により、あ
る主体に対応したポイント情報と他の主体に対応したポ
イント情報とを関連させて変化させる(ステップS15
08)。例えば、主体が画面に表示される教育情報を見
る等してその教育情報を操作入力した主体に引き渡す評
価ポイント情報を入力する仕様である場合、ステップS
1508では、入力された評価ポイント情報に基づい
て、教育情報を操作入力した主体のポイント情報と評価
ポイント情報を入力した主体のポイント情報とを関連さ
せて変化させればよい。ステップS1508終了後、ポ
イント情報記憶機能により、ポイント情報を記憶し(ス
テップS1510)、終了ボタンがクリックされるかど
うか等により終了するか否かを判断する(ステップS1
512)。終了しない場合はステップS1504〜S1
512の処理を繰り返し、終了する場合は本フローを終
了する。
【0135】本実施形態でも、主体は他の主体に教育を
することができるとともに他の主体から教育を受けるこ
ともできるので、予め用意されていない問題に対して解
答することができ、教えられる内容を拡げることが可能
となる。また、ポイント情報は他の主体に対応したポイ
ント情報と関連して変化するので、主体は同ポイント情
報を参考にすることにより問題を出すか問題に対して解
答するかを決めたりすることができるので、楽しみなが
ら教育を受けることが可能となる。以上説明したよう
に、本発明によると、種々の態様により、複数の人の間
でスムーズに教育を行ったり教育を受けたりし合うこと
ができ、教えられる内容を拡げることが可能であるとと
もに、楽しんで教育を受けることが可能な教育プログラ
ムを提供することができる。また、この教育プログラム
は、そのシステムや方法やプログラムが記録された媒体
としても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる教育プログラ
ムを実現させる教育システムを示す概略構成図である。
【図2】サーバのハードウェア構成の概略を示す構成図
である。
【図3】パーソナルコンピュータのハードウェア構成の
概略を示す構成図である。
【図4】教育プログラムの概略構成を示したクレーム対
応図である。
【図5】教育プログラムの概略構成を示したクレーム対
応図である。
【図6】カリキュラム記憶領域に記憶されたカリキュラ
ム一覧表の構造を示す模式図である。
【図7】主体記憶領域に記憶された主体一覧表の構造を
示す模式図である。
【図8】問題記憶領域に記憶された問題解答データの構
造を示す模式図である。
【図9】ポイント情報記憶領域に記憶されたポイント一
覧表の構造を示す模式図である。
【図10】名刺記憶領域に記憶された名刺一覧表の構造
を示す模式図である。
【図11】取得名刺記憶領域に記憶された取得名刺一覧
表の構造を示す模式図である。
【図12】教育プログラムによる処理の全体構造を示す
フローチャートである。
【図13】メニュー画面の表示例を示す図である。
【図14】情報入力処理を示すフローチャートである。
【図15】名刺の表示例を示す図である。
【図16】主体取得処理を示すフローチャートである。
【図17】時間帯入力画面の表示例を示す図である。
【図18】先生検索処理を示すフローチャートである。
【図19】問題解答出力処理を示すフローチャートであ
る。
【図20】問題出力処理を示すフローチャートである。
【図21】解答出力処理を示すフローチャートである。
【図22】問題出力形式別問題出力処理(問題文入力)
を示すフローチャートである。
【図23】問題出力形式別解答出力処理(問題文入力)
を示すフローチャートである。
【図24】先生のPCにて表示される画面例を示す図で
ある。
【図25】生徒のPCにて表示される画面例を示す図で
ある。
【図26】チャット出力処理を示すフローチャートであ
る。
【図27】ヒント出力処理を示すフローチャートであ
る。
【図28】問題出力形式別問題出力処理(選択肢絞り込
み)を示すフローチャートである。
【図29】問題出力形式別解答出力処理(選択肢絞り込
み)を示すフローチャートである。
【図30】問題表示画面の表示例を示す図である。
【図31】解答選択欄の表示例を示す図である。
【図32】問題出力形式別問題出力処理(キャラクタ使
用)を示すフローチャートである。
【図33】問題出力形式別解答出力処理(キャラクタ使
用)を示すフローチャートである。
【図34】キャラクタ選択画面の表示例を示す図であ
る。
【図35】問題表示画面の表示例を示す図である。
【図36】ヒント出力処理(その2)を示すフローチャ
ートである。
【図37】生徒側の名刺取得処理を示すフローチャート
である。
【図38】先生側の名刺取得処理を示すフローチャート
である。
【図39】生徒側のポイント変化処理を示すフローチャ
ートである。
【図40】生徒側のポイント変化処理を示すフローチャ
ートである。
【図41】先生側のポイント変化処理を示すフローチャ
ートである。
【図42】ポイント出力処理を示すフローチャートであ
る。
【図43】合計ポイントのランキングの表示例を示す図
である。
【図44】第二の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる解答出力処理の一部を示すフローチャートであ
る。
【図45】ポイント変化処理(その2)の一部を示すフ
ローチャートである。
【図46】第三の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる問題出力処理の一部を示すフローチャートであ
る。
【図47】名刺記憶領域に記憶された名刺一覧表の構造
を示す模式図である。
【図48】第四の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる問題解答出力処理の一部を示すフローチャート
である。
【図49】第五の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる問題解答出力処理の一部を示すフローチャート
である。
【図50】取得名刺記憶領域に記憶された取得名刺一覧
表の構造を示す模式図である。
【図51】第六の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる問題解答出力処理の一部を示すフローチャート
である。
【図52】第七の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる問題解答出力処理の一部を示すフローチャート
である。
【図53】第八の実施形態にかかる教育プログラムが実
現させる処理の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…インターネット網 20…サーバ 30…パーソナルコンピュータ(PC) 100…教育システム D1…カリキュラム一覧表 D2…主体一覧表 D3…問題解答データ D4…ポイント一覧表 D5…名刺一覧表 D6…取得名刺一覧表 P…教育プログラム P1…主体取得機能 P2…カリキュラム出力機能 P3…教育情報出力機能 P4…解答判定結果出力機能 P5…ポイント情報出力機能 P6…ポイント情報記憶機能 P7…ポイント情報変化機能 P8…会話出力機能 P9…名刺記憶機能 P10…取得名刺記憶機能 P11…先生検索機能

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を操作入力可能であるとともに
    各種情報を出力可能な複数の端末を接続したネットワー
    クに接続され、各端末を使用する複数の利用者に対して
    当該各端末から教育のカリキュラムを表すデータを出力
    させ、同複数の利用者の間で教育を行ったり教育を受け
    たりし合うことを可能にさせる教育システム用サーバで
    あって、 上記教育のカリキュラムを表すデータを記憶したカリキ
    ュラム記憶領域から同カリキュラムを表すデータを取得
    して上記複数の端末に出力するカリキュラム出力手段
    と、 上記利用者を上記カリキュラム出力手段にて出力された
    データに対応するカリキュラムの先生とするか生徒とす
    るかの設定入力を上記複数の端末から受け付け、受け付
    けた設定入力に対応するとともに同利用者を当該カリキ
    ュラムの先生として登録しているか生徒として登録して
    いるかを表すデータを主体記憶領域に記憶する主体取得
    手段と、 上記カリキュラムの先生として登録された利用者に使用
    される端末から当該カリキュラムに対応する問題につい
    ての操作入力を受け付け、操作入力に応じた問題を当該
    カリキュラムの生徒として登録された利用者に使用され
    る端末に出力する問題出力手段と、 上記カリキュラムの生徒として登録された利用者に使用
    される端末から上記問題に対する解答についての操作入
    力を受け付け、操作入力に応じた解答を当該カリキュラ
    ムの先生として登録された利用者に使用される端末に出
    力する解答出力手段と、 上記複数の利用者のそれぞれに対応して設けられるとと
    もに同利用者に持たせるポイントを表す数値化されたポ
    イント情報をポイント情報記憶領域に記憶するポイント
    情報記憶手段と、 上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記憶させる
    際、上記カリキュラムの先生として登録された利用者に
    対応したポイント情報を変化させるとともに、当該変化
    に関連させて当該カリキュラムと同じカリキュラムの生
    徒として登録された利用者に対応したポイント情報を変
    化させるポイント情報変化手段とを具備することを特徴
    とする教育システム用サーバ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の教育システム用サ
    ーバにおいて、 上記ポイント情報変化手段は、上記カリキュラムの授業
    を行う先生の数と当該カリキュラムと同じカリキュラム
    の授業を受ける生徒の数とのいずれかまたは組み合わせ
    を上記主体記憶領域に記憶されたデータから取得すると
    ともに当該先生を評価するポイントを表す数値化された
    評価ポイント情報を当該先生の数と生徒の数とのいずれ
    かまたは組み合わせから算出する評価ポイント取得手段
    を有し、上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記
    憶させる際、同評価ポイント情報を用いて、同カリキュ
    ラムの先生として登録された利用者に対応したポイント
    情報と当該カリキュラムと同じカリキュラムの生徒とし
    て登録された利用者に対応したポイント情報とを関連さ
    せて変化させることを特徴とする教育システム用サー
    バ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の教育システム用サ
    ーバにおいて、 上記教育のカリキュラムを表すデータは、複数の科目に
    区分された教育のカリキュラムを表すデータとされ、 上記カリキュラム出力手段は、上記カリキュラム記憶領
    域から上記複数の科目に区分された教育のカリキュラム
    を表すデータを取得して上記複数の端末に出力し、 上記主体取得手段は、上記利用者を上記カリキュラム出
    力手段にて出力されたデータに対応する科目の先生とす
    るか生徒とするかの設定入力を上記複数の端末から受け
    付け、受け付けた設定入力に対応するとともに上記科目
    別に同利用者を同科目の先生として登録しているか生徒
    として登録しているかを表すデータを上記主体記憶領域
    に記憶し、 上記問題出力手段は、上記科目別に、同科目の先生とし
    て登録された利用者に使用される端末から当該科目に対
    応する問題についての操作入力を受け付け、操作入力に
    応じた問題を当該科目の生徒として登録された利用者に
    使用される端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記科目別に、同科目の生徒とし
    て登録された利用者に使用され る端末から上記問題に対
    する解答についての操作入力を受け付け、操作入力に応
    じた解答を当該科目の先生として登録された利用者に使
    用される端末に出力し、 上記ポイント情報変化手段は、上記科目別に授業を行う
    先生の数と当該授業が行われる科目の授業を受ける生徒
    の数とのいずれかまたは組み合わせを上記主体記憶領域
    に記憶されたデータから取得するとともに当該先生を評
    価するポイントを表す数値化された評価ポイント情報を
    当該先生の数と生徒の数とのいずれかまたは組み合わせ
    から算出する評価ポイント取得手段を有し、上記ポイン
    ト情報記憶手段にポイント情報を記憶させる際、上記科
    目別に、上記算出された評価ポイント情報を用いて、先
    生として登録された利用者に対応したポイント情報と当
    該先生により授業が行われた科目の授業を受けた生徒と
    して登録された利用者に対応したポイント情報とを関連
    させて変化させることを特徴とする教育システム用サー
    バ。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の教育システム用サ
    ーバにおいて、 上記評価ポイント取得手段は、上記評価ポイント情報を
    算出する上記科目の授業を行う先生の数が少ないほど上
    記数値化された評価ポイント情報を大きくすることを特
    徴とする教育システム用サーバ。
  5. 【請求項5】 上記請求項3に記載の教育システム用サ
    ーバにおいて、 上記評価ポイント取得手段は、上記評価ポイント情報を
    算出する上記科目の授業を受ける生徒の数が少ないほど
    上記数値化された評価ポイント情報を小さくすることを
    特徴とする教育システム用サーバ。
  6. 【請求項6】 上記請求項3〜請求項5のいずれかに記
    載の教育システム用サーバにおいて、 上記主体取得手段は、第一の上記利用者に使用される端
    末から授業を行いたい上記科目と同授業を行いたい時間
    帯についての操作入力を受け付けて同科目を表すデータ
    と同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領域に記憶す
    る第一の時間帯取得手段と、第二の上記利用者に使用さ
    れる端末から授業を受けたい上記科目と同授業を受けた
    い時間帯についての操作入力を受け付けて同科目を表す
    データと同時間帯を表すデータとを上記主体記憶領域に
    記憶する第二の時間帯取得手段とを有し、 上記問題出力手段は、上記第一および第二の時間帯取得
    手段にて記憶された科目を表すデータと時間帯を表すデ
    ータとが一致したときに、当該科目の先生として登録さ
    れた利用者に使用される端末から当該科目に対応する問
    題についての操作入力を受け付け、操作入力に応じた問
    題を当該科目の生徒として登録された利用者に使用され
    る端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記第一および第二の時間帯取得
    手段にて記憶された科目を表すデータと時間帯を表すデ
    ータとが一致したときに、当該科目の生徒として登録さ
    れた利用者に使用される端末から上記問題に対する解答
    についての操作入力を受け付け、操作入力に応じた解答
    を当該科目の先生として登録された利用者に使用される
    端末に出力することを特徴とする教育システム用サー
    バ。
  7. 【請求項7】 上記請求項2〜請求項6のいずれかに記
    載の教育システム用サーバにおいて、 上記ポイント情報変化手段は、上記生徒として登録され
    た利用者に対応する数値化されたポイント情報を上記ポ
    イント情報記憶領域から取得して当該ポイント情報から
    上記数値化された評価ポイント情報を差し引いて変化さ
    せたポイント情報を上記ポイント情報記憶手段に記憶さ
    せるとともに、上記先生として登録された利用者に対応
    する数値化されたポイント情報を上記ポイント情報記憶
    領域から取得して当該ポイント情報に上記数値化された
    評価ポイント情報を加算して変化させたポイント情報を
    上記ポイント情報記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る教育システム用サーバ。
  8. 【請求項8】 上記請求項2〜請求項7のいずれかに記
    載の教育システム用サーバにおいて、 上記ポイント情報変化手段にて変化されたポイント情報
    を上記端末に出力するポイント情報出力手段が設けられ
    ていることを特徴とする教育システム用サーバ。
  9. 【請求項9】 上記請求項8に記載の教育システム用サ
    ーバにおいて、 上記主体取得手段は、上記利用者に使用される端末から
    名前の操作入力を受け付け、操作入力に対応する同利用
    者の名前を表すデータを取得し、 上記ポイント情報記憶手段は、上記利用者の名前を表す
    データを上記ポイント情報に対応させて上記ポイント情
    報記憶領域に記憶し、 上記ポイント情報出力手段は、上記利用者別に上記評価
    ポイント情報を合計して合計ポイントを算出し、同合計
    ポイントの大きさの順に上記利用者の名前を表すデータ
    を上記端末に出力することを特徴とする教育システム用
    サーバ。
  10. 【請求項10】 上記請求項8に記載の教育システム用
    サーバにおいて、 上記主体取得手段は、上記利用者に使用される端末から
    名前の操作入力を受け付け、操作入力に対応する同利用
    者の名前を表すデータを取得し、 上記ポイント情報記憶手段は、上記利用者の名前を表す
    データを上記ポイント情報に対応させて上記ポイント情
    報記憶領域に記憶し、 上記ポイント情報出力手段は、上記ポイント情報の大き
    さの順に上記利用者の名前を表すデータを上記端末に出
    力することを特徴とする教育システム用サーバ。
  11. 【請求項11】 上記請求項2〜請求項10のいずれか
    に記載の教育システム用サーバにおいて、 上記問題は、所定の問題記憶領域に記憶されており、 上記問題出力手段は、上記先生として登録された利用者
    に使用される端末から上記問題記憶領域に記憶された問
    題の選択入力を受け付け、選択入力された問題を上記生
    徒として登録された利用者に使用される端末に出力する
    ことを特徴とする教育システム用サーバ。
  12. 【請求項12】 上記請求項11に記載の教育システム
    用サーバにおいて、 上記問題出力手段は、上記先生として登録された利用者
    に使用される端末から上記問題に対応するヒントの操作
    入力を受け付け、操作入力されたヒントを上記生徒とし
    て登録された利用者に使用される端末に出力することを
    特徴とする教育システム用サーバ。
  13. 【請求項13】 上記請求項11または請求項12に記
    載の教育システム用サーバにおいて、 上記問題記憶領域は、上記問題に対応する解答を記憶し
    ており、 上記解答出力手段にて操作入力を受け付けた解答と上記
    問題記憶領域に記憶された解答との対比について判定
    し、判定結果を上記端末に出力する解答判定結果出力手
    段が設けられていることを特徴とする教育システム用サ
    ーバ。
  14. 【請求項14】 上記請求項1に記載の教育システム用
    サーバにおいて、 上記カリキュラムに対応する複数の問題と当該複数の問
    題のそれぞれに対応する複数の解答が所定の問題記憶領
    域に記憶されており、 上記問題出力手段は、上記先生として登録された利用者
    に使用される端末から上記問題記憶領域に記憶された問
    題の選択入力を受け付け、選択入力された問題を上記生
    徒として登録された利用者に使用される端末に出力し、 上記解答出力手段にて操作入力を受け付けた解答と上記
    問題記憶領域に記憶された解答との対比について上記問
    題別に判定し、判定結果を上記端末に出力する解答判定
    結果出力手段が設けられ、 上記ポイント情報変化手段は、上記解答出力手段にて上
    記端末から操作入力を受け付けた解答の正解数を上記判
    定結果から算出するとともに上記カリキュラムの先生を
    評価するポイントを表す数値化された評価ポイント情報
    を同正解数から算出する評価ポイント取得手段を有し、
    上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記憶させる
    際、同評価ポイント情報を用いて、同カリキュラムの先
    生として登録された利用者に対応したポイント情報と当
    該カリキュラムと同じカリキュラムの生徒として登録さ
    れた利用者に対応したポイント情報とを関連させて変化
    させることを特徴とする教育システム用サーバ。
  15. 【請求項15】 上記請求項11〜請求項14のいずれ
    かに記載の教育システム用サーバにおいて、 上記問題記憶領域に記憶された問題は、複数の選択肢を
    有しており、 上記問題出力手段は、上記先生として登録された利用者
    に使用される端末から上記選択 肢の絞り込みについての
    設定入力を受け付け、絞り込まれた選択肢を上記生徒と
    して登録された利用者に使用される端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記生徒として登録された利用者
    に使用される端末から上記絞り込まれた選択肢の選択入
    力を受け付け、選択入力された選択肢を上記先生として
    登録された利用者に使用される端末に出力することを特
    徴とする教育システム用サーバ。
  16. 【請求項16】 上記請求項2〜請求項15のいずれか
    に記載の教育システム用サーバにおいて、 上記ポイント情報変化手段は、上記問題出力手段にて上
    記端末に上記問題を出力してから上記解答出力手段にて
    上記端末に同問題に対する解答を出力するまでの時間に
    応じて上記数値化された評価ポイント情報を増減させる
    ことを特徴とする教育システム用サーバ。
  17. 【請求項17】 上記請求項2〜請求項16のいずれか
    に記載の教育システム用サーバにおいて、 上記ポイント情報変化手段は、上記利用者別に、同利用
    者の授業の受講回数と、当該利用者が生徒として登録さ
    れた場合に上記数値化された評価ポイント情報が当該利
    用者に対応した数値化されたポイント情報よりも大きく
    なった回数とされた滞納回数と、を対応させて所定の記
    憶領域に記憶させ、 上記問題出力手段は、上記カリキュラムの生徒として登
    録された利用者の上記受講回数と滞納回数とに基づいて
    当該カリキュラムの授業が成立か否かを判断し、授業成
    立と判断した場合のみ、当該カリキュラムの先生として
    登録された利用者に使用される端末から当該カリキュラ
    ムに対応する問題についての操作入力を受け付け、操作
    入力に応じた問題を当該カリキュラムの生徒として登録
    された利用者に使用される端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記授業成立と判断した場合の
    み、当該授業成立と判断したカリキュラムの生徒として
    登録された利用者に使用される端末から上記問題に対す
    る解答についての操作入力を受け付け、操作入力に応じ
    た解答を当該カリキュラムの先生として登録された利用
    者に使用される端末に出力することを特徴とする教育シ
    ステム用サーバ。
  18. 【請求項18】 上記請求項1〜請求項17のいずれか
    に記載の教育システム用サーバにおいて、 上記問題出力手段は、上記問題に関するキャラクタを記
    憶したキャラクタ記憶領域から同問題に対応するキャラ
    クタを取得して上記生徒として登録された利用者に使用
    される端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記問題出力手段にて出力される
    キャラクタの動作についての操作入力を当該端末から受
    け付け、操作入力された動作に応じて同キャラクタを動
    作させて上記先生として登録された利用者に使用される
    端末に出力することを特徴とする教育システム用サー
    バ。
  19. 【請求項19】 上記請求項1〜請求項18のいずれか
    に記載の教育システム用サーバにおいて、 上記先生および生徒として登録された利用者に使用され
    る端末から会話についての操作入力を受け付け、操作入
    力された会話を同先生および生徒として登録された利用
    者に使用される端末に出力する会話出力手段が設けられ
    ていることを特徴とする教育システム用サーバ。
  20. 【請求項20】 複数の端末と、当該複数の端末を接続
    したネットワークに接続された教育システム用サーバと
    を備え、各端末を使用する複数の利用者に対して当該各
    端末から教育のカリキュラムを表すデータを出力し、同
    複数の利用者の間で教育を行ったり教育を受けたりし合
    うことを可能にさせる教育システムであって、 上記複数の端末のそれぞれは、各種情報を操作入力可能
    であって操作入力された同情報を上記教育システム用サ
    ーバに送出するとともに、各種情報を上記教育システム
    用サーバから入手して上記利用者に対して出力可能であ
    り、 上記教育システム用サーバは、 上記教育のカリキュラムを表すデータを記憶したカリキ
    ュラム記憶領域から同カリキュラムを表すデータを取得
    して上記複数の端末に出力するカリキュラム出力手段
    と、 上記利用者を上記カリキュラム出力手段にて出力された
    データに対応するカリキュラムの先生とするか生徒とす
    るかの設定入力を上記複数の端末から受け付け、受け付
    けた設定入力に対応するとともに同利用者を当該カリキ
    ュラムの先生として登録しているか生徒として登録して
    いるかを表すデータを主体記憶領域に記憶する主体取得
    手段と、 上記カリキュラムの先生として登録された利用者に使用
    される端末から当該カリキュラムに対応する問題につい
    ての操作入力を受け付け、操作入力に応じた問題を当該
    カリキュラムの生徒として登録された利用者に使用され
    る端末に出力する問題出力手段と、 上記カリキュラムの生徒として登録された利用者に使用
    される端末から上記問題に対する解答についての操作入
    力を受け付け、操作入力に応じた解答を当該カリキュラ
    ムの先生として登録された利用者に使用される端末に出
    力する解答出力手段と、 上記複数の利用者のそれぞれに対応して設けられるとと
    もに同利用者に持たせるポイントを表す数値化されたポ
    イント情報をポイント情報記憶領域に記憶するポイント
    情報記憶手段と、 上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記憶させる
    際、上記カリキュラムの先生として登録された利用者に
    対応したポイント情報を変化させるとともに、当該変化
    に関連させて当該カリキュラムと同じカリキュラムの生
    徒として登録された利用者に対応したポイント情報を変
    化させるポイント情報変化手段とを具備することを特徴
    とする教育システム。
  21. 【請求項21】 上記請求項20に記載の教育システム
    において、 上記ポイント情報変化手段は、上記カリキュラムの授業
    を行う先生の数と当該カリキュラムと同じカリキュラム
    の授業を受ける生徒の数とのいずれかまたは組み合わせ
    を上記主体記憶領域に記憶されたデータから取得すると
    ともに当該先生を評価するポイントを表す数値化された
    評価ポイント情報を当該先生の数と生徒の数とのいずれ
    かまたは組み合わせから算出する評価ポイント取得手段
    を有し、上記ポイント情報記憶手段にポイント情報を記
    憶させる際、同評価ポイント情報を用いて、同カリキュ
    ラムの先生として登録された利用者に対応したポイント
    情報と当該カリキュラムと同じカリキュラムの生徒とし
    て登録された利用者に対応したポイント情報とを関連さ
    せて変化させることを特徴とする教育システム。
  22. 【請求項22】 上記請求項20に記載の教育システム
    において、 上記教育のカリキュラムを表すデータは、複数の科目に
    区分された教育のカリキュラムを表すデータとされ、 上記カリキュラム出力手段は、上記カリキュラム記憶領
    域から上記複数の科目に区分された教育のカリキュラム
    を表すデータを取得して上記複数の端末に出力し、 上記主体取得手段は、上記利用者を上記カリキュラム出
    力手段にて出力されたデータに対応する科目の先生とす
    るか生徒とするかの設定入力を上記複数の端末から受け
    付け、受け付けた設定入力に対応するとともに上記科目
    別に同利用者を同科目の先生として登録しているか生徒
    として登録しているかを表すデータを上記主体記憶領域
    に記憶し、 上記問題出力手段は、上記科目別に、同科目の先生とし
    て登録された利用者に使用される端末から当該科目に対
    応する問題についての操作入力を受け付け、操作入力に
    応じた問題を当該科目の生徒として登録された利用者に
    使用される端末に出力し、 上記解答出力手段は、上記科目別に、同科目の生徒とし
    て登録された利用者に使用される端末から上記問題に対
    する解答についての操作入力を受け付け、操作入力に応
    じた解答を当該科目の先生として登録された利用者に使
    用される端末に出力し、 上記ポイント情報変化手段は、上記科目別に授業を行う
    先生の数と当該授業が行われる科目の授業を受ける生徒
    の数とのいずれかまたは組み合わせを上記主体記憶領域
    に記憶されたデータから取得するとともに当該先生を評
    価するポイントを表す数値化された評価ポイント情報を
    当該先生の数と生徒の数とのいずれかまたは組み合わせ
    から算出する評価ポイント取得手段を有し、上記ポイン
    ト情報記憶手段にポイント情報を記憶させる際、上記科
    目別に、上記算出された評価ポイント情報を用いて、先
    生として登録された利用者に対応したポイント情報と当
    該先生により授業が行われた科目の授業を受けた生徒と
    して登録 された利用者に対応したポイント情報とを関連
    させて変化させることを特徴とする教育システム。
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