JP3501871B2 - 輸送機 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
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Description
面と、主翼前方の先尾翼エンペナージとを有する輸送機
に関するものである。
と、例えば、調節可能な昇降舵操縦翼面(亜音速機につ
いて)又は同様に前記主翼の後縁エレヴォン(水平エン
ペナージのない超音速飛行機について)を備えた尾部水
平安定板エンペナージのような昇降舵空力翼面とを含ん
でいることが知られている。これ等の既知の輸送機にお
いて、ピッチングの釣り合い及び飛行の安定性は、揚力
即ち負の揚力に適切に寄与する上記昇降舵空力翼面を、
主翼によって発生されるモーメントを補償するモーメン
トを発生するのに十分なように調節することにより、重
力の中心の位置毎に得られる。
は、主翼と昇降舵空力翼面の相互作用により十分な満足
が得られる。しかし、空力特性及び輸送機の質量につい
てはその限りではない。
る。また、昇降舵空力翼面の負の揚力は、主翼に加えら
れる空力荷重の増大、従って該主翼の質量の増大を伴う
付加的な揚力をこの主翼に対して作用させることによ
り、補償しなければならない。
重は、次に、抗力の増大の原因になる。
ば、主翼に働く荷重をそのままにしながら、抗力を減少
すると共に輸送機の揚力を増大するために、輸送機の主
翼前方に先尾翼エンペナージを設けることが既に提案さ
れていた。先尾翼エンペナージを有する飛行機は、例え
ば、フランス特許FR−A−1 032 665号,FR
−A−2 473 466号各明細書や、1988年7月
23日発行の雑誌“フライト・インターナショナル(FL
IGHT INTERNATIONAL)”第22,23頁に記載されてい
る。
ーメントを発生するために、かかる先尾翼エンペナージ
は、飛行機の全揚力に寄与する揚力を発生するので、主
翼は、先尾翼エンペナージがない場合と比較して小形の
ものとすることができる。従って、先尾翼エンペナージ
は、 − 所定の胴体について、飛行機の主翼を減少させる
か、或いは − 飛行機の主翼を大きくすることなく、該飛行機の胴
体を長くさせる、ことが可能である。
の前方に先尾翼エンペナージを設けることは、数々の利
点を提示する。
周知のように、主翼の揚力の中心を前方に移動させ、そ
してこの移動の幅は揚力傾斜の値と先尾翼エンペナージ
の応力中心距離(レバーアーム)の関数であるため、上
述した利点を十分に利用することはできない。その結
果、飛行機が突風に会ったり、先尾翼エンペナージの揚
力の値が広範囲に変化する時には、主翼の揚力増大の作
用点の前方移動も大きくなり、これが飛行機の不安定性
を招来することになる。
な不安定性を避けるためには、先尾翼エンペナージは、
その揚力が飛行機の安定性にとって危険にはなりにくい
値のみを取ることができるように、十分に小形であるこ
とが必要である。
大させないためには、飛行機の中心を狭い範囲内に保持
しておくことが必要である。
を不安定にし、従って、限られた揚力を与えるに違いな
い。これでは、飛行機の抗力を有意に改善することはで
きず、また、先行技術によっては解決されていなかった
と思われる中心制約条件を招来することになる。
−A−1 032 665号及び雑誌“フライト・インタ
ーナショナル”は、小形の先尾翼エンペナージを有する
旅客機及び用務機(後者の場合、迎え角の設定は固定)
のみに言及しており、そこにおける重力の中心の移動は
限られていることに注目されたい。対照的に、フランス
特許FR−A−2 473 466号の輸送機は、特に荷
重を正確な範囲に維持したい場合、即ち重力の中心が飛
行機の長手方向軸線に沿って広い範囲内で移動すること
を許容したい場合には、操縦可能ではなくなる。実際に
は、大きな寸法の先尾翼エンペナージを使用する必要が
あり、そのため、飛行機の質量が増大すると共に、非常
に大きな離着陸速度を強いることになる。更に、この大
きな先尾翼エンペナージは飛行機を不安定にする。
分かるように、前方に先尾翼エンペナージを備えた飛行
機においては、 − 一方では、揚力の増大及び抗力の減少、 − 他方では、構造上の軽量性、釣り合い、安定性、性
能及び離着陸の際の飛行性 の間に矛盾がある。
・インターナショナル”に旅客機について記載されてい
るように、中心の変位が非常に僅かである飛行機に関し
て問題となっていた不安定性を招来したり、或いは離着
陸速度を増大したりする危険なしに、最適化されてはい
ないが、揚力の増大及び抗力の減少を与える、固定され
た角度に設定された小形の先尾翼エンペナージのような
解決策を求める必要がある。
ことであり、以下の利点を同時に有する輸送機に関係し
ている。 − 燃料消費の減少につなげることができる最適化され
た抗力、 − 低速度(離着陸)で向上される性能面及び飛行性、 − 構造上の軽量性、及び − 作動上の大きな融通性(荷重の中心に対する低い感
度、良好な操縦性、飛行上昇限度の向上)。
によれば、主翼と、昇降舵空力翼面と、前方の先尾翼エ
ンペナージとを有する輸送機であって、前記先尾翼エン
ペナージの翼は、作動部材の作用により、前記輸送機の
長手方向軸線を横断する方向の軸線回りに角度が調節可
能である輸送機において、 − 少なくとも、 ・大気に関する前記輸送機の速度 ・前記輸送機の中心 ・飛行高度及び ・前記輸送機の質量 の測定値を連続的に受けて、前記先尾翼エンペナージの
揚力がどの時点でも前記輸送機の抗力の予想最低値に対
応するように、大気の擾乱のない安定飛行の局面(上
昇,水平飛行,下降)の間、前記先尾翼エンペナージの
翼に与えるべき設定角度を計算する計算手段を有し、該
計算手段により前記作動部材を制御して前記先尾翼エン
ペナージの前記翼を作動し、 − 飛行中の前記輸送機が大気の擾乱のない安定飛行の
局面にない時に少なくとも実質的に一定の揚力を前記先
尾翼エンペナージに与える手段が設けられている、こと
を特徴としている。
の間(上昇,水平飛行,下降)、抗力は常に最小であ
り、また、燃料消費についても同様である。他の飛行状
態では、即ち大気の擾乱があったり、マニューバリング
の時には、先尾翼エンペナージの揚力は一定であるの
で、不安定性の危険はなにもない。また、本発明による
輸送機には、広い中心の範囲から利点を得ながら、先尾
翼エンペナージを装備していない点を除いて同じ輸送機
に相当する性能及び飛行性の向上を与えることが可能に
なる。
に一定の揚力を前記先尾翼エンペナージに与える手段
は、前記先尾翼エンペナージを浮かせて、該先尾翼エン
ペナージ自体が風の中で自由に方向付けられるようにし
ている。
実質的に一定の揚力を前記先尾翼エンペナージに与える
手段は、メモリー中に前記先尾翼エンペナージの揚力傾
斜を有する計算手段を含み、該計算手段が、 − 前記翼の迎え角、 − 前記輸送機のピッチング率、 − 前記輸送機の前方における大気に関する該輸送機の
予測速度の測定値を連続的に受けて、前記輸送機が大気
の擾乱のない安定飛行の局面にない時に、前記先尾翼エ
ンペナージの揚力が少なくとも実質的に一定であるよう
に、該先尾翼エンペナージの前記翼に与えるべき設定角
度を計算して、その結果として前記先尾翼エンペナージ
の前記翼を制御する。この場合、前記計算手段は前記作
動手段を介して前記先尾翼エンペナージの前記翼を制御
する。
より軸線回りに角度が調節可能な後縁操縦翼面を備えて
いることが有利であり、また、前記計算手段は、前記別
の作動手段を介して前記先尾翼エンペナージの前記操縦
翼面を制御することが有利である。
水平安定板エンペナージにより形成されており、該尾部
水平安定板エンペナージの翼は、前記輸送機の長手方向
軸線を横断する軸線回りに角度が調節可能であり、更
に、前記計算手段は、大気の擾乱のない安定飛行の局面
の間、前記尾部水平安定板エンペナージの前記翼の角度
を制御して、どの時点でも、前記主翼の揚力と、前記先
尾部エンペナージの揚力と、前記尾部水平安定板エンペ
ナージの揚力との3つの値の組が前記輸送機の抗力の予
測最低値に対応するようにする。
方向の軸線X−Xを有する胴体2を含み、この胴体に、
種々のものが装着されるが、図では、主翼を形成する2
つの翼3と、2つの尾部安定板翼4を備えた水平尾部エ
ンペナージと、2つの先尾翼5を備えた前方の先尾翼エ
ンペナージとが装着されている。2つの翼3、2つの尾
部安定板翼4及び2つの前方の先尾翼5は、それぞれ長
手方向軸線X−Xに関して互いに対称である。
参照符号は付けていない)は勿論のこと、フラップ、補
助翼、スラット等(図示せず)を支持している。
6を備えると共に、長手方向の軸線X−Xに対して垂直
な横方向軸線P−Pの回りの回転によって方向が調節で
きることがよく、該2つの尾部安定板翼4は組み合って
回転する。
対して垂直な横方向軸線C−Cの回りの回転によって角
度が調節できる。そのために、図2、図5及び図6に示
した各実施例においては、各翼5は、輸送機1と一体の
ジャーナル軸受8に自由に支持された軸7に固着されて
いる。
11を支持する軸10に、制御された継ぎ手9により、
結合することができる。該クランクピン11は、例えば
ジャックのような連結手段により作動部材12に連結さ
れている。
内に搭載されるコンピュータ(計算手段)14を含んで
おり、このコンピュータが、ライン15,16及び制御
スイッチ17を介して2つの継ぎ手9と2つの作動部材
12とを同期して制御することができる。
尾翼5の空力特性CAと、輸送機1の基準面Sと、重力
による加速度gとを含むと共に、翼3の揚力と、尾部安
定板翼4の揚力と、先尾翼5の揚力との作用点に関する
軸線X−Xに沿った横座標を含んでいる。更に、コンピ
ュータ14は以下のパラメータを受ける。 − 輸送機の図示していない航空データ慣性標準システ
ム(ADIRS:Air DataInertial Reference System)に
より例えば計算される輸送機1の瞬間速度V。 − 輸送機の中心c、即ち長手方向軸線X−Xに沿う輸
送機の重力の中心の位置CDG。この中心cは、米国特
許US−A−4 937 754号明細書及び米国特許U
S−A−4 949 269号明細書に記載されているよ
うなシステムにより、或いは、地上の輸送機を計量し、
種々のタンク内の燃料の量を測定し、乗客及び貨物の荷
重を測定又は見積もり、これ等のデータを質量・中心計
算機で加算し、次いで、重力の中心の位置の変化を監視
するために、これ等のデータの各項目を前記計算機に連
続的に転送することからなる既知の方法の実施により得
ることができる。後者の場合、種々の作業は手動によ
り、或いはコンピュータの使用により実行される。該コ
ンピュータは、出発データを考慮に入れ、飛行中連続的
に、燃料の減少及び給送による質量の変動を転送する。 − 高度計即ち高度検出プローブ(図示せず)により既
知の方法で送られてくる輸送機の高度H。 − 図示しない輸送機の飛行管理システム(FMS=Fli
ght Management System)により例えば計算される、或い
は中心cに関して上述したように、地上での計量から連
続的に予測される輸送機の質量m。
に表示されている。これ等の力は以下の通りである。 − 主翼3,3により発生される主揚力CZV。 − 尾部安定板翼4,4により発生される揚力CZH。 − 先尾翼5,5により発生される揚力CZC。 − 輸送機の重量mqを動圧ρSV2・1/2で除した、
輸送機1の重力の中心CDGに加わる力。ここで、m=
輸送機の質量、g=重力の加速度、ρ=空気の密度、S
=輸送機1の基準面、V=大気に関する輸送機1の瞬間
速度である。
合いについては、 (2) CZV×LV+CZH×LH+CZC×LC=0 となることが必要である。ここで、LV,LH,LC
は、それぞれ、輸送機の重力の中心CDGを、主翼3の
揚力CZVと、安定板翼4の揚力CZHと、先尾翼5の
揚力CZCとの作用点から隔てている距離(即ち、応力
中心距離)である。
した2つの制約条件を満たすためには、3つのパラメー
タ、即ち主揚力CZV、尾部エンペナージの揚力CZH
及び先尾翼エンペナージの揚力CZCが存在することが
分かる。従って、所定の全釣り合い揚力については、3
つの揚力CZV,CZH及びCZCの全てを最適化する
ことにより、最適の抗力をもたらすことが可能である。
これにより、エンペナージの翼4及び/又は5を介して
翼3に作用する荷重が減少して、輸送機1の全抗力が最
小になる。
は、輸送機1の全抗力RXは、 (3) RX=RXO+ρSV2・1/2[A・CZV2+B・CZH2+ C・CZC2+D・CZV・CZH+E・CZV・CZC+ F・CZH・CZC] の形で表現されることが知られている。ここで、RXO
並びにA,B,C,D,E及びFは定数であり、輸送機
1の幾何学的形状の関数である。
(及び、後述するように、恐らく安定板エンペナージの
揚力CZH)の調節によって、抗力RXを最小にしなが
ら、揚力及び釣り合いについての式(1)及び(2)を
満たすことが可能である。
は以下のように作動する。 I− 輸送機1がマニューバリング中であるか及び/又
は大気の擾乱を通過している時、制御スイッチ17が開
く(図2に示す位置)ので、継ぎ手9も作動部材12も
コンピュータ14によって制御されない。軸7はその軸
受8内で自由に回転する。その結果、前方の先尾翼エン
ペナージの翼5は、浮遊状態であり、軸線C−Cの回り
に揺動することにより風の中で自由に且つ自然に自身で
指向するため、該翼のモーメントはゼロである。従っ
て、先尾翼エンペナージは一定値の揚力CZCを発生
し、これは、前記先尾翼エンペナージの揚力傾斜がゼロ
であるために、輸送機1を不安定にすることはない。
度Hでの直線水平飛行)中である時、また、大気の擾乱
が存在しない時、制御スイッチ17はその開位置から閉
位置に手動又は自動的に切り替わる(矢印F)。その結
果、ライン15が継ぎ手9を作動させるため、該継ぎ手
は軸7及び10を接続し、該軸7及び10は軸線C−C
の回りに一体に回転するようになる。また、作動部材1
2はライン16を介してコンピュータ14により駆動さ
れる。
A,ρ及びgから、コンピュータ14は、最も小さい抗
力RXを与える先尾翼エンペナージの揚力CZCの値に
対応する先尾翼5の設定角度θC(軸線C−C回りの前
記翼の角位置θC)の値を計算する。この計算を行うた
め、高度Hは大気の密度ρを表し、また、輸送機の中心
は距離LV,LH及びLCを画定することを可能にする
という事実に鑑みて、コンピュータ14は、上述の式
(1),(2)及び(3)を用いる。
ピン11を押すか引くかすることにより軸10を回転さ
せると共に、該軸に継ぎ手9を介して組み合った軸8を
回転させる作動部材12の作用下に、コンピュータ14
によって与えられる。
点でも、輸送機1の抗力を最小にして、燃料消費を可能
な限り少なくすることができる。
め時間の経過と共に減じ、また、他のパラメータは一定
であると思われるので、輸送機の全揚力が減少は、従っ
て、先尾翼エンペナージの揚力CZCは減少しなければ
ならない。同じことは前記先尾翼エンペナージの設定角
度θCについても言える。
量の減少のため、燃料消費を最適にする目的で、1回以
上、より高い高度の直線水平飛行に変えることがある。
し、また、他のパラメータはほぼ一定のままであるか
ら、揚力は一定に留まるが、空気の密度ρは低下するた
め、輸送機の揚力係数は増加する。従って、先尾翼エン
ペナージの設定は増大させなければならない。
の巡航飛行の例が時間tの関数として描かれている。輸
送機1は、時点t0及びt1の間で、H1に等しい高度
Hで安定した直線水平飛行をしており、次いで、時点t
1に至ると、H1より高い高度H2の安定した直線水平
飛行に移り、その後、時点t2で、H2より高い高度H
3の安定した直線水平飛行に移る(図4の(A))。図
4の(B)は、高度H1,H2,H3での直線水平飛行
中に先尾翼エンペナージの設定角度θCは減少するが、
輸送機があるレベルからより高い高度に変わる時には、
該設定角度が増大することを表している。
可能にする運転中、制御スイッチ17は開いているの
で、先尾翼5は空力的には浮遊している。
て、中心c又は速度Vが変わると仮定すると、設定角度
θCは、常に抗力の最適化を確実にするように変化す
る。
での安定飛行中にある時に、突風のような大気の擾乱が
現れると、制御スイッチ17が手動により又は自動的に
開いて(矢印Fとは逆方向)、先尾翼5を浮遊状態と
し、輸送機1が不安定になることを避ける。この指令
は、先尾翼5,5の揚力がゼロモーメントの釣り合い揚
力に向かう傾向のある遷移局面をトリガーする。そのた
め、揚力の分布の迅速な変化に結果的になり、これは、
尾部エンペナージの翼4,4により阻止しなければなら
ない。この欠点は次の変形実施例により補正することが
できる。
実施例は、マニューバリング中であっても突風中であっ
ても、先尾翼エンペナージの翼5の設定角度の連続制御
が可能である。図5の実施例に関しては、 − 軸7、軸受8、クランクピン11、作動部材12、
コンピュータ14、及び直線水平飛行中における作動部
材12の制御のためのライン16はこの実施例にも見ら
れる。 − 継ぎ手9及び軸10は既に省かれており、また、ク
ランクピン11は軸7に直結されている。 − 情報V,c,H,m,S,g及びCAに加えて、コ
ンピュータ14は、先尾翼エンペナージの揚力傾斜CZ
αCをそのメモリに格納する。この揚力傾斜は、先尾翼
エンペナージの特性を表す定数であり、例えば、風洞試
験により測定される。該コンピュータ14は、 ・ 例えば入射プローブ(図示せず)により送信される
先尾翼5の迎え角αCの測定値、 ・ 例えば慣性ユニット(図示せず)により送信される
輸送機のピッチング率qの測定値、及び ・ 例えばレーザ速度計測装置(図示せず)により送信
される、輸送機の前方における、大気に関する輸送機の
速度の予測値Vpを受ける。 − コンピュータ14は量Q (4) Q=CZαC(αC−q/Vp×LC) を計算する。これは、先尾翼エンペナージの揚力CZC
を表しており、コンピュータは次いで上述のQが一定に
なる設定角度θCの値Iを求める。 − コンピュータ14はライン18を介してこの設定値
Iを作動部材12に送り、該作動部材12は、マニュー
バリングの間又は大気の擾乱の間、揚力CZCが一定に
留まるように、先尾翼エンペナージの設定を変更する。
即ち、 − 輸送機について可能な最上の空気力学を与えると共
に、図2の装置に関して述べたように、直線水平巡航飛
行に関する、長期間の第1の緩制御と、 − 先尾翼エンペナージの揚力の一定値を与える、短期
間の第2の高速制御とである。この一定値は、輸送機1
の抗力に関する限り、確かに最適ではないが、マニュー
バリング又は突風中の輸送機の不安定化を回避する。
の前方における速度の変動(大きさ及び方向)が(例え
ば前述したレーザ速度計測装置を使用して)、式(4)
に従って量Qの計算を行うと共に先尾翼5に設定値Iを
与えるための時間をコンピュータ14に与えるのに十分
な距離で測定される。これ等の変動の測定値は明らかに
引き続いて発生し、また、サンプリング精度は、突風又
はマニューバリングを再設定及び予測するのに十分であ
り、且つマニューバリング又は突風の通過のどの時点で
も、設定値Iができるだけ一定の揚力CZCの値を供給
するのに十分である。
動部材20の作用により軸線L−Lの回りに揺動できる
後縁操縦翼面19を備えている。この場合、(図2及び
図5におけるような)ライン16は作動部材12を制御
するが、ライン18は作動部材20を制御する(図5に
示されているように作動部材12を決して制御しな
い)。
対して行われるが、短期間の高速制御は操縦翼面19に
対して行われる。
ージがPHR型のものであれば、即ち長手方向の軸線X
−Xを横断する軸線P−Pの回りの角度が調節可能であ
れば、コンピュータ14は、大気の擾乱のない直線水平
巡航飛行の局面の間、尾部安定板エンペナージの設定角
度θHを制御するための出力21を含む。また、コンピ
ュータ14は、尾部安定板エンペナージを設定するため
に設けられる通常の特定作動部材(図示せず)を制御す
る。
うに、実際に、前記式(1)及び(2)によって表され
た揚力とピッチングの釣り合いとの2つの制約条件を満
たすために、3つの飛行制御パラメータ、即ち揚力CZ
V,CZH,CZCが存在する。従って、前述の揚力と
ピッチングの釣り合いの制約条件を満たすために、翼3
の揚力CZV、尾部安定板エンペナージの揚力CZH、
先尾翼エンペナージの揚力CZCの3つの値からなる組
は、無限数存在する。
を最小にして巡航消費を可能な限り低減することを可能
にする揚力CZV,CZH,CZCの3つの値は、ただ
1組のみ決定することが可能である。
に、尾翼安定板エンペナージの揚力CZHは、質量m、
中心c、速度V及び高度Hの関数である。従って、前記
尾部安定板エンペナージの空力特性を知れば、コンピュ
ータ14において、翼4に与える設定角度θHの値を決
定することが可能であるので、該翼は、対応する揚力C
ZV及びCZCの値に関連した揚力CZHの値を発生
し、抗力の最小化を可能にする。
の場合における設定θHの変動が(図4の(B)から類
推して)略図的に示されている。
角度を付けて組み合っている上述の実施例が記載されて
いるが、かかる組み合わせは拘束力のあるものではな
く、また、該先尾翼についての制御は個々に行ってもよ
いことは言うまでもない。
のであるが、本発明は、超音速輸送機にも限定を受ける
ことなく適用可能であることが容易に理解される。この
場合、昇降舵空力操縦翼面4は、主翼の後縁のエレヴォ
ンである。
輸送機の斜視図である。
略系統図である。
水平飛行の局面中と、異なる高度での上述の飛行局面中
の先尾翼エンペナージの設定角度の変動を示すグラフで
ある。
設定の変動を図4の(A)及び(B)に関して示すグラ
フである。
板エンペナージの翼)、5…先尾翼エンペナージの翼、
9…継ぎ手(少なくとも実質的に一定の揚力を先尾翼エ
ンペナージに与える手段)、12…作動部材(少なくと
も実質的に一定の揚力を先尾翼エンペナージに与える手
段)、14…計算手段(コンピュータ)、18…ライン
(少なくとも実質的に一定の揚力を先尾翼エンペナージ
に与える手段)、19…後縁操縦翼面、20…作動部材
(少なくとも実質的に一定の揚力を先尾翼エンペナージ
に与える手段)、c…輸送機の中心、C−C…軸線、L
−L…軸線、m…輸送機の質量、P−P…軸線、V…輸
送機の速度、Vp…輸送機の予測速度、X−X…輸送機
の長手方向軸線。
Claims (7)
- 【請求項1】 主翼(3)と、昇降舵空力翼面(4)
と、主翼前方の先尾翼エンペナージとを有する輸送機
(1)であって、前記先尾翼エンペナージの翼(5)
は、作動部材(12)の作用により、前記輸送機(1)
の長手方向軸線(X−X)を横断する方向の軸線(C−
C)の回りに角度が調節可能であり、前記輸送機は更
に、前記先尾翼エンペナージの揚力がどの時点でも該輸
送機の抗力の予想最低値に対応するように、大気に関す
る該輸送機の速度(V)と飛行高度(H)の測定値を連
続的に受けて、前記先尾翼エンペナージに対する設定角
度を計算する計算手段(14)を有し、該計算手段(1
4)により前記作動部材(12)を制御して前記先尾翼
エンペナージの前記翼(5)を作動するようにする輸送
機において、 − 前記計算手段(14)は更に、少なくとも ・前記輸送機(1)の中心(c)と、 ・前記輸送機の質量(m)と、 の測定値を連続的に受けると共に、大気の擾乱のない安
定飛行の局面の間、 前記計算された設定角度を前記先尾翼エンペナージの前
記翼(5)に与えており、 − 飛行中の前記輸送機が大気の擾乱のない安定飛行の
局面にない時に少なくとも実質的に一定の揚力を前記先
尾翼エンペナージに与える手段(9,12,14,1
8;14,18,20)が設けられている、輸送機。 - 【請求項2】 少なくとも実質的に一定の揚力を前記先
尾翼エンペナージに与える手段(9)は、前記先尾翼エ
ンペナージを浮かせて、該先尾翼エンペナージ自体が風
の中で自由に方向付けられるようにした請求項1に記載
の輸送機。 - 【請求項3】 少なくとも実質的に一定の揚力を前記先
尾翼エンペナージに与える手段(9,12,14,1
8;14,18,20)は、メモリー中に前記先尾翼エ
ンペナージの揚力傾斜(CZαC)を有する計算手段
(14)を含み、該計算手段が、 − 前記翼(5)の迎え角(αC)、 − 前記輸送機のピッチング率(q)、 − 前記輸送機の前方における大気に関する該輸送機
(1)の予測速度(Vp)、の測定値を連続的に受けて、
前記輸送機が大気の擾乱のない安定飛行の局面にない時
に、前記先尾翼エンペナージの揚力が少なくとも実質的
に一定であるように、該先尾翼エンペナージの前記翼
(5)に与えるべき設定角度を計算して、その結果とし
て前記先尾翼エンペナージの前記翼(5)を制御する請
求項1に記載の輸送機。 - 【請求項4】 前記計算手段(14)は前記作動手段
(12)を介して前記先尾翼エンペナージの前記翼
(5)を制御する請求項3に記載の輸送機。 - 【請求項5】 前記翼(5)は、別の作動部材(20)
の作用により軸線(L−L)回りに角度が調節可能な後
縁操縦翼面(19)を備えており、前記計算手段(1
4)は、前記別の作動手段(20)を介して前記先尾翼
エンペナージの前記操縦翼面(19)を制御する請求項
3に記載の輸送機。 - 【請求項6】 前記昇降舵空力翼面は、尾部水平安定板
エンペナージにより形成されており、該尾部水平安定板
エンペナージの翼(4)は、前記輸送機(1)の長手方
向軸線(X−X)を横断する軸線(P−P)回りに角度
が調節可能であり、更に、前記計算手段(14)は、大
気の擾乱のない安定飛行の局面の間、前記尾部水平安定
板エンペナージの前記翼(4)の角度を制御して、どの
時点でも、前記主翼(3)の揚力と、前記先尾部エンペ
ナージの揚力と、前記尾部水平安定板エンペナージの揚
力との3つの値の組が前記輸送機の抗力の予測最低値に
対応するようにする請求項1に記載の輸送機。 - 【請求項7】 前記昇降舵空力翼面は前記主翼(3)の
後縁エレヴォンである超音速型の請求項1に記載の輸送
機。
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