JP3500120B2 - 気液二相流模擬試験方法および装置 - Google Patents

気液二相流模擬試験方法および装置

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気流中に液滴を分散
させた気液二相流の流動現象を模擬するための試験装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】水蒸気−水の二相流はエネルギ分野で産
業上利用されており、その流動特性を解明するために種
々の実験方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、特に原子
力プラントの蒸気発生器、ボイラ、蒸気タービン等にお
ける水蒸気−水の二相流は温度、圧力が高温高圧である
ために、その流動現象は殆ど解明されていない。小規模
な実験では詳細なデータが採取されているが、実機スケ
ールとなると、間接的な情報から二相流の流動現象を類
推しているのが現状である。
【0004】本発明は、こうした従来技術の問題を解決
することを技術課題としており、低い条件下で高温高圧
の気液二相流、特に、水蒸気−水二相流の流動現象を模
擬できるようにした気液二相流模擬試験装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、気液二
相流の流動現象を模擬するための試験方法において、気
体として6フッ化硫黄ガスを用い、液体としてアルコー
ルを用いたことを特徴とする気液二相流模擬試験方法お
よび装置が提供される。
【0006】本願の発明者等は、6フッ化硫黄ガスおよ
びアルコールは、低い温度、圧力条件でも、高い温度、
圧力条件の蒸気および水の物性値に近似しており、気体
として6フッ化硫黄ガスを用い、液体としてアルコール
を用いた場合に、高温、高圧の蒸気−水の気液二相流を
低い温度、圧力条件下で模擬可能となることを見出し
た。従って、本発明によれば、低い温度、圧力条件の下
で高い温度、圧力条件における蒸気−水の気液二相流を
模擬可能となる。前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガス
から成る気流中にアルコールから成る液滴を分散させた
気液二相流とすることができる。こうして形成された気
液二相流を液滴分離装置に流通させることにより、該液
滴分離装置の液滴分離性能を評価することが可能とな
る。
【0007】前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガスから
成る気流中にアルコールから成る液滴を分散させた気液
二相流以外にも、6フッ化硫黄ガスとアルコールから成
る気泡流、スラグ流、フロス流または環状噴霧流とする
ことができる。前記アルコールはメタノールまたはエタ
ノールを用いることができる。
【0008】請求項12に記載の本発明は、気流中に液
滴を分散させた気液二相流の流動現象を模擬するための
試験装置において、前記気流として6フッ化硫黄ガスを
用い、前記液滴として前記6フッ化硫黄ガス中に噴霧し
たアルコールを用いたことを特徴とする気液二相流実験
装置を要旨とする。
【0009】例えば、PWRプラントの蒸気発生器で用
いられる気水分離器や湿分分離器における気液二相流の
流動現象を支配するパラメータとしては、ガス流速、ガ
ス動圧、ガスレイノルズ数、ウェーバ数があるとされて
いる。これらのパラメータは二相流の気体および液体の
密度、粘性係数、表面張力といった物性値により決定さ
れる。本願の発明者等は、6フッ化硫黄ガスおよびアル
コールは、低い温度、圧力条件でも、高い温度、圧力条
件の蒸気および水の物性値に近似しており、気体として
6フッ化硫黄ガスを用い、液体としてアルコールを用い
た場合に、高温、高圧の蒸気−水の気液二相流を低い温
度、圧力条件下で模擬可能となることを見出した。従っ
て、請求項1に記載の発明によれば、低い温度、圧力条
件の下で高い温度、圧力条件における蒸気−水の気液二
相流を模擬可能となる。
【0010】請求項13に記載の本発明は、気流中に液
滴を分散させた気液二相流の流動現象を模擬するための
試験装置において、6フッ化硫黄ガス源と、アルコール
源と、前記アルコール源から供給される液体のアルコー
ルを噴霧する噴霧装置とを具備し、前記6フッ化硫黄ガ
ス源からの6フッ化硫黄ガスを前記噴霧装置を通して流
動させ、前記噴霧装置により前記6フッ化硫黄ガスの気
流中に前記アルコール源からのアルコールを噴霧するよ
うにした気液二相流模擬試験装置を要旨とする。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、低い温
度、圧力条件の下で高い温度、圧力条件における蒸気流
中に水の液滴が分散した気液二相流を模擬可能となる。
これは、特に、蒸気発生器中に発生し、水蒸気中に含ま
れる水の液滴を模擬し、その液滴の数密度、粒径分布を
明らかにすることに役立つ。
【0012】また、請求項13に記載の気液二相流模擬
試験装置において、更に前記6フッ化硫黄ガスの気流中
からアルコールの液滴を分離するための液滴分離装置を
前記噴霧装置の下流に配設することにより、液滴分離装
置の性能を評価可能となる。前記液滴分離装置は、前記
噴霧装置の下流に配設された遠心式液滴分離装置、また
は、遠心式液滴分離装置および該遠心式液滴分離装置の
更に下流に配設されたベーン型液滴分離装置を具備する
ことができる。また、前記アルコールとしてメタノール
またはエタノールを用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図1に示す本実施形態による気
液二相流模擬試験装置10は、ヒータ19を有する分離
タンク12を具備しており、該分離タンク12の底部に
はアルコール供給管路14が接続されている。アルコー
ル供給管路14には、ポンプ16、クーラ17およびア
ルコール流量測定装置、例えばオリフィス22が順次配
設されている。また、アルコール供給管路14において
クーラ17とオリフィス22との間から、アルコール戻
り管路18が分岐して分離タンク12に接続されてお
り、該アルコール戻り管路18には流調弁20が配設さ
れている。
【0014】アルコール供給管路14は噴霧装置24に
接続されており、該噴霧装置24の下流には、出口管路
26を介して遠心式液滴分離装置28、該遠心式液滴分
離装置28の出口管路30を介して更に下流にベーン型
液滴分離装置32が順次配設されている。遠心式液滴分
離装置28は、PWRプラントの蒸気発生器内に配設さ
れている遠心式の気水分離器、例えば軸流遠心式液滴分
離器と概ね同様の構成を有している。ベーン型液滴分離
装置32は、同様にPWRプラントの蒸気発生器内に配
設される波板ベーン式の蒸気乾燥器と同様の構成を有し
ており、ジグザグの複数の隘路を形成する複数の波板を
具備し、前記隘路には液滴を捕集するための複数のポケ
ットが設けられている。本実施形態では、遠心式液滴分
離装置28およびベーン型液滴分離装置32が液滴分離
装置を構成している。
【0015】ベーン型液滴分離装置32は、戻り管路3
4を介して分離タンク12に接続される。また、遠心式
液滴分離装置28およびベーン型液滴分離装置32の各
々は、分離した液滴を気水分離タンク12へ戻すための
ドレン管路44を介して分離タンク12に接続されてい
る。
【0016】噴霧装置24の出口管路26、遠心式液滴
分離装置28の出口管路30および戻り管路18の各々
において、噴霧装置24、遠心式液滴分離装置28、ベ
ーン型液滴分離装置32に近接した部位にはレーザ回折
法を用いた液滴測定装置36、38、40が配設されて
いる。液滴測定装置36、38、40はコンピュータ等
の処理装置42に接続されており、これにより噴霧装置
24、遠心式液滴分離装置28、ベーン型液滴分離装置
32の出口における液滴の数密度、粒径分布等を測定可
能となっている。
【0017】分離タンク12の上方部位には6フッ化硫
黄ガス輸送管路46が接続されており、該6フッ化硫黄
ガス輸送管路46はアキュムレータ50に接続されてい
る。6フッ化硫黄ガス輸送管路46にはアキュムレータ
50内の圧力を一定レベルに維持するためのブロア48
と、6フッ化硫黄ガスの作動温度を一定レベルに維持す
るためのクーラ47およびヒータ49が設けられてい
る。なお、クーラ47は、図1に示すようにブロア48
の上流側に配設することがエネルギ効率の観点から有利
である。アキュムレータ50は、6フッ化硫黄ガス供給
管路52を介して噴霧装置24に接続されており、6フ
ッ化硫黄ガス供給管路52には流量測定装置、例えばオ
リフィス52および流調弁56が配設されている。
【0018】以下、本実施形態の作用を説明する。気液
二相流模擬試験装置10は、例えば、30°C、0.6
2MPaの温度、圧力で作動させることができる。分離
タンク12内に貯留されているアルコール、好ましくは
メタノールまたはエタノールが、アルコール供給管路1
4を介してポンプ16により所定圧力に昇圧されて噴霧
装置24へ供給される。その際、オリフィス22の測定
値に従い、噴霧装置24へ供給されるアルコールの流量
が所定の流量となるように流調弁20の開度が制御され
る。
【0019】一方、分離タンク12において、アルコー
ルから分離された6フッ化硫黄ガスは、ブロア48によ
り所定圧力に昇圧され、クーラ47およびヒータ49に
より所定温度に調節された後に、6フッ化硫黄ガス輸送
管路46を介してアキュムレータ50に輸送される。6
フッ化硫黄ガスは、アキュムレータ50から6フッ化硫
黄ガス供給管路52を介して噴霧装置24へ供給され
る。その際、オリフィス52の測定値に従い、噴霧装置
24へ供給される6フッ化硫黄ガスの流量が所定の流量
となるように流調弁56の開度が制御される。
【0020】噴霧装置24へ供給されたアルコールは、
噴霧装置24において6フッ化硫黄ガスの気流中に噴
霧、分散され、6フッ化硫黄ガスとアルコールから成る
気液二相流となって噴霧装置24の出口管路26を介し
て遠心式液滴分離装置28へ供給される。その際、出口
管路26に配設された液滴測定装置36により、この気
液二相流中の液滴の数密度、粒径分布等が測定される。
【0021】遠心式液滴分離装置28へ供給された気液
二相流は、遠心式液滴分離装置28により遠心力の作用
を受けて液滴が分離され、出口管路30を介して更に下
流のベーン型液滴分離装置32へ供給される。その際、
出口管路30に配設された液滴測定装置38により、こ
の気液二相流中の液滴の数密度、粒径分布等が測定され
る。一方、遠心式液滴分離装置28において分離された
液滴は、ドレン管路44を介して分離タンク12へ戻さ
れる。
【0022】ベーン型液滴分離装置32に供給された気
液二相流は、ジグザグ状の隘路を流通する間に液滴がポ
ケットに捕集される。こうして、更に液滴が分離された
気液二相流は戻り管路34を介して分離タンク12へ戻
される。その際、戻り管路34に配設された液滴測定装
置40により、この気液二相流中の液滴の数密度、粒径
分布等が測定される。一方、ベーン型液滴分離装置32
において分離された液滴は、ドレン管路44を介して分
離タンク12へ戻される。分離タンク12では、6フッ
化硫黄ガスと液体のアルコールとが最終的に分離され
る。
【0023】PWRプラントの蒸気発生器内の代表的な
蒸気の温度、圧力である6.9MPa、285°Cにお
ける蒸気および水の物性値を以下の表1に、そして、3
0°C、0.62MPaの温度、圧力における6フッ化
硫黄ガス、エタノールおよびメタノールの物性値を表2
に、示す。 表1 蒸気 水 密度 kg/m3 36.1 741 粘性係数 Pas (パスカル・秒) 19.0 94.5 表面張力 mN/m − 18.4 表2 6フッ化硫黄ガス エタノール メタノール 密度 kg/m3 36.2 782 785 粘性係数 Pas (パスカル・秒) 15.5 512 721 表面張力 mN/m − 21.8 22.0
【0024】表1、2から理解されるように、6フッ化
硫黄ガスおよびアルコールは、低い温度、圧力条件で
も、高い温度、圧力条件の蒸気および水の物性値に近似
している。従って、本実施形態によれば、低い温度、圧
力条件の下で高い温度、圧力条件における蒸気−水の気
液二相流の流動現象を模擬可能となる。特に、PWRプ
ラントの蒸気発生器で用いられる気水分離器や湿分分離
器における気液二相流の流動現象を支配するパラメータ
としては、ガス流速、ガス動圧、ガスレイノルズ数、ウ
ェーバ数があるとされいるが、これらのパラメータは密
度、粘性係数、表面張力といった物性値により決定され
る。従って、本実施形態によれば、低い温度、圧力条件
の下で高い温度、圧力条件における蒸気−水の気液二相
流の気水分離器や湿分分離器の性能を評価することが可
能となる。
【0025】本発明は既述した実施形態に限定されず、
種々の変形が可能であることは当業者の当然とするとこ
ろである。例えば、既述の実施形態では、気液二相流と
しては、6フッ化硫黄ガスから成る気流中にアルコール
から成る液滴を分散させた気液二相流を用いた例を示し
たが、本発明はこれに限定されず、6フッ化硫黄ガスと
アルコールから成る気泡流、スラグ流、フロス流または
環状噴霧流にも適用可能である。
【0026】特に、本発明は、加熱場における飽和沸騰
を再現することができ、例えば、アルコール中に燒結金
属から6フッ化硫黄ガスを吹き出させることにより、沸
騰家庭の飽和沸騰二相流動現象を模擬可能である。ま
た、二相流動振動現象についても模擬可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気液二相流模擬試験装置の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】 10…気液二相流模擬試験装置 12…分離タンク 14…アルコール供給管路 16…ポンプ 24…噴霧装置 28…遠心式液滴分離装置 32…ベーン型液滴分離装置 48…ブロア 50…アキュムレータ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気液二相流の流動現象を模擬するための
    試験方法において、 気体として6フッ化硫黄ガスを用い、液体としてアルコ
    ールを用いたことを特徴とする気液二相流模擬試験方
    法。
  2. 【請求項2】 前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガスか
    ら成る気流中にアルコールから成る液滴を分散させた気
    液二相流である請求項1に記載の気液二相流模擬試験方
    法。
  3. 【請求項3】 6フッ化硫黄ガス源から供給される6フ
    ッ化硫黄ガスの気流中にアルコール源から供給される液
    体のアルコールを噴霧して前記気液二相流を形成し、該
    気液二相流を液滴分離装置に流通させて液滴の分離性能
    を評価するようにした請求項2に記載の気液二相流模擬
    試験方法。
  4. 【請求項4】 前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガスと
    アルコールから成る気泡流、スラグ流、フロス流または
    環状噴霧流である請求項1に記載の気液二相流模擬試験
    方法。
  5. 【請求項5】 前記アルコールはメタノールまたはエタ
    ノールである請求項1から4の何れか1項に記載の気液
    二相流模擬試験方法。
  6. 【請求項6】 気液二相流の流動現象を模擬するための
    試験装置において、 気体として6フッ化硫黄ガスを用い、液体としてアルコ
    ールを用いたことを特徴とする気液二相流模擬試験装
    置。
  7. 【請求項7】 前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガスか
    ら成る気流中にアルコールから成る液滴を分散させた気
    液二相流である請求項6に記載の気液二相流模擬試験装
    置。
  8. 【請求項8】 6フッ化硫黄ガス源から供給される6フ
    ッ化硫黄ガスの気流中にアルコール源から供給される液
    体のアルコールを噴霧して前記気液二相流を形成し、該
    気液二相流を液滴分離装置に流通させて液滴の分離性能
    を評価するようにした請求項7に記載の気液二相流模擬
    試験装置。
  9. 【請求項9】 前記気液二相流は、6フッ化硫黄ガスと
    アルコールから成る気泡流、スラグ流、フロス流または
    環状噴霧流である請求項6に記載の気液二相流模擬試験
    方法。
  10. 【請求項10】 前記アルコールはメタノールまたはエ
    タノールである請求項7から9の何れか1項に記載の気
    液二相流模擬試験方法。
  11. 【請求項11】 気流中に液滴を分散させた気液二相流
    の流動現象を模擬するための試験装置において、 前記気流として6フッ化硫黄ガスを用い、前記液滴とし
    て前記6フッ化硫黄ガス中に噴霧したアルコールを用い
    たことを特徴とする気液二相流実験装置。
  12. 【請求項12】 気流中に液滴を分散させた気液二相流
    の流動現象を模擬するための試験装置において、 6フッ化硫黄ガス源と、アルコール源と、前記アルコー
    ル源から供給される液体のアルコールを噴霧する噴霧装
    置とを具備し、前記6フッ化硫黄ガス源からの6フッ化
    硫黄ガスを前記噴霧装置を通して流動させ、前記噴霧装
    置により前記6フッ化硫黄ガスの気流中に前記アルコー
    ル源からのアルコールを噴霧するようにした気液二相流
    実験装置。
  13. 【請求項13】 更に、前記6フッ化硫黄ガスの気流中
    からアルコールの液滴を分離するための液滴分離装置を
    前記噴霧装置の下流に配設した請求項12に記載の気液
    二相流模擬試験装置。
  14. 【請求項14】 前記液滴分離装置は、前記噴霧装置の
    下流に配設された遠心式液滴分離装置を具備する請求項
    13に記載の気液二相流模擬試験装置。
  15. 【請求項15】 前記液滴分離装置が、前記遠心式液滴
    分離装置の更に下流に配設されたベーン型液滴分離装置
    を具備する請求項14に記載の気液二相流模擬試験装
    置。
  16. 【請求項16】 前記アルコールは、メタノールまたは
    エタノールである請求項12から15の何れか1項に記
    載の気液二相流模擬試験装置。
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