JP3498975B2 - Automatic departure train automatic stop device - Google Patents

Automatic departure train automatic stop device

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JP3498975B2
JP3498975B2 JP11301093A JP11301093A JP3498975B2 JP 3498975 B2 JP3498975 B2 JP 3498975B2 JP 11301093 A JP11301093 A JP 11301093A JP 11301093 A JP11301093 A JP 11301093A JP 3498975 B2 JP3498975 B2 JP 3498975B2
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正敏 川崎
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、着発線等から進路が開
通しないまま誤出発した列車による他列車との衝突事故
等を未然に防止するため、その誤出発列車を自動的に停
止させる誤出発列車自動停止装置に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】列車の
出発は、時刻表及び進路の開通確認に基づく列車の運転
士の注意力・判断等に委ねられており、この運転士の注
意力・判断は常にヒューマンエラーの要素を含んでい
る。そのため、進路が開通しないまま発車してしまうよ
うな誤出発が生じた際、先行する列車等と接触したり衝
突するといった重大な事故につながる。例えば、待避線
と本線とが合流する部分において、待避線と本線の一方
の列車の出発が優先され、他方はその後に出発する予定
であった場合、後で出発する方の列車が先発の列車を待
たずに誤って出発してしまい、その合流部分で接触ある
いは衝突してしまうといった事故である。そして、誤出
発列車に対して途中でブレーキがかけられても速度を上
がっていた場合には、合流部分までに停止することがで
きない場合も生じてくる。 【0003】そこで、誤出発した列車による他列車との
接触・衝突事故等を防止するため、他列車との車両接触
限界までに停止できない速度で走行することを未然に防
止する誤出発列車自動停止装置を提供することを目的と
する。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の誤出発列車自動停止装置は、進路
が開通しないまま誤出発した列車による衝突・脱線等を
防止するため、該誤出発列車を自動的に停止させる誤出
発列車自動停止装置であって、列車が着発する軌道部分
には、所定周波数の信号を送出する地上子を列車進行方
向へ所定間隔で設置した組み合せを、少なくとも二組
けると共に、車上には、上記所定間隔で設置された地上
子からの信号をそれぞれ受信し、上記列車による両地上
子間の走行時間に対応する受信間隔時間を測定する受信
間隔時間測定手段と、上記列車の位置と速度との関係を
示す2つの曲線、すなわち、上記誤出発した場合の他列
車との車両接触限界に応じて定まる、列車が停止しなけ
ればならない限界位置を起点とし、非常ブレーキを用い
た場合に上記限界位置に停止可能な列車位置と速度との
関係を示す非常ブレーキ対応減速曲線と、上記限界位置
から所定距離手前に設定された停止位置を起点とし、常
用ブレーキを用いて運転操縦上許容し得る最大減速時の
列車位置と速度との関係を示す常用ブレーキ対応減速曲
線とに基づき、上記地上子の設けられた地点に応じて設
定された所定の照査速度に対応する照査時間を予め記憶
しておく照査時間記憶手段と、上記受信間隔時間測定手
段により測定された受信間隔時間を上記照査時間記憶手
段に記憶されている対応した照査時間と比較し、受信間
隔時間が照査時間以下の場合には、ブレーキ機構に対し
てブレーキ指令を出力するブレーキ指令出力手段と、を
備え、上記地上子を下記(a)〜(d)の方法に従って
定めた速度照査点に対応する位置に設けたことを特徴と
する。(a)横軸を距離、縦軸を速度として、対象となる駅構
内付近の軌道部分の図を想定し、上記非常ブレーキ対応
減速曲線及び常用ブレーキ対応減速曲線を想定する。 (b)上記限界位置と停止位置との間の所定位置を起点
とした横軸の垂線と上記非常ブレーキ対応減速曲線との
交点P1を求め、その交点P1から上記常用ブレーキ対
応減速曲線へ向けて、対象となる線区を運転する車両の
加速度減速度の相関関係に基づいて設定した仮想加速度
曲線を引く。この仮想加速度曲線と常用 ブレーキ対応減
速曲線の交点を第1速度照査点SCP1とする。 (c)次に、第1速度照査点SCP1を起点とした横軸
の垂線と非常ブレーキ対応減速曲線との交点P2を求
め、その交点P2から常用ブレーキ対応減速曲線へ向け
て仮想加速度曲線を引く。この仮想加速度曲線と常用ブ
レーキ対応減速曲線の交点を第2速度照査点SCP2と
する。 (d)第3速度照査点SCP3以降の速度照査点が必要
な場合は、上記(c)と同様の手法で求める。 【0005】なお、地上子の設けられる位置について
は、例えば上記本線と待避線とが合流する場合には、本
線及び待避線それぞれについて、列車TRが到着・出発
する地点と軌道の合流地点との間の所定位置に設けられ
る。また、車両接触限界とは、これ以上進んでしまう
と、相手列車と接触あるいは衝突する危険がある限界の
位置であり、この場合は、合流地点のすぐ手前に存在す
る。 【0006】 【作用】上記構成を有する本発明の誤出発列車自動停止
装置によれば、列車が着発する軌道部分に列車進行方向
へ所定間隔で設置された地上子が所定周波数の信号を送
出し、列車に設けられた受信間隔時間測定手段が地上子
からの信号をそれぞれ受信し、列車による両地上子間の
走行時間に対応する受信間隔時間を測定する。 【0007】一方照査時間記憶手段は、地上子の設けら
れた地点における、誤出発した場合の他列車との車両接
触限界までに停止可能な列車速度(照査速度)に対応す
る照査時間を予め記憶している。この照査速度は、列車
位置と速度との関係を示す2つの曲線に基づき、地上子
の設けられた地点に応じて設定されている。この2つの
曲線の内の一つは、誤出発した場合の他列車との車両接
触限界に応じて定まる、列車が停止しなければならない
限界位置を起点とし、非常ブレーキを用いた場合に上記
限界位置に停止可能な列車位置と速度との関係を示す非
常ブレーキ対応減速曲線である。そして、もう一方は、
限界位置から所定距離手前に設定された停止位置を起点
とし、常用ブレーキを用いて運転操縦上許容し得る最大
減速時の列車位置と速度との関係を示す常用ブレーキ対
応減速曲線である。そして、ブレーキ指令出力手段が、
受信間隔時間測定手段により測定された受信間隔時間を
照査時間記憶手段に記憶されている対応した照査時間と
比較し、受信間隔時間が照査時間以下の場合にはブレー
キ機構に対してブレーキ指令を出力する。 【0008】従って、受信間隔時間が照査時間以下の場
合、すなわち現在の列車速度のまま走行すると軌道の合
流点等における車両接触限界までに停止できず、正規の
運行をしている先発列車と接触・衝突事故につながる状
態のときにはブレーキ指令を出力して事故を未然に防止
する。そして本発明では、地上子が少なくとも二組設け
られ、さらにその地上子が上述の(a)〜(d)の方法
に従って定めた速度照査点に対応する位置に設けられて
いる。そのため、照査速度が連続となって速度照査に抜
けがなくなる。つまり、非常ブレーキ対応減速曲線及び
常用ブレーキ対応減速曲線の間に、照査速度の漏れがな
いよう速度照査の壁が設けられることとなる。 【0009】なお、地上子は誤出発した列車に対して所
定周波数の信号を送出できればよいので、進路が未開通
の時にのみ信号を送出し、開通条件が整っている場合に
は信号を送出しないようにしてもよい。また、地上子か
らは常時信号を送出させ、車上側で、進路未開通に伴う
停止信号を受信した際には地上子からの信号を受信する
ようにしてもよい。 【0010】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例である誤出発列
車自動停止装置の概略構成図、図2は本装置が適用され
る概略位置を示す説明図である。 【0011】図2に示すように、本線MLと待避線SL
が、駅のホームSHから所定距離先の位置で合流してい
る。そして、本線ML及び待避線SLの側方には、それ
ぞれ合流地点の手前の所定位置に、対応する線用の信号
機3及びその信号機3に停止信号を現示させると共に、
対応する線を走行する列車TRに停止信号を送信する地
上装置5が配置されている。 【0012】また、本線ML及び待避線SLの軌道1に
は、それぞれ所定周波数(本実施例では108.5KH
z)の信号を送出する2個の誤出発列車自動停止用の地
上子(以下ATS地上子という)7a,7bが、列車進
行方向へ所定間隔Lで設置されている。この2個一組の
ATS地上子7a,7bは、必要に応じて2組以上設け
てもよい。図1は本線MLのみに関して示したもので、
本実施例ではATS地上子7a,7bを2組設けてあ
る。 【0013】そして、本実施例では、この誤出発列車自
動停止用に設けられたATS地上子7a,7bは、本線
ML及び待避線SLそれぞれの開通条件が整っていない
場合に信号を送信するように構成されている。例えば待
避線SLを走行する列車TRの方が先発の場合は、その
先発列車TRに対して出発に関する正規の運行が終了す
るまでの間、すなわち本線MLに対しては進路未開通状
態が続いている間中ずっとATS地上子7a,7bが信
号を送信するように構成してある。 【0014】この信号送出にかかる制御は、例えば本線
ML側の地上装置5が本線ML側の信号機3に停止信号
を現示させると共に、本線ML側のATS地上子7a,
7bが信号を送信するよう指令すればよい。一方、列車
TR上には、ATS車上子11と、ATS車上子11を
介してATS地上子7a,7bからの信号を受信する受
信部13と、受信間隔時間測定部15と、照査時間記憶
部17と、受信間隔時間tと照査時間Tとを比較して所
定の条件となった際に、自動的に図示しない非常ブレー
キを作動させると共に警報を発信させる制御部19とが
設けられている。なお、通常の減速・停止等は常用ブレ
ーキ(図示せず)を用いて行う。 【0015】受信間隔時間測定部15は、その受信した
信号に基づき、列車TRが一組の両ATS地上子7a,
7bの間を走行するのに要した時間に対応する受信間隔
時間tを測定する。この受信間隔時間tがあまり短かす
ぎると後述する照査時間Tとの比較が正確にできなくな
るので、受信間隔時間tが比較に適するように、走行す
る列車に関する種々の状況(例えば最高速度やその地点
における通常の走行速度等)に応じてATS地上子7
a、7bの所定間隔Lが適宜設定されている。 【0016】また、照査時間記憶部17には、ATS地
上子7a,7bの設けられた地点における所定の照査速
度Vに対応する照査時間Tが予め記憶されている。AT
S地上子7a,7bの設けられる地点についても考慮す
る点があるが、これについては後述する。照査時間Tは
照査速度Vに対応しているので、まず照査速度Vについ
て説明する。 【0017】図1及び図2に示すように、本線ML及び
待避線SLそれぞれについて、合流地点における相手列
車と接触しない限界である限界位置CPが存在する。こ
の限界位置CPは、これ以上進んでしまうと相手列車と
接触あるいは衝突する危険がある限界の位置である。そ
して、この限界位置CPに応じて列車TRの停止位置S
P1,SP2が設定されている。 【0018】そして、これら限界位置CP及び停止位置
SP1,SP2は、本線ML及び待避線SLなど、それ
ぞれの状況に応じて設定される。例えば、限界位置CP
は単純に合流地点から何m手前というものではなく、そ
の合流する本線MLと待避線SLとの合流角度や車両限
界等によって決まってくる。また停止位置SP1,SP
2は、限界位置CPより所定距離手前側に、列車の編成
の長さ、ホーム位置などに応じて設定されており、停止
位置の誤差を吸収できるようにされている。 【0019】一方、図1に示すように、この停止位置S
P2に対して運転操縦上許容し得る最大減速時の速度曲
線(以下第1減速曲線という)C1が存在する。この第
1減速曲線C1は常用ブレーキを用いて停止する通常運
転操縦状の許容し得る最大の減速度である。そして、非
常ブレーキを用いた場合の、上記限界位置CPに停止可
能な速度曲線(以下第2減速曲線という)C2が存在す
る。また、図1に示すように列車TRが通常考えられる
「最大」の加速度合で走行した場合の速度曲線(以下第
1加速曲線という)D1、運転士の操縦による任意の加
速度合で走行した場合の加速曲線(以下第2加速曲線と
いう)D2が存在する。 【0020】なお、これら第1及び第2減速曲線C1及
びC2、第1及び第2加速曲線D1及びD2は共に、列
車TRの常用ブレーキあるいは非常ブレーキの性能、空
走時間、ATS地上子7a,7bの設置箇所の軌道1の
勾配条件等によって定まる。例えば、同じブレーキ性能
であっても軌道1が上り勾配であれば減速度合が急にな
るし、逆に下り勾配であれば減速度合が緩くなる。また
同様に、同じ加速性能であっても軌道1が上り勾配であ
れば加速度合が緩くなり、逆に下り勾配であれば加速度
度合が急になるすなわち、上り勾配であれば停止するま
での距離が相対的に短くなり、下り勾配であれば逆に長
くなる。このように、種々の条件によって、列車TR毎
に、あるいは同じ列車TRであっても周囲の条件によっ
て上記第1及び第2減速曲線C1及びC2、第1及び第
2加速曲線D1及びD2は変化するものである。 【0021】複数の種類の列車が着発する駅のホームで
は、それぞれの列車編成に対応した複数の停止位置が存
在することがある。この場合は、誤出発した列車TRに
対しては非常ブレーキが作動し、これとは別の機会にホ
ームへ到着すべく進入中の列車TRに対しては非常ブレ
ーキが作動しないようにATS地上子7a、7bの設置
箇所、照査速度Vを定める必要がある。例えばホームの
手前側の停止位置SP1より誤出発した列車TRに、直
ちに非常ブレーキを作動させるようにATS地上子7
a、7bの設置箇所及び照査速度Vを定めると、これと
別の機会にホームの先端の停止位置SP2に停止予定の
進入中の列車TRに対しても非常ブレーキが作動するこ
ととなる。従って、ATS地上子7a、7bの設置箇所
及び照査速度Vは、所定の停止位置SP2に停止予定
(停止可能)の領域S1を越えた領域に設定する必要が
ある。 【0022】なお、図1において、第1減速曲線C1と
第2減速曲線C2との間の領域S2は、速度超過であっ
ても非常ブレーキにより限界位置CPまでに停止可能な
領域である。また、領域S3は速度超過して限界位置C
Pを越えてしまい、相手列車と接触あるいは衝突する危
険のある領域である。 【0023】そして、その誤出発列車自動停止を実行さ
せるための所定の速度が照査速度Vである。この照査速
度Vは、上記第1減速曲線C1、第2減速曲線C2、第
1加速曲線D1、第2加速曲線D2などに基づいて設定
される。照査時間Tは上記照査速度VとATS地上子7
a、7bの間隔Lにより、T=L/Vとして定まり、こ
の照査時間Tが照査時間記憶部17に記憶されている。
なお、本実施例では、この照査時間TはATS地上子7
a,7bの設けられた位置に関係なく一定値となるよう
に設定されている。すなわち、照査速度VはATS地上
子7a,7bの位置によって異なるため、照査速度Vが
高い位置のATS地上子7a,7bの間隔Lは大きく
し、照査速度Vが低い位置のATS地上子7a,7bの
間隔Lは小さくして、照査時間Tが一定となるようにし
てある。図1の場合は2箇所にATS地上子7a、7b
が設けられており、それぞれのATS地上子7a、7b
が設けられている位置に対応する照査時間Tは等しく、
その一定値である照査時間Tが、照査時間記憶部17に
記憶されている。 【0024】ここで、ATS地上子7a,7bを設ける
位置、すなわち上述した第1及び第2照査ポイントを設
定する位置に関し考慮する点について説明する。例えば
図2に示す停止位置SP1で本線MLに停車していた列
車TRが出発した場合、図1に示すように第1及び第2
加速曲線D1及びD2が存在する。 【0025】本実施例では上記第1加速曲線D1と第1
減速曲線C1との交点付近を第1照査ポイントとし、第
1加速曲線D1と上記第2減速曲線C2との交点付近を
第2照査ポイントと設定してある。また、必要により第
3、第4照査ポイントというように停止位置SP2の位
置まで照査ポイントを設置してもよい。 【0026】列車TRが通常考えられる最大の加速度合
で走行した場合には当然第1照査ポイントで照査速度V
をオーバーして対応可能である。また、列車TRが運転
士の操縦による任意の加速度合で走行した場合には、第
1照査ポイントで照査速度Vをオーバーしないため、そ
のまま加速していく可能性がある。その場合でも、第2
照査ポイントまたは必要により設けた第3照査ポイント
などで照査速度Vをオーバーすることとなるため、非常
ブレーキが作動して限界位置CPまでに停止可能であ
る。 【0027】このように設定しておかないと、例えば第
1照査ポイントで照査速度Vを大きく上回って領域S3
に到達しており、その時点で非常ブレーキをかけはじめ
ても既に間に合わないといった状況や、あるいは第1照
査ポイントでは照査速度Vを下回っていたが、第2照査
ポイントで初めて照査速度Vをオーバーし、その場合に
領域S3に到達していては、その時点で非常ブレーキを
かけはじめても既に間に合わないというような「抜け」
が生じ、事故防止を十分実現するとは言えないからであ
る。従って、ATS地上子7a,7bの設置位置につい
ては上記「抜け」が生じないように調整する必要があ
る。 【0028】次に、上記構成を有する本実施例の誤出発
列車自動停止装置の作動について図3のフローチャート
を参照して説明する。なお、図2に示すように、本線M
Lの列車TRに対して誤出発列車自動停止制御がされる
場合について説明する。図3に示す本誤出発列車自動停
止処理は、本線側の地上装置5(以下特に断わらない限
り本線ML側についての装置等を指す。)からの停止命
令を車上の制御部19が受信すると開始される。地上装
置5はこの停止命令の他、信号機3に停止信号を現示さ
せると共に、ATS地上子7a,7bに対して信号送信
の実行命令を出す。それに応じてATS地上子7a,7
bは信号を送信し始める。 【0029】図3に戻り、まずATS車上子11を介し
てATS地上子7a,7bからの信号を受信して(ステ
ップ100。以下ステップをSで示す。)、その受信信
号に基づいて受信間隔時間tを算出する(S110)。
続いて、照査時間記憶部17より照査時間Tを読み出し
(S120)、受信間隔時間tが照査時間T以下である
か否かを判断する(S130)。 【0030】そして、t≦Tの場合(S130:YE
S)、図示しない非常ブレーキを作動させ(S14
0)、さらに警報を発信させて(S150)、本処理を
一旦終了しする。一方、t>Tの場合(S130:N
O)、S140及びS150の処理を行うことなく本処
理を一旦終了し、元に戻る。本実施例ではATS地上子
7a,7bが2組あるので、停止位置SPに到達するま
でには必ず上記一連の処理が2回繰り返される。なお、
例えば運転士がすぐに誤出発に気付きATS地上子7
a,7bの位置までに列車TRを停止させた場合には、
上記処理でS100が実行されないので、当然それ以降
の処理はなされない。 【0031】誤出発列車自動停止に関する制御処理は上
記のように実行されるのであるが、より明確にするため
に、列車TRの走行状況に沿った作動の具体例を図1を
参照して説明する。図1に示すように、誤出発してしま
った列車TRが停止命令を受信したとき列車停止位置S
PまでにATS地上子7a,7bが2組ある場合を考え
る。 【0032】誤出発した列車TRが図1中に点線で示す
ように加速していった場合、すなわち停止命令を受信し
ていても運転士が気付かずに誤出発させていった場合で
も、手前(停止位置SP2から見ると遠い側)のATS
地上子7a,7bにおける第1照査ポイントにおいて
は、列車速度は領域S1内なので、図3のS110の処
理において算出された受信間隔時間tは、S120で読
みだされた照査時間Tよりも長くなる。従って、t>T
となり(S130:NO)、S140の処理を行わない
ので、列車TRはそのままの速度で進行する。 【0033】しかし、次のATS地上子7a,7bにお
ける第2照査ポイントにおいては、列車速度は領域S2
内なので、図3のS120の処理において算出された受
信間隔時間tは、S130で読みだされた照査時間T以
下となる。従って、t≦Tで(S130:YES)、S
140の処理が行われて非常ブレーキが作動し、図1中
に点線で示した曲線の頂点付近から後の部分で示すよう
に減速されていき、限界位置CPの手前で停止する。 【0034】このように、照査ポイントを複数にしてお
くと、誤出発した後の走行状況に多少の幅があっても
(すなわち加速状況に違いがあっても)より多くの判断
機会を持つことができるので、安全性の向上の点では好
ましい。なお、第1照査ポイントでt≦Tの場合は(S
130:YES)、当然、S140の処理が行われて非
常ブレーキが作動し、限界位置CPの手前で停止する。 【0035】また、誤出発してしまっても、運転士が通
常ブレーキを作動させて減速させる等して、実際の列車
TRの減速度曲線が領域S1内である場合には、第1及
び第2照査ポイントにおける2回の判断において両方と
もt>Tの場合は(S130:NO)、非常ブレーキは
作用せず、スムーズに停止することとなる。このよう
に、たとえ誤出発しても停止位置SPまでに十分停止で
きる速度であれば非常ブレーキを作動させないので急ブ
レーキによって乗心地を悪化させることもない。 【0036】上述したように、本実施例の誤出発列車自
動停止装置によれば、停止信号を受信しているのもかか
わらず誤出発してしまった場合には、受信間隔時間tが
照査時間T以下の場合(S130:YES)、すなわち
現在の列車速度のまま走行すると限界位置CPを越えて
しまい、相手列車と接触あるいは衝突する危険がある状
態にのみブレーキ指令を出力し(S140)、一方、受
信間隔時間tが照査時間Tより長い場合(S130:N
O)、すなわち誤出発ではあっても、列車速度が停止位
置SPまでに十分停止できる速度(運転士が気付いて通
常ブレーキを作動指せている場合等)であればブレーキ
指令は出力せず、急ブレーキで乗心地を悪化させたりす
ることを防止する。 【0037】そして、同一線を走行する列車TR毎のブ
レーキ性能や加速性能が異なっていても、その状況に応
じた第1及び第2減速曲線C1及びC2、第1及び第2
加速曲線D1及びD2が決まり、これらに基づいて照査
速度Vが設定され、その照査速度Vを用いて照査時間T
が決まるため、それらの差異に簡単に対応可能である。
なお、本実施例では、上述したように、ATS地上子7
a,7bの設けられた位置における照査速度Vの高低を
ATS地上子7a,7bの間隔Lを調整することによ
り、照査時間Tが一定となるようにしてある。 【0038】従って、照査時間記憶部17は、ATS地
上子7a、7bの位置毎に照査速度Vを記憶しておく必
要がなく、ATS地上子7a、7bが複数箇所に設置さ
れていても、一定値を記憶しておくだけでよい。また、
図3中のS120の処理においても、ATS地上子7
a、7bが設けられている位置に関係なく単に照査時間
Tを読み出してくるだけでよい。 【0039】そしてまた、列車速度の測定において従来
周知である速度発電機、及びその速度発電機から速度を
測定するための複雑かつ多くの構成部品は必要とせず、
簡易な構成でよい。次に、上述した誤出発列車自動停止
装置の設計に関し、特に減速曲線及びそれに基づく照査
速度の設定や地上子の設置箇所等に関して、より具体的
な説明を以下に行う。 [A]…車両の性能別分類 誤出発列車自動停止装置の設計に用いる各設計諸元は、
車両の加速度、減速度が中心となるが、対象車両が多岐
にわたり、これらの数値の格差が大きいことから、対象
車両をグループ毎に分類して各設計諸元を定める。 【0040】(1)分類の前提条件 車両の減速性能は、車両の固有性能の他ブレーキ初速
度、勾配等によって変化するが、本誤出発列車自動停止
装置の設置箇所は不特定であるので、以下の前提条件に
より性能別分類を行う。 【0041】・車両性能 …速度50km/hから停止
するまでの非常ブレーキ実減速度 ・勾配 …レベル(0/1000) ・ブレーキ初速度…50km/h(対象となる速度域が50
km/h以下のため) ・減速終了速度 …0km/h ・空走時間 …電車は1.3秒、気動車は2.3秒 ・分類種別 …形式・乗車率(0,100,200 %)別 (2)分類方法 車両形式毎の最低値である平均減速度(以下、分類用非
常ブレーキ減速度「β00」という。)と、異形式車両の
編成条件等を考慮して、「車両のグループ別分類」を行
う。車両形式毎の分類用非常ブレーキ減速度β00は、形
式・乗車率(0,100,200 %)別の非常ブレーキ実減速度
(速度50km/hから停止するまでの非常ブレーキ実減速
度)β0 を基に、空走を含んだレベル(0/1000)におけ
る分類用非常ブレーキ減速度β00を求め、車両形式毎の
最低値を採用する。 【0042】編成条件は、異常時対応を除き、運用上考
えられる異形式車両の編成組み合せに基づいて、その編
成における、ブレーキ性能の劣る側の「車両のグループ
別分類」に分類する。例えばその分類結果の一例を挙げ
ると、所定の計算式により、 [分類 i] 2.8km/h/s≦β00 [分類 ii] 2.3km/h/s≦β00<2.8km/h/s [分類iii] β00<2.3km/h/s の3つに分類され、その分類に係る車両の一例は以下の
表1のようになる。 【0043】 【表1】 【0044】[B]…設計諸元 (1)車上子及び地上子 ATS車上子及び地上子に関する所定の関係心得や指針
等の定めによる他、車両のグループ別に「タイマ設定
値」を定める。例えば、500msecを基準とし、50ms
ec単位で可変とする等、一定の法則に従って変化させ
る。また、車上子の設置箇所は、先頭車両より7m以内
の位置への設置を原則とする。 【0045】(2)設計用非常ブレーキ平均減速度 形式・乗車率(0,100,200 %)別の非常ブレーキ実減速
度β0 、空走時間、ATS地上子設置箇所の勾配条件、
及びその他の設備条件等に基づき、「車両のグループ別
分類」毎に各速度からの非常ブレーキ平均減速度(設計
用非常ブレーキ平均減速度「β」)を求める。また、
「タイマ設定値」の比率関係から、1グループの設計用
非常ブレーキ平均減速度βを設定すると必然的に他グル
ープの値も決定するため、全てのグループが平均減速度
を満足するよう、グループ相互に設計用非常ブレーキ平
均減速度βを調整する必要がある。 (3)運転士の最大常用ブレーキ減速度 車両のブループ別分類内で最も高いランカーブ上の数値
を基準とし、これに列車停止位置目標の設置位置など地
理的条件を加味したものを「運転士の最大常用ブレーキ
減速度」(正常運転として許容し得る最大のブレーキ減
速度)として採用する。その際、「タイマ設定値」の比
率の関係から、1グループの値を設定すると他グループ
の値も必然的に決定することとなるため、全てのグルー
プにおいて「運転士の最大常用ブレーキ減速度」を満足
するよう各グループ相互に「運転士の最大常用ブレーキ
減速度」を調整する必要がある。また、「運転士の最大
常用ブレーキ減速度」はATS地上子設置箇所毎に設定
することを原則とする。 (4)仮想加速度α 本誤出発列車自動停止装置は、発車した列車を検知して
制御することから、設計に当たっては、その地点におけ
る車両の加速度を考慮する必要がある。設計に用いる加
速度は、車両のグループ別分類中、その線区を運転する
車両の最大値を用いることも考えられるが、ATS地上
子の設置数に無駄が生じるため、車両の加速度減速度の
相関関係(加速性能の優れる車両は比較的減速性能にも
優れる)による「車両のグループ別分類」毎の仮想加速
度αを求め、この数値を設計に用いることとする。な
お、「タイマ設定値」の比率関係から、1グループの値
を設定すると他グループの値も必然的に決定されるが、
加減速比の最も劣るグループの仮想加速度αを基準とし
て設定する。 【0046】仮想加速度αの算出方法を簡単に説明す
る。まず、形式・乗車率(0,100,200%)別の「50km/
h時の非常ブレーキ平均減速度」及び「50km/hまでの
設計用平均加速度」により、加減速比を求め、その中の
最低値である「最低加減速比η」を選出する。そして、
最低加減速比ηにより、その算出に用いた車両の属する
「車両のグループ別分類」が使用する「50km/h時の非
常ブレーキ平均減速度」を除して、仮想加速度αを算出
する。 【0047】ここで、仮想加速度αの採用根拠である、
加速度(α)と減速度(β)の相関関係を示す。加速度
(α)と減速度(β)の相関関係は、図4に示すように
加速距離(L1)と減速距離(L2)の関係に近似する
ことができる。「仮想加速度α」と「50km/h時の非常
ブレーキ平均減速度」は「最低加減速比η」を満足して
いることから、車両の発車点(加速距離L1)を同一と
した場合、車両性能によって到達速度は変化するもの
の、対象車両である以上いかなる性能の車両であっても
停止点(減速距離L2)を越えることはない。 【0048】よって、L1以下の加速距離において、
「最低加減速比η」を満足する減速距離L2を越えて停
止する車両はない。 [C]…誤出発列車自動停止装置の設計方法 (1)前提条件 (ア)いわゆるATS−ST形の速度照査機能を用い
て、所定速度以下の進入列車か誤出発列車かを判定し、
誤出発列車については非常ブレーキを作用させて原則的
に車両接触限界までに停止させる。また、所定停止位置
に停車すべく、所定の進入速度以下で運転している列車
には非常ブレーキは作用させない。 【0049】(イ)本設計の防護範囲は、車両接触限界
に最も近い列車停止位置目標から最も遠い列車停止位置
目標までの連続区間とするが、それによれない場合は、
それぞれの列車停止位置目標付近から誤出発した列車と
する。 (ロ)対象車両の性能が多岐にわたることから、「車両
のグループ別分類」毎に車両を分類して設計を進める。
但し、加速度・減速度が異なるのみでATS地上子設置
箇所は同一である。 【0050】(ハ)標準的な車両の「タイマ設定値」を
500msecとして、「車両のグループ別分類」毎に減速
性能に劣る車両グループは50msec単位で増加させ、減
速性能に優る車両グループは50msec単位で減少させ
る。 (ニ)「設計用非常ブレーキ平均減速度」等、本設計に
用いるデータは上記設計諸元による。なお、上記設計諸
元に基づき、各速度照査点は速度50km/hからの連続し
た減速曲線上とするが、地理的条件などによりATS地
上子の設置が困難な場合は、以下によることができる。 【0051】・駅間到達時間・運転操縦に影響しない範
囲で、新たに速度制限を付す。 ・ATS地上子の設置位置を変更し、個々の照査速度を
オーバーラップさせる。 この際、照査速度は連続とし、速度照査に抜けがないこ
とを原則とする。 【0052】・上記によれない場合は、使用実態に合わ
せて最も効果的な箇所に設置する。 (2)設計方法 「所定速度以下の列車には作用せず、かつ誤出発列車を
車両接触限界までに停止させる」ことから、「設計用非
常ブレーキ平均減速度」及び「運転士の最大常用ブレー
キ減速度」の間に速度照査の壁を設ける。そのATS地
上子の設置間隔は、上述した「仮想加速度α」に基づい
て設計し、原則的に速度照査の漏れがないよう設置す
る。 【0053】なお、ATS地上子の設置間隔は、誤出発
列車の検知網の粗密を左右することから、設置条件が許
す範囲で極力「仮想加速度α」を高めに設定する。ま
た、地理的条件により、列車停止位置目標付近から発車
する列車のみを対象とする場合は、「仮想加速度α」に
併せて制限速度・運転士の操縦方法等、ATS地上子設
置箇所の操縦方法を勘案の上、速度照査地点を決定す
る。 【0054】設計に用いる各諸元は、「タイマ設定値」
の比率関係により、どの「車両のグループ別分類」のデ
ータを用いても同一のATS地上子設置箇所が得られ
る。しかしながら、ここでは、車両性能及び運転士によ
る操縦の許容範囲において最も設計上の制約を受ける、
ブレーキ性能に劣る「車両のグループ別分類」のデータ
を基本として設計を進めることとする。 【0055】図5の作図例を参照しながら以下に設計手
順を示す。 (ア)横軸を「距離」、縦軸を「速度」として、対象と
なる駅構内付近の図を描く。 (イ)車両接触限界から6.75m内方(ATS車上子
の位置が列車の先頭位置より7m以下内方であること
と、地上子応動距離のため)の位置を起点に、列車進行
方向と反対側へ向かって「設計用非常ブレーキ平均減速
度」の曲線(本曲線が図1における曲線C2に該当す
る。)を描く。 【0056】(ウ)上記設計諸元及び設計対象駅におけ
る運転操縦実態などを勘案の上、車両接触限界に最も近
い列車停止位置目標、その他の列車停止位置目標より、
「運転士の最大常用ブレーキ減速度」の曲線(本曲線が
図1における曲線C1該当する。)を描く。なお、列車
停止位置目標の位置により、複合曲線を使用する。例え
ば図5に示すように、2.0km/h/s(実線)及び2.3
km/h/s(破線)の複合曲線等である。 【0057】(エ)車両接触限界に最も近い列車停止位
置目標の内方に絶対停止地上子101(123KHz)
を描き、横軸の垂線と上記「設計用非常ブレーキ平均減
速度」曲線との交点P1を求め、その交点P1から「運
転士の最大常用ブレーキ減速度」曲線へ向けて「仮想加
速度」曲線を描く。この「仮想加速度」曲線と「運転士
の最大常用ブレーキ減速度」曲線の交点が第1速度照査
点SCP1となる。 【0058】(オ)次に、第1速度照査点SCP1より
横軸の垂線と「設計用非常ブレーキ平均減速度」曲線と
の交点P2を求め、その交点P2から「運転士の最大常
用ブレーキ減速度」曲線へ向けて「仮想加速度」曲線を
描く。この「仮想加速度」曲線と「運転士の最大常用ブ
レーキ減速度」曲線の交点が第2速度照査点SCP2と
なる。 【0059】(カ)以下、「仮想加速度」曲線の終点
(誤出発列車の発車地点)が、車両接触限界から最も遠
い列車停止位置目標を越えるまで、上記(オ)の処理を
繰り返す。そして、基本的には第1〜第3速度照査点S
CP1〜SCP3に対応する位置が、2個1組のATS
地上子111〜113(108.5KHz)の配置箇所
となる。 【0060】(キ)上記(ア)〜(カ)により作成した
図面は理論上の設計であることから、さらにATS地上
子の設置箇所など工事上の条件、別に設けた速度制限条
件などを加味して、上述したATS地上子101,11
1〜113の設置箇所を整える。 【0061】(ク)列車停止位置目標付近から発車する
列車のみを対象とする場合は、誤出発列車の加速実態を
勘案の上、最大加速を含めて最大限の加速種別を網羅で
きるATS地上子設置箇所を選定する。 以上本発明はこの様な実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施し得る。例えば、上記実施例では進路が未開
通の時にのみATS地上子7a,7bが信号を送出し、
開通条件が整っている場合には信号を送出しないように
したが、ATS地上子7a,7bからは常時信号を送出
させ、車上側で、進路未開通に伴う停止信号を受信した
際にはATS地上子7a,7bからの信号を受信する構
成としてもよい。 【0062】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の誤出発列
車自動停止装置によれば、停止信号を受信したとき、受
信間隔時間が照査時間以下の場合、すなわち現在の列車
速度のまま走行すると軌道の合流点等における車両接触
限界までに停止できず、正規の運行をしている先発列車
と接触・衝突事故につながる状態にときはブレーキ指令
を出力し、事故を未然に防止することができる。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [0001] BACKGROUND OF THE INVENTION The present invention relates to
Collision with other trains caused by trains departed incorrectly without passing
In order to prevent such accidents from occurring, the trains that depart from
The present invention relates to an erroneous departure train automatic stop device for stopping. [0002] BACKGROUND OF THE INVENTION Problems to be solved by the invention
Departure, train operation based on timetable and confirmation of opening of course
The driver's attention and judgment, etc.
Power and judgment always include elements of human error
You. Because of that, I will leave without opening the course
Contact with the preceding train, etc.
It leads to a serious accident such as a collision. For example, siding
At the junction of the main line and the siding line
Train departs first, the other will depart later
, The later departure train waits for the first train
Accidentally departs without contact and there is contact at the junction
Or an accident such as a collision. And a mistake
Speed increases even if the brake is applied halfway to the departure train
If it was, it could stop by the junction
Sometimes it doesn't work. [0003] Therefore, a train that has started wrongly
Vehicle contact with other trains to prevent contact / collision accidents
Prevent driving at a speed that cannot be stopped by the limit
Aim to provide an automatic departure train stop device
I do. [0004] In order to achieve the above object,
The erroneous departure train automatic stop device of the present invention made for
Collisions and derailments by trains that departed incorrectly without
In order to prevent this, the erroneous departure that automatically stops the erroneous departure train
The train departure automatic stop device, the track part where the train arrives
The ground child that sends out the signal of the specified frequency
Combinations installed at predetermined intervals in the directiontwo setsSetting
At the same time as the ground
Receive the signals from the children,
Reception to measure reception interval time corresponding to travel time between children
Interval time measuring means,The relationship between the above train position and speed
The two curves shown, ie the other rows in the case of the above-mentioned wrong start
The train must stop, determined by the vehicle's contact limit with the car
Starting from the limit position that must be
The train position and speed at which the train can
Emergency brake corresponding deceleration curve showing the relationship and the above limit position
From the stop position set a predetermined distance before
At the time of maximum deceleration that can be
Deceleration music for service brakes showing the relationship between train position and speed
Based on the lineAt the point where the above ground child was establishedSet up
EstablishedThe check time corresponding to the specified check speed is stored in advance.
Checking time storage means to be stored and the reception interval time measuring means
The reception interval time measured by the step
Compare with the corresponding check time stored in the column, and
If the interval time is less than the check time,
Brake command output means for outputting a brake command
PreparationAnd the above ground child is subjected to the following methods (a) to (d).
Set at a position corresponding to the determined speed check pointAnd that
I do.(A) The target station structure with the horizontal axis as the distance and the vertical axis as the speed
Assuming a diagram of the track near the inside, the above emergency brake is supported
A deceleration curve and a deceleration curve corresponding to a service brake are assumed. (B) Starting at a predetermined position between the limit position and the stop position
Between the vertical axis of the horizontal axis and the deceleration curve corresponding to the emergency brake described above.
The intersection P1 is obtained, and the service brake pair is determined from the intersection P1.
Toward the acceleration / deceleration curve,
Virtual acceleration set based on the acceleration deceleration correlation
Draw a curve. This virtual acceleration curve and common use Brake support reduced
The intersection of the speed curves is referred to as a first speed check point SCP1. (C) Next, the horizontal axis starting from the first speed check point SCP1
Of intersection P2 between the vertical line of the vehicle and the deceleration curve corresponding to the emergency brake
From the intersection P2 to the deceleration curve corresponding to the service brake
Draw a virtual acceleration curve. This virtual acceleration curve and the
The intersection of the deceleration curve corresponding to the rake is defined as the second speed check point SCP2.
I do. (D) Speed check point after the third speed check point SCP3 is required
In such a case, it is obtained by a method similar to the above (c). [0005] Incidentally, the position where the ground child is provided
For example, if the main line and the siding line merge,
Train TR arrives and departs for each line and siding
At a predetermined position between the point where
You. In addition, the vehicle contact limit is more advanced
And the limit of danger of contact or collision with the other train
Location, in this case, just before the junction
You. [0006] According to the present invention, an erroneous departure train automatic stop having the above configuration is provided.
According to the device, the train travel direction is
To the ground at a predetermined interval
And the receiving interval time measuring means provided on the train
From each other, and the train
The reception interval time corresponding to the traveling time is measured. On the other hand, the checking time storage means is provided with
Connection with another train at the point
Corresponds to the train speed (checking speed) that can be stopped before the touch limit
And save the checking time in advanceI have. This check speed depends on the train
Based on two curves showing the relationship between position and speed,
Is set in accordance with the location where is provided. These two
One of the curves is the vehicle connection with other trains in case of misdeparture.
Train must stop, determined by tactile limit
Starting from the limit position and using the emergency brake
A train that can stop at the limit position
It is a deceleration curve corresponding to a normal brake. And the other is
Starting from the stop position set a predetermined distance before the limit position
And the maximum allowable for driving operation using the service brake
A service brake pair showing the relationship between train position and speed during deceleration
It is a response curve. AndThe brake command output means is
The reception interval time measured by the reception interval time measurement means
The corresponding check time stored in the check time storage means;
If the reception interval time is shorter than the check time,
Outputs a brake command to the key mechanism. Therefore, if the reception interval time is shorter than the check time,
In other words, when traveling at the current train speed,
Unable to stop by the vehicle contact limit at the pour point etc.
A condition that could lead to a collision with a starting train operating
Output a brake command to prevent accidents
I do.And in the present invention, at least two sets of ground children are provided.
And the ground child is the above-mentioned method (a) to (d).
Provided at the position corresponding to the speed check point determined in accordance with
I have. As a result, the checking speed is continuous and
Injuries disappear. In other words, the deceleration curve corresponding to the emergency brake and
Check speed does not leak during the deceleration curve corresponding to the service brake.
A speed check wall will be provided. [0009] In addition, the ground child is not
The route is unopened as long as a signal with a constant frequency can be transmitted.
Only when the opening conditions are met.
May not send a signal. Or a child on earth
Always send a signal, and on the upper side of the car,
When a stop signal is received, a signal from the ground child is received.
You may do so. [0010] BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG.
Will be described. FIG. 1 shows an erroneous starting column according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram of an automatic vehicle stopping device, and FIG.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a schematic position. As shown in FIG. 2, the main line ML and the escape line SL
But joined at a position a certain distance away from the station's platform SH
You. Then, beside the main line ML and the siding line SL,
A signal for the corresponding line at a predetermined position before the merge point
The stop signal is displayed on the traffic light 3 and its traffic light 3,
A place to send a stop signal to the train TR running on the corresponding line
An upper device 5 is arranged. [0012] The track 1 of the main line ML and the siding line SL
Are predetermined frequencies (108.5 KH in this embodiment)
z) Land for automatic stop of two false departure trains sending out signal
Upper child (hereinafter referred to as ATS ground child) 7a, 7b
They are arranged at a predetermined interval L in the row direction. This pair of two
Two or more sets of ATS grounding elements 7a and 7b are provided as necessary.
You may. FIG. 1 shows only the main line ML.
In this embodiment, two sets of ATS ground members 7a and 7b are provided.
You. In this embodiment, the erroneous departure train
The ATS ground members 7a and 7b provided for stopping the operation
The opening conditions of ML and siding line SL are not established.
The case is configured to transmit a signal. For example, wait
If the train TR running on the bypass SL is the first car,
Legal departure operation for the starting train TR is completed.
Until the main line ML is reached,
The ATS ground children 7a and 7b communicate throughout the state.
No. is transmitted. The control related to this signal transmission is performed, for example, on a main line.
The ground equipment 5 on the ML side sends a stop signal to the traffic light 3 on the main line ML side.
At the same time as the ATS ground child 7a,
7b may instruct to transmit a signal. Meanwhile, train
On the TR, the ATS vehicle upper child 11 and the ATS vehicle upper child 11
Receiving signals from the ATS ground terminals 7a and 7b via the
Communication unit 13, reception interval time measurement unit 15, and check time storage
Section 17, comparing the reception interval time t with the check time T
Emergency brakes (not shown) are automatically
The control unit 19 that activates the key and sends an alarm
Is provided. Note that normal deceleration and stop
This is performed using a key (not shown). The reception interval time measuring unit 15 receives the received
On the basis of the signal, the train TR sets a pair of both ATS ground children 7a,
Receiving interval corresponding to the time required to travel between 7b
Measure the time t. This reception interval time t is too short
If it breaks, it will not be possible to accurately compare with the checking time T described later.
Therefore, the vehicle is driven so that the reception interval time t is suitable for comparison.
Various situations (for example, top speed and its location)
ATS ground child 7 according to the normal running speed in
The predetermined interval L between a and 7b is appropriately set. The check time storage unit 17 stores an ATS location.
Predetermined inspection speed at the point where upper children 7a and 7b are provided
The checking time T corresponding to the degree V is stored in advance. AT
Consider the location where S ground children 7a and 7b are provided
However, this will be described later. The check time T is
Since it corresponds to the check speed V,
Will be explained. As shown in FIGS. 1 and 2, the main line ML and
For each siding line SL, the other party line at the junction
There is a limit position CP which is a limit at which the vehicle does not come into contact with the vehicle. This
If the limit position CP goes further than this,
This is the limit position where there is a danger of contact or collision. So
Then, according to the limit position CP, the stop position S of the train TR
P1 and SP2 are set. The limit position CP and the stop position
SP1 and SP2 are main lines ML and siding lines SL, etc.
It is set according to each situation. For example, the limit position CP
Is not just a few meters before the junction,
Angle between the main line ML and the siding line SL
It depends on the world. Stop positions SP1, SP
2 is a train formation at a predetermined distance before the limit position CP.
It is set according to the length of the
It is designed to absorb positional errors. On the other hand, as shown in FIG.
Speed curve at maximum deceleration that is permissible for driving operation for P2
A line (hereinafter, referred to as a first deceleration curve) C1 exists. This second
1 The deceleration curve C1 indicates the normal operation in which the service brake is used to stop.
This is the maximum permissible deceleration of the maneuver. And non
Can stop at the above limit position CP when using the normal brake
A speed curve (hereinafter referred to as a second deceleration curve) C2 exists.
You. Also, a train TR is usually considered as shown in FIG.
The speed curve when traveling at the “maximum” acceleration
1 acceleration curve) D1, any addition by driver's control
The acceleration curve when traveling at the same speed (hereinafter referred to as the second acceleration curve)
D2) exists. The first and second deceleration curves C1 and C1
And C2, the first and second acceleration curves D1 and D2 are
Performance of service brake or emergency brake of car TR, empty
Run time, orbit 1 of ATS ground child 7a, 7b
It is determined by gradient conditions and the like. For example, the same braking performance
However, if the orbit 1 is uphill, the deceleration rate will be steep.
On the other hand, if the vehicle is going downhill, the degree of deceleration is reduced. Also
Similarly, even if the acceleration performance is the same, orbit 1 is
If it is, the degree of acceleration will be slower
If the degree is steep, that is, if it is on an uphill slope, stop
Distance is relatively short, and if it is downhill,
It becomes. Thus, depending on various conditions, each train TR
Or even the same train TR depends on the surrounding conditions.
The first and second deceleration curves C1 and C2, the first and second deceleration curves
The two acceleration curves D1 and D2 change. At the platform of a station where a plurality of types of trains arrive
Has multiple stop positions corresponding to each train set.
May be present. In this case, the train TR
Emergency brakes are activated, and the
Emergency for trains TR entering
Installation of ATS 7a, 7b so that the key does not work
It is necessary to determine the location and the inspection speed V. For example at home
The train TR that has erroneously departed from the front stop position SP1
ATS ground child 7 to activate emergency brake
When the installation location of a and 7b and the inspection speed V are determined,
It will be stopped at the stop position SP2 at the tip of the home at another opportunity
Emergency braking can be applied to the train TR
And Therefore, the location of the ATS 7a, 7b
And the inspection speed V will be stopped at a predetermined stop position SP2
It is necessary to set an area beyond the (stoppable) area S1
is there. In FIG. 1, the first deceleration curve C1
The region S2 between the second deceleration curve C2 and the speed reduction
Can be stopped to the limit position CP by emergency braking
Area. In the area S3, the speed exceeds the limit position C
P, and the danger of contact or collision with the other train
It is a steep area. Then, the automatic departure train automatic stop is executed.
The predetermined speed for performing the inspection is the inspection speed V. This check speed
The degree V corresponds to the first deceleration curve C1, the second deceleration curve C2,
Set based on first acceleration curve D1, second acceleration curve D2, etc.
Is done. The checking time T is the above-mentioned checking speed V and ATS ground child 7
The distance L between a and 7b is determined as T = L / V.
Is stored in the checking time storage unit 17.
In this embodiment, the checking time T is set to 7
a, 7b so that it is constant regardless of the position where it is provided.
Is set to That is, the inspection speed V is the ATS ground
The inspection speed V is different depending on the position of the child 7a, 7b.
The distance L between the ATS ground members 7a and 7b at a high position is large.
Of the ATS ground children 7a and 7b at the position where the inspection speed V is low.
Check spacing LTime TTo be constant
It is. In the case of FIG. 1, two ATS ground children 7a and 7b are provided.
Are provided, and each ATS ground child 7a, 7b
The inspection time T corresponding to the position where is provided is equal,
The constant check time T is stored in the check time storage unit 17.
It is remembered. Here, ATS ground elements 7a and 7b are provided.
Set the position, that is, the first and second check points described above.
Points to be considered regarding the position to be set will be described. For example
A row that stopped on the main line ML at the stop position SP1 shown in FIG.
When the car TR departs, as shown in FIG.
There are acceleration curves D1 and D2. In this embodiment, the first acceleration curve D1 and the first
The vicinity of the intersection with the deceleration curve C1 is defined as a first check point,
1 near the intersection of the acceleration curve D1 and the second deceleration curve C2
The second check point is set. Also, if necessary
3. The position of the stop position SP2, such as the fourth check point
A review point may be set up to the location. The train TR normally has the maximum possible acceleration
When the vehicle runs at the first check point, the check speed V
Can be accommodated. In addition, train TR operates
If the vehicle runs at an arbitrary acceleration level controlled by
Since the checking speed V is not exceeded at one checking point,
There is a possibility of accelerating as it is. Even in that case, the second
Check point or third check point provided as necessary
The inspection speed V will be exceeded by
The brake is activated and can be stopped by the limit position CP.
You. If not set in this way, for example,
The area S3 greatly exceeds the inspection speed V at one inspection point.
At which point the emergency braking was started
Or the situation is too late
Although the inspection speed was lower than the inspection speed V at the inspection point, the second inspection
For the first time at a point, the checking speed V is exceeded, in which case
If you have reached area S3, apply emergency braking at that point.
"Omission" that you can not make it even if you start calling
And accident prevention cannot be said to be fully realized.
You. Therefore, the installation positions of the ATS ground members 7a and 7b
It is necessary to make adjustments so that
You. Next, an erroneous departure of the present embodiment having the above configuration will be described.
About the operation of the automatic train stop device, the flowchart of FIG.
This will be described with reference to FIG. In addition, as shown in FIG.
Automatic departure train automatic stop control is performed for L train TR
The case will be described. Automatically departure train automatic stop shown in Figure 3
The suspension processing is performed on the ground equipment 5 on the main line side (hereinafter, unless otherwise specified).
It refers to a device or the like on the main line ML side. Stop life from)
It is started when the control unit 19 on the vehicle receives the command. Ground mounting
In addition to this stop instruction, the stop signal 5 indicates a stop signal to the traffic light 3.
And transmit signals to the ATS terrestrial units 7a and 7b.
Issue an execution instruction. ATS ground child 7a, 7 accordingly
b starts transmitting the signal. Returning to FIG. 3, first, through the ATS vehicle upper arm 11
Receiving signals from the ATS terrestrial units 7a and 7b
Top 100. Hereinafter, steps are denoted by S. ), The received signal
The reception interval time t is calculated based on the signal (S110).
Subsequently, the checking time T is read from the checking time storage unit 17.
(S120), the reception interval time t is less than or equal to the check time T
It is determined whether or not (S130). When t ≦ T (S130: YE
S), an emergency brake (not shown) is operated (S14).
0), and an alarm is further transmitted (S150).
Exit once. On the other hand, when t> T (S130: N
O), without performing the processing of S140 and S150.
The process ends once, and returns to the original state. In this embodiment, the ATS ground child is used.
7a and 7b, there are two sets, until the stop position SP is reached.
, The above series of processing is always repeated twice. In addition,
For example, the driver immediately notices a wrong departure.
When the train TR is stopped up to the positions a and 7b,
Since S100 is not executed in the above processing,
Is not performed. The control process for the automatic departure train automatic stop is described above.
Is performed as described, but for clarity
FIG. 1 shows a specific example of the operation according to the running condition of the train TR.
It will be described with reference to FIG. As shown in FIG.
When the train TR received the stop command, the train stop position S
Consider the case where there are two sets of ATS ground children 7a and 7b before P
You. The erroneously departed train TR is indicated by a dotted line in FIG.
When it accelerates, that is, when the stop command is received
Even if the driver made a false start without noticing
ATS in front (far side when viewed from stop position SP2)
At the first check point on the ground children 7a and 7b
Indicates that the train speed is within the area S1, so the processing at S110 in FIG.
The reception interval time t calculated in the process is read in S120.
This is longer than the retrieved inspection time T. Therefore, t> T
(S130: NO), and the process of S140 is not performed.
Therefore, the train TR proceeds at the same speed. However, the next ATS ground children 7a, 7b
At the second check point, the train speed is in the area S2
, The reception calculated in the process of S120 in FIG.
The communication interval time t is equal to or longer than the reference time T read in S130.
Below. Therefore, when t ≦ T (S130: YES), S
At step 140, the emergency brake is actuated.
As shown in the part after the vertex of the curve shown by the dotted line
And stops before the limit position CP. As described above, a plurality of check points are set.
In particular, even if the driving situation after a departure
More judgment (even if acceleration conditions differ)
Opportunities are available, which is good for improving safety.
Good. When t ≦ T at the first check point, (S
130: YES) Naturally, the processing of S140 is performed and the
The normal brake operates and stops just before the limit position CP. In addition, even if the driver makes a mistake,
Activate the normal brake to decelerate, etc., the actual train
If the deceleration curve of TR is within the region S1, the first
And two in the second check point
If t> T (S130: NO), the emergency brake
It does not work and stops smoothly. like this
Even if the vehicle departs incorrectly, stop enough before the stop position SP.
Emergency brakes will not be activated if the speed is
Rake does not degrade ride comfort. As described above, the erroneous departure train of this embodiment
According to the operation stop device, is it possible to receive the stop signal?
In the case of a wrong start, the reception interval time t
If the time is not more than the checking time T (S130: YES), that is,
Running at the current train speed will exceed the limit position CP
There is a risk of contact or collision with the other train
The brake command is output only in the state (S140).
When the communication interval time t is longer than the check time T (S130: N
O), that is, the train speed is at the stop position
Speed enough to stop before the SP
Brake, if the brake is always on)
Commands are not output, and sudden braking may deteriorate ride comfort.
To prevent that. Then, the train for each train TR running on the same line
Even if the rake performance and acceleration performance are different,
First and second deceleration curves C1 and C2, first and second deceleration curves
Acceleration curves D1 and D2 are determined, and based on these, check
The speed V is set, and the checking time T is determined using the checking speed V.
Are determined, it is possible to easily cope with those differences.
Note that, in the present embodiment, as described above, the ATS
a, 7b, the level of the inspection speed V at the position where the
By adjusting the distance L between the ATS ground members 7a and 7b
CheckTime TIs set to be constant. Therefore, the check time storage unit 17 stores the ATS location.
It is necessary to store the inspection speed V for each position of the upper child 7a, 7b.
There is no need to install ATS ground members 7a and 7b at multiple locations.
Even if it is, it is only necessary to store a constant value. Also,
Also in the processing of S120 in FIG.
a, just check time regardless of the location where 7b is provided
It is only necessary to read out T. Further, in measuring the train speed,
The speed generator, which is well known, and the speed
No need for complex and many components to measure,
A simple configuration is sufficient. Next, the above-mentioned automatic departure train automatic stop
Equipment design, especially deceleration curves and checking based on them
More specific about speed setting and installation location of ground
A detailed description is given below. [A]: Classification by vehicle performance The design specifications used for the design of the automatic departure train automatic stop device are as follows:
Mainly on vehicle acceleration and deceleration, but target vehicles are diverse
And the disparity between these figures is large,
Vehicles are classified for each group and design specifications are determined. (1) Preconditions for classification The vehicle's deceleration performance depends on the vehicle's inherent performance and the initial brake speed.
Depends on the degree, gradient, etc.
Since the installation location of the device is not specified, the following prerequisites must be met.
Perform classification by performance. Vehicle performance: Stops at a speed of 50 km / h
Emergency deceleration before emergency braking ・ Gradient… Level (0/1000) ・ Brake initial speed: 50km / h (The target speed range is 50
km / h or less) ・ Deceleration end speed… 0km / h ・ Driving time: 1.3 seconds for trains and 2.3 seconds for railcars ・ Category type… Type / Ride rate (0,100,200%) (2) Classification method Average deceleration, which is the lowest value for each vehicle type (hereinafter referred to as
It is called the normal brake deceleration “β00”. ) And the different types of vehicles
`` Classification of vehicles by group '' in consideration of formation conditions etc.
U. The emergency brake deceleration β00 for classification by vehicle type is
Emergency brake actual deceleration by formula and ride rate (0,100,200%)
(Emergency brake actual deceleration from 50km / h to stop)
Degree) Based on β0, at the level (0/1000) including idle running
The emergency brake deceleration β00 for classification
Use the lowest value. The knitting conditions are considered in operation except for abnormal situations.
Based on the resulting combination of different types of vehicles
Of the vehicle with poor braking performance
Classification ”. For example, give an example of the classification result
Then, according to a predetermined formula, [Classification i] 2.8km / h / s ≦ β00 [Classification ii] 2.3km / h / s ≦ β00 <2.8km / h / s [Classification iii] β00 <2.3km / h / s Are classified into three, and an example of a vehicle according to the classification is as follows:
Table 1 below. [0043] [Table 1] [B] Design specifications (1) Car child and ground child Prerequisite knowledge and guidelines for ATS vehicle child and ground child
Etc., as well as “Timer setting” for each vehicle group.
Value ”. For example, based on 500 msec, 50 ms
Change according to a certain rule, such as making it variable in ec units.
You. In addition, the location of the upper car is within 7m from the first car
In principle, it should be installed at a location. (2) Emergency brake average deceleration for design Emergency brake actual deceleration by type and ride rate (0,100,200%)
Degree β0, idle running time, gradient condition of ATS ground child installation location,
And other equipment conditions, etc.
Emergency brake average deceleration from each speed for each category
Average emergency brake deceleration “β”). Also,
Based on the ratio of "Timer setting value", for one group design
When the emergency brake average deceleration β is set,
The average deceleration is calculated for all groups to determine the
To satisfy the group, mutual design for emergency brake flat
It is necessary to adjust the average deceleration β. (3) Driver's maximum service brake deceleration The numerical value on the highest run curve in the group by vehicle group
This is used as a reference, and this is used for
Taking into account the logical conditions, the "maximum service brake of the driver
Deceleration ”(Maximum brake reduction allowable for normal operation
Speed). At that time, the ratio of the "timer set value"
Due to the ratio, if you set a value for one group, the other group
Value is inevitably determined.
The driver's maximum service brake deceleration
Make sure that each group has a "driver's maximum service brake
"Deceleration" needs to be adjusted. Also, "The maximum of the driver
"Service brake deceleration" is set for each location where the ATS ground carrier is installed
In principle. (4) Virtual acceleration α This automatic departure train automatic stop device detects the departure train and
Because of the control, when designing,
It is necessary to consider the acceleration of the vehicle. Module used for design
Speed drives that line during vehicle grouping
Although it is conceivable to use the maximum value of the vehicle,
Since the number of installed child elements is wasted,
Correlation (Vehicles with excellent acceleration performance also have relatively deceleration performance
Virtual acceleration by "Vehicle group classification"
The degree α is obtained, and this numerical value is used for design. What
From the ratio relation of "Timer setting value", the value of one group
Will inevitably determine the values of other groups,
Based on the virtual acceleration α of the group with the lowest acceleration / deceleration ratio
To set. The method of calculating the virtual acceleration α will be briefly described.
You. First of all, “50km /
h brake average deceleration at h "and" up to 50km / h
The average acceleration for design is used to determine the acceleration / deceleration ratio, and the
The lowest value "minimum acceleration / deceleration ratio η" is selected. And
The minimum acceleration / deceleration ratio η belongs to the vehicle used for the calculation.
"Vehicle at 50km / h" used by "Vehicle group classification"
Calculate virtual acceleration α by dividing “normal brake average deceleration”
I do. Here, the basis for adopting the virtual acceleration α is
The correlation between acceleration (α) and deceleration (β) is shown. acceleration
The correlation between (α) and deceleration (β) is as shown in FIG.
Approximate the relationship between acceleration distance (L1) and deceleration distance (L2)
be able to. "Virtual acceleration α" and "Emergency at 50km / h"
Brake average deceleration ”satisfies“ minimum acceleration / deceleration ratio η ”
The vehicle departure point (acceleration distance L1) is the same
The speed will vary depending on vehicle performance
Of any performance as long as it is a target vehicle
It does not exceed the stop point (deceleration distance L2). Therefore, at an acceleration distance of L1 or less,
Stop beyond the deceleration distance L2 that satisfies the “minimum acceleration / deceleration ratio η”.
No vehicles to stop. [C] Design method of automatic departure train automatic stop device (1) Preconditions (A) Using the so-called ATS-ST type speed check function
To determine whether the train is an approaching train or a wrongly departing train at a speed lower than the predetermined speed,
For emergency departure trains, apply emergency brakes in principle
To stop by the vehicle contact limit. Also, the predetermined stop position
Trains operating at or below the prescribed approach speed to stop at
The emergency brake does not work. (A) The protection range of this design is the vehicle contact limit
Train stop position closest to the train Stop position farthest from the target
It is a continuous section to the goal, but if that is not the case,
Trains that departed incorrectly from near each train stop position target
I do. (B) Because the performance of the target vehicle varies,
Cars are classified according to “classification by group” and the design is advanced.
However, only the acceleration and deceleration are different.
The location is the same. (C) The "timer set value" of a standard vehicle
500 msec, deceleration for each "vehicle group classification"
Vehicle groups with inferior performance will be increased and decreased in 50 msec increments.
Vehicle groups that excel in speed are reduced by 50 msec.
You. (D) In this design, such as "Average deceleration for design emergency brake"
The data used depends on the above design specifications. Note that the above design
Based on the source, each speed check point is continuous from speed 50km / h.
Deceleration curve, but due to geographical conditions, etc.
If it is difficult to install the upper arm, the following can be performed. ・ Arrival time between stations ・ Range that does not affect driving operation
In the box, a new speed limit is added. ・ Change the installation position of the ATS ground child and adjust the individual inspection speed.
Overlap. At this time, make sure that the checking speed is continuous and there is no omission in the speed checking.
And in principle. If the above is not the case,
And place it where it is most effective. (2) Design method "It does not work on trains below the specified speed and
Stop by the vehicle contact limit "
"Average deceleration at normal braking" and "Maximum braking for driver
A speed check wall will be set up between the "key deceleration". The ATS place
The installation interval of the upper child is based on the “virtual acceleration α” described above.
Design and install it in principle so that there is no leakage of speed check.
You. It should be noted that the installation interval of the ATS terrestrial units is an erroneous start.
The installation conditions are not allowed because it affects the density of the train detection network.
The “virtual acceleration α” is set as high as possible within the range. Ma
Departs from near the train stop position target due to geographical conditions
If only trains that do
At the same time, ATS ground installation such as speed limit, driver's operation method, etc.
Determine the speed check point in consideration of the maneuvering method of the place
You. The specifications used in the design are “timer set values”.
Of the “Vehicle Classification” depending on the ratio
The same ATS grounding point can be obtained
You. However, here, vehicle performance and driver
The most design constraints within the operating tolerances of
Inferior braking performance "Vehicle group classification" data
The design will proceed on the basis of. The design procedure will be described below with reference to the drawing example of FIG.
Indicates the order. (A) The horizontal axis is “distance” and the vertical axis is “speed”
Draw a drawing near the station premises. (B) 6.75m inward from the vehicle contact limit (ATS vehicle upper child
Is within 7m from the head of the train
The train starts from the position
In the direction opposite to the direction `` design emergency brake average deceleration
Degree curve (this curve corresponds to the curve C2 in FIG. 1).
You. ). (C) At the above design specifications and at the design target station
Taking into account the actual driving conditions,
Train stop position target, other train stop position target,
"Driver's maximum service brake deceleration" curve (this curve
Curve in FIG.C1Applicable. ). The train
A composite curve is used depending on the position of the stop position target. example
For example, as shown in FIG. 5, 2.0 km / h / s (solid line) and 2.3 km / h / s
It is a composite curve of km / h / s (broken line). (D) Train stop position closest to the vehicle contact limit
Absolutely stopped ground child 101 (123 KHz) inside the target
Draw the vertical line on the horizontal axis and the average
Find the intersection P1 with the "speed" curve, and from that intersection P1,
Towards the curve of the maximum service brake deceleration of the transfer
Draw a "speed" curve. This "virtual acceleration" curve and "driver
Of the maximum service brake deceleration curve is the first speed check
The point becomes SCP1. (E) Next, from the first speed check point SCP1
The vertical axis of the horizontal axis and the “mean emergency brake deceleration for design” curve
From the intersection P2, and the "driver's maximum
The “virtual acceleration” curve toward the “brake deceleration” curve
Draw. This virtual acceleration curve and the driver's
The intersection of the "rake deceleration" curve is the second speed check point SCP2
Become. (F) Hereinafter, the end point of the “virtual acceleration” curve
(Departure point of erroneous departure train) is farthest from the vehicle contact limit
Until the train stop position target is exceeded
repeat. And basically, the first to third speed check points S
A position corresponding to CP1 to SCP3 is a pair of ATSs
Placement of ground elements 111-113 (108.5KHz)
Becomes (G) Prepared by the above (A) to (F)
Since the drawing is a theoretical design,
Construction conditions, such as the installation location of the child, and the speed limit provision separately provided
In consideration of the matter, etc., the above-mentioned ATS ground child 101, 11
Arrange the installation locations of 1-113. (H) Depart from near the train stop position target
When targeting trains only, consider the acceleration
In consideration of the maximum acceleration type including the maximum acceleration
Select the location of the ATS ground child that can be installed. The present invention is not limited to such an embodiment at all.
Without departing from the scope of the present invention.
It can be implemented in embodiments. For example, in the above embodiment,
The ATS terrestrial units 7a and 7b send out signals only at the time of communication,
Do not send out signals when opening conditions are in place
However, signals are always sent from the ATS terrestrial units 7a and 7b.
And a stop signal was received on the upper side of the car due to the path not being opened.
In such a case, a signal from the ATS ground elements 7a and 7b is received.
It is good also as a result. [0062] As described in detail above, the erroneous starting sequence of the present invention
According to the automatic vehicle stop device, when a stop signal is received,
If the communication interval time is less than the check time, that is, the current train
When traveling at the same speed, vehicle contact at the junction of the tracks
Starting trains that can not be stopped by the limit and are operating properly
Brake command when contact and collision accidents occur
Is output to prevent an accident.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の誤出発列車自動停止装置の一実施例を
示す概略構成図である。 【図2】本実施例の誤出発列車自動停止装置が適用され
る概略位置を示す説明図である。 【図3】本実施例の作動を示すフローチャートである。 【図4】本誤出発列車自動停止装置の設計方法の一例に
かかる加速度(α)と減速度(β)の相関関係を示す図
である。 【図5】本誤出発列車自動停止装置の設計方法の一例に
かかる作図例を示す図である。 【符号の説明】 C1…第1減速曲線、 C2…第2減速曲線、 D
1…第1加速曲線、D2…第2加速曲線、 CP…限
界位置、 ML…本線、SH…ホーム、
SL…待避線、 SP1…第1列車停止位置、
SP2…第2列車停止位置、 TR…列車、
1…軌道、3…信号機、 5…地上装置、
7a,7b…ATS地上子、11…ATS車上子、
13…受信部、 15…受信間隔時間測定部、17…
照査時間記憶部、 19…制御部
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of an erroneous departure train automatic stop device of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram showing a schematic position to which the erroneous departure train automatic stop device of the present embodiment is applied. FIG. 3 is a flowchart showing the operation of the present embodiment. FIG. 4 is a diagram illustrating a correlation between acceleration (α) and deceleration (β) according to an example of a method of designing the train departure automatic stop device. FIG. 5 is a diagram illustrating a drawing example according to an example of a design method of the erroneous departure train automatic stop device. [Explanation of Signs] C1: first deceleration curve, C2: second deceleration curve, D
1: first acceleration curve, D2: second acceleration curve, CP: limit position, ML: main line, SH: home,
SL: shunting line, SP1: 1st train stop position,
SP2: second train stop position, TR: train,
1: Track, 3: Traffic light, 5: Ground equipment,
7a, 7b ... ATS ground child, 11 ... ATS car upper child,
13: receiving unit, 15: receiving interval time measuring unit, 17:
Reference time storage unit, 19 ... Control unit

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−25204(JP,A) 特開 平6−22401(JP,A) 実開 昭61−134601(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 3/12 B61L 23/00 B60L 15/40 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-51-25204 (JP, A) JP-A-6-22401 (JP, A) Full-fledged 1986-134601 (JP, U) (58) Survey Field (Int.Cl. 7 , DB name) B61L 3/12 B61L 23/00 B60L 15/40

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 進路が開通しないまま誤出発した列車に
よる衝突・脱線等を防止するため、該誤出発列車を自動
的に停止させる誤出発列車自動停止装置であって、 列車が着発する軌道部分には、所定周波数の信号を送出
する地上子を列車進行方向へ所定間隔で設置した組み合
せを、少なくとも二組設けると共に、 車上には、 上記所定間隔で設置された地上子からの信号をそれぞれ
受信し、上記列車による両地上子間の走行時間に対応す
る受信間隔時間を測定する受信間隔時間測定手段と、上記列車の位置と速度との関係を示す2つの曲線、すな
わち、上記誤出発した場合の他列車との車両接触限界に
応じて定まる、列車が停止しなければならない限界位置
を起点とし、非常ブレーキを用いた場合に上記限界位置
に停止可能な列車位置と速度との関係を示す非常ブレー
キ対応減速曲線と、上記限界位置から所定距離手前に設
定された停止位置を起点とし、常用ブレーキを用いて運
転操縦上許容し得る最大減速時の列車位置と速度との関
係を示す常用ブレーキ対応減速曲線とに基づき、 上記地
上子の設けられた地点に応じて設定された所定の照査速
度に対応する照査時間を予め記憶しておく照査時間記憶
手段と、 上記受信間隔時間測定手段により測定された受信間隔時
間を上記照査時間記憶手段に記憶されている対応した照
査時間と比較し、受信間隔時間が照査時間以下の場合に
は、ブレーキ機構に対してブレーキ指令を出力するブレ
ーキ指令出力手段と、 を備え、上記地上子を下記(a)〜(d)の方法に従っ
て定めた速度照査点に対応する位置に設けたことを特徴
とする誤出発列車自動停止装置。(a)横軸を距離、縦軸を速度として、対象となる駅構
内付近の軌道部分の図を想定し、上記非常ブレーキ対応
減速曲線及び常用ブレーキ対応減速曲線を想定する。 (b)上記限界位置と停止位置との間の所定位置を起点
とした横軸の垂線と上記非常ブレーキ対応減速曲線との
交点P1を求め、その交点P1から上記常用ブ レーキ対
応減速曲線へ向けて、対象となる線区を運転する車両の
加速度減速度の相関関係に基づいて設定した仮想加速度
曲線を引く。この仮想加速度曲線と常用ブレーキ対応減
速曲線の交点を第1速度照査点SCP1とする。 (c)次に、第1速度照査点SCP1を起点とした横軸
の垂線と非常ブレーキ対応減速曲線との交点P2を求
め、その交点P2から常用ブレーキ対応減速曲線へ向け
て仮想加速度曲線を引く。この仮想加速度曲線と常用ブ
レーキ対応減速曲線の交点を第2速度照査点SCP2と
する。 (d)第3速度照査点SCP3以降の速度照査点が必要
な場合は、上記(c)と同様の手法で求める。
(57) [Claims] [Claim 1] An erroneous departure train automatic stop device that automatically stops the erroneously departure train in order to prevent collision, derailment, etc. by a train that has departed erroneously without opening a course. At least two sets of ground rails that transmit signals of a predetermined frequency are installed at predetermined intervals in the train traveling direction on the track where the train arrives and are installed on the car at the above-mentioned predetermined intervals. Receiving interval signal measuring means for receiving a signal from each of the above ground terminals and measuring a receiving interval time corresponding to a traveling time between the ground terminals by the train, and indicating a relationship between the position and the speed of the train. Curves, sand
In other words, if the above-mentioned wrong departure occurs,
Limit position where the train must stop, depending on
Starting point and the above-mentioned limit position when an emergency brake is used
Emergency break showing the relationship between train position and speed that can be stopped
Set a deceleration curve corresponding to
Starting from the specified stop position,
Relationship between train position and speed at maximum deceleration that is permissible for turning
A check time storage means for storing in advance a check time corresponding to a predetermined check speed set in accordance with the position where the ground child is provided , based on a service brake corresponding deceleration curve indicating the engagement, The receiving interval time measured by the time measuring means is compared with the corresponding checking time stored in the checking time storing means. If the receiving interval time is shorter than the checking time, a brake command is output to the brake mechanism. And a brake command output means for performing the following. (A) to (d)
An automatic departure train automatic stop device, which is provided at a position corresponding to a speed check point determined in advance . (A) The target station structure with the horizontal axis as the distance and the vertical axis as the speed
Assuming a diagram of the track near the inside, the above emergency brake is supported
A deceleration curve and a deceleration curve corresponding to a service brake are assumed. (B) Starting at a predetermined position between the limit position and the stop position
Between the vertical axis of the horizontal axis and the deceleration curve corresponding to the emergency brake described above.
Find the intersection P1, the common brake pairs from the intersection P1
Toward the acceleration / deceleration curve,
Virtual acceleration set based on the acceleration deceleration correlation
Draw a curve. This virtual acceleration curve and the reduction of service brake
The intersection of the speed curves is referred to as a first speed check point SCP1. (C) Next, the horizontal axis starting from the first speed check point SCP1
Of intersection P2 between the vertical line of the vehicle and the deceleration curve corresponding to the emergency brake
From the intersection P2 to the deceleration curve corresponding to the service brake
Draw a virtual acceleration curve. This virtual acceleration curve and the
The intersection of the deceleration curve corresponding to the rake is defined as the second speed check point SCP2.
I do. (D) Speed check point after the third speed check point SCP3 is required
In such a case, it is obtained by a method similar to the above (c).
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