JP3498292B2 - 粘性流体カップリング装置 - Google Patents

粘性流体カップリング装置

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JP3498292B2 JP31627392A JP31627392A JP3498292B2 JP 3498292 B2 JP3498292 B2 JP 3498292B2 JP 31627392 A JP31627392 A JP 31627392A JP 31627392 A JP31627392 A JP 31627392A JP 3498292 B2 JP3498292 B2 JP 3498292B2
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/02Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
    • F16D35/021Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
    • F16D35/024Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated electrically, e.g. by an electromagnet

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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性流体カップリン
グ、特に粘性流体カップリングの連結または切離しが、
遠隔感知された状態、例えば冷却材温度に応答して制御
される車両ラジエータ冷却ファンを駆動するために使用
されるそのようなカップリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘性流体カップリングは、長年に渡って
特に乗用車や軽トラック等の車両のラジエータ冷却ファ
ンを駆動するために商業的に使用されている。そのよう
な粘性カップリングの使い方は一般的に広まっており、
このようなカップリングは感知された温度状態に応じて
連結状態及び切り離し状態のいずれでも作動できるた
め、極めて望ましい。商業的に使用されているカップリ
ング(粘性ファン駆動部)のほとんどには、ファン駆動
部に隣接して周囲空気温度を感知して、感知温度に応答
してファン駆動部内の弁機構を制御することによって、
必要に応じて連結または切離し状態が得られるようにす
る何らかの形式の温度感知バイメタル素子が設けられて
いる。
【0003】一定の車両用途では、ラジエータに入って
くる冷却液の温度を直接に感知して、冷却材温度に応答
して粘性ファン駆動部を制御することが望ましくなって
きており、それによって、周囲空気温度を感知する従来
形ファン駆動部に較べると、ファン駆動部の応答性が向
上する。
【0004】このような遠隔感知ファン駆動部を制御す
る能力を向上させるため、感知された温度を電気信号に
変換して、その電気信号によってファン駆動部の連結を
制御することが望ましいと考えられてきた。このような
電気制御では、制御システムにさらに高度な論理を組み
込むことも可能になる。
【0005】本発明の譲受人に譲渡されており、参考文
献として本説明に含まれる米国特許第4,846,325 号は、
固定ハウジングに対する電機子の摩擦係合を電磁的に制
御し、それによってファン駆動部の弁部材の回転位置を
制御して流体入口ポートを開閉できるようにした遠隔感
知粘性ファン駆動部を開示している。
【0006】上記特許の装置では、電磁制御装置に設け
られた係留ハウジングに電機子軸が挿通されて、ファン
駆動部の弁部材に連結している。電機子軸は、1対の軸
受セットによって固定ハウジングに対して支持されてい
る。固定ハウジングと回転ファン駆動部のカバーアセン
ブリとの間にさらなる軸受セットが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特許に従った市販
製品の開発中に、固定ハウジングと回転ファン駆動部と
の間の比較的大きい速度差(例えば3000rpm)によっ
て、電機子軸と制御ハウジングとの間に過大な摩耗が発
生することがわかった。また、少なくとも3組の軸受セ
ットを必要とすることによって、構造の複雑さ及び価格
が相当に増大するため、多くの車両に利用するための経
済的に受け入れ可能なファン駆動部を製造することがで
きない。
【0008】このような事情に鑑みて、本発明は、電機
子軸と制御ハウジング間の大きい速度差をなくしかつこ
れら部材の摩耗を防止する粘性流体カップリング装置を
提供することを目的としている。
【0009】本発明のさらなる目的は、単一の軸受セッ
トのみの使用だけで、市販の軸受セットを使用して、ア
センブリのコストを低減した遠隔感知制御アセンブリを
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、回転軸線を定めた第1の回転可能なカッ
プリング部材と、第1カップリング部材と結合してその
間に流体室を形成する包囲手段と、第1カップリング部
材と結合して、流体室を流体作動室と流体タンク室とに
分割するように配置された弁手段とを設けた形式の流体
カップリング装置を構成している。
【0011】そして、第2の回転可能なカップリング部
材が流体作動室内に配置されており、第1カップリング
部材に対して回転可能である。第1カップリング部材及
び包囲手段の一方が第2カップリング部材と協働してそ
の間に粘性せん断空間を形成しており、弁手段の作用に
よって、タンク室と作動室との間の流体の流れが制御さ
れており、また弁手段に結合して、所定状態の変化に応
答してそれを作動させる作動手段が設けられている。
【0012】弁手段は、流体ポートを設けたプレート状
部材と、作動手段及び流体ポートと作動連結して所定状
態の変化に応答して流体ポートを流れる流体の流れを制
御する可動弁部材とを備え、さらに、回転軸線にほぼ垂
直でプレート状部材にほぼ平行な平面上を移動するよう
にプレート状部材に密接して配置されたほぼ平坦状の部
材を有している。
【0013】包囲手段には、軸線が回転軸線にほぼ一致
したほぼ円筒形の部分を形成した鋳物カバー部材が設け
られている。作動手段は、固定ハウジング部材と、ハウ
ジング部材内に配置されて所定状態を表す電気作動信号
を受け取る電磁コイルと、円筒形の部分内に密接させて
軸方向に貫通して伸びかつ弁部材と連結して作動する
部材を含む電機子アセンブリとを有している。電機子ア
センブリはさらに、軸部材と共転するように固定された
電機子部材と、電磁コイルの作動に応答して前記ハウジ
ング部材に対する前記電機子部材の回転を制動する手段
とを有している。
【0014】改良形流体カップリング装置は、前記円筒
形の部分が、径方向に見て軸部材(弁軸41)と前記固定
ハウジング部材63の間に配置され、さらに、径方向に見
、ほぼ円筒形の部分と固定ハウジング部材との間に軸
受手段が設けられており、この軸受手段が、内レース部
材、外レース部材、及び半径方向においてレース部材間
に配置された複数の軸受部材を含む形式であることを特
徴としている。
【0015】そして、ほぼ円筒形の部分と軸部材との間
にシール手段が配置されており、電磁コイルが作動した
時だけ、軸部材がほぼ円筒形の部分に対して回転して、
固定ハウジング部材に対する電機子アセンブリの回転を
制動するようになっている。
【0016】
【作用】カップリングの作動は、弁軸(41)によって弁ア
ーム(43)の回転位置に応答して制御される。弁軸(41)の
位置は、固定ハウジング部材(63)を含む作動手段(61)に
よって電気入力信号に応答して制御される。作動手段(6
1)と回転カップリングとの間の唯一の軸受支持部である
1組の玉軸受(77)によってほぼ円筒形の部分(81)に対し
て取り付けられている。この構造の結果、過度の摩耗、
発熱及び性能低下を引き起こす高速接合部が、回転カッ
プリング及び固定アクチュエータアセンブリ間からなく
なる。
【0017】
【実施例】次に図面を参照しながら説明するが、これら
は本発明を制限するものではなく、図1は、本発明を利
用できる形式の粘性流体カップリング(粘性ファン駆動
部)の好適な一例を示している。図1に示されている流
体カップリングには、入力カップリング部材11及び出力
カップリングアセンブリ13が設けられている。出力カッ
プリングアセンブリ13には、ダイカストハウジング部材
15及びダイカストカバー部材17が設けられており、部材
15及び17は公知のようにしてカバー部材17の外周部を折
り返すことによって互いに固着されている。流体カップ
リングは、水冷式エンジンによって駆動されて、ラジエ
ータの冷却ファンFを駆動する。ファンFは、複数のね
じ付きナット19によってハウジング部材15に取り付ける
ことができる。しかし、以下の特記事項を除いて、本発
明が流体カップリングの特定の形状またはそれの特定の
用途に制限されないことを理解されたい。
【0018】流体カップリングには入力軸21が設けられ
ており、それに入力カップリング部材11が取り付けられ
ている。入力軸21は一般的にフランジ23によって回転可
能に駆動され、このフランジ23は、エンジン水ポンプの
対応のフランジにボルト留めされる。入力軸21は、ハウ
ジング部材15の内径部分に取り付けられている軸受セッ
ト25の内レースの支持体として機能している。入力軸21
の前端部(図1の左端部)は、セレーション部分27が入
力カップリング部材11のハブ部分29に形成された開口に
締まりばめされている。その結果、入力軸の回転によっ
て入力カップリング部材11が回転する。
【0019】ハウジング部材(第1のカップリング部
材)15及びカバー部材(包囲手段)17の協働によって流
体室が形成されており、これは円形の弁プレート(プレ
ート状部材)31によって流体作動室33と流体タンク室35
とに分割されている。このため、入力カップリング部材
(第2のカップリング部材)11が流体作動室33内に位置
していることが図面からわかるであろう。カバー部材17
には、装置の回転軸線Aとほぼ同心状に配置された環状
の隆起タンク形成部分37と、ほぼ円筒形の軸支持部分39
とが設けられている。軸支持部分39内には、弁軸41が回
転可能に取り付けられており、カバー部材17から外向き
に(図1の左方向へ)延出している。本発明の以後の説
明では、弁軸41を「電機子軸」とも呼ぶが、その理由は
後述の説明から明らかになるであろう。弁軸41の内端部
(図1の右端部)に弁アーム43が取り付けられており、
これについては、本発明の譲受人に譲渡されている米国
特許第3,055,473 号に記載されており、この特許は参考
文献として本説明に含まれる。すなわち、弁アーム43
は、やはり本発明の譲受人に譲渡されている米国特許第
4,974,712 号の開示に従って構成することが好ましく、
この特許も参考文献として本説明に含まれる。弁アーム
43の移動によって、弁プレート31に形成された注入開口
45を介してタンク室35から作動室33へ流れる流体流が制
御される。
【0020】カバー部材17には、流体作動室33に連通し
た軸方向通路47と、軸方向通路47から流体タンク室35へ
流体連通させるほぼ半径方向の通路49とが形成されてい
る。軸方向通路47付近にポンピング部材(ワイパー)51
が設けられており、これは作動室内の相対回転流体と係
合して、相対的に高い流体圧の局部領域を発生する。従
って、ワイパー51は常に少量の流体を通路47及び49を介
して流体タンク室35へ戻しており、このことは当業者に
は公知である。
【0021】本発明に利用する図1の実施例では、入力
カップリング部材11の前表面に複数の環状のランド53が
形成されている。ハウジング部材17の隣接表面に複数の
環状のランド55が形成されている。ランド53及び55は互
いに噛み合って、その間に蛇行形の粘性せん断空間を形
成しており、これは以下の説明では参照番号53及び55で
も示す。前述の米国特許の観点から、以上に説明した図
1の流体カップリングの部分の構造及び作用と共にそれ
に含まれる粘性流体用の様々な流路は、当業者には十分
に理解されると思われる。入力軸21によってトルクが車
両エンジンから入力カップリング部材11へ伝達される
と、せん断空間53、55に入っている粘性流体のせん断が
生じて、トルクが出力カップリングアセンブリ13及び冷
却ファンFに伝達される。さらに続いて図1を参照しな
がら説明すると、遠隔感知アクチュエータアセンブリ
(作動手段)61がカバー部材17に取り付けられている。
アセンブリ61は、所定状態の変化を感知する遠隔位置か
ら伝達された電気入力信号に応答するため、「遠隔感
知」と呼ばれ、所定状態の変化はアクチュエータアセン
ブリ61に伝達される電気信号の変化によって表される。
一般的に、感知される所定状態とは、冷却ファンFによ
って空気が引き込まれる車両ラジエータ内の冷却液の温
度である。アセンブリ61は、電気入力信号の変化に応答
して弁アーム43を作動させるため、「アクチュエータ」
アセンブリと呼ばれる。すなわち、アクチュエータアセ
ンブリ61の機能は、冷却材の温度が上昇した時、弁アー
ム43をそれが注入開口(流体ポート)45を閉鎖する通常
位置(流体カップリングの切離し状態)から注入開口45
を開く位置(連結状態)へ回転させることである。
【0022】次に図2において本発明の流体カップリン
グ装置としての遠隔感知アクチュエータアセンブリ61に
ついて詳細に説明する。アセンブリ61に設けられた主ハ
ウジングアセンブリには、ほぼ環状の鋼製の固定ハウジ
ング部材63と、それを包囲している成形プラスチックハ
ウジング65とが設けられている。主ハウジングアセンブ
リにはさらにアクチュエータカバー67が含まれている。
プラスチックハウジング65には雄型電気コネクタ部分69
が一体成形されており、これは、当業者には公知のよう
に車両シャーシまたはファンシュラウド(いずれも図示
されていない)等の固定物体に取り付けられた係留アセ
ンブリの一部にすることができる適当な雌型電気コネク
タ(図示せず)にはめ込まれる。係留アセンブリ内に
は、アクチュエータアセンブリ61に対して電気作動信号
を受け渡しするための適当な電気導体が配置されてい
る。
【0023】図2に示されているように、固定ハウジン
グ部材63に主ハブ部分71が設けられており、これは円周
方向に連続している。固定ハウジング部材63には軸受ハ
ブ部分73も設けられており、この中に1組の玉軸受(軸
受部材)77の外レース75が圧入されている。玉軸受77
は、煙道延出部81の外周部上に押し付けられている内レ
ース79の周囲に配置されている。煙道延出部81は、好ま
しくは煙道部分39の前端部に一体状に形成されており、
従ってカバー部材17と共転可能である。また、玉軸受セ
ット77の内レース79もカバー部材17と共転可能である。
【0024】弁軸41が、円筒形の部分(煙道部分39及び
煙道延出部81に形成された孔に密接状態で挿通されて
いる。弁軸41の前端部に平坦部分83が形成されて、電機
子部材85に設けられた対応の開口に挿通されている。従
って、通常作動時には、弁軸41及び電機子部材85が一体
となってカバー部材17と同一回転速度で回転する。それ
に対して、アクチュエータアセンブリ61の他の部分は、
回転しないで静止している。主ハブ部分71と電機子部材
85との間に狭い空気ギャップがあることに注意する必要
がある。半径方向において固定ハウジング部材63の主ハ
ブ部分71とハウジング部分63の外側部分87との間に電磁
コイル91が配置されており、これは、係留アセンブリ内
に配置される電気導体に適当に接続されている。半径方
向においてプラスチックハウジング65と煙道延出部81と
の間に多極磁石93が配置されており、それの機能につい
ては後述する。
【0025】弁軸41の前端部の周囲にねじりばね95が配
置されており、それの軸方向延出端部分97が、煙道延出
部81に形成された軸方向スロット99にはまっている。ね
じりばね95は、弁軸41を煙道部分39及び煙道延出部81に
対して「ニュートラル」回転位置へ常時押し付けてお
り、このニュートラル位置は、弁アーム43が注入孔45を
覆う位置、すなわちファン駆動部の切離し状態に相当し
ている。弁軸41と煙道部分39に形成された孔との間にO
リングシール101 が配置されている。図2に示されてい
る構造の1つの重要な特徴は、弁軸41と煙道部分39及び
煙道延出部81との間の回転移動が比較的小さいことであ
る。従って、弁軸と隣接孔との間の摩耗が非常に小さく
なり、弁軸−孔接合面が全速度差、すなわちカップリン
グの出力部と固定アクチュエータ61との間の速度差を受
ける場合よりもOリングシール101の摩耗がはるかに少
なくなる。
【0026】コイル91が作動すると、コイル91の周囲に
電磁束線が形成されて電機子部材85を軸方向に貫通する
ため、これによって電機子部材85がハウジング部材63の
外側部分87に形成された隣接の摩擦表面103 と摩擦係合
する位置へ引っ張られる。例えば、摩擦表面103 は熱分
解炭素材の単層で形成できるが、特定の摩擦部材は本発
明の構成要素ではない。摩擦係合の結果、注入孔45に対
する電機子部材85、弁軸41及び弁アーム43の回転が制動
されるため、弁アーム43が注入孔45を開く。この全体的
な弁作動モードは、本発明の譲受人に譲渡されている米
国特許第4,346,797 号及び4,846,325 号に詳細に記載さ
れており、これらの特許は参考文献として本説明に含ま
れる。
【0027】前述の米国特許第4,846,325 号では、電機
子と隣接の摩擦表面との間の摩擦係合の位置は、電磁コ
イルより半径方向内側に示されており、摩擦力の半径
(または直径)が比較的小さくなっている。本実施例の
重要な利点の1つとして、電機子部材85の摩擦係合の半
径が相当に増加しているため、摩擦接合面でのトルクが
大きくなり、弁アーム43に加える所望トルクを得るため
に電機子85に加えなければならない電磁力が小さくな
る。
【0028】多極磁石93の半径方向外側の位置でプラス
チックハウジング65にホール素子105 がはめ込まれてお
り、それの機能は、固定ホール素子105 に対する磁石93
の回転速度を感知することである。図面からわかるよう
に。磁石93は煙道延出部81に押し付けられてそれと共転
するように固定されており、続いて軸受セットの内レー
ス79も延出部81上に押し付けられている。ホール素子10
5 は、係留アセンブリの一部である適当な導体を介して
車両のマイクロプロセッサへ速度ピックアップフィード
バック信号を送り、これによって冷却システム全体を
「閉ループ」制御することができる。
【0029】以上、本発明を摩擦形アクチュエータアセ
ンブリについて説明してきたが、本発明の範囲内におい
て回転可能な弁部材43の様々な形式の作動が可能であ
る。本発明の本質的な特徴は、固定アクチュエータハウ
ジング63と隣接の煙道延出部81との間に単一の軸受が設
けられていることである。
【0030】弁軸41(電機子軸)と煙道延出部81との間
の唯一の相対回転移動は、電磁コイルが作動して電機子
部材がハウジング63の外側部分87と摩擦係合する位置へ
引っ張られた時のわずかな相対回転(一般的に約20゜)
である。このような摩擦係合期間中、摩擦表面103 に比
較的高速の移動が生じるが、当業者には公知のように、
この用途に用いられる典型的な摩擦素材は、このような
高速の滑りに耐えることができる。
【0031】以上に本発明の好適な実施例を説明してき
たが、明細書を読んで理解すれば、当業者であれば様々
な変更を加えることができるだろう。このような変更
は、請求項の範囲内である限り、本発明に含まれる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、玉軸受の部分を除い
て、固定のアクチュエータと回転する流体カップリング
との間に高速の境界面が存在しないので、弁軸電機子と
しての弁軸と制御ハウジング間の大きい速度差をなく
し、かつこれら部材の過度の摩耗、発熱及び性能低下を
防止することができる。
【0033】また、本発明は、単一の軸受セットを必要
とするだけであるから、従来形のアクチュエータよりも
相当に低価格にすることができ、またアセンブリが非常
に簡単になるため、3つ以上の異なった軸受セットを用
いていた従来形アクチュエータの場合よりも大幅に低コ
スト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔感知制御アセンブリを含む粘性流
体カップリングの軸方向断面図である。
【図2】本発明の遠隔感知制御装置においてカバー部材
を部分的に示す拡大軸方向断面図である。
【符号の説明】
11 入力カップリング部材 13 出力カップリングアセンブリ 17 カバー部材 31 弁プレート 39 煙道部分 41 弁軸 43 弁アーム 45 注入開口 61 遠隔感知アクチュエータアセンブリ 63 環状鋼製ハウジング部材 75 外レース 77 玉軸受セット 79 内レース 81 煙道延出部 91 電磁コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 35/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸線を定めた第1の回転可能なカッ
    プリング部材と、該第1カップリング部材と結合してそ
    の間に流体室を形成する包囲手段と、前記第1カップリ
    ング部材と結合して前記流体室を流体作動室と流体タン
    ク室とに分割するように配置された弁手段と、前記流体
    作動室内に配置されて前記第1カップリング部材に対し
    て回転可能である第2の回転可能なカップリング部材と
    が設けられている形式であって、 前記第1カップリング部材及び包囲手段の一方が、前記
    第2カップリング部材と協働してその間に粘性せん断空
    間を形成しており、前記弁手段は、前記タンク室と作動
    室との間の流体の流れを制御し、また前記弁手段に結合
    して所定状態の変化に応答してそれを作動させる作動手
    段を備えており、さらに前記弁手段は、流体ポートを設
    けたプレート状部材と、前記作動手段及び流体ポートと
    作動連結して前記所定状態の変化に応答して流体ポート
    を流れる流体の流れを制御する可動弁部材とを含み、こ
    の弁部材は、前記回転軸線にほぼ垂直で前記プレート状
    部材にほぼ平行な平面上を移動するように前記プレート
    状部材に密接して配置されたほぼ平坦状の部材を有して
    おり、 前記包囲手段は、軸線が前記回転軸線にほぼ一致したほ
    ぼ円筒形の部分を形成した鋳物カバー部材を備え、 前記作動手段は、固定ハウジング部材と、このハウジン
    グ部材内に配置されて前記所定状態を表す電気作動信号
    を受け取る電磁コイルと、前記円筒形の部分内に密接さ
    せて軸方向に貫通して伸びかつ前記弁部材と連結して作
    動する軸部材、及びこの軸部材と共転するように固定さ
    れた電機子部材を含む電機子アセンブリと、前記電磁コ
    イルの作動に応答して前記ハウジング部材に対する前記
    電機子部材の回転を制動する摩擦手段とを有し、 前記円筒形の部分が、径方向に見て前記軸部材と前記固
    定ハウジング部材の間に配置されており、さらに、 (a)径方向に見て前記ほぼ円筒形の部分と前記固定ハ
    ウジング部材との間に設けられ、かつ、内レース部材、
    外レース部材、及び半径方向において前記レース部材間
    に配置された複数の軸受部材を含む形式の軸受手段と、 (b)前記ほぼ円筒形の部分と前記軸部材との間に配置
    され、前記電磁コイルが作動した時だけ、前記軸部材が
    前記ほぼ円筒形の部分に対して回転して、前記固定ハウ
    ジング部材に対する前記電機子アセンブリの回転を制動
    するようにしたシール手段とを備えたことを特徴とする
    流体カップリング装置。
  2. 【請求項2】 前記摩擦手段は、少なくとも部分的に前
    記軸受手段の半径方向外側に位置する、前記電機子部材
    及び固定ハウジング部材の隣接表面間の摩擦係合を有し
    ていることを特徴とする請求項1の流体カップリング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記軸受手段は単一組の軸受部材を有し
    ており、前記単一組の軸受部材は、前記鋳物カバー部材
    に対する前記固定ハウジング部材の唯一の軸受支持部で
    あることを特徴とする請求項1の流体カップリング装
    置。
  4. 【請求項4】 回転軸線を定めた第1の回転可能なカッ
    プリング部材と、該第1カップリング部材と結合してそ
    の間に流体室を形成する包囲手段と、前記第1カップリ
    ング部材と結合して前記流体室を流体作動室と流体タン
    ク室とに分割するように配置された弁手段と、前記流体
    作動室内に配置されて前記第1カップリング部材に対し
    て回転可能である第2の回転可能なカップリング部材と
    が設けられている形式であって、 前記第1カップリング部材及び包囲手段の一方が、前記
    第2カップリング部材と協働してその間に粘性せん断空
    間を形成しており、前記弁手段は、前記タンク室と作動
    室との間の流体の流れを制御し、また前記弁手段に結合
    して所定状態の変化に応答してそれを作動させる作動手
    段を備えており、さらに前記弁手段は、流体ポートを設
    けたプレート状部材と、前記作動手段及び流体ポートと
    作動連結して前記所定状態の変化に応答して流体ポート
    を流れる流体の流れを制御する可動弁部材とを含み、こ
    の弁部材は、前記回転軸線にほぼ垂直で前記プレート状
    部材にほぼ平行な平面上を移動するように前記プレート
    状部材に密接して配置されたほぼ平坦状の部材を有して
    おり、 前記包囲手段は、軸線が前記回転軸線にほぼ一致したほ
    ぼ円筒形の部分を形成した鋳物カバー部材を備え、 前記作動手段は、固定ハウジング部材と、このハウジン
    グ部材内に配置されて前記所定状態を表す電気作動信号
    を受け取る電磁コイルと、前記円筒形の部分内に密接さ
    せて軸方向に貫通して伸びかつ前記弁部材と連結して作
    動する軸部材、及びこの軸部材と共転するように固定さ
    れた電機子部材を含む電機子アセンブリとを有し、前記
    電磁コイルの作動に応答して前記ハウジング部材に対す
    る前記電機子部材、弁軸、及び可動弁部材の回転を制動
    し、かつ前記円筒形の部分が、径方向に見て前記軸部材
    と前記固定ハウジング部材の間に配置されており、さら
    に、 (a)径方向に見て前記ほぼ円筒形の部分と前記固定ハ
    ウジング部材との間に設けられ、かつ、内レース部材、
    外レース部材、及び半径方向において前記レース部材間
    に配置された複数の軸受部材を含む形式の軸受手段を有
    し、 (b)前記複数の軸受部材が、実質的に前記鋳物カバー
    部材に対する前記固定ハウジング部材の唯一の軸受支持
    部であることを特徴とする流体カップリング装置。
  5. 【請求項5】 回転軸線(A) を定めた第1の回転可能な
    カップリング部材(15)と、該第1カップリング部材と結
    合してその間に流体室を形成する包囲手段(17)と、前記
    第1カップリング部材と結合して前記流体室を流体作動
    室(33)と流体タンク室(35)とに分割するように配置され
    た弁手段(31、43) と、前記流体作動室内に配置されて
    前記第1カップリング部材に対して回転可能である第2
    の回転可能なカップリング部材(11)とが設けられている
    形式であって、 前記第1カップリング部材及び包囲手段の一方が、前記
    第2カップリング部材と協働してその間に粘性せん断空
    間(53、55) を形成しており、前記弁手段は、前記タン
    ク室と作動室との間の流体の流れを制御し、また前記弁
    手段に結合して所定状態の変化に応答してそれを作動さ
    せる作動手段(61)を備えており、さらに前記弁手段に
    は、流体ポート(45)を設けたプレート状部材(31)と、前
    記作動手段及び流体ポートと作動連結して前記所定状態
    の変化に応答して流体ポートを流れる流体の流れを制御
    する可動弁部材(43)とを含み、この弁部材は、前記回転
    軸線(A) にほぼ垂直で前記プレート状部材にほぼ平行な
    平面上を移動するように前記プレート状部材に密接して
    配置されたほぼ平坦状の部材を有しており、 前記包囲手段(17)は、軸線が前記回転軸線(A) にほぼ一
    致したほぼ円筒形の部分(39、81) を形成した鋳物カバ
    ー部材(17)を備え、 前記作動手段(61)は、固定ハウジング部材(63)と、この
    ハウジング部材内に配置されて前記所定状態を表す電気
    作動信号を受け取る電磁コイル(91)と、前記弁部材と連
    結して作動する軸部材(41)、及びこの軸部材と共転する
    ように固定された電機子部材(85)を含む電機子アセンブ
    リとを有し、前記電磁コイルの作動に応答して前記固定
    ハウジング部材に対する前記電機子部材、弁軸、及び可
    動弁部材の回転を制動し、前記円筒形の部分(39、81)が
    径方向に見て前記軸部材(41)と前記固定ハウジング部材
    (63)の間に配置され、さらに、 (a)径方向に見て前記ほぼ円筒形の部分(39、81) と
    前記固定ハウジング部材(63)との間に設けられ、かつ、
    内レース部材(79)、外レース部材(75)、及び半径方向に
    おいて前記レース部材間に配置された複数の軸受部材(7
    7)を含む形式の軸受手段を有し、 (b)前記複数の軸受部材(77)が、実質的に前記包囲手
    段(17)に対する前記固定ハウジング部材(63)の唯一の軸
    受支持部であることを特徴とする流体カップリング装
    置。
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