JP3497987B2 - 電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット - Google Patents
電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケットInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気二重層コンデン
サ、ことに銀系はんだのように融点の高いはんだのリフ
ロ−によるプリント配線板の表面への実装を可能とした
コイン型電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガス
ケットに関する。
サ、ことに銀系はんだのように融点の高いはんだのリフ
ロ−によるプリント配線板の表面への実装を可能とした
コイン型電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガス
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは例えば図1のよ
うに、セパレ−タ1を挾んで配置された一対の分極性電
極2、3を電解液4とともに金属製のケース5内に収容
してなり、両分極性電極2、3は上ケ−ス5aおよび下
ケ−ス5bに導電性の接着剤7でそれぞれ固着され、ケ
−ス5の上ケ−ス5aと下ケ−ス5bとの間はガスケッ
ト6により絶縁状態でかしめて密封、即ち封止されてい
る。
うに、セパレ−タ1を挾んで配置された一対の分極性電
極2、3を電解液4とともに金属製のケース5内に収容
してなり、両分極性電極2、3は上ケ−ス5aおよび下
ケ−ス5bに導電性の接着剤7でそれぞれ固着され、ケ
−ス5の上ケ−ス5aと下ケ−ス5bとの間はガスケッ
ト6により絶縁状態でかしめて密封、即ち封止されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気二重層コンデンサ
用のガスケットとしては、従来ポリプロピレンが主とし
て使用されているが、ポリプロピレンは耐熱性に劣って
いた。省力化および低コスト化のため最近広く使用され
る、プリント配線板上のはんだ付けすべき箇所にクリ−
ムはんだを塗布し、その上に電子部品を置いて200℃
以上に加熱されたリフロ−炉中を数十秒通過させること
によりプリント配線板上にはんだ付けを行う、はんだリ
フロ−による表面実装には、ポリプロピレンによるガス
ケットでは、リフロー炉を通過する際に変形したり融解
して、電解液の気化や漏出が起こるという欠点があり対
応できない。
用のガスケットとしては、従来ポリプロピレンが主とし
て使用されているが、ポリプロピレンは耐熱性に劣って
いた。省力化および低コスト化のため最近広く使用され
る、プリント配線板上のはんだ付けすべき箇所にクリ−
ムはんだを塗布し、その上に電子部品を置いて200℃
以上に加熱されたリフロ−炉中を数十秒通過させること
によりプリント配線板上にはんだ付けを行う、はんだリ
フロ−による表面実装には、ポリプロピレンによるガス
ケットでは、リフロー炉を通過する際に変形したり融解
して、電解液の気化や漏出が起こるという欠点があり対
応できない。
【0004】また最近では、はんだの脱鉛化に伴い鉛系
はんだよりも20℃程度融点の高い銀系のはんだによる
リフローが行われるようになり、なお一層の高耐熱化が
必要とされるようになっている。
はんだよりも20℃程度融点の高い銀系のはんだによる
リフローが行われるようになり、なお一層の高耐熱化が
必要とされるようになっている。
【0005】本発明は銀系のはんだのように融点の高い
はんだによるプリント配線板の表面への実装を可能とし
た電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット
を提供することを目的としている。
はんだによるプリント配線板の表面への実装を可能とし
た電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気二重層コン
デンサ用のガスケットは、ポストキュア(加熱処理)を
行ったポリアミドイミドからなることを特徴とする。
デンサ用のガスケットは、ポストキュア(加熱処理)を
行ったポリアミドイミドからなることを特徴とする。
【0007】また本発明の電気二重層コンデンサは、セ
パレ−タを介して配置された一対の分極性電極を電解液
と共に一対の上下ケ−スからなる金属ケ−ス内に収容
し、上下ケ−ス間を、ポストキュアを行ったポリアミド
イミドからなるガスケットで封止してなることを特徴と
する。
パレ−タを介して配置された一対の分極性電極を電解液
と共に一対の上下ケ−スからなる金属ケ−ス内に収容
し、上下ケ−ス間を、ポストキュアを行ったポリアミド
イミドからなるガスケットで封止してなることを特徴と
する。
【0008】本発明のガスケットはポリアミドイミドを
230℃〜260℃の範囲でポストキュアしたものが使
用され、温度が230℃未満では液漏れが生じ、また温
度が260℃を超えると、ガスケットが変形してしまう
ので好ましくない。なおポストキュアは230℃〜26
0℃の範囲で5〜50時間行われる。
230℃〜260℃の範囲でポストキュアしたものが使
用され、温度が230℃未満では液漏れが生じ、また温
度が260℃を超えると、ガスケットが変形してしまう
ので好ましくない。なおポストキュアは230℃〜26
0℃の範囲で5〜50時間行われる。
【0009】本発明のガスケットは、無機材料を30重
量%以下の範囲で混合したポリアミドイミドを主剤とし
たアロイ材を用いてもよく、無機材料としては例えばガ
ラス繊維やタルクが好ましい。混合量が30重量%を超
えるとガスケットの引張り伸び率が低下してしまうな
ど、封止時にガスケットが割れやすくなるので好ましく
ない。
量%以下の範囲で混合したポリアミドイミドを主剤とし
たアロイ材を用いてもよく、無機材料としては例えばガ
ラス繊維やタルクが好ましい。混合量が30重量%を超
えるとガスケットの引張り伸び率が低下してしまうな
ど、封止時にガスケットが割れやすくなるので好ましく
ない。
【0010】本発明のガスケットはその引張り伸び率
(ASTM試験法D1708による)が23℃の雰囲気
で7%〜20%の範囲であるのが好ましい。7%未満で
は液漏れが生じやすく、また引張り伸び率が20%を超
えるとガスケットが軟らかすぎて封止が不完全になって
しまう。
(ASTM試験法D1708による)が23℃の雰囲気
で7%〜20%の範囲であるのが好ましい。7%未満で
は液漏れが生じやすく、また引張り伸び率が20%を超
えるとガスケットが軟らかすぎて封止が不完全になって
しまう。
【0011】さらに本発明のガスケットの熱変形温度
(ASTM試験法D648による)が、18.6Kg/
cm2 の荷重を掛けた状態で250℃〜300℃の範囲
であるのが好ましい。熱変形温度が250℃未満ではガ
スケットが銀系はんだのように融点の高いはんだのリフ
ロ−の熱に耐えられず、また熱変形温度が300℃を超
えるとガスケットとしては固すぎて封止の不良が多く発
生する。
(ASTM試験法D648による)が、18.6Kg/
cm2 の荷重を掛けた状態で250℃〜300℃の範囲
であるのが好ましい。熱変形温度が250℃未満ではガ
スケットが銀系はんだのように融点の高いはんだのリフ
ロ−の熱に耐えられず、また熱変形温度が300℃を超
えるとガスケットとしては固すぎて封止の不良が多く発
生する。
【0012】分極性電極としては、例えば、活性炭を、
導電剤であるカ−ボン、結着剤であるポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)と共に混練しシ−ト状にしたも
のを円板状に打ち抜き加工したものが使用されるが、こ
れに限定するものではなく、他の組成のものも使用でき
る。また金属ケースとしてはステンレスなどが使用され
る。
導電剤であるカ−ボン、結着剤であるポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)と共に混練しシ−ト状にしたも
のを円板状に打ち抜き加工したものが使用されるが、こ
れに限定するものではなく、他の組成のものも使用でき
る。また金属ケースとしてはステンレスなどが使用され
る。
【0013】
【実施例】<実施例1>活性炭85重量%、導電剤とし
てカ−ボンを6重量%、結着剤としてPTFEを9重量
%を調合したものをシ−ト状に成形し、円板状に打ち抜
き加工したものを一対の分極性電極(各直径4mm、厚
さ1mm)とした。両電極を導電性接着剤にてステンレ
ス製の上ケ−スおよび下ケ−スにそれぞれ固着した。
てカ−ボンを6重量%、結着剤としてPTFEを9重量
%を調合したものをシ−ト状に成形し、円板状に打ち抜
き加工したものを一対の分極性電極(各直径4mm、厚
さ1mm)とした。両電極を導電性接着剤にてステンレ
ス製の上ケ−スおよび下ケ−スにそれぞれ固着した。
【0014】一対の分極性電極の間にガラス繊維製のセ
パレ−タを介在させ、これら分極性電極およびセパレ−
タに、電解液(プロピレンカ−ボネ−ト中に、1モル/
リットルの割合でテトラエチルアンモニウムテトラフル
オロボレ−トを溶解させたもの)を含浸させて上ケ−ス
と下ケ−スとの間に配置し、260℃で24時間のポス
トキュアを行ったASTM試験法D648による熱変形
温度が270℃のポリアミドイミドからなるガスケット
を上ケ−スと下ケ−スとの間に配置してかしめることに
よって封止して図1の電気二重層コンデンサ(定格2.
5V0.18F)を得た。
パレ−タを介在させ、これら分極性電極およびセパレ−
タに、電解液(プロピレンカ−ボネ−ト中に、1モル/
リットルの割合でテトラエチルアンモニウムテトラフル
オロボレ−トを溶解させたもの)を含浸させて上ケ−ス
と下ケ−スとの間に配置し、260℃で24時間のポス
トキュアを行ったASTM試験法D648による熱変形
温度が270℃のポリアミドイミドからなるガスケット
を上ケ−スと下ケ−スとの間に配置してかしめることに
よって封止して図1の電気二重層コンデンサ(定格2.
5V0.18F)を得た。
【0015】<実施例2>ガスケットに、ガラス繊維3
0重量%を混合したポリアミドイミドを主剤としたアロ
イ材を230℃で40時間ポストキュアをしたものを用
いた以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを
得た。なお、このガスケットの熱変形温度はASTM試
験法D648の条件で測定したところ265℃であっ
た。
0重量%を混合したポリアミドイミドを主剤としたアロ
イ材を230℃で40時間ポストキュアをしたものを用
いた以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを
得た。なお、このガスケットの熱変形温度はASTM試
験法D648の条件で測定したところ265℃であっ
た。
【0016】<比較例1>ガスケットにポリプロピレン
を用いた以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデン
サを得た。
を用いた以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデン
サを得た。
【0017】<比較例2>ガスケットにポストキュアを
行わない、ASTM試験法D648による熱変形温度が
238℃のポリアミドイミドを用いた以外は、実施例1
と同様の電気二重層コンデンサを得た。
行わない、ASTM試験法D648による熱変形温度が
238℃のポリアミドイミドを用いた以外は、実施例1
と同様の電気二重層コンデンサを得た。
【0018】<比較例3>ガスケットに216℃で24
時間ポストキュアを行なった、ASTM試験法D648
による熱変形温度が235℃のポリアミドイミドを用い
た以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを得
た。
時間ポストキュアを行なった、ASTM試験法D648
による熱変形温度が235℃のポリアミドイミドを用い
た以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを得
た。
【0019】<比較例4>ガスケットにガラス繊維40
重量%を混合したポリアミドイミドを主剤としたアロイ
材を230℃で40時間ポストキュアしたものを用いた
以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを得
た。なお、このガスケットの熱変形温度はASTM試験
法D648の条件で測定したところ261℃であった。
重量%を混合したポリアミドイミドを主剤としたアロイ
材を230℃で40時間ポストキュアしたものを用いた
以外は、実施例1と同様の電気二重層コンデンサを得
た。なお、このガスケットの熱変形温度はASTM試験
法D648の条件で測定したところ261℃であった。
【0020】実施例1〜2および比較例1〜3の電気二
重層コンデンサを用いてリフロ−試験および熱衝撃試験
を行った。リフロ−試験は220℃以上が40秒、ピ−
ク温度250℃で行い、リフロ−後の液漏れ個数をカウ
ントした。一方、熱衝撃試験は液層240℃で15秒間
熱処理後、液漏れした個数をカウントした。その結果を
表1に示す。
重層コンデンサを用いてリフロ−試験および熱衝撃試験
を行った。リフロ−試験は220℃以上が40秒、ピ−
ク温度250℃で行い、リフロ−後の液漏れ個数をカウ
ントした。一方、熱衝撃試験は液層240℃で15秒間
熱処理後、液漏れした個数をカウントした。その結果を
表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1より230℃〜260℃の範囲でポス
トキュアを行なったポリアミドイミドを使用したガスケ
ットを用いた電気二重層コンデンサ(実施例1、2)
は、良好な耐熱特性を有し、リフロ−後や熱衝撃試験後
でも電解液の漏出は認められなかった。
トキュアを行なったポリアミドイミドを使用したガスケ
ットを用いた電気二重層コンデンサ(実施例1、2)
は、良好な耐熱特性を有し、リフロ−後や熱衝撃試験後
でも電解液の漏出は認められなかった。
【0023】さらに実施例1および2ならびに比較例2
〜4のガスケットの引張り伸び率をASTM試験法D1
708により測定し(23℃の雰囲気で)、またそのガ
スケットを用いて電気二重層コンデンサを封止したとき
のガスケットの割れの有無をみた。その結果を表2に示
す。
〜4のガスケットの引張り伸び率をASTM試験法D1
708により測定し(23℃の雰囲気で)、またそのガ
スケットを用いて電気二重層コンデンサを封止したとき
のガスケットの割れの有無をみた。その結果を表2に示
す。
【0024】
【表2】
【0025】表2の結果から引張り伸び率が7%未満で
は封止時にガスケットが割れやすいことがわかる。
は封止時にガスケットが割れやすいことがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明では、ガスケットがポストキュア
を行った、無機材料を混合しないまたは混合したポリア
ミドイミドからなるので、耐熱特性が優れ、銀系はんだ
のような融点の高いはんだのリフロ−による電気二重層
コンデンサのプリント配線板の表面への実装が可能であ
る。
を行った、無機材料を混合しないまたは混合したポリア
ミドイミドからなるので、耐熱特性が優れ、銀系はんだ
のような融点の高いはんだのリフロ−による電気二重層
コンデンサのプリント配線板の表面への実装が可能であ
る。
【0027】また本発明ではガスケットの引張り伸び率
が7%〜20%の範囲であるので、ガスケットが割れに
くく、電気二重層コンデンサの電解液の気化や漏出が起
こりにくい。
が7%〜20%の範囲であるので、ガスケットが割れに
くく、電気二重層コンデンサの電解液の気化や漏出が起
こりにくい。
【0028】さらに本発明ではガスケットの熱変形温度
が、18.6Kg/cm2 の荷重を掛けた状態で250
℃〜300℃の範囲であるのでガスケットが割れにく
く、電気二重層コンデンサの電解液の気化や漏出が起こ
りにくい。
が、18.6Kg/cm2 の荷重を掛けた状態で250
℃〜300℃の範囲であるのでガスケットが割れにく
く、電気二重層コンデンサの電解液の気化や漏出が起こ
りにくい。
【図1】電気二重層コンデンサの断面図。
1 セパレータ
2 分極性電極
3 分極性電極
4 電解液
5 ケース
5a 上ケ−ス
5b 下ケ−ス
6 ガスケット
7 導電性接着剤
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 木村 好克
神奈川県藤沢市辻堂新町2丁目2番1号
エルナ−株式会社内
(56)参考文献 特開 平8−64484(JP,A)
特開 平8−298232(JP,A)
特開 平9−270370(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01G 9/10
Claims (8)
- 【請求項1】230℃〜260℃の範囲でポストキュア
を行ったポリアミドイミドからなることを特徴とする電
気二重層コンデンサ用のガスケット。 - 【請求項2】ポリアミドイミドを主剤とし無機材料を混
合したアロイ材を230℃〜260℃の範囲でポストキ
ュアしてなる請求項1に記載の電気二重層コンデンサ用
のガスケット。 - 【請求項3】引張り伸び率が7%〜20%の範囲である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電気二重層
コンデンサ用のガスケット。 - 【請求項4】熱変形温度が、18.6Kg/cm2 の荷
重を掛けた状態で250℃〜300℃の範囲であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気二重
層コンデンサ用のガスケット。 - 【請求項5】セパレ−タを介して配置された一対の分極
性電極を電解液と共に一対の上下ケ−スからなる金属ケ
−ス内に収容し、両ケ−ス間を、230℃〜260℃の
範囲でポストキュアを行ったポリアミドイミドからなる
ガスケットで封止してなることを特徴とする電気二重層
コンデンサ。 - 【請求項6】ガスケットが230℃〜260℃の範囲で
ポストキュアを行ったポリアミドイミドを主剤とし無機
材料を混合したアロイ材からなる請求項5に記載の電気
二重層コンデンサ。 - 【請求項7】ガスケットの引張り伸び率が7%〜20%
の範囲である請求項5または6に記載の電気二重層コン
デンサ。 - 【請求項8】ガスケットの熱変形温度が、18.6Kg
/cm2 の荷重を掛けた状態で250℃〜300℃の範
囲である請求項5〜7のいずれかに記載の電気二重層コ
ンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7645998A JP3497987B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7645998A JP3497987B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11260670A JPH11260670A (ja) | 1999-09-24 |
JP3497987B2 true JP3497987B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=13605753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7645998A Expired - Fee Related JP3497987B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電気二重層コンデンサおよびそれに用いるガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3497987B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007072560A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Kitagawa Seiki Kabushiki Kaisha | 電気二重層コンデンサ用ガスケット |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP7645998A patent/JP3497987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11260670A (ja) | 1999-09-24 |
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Legal Events
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