JP3496887B2 - Digital color image processing device - Google Patents
Digital color image processing deviceInfo
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- JP3496887B2 JP3496887B2 JP03918893A JP3918893A JP3496887B2 JP 3496887 B2 JP3496887 B2 JP 3496887B2 JP 03918893 A JP03918893 A JP 03918893A JP 3918893 A JP3918893 A JP 3918893A JP 3496887 B2 JP3496887 B2 JP 3496887B2
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- black
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録信号C(シア
ン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラッ
ク)によってディジタル的にカラー画像を再生出力する
ディジタルカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】黒文字の画質と絵柄の画質の両立を可能
にしたカラー画像再生装置としては、例えば特開平4−
14378号公報に記載された装置がある。該公報に記
載の装置においては、局所画像情報に基づいて注目画素
が黒文字領域に属するか否かを“0”乃至“1”として
判定出力し、黒文字領域と判定された画素に対しては、
例えば黒単色で高解像度再生処理(例えば100%UC
R処理)を行い、その他の画素領域は絵柄に適した画像
再生処理(例えば50%UCR処理)を施すもので、よ
り具体的には墨生成処理やUCR処理を適応的に切り替
えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人は
既に、局所画像情報に基づいて注目画素が如何なる領域
に属するかを判定する、所謂像域分離方法について幾つ
かの提案を行っている(例えば、「文字/絵柄(網点、
写真)混在画像の像域分離方式」 電子情報通信学会論
文誌 Vol.J75−DI1 No.1 pp39−47 1
992年1月を参照)。
【0004】このような像域分離方法においては、局所
情報を利用しているために分離精度には自ずから限界が
あり、従って現在の像域分離技術、例えば黒文字分離を
利用した適応処理では、絵柄中に黒文字領域として判定
される誤分離領域の存在を回避することができない。こ
の結果、絵柄中に100%UCR処理が施される領域
(あるいは黒単色でフルレンジでインクを打つ領域)が
存在し、これが再生画質の劣化に係ることになる。
【0005】つまり、100%UCR処理された領域と
その周囲(例えば50%UCR処理された領域)の処理
の差によって生じる不連続なギャップが大きく目立ち、
これが画質劣化の主たる原因となっている。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、黒エッジ量に応じて墨発生量を段
階的に制御し、急激なUCR率の変化を低減して高画質
な画像を再生するディジタルカラー画像処理装置を提供
することにある。
【0007】本発明の他の目的は、黒エッジ量に応じて
CMYの消去量を多段階に制御して高画質な画像を再生
するディジタルカラー画像処理装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、原稿をr,g,bのディ
ジタル画像信号として読み出し、所定の演算によって記
録信号C,M,Y,Kを生成して、ディジタル的にプリ
ントするディジタルカラー画像処理装置において、前記
r,g,b信号またはC,M,Y信号から注目画素の黒
エッジ量を算出する手段と、前記r,g,b信号または
C,M,Y信号から注目画素周辺の白地量を算出する手
段と、前記算出された黒エッジ量に応じて前記r,g,
b信号またはC,M,Y信号から多段階のK信号を出力
する手段と、前記C,M,Y信号から前記K信号を減算
し、減算後のC’,M’,Y’信号を出力する手段と、
前記算出された黒エッジ量と白地量に対応した除算量で
前記減算後のC’,M’,Y’信号を除算する手段とを
備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】黒エッジ量算出部は、黒度算出回路とエッジ量
算出回路から構成され、注目画素の黒エッジ量nを算出
して墨発生回路に出力する。墨発生回路は、K=α×m
in(C,M,Y)に従って、墨の発生を多段階に制御
する。黒エッジ量nとαとの対応はテーブルで構成さ
れ、墨量Kは、黒エッジ量算出部からの出力nに応じて
多段階に変化する。これによって、画像中のUCR率の
急激な変化が抑制され、画質が改善される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。
〈実施例1〉
図1は、本発明の第1の実施例のブロック構成図であ
り、本実施例では多段階の墨生成制御を行う。図1に示
す装置は、大きく二つの部分、つまり画像再生部と黒エ
ッジ量算出部とから構成されていて、黒エッジ量算出部
からの出力(本実施例では3ビット)に応じて、墨生成
量を変化させる。これによって、画像中のUCR率の急
激な変化を抑制することができる。以下、実施例の構成
について詳述する。
【0011】画像再生部において、スキャナ1は、CC
Dカメラなどの光電変換素子を有し、図示しない原稿を
読み取り、赤、緑、青の3色の色分解信号を出力し、該
色分解信号をA/D変換したr,g,bのディジタル信
号(8ビット)を出力する。Log変換回路2は、信号
の特性を反射率空間から濃度空間へ変換するようなテー
ブルを備え、各色のインク量を表す信号C’,M’,
Y’を出力する。
【0012】色補正回路3は、スキャナ1での色分解フ
ィルタの濁り成分、さらにインクの濁り成分を除去す
る。一般に、色補正はマスキング方式、メモリマップ方
式(補間方式ともいう)などによって行われるが、本実
施例では前者のマスキング方式を用いて説明する。
【0013】マスキングは、例えば以下の式(1)によ
って行う。
C=k11×C’+k12×M’+k13×Y’+k14
M=k21×C’+k22×M’+k23×Y’+k24
Y=k31×C’+k32×M’+k33×Y’+k34 ...式(1)
ここで、k11〜k34は定数であり、実験に基づいて
決定する。
【0014】一般にカラー複写機などのカラー画像処理
装置においては墨発生回路4が設けられ、上記したマス
キング後のC,M,Yの一部をK(ブラックインク)に
置き換える。すなわち、C,M,Yからmin(C,
M,Y)を算出し、これを黒としてK信号を生成すると
ともに、加えたKだけC,M,Yから減じる。前述した
ように、min(C,M,Y)の100%の量をC,
M,Yからそれぞれ減らし、その代わりに相当量のKを
発生する100%UCR処理と、min(C,M,Y)
の50%の量をC,M,Yからそれぞれ減らしたC,
M,Yと、その減らした量に相当するKを発生する50
%UCR処理がある。これによりインクの消費量を減ら
すとともに、画質的には暗部の再現域を拡げ、また絵柄
の締まりを良好にするなどの効果が得られる。
【0015】本実施例では、(2)式に従って墨(ブラ
ックインク)の発生を制御する。
K=α×min(C,M,Y) 式(2)
ここで、α(%)は後述する黒エッジ量算出部からの出
力n(3ビット)に応じて変化する。出力nとαとの対
応はテーブルで構成され、図2はその一例を示す図であ
り、墨量Kは、黒エッジ量算出部からの出力nに応じて
8段階に変化する。nが0のときαは50%となり、n
が7のときαは100%となり、その間で段階的にαの
率、つまり墨量Kが変わる。
【0016】減算回路(UCR回路)5は、(3)式に
従って、墨入れ後のC”,M”,Y”(プリンタ打ち出
し信号)を算出する。
C”=C−K
M”=M−K
Y”=Y−K (3)
カラープリンタ6としては、説明を簡単にするため本実
施例では1ドット当たり256階調が出力可能なカラー
プリンタを仮定する。これ以下の階調度のカラープリン
タの場合は、多値ディザ処理や多値の誤差拡散処理によ
って階調処理する。
【0017】黒エッジ量算出部7は、黒度算出回路8と
エッジ量算出回路9から構成されている。黒度算出回路
8は、注目画素がどの程度黒に近いかを算出する回路で
ある。図3、図4は、黒度算出回路8の2つの実施例の
構成である。
【0018】図3の黒度算出回路8では、スキャナ1か
らの反射率リニアの画像データの最大値sを算出する。
これは、Log変換回路で反射率リニアのデータを濃度
リニアのデータにした後、最小値を算出することと同義
である。出力の黒度は0から255までの整数となる。
【0019】また、図4の黒度算出回路8では、反射率
リニアの画像データの最大値sを算出し、さらに、スキ
ャナ1からのデータr,g,bに対して、次式(4)で
示す演算を演算回路で行う。
【0020】
すなわち、p=max(|r−g|,|g−b|,|b−r|) 式(4)
そして、p+sの演算を行った後、黒度を出力する。出
力の黒度は0から255までの整数とする(ただし、0
未満を0とし、256以上を255とする)。
【0021】エッジ量算出回路9は、注目画素のエッジ
量を決定する回路である。すなわち、3×3のマスクに
おいて、図5に示す4つのパターンについてマッチング
を行ってエッジ量nを算出する。すなわち、Th1>T
h2>0としたとき、
if(全ての画素xi>Th1) then n1=2
else if(全ての画素xi>Th2) then n1=1
else then n1=0
を算出する。
【0022】また、注目画素の濃度レベルをL、画素A
の濃度レベルをAとしたとき、コントラストは、L−A
となる。Tha>Thb>Thc>Thd>The>0
としたとき、
if(L−A>Tha) then n2=5
else if(L−A>Thb) then n2=4
else if(L−A>Thc) then n2=3
else if(L−A>Thd) then n2=2
else if(L−A>The) then n2=1
else then n2=0
を算出する。
【0023】そして、エッジ量算出回路9は、上記算出
されたn1とn2を加算し(エッジ量n=n1+n
2)、4つのパターンのnの内、最大の値を注目画素の
エッジ量n(0≦n≦7)とする。なお、エッジ量は、
図6に示すような1次微分(a)、(b)、2次微分
(c)などのマスク演算を用いることによっても算出で
きる。この場合、図2に示す如きnとαの関係は、実験
などにより再度設定することになるが、もちろんnが大
きくなるに従ってαが大となる条件を含む必要がある。
【0024】本実施例1は、以上のように構成されてい
るので、検出された黒エッジ量(黒文字度)nに応じて
墨発生回路4は、図2のテーブルを参照してnに対応す
るαを求めて墨量Kを発生し、段階的なUCR処理を行
う。
【0025】〈実施例2〉
図7は、多段階の墨生成制御と多段階のC,M,Yイレ
ース処理を行う、本実施例2の構成を示す。この実施例
2では、前述した実施例1のUCR率の急激な変化の低
減に加えて、次のような効果が得られる。すなわち、黒
文字は黒単色で再生した方が画質は向上するが、誤分離
によって絵柄中に黒単色部分が存在すると、周囲とミス
マッチして浮き上がったように目立ち、画質劣化の原因
となる。そこで、本実施例では、黒単色領域を形成する
場合にも、段階的に処理することによって上記したよう
な画質の劣化を回避するものである。
【0026】このために、本実施例では、実施例1の構
成に加えて、除算量算出回路10と除算回路11とを設
けている。前述した式(3)による減算後のC”,
M”,Y”信号に対して、除算回路11で除算する。除
算量算出回路10は、除算回路11における除算量
(β)を、黒エッジ量算出部7からの出力n(3ビッ
ト)に応じて変化させる。出力nとβとの対応はテーブ
ルで構成され、図8はその一例を示す。なお、nが所定
値(例えば6)以上ならば、C”,M”,Y”信号を強
制的に0にすることも有効である。
【0027】〈実施例3〉
図9は、多段階の墨生成制御と多段階のC,M,Yイレ
ース処理を行う、本実施例3の構成を示す。C,M,Y
イレース処理は、白地上の黒文字に対して行うのが効果
的であるので(つまり、それ以外の文字にC,M,Yイ
レース処理を行うことは不要)、この実施例3では、注
目画素周辺の白地量を算出し、この白地量をCMYイレ
ース処理の情報に利用している。
【0028】このために、本実施例では、実施例2の構
成に加えて、白画素検出回路13と白地量算出回路14
からなる白地量算出部12を設けている。白画素検出回
路13は、注目画素が白画素か否かを判定する回路であ
る。図10は、白画素検出回路13の一例を示し、スキ
ャナからの反射率リニアのデータの最小値を算出し(こ
れは濃度リニアのデータに対し最大値を算出することと
同義である)、その出力値q(0〜255)を所定の閾
値thで2値化する。すなわち、q>thならば白画素
を表すオン信号が出力される。
【0029】白地量算出回路14は、注目画素周辺に白
画素がどの程度存在するかを算出する回路(出力値は
m)である。例えば、図11に示すように、2値化後の
白画素が注目画素の両側に何画素存在するかを計数し、
その数に応じて白地量を決定する。そして、図11の
に示すように、テーブルによって白画素数に応じた白地
量mを多段階に出力(〔0,1〕の実数出力)したり、
あるいはに示すように、白画素数に応じた白地量mを
2値出力することも可能である。本実施例では、説明を
簡単にするため、白地量mをの2値出力とする。
【0030】除算量算出回路10は、前述した黒エッジ
量nと白地量mとのANDをとり、図12に示すテーブ
ルに従って除算量βを出力する。なお、図11のに示
すように、白地量mが多段階出力となる場合は、例えば
nとmを乗算した値を除算量算出回路10に入力し、そ
の乗算値に応じて除算量βを出力するようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下のような効果が得られる。 (1)
画像中の注目画素の黒エッジ量を算出し、黒エッ
ジ量に応じて墨の生成量を多段階に制御しているので、
UCR率の急激な変化が低減され、特に絵柄中の急激な
UCR率の変化が低減され、高画質な画像再生が可能に
なる。
【0032】(2)画像中の注目画素の黒エッジ量を算
出し、黒エッジ量に応じて墨の生成量とC,M,Yの消
去量を多段階に制御しているので、誤分離によって絵柄
中に黒単色部分が存在しても、黒単色領域が段階的に処
理され、従って絵柄中の黒単色部分が浮き上がったよう
に目立つ、画質劣化がなくなり、高画質な画像再生が可
能になる。
【0033】(3)画像中の注目画素の黒エッジ量と注
目画素近傍の白地量を算出し、黒エッジ量と白地量に応
じて墨の生成量とC,M,Yの消去量を多段階に制御し
ているので、白地上の黒文字に対しては黒単色高解像度
の再生処理が行われ、高画質な画像再生が可能になる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a digital reproduction of a color image using recording signals C (cyan), M (magenta), Y (yellow) and K (black). The present invention relates to a digital color image processing device for outputting. 2. Description of the Related Art As a color image reproducing apparatus capable of achieving both the image quality of black characters and the image quality of pictures, for example, Japanese Patent Laid-Open No.
There is an apparatus described in Japanese Patent No. 14378. In the device described in the publication, whether or not a pixel of interest belongs to a black character area is determined and output as “0” to “1” based on local image information, and for a pixel determined to be a black character area,
For example, high-resolution reproduction processing (for example, 100% UC
R processing) and image reproduction processing (for example, 50% UCR processing) suitable for a picture is performed on the other pixel areas. More specifically, black generation processing and UCR processing are adaptively switched. By the way, the present applicant has already made some proposals on a so-called image area separation method for determining to which area a pixel of interest belongs based on local image information. (For example, "Character / Picture (dots,
Photo) Image Area Separation Method of Mixed Image "IEICE Transactions on Electronics, Vol.J75-DI1 No.1 pp39-471
See January 992). In such an image area separation method, there is naturally a limit in the separation accuracy due to the use of local information. Therefore, in the current image area separation technology, for example, in adaptive processing using black character separation, a picture pattern is not used. The presence of an erroneous separation area determined as a black character area cannot be avoided. As a result, there is an area in the picture where 100% UCR processing is performed (or an area where a single black color is applied with ink in a full range), which is related to the deterioration of the reproduction image quality. In other words, a discontinuous gap caused by a difference between a 100% UCR-processed area and the surrounding area (for example, a 50% UCR-processed area) is noticeable.
This is the main cause of image quality deterioration. The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to control the amount of black generation stepwise according to the amount of black edge to reduce a sudden change in the UCR rate. An object of the present invention is to provide a digital color image processing apparatus for reproducing a high-quality image. Another object of the present invention is to provide a digital color image processing apparatus for reproducing a high-quality image by controlling the amount of CMY erasure in multiple stages according to the amount of black edge. In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, an original is read as r, g, b digital image signals, and recording signals C, M, Y, and generates K, in a digital color image processing apparatus for digitally printed, the
From the r, g, b signals or the C, M, Y signals,
Means for calculating an edge amount, and the r, g, b signals or
A method for calculating the amount of white background around the pixel of interest from the C, M, and Y signals
And r, g, and r in accordance with the step and the calculated black edge amount.
Outputs multi-step K signal from b signal or C, M, Y signal
Means for subtracting the K signal from the C, M, Y signals
Means for outputting C ′, M ′, Y ′ signals after subtraction,
With the calculated black edge amount and the division amount corresponding to the white background amount,
Means for dividing the C ', M', and Y 'signals after the subtraction.
It is characterized by comprising. The black edge amount calculation section is composed of a blackness calculation circuit and an edge amount calculation circuit, calculates the black edge amount n of the pixel of interest, and outputs it to the black generation circuit. K = α × m
The generation of black is controlled in multiple stages according to in (C, M, Y). The correspondence between the black edge amount n and α is constituted by a table, and the black amount K changes in multiple stages according to the output n from the black edge amount calculation unit. As a result, a sudden change in the UCR rate in the image is suppressed, and the image quality is improved. An embodiment of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings. Embodiment 1 FIG. 1 is a block diagram of a first embodiment of the present invention. In this embodiment, multi-stage black generation control is performed. The apparatus shown in FIG. 1 is roughly composed of two parts, that is, an image reproducing unit and a black edge amount calculating unit. In accordance with the output (3 bits in this embodiment) from the black edge amount calculating unit, the apparatus shown in FIG. Change the amount of production. This makes it possible to suppress a sudden change in the UCR rate in an image. Hereinafter, the configuration of the embodiment will be described in detail. In the image reproducing section, the scanner 1
It has a photoelectric conversion element such as a D camera, reads an original (not shown), outputs three color separation signals of red, green, and blue, and A / D converts the r, g, b digital signals of the color separation signals Output a signal (8 bits). The Log conversion circuit 2 includes a table for converting the characteristics of the signal from the reflectance space to the density space, and the signals C ′, M ′,
Y ′ is output. The color correction circuit 3 removes the turbid component of the color separation filter in the scanner 1 and the turbid component of the ink. Generally, color correction is performed by a masking method, a memory map method (also referred to as an interpolation method), and the like. In the present embodiment, the former masking method will be described. The masking is performed by, for example, the following equation (1). C = k11 × C ′ + k12 × M ′ + k13 × Y ′ + k14 M = k21 × C ′ + k22 × M ′ + k23 × Y ′ + k24 Y = k31 × C ′ + k32 × M ′ + k33 × Y ′ + k34. . . Equation (1) Here, k11 to k34 are constants, and are determined based on experiments. Generally, in a color image processing apparatus such as a color copying machine, a black generation circuit 4 is provided, and a part of C, M, and Y after the above masking is replaced with K (black ink). That is, min (C,
M, Y) is calculated, and a black signal is generated using this as a black signal, and the added K is subtracted from C, M, and Y. As described above, the amount of 100% of min (C, M, Y) is changed to C,
100% UCR processing to reduce each from M and Y, and instead generate a considerable amount of K, and min (C, M, Y)
50% of C, M, and Y respectively reduced from C,
50 that generates M, Y and K corresponding to the reduced amount.
There is a% UCR process. As a result, effects such as reducing the ink consumption, expanding the reproduction range of the dark part in terms of image quality, and improving the tightness of the picture can be obtained. In the present embodiment, the generation of black (black ink) is controlled according to equation (2). K = α × min (C, M, Y) Equation (2) Here, α (%) changes according to an output n (3 bits) from a black edge amount calculation unit described later. The correspondence between the output n and α is constituted by a table, and FIG. 2 is a diagram showing an example thereof. The black amount K changes in eight stages according to the output n from the black edge amount calculation unit. When n is 0, α becomes 50%, and n
Is 7, when α becomes 100%, the rate of α, that is, the black amount K changes stepwise during that time. The subtraction circuit (UCR circuit) 5 calculates C ", M", Y "(printer launch signal) after inking according to the equation (3). C" = CKM "= M- KY "= Y-K (3) For the sake of simplicity, the color printer 6 is assumed to be a color printer capable of outputting 256 gradations per dot in this embodiment. In the case of a color printer having a gradation lower than this, gradation processing is performed by multi-value dither processing or multi-value error diffusion processing. The black edge amount calculation section 7 includes a blackness calculation circuit 8 and an edge amount calculation circuit 9. The blackness calculation circuit 8 is a circuit that calculates how close the target pixel is to black. 3 and 4 show the configuration of the blackness calculation circuit 8 according to two embodiments. The blackness calculation circuit 8 shown in FIG. 3 calculates the maximum value s of the linear reflectance image data from the scanner 1.
This is equivalent to calculating the minimum value after converting the linear reflectance data into linear density data by the Log conversion circuit. The output blackness is an integer from 0 to 255. The blackness calculating circuit 8 shown in FIG. 4 calculates the maximum value s of the linear reflectance image data. Further, the data r, g, and b from the scanner 1 are calculated by the following equation (4). The calculation shown by is performed by the calculation circuit. That is, p = max (| r−g |, | g−b |, | br |) Expression (4) Then, after calculating p + s, the blackness is output. The output blackness is an integer from 0 to 255 (however, 0
Less than 0 and 256 or more 255). The edge amount calculation circuit 9 is a circuit for determining the edge amount of the pixel of interest. That is, in the 3 × 3 mask, matching is performed for the four patterns shown in FIG. 5 to calculate the edge amount n. That is, Th1> T
When h2> 0, if (all pixels xi> Th1) then n1 = 2 else if (all pixels xi> Th2) then n1 = 1 else then n1 = 0. The density level of the pixel of interest is L, the pixel A is
When the density level of A is A, the contrast is LA
It becomes. Tha>Thb>Thc>Thd>The> 0
Then, if (LA> Tha) then n2 = 5 else if (LA> Thb) then n2 = 4 else if (LA> Thc) then n2 = 3 else if (LA> Thd) ) Then n2 = 2 else if (LA> Then) then n2 = 1 else then n2 = 0 is calculated. The edge amount calculation circuit 9 adds the calculated n1 and n2 (the edge amount n = n1 + n).
2) The maximum value among n of the four patterns is set as the edge amount n (0 ≦ n ≦ 7) of the target pixel. The edge amount is
It can also be calculated by using a mask operation such as a first derivative (a), (b), or a second derivative (c) as shown in FIG. In this case, the relationship between n and α as shown in FIG. 2 is set again by experiments or the like, but it is necessary to include a condition in which α increases as n increases. Since the first embodiment is configured as described above, the black generation circuit 4 corresponds to n with reference to the table of FIG. 2 according to the detected black edge amount (black character degree) n. Then, a black amount K is generated by calculating α, and a stepwise UCR process is performed. Second Embodiment FIG. 7 shows a configuration of a second embodiment in which multi-stage black generation control and multi-stage C, M, Y erase processing are performed. In the second embodiment, in addition to the reduction of the abrupt change in the UCR rate of the first embodiment, the following effect can be obtained. That is, the image quality is improved when black characters are reproduced in a single black color. However, if a black single color portion exists in a picture due to erroneous separation, the black characters are conspicuous as if they are mismatched with the surroundings, causing deterioration in image quality. Therefore, in the present embodiment, even when a black monochrome region is formed, the above-described deterioration in image quality is avoided by performing the processing stepwise. For this purpose, in this embodiment, a division amount calculating circuit 10 and a dividing circuit 11 are provided in addition to the configuration of the first embodiment. C ″, after the subtraction according to the above equation (3),
The division circuit 11 divides the M ″ and Y ″ signals. The division amount calculation circuit 10 changes the division amount (β) in the division circuit 11 according to the output n (3 bits) from the black edge amount calculation unit 7. The correspondence between the output n and β is constituted by a table, and FIG. 8 shows an example thereof. Note that if n is equal to or more than a predetermined value (for example, 6), it is effective to forcibly set the C ", M", and Y "signals to 0. <Embodiment 3> FIG. 3 shows the configuration of the third embodiment, which performs black generation control and multi-stage C, M, Y erase processing.
Since it is effective to perform the erasing process on black characters on a white background (that is, it is not necessary to perform the C, M, and Y erasing processes on other characters), in the third embodiment, in the third embodiment, Is calculated, and this white background amount is used as information for the CMY erase process. For this reason, in this embodiment, in addition to the configuration of the second embodiment, a white pixel detection circuit 13 and a white background amount calculation circuit 14
Is provided. The white pixel detection circuit 13 is a circuit that determines whether a target pixel is a white pixel. FIG. 10 shows an example of the white pixel detection circuit 13, in which the minimum value of linear reflectance data from the scanner is calculated (this is equivalent to calculating the maximum value for linear density data). The output value q (0 to 255) is binarized at a predetermined threshold th. That is, if q> th, an ON signal representing a white pixel is output. The white background amount calculation circuit 14 is a circuit for calculating how many white pixels exist around the target pixel (the output value is m). For example, as shown in FIG. 11, the number of white pixels after binarization is counted on both sides of the target pixel,
The amount of white background is determined according to the number. Then, as shown in FIG. 11, the amount of white background m corresponding to the number of white pixels is output in multiple stages (real number output of [0, 1]) by using a table,
Alternatively, as shown in (2), it is also possible to output a white background amount m according to the number of white pixels in binary. In this embodiment, in order to simplify the description, the white background amount m is output as a binary output. The division amount calculation circuit 10 performs an AND operation on the above-described black edge amount n and white background amount m, and outputs a division amount β in accordance with the table shown in FIG. As shown in FIG. 11, when the white background amount m is a multi-step output, for example, a value obtained by multiplying n and m is input to the division amount calculation circuit 10, and the division amount β is determined according to the multiplied value. You may make it output. As described above, according to the present invention,
Then, the following effects can be obtained. (1) Since the black edge amount of the pixel of interest in the image is calculated and the amount of black generation is controlled in multiple stages according to the black edge amount,
An abrupt change in the UCR rate is reduced, and in particular, an abrupt change in the UCR rate in a picture is reduced, thereby enabling high-quality image reproduction. (2) The black edge amount of the pixel of interest in the image is calculated, and the black generation amount and the C, M, and Y erasure amounts are controlled in multiple stages according to the black edge amount. Even if there is a black single-color part in the picture, the black single-color area is processed step by step, so the black single-color part in the picture stands out as if it were raised, eliminating image quality degradation and enabling high-quality image reproduction Become. (3) The amount of black edge of the pixel of interest in the image and the amount of white background near the pixel of interest are calculated, and the amount of black generation and the amount of erasure of C, M, and Y are increased according to the amount of black edge and the amount of white background. Since the control is performed in stages, the black character on the white background is subjected to a single-color, high-resolution reproduction process, so that a high-quality image can be reproduced.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック構成図であ
る。
【図2】黒エッジ量nとαとの対応を格納したテーブル
である。
【図3】黒度算出回路の第1の実施例の構成である。
【図4】黒度算出回路の第2の実施例の構成である。
【図5】エッジ量を検出するパターンである。
【図6】(a)、(b)、(c)は、エッジ量を検出す
るためのマスク例を示す。
【図7】本発明の第2の実施例のブロック構成図であ
る。
【図8】黒エッジ量nと除算量βとの対応を格納したテ
ーブルである。
【図9】本発明の第3実施例のブロック構成図である。
【図10】白画素検出回路の一例を示す図である。
【図11】白地量の算出を説明する図である。
【図12】黒エッジ量n、白地量m、除算量βの対応を
格納したテーブルである。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 Log変換回路
3 色補正回路
4 墨発生回路
5 減算回路
6 カラープリンタ
7 黒エッジ量算出部
8 黒度算出回路
9 エッジ量算出回路BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram of a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a table storing correspondence between black edge amounts n and α. FIG. 3 is a configuration of a first embodiment of a blackness calculation circuit. FIG. 4 is a configuration of a second embodiment of a blackness calculation circuit. FIG. 5 is a pattern for detecting an edge amount. FIGS. 6A, 6B, and 6C show examples of masks for detecting an edge amount. FIG. 7 is a block diagram of a second embodiment of the present invention. FIG. 8 is a table in which the correspondence between the black edge amount n and the division amount β is stored. FIG. 9 is a block diagram of a third embodiment of the present invention. FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a white pixel detection circuit. FIG. 11 is a diagram illustrating calculation of a white background amount. FIG. 12 is a table storing correspondences between a black edge amount n, a white background amount m, and a division amount β. [Description of Signs] 1 Scanner 2 Log conversion circuit 3 Color correction circuit 4 Black generation circuit 5 Subtraction circuit 6 Color printer 7 Black edge amount calculation unit 8 Blackness calculation circuit 9 Edge amount calculation circuit
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 H04N 1/40 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) H04N 1/46 H04N 1/40
Claims (1)
として読み出し、所定の演算によって記録信号C,M,
Y,Kを生成して、ディジタル的にプリントするディジ
タルカラー画像処理装置において、前記r,g,b信号
またはC,M,Y信号から注目画素の黒エッジ量を算出
する手段と、前記r,g,b信号またはC,M,Y信号
から注目画素周辺の白地量を算出する手段と、前記算出
された黒エッジ量に応じて前記r,g,b信号または
C,M,Y信号から多段階のK信号を出力する手段と、
前記C,M,Y信号から前記K信号を減算し、減算後の
C’,M’,Y’信号を出力する手段と、前記算出され
た黒エッジ量と白地量に対応した除算量で前記減算後の
C’,M’,Y’信号を除算する手段とを備えたことを
特徴とするディジタルカラー画像処理装置。(57) [Claims 1] An original is read out as r, g, b digital image signals, and recording signals C, M,
In a digital color image processing apparatus for generating Y and K and printing digitally, the r, g and b signals
Alternatively, calculate the black edge amount of the target pixel from the C, M, and Y signals
And the r, g, b signal or the C, M, Y signal
Means for calculating the amount of white background around the pixel of interest from
The r, g, b signals or
Means for outputting a multi-stage K signal from the C, M, and Y signals;
The K signal is subtracted from the C, M, and Y signals,
Means for outputting C ', M', Y 'signals;
After the subtraction, the divided amount corresponding to the black edge amount and the white background amount
Means for dividing the C ', M', and Y 'signals .
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JPH06253136A JPH06253136A (en) | 1994-09-09 |
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