JP3486318B2 - Soft closing damper mechanism - Google Patents

Soft closing damper mechanism

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JP3486318B2
JP3486318B2 JP11197797A JP11197797A JP3486318B2 JP 3486318 B2 JP3486318 B2 JP 3486318B2 JP 11197797 A JP11197797 A JP 11197797A JP 11197797 A JP11197797 A JP 11197797A JP 3486318 B2 JP3486318 B2 JP 3486318B2
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JP
Japan
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casing
movable shaft
movable
compartments
viscous fluid
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JP11197797A
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浩 栗原
伸悟 関
洋二郎 中山
亮輔 板東
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ポリイソブチン等
の高分子粘性流体、その他の粘性流体とスプリングとを
用い、その夫々粘性剪断抵抗とスプリング力とを利用し
て抵抗力を得るようにし、当該抵抗力によって扉等の一
方向への回動時における当該扉等による荷重トルクに対
しての緩衝作用、即ち制動力を発揮させ、他方である反
対方向への回動操作時においては、前記スプリング効果
により当該扉等を軽い力で回動させ得るようにした各種
の用途に供し得るダンパー機構に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のソフト閉止ダンパー機構
にあっては、そのダンパー室の構造が、ケーシングと、
当該ケーシング内に回動自在なるよう嵌装配設されてい
る可動軸と、当該可動軸をケーシング内に、回動自在な
るよう支承する軸受とによって構成されている。 【0003】すなわち、上記従来のソフト閉止ダンパー
機構では、構成部品を組み立てる関係上、ケーシング内
の軸方向一端側にあって、端壁中心に貫設した径小の軸
孔に対し、可動軸の一端側を形成された径小部をOリン
グを介して回動自在なるよう液密的に嵌装し、さらに、
当該可動軸における径大部の外周壁またはケーシング内
壁面にあって可動弁を開閉自在なるよう嵌装配設されて
いる。さらに、この可動弁によってケーシング内が周方
向へ2つに仕切られている各区画室に対して、粘性流体
を充填した後、ケーシングの軸方向における他端側の開
口には、蓋体を液密状態にて固定し、当該蓋体に貫通し
た軸孔には、軸受を液密状態にて嵌合固定して、当該軸
受に可動軸の他端部を回転自在なるよう支承する構成と
している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
可動軸と軸受とを別部材としていることから、構成部品
が多くなり、組み立てにも時間がかかってしまう欠点が
あり、これを解消するため、構造の簡潔化を図るべく可
動軸と軸受を一体化することも当然考えられるのである
が、このような一体化の構成を採択しようとすると、組
み立てに際し、ダンパー室内に対する粘性流体の注入が
できなくなってしまう。 【0005】本発明は、上記のような従来のソフト閉止
ダンパー機構が有する問題点に鑑み、可動軸と軸受を一
体化しても、組み立てに際して、ダンパー室に粘性流体
を注入することができ、しかも、ダンパー力が回動途上
にあって、適時適切に変動可能となるソフト閉止ダンパ
ー機構を、簡潔な構成にて提供できるようにするのが、
その目的である。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、ケーシングと、軸受部が突出して周設さ
れ、この軸受部の軸方向に隣接して、一対の羽根部が対
称位置にて突設され、かつ、前記ケーシング内に回動自
在なるよう嵌装配設された略円筒状の可動軸と、当該可
動軸のケーシングに対する相対的な回動によって、その
外周壁面が摺動可能なるようケーシングの内周壁面にお
ける対向位置にあって、夫々閉弁と開弁の状態に移動自
在なるよう配設されている可動弁と突設部、または一対
の可動弁もしくは一対の突設部と、これら可動弁、突設
部によってケーシングと可動軸の外周壁面との間に形成
されたダンパー室が、周方向に仕切られた2つの区画室
に充填封入されている粘性流体と、前記可動軸内にあっ
て、上記ケーシング側と可動軸側とに夫々各端部が掛止
された状態にて配設されてたスプリングとを備え、当該
可動軸の軸受部には、前記区画室と連通する夫々の切欠
開口部を設け、かつ前記粘性流体の流出を閉止すること
で、ダンパー室内に可動軸の前記した相対的な回動によ
り、上記の各区画室と夫々切欠開口部との連通状態を開
閉自在とした可変隙間が形成されるようにしたことを特
徴とするソフト閉止ダンパー機構を提供しようとしてい
る。 【0007】本発明は、上記の如き構成によって、以下
のような作用を発揮させようとしている。すなわち、外
力が可動軸に対して回動力として加えられることで、こ
の可動軸は回動するが、可動軸が一方向へ回動されたと
きは、粘性流体が充填されているダンパー室のうち、一
方の区画室内における粘性流体に対する押圧力により、
突設部の場合は、もちろん不動で閉弁状態であるが、可
動弁を採択したときは、これが押動されて、内方へ変動
され、これにより可動軸の外周壁面に接触することで当
該可動弁は閉弁状態となる。しかし、いずれにしてもこ
の際上記可動軸が、その最大回動角度から所定角度だけ
回動されるまでは、二つの区画室内における各粘性流体
は、可動軸の軸受部に開設した切欠開口部と夫々連通状
態を保っているので、当該両区画室内の粘性流体が当該
両切欠開口部により、ダンパー室内に形成されている可
変隙間内へ流入することとなるから、これによって、当
該可変隙間が開成されている可動軸の所定回動角度範囲
内では、可動軸に加わる回動外力に対して、大きなダン
パー効果が発揮されることはない。 【0008】すなわち、フラップ扉が、0°で水平な閉
じ位置となり、120°で起立した開き位置となるよう
取り付けられる場合、可動軸の最大回動角度120°か
ら直立状態となる90°までの回動角度までは、上記し
た通り小さいダンパー力に設定されているから、軽い手
動力により閉扉操作ができることになる。 【0009】さらに、扉を90°から60°まで回動さ
せると、2つの区画室に対して、可動軸の軸受部に設け
た前記切欠開口部が周方向へ徐々に回動変移し、可動軸
の回動により、扉の回動角度が60°となるまでにはダ
ンパー室の各区画室と連通する可変隙間が閉塞されるに
至り、これによって、各区画室の粘性流体が流入してい
た可変隙間が、次第に縮小されて不存在の状態となるの
で、可動軸の前記2つの羽根部による回動変移によっ
て、各区画室の粘性流体が満杯状態となり、当該粘性流
体に基づく大きな抵抗力が発生して、可動軸の外力に対
して、充分なダンパー効果が発揮される。従って、扉は
60°から0°までの回動角度範囲において、必要なる
ダンパー力を受け、扉等のソフト閉止が可能となる。 【0010】また、上記のようにして扉が閉じ方向へ回
動されると、スプリングが巻き方向へねじ込まれてい
き、このねじ込み抵抗力が可動軸へ働くこととなるか
ら、これによって得られたスプリングの復元力が開扉操
作を容易にすると共に、閉扉等に際して前記可動弁を採
択の場合は、これが開弁状態となるので、突設部採択の
場合に比し、一方の区画室における粘性流体は他方の区
画室内へ流入し易くなり、ダンパー力は、より僅少とな
るため、開扉操作等は容易に行い得る。 【0011】さらに、当該ソフト閉止ダンパー機構の組
み立てに際して、ケーシングの内周壁面に、可動弁を用
いたときは、これを予め配装した状態にて、可動軸を、
その先端の径小部側からケーシング内へ挿入し、当該ケ
ーシングの先端壁部に貫設の軸孔にOリングを介して、
上記径小部を液密状態にて回転自在なるよう挿通する。
そして、可動軸のケーシングに対する相対的な回動によ
り、既述した扉等の120°の状態として、各区画室と
可動軸の軸受部に設け切欠開口部とを夫々合致させれ
ば、可変隙間が開成の状態となるので、この状態にてケ
ーシングの後端開口側から粘性流体を、上記各可変隙間
を介して各区画室に注入することができる。 【0012】粘性流体の注入後は、可動軸の軸受部にお
ける後部外周面と、ケーシング内周壁面間へOリングを
圧入介在させるなどの手段で、上記両切欠開口部を後方
から液密状態に閉塞し、次いで、可動軸内にスプリング
を挿入したならば、ケーシング内の後端からスプリング
受けを嵌合し、カバーナットを螺着してスプリング受け
を固定すれば組み立て作業は完了する。もちろん、スプ
リングは、その各端部を可動軸とスプリング受けとに、
各々掛止した状態で配設されることとなる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明するが、図1は縦断正面図、図2な
いし図6は、図1におけるA−A線矢視の各作動状態に
おける横断面図、図7は分解斜視図で、図1ないし図7
において、1はケーシング、2は可動軸、3はスプリン
グ、4はスプリング受け、5はカバーナットを示してい
る。 【0014】ケーシング1は、略横長円筒形状にして、
先端壁部1aの中心には軸孔1bが、当該ケーシング1
の内径よりも径小にして、かつ軸方向へ貫設されている
と共に、後端開口の内周壁面には、上記カバーナット5
が螺着される雌ねじ部1cが刻設されている。 【0015】さらに、ケーシング1の内周壁面1dにお
ける前端部には、図2に示された実施例の場合、断面U
字形状の軸装弁座1eと、上記可動軸2の外周壁面2f
が摺接される突設部1fとが、対向位置にあって軸方向
へ所要長さだけ突出されており、軸装弁座1e内には、
別途用意されたピン状の可動弁6が、直径方向へ変動可
能なるよう嵌装されている。上記の実施例では、可動弁
6と突設部1fを一対として対向させたが、この際、必
要に応じて突設部1fは設けずに、可動弁6を対向して
設けるようにしても、また可動弁6を用いず、突設部1
fを対設するようにしてもよく、もちろん、可動弁6を
採択した場合の方が、可動軸の回転方向に対する抵抗力
のきき方が、突設部1fを採択した場合よりも小さいこ
ととなる。 【0016】可動軸2には、先端部に径小部2aが、そ
の後側には径小部2aよりも僅かに径大とした支承部2
bが連設され、さらに、その後側には、径大部2cが設
けられていて、この径大部2cの外周壁面2fからは対
称位置にあって、上記ケーシング1の内周壁面1dに対
して摺接自在な2つの羽根部2d、2eが突設されてい
る。 【0017】また、上記可動軸2には、その外周壁面2
fの後側から外側へ突出して、上記ケーシング1の内周
壁面1dと摺接する軸受部2gが、上記羽根部2d、2
eの後側端から連続して一体に周設されている。 【0018】上記構成の可動軸2は、図1に示した如く
前記支承部2bの外周に凹設した環状凹部2hに、Oリ
ング7を嵌合した状態にて、先ず先端の径小部2a側よ
りケーシング1内へ向けて、その後端開口から挿入して
行き、次いで支承部2bを軸孔1b内に液密状態にて回
動自在なるよう嵌合する。このようにすることで、ケー
シング1の内周壁面1dと、可動軸2の外周壁面2fお
よび軸受部2gとによって、前記した可動弁6と、突設
部1fにより、あるいは、前記の如く、相対向して設け
た一対の可動弁6か、一対の突設部により周方向へ2つ
の区画室8a、8bとして分割されたダンパー室8が形
成されることとなり、当該区画室8a、8b内にあっ
て、前記外周壁面2fから突設の羽根部2d、2eが、
ケーシング1の内周壁面1dに接触しながら、周方向へ
回動自在なるよう配設されている。 【0019】さらに、図示例では上記可動軸2が、図2
に示した最大回動角度120°から図3に示した回転角
度90°までの間において、上記の区画室8a、8bと
夫々連通状態を保有するようにし、可動軸2の軸受部2
gには、当該区画室8a、8bに対して組み立てに際
し、粘性流体aが注入可能となるよう切欠開口部9、1
0が欠設されており、これによって、区画室8a、8b
には、後に詳記する通りダンパー力を、回動角度の変動
に伴って調整することになる可変隙間b、cが連装され
ている。 【0020】前記の組み立てに際し、上記した切欠開口
部9、10から区画室8a、8b内へ粘性流体aを注入
した後は、図1に示した如く、可動軸2の外周壁面2f
にあって、その軸受部2gの後部とケーシング1の内周
壁面1dとの間に、Oリング11を圧入介在させると共
に、可動軸2内にはスプリング3を挿入し、その一端3
aを可動軸2に掛止し、次いで、ケーシング1内の後部
にスプリング3の他端3bを掛止した状態にて、スプリ
ング受け4を嵌合し、次いでケーシング1の後端にカバ
ーナット5を螺着して、スプリング受け4をケーシング
1内に固定することで、組み立ては完了する。 【0021】図8は、本発明に係るソフト閉止ダンパー
機構を、便座12に使用した状態を示しており、そのケ
ーシング1を便器本体13に固定し、可動軸2を便座1
2の基端部に固定することで、当該便座12は便器本体
13に対して開閉自在に枢着されている。 【0022】このようにして便器本体13に取り付けら
れている便座12を、図8に示した閉鎖位置すなわち0
°であるホ位置から上方へ開動させていくことにより、
便器本体13に固定されたケーシング1に対して、可動
軸2が図6に示した位置から矢印d方向へ回転される。
換言すれば、図8においてホ位置から順次ニ、ハ、ロ位
置方向へ回動されるので、可動弁6が図示の位置から右
下方向へ変動して開弁作動状態となり、この結果、区画
室8a内の粘性流体aは区画室8b内へ速やかに流入
し、これによりダンパー力は作用せず、従って便座12
はスプリング3の復元力によって図示した最大回動角
度、すなわち開きのイ位置に達するまで開成することが
できる。ところが、図4に示した図8のハ位置すなわち
60°から、さらに矢印d方向へ回転されるに至れば、
区画室8a、8bに連通状態にある可変隙間b、cが徐
々に拡開されていき、開き角度90°では、当該可変隙
間b、cが図3に示した如く可成り大きく開かれて行
き、開きのイ位置では最大開動状態となる。従って、便
座12は図示したロ位置以降イ位置に達するまでは、そ
れまでよりも、さらに軽い力で回動させることができ
る。 【0023】次に、便座12の開き状態であるイ位置に
あって、便座12に閉じ方向の力が加えられると、既述
した如く、図示したイ位置からロ位置までは図2、図3
に示した如く、可変隙間b、cは開かれており、ロ位置
とハ位置の途中で、上記可変隙間b、cは閉鎖されるに
至り、従って、イ位置からロ位置そしてハ位置の途中ま
では、区画室8a、8bの粘性流体aが可変隙間b、c
にも流入することから、ダンパー力は弱く作用すること
となる。 【0024】そしてハ位置直前からニ位置そしてホ位置
までは、図4、図5、図6に示した通り、可変隙間b、
cは完全に閉鎖されてしまうのでダンパー力は最大の強
さとなり、弁座12は、図8においてハ位置前段からホ
位置までの間、緩徐に閉動してソフト閉止動が実現され
る。 【0025】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、可動軸にあって、その軸受部に開設の切欠
開口部により、ダンパー室と連通する可変隙間が形成さ
れ、当該可変隙間は、可動軸が、その最大回動角度から
所定回動角度だけ回動されるまでは開口状態にあり、従
って、可動軸の回動によってダンパー室の粘性流体が切
欠回動部に流入し、所定回動角度以上回動されることで
可変隙間は閉塞され、粘性流体の貯溜はなくなるので、
可動軸の最大回動角度付近ではダンパー力の弱い領域が
設定され、これ以外の回動角度範囲には、ダンパー力の
強い領域が設定され、しかも、ダンパー力の弱い領域に
あっては、可動軸の回動につれて可変隙間が徐々に塞が
れることになるから、従来のオリフィスに相当するダン
パー力調整機能が得られ、従って、本発明に係るソフト
閉止ダンパー機構を、例えばフラップ扉等に使用する
と、当初の閉扉操作を軽く行なうことができ、それ以後
は扉の荷重トルクによって緩徐に閉動させ得ることとな
る。 【0026】また、隙間の開口状態において、軸受部の
切欠開口部を、ダンパー室に対する粘性流体の注入口と
して利用することができ、さらに、可動軸と軸受部とを
一体に形成したことで、別部材の軸受や、これを組み立
てるための他の部品等が不要となり、簡潔にして、かつ
安価な提供が可能となる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention uses a polymer viscous fluid such as polyisobutine, other viscous fluids, and a spring, and utilizes the viscous shear resistance and the spring force, respectively. To obtain a resistance force, the resistance force exerts a buffering action against a load torque by the door or the like when the door or the like rotates in one direction, that is, exerts a braking force, and the other direction is opposite. The present invention relates to a damper mechanism that can be used in various applications in which the door or the like can be rotated with a small force by the spring effect at the time of the rotation operation of. 2. Description of the Related Art Conventionally, in this kind of soft closing damper mechanism, the structure of a damper chamber is composed of a casing,
It comprises a movable shaft fitted and disposed rotatably in the casing, and a bearing for rotatably supporting the movable shaft in the casing. That is, in the above-mentioned conventional soft closing damper mechanism, because of assembling the components, the movable shaft is provided with a small-diameter shaft hole at one axial end in the casing and penetrating through the center of the end wall. The small-diameter portion formed on one end side is liquid-tightly fitted so as to be rotatable via an O-ring, and further,
The movable valve is fitted on the outer peripheral wall of the large diameter portion or the inner wall surface of the casing of the movable shaft so that the movable valve can be opened and closed. Further, after filling the viscous fluid into each of the compartments in which the inside of the casing is divided into two in the circumferential direction by the movable valve, a lid is liquid-tightly attached to the opening at the other end in the axial direction of the casing. The bearing is fixed in a state, and a bearing is fitted and fixed in a liquid-tight state in a shaft hole penetrating through the lid, and the other end of the movable shaft is rotatably supported on the bearing. [0004] However, since the movable shaft and the bearing are separate members as described above, there is a disadvantage that the number of components increases and assembly takes time. In order to solve the problem, it is naturally considered to integrate the movable shaft and the bearing in order to simplify the structure. However, when adopting such an integrated configuration, the viscous fluid flowing into the damper chamber is required during assembly. Can no longer be injected. The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the conventional soft closing damper mechanism, and even when the movable shaft and the bearing are integrated, a viscous fluid can be injected into the damper chamber upon assembly. The soft closing damper mechanism, in which the damper force is in the middle of rotation and can be changed appropriately in a timely manner, can be provided with a simple configuration.
That is the purpose. According to the present invention, in order to achieve the above object, a casing and a bearing portion are provided so as to protrude therearound, and a pair of blades are provided adjacent to the bearing portion in the axial direction. A movable portion having a substantially cylindrical shape, which is protruded at a symmetrical position, and which is fitted and disposed so as to be rotatable in the casing; A movable valve and a protruding portion, or a pair of movable valves or a pair, which are disposed at opposing positions on the inner peripheral wall surface of the casing so as to be slidable, and are arranged so as to be movable to a closed state and an open state respectively. And a damper chamber formed between the movable valve and the projecting portion between the casing and the outer peripheral wall surface of the movable shaft is filled with a viscous fluid filled and sealed in two circumferentially partitioned chambers. And in the movable shaft, A spring disposed in a state where each end is hooked to the casing side and the movable shaft side, and a notch opening communicating with the compartment is provided in a bearing portion of the movable shaft. By providing a section and closing the outflow of the viscous fluid, the relative rotation of the movable shaft in the damper chamber allows the communication between the compartments and the cutout openings to be freely opened and closed. It is intended to provide a soft closing damper mechanism in which a gap is formed. The present invention intends to exert the following effects by the above configuration. That is, when the external force is applied as a rotating force to the movable shaft, the movable shaft is rotated. However, when the movable shaft is rotated in one direction, the damper chamber filled with the viscous fluid is rotated. , By the pressing force on the viscous fluid in one compartment,
In the case of the projecting portion, it is of course immovable and closed, but when the movable valve is adopted, it is pushed and fluctuated inward, thereby contacting the outer peripheral wall surface of the movable shaft. The movable valve is closed. In any case, however, the viscous fluid in the two compartments is notched through the notch opening formed in the bearing of the movable shaft until the movable shaft is rotated by a predetermined angle from its maximum rotation angle. Respectively, and the viscous fluid in the two compartments flows into the variable gap formed in the damper chamber by the two cutout openings. Within the predetermined rotation angle range of the opened movable shaft, a large damper effect is not exerted against a rotation external force applied to the movable shaft. That is, when the flap door is mounted so as to be in a horizontal closed position at 0 ° and an open position in an upright position at 120 °, the movable shaft has a maximum rotation angle of 120 ° to 90 ° at which it becomes an upright state. Since the damper force is set to a small value up to the rotation angle as described above, the door closing operation can be performed by a light manual force. Further, when the door is turned from 90 ° to 60 °, the notch opening provided in the bearing portion of the movable shaft gradually turns and shifts in the circumferential direction with respect to the two compartments, thereby By the rotation of the shaft, the variable gap communicating with each of the compartments of the damper chamber is closed by the time the pivot angle of the door becomes 60 °, whereby the variable fluid into which the viscous fluid of each of the compartments has flowed. Since the gap is gradually reduced to an absent state, the viscous fluid in each compartment becomes full due to the rotational displacement of the movable shaft by the two blades, and a large resistance force based on the viscous fluid is generated. Thus, a sufficient damper effect is exerted against the external force of the movable shaft. Therefore, the door receives a necessary damper force in the rotation angle range from 60 ° to 0 °, and the door or the like can be softly closed. Further, when the door is turned in the closing direction as described above, the spring is screwed in the winding direction, and this screwing resistance acts on the movable shaft. The restoring force of the spring facilitates the door opening operation, and when the movable valve is adopted when the door is closed or the like, the movable valve is opened. The fluid easily flows into the other compartment, and the damping force becomes smaller, so that the door opening operation or the like can be easily performed. Further, when assembling the soft closing damper mechanism, when a movable valve is used on the inner peripheral wall surface of the casing, the movable shaft is mounted in advance in a state where the movable valve is mounted.
Inserted into the casing from the small diameter side of the tip, through an O-ring to a shaft hole penetrating the tip wall of the casing,
The small diameter portion is inserted so as to be rotatable in a liquid-tight state.
Then, by the relative rotation of the movable shaft with respect to the casing, the compartments and the cutout openings provided in the bearing portion of the movable shaft are made to coincide with each other in the above-mentioned 120 ° state of the door or the like, so that the variable gap is reduced. In this state, the viscous fluid can be injected into each of the compartments from the rear end opening side of the casing through each of the variable gaps in this state. After the injection of the viscous fluid, the two cutout openings are brought into a liquid-tight state from the rear by means such as press-fitting an O-ring between the rear outer peripheral surface of the bearing portion of the movable shaft and the inner peripheral wall surface of the casing. If the spring is inserted into the movable shaft after closing, the spring receiver is fitted from the rear end in the casing, and the cover nut is screwed in to fix the spring receiver to complete the assembling operation. Of course, each end of the spring is a movable shaft and a spring receiver,
Each of them is arranged in a hung state. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a vertical sectional front view, and FIGS. 2 to 6 are views taken along line AA in FIG. FIG. 7 is an exploded perspective view in each operation state of FIG.
In the drawings, 1 is a casing, 2 is a movable shaft, 3 is a spring, 4 is a spring receiver, and 5 is a cover nut. The casing 1 has a substantially horizontally long cylindrical shape.
A shaft hole 1b is provided at the center of the tip wall 1a.
The inner diameter of the cover nut 5 is smaller than the inner diameter of the cover nut 5 and is provided in the axial direction.
Is screwed into the female screw portion 1c. Further, in the case of the embodiment shown in FIG.
-Shaped shaft mounted valve seat 1e and outer peripheral wall surface 2f of movable shaft 2
Is slidably in contact with the projecting portion 1f, and is protruded in the axial direction by a required length.
A separately prepared pin-shaped movable valve 6 is fitted so as to be movable in the diameter direction. In the above-described embodiment, the movable valve 6 and the protruding portion 1f are opposed to each other as a pair. However, at this time, the movable valve 6 may be provided to oppose without providing the protruding portion 1f if necessary. Also, without using the movable valve 6, the projecting portion 1
f may be provided opposite to each other. Of course, when the movable valve 6 is adopted, the resistance in the rotation direction of the movable shaft is smaller than when the protruding portion 1f is adopted. Become. The movable shaft 2 has a small-diameter portion 2a at the distal end and a bearing portion 2 having a diameter slightly larger than the small-diameter portion 2a on the rear side.
b is provided continuously, and a large-diameter portion 2c is provided on the rear side thereof. The large-diameter portion 2c is located symmetrically with respect to the outer peripheral wall surface 2f of the large-diameter portion 2c, and is located with respect to the inner peripheral wall surface 1d of the casing 1. Two blade portions 2d and 2e that can be slidably contact with each other are protruded. The movable shaft 2 has an outer peripheral wall 2.
f, a bearing portion 2g protruding outward from the rear side and slidingly contacting the inner peripheral wall surface 1d of the casing 1 is provided with the blade portions 2d, 2d.
e is continuously and integrally provided from the rear end. As shown in FIG. 1, the movable shaft 2 having the above-mentioned structure is first fitted with an O-ring 7 into an annular concave portion 2h recessed on the outer periphery of the support portion 2b. Inserting from the rear end opening toward the inside of the casing 1 from the side, and then the bearing 2b is fitted into the shaft hole 1b so as to be rotatable in a liquid-tight state. In this way, the inner wall surface 1d of the casing 1, the outer wall surface 2f of the movable shaft 2 and the bearing 2g allow the movable valve 6 and the protruding portion 1f to move relative to each other as described above. The damper chamber 8 divided into two compartments 8a and 8b in the circumferential direction by a pair of movable valves 6 provided facing each other or a pair of projecting portions is formed, and in the compartments 8a and 8b. The blades 2d and 2e projecting from the outer peripheral wall 2f are
It is arranged so as to be rotatable in the circumferential direction while contacting the inner peripheral wall surface 1d of the casing 1. Further, in the illustrated example, the movable shaft 2 is
Between the maximum rotation angle of 120 ° shown in FIG. 3 and the rotation angle of 90 ° shown in FIG. 3 so as to maintain the communication with the compartments 8a and 8b, respectively.
g, the notched openings 9, 1 so that the viscous fluid a can be injected into the compartments 8a, 8b during assembly.
0 is not provided, so that the compartments 8a, 8b
Are provided with variable gaps b and c for adjusting the damper force in accordance with the change of the rotation angle, as will be described in detail later. At the time of the assembling, after the viscous fluid a is injected into the compartments 8a and 8b from the notched openings 9 and 10 as described above, as shown in FIG.
An O-ring 11 is press-fitted between the rear portion of the bearing portion 2g and the inner peripheral wall surface 1d of the casing 1, and a spring 3 is inserted into the movable shaft 2 so that one end 3
a with the other end 3b of the spring 3 hooked to the rear part of the casing 1, the spring receiver 4 is fitted, and then the cover nut 5 is attached to the rear end of the casing 1. And the spring receiver 4 is fixed in the casing 1 to complete the assembly. FIG. 8 shows a state in which the soft closing damper mechanism according to the present invention is used for the toilet seat 12, the casing 1 of which is fixed to the toilet body 13, and the movable shaft 2 is connected to the toilet seat 1.
By fixing to the base end of the toilet seat 2, the toilet seat 12 is pivotally connected to the toilet body 13 so as to be openable and closable. The toilet seat 12 thus attached to the toilet body 13 is moved to the closed position shown in FIG.
By opening upward from the E position which is °,
The movable shaft 2 is rotated in the direction of arrow d from the position shown in FIG. 6 with respect to the casing 1 fixed to the toilet body 13.
In other words, in FIG. 8, the movable valve 6 is sequentially rotated from the position E to the positions d, c, and b, so that the movable valve 6 fluctuates from the position shown to the lower right and enters the valve-opening operation state. The viscous fluid a in the chamber 8a quickly flows into the compartment 8b, so that no damping force acts on the viscous fluid a.
Can be opened by the restoring force of the spring 3 until the illustrated maximum rotation angle, that is, the opening a position is reached. However, from the position C of FIG. 8 shown in FIG.
The variable gaps b and c that are in communication with the compartments 8a and 8b are gradually expanded, and at an opening angle of 90 °, the variable gaps b and c are opened considerably as shown in FIG. At the opening position a, the state is the maximum opening movement state. Therefore, the toilet seat 12 can be rotated with a lighter force than before until the toilet seat 12 reaches the position A after the position B shown in FIG. Next, when the toilet seat 12 is in the open position of the toilet seat 12 and a force in the closing direction is applied to the toilet seat 12, as described above, the positions from the illustrated position A to the position B are shown in FIGS.
As shown in the figure, the variable gaps b and c are open, and the variable gaps b and c are closed in the middle of the position B and the position C. Therefore, the variable gaps b and c are closed in the middle of the position A to the position B and the position C. Until the viscous fluid a in the compartments 8a, 8b
Therefore, the damper force acts weakly. From the position immediately before the position C to the position D and the position E, as shown in FIGS. 4, 5 and 6, the variable gap b,
Since c is completely closed, the damper force becomes the maximum strength, and the valve seat 12 is slowly closed from the position before the position C to the position E in FIG. 8 to realize the soft closing operation. Since the present invention is constructed as described above, a variable gap communicating with the damper chamber is formed in the movable shaft by a notch opening formed in the bearing portion of the movable shaft. The variable gap is in an open state until the movable shaft is rotated by a predetermined rotation angle from its maximum rotation angle, so that the viscous fluid in the damper chamber is notched by the rotation of the movable shaft. The variable gap is closed by being rotated by a predetermined rotation angle or more, and there is no storage of the viscous fluid.
A region where the damper force is weak is set near the maximum rotation angle of the movable shaft, and a region where the damper force is strong is set in the other rotation angle range. Since the variable gap is gradually closed as the shaft rotates, a damper force adjusting function equivalent to a conventional orifice is obtained, and therefore, the soft closing damper mechanism according to the present invention is used for, for example, a flap door or the like. Then, the initial door closing operation can be performed lightly, and thereafter the door can be slowly closed by the load torque of the door. Further, in the state where the gap is open, the notch opening of the bearing portion can be used as an inlet for the viscous fluid into the damper chamber, and the movable shaft and the bearing portion are integrally formed. The need for a separate bearing, other components for assembling the bearing, and the like is eliminated, and consequently, a simple and inexpensive provision is possible.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るソフト閉止ダンパー機構の実施形
態を示す縦断正面図である。 【図2】図1においてA−A線矢視の可動軸最大回動転
角度である120°における作動状態を示した横断面図
である。 【図3】図2と同一切断位置における可動軸回動角度9
0°における作動状態を示した横断面図である。 【図4】図2と同一切断位置における可動軸回動角度6
0°の作動状態を示した横断面図である。 【図5】図2と同一切断位置における可動軸回動角度3
0°の作動状態を示した横断面図である。 【図6】図2と同一切断位置における可動軸回動角度0
°の作動状態を示した横断面図である。 【図7】同上実施形態のソフト閉止ダンパー機構を示す
分解斜視図である。 【図8】本発明に係るソフト閉止ダンパー機構の一使用
例を示す側面説明図である。 【符号の説明】 1 ケーシング 1d 内周壁面 1f 突設部 2 可動軸 2d 羽根部 2e 羽根部 2f 外周壁面 2g 軸受部 3 スプリング 3a スプリングの端部 3b スプリングの端部 6 可動弁 8 ダンパー室 8a 区画室 8b 区画室 9 切欠開口部 10 切欠開口部 a 粘性流体 b 可変隙間 c 可変隙間
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional front view showing an embodiment of a soft closing damper mechanism according to the present invention. FIG. 2 is a transverse sectional view showing an operation state at 120 ° which is the maximum rotation angle of the movable shaft as viewed in the direction of arrows AA in FIG. FIG. 3 shows a movable shaft rotation angle 9 at the same cutting position as in FIG.
It is the cross-sectional view which showed the operation state in 0 degree. FIG. 4 is a movable shaft rotation angle 6 at the same cutting position as in FIG.
It is the cross-sectional view which showed the operation state of 0 degree. FIG. 5 shows a movable shaft rotation angle 3 at the same cutting position as in FIG.
It is the cross-sectional view which showed the operation state of 0 degree. 6 is a movable shaft rotation angle 0 at the same cutting position as in FIG.
FIG. 6 is a transverse sectional view showing an operating state of °. FIG. 7 is an exploded perspective view showing the soft closing damper mechanism of the embodiment. FIG. 8 is an explanatory side view showing one usage example of the soft closing damper mechanism according to the present invention. [Description of Signs] 1 Casing 1d Inner peripheral wall surface 1f Projecting portion 2 Movable shaft 2d Blade 2e Blade 2f Outer peripheral wall 2g Bearing 3 Spring 3a Spring end 3b Spring end 6 Movable valve 8 Damper chamber 8a Partition Chamber 8b Partition chamber 9 Notch opening 10 Notch opening a Viscous fluid b Variable gap c Variable gap

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 洋二郎 東京都千代田区東神田1丁目8番11号 スガツネ工業株式会社内 (72)発明者 板東 亮輔 東京都千代田区東神田1丁目8番11号 スガツネ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−303514(JP,A) 特開 平7−229531(JP,A) 特開 平10−205568(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 3/14 F16F 9/14 A47K 13/12 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuing on the front page (72) Inventor Yojiro Nakayama 1-8-11 Higashikanda, Chiyoda-ku, Tokyo Within Sugatune Industry Co., Ltd. (72) Ryosuke Bandoh 1-8-11 Higashikanda, Chiyoda-ku, Tokyo (56) References JP-A-8-303514 (JP, A) JP-A-7-229531 (JP, A) JP-A-10-205568 (JP, A) (58) Fields investigated ( Int.Cl. 7 , DB name) E05F 3/14 F16F 9/14 A47K 13/12

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケーシングと、軸受部が突出して周設さ
れ、この軸受部の軸方向に隣接して、一対の羽根部が対
称位置にて突設され、かつ、前記ケーシング内に回動自
在なるよう嵌装配設された略円筒状の可動軸と、当該可
動軸のケーシングに対する相対的な回動によって、その
外周壁面が摺動可能なるようケーシングの内周壁面にお
ける対向位置にあって、夫々閉弁と開弁の状態に移動自
在なるよう配設されている可動弁と突設部、または一対
の可動弁もしくは一対の突設部と、これら可動弁、突設
部によってケーシングと可動軸の外周壁面との間に形成
されたダンパー室が、周方向に仕切られた2つの区画室
に充填封入されている粘性流体と、前記可動軸内にあっ
て、上記ケーシング側と可動軸側とに夫々各端部が掛止
された状態にて配設されてたスプリングとを備え、当該
可動軸の軸受部には、前記区画室と連通する夫々の切欠
開口部を設け、かつ前記粘性流体の流出を閉止すること
で、ダンパー室内に可動軸の前記した相対的な回動によ
り、上記の各区画室と夫々切欠開口部との連通状態を開
閉自在とした可変隙間が形成されるようにしたことを特
徴とするソフト閉止ダンパー機構。
(57) [Claim 1] A casing and a bearing portion are protrudingly provided around the casing, and a pair of blade portions are protruded at symmetrical positions adjacent to the bearing portion in the axial direction. A substantially cylindrical movable shaft fitted and disposed rotatably in the casing, and an inner peripheral surface of the casing such that an outer peripheral wall surface thereof is slidable by relative rotation of the movable shaft with respect to the casing. A movable valve and a projecting portion, which are arranged to be movable to a closed state and an open state, respectively, at a position facing the wall surface, or a pair of movable valves or a pair of projecting portions, and these movable valves, A damper chamber formed between the casing and the outer peripheral wall surface of the movable shaft by the protruding portion is a viscous fluid filled and sealed in two compartments partitioned in the circumferential direction, Each end is located on the casing side and the movable shaft side, respectively. A spring disposed in a stopped state, and provided in the bearing portion of the movable shaft with respective cutout openings communicating with the compartments, and by closing outflow of the viscous fluid. A variable gap is formed in the damper chamber by the relative rotation of the movable shaft so that the communication between the compartments and the cutout openings can be freely opened and closed. Damper mechanism.
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