JP3484377B2 - 遠端クロストーク特性測定方法及び装置 - Google Patents
遠端クロストーク特性測定方法及び装置Info
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Description
(FEXT)特性測定方法及び装置、特に等レベル遠端
クロストーク(ELFEXT)終端(ターミネーショ
ン)用の遠端クロストークを測定する方法及び装置に関
する。
システムで一般的に使用されているツイストペアケーブ
リング(撚り対配線)にあっては、減衰、近端クロスト
ーク(NEXT)、リターンロス及び等レベルクロスト
ーク(ELFEXT)伝送性能パラメータが極めて重要
である。現在IEEE802.3ab委員会で開発中の
1000BASE―T(1Gbps Ethernet)では、リン
クのELFEXT性能は満足な動作を得る為に極めて重
要である。
LAN機器間の典型的な1Gbpsイーサネットリンクは、
4ワイヤペア14、16、18及び20を双方向伝送、
即ち各ワイヤペアを送信及び受信用に使用している。ツ
イストペアケーブリング上での1Gbps イーサネットの
信号伝送モードの1つは、同時にリンクの一端に信号を
印加し且つリンクの他端に並行して伝送することを含
む。この伝送モードにおけるノイズの主発生源の1つ
は、図1に示す如く、1つのワイヤペアから他のワイヤ
ペアへのカップリング(結合)である。ワークステーシ
ョン10からLAN機器12ヘの伝送の為に図1の上方
に、ワイヤペア14へのクロストーク(漏話)のインパ
クトを示す。他の3本のワイヤペア16、18及び20
からのクロストークは、図示の如く最上方のワイヤペア
14にカップリングする。LAN機器12の受信入力に
て、この信号はワークステーション端からの減衰された
信号である希望する信号をディスターブ(邪魔)する。従
って、これによる信号対ノイズ(S/N)比は、クロス
トークの振幅と減衰された信号の振幅の(線形)比率で
ある。この場合のクロストーク信号は「遠端クロストー
ク」(FEXT)と呼ばれる。FEXTと減衰との両方
をデシベル(dB)で表すと、dBで表した信号対ノイ
ズ比は、FEXTと減衰間の差を算出することにより求
められる.この比は、「等レベル遠端クロストーク」
(ELFEXT)と呼ばれる。
ズ源であり、これらは加算される。ワイヤペアの信号に
は一般に関連性がないので、多くの場合、全てのワイヤ
ペアからのクロストークの合成した影響は、全てのクロ
ストーク成分の和の平方根でまとめられ(パワーサムF
EXT又はパワーサムELFEXT),受信入力での合
計ノイズ及びS/N比の推定値が得られる。
ズ源は、近端クロストーク(NEXT)及びリターンロ
スを含む。リンクの遠端から到来する信号はリンクの近
端に印加された出力信号により邪魔されるので、NEX
T性能はクリティカルである。各ワイヤペアの信号の双
方向性は、反射された信号もローカルレシーバへ到来す
ることとなる。従って、1Gbpsイーサネットシステムで
は、この影響を補償する手段(「エコーキャンセラ」)
も設計されている。この1Gbpsイーサネットシステム
は、クロストーク性能を「学習」して且つ邪魔となる影響
のいくつかを補償する手段を設けている。NEXT,E
LFEXT及びリターンロスは、重要なリンクのパラメ
ータであり、従って、正確に測定されなければならな
い。
ーカル機器ジャック22は、内部にパッチコードプラグ
24を受ける。ローカル機器は、例えばワークステーシ
ョンより成り、又はテスト状況ではネットワーク性能を
測定及び試験する試験機器であってもよい。パッチコー
ドプラグ24は、パッチコード26の一端を定め、その
他端は他のパッチコードプラグ28より成るのが好まし
い。プラグ28はリンクジャック30に接続し、ここで
リンクジャック30は典型的な据付けではウオール(壁
面)ジャックより成る。リンクジャック30は、リンク
のジャックへ延びるリンクケーブル32への接続を行
う。リンクケーブル部(セグメント)32には、いくつ
かのコネクタがあってもよい。最後のジャックにおい
て、リモートパッチコード36はプラグ38、40を含
み、ジャック34とリモート機器のジャック42間を接
続する。
(遠)端での機器への接続を除外するので、ローカルパ
ッチコードプラグ24のパッチコード側であるポイント
44及びリモートプラグ40のパッチコード側であるポ
イント46間であると定義する。LANシステムの性能
は、相手コネクタのリンク側で測定され、従ってリンク
の性能測定は、その接続からのインパクトを含まない。
通信業協会標準であるTSB−67では、標準ケーブリ
ング試験構成である「ベーシックリンク」及び「チャン
ネル」は、リンクの定義からこの接続を除外する。国際
ISO/IEC11801ケーブリング規格は、同じ方
法でチャンネル構成を定義する。更に、チャンネル構成
の伝送性能が測定されるときは、ユーザパッチコード
(例えばコード26又はコード36)が測定中に採用さ
れる。TIA/EIA―568―A又はISO/IEC
11801及び1Gbpsイーサネット システムで規定さ
れている一般ケーブリング システム用ユーザパッチコ
ードの標準プラグは、モジュラー8ピンRJ−45コネ
クタであるので、機器の相手ジャックは、モジュラー8
ピンRJ−45タイプでなければならない。不幸にし
て、モジュラー8ピンコネクタのクロストーク性能は比
較的貧弱であり且つこれらコネクタを有するリンクの測
定性能への根本的な影響が結果に含まれる。ローカル及
びリモート端での測定機器システムへの接続側に起因す
るFEXTは、正確な測定値を得る為に補償しなければ
ならない。計算したELFEXTは同じ補償を受ける。
ンク構成又はISO/IEC 11801による永久リ
ンク構成を試験する為に、ネットワーク技術者は、低ク
ロストーク特性を有するタイプのコネクタを有する特殊
パッチコードを使用するかも知れない。特殊パッチコー
ドを用いる斯る場合には、特殊テストコードを使用する
リンクの伝送性能を測定する。
チコードを使用することにより、ユーザパッチコードは
試験中に取除かれるので、試験状態以外の時には、試験
構成は究極的にデータを伝送する実際の構成ではない。
従って、特殊パッチコードを一度取外すと、測定は実際
の特性を正確に現さない。その結果、基本リンク及び永
久リンク試験構成に加えて、チャンネル構成を正確に測
定する方法が極めて好ましい。
ル及び試験機器への遠端接続で生じるクロストークから
のインパクトを規定リンク構成で報告されるFEXT及
びELFEXT結果から差引く改良された方法を提供す
ることである。
EXTを測定し、試験機器への接続でのクロストークの
寄与を補償する改良された試験機器を提供することであ
る。
ーク特性を有するネットワークコネクタを収容するFE
XT測定する改良されたシステムを提供することであ
る。
験機器から遠端の接続により生じるクロストークの影響
を測定結果から差引き、リンクの伝送パラメータを正確
に説明するFEXT及び計算されたELFEXT結果を
得る。
方法及び装置によると、リンクのローカル及びリモート
コネクタの遠端クロストークを測定し、リンクの遠端の
遠端クロストークの位相及び振幅を測定し、リンクのツ
イストワイヤペアによるパスの減衰を測定し、クロスト
ークを与える及び受けるパスの伝播遅延を測定し、これ
ら測定値に基づいて予め定められた計算式に従って遠端
クロストークを求めることを特徴とする。
測定方法及び装置の好適実施形態例の構成及び動作を添
付図を参照して詳細に説明する。
は、例えばマイクロプロセッサ制御動作を有するネット
ワーク試験機器より成る。このシステムは、種々の測定
を行うよう構成され且つ斯る測定値を用いて全ての伝送
パラメータ、特に遠端クロストークを正確に決定する。
仮定がある。第1に、キャパシティブ(容量性)及びイ
ンダクティブ(誘導性)不平衡によるクロストークは、
クロストークが生じる位置で固定(90°又は270
°)位相角で分布ワイヤペアにクロストーク電流を生じ
る。このことは、ツイストペア ワイヤリングの回路モ
デルから明らかである(ベル研究所テクニカルスタッフ
メンバーによる「通信用伝送システム」第4判、1970
年2月、第11章クロストーク11.3章カップリング
クロストーク参照)。測定点までの距離は、位相角を変
化させ、これは、試験信号の周波数に比例する。第2
に、FEXTカップリングは、主としてジャックの特性
により決まり且つそれと嵌合するプラグの特性には比較
的依存しない。TIA/EIA−568A及びISO/
IEC 11801規格で規定されたジャックの試験方
法は、NEXT性能を検証する為に使用されるプラグの
特性を定めている。NEXT性能用に規定されたより広
範囲の特性を有するプラグを用いる試験は、ケーブル対
間で比較的一定のFEXT測定となる。3、6及び4、
5ペアの組合わせは、一般に最悪のケースであると考え
られている。嵌合したFEXTの変動は、このペアの組
合わせで僅か2であることが判明した。
するプラグには比較的無関係であると仮定すると、試験
プラグを用いて嵌合FEXTを決定することが可能であ
る。次に、この値を使用して測定される総合FEXTへ
のインパクトを決定する。この仮定乃至推定は、リンク
のローカル端で使用される接続及びリンクのリモート
(遠)端で使用される接続からの双方の影響に適用す
る。
のディスターブするペアとディスターブされるペアのロ
ーカル及びリモート接続におけるFEXTからのインパ
クトを示す図である。測定される総合FEXTへのロー
カル及びリモート接続からのインパクトの基本的な解析
が行われる。3、6ペア(即ちディスターブするペア5
0)から4.5ペア(即ちディスターブされるペア5
2)へのFEXT/ELFEXTを検討する。ディスタ
ーブされるペア52(4、5ペア)へのリンクのリモー
ト端54で、FEXT(FEXT3,6−4,5)を
4、5ペアの減衰(att4,5)として測定する。次
に、3、6―4、5ペア組合わせのELFEXTは次式
(1)で与えられる。
EXTは、2つの付加的且つ好ましくない貢献がある。
即ち、一方はatt4、5の量でディスターブされたペ
ア4、5において減衰されたローカルコネクタからのF
EXTであるFEXTlocであり、他方はリモートコ
ネクタに到達する前にディスターブするペア3、6にお
いてatt3、6の値で減衰されたリモートコネクタか
らのFEXTであるFEXTremである。リモート端
での4、5ペアで測定した合計FEXTは次式(2)で
与えられる。
減衰atl4、5で割ると、次式(3)が得られる:
た合計ELFEXTからローカル及びリモート接続のF
EXTを差引くと求められる。
情報を有する。測定した合計ELFEXT及び前に測定
したコネクタFEXTからTIA TSB−67で規定
するリンク構成のELFEXTを決定する方法は、
(4)式の全ての値の振幅及び位相又は実数と虚数部の
双方を測定することにより実行する。
て実行方法を明瞭にすると式(5)となる。
の位相応答は、基準0°であると仮定する。この刺激信
号に対するFEXTの位相関係は、リモート端で測定さ
れたローカル及びリモートコネクタにより生じ、3、6
及び4、5ワイヤペアの電気長により決定される。高周
波では、ツイストペア ワイヤリングの伝播遅延は実質
的に周波数に無関係であるので、位相遅延は伝播遅延の
測定値から容易に求められる。即ち、次式(6)で与え
られる。
激信号に対する位相は、リングの全長にわたりカップリ
ングが生じ得るので未知であり、従って合計電気距離は
どこでカップリングが生じるかに依存する。多くの実用
状況下では、計算を単純化する為に、いくつかの仮定を
たてる。
からのインパクトを含み、測定した合計FEXT信号の
位相は、リンクのリモート端で受けた際に(この例では
ディスターブをする3、6ペアの)減衰された信号の位
相に対して容易に測定できる。そこで、式(5)は次式
(7)のように書替えられる。
れているので、上式(7)は次式(8)となる。
を平均化して観測されるクロストークを低減する為にマ
ルチペアのツイストペアケーブリングのツイストレート
が異なる。異なるワイヤペアの減衰が異なるのはこの理
由である。しかし、多くの場合、差違は小さく且つ異な
るワイヤペアの減衰は等しいとみなすことができる。
が略等しいと、上式(8)は、次式(9)のように単純
化できる。
は、ワイヤペアの伝播遅延が異なることである。従っ
て、位相遅延に大きな差が生じ得る。許容される遅延ス
キュー(伝播遅延差)は、TIA/EIA−568−A
−1によると50nsである。この許容遅延は、100MH
zで5×360°=1800°の可能位相角シフトに対
応する。クロストーク信号はベクトル的に加算されるの
で、生じ得る位相シフトに注目する必要がある。
差は実際上小さい。これは10MHz未満の試験周波数
の場合に殆ど成立する。もしリンクが比較的短く又は遅
延スキューが最大許容値より十分小さいと、全てのFE
XT貢献は、測定するリンク内で生じるものとローカル
及びリモートコネクタで生じるもの全てが50MHz迄
の周波数で多くの場合同相であり、上記(8)式は、次
式(10)となる。
IEC 11801によるコンプライアントリンクは、
最大100mの長さを有する。カテゴリ5ケーブリング
用最高周波数は100MHzである。より高性能ケーブ
リング規格では、これより十分高い最高周波数が考えら
れる。ここに規定されたリンクのELFEXTロス(損
失)の計算に使用される単純化は、この単純化から生じ
得る付加的な測定誤差により決まる。実用的には、それ
は合計測定誤差の一部分にすぎない。典型的には、許容
誤差は、1デジベル未満であり且つこの単純化を使用す
る決定は、エラーを1デシベル未満のレンジに維持する
か否かによる。
ワイヤペア両方の減衰及び伝播遅延が等しいと、リンク
内のどの部分でのクロストーク事象の減衰は一定量の減
衰及び厳密に同じ位相遅延で現れる。従って、リンクの
全長中のどこでクロストークが生じるかは問題でなくな
り、それは常に同じインパクトを有することとなる。こ
の場合、上式(10)は更に次式(11)の如く単純化
できる。
されたい。
じ原理は、フーリエ変換すると相関があるので、インパ
ルス応答を使用して実行してもよい。
ローカルとリモート接続に等しい量のクロストークがあ
るリンクを考えると,アセンブリの周波数応答は図4に
示す如くナル点を有する。図4は、ローカル及びリモー
トコネクタFEXT貢献が等しい場合の計算された合計
FEXTを示すグラフである。ディスターブする乃至デ
ィスターブされるワイヤペアに伝播遅延の差がないと、
これらナル点は存在しない。式(4)のリモートコネク
タは両ワイヤペアの減衰比に等しいファクタを含んでい
る。この比が正確に1であると仮定すると、予測したF
EXT/ELFEXTに極く小さな変化が生じる。
と、これらの単純化は、最小測定時間でELFEXTの
最良精度を得るのに応用できる。斯る単純化は、本発明
を実施する試験機器を動作させるソフトウエア制御プロ
グラムに基づき適当に選択される。リンクサイズ、周波
数/波長、クロストーク等に関する上述の条件を採用し
て、遠端クロストークの決定にどの単純化を採用するか
を選択する。
定手順を説明する。先ず、ステップ100では、構成デ
ータとしてFEXTloc及びFEXTremの値を測
定して記憶(ストア)する。次にステップ102で、リ
モート端でFEXTの振幅(大きさ)及び位相を得る。実
用的には、合計FEXTの位相をディスターブするワイ
ヤペアのリモート端での減衰された信号の位相に対して
測定する。次のステップ104で、ディスターブされる
ワイヤペアの減衰att4、5を測定する。その後ステ
ップ106で、ディスターブされるワイヤペアの伝播遅
延tprop4、5を測定する。次に、ステップ108でデ
ィスターブするワイヤペアの減衰を測定する。最後に、
ステップ110においてディスターブするワイヤペアの
伝播遅延tprop3、6を測定する。ここで、測定値を式
(8)に使用する。上述した如く、条件により、単純化
した式(9)、(10)又は(11)を使用して規定さ
れたリンクのELFEXTを得る(ステップ112)。
ここに示す例では、ペア3、6がディスターブするペア
で且つペア4、5がディスターブされるペアである。特
定の測定で使用される実際のペアは、測定される構成に
依存する。従って、ペア3、6及びペア4、5は単に例
示にすぎず、他のどのペアであってもよい。実際のリン
クの試験及び測定において、全てのペア組合わせは他の
ペアの全てについて試験及び測定され、リンクのELF
EXT特性の全体像を得る。
リンクに接続された試験機器セットアップ図であり、本
発明の測定方法を実行する。試験機器56は、内部にパ
ッチコードプラグ24を受容する(図2参照)。また図
2ジャック22に対応するジャックは試験機器56内に
設けている。ローカルパッチコード26は、試験機器5
6をプラグ28及びジャック30を介してリンクに接続
する。典型的には、そこに接続された複数の他のジャッ
クを有する。リンクケーブル32は、リンクの最終ジャ
ック34へ延びる。最後のジャックにおいて、リモート
パッチコード36は、プラグ38及び40を含み且つリ
モートユニット58のジャック42とジャック34間を
接続する。リモートユニット58又は試験機器56は、
リンクの一端に刺激を与え且つ他方は他端において測定
値を記録する。クロストークを測定する為に使用される
特定の刺激及び測定は、当業者に周知であるので、ここ
で詳細説明は省略する。
つ説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の
変形変更が可能であること当業者には明らかである。
特定測定方法及び装置によると、正確に遠端クロストー
ク特性を求めることが可能である。その為に必要な試験
機器は、既存の位相及び振幅測定器、減衰測定器及び伝
播遅延測定器であり、比較的安価に実現することが可能
である。また、条件に応じて、これら各測定値から単純
化した式を用いて迅速に測定結果を得ることが可能であ
る。
な1Gbpsイーサネットリンクの並列信号伝送を示す図で
ある。
ペア用ローカル及びリモート接続におけるFEXT空の
インパクトを示すリンクの図である。
から計算した合計FEXTを示す図である。
フローチャートである。
る試験機器セットアップの例を示す図である。
ト)
Claims (3)
- 【請求項1】複数のツイストワイヤペアより構成される
リンクの遠端クロストークを測定する遠端クロストーク
特性測定方法において、 前記リンクのローカルコネクタ及びリモートコネクタの
遠端クロストークを測定する工程と、 前記リンクの遠端における遠端クロストークの位相及び
振幅を測定する工程と、 ディスターブされるパスの減衰及び伝播遅延を測定する
工程と、 ディスターブする信号パスの減衰及び伝播遅延を測定す
る工程と、 前記各測定値に基づき等レベル遠端クロストークを決定
する工程とより成ることを特徴とする遠端クロストーク
特性測定方法。 - 【請求項2】各々ツイストワイヤペアより成る複数のパ
スより構成されるリンクの遠端クロストーク特性を測定
する遠端クロストーク特性測定方法において、 前記リンクのローカルコネクタ及びリモートコネクタの
遠端クロストークを測定する工程と、 全システムのクロストーク特定を測定する工程と、 前記システムの一部分の信号の減衰を測定する工程と、 前記全システムのクロストーク測定値から前記ローカル
コネクタの遠端クロストークの測定値及び前記減衰の測
定値の積を差引いて前記リンクのクロストーク特性を求
める工程とより構成されることを特徴とする遠端クロス
トーク特性測定方法。 - 【請求項3】複数のツイストワイヤペアより成るリンク
の遠端クロストーク特性を測定する遠端クロストーク特
性測定装置において、 ローカルコネクタ及びリモートコネクタの遠端クロスト
ーク特性の測定値を記憶するメモリと、 前記リンクの遠端における遠端クロストークを決定する
位相及び振幅測定器と、 前記ツイストワイヤペアのディスターブされるペアの減
衰を測定する減衰測定器と、 前記ディスターブされるペア及びディスターブするペア
の伝播遅延を測定する伝播遅延測定器と、 前記測定値に基づき前記リンクの遠端クロストーク及び
等レベル遠端クロストークを求める装置とを備えること
を特徴とする遠端クロストーク特性測定装置。
Applications Claiming Priority (2)
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