JP3484374B2 - 補聴器フィッティング装置 - Google Patents

補聴器フィッティング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境音を考慮した
補聴器フィッティングを行う補聴器フィッティング装置
に関する。ここで、環境音とは、補聴器装用者が日常生
活で頻繁に遭遇するであろう周囲の音、例えば事務所、
工場、電車内、家庭内などでの音声及び又は騒音をい
う。
【0002】
【従来の技術】補聴器フィッティングとは、補聴器の各
調整子の調整度合(調整値)を個々の難聴者にとって最
適な値に設定する作業であり、従来、難聴者のオージオ
グラムを所定の計算式に代入して補聴器の各調整子の調
整値を算出する事により行われている。補聴器の各調整
子としては、例えば、音量調整器、出力制限器、音質調
整器(主にフィルタを用いた周波数特性変更部)、自動
利得調整器(AGC)などがある。
【0003】しかし、上述の補聴器フィッティング方法
においては、調整後に難聴者がある程度の期間、現実の
環境音下で実際にその補聴器を使用し、難聴者の主観的
な評価、感想を基に、補聴器の調整子を再調整する必要
があるため、時間がかかるという問題がある。
【0004】フィッティング調整に時間がかかる原因と
しては、環境音を考慮して補聴器フィッティングがなさ
れていないことが考えられる。例えば、事務所等の比較
的静かな環境音下での音声の聴取を目的とした補聴器フ
ィッティングと、工場等の騒音が激しい環境音下での音
声の聴取を目的とした補聴器フィッティングとでは、フ
ィッティング調整の内容が異なるからである。更に、環
境音に含まれる騒音に対するうるささの低減に主眼を置
く場合と、環境音に含まれる音声の聴取能力の向上に主
眼を置く場合とでも、フィッティング調整の内容が異な
るからである。
【0005】このような問題を解決するために、仮想的
な環境音を提示する環境音提示装置により補聴器フィッ
ティングを行うことが提案されている。仮想環境音提示
装置は、図5に示すように、仮想環境音を補聴器装用者
100に提示するために防音室101、現実の環境音を
記録・再生するテープレコーダ102、増幅器103や
スピーカ104などで構成される。
【0006】仮想的な環境音下での補聴器フィッティン
グは、補聴器装用者が補聴器を装用した状態で、環境音
を提示しながら、補聴器の各種調整子を調整して行う。
そこで、補聴器装用者が、環境音に含まれる騒音がうる
さいと訴える場合には、騒音を提示し、この騒音をうる
さく感じないように調整を行う。これに対して、音声が
聞き取りにくいと訴える場合には、音声を提示して、こ
の音声を明瞭に聞き取れるように調整を行う。多くの場
合、これらの手順を繰り返し、補聴器装用者の不満が除
かれるまで調整を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この仮想環境
音提示装置は大規模であるので、補聴器フィッテイング
をする現場、例えば補聴器小売店、耳鼻科等の病院への
設置には適さないという問題がある。また、この装置の
運用に際しては、音場校正等に関する専門的な知識が必
要になるという問題もある。更に、補聴器フィッティン
グ調整作業においては、補聴器装用者の訴えに基づき、
その都度、フィッティング担当者が防音室内に入ってマ
ニュアルで補聴器フィッティングをしなければならない
ので、効率的ではなかった。
【0008】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、補聴器フィッティングの現場への設置が簡便
で、かつ管理・運用が容易な補聴器フィッティング装置
を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る発明は、複数の環境音を記憶した環境音記
憶手段と、この環境音記憶手段に記憶されている複数の
環境音信号からいずれか一つの環境音信号を選択して補
聴器の外部入力端子へ出力する環境音信号処理手段と、
難聴者のオージオグラムや試聴結果などのデータに基づ
き補聴パラメータを算出する補聴パラメータ算出手段
と、この補聴パラメータ算出手段により算出された補聴
パラメータを補聴器の補聴パラメータ記憶部に書き込む
補聴パラメータ書込手段を備えるものである。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の補
聴器フィッティング装置において、前記環境音記憶手段
と前記環境音信号処理手段が、通信回線を介して接続さ
れているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
補聴器フィッティング装置の構成図、図2は環境音記録
装置の構成図、図3は環境音記録装置の装用状態説明
図、図4は本発明に係る補聴器フィッティング装置を使
用した場合の補聴器フィッティング調整手順を示すフロ
ーチャートである。
【0012】本発明に係る補聴器フィッティング装置
は、図1に示すように、環境音ファイル記憶部1、環境
音信号処理部2、補聴パラメータ算出部3及び補聴パラ
メータ書込部4からなる。なお、5はプログラマブル補
聴器である。
【0013】プログラマブル補聴器5は、マイクロホン
5a、外部入力端子5b、増幅器5c、補聴処理部5
d、イヤホン5e、補聴パラメータ記憶部5f、補聴パ
ラメータ入力端子5gからなる。
【0014】外部入力端子5bは、環境音信号出力部2
の出力端に接続したプラグ(不図示)が挿入されると、
マイクロホン5aの出力側と増幅器5cの入力側との接
続状態を断って、環境音信号出力部2の出力端と増幅器
5cの入力側とを接続する構造になっている。
【0015】環境音ファイル記憶部1は、補聴器装用者
が遭遇する可能性が高い環境音をデジタルで記録した複
数の環境音ファイルと1つの校正音ファイルを記憶して
いる。ここで、環境音ファイル及び校正音ファイルは、
例えばWAVファイル形式のようなデジタルデータで構
成される。
【0016】環境音ファイル及び校正音ファイルは、図
2に示す環境音記録装置により作成される。環境音記録
装置は、音検出部10、音記録部11、音検出部10と
音記録部11を接続するコード12からなる。
【0017】音検出部10は、例えば、耳穴式補聴器の
シェル部分のような耳穴に適合する挿耳部材10aを成
形し、この挿耳部材10aの外部に臨む面10bに音孔
10cを設け、この音孔10cにマイクロホン10dの
音取り入れ孔を接続したものである。マイクロホン10
dの出力端は、音記録部11の入力端に接続されてい
る。
【0018】音記録部11は、音検出部10の出力電圧
をデジタル録音する、例えば、DAT(Digital Audio
Taperecorder)などの携帯用録音機である。環境音記録
装置は、図3に示すように、音検出部10を耳穴式補聴
器と同様に耳穴(外耳道の入口)に挿入し、音記録部1
1をポケットなどに収納して使用する。なお、ステレオ
録音の場合には、両耳に音検出部10を装着すればよ
い。
【0019】このように、環境音記録装置は、外耳道の
入口にマイクロホン10dを配置し、このマイクロホン
10dの出力を音記録部11で記録するので、耳穴式補
聴器と同様の音響的な条件で音を採取できる。例えば、
低周波数領域の音の採取においては、頭骨による音の回
折等の影響を加味した音が採取でき、臨場感あふれる環
境音を記録できる。
【0020】次に、環境音信号処理部2は、図1に示す
ように、環境音信号変換部2a、キャリブレータ2b及
び環境音信号選択部2cからなる。
【0021】環境音信号変換部2aは、環境音信号選択
部2cからの制御信号に基づいて、環境音ファイル記憶
部1に記憶されている環境音ファイルを呼び出す機能を
有すると共に、環境音ファイルに記憶されているデジタ
ルデータをアナログ環境音信号に変換する機能を有す
る。
【0022】キャリブレータ2bは、プログラマブル補
聴器5の外部入力端子5bに環境音信号を出力する機能
を有すると共に、この環境音信号のレベルの等価音圧レ
ベルを表示する機能を備える。ここでいう等価音圧レベ
ルとは、環境音信号の電圧をマイクロホン5aに作用す
る音圧レベルに換算したものである。
【0023】このため、キャリブレータ2bは、図1に
示すように、可変利得増幅器7、等価音圧レベル演算部
8及び等価音圧レベル表示部9から構成される。可変利
得増幅器7は、環境音信号変換部2bの出力を減衰又は
増幅してプログラマブル補聴器5の外部入力端子5bに
出力する。等価音圧レベル演算部8は、可変利得増幅器
7の出力電圧を等価音圧レベルに換算する。等価音圧レ
ベル表示部9は、等価音圧レベル演算部8が可変利得増
幅器7の出力電圧から換算した等価音圧レベルを表示す
ると共に、校正音記録時の所定の音圧Poも表示する。
【0024】等価音圧レベル演算部8において、等価音
圧レベルは、可変利得増幅器7の出力電圧とプログラマ
ブル補聴器5のマイクロホン5aの感度から算出され
る。例えば、可変利得増幅器7の出力電圧が4.5mV
であり、マイクロホン5aの感度が−33dB(但し、
0dB=1V/Pa)であるとき、マイクロホンに作用
している圧力は0.20Paである。
【0025】音圧レベルと圧力の関係は、0dBSPL
=0.00002Paであるので、0.2Paは80d
BSPLに相当する。従って、可変利得増幅器7の出力
電圧が4.5mVであり、マイクロホン5aの感度が−
33dBであるとき、可変利得増幅器7の出力電圧
(4.5mV)の等価音圧レベルは、80dBSPLと
なる。
【0026】環境音信号選択部2cは、環境音信号変換
部2aへ制御信号などを出力する制御部と、ディスプレ
ィやキーボードなどの入出力機器の機能を有する入出力
部からなる。
【0027】そして、環境音ファイル記憶部1、環境音
信号変換部2a及び環境音信号選択部2cは、パーソナ
ルコンピュータで構成することができる。即ち、パーソ
ナルコンピュータの内蔵ハードディスクが環境音ファイ
ル記憶部1の機能を担い、CPU(中央演算処理装置)
と所定のプログラムが環境音信号変換部2a及び環境音
信号選択部2cの制御部の機能を担い、ディスプレィと
キーボードが環境音信号選択部2cの入出力部の機能を
担うことになる。
【0028】補聴パラメータ算出部3は、難聴者のオー
ジオグラムや試聴結果などのデータを入力する入力部3
aと補聴パラメータを算出する算出部3bからなり、予
め格納してあるプログラマブル補聴器5をフィッティン
グするための公知の補聴器フィッティングプログラムに
よって補聴パラメータを算出し、算出した補聴パラメー
タを補聴パラメータ書込部4へ出力する機能を備える。
【0029】この公知の補聴器フィッティングプログラ
ムは、難聴者のオージオグラムに基づいて所定の計算手
順により補聴パラメータを算出する基本機能と、この基
本機能によって得られた補聴パラメータに、難聴者の試
聴結果に基づく微調整を施した補聴パラメータを算出す
る副次的な機能を備える。
【0030】この副次的な機能とは、例えば、難聴者の
試聴結果が「会話音が小さい」であれば、基本機能によ
って得られた補聴パラメータよりも幾分音量を上昇させ
た補聴パラメータを算出するものである。また、難聴者
の試聴結果が「紙、金属、食器などの音が響いて不快で
ある」であれば、基本機能によって得られた補聴パラメ
ータよりも幾分高音域の利得を低下させた補聴パラメー
タを算出するものである。
【0031】補聴パラメータ書込部4は、補聴パラメー
タ算出部4で算出された補聴パラメータ値を、プログラ
マブル補聴器5の補聴パラメータ記憶部5fへ書き込む
機能を備える。
【0032】以上のように構成した本発明に係る補聴器
フィッティング装置の作用について図4に示すフローチ
ャートにより説明する。予め、図3に示すように、環境
音記録装置を用いて環境音と校正音を記録する。
【0033】環境音の記録に先立ち、校正音を記録す
る。校正音の記録は、所定の音圧Poに保たれた音場に
音検出部10を置き、所望の録音レベルにて行われる。
音場は、無響室内に正弦波音を出力するスピーカを配置
して形成される。次に、環境音の記録は、環境音記録装
置の録音レベルを校正音を記録したときと同じレベルに
保ったまま、記録対象となる環境音が存在する場所、例
えば事務所、工場、雑踏などに出向き、外耳道入り口に
音検出部10を装着した状態で行われる。
【0034】そして、記録した環境音と校正音から、デ
ジタルデータでなる複数の環境音ファイルと1つの校正
音ファイルを作成する。更に、環境音信号選択部2cを
操作して、環境音ファイルとの校正音ファイルを環境音
ファイル記憶部1に記憶しておく。
【0035】また、環境音を補聴器装用者に提示するた
め、キャリブレータ2bの出力端に接続したプラグをプ
ログラマブル補聴器5の外部入力端子5bに接続し、補
聴パラメータをプログラマブル補聴器5に入力するた
め、補聴パラメータ書込部4の出力端に接続したプラグ
を補聴パラメータ入力端子5gに接続しておく。
【0036】そして、補聴器フィッティング調整は、図
4に示すように、先ずステップSP1で、環境音信号選
択部2cを操作して、環境音ファイル記憶部1から校正
音ファイルを呼び出し、環境音信号変換部2aによっ
て、校正音ファイルからアナログ校正音信号を得る。
【0037】次いで、ステップSP2では、アナログ校
正音信号について等価音圧レベル表示部9に表示される
等価音圧レベル演算部8による演算結果が、校正音記録
時の所定の音圧Poになるように、キャリブレータ2b
の利得可変増幅器7の利得を調整する。
【0038】次いで、ステップSP3では、環境音信号
選択部2cを操作して、環境音ファイル記憶部1から所
望の環境音ファイルを選択し、この環境音ファイルに基
づく環境音を補聴器装用者に提示する。環境音の提示
は、キャリブレータ2bの出力電圧がプログラマブル補
聴器5の増幅部5cに入力され、補聴処理部5dによっ
て補聴処理された後、イヤホン5eによって電気音響変
換され、補聴器装用者の外耳道内に環境音が放出される
ことにより行われる。
【0039】ここで、ステップSP2において、等価音
圧レベル表示部9が校正音記録時の所定の音圧Poを指
示するように、キャリブレータ2bの利得可変増幅器7
の利得を調整しているので、ステップSP3での環境音
も録音現場における実際の音圧レベルにて補聴器装用者
に提示される。
【0040】次いで、ステップSP4では、提示した環
境音について補聴器装用者の試聴結果に対する評価・感
想を述べてもらい、この評価・感想が、満足するもので
あれば、補聴器フィッティング調整作業を終了する。一
方、この評価・感想が、満足するものでなければ、ステ
ップSP5で補聴パラメータ算出部3の副次的な機能を
使用して補聴パラメータを調整した後、ステップSP3
へ戻り、再度、環境音を補聴器装用者に提示する。
【0041】そして、試聴結果に対する評価・感想が、
満足するものになるまで、環境音の提示(ステップSP
3)、試聴結果に対する評価・感想(ステップSP
4)、補聴パラメータの調整(ステップSP5)を繰り
返す。
【0042】このように、本発明では、防音室などの大
掛かりな設備を必要とすることなく、比較的簡易な構成
で、現実の環境音を仮想的に補聴器装用者に提示して補
聴器フィッティング調整を行うことができる。
【0043】なお、上述の発明の実施の形態において
は、環境音ファイル記憶部1を環境音信号変換部2aや
環境音信号選択部2cなどと同一箇所に設置した場合に
ついて説明した。しかし、本発明に係る補聴器フィッテ
ィング装置では、環境音ファイル記憶部1を環境音信号
変換部2aや環境音信号選択部2cなどと離して設置し
てもよい。
【0044】この場合には、環境音ファイル記憶部1を
一のパーソナルコンピュータの内蔵ハードディスクで構
成し、環境音信号変換部2aや環境音信号選択部2cな
どを他のパーソナルコンピュータで構成する。
【0045】そして、これらのパーソナルコンピュータ
を通信回線を介して相互に接続することにより、環境音
ファイル記憶部1は補聴器フィッティングのサービス拠
点に設置し、環境音信号変換部2aや環境音信号選択部
2cなどは各補聴器販売店などに設置することができ
る。これにより、環境音ファイルの共有化が図れ、環境
音ファイルの管理・運用が容易になる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、環境音信号を電気的に直接補聴器に入力する
ことができるので、防音室などを必要とすることなく、
補聴器フィッティング装置を補聴器フィッティング現場
に簡便に設置できる。また、臨場感あふれる環境音を補
聴器装用者に提示して補聴パラメータを算出し、算出さ
れた補聴パラメータを直接補聴器の補聴パラメータ記憶
部に書き込むので、最適な補聴器フィッティング調整を
行うことができると共に、補聴器フィッティング作業の
効率向上が図れる。
【0047】請求項2に係る発明によれば、環境音記憶
手段と環境音信号選択手段を通信回線で接続したので、
環境音記憶手段を補聴器フィッティングのサービス拠点
などで一元管理することが可能になり、環境音記憶手段
の管理・運用に関する煩雑さが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補聴器フィッティング装置の構成
【図2】環境音記録装置の構成図
【図3】環境音記録装置の装用状態説明図
【図4】本発明に係る補聴器フィッティング装置を使用
した場合の補聴器フィッティング調整手順を示すフロー
チャート
【図5】従来の環境音提示装置の構成図
【符号の説明】
1…環境音ファイル記憶部、2…環境音信号処理部、2
a…環境音信号変換部、2b…キャリブレータ、2c…
環境音信号選択部、3…補聴パラメータ算出部、4…補
聴パラメータ書込部、5…プログラマブル補聴器、5b
…プログラマブル補聴器の外部入力端子、5f…補聴パ
ラメータ記憶部、7…可変利得増幅器、8…等価音圧レ
ベル演算部、9…等価音圧レベル表示部、10…音検出
部、11…音記録部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の環境音を記憶した環境音記憶手段
    と、この環境音記憶手段に記憶されている複数の環境音
    信号からいずれか一つの環境音信号を選択して補聴器の
    外部入力端子へ出力する環境音信号処理手段と、難聴者
    のオージオグラムや試聴結果などのデータに基づき補聴
    パラメータを算出する補聴パラメータ算出手段と、この
    補聴パラメータ算出手段により算出された補聴パラメー
    タを補聴器の補聴パラメータ記憶部に書き込む補聴パラ
    メータ書込手段を備えることを特徴とする補聴器フィッ
    ティング装置。
  2. 【請求項2】 前記環境音記憶手段と前記環境音信号処
    理手段が、通信回線を介して接続されている請求項1記
    載の補聴器フィッティング装置。
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