JP3483591B2 - Exhaust device - Google Patents
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定空間内のガスをリ
リーフ弁を通じて排気するための排気装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハ(以下、「ウエハ」
という)の処理を例にとって説明すると、例えばイオン
注入処理やエッチング処理などの各種処理を実行する場
合、これらの処理は気密に構成された処理室内に、適宜
の処理ガス、例えばイオン注入処理の場合にはPH3と
H2との混合ガス、エッチング処理の場合にはCHF3ガ
スなどを導入し、所定の減圧雰囲気下で処理を行ってい
る。
【0003】そして上記処理室内を所定の減圧値にする
ため上記処理室内は真空ポンプなどの排気手段によって
排気されるが、当該排気ガスは上記のような可燃性の強
いガスや有毒性のあるガスであるため、これらをそのま
ま大気中に排気する訳にはいかず、大気中に排気する前
段階で適宜の希釈ガス例えばArガス、N2などを混合
して希釈させてから、排気するようにしている。
【0004】これを例えばイオン注入装置に付設されて
いる排気装置について、図8を基にして具体的に説明す
ると、処理室から排気された処理ガスは、ゲートバルブ
(図示せず)を介して、クライオポンプ51内にため込
まれる。このクライオポンプ51の排気ポート52に
は、ハウジング53が設けられており、このハウジング
53内に係止体54、スプリング55、弁体56、フラ
ンジ57などによって構成されるリリーフ弁58が設け
られている。上記クライオポンプ51は、その中に設け
られた極低温パネル(図示せず)に処理室の処理ガスを
吸着させることによって該チャンバ内を減圧しており、
また上記クライオポンプ51内は、常に10-7Torr
以下、例えば10-8〜10-9Torrの高真空度に保た
れている。
【0005】そして一定期間の運転後、即ちクライオポ
ンプ51のガス蓄積量が限界に近づいたとき、クライオ
ポンプ51の「再生」という作業が行われる。この再生
は、クライオポンプ51の運転を停止すると同時に、こ
のクライオポンプ51内に例えばN2ガスを導入して、
前記極低温パネルの温度を上昇させて吸着されていた処
理ガスを放出させることによって行われる。そしてその
ようにして放出されたガスと、導入した前記N2ガスが
混合して、やがてクライオポンプ51内が大気圧とな
り、さらに圧力が上昇して、上記リリーフ弁58の設定
圧となったとき、この放出ガスとN2ガスとの混合ガス
が上記リリーフ弁58からハウジング53内に放出させ
るのである。
【0006】一方上記のようにして放出された混合ガス
をさらに希釈するために希釈ガス供給管59によって供
給される希釈ガスは、上記ハウジング53の壁体に設け
た供給口60を通じてこのハウジング53内に導入され
るように構成されており、リリーフ弁58を通じて上記
ハウジング53内に排気された処理ガスと混合室61で
混合してこれを希釈した後、上記ハウジング53の壁体
に設けた排気口62、並びにこの排気口62に接続され
た排気ホース63を通じて、外部に排気されるようにな
っている。そして上述の如きクライオポンプ51の再生
時に、クライオポンプ51の内圧が所定値にまで上昇し
た時点で、リリーフ弁58の弁体56が開放し、クライ
オポンプ51内の処理ガス(混合ガス)はハウジング5
3内の混合室61内に放出され、そこで供給口60から
供給される希釈ガスと混合されてさらに希釈され、排気
口62から排気ホース63を通じて排気される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな構成に係る従来の排気装置によれば、次のような問
題が生ずる。即ち、希釈ガス供給管59によって供給さ
れる希釈ガスは、上記ハウジング53の壁体に設けた供
給口60から供給されるため、このハウジング53内の
混合室61内の圧力は、希釈ガスの供給流量に対応して
大きくなってしまう。そのため希釈ガスの供給流量を増
加させると、混合室61内の圧力もそれに伴って増加し
てしまい、リリーフ弁58の弁体56を排気ポート52
側へと押圧してしまうのである。
【0008】その結果、クライオポンプ51内の圧力が
所期の値に達しても、弁体56が開放せず、また一回の
開放によって排気される処理ガスの量も少なくなってし
まい、クライオポンプ51を始めとして排気系の各装置
に故障が生じたり、処理装置そのものも正常に機能しな
くなるおそれが出てくる。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、希釈ガスの供給量の如何に関わらず、リリーフ弁
が常に正常に機能するこの種の排気装置を提供して、上
記問題の解決を図るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、特定空間内のガスをリリーフ弁を通じ
て排気するにあたり、前記リリーフ弁をハウジング内に
設け、さらに当該ハウジング内に希釈ガスを導入して上
記ガスを希釈させて、前記ハウジングに設けた排気口か
ら排気するように構成した装置において、前記希釈ガス
をハウジング内に導入するための導入口を前記ハウジン
グ内部にまで導き、さらに当該導入口を前記排気口側に
向けたことを特徴とする、排気装置を提供する。
【0011】
【作用】希釈ガスを導入するための導入口はハウジング
内部にまで導かれ、しかもその導入口は、排気口に向け
られているため、希釈ガスの導入量を増加しても、希釈
ガスは当該導入口をあたかもノズルの吹出し口とするよ
うにして排気口側へと吹き出される。従って、ハウジン
グ内の圧力が上昇してリリーフ弁の弁体が閉鎖側に押圧
されることもなく、リリーフ弁は所期の開放動作を確実
に実施する。
【0012】
【実施例】以下、本発明をイオン注入装置の排気系に適
用した実施例を図面に基づき説明すると、図1は上記イ
オン注入装置1を平面から説明した図であって、このイ
オン注入装置1は、ターミナルモジュール2とエンドス
テーションモジュール3によって構成されている。
【0013】上記ターミナルモジュール2には、所定の
原料ガスからイオンを発生させるためのイオンソース
4、質量分析電磁石5、イオンを加速するための加速管
6が設けられており、イオンソース4から発生したイオ
ンは、上記質量分析電磁石5によって選別されて、上記
加速管6によって加速され、例えば2〜200KeVの
エネルギーを有するイオンビームとなって、上記エンド
ステーションモジュール3のメインチャンバ7内へと照
射されるようになっている。
【0014】上記メインチャンバ7内には、図1、図2
に示されたように、被処理体であるウエハWをその一側
面に多数保持可能に構成された円板状のディスク8が設
けられている。このディスク8は、図2の往復回動矢印
に示したように、水平状態から垂直に立てることが自在
なように構成されており、図2の一点鎖線で示した垂直
状態にてこのディスク8は回転されて、上記の如く保持
した多数のウエハWに対して、上記イオンビームが照射
されるように構成されている。
【0015】そして上記メインチャンバ7内は、図2に
示したように、排気口9を通じてロータリーポンプやド
ライポンプなどのいわゆる荒引きポンプ10によって荒
引きされた後、さらに排気口11、ゲートバルブ12を
介して設けられているクライオポンプ13によって減圧
されて、例えば10-7Torr以下の高真空度に設定自
在なように構成されている。
【0016】さらにこのメインチャンバ7には、図1、
図2に示したような3つのロードロック室14、15、
16が並列に設けられている。これら各ロードロック室
14、15、16は同一構成であり、図2を基にして一
端部に位置するロードロック室16について説明する
と、このロードロック室16は、下部のカセットチャン
バ17と、適宜の昇降装置(図示せず)によって上下動
されてこのカセットチャンバ17の上に気密に接続自在
なベルジャ18によって構成されている。
【0017】そしてこのカセットチャンバ17の上部に
は、前出荒引きポンプ10や別設のクライオポンプ18
に通ずる排気口19が設けられており、これら荒引きポ
ンプ10やクライオポンプ18によって真空引きされ
て、このベルジャ18内は所定の高真空度、例えば10
-7Torr以下の減圧雰囲気に設定自在なように構成さ
れている。
【0018】上記カセットチャンバ17内には、適宜の
昇降装置(図示せず)によって上下動自在なテーブル2
0が設けられ、さらにこのテーブル20の上に、載置台
20aが設けられており、ウエハWを例えば25枚収納
する収納カセット21は、この載置台20aの上に載置
されるように構成されている。
【0019】そして図2に示したように、上記テーブル
20が上昇してその上面周縁部が、カセットチャンバ1
7の開口部の内側周縁部と密着することにより、カセッ
トチャンバ17とベルジャ18内空間とは、当該テーブ
ル20によって気密に仕切られ、このベルジャ18はロ
ードロック機能を有するように構成されている。
【0020】そして以上のように構成されているロード
ロック室14、15、16に対向するメインチャンバ7
内には、前出ディスク8と収納カセット21との間で、
ウエハWを搬送するための搬送装置Tが設けられてい
る。
【0021】而して本実施例は、以上の構成を有するイ
オン注入装置1のメインチャンバ7の排気系に適用され
ている。即ちメインチャンバ7及びロードロック室1
4、15、16から排気される処理ガス等を含むガス
(以下、単に「処理ガス」という)は、前出クライオポ
ンプ13内の極低温パネル(図示せず)に吸着されてた
め込まれ、これによってメインチャンバ7及びロードロ
ック室14、15、16上記の所定の減圧雰囲気に維持
されている。
【0022】上記クライオポンプ13の排気ポート23
には、図3、図4、図5に示されたような略円筒形のハ
ウジング24の一端側開口部が接続されており、他方排
気口25を形成する他端側開口部には、他の排気系から
の排気とともに大気中に排気するための集中排気装置
(図示せず)に通ずる、可撓性を有する排気ホース26
が接続されている。
【0023】上記ハウジング24の内部空間にはリリー
フ弁27が設けられている。このリリーフ弁27は、流
路となる貫通孔22を複数個有しかつハウジング24の
内部空間を軸方向と直角に仕切るように上記ハウジング
24内壁に固着されたフランジ28、上記フランジ28
の中心孔に挿入される支持軸29、この支持軸29の排
気ポート23側に設けられた円板状の係止体30、上記
支持軸29の排気口25側に設けられ上記貫通孔22を
閉塞する弁体31、上記係止体30とフランジ28との
間に設けられたスプリング32よって構成され、さらに
上記弁体31のフランジ28側端面には、気密性を確保
するためのOリングなどのシール材33が設けられてい
る。
【0024】そして上記ハウジング24内における上記
フランジ28と排気口25との間の空間は、混合室34
として構成される。上記ハウジング24の外周壁には、
希釈ガス供給管35の継手部材36が接続されている。
この希釈ガス供給管35は、図2に示したように、バル
ブ37、流量制御を行う流量調整弁38を介してガスボ
ンベ39に通じており、当該ガスボンベ39内には、希
釈ガスとして、例えばN2ガスが充填されている。
【0025】そして上記継手部材36には導入管40が
接続されており、この導入管40は途中で略直角に折曲
成形加工されて、導入口となるその先端部の吐出口41
は、上記排気口25に向けられている。
【0026】本実施例は以上のように構成されており、
次にその排気動作について説明すると、常態、即ち処理
ガスがクライオポンプ13内にため込まれつつあるとき
には、クライオポンプ13内は既述の如く10-7Tor
r以下の減圧雰囲気であるから、その圧力差によって、
リリーフ弁27の弁体31はフランジ28側へと押圧さ
れて貫通孔22は閉塞され、リリーフ弁27は閉鎖され
ている。
【0027】そしてクライオポンプ13の再生時に、別
設の希釈ガス供給装置(図示せず)によってクライオポ
ンプ13内に例えばN2ガスが導入されてクライオポン
プ13内の圧力が高まり、大気圧を越えて予め定めてあ
るリリーフ弁27の所定の開放圧、例えば0.3kgf/c
m2に達すると、貫通孔22を通じて当該クライオポンプ
13内の圧力で弁体31が混合室34側へと押圧され
る。その結果、弁体31のフランジ28との密着状態が
解除されてリリーフ弁27が開放し、クライオポンプ1
3内の処理ガスが上記N2ガスとともに、フランジ28
の貫通孔22から混合室34内に放出される。
【0028】このとき、予めN2ガスと混合された上記
処理ガスが上記所定圧力値に達する前に、バルブ37を
開放してガスボンベ39からのN2ガスを、希釈ガス供
給管35及び導入管40を通じて上記ハウジング24内
に導入していても、その吐出口41は排気口25側へと
向けられているから、N2ガスのハウジング24内への
導入によってハウジング24内の圧力が上昇することは
ない。従って、上記リリーフ弁27の開放が、所期の圧
力値に達した時点で速やかに行われ、放出された処理ガ
スはN2ガスとの混合によってさらに希釈され、排気ホ
ース26から排気されるものである。
【0029】しかも上記のように、導入管40の吐出口
41が排気口25側へと向けられているから、例えば希
釈度を高めるために流量調整弁38によって、N2ガス
の流量を増大しても、やはりハウジング24内の圧力が
上昇することはなく、クライオポンプ13内の処理ガス
の圧力が所定の圧力値に達すれば、リリーフ弁27の開
放が確実に行われる。
【0030】なお上記のようにして、所定時間、例えば
1時間程度経過してクライオポンプ13内の処理ガス放
出作業(再生作業)が終了すると、上述の希釈ガス供給
装置によるクライオポンプ13内へのN2ガスの供給を
停止させれば、上記リリーフ弁27は閉鎖される。そし
てその後荒引きポンプ10を作動させて、クライオポン
プ13内を例えば10-2Torrまで減圧させ、さらに
その後クライオポンプ13自体を作動させて、再びこの
クライオポンプ13内の極低温パネルを冷却させて所定
の高真空度、例えば10-7Torr以下にした時点で、
ゲートバルブ12を開放して、通常の運転動作に入るの
である。
【0031】以上のように希釈ガスであるN2ガスの導
入量の如何に関わらず、リリーフ弁27は常に正常に機
能するので、クライオポンプ22を始めとする排気系の
各装置に対して過度の負担がかかることはなく、ひいて
はこの排気系が適用されている処理装置の処理が、所期
の設計通り円滑に実施できるものである。
【0032】なお、上記実施例における導入管40は上
記の如く、途中で折曲成形加工された曲管であったが、
これに代えて例えば図6に示したような直管形状の導入
管45を使用することもできる。
【0033】即ちこの直管形状の導入管45は、その先
端部が閉口した構造を有し、図7に示したようにちょう
どハウジング24の排気口25に対向する外周壁に、適
宜の吐出口46を穿設した構成を有するものである。こ
のような直管形状の導入管45を用いても、上記実施例
の導入管40の場合と全く同一の効果が得られ、N2ガ
スの導入量の如何に関わらず、リリーフ弁27は常に正
常に機能するものである。
【0034】また上記実施例でもわかるように、既存の
排気装置における希釈ガス供給管に対し、継手部材36
や上記のような簡易な構成の導入管40、45を接続す
るだけで本発明を実施することができるので、既に稼働
している既存の装置に対しても、低コストで適用するこ
とが可能である。
【0035】なお、上記実施例はイオン注入装置の排気
系に適用した例であったが、本発明はこれに限らず、例
えばエッチング装置、アッシング装置、CVD装置、ス
パッタ装置を始めとする各種の処理装置の排気系に適用
することが可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、希釈ガスの導入量にか
かわらず、所定圧力値に達するとリリーフ弁は常に確実
に開放される。従って大量の希釈ガスを必要とする場合
であっても、リリーフ弁の機能に支障をきたすことな
く、特定空間内のガスを確実に希釈してこれを排気する
ことが可能である。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an exhaust device for exhausting gas in a specific space through a relief valve. 2. Description of the Related Art For example, a semiconductor wafer (hereinafter, "wafer")
For example, when various processes such as an ion implantation process and an etching process are performed, these processes are performed in an airtightly configured processing chamber in an appropriate processing gas such as an ion implantation process. , A mixed gas of PH 3 and H 2, and in the case of an etching process, a CHF 3 gas or the like are introduced, and the process is performed under a predetermined reduced pressure atmosphere. [0003] The processing chamber is evacuated by an exhaust means such as a vacuum pump in order to reduce the pressure in the processing chamber to a predetermined reduced pressure value. The exhaust gas is a highly flammable gas or a toxic gas as described above. Therefore, these cannot be exhausted to the atmosphere as they are. Before diluting into the atmosphere, an appropriate diluent gas such as Ar gas or N 2 is mixed and diluted, and then exhausted. I have. This will be described in detail with reference to, for example, an exhaust device attached to an ion implantation apparatus with reference to FIG. 8. Processing gas exhausted from a processing chamber is passed through a gate valve (not shown). Are stored in the cryopump 51. A housing 53 is provided in an exhaust port 52 of the cryopump 51, and a relief valve 58 including a locking body 54, a spring 55, a valve body 56, a flange 57, and the like is provided in the housing 53. I have. The cryopump 51 depressurizes the inside of the processing chamber by causing a cryogenic panel (not shown) provided therein to adsorb the processing gas in the processing chamber.
Further, the inside of the cryopump 51 is always 10 −7 Torr.
Hereinafter, a high vacuum of, for example, 10 −8 to 10 −9 Torr is maintained. After a certain period of operation, that is, when the amount of gas stored in the cryopump 51 approaches the limit, an operation of "regeneration" of the cryopump 51 is performed. This regeneration is performed by simultaneously stopping the operation of the cryopump 51 and simultaneously introducing, for example, N 2 gas into the cryopump 51.
This is performed by raising the temperature of the cryogenic panel to release the adsorbed processing gas. When the gas thus released and the introduced N 2 gas are mixed, the inside of the cryopump 51 eventually becomes atmospheric pressure, and the pressure further increases to reach the set pressure of the relief valve 58. The mixed gas of the released gas and the N 2 gas is released from the relief valve 58 into the housing 53. On the other hand, a diluent gas supplied by a diluent gas supply pipe 59 for further diluting the mixed gas discharged as described above is supplied to the inside of the housing 53 through a supply port 60 provided in a wall of the housing 53. The processing gas exhausted into the housing 53 through the relief valve 58 is mixed with the processing gas in the mixing chamber 61 to dilute the processing gas, and then the exhaust gas is provided in the wall of the housing 53. The air is exhausted to the outside through an exhaust hose 63 connected to the exhaust port 62. When the internal pressure of the cryopump 51 rises to a predetermined value during regeneration of the cryopump 51 as described above, the valve element 56 of the relief valve 58 is opened, and the processing gas (mixed gas) in the cryopump 51 is supplied to the housing. 5
The gas is discharged into a mixing chamber 61 in the mixing chamber 3, where it is mixed with a diluent gas supplied from a supply port 60, further diluted, and exhausted from an exhaust port 62 through an exhaust hose 63. [0007] However, according to the conventional exhaust device having the above-described structure, the following problems occur. That is, since the diluent gas supplied by the diluent gas supply pipe 59 is supplied from the supply port 60 provided in the wall of the housing 53, the pressure in the mixing chamber 61 in the housing 53 is reduced by the supply of the diluent gas. It becomes large corresponding to the flow rate. Therefore, when the supply flow rate of the dilution gas is increased, the pressure in the mixing chamber 61 is also increased, and the valve body 56 of the relief valve 58 is connected to the exhaust port 52.
It pushes to the side. As a result, even if the pressure in the cryopump 51 reaches a desired value, the valve body 56 does not open, and the amount of processing gas exhausted by a single opening decreases. There is a possibility that a failure occurs in each device of the exhaust system including the pump 51, and that the processing device itself does not function properly. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above points, and provides an exhaust system of this type in which a relief valve always functions normally irrespective of the supply amount of a diluent gas, thereby solving the above-mentioned problems. It is intended. [0010] In order to achieve the above object, according to the present invention, when exhausting gas in a specific space through a relief valve, the relief valve is provided in a housing, and further, the relief valve is provided in the housing. In a device configured to introduce a dilution gas to dilute the gas and exhaust the gas through an exhaust port provided in the housing, an introduction port for introducing the dilution gas into the housing is guided to the inside of the housing. In addition, the present invention provides an exhaust device, wherein the inlet is directed toward the exhaust port. The introduction port for introducing the dilution gas is guided to the inside of the housing, and the introduction port is directed to the exhaust port. The gas is blown out to the exhaust port side as if the inlet were the outlet of the nozzle. Accordingly, the pressure in the housing does not increase and the valve body of the relief valve is not pressed toward the closing side, and the relief valve reliably performs the intended opening operation. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment in which the present invention is applied to an exhaust system of an ion implanter will be described below with reference to the drawings. FIG. The injection device 1 includes a terminal module 2 and an end station module 3. The terminal module 2 is provided with an ion source 4 for generating ions from a predetermined source gas, a mass spectrometric electromagnet 5, and an accelerating tube 6 for accelerating the ions. The ions thus selected are selected by the mass spectrometric electromagnet 5, accelerated by the accelerating tube 6, become an ion beam having an energy of, for example, 2 to 200 KeV, and irradiated into the main chamber 7 of the end station module 3. It has become so. 1 and 2 in the main chamber 7.
As shown in FIG. 1, a disk-shaped disk 8 configured to hold a large number of wafers W to be processed on one side thereof is provided. The disk 8 is configured so that it can be set up vertically from a horizontal state, as shown by a reciprocating rotation arrow in FIG. 2, and the disk 8 is placed in a vertical state shown by a dashed line in FIG. Is rotated to irradiate the ion beam to a large number of wafers W held as described above. The inside of the main chamber 7 is roughed by a so-called roughing pump 10 such as a rotary pump or a dry pump through an exhaust port 9 as shown in FIG. The pressure is reduced by a cryopump 13 provided through the vacuum pump, and a high vacuum degree of, for example, 10 −7 Torr or less can be set. Further, in the main chamber 7, FIG.
Three load lock chambers 14, 15, as shown in FIG.
16 are provided in parallel. Each of the load lock chambers 14, 15, 16 has the same configuration. The load lock chamber 16 located at one end will be described with reference to FIG. The cassette chamber 17 comprises a bell jar 18 which can be vertically moved by an elevating device (not shown). In the upper part of the cassette chamber 17, a roughing pump 10 and a cryopump 18 provided separately are provided.
The roughing pump 10 and the cryopump 18 evacuate the inside of the bell jar 18 to a predetermined high degree of vacuum, for example, 10 mm.
It is configured such that it can be set to a reduced pressure atmosphere of -7 Torr or less. In the cassette chamber 17, a table 2 which can be moved up and down by an appropriate elevating device (not shown).
0, and a table 20a is further provided on the table 20. A storage cassette 21 for storing, for example, 25 wafers W is configured to be mounted on the table 20a. ing. Then, as shown in FIG. 2, the table 20 is raised so that the peripheral edge of the upper surface thereof is positioned in the cassette chamber 1.
By tightly contacting the inner peripheral edge of the opening of the cassette 7, the cassette chamber 17 and the space inside the bell jar 18 are airtightly partitioned by the table 20, and the bell jar 18 is configured to have a load lock function. The main chamber 7 opposed to the load lock chambers 14, 15, 16 constructed as described above.
Inside, between the aforementioned disk 8 and the storage cassette 21,
A transfer device T for transferring the wafer W is provided. The present embodiment is applied to the exhaust system of the main chamber 7 of the ion implantation apparatus 1 having the above configuration. That is, the main chamber 7 and the load lock chamber 1
A gas containing a processing gas or the like exhausted from 4, 15, 16 (hereinafter, simply referred to as a “processing gas”) is adsorbed and stored in a cryogenic panel (not shown) in the cryopump 13, As a result, the main chamber 7 and the load lock chambers 14, 15, 16 are maintained in the above-described predetermined reduced-pressure atmosphere. The exhaust port 23 of the cryopump 13
Is connected to one end of a substantially cylindrical housing 24 as shown in FIGS. 3, 4 and 5, and the other end of the housing 24 forming the exhaust port 25 is connected to the other end. Flexible exhaust hose 26 leading to a centralized exhaust device (not shown) for exhausting to the atmosphere together with the exhaust from the exhaust system of FIG.
Is connected. A relief valve 27 is provided in the internal space of the housing 24. The relief valve 27 includes a plurality of through holes 22 serving as flow paths, and a flange 28 fixed to an inner wall of the housing 24 so as to partition an internal space of the housing 24 at right angles to an axial direction.
A support shaft 29 inserted into the center hole of the support shaft 29, a disc-shaped locking member 30 provided on the exhaust port 23 side of the support shaft 29, and the through hole 22 provided on the exhaust port 25 side of the support shaft 29. The valve body 31 to be closed is constituted by a spring 32 provided between the locking body 30 and the flange 28, and an O-ring for ensuring airtightness is provided on the flange 28 side end surface of the valve body 31. Is provided. The space between the flange 28 and the exhaust port 25 in the housing 24 is a mixing chamber 34.
It is constituted as. On the outer peripheral wall of the housing 24,
The joint member 36 of the dilution gas supply pipe 35 is connected.
As shown in FIG. 2, the dilution gas supply pipe 35 communicates with a gas cylinder 39 via a valve 37 and a flow control valve 38 for controlling a flow rate. 2 gas is filled. An introduction pipe 40 is connected to the joint member 36. The introduction pipe 40 is bent at a substantially right angle on the way, and is formed into a discharge port 41 at the tip end serving as an introduction port.
Are directed to the exhaust port 25. This embodiment is configured as described above.
Next, the evacuation operation will be described. In the normal state, that is, when the processing gas is being accumulated in the cryopump 13, the inside of the cryopump 13 is 10 −7 Torr as described above.
Since the pressure is less than r, the pressure difference
The valve element 31 of the relief valve 27 is pressed toward the flange 28, the through hole 22 is closed, and the relief valve 27 is closed. When the cryopump 13 is regenerated, for example, N 2 gas is introduced into the cryopump 13 by a separate dilution gas supply device (not shown), so that the pressure in the cryopump 13 increases and exceeds the atmospheric pressure. A predetermined opening pressure of the relief valve 27, for example, 0.3 kgf / c
When the pressure reaches m 2 , the valve 31 is pressed toward the mixing chamber 34 by the pressure in the cryopump 13 through the through hole 22. As a result, the close contact state of the valve body 31 with the flange 28 is released, the relief valve 27 is opened, and the cryopump 1
The processing gas in 3 together with the above-mentioned N 2 gas and the flange 28
Is discharged into the mixing chamber 34 from the through-hole 22 of the nozzle. At this time, before the processing gas previously mixed with the N 2 gas reaches the predetermined pressure value, the valve 37 is opened and the N 2 gas from the gas cylinder 39 is supplied to the dilution gas supply pipe 35 and the introduction pipe. Even if the gas is introduced into the housing 24 through 40, the discharge port 41 is directed toward the exhaust port 25, so that the pressure in the housing 24 increases due to the introduction of N 2 gas into the housing 24. There is no. Accordingly, the relief valve 27 is opened immediately when the intended pressure value is reached, and the released processing gas is further diluted by mixing with N 2 gas and exhausted from the exhaust hose 26. It is. Further, as described above, since the discharge port 41 of the introduction pipe 40 is directed toward the exhaust port 25, the flow rate of the N 2 gas is increased by, for example, the flow rate control valve 38 to increase the degree of dilution. However, the pressure in the housing 24 does not rise, and when the pressure of the processing gas in the cryopump 13 reaches a predetermined pressure value, the relief valve 27 is reliably opened. As described above, when the processing gas discharge operation (regeneration operation) in the cryopump 13 is completed after a predetermined time, for example, about one hour, the dilution gas supply device supplies the processing gas into the cryopump 13. When the supply of the N 2 gas is stopped, the relief valve 27 is closed. Then, the roughing pump 10 is operated to reduce the pressure inside the cryopump 13 to, for example, 10 −2 Torr. Thereafter, the cryopump 13 itself is operated, and the cryogenic panel in the cryopump 13 is cooled again. At the time when a predetermined high vacuum degree, for example, 10 -7 Torr or less,
The gate valve 12 is opened and the normal operation starts. As described above, the relief valve 27 always functions normally irrespective of the introduction amount of the N 2 gas as the diluent gas. And the processing of the processing apparatus to which the exhaust system is applied can be smoothly carried out as designed. Although the introduction tube 40 in the above embodiment is a bent tube that has been bent in the middle as described above,
Instead of this, for example, a straight pipe-shaped introduction pipe 45 as shown in FIG. 6 can be used. That is, the straight pipe-shaped inlet pipe 45 has a structure in which the tip is closed, and as shown in FIG. 46 is provided. Even with the introduction pipe 45 having such a straight pipe shape, the same effect as that of the introduction pipe 40 of the above embodiment can be obtained, and the relief valve 27 is always operated regardless of the amount of N 2 gas introduced. It works properly. As can be seen from the above embodiment, the connecting member 36 is connected to the dilution gas supply pipe in the existing exhaust system.
And the present invention can be implemented simply by connecting the introduction pipes 40 and 45 having the simple configuration as described above, so that the present invention can be applied at a low cost to an existing apparatus that is already operating. It is. Although the above embodiment is an example in which the present invention is applied to an exhaust system of an ion implantation apparatus, the present invention is not limited to this. For example, various apparatuses such as an etching apparatus, an ashing apparatus, a CVD apparatus, and a sputtering apparatus may be used. The present invention can be applied to an exhaust system of a processing apparatus. According to the present invention, the relief valve is always opened when the pressure reaches a predetermined value, irrespective of the amount of diluent gas introduced. Therefore, even when a large amount of dilution gas is required, the gas in the specific space can be reliably diluted and exhausted without hindering the function of the relief valve.
【図面の簡単な説明】
【図1】排気系に本発明の実施例を適用したイオン注入
装置の平面説明図である。
【図2】排気系に本発明の実施例を適用したイオン注入
装置のエンドステーションモジュールの断面説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例の外形を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例の内部構成を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施例の一部断面正面図である。
【図6】実施例で使用した導入管の他の例を示す断面図
である。
【図7】本発明の他の実施例の一部断面正面図である。
【図8】従来技術にかかる排気装置の一部断面正面図で
ある。
【符号の説明】
13 クライオポンプ
22 貫通孔
23 排気ポート
24 ハウジング
25 排気口
26 排気ホース
27 リリーフ弁
31 弁体
34 混合室
35 希釈ガス供給管
40 導入管
41 吐出口BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory plan view of an ion implantation apparatus in which an embodiment of the present invention is applied to an exhaust system. FIG. 2 is an explanatory cross-sectional view of an end station module of an ion implantation apparatus in which an embodiment of the present invention is applied to an exhaust system. FIG. 3 is a perspective view showing an outer shape of the embodiment of the present invention. FIG. 4 is a perspective view showing an internal configuration of the embodiment of the present invention. FIG. 5 is a partial sectional front view of the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a sectional view showing another example of the introduction pipe used in the embodiment. FIG. 7 is a partial cross-sectional front view of another embodiment of the present invention. FIG. 8 is a partial cross-sectional front view of an exhaust device according to the related art. [Description of Signs] 13 Cryopump 22 Through-hole 23 Exhaust port 24 Housing 25 Exhaust port 26 Exhaust hose 27 Relief valve 31 Valve element 34 Mixing chamber 35 Diluent gas supply pipe 40 Inlet pipe 41 Discharge port
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−128575(JP,A) 特開 平5−33766(JP,A) 特開 昭61−294176(JP,A) 特開 平6−129352(JP,A) 特開 平5−99139(JP,A) 特開 平4−353273(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 37/08 H01J 37/18 H01J 37/317 H01L 21/3065 Continuation of the front page (56) References JP-A-4-128575 (JP, A) JP-A-5-33766 (JP, A) JP-A-61-294176 (JP, A) JP-A-6-129352 (JP) , A) JP-A-5-99139 (JP, A) JP-A-4-353273 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) F04B 37/08 H01J 37/18 H01J 37/317 H01L 21/3065
Claims (1)
排気するにあたり、前記リリーフ弁をハウジング内に設
け、さらに当該ハウジング内に希釈ガスを導入して上記
ガスを希釈させて、前記ハウジングに設けた排気口から
排気するように構成した装置において、前記希釈ガスを
ハウジング内に導入するための導入口を前記ハウジング
内部にまで導き、さらに当該導入口を前記排気口側に向
けたことを特徴とする、排気装置。(57) [Claim 1] When exhausting a gas in a specific space through a relief valve, the relief valve is provided in a housing, and a dilution gas is introduced into the housing to remove the gas. In an apparatus configured to be diluted and exhausted from an exhaust port provided in the housing, an introduction port for introducing the dilution gas into the housing is guided to the inside of the housing, and the introduction port is further connected to the exhaust port. An exhaust device characterized by being directed to the side.
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