JP3470203B2 - 冷蔵庫等における両引き式スライド扉の開閉装置 - Google Patents
冷蔵庫等における両引き式スライド扉の開閉装置Info
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Description
蔵庫、冷凍庫、保管庫あるいは保冷庫等(以下、冷蔵庫
等という)における両引き式スライド扉の開閉装置に関
する。
閉装置としては、片引き式スライド扉のものであるが、
次のようなものが知られている。
開閉装置は、扉受けパネル(41)上部のハンガー・レール
(42)内を走行する戸車(43)を備えると共に下端に高さ調
節用雄ねじ部(44)付き脚部(45)が垂下状に設けられてい
る扉吊下げ用移動体(40)と、雄ねじ部(44)にねじ合わせ
られる水平係合部(46)を備えた中間連結部材(47)と、扉
(48)の上縁部に取付けられ且つ上端に中間連結部材(47)
の水平係合部(46)と係わり合う鉤形係合部(49)を備えた
フック(50)と、扉(48)の上端の中央部および下端の両側
にそれぞれ突出して設けられている3個のローラ(51)
と、これらローラ(51)に対応して扉受けパネル(41)に取
付けられ且つローラ(51)を扉受けパネル(41)側へ導く傾
斜面(52a) を備えた押え込み部材(52)とから構成されて
いる。
までスライドさせれば、押え込み部材(52)の傾斜面(52
a) に扉(48)の各ローラ(51)が当接する結果、扉(48)は
扉受けパネル(41)へ押え付けられるものであった。
るスライド扉の開閉装置では、扉(48)の上部両側にそれ
ぞれ2個の戸車(54a)(54b)が設けられる一方、ローラ(5
4a)(54b)が走行するハンガー・レール(42)には、冷蔵庫
の庫口の両側端に対応してローラ(54a) の落とし込み部
(55)が設けられていた。また、冷蔵庫の庫口下縁に左右
一対の円錐形ローラ(53)を配置する一方、扉(48)の下端
部両側に扉側に傾いた傾斜面(49a) を有する扉寄せ板(4
9)が設けられていた。さらに、扉(48)上端の中央部に
は、上記従来例と同様、ローラ(51)が設けられる一方、
扉受けパネル(41)にはローラ(51)を扉受けパネル(41)側
へ導く傾斜面(52a) を備えた押え込み部材(52)が設けら
れていた。
は、扉(48)の閉状態において、扉寄せ板(49)の傾斜面(4
9a) が円錐形ローラ(53)の傾斜状外周面に当接してい
て、扉(48)の自重が扉寄せ板(49)にかかると、これの傾
斜部面が円錐形ローラ(53)の傾斜状外周面に沿って下向
きに滑り、結局その力が扉(48)を冷蔵庫の庫口周縁部側
に移動せしめる方向に作用するため、扉内側に取り付け
られた環状パッキング(56)が庫口周縁部の外面に押し付
けられて密着するというものであった。
おけるスライド扉の開閉装置のうち、前者の場合、扉(4
8)はその上部のフック(50)が係合されている水平係合部
(46)を中心として持ち上げられた状態で扉受けパネル(4
1)に押え込まれるため、常に重力(矢印A方向)により
扉(48)を開けようとする力がはたらくこととなる。した
がって、扉(48)に何らかの外力が加わった場合、簡単に
扉(48)が開いてしまうおそれがある。しかも、これを両
引き式のスライド扉に使用しようとすると、扉1枚につ
き押さえ込み装置が上下1か所ずつとなり、確実に密閉
することが困難になるという問題がある。
押え付けられている状態において、扉の下端部両側に扉
寄せ板(49)と円錐形ローラ(53)の当接により、矢印(B)
方向の反作用の力が常に働くことから、いきおい扉(48)
の押え込みが不安定となる。また、ハンガー・レール(4
2)の2か所に落とし込み部(55)を加工する必要がある
他、扉受けパネル(41)および扉(48)の組み立て時に、ハ
ンガー・レール(42)の落とし込み部(55)と庫口の両側縁
とを一致させなけれなならず、組み立てに精度を要す
る。また、規格寸法外の扉を使用する場合、上記ハンガ
ー・レール(42)も別途、製作する必要が生じ、規格外の
ものに対する対応性が低いという不都合もあった。しか
も、これを両引き式のスライド扉に使用しようとする
と、ローラ(54)およびハンガーが左右の扉を閉じたさい
にぶつかってしまい、このためにハンガー・レールの落
とし込みをなくすと、前者と同様に確実に密閉すること
が困難になるという問題がある。
開閉のための駆動装置が小型で済む冷蔵庫等における両
引き式スライド扉の開閉装置を提供することにある。
における両引き式スライド扉の開閉装置は、冷蔵庫等の
庫口上縁部前面に左右一対のハンガー・レールが取り付
けられ、各ハンガー・レールに、ハンガー・レール上を
走行する戸車を備えた一対の扉吊り具を介して両引き式
スライド扉の左右の扉が吊り下げられ、左右の扉の上下
端部に、上下ローラがそれぞれ回転自在に取付けられ、
庫口上下縁部に、左右の扉を閉じたときに上下ローラを
それぞれ庫口上下縁部側へ接近させる傾斜面を備えた上
下押え込み部材が取付けられている、冷蔵庫等における
両引き式スライド扉の開閉装置において、左右各1本ず
つののハンガー・レールが、庫口上縁部の中央に至るほ
ど庫口上縁部に近づくように設けられるとともに、一対
の扉吊り具のうち、扉の開方向側の扉吊り具が扉の閉方
向側の扉吊り具よりも前方に張り出した形状とされるこ
とにより、左右の扉がそれぞれ扉受けパネルに対して平
行となるように吊り下げられており、左扉の扉吊り具
が、左右一対のプーリおよびこれらに巻き掛けられかつ
左のハンガー・レールと平行なベルトよりなる左ベルト
伝動装置のベルトに取り付けられ、右扉の扉吊り具が、
左右一対のプーリおよびこれらに巻き掛けられかつ右の
ハンガー・レールと平行なベルトよりなる右ベルト伝動
装置のベルトに取り付けられ、左ベルト伝動装置の右側
のプーリの軸に傘歯車が固定されるとともに、これに噛
み合う傘歯車が、ハンガー・レールの扉受けパネルに対
する角度をθとして両傘歯車の2軸が交わる角度が18
0−2θとなるように、右ベルト伝動装置の左側のプー
リの軸に固定され、左ベルト伝動装置の左側のプーリお
よび右ベルト伝動装置の右側のプーリのうちのいずれか
に、これを駆動する駆動装置が設けられているものであ
る。
の扉吊り具よりも前方に張り出したL字状部を有してい
ることが好ましい。
イド扉の開閉装置は、冷蔵庫等の庫口上縁部前面に左右
一対のハンガー・レールが取り付けられ、各ハンガー・
レールに、ハンガー・レール上を走行する戸車を備えた
一対の扉吊り具を介して両引き式スライド扉の左右の扉
が吊り下げられ、左右の扉の上下端部に、上下ローラが
それぞれ回転自在に取付けられ、庫口上下縁部に、左右
の扉を閉じたときに上下ローラをそれぞれ庫口上下縁部
側へ接近させる傾斜面を備えた上下押え込み部材が取付
けられており、左右各1本ずつののハンガー・レール
が、庫口上縁部の中央に至るほど庫口上縁部に近づくよ
うに設けられるとともに、一対の扉吊り具のうち、扉の
開方向側の扉吊り具が扉の閉方向側の扉吊り具よりも前
方に張り出した形状とされることにより、左右の扉がそ
れぞれ扉受けパネルに対して平行となるように吊り下げ
られているから、扉を閉める場合、扉はハンガー・レー
ルに案内されて扉受けパネル側へ徐々に接近して行き、
扉が庫口に面したところで扉の上部ローラおよび下部ロ
ーラが扉受けパネルの上部押え込み部材および下部押え
込み部材の傾斜面に当接して扉受けパネル側へ誘導され
る結果、扉は扉受けパネルの庫口側へ押え込まれ、予め
扉の内面周縁部に取付られたパッキングなどを介して庫
口が当該扉により密閉される。この際、扉自体は扉受け
パネルに対して平行な状態でハンガー・レールの軌道に
沿って徐々に接近し、最終的に庫口を塞ぐこととなるた
め、庫口に対して均等な扉の押え込みが行える。
リおよびこれらに巻き掛けられかつ左のハンガー・レー
ルと平行なベルトよりなる左ベルト伝動装置のベルトに
取り付けられ、右扉の扉吊り具が、左右一対のプーリお
よびこれらに巻き掛けられかつ右のハンガー・レールと
平行なベルトよりなる右ベルト伝動装置のベルトに取り
付けられ、左ベルト伝動装置の右側のプーリの軸に傘歯
車が固定されるとともに、これに噛み合う傘歯車が、ハ
ンガー・レールの扉受けパネルに対する角度をθとして
両傘歯車の2軸が交わる角度が180−2θとなるよう
に、右ベルト伝動装置の左側のプーリの軸に固定され、
左ベルト伝動装置の左側のプーリおよび右ベルト伝動装
置の右側のプーリのうちのいずれかに、これを駆動する
駆動装置が設けられているから、1つの駆動装置で両方
の扉を同時に開閉することができる。
の扉吊り具よりも前方に張り出したL字状部を有してい
るものでは、ハンガー・レールが冷蔵庫前壁に対して傾
斜しているのに対して、扉は冷蔵庫前壁に対して平行と
なるように吊り下げられる。
明する。
式冷蔵庫における両引き式スライド扉の開閉装置は、冷
蔵庫(1) 等の庫口(3) 上縁部前面に取り付けられ左右の
スライド扉(4) をそれぞれ支持する左右のハンガー・レ
ール(2) と、各扉(4) の上端部中央を庫口(3) 上縁部に
押し付ける上部押え込み機構(18)と、各扉(4) の下端部
中央を庫口(3) 下縁部に押し付ける下部押え込み機構(1
9)と、左右の扉(4) を同時に開閉させる自動開閉機構(2
0)とを備えている。
の中央に至るほど庫口(3) 上縁部に近づくように取り付
けられている。この実施例では、扉受けパネル(1) に対
する角度θは約1°とされており、好ましい角度θは大
体0.5〜2°の範囲である。なお、図2は、要部を示
す平面図であるが、分かりやすくするために角度θを大
きくしかつ構成部材も概略的に示している。
を走行する戸車(5) をそれぞれ備えた2種類の扉吊り具
(7)(8)を介して冷蔵庫(1) の前壁に対して平行となるよ
うに各ハンガー・レール(2) に吊り下げられている。
(図3右側)の扉吊り具(8) は、扉の閉方向側(図3左
側)の扉吊り具(7) よりも前方に張り出したL字状部(8
a)を有しており、これにより、ハンガー・レール(2) が
冷蔵庫(1) 前壁に対して傾斜しているのに対して、扉
(4) は冷蔵庫(1) 前壁に対して平行となるように吊り下
げられている。さらに、各戸車(5) は、ハンガー・レー
ル(2) に沿うようにしたがって冷蔵庫(1) 前壁に対して
は傾斜するように、各扉吊り具(7)(8)に取り付けられ、
これにより、扉(4) は、図2に鎖線で示す開位置、同図
に実線で示す閉位置および開閉途中位置において、冷蔵
庫(1) 前壁に対しては平行な状態となされている。
機構(19)は、右扉(4) の右側縁部下端に取り付けられた
下部押え込み部材(12)と、庫口右側縁部の前方の床に取
り付けられ右扉(4) を閉じたさいに下部押え込み部材(1
2)を介して右扉(4) を庫口周縁部に押し付ける回転自在
な下部ローラ(10)とよりなる。下部押え込み部材(12)
は、右扉(4) を閉じる方向(図4の左方向)にスライド
させたさいに、下部ローラ(10)に当接してこれを扉受け
パネル(1) 側へ接近させる傾斜面(12a) を有している。
央部に上方突出状に取付けられた回転自在な上部ローラ
(9) と、扉受けパネル(1) の庫口(3) 上縁部中央に取り
付けられた上部押え込み部材(11)とよりなる。そして、
上部押え込み部材(11)は、扉(4) が庫口(3) にスライド
したさいに、上部ローラ(9) に当接してこれを庫口(3)
上縁部側へ接近させる傾斜面を有している。
動装置(21)(22)と、これを駆動するモータ(駆動装置)
(31)とを備えている。
左右一対のプーリ(23)(24)(26)(27)およびこれらに巻き
掛けられた歯付きベルト(25)(28)とよりなる。左ベルト
伝動装置(21)は左のレール(2) と平行となるように、右
ベルト伝動装置(22)は右のレール(2) と平行になるよう
に取り付けられている。左右のレール(2) が庫口(3)上
縁部の中央に至るほど庫口(3) 上縁部に近づくように取
り付けられているため、左ベルト伝動装置(21)のプーリ
(23)(24)の軸と右ベルト伝動装置(22)のプーリ(26)(27)
の軸とは平行ではない。そして、左扉(4) の扉吊り具
(7) が、左ベルト伝動装置(21)のベルト(25)に取り付け
られ、右扉(4) の扉吊り具(7) が、右ベルト伝動装置(2
2)のベルト(28)に取り付けられている。モータ(31)は、
右ベルト伝動装置(22)の右側のプーリ(27)を駆動するよ
うに取り付けられている。左ベルト伝動装置(21)の右側
のプーリ(24)の軸(24a) に、傘歯車(29)が固定され、右
ベルト伝動装置(22)の左側のプーリ(26)の軸(26a) にこ
れに噛み合う傘歯車(30)が固定されている。両傘歯車(2
9)(30)の2軸が交わる角度は、180−2θとなってい
る。これにより、左ベルト伝動装置(21)も右ベルト伝動
装置(22)駆動用のモータ(31)で駆動することができ、1
つのモータ(31)で左右両方の扉(4) を同時に開閉するこ
とができる。本実施例の場合、扉(4) を閉方向へスライ
ドさせれば、扉は傾斜するハンガー・レール(2) によっ
て扉受けパネル(1) 側へ徐々に接近して行き、扉(4) が
庫口(3) に面したところで扉の上部ローラ(9) および下
部ローラ(10)が扉受けパネル(1) の上部押え込み部材(1
1)および下部押え込み部材(12)の各傾斜面(11a)(12a)に
当接して扉受けパネル(1) 側へ誘導される結果、扉(4)
は扉受けパネル(1) の庫口側へ押え込まれ、予め扉(4)
の内面周縁部に取付られたパッキング(17)を介して庫口
(3) が当該扉により密閉される。この際、扉(4) 自体は
扉受けパネル(1) に対して平行な状態でハンガー・レー
ル(2) の軌道に沿って徐々に接近し、最終的に庫口(3)
を塞ぐこととなるため、庫口(3) に対して扉(4) の均等
な押え込みが行える。また、扉(4) は、その上端両側部
が扉吊り具(7) (8) を介して吊下げられたままの状態で
扉の上端中央部の上部ローラ(9) および扉下端両側部の
下部ローラ(10)が上部押え込み部材(11)並びに下部押え
込み部材(12)にそれぞれ当接して押え込まれる結果、扉
全体としては、合計4か所で扉受けパネル(1) に押え込
まれることとなるので、庫口(3) を安定的に密閉するこ
とができる。一方、扉(4) を開ける場合、扉(4) は上記
と逆にハンガー・レール(2) に沿って扉受けパネル(1)
から徐々に遠ざかってゆく。全閉時以外は、扉(4) は常
に扉受けパネル(1) と離れており、扉(4) の開閉が従来
に比べて非常にスムーズに行える。
動力は小さくて済み、モータ(31)の小型化が可能であ
り、しかも、駆動力が小さいため、人体および物体が接
触したさいでも安全である。さらに、2つのベルト伝動
装置(21)(22)を駆動するのに当り、1つのモータ(31)だ
けを用いており、経済性にも非常に優れている。
の押え込みに当たって、従来のように、扉自体が上方に
持ち上げられたり、落とし込まれたりせず、ハンガー・
レール(2) に吊下げられたままの状態で徐々に接近して
扉受けパネル(1) に当接されるため、何ら反作用が生ず
ることもなく、扉(4) に何らかの外力が加わった場合で
も、自然に開くおそれがない。また、ハンガー・レール
(2) 自体に従来のような戸車の落とし込み部を設ける必
要がないので、扉を規格外の寸法にする場合でも、これ
に容易に対応することができ、また全体の組み立ても簡
単である等、種々の優れた実用的利点を有するものであ
る。
ル(1) に対して、合計4か所で押え込む構成としたが、
使用するプレハブ式冷蔵庫等の仕様に応じて、扉吊り具
並びに上下のローラおよびこれに対応する上下の押え込
み部材の数やその取付位置を変更し得ることは勿論であ
る。
ライド扉の開閉装置によると、扉を閉める場合、扉自体
は扉受けパネルに対して平行な状態でハンガー・レール
の軌道に沿って徐々に接近し、最終的に庫口を塞ぐこと
となるため、庫口に対して均等な扉の押え込みが行える
ので、気密性に優れている。
に開閉することができるので、経済性にも優れている。
の扉吊り具よりも前方に張り出したL字状部を有してい
るものでは、ハンガー・レールが冷蔵庫前壁に対して傾
斜しているにもかかわらず、簡単な構成により、扉を冷
蔵庫前壁に対して平行となるように吊り下げることがで
きる。
イド扉の開閉装置を示す正面図である。
部拡大斜視図である。
す扉下部の拡大斜視図である。
拡大正面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 冷蔵庫等の庫口(3) 上縁部前面に左右一
対のハンガー・レール(2) が取り付けられ、各ハンガー
・レール(2) に、ハンガー・レール(2) 上を走行する戸
車(5) を備えた一対の扉吊り具(7)(8)を介して両引き式
スライド扉の左右の扉(4) が吊り下げられ、左右の扉
(4) の上下端部に、上下ローラ(9)(10)がそれぞれ回転
自在に取付けられ、庫口(3) 上下縁部に、左右の扉(4)
を閉じたときに上下ローラ(9)(10) をそれぞれ庫口上下
縁部側へ接近させる傾斜面を備えた上下押え込み部材(1
1)(12)が取付けられている、冷蔵庫等における両引き式
スライド扉の開閉装置において、左右各1本ずつののハンガー・レール(2) が、庫口(3)
上縁部の中央に至るほど庫口(3) 上縁部に近づくように
設けられるとともに、一対の扉吊り具(7)(8)のうち、扉
の開方向側の扉吊り具(8) が扉の閉方向側の扉吊り具
(7) よりも前方に張り出した形状とされることにより、
左右の扉がそれぞれ扉受けパネル(1) に対して平行とな
るように吊り下げられており、 左扉(4) の扉吊り具(7) が、左右一対のプーリ(23)(24)
およびこれらに巻き掛けられかつ左のハンガー・レール
(2) と平行なベルト(25)よりなる左ベルト伝動装置(21)
のベルト(25)に取り付けられ、右扉(4) の扉吊り具(7)
が、左右一対のプーリ(26)(27)およびこれらに巻き掛け
られかつ右のハンガー・レール(2) と平行なベルト(28)
よりなる右ベルト伝動装置(22)のベルト(28)に取り付け
られ、左ベルト伝動装置(21)の右側のプーリ(24)の軸に
傘歯車(29)が固定されるとともに、これに噛み合う傘歯
車(30)が、ハンガー・レール(2) の扉受けパネル(1) に
対する角度をθとして両傘歯車(29)(30)の2軸が交わる
角度が180−2θとなるように、右ベルト伝動装置(2
2)の左側のプーリ(26)の軸に固定され、左ベルト伝動装
置(21)の左側のプーリ(23)および右ベルト伝動装置(22)
の右側のプーリ(27)のうちのいずれかに、これを駆動す
る駆動装置(31)が設けられている、冷蔵庫等における両
引き式スライド扉の開閉装置。 - 【請求項2】 扉の開方向側の扉吊り具(8) は、扉の閉
方向側の扉吊り具(7) よりも前方に張り出したL字状部
(8a)を有していることを特徴とする、冷蔵庫等における
両引き式スライド扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300294A JP3470203B2 (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 冷蔵庫等における両引き式スライド扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300294A JP3470203B2 (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 冷蔵庫等における両引き式スライド扉の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861829A JPH0861829A (ja) | 1996-03-08 |
JP3470203B2 true JP3470203B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=16300581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19300294A Expired - Lifetime JP3470203B2 (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 冷蔵庫等における両引き式スライド扉の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470203B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017005527A1 (en) | 2015-07-07 | 2017-01-12 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device comprising a door closing mechanism and the control method |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP19300294A patent/JP3470203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017005527A1 (en) | 2015-07-07 | 2017-01-12 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device comprising a door closing mechanism and the control method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0861829A (ja) | 1996-03-08 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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