JP3468042B2 - 布製ブラシ使用の洗車方法 - Google Patents
布製ブラシ使用の洗車方法Info
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Description
設置される洗車機、すなわち被洗浄車両に対して洗車機
本体を往復移動させる可動式の洗車機や、洗車機本体に
対して被洗浄車両を移動させる固定式の洗車機による洗
車方法に関するものである。
平7−165025号公報に見られる構成が提供されて
いる。すなわち、布あるいは不織布からなるトップブラ
シにより車体上面の洗浄を行うに際して、フロントガラ
ス面やリヤガラス面の洗浄を、他の部分の洗浄に対して
回転数を低下させて行っている。
シに布製のブラシ単体を採用することで、保水性が高く
かつソフトで好適な洗浄を行え、さらにブラシ単体の抵
抗で車両の突起物が破損されることもなく、またブラシ
単体の車体に当たる音を小さくしてソフト感を維持し
得、そしてトップブラシを低コストで提供し得、しかも
布自体に腰がありかつ撥水性に優れて重くならないこと
から、通常回転させたときのブラシ形状が均一化されて
外観の良いものになる、とされている。また、フロント
ガラス面やリヤガラス面の洗浄時に、トップブラシの回
転数を低下させることで、フロントガラス面やリヤガラ
ス面に設けられたワイパーの破損を防止し得る、とされ
ている。
の構成において、布製のブラシ単体からなるトップブラ
シは、布の素材の目が粗くて砂や塵芥などが入り易く、
砂や塵芥などが入り込むことで、車体上面に傷を付け易
いことになる。さらに布の耐久性が少なく、取り替えな
どの補修作業の頻度が高くなる。
は、通常回転させたときにはブラシ形状を均一化させて
外観を良くし得るものでありながら、砂や塵芥などが入
り込むことを減少し得るとともに、耐久性が良くなり、
しかも低速回転によるウインド部の洗浄は、ワイパーな
ど装備品を破損させることなく行える布製ブラシ使用の
洗車方法を提供することを目的としたものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の布製ブラシ使用
の洗車方法は、洗車機本体と被洗浄車両とを車長方向に
相対的に移動させて、ブラシ群により被洗浄車両の洗浄
を行う洗車方法であって、トップブラシは、撥水性ブラ
シ単体と、高速回転時において前記撥水性ブラシ単体の
ブラシ軸心からの作用半径に対してその作用半径が長く
設定された非撥水性ブラシ単体との両方を使用して構成
されるとともに、非撥水性ブラシ単体と撥水性ブラシ単
体とは、ブラシ軸心に沿った方向で、一枚ずつまたは複
数枚ずつ交互に配置され、前記撥水性ブラシ単体は不織
布からなるとともに、非撥水性ブラシ単体は超極細繊維
を高密度で編んだ超極細繊維布からなり、ウインド部の
洗浄を、他部洗浄の回転数よりも低速回転数で行うこと
を特徴としたものである。
プブラシによる洗浄に際しては、非撥水性ブラシ単体
は、超極細繊維を高密度で編んだ超極細繊維布であるた
め、砂や塵芥などが入り難く、しかも素材自体も柔らか
いことなどにより車体上面を傷付けることを減少し得、
そして布の耐久性が良く、さらに水を含み易くて保水性
の良いものになる。また、撥水性ブラシ単体は不織布に
より容易に安価に提供し得る。しかも、非撥水性ブラシ
単体間に位置する撥水性ブラシ単体により非撥水性ブラ
シ単体を左右から規制して、非撥水性ブラシ単体の形状
が波状にバラつくことを防止し得、そして、撥水性ブラ
シ単体群の存在によって、トップブラシの全体重量を軽
くし得る。
である車体上面に対しての高速回転による洗浄は、主と
して、その作用半径が長い非撥水性ブラシ単体群を接触
させることになって、車体上面が傷付けられることを減
少し得る。そしてウインド部に対する洗浄は、車体上面
の回転数よりも低速回転数により撥水性ブラシ単体群を
多く接触させることになって、ワイパーなど装備品が非
撥水性ブラシ単体により破損することを防止し得る。
用の洗車方法は、上記した請求項1記載の構成におい
て、トップブラシの低速回転による洗浄は、主として、
撥水性ブラシ単体と非撥水性ブラシ単体との大部分がブ
ラシ軸心に対して下方に垂れ下がった状態で行われるこ
とを特徴としたものである。
ンド部に対する洗浄は、撥水性ブラシ単体をより一層多
く接触させて行える。
移動式の洗車機に採用した状態として図に基づいて説明
する。
0は複数個の車輪11を介してレール1上に載置されて
おり、走行駆動装置(図示せず。)の作動により一定経
路上で往復走行される。洗車機本体10には、第1洗浄
水アーチ12と、第1ワックスアーチ13と、第2洗浄
水アーチ14と、第2ワックスアーチ15と、洗剤アー
チ16とがこの順で配設され、そして第1洗浄水アーチ
12の箇所に、乾燥用のトップノズル17ならびにサイ
ドノズル18が設けられる。さらに洗車機本体10に
は、サイドブラシ20やロッカーブラシ30やトップブ
ラシ40が配設されている。
すように、ブラシ軸21に対して、不織布製ブラシ単体
(撥水性ブラシ単体の一例)25と超極細繊維布製ブラ
シ単体(非撥水性ブラシ単体の一例)28との両方を配
設することで構成されている。すなわち、ブラシ軸21
はパイプ状であって、その外周で周方向の複数箇所には
軸心方向の嵌合部22が形成されている。そして、不織
布製ブラシ単体25と超極細繊維布製ブラシ単体28と
は内周部分が折り畳まれ、この折り畳み部分が、それぞ
れ周方向で複数個の被嵌合体26,29により固定され
ている。ここで被嵌合体26,29は、前記嵌合部22
に対して軸心方向に摺動自在に嵌合される。
25と超極細繊維布製ブラシ単体28とをブラシ軸21
に組み立てるに、まずブラシ軸21の下端で周方向の複
数箇所に固定装置23を固定させる。次いで、不織布製
ブラシ単体25に固定した周方向で複数個の被嵌合体2
6を、ブラシ軸21の嵌合部22に上端から嵌合させる
とともに、嵌合部22の案内により軸心方向に摺動さ
せ、以てブラシ軸21に対して不織布製ブラシ単体25
を外嵌させる。そして不織布製ブラシ単体25側を下端
へと摺動させ、被嵌合体26を固定装置23に上方から
当接させる。
下位の被嵌合体26に上位の被嵌合体26を上方から当
接させながら、不織布製ブラシ単体25を軸心方向に順
次に積層して配置させる。この不織布製ブラシ単体25
の積層は、乗用車などの被洗浄車両1における車高方向
の下部分に対応して、すなわち、たとえば車体側面2の
下部からタイヤ7の上部に亘っての範囲に対応して行わ
れ、以て下位不織布製ブラシ単体層(撥水性ブラシ単体
層の一例)25Aが形成される。
同様にして積層される。ここで超極細繊維布製ブラシ単
体28の積層は、被洗浄車両5における車高方向の中間
部分に対応して、すなわち、たとえば車体側面2の中間
部分の範囲に対応して行われ、以て超極細繊維布製ブラ
シ単体層(非撥水性ブラシ単体層の一例)28Aが形成
される。
様にして積層される。ここで不織布製ブラシ単体25の
積層は、被洗浄車両1における車高方向の上部分に対応
して、すなわち、たとえば側ウインド部3などの範囲に
対応して行われ、以て上位不織布製ブラシ単体層(撥水
性ブラシ単体層の一例)25Bが形成される。そして、
このような積層を行ったのち、ブラシ軸21の上端に固
定装置23を固定させる。
を、車高方向の中間部分に対応する超極細繊維布製ブラ
シ単体層28Aと、その上下に位置される不織布製ブラ
シ単体層25B,25Aとにより構成し得る。
図5に示すように、ブラシ軸31に対して、不織布製ブ
ラシ単体(撥水性ブラシ単体の一例)35と超極細繊維
布製ブラシ単体(非撥水性ブラシ単体の一例)38との
両方を配設することで構成されている。なお、ロッカー
ブラシ30の各部構成、組み立て作業などは、前述した
サイドブラシ20と同様である。ここでは、嵌合部3
2、固定装置33、被嵌合体36,39として示されて
いる。
細繊維布製ブラシ単体38とをブラシ軸31に組み立て
るに、まずブラシ軸31の下端に固定装置33を固定さ
せる。次いで、不織布製ブラシ単体35の被嵌合体36
を嵌合部32に上端から嵌合かつ摺動させ、この繰り返
しにより、不織布製ブラシ単体35を軸心方向に順次に
積層して配置させる。この不織布製ブラシ単体35の積
層は、被洗浄車両1における車高方向の下部分に対応し
て、すなわち、たとえば車体側面2の下部からタイヤ7
の上部に亘っての範囲に対応して行われ、以て不織布製
ブラシ単体層(撥水性ブラシ単体層の一例)35Aが形
成される。
同様にして積層される。ここで超極細繊維布製ブラシ単
体38の積層は、被洗浄車両1における車高方向の中間
部分に対応して、すなわち、たとえば車体側面2の中間
部分の範囲に対応して行われ、以て超極細繊維布製ブラ
シ単体層(非撥水性ブラシ単体層の一例)38Aが形成
される。そして、このような積層を行ったのち、ブラシ
軸31の上端に固定装置33を固定させる。
分を、車高方向の中間部分に対応する超極細繊維布製ブ
ラシ単体層38Aと、その下方に位置される不織布製ブ
ラシ単体層35Aとにより構成し得る。
6に示すように、ブラシ軸41に対して、不織布製ブラ
シ単体(撥水性ブラシ単体の一例)45と超極細繊維布
製ブラシ単体(非撥水性ブラシ単体の一例)48との両
方を配設することで構成されている。なお、トップブラ
シ40の各部構成、組み立て作業などは、前述したサイ
ドブラシ20と同様である。ここでは、嵌合部42、固
定装置43、被嵌合体46,49として示されている。
細繊維布製ブラシ単体48とをブラシ軸41に組み立て
るに、まずブラシ軸41の一端に固定装置43を固定さ
せる。この状態で、不織布製ブラシ単体45の被嵌合体
46を嵌合部42に他端から嵌合かつ摺動させること
で、一枚の不織布製ブラシ単体45をブラシ軸41に外
嵌して配置させる。次いで、一枚の超極細繊維布製ブラ
シ単体48が同様にして積層される。この繰り返しによ
り、不織布製ブラシ単体45と超極細繊維布製ブラシ単
体48とを、一枚ずつ交互に積層させる。そして、この
ような積層を行ったのち、ブラシ軸41の他端に固定装
置43を固定させる。
は、超極細繊維布製ブラシ単体48と不織布製ブラシ単
体45とを、ブラシ軸心41aの方向、すなわちブラシ
軸心41aに沿った方向で一枚ずつ交互に配置して構成
し得る。その際に、超極細繊維布製ブラシ単体48群の
ブラシ軸心41aからの作用半径48aが、不織布製ブ
ラシ単体45群のブラシ軸心41aからの作用半径45
aに対して長く設定されている。
作用を説明する。洗浄を行うに際して、まず被洗浄車両
1を停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル
を操作し、以て一つの洗車コース(洗浄条件)が設定さ
れる。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作する
ことで、洗車機本体10を往復走行させながら、回転に
より拡がった各ブラシ20,30,40の接近離間動、
洗浄水アーチ12,14を介しての洗浄水の供給、ワッ
クスアーチ13,15を介してのワックス液の供給、洗
剤アーチ16を介しての洗剤の供給、ならびに両ノズル
17,18からの風の吹き付け、などを適宜に組合せて
作動させ、以て被洗浄車両1に対する所期の洗浄工程と
乾燥工程とが行えることになる。
の検出手段により車高や車長などが検出され、制御装置
などを介して、前述した各作動部が好適に作動される。
そのうちで、トップブラシ40による洗浄は、傾斜した
(傾斜していなくてもよい。)フロントウインド部5や
リヤウインド部6を除いた車体上面(他部洗浄部分)4
では通常の高速回転数で行われ、そしてフロントウイン
ド部5やリヤウインド部6では前述した適宜の検出手段
による検出に基づいて、車体上面4の回転数よりも低速
回転数で行われる(詳細は後述する。)。
20,30,40のブラシ部分が布製(クロス材料)で
あることから、保水性が高くかつソフトで好適な洗浄を
行える。そして各ブラシ20,30,40は定速回転さ
れ、したがって布製のブラシ部分の抵抗で被洗浄車両1
の突起物が破損されることもなく、また布製のブラシ部
分の車体外面などに当たる音を小さくしてソフト感を維
持し得る。
用されている超極細繊維布製ブラシ単体28,38,4
8としては、たとえば鐘紡製のベルセイム(登録商標)
などが使用され、この場合、極細繊維を高密度で編んで
いるため、砂や塵芥などが入り難く、しかも素材自体も
柔らかいことなどにより、車体外面が傷付けられること
を減少し得る。また、布の耐久性が良く、取り替えなど
の補修作業の頻度が低くし得る。さらに、水を含み易く
て保水性をより向上し得、洗い上がりの良い洗浄を行え
る。
シ部分の全てに超極細繊維布製ブラシ単体28,28,
48を使用したときには、前述したように水を含み易い
ことから全体が重くなり、回転させるとブラシ形状が波
状にバラついて外観の悪いものになる。また、突起物
(サンバイザーなど)に巻き込んで、破損させ易いもの
になる。
に示すように、被洗浄車両1の傷付きを気にする部分で
ある中間部分に対しては、超極細繊維布製ブラシ単体層
28Aを接触させることで、車体側面2が傷付けられる
ことを減少し得、かつ洗い上がりの良い洗浄を行える。
そして、傷付きをあまり気にしない下部分や、突起物の
存在する上部分に対しては、下位不織布製ブラシ単体層
25Aや上位不織布製ブラシ単体層25Bを接触させる
ことで、これら不織布製ブラシ単体層25A,25Bに
より超極細繊維布製ブラシ単体層28Aを上下から規制
することになって、超極細繊維布製ブラシ単体層28A
の形状が波状にバラつくことを防止し得、以てサイドブ
ラシ20を回転させたときのブラシ形状を均一化させ
て、外観の良いものにし得る。
ように、被洗浄車両1の傷付きを気にする部分である中
間部分に対しては、超極細繊維布製ブラシ単体層38A
を接触させることで、車体側面2が傷付けられることを
減少し得、かつ洗い上がりの良い洗浄を行える。そし
て、傷つきをあまり気にしない下部分に対しては、不織
布製ブラシ単体層35Aを接触させることで、この不織
布製ブラシ単体層35Aにより超極細繊維布製ブラシ単
体層38Aを下から支持することになって、超極細繊維
布製ブラシ単体層38Aの形状が波状にバラつくことを
防止し得、以てロッカーブラシ30を回転させたときの
ブラシ形状を均一化させて、外観の良いものにし得る。
ロ、ハや図6に示すように、被洗浄車両1の傷付きを気
にする部分である車体上面(天井、ボンネット、トラン
クなど)4の部分に対しては、その高速回転Aにより不
織布製ブラシ単体45と超極細繊維布製ブラシ単体48
とを十分に拡げた状態での洗浄を行える。その際に、主
として、その作用半径48aが長い超極細繊維布製ブラ
シ単体48群を車体上面4に接触させることになって、
この車体上面4が傷付けられることを減少し得、かつ洗
い上がりの良い洗浄を行える。
面にあまり接触しない不織布製ブラシ単体45を、超極
細繊維布製ブラシ単体48間において回転させること
で、これら不織布製ブラシ単体45により超極細繊維布
製ブラシ単体48を左右から規制することになって、超
極細繊維布製ブラシ単体48の形状が波状にバラつくこ
とを防止し得、以てトップブラシ40を回転させたとき
のブラシ形状を均一化させて、外観の良いものにし得
る。しかも不織布製ブラシ単体45群の存在によって、
トップブラシ40の全体重量を軽くし得、ブラシ回転用
の駆動装置(モータなど)に負荷がかからないようにし
得る。
ンド部5やリヤウインド部6の洗浄は、前述した適宜の
検出手段による検出に基づいて、車体上面4の回転数よ
りも低速回転数で行われる。すなわち、トップブラシ4
0の低速回転Bによるフロントウインド部5やリヤウイ
ンド部6の洗浄は、図1のニやホに示すように、主とし
て、不織布製ブラシ単体45と超極細繊維布製ブラシ単
体48との大部分がブラシ軸心41aに対して下方に垂
れ下がった状態で行われる。
ウインド部6、すなわち装備品の一例であるワイパー8
に対しては、不織布製ブラシ単体45が多く接触される
ことになり、以て超極細繊維布製ブラシ単体48によっ
て生じ易い装備品破損に対して防止効果が得られる。
おいて、不織布製ブラシ単体45と超極細繊維布製ブラ
シ単体48とは、垂れ下がったまま回転し、そして上に
行くと一挙に下方へ落ちる状態で回転して、垂れ下がっ
た状態になる。
対して洗車機本体10を往復移動させる可動式の洗車機
を示しているが、これは、固定された洗車機本体に対し
てコンベヤ装置などで被洗浄車両を移動させる固定式の
洗車機であってもよい。
0とロッカーブラシ30の全部が、不織布製ブラシ単体
25,35と超極細繊維布製ブラシ単体28,38の両
方を使用しているが、これはサイドブラシ20とロッカ
ーブラシ30の一部であってもよく、そして残部が不織
布製ブラシ単体と超極細繊維布製ブラシ単体のいずれか
一方のみを使用した形式であってもよい。
0として、不織布製ブラシ単体45と超極細繊維布製ブ
ラシ単体48とを一枚ずつ交互に配置した形式としている
が、これは二、三枚ずつなど、複数枚ずつ交互に配置し
た形式であってもよい。
て、各種のアーチやノズルの配置順序や数は一例であっ
て、これらの配置順序や数が任意に変更された洗車機で
あってもよい。
ップブラシによる洗浄に際しては、非撥水性ブラシ単体
は超極細繊維を高密度で編んだ超極細繊維布であるた
め、砂や塵芥などが入り難く、しかも素材自体も柔らか
いことなどにより車体外面を傷つけることを減少でき、
そして布の耐久性が良くて取り替えなどの補修作業の頻
度を低くでき、さらに水を含み易くて保水性の良いもの
にできて、洗い上がりの良い洗浄を行うことができる。
また、撥水性ブラシ単体は不織布により容易に安価に提
供できる。しかも、非撥水性ブラシ単体間に位置する撥
水性ブラシ単体により非撥水性ブラシ単体を左右から規
制して、非撥水性ブラシ単体の形状が波状にバラつくこ
とを防止でき、以てトップブラシを回転させたときのブ
ラシ形状を均一化させて、外観の良いものにできる。そ
して、撥水性ブラシ単体群の存在によって、トップブラ
シの全体重量を軽くでき、ブラシ回転用の駆動装置(モ
ータなど)に負荷がかからないようにできる。
である車体上面に対しての高速回転による洗浄は、主と
して、その作用半径が長い非撥水性ブラシ単体群を接触
させて、車体上面が傷付けられることを減少して行うこ
とができる。そしてウインド部に対する洗浄は、車体上
面の回転数よりも低速回転数により撥水性ブラシ単体群
を多く接触させて、ワイパーなど装備品が非撥水性ブラ
シ単体により破損することを防止して行うことができ
る。
ウインド部に対する洗浄は、撥水性ブラシ単体をより一
層多く接触させて行うことができる。
使用の洗車方法を説明する概略側面図である。
の側面図である。
の正面図である。
におけるサイドブラシの正面図である。
におけるロッカーブラシの正面図である。
におけるトップブラシの正面図である。
体層) 25B 上位不織布製ブラシ単体層(撥水性ブラシ単
体層) 28 超極細繊維布製ブラシ単体(非撥水性ブラシ
単体) 28A 超極細繊維布製ブラシ単体層(非撥水性ブラ
シ単体層) 30 ロッカーブラシ 35 不織布製ブラシ単体(撥水性ブラシ単体) 35A 不織布製ブラシ単体層(撥水性ブラシ単体
層) 38 超極細繊維布製ブラシ単体(非撥水性ブラシ
単体) 38A 超極細繊維布製ブラシ単体層(非撥水性ブラ
シ単体層) 40 トップブラシ 41a ブラシ軸心 45 不織布製ブラシ単体(撥水性ブラシ単体) 45a 作用半径 48 超極細繊維布製ブラシ単体(非撥水性ブラシ
単体) 48a 作用半径 A 高速回転 B 低速回転
Claims (2)
- 【請求項1】 洗車機本体と被洗浄車両とを車長方向に
相対的に移動させて、ブラシ群により被洗浄車両の洗浄
を行う洗車方法であって、トップブラシは、撥水性ブラ
シ単体と、高速回転時において前記撥水性ブラシ単体の
ブラシ軸心からの作用半径に対してその作用半径が長く
設定された非撥水性ブラシ単体との両方を使用して構成
されるとともに、非撥水性ブラシ単体と撥水性ブラシ単
体とは、ブラシ軸心に沿った方向で、一枚ずつまたは複
数枚ずつ交互に配置され、前記撥水性ブラシ単体は不織
布からなるとともに、非撥水性ブラシ単体は超極細繊維
を高密度で編んだ超極細繊維布からなり、ウインド部の
洗浄を、他部洗浄の回転数よりも低速回転数で行うこと
を特徴とする布製ブラシ使用の洗車方法。 - 【請求項2】 トップブラシの低速回転による洗浄は、
主として撥水性ブラシ単体と非撥水性ブラシ単体との大
部分がブラシ軸心に対して下方に垂れ下がった状態で行
われることを特徴とする請求項1記載の布製ブラシ使用
の洗車方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21791697A JP3468042B2 (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 布製ブラシ使用の洗車方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21791697A JP3468042B2 (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 布製ブラシ使用の洗車方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1159342A JPH1159342A (ja) | 1999-03-02 |
JP3468042B2 true JP3468042B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=16711757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21791697A Expired - Lifetime JP3468042B2 (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 布製ブラシ使用の洗車方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3468042B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4549219B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2010-09-22 | 旭化成せんい株式会社 | 洗車ブラシ用不織布及び洗車用ブラシ |
JP2014210449A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP21791697A patent/JP3468042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1159342A (ja) | 1999-03-02 |
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