JP3467810B2 - ホルダーバンド - Google Patents

ホルダーバンド

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JP3467810B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型ビデオカメラ等を
手に持つことなく使用者の身体等に携帯して使用するこ
とのできるホルダーバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、小型ビデオカメラ等のホ
ルダーバンドはプラスチック成形品及び金属成形品の組
合わせから構成されていた。例えば、小型ビデオカメラ
を使用者の頭部に支持して使用するには、ヘッドバンド
からなる固定バンドを頭部に装着し、この固定バンドに
固定された保持具に小型ビデオカメラを保持するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ようなホルダーバンドは、固定バンド及び保持具をそれ
ぞれの成形型により成形するため、成形金型が必要とな
り、かつそれぞれの成形品を組立てる手数を要すること
から従来のホルダーバンドは製品単価が高コストとなる
いった問題があった。また、固定バンド及び保持具が
プラスチックや金属から製作されているため、使用上の
安全性に問題があると共にデザイン性に欠けるといった
問題がある。
【0004】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、成形金型を一切使用すること
なく従って、極めて安価に製作できかつ安全性及びデザ
イン性の高いホルダーバンドを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるホルダーバンドは、長さ調整可能の固
定手段と、被支持物を保持する保持手段と、固定手段に
保持手段を回動可能に係合する連結手段及び固定手段に
保持手段を位置固定する位置決め手段とから構成した
ルダーバンドにおいて、保持手段に保持される被支持物
がカメラであり、固定手段及び保持手段がホックと面フ
ァスナーにより着脱可能として、ホックを回転中心とし
てカメラによる撮影方向を決めたあと、固定手段と保持
手段とを面ファスナーにより接合固定可能に構成した
のである。
【0006】また、本発明の好ましい実施例によるホル
ダーバンドは、保持手段に保持される被支持物としてカ
メラを保持するようにしたものである。
【0007】また、本発明の好ましい実施例によるホル
ダーバンドは、保持手段に被支持物の脱落を防止するた
めのセフティーバンドを備えたものである。
【0008】さらに、本発明の好ましい実施例によるホ
ルダーバンドは、固定手段及び保持手段がマジックファ
スナーにより着脱できるようにしたものである。
【0009】
【作用】上述したように構成した本発明のホルダーバン
ドは、保持手段に被支持物である小型ビデオカメラを保
持した状態において固定手段を例えば使用者の頭部に
固定して使用するものある。また、保持手段は固定手
段に対して連結手段により回転可能になされているた
め、被支持物を任意の角度方向に回動可能であり、かつ
位置決め手段により設定方向に位置固定することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるホルダーバンドを小型ビ
デオカメラのホルダーバンドとして適用した実施例を図
面を参照して説明する。図1は本例のホルダーバンドの
斜視図を示す。ホルダーバンドは固定手段としての長い
帯状の固定バンド1と、保持手段としての短い帯状の保
持バンド2とから構成され、ゴム入りのナイロンあるい
はポリウレタン製で伸縮自在の柔軟性のあるバンドから
なっている。
【0011】固定バンド1の一部省略平面図を図2に示
す。この固定バンド1にはその一端部にバンド通しリン
グ3を通して折返しミシン縫いして支持してある。固定
バンド1のこの面はバンド表面をなし、このバンド面に
バンド通しリング3の近くに連結手段としての雌側ホッ
ク4がカシメ部4aにより固定されている。また、固定
バンド1の他端部とその近傍の2箇所の表面バンド面に
雄側面ファスナー5及び6がミシン縫いされている。そ
して、固定バンド1のその他の表面バンド面は雌側面フ
ァスナー7が形成されている。
【0012】一方、保持バンド2の平面図を図3に示
す。保持バンド2はこの面がバンド表面をなし、該バン
ド面に雌側面ファスナー8が形成されている。保持バン
ド2の一端部には裏面に雄側面ファスナー9を有する台
布10が溶着により取付けられている。また、保持バン
ド2の表面中央部には位置決め手段としての円板状の位
置決め台布11と同時に雄側ホック12がカシメ部12
aにより固定され、位置決め台布11はその中央部を保
持バンド2に幅方向にミシン縫い13され固定されてい
る。そして、台布11の表面には雄側面ファスナー14
が形成されている。さらに、保持バンド2にはループ状
のセフティーバンド15が支持されている。
【0013】このように構成した固定バンド1と保持バ
ンド2は、図4に示すように固定バンド1の雌側ホック
4に保持バンド2の雄側ホック12を係合することによ
り連結され、保持バンド2は雌雄のホック4,12を中
心として360度回動させることができる。
【0014】固定バンド1はその一端部のバンド通しリ
ング3に固定バンド1の他端部を通して折り返し、雄側
面ファスナー5あるいは6を固定バンド1の表面の雌側
面ファスナー7に接合することで固定することができ、
これによって、固定バンド1はループ状をなし、例え
ば、身体の頭部に鉢巻き状に固定することができる。
【0015】保持バンド2には小型ビデオカメラ16が
保持される。このビデオカメラ16はほぼ円筒形状のC
CDカメラであり、ビデオカメラ16に保持バンド2を
強く巻付け雄側面ファスナー9をバンド表面の雌側面フ
ァスナー8に接合することにより安定して保持すること
ができる。CCDカメラで撮った映像が電気信号に変換
され信号コード17の端部に設けた図示しないアダプタ
を介して図示しないビデオデッキに入力される。
【0016】また、保持バンド2に保持されたCCDカ
メラ16は保持バンド2と共に固定バンド1に対して雌
雄のホック4,12を中心として角度変更可能であり、
従って、CCDカメラ16を所定の角度に位置決めした
あと、位置決め台布11の雄側面ファスナー14を固定
バンド1のバンド表面の雌側面ファスナー7に接合する
ことでその角度位置を固定できる。
【0017】さらに、CCDカメラ16の保持状態にお
いてその信号コード17をセフティーバンド15に通し
ておくことで、誤ってCCDカメラ16が保持バンド2
から抜け出したとしても信号コード17がセフティーバ
ンド15に保持されて地上に落下するようなことが防止
できる。
【0018】上述のように構成したホルダーバンドの一
使用例を図5に示す。この例ではスキーヤー18の頭部
にCCDカメラ16をセットした場合を示している。C
CDカメラの取付け手順は、まず、CCDカメラ16を
保持バンド2に巻付けて保持し、そして、固定バンド1
に対して保持バンド2を雌雄のホック4,12を回転中
心として回動してCCDカメラ16による撮影方向を決
めたあと、位置決め台布11の雄側面ファスナー14を
固定バンド1の表面の雌側面ファスナー7に接合固定す
る。その後、固定バンド1をスキーヤー18の頭部に巻
付けてバンド端部の雄側面ファスナー5あるいは6を固
定バンド1の表面の雌側面ファスナー7に接合固定する
ことによってCCDカメラ16のセッティングが完了す
る。
【0019】尚、固定バンド1は伸縮自在のバンドから
構成されているため、スキーヤー18の頭部に密着して
装着することができ、従って、固定バンド1がスキーヤ
ー18の頭部からみだりに外れるようなことがない。ま
た、保持バンド2も伸縮自在のバンドから構成されてい
るので、CCDカメラ16を強く密着して保持すること
ができ、みだりにCCDカメラ16が保持バンド2から
抜出すようなことが解消できる。
【0020】また、CCDカメラ16の信号コード17
はその端部のアダプタがスキーヤー18が背負った図示
しないリュックサック内に収容した例えば携帯型の8ミ
リビデオデッキに接続されている。ビデオデッキの操作
はスキーヤー18の持ったリモコンにより簡単に行うこ
とができる。
【0021】かくして、上述したようにホルダーバンド
を固定した状態では、CCDカメラ16はスキーヤー1
8の前方に向いた状態となり、従って、スキーヤー18
が立止まっている状態あるいはスキーをしている状態に
おいて、スキーヤーの視線方向の風景等をCCDカメラ
16で撮影することができる。
【0022】以上のように本発明のホルダーバンドは、
固定バンド1及び保持バンド2を伸縮自在の柔軟性のバ
ンドから構成したことで、上述したスキーヤーの場合、
頭部以外に腕や腰、足等に簡単に固定することができ、
このため、プラスチックや金属製の加工製品と異なり身
体への安全性が向上する。また、身体以外に室内外のベ
ランダや木、柱等の種々の構造物にも固定することがで
きる。
【0023】また、保持バンド2への保持物としてもカ
メラ以外、ビデオライトや、懐中電灯、マイクロホン、
スキーチケット等、形状や種類の異なる種々のものを保
持可能である。
【0024】また、固定バンド1及び保持バンド2は、
面ファスナーにより着脱自在にしたことで、固定物への
着脱及び保持物の着脱が簡単かつ容易に行うことができ
る。
【0025】さらに、CCDカメラ16は8ミリビデオ
デッキの他、モニター機能を有するビデオデッキやカメ
ラ一体型VTRあるいは据置型ビデオデッキ等に接続可
能である。
【0026】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0027】例えば、固定バンド1及び保持バンド2
は、バンドの色彩やデザイン等を種々変えることで外観
体裁のよいシンプルなホルダーバンドとなる。
【0028】また、固定バンド1と保持バンド2との連
結手段として実施例では雌雄のホック4,12を使用し
た例について示したが、ホック以外の連結手段でもよ
い。その他、固定バンド1と保持バンド2をユニバーサ
ルジョイントを介して連結するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるホル
ダーバンドは、長さ調整可能の固定手段と、被支持物を
保持する保持手段と、固定手段に保持手段を回動可能に
係合する連結手段及び固定手段に保持手段を位置固定す
る位置決め手段とから構成したホルダーバンドにおい
て、保持手段に保持される被支持物がカメラであり、固
定手段及び保持手段がホックと面ファスナーにより着脱
可能として、ホックを回転中心としてカメラによる撮影
方向を決めたあと、固定手段と保持手段とを面ファスナ
ーにより接合固定可能に構成したことで、固定手段及び
保持手段を成形するための金型が一切不要となるため、
ホルダーバンドの製作コストが大幅に安価にできるとい
う効果がある。
【0030】また、一切の補助部材を使用することなく
身体の種々の部分や種々の構造物に固定可能であり、保
持物としても種々のものを保持可能であり従って、多目
的に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のホルダーバンドの斜視図である。
【図2】固定バンドの平面図である。
【図3】保持バンドの平面図である。
【図4】固定バンドと保持バンドとの連結部分の断面図
である。
【図5】本例のホルダーバンドの一使用例の外観図であ
る。
【符号の説明】
1 固定バンド、 2 保持バンド、 3 バンド通し
リング、 4 雌側ホック、 5,6,9,14 雄側
面ファスナー、 7,8 雌側面ファスナー、11 位
置決め台布、 12 雄側ホック、 15 セフティー
バンド、 16 CCDカメラ、 17 信号コード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−87870(JP,A) 特開 平4−86642(JP,A) 実開 昭57−187449(JP,U) 実開 平4−18901(JP,U) 実開 昭63−20646(JP,U) 実開 平3−37555(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ調整可能の固定手段と、被支持物を
    保持する保持手段と、上記固定手段に上記保持手段を回
    動可能に係合する連結手段及び上記固定手段に上記保持
    手段を位置固定する位置決め手段とから構成したホルダ
    ーバンドにおいて、 上記保持手段に保持される被支持物がカメラであり、 上記固定手段及び上記保持手段がホックと面ファスナー
    により着脱可能として、 上記ホックを回転中心として上記カメラによる撮影方向
    を決めたあと、上記固定手段と上記保持手段とを上記面
    ファスナーにより接合固定可能に構成した ことを特徴と
    するホルダーバンド。
  2. 【請求項2】 上記保持手段に被支持物の脱落を防止す
    るためのセフティーバンドを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のホルダーバンド。
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