JP3466921B2 - Taste masking pharmaceutical formulation - Google Patents

Taste masking pharmaceutical formulation

Info

Publication number
JP3466921B2
JP3466921B2 JP15442298A JP15442298A JP3466921B2 JP 3466921 B2 JP3466921 B2 JP 3466921B2 JP 15442298 A JP15442298 A JP 15442298A JP 15442298 A JP15442298 A JP 15442298A JP 3466921 B2 JP3466921 B2 JP 3466921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coated
drug
low
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15442298A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11349473A (en
Inventor
裕三 友平
美晴 井上
正志 向井
慶一 岡
利夫 中村
正昭 小富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP15442298A priority Critical patent/JP3466921B2/en
Publication of JPH11349473A publication Critical patent/JPH11349473A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3466921B2 publication Critical patent/JP3466921B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は不快な味をマスキン
グした医薬製剤、詳しくは、不快な味を有する薬物を含
有した核粒子に、低融点物質および低分子量水溶性物質
からなる被膜を被覆してなることを特徴とする被覆散剤
または被覆顆粒剤からなる味マスキング医薬製剤に関す
る。本発明の目的は、服用時において薬物の不快な味を
遮蔽し、服用感に優れ、消化管内では胃内酸性度に依存
することなく製剤が速やかに崩壊して薬物が溶出するこ
とにより、薬物のバイオアベイラビリティー(生物学的
利用率)を損なうことのない被覆散剤または被覆顆粒剤
を提供することにある。 【0002】 【従来の技術】苦味などの不快な味を有した薬物は服用
が困難であるが、錠剤の場合には水溶性高分子等の簡単
な被膜を被覆することで簡単に苦味を遮蔽でき、また速
放出性の溶出も確保できる。一方、不快な味を有した薬
物を顆粒剤、散剤等の小さな固形粒子とした場合には、
速放出性の溶出と苦味マスキングの両立は困難である。
散剤、顆粒剤などでは、水不溶性高分子、胃溶性高分
子、腸溶性高分子の被膜を被覆することが一般的である
が、吸収部位が消化管上部に限定される薬物の場合に
は、消化管内、特に胃内で速やかに薬物を溶出させるこ
とが必要であり、その場合は被膜を厚くできないので、
薬物の苦味が強いほど苦味マスキングと速放性溶出の両
立はさらに困難となる。胃内で速やかに薬物を放出させ
るためには、腸溶性高分子被膜は好ましくなく、また、
投与患者が中高年齢である場合、平均して胃内酸性度が
低くpHが高いため、胃溶性高分子を被覆することは生
物学的利用率を低下させる可能性が高い。また、不快な
味を有する薬物が水に溶けにくく、苦味が非常に強い場
合においては、十分な苦味マスキング効果を達成するた
めそれらの被膜を厚くする必要があり、速放性を確保す
るために水不溶性高分子に水溶性高分子を添加した被膜
からなる混合被膜でさえも、薬物が徐放化する可能性が
ある。かかる事情にかんがみ、服用時の苦味をマスキン
グすると共に消化管内で速やかに崩壊、溶出させる方法
として、特開昭62−258327号公報には、硬化油
および水溶性コーティング基剤からなるコーティング組
成物を用いて、コーティングすることを特徴とする被覆
散剤及び被覆顆粒剤の製造方法が開示されている。しか
し、この方法は水溶性コーティング基剤として水溶性高
分子を用いているため、コーティング液の粘度が高く、
コーティング液中の固形分濃度を高くできないため、溶
媒の使用量が多くなるなり、コーティングに長時間を要
する等の欠点が生じる。 【0003】特開昭57−58631号公報には、胃液
および腸液に不溶性の高分子被覆剤と水溶性高分子被覆
剤とを有してなる被覆用組成物が開示されている。しか
し、この組成物は服用感が悪く、苦みマスキングを目的
とした速放性製剤とするには溶出制御が難しく、また胃
液酸性度の影響を受けやすいなどの問題点を有する。特
開平3−130214号公報には、水膨潤性物質を多量
に含む核粒子を、エチルセルロースおよび水溶性物質か
らなる被膜で被覆した製剤が開示されている。しかし、
この製剤は服用感が悪く、エチルセルロースおよび水溶
性物質として水溶性高分子を用いているため粘度が高く
なり、充分な全固形分濃度のコーティング剤が得られな
い。また、被膜量の増大に伴って溶出が遅延するため、
苦味をマスキングし且つ速放性を得るには最適な被膜量
の幅が狭い等の欠点を有する。特開平5−255075
号公報には、低融点物質を加熱溶融し、その中に胃溶性
高分子化合物を分散した被覆組成物と、不快な味を有す
る薬物を溶融造粒する方法が開示されている。しかし、
この方法は胃溶性高分子を用いるため、胃内酸性度が低
い患者では速放出性を確保できず、更に薬物が難溶性で
あれば益々溶出が遅延する欠点を有する。このように、
従来においては、散剤、顆粒剤による不快な味の遮蔽に
おいて、短時間の完全なる苦味の遮蔽と消化管内での速
やかな崩壊、溶出、および服用感についての全てを満足
する技術は開発されていなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は薬物の不快な
味の強さの程度とは無関係に不快な味を遮蔽し、服用感
に優れ、消化管内での速やかな溶出性及び生物学的利用
率を損なうことのない粒状の医薬用組成物を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは、製剤や顆粒剤の被覆に適した被覆剤
について種々研究を重ねた結果、低融点物質と低分子量
の水溶性物質との組合せからなるコーティング基剤を用
いて薬物含有の核粒子を被覆することによりその目的を
達成しうることを見出し本発明を完成した。すなわち、
本発明は、不快な味を有する薬物を含有した核粒子に、
低融点物質及び低分子量水溶性物質からなる被膜を被覆
してなることを特徴とする被覆散剤または被覆顆粒剤か
ら選ばれる味マスキング医薬製剤を提供するものであ
る。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の医薬製剤には、下記の態
様が含まれる。 (1)不快な味を有する薬物を含有した核粒子に、低融
点物質および低分子量水溶性物質からなる被膜を被覆し
てなることを特徴とする被覆散剤または被覆顆粒剤。 (2)核粒子の粒子径が50〜2000μmである
(1)の被覆散剤または被覆顆粒剤。 (3)核粒子に対して被膜成分が1〜200重量%であ
る(2)の被覆散剤または被覆顆粒剤。 (4)低融点物質と低分子量水溶性物質が重量比で1対
100〜100対1の混合割合である(1)の被覆散剤
または被覆顆粒剤。 (5)被膜に用いる低融点物質が高級アルコール、高級
脂肪酸あるいはこれらのグリセリンエステル、有機酸と
高級脂肪酸グリセリンエステルのエステル、油脂類、ロ
ウ類、またはこれらの混合物である(1)から(4)の
被覆散剤または被覆顆粒剤。 (6)低融点物質の融点が約40℃から約110℃であ
る(5)の被覆散剤または被覆顆粒剤。 (7)被膜に用いる低融点物質が高級脂肪酸グリセリン
エステル、及び/または有機酸と高級脂肪酸グリセリン
エステルとのエステルである(6)の被覆散剤及び被覆
顆粒剤。 (8)低分子量水溶性物質の分子量が約50から約10
00である(1)から(6)の被覆散剤または被覆顆粒
剤。 (9)低分子量水溶性物質が糖類、糖アルコール類、ま
たはこれらの混合物である(8)の被覆散剤または被覆
顆粒剤。 (10)核粒子の粒子径が75〜1400μmであリ、
核粒子に対して被膜成分が5〜100重量%であリ、低
融点物質と低分子量水溶性物質が重量比で20対100
〜100対20の混合割合である(1)の被覆散剤また
は被覆顆粒剤。 (11)低融点物質の融点が約40℃から約110℃で
あリ、低分子量水溶性物質の分子量が約50から約10
00である(10)の被覆散剤及び被覆顆粒剤。 (12)低融点物質の融点が約45℃から約80℃であ
リ、低分子量水溶性物質の分子量が約70から約800
である(11)の被覆散剤または被覆顆粒剤。 (13)被膜に用いる低融点物質が高級脂肪酸グリセリ
ンエステル、及び/または有機酸と高級脂肪酸グリセリ
ンエステルとのエステルであリ、低分子量水溶性物質が
糖アルコール類である(12)の被覆散剤または被覆顆
粒剤。 (14)不快な味を有する薬物がレバミピドである
(1)から(13)の被覆散剤または被覆顆粒剤。 【0007】本発明の医薬製剤は、低融点物質および低
分子量水溶性物質の被膜によりバイオアベイラビリティ
ーを損なうことなく、服用時の不快な味を遮蔽し、服用
感に優れ、消化管内で胃酸性度の影響なく、薬物を速や
かに溶出するものである。本発明の方法により被膜が施
される核粒子は、通常固形製剤の製造に汎用される物
質、例えば結晶セルロース、バレイショデンプン、デキ
ストリン、コーンスターチ、乳糖、白糖、マンニトー
ル、タルク、炭酸カルシウム等の賦形剤、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウム等の滑沢剤、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低
置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピルスターチ、バイレイショデンプ
ン等の崩壊剤、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ゼラチン等の結合剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ポ
リソルベート80等の界面活性剤、セチルアルコール、
ステアリルアルコール等の高級アルコール、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂
肪酸或いはこれらのグリセリンエステル、酢酸、クエン
酸、コハク酸等の有機酸とグリセリンモノまたはジ高級
脂肪酸エステルとのエステル、硬化大豆油、硬化ヒマシ
油、モクロウ、硬化牛脂等の油脂類、カルナウバロウ、
ミツロウ等のロウ類、パラフィン、セレシン、マイクロ
クリスタリンワックス等の高級炭化水素類、或いはこれ
らの混合物等により製造することができるが、これらに
は限定されず、その大きさは一般に50〜2000μ
m、好ましくは75〜1400μmの範囲が適当であ
る。また、この核粒子が適当な大きさであれば、薬物自
身の結晶であってもよい。また、レバミピド等の不快な
味の程度が強い薬物及び/または難溶性の薬物を含有す
る製剤の場合は、カルボキシメチルスターチナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、ヒ
ドロキシプロピルスターチ、バレイショデンプン等の水
膨潤性の崩壊剤を添加するのが好ましい。本発明に好適
な核粒子は、より具体的には、結晶セルロース、デキス
トリン、コーンスターチ、乳糖等の賦形剤、カルボキシ
メチルスターチナトリウム、クロスカルメロースナトリ
ウム等の水膨潤性の崩壊剤、ポリソルベート80等の界
面活性剤等と混合することにより製造することができ
る。 【0008】核粒子の製法はそれ自体公知の方法、例え
ば押し出し造粒、粉砕造粒、流動層造粒、転動造粒、高
速撹拌造粒、低融点物質との噴霧冷却、溶融造粒法等に
より得られるが、より均一なコーティングを施す為には
核粒子の粒子径がなるべく揃っていて、粒子表面が平滑
なほうが好ましい。より具体的な好ましい核粒子の製法
は、上記の結晶セルロース、デキストリン、コーンスタ
ーチ、乳糖等の賦形剤、カルボキシメチルスターチナト
リウム、クロスカルメロースナトリウム等の水膨潤性の
崩壊剤、ポリソルベート80等の界面活性剤等とマスキ
ングすべき薬物とからなる組成物を水及び/またはアル
コールで練合した後、押し出し造粒する方法である。 【0009】本発明において使用する低融点物質として
は例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール等
の高級アルコール、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸或いはこれらのグリ
セリンエステル、酢酸、クエン酸、コハク酸等の有機酸
とグリセリンモノまたはジ高級脂肪酸エステルとのエス
テル、硬化大豆油、硬化ヒマシ油、モクロウ、硬化牛脂
等の油脂類、カルナウバロウ、ミツロウ等のロウ類、パ
ラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等
の高級炭化水素類、或いはこれらの混合物があげられ
る。より好ましい低融点物質としては、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸
グリセリンエステル、酢酸、クエン酸、コハク酸等の有
機酸とグリセリンモノまたはジ高級脂肪酸エステルとの
エステルがあげられる。低融点物質の融点は約40℃か
ら約110℃であり、好ましくは約45℃から約100
℃であり、より好ましくは約45℃から約80℃であ
る。 【0010】本発明において使用する低分子量水溶性物
質としては、白糖、果糖等の糖類、マンニトール、ソル
ビトール、キシリトール等の糖アルコール類、あるいは
これらの混合物などが用いられる。より好ましい低分子
量水溶性物質としては、マンニトール、ソルビトール、
キシリトール等の糖アルコールがあげられる。低分子量
水溶性物質の分子量は約50から約1000であり、好
ましくは約60から約900であり、より好ましくは約
70から約800である。低分子量水溶性物質の溶解度
は約0.01g/mlから約2g/mlである。 【0011】低融点物質と低分子量水溶性物質を重量比
で1対100〜100対1の混合割合、好ましくは10
対100〜100対10、更に好ましくは20対100
〜100対20の割合で有機溶媒、有機溶媒と水との混
合溶媒に固形部として1〜70%、好ましくは5〜60
重量%の濃度で溶解、分散させ、核粒子を流動させなが
らコーティングする。コーティング液は必要があれば加
熱して溶解しても構わない。有機溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、ジエ
チルエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、アセトン等が用いられるが、用いる低融点物
質の種類により適宜選択できる。或いは有機溶媒を用い
ず、低融点物質と水溶性物質とを直接加熱溶融しても構
わない。また、溶出を制御するためにステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アル
ミニウム等の撥水性の滑沢剤を被膜物質中に配合するこ
ともできる。本発明での核粒子を流動させる方法として
は流動層、遠心流動、糖衣パン、通気式コーティングパ
ン、真空式コーティングパン、高速撹拌或いはこれらの
複合型の装置が使用され、核粒子の形状、大きさ、製造
方法等により適した装置を選択する。 【0012】本発明において核粒子に被覆する被膜量と
しては特に制限はされない。しかし、薬物の不快な味を
遮蔽し、消化管内において速やかな溶出を確保するため
に適した被膜量であることが望ましく、その量は不快な
味の程度、核粒子の大きさ、形状、平滑度に依存する
が、核粒子に対して被膜成分が1〜200重量%が好ま
しく、更に1〜100重量%が好ましく、更に5〜10
0重量%がより好適である。 【0013】本発明における薬物としては、不快な程度
に関わらず種々の薬物が適用でき、例えば抗生物質、抗
菌薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン薬、消化
性潰瘍治療薬等が挙げられる。本発明の製剤は、不快な
味の遮蔽効果が優れていることから、不快な味の程度が
強い薬物にも有利に適用できる。また消化管内において
速やかに薬物が溶出することから、難溶性の薬物にも有
利に適用できる。不快な味の程度が強くかつ難溶性の薬
物に好適に適用でき、具体的にはレバミピド等の薬物に
適用できる。 【0014】 【発明の効果】本発明の医薬製剤は服用時において薬物
の不快な味を遮蔽し、服用感に優れ、胃内酸性度に依存
することなく消化管内において速やかに薬物が溶出し、
生物学的利用率を低下させない。また、有機溶媒使用量
が少なく、コーティング液中の全固形分濃度を高くでき
るため、短時間で充分な量のコーティングが可能であ
る。 【0015】 【実施例】次に、本発明を実施例及び参考例により説明
するが本発明はこれらに限定されるものではない。尚、
実施例及び参考例において基剤材料として下記の市販品
を使用した。 グリセリンクエン酸脂肪酸エステル(サンソフトNo.621
G/太陽化学) グリセリンモノステアリン酸エステル(ポエムS-100/
理研ビタミン) グリセリンベヘニン酸エステル(サンソフトNo.1030/
太陽化学) D−マンニトール(協和醗酵) デキストリン(アミコールNo.10/日澱化学工業) コーンスターチ(日食品コーンスターチXX16/日本食品
化工) ポリソルベート80(TO−10M/日光ケミカルズ) 【0016】参考例1 レバミピド920g、デキストリン315g、コーンス
ターチ2650gを高速攪袢造粒機によりエタノール5
0g、精製水750g及びポリソルベート80の252
gを混合した結合液と練合し、0.6mmφの孔径をも
つスクリーンを装着した押しだし造粒機ドームグラン
(DG-L1/不二パウダル)により素麺状とし、押し出さ
れた素麺状物質をマルメライザー(QJ-400/不二パウダ
ル)によりマルメ処理した後に、流動乾燥して球形ある
いは俵型の核顆粒を得た。 【0017】参考例2 レバミピド920g、デキストリン630g、コーンス
ターチ460g、結晶セルロース126g、乳糖165
0g、カルボキシメチルスターチナトリウム135g、
クロスカルメロースナトリウム81gを高速攪拌造粒機
によりエタノール95g、精製水830g及びポリソル
ベート80の126gを混合した結合液と練合し、0.
6mmφの孔径をもつスクリーンを装着した押しだし造
粒機ドームグラン(DG−L1/不二パウダル)により
素麺状とし、押し出された素麺状物質をマルメライザー
(QJ−400/不二パウダル)によりマルメ処理した
後に、流動乾燥して俵型の核顆粒を得た。 【0018】実施例1 エタノール240g及び精製水60gの混液にグリセリ
ンクエン酸脂肪酸エステル100g及びD−マンニトー
ル100gを加え、加熱装置を用いて撹拌しながら約7
0℃まで加熱し、溶解・分散させてコーティング液とし
た。参考例1で得られた核顆粒600gを流動層造粒機
に仕込み、給気温度55℃にて流動させながら、コーテ
ィング液200gを噴霧して被覆顆粒剤を得た。 【0019】試験例1 上記実施例1で得られた被覆顆粒剤をパネルテストに付
した。すなわち、10名の健常者に該製剤の約0.5g
を服用させ、味覚テストを行ったところ、いずれのパネ
ラーも、苦味を全く感じなかった。それに対して、参考
例1の核顆粒について同様に味覚テストを行ったとこ
ろ、いずれのパネラーも活性成分のレバミピドの苦味を
訴えた。 【0020】試験例2 参考例1の核顆粒及び実施例1の被覆顆粒剤について、
第十三改正日本薬局方溶出試験法第2法(パドル法)に
したがって、薬物の溶出試験を行った。試験液として、
すなわち、該薬局方に記載のpH5.4のリン酸水素二ナ
トリウム・クエン酸緩衝液(クエン酸1.05gおよび
リン酸水素二ナトリウム十二水和物2.92gを水20
0mLに溶かし、必要ならばリン酸または水酸化ナトリ
ウム試液を加えてpH5.4に調整する)を、用い、その
試験液900mlに試験すべき核顆粒0.46gおよび
被覆顆粒剤0.5gを加え、その混合液をパドル回数:
100rpmにて37℃で攪拌溶出させた。2分毎に試
験液をサンプリングして、溶出した薬物(レバミピド)
の濃度を測定し、仕入含量から溶出率(%)を算出し
た。その結果を表1に示す。 【表1】 【0021】上記表1のデータから明らかなように、実
施例1の被覆顆粒剤は初期に薬物の溶出を抑えられ、服
用時の苦味がマスキング出来ていることを示し、その後
は速やかな溶出を確保していることが示される。それに
対して、被覆処理していない核顆粒では初期段階から多
量の薬物が溶出しており、マスキングがなされていない
ことを示している。 【0022】実施例2〜4 参考例1で得られた核顆粒を用い、表2に示す種々のコ
ーティング基剤を用いて同様の操作によりコーティング
を施して被覆顆粒剤を得た。 【表2】 【0023】試験例3 上記実施例2〜実施例4の被覆顆粒について、試験例1
と同様にして10名の味覚パネリストにて味覚テストを
行ったところ、いずれの被覆顆粒剤についても苦味を全
く感じず、服用時の苦味が充分マスキングされているこ
とが示された。 【0024】実施例5〜8 参考例1で得られた核顆粒600gを参考例2で得られ
た核顆粒600gに変えた以外は、実施例1〜4と同様
にして本発明の被覆顆粒剤を得た。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a pharmaceutical preparation masking an unpleasant taste, and more particularly, to a core particle containing a drug having an unpleasant taste, a low melting substance and a low melting point. The present invention relates to a taste-masking pharmaceutical preparation comprising a coated powder or a coated granule, which is coated with a coating made of a water-soluble substance having a molecular weight. An object of the present invention is to mask the unpleasant taste of a drug when taking it, excel in taking the drug, and dissolve the drug quickly in the gastrointestinal tract without depending on the acidity in the stomach to dissolve the drug. It is an object of the present invention to provide a coated powder or a coated granule which does not impair the bioavailability (bioavailability). 2. Description of the Related Art Drugs having an unpleasant taste such as bitterness are difficult to take, but in the case of tablets, bitterness can be easily shielded by coating a simple film such as a water-soluble polymer. It can also ensure rapid release elution. On the other hand, when the drug having an unpleasant taste is made into small solid particles such as granules and powders,
It is difficult to achieve both rapid release elution and bitterness masking.
In powders, granules, etc., it is common to coat a water-insoluble polymer, a gastric-soluble polymer, and a film of an enteric polymer, but in the case of a drug whose absorption site is limited to the upper gastrointestinal tract, It is necessary to rapidly elute the drug in the digestive tract, especially in the stomach, in which case the coating cannot be thickened,
The more bitter the drug, the more difficult it is to achieve both bitterness masking and immediate release. In order to release the drug quickly in the stomach, the enteric polymer coating is not preferable, and
If the administered patient is middle-aged or elderly, coating gastric-soluble polymers is likely to reduce bioavailability, because on average gastric acidity is low and pH is high. In addition, when the drug having an unpleasant taste is hardly soluble in water and the bitterness is extremely strong, it is necessary to thicken those coatings in order to achieve a sufficient bitterness masking effect, and to ensure quick release. Even in a mixed film composed of a film obtained by adding a water-soluble polymer to a water-insoluble polymer, there is a possibility that the drug is gradually released. In view of such circumstances, Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-258327 discloses a method of masking bitterness at the time of administration and rapidly disintegrating and dissolving in the digestive tract, including a coating composition comprising a hardened oil and a water-soluble coating base. A method for producing a coated powder and a coated granule, characterized in that they are used for coating. However, since this method uses a water-soluble polymer as a water-soluble coating base, the viscosity of the coating liquid is high,
Since the solid content concentration in the coating liquid cannot be increased, the amount of the solvent used increases, and disadvantages such as a long time required for coating occur. JP-A-57-58631 discloses a coating composition comprising a polymer coating insoluble in gastric and intestinal fluids and a water-soluble polymer coating. However, this composition has problems such as poor feeling of taking, difficulty in controlling dissolution for making a quick release preparation for bitterness masking, and susceptibility to gastric acidity. JP-A-3-130214 discloses a preparation in which core particles containing a large amount of a water-swellable substance are coated with a film composed of ethylcellulose and a water-soluble substance. But,
This preparation has a poor feeling of taking and has a high viscosity due to the use of ethylcellulose and a water-soluble polymer as a water-soluble substance, so that a coating agent having a sufficient total solid concentration cannot be obtained. In addition, since elution is delayed with an increase in the amount of coating,
In order to mask bitterness and obtain quick release, there are drawbacks such as a narrow range of the optimum coating amount. JP-A-5-255075
Japanese Patent Application Laid-Open Publication No. H11-146,086 discloses a method of melting a low-melting substance by heating and dispersing a gastric-soluble polymer compound therein, and a method of melt-granulating a drug having an unpleasant taste. But,
Since this method uses a gastric-soluble polymer, it has a drawback that rapid release cannot be ensured in patients with low gastric acidity, and furthermore, if the drug is hardly soluble, elution will be delayed more and more. in this way,
Heretofore, in the screening of unpleasant tastes by powders and granules, no technology has been developed that completely satisfies all of short-term complete bitterness screening and rapid disintegration in the digestive tract, elution, and feeling of taking. Was. DISCLOSURE OF THE INVENTION [0004] The present invention masks unpleasant tastes regardless of the degree of unpleasant taste of the drug, is excellent in taking sensation, rapidly dissolves in the digestive tract, and It is an object of the present invention to provide a granular pharmaceutical composition that does not impair bioavailability. [0005] In order to achieve the above object, the present inventors have conducted various studies on coating agents suitable for coating pharmaceuticals and granules. The present inventors have found that the object can be achieved by coating drug-containing core particles with a coating base comprising a combination with a water-soluble substance, and completed the present invention. That is,
The present invention relates to core particles containing a drug having an unpleasant taste,
It is intended to provide a taste-masking pharmaceutical preparation selected from coated powders and coated granules characterized by being coated with a coating comprising a low-melting-point substance and a low-molecular-weight water-soluble substance. [0006] The pharmaceutical preparation of the present invention includes the following embodiments. (1) A coated powder or a coated granule, wherein core particles containing a drug having an unpleasant taste are coated with a coating comprising a low-melting substance and a low-molecular-weight water-soluble substance. (2) The coated powder or coated granule according to (1), wherein the core particles have a particle size of 50 to 2000 μm. (3) The coated powder or coated granule according to (2), wherein the coating component is 1 to 200% by weight based on the core particles. (4) The coated powder or coated granule according to (1), wherein the low-melting-point substance and the low-molecular-weight water-soluble substance are mixed in a weight ratio of 1: 100 to 100: 1. (5) The low-melting substance used for the film is a higher alcohol, a higher fatty acid or a glycerin ester thereof, an ester of an organic acid and a higher fatty acid glycerin ester, an oil or a fat, a wax, or a mixture thereof (1) to (4). Coated powder or coated granules. (6) The coated powder or coated granule according to (5), wherein the low-melting substance has a melting point of about 40 ° C to about 110 ° C. (7) The coated powder and coated granules according to (6), wherein the low-melting substance used for the coating is a higher fatty acid glycerin ester and / or an ester of an organic acid and a higher fatty acid glycerin ester. (8) The molecular weight of the low molecular weight water-soluble substance is from about 50 to about 10
The coated powder or the coated granule according to (1) to (6), which is 00. (9) The coated powder or coated granule according to (8), wherein the low molecular weight water-soluble substance is a saccharide, a sugar alcohol, or a mixture thereof. (10) The particle diameter of the core particles is 75 to 1400 μm,
The coating component is 5 to 100% by weight based on the core particles, and the low melting point substance and the low molecular weight water-soluble substance are in a weight ratio of 20 to 100.
The coated powder or coated granule according to (1), wherein the mixing ratio is from 100 to 20. (11) The low-melting substance has a melting point of about 40 ° C to about 110 ° C, and the low-molecular weight water-soluble substance has a molecular weight of about 50 to about 10 ° C.
(10) The coated powder and the coated granule according to (10), which are 00. (12) The melting point of the low melting point substance is about 45 ° C. to about 80 ° C., and the molecular weight of the low molecular weight water soluble substance is about 70 to about 800.
(11) The coated powder or coated granule according to (11). (13) The coating powder of (12), wherein the low-melting substance used in the coating is a higher fatty acid glycerin ester and / or an ester of an organic acid and a higher fatty acid glycerin ester, and the low molecular weight water-soluble substance is a sugar alcohol. Coated granules. (14) The coated powder or coated granule according to (1) to (13), wherein the drug having an unpleasant taste is rebamipide. [0007] The pharmaceutical preparation of the present invention has a coating of a low-melting-point substance and a low-molecular-weight water-soluble substance, which masks unpleasant taste when taken without impairing bioavailability, has an excellent feeling on taking, and has a gastric acidity in the digestive tract. It elutes the drug quickly without any effect. The core particles to be coated by the method of the present invention are substances commonly used in the manufacture of solid preparations, such as crystalline cellulose, potato starch, dextrin, corn starch, lactose, sucrose, mannitol, talc, and calcium carbonate. Agents, magnesium stearate, calcium stearate, lubricants such as aluminum stearate, sodium carboxymethyl starch, sodium carboxymethyl cellulose, low-substituted hydroxypropyl cellulose, calcium carboxymethyl cellulose, croscarmellose sodium, hydroxypropyl starch, potato starch Disintegrants such as gum arabic, hydroxypropylcellulose, polyvinyl alcohol, polyvinylpyrrolidone, binders such as gelatin, sodium lauryl sulfate Surfactants such as polysorbate 80, cetyl alcohol,
Esters of higher alcohols such as stearyl alcohol, higher fatty acids such as myristic acid, palmitic acid, stearic acid and behenic acid, or glycerin esters thereof, and organic acids such as acetic acid, citric acid and succinic acid with glycerin mono- or di-higher fatty acid esters. Oils such as hardened soybean oil, hardened castor oil, mocro, hardened tallow, carnauba wax,
It can be produced from waxes such as beeswax, higher hydrocarbons such as paraffin, ceresin, and microcrystalline wax, or mixtures thereof, but is not limited thereto.
m, preferably in the range of 75 to 1400 μm. If the core particles have an appropriate size, they may be crystals of the drug itself. In the case of a preparation containing a drug having a strong unpleasant taste such as rebamipide and / or a poorly soluble drug, sodium carboxymethyl starch, sodium carboxymethyl cellulose, low-substituted hydroxypropyl cellulose, calcium carboxymethyl cellulose, croscarme It is preferable to add a water-swellable disintegrant, such as loin sodium, hydroxypropyl starch and potato starch. More specifically, core particles suitable for the present invention include excipients such as crystalline cellulose, dextrin, corn starch and lactose, water-swellable disintegrants such as sodium carboxymethyl starch and croscarmellose sodium, polysorbate 80 and the like. Can be produced by mixing with a surfactant or the like. The method for producing core particles is a method known per se, for example, extrusion granulation, pulverization granulation, fluidized bed granulation, tumbling granulation, high speed stirring granulation, spray cooling with a low melting point substance, melt granulation method. However, in order to provide a more uniform coating, it is preferable that the particle diameter of the core particles is as uniform as possible and the particle surface is smooth. More specific preferred methods for producing core particles include the above-mentioned excipients such as crystalline cellulose, dextrin, corn starch, lactose, water-swellable disintegrants such as sodium carboxymethyl starch and croscarmellose, and interfaces such as polysorbate 80. This is a method in which a composition comprising an active agent and the like and a drug to be masked is kneaded with water and / or alcohol, and then extruded and granulated. The low-melting substances used in the present invention include, for example, higher alcohols such as cetyl alcohol and stearyl alcohol, higher fatty acids such as myristic acid, palmitic acid, stearic acid and behenic acid, and glycerin esters, acetic acid and citric acid thereof. , Esters of organic acids such as succinic acid and glycerin mono- or di-higher fatty acid esters, oils and fats such as hardened soybean oil, hardened castor oil, mocro, hardened tallow, waxes such as carnauba wax, beeswax, paraffin, ceresin, microcrystalline Higher hydrocarbons such as waxes, and mixtures thereof are mentioned. More preferred low-melting substances include myristic acid,
Glycerin esters of higher fatty acids such as palmitic acid, stearic acid and behenic acid, and esters of organic acids such as acetic acid, citric acid and succinic acid with glycerin mono- or di-higher fatty acid esters are exemplified. The low melting point material has a melting point of about 40 ° C to about 110 ° C, preferably about 45 ° C to about 100 ° C.
° C, more preferably from about 45 ° C to about 80 ° C. As the low molecular weight water-soluble substance used in the present invention, sugars such as sucrose and fructose, sugar alcohols such as mannitol, sorbitol and xylitol, and mixtures thereof are used. More preferred low molecular weight water-soluble substances include mannitol, sorbitol,
Sugar alcohols such as xylitol; The molecular weight of the low molecular weight water soluble material is from about 50 to about 1000, preferably from about 60 to about 900, more preferably from about 70 to about 800. The solubility of the low molecular weight water-soluble substance is from about 0.01 g / ml to about 2 g / ml. The low-melting substance and the low-molecular-weight water-soluble substance are mixed at a weight ratio of 1: 100 to 100: 1, preferably 10: 1.
Pairs 100 to 100: 10, more preferably 20: 100
1 to 70%, preferably 5 to 60% as a solid part in an organic solvent or a mixed solvent of an organic solvent and water in a ratio of 100 to 20.
The core particles are dissolved and dispersed at a concentration of% by weight, and coated while flowing the core particles. The coating solution may be dissolved by heating if necessary. As the organic solvent, methanol, ethanol, isopropanol, butanol, diethyl ether, dichloromethane, dichloroethane, chloroform, acetone or the like is used, and it can be appropriately selected depending on the type of the low-melting substance used. Alternatively, a low-melting substance and a water-soluble substance may be directly heated and melted without using an organic solvent. Further, in order to control the dissolution, a water-repellent lubricant such as magnesium stearate, calcium stearate, aluminum stearate or the like can be incorporated in the coating material. As the method of flowing the core particles in the present invention, a fluidized bed, centrifugal flow, sugar coating pan, aeration type coating pan, vacuum type coating pan, high-speed stirring or a combination thereof is used. Now, a device suitable for a manufacturing method or the like is selected. In the present invention, the amount of the coating on the core particles is not particularly limited. However, it is desirable that the amount of the coating be suitable to shield the unpleasant taste of the drug and to ensure quick elution in the digestive tract, and the amount is the degree of unpleasant taste, the size, shape, and smoothness of the core particles. Although it depends on the degree, the coating component is preferably 1 to 200% by weight, more preferably 1 to 100% by weight, more preferably 5 to 10% by weight based on the core particles.
0% by weight is more preferred. As the drug in the present invention, various drugs can be applied regardless of the degree of discomfort, and examples thereof include antibiotics, antibacterial drugs, antipyretic analgesics, antitussive expectorants, antihistamines, and peptic ulcer drugs. Can be Since the formulation of the present invention has an excellent unpleasant taste shielding effect, it can be advantageously applied to drugs having a strong unpleasant taste. Further, since the drug elutes quickly in the digestive tract, it can be advantageously applied to poorly soluble drugs. It can be suitably applied to drugs having a strong unpleasant taste and poor solubility, and more specifically, to drugs such as rebamipide. [0014] The pharmaceutical preparation of the present invention masks the unpleasant taste of the drug when taken, is excellent in taking feeling, and elutes the drug quickly in the digestive tract without depending on the acidity in the stomach.
Does not reduce bioavailability. Further, since the amount of the organic solvent used is small and the total solid content concentration in the coating solution can be increased, a sufficient amount of coating can be performed in a short time. Next, the present invention will be described with reference to examples and reference examples, but the present invention is not limited to these examples. still,
The following commercially available products were used as base materials in Examples and Reference Examples. Glycerin citrate fatty acid ester (Sunsoft No.621
G / Taiyo Chemical) Glycerin monostearate (Poem S-100 /
RIKEN Vitamin) Glycerin behenate (Sunsoft No.1030 /
Taiyo Kagaku) D-mannitol (Kyowa Hakko) Dextrin (Amicol No. 10 / Nisseki Chemical Industry) Corn starch (Nihon Shokuhin Cornstarch XX16 / Nippon Shokuhin Kako) Polysorbate 80 (TO-10M / Nikko Chemicals) Reference Example 1 Rebamipide 920 g, dextrin 315 g and corn starch 2650 g were mixed in ethanol 5 with a high-speed stirring granulator.
0 g, 750 g of purified water and 252 of polysorbate 80
g of the mixture, and kneaded with a binding liquid obtained by mixing with a binder having a pore diameter of 0.6 mmφ to form a noodle-like shape using an extruder granulator Dome Gran (DG-L1 / Fuji Paudal). After being subjected to malm treatment with a riser (QJ-400 / Fuji Paudal), it was fluid-dried to obtain spherical or bale-shaped core granules. Reference Example 2 920 g of rebamipide, 630 g of dextrin, 460 g of corn starch, 126 g of crystalline cellulose, 165 lactose
0 g, sodium carboxymethyl starch 135 g,
81 g of croscarmellose sodium was kneaded by a high-speed stirring granulator with a binding solution obtained by mixing 95 g of ethanol, 830 g of purified water and 126 g of polysorbate 80, and the mixture was mixed with 0.1 g.
Extruded granulator Domegran (DG-L1 / Fuji Paudal) equipped with a screen having a hole diameter of 6 mmφ to make a noodle-like shape, and the extruded noodle-like substance is subjected to Malmé treatment with a marmizer (QJ-400 / Fuji Paudal). After that, it was fluid-dried to obtain bale-shaped core granules. EXAMPLE 1 100 g of glycerin citrate fatty acid ester and 100 g of D-mannitol were added to a mixture of 240 g of ethanol and 60 g of purified water, and the mixture was stirred for about 7 hours using a heating device.
The mixture was heated to 0 ° C. and dissolved and dispersed to obtain a coating liquid. 600 g of the core granules obtained in Reference Example 1 were charged into a fluidized bed granulator, and 200 g of the coating liquid was sprayed while flowing at an air supply temperature of 55 ° C. to obtain coated granules. Test Example 1 The coated granules obtained in Example 1 were subjected to a panel test. That is, about 0.5 g of the preparation is given to 10 healthy persons.
Was taken and a taste test was performed, and none of the panelists felt bitterness. On the other hand, when a taste test was similarly performed on the core granules of Reference Example 1, all panelists complained of the bitterness of the active ingredient rebamipide. Test Example 2 Regarding the core granules of Reference Example 1 and the coated granules of Example 1,
A drug dissolution test was performed according to the 13th revised Japanese Pharmacopoeia Dissolution Test Method 2 (paddle method). As a test solution,
That is, a disodium hydrogen phosphate / citrate buffer having a pH of 5.4 described in the pharmacopoeia (1.05 g of citric acid and 2.92 g of disodium hydrogen phosphate dodecahydrate in water 20) was used.
0 mL and adjust to pH 5.4 with phosphoric acid or sodium hydroxide TS if necessary), add 0.46 g of nuclear granules to be tested and 0.5 g of coated granules to 900 ml of the test solution Paddle the mixture,
The mixture was eluted with stirring at 37 ° C. at 100 rpm. Drug eluted by sampling the test solution every 2 minutes (Rebamipide)
Was measured, and the dissolution rate (%) was calculated from the charged content. Table 1 shows the results. [Table 1] As is clear from the data in Table 1 above, the coated granules of Example 1 showed that the elution of the drug was suppressed at the beginning, the bitterness at the time of ingestion was masked, and thereafter the elution was rapid. It is shown that it is secured. In contrast, a large amount of drug was eluted from the initial stage in the uncoated nuclear granules, indicating that no masking was performed. Examples 2 to 4 The core granules obtained in Reference Example 1 were coated with various coating bases shown in Table 2 by the same operation to obtain coated granules. [Table 2] Test Example 3 The coated granules of Examples 2 to 4 above were tested in Test Example 1.
A taste test was conducted by 10 taste panelists in the same manner as in the above. As a result, no bitterness was felt for any of the coated granules, indicating that the bitterness at the time of administration was sufficiently masked. Examples 5 to 8 The coated granules of the present invention were prepared in the same manner as in Examples 1 to 4, except that 600 g of the core granules obtained in Reference Example 1 was changed to 600 g of the core granules obtained in Reference Example 2. I got

フロントページの続き (72)発明者 中村 利夫 徳島県板野郡北島町新喜来字二分1− 115 (72)発明者 小富 正昭 徳島県徳島市中洲町3−19−1−603 (56)参考文献 特開 平4−217913(JP,A) 特開 平2−240016(JP,A) 特開 平5−310599(JP,A) 特開 平6−116138(JP,A) 特開 平9−52850(JP,A) 特開 平11−35486(JP,A) 国際公開97/018798(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 9/14 A61K 9/16 A61K 47/10 A61K 47/14 A61K 31/4704 CAPLUS(STN)Continuation of the front page (72) Inventor Toshio Nakamura 2-115, Shinkirai, Kitajima-cho, Itano-gun, Tokushima Prefecture (72) Inventor Masaaki Kotomi 3-19-1-603, Nakasu-cho, Tokushima-shi, Tokushima Prefecture (56) References JP-A-4-217913 (JP, A) JP-A-2-240016 (JP, A) JP-A-5-310599 (JP, A) JP-A-6-116138 (JP, A) JP-A-9-52850 (JP, A) JP-A-11-35486 (JP, A) WO 97/018798 (WO, A1) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) A61K 9/14 A61K 9/16 A61K 47/10 A61K 47/14 A61K 31/4704 CAPLUS (STN)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 不快な味を有するレバミピドを含有した
核粒子に、グリセリンクエン酸脂肪酸エステルおよびマ
ンニトールからなる被膜を被覆してなることを特徴とす
る被覆散剤または被覆顆粒剤からなる味マスキング医薬
製剤。
(57) [Claim 1] A coated powder characterized by comprising core particles containing rebamipide having an unpleasant taste coated with a coating made of a fatty acid ester of glycerin citrate and mannitol. A taste-masking pharmaceutical preparation comprising coated granules.
JP15442298A 1998-06-03 1998-06-03 Taste masking pharmaceutical formulation Expired - Lifetime JP3466921B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15442298A JP3466921B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Taste masking pharmaceutical formulation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15442298A JP3466921B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Taste masking pharmaceutical formulation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11349473A JPH11349473A (en) 1999-12-21
JP3466921B2 true JP3466921B2 (en) 2003-11-17

Family

ID=15583827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15442298A Expired - Lifetime JP3466921B2 (en) 1998-06-03 1998-06-03 Taste masking pharmaceutical formulation

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3466921B2 (en)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4570725B2 (en) * 2000-04-05 2010-10-27 大塚製薬株式会社 Composition for pharmaceutical preparation
GB0010446D0 (en) * 2000-04-28 2000-06-14 Glaxo Wellcome Kk Pharmaceutical formulation
KR101168189B1 (en) * 2003-10-29 2012-07-25 시오노기세이야쿠가부시키가이샤 Process for producing coated preparation having relieved unpleasantness
KR101078576B1 (en) 2004-06-03 2011-11-01 다이쇼 세이야꾸 가부시끼가이샤 Oral preparations and process for production thereof
JP5145769B2 (en) * 2006-05-24 2013-02-20 大正製薬株式会社 Compression molding and method for producing the same
WO2009022674A1 (en) * 2007-08-10 2009-02-19 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Medical composition containing rebamipide
JP5566757B2 (en) * 2010-04-16 2014-08-06 大塚製薬株式会社 Solid preparation

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287021A (en) * 1988-05-13 1989-11-17 Shin Etsu Chem Co Ltd Preparation of wax-coated drug preparation
US4971804A (en) * 1989-02-02 1990-11-20 Warner-Lambert Company Water dispersible gemfibrozil compositions
JP3078859B2 (en) * 1990-02-23 2000-08-21 武田薬品工業株式会社 Coating agent for stable controlled release formulation
DE69123075T2 (en) * 1990-04-12 1997-03-20 Shionogi Seiyaku Kk Coated composition and process for its manufacture
JP3265680B2 (en) * 1992-03-12 2002-03-11 大正製薬株式会社 Oral pharmaceutical composition
JPH0952850A (en) * 1995-06-09 1997-02-25 Meiji Seika Kaisha Ltd Gummy preparation
IT1276160B1 (en) * 1995-11-22 1997-10-27 Recordati Chem Pharm READY-RELEASE ORAL PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS FOR EXTEMPORARY SUSPENSIONS
JPH1135486A (en) * 1997-07-23 1999-02-09 Lion Corp Solid pharmaceutical preparation

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11349473A (en) 1999-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2916978B2 (en) Controlled release initiation type formulation
JP3265680B2 (en) Oral pharmaceutical composition
JP2773959B2 (en) Colon release solid preparation
JPS629A (en) Sustained release compound unit pharmaceutical
JP2002154954A (en) Analgesic containing tramadol or salt thereof
WO2000024423A1 (en) Sustained-release particles
JPS6212717A (en) Solid medicine containing erythromycin derivative for oral administration and manufacture
WO2002096466A1 (en) Medicinal composition
RU2237480C2 (en) Directly pressed matrix for regulated release of single daily clarithromycin doses
JP2003119122A (en) Agent rapidly disintegrated in oral cavity and method for producing the same
JP2000191519A (en) Rapid release granule wherein unpleasant functional property of medicinally active ingredient is masked
WO2009101656A1 (en) Delayed release preparation
JP3466921B2 (en) Taste masking pharmaceutical formulation
WO2009101658A1 (en) Timed-release pharmaceutical preparation
JP3833314B2 (en) Foamable composition and method for producing the same
US20070116763A1 (en) Sustained release oral preparations
JPH0776517A (en) Composition for medicine
JP2973751B2 (en) Method for producing flavored oral composition
KR101168189B1 (en) Process for producing coated preparation having relieved unpleasantness
EP1618873B1 (en) Granule for the controlled release of tamsulosin, containing alginate
JP4257865B1 (en) Method for producing intraoral rapidly disintegrating tablet
KR101680925B1 (en) Unpleasant taste-masking particles and an oral preparation containing same
JP6905972B2 (en) Pharmaceutical composition particles, orally disintegrating preparation containing them, method for producing pharmaceutical composition particles
JP4711478B2 (en) Taste masked drug
PL193028B1 (en) Controlled release potassium chloride pellet based pharmaceutical compositions having a high active ingredient content

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150829

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term