JP3465251B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイ装置Info
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Description
する。詳しくは、ホワイトバランスの調整時に、映像情
報の輝度レベルに文字情報の輝度レベルを同期させてホ
ワイトバランスの調整精度を向上させるディスプレイ装
置に関する。
えばテレビジョン受像機の調整手段の1つに、ホワイト
バランス調整がある。このホワイトバランス調整は、ブ
ラウン管のモニタ画面の輝度ムラを無くするために、調
整手段であるホワイトバランスセンサーという輝度測定
用センサーによってモニタ画面の各所の輝度を測定し、
測定値が所定の範囲内にあるかどうかをチェックする。
定のパターンを表示させて行うが、テレビジョン受像機
によっては、モニタ画面にメニュー等の文字情報を表示
しながらホワイトバランス調整を行うものがある。この
ような場合は、ホワイトバランス調整用の輝度センサー
がメニューの文字の光を検出してしまい、測定誤差を発
生させる。
とテレビジョン受像機内部で生成したメニュー等の文字
情報である文字データとを混合することによって、映像
上にメニュー等の文字情報を重ねて、又は分割して表示
する技術について概略説明する。
の1画面は数百本の水平ラインで表され、各水平ライン
は多数の画素で表される。このような画素を一番上の水
平ラインの左から右へ走査し、一つの水平ラインの右端
からつぎの水平ラインの左端へは水平帰線によって移
り、このような走査を全水平ラインについて行い、最後
の水平ラインの右端から一番上の水平ラインの左端へは
垂直帰線によって復行する。
号がビデオ信号である。ビデオ信号には、水平帰線およ
び垂直帰線のタイミングを表すために水平同期信号およ
び垂直同期信号が挿入されている。
写体が明るい時には大きく、暗い時には小さくなるよう
になっている。被写体が最も明るい時のレベルを白レベ
ルという。上記各同期信号のレベルを100%、搬送波
のレベルを0%とした時、白レベルは15%、黒レベル
は75%となるように調整される。
生回路に供給され、そのレベルによって電子ビームの強
度を変調する。電子ビームは水平偏向板および垂直偏向
板に供給される水平および垂直偏向電圧により水平方
向、および垂直方向に走査されることにより、ブラウン
管の蛍光面に元の1画面分の画像を形成する。1画面分
の画像は1秒間に30回繰り返し表示されることにより
見やすいTVモニタ画面となる。
上の映像の所望の位置に、元のビデオ信号とは関係のな
いメニュー等の文字を表示させるには、下記のような混
合(マージ)技術が用いられている。
ード等で入力するとこれらの各文字はコード化されてキ
ャラクタージェネレータに入力される。キャラクタージ
ェネレータは、各文字コードに対応するドットマトリク
スデータを発生し、これを表示RAMへ出力する。な
お、ドットマトリクスデータは、文字をドットマトリク
スで表し、文字を表す部分のドットは明るくなるよう
に、また、その他の部分は暗くなるように表したもので
ある。
憶容量をもっており、そのアドレスは画面上の座標に対
応するようになっている。従って、文字を表示したい画
面上の任意の位置をアドレス指定すれば、その表示位置
に対応する表示RAM上のデータポジションにキャラク
タージェネレータで発生したドットマトリクスデータが
書き込まれるようになっている。
してビデオ信号とタイミングを合わせて混合回路に入力
することにより、混合回路からは映像と文字とを重畳し
た画像データが出力される。つまり、ビデオ信号のう
ち、文字を表示する位置にある信号部分は、文字データ
により置換されることになる。
いる水平同期信号および垂直同期信号に基づき決められ
る。これにより、モニタ画面上の所望の位置に文字が表
示されることになる。
明した従来技術、例えばモニタ画面にメニュー等の文字
を表示させる、所謂異なる情報を複数表示させながらブ
ラウン管のホワイトバランス調整を行うテレビジョン受
像機においては、ホワイトバランスセンサーがメニュー
文字の光を検出するため測定誤差が発生し、ホワイトバ
ランス調整の精度が悪くなるという問題点があった。
に、本発明に係るディスプレイ装置は、表示画面のホワ
イトバランスを調整する機能を備えた画面調整手段と、
前記ホワイトバランスを調整するときの映像情報の輝度
レベルを検出する映像輝度レベル検出手段と、前記画面
調整手段でホワイトバランスの調整を開始すると、前記
映像輝度レベル検出手段で検出した映像情報の輝度レベ
ルに同期して該ホワイトバランス調整時に表示される文
字情報の輝度レベルを変化させる文字輝度レベル調整手
段と、前記映像情報と前記文字輝度レベル調整手段で調
整された文字情報とを組み合わせて前記表示画面へ出力
する出力手段とを具備したことである。
記文字情報の輝度レベルを複数段階に変化させて調整す
るディスプレイ装置である。
うな作用を奏する。
輝度レベル調整手段が、映像輝度レベル検出手段で検出
した映像情報の輝度レベルと同期して文字情報の輝度レ
ベルを変化させ、出力手段によって映像情報と文字輝度
レベル調整手段で調整された文字情報とを組み合わせて
出力するので、映像情報の表示状態に追従した文字情報
が表示画面に表示され、画面調整手段がホワイトバラン
スを調整するときに、メニュー文字など文字情報の光
(輝度)によって生ずる測定誤差がなくなり、ホワイト
バランスを精度良く測定することができるようになる。
て、テレビジョン受像機の実施例について説明する。本
発明に係るテレビジョン受像機は、図1に示すように、
ビデオ信号レベル検出回路1と、コントロールマイコン
回路2と、ミックス回路3と、文字レベル制御回路4
と、文字信号発生回路5と、ブラウン管6とで構成され
る。
であるビデオ信号の輝度レベルを検出し、これをコント
ロールマイコン回路2へ出力する。
御用マイコンであって、複数の入出力端子と、プログラ
ムを内蔵するメモリと、CPUと、タイマーと、A/D
変換器等とを有している。
は、A/D変換器を介してマイコンの一つの入力端子と
接続されている。これにより、ビデオ信号レベル検出回
路1で検出されたビデオ信号の輝度レベルを示す電圧信
号が所定の時間間隔で標本化されディジタルデータに変
換された後マイコンに入力する。
イトバランス調整中であることを知らせる情報が入力す
るようになっている。この情報により、マイコンは、ホ
ワイトバランス調整が開始されたことを認知し、後述す
るホワイトバランス調整用プログラムを実行開始するよ
うになっている。
ル制御回路4からの出力信号とを混合(マージ)する。
つまり、ミックス回路3は文字情報を構成する文字デー
タを、その文字を表示したい画面上の位置に相当するデ
ータ位置に嵌め込むことにより画像データを作成し、こ
の画像データをブラウン管6へ送る。
路5で発生した文字情報である文字データの中に含まれ
る文字の輝度レベルを、コントロールマイコン回路2の
マイコンから指示された文字輝度信号に基づき制御する
機能を有する。
レータと表示RAMとを有している。キャラクタジェネ
レータは、使用者の入力に基づき図示していない中央制
御部から送られてくる文字コードを入力し、この文字コ
ードに対応するドットマトリックスデータを作成し、表
示RAMへ出力する。
を有しており、キャラクタジェネレータから出力された
文字のドットマトリックスデータを指定されたメモリ位
置に書き込むことにより文字表示用の画面データを生成
する。
て、ミックス回路3から出力されたビデオ信号と文字信
号との混合された画像信号により電子ビームの強度を変
調し、かつ、水平、垂直偏向コイルに印加される偏向電
圧により電子ビームを走査することにより、画面に映像
および文字を表示する。このブラウン管6、即ち実施例
においては管面表示であるが、液晶を使用した表示でも
プラズマを使用した表示等の面表示でもよい。
ころのテレビジョン受像機は、下記のように動作する。
整が開始されると、図示していない中央制御部から手動
スイッチによりあるいは自動的にコントロールマイコン
回路2のマイコンに対してホワイトバランス調整中であ
ることを示す信号が送られ、これによりマイコンはホワ
イトバランス調整モードに入り、図2に示すようなフロ
ーチャートに従ってホワイトバランス調整プログラムの
実行を開始する(ST1)。
で検出された輝度レベルが低い時点は暗部であると判断
し、表示されている情報の明るさを下げる信号、即ちこ
の時点における文字の輝度を下げる信号をレベル制御回
路4へ送る。これにより、文字レベル制御回路4は文字
データの輝度レベルを下げる(ST2、ST3)。
回路1からの検出レベルが高い時点は明部であると判断
し、この時点における文字の輝度を上げる信号をレベル
制御回路4へ送る。これにより、文字レベル制御回路4
は文字の輝度を上げる(ST2、ST4)。
におけるビデオ信号のレベルの高さ(映像の明暗)と、
その時点に嵌め込まれる文字の明暗とが同期して変化す
る。その結果、輝度測定を行うホワイトバランスセンサ
ーが暗部を測定している時に、その位置に文字があって
も文字の光により妨害されないから、ホワイトバランス
センサーの測定誤差は起こらない。また、明部を測定し
ている時は文字は明るく見やすくなる。
情報の文字の輝度レベルが複数段階に変化するように構
成することができることは勿論である。
発明に係るディスプレイ装置は下記のような効果を奏す
る。
輝度レベル調整手段が、映像輝度レベル検出手段で検出
した映像情報の輝度レベルと同期して文字情報の輝度レ
ベルを変化させ、映像情報の輝度レベルが低いところは
文字情報の輝度レベルを下げ、映像情報の輝度レベルが
高いところは文字情報の輝度レベルを上げる。そして、
出力手段によって映像情報と文字輝度レベル調整手段で
調整された文字情報とを組み合わせて出力するので、映
像情報の表示状態に追従した文字情報が表示画面に表示
され、画面調整手段がホワイトバランスを調整するとき
に、メニュー文字など文字情報の光(輝度)によって生
ずる測定誤差がなくなり、ホワイトバランスを精度良く
測定することができ、ホワイトバランスのずれの無い調
整ができると云う極めて優れた効果を奏する。
を示すブロック図である。
ト図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 表示画面のホワイトバランスを調整する機
能を備えた画面調整手段と、 前記ホワイトバランスを調整するときの映像情報の輝度
レベルを検出する映像輝度レベル検出手段と、 前記画面調整手段でホワイトバランスの調整を開始する
と、前記映像輝度レベル検出手段で検出した映像情報の
輝度レベルに同期して該ホワイトバランス調整時に表示
される文字情報の輝度レベルを変化させる文字輝度レベ
ル調整手段と、 前記映像情報と前記文字輝度レベル調整手段で調整され
た文字情報とを組み合わせて前記表示画面へ出力する出
力手段と、を具備したことを特徴とするディスプレイ装
置。 - 【請求項2】前記文字輝度レベル調整手段は、前記文字
情報の輝度レベルを複数段階に変化させて調整すること
を特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10951194A JP3465251B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10951194A JP3465251B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07322094A JPH07322094A (ja) | 1995-12-08 |
JP3465251B2 true JP3465251B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=14512125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10951194A Expired - Lifetime JP3465251B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3465251B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023094472A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | 株式会社Jvcケンウッド | 表示制御装置、プログラムおよび表示制御方法 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10951194A patent/JP3465251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07322094A (ja) | 1995-12-08 |
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