JP3463862B2 - 観覧車 - Google Patents
観覧車Info
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- JP3463862B2 JP3463862B2 JP03458999A JP3458999A JP3463862B2 JP 3463862 B2 JP3463862 B2 JP 3463862B2 JP 03458999 A JP03458999 A JP 03458999A JP 3458999 A JP3458999 A JP 3458999A JP 3463862 B2 JP3463862 B2 JP 3463862B2
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- Japan
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- colors
- wheel
- light
- rotating wheel
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に遊園地や博覧
会場や観光地、及び、繁華街等に設置される観覧車に関
する。
会場や観光地、及び、繁華街等に設置される観覧車に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、観覧車は、大型の環状枠体に形
成された回転体に、乗客が乗る多数のゴンドラが取付け
られたものであり、地上数十メートルの高さまで上昇
し、乗客が眺望を楽しむことができるように構成され
る。
成された回転体に、乗客が乗る多数のゴンドラが取付け
られたものであり、地上数十メートルの高さまで上昇
し、乗客が眺望を楽しむことができるように構成され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の観覧車では、その乗客が、眺望を楽しめるのみであ
り、その構造物の大きさが、周囲の注目を集めつつも、
その特徴が有効に生かされていなかった。
来の観覧車では、その乗客が、眺望を楽しめるのみであ
り、その構造物の大きさが、周囲の注目を集めつつも、
その特徴が有効に生かされていなかった。
【０００４】そこで、本発明では、その構造物としての
大きさを利用して、季節感や生活に関連した有用な情報
を伝えることができ、かつ、見て楽しめる観覧車を提供
することを目的とする。
大きさを利用して、季節感や生活に関連した有用な情報
を伝えることができ、かつ、見て楽しめる観覧車を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る観覧車は、輪形状に骨組み形成された
回転輪に配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する
複数の投光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複
数本の径方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カ
ラーフィルターを使用した三色乃至四色の色の合成によ
り色彩を表現する上記投光装置が、上記回転輪の部分的
な扇形状の領域にて天気予報をその天気毎に異なった色
彩で表現し、かつ、上記回転輪のその他の領域にて四季
の各々をその季節毎に異なった色彩で表現し、上記発光
管が、その外径方向への発光長さによって気温を表現す
るようにしたものである。
に、本発明に係る観覧車は、輪形状に骨組み形成された
回転輪に配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する
複数の投光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複
数本の径方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カ
ラーフィルターを使用した三色乃至四色の色の合成によ
り色彩を表現する上記投光装置が、上記回転輪の部分的
な扇形状の領域にて天気予報をその天気毎に異なった色
彩で表現し、かつ、上記回転輪のその他の領域にて四季
の各々をその季節毎に異なった色彩で表現し、上記発光
管が、その外径方向への発光長さによって気温を表現す
るようにしたものである。
【０００６】また、輪形状に骨組み形成された回転輪に
配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複数本の径
方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カラーフィ
ルターを使用した三色乃至四色の色の合成により色彩を
表現する上記投光装置が、上記回転輪の内周域にて天気
予報をその天気毎に異なった色彩で表現し、上記回転輪
のその他の領域にて四季の各々をその季節毎に異なった
色彩で表現し、上記発光管が、その外径方向への発光長
さによって気温を表現するようにしたものである。
配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複数本の径
方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カラーフィ
ルターを使用した三色乃至四色の色の合成により色彩を
表現する上記投光装置が、上記回転輪の内周域にて天気
予報をその天気毎に異なった色彩で表現し、上記回転輪
のその他の領域にて四季の各々をその季節毎に異なった
色彩で表現し、上記発光管が、その外径方向への発光長
さによって気温を表現するようにしたものである。
【０００７】また、輪形状に骨組み形成された回転輪に
配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複数本の径
方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カラーフィ
ルターを使用した三色乃至四色の色の合成により色彩を
表現する上記投光装置が、上記回転輪の外周域にて天気
予報をその天気毎に異なった色彩で表現し、上記回転輪
のその他の領域にて四季の各々をその季節毎に異なった
色彩で表現し、上記発光管が、その外径方向への発光長
さによって気温を表現するようにしたものである。
配設されて該回転輪へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置と、上記回転輪の放射状に配設された複数本の径
方向杆に取り付けられた発光管と、を備え、カラーフィ
ルターを使用した三色乃至四色の色の合成により色彩を
表現する上記投光装置が、上記回転輪の外周域にて天気
予報をその天気毎に異なった色彩で表現し、上記回転輪
のその他の領域にて四季の各々をその季節毎に異なった
色彩で表現し、上記発光管が、その外径方向への発光長
さによって気温を表現するようにしたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の観覧車を、実施の
形態を示す図面に基づいて詳説する。
形態を示す図面に基づいて詳説する。
【０００９】図１及び図２は観覧車Ｋ（図４参照）の点
灯パターンの一例を示し、点灯パターンの演出時間は、
例えば、15分間を１サイクルとして、季節表示Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄと、天気予報Ｅ、気温Ｆ、及びギャラクシーイル
ミネーションＧとが、図示のような時間帯で点灯表示さ
れる。
灯パターンの一例を示し、点灯パターンの演出時間は、
例えば、15分間を１サイクルとして、季節表示Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄと、天気予報Ｅ、気温Ｆ、及びギャラクシーイル
ミネーションＧとが、図示のような時間帯で点灯表示さ
れる。
【００１０】その季節表示Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは、春夏秋冬
によって、異なる色彩を設定し、例えば、季節表示Ａは
「春」を表し「ピンク（サクラ）色」、季節表示Ｂは
「夏」で「水色」、季節表示Ｃは「秋」で「黄色」、季
節表示Ｄは「冬」で「紫色」等の色彩で、全時間帯を通
じて、カラー投光機（投光装置）８（図５参照）による
放射方向の投光によって、回転輪１の略全体に投光させ
る。
によって、異なる色彩を設定し、例えば、季節表示Ａは
「春」を表し「ピンク（サクラ）色」、季節表示Ｂは
「夏」で「水色」、季節表示Ｃは「秋」で「黄色」、季
節表示Ｄは「冬」で「紫色」等の色彩で、全時間帯を通
じて、カラー投光機（投光装置）８（図５参照）による
放射方向の投光によって、回転輪１の略全体に投光させ
る。
【００１１】天気予報Ｅは、３分間の時間帯で、カラー
投光機８による放射方向の投光により、例えば、「晴
れ」は赤色、「曇り」は緑色、「雨」は青色、「晴れの
ち曇り」は赤色・緑色、「雨のち曇り」は青色・緑色等
のように、回転輪１の略全体に投光される。なお、この
天気予報Ｅのための投光は、季節表示Ａ〜Ｄのための投
光と、数秒〜数10秒間で交互に表したり（図示省略）、
あるいは、回転輪１に部分的に扇形状の投光領域を設定
したり、また、回転輪１の内周域や外周域にのみ天気予
報Ｅを表して、区別する。
投光機８による放射方向の投光により、例えば、「晴
れ」は赤色、「曇り」は緑色、「雨」は青色、「晴れの
ち曇り」は赤色・緑色、「雨のち曇り」は青色・緑色等
のように、回転輪１の略全体に投光される。なお、この
天気予報Ｅのための投光は、季節表示Ａ〜Ｄのための投
光と、数秒〜数10秒間で交互に表したり（図示省略）、
あるいは、回転輪１に部分的に扇形状の投光領域を設定
したり、また、回転輪１の内周域や外周域にのみ天気予
報Ｅを表して、区別する。
【００１２】気温Ｆは、天気予報Ｅの投光終了から５分
経過後に、２分間の時間帯で、発光管９（図５参照）の
外径方向への発光長さによって、例えば、Ｗ1 〜Ｗ7 ま
での７段階｛図７（ａ）（ｂ）参照｝で、５℃未満、５
℃〜10℃、10℃〜15℃、15℃〜20℃、20℃〜25℃、25℃
〜30℃、30℃以上の温度帯を表示する。
経過後に、２分間の時間帯で、発光管９（図５参照）の
外径方向への発光長さによって、例えば、Ｗ1 〜Ｗ7 ま
での７段階｛図７（ａ）（ｂ）参照｝で、５℃未満、５
℃〜10℃、10℃〜15℃、15℃〜20℃、20℃〜25℃、25℃
〜30℃、30℃以上の温度帯を表示する。
【００１３】ギャラクシーイルミネーションＧは、気温
Ｆの表示と重複して、その前後にわたり、３分間の時間
帯で、回転輪１の全体に分散状態に分布・配設される照
明球（白熱電球）10（図４，図５，図６等参照）の無作
為な点滅によって現出され、回転輪１の全体にわたり、
きらめき感のあるダイナミックな電飾効果を生み出すこ
とができる。
Ｆの表示と重複して、その前後にわたり、３分間の時間
帯で、回転輪１の全体に分散状態に分布・配設される照
明球（白熱電球）10（図４，図５，図６等参照）の無作
為な点滅によって現出され、回転輪１の全体にわたり、
きらめき感のあるダイナミックな電飾効果を生み出すこ
とができる。
【００１４】図４〜図９は、観覧車Ｋの実施の一形態を
示し、この観覧車Ｋは、回転輪１と、この回転輪１を回
転自在に挾持状に保持する支持脚２と、を備えている。
また、この回転輪１の外径側には、観覧者が搭乗する複
数個のゴンドラ３…が、吊下げられている。
示し、この観覧車Ｋは、回転輪１と、この回転輪１を回
転自在に挾持状に保持する支持脚２と、を備えている。
また、この回転輪１の外径側には、観覧者が搭乗する複
数個のゴンドラ３…が、吊下げられている。
【００１５】上述の回転輪１は、放射状に略等角度に配
設される複数本の径方向杆４…と、その径方向杆４…を
保持する複数本の環状杆５…とから成る前後一対の枠体
６，６を有する。この枠体６，６は、白色等の明色の鉄
骨から成り、複数本の連結杆７…にて、所定間隔で連結
保持されている。
設される複数本の径方向杆４…と、その径方向杆４…を
保持する複数本の環状杆５…とから成る前後一対の枠体
６，６を有する。この枠体６，６は、白色等の明色の鉄
骨から成り、複数本の連結杆７…にて、所定間隔で連結
保持されている。
【００１６】上述の各点灯パターンを生み出す各点灯装
置について説明すると、図５に示すように、回転輪１の
外径方向に複数の投光色を発生させるカラー投光機８…
が、（回転中心近くの）連結杆７…に配設され、また、
枠体６，６の表て面11，11の径方向杆４…には、調光ネ
オン管等の発光管９…が取付けられており、さらに、径
方向杆４…と環状杆５…の交叉部には、白熱電球（また
は着色電球）等の照明球10…が取付けられている。な
お、カラー投光機８…は、内径方向に投光するように回
転輪１の外周縁近くに取付けてもよい。
置について説明すると、図５に示すように、回転輪１の
外径方向に複数の投光色を発生させるカラー投光機８…
が、（回転中心近くの）連結杆７…に配設され、また、
枠体６，６の表て面11，11の径方向杆４…には、調光ネ
オン管等の発光管９…が取付けられており、さらに、径
方向杆４…と環状杆５…の交叉部には、白熱電球（また
は着色電球）等の照明球10…が取付けられている。な
お、カラー投光機８…は、内径方向に投光するように回
転輪１の外周縁近くに取付けてもよい。
【００１７】上述のカラー投光機８…は、回転輪１の枠
体６，６全体を放射方向に照射し、観覧車Ｋ全体が淡い
光につつまれて、ソフトなイメージのカラーライトアッ
プ演出効果が発揮される。その色数は、上述の季節表示
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄと、天気予報Ｅとをそれぞれ表現できる
だけの数（７色）が必要とされる。しかし、必ずしも、
カラー投光機８…を７機種設ける必要はなく、カラーフ
ィルター（図示省略）を効果的に用いることにより、異
なる色同士の組み合わせによって、他の色を合成すれば
よい。
体６，６全体を放射方向に照射し、観覧車Ｋ全体が淡い
光につつまれて、ソフトなイメージのカラーライトアッ
プ演出効果が発揮される。その色数は、上述の季節表示
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄと、天気予報Ｅとをそれぞれ表現できる
だけの数（７色）が必要とされる。しかし、必ずしも、
カラー投光機８…を７機種設ける必要はなく、カラーフ
ィルター（図示省略）を効果的に用いることにより、異
なる色同士の組み合わせによって、他の色を合成すれば
よい。
【００１８】色の合成については、よく知られるよう
に、特に、三原色と称される赤、緑、青の組み合わせに
より種々の色を再現することができるが、それぞれの光
の強さを加減することによっても、異なる色を再現する
ことができる。なお、その色（原色）は、上述の三原色
に限らず、四色を組み合わせたり、適宜に、選択されて
よい。
に、特に、三原色と称される赤、緑、青の組み合わせに
より種々の色を再現することができるが、それぞれの光
の強さを加減することによっても、異なる色を再現する
ことができる。なお、その色（原色）は、上述の三原色
に限らず、四色を組み合わせたり、適宜に、選択されて
よい。
【００１９】発光管９…は、図６と図７に示すように、
基準円Ｏ0 から外径方向へ点灯長さ寸法Ｗを有し、この
点灯長さ寸法Ｗによって現在の気温を表示する。具体的
に述べると、例えば、図７（ａ）に示すように、基準円
Ｏ0 から第一円Ｏ1 まで点灯し、この点灯長さ寸法Ｗが
Ｗ1 の時は、５℃未満を示し、図７（ｂ）に示すよう
に、基準円Ｏ0 から第四円Ｏ4 まで点灯し、この点灯長
さ寸法ＷがＷ4 の時は、15℃〜20℃を示し、基準円Ｏ0
から第七円Ｏ7 （図示省略）まで点灯すれば、30℃以上
を示す。
基準円Ｏ0 から外径方向へ点灯長さ寸法Ｗを有し、この
点灯長さ寸法Ｗによって現在の気温を表示する。具体的
に述べると、例えば、図７（ａ）に示すように、基準円
Ｏ0 から第一円Ｏ1 まで点灯し、この点灯長さ寸法Ｗが
Ｗ1 の時は、５℃未満を示し、図７（ｂ）に示すよう
に、基準円Ｏ0 から第四円Ｏ4 まで点灯し、この点灯長
さ寸法ＷがＷ4 の時は、15℃〜20℃を示し、基準円Ｏ0
から第七円Ｏ7 （図示省略）まで点灯すれば、30℃以上
を示す。
【００２０】このように、気温が低くなれば、点灯長さ
寸法Ｗが小さくなる一方、気温が高くなれば、点灯長さ
寸法Ｗが大きくなるようにして、点灯長さ寸法Ｗを増減
変化させて現在の気温を表示する。あるいは、このよう
な点灯長さ寸法Ｗに光の強度を加味し、気温が低くなれ
ば、光の強度を小にする等してもよい。
寸法Ｗが小さくなる一方、気温が高くなれば、点灯長さ
寸法Ｗが大きくなるようにして、点灯長さ寸法Ｗを増減
変化させて現在の気温を表示する。あるいは、このよう
な点灯長さ寸法Ｗに光の強度を加味し、気温が低くなれ
ば、光の強度を小にする等してもよい。
【００２１】発光管９…は、また、図８に示すように、
内径側から外径側へ矢印Ｈ方向に順次移動しつつ点灯し
て、表て面11に花火状の模様（後述する）を形成するこ
とができる。なお、上記内径側から点灯が開始される前
に、回転輪１の最下端縁から１本〜３本程度の鉛直状の
径方向杆４に沿って、中心へ点灯を行い、花火の打ち上
げを表現することもできる。また、表て面11には、花火
状の模様表示だけでなく、花等の異なる模様を表示して
もよい。あるいは、この発光管９…を、カラー投光機８
…による季節表示Ａ〜Ｄに加味してもよい。
内径側から外径側へ矢印Ｈ方向に順次移動しつつ点灯し
て、表て面11に花火状の模様（後述する）を形成するこ
とができる。なお、上記内径側から点灯が開始される前
に、回転輪１の最下端縁から１本〜３本程度の鉛直状の
径方向杆４に沿って、中心へ点灯を行い、花火の打ち上
げを表現することもできる。また、表て面11には、花火
状の模様表示だけでなく、花等の異なる模様を表示して
もよい。あるいは、この発光管９…を、カラー投光機８
…による季節表示Ａ〜Ｄに加味してもよい。
【００２２】照明球10…は、上述のように、無作為なＯ
Ｎ・ＯＦＦ（点滅）により、回転輪１の全体にわたり、
銀河系をイメージしたギャラクシーイルミネーションＧ
を形成することができ、きらめき感のある華やかなイメ
ージを演出することができる。なお、この照明球10…に
よるギャラクシーイルミネーションＧは、その他の表示
と重複させて点灯させてもよく、単独で点灯させてもよ
い。あるいは、照明球10…として着色電球を用い、カラ
ー投光機８…による季節表示Ａ〜Ｄに加味してもよい。
Ｎ・ＯＦＦ（点滅）により、回転輪１の全体にわたり、
銀河系をイメージしたギャラクシーイルミネーションＧ
を形成することができ、きらめき感のある華やかなイメ
ージを演出することができる。なお、この照明球10…に
よるギャラクシーイルミネーションＧは、その他の表示
と重複させて点灯させてもよく、単独で点灯させてもよ
い。あるいは、照明球10…として着色電球を用い、カラ
ー投光機８…による季節表示Ａ〜Ｄに加味してもよい。
【００２３】図３は、点灯パターンの他の例を示し、１
サイクルＮ分間に、「花火表示」と、「気温表示」と、
「天気予報の表示」とを、所定の間隔をおいて、「季節
表示」と共におこない、かつ、その「気温表示」と、
「天気予報の表示」の間に、「ギャラクシーイルミネー
ション」をおこなうようにしたものである。
サイクルＮ分間に、「花火表示」と、「気温表示」と、
「天気予報の表示」とを、所定の間隔をおいて、「季節
表示」と共におこない、かつ、その「気温表示」と、
「天気予報の表示」の間に、「ギャラクシーイルミネー
ション」をおこなうようにしたものである。
【００２４】また、図示は省略するが、季節表示Ａ〜Ｄ
に代えて、１月〜12月までの各月毎に、その月に相応し
い色彩を、カラー投光機８…から照射させてもよい。こ
の場合、前述したように、カラーフィルターを効果的に
使用した色の合成によって、赤、緑、青の三原色、また
は四原色の組み合わせにより、12色の色を再現すればよ
い。
に代えて、１月〜12月までの各月毎に、その月に相応し
い色彩を、カラー投光機８…から照射させてもよい。こ
の場合、前述したように、カラーフィルターを効果的に
使用した色の合成によって、赤、緑、青の三原色、また
は四原色の組み合わせにより、12色の色を再現すればよ
い。
【００２５】また、火災や津波等の異常事態が発生した
時等には、各点灯装置によって、特に、周囲の注目を集
めるような点灯方法（例えば、点滅や強弱、花火等の組
み合わせ）をおこなうことにより「エマージェンシーパ
ターン」を現出し、注意を促すようにしてもよい。
時等には、各点灯装置によって、特に、周囲の注目を集
めるような点灯方法（例えば、点滅や強弱、花火等の組
み合わせ）をおこなうことにより「エマージェンシーパ
ターン」を現出し、注意を促すようにしてもよい。
【００２６】なお、本発明は、点灯パターンを、上述の
実施の形態等に限定するものではなく、その内容につい
ては、周囲条件等を考慮の上、適宜に、選択・設定され
てよい。
実施の形態等に限定するものではなく、その内容につい
ては、周囲条件等を考慮の上、適宜に、選択・設定され
てよい。
【００２７】以上述べたように、本発明の観覧車Ｋは、
周囲景観の中にあって違和感無く存在し、かつ四季折々
の新鮮なイメージを発揮する新たなるランドマークとし
て効果的な景観を創り出すことができる。また、都市景
観の一部としての演出性に加え、生活関連の有用な情報
を提供できるだけでなく、アミューズメント施設として
の楽しさも付加される。そして、先進的な新しい施設と
して、広く街の話題となり、かつ永く人々の話題にのぼ
り、しかも、清掃・ランプ交換等、維持・保守・管理等
が容易である。
周囲景観の中にあって違和感無く存在し、かつ四季折々
の新鮮なイメージを発揮する新たなるランドマークとし
て効果的な景観を創り出すことができる。また、都市景
観の一部としての演出性に加え、生活関連の有用な情報
を提供できるだけでなく、アミューズメント施設として
の楽しさも付加される。そして、先進的な新しい施設と
して、広く街の話題となり、かつ永く人々の話題にのぼ
り、しかも、清掃・ランプ交換等、維持・保守・管理等
が容易である。
【００２８】また、本発明の観覧車Ｋは、例えば、ウォ
ーターフロントエリアに設置するとより大きな効果を発
揮して好ましい。即ち、海及び海と陸の境界線上におい
ては、昔から、天気に関する情報は大変重要なものであ
り、この観覧車は、構造物としての大きさを、充分に生
かした巨大な気象情報版となりうる。
ーターフロントエリアに設置するとより大きな効果を発
揮して好ましい。即ち、海及び海と陸の境界線上におい
ては、昔から、天気に関する情報は大変重要なものであ
り、この観覧車は、構造物としての大きさを、充分に生
かした巨大な気象情報版となりうる。
【００２９】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
著大な効果を奏する。
【００３０】請求項１，２，３に記載の発明によれば、
観覧車本来の遊戯的な目的だけでなく、季節感を身近に
実感することができ、周囲景観の中に溶け込んだ新鮮な
存在感を与えることができ、公共性が一段と向上する。
観覧車本来の遊戯的な目的だけでなく、季節感を身近に
実感することができ、周囲景観の中に溶け込んだ新鮮な
存在感を与えることができ、公共性が一段と向上する。
【００３１】また、観覧車のユニークな形態と大きさを
効果的に生かして、生活に必要な天気予報や気温、行事
予定等の情報を表示するので、多くの人に、目で見て楽
しみながら生活に密着した情報を提供することができ、
話題性や、公共性をさらに向上させることができる。
効果的に生かして、生活に必要な天気予報や気温、行事
予定等の情報を表示するので、多くの人に、目で見て楽
しみながら生活に密着した情報を提供することができ、
話題性や、公共性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の観覧車の点灯パターンの一例を示す図
である。
である。
【図２】年間を通じた点灯パターンの一例を示す図であ
る。
る。
【図３】他の点灯パターンの図である。
【図４】観覧車の正面図である。
【図５】要部拡大側面図である。
【図６】照明方法を示す正面図である。
【図７】要部拡大図である。
【図８】他の照明方法を示す正面図である。
Ａ 季節表示
Ｂ 季節表示
Ｃ 季節表示
Ｄ 季節表示
Ｅ 天気予報
Ｆ 気温
１ 回転輪
４ 径方向杆
８ 投光装置
９ 発光管
Ｋ 観覧車
Claims (3)
- 【請求項１】 輪形状に骨組み形成された回転輪１に配
設されて該回転輪１へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置８…と、上記回転輪１の放射状に配設された複数
本の径方向杆４…に取り付けられた発光管９…と、を備
え、カラーフィルターを使用した三色乃至四色の色の合
成により色彩を表現する上記投光装置８…が、上記回転
輪１の部分的な扇形状の領域にて天気予報をその天気毎
に異なった色彩で表現し、かつ、上記回転輪１のその他
の領域にて四季の各々をその季節毎に異なった色彩で表
現し、上記発光管９…が、その外径方向への発光長さに
よって気温を表現するようにしたことを特徴とする観覧
車。 - 【請求項２】 輪形状に骨組み形成された回転輪１に配
設されて該回転輪１へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置８…と、上記回転輪１の放射状に配設された複数
本の径方向杆４…に取り付けられた発光管９…と、を備
え、カラーフィルターを使用した三色乃至四色の色の合
成により色彩を表現する上記投光装置８…が、上記回転
輪１の内周域にて天気予報をその天気毎に異なった色彩
で表現し、上記回転輪１のその他の領域にて四季の各々
をその季節毎に異なった色彩で表現し、上記発光管９…
が、その外径方向への発光長さによって気温を表現する
ようにしたことを特徴とする観覧車。 - 【請求項３】 輪形状に骨組み形成された回転輪１に配
設されて該回転輪１へ投光して色彩を表現する複数の投
光装置８…と、上記回転輪１の放射状に配設された複数
本の径方向杆４…に取り付けられた発光管９…と、を備
え、カラーフィルターを使用した三色乃至四色の色の合
成により色彩を表現する上記投光装置８…が、上記回転
輪１の外周域にて天気予報をその天気毎に異なった色彩
で表現し、上記回転輪１のその他の領域にて四季の各々
をその季節毎に異なった色彩で表現し、上記発光管９…
が、その外径方向への発光長さによって気温を表現する
ようにしたことを特徴とする観覧車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03458999A JP3463862B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 観覧車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03458999A JP3463862B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 観覧車 |
Publications (2)
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