JP3463384B2 - Vehicle engine intake system - Google Patents

Vehicle engine intake system

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JP3463384B2
JP3463384B2 JP32088094A JP32088094A JP3463384B2 JP 3463384 B2 JP3463384 B2 JP 3463384B2 JP 32088094 A JP32088094 A JP 32088094A JP 32088094 A JP32088094 A JP 32088094A JP 3463384 B2 JP3463384 B2 JP 3463384B2
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浩行 河合
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、走行風過給を用いる二
輪車のキャブレターエアベントパイプの取り付け構造に
係る車両のエンジン吸気装置に関する。 【0002】 【従来の技術】二輪車等の車両のキャブレターは吸気中
に燃料を霧化して混合気とし、当該混合気をエンジンに
供給するものである。燃料の安定した供給のためにキャ
ブレターには、フロートを設けた燃料溜まり室(フロー
ト室という)が設けられており、当該フロートとフロー
トバルブの作用により一定の燃料油面に保っている。前
記のフロート室には、エアベントパイプにより外気が導
入されてフロート室の圧力を大気圧に保つようにしてお
り、通常は、前記エアベントパイプで導入する外気を一
定の圧力にする(大気圧一定に設定する)ため、前記エ
アベントパイプの外気導入の開口端は走行風に影響され
ない位置に設けている。 【0003】一方、車両のエンジンには、車両前面にエ
アークリーナーの吸気導入口を開けることにより、前記
前面に加わる走行風の圧力を積極的にキャブレターの吸
気に導入して充填効率を上げるようにした走行風過給を
用いるものがある(実開昭63−121190参照)。
この種のエンジンの場合には、前記エアベントパイプを
車両の前方に配置して、キャブレターのフロート室にも
クリーナーボックス内と同じ圧力を与え、キャブレター
のセッティングバランスを保つ提案がある(例えば実開
平3−87856号、実開平3−95059号公報)。
これら公報の提案では、エアベントパイプをエアークリ
ーナーへの空気取り入れ口に臨ませている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行風
過給を用いる場合、エアベントパイプの先端の向きが走
行風の流れに対して一定せずに傾くと、キャブレターの
セッティングが変わってしまうため、前記先端の向きが
走行風に対して平行になるように前記エアベントパイプ
を固定する必要がある。 【0005】これに対して、前記実開平3−87856
や実開平3−95059号公報では、エアベントパイプ
の固定をエアークリーナーへの空気取り入れ口からエア
ークリーナー側に引っ込んだ箇所で行っているに過ぎ
ず、これでは、車両の振動によりエアベントパイプの先
端の向きがバラついて傾きが生じる恐れが高い。また、
エアベントパイプ先端を剛性の高いものにしたり、単
に、別体のブラケットを用いて前記エアベントパイプ先
端を固定したりするのでは、エアベントパイプ取り付け
部の形成が複雑になると共に、組付け性が悪いという問
題点がある。 【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、エアベントパイプの取り付け
部が比較的簡単な形状になりかつ容易に組付けることが
できると共に、エアベントパイプ先端をバラつきなく確
実に固定できる車両のエンジン吸気装置を提供すること
を課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両のフェアリング前面に開口した吸気取入れ口からエ
アインテークパイプとエアクリーナボックスからなる吸
気通路を通してキャブレタ一に吸気を導入し、且つ、当
該キャブレターのフロート室にエアベントパイプにより
外気を導入する車両のエンジン吸気装置に係るものであ
り、前記フェアリングの吸気取入れ口から後方に向けて
筒状に突出した開口縁部と前記吸気通路を形成するエア
インテークパイプの先端部をゴム組成物からなる軟質樹
脂成形品で形成したジョイントパイプで連結するととも
に、このジョイントパイプの軸方向中央部から後端部に
亙って中心軸側に向けて突出する盛り上がり部を設けて
前記エアベントパイプの先端を取り付ける取り付け部を
形成したことを特徴としている。 【0008】 【作用】請求項1の発明によれば、前記フェアリング開
口縁部と吸気通路先端部とを連結するジョイントパイプ
に取り付け部でエアベントパイプの先端を取り付けて固
定する。取り付け部をジョイントパイプと一体のものと
すれば、成型が容易にできる。また、ジョイントパイプ
をゴム等の軟質樹脂成型品にすれば、フェアリング開口
縁部と吸気通路の先端とを気密性良く連結できる。 【0009】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図4は、本発明の実施例に係る自動
二輪車のエンジン吸気装置の説明図であって、図1の
(a)、(b)は、自動二輪車の概略正面図、側面図、
図2は、前記吸気装置の全体構成説明図、図3は、前記
吸気装置の要部組立て説明図、図4の(a)、図2のA
−A線に沿う断面視図、図4の(b)は(a)のB−B
線に沿う断面視図である。 【0010】本実施例は、自動二輪車のフェアリング1
0前面に開口した吸気取り入れ口10b、10bからエ
アインテークパイプ(吸気通路の一部に相当)14を通
してキャブレター16に吸気を導入し、かつ、当該キャ
ブレター16のフロート室16aにエアベントパイプ1
8により外気を導入する車両のエンジン吸気装置におい
て、前記フェアリング10の開口縁部12aとエアイン
テークパイプ14先端部14aとをジョイントパイプ2
0で連結し、当該ジョイントパイプ20にエアベントパ
イプ18の先端取り付けパイプ(取り付け部に相当)2
2を設けたものである。 【0011】前記図1に示すように、実施例の自動二輪
車は前方から見た外形形状が上下に長い長円形形状ある
いは卵形形状であって、側面視でハンドル6の前方から
車体の下部のエンジン8の周囲に亙ってフェアリング
(カウリングとも称する)10を設けたものである。 【0012】前記フェアリング10の前面には、最も前
方に突出したところにヘッドランプのシールド面10a
が設けられ、それと共に、当該シールド面10aのすぐ
側方に吸気取り入れ口10b、10bが左右一対で開口
している。なお、当該吸気取り入れ口の開口位置は適宜
に設定でき、例えば符号10b2のシールド面10aの
側方下部に設けることができる。前記フェアリング10
の吸気取り入れ口10b、10bの開口している部分
(開口部)12は、前記取り入れ口10b、10bを取
り囲む開口縁部12aが後方に向けて筒状に突出して形
成されている。 【0013】前記フェアリング開口縁部12aとエアイ
ンテークパイプ14先端部14aとはジョイントパイプ
20で連結されており、当該ジョイントパイプ20には
エアベントパイプ18の先端の取り付けパイプ22が設
けられている。前記開口縁部12aの後端の外周面形状
は、矩形形状をしており、前記ジョイントパイプ20の
先端内周面形状とほぼ同一になっている。 【0014】前記ジョイントパイプ20の軸方向に沿っ
て中央部20aから後端部20bに亙っては、図3およ
び図4(a)の断面形状に示すように、断面矩形の角部
の一つには前記取り付けパイプ22が内嵌される断面矩
形の盛り上がり部24がジョイントパイプ20の中心軸
に向けて突出形成されている。前記取り付けパイプ22
は、図4に示すように、全体が管体であって、前方端に
先広がりのテーパ形状部(あるいは漏斗形状部)22a
が形成されており、そのテーパ形状部22a以外は直線
上に沿って形成されている。 【0015】前記エアベントパイプ18の前記の盛り上
がり部24には、前記ジョイントパイプ20の軸方向に
平行に前記取り付けパイプ22が内嵌される貫通孔26
が穿設されている。この貫通孔26の内周面形状は、前
記取り付けパイプ22の外周面形状に適合した形状に形
成されており、前記ジョイントパイプ20の軸方向に沿
って、前記盛り上がり部24の長さよりも、前記取り付
けパイプの22の長さが長く形成されているので、前記
取り付けパイプ22の後端部22bは前記ジョイントパ
イプ20の後端面から突出している。前記後端部22b
にベントパイプ18先端を外嵌して固定することによ
り、前記ベントパイプ18先端に前記取り付けパイプ2
2が一体になる。 【0016】前記エアインテークパイプ14の先端部1
4aは、吸気流れ方向にある程度の長さが、前記ジョイ
ントパイプ20の内周面形状と同形状の外周面形状の管
路に形成されている。また、前記エアインテークパイプ
14は、当該ある程度の長さ以降は断面矩形の管路に形
成されていて、途中にチャンバー室28を経由してエア
クリーナーボックス30に連結されており、当該エアク
リーナボックス30はキャブレター16に至って、本発
明の吸気通路の一実施例を形成する。また、前記エアベ
ントパイプ18の途上には、エアクリーナー32が設け
られる。 【0017】なお、前記ジョイントパイプ20は、ゴム
組成物からなる弾性体を用いることができ、好適には、
エチレンプロピレンゴム(EPDM)を材質とする。ま
た、前記エアインテークパイプ14は、樹脂あるいは金
属の成型品を用いることができ、好適にはポリプロピレ
ン(P.P.)を用いることができる。また、前記取り
付けパイプ22は、樹脂成型品あるいは金属を用いるこ
とができ、STKM11Aを材質をすることができる。
また、前記取り付けパイプ22は先端22aがテーパ形
状に形成されて後方に抜けないようにされる。また、先
端テーパ形状は、パイプの向きを規制し、かつ、位置決
めを兼ねている。その他取り付けパイプ22の外径は前
記貫通孔26の内径よりもやや大きく形成されさらに抜
けないようになっている。前記ジョイントパイプ20
は、前記貫通孔26を一体形成する他、前記取り付けパ
イプ22をインサート成形(焼き付け)しても良いもの
である。また、パイプ22を接着したり、ジョイントパ
イプ20にインサート成形すればより確実に固定するこ
とが可能である。前記取り付けパイプ22の内挿される
ジョイントパイプ20側の内径が、エアベントパイプ1
8の径よりも小さくしてパイプの抜けを防止している。
また、前記取り付けパイプ22の後端側外周には段付き
等のエアベントパイプ18の抜けどめが形成される。 【0018】次に実施例の作用を説明する。カウリング
10開口部10aにより取り入れた空気はジョインパイ
プ20と、エアインテークパイプ14を通り、エアクリ
ーナー30へ導入され、キャブレター16でガソリンと
混合されて、混合気がエンジン8へ供給される。また、
前記ジョイントパイプ20には、エアベントパイプ18
取り付け用の取り付けパイプ22が固定されており、こ
の取り付けパイプ22に、エアベントパイプ18の一端
が接続される。当該エアベントパイプ18の他端(後
端)は、キャブレター16のフロート室16a上部空間
に接続されていて、エアベントパイプ18の途中には、
フイルター32が設けられており、前記エアベントパイ
プ18を介して、前記開口10bの空気が前記フロート
室16aに導入される。 【0019】ジョイントパイプ20は、図4のように比
較的簡単な形状になり、また、エアベントパイプ18を
取り付けパイプ22を挿入するだけのため容易に組付け
ることができる。また、前記エアベントパイプ18先端
をバラつきなく傾けることなく確実に固定できるため、
走行風圧を確実にキャブレター16フロート室16aに
導入でき、キャブレター16のセッティングバランスを
保つことができる。 【0020】また、カウリング10とエアインテークパ
イプ14をゴム等からなるジョイントパイプ20でジョ
イントすることにより、気密性が保たれ、かつ、組付け
性が向上される。ジョイントパイプ20は、形状が複雑
でないので、エアベント18取り付け部を形成するのが
比較的容易にできる。また、ジョイントパイプ20は軸
方向に一体成型でき、製造が容易である。 【0021】なお、前記実施例で本発明が限定されるも
のではなく、例えば、図5の変形例のように、取り付け
パイプ22の後端がジョイントパイプ盛り上がり部34
aを含めてエアインテークパイプ14の先端14aに覆
われるようにジョイントパイプ34を形成することがで
きる。この場合には、ベントパイプ18がインテークパ
イプ14内からいったん外に出てキャブレター16のフ
ロート室につながる。 【0022】 【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、エア
ベントパイプの取り付け部が比較的簡単な形状になりか
つ容易に組付けることができる。また、エアベントパイ
プ先端をバラつきなく確実に固定できるのでキャブレタ
ーのセッティングバランスを保つことができる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an engine intake system for a vehicle, which has a structure for mounting a carburetor air vent pipe of a motorcycle using traveling wind supercharging. 2. Description of the Related Art A carburetor of a vehicle such as a motorcycle is configured to atomize fuel during intake to form an air-fuel mixture and supply the air-fuel mixture to an engine. For stable supply of fuel, the carburetor is provided with a fuel storage chamber provided with a float (referred to as a float chamber), and the float and the float valve keep the fuel oil level constant. The outside air is introduced into the float chamber by an air vent pipe to maintain the pressure of the float chamber at atmospheric pressure. Usually, the outside air introduced through the air vent pipe is maintained at a constant pressure (at a constant atmospheric pressure). Therefore, the open end of the air vent pipe for introducing outside air is provided at a position which is not affected by the traveling wind. [0003] On the other hand, in a vehicle engine, an air inlet for an air cleaner is opened in the front of the vehicle so that the pressure of the traveling wind applied to the front is positively introduced into the intake of the carburetor to increase the charging efficiency. Some use the traveling wind supercharging (see Japanese Utility Model Laid-Open No. 63-121190).
In the case of this type of engine, there is a proposal to arrange the air vent pipe in front of the vehicle, apply the same pressure to the float chamber of the carburetor as in the cleaner box, and maintain a setting balance of the carburetor (for example, Japanese Utility Model Application Laid-Open No. HEI 3-103). No. 87856, Japanese Utility Model Laid-Open No. 3-95059).
In the proposals of these publications, the air vent pipe faces the air intake to the air cleaner. [0004] However, when the traveling wind supercharging is used, the setting of the carburetor changes if the direction of the tip of the air vent pipe is not constant with respect to the traveling wind flow. Therefore, it is necessary to fix the air vent pipe so that the direction of the tip is parallel to the traveling wind. [0005] On the other hand, Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 3-87856 has been disclosed.
In Japanese Unexamined Utility Model Publication No. Hei 3-95059, the air vent pipe is fixed only at the position where the air vent pipe is retracted from the air intake port to the air cleaner. There is a high possibility that the orientation will vary and tilt will occur. Also,
If the tip of the air vent pipe is made to have high rigidity, or if the tip of the air vent pipe is simply fixed by using a separate bracket, the formation of the air vent pipe mounting portion becomes complicated and the assembling property is poor. There is a problem. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in order to solve the above-mentioned conventional problems, and has a relatively simple shape for mounting an air vent pipe and can be easily assembled. It is an object of the present invention to provide an engine intake device for a vehicle that can be securely fixed without variation. Means for Solving the Problems The invention according to claim 1 is:
An engine intake of a vehicle in which intake air is introduced into a carburetor through an intake passage formed of an air intake pipe and an air cleaner box from an intake intake opening in front of a fairing of the vehicle, and outside air is introduced into an air vent pipe into a float chamber of the carburetor. A soft resin molded product made of a rubber composition, wherein an opening edge portion protruding rearward from an intake opening of the fairing in a cylindrical shape and a tip end of an air intake pipe forming the intake passage are provided. In addition to the joint pipe formed by the above, a raised portion protruding from the axial center part to the rear end part of the joint pipe toward the central axis side is provided to form a mounting part for attaching the tip of the air vent pipe. It is characterized by doing. According to the first aspect of the present invention, the tip of the air vent pipe is attached and fixed to the joint pipe connecting the edge of the fairing opening and the tip of the intake passage. If the attachment part is made integral with the joint pipe, molding can be facilitated. Further, if the joint pipe is made of a soft resin molded product such as rubber, the fairing opening edge and the tip of the intake passage can be connected with good airtightness. Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. 1 to 4 are explanatory diagrams of an engine intake device for a motorcycle according to an embodiment of the present invention. FIGS. 1A and 1B are schematic front and side views of the motorcycle.
FIG. 2 is an explanatory view of the overall configuration of the intake device, FIG. 3 is an explanatory view of assembling a main part of the intake device, FIG. 4 (a), and FIG.
FIG. 4B is a sectional view taken along the line A, and FIG.
It is sectional drawing along a line. The present embodiment is directed to a fairing 1 of a motorcycle.
0 Intake air is introduced into the carburetor 16 through the air intake pipe (corresponding to a part of the intake passage) 14 from the intake intake ports 10b and 10b opened to the front, and the air vent pipe 1 is introduced into the float chamber 16a of the carburetor 16.
8, the opening edge 12a of the fairing 10 and the tip 14a of the air intake pipe 14 are connected to the joint pipe 2
0 and connected to the joint pipe 20 at the tip end of the air vent pipe 18 (corresponding to the mounting portion) 2
2 is provided. As shown in FIG. 1, the motorcycle of the embodiment has an elliptical shape or an oval shape having a vertically long outer shape when viewed from the front. A fairing (also referred to as a cowling) 10 is provided around the engine 8. On the front surface of the fairing 10, a shield surface 10a of the headlamp is formed at a position protruding most forward.
Are provided, and at the same time, a pair of left and right intake openings 10b and 10b are opened immediately beside the shield surface 10a. In addition, the opening position of the air intake can be set as appropriate, and can be provided, for example, at the lower side of the shield surface 10a denoted by reference numeral 10b2. The fairing 10
The opening portions (openings) 12 of the intake ports 10b, 10b are formed such that an opening edge 12a surrounding the intake ports 10b, 10b projects cylindrically rearward. The fairing opening edge 12a and the end 14a of the air intake pipe 14 are connected by a joint pipe 20. The joint pipe 20 is provided with a mounting pipe 22 at the end of the air vent pipe 18. The outer peripheral surface shape of the rear end of the opening edge portion 12a has a rectangular shape, and is substantially the same as the inner peripheral surface shape of the distal end of the joint pipe 20. Along the axial direction of the joint pipe 20 from the central portion 20a to the rear end portion 20b, as shown in the cross-sectional shape of FIG. 3 and FIG. First, a bulged portion 24 having a rectangular cross section in which the mounting pipe 22 is fitted is formed so as to protrude toward the central axis of the joint pipe 20. The mounting pipe 22
As shown in FIG. 4, the whole is a tubular body, and a tapered portion (or funnel-shaped portion) 22a having a forwardly expanding end is formed at the front end.
Are formed along a straight line except for the tapered portion 22a. The raised portion 24 of the air vent pipe 18 has a through hole 26 in which the mounting pipe 22 is fitted in parallel with the axial direction of the joint pipe 20.
Are drilled. The inner peripheral surface shape of the through hole 26 is formed in a shape adapted to the outer peripheral surface shape of the mounting pipe 22, and along the axial direction of the joint pipe 20, the length of the raised portion 24 is larger than the length of the raised portion 24. Since the length of the mounting pipe 22 is long, the rear end 22 b of the mounting pipe 22 protrudes from the rear end face of the joint pipe 20. The rear end 22b
The end of the vent pipe 18 is externally fitted to and fixed to the fitting pipe 2 so that
The two become one. The tip 1 of the air intake pipe 14
Reference numeral 4a denotes a pipe having a certain length in the flow direction of the intake air having the same outer peripheral surface shape as the inner peripheral surface shape of the joint pipe 20. The air intake pipe 14 is formed in a duct having a rectangular cross section after the certain length, and is connected to the air cleaner box 30 via the chamber 28 on the way. Reaches the carburetor 16 and forms one embodiment of the intake passage of the present invention. In the middle of the air vent pipe 18, an air cleaner 32 is provided. The joint pipe 20 can be made of an elastic body made of a rubber composition.
The material is ethylene propylene rubber (EPDM). The air intake pipe 14 may be formed of a resin or metal molded product, and is preferably formed of polypropylene (PP). The mounting pipe 22 can be made of a resin molded product or metal, and can be made of STKM 11A.
The mounting pipe 22 has a tip 22a formed in a tapered shape so as not to be pulled backward. Further, the tapered tip shape regulates the direction of the pipe and also serves as positioning. In addition, the outer diameter of the mounting pipe 22 is formed to be slightly larger than the inner diameter of the through hole 26 so as not to come off. The joint pipe 20
In addition to forming the through hole 26 integrally, the mounting pipe 22 may be insert-molded (baked). Further, if the pipe 22 is bonded or insert-molded to the joint pipe 20, it is possible to fix the pipe 22 more securely. The inside diameter of the attachment pipe 22 on the joint pipe 20 side to be inserted is the air vent pipe 1
The diameter of the pipe 8 is made smaller to prevent the pipe from coming off.
Further, a step-out or the like of the air vent pipe 18 is formed on the outer periphery on the rear end side of the mounting pipe 22. Next, the operation of the embodiment will be described. The air taken in through the opening 10 a of the cowling 10 passes through the join pipe 20 and the air intake pipe 14, is introduced into the air cleaner 30, is mixed with gasoline by the carburetor 16, and the air-fuel mixture is supplied to the engine 8. Also,
The joint pipe 20 includes an air vent pipe 18.
A mounting pipe 22 for mounting is fixed, and one end of the air vent pipe 18 is connected to the mounting pipe 22. The other end (rear end) of the air vent pipe 18 is connected to the upper space of the float chamber 16a of the carburetor 16, and in the middle of the air vent pipe 18,
A filter 32 is provided, and the air in the opening 10b is introduced into the float chamber 16a through the air vent pipe 18. The joint pipe 20 has a relatively simple shape as shown in FIG. 4, and can be easily assembled because only the air vent pipe 18 is attached and the pipe 22 is inserted. In addition, since the tip of the air vent pipe 18 can be securely fixed without tilting without variation,
The traveling wind pressure can be reliably introduced into the carburetor 16 float chamber 16a, and the setting balance of the carburetor 16 can be maintained. Further, by joining the cowling 10 and the air intake pipe 14 with a joint pipe 20 made of rubber or the like, the airtightness is maintained and the assembling property is improved. Since the shape of the joint pipe 20 is not complicated, it is relatively easy to form the attachment portion for the air vent 18. Also, the joint pipe 20 can be integrally molded in the axial direction, and is easy to manufacture. The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, as shown in a modified example of FIG.
The joint pipe 34 can be formed so as to be covered by the distal end 14a of the air intake pipe 14 including a. In this case, the vent pipe 18 once goes out of the intake pipe 14 and connects to the float chamber of the carburetor 16. As described above, according to the present invention, the mounting portion of the air vent pipe has a relatively simple shape and can be easily assembled. In addition, since the tip of the air vent pipe can be securely fixed without variation, the setting balance of the carburetor can be maintained.

【図面の簡単な説明】 【図1】(a)、(b)は、本発明の実施例に係る自動
二輪車の概略正面図、側面図である。 【図2】図1の吸気装置の全体構成説明図である。 【図3】図1の吸気装置の要部組立て説明図である。 【図4】(a)は、図2のA−A線に沿う断面視図、
(b)は(a)のB−B線に沿う断面視図である。 【図5】(a)、(b)は実施例の変形例を説明する要
部断面図、要部斜視図である。 【符号の説明】 10 フェアリング 10b、10b 吸気取り入れ口 12 開口部 12a 開口縁部 14 エアインテークパイプ(吸気通路の一部に相当) 14a エアインテークパイプの先端部 16 キャブレター 16a フロート室 18 エアベントパイプ 20、34 ジョイントパイプ 22 取り付けパイプ(取り付け部) 24、34a 盛り上がり部 26 貫通孔
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1A and 1B are a schematic front view and a side view of a motorcycle according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram of the overall configuration of the intake device of FIG. 1; FIG. 3 is an explanatory view for assembling main parts of the intake device of FIG. 1; FIG. 4A is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 2;
(B) is sectional drawing along the BB line | wire of (a). FIGS. 5 (a) and 5 (b) are a main part sectional view and a main part perspective view for explaining a modification of the embodiment. DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Fairing 10b, 10b Intake port 12 Opening 12a Opening edge 14 Air intake pipe (corresponding to part of intake passage) 14a Tip end of air intake pipe 16 Carburetor 16a Float chamber 18 Air vent pipe 20 , 34 Joint pipe 22 Mounting pipe (mounting part) 24, 34a Rising part 26 Through hole

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−200828(JP,A) 実開 平3−87856(JP,U) 実開 平3−95059(JP,U) 実開 平3−1250(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 5/08 F02M 17/34 F02M 35/10 F02M 35/16 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-6-200828 (JP, A) JP-A-3-87856 (JP, U) JP-A-3-95059 (JP, U) JP-A-3-95056 1250 (JP, U) (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) F02M 5/08 F02M 17/34 F02M 35/10 F02M 35/16

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のフェアリング前面に開口した吸気
取入れ口からエアインテークパイプとエアクリーナボッ
クスからなる吸気通路を通してキャブレタ一に吸気を導
入し、且つ、当該キャブレターのフロート室にエアベン
トパイプにより外気を導入する車両のエンジン吸気装置
において、 前記フェアリングの吸気取入れ口から後方に向けて筒状
に突出した開口縁部と前記吸気通路を形成するエアイン
テークパイプの先端部をゴム組成物からなる軟質樹脂成
形品で形成したジョイントパイプで連結するとともに、
このジョイントパイプの軸方向中央部から後端部に亙っ
て中心軸側に向けて突出する盛り上がり部を設けて前記
エアベントパイプの先端を取り付ける取り付け部を形成
したことを特徴とする車両のエンジン吸気装置。
(57) [Claims] [Claim 1] An air intake pipe and an air cleaner box are formed through an intake opening opened in front of a fairing of a vehicle.
In the engine intake system for a vehicle, in which intake air is introduced into a carburetor through an intake passage made of gas and air is introduced into a float chamber of the carburetor by an air vent pipe , a cylindrical shape is formed rearward from an intake intake of the fairing.
Air inlet forming the intake passage and an opening edge protruding into the air inlet
The tip of the take pipe is made of a soft resin
While connecting with a joint pipe formed of shaped products ,
From the axial center to the rear end of this joint pipe,
A protruding portion protruding toward the central shaft side to form a mounting portion for mounting a tip of the air vent pipe.
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