JP3462087B2 - デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造 - Google Patents

デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造

Info

Publication number
JP3462087B2
JP3462087B2 JP17039698A JP17039698A JP3462087B2 JP 3462087 B2 JP3462087 B2 JP 3462087B2 JP 17039698 A JP17039698 A JP 17039698A JP 17039698 A JP17039698 A JP 17039698A JP 3462087 B2 JP3462087 B2 JP 3462087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
event
digital broadcast
presentation
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17039698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000004210A (ja
Inventor
充照 片岡
準一 久保木
武史 木村
勝典 青木
直樹 河合
忠 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Japan Broadcasting Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Japan Broadcasting Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Japan Broadcasting Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP17039698A priority Critical patent/JP3462087B2/ja
Publication of JP2000004210A publication Critical patent/JP2000004210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462087B2 publication Critical patent/JP3462087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声、又は
各種データストリームを含む複数の時系列情報を多重化
して放送するデジタル放送に係り、特に、時系列情報に
おける時間軸上の部分を含むイベントの基準となるイベ
ント基準時間と、複数の時系列情報間における提示時間
同期の基準となる提示基準時間とを精密に同期させるデ
ジタル放送の時刻同期方法、デジタル放送送出装置、デ
ジタル放送受信装置、デジタル放送送受システム、及び
デジタル放送のデータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近時、既存の地上波放送に加えて、例
えばデジタル放送に係る社会基盤が急速に整備されてき
た。
【0003】現在における日本国内のデジタル放送形態
は、映像、音声、又は各種データストリームを含む複数
の時系列情報を多重化して放送する形態が採用されてお
り、時系列情報の多重化は、放送や通信メディアなどに
適した国際標準方式であるMPEG−2 System
sの規格に準拠して行われている。なお、MPEG−2
Systemsは国際標準であるISO/IEC 13818-1に
より規定されている。
【0004】さて、デジタル放送の受信側において、多
重化して送出された時系列情報を受信し、受信した時系
列情報から映像、又は音声ストリーム等を各々復元する
際に考慮すべき重要な点は、例えば映像ストリームと音
声ストリームとを同期させて再生する点である。
【0005】そこで従来より、デジタル放送の送出側に
おいて、送出対象となる多重化された映像、又は音声ス
トリーム等の時系列情報に、再生すべき時刻を提示す
る、いわゆるタイムスタンプを付加するとともに、この
タイムスタンプに対し、例えばPCR (Program Clock
Reference)と呼ばれるプログラム時刻基準参照値を付加
することが一般に行われている。
【0006】上記従来の時刻同期方式についてさらに詳
しく述べると、MPEG−2 Systemsで規定さ
れる時刻同期に係る枠組みとして、時系列情報の提示基
準時計として機能するSTC(System Time Clock: 4
2ビット、27MHz周期)と、PTS(Presentation T
ime Stamp :33ビット、90kHz周期)と呼ばれる
提示時刻が用意されている。
【0007】一方、標準化団体ETS (European telecomm
unication Standard)のETS 300 468による規格であるDV
B-SI(Digital Video Broadcasting - Service Informat
ion)で規定される番組、すなわちイベントの時刻同期等
に係る枠組みとして、EIT(Event Information Tabl
e:イベントインフォメーションテーブル)と呼ばれるイ
ベントの開始や終了時刻等を含むイベント時刻と、TD
T (Time and Date Table)と呼ばれる1秒精度の「年月
日時分秒」を含むイベント基準時計が用意されている。
【0008】上記従来の時刻同期方式によれば、映像、
又は音声等を含むTS(Transport Stream)の受信側にお
いて、TSパケットの内容識別情報が記述されたヘッダ
部分に含まれるPCRフィールドで伝送された提示基準
時計STCを基準として、提示時刻PTSが提示基準時
計STCと同期するように提示することで、複数の時系
列情報間の同期をとることができる。
【0009】一方、映像、又は音声等を含むTSの受信
側において、TDTで伝送された1秒単位のイベント基
準時計を基準として、イベント時刻をイベント基準時計
TDTに同期させることで、イベント時刻を相対的に定
義することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の時刻同期方式にあっては、映像又は音声ストリーム
の提示時刻PTSと、EIT等で指定されるイベント時
刻とは、各々独立した基準時計を用いており、さらに、
イベント基準時計TDTはセクション形式で伝送される
ため、送出側の伝送時刻を受信側のイベント基準時計に
正確に対応付けることは困難である結果として、映像又
は音声ストリームの提示時刻PTSと、EIT等で指定
されるイベント時刻との間で精密な同期をとることは困
難を極めるという解決すべき課題を内在していた。
【0011】そこで、映像又は音声ストリームの提示時
刻PTSと、EIT等で指定されるイベント時刻とを精
密に同期させ得る新規な時刻同期方式の開発が関係者の
間で久しく待ち望まれていた。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベ
ントの基準となるイベント基準時間と、複数の時系列情
報間における提示時間同期の基準となる提示基準時間と
を精密に同期させ得るデジタル放送の時刻同期方法、デ
ジタル放送送出装置、デジタル放送受信装置、デジタル
放送送受システム、及びデジタル放送のデータ構造を得
ることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の時系列情報を多重化して放送する
デジタル放送の時刻同期方法であって、前記多重化され
た時系列情報を送出側から送出する際に、当該時系列情
報における時間軸上の部分を含むイベントに対し、当該
イベントの基準となるイベント基準時間と、前記複数の
時系列情報間における提示時間同期の基準となる提示基
準時間との間のオフセット時間を含むオフセット情報を
付加して伝送することにより、前記多重化された時系列
情報の受信側における前記提示基準時間と前記イベント
基準時間とを精密に同期させることを要旨とする。
【0014】本発明によれば、多重化された時系列情報
を送出側から送出する際に、時系列情報における時間軸
上の部分を含むイベントに対し、イベントの基準となる
イベント基準時間と、複数の時系列情報間における提示
時間同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット
時間を含むオフセット情報を付加して伝送するようした
ので、したがって、例えば、EIT等に記述されるイベ
ント時刻の基準となるイベント基準時間を、正確な対応
付けが困難なイベント基準時計TDTに依存することな
く、伝送されたオフセット情報を参照して、提示基準時
間に基づいて換算して得られることとなり、つまり、最
終的に同一の基準時間を用いることになる結果として、
受信側における提示基準時間とイベント基準時間とを精
密に同期させることができる。
【0015】また、本発明は、前記多重化は、MPEG
−2 Systemsの規格に準拠して行われる一方、
前記提示基準時間は、前記時系列情報の提示基準時計と
して機能するSTCにより与えられることを要旨とす
る。
【0016】さらに、本発明は、複数の時系列情報を多
重化して放送するデジタル放送送出装置であって、前記
時系列情報における時間軸上の部分を含むイベントに対
し、当該イベントの基準となるイベント基準時間と、前
記複数の時系列情報間における提示時間同期の基準とな
る提示基準時間との間のオフセット時間を含むオフセッ
ト情報を付加するオフセット情報付加手段と、当該オフ
セット情報付加手段でオフセット情報が付加されたイベ
ントを含む前記時系列情報を伝送する伝送手段と、を含
んで構成されることを要旨とする。
【0017】本発明によれば、まず、オフセット情報付
加手段は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対し、イベントの基準となるイベント基準時間
と、複数の時系列情報間における提示時間同期の基準と
なる提示基準時間との間のオフセット時間を含むオフセ
ット情報を付加する。これを受けて、伝送手段は、オフ
セット情報付加手段でオフセット情報が付加されたイベ
ントを含む時系列情報を伝送する。
【0018】したがって、例えば、EIT等に記述され
るイベント時刻の基準となるイベント基準時間を、正確
な対応付けが困難なイベント基準時計TDTに依存する
ことなく、伝送されたオフセット情報を参照して、提示
基準時間に基づいて換算して得られることとなり、つま
り、最終的に同一の基準時間を用いることになる結果と
して、デジタル放送の受信側における提示基準時間とイ
ベント基準時間とを精密に同期させることが可能なデジ
タル放送送出装置を得ることができる。
【0019】さらにまた、本発明は、前記多重化は、M
PEG−2 Systemsの規格に準拠して行われる
一方、前記提示基準時間は、前記時系列情報の提示基準
時計として機能するSTCにより与えられることを要旨
とする。
【0020】しかも、本発明は、複数の時系列情報が多
重化して放送されるデジタル放送を受信するデジタル放
送受信装置であって、前記時系列情報における時間軸上
の部分を含むイベントに対して付加された、当該イベン
トの基準となるイベント基準時間と、前記複数の時系列
情報間における提示時間同期の基準となる提示基準時間
との間のオフセット時間を含むオフセット情報を取得す
るオフセット情報取得手段と、当該オフセット情報取得
手段で取得したオフセット情報に基づいて、前記提示基
準時間と前記イベント基準時間とを精密に同期させる時
間同期手段と、を含んで構成されることを要旨とする。
【0021】本発明によれば、まず、オフセット情報取
得手段は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対して付加された、イベントの基準となるイベ
ント基準時間と、複数の時系列情報間における提示時間
同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット時間
を含むオフセット情報を取得する。これを受けて、時間
同期手段は、オフセット情報取得手段で取得したオフセ
ット情報に基づいて、提示基準時間とイベント基準時間
とを精密に同期させる。
【0022】したがって、例えば、EIT等に記述され
るイベント時刻の基準となるイベント基準時間を、正確
な対応付けが困難なイベント基準時計TDTに依存する
ことなく、取得したオフセット情報を参照して、提示基
準時間に基づいて換算して得られることとなり、つま
り、最終的に同一の基準時間を用いることになる結果と
して、提示基準時間とイベント基準時間とを精密に同期
させることが可能なデジタル放送受信装置を得ることが
できる。
【0023】また、本発明は、前記多重化は、MPEG
−2 Systemsの規格に準拠して行われる一方、
前記提示基準時間は、前記時系列情報の提示基準時計と
して機能するSTCにより与えられることを要旨とす
る。
【0024】さらに、本発明は、複数の時系列情報が多
重化して放送されるデジタル放送を受信するデジタル放
送受信装置であって、前記時系列情報における時間軸上
の部分を含むイベントに対して付加された、当該イベン
トの基準となるイベント基準時間と、前記複数の時系列
情報間における提示時間同期の基準となる提示基準時間
との間のオフセット時間を含むオフセット情報を取得す
るオフセット情報取得手段と、当該オフセット情報取得
手段で取得したオフセット情報を参照して、前記提示基
準時間に基づいて前記イベント基準時間を換算して得る
時間換算手段と、を含んで構成されることを要旨とす
る。
【0025】本発明によれば、まず、オフセット情報取
得手段は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対して付加された、イベントの基準となるイベ
ント基準時間と、複数の時系列情報間における提示時間
同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット時間
を含むオフセット情報を取得する。これを受けて、時間
換算手段は、オフセット情報取得手段で取得したオフセ
ット情報を参照して、提示基準時間に基づいてイベント
基準時間を換算して得る。
【0026】このように、オフセット情報取得手段で取
得したオフセット情報を参照して、提示基準時間に基づ
いてイベント基準時間を換算して得るようにしたので、
したがって、得られたイベント基準時間を提示基準時間
に対して精密に同期させることが可能なデジタル放送受
信装置を得ることができる。
【0027】また、本発明は、前記多重化は、MPEG
−2 Systemsの規格に準拠して行われる一方、
前記提示基準時間は、前記時系列情報の提示基準時計と
して機能するSTCにより与えられることを要旨とす
る。
【0028】しかも、本発明は、複数の時系列情報が多
重化して放送されるデジタル放送を受信するデジタル放
送受信装置であって、前記時系列情報における時間軸上
の部分を含むイベントに対して付加された、当該イベン
トの基準となるイベント基準時間と、前記複数の時系列
情報間における提示時間同期の基準となる提示基準時間
との間のオフセット時間を含むオフセット情報を取得す
るオフセット情報取得手段と、当該オフセット情報取得
手段で取得したオフセット情報を参照して、前記イベン
ト基準時間に基づいて前記提示基準時間を換算して得る
時間換算手段と、を含んで構成されることを要旨とす
る。
【0029】本発明によれば、まず、オフセット情報取
得手段は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対して付加された、イベントの基準となるイベ
ント基準時間と、複数の時系列情報間における提示時間
同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット時間
を含むオフセット情報を取得する。これを受けて、時間
換算手段は、オフセット情報取得手段で取得したオフセ
ット情報を参照して、イベント基準時間に基づいて提示
基準時間を換算して得る。
【0030】このように、オフセット情報取得手段で取
得したオフセット情報を参照して、イベント基準時間に
基づいて提示基準時間を換算して得るようにしたので、
したがって、得られた提示基準時間をイベント基準時間
に対して精密に同期させることが可能なデジタル放送受
信装置を得ることができる。
【0031】さらにまた、本発明は、前記多重化は、M
PEG−2 Systemsの規格に準拠して行われる
一方、前記提示基準時間は、前記時系列情報の提示基準
時計として機能するSTCにより与えられることを要旨
とする。
【0032】一方、本発明は、複数の時系列情報を多重
化して放送するデジタル放送送出装置と、当該デジタル
放送送出装置で多重化して放送された時系列情報を受信
するデジタル放送受信装置とを含んで構成されるデジタ
ル放送送受システムであって、前記デジタル放送送出装
置は、前記時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対し、前記複数の時系列情報間における提示時
間同期の基準となる第1の精度を呈する提示基準時間
と、前記イベントの基準となる、前記第1の精度より低
い第2の精度を呈するイベント基準時間との間の、オフ
セット関係を記述したオフセット情報を付加して伝送す
る一方、前記デジタル放送受信装置は、前記デジタル放
送送出装置から伝送された前記オフセット情報を参照し
て、前記提示基準時間に基づいて前記イベント基準時間
を換算して得ることにより、前記提示基準時間と、前記
イベント基準時間とを精密に同期させることを要旨とす
る。
【0033】本発明によれば、デジタル放送送出装置
は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベント
に対し、複数の時系列情報間における提示時間同期の基
準となる第1の精度を呈する提示基準時間と、イベント
の基準となる、第1の精度より低い第2の精度を呈する
イベント基準時間との間の、オフセット関係を記述した
オフセット情報を付加して伝送する一方、デジタル放送
受信装置は、デジタル放送送出装置から伝送されたオフ
セット情報を参照して、提示基準時間に基づいてイベン
ト基準時間を換算して得ることにより、提示基準時間
と、イベント基準時間とを精密に同期させるので、した
がって、得られたイベント基準時間を提示基準時間に対
して精密に同期させることが可能なデジタル放送送受シ
ステムを得ることができる。
【0034】また、本発明は、複数の時系列情報を多重
化して放送するデジタル放送送出装置と、当該デジタル
放送送出装置で多重化して放送された時系列情報を受信
するデジタル放送受信装置とを含んで構成されるデジタ
ル放送送受システムであって、前記デジタル放送送出装
置は、前記時系列情報における時間軸上の部分を含むイ
ベントに対し、前記複数の時系列情報間における提示時
間同期の基準となる第1の精度を呈する提示基準時間
と、前記イベントの基準となる、前記第1の精度より低
い第2の精度を呈するイベント基準時間との間の、オフ
セット関係を記述したオフセット情報を付加して伝送す
る一方、前記デジタル放送受信装置は、前記デジタル放
送送出装置から伝送された前記オフセット情報を参照し
て、前記イベント基準時間に基づいて前記提示基準時間
を換算して得ることにより、前記提示基準時間と、前記
イベント基準時間とを精密に同期させることを要旨とす
る。
【0035】本発明によれば、デジタル放送送出装置
は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベント
に対し、複数の時系列情報間における提示時間同期の基
準となる第1の精度を呈する提示基準時間と、イベント
の基準となる、第1の精度より低い第2の精度を呈する
イベント基準時間との間の、オフセット関係を記述した
オフセット情報を付加して伝送する一方、デジタル放送
受信装置は、デジタル放送送出装置から伝送されたオフ
セット情報を参照して、イベント基準時間に基づいて提
示基準時間を換算して得ることにより、提示基準時間
と、イベント基準時間とを精密に同期させるので、した
がって、得られた提示基準時間をイベント基準時間に対
して精密に同期させることが可能なデジタル放送送受シ
ステムを得ることができる。
【0036】そして、本発明は、複数の時系列情報を多
重化して放送するデジタル放送のデータ構造であって、
前記時系列情報における時間軸上の部分を含むイベント
の基準となるイベント基準時間と、前記複数の時系列情
報間における提示時間同期の基準となる提示基準時間と
の間のオフセット時間を含むオフセット情報が記述され
るオフセット情報記述領域を含んで構成されることを要
旨とする。
【0037】本発明によれば、複数の時系列情報を多重
化して放送するデジタル放送のデータ構造は、時系列情
報における時間軸上の部分を含むイベントの基準となる
イベント基準時間と、複数の時系列情報間における提示
時間同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット
時間を含むオフセット情報が記述されるオフセット情報
記述領域を含んで構成されるので、したがって、例え
ば、多重化された時系列情報を送出側から送出する際
に、オフセット情報記述領域にオフセット情報を記述し
て伝送すれば、EIT等に記述されるイベント時刻の基
準となるイベント基準時間を、正確な対応付けが困難な
イベント基準時計TDTに依存することなく、伝送され
たオフセット情報を参照して、提示基準時間に基づいて
換算して得られることとなり、つまり、最終的に同一の
基準時間を用いることになる結果として、受信側におけ
る提示基準時間とイベント基準時間とを精密に同期させ
ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るデジタル放
送の時刻同期方法、デジタル放送送出装置、デジタル放
送受信装置、デジタル放送送受システム、及びデジタル
放送のデータ構造のそれぞれの実施形態について、図に
基づいて詳細に説明する。
【0039】図1は、本発明に係るデジタル放送送出装
置の概略ブロック構成図、図2は、本発明に係る第1の
デジタル放送受信装置の概略ブロック構成図、図3は、
本発明に係る第2のデジタル放送受信装置の概略ブロッ
ク構成図、図4は、本発明に係るデジタル放送の時刻同
期方法の説明に供する図、図5乃至図6は、本発明の要
部として位置付けられるオフセット情報が記述されるP
TSオフセットテーブルのデータ構造を示す図である。
【0040】なお、本発明に係るデジタル放送送受シス
テムについて、第1及び第2の2つの実施形態を例示し
て説明するが、これらの実施形態の説明において、両者
間で共通する部材間には共通の符号を付し、その重複し
た説明を省略する。
【0041】まず、本発明に係るデジタル放送の時刻同
期方法の概略について述べると、本時刻同期方法は、映
像、音声、又は各種データストリームを含む複数の時系
列情報を多重化して放送するデジタル放送の時刻同期方
法であって、多重化された時系列情報を送出側から送出
する際に、時系列情報における時間軸上の部分を含む番
組、すなわちイベントに対し、イベントの基準となるイ
ベント基準時間と、複数の時系列情報間における提示時
間同期の基準となる提示基準時間との間のオフセット時
間を含むオフセット情報を付加して伝送することによ
り、多重化された時系列情報の受信側における提示基準
時間とイベント基準時間とを精密に同期させるものであ
る。
【0042】本時刻同期方法によれば、多重化された時
系列情報を送出側から送出する際に、時系列情報におけ
る時間軸上の部分を含むイベントに対し、イベントの基
準となるイベント基準時間と、複数の時系列情報間にお
ける提示時間同期の基準となる提示基準時間との間のオ
フセット時間を含むオフセット情報を付加して伝送する
ようしたので、したがって、例えば、イベントインフォ
メーションテーブルEIT等に記述されるイベント時刻
の基準となるイベント基準時間を、正確な対応付けが困
難なイベント基準時計TDTに依存することなく、伝送
されたオフセット情報を参照して、提示基準時間に基づ
いて換算して得られることとなり、つまり、最終的に同
一の基準時間を用いることになる結果として、受信側に
おける提示基準時間とイベント基準時間とを精密に同期
させることができるのである。
【0043】次に、本時刻同期方法が用いられるデジタ
ル放送のデータ構造について、図5乃至図6を参照して
説明する。
【0044】オフセット情報POT (PTS Offset Ta
ble)、すなわちPTS (Presentation Time Stamp)オフ
セットテーブルは、例えばEITなどの番組内インデッ
クスで指定されるイベント時刻と、ISO/IEC11318-2 で
規定されるSTC(System Time Clock:時刻精密同期化;
42ビット、27MHz周期) の値との対応関係を表
す情報であり、PES(Packetized Elementary Stream)
パケットに含まれる提示時刻PTSの値を参照すること
により、PTSの精度での時間軸上の部分、すなわちセ
グメントの指定を行なうことができる。したがって、例
えば、ビデオ映像を構成する各静止画であるフレームの
精度でのセグメントの指定を行うことも十分可能であ
る。
【0045】PTSオフセットテーブルはサブテーブル
の集合であり、さらに、サブテーブルはある一つのイベ
ントとSTCの値との対応を含むテーブルであり、PT
Sオフセットセクションで構成される。
【0046】ここで、PTSオフセットセクションの各
フィールドに含まれるデータ項目について、図5乃至図
6を参照して以下に簡単に説明する。
【0047】table_id(テーブル識別61):この8ビ
ットのフィールドの値は、PTSオフセットセクション
を識別する際に用いられる。
【0048】section_syntax_indicator(セクションシ
ンタックス指示63):この1ビットのフィールドの値
は、常に「1」に設定されなくてはならない。
【0049】reserved(未定義65、69、81):将
来の機能拡張等に備えて予備的に設けられたフィールド
である。
【0050】section_length(セクション長67):こ
の12ビットのフィールドの値のうち、最初の2ビット
の値は「00」でなければならない。セクション長67の
値は、section_lengthフィールドの直後からCRC(Cyc
lic Redundancy Check:巡回冗長検査)85フィールド
に至るまでのセクションに含まれるバイト数を規定す
る。
【0051】version_number(バージョン番号71):
この5ビットのフィールドの値は、後述するpts_offset
_sectionのバージョン番号を示す。バージョン番号71
は、セクション中で伝送される情報が変更された場合
に、モジュロ32で1つずつインクリメントされなけれ
ばならない。
【0052】current_next_indicator(カレントネクス
ト指示73):この1ビットのフィールドの値は、常に
「1」に設定されなくてはならない。
【0053】section_number(セクション番号75):
この8ビットのフィールドの値は、常に「0x00」に設定
されなくてはならない。
【0054】last_section_number (最終セクション番
号75):この8ビットのフィールドの値は、常に「0x
00」に設定されなくてはならない。
【0055】event_id(イベント識別79):この16
ビットのフィールドの値は、イベント(番組)を識別す
る16ビットの数値である。PTSオフセットセクショ
ンは、イベント識別79により指定されるイベント(番
組)に関する。
【0056】pts_offset (PTSオフセット83): こ
の42ビットのフィールドの値は、27MHzの周期を
単位として規定される。PTSオフセット83の値は、
タイムコードの値が 「00:00:00:00」となる時点におけ
るSTCの値を示す。
【0057】上述したように、本時刻同期方法が用いら
れるデジタル放送のデータ構造によれば、複数の時系列
情報を多重化して放送するデジタル放送のデータ構造
は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベント
の基準となるイベント基準時間と、複数の時系列情報間
における提示時間同期の基準となる提示基準時間との間
のオフセット時間を含むオフセット情報が記述されるオ
フセット情報記述領域を含んで構成されるので、したが
って、例えば、多重化された時系列情報を送出側から送
出する際に、オフセット情報記述領域にオフセット情報
を記述して伝送すれば、EIT等に記述されるイベント
時刻の基準となるイベント基準時間を、正確な対応付け
が困難なイベント基準時計TDTに依存することなく、
伝送されたオフセット情報を参照して、提示基準時間に
基づいて換算して得られることとなり、つまり、最終的
に同一の基準時間を用いることになる結果として、受信
側における提示基準時間とイベント基準時間とを精密に
同期させることが可能になる。
【0058】次に、本時刻同期方法を採用した、本発明
の第1実施形態に係るデジタル放送送受システム1の概
略構成について述べると、図1乃至図2に示すように、
本第1実施形態に係るデジタル放送送受システム1は、
複数の時系列情報を多重化して放送するデジタル放送送
出装置3と、デジタル放送送出装置1で多重化して放送
された時系列情報を受信する第1のデジタル放送受信装
置5とを含んで構成されている。
【0059】デジタル放送送出装置3は、イベント基準
時計11と、イベントスケジューラ13と、映像格納部
15と、提示基準時計17と、MPEG−2ビデオエン
コーダ19と、オフセット情報付加手段として機能する
POT生成部21と、同様にオフセット情報付加手段と
して機能する多重化部23と、伝送手段として機能する
変調部25とを含んで構成されている。
【0060】イベント基準時計11は、イベント時刻の
基準となる1秒精度の日本標準時刻を出力する機能を有
している。
【0061】イベントスケジューラ13は、番組すなわ
ちイベントの放送時刻が時系列的に記述されたイベント
スケージュール情報を蓄積しており、このイベントスケ
ージュール情報と、イベント基準時計11から得られた
日本標準時刻とを参照して、例えばあるイベントが放送
開始時刻に到ったとき、該当するイベントの放送開始を
指示する旨のイベント開始情報を出力する機能を有して
いる。
【0062】映像格納部15は、例えばドラマ等のイベ
ント内容を蓄積するビデオテープレコーダ(VTR)な
どから構成され、イベントスケジューラ13からイベン
ト開始情報を受けたとき、該当するイベントの再生を開
始するイベント再生機能を有している。
【0063】なお、映像格納部15は、例えばドラマな
どの、送出装置3側に一旦蓄積後のイベントを放送する
蓄積型放送の際に用いられるものであり、生放送番組な
どの、送出装置3側に一旦蓄積することなくリアルタイ
ムで放送するリアルタイム型放送の際には省略又は素通
りとすることができる。
【0064】提示基準時計17は、複数の時系列情報間
における提示時間同期の基準となる提示基準時間を出力
する機能を有している。具体的には、提示基準時計17
は、STC (System Time Clock)と呼ばれる42ビッ
ト、27MHz周期のサンプリングレート精度の基準時
間情報を出力する。
【0065】MPEG−2ビデオエンコーダ19は、映
像格納部15から送出されたイベント内容を含むビデオ
・ストリームを、MPEG−2ビデオの規格に準拠して
圧縮し、PESパケットの形態で出力する機能を有して
いる。このとき、PESパケット内には、提示基準時計
17から送られた提示基準時間STCを参照して、提示
時刻PTSが付加される。
【0066】POT生成部21は、イベントスケジュー
ラ13からイベント開始情報を受けたとき、提示基準時
計17から送られた提示基準時間STCを参照して、イ
ベント開始情報を受け取った瞬間のSTCの値を読み取
り、読み取ったSTC値を、オフセット情報POTの形
態に変換して出力する機能を有している。
【0067】多重化部23は、MPEG−2ビデオエン
コーダ19から送出されるPESパケット、及び図示し
ないMPEG−2オーディオエンコーダから送出される
PESパケット等を多重化するとともに、この多重化に
より得られたTS(TransportStream:トランスポートス
トリーム)パケットに、POT生成部21から出力され
たオフセット情報POT、及び提示基準時計17から送
られた提示基準時間STCを参照して得られるPCR
(Program Clock Reference)と呼ばれるプログラム時刻
基準参照値を付加して出力する機能を有している。な
お、プログラム時刻基準参照値PCRはTSパケットの
ヘッダ部分に付加されて伝送される一方、オフセット情
報POTはセクション形式で付加されて伝送される。
【0068】そして、変調部25は、多重化部23から
送出されたTSパケットに対して所定の変調処理を施
し、変調処理後のTSパケットを出力する機能を有して
構成されている。
【0069】一方、第1のデジタル放送受信装置5は、
復調部31と、TSデコーダ33と、PESデコーダ3
5と、基準計時部37と、MPEG−2ビデオデコーダ
39と、オフセット情報取得手段として機能するテーブ
ル構成部41と、時間同期手段、及び時間換算手段とし
て機能する時間換算部43と、を含んで構成されてい
る。
【0070】復調部31は、デジタル放送送出装置3側
から伝送されたオフセット情報POTを含むTSパケッ
トに対して所定の復調処理を施し、復調処理後のTSパ
ケットを出力する機能を有している。
【0071】TSデコーダ33は、復調部31から送出
された復調処理後のTSパケットに含まれるヘッダ部分
からプログラム時刻基準参照値PCRを取り出して出力
する一方、復調処理後のTSパケットに含まれるペイロ
ードと呼ばれる部分を取り出して出力する機能を有して
いる。
【0072】PESデコーダ35は、TSデコーダ33
から送出されたペイロード部分に含まれる映像又は音声
等の複数の時系列情報をその種別毎に分離して取り出
し、取り出した複数の時系列情報を各自の待ち行列に蓄
積しておき、蓄積された複数の時系列情報を、MPEG
−2ビデオデコーダ39、又は図示しないMPEG−2
オーディオデコーダ等からの要求に応じて、所定の基準
クロックSTCに同期させて出力する機能を有してい
る。
【0073】基準計時部37は、PLL (Phase Locked
Loop:位相ロックループ)と呼ばれる位相固定機能を用
いて、TSデコーダ33から入力したプログラム時刻基
準参照値PCRに基づいて、送出装置3側の提示基準時
間STCを正確に再現することにより、送出装置3側と
受信装置5側の基準クロックを同期させる機能を有して
いる。
【0074】MPEG−2ビデオデコーダ39は、基準
計時部37で再現された提示基準時間STCを用いて、
STCの値が提示時刻PTSに一致するように時系列情
報を、PESデコーダ35内の該当する待ち行列から取
り出し、取り出した時系列情報を、MPEG−2ビデオ
の規格に準拠して伸長し、ビデオ・ストリームの形態で
出力する機能を有している。
【0075】テーブル構成部41は、PESデコーダ3
5からの出力から、セクション形式で付加されたオフセ
ット情報POTを抽出する機能を有している。
【0076】時間換算部43は、テーブル構成部41で
抽出されたオフセット情報POTを参照して、基準計時
部37で再現された提示基準時間STCに基づいて、例
えばテーブル構成部41から出力されるイベントインフ
ォメーションテーブルEITに記述されたイベント時刻
を換算して取得し、取得した高精度のイベント時刻を出
力する機能を有している。具体的には、時間換算部43
は、提示基準時間STCからオフセット情報POTに記
述されたオフセット時間を差し引くことにより、時間的
な誤差が補正された高精度のイベント時刻等の時間情報
を取得するようにしている。
【0077】なお、時間換算部43は、第2のデジタル
放送受信装置7がオフセット情報POTを受け取れなか
った場合の付加的な機能として、テーブル構成部41か
ら出力される、DVB-SIで規定されるTDT (Time and D
ate Table)と呼ばれる1秒精度の「年月日時分秒」を含
むイベント基準時計を用いて、イベント時刻等の時間情
報を得る機能を含むように構成することもできる。この
イベント基準時計を用いれば、1秒精度の大まかな時刻
を指定できる。特に、イベントの先頭を指定する場合に
は、EITの情報を併用することも可能である。
【0078】次に、本時刻同期方法を採用した、本発明
の第2実施形態に係るデジタル放送送受システム2の概
略構成について述べると、図1及び図3に示すように、
本第2実施形態に係るデジタル放送送受システム2は、
デジタル放送送出装置3と、デジタル放送送出装置1で
多重化して放送された時系列情報を受信する第2のデジ
タル放送受信装置7とを含んで構成されている。なお、
デジタル放送送出装置3は、上述した第1実施形態に係
るデジタル放送送受システム1で説明したものと共通で
あるため、その説明は省略する。
【0079】第2のデジタル放送受信装置7は、復調部
31と、TSデコーダ33と、PESデコーダ35と、
基準計時部37と、MPEG−2ビデオデコーダ39
と、オフセット情報取得手段として機能するテーブル構
成部41と、時刻指定部51と、時間同期手段、及び時
間換算手段として機能する提示基準時間換算部53と、
時刻比較部55と、時系列選択部57と、を含んで構成
されている。
【0080】上述した第2のデジタル放送受信装置7の
構成部材のうち、第2のデジタル放送受信装置7に特有
の、時刻指定部51、提示基準時間換算部53、時刻比
較部55、及び時系列選択部57について以下に説明す
る。
【0081】時刻指定部51は、イベント時刻を数値入
力等により操作者が指定する際に用いられるものであ
り、例えばテンキーを備えたキーボード等を採用するこ
とができる。なお、時刻指定部51は、テーブル構成部
41から出力されるEITに記述された複数のイベント
のうち、自身の嗜好に適合した所望のイベントを選択す
ることにより、イベント時刻を指定する際に用いること
もできる。
【0082】提示基準時間換算部53は、テーブル構成
部41で抽出されたオフセット情報POTを参照して、
時刻指定部51を用いて指定されたイベント時刻に基づ
いて、提示基準時間を換算して出力する機能を有してい
る。
【0083】時刻比較部55は、第2のデジタル放送受
信装置7がオフセット情報POTを受け取れなかった場
合に備えて予備的に設けられたものであり、テーブル構
成部41から出力されるイベント基準時計TDTを用い
て、時刻指定部51で指定されたイベント時刻を1秒精
度で出力する機能を有している。
【0084】時系列選択部57は、提示基準時間換算部
53で得られた提示基準時間と、PESデコーダ35か
ら送られたPESパケットに含まれる提示時刻PTSと
を比較し、提示時刻PTSが提示基準時間の値と一致す
るように時系列情報を選択して取り出すことにより、例
えば特定シーン等の指定された部分映像を切り出す機能
を有している。
【0085】また、時系列選択部57は、第2のデジタ
ル放送受信装置7がオフセット情報POTを受け取れな
かった場合には、時刻比較部55から出力されたイベン
ト指定時刻を入力し、入力したイベント指定時刻と、P
ESデコーダ35から送られた提示時刻PTSとを比較
して、提示時刻PTSがイベント指定時刻と一致するよ
うに時系列情報を選択して取り出すことにより、例えば
指定された部分映像を切り出す機能を有して構成されて
いる。
【0086】次に、第1実施形態に係るデジタル放送送
受システム1の概略動作について述べると、第1実施形
態に係るデジタル放送送受システム1によれば、デジタ
ル放送送出装置3は、時系列情報における時間軸上の部
分を含むイベントに対し、複数の時系列情報間における
提示時間同期の基準となる第1の精度を呈する提示基準
時間、すなわち42ビット、27MHz周期のサンプリ
ングレート精度の提示基準時間STCと、イベントの基
準となる、第1の精度より低い第2の精度を呈するイベ
ント基準時間との間の、オフセット関係を記述したオフ
セット情報POTを付加して伝送する一方、第1のデジ
タル放送受信装置5は、デジタル放送送出装置3から伝
送されたオフセット情報POTを参照して、提示基準時
間STCに基づいてイベント基準時間、たとえばイベン
ト時刻を換算して得ることにより、提示基準時間STC
と、イベント基準時間とを精密に同期させることが可能
なデジタル放送送受システム1を得ることができる。
【0087】一方、第2実施形態に係るデジタル放送送
受システム2の概略動作について述べると、デジタル放
送送出装置3は、時系列情報における時間軸上の部分を
含むイベントに対し、複数の時系列情報間における提示
時間同期の基準となる第1の精度を呈する提示基準時
間、すなわち42ビット、27MHz周期のサンプリン
グレート精度の提示基準時間STCと、イベントの基準
となる、第1の精度より低い第2の精度を呈するイベン
ト基準時間との間の、オフセット関係を記述したオフセ
ット情報POTを付加して伝送する一方、第2のデジタ
ル放送受信装置7は、デジタル放送送出装置3から伝送
されたオフセット情報POTを参照して、イベント基準
時間に基づいて提示基準時間を換算して得ることによ
り、提示基準時間と、イベント基準時間とを精密に同期
させることが可能なデジタル放送送受システム2を得る
ことができる。
【0088】次に、本第1実施形態に係るデジタル放送
受信装置5の概略動作について述べると、本第1実施形
態に係るデジタル放送受信装置5によれば、MPEG−
2ビデオデコーダ39は、基準計時部37で再現された
提示基準時間STCを用いて、STCの値が提示時刻P
TSに一致するように時系列情報を、PESデコーダ3
5内の該当する待ち行列から取り出し、取り出した時系
列情報を、MPEG−2ビデオの規格に準拠して伸長
し、ビデオ・ストリームの形態で出力する一方、時間換
算部43は、テーブル構成部41で抽出されたオフセッ
ト情報POTを参照して、基準計時部37で再現された
提示基準時間STCに基づいて、例えばテーブル構成部
41から出力されるイベントインフォメーションテーブ
ルEITに記述されたイベント時刻を換算して取得し、
取得した高精度のイベント時刻を出力することができ
る。
【0089】さらに、本第1実施形態に係るデジタル放
送受信装置5から出力される高精度のイベント時刻の利
用用途の一例について述べると、ビデオ・ストリーム
と、高精度のイベント時刻とは、例えば、受信装置5に
接続されたVTRなどの録画装置に入力され、これらの
入力を受けて録画装置は、指定されたイベント時刻が到
来したとき、該当するイベントの録画を開始するのであ
る。これにより、高精度のイベント時刻を用いて、イベ
ントを録画等の利用の用途に供することが可能となる。
【0090】さらに、本第2実施形態に係るデジタル放
送受信装置7の概略動作について述べると、本第2実施
形態に係るデジタル放送受信装置7によれば、MPEG
−2ビデオデコーダ39は、基準計時部37で再現され
た提示基準時間STCを用いて、STCの値が提示時刻
PTSに一致するように時系列情報を、PESデコーダ
35内の該当する待ち行列から取り出し、取り出した時
系列情報を、MPEG−2ビデオの規格に準拠して伸長
し、ビデオ・ストリームの形態で出力する一方、提示時
間時間換算部53は、テーブル構成部41で抽出された
オフセット情報POTを参照して、時刻指定部51を用
いて指定されたイベント時刻に基づいて、提示基準時間
を換算して出力し、これを受けて時系列選択部57は、
提示基準時間換算部53で得られた提示基準時間と、P
ESデコーダ35から送られたPESパケットに含まれ
る提示時刻PTSとを比較して、提示時刻PTSが提示
基準時間の値と一致するように時系列情報を選択して取
り出すことにより、時刻指定部51で指定された部分映
像を切り出すことができる。
【0091】なお、第2のデジタル放送受信装置7がオ
フセット情報POTを受け取れなかった場合において、
時刻比較部55は、テーブル構成部41から出力される
イベント基準時計TDTを用いて、時刻指定部51で指
定されたイベント時刻を1秒精度で出力し、これを受け
て時系列選択部57は、時刻比較部55から入力したイ
ベント指定時刻と、PESデコーダ35から送られた提
示時刻PTSとを比較して、提示時刻PTSがイベント
指定時刻と一致するように時系列情報を選択して取り出
すことにより、指定された部分映像を切り出すこともで
きる。
【0092】最後に、本発明に係るデジタル放送の時刻
同期方法について、図4を参照してさらに説明する。
【0093】同図に示すように、まず、送出装置は、イ
ベントの先頭からの相対時間が「00:00:00:00 」の時点
で、PTSの値PTS0に対応するSTCの値であるS
TC0を、送出時の実績から求め、この値を、42ビッ
ト、27MHz周期のサンプリングレート精度のPTS
オフセット符号POTの形態で伝送する。
【0094】一方、受信装置は、例えば、先頭から「0
0:25:42:18 」フレーム目を指定する場合には、27M
HzのSTCが「00:25:42:18 」フレーム分の映像を提
示する間に増加する値を、STC0に加算した和STC
1を求める。次に、その和STC1を、90kHzのP
TSに換算することでPTS1を得て、PTSの値に対
応するフレームを参照することができる。
【0095】なお、PTSオフセット符号POTは、複
数の各イベント毎に関連付けて伝送されるが、イベント
に関連付けるevent_idに代えて時刻と関連付けるフィー
ルドに変更することで、1日毎、1時間毎といった一定
時間毎にオフセットを関連付けてもよいし、イベントと
独立して必要に応じて適宜関連付けても良い。
【0096】また、イベントより細かい、シーンやカッ
トといった単位に対して適用できることはいうまでもな
い。しかも、PTSオフセット符号POTは、イベント
先頭からの相対時間と、実時刻の両方に利用可能であ
る。
【0097】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、請求の範囲内において適宜の変更
を加えることにより、その他の態様で実施することが可
能である。
【0098】すなわち、例えば、本発明に係る実施形態
の説明において、時系列情報として映像ストリームを中
心に取り扱う形態を例示して説明したが、本発明はこの
形態に限定されることなく、例えば、時系列情報とし
て、音声ストリーム、又はその他のデータストリームを
取り扱う場合にも適用することができることは言うまで
もない。
【0099】また、EIT等で指定されるイベント時刻
の基準となるイベント基準時計は、必ずしも現在時刻を
表わす時計でなくてもよい。何らかの相対時刻を表わす
時計であっても動作は全く同様に行なわれる。したがっ
て、本発明によれば、EIT等で指定するイベント時刻
を、実時刻とは独立した相対時刻によって表現すること
が可能である。
【0100】さらに、提示時刻PTSに代えて、受信装
置でMPEG−2ビデオをデコードする時刻DTS (De
code Time Stamp)に対するオフセットを用いることも可
能である。
【0101】最後に、本発明に係るデジタル放送の時刻
同期方法は、従来の方式に対して互換性が確保されてい
ることを強調しておく。
【0102】すなわち、送信側で従来のTDTに加えて
本発明によるオフセット情報POTを送出すれば、従来
の受信装置は従来通りの粗い同期で動作することが可能
であると同時に、本発明に係る受信装置は精密な同期で
動作することが可能である。このため、PTSオフセッ
ト符号POTは、PTSオフセット符号POTを理解す
る機能のない受信装置との互換性を確保することを考慮
したデータ構造とされる。更には、イベント毎に要求さ
れる同期精度に応じて、PTSオフセット符号POTを
送出したり、又はPOTを送出しなかったりといった柔
軟な運用も可能である。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、多重化された時系列情
報を送出側から送出する際に、時系列情報における時間
軸上の部分を含むイベントに対し、イベントの基準とな
るイベント基準時間と、複数の時系列情報間における提
示時間同期の基準となる提示基準時間との間のオフセッ
ト時間を含むオフセット情報を付加して伝送するようし
たので、したがって、例えば、EIT等に記述されるイ
ベント時刻の基準となるイベント基準時間を、正確な対
応付けが困難なイベント基準時計TDTに依存すること
なく、伝送されたオフセット情報を参照して、提示基準
時間に基づいて換算して得られることとなり、つまり、
最終的に同一の基準時間を用いることになる結果とし
て、受信側における提示基準時間とイベント基準時間と
を精密に同期させることができる。
【0104】また、本発明によれば、例えば、EIT等
に記述されるイベント時刻の基準となるイベント基準時
間を、正確な対応付けが困難なイベント基準時計TDT
に依存することなく、伝送されたオフセット情報を参照
して、提示基準時間に基づいて換算して得られることと
なり、つまり、最終的に同一の基準時間を用いることに
なる結果として、デジタル放送の受信側における提示基
準時間とイベント基準時間とを精密に同期させることが
可能なデジタル放送送出装置を得ることができる。
【0105】さらに、本発明によれば、例えば、EIT
等に記述されるイベント時刻の基準となるイベント基準
時間を、正確な対応付けが困難なイベント基準時計TD
Tに依存することなく、取得したオフセット情報を参照
して、提示基準時間に基づいて換算して得られることと
なり、つまり、最終的に同一の基準時間を用いることに
なる結果として、提示基準時間とイベント基準時間とを
精密に同期させることが可能なデジタル放送受信装置を
得ることができる。
【0106】さらにまた、本発明によれば、オフセット
情報取得手段で取得したオフセット情報を参照して、提
示基準時間に基づいてイベント基準時間を換算して得る
ようにしたので、したがって、得られたイベント基準時
間を提示基準時間に対して精密に同期させることが可能
なデジタル放送受信装置を得ることができる。
【0107】しかも、本発明によれば、オフセット情報
取得手段で取得したオフセット情報を参照して、イベン
ト基準時間に基づいて提示基準時間を換算して得るよう
にしたので、したがって、得られた提示基準時間をイベ
ント基準時間に対して精密に同期させることが可能なデ
ジタル放送受信装置を得ることができる。
【0108】一方、本発明によれば、デジタル放送送出
装置は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベ
ントに対し、複数の時系列情報間における提示時間同期
の基準となる第1の精度を呈する提示基準時間と、イベ
ントの基準となる、第1の精度より低い第2の精度を呈
するイベント基準時間との間の、オフセット関係を記述
したオフセット情報を付加して伝送する一方、デジタル
放送受信装置は、デジタル放送送出装置から伝送された
オフセット情報を参照して、提示基準時間に基づいてイ
ベント基準時間を換算して得ることにより、提示基準時
間と、イベント基準時間とを精密に同期させるので、し
たがって、得られたイベント基準時間を提示基準時間に
対して精密に同期させることが可能なデジタル放送送受
システムを得ることができる。
【0109】また、本発明によれば、デジタル放送送出
装置は、時系列情報における時間軸上の部分を含むイベ
ントに対し、複数の時系列情報間における提示時間同期
の基準となる第1の精度を呈する提示基準時間と、イベ
ントの基準となる、第1の精度より低い第2の精度を呈
するイベント基準時間との間の、オフセット関係を記述
したオフセット情報を付加して伝送する一方、デジタル
放送受信装置は、デジタル放送送出装置から伝送された
オフセット情報を参照して、イベント基準時間に基づい
て提示基準時間を換算して得ることにより、提示基準時
間と、イベント基準時間とを精密に同期させるので、し
たがって、得られた提示基準時間をイベント基準時間に
対して精密に同期させることが可能なデジタル放送送受
システムを得ることができる。
【0110】そして、本発明によれば、複数の時系列情
報を多重化して放送するデジタル放送のデータ構造は、
時系列情報における時間軸上の部分を含むイベントの基
準となるイベント基準時間と、複数の時系列情報間にお
ける提示時間同期の基準となる提示基準時間との間のオ
フセット時間を含むオフセット情報が記述されるオフセ
ット情報記述領域を含んで構成されるので、したがっ
て、例えば、多重化された時系列情報を送出側から送出
する際に、オフセット情報記述領域にオフセット情報を
記述して伝送すれば、EIT等に記述されるイベント時
刻の基準となるイベント基準時間を、正確な対応付けが
困難なイベント基準時計TDTに依存することなく、伝
送されたオフセット情報を参照して、提示基準時間に基
づいて換算して得られることとなり、つまり、最終的に
同一の基準時間を用いることになる結果として、受信側
における提示基準時間とイベント基準時間とを精密に同
期させることができるというきわめて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るデジタル放送送出装置の
概略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明に係る第1のデジタル放送受信
装置の概略ブロック構成図である。
【図3】図3は、本発明に係る第2のデジタル放送受信
装置の概略ブロック構成図である。
【図4】図4は、本発明に係るデジタル放送の時刻同期
方法の説明図である。
【図5】図5は、本発明の要部として位置付けられるオ
フセット情報が記述されるPTSオフセットテーブルの
データ構造を示す図である。
【図6】図6は、本発明の要部として位置付けられるオ
フセット情報が記述されるPTSオフセットテーブルの
データ構造を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のデジタル放送送受システム 2 第1のデジタル放送送受システム 3 デジタル放送送出装置 5 第1のデジタル放送受信装置 7 第2のデジタル放送受信装置 11 イベント基準時計 13 イベントスケジューラ 15 映像格納部 17 提示基準時計 19 MPEG−2ビデオエンコーダ 21 POT生成部(オフセット情報付加手段) 23 多重化部(オフセット情報付加手段) 25 変調部(伝送手段) 31 復調部 33 TSデコーダ 35 PESデコーダ 37 基準計時部 39 MPEG−2ビデオデコーダ 41 テーブル構成部(オフセット情報取得手段) 43 時間換算部(時間同期手段、及び時間換算手段) 51 時刻指定部 53 提示基準時間換算部(時間同期手段、及び時間換
算手段) 55 時刻比較部 57 時系列選択部 61 テーブル識別 63 セクションシンタックス指示 65,69,81 未定義 67 セクション長 71 バージョン番号 73 カレントネクスト指示 75 セクション番号 77 最終セクション番号 79 イベント識別 83 PTSオフセット符号 85 CRC(巡回冗長検査)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保木 準一 東京都台東区西浅草1丁目1番1号 株 式会社 次世代情報放送システム研究所 内 (72)発明者 木村 武史 東京都台東区西浅草1丁目1番1号 株 式会社 次世代情報放送システム研究所 内 (72)発明者 青木 勝典 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 河合 直樹 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 磯部 忠 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 平9−23403(JP,A) 特開 平9−205618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/06 H04H 1/00 H04L 7/00 H04N 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベントの基準となるイベント基準時間
    よりも高い精度を有し、イベントの開始時刻に対応する
    提示基準時間の値をオフセット情報として出力するPO
    T生成部と、 複数の時系列情報を多重化したTSパケットに前記オフ
    セット情報を付加して出力する多重化部と、 前記多重化部から出力される前記オフセット情報が付加
    されたTSパケットに変調処理して送出する変調部と、 を備える デジタル放送送出装置。
  2. 【請求項2】 イベントの開始時刻に到ったときイベン
    ト開始情報を出力するイベントスケジューラを設け、前
    記POT生成部は前記イベント開始情報を受け取ったと
    きの提示基準時間の値を読み取ることを特徴とする請求
    項1記載のデジタル放送送出装置。
  3. 【請求項3】 プログラム時刻基準参照値を前記TSパ
    ケットに付加することを特徴とする請求項2記載のデジ
    タル放送送出装置。
  4. 【請求項4】 前記オフセット情報はセクション形式で
    付加されることを特徴とする請求項3記載のデジタル放
    送送出装置。
  5. 【請求項5】 デジタル放送送出装置から伝送されるデ
    ジタル放送のデータ構造であって、 イベントの基準となるイベント基準時間よりも高い精度
    を有し、イベントの開始時刻に対応する提示基準時間の
    値を含むオフセット情報を有することを特徴とする デジ
    タル放送のデータ構造。
JP17039698A 1998-06-17 1998-06-17 デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造 Expired - Lifetime JP3462087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17039698A JP3462087B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17039698A JP3462087B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003123591A Division JP4256715B2 (ja) 2003-04-28 2003-04-28 デジタル放送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000004210A JP2000004210A (ja) 2000-01-07
JP3462087B2 true JP3462087B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=15904161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17039698A Expired - Lifetime JP3462087B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3462087B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061828A (ja) * 2010-10-25 2011-03-24 Sony Corp Mpeg方式のトランスポートストリーム送受信システム
JP6510205B2 (ja) * 2013-10-11 2019-05-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 送信方法、受信方法、送信装置および受信装置
JP5708866B1 (ja) * 2014-04-10 2015-04-30 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000004210A (ja) 2000-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4481444B2 (ja) 画像符号化装置
US6973258B1 (en) Method and apparatus for recording digital data streams
US7174560B1 (en) Method of synchronizing events with a digital television audio-visual program
JP2003500948A (ja) 情報信号のパケット化されたストリームをタイムスタンプを持つ情報信号のストリームへ及びその逆へ変換する方法
JP4248703B2 (ja) ストリーム多重化装置、データ放送装置
JP4812171B2 (ja) データ受信方法およびデータ受信装置
AU2006201090A1 (en) Digital broadcasting recording/reproducing apparatus and method for the same
JP4339524B2 (ja) データ伝送方法、データ伝送装置、データ受信方法、データ受信装置、データ記録方法およびデータ記録装置
US7346055B2 (en) Method and system for co-relating transport packets on different channels using a unique packet identifier
JPH10334615A (ja) 基準クロック再生装置および記録装置
JP2018182677A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体製造方法
JP4387064B2 (ja) データ伝送方法およびデータ伝送装置
US20040042459A1 (en) Method and system for co-relating transport packets on different channels using a packet prioritization scheme
JP3804099B2 (ja) 映像素材供給装置及び方法、映像素材挿入装置及び方法
US7434248B2 (en) Broadcast system and apparatus, sync information replacing apparatus and method, program, and recording medium recording the program
JP6957186B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体製造方法
JP3462087B2 (ja) デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造
JP3893643B2 (ja) 信号多重化方法およびそれを用いた伝送信号生成装置
EP3280147A1 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving broadcast signal
KR100468163B1 (ko) 디지털 비디오 수신기 및 그 스트림 생성방법
JP4256715B2 (ja) デジタル放送受信装置
US20050069289A1 (en) Transport stream recording/editing device and recording/editing method
JPH11205789A (ja) Mpeg2トランスポートストリーム伝送レート変換装 置
JP2003259312A (ja) 字幕番組データ変換装置
JP2002101395A (ja) 多重化装置及び方法、並びに、復号装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term